更新情報早見ページです。

*ホームページの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。
買ったらすぐに聞く作品もありますが、とりあえず棚に並べる・・・と言う作品もかなりあります(゜゜)\バキッ☆。

(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので。
新規に感想やデータをアップしたものをここで、過去一ヶ月分についてまとめて紹介します。

ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m。
一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_ _)m。
また、ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。


*今月のトピックス

*神父と悪魔、ふしぎ遊戯はシリーズ扱いです。

*メーカー・ランティス、単独ページに移行しました。

*緒方恵美さん、50タイトル突破しました。

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*感想アップ一覧

エターナルガーディアン聖戦士伝説 
第一部第三章「セレネイド」
アンジェリーク外伝2
〜緋の輪郭Vol.3〜
彩雲国物語 セカンドシーズン番外編3
奔流の愛〜邵可と黎深と悠舜〜
Cafe’吉&ICS R3 三つの色の花語り アニメ店長 最白V 沈黙の即売会
レジェンド・オブ・クリスタニア 3 
邂逅の森
ウェディング・ドレスに紅いバラ3
〜ブラッディ・ティーをもう一杯〜
Saint Beast
アナザードラマCD3 〜more〜
switch Vol.3 獏狩り 3 夢桜篇 ナデプロ!!3
ポーの一族3 S.S.D.S
愛の解体新書 レボリューション3
7SEEDS 3 春の章
遙か2&3 キャラコレ3
地の朱雀 彰紋&武蔵坊弁慶(S)
プティフール キャラクターソングCD3
松尾勇&武梨静(S)
スレイヤーズNEXT 
SOUND BIBLE V(S)
幸せのLEVEL Part3(B) 腐った教師の方程式 3・再(B) BL裏話 SPECIAL Part.3(B)
桃色御伽草紙
〜MOMOCAN 3〜(B)
エデンを遠く離れて 
切ない夜の楽園(B)
ボーダー・ライン3(B)
二重螺旋3 攣哀感情(B) うたうたいの恋 Vol.3(B) 豪華客船で恋は始まる 3(B)

*感想アップしたもの

エターナルガーディアン
聖戦士伝説 
第一部第三章「セレネイド」

平詩野 バナナジュースカンパニー 2005年7月5日 BJCAー0012
OPテーマ「Crossing Load」(唄/鈴村健一・鳥海浩輔)
ACT1「影の策略」  
ACT2「引き寄せられる絆」  
ACT3「光を恐れる影」  
ACT4「過去への贖罪」
ACT5「永遠の出会い、しばしの別れ」  
EDテーマ(唄/福山潤・吉野裕行)
森川智之(キリー)、鳥海浩輔(アージャ)、諏訪部順一(デュラン)
福山潤(アイザック)。吉野裕行(ラーディス)、子安武人(エオル)
乃村健次(アルジュナ)、真地勇志(ハラルド/ナレーション)、櫻井孝宏(ミステル)
小林清志(ラフト)、関智一(ルーファス)、中井和哉(ケイン)
聖騎士の1人・デュランが、フォルトゥーナ国から姿を消してしまう。
その頃、地中に埋もれていた神殿が見つかったとの知らせを受けて。アージャ・アイザック・ラーディスの3人は、フリゲート封印に関係があるかもしれない・・・とその神殿に赴く。そこで、デュランの姿を見かけた彼らは・・・
構想は、きっと壮大で素晴らしい物があったと想うんですよ。
闇に封じられたフリゲートの身体を巡って、復活を阻止したい聖騎士の方々と、封印の鍵となっている聖剣を護っているソードマスターの方々と。そして、復活させたい闇魔将と三つ巴の戦いとなっていく・・・

メインとなっている聖騎士様達は、それぞれが王国の関係者で(大笑)、過去にもいろいろと抱えている。だけど、今は同じ王国の騎士として仲間として、一緒に居る事を望んでいる・・私の帰る場所はここなんだ!みたいな状態になっていると・・。

光対闇の壮大な戦いだけど、闇と言われている人たちにも都合と言うか事情が沢山あって。悪の魔法使い(大笑)に操られているだろう王様の命令を聞かないといけない・・・・。そこに、いろいろな葛藤もあるけれど。引き返す事は出来ずに対峙する方向でお話は進む。

でもって・・こういうパーツを集めるお話の定番として(大笑)、良いところまで主人公達のチームが頑張るけど。あともうちょっと・・・の所で、闇さんに奪われてしまう!
そして、永遠を生きるソードマスターだから、どちらかに与して戦う事は出来ない!と言う立場を貫いていた人たちも、パーツを集められてしまって、復活の儀式が始まります!みたいな時に主人公達と力を合わせる事を決意する・・・

まぁ・・身体のパーツも数があるし。聖騎士様は、12人となっているし(大笑)。闇魔将さんも、人数がいるとなると。
それぞれのキャラクターにドラマがあるとなったら!!最終決戦までに、それらを小出しにしていけば凄いお話になったはずなんですよ。えぇ・・多分・・。

でもね・・なんとなくですが。お話がね、もたついていますよね。
第一!!他のメンバーに迷惑をかけるから・・・と暗殺者に命を狙われたデュランは皆の前から姿を消したはずなのに。そこで仲間と出会ったら、一緒に行動しているじゃない・・
おいっ!!そこで「実は・・」って打ち明けるくらいなら、最初から姿を消して心配かけるなよ。
しかも、君の腕があったら、暗殺者を返り討ちに出来るじゃない・・あぁもう!!何のために君は皆に内緒で国を出たんだ?!!
いや・・意味はあるんですよね。彼が国から出た事で、傭兵時代にお世話になった人(自分が原因で死んだと想っていた人)が、実はソードマスターだった。生きていた!死んではいなかった!と出くわす事になるわけですから。
しかし、フリゲートの身体の一部を奪われてフォルトゥーナに戻った一行のはずなのに。積年の呵責から逃れることが出来たのか?不在の間に王様達が手を打ってくれたからか?デュランくんってば明るく剣の稽古をつけてやってるし・・・
うーん・・・この1部ではデュラン君の出番は他の騎士様に比べると多いと想ってしまいました。

実は生きていました!のケイン君はそこそこ強そうでしたが。関智一さんが演じたルーファスさんがね・・なんとなく、予想がつくんですもの。
あ、こいつは絶対に剣を奪われてしまうなって(大笑)。

今、登場しただけで剣を奪われてしまう展開が読めてしまった事は、ダメじゃん!と書こうとして。ふと気が付きました。
・・・登場しただけで役割を想像出来てしまう人物像って、凄い事のかな?一つのお約束と言うのか、予測を裏切らないキャラの登場だな!って分からせるのも大事な事かもしれないな・・・と思ってしまいました。
だって、人物描写がないドラマCDで。声だけで分からせるんですものね。って、嫌みに聞こえてきた(^^;

と言うところで。お話としては、風呂敷広げるだけ広げておいて。そこでお終いと言う最悪な状態ですし。キャラも、ちょっと甘いと言うか・・・まぁ・・なんですが。
キャストは本当に豪華だったのよ。うん・・・今回出てきたケインの中井さんに、ルーファスの関智一さん。あぁ!是非ともソードマスターさんを全員集合させてみたかった・・・。
そして、何よりも。悪の魔法使いの小林さん!うわぁ・・もう、これだけでこのCDはOK!!と思ってしまった私って・・私って・・(^^;。
森川さんの光の騎士様も良かったし、櫻井さんの強気な悪役も良い感じだし。うん・・本当に、この作品って声だけは褒められるかな?

アンジェリーク外伝2
〜緋の輪郭Vol.3〜太陽の記憶

光栄 1998年6月1日 KECHー1129
速水奨(ジュリアス)、塩沢兼人(クラヴィス)、堀内賢雄(オスカー)
飛田展男(リュミエール)、林延年(ランディ)、岩田光央(ゼフェル)
結城比呂(マルセル)、子安武人(オリヴィエ)、関俊彦(ルヴァ)


新山志保(子供時代のジュリアス)、津村まこと(子供時代のクラヴィス)
折笠愛(サラ)、小上裕通(惑星シャガの男)
マルセルの花畑を無茶苦茶にしてしまったゼフェル。彼は、ソリティアの意志を確認すべくジュリアスの下に向かう。その会話の中から、ジュリアスもソリティアの本当の意志を知るのだった。しかし、失意のマルセルは、ゼフェルが作った偽造パスを使って聖地の外に出てしまっていた・・・・
緋の輪郭の2巻目を聴いた時、おぉ!アンジェリークのドラマCDもここに来て面白くなってきた!と書いたのですが・・・。
(・・・が、って続く時には大抵けなし文句が続くのですが。まぁ、その通りです(゜゜)\バキッ☆)

うん・・面白い構成と、ランディの空想の中でのゼフェラドンの大襲撃が続いているのは、もう良いかな?と言う感じが正直しました(大笑)。2巻までは、マルセルを人質に取ってのゼフェラドンの大襲撃は面白かったんですよ。
ルヴァの説得も意味がなく、ランディも手が出せず。2巻では、クラヴィスやジュリアスの呼びかけにも応じなくて。無茶苦茶や・・と言うか、キャラのままで呼びかけてどうするよ・・説得する意志ないだろう?と笑ってしまいました。

また、CDの冒頭が。前の緑の守護聖であるカティスが残したワインを見つけて皆で飲み明かしているパーティシーンから始まっていました。
どうなるか分からない「歌う惑星」のような事件ではなく、過去にあった事件を振り返っていると言う時点で。
いろいろ大変だったけど、全ては丸く収まって。生死の境を彷徨ったにしても、皆が無事で解決したんだなと安心して聴くことが出来るのは良いんです。どっちにしたって、守護聖様が欠ける事はないのですから(でないと、女王選抜の試験の時に彼らが居ない事になってしまい。金色の髪の女王候補であるアンジェリークことゲームプレイヤーの私が来た時に、守護聖様と恋に堕ちることが出来ないじゃない??それは可笑しいし(大笑))、絶対的な悲劇はないと予想出来るストーリーではあります。

お話の「守護聖が捨て去ろうとした、マイナスの思考が集まってソリティアを形勢してしまった」と言う重い内容とは裏腹な明るいパーティの様子は、本当に馬鹿騒ぎをしています!!が伝わってきて嬉しかったのです。
そして、1巻同様2巻でも入っていた時には。へぇ〜こういう前置きと言うか、現在から過去を振り返る視点の構成は、悪くはないけど。いきなりお話の続きに入らないで、2巻でもパーティから入っちゃいましたかぁ・・大抵は、1巻の冒頭でやったなら。続きでスタートさせちゃうんだけど。珍しいよね・・
と思って、2巻は好印象で受け止めたのですが。実は、3巻を聴く前に。2度ある事は3度あるとは言うけれど。いくら好評だったからと、それを2度も3度もやったらいい加減怒るよ?なんて思い始めていたところでしたので。
そこから入った瞬間・・あぁ、やっぱりここから来ちゃいましたか・・と、正直がっかりしてしまいました。これで、4巻もこれだったら・・いくらなんでも怒るかな・・。仏の顔も3度までじゃないですが・・4巻のパーティシーンは最後に入れていて欲しいですから。

まぁ、悪くはないのですが。うーん・・いくら面白くても楽しくても、同じ事を何度もやられると飽きてきちゃうの(゜゜)\バキッ☆。

ゼフェラドンの大逆襲も。今、そういう事を考えている場合じゃないと言うか・・空想に引っ張り出されたリュミエールやオスカーは、どうよ・・などと余計な事まで考えてしまって・・・。

また。マルセルもマルセルだ!!っーか、この子ってば!何を出奔なんかしているんだか?
花畑を荒らされただけで、家出ならぬ聖地から脱出?全てが嫌になったからと言って、どこに行って何をしようと思うくらいでなければ、出るような事をするものじゃないわよ!
しかも、出て何日もしていないのに、ホームシック状態に陥って自己嫌悪しているし・・。何がしたかったんだ?そこまで、花畑を荒らされたのが苦痛だったか??それは、丹誠込めて大事にしていた物を無惨に踏みにじられてしまったら、悲しくもなるだろうけど。
でも、それで出奔するんじゃない!!君に課せられた守護聖と言う任務はそんなに簡単なものだったの??自分が人とは違う流れで生きていると言うのは、ある程度納得して任命されているわけじゃなかったの?
などと、かなり展開にイライラしてしまいまして(^^;。お子様組の守護聖様の甘さが、妙になんだかなぁ!!の巻になってしまいました(^^;。

しかし。冒頭のパーティシーンをけなしておいてなんですが。あの酔っぱらいの意味不明発言は、おかしかったですねぇ・・
まるで話がかみ合っていない上に、本当に意味不明。それを蕩々と語っていらっしゃる関俊彦さんに乾杯!
そして。今回のおぉおおお!と、登場するだけでワクワクして。聴くのが楽しかったのは、占い師のサラさんでした(^-^)。
折笠さんは、小学校の3年生とか4年生くらいの元気な男の子などでお声を聞いていた事もありますが・・いやぁ!このサラさんの楽しかったこと。色っぽい大人の女なのに、突っ込みどころ満載で。しかも、無邪気なまでに可愛らしいし。
いやぁ!!もう、折笠さん好きだわぁ!人の事は占うのに、自分の所に彼が訪ねてくるかどうかが分からないとか・・
ミソスープの具の内容を当ててみたり・・真面目なセリフから、これは真面目な話じゃないよね・・・に到るまで。本当に聞き応えがありました(^^)v。
この3巻を聴かせてくれたのは、一重に折笠さんのおかげでした。

彩雲国物語 セカンドシーズン
番外編ドラマCD3

雪乃紗衣 ジェネオンエンタテインメント GNCAー1131 2008年2月8日
1.ドラマ「奔流の愛〜邵可と黎深と悠舜〜」
2.ドラマ「秀麗と劉輝〜あなたに会えて良かった〜」
3.CASTコメント
4.遥かな空(歌/桑島法子、関智一)
桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し 静蘭)*しは外字

森川智之(藍楸瑛)、檜山修之(李絳攸)

真殿光昭(紅黎深)、神奈延年(鄭悠舜)

池田秀一(紅邵可/ナレーション)
王の執務室では、劉輝が絳攸を問いつめていた。秀麗との婚約話はどうなっているのだ?!と。
そして、一方府庫では。尽きせぬ秀麗への愛を語る男がもう1人・・・。秀麗への想いを止められぬ男達の妄想?!が炸裂するドラマと、劉輝と秀麗の出会い語りや歌を収録した番外編CD3弾!
番外編って、思いっきり妄想世界に入っていますよね??!!
その妄想世界がありそうだと言うのと。あまりに楽しくて大笑いさせられた1枚です。原作では、王を取り巻く環境が大変な事になってきていますし。紅州に帰る事になった黎深さんが、兄上と会話するって事もちょっと当分はありえませんから・・・。
そう思った時に、この番外編は本編での怒濤の展開のちょっと前・・・まだ皆が明るく楽しい時間を過ごしていた最後のまどろみ・・・とも言えるかもしれません。
だから、もうちょっと彼らをこのままにしておいてあげたい・・・とか、いろいろ思うわけですが。

今回は、お腹(ご本人曰く「ポンポン」)が痛かった真殿さんの怪演と、それに負けず劣らずの緑川さんの暗黒ぶりが楽しかった一枚です(^-^)。
やっぱり、真殿さんキャラは。こうでなくちゃ!ではありませんが・・・絵はないのに、顔が崩れまくっていますよ・・と言うのが分かる「でへへへ・・・」が素晴らしかった。
録音現場の真殿さんのお顔も、凄かったと思います(だって、普通の顔であの声は出ないと思います。声優さんって、全身で演技なさっていますし。笑顔の声だったら、自然に顔も笑顔になる!と聴きましたので。・・あのにやけた声は、絶対ににやけ顔と言うか、崩れた顔からしか発生出来まい・・)。きっと周囲の方も笑いをこらえるのが大変だったのではないでしょうか?

って、秀麗と自分の想い出話・・会話一つで一個なのですから。本当にどこまで行くのやら??!!何歳・何ヶ月・何日単位で続く話につきあわされた邵可さんや悠舜さんが気の毒でなりません。
この話、どうも・・まだ秀麗が幼い頃の想い出話だと思うのですが。これに、秀くんとして外朝で秀麗が働いていた当時・・おじさんと呼んでもらった話が加わると、凄い事になりそうですね(それを全部覚えている彼が凄いと思います)。
しかし。「大きくなったら、お嫁さんになる!」は、番外編2の静蘭の妄想話でもあったと思いますが・・。女の子が好きな男性のお嫁さんになるの!と宣言するのって、見ていて確かに微笑ましいんですけど・・。
でも、それって大抵は果たされることがない約束の一番のような気もしていますが・・・。どうでしょう?

一番気の毒だなぁ・・と思ったのは、巻き込まれてしまった悠舜さんと、絳攸様じゃないかしらねぇ?
悠舜さんは、まぁ・・毎度の事ですし。諦めても居るでしょうが。
絳攸様は、彼自身が望んでの結婚話じゃないですもの。ある程度上から持ち込まれて、否とは言えない状況で。はっきり断っていないのは、いけない(??って、それは劉輝や静蘭にとっての話ですよねぇ)かもしれないけど。
彼の立場からすると、無下に断れないでしょう・・・。
それを聴いた静蘭が、刀のさびにしてくれる!の挙げ句に、謝りなさい!と詰め寄るシーンは大笑いでしたね。
「全て自分が悪い」と言う誤り文句が、どんどん増えていますし・・・。それをそっと見ていた楸瑛の「嫌な兄弟だ」も大きく頷いてしまいましたわ。
でも、その場から逃げるように走り去って行った絳攸様。絶対に迷子になっているはず!と思って聴いていましたが。キャストコメントで、檜山さんも同じ事を考えていたのが嬉しかったです。
ま・・多分、皆さん同じように思っていますよね?
どこに行きたいか分からなくなって、また舞い戻ってきたかもしれませんね・・下手すると、静蘭が劉輝に幼い頃のお嬢様との想い出話を語ってる所に戻ってきたかもしれない・・・などと思ってしまいました。で、きっとやぶ蛇で大変な目に遭っているかもしれない(大笑)。
また、絳攸様と楸瑛が居なくなった後、劉輝に昔のお嬢様を知らないくせに!と1人で悦に入る暗黒・静蘭!!1人で、「あぁ、いけません、お嬢様・・・」のシーンは、BLじゃないのに。凄い色気を感じてしまいました。緑川さん、ごちそうさまでしたm(_ _)m。
・・妄想の中で、お嬢様は一体何をしていたんでしょうね??

語りは、しっとりと互いの立場から、お互いを初めて見た想いなどのモノローグでしたが。秀麗役の桑島さんによる「お金に釣られたわけじゃないのよ・・・」の言い訳がましい言い方が、最高でした。

歌も、語りのお二人によるもので。綺麗な歌でしたね・・・。
はい?歌に綺麗と言う形容詞は似合わない??
確かに。そう思いますが。歌もお上手なお二人による歌で、あぁ・・綺麗な歌だな・・何も考えずに聴いても、心に染み入るような綺麗な歌声でして・・他の形容詞を思いつかなかったものですからm(_ _)m。

Cafe’吉&ICS R3

フロンティアワークス 2006年3月24日 FCCSー0029
Cafe’吉祥寺で
岩永哲哉(栗原太郎)、石田彰(皆川ひふみ)、伊藤健太郎(大久保真希)
森久保祥太郎(徳美秀太)、保志総一朗(一ノ宮純)
大塚明夫(三鷹雄一)、関智一(菜積浩伸)、能登麻美子(三鷹れいな)
ICS
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)
店の補修の為、約束していた参観日に出席出来なかったマスター。約束を破ったパパを許せないれいなが、家を飛び出してしまう。
早速、手分けして行方を捜すカフェ吉のメンバーだったが。れいなは、偶然通りかかった大学の人たちに保護されていた・・・

大学で賞金と学食チケットを賭けてのサバイバルゲームが行われる事となった。一般参加の人の中に、喫茶店の顔ぶれが・・・
喫茶店をベースにしたお話と。大学を舞台にしたお話と。コラボで3つ作成された中では、一番バランスが良かったように思います。
まぁ・・いろいろと突っ込みはあるんですが(大笑)、バランスが良いって事は、お話としても良かったと思っております。
何しろ、喫茶店と大学と。舞台限定のドラマで、両者が出逢うとなったら。それこそ1巻目のような、全員でどこかに出かけて偶然に出逢うパターンか、大学の人々が全員で喫茶店に行くと言うパターンしか考えつきませんものね。
それを喫茶店近郊と、大学の校内で彼らが上手く出くわす設定が良かったですもの(^-^)。

お話の方の感想は・・先ずは、1話のれいなちゃんが登場する方ですが。
あのパパに、どうやったらこういう賢いお嬢さんが??と思ってしまうくらいしっかりしています。皆思朗くんとは、また違ったしっかりさんで。小難しい言葉を並べて喋っていますが。女の子ならありだよねぇ?と思わせてくれるんですもの。
でも、一番最後のひふみさんのお嫁さん!と言うのにはびっくりしましたが・・・あぁ!!そう言えば、確かコミックでもれいなは皆川さんの事が好き!と言っている話がありましたっけ?と、以前にコミックを読んだ時を思い出しておりました。
でも・・・フラッペさんじゃあるまいし。ひふみさんが、マスターのお嬢さんと結婚??は真剣じゃないよねぇ・・。れいなちゃんに合わせてあげているのと、単にマスターに対しての嫌がらせかしらん?
皆川さんならあり得る!!と思ってしまうんですけど。

この1話の方の突っ込みは、ひふみさんが現れた時点で。店番はどうなっている??って誰も言わないこと。ひふみさんも閉店の札を下げて来たとは言っていないし。僕が残っているから、皆で行ってきなよ〜じゃなかったっけ?
今、お店はどうなっているんでしょうね?

そして。2話。いつもは小生意気な皆思朗くんが、カフェ吉のメンバーにしてやられる所が痛快でしたねぇ(大笑)。
彼は彼で、良いのですが。やっぱり、年長者を小馬鹿にしているのが目立つと。おいおい・・と思ってしまうものですから。
サバイバルゲーム?何?それ?と言っていた彼が、周囲の声を受けて出場者ではなく、トラップを仕掛ける側に回ってしまう。確かに。知力はあっても、体力はお子様だから、企画者の方でモニターを見ながら「思った通りだ」なんて言って居る方が似合ってますよね。
しかし、そこは普通じゃないメンバーが揃うカフェ吉が参入しているのですから。
一般人を相手にしているなら、彼も楽勝の主導者を演じられたでしょうが。そうはいかないわなぁ・・サバイバルのプロのなっちゃんと、怪力の純。裏を読むのに長けているひふみさんが居るのですから・・・
トラップをバカにされて、悔しがっているのが面白かったです。

2話の方の突っ込みは、賞金を無事にゲットした徳ちゃんですが。入院費がその賞金と同じ金額だと言われてショックを受けているシーン。徳ちゃんって、学生さんよね?しかも、バイトをしている苦学生。
社会保険じゃないと思うんですね・・・保険本人じゃないだろうから。多分、国民保険家族か親御さんの社会保険家族じゃないかなぁ?
入院費って、上限額が決まっているので。世帯によって差はありますが、ある一定額以上は支払わなくて良いと言う制度があるはずなんですよね・・(社会保険は、一度支払ってもらいますが。後で還付されますから)
どういう手術をしたんだ?徳ちゃん・・・なんとなく、骨折くらいと言う気がしていますが・・
って、ちょっと専門的?な突っ込みを入れてしまいました。こちらの2話では、1人二役ではなかった吉野さんが、大学のサバイバル部のメンバーを演じていらっしゃったり。そちらも耳をそばだてて聴いて楽しませていただきました(^^)v。

三つの色の花語り

ティーエヌケー 2003年5月23日 PICAー7059
1.小手毬の庭  上
2.小手毬の庭  下
3.花水木の岸辺 上
4.花水木の岸辺 下
5.紫陽花の小路 上
6,紫陽花の小路 中
7.紫陽花の小路 下
森田順平(土方歳三)
大塚明夫(近藤勇)
石田彰(沖田総司)
会津藩邸にやってきた川瀬と言う侍が、自分に気があるようだと総司に打ち明けたスミレ。しかし、川瀬は密偵だった・・・小手毬が咲き乱れる寺の境内で、抜刀した川瀬と沖田・・・
他、近藤とレンゲが船遊びをしようと出かける花水木の岸辺。そして、土方が拾ってきた肘肩腰蔵と言う酔っ払いとサツキの話など、3つの花にちなんだ朗読劇
これは、キャスト欄に役名が書いてありますけど。私はそれは、ちょっと違うかな?と思いつつ聴いておりました。
このCDは、ジャケット(と言うかケース裏)に、それぞれがSIRで演じたキャラに扮装した写真も掲載されていますが。
キャストとして朗読をしているのかな?
大塚さんが、近藤のキャラで朗読をしつつ沖田やスミレ姫の声音も使う。森田さんが、土方として語りながら近藤やレンゲ、攘夷侍も演じてみせる。
はたまた、沖田のキャラを演じつつ石田さんが・・・以下略・・・・

でも。こう書いてはなんですが。朗読をそのキャラでやるのと、キャラではない声優さんご自身で演じた時の差は、ちょっと分かりにくいかなぁ?と思うんですね。
多分に、芸達者なお三方ですから。それぞれに、近藤・土方・沖田と言うキャラクターの気持ちになってorSIRのパーソナリティで、お互いをキャラ名で呼んでいらした時の気持ちで、朗読劇を読んでいらっしゃるのだとは思います。

とは思うんですが。メインとして、そのキャラが出てくるお話ではなく。別のキャラがメインになり、自分が演じたキャラはまるで出てこない朗読劇と言うのが、今ひとつ分からないなぁ・・・が本音です。
例えば、近藤の大塚さんが朗読した小手毬のお話は、沖田がメイン。土方の朗読は、近藤が登場。沖田の朗読には、土方が登場し、一部近藤との会話もあり・・・
と、ご自分が演じたキャラは、その朗読劇の中には出てこない。

これ・・・朗読劇じゃないといけなかったのかなぁ?普通に、キャスティングしたドラマでも面白かったと思うんですけど・・。

まぁ、個人的には。朗読は好きですし。このお話では、一番真っ当な大塚さんの朗読と。ちょっと砕けた語りで、幕末だと言うのに横文字はバンバン出てくるわ・・の森田さん。
そして、思いっきり出だしから、落語の一席を聴いている気分になった沖田の語りと、3つの形態を楽しませていただきました(^-^)。

ただ。。大塚さんと言うよりも、近藤さんのお声は野太いので・・・沖田とスミレの会話は、ちょっと・・えーと・・でございました。

アニメ店長 最白V 
沈黙の即売会

マリン・エンタテインメント 2002年9月26日 MMCCー6010
1.お知らせ                      
2.プロローグ
3.アニメ店長(ショートバージョン/歌:関智一)   
4.野良ペンギン…同人誌とは何か?
5.Boys Loveエリア                
6.コスプレエリア
7.外の広場
8.企業ブース
9.蒼い孤独
(歌:関智一、関俊彦、子安武人、三木眞一郎、
平田広明、保志総一朗、石田彰、結城比呂)
10.18禁エリア                  
11.「つなつな、なかないもん第1話」
12.地下ホール                  
13.すべては夢のために。
14.エピローグ
関智一(兄沢命斗)、小杉十郎太(高橋社長)、長沢美樹(星井ラミカ)

綱掛裕美(西公妃Coco)、子安武人(道玄坂登也)、三木眞一郎(殿鬼ガイ)
平田広明(メル・ローズ)、鈴木まひる(道玄坂おりる)、関俊彦(雷場竜)
保志総一朗(ビー・マッシュ 譲)、石田彰(ビー・マッシュ 渉)、結城比呂(ビー・マッシュ 光)

伊藤健太郎(オダワラ・ジョー)、相沢正輝(大佐)、竹本英史(少佐)
富田真(テロリスト兵士A)、大塚康之(テロリスト兵士B)、服部卓也(テロリスト兵士C)
山本真悠子(コミフェススタッフ)、吉川寛司(男性参加者)、歌原仁美(女性参加者)

こだか和麻(特別出演)、宮下久美子(特別出演)
ヲタクの祭典(゜゜)\バキッ☆のコミックフェスタ。通称コミフェスの会場に爆弾を始めとして、様々なトラップが仕掛けられた。
音波を発するトラップは、店長達とビー・アッシュの協力で撃退出来たが。爆弾を仕掛けた犯人が、道玄坂の妹を拉致してしまい・・・
果たして、コミックフェスタは無事に終わることが出来るのか?
あはは・・現実と空想世界が微妙に融合している。それが、このアニメ店長の面白さだと思いますが。
今回は、初っぱなから「今までのアニメ店長と設定が違うかもしれないが、気にしないように」とのアナウンス。
ほわっと?と思っていたら・・途中で歌を歌って、音波トラップを撃破するシーンがあったからでしょうか?それとも、ガンダムを引き合いに出す事で、サンライズさんから文句でも来たのでしょうか??

まぁ・・・大人の事情もありますでしょうし(苦笑)、どっちも正解かな?などとは思いますが。

電車男が、映画やドラマ・舞台になった頃から。ヲタク文化を扱った出版物が増えてきています。
腐女子である801ちゃんや、ヲタクのサラリーマンなど、まぁ・・・枚挙にいとまはありません。
しかし、そういう出版物が面白かったり、ドラマなどを見て妙に笑えたりするのは。ある程度の知識と言いますか・・それらが扱っているパロディの元ネタが分からないと、つまらないと思うのですよね・・。

だから、そういったパロディネタが禁止されてしまったら、番組独自のオリジナルアニメを使うとか、オリジナル設定を出してこないといけない。しかし、ガンダムであってガンダムでないアニメは、当たり前ですが別物。
別物のオリジナルを扱った場合は、面白さは半減どころか7割減だと思います。
ガンダムがダメだったからか?いきなり、にわかマクロスファンとなったアニメ店長は、そういう意味ではちょっと勢い・パワーが不足していましたかねぇ・・・それを敢えて自虐ネタとしても扱っている辺りは、転んでもただでは起きない感じがします(^^;。

そういう意味では、このアニメ店長は。
電車男よりも先に、アニメヲタクやマニアックなネタを扱いつつ、本筋はオリジナルとしてちゃんと成立させていた!おまけに、声優さんネタまで扱った貴重な作品だったと言えるでしょう。
中に時々散りばめられた自虐ネタや、ご都合主義的な展開も笑い飛ばし。
声優さんはプロダクションの縛りがあるとか、アメリカアニメのフィギュアは難しいとか、自分たちで解説していますしねぇ・・
個人的には、BLネタとして扱われたアニメが、確かにちょっとマイナー過ぎた分野で面白くなかったのですが(大笑)。それでも、それなりに笑えるお話だったと思います。

かき氷だけ!を扱った限定グッズ(大笑)にヒントを得た高橋社長の空気ネタが、最後にちゃんと役だっていた所は、シナリオの勝利だったと思っています。

声優さん関連では、エセ外国人の平田さんの「痛い」と、普段だったら悟浄は八戒に勝てないのに。石田さん相手に詰め寄って、押し倒す勢いだったのが受けておりました。

レジェンド・オブ・クリスタニア 3 
邂逅の森

水野良 ビクターエンタテインメント 1994年2月23日 VICLー483
第九話「キルリアの町」
第十話「三人の逃亡者」
第十一話「バルバスの野望」
第十二話「脱出」
石田彰(レードン)、関俊彦(ナーセル)、弥生みつき(アデリシア)
西村智博(クイルド)、矢尾一樹(オーヴィル)、大谷育江(ライファン)


冬馬由美(リオ)、関智一(ルドル)、有本欽隆(オルドガ)
松本保典(ボークス)、緒方恵美(ジェノバ)
玉川紗己子(シェール)、速水奨(ローム)

沢木郁也(アバン・タイトル)
キルリアの町に着いたレードン達は、二手に分かれて町の中に入る。しかし、ダークエルフを連れた3人組を探す大蛇の一族に追われた恰好となったレードンは、偶然入り込んだ通路の中で、ダークエルフ・シェールを連れたボークス達に出会うのだった・・・
一巻完結のドラマCDではなく、4巻や5巻で一つの大きなお話となっているドラマCDの場合。
3巻目になると「これは承を膨らませつつ、転かな?それとも純粋に転の部分かな?」と構成を考えてしまう自分が居ます。
別にね、お話を楽しむのに必要なものではないと思うのですが、ふっと頭の中で構築してしまうのよ・・・
そういう観点に立った時。このお話は、承を膨らませつつ転に入ったのかな?まだ、承になるのかな?と考えていました。

と言うのも、キルリアの町で出会った「承認する運命のたてがみの一族」であるボークスや、ダークエルフのシェール。孤高の民のジェノバの3人と出会う。そして、彼らから虎の身体に入ったはずの神獣王バルバスが、獣の身体を捨て。王(人)の身体を得たことで、神王になる野望を持ったことを知らされる。
そのままにしていたら、レードン達の故郷であるダナーンの地までもが戦禍にさらされる事となる・・・と言う。
もちろん?RPGの騎士様である(大笑)レードンは、ボークス達と一緒に行動する事となり。彼らをつけ狙う大蛇の民のリオは、実は暗黒の民と彼らが呼んでいるレードン達の土地の言葉も話せる事が判明。
そして、神官であるアデリシアがロームに持った憎しみの心・・

新たな登場人物であるボークス・ジェノバ・シェールとロームを加えて、さぁ!!クリスタニアの中に分け入ったレードン達は・・・クリスタニアと自分たちの故郷の平和を揺るがすであろう大問題にどう立ち向かうのか??!!
(まぁ・・解決してくれちゃうだろうな(゜゜)\バキッ☆と思いますけど。その過程が楽しみなんじゃない・・ねぇ??)
と言うところで終わってしまうので。うん・・続きはまた今度ねぇ〜とワクワクしつつCDを聞き終えました。

そうですねぇ・・別館でも書いていますが。一番は、純然たる王子様ボイスの石田さんにうきゃあ!!(馬鹿や・・・)と、ときめきながら聞いてしまって。お話があまり頭に入ってこないと言うのもありますが。
脇?を固める方々が、また良い声揃いだと思いません?
お前を信じ切ってはいないからな!と宣戦布告するクイルドの西村さん。実直なクイルドの姿が見えてくるようですし。
本当は、良い人なのよねぇ!のオーヴィルの矢尾さん。クイルドをからかうシーンの軽快さが好きです。うーん・・・やっぱり、オーヴィルが大男と言うイメージが沸かないのですけど(゜゜)\バキッ☆
涙ながらに、オーヴィルの無実?を語り。馬から助けてくれたロームに、ちょっとポッとなったり・・のライファンの大谷さん。男の子や可愛らしい少女!が多いだけに、ライファンはそこそこ?お年頃?と新鮮でした。
アデリシアの弥生さんは、今回も静かなな美しさを見せてくれましたし。出番はあまり多くなかったものの、ナーセルの関俊彦さんの冷静さも良かったです。
また、今回新たなキャラクターであるボークスの松本さんは、承認する台詞の「承認しよう」や、認められない場合の「おまえの願いは、拒否する」の重々しさが気に入っておりました。
シェールの玉川さんは、うふふ・・こっそりとファンなので。お声を聞けて嬉しいです。お母さんから女戦士まで、本当に良いなぁ(^-^)。
ジェノバの緒方さん・・あら?そう言えば、緒方さんが少年でもなく、青年でもなく(゜゜)\バキッ☆女性!キャラと言うのは、ちょっと久しぶりで新鮮でしたねぇ!!
ロームの速水さん・・・うわぁ・・敵対して欲しくないなぁ・・どこかで、仲間になってくれないかな?と密かに思っていました。どうもね、同じ作家さんのロードスのイメージがあって。出てきた瞬間に、魔法使い!(゜゜)\バキッ☆と思ってしまった自分が悲しかったです。

ウェディング・ドレスに紅いバラ 3
〜ブラッディ・ティーをもう一杯〜

田中芳樹 徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCAー70703 1995年7月25日
1.ラッキーの合図(歌/冬馬由美)
2.第一話 真夏の悪夢は突然に
3.第二話 大パニックは突然に
4.第三話 恐怖の事実は突然に
5.第四話 切り札は突然に
6.緊急指令!雅香救出大作戦!
7.ラッキーの合図(ギター・バージョン)
冬馬由美(花村雅香)、檜山修之(緑川淳司)、堀秀行(緑川柳一郎)

堀川亮(トミー赤岩)、佐藤正治(溝呂木薫)
萩森q子(高城くま)、石川英郎(大岩剛太郎)
掛川裕彦(樫原倍高)

住友優子(村山詩穂)、大塚瑞恵(村山美穂)
米本千珠(如月葉子)、宇和川恵美(加納涼子)
増谷康紀(TVアナウンサー)、中井和哉(車内アナウンサー)
増田均(広報車の声)、坂本正吾(捜査官)
会社役員・村尾の一家8人が惨殺された。猟奇的な事件の裏側、村尾によってゴッホの贋作を掴まされた事から、事件に介入する事となったCRS。真夏なのに、寒い日々が続く東京。ネズミの大量発生と事件は続く・・
この作品までは、持っているノベルスに収録されていましたが。この原作は、ノベルスの半分を占めるくらい長いお話だったんですよね・・しかも、原作の舞台は冬。それを、短編とほぼ同じ長さのCDの尺にした上に、どう変更したのかしら?と言うのが、一番の興味ポイントででした。

ふふ・・・普段は、原作との比較なんか出来ないのに。
田中芳樹さんの作品に関しては、結構原作との比較が出来て嬉しいσ(^ ^)です。もっとも、ウェディング・ドレスは原作を持っているのが一冊(ここまで)なので。ドラマCD4と5については、比較も何も出来ませんけどね(^^;。

さて。感想の一番に書きましたが。真冬のお話だったんですよ。しかも、殺されたのは村尾さんだけではなく、今泉さん一家も殺されていたんですけどね・・・そこから、二人が加入していた俳句研究会なども登場したはずなのですが・・
このシリーズは、原作には出てこなかった(と思います。少なくとも、ここまでのお話には出てきていない)トミーやおくまさん、村山姉妹を登場させて、賑やかにしたがために。
事件の黒幕には、トミーが一枚絡んでいて。犯人を一本化している感じがしますね。まぁ、それはそれで分かりやすい構図だとは思いますし、連続ラジオドラマだったら・・しょうがないか・・・(゜゜)\バキッ☆
ただ、それだけ大それた事をしそうな犯人に見えないんだなぁ・・トミーが・・(大笑)。だって、間抜けなんですもの。
一番最後のトラックは、原作にあった雅香の家庭教師を淳司が引き受けたお話をアレンジしていますが。真夏なのに、石焼き芋を売っている・・・しかも、こんなハンサムが売っているのに売れない!ってぼやいている悪の黒幕なんて、あまりにもお馬鹿と言うか・・憎めなくなってくるんですけど・・・(苦笑)。

それに。淳司が雅香の家庭教師を引き受けたシーンでは、雅香の両親が登場して。彼らは老いていくが、娘の雅香は永遠に年を取らない。娘が吸血鬼になってしまった事を知らない両親を思うシーンがありました。
そこが、あぁ・・家族全員が吸血鬼じゃないと、いろいろ悩む事もあるよねぇ・・・としみじみ思った分、印象的でして。両親が登場もしなかったので、そのシーンがまるでなくなっていたのは、ちょっと寂しかったです。
ただ。雅香が、恋をしたい!と言うシーンで。相手の男だけ年を取っていく・・・と淳司に言われ。相手も吸血鬼じゃないとダメか・・・となり、トミー?うわぁ・・嫌だ・・とラストの落ちになだれ込んでいきましたが。
そこをもう一歩踏み込むだけで、かなりシリアスなドラマにも成り得たのに。うーん・・ちょっと勿体なかったかな?

しかしまぁ・・ドラマCDを聴く時に。古いタイトルの場合は、意外なところで意外な方がご出演と言うのがあります。
このCDでは。車内アナウンスで中井さんが。TVアナウンサーで増谷さんがご出演です。名前見なくても、すぐに分かって。うわぁ・・他の兼ね役、何かやってない?やってない?とジタバタしてしまいました。
それにしても、増谷さんのTVアナウンサーは、なんとなく・・ですが。国営放送のアナウンサーの香りがしましたわ(大笑)。

Saint Beast アナザードラマCD3 〜more〜

有栖川ケイ フロンティアワークス 2006年4月21日 FCCMー0130
1.セイント学園物語〜放課後に何かが起こる!?2〜
2.ケダモノたちの八百八町
3.マスク・オブ・ジュラフ
4.ケダモノたちのアンドゥドロワ
5.聖獣戦隊セイント・ファイブ2〜「大登場!セイントロボ」の巻〜
森川智之(青龍のゴウ)、櫻井孝宏(玄武のシン)
宮田幸季(朱雀のレイ)、吉野裕行(白虎のガイ)


石田彰(麒麟のユダ)、緑川光(鳳凰のルカ)
杉田智和(流星のキラ)、鈴村健一(風牙のマヤ)
鳥海浩輔(陽炎のシヴァ)、福山潤(神官パンドラ)
甲斐田ゆき(神官カサンドラ)、鈴木達央(パール)、金丸淳一(ゼウス)
Saint Beastのキャラクター達が、名前と一部設定だけを残し。もしも、彼らが・・だったらの新たな舞台で繰り広げられるパラレルワールド(コメディと言うか、パロディとも言う)ドラマCD第3弾!
お話は、前のアナザー2の学園もので。パンドラの一部を部屋で飼っているルカが、おやつを買いに行く話の続きと、ゴウが遠山の金さん状態の捕物帖(大笑)、そしてルカとユダの怪盗話。
ガイが入ったバレエ団の話に、学園ものと同じく2から続いている戦隊シリーズのお話の5編が入っていました。
トーク特典は、ミニCDとして封入されており。moreの直訳「もっと」から、モットー(大笑)としている事・座右の銘は?のトークでした。

学園ものは、コメディCDからの続きと言うのもあり。結構安心?して聴いておりました。
ただ、ルカがパンドラの一部(パール)のために買ってきているおやつは何?と言う事に話題(視点)が集中しており。カサンドラが、ヒントなどを皆に訊いて回る・・・と言うインタビュー?形式のドラマで。肝心の買ってきている品は何?と言うのが分からないままだったのが悲しかったですねぇ・・
もっとも、ルカとパンドラが会話した時の「天気が悪くなる」が、最後のオチに生きてきたのが良かったです(^-^)。

そして、もう一つの戦隊ものは。ルカが何故?が一番の疑問とポイントとなり。こ、これは・・続きのコメディorアナザードラマCDが作られないと困るでしょ?状態となりました。
うわぁ・・これ、凄く気になる!あと・・・・何故かマヤがロボットになっているんですけど。マヤって前回にそういうフラグって立っていました?前回は、単に報告みたいなのをしていただけだったと思うのですが・・あれぇ?
前回に引き続き、合体獣になるまではずっと「ユダ、ユダユダ」しか言っていない変態獣シヴァの鳥海さん。合体した後は、シヴァ単体?に戻ってもちゃんと喋ることが出来るようになっていたのが微笑ましかったです(^-^)。

今回新規の時代劇ものは、花魁さんが街中を勝手に歩き回っていたのかな?みたいな疑問はおいといて(置いておくくらいなら、突っ込みを入れるな・・ですね(大笑))、あぁ・・これは金さんなんですね。
肩ではなく、背中に青龍の入れ墨があるお奉行様が。その入れ墨を見せて、裁きの場で入れ墨を証拠に悪者を倒すと言うシンプルなストーリーですが。この時代劇では、諸肌どころかかなり上を脱いで見せているだろうゴウを想定しているらしい森川さんの、律儀にくしゃみを入れているところが好きでした。

バレエものはねぇ・・ガイと言うキャラが優雅に踊ると言うのが、ちょっと・・・えーっと・・イメージじゃないんですが。もっともっと暴れん坊さんと言いますか、他の競技なら良かったのにねぇ・・そう同じ「ばれえ」でも、球技ならかなり納得するんですよ。
それを言ってしまうと、ゴウもバレエの花形と言うのがおかしいか・・
どっちかと言うと、神官さん達の方がバレエにはぴったりなのですが。そのパンドラさん達は、一種のお局様状態で苛めをしてくるキャラでした(^-^)。
福山さんのいじめっ子と、甲斐田さんの(昼ドラの)来宮さんを彷彿とさせるナレーションが良かったですわ。

もう一つ。今回、ある意味一番受けたのが怪盗さんものでしたわ
と言うのが、お目当てである石田さん演じるユダさんが一番登場するお話がこれだった事と。ルカ役の緑川さんと、意味深なシーンを演じているのが、まぁ!!もう!!うきゃああ!!(*^^*)(*^^*)(*^^*)・・となったからです。
キャッツアイのパロディっぽい感じもしますが、刑事のシンと怪盗のユダが、喫茶店で語っているシーンに、思わずニンマリしておりました。また、美術館館長の間抜け(゜゜)\バキッ☆なシヴァが、ユダに心奪われて。
盗まれたのは、僕の心さ・・と言うのは、カリオストロの城のパロディと受け止めても良いのかしら??

しかぁし!!このSaint Beastを聴いている多くの腐った女性達は(゜゜)\バキッ☆(腐女子も、貴腐人も)それくらいじゃ満足しないのよ(大笑)!
そう・・このトラックのメインは、誰がなんと言おうと。ユダとルカの会話ですね。
何しろ。Saint Beastでは。ユダとそういう関係にあるのはシンでしょう?だから、今更シンとの会話でそれっぽい会話があっても燃えない(萌えない)のですが。どーせユダはシンが相手だと、攻めだしさ(゜゜)\バキッ☆
喫茶店の会話では、やぁっぱりシンとユダはそういう関係っぽくなりますが。

でも・・今回はね!ルカがお相手だったの!
Saint Beastだから。801番外じゃないから、それっぽくしているだけ・・味付けだけ!なのですが(大笑)。
いやぁ!!久しぶりに緑川さんに攻められている石田さんを聴いた(違うって・・だから)!分かっていても、ドキドキしましたよ。

「おい・・こんなに熱くて大きなもの、無理に決まっている
「そんな事はないさ。さぁ、一気にくわえるんだ・・
「し、しかし・・
「良く見てみろ。これの内にため込まれたほとばしりが、おまえの中で解放されたがっているのが、分からないのか?
「分かったよ・・こうすれば良いんだろ?あむ・・
「そうだ・・いいぞ。そのまま一息に。
「ん・・・・熱い・・・

えっと・・これは、新作のスイーツをルカがユダに試食させているシーンとなるらしいのですが(大笑)。
そう思って読んでも聴いても、スイーツを食べているとか、食べさせているようには思えないのがまぁ・・・ミソですな。
スイーツはくわえる物じゃないって・・しかも、一気に。で、内にため込まれたほとばしりなんて、普通は使わない(ほとばしりの内容は、おそらく中身のカスタードクリームなどのクリーム類と言う気がしますが)!!
おまえの中で解放されたがっている?おい・・おい・・・普通に、おまえに食べてもらいたがっている・・でも、十二分に卑猥なのに!

吐息まじりに言う緑川さんと。わざと、あむ・・と口にくわえた石田さんの色っぽい台詞と来たら!
カスタードクリーム、熱いのを一気にくわえたら。口の中に火傷しちゃうんじゃないですか?
なのに、何?このん・・熱いって色っぽく言ってのけるユダ・・くわえたのは、スイーツじゃないだろ?と一瞬邪推したくなりましたもの。
緑川さんと石田さんの、こういうシーンは本当に久しぶりだったので。懐かしい!と言うか・・うきゃああ!!とジタバタしてしまいましたわ。

そして。フリートークでは。金丸さんの流暢すぎるほどお上手な英語を堪能させていただきましたが。
そっか・・旅行に行く時に、何か赤いものなのねぇ!!とちょっとメモをしてしまいました。

switch Vol.3 mp編

naked ape
(咲木音穂&中村友美)
フロンティアワークス 2005年8月26日 AFC 3027
Disc1
mp編1〜6
Disc2
mp編7〜9
マリ横浜デート編1〜3
福山潤(衛藤快)、櫻井孝宏(倉林春)

諏訪部順一(比企真孝)、中井和哉(梶山慶護)
小杉十郎太(成田秋宗)、浅野まゆみ(葛井茉莉)

石田彰(大塚郁)、森田成一(山崎(武井光基)、渋谷茂(野木教諭)
間島淳司(臼井誠)、星光明(国見真吾)、宮野真守(城戸友哉)
水島大宙(金井政司)、小林沙苗(響(幼少時代)/立花美佳)
立野香菜子(郁(幼少時代))、伊藤健太郎(柴俊樹)

土谷麻貴(女生徒B)、峰岸由香里(女生徒C)、出村貴(捜査官A)
宮本克哉(捜査官B)、水落幸子(智子)
永野善一(修司)、岡嶋妙(ジュン)
踏切で、自殺をしようとしていた高校生を止めた春。その少年が通う高校には、麻薬の密売組織があった。麻薬「mp」の潜入操作を行う快と春は、組織を牛耳っているのが「キョウ」だと突き止めるが・・。
他、快にベタ惚れの茉莉の一日・横浜デートを描く番外編を収録
キョウの正体が、開始早々分かってしまうってのはどうなんでしょう?
いえ・・キャストが、ではなく。正体が!です。

・・・と言うのも、折角ブックレットにはキョウのCVは???となっているのに。
「あぁ・・彼が演じているから。だとすると、こういう路線かな?」って予想がついちゃうのよねぇ・・。mpも、そこから名前の推測がついてしまうのは、どうだろう??
まぁ、こういう原作ありのドラマCDで。原作を読まずに買う人がどのくらい居るのかは、私には分かりません。
(って、自分が声で買ってしまうからねぇ・・。しかも。私の場合には、例え3巻が目的であったとしても。話が分かった方が良いかもしれないし・・と、原作ではなくその前のドラマCDを買ってくるような人間ですから。自分は基準にしてません)

ただね、このキャスト陣を見ていると。声フェチを狙ったキャスティングだと思いません??主役のお二人に、福山さんと櫻井さん。
脇を固めるのが、諏訪部さんに小杉さん、中井さんで。
今回からの出演(って、次回作が出てないけどさ)に、伊藤さんと森田さん。
今回のゲストが、石田さんと宮野さんと来たら。もう、こりゃもうぜーっっったいいに狙っているでしょう?そうでしょ??って思いますもの。
その声フェチを狙った?と思しきキャストを見ていると、私以外にも原作を知らずに買った人は居るような気になってしまうんですよねぇ・・。まるで居なかったとは思えない(って、しつこいですな(大笑))。

さて。お話としては、救いがない・・・と落ち込んでしまいました。
原作で今も人気があるんですか?

う・・・・・ぶっちゃけた話を書かせていただくと。
実は、3巻特集としてこのタイトルの感想に挑んだのは2007年11月に続いて2回目なのですが。2007年11月に挫折したのも、うわぁ・・・うわぁ・・・もう、これどうしよう?となったからなんです。
話は聴いた。いろいろと聴きながら思った事・・つまりは、感想も腐るほど(゜゜)\バキッ☆ある。だけど、書こうとすると感想が滑り落ちて書けない!!どうしてくれよう?と思ったタイトルのきっかけになったのがこれだったんですね。

ドラマCDを聴くのは、不幸になるためじゃない。一番の理由は、楽しみたいから。
大人だし、社会人やっていると。世の中思うようにいかない事だってあるさ・・・職場関係だの理不尽な事だの山積みでさ・・・
そういう憂さを晴らすためではないけれど。せめて、ドリームに浸っていたいわけで。
BLの感想を書く時に、現実世界と照らし合わせていろいろ書いてはいるけれど。実際には、BLはファンタジーだと思って聴いているから。突っ込みは本物じゃありません。リアルで思い起こしていやなら、聴かないもの(大笑)。
自分の周囲の人に照らし合わせて、思ったりしませんでしょ?BLはファンタジーだと理解して、分かっている上で「甘いよなぁ」と自嘲するために突っ込みを敢えて入れているようなところがあります。

だけど。このswitchは、BLじゃあない。でもって、空想世界のお話でもない。実際にこういう事はないだろうと、頭では思いながら聴いている。・・・・社会人の男が、高校生として潜入調査?いや、童顔だと言っても、そりゃいやだ・・嫌すぎる。
その時点で、これは実際には有りえない世界だと割り切っているつもりでも。
妙に、現実社会にあり得る世界だと思う自分が居る。

この矛盾・・・だから、このシリーズは嫌いなのかもしれない。
絵が嫌いと言う時点で、ダメ駄目ですが。それ以上に、麻薬に取り憑かれた人間と、麻薬がもたらす崩壊した世界。救えない人々・・・

お話の世界なんだから、なんとかしてやりたい!と言う願いも虚しく、今回も救いがなくて辛くて・・・

一番は、やっぱりリンチにあって殺されてしまった金井くんですね。それを潜入捜査官は突き止めていながら、より大きな獲物のために彼を見殺し状態にしてしまった・・。
一つの命は、地球よりも重かったんじゃないんかい?
捜査の前では、一つの命よりもその後に控えている大きな悪を暴き出すことで、もっと多くの命を救う事が大事なの?一つの命を救えない人が、もっと多くの命を救う事が出来ると思っているんだ・・。
それを知った時の梶山役の中井さんの慟哭が、胸に痛いです。それと同時に、一人の命よりも捜査を優先させた比企さんに対する嫌悪感がめらめらと燃え上がってしまいまして・・。
諏訪部さんが悪いわけじゃないのに、こいつはぁあ!!となってしまいましたね。

そして、次が郁くんですよ・・彼が過去に引き起こした兄の殺害事件?は故意だったのか。偶然だったのか・・最後まで詳しく描かれる事も説明される事もないので、はっきりとは分かりませんが。
それでも、彼が背負ってしまった物を考えると暗澹たる気持ちになります。
このフラッシュバック的に、郁の過去のシーンが入るのは意図的だと思いますが。
この手法が、逆に想像をかき立てるんですよね・・思わせぶりに、兄が生きていると臭わせるような台詞が入っていたりしますし・・。
彼を追いつめる母親の存在。そして、暴力をふるう父親・・・彼の存在価値は一体何だったんでしょう?
同じ顔をしていたから?ダメだった片割れだったから?でも、彼がそこに居るのに、届かない声と気持ち。
彼を郁として認めてくれたのは、皮肉にも彼の身体に溺れてしまった教諭だけ・・と言うのも辛いですね・・。

生き残ってしまった実験動物はどうなるか?途中では、殺処分されるしかない・・と言っていた郁が、最後のシーンでキョウの問いかけに「生き延びるんだ」と断言したのは、彼が生き続ける事を望んだ証拠でしょう。
全てを諦めて、滅ぼすつもりだった彼が生きていこうとした事は救いなのかもしれませんが。

キョウと会話しているって事は、えーっと・・・症状としてはどう?そして、生き続ける事を望んだのは良き兆候だとしても。もし、彼が一つになったなら・・記憶にない別の人格での犯罪を思い出す事にはならないかしら?
それまで背負って生きるのは、どうだろう??
それは、本当に救いになるのだろうか?彼の人生は、まだ18歳だとしたら、あと70年くらいはあるわけだから・・それを思うと暗くなるしかないですよ・・

番外編のデート編は・・快くんがね・・鈍感すぎて。ついでに、折角の休みだというのにつき合わされて気の毒と言うか・・なんと言うか・・
ルージュを真っ赤になるまで塗り塗りするマリさんに、ちょっと引いてしまいました。

トークでは、あったら欲しいスイッチと言うテーマでしたが。不時着出来そうにない、ダラダラとした小杉さんのトークが妙に楽しかったです(大笑)。

獏狩り 3 夢桜篇

市原敬子 TMA企画 TMABAー0003 2007年11月21日
置鮎龍太郎(朔夜)、進藤尚美(胡蝶)

緑川光(伯奇)、甲斐田裕子(綺子姫・琴乃)
田中敦子(国津神)、斎賀みつき(八神)、堀内賢雄(安倍晴明)
代永翼(帝)、諏訪部順一(満長)、柿原徹也(鴉)、石田彰(鬼祥)

後藤祐希、西玉得真子、塩田真美、篠塚由起子、佐藤達也、山口梓
人の夢を食らう獏。その始祖である伯奇。平安時代に於いては、帝の悪夢を食べることで平和を守ってきた神であった彼が、何故人から追われる身となったのか?その顛末を描いた平安篇と。
獏や伯奇に対して、憎しみを募らせる朔夜。彼が愛したお嬢様と伯奇の関係とは?を描く過去のお話2本立て・・・
1巻と2巻で、さりげなく入っていた「琴乃お嬢様の死によって、朔夜が獏を憎むようになった」お話(琴乃お嬢様を殺した犯人が、伯奇ではないだろうと言う予想も含めて)は・・・まぁ、想像がついていましたが(大笑)。
まさか、そのまた過去の平安時代にそういういきさつがあったとは!でしたね。

2巻において。八神奈月さんが、戦ったシーンで。桜吹雪を使うシーンがありました。それも何か獏としての力なのかな?くらいに思っていましたが。
そもそもは、伯奇が妻に迎えた桜の君が。神として永遠を生きる伯奇とは違って、儚く亡くなる前に。自分を思い出して!として残した能力だったのですね。だからこそ、伯奇はもとより。彼の子孫である八神さん達も使えた・・・と言うわけで。
ほほう・・・なるほど。
そして、その桜の君の転生が帝の妃となり、子供を宿してしまった綺子姫。呪詛によって命を奪われた綺子姫(桜の君)の転生が、琴乃お嬢様。
琴乃お嬢様は、綺子姫の時に添い遂げることが出来なかった分も伯奇に惹かれてしまっている・・・うわぁ・・これだったら、朔夜くんの出る幕がないんとちゃいます?(って、何故関西弁で突っ込みたくなるかなぁ・・置鮎さんキャラだと関西弁が似合うのに、朔夜くんは標準語だから??あれ?)

先祖帰りではないですが、伯奇と一緒に生きる!と思った琴乃お嬢様は、鬼祥の攻撃を無効にしてしまう。。
自分の子孫が、愛する人を倒そうとして、術を使うことを良しとしなかった為だとは思いますが。そのために、鬼祥の怒りを爆発させて。人である琴乃さんが叶うはずもなく・・・と言うのが実際でした。

しかし。その鬼祥を産んだのは、伯奇の娘である国津神。って事は、トークでは田中さんが石田さんのお母さん役!と言う話題が出ていましたが。じゃあ、緑川さんは石田さんのお祖父ちゃん(大笑)って事になるのよねぇ・・・どなたもそこを突っ込まないのが寂しかったです(大笑)。
国津神も、人に恋した時もあったのかしらね?弟・八神(これで、今ある獏御三家(゜゜)\バキッ☆の名字は、彼らの名前から来ているのだと言うのも判明しましたね)が、水無月の姫に恋したのを見て、人間の寿命は短いのに・・とため息をついています。
国津神だって、悪い人?獏じゃなかったのよ・・過去のそういう経過から、人に対して一線を引いていた状態だった国津神が、とことん人を憎む存在となったのは・・それは人のエゴが原因。

人に協力していた神である獏一族。なのに、その恩も忘れて人は彼らを蔑み、そして陥れ。朝廷貴族の陰謀で、無実の罪をかぶせようとした・・・。
声をかけても無視する。あの真っ赤な目が恐ろしや・・あぁ、我らも呪われるに違いない・・と聞こえよがしに悪口を言って、差別をする・・陰険な貴族様世界では、さもありなん!!(って、別に平安時代に生きていたわけではないので。貴族世界が陰険と断定するのは、私の思いこみ以外の何者でもないのですが。でも、江戸時代末期とかの時代劇などを見ていても、その他の貴族を描いたドラマを見ていても、なぁんとなくオープンではない陰険な苛めが横行している世界に見えません??)
その貴族様達の描写が、いかにもいやらしくて(大笑)・・あ、これ褒めてますから・・・こんな中で、人と共存していけると思うのは、あまりにも人びいきが過ぎますぜ・・って私でも思ってしまいます。

その貴族達を裏で操っていたのが、満長さん・・・うは・・彼が貴族として成り上がる時に、こういうのあったかなぁ?一応、実在の人物なんですけど。悪役にしちゃってOK?
また、この満長を諏訪部さんが、本当に憎々しく演じて下さって・・・悪役はこうじゃなくちゃねぇ(大笑)。
ところで。諏訪部さんは、大正時代?篇(明治かなぁ)で鬼祥の手下の役を演じていましたが。彼は、その後どうなったんでしょうねぇ?鬼祥の側に、自分だけは居ます・・って言っていましたけど。キシャーと言う獏さん特有の叫び声を上げての戦いのシーン、期待しますよ(大笑)。
お話的には、この明治?大正篇から、100年後の今まで朔夜は伯奇を追い続け。胡蝶とのコンビを続けているわけで・・。
現世では、琴乃お嬢様や帝は、どう転生しているのかしらね?そろそろ転生していても、おかしくないと思うんですけど。果たして、晴明の転生も存在するのか?など、また新たな疑問なども出てきました。
まぁ・・・1はともかく。2で、歴史的な広がりを見せているものの。今一つ「??」が多かった事が、今回かなり解明されていて一安心です。
声優さんでは。この前作の2で、お名前を知った代永さんが、役名がついた!と言うのが一番。可愛らしいお声の方で。明治?大正篇での婚約者として登場した時に、えぇ?子供じゃないのぉ?と思ったのは、ここだけの話です。
綺子姫と琴乃お嬢様・・のキーパーソンを演じた甲斐田裕子さんは、先日クリアした任天堂DSでローザの声を演じていた方ですよね?DSの音声は、やっぱりちょっと未熟なのかしら?声が割れると言うか、お姉さん!!と言うイメージで聴いていましたが、ここでは本当に可憐なお姫様でしたわ(^-^)。うん、やっぱりDSの音が悪いと言う事で(大笑)。

やっと、過去を描いてもらって。セリフの量が格段に増えた伯奇の緑川さん。何時ものつもりで、出番が少ないと台本チェックを始めたら、どんどん折り目を付けるページが増えてびっくりした!と語られています。
確か、1が発売される前に。伯奇は緑川さんに是非!と言う声があったそうですね。その頃から、こういう役設定があったのでしょう。永遠を生きながら、愛しい人の面影を求めている寂しい獏。4の情報はまだ届きませんが、彼にも永遠の安らぎが訪れると良いのですが・・・・

ナデプロ!!3

氷堂涼二 元氣プロジェクト GPNPー0003 2006年4月28日
♯5「コウタイ!?」
1.イントロダクション〜堀口の一人語り〜
2.夜・ナデプロ2F
3.翌朝・ナデプロ
4.『荒野のブルース』収録現場
♯6「セイチョウ!!」
5.イントロダクション〜西園寺の一人語り〜
6.石橋、秘密を見つける?
7.寝起きの人見
8.劇中劇『荒野のブルース』
9.帰り道、樋口と南雲

10.フリートーク
置鮎龍太郎(樋口龍)、泰勇気(八十科悠/店員)

小西克幸(人見克也)、甲斐田ゆき(甲斐由直)
野島健児(南雲健太)、諏訪部順一(石橋純一郎)
堀内賢雄(堀口研三)、斎賀みつき(西園寺茜)
かかずゆみ(田辺ゆみ&香山ゆみえ)、野島裕史(北里弘幸)

儀武ゆう子(女性受付嬢/スタッフ/役者A)
高口公介(X期生吉川/役者B/音響監督)、大橋佳野人(監督/運転手)
いきなり、ナデプロの建物に入ることを禁止された人見・甲斐・南雲の3人。禁止されたら、入りたくなるのが人情?と言うもので。忍び込んだ彼らは、いきなり社長が交代してしまった事と、石橋がデスクとして勤務している事を知るのだった・・
そして、南雲の今度の仕事は。キャストを一新しての劇場版「荒野のブルース」だったが。そのメインシナリオライターの西園寺は、いきなりアフレコ現場でシナリオを差し替えることで有名な人物だった・・
1巻目を聴いた時の「声優業界の裏側を描くパロディCD」か、もしくは「役作りの苦労だとかありそうなエピソードなどを満載した実録!?のドラマCD」なのかな?と言う期待が消え去った分だけ、かなり気楽になってきたんでしょうか?
いや・・なぁんか、もう良いです(大笑)と言う感じでしたねぇ・・
なので、今回の着眼点ならぬ着耳点(大笑)は、野島兄弟の共演!と言うことが先ずは一番目でした。

まぁ、お話としては。
何故かいきなり、社長交代してしまった事がメインに来ると思いますが。社長よりも、インパクトが強かった西園寺先生・・(大笑)
だって、いきなりアフレコ現場で、全部のシナリオを差し替えしていたら、そりゃもう話が違って来ない?
アニメだよね・・この「荒野のブルース」って・・だとしたら、尺とか口パクとかいろいろ問題とかクリアしなくてはいけない物もあると思うのですが・・
それに、監督さんや役者さんからブーイングの嵐で、シナリオを任せてもらえなくなる・・とか、原作者さんならともかく(許諾を得るためには、仕方なくシナリオを依頼する事はあるかもしれない)、彼女にシナリオの執筆依頼が行くだろうか?などと余計なことまで考えてしまいました。
それに、劇中劇で衝撃を受けてしまった西園寺に、樋口が「奴・・・南雲は、役の人物になりきるのさ。内面から、役になりきるから。設定に書かれていない嗜好品まで分かるほどになる・・・」と言ったシーン。それまでは、自分が一番、キャラクターを知っている!分かっているのよ!と言っておきながら、自分でさえも知らないことを知っていると言うの?と言い出した時は、ちょっと笑えました。矛盾しているわよねぇ・・
それは、一番キャラクターを知っていると言う事にはならないような気がしますけど(大笑)。

荒野のブルースの収録が終わった帰り道。樋口が南雲にこぼしたのが、本音だったら良いのにねぇ!と思いましたわ。
一瞬、あぁ・・・敏腕マネージャーとされた樋口。彼に任せておけば良いと言うのは、それぞれの個性を見抜いて。適材適所に役者を振り分けることが出来る・・・そして、その秘められた能力を生かす最善のキャラを演じさせているんだ・・・おぉ!いろいろ問題はあるかもしれないけど。この人が、こんなに所属タレントの事を見ていたなんて・・・今までの奇っ怪な行動は、それを悟らせないためのものだったのね!とまで、感動したのになぁ・・・
なぁんだ・・・(大笑)

あとは・・この劇中劇の荒野のブルースなんですが・・・えーっと・・この主人公とか登場人物の喋り方だけを聴いていると、これが劇場版になるまでの人気作だと言うのが、全く理解出来ません(大笑)。
凄く野暮ったいと言いますか、えぇ?こんな喋り方の男のどこが良いのおぉ?と言う感じがしまして・・。
周囲の人も、妙なイントネーションで名前呼んでいるし・・うーん・・・ごめんねぇ・・魅力が演技だけだと分からないわぁ・・・

これはお友達とも、時々会話(議論?意見交換?)している事なのですが。
声優さんの場合、ドラマCDだけで聴いた場合と。アニメで絵があって声を聴く場合とでは、違うよねぇ!と。

絵やイメージになる物がない分だけ、ドラマCDの場合は脳内での想像力や補填している物が多いと思います。下手すると、キャラクターの動作、表情から様々な物を考えて、回りの風景まで想像してしまったり。
しかし、逆に。音だけだから、滑舌の悪さが気になったり(゜゜)\バキッ☆、キャッチボールになっていないような・・と思ったり。余計に声がもたらす影響をもろに受けてしまう事になります。
絵があれば気にならないことも、絵がない事で気になってしまうと言うのもあるよねぇ!と。
きっと、この劇場版は絵があってこそのアフレコですよね・・(大笑)。きっと、絵にはぴったりと当てはまった演技であり、キャラクターの個性を彩る素晴らしいものだったのでしょうね(^^;。

その荒野のブルースで共演した・・と言う設定で、野島兄弟が共演!です。
この劇場版の事は・・えーっと(^^;なのですが。
個人的には、カエルの事をトークで語って欲しかったなぁ・・・と思っていました。

堀内さんが演じた社長さんが着ていたアロハシャツの絵柄が「セアカヤドクガエル」だったそうで・・・(って、シャツにカエルの絵柄ってのも、趣味を疑いたくなりますね)。
これを「セアカヤ ドクガエル」と思った堀内さん。そりゃ、そうよね・・・ドクガエルの種類で名前がセアカヤさんかと思っていたら。
これは、背中が赤いドクガエルで。その毒を矢に塗って使ったことから、矢毒カエル。つまりは、背赤矢毒カエル??
へぇ・・・と思わず手元のボタン(ないけど)を押したくなるようなトリビア情報?(詳しい人には、当たり前の知識なのかしら?)を披露したのが、野島兄弟だったとか・・ブックレットに載っているエピソードでして。
男兄弟ってば、何に興味を持つか分からないわねぇ!と思わず近所の小母さんしちゃってました(大笑)。
裕史さんの時に、お兄ちゃん!と声援が飛んでいたのが楽しかったです。

ポーの一族 3巻

萩尾望都 ソフトガレージ JDCA29213 2008年2月22日
1.メリーベルと銀のばら 第1章
2.メリーベルと銀のばら 第2章
3.メリーベルと銀のばら 第3章
4.すきとおった銀の髪
朴ろ美(エドガー)、いのくちゆか(メリーベル)

石飛幸治(ポーツネル男爵)、佐々木瑶子(シーラ)
子安武人(オズワルド)、岡本信彦(ユーシス)、植田佳奈(マドンナ)
菅沼久義(チャールズ)、楠見尚己(キングポー)、斉藤昌(老ハンナ)


波多野渉、須藤絵里花、岡田幸子、佐藤聡美
鷹觜翼、千々和竜策、瑚海みどり
霧の深い森に捨てられていた兄妹。老ハンナに育てられた二人が居た村は、ヴァンパネラ伝説を信じる人もまだ存在していた。そんなある日、美しい客人を見たエドガーはこっそり夜会を見に行くが・・・
ポーの一族で、一番印象に残る女性キャラは・・・と言われたなら。迷うこともなく、エドガーの妹メリーベルだと答えるでしょう。
森に捨てられ。その後、エドガーから離れて育ち。エドガーの時が途中で止まったために、再会した後の二人はそう年齢差のない兄妹として存在した。
しかし、キングポー直系のエナジーをもらったエドガーから仲間に入れられたにもかかわらず、メリーベルはか弱いままで。アランと出会った町の医者に正体を見破られて、撃たれてしまう・・・

彼女も、そこそこ年月を生きていたはずなのに。何故か、純真な少女のイメージしか思い描くことが出来ません。
ある意味、とてもお得と言うか(苦笑)永遠の美少女であるメリーベルは、透き通る光のような存在として心に残ります。
この3巻は、そんなメリーベルメインのお話を集めたものだと言えましょう。

萩尾さんの原作には、コマの中に散文(詩)のような言葉が散りばめられています。登場人物(何故か、キャラとかキャラクターと言う言葉を使いたくなかったのです)が発した言葉でもなく、モノローグでもなく、本当に「詩」的な響きを持つ言葉の群れが存在します。
この巻では、人ではなくなったエドガーがメリーベルを思って涙するシーンで出てくる「ハンプティダンプティ〜」や「ひっくり返ったおもちゃ箱」などの言葉など。
音として、言葉として表現すると、ちょっと照れくさいようなそれらは、どちらかと言うと一流のミュージシャンが奏でる音楽のような印象を持ったものでした。
その「詩」は、エドガーがメリーベルのために流す涙のシーンでも出てきますが。
個人的に、一番印象に残っているのは。やはり、沈丁花に髪がからみつき、それを王子様が外してくれるシーンでしょう!
沈丁花、沈丁花、悪戯な小枝よ・・・と絹糸のような輝く髪を、好きな人が触っている。外すのを待つ間、立っているだけでもドキドキする胸を抱える少女。長いようで短い時間。

本当に、私はどれだけこの原作が好きだったんだろう?何度読み返したんだろう?
ドラマCDを聴きながら、普通は映画のように流れる映像を思い浮かべるのですが。今回、この作品に限っては原作の絵であり一こま一こまを思い浮かべてしまうのです。

キャストについては、まぁ・・賛否両論ありますが。
今回、あぁ!!と思ってしまうのは。まだ人間だったエドガーと、キングポーからエナジーを与えられ、望まないのに一族に加わってしまったエドガーの差ですね!
本当に、純真無垢で愛らしい少年だったエドガー。秘密を知る前のあどけなさが残るシーンと、秘密を知ってしまった後は、メリーベルを守るために、男爵の前に姿を表した後の彼、そしてなお「皆が気が付けば良いんだ!」と思っているシーンと。ヴァンパネラになる前のシーンでも、これほど違う姿を見せてくれます。
まさに、見せるではなく魅せる演技ですね!!(^-^)。
そして、ゆうるりと身体が変わっていき。後は1巻以降の冷たい彼となっています。しかし、悠久の時を生きているので。チャールズと同じくらいの姿でありながら、上から目線の精神年齢はとてつもなく上!!が、メリーベルと遊んでいたチャールズに声をかけるそのたった一言で出ています!!
朴さんの女優魂を見た気がしますね。

そして。シリーズヒロインのメリーベル。
王子様であったユーシスが、母親とメリーベルとの間で苦悩して死んでしまった後。エドガーの手を取り、オズワルドの制止を振り切って時の彼方に行ってしまう。
本当に待っていたのよ・・と手を取ったメリーベルは、結局ユーシスを真剣に愛してはいなかった?などと当時は、友人達をコミック片手に論争したものですが(大笑)・・だってそうでしょう?ユーシスよりも兄を取るんだもの・・・確か、論争の決着は。
愛の形と言うか、質が違うと言う事で落ち着いたのかな?
当時は、子供だったので。お墓問題は出て来なかったと思いますが。愛の質が違う・・肉親と他人の差・・と言う問題に。今だったら、旦那の墓に入ると言うことは、義母だのなんだのと一緒に入るって事になるわけで・・。
旦那と一緒はともかくも、義母とは一緒に入りたくない!私は、実家の墓に入るのよ!なんて話が、愛の質の差の根拠として出てくるかもしれませんね(大笑)。
それはさておき。メリーベルは、想い出の中にあった兄様と同じ姿をしているエドガーに、何ら疑問は抱かなかったのかもしれませんね・・。しかし、オズワルドのセリフでエドガーの外見年齢を追求するシーンがあったような気がしていましたが・・
あれ?ドラマCDでもありましたっけ??
メリーベルは、オズワルドやユーシスと一緒の前半の「メリーベルと銀のバラ」よりも、最後のトラックの透き通った・・の方が、おぉ!と思いました。ここでは、メリーベルも随分と年月を重ねていますので。幼い愛を抱くチャールズをちょっと軽くあしらっている・・・と言うか。
昔の事だから忘れたわ・・と言うシーンなどに出ています。
そして、ラストシーンで。成長したチャールズと再会した時。メリーベルはすっかりチャールズの事を忘れていますが。
これ・・結構どちらにとっても残酷ですよね。ほんの一時しか一緒に居なかった人の事など、メリーベルは覚えている事もないのでしょう。そうでもしないと、出逢った人全てを記憶にとどめていたら、大変な事になるのを知っているのでしょうか?
彼女にとっては、チャールズはほんの一瞬のまたたき程度。そう生きなくてはいけない彼女の運命の残酷さ・・
チャールズにとっては、忘れ得ぬ人だったのに。自分だけ年を重ねている残酷さ。エドガーまで登場して、まさか!と思った彼は、何を思ったでしょう?真剣であった幼い愛は、想い出だけにとどめておいたでしょうか?
確か、原作ではチャールズが手渡したバラが、メリーベルの手の中で枯れていくコマがあったと思います。
音だと、それは表現しづらかったかしらねぇ?

他の声優さんでは、おちゃらけているけれどお兄ちゃん!の子安さんに一票(何を?)。行くな!と叫ぶ彼は、ユーシスまで失ってしまい。その後、どうなったかな・・とふと考えてしまいました。

S.S.D.S
愛の解体新書 レボリューション3

速水奨 ランティス LACAー5510 2006年3月24日
1.ダークマター
2.♪「刹那の英雄」
3.支配
4.診察1
5.暗示
6.診察2
7.再生
8.再診予約
9.S.S.C.R. スーパースタイリッシュキャストロール
10.次回予告
速水奨(Dr.HAYAMI)、高橋直純(新田和人)
松本保典(沢登達哉)、檜山修之(君島密)
森川智之(ミヒャエル・シューマイヤー)、大谷育江(バンブーちゃん)
関俊彦(バウム・クーテヘン教授)、堀内賢雄(ブラディ・トランシルヴァニア伯爵)


千葉進歩(日下真一郎)、中博史(中管制官)
桐本琢也(Joyピリオド)、根谷美智子(ルクラ)

青野武(ティーチャー・クレイ)・・・特別出演
富田耕生(十三代藤原源左衛門助成)・・・特別出演
Joy王国から、ピリオド殿下とルクラが病院にやってくる。ブラックバンブーちゃんの放った菌に冒された二人の目的とは?
そして、爆発してしまったドクターHAYAMIの運命やいかに!
そうですねぇ・・・このお話はどこに行こうと言うのかなぁ?もう、予測不可能ですわ・・・と思わず遠い目をしてしまいました。
確かに、キャラクターは1から変わっていません。
誰が造ったのか?高性能のサイボーグなのか?ロボットなのか?のドクター。
独り言の癖がある新田くん。
恋人にふられてしまい、いきなり幼児退行してしまう沢登先生。
もんじゃ焼きのお店を経営している寡黙なお兄さんがいる、ラテン系の色男の君島先生。
ドイツからの留学生?で、シューマイ大好きのミヒャエルくん。
そして、ドクターと同じくサイボーグ??で乾杯大好きなバウム教授。
病院を襲ったヴァンパイアだったはずなのに、何時しか夜間急患応対ドクターになっているブラディ伯爵。
そして、そろばん大好き!でJoy王国でルクラさんに惚れてしまった日下事務長。カウントダウンに命をかける中管制官。
そこに、ドクターを造った職人気質の十三代目と、十三代目と幼馴染みの悪の科学者??クレイさんが絡みます。

しかし。このお話は、クレイさんが居るし、バンブーちゃんが暗黒の菌に巻き込まれてしまっているから。お話としては、2巻の後と言うのは良いのですが。
2巻で出てきた袖捲さんとか、ケロユキくんはどうなったKERO?(゜゜)\バキッ☆と言う疑問が残ることと。
オーナーであるJoy三郎さんは王国に残ったまま?え?新田くんは、出生のヒミツを知ってもなおもこの13号医局に残っているんだ?あらら?となりまして。

しかも。ブラックバンブーちゃんがまき散らした暗黒ウィルスに皆が感染してしまい。ドクターはアルミのロボットになってしまっているし・・・新田くんのモノローグで、お話はかいつまんでサクサク語られてしまっているのが辛かったです・・かいつまんで話が進行すると、お話好きとしては、つまんないものですから(^^;。

でも、あぁ!と思った事もいくつかありました。
新田くんとミヒャエルくんの猫耳のブックレットの絵は、内容を聞けば「あぁ・・・なるほどね」でしたし。
番長夢が、沢登先生の妄想で。職人さん妄想が、日下さんの夢だったのでしょうけど。君島先生の夢とか、中さんの夢は何だったのかな?と考えかけて。
・・なんとなく、君島先生の夢をドラマにするには女性キャストが足りないし(大笑)。中さんだったら、ずーっとカウントダウンをしている夢かもしれないので、ドラマにはしづらかったのだろうな・・・とは思って、妙な納得をしてしまいましたわ(^^;。
あとは、ピリオド殿下とルクラさんの歓迎のために、日下事務長が用意した花火に人員・・・それらが最後にちゃぁんと収まるところに収まって。無駄にならなかったのも、一つの「あぁ!」でした。
また、ドクターがブラックウィルスに感染している事が分かったシーン。速水さんの「うざい」会話が、それと分かって楽しかったです(^-^)。でも、そういう言葉遣いって。高貴なイメージがつきまとう速水さんには似合わないわ・・・。とっても浮いて聞こえてしまうので。ここは、そう・・・ブラックウィルスに感染していたと言うことで。

番長シーンの沢登先生の頑張りっぷりは、楽しいものでしたが。今回は、幼児退行ネタがなくて寂しかったかなぁ?また、ボイスウェポンの君島先生の必殺技が、炸裂する機会がなかったのもちょっと寂しい。
鮮やかな日下事務長のそろばん計算がなかったのも、寂しかったしなぁ・・

現実にはありえない病院からスタートして。病院ネタじゃないし・・の宇宙にまで発展して。
Joy王国が二部であるレボリューションから出てきていまして。ブラックネタが出ていますが。
うーん・・今の時点ではこのお話は4巻で終わってしまいますが。どこに軟着陸しちゃうかな?胴体着陸と言うか、終わった印象がないぐたぐたで終わるか・・ブラックバンブーちゃんはどうなったのか?ドクターはどうなるか?
思いっきり違う展開に進むかもしれませんが。どこに行こうと見守ろうかと思っております。

7SEEDS 3 春の章

田村由美 ビースタック(フロンティアワークス) AFCー3008 2004年5月21日
第1話.花
第2話.星
第3話.音霊(おとだま)
雪野五月(末黒野花)、置鮎龍太郎(角又万作)

山田美穂(甘茶藤子)、大沢千秋(鯛網ちさ)
保志総一朗(雪間ハル)、楠大典(柳踏青)
小林由美子(野火桃太郎)、鳥海浩輔(青田嵐)
選ばれた7人の優秀な若者と1人のガイドを冬眠させ。地球が人が活動出来る状態になったら、冬眠を解く・・・と言う7SEED計画。
春のチームが目覚めたのは、関東近郊の孤島だったが・・・そこは、なんと巨大昆虫の島だった。
1巻と2巻の感想に、ぶっちゃけ話として。私がこのドラマCDを買ったわけ(同じ田村さんの僕がなんとかしたわけシリーズにひっかけています)を書いています。なので、実際に聴く前に買ったコミックは、冬の章に関係ある4巻だけ(゜゜)\バキッ☆・・
そして、ドラマCDを聴いて感想を書く時に。原作は知りませんと書いている事が多いです(^^;。まれに・・・(と言うのが寂しいですな(苦笑))ドラマCDになるらしいと言う告知を読み。原作は?どういうの?とドラマCDを待ちきれずに買う事もあるにはありますが・・大抵は、うーんと・・原作にあったあの好きなシーンが削られていた!と怒ることが多くなりまして(^^;。精神衛生上よろしくありません(^^;。

逆に、ドラマCDを聴いて原作に興味を持ち。原作を買って読むと言う事もたまにはありますが、実際に買った事があるタイトルは・・・えーっと・・いくつあるかなぁ・・(大笑)。
大抵は、ドラマCDを聴いただけでは「えーっと・・良く分かりません!」と人物の気持ちの推移が分からなくて、気持ちが悪い場合(大笑)。・・褒められた話ではありませんが、このセリフとかシーンに結びつく心情の変化が落ちてこなくて、セリフになっていないモノローグとかト書きの部分に、そのヒントが込められているかも?原作の文中とか、コマの間に描かれている?と思って買う場合がほとんどです。
つまりは、ドラマCDを聴いて無茶苦茶お話を気に入り、原作を買ったタイトルと言うのはもっと少なくなります。

しかぁし!!この7SEEDSは。
聞きながら「うわぁ!!これ、原作って何巻出てました?まだ連載続いてます?えーっと4巻以外だから、出ている巻数からマイナス1冊分を今から買うとしたら、いくらかかる?」と久しぶりに真剣に悩んでしまったお話となりました。えぇ・・まだ、ちょっと資金の問題で購入には踏み切っていませんけど(だって、ドラマCDだけでお小遣いいっぱいいっぱいですから)(^^;。

夏から始まって。出来損ない(゜゜)\バキッ☆の夏Bチームのなっちゃんを知って。嵐くんを知って。
1巻のブックレットや原作4巻に収録されている春の(このドラマの)続き部分から、嵐くんの彼女の花さんが春チームに居るのを知っていました。
やっぱり、最初のすり込みと言いますか。出来損ないを集めた夏のBチームに感情移入しているわけですよ。そうすると、ナツちゃんの恋心を応援してあげたい!と言う気持ちになってきますが。

あぁ・・いかん!これを聴いたら。花さんも無茶苦茶応援してあげたくなるじゃないですか!
この子・・強く見えるけど、でも根っこが乙女。うわぁ・・もう、あんまり頑張りすぎるから小母さん心配だわ(大笑)とハラハラドキドキしてしまいました。
また、CDのブックレットにお名前はありませんが。おそらくは、購入サイトなどで検索したとしても。鳥海さんのお名前で、このタイトルが出てくる事はないと思いますが。このアルバム、はい!!鳥海さんは間違いなく嵐でご出演です。花ちゃんの回想シーンで、ほんのちょこちょこ出てきてくれます。そのチョコチョコ出てくる具合が、数少ないのにもう絶妙でして。これは別録音?それとも、ちゃんとこの回にいらした?キャラクター同士が逢えないのなら、せめてアフレコ現場では花さんと嵐くんを逢わせてあげたいわよねぇ!なんて、勝手に盛り上がるくらいに、花さんが健気で可愛いし、嵐くんも良いヤツでした!

お話を知らないからこそ、彼らがどうなるか?が分からずにドキドキが募っている部分もあるかもしれませんが。
それでも、このCDを聴いている時間。確かに私は幸せなドキドキを感じておりました。
7人居るものの、まだ1人の少女はコールドスリープ状態で目が覚めていない。残る6人とガイド1人。しかも、水や食料を確保したいのに、島が巨大昆虫の島で。トンボだのカマキリだのが彼らを襲ってくる・・う・・普通サイズは良いけど。巨大サイズは、考えたくはないわねぇ・・・(^^;。
私、そこまで虫が嫌いではないのですが、それでも巨大なヤゴだの、目が光っているカマキリだの・・・聴いて、即本屋に駆け込まなかった理由の一つは、資金の問題もありますが。漫画の絵として、これらの巨大な虫と、ビル街で出てくる海中生命体を見たくなくて・・戸惑っている部分もあります・・(^^;

花ちゃんが持つサバイバル知識が、どこまで役に立つか?少なくとも、偉そうなガイドさんよりか、リーダーにふさわしいのに。どうにもならないのが、またドキドキでした。
ガイドさんと言えば、夏Bチームの姉御肌の牡丹さんと、冬チームの開始早々にお亡くなりになった熊川さんしか知りませんが。この春チームのガイドの柳さん!いやぁ!!彼が素晴らしかった。
良い意味で、素晴らしい悪役だった(大笑)。
楠さん!私は、他にどんなキャラを貴男が演じられたとしても、きっとこの柳役を忘れることはないでしょう!!
最初は、ヒーローになりたくて。でも、実際にはそういう現場はまるでなくて。だから、自衛隊に入って訓練して。このガイドに選ばれた時も、きっと胸を張って自分が皆を率いて守ってやるんだ!と意気込んでいたはずなのに。
思った通りに物事は進まない。そのうちに、地金が現れてしまう・・・男尊女卑の考え方を捨てきれない可哀相な方でした。挙げ句の果てには。虫の卵を植え付けられてしまって・・・最後の最後に、本当に守ってやりたかったんだ・・・と死んでいく事しか出来なかった彼が哀れで仕方ありませんでした。
その哀れさを誘ったのが、それまでの憎々しいまでの嫌らしいオレ様っぷりであり、相手に自分の意見を通すために暴力さえ辞さないとんでもない奴だった事でしょう。
そこまでの悪役であり、嫌な奴でなければ。単なるいい人だったなら、熊川さんがトラ?に襲われて死んでも何も思わなかったように。彼が死んでも、何も思わなかったことでしょう。

そして。他のキャスト!
花役の雪野さんは、かごめちゃんとも違う自立していると見えるサバイバル少女でした。
ただ、やっぱり基本の部分は嵐!で。それを考えないために一生懸命になっている!と言うのが涙を誘いました。彼女の生きる原動力は、嵐くんなんですよね!
甘茶藤子役の山田さんは、クールで理知的。花ちゃんの一生懸命さを見抜いている女性で。でも、彼女が宇宙飛行士を目指していた私が!となるシーンなどは、もうほれぼれしておりました。
もう一人の女性であるちさ役の大沢さんは、この作品でしかお名前を拝見した事がありませんが。従順なだけの典型的な大和撫子?と思わせておいて、眠り続ける少女を守るために柳にキバを剥くシーンの逆襲っぷりが素敵でした。
あぁ・・この子が春チームに選ばれたのが分かるわ!と思える芯の強さでしたね。

桃太郎役の小林さんは、難しい台詞も多かったのに(星座の名前や、昆虫の舌を噛みそうな名前だとか)少年で・・・桃太郎の存在は、結構良いアクセントになるのでは?と思わせてくれました。

そして。関西弁の風流人の角又の置鮎さん。自然体なのに、良いやつ!で。春チームで唯一頼りになる男性だよねぇ!と思わせてくれました。
もう一人の頼りになりそうもないハル役の保志さん。・・うん、個人的にはこういうキャラで、こういうトーンの保志さんが一番好きかな?可愛い子ぶりっことか、軟弱きわまりない役ではなく、無関心で虚無を漂わせるキャラ。
しかも、それを自虐的に口にする事が出来るひねくれ者(凄い言い様ですが。これ、褒め言葉です。一種の)。走るのが速くなくて、手を汚したくない。季節を知った後は、死ぬことも考えているようなちょっと根暗なキャラ、上手いです!
だから、褒め言葉だって(大笑)。
ハルと二人になり。水中生物から逃れた時、廃墟で音楽を奏でるハルに対して、花が心の中で突っ込みを入れているモノローグが入りますが。きっとハルは、そういう事は分かっている奴だと思ってしまいます。
そう・・おそらくは、自分の矛盾点を一番知っているのよ・・彼は・・・。

お話としては、春チームが関東地方の水没を知り。富士を目指して旅立つところまでなので。そうですねぇ・・出来れば!
出来ることならば!夏Aチームや秋チーム。そして、夏Bチームから二人旅を続けたナツと嵐の様子などなど・・この続きも是非音のドラマで聴きたいものです!

遙かなる時空の中で2&3 
キャラクターコレクション3
地の朱雀 彰紋&武蔵坊弁慶

コーエー KECHー1384 2006年9月27日
1.玲瓏なる覚悟よ
2.夜籠りの夢
3.満月の雫は媚薬
4.宵闇と秋風の薫物合を
5.紫陽花の残夢で逢いましょう
6.ーひとつきりの薫物ー
宮田幸季(彰紋&武蔵坊弁慶)
はい・・このアルバムも、キャラクターコレクション1及び2と同じく。1曲目の歌と6トラック目の語り以外は、今までにコーエーさんから発売されたCDを持っている方には、お馴染みの歌となります。
手元にあるCDを引っ張り出して、自分で編集してMDなりCDにコピーしたなら、このアルバムはほぼ出来まっせ〜なのです。

つまりは!このアルバムの購入は、1トラック目の歌と6トラック目の語りを聴きたいかどうか?にかかってきます。これが出た当時。全員分集めるかどうか・・・でかなり迷いましたもの(^^;。
だって、6トラックのうち2トラックのために新譜を買うかどうか?
コーエーさんの商売上手!!と賛辞したら良いのやら(と言うか、罵りたい気持ちになる方が強いのですが)それに乗せられる自分もどうか?とか・・いろいろ考えるわけですよ。

しかし。ぶっちゃけた話、キャラクターコレクションのラインナップを見た時。無条件に買おう!買いたい!と思ったのは・・
このサイトをご覧の方には、もうバレバレですが。リズ先生&泰継さんの石田さんの分。
そして、彰紋と弁慶の宮田さんのアルバムでした。
石田さんの分は、どうせ歌がないから語りかドラマだろうし。そうなると、今までの分と言うことはなかろう・・・と言う理由でした。
そして、この地の朱雀編の購入を決めたのは。宮田さんの彰紋と弁慶を続けて一度にまとめて聴いてみたい!と思ったからでした。

で・・結局、そうこうしているうちに。三木さんの分もドラマが入っているらしいし・・・えーっと。関智一さんも聴いてみたいし。高橋さんは歌上手いしねぇ・・とぐるぐるしているうちに、某茄子があって・・じゃあこの際だから!となってしまったわけですm(_ _)m。

本当に、数少ない「キャラクターソングとは?」と言うのを理解されて。キャラとして歌って下さる上に、上手いんですもの!
キャラクターソングだから、キャラとして歌うと言うのは当たり前のように思えますが。実際には、歌うキーは別物ですからねぇ・・。気持ち的には、そのキャラになりきっていたとしても、音程だとかキーの問題でそうはいかない!無理や!と言うのがありますもの。
演技と歌は別問題と言うところでしょうね。

実は。この感想を書こうとしている2008年8月末に、遙かなる時空の中での1〜3のキャラクター大集合!と言うまさに夢のようなゲームが発売されました。
感想をアップしようとしていた時、やっと到着したゲームをプレイ開始して、慌てて追記している次第なのですが。

タイトルが出て、タイトルコールをランダムで読み上げて下さっています。その声が、あぁ!!これは1の誰。2のあの人よ!そして、3のあのキャラよ!!と、全部聞き分けられる。
また、夢の小箱イベントがありまして(^^;。その小箱を開けた時に、神子殿・・・と語りかけてくれる一言がありますが。その一言で、これは誰の小箱?と言うのがすぐに分かる。
タイトルコールと小箱の一言。それが、誰のものかが分かる!この素晴らしさ。似たようなキャラであるはずなのに、全部違う!おぉ!と思わず感動しておりました。

このアルバムは、その一言やコールではなく。歌の世界で「これは誰よ」と分からせてくれる数少ないソングアルバムだと思います。
まぁ・・本当に歌上手いですよね・・

プティフール キャラクターソングCD3
松尾勇&武梨静

ツーファイブ TRCDー10079 2008年5月14日
1.ワインとナイフとプライドとマイウェイ
2.Short Drama
3.MY GIRL〜俺の女〜
4.スペシャリテ倍返し
檜山修之(松尾勇)、保志総一朗(武梨静)
同名ゲームから、松尾と武梨のデュエットとソロを各1曲ずつ。そして、二人が共演するショートドラマが収録されたファンディスク。
えーっとね・・・歌はね、歌は・・歌っていらしゃるのが檜山さんと保志さんですから。
うん、まぁ・・・えーっとこんなところかな?うん・・そうだね・・・頑張れ!!でお終い。
と言うか、歌の上手さを期待して買ったCDではないし(おいおい)、キャラクターソングだから、ノリがあればOKだと思っております。

あ・・・言葉を尽くすと。どんどん酷い感想になっていく気がしますので。4トラックのうち、3つまで占める歌の感想はおいといて・・。
ショートドラマの方ですが。
近所で行われた小さなお祭り。二人は、それぞれが得意とする演目で勝負を挑むと言うものでした。
松尾は射的で。武梨は金魚すくいで勝負!!でしたが。結局は、自分たちの得意とする物はOKで勝負がつかなくて・・・。

しかし、ふと。盆踊りや小さなお祭りが催される夏の夜。このCDを聴きながら。
こういうお祭りを舞台にしたドラマも多いけれど。実際には、射的があるお祭りって私個人は、随分と行ってないねぇ・・・
金魚すくいも、まだあるのかな?色がついたヒヨコも売っていたっけ・・あれは、ヒヨコは釣ったんだった?単にお金を出して買ったのだっけ?あれ?
金魚もヒヨコも、屋台から連れて帰ったものは。お祭りが終わった後まで元気で長生きしたのは、あまり居なくて。すぐに死んでしまうからダメよ!って言われたよね・・・
と、ドラマの内容とは関係ない所で、ノスタルジアに浸っておりました。

ドラマCDの感想としては。えーっと・・・武梨くんがね、ちょっと機械的なしゃべり方で。それが個性って言ったら個性ですし。保志さんも頑張って、普段とは違う役作りをされているのは分かるのですが。やっぱり、何となく好きになれないままでした。
このキャラも攻略対象だよねぇ(って、お分かりだとは思いますが。特典のドラマCDは聴きましたが。ゲームはまだプレイしてません(゜゜)\バキッ☆・・・)・・どうしようかなぁ(゜゜)\バキッ☆

スレイヤーズNEXT SOUND BIBLE V

神坂一 キングレコード 1997年2月5日 KICA 332
1.嘘の無いゲームーSET ME FREE(松本保典)
2.alone(冬馬由美)
19.Secret〜誰かのメッセージ〜(石田彰)
20.BRAVE SOULS 〜give a reason(L・O・N)
他のトラック 3〜18はオリジナルサウンドトラックになっております。
すみません・・・このCDは、ただただ石田さんの貴重な歌声を聞くためだけに買いましたm(_ _)m
ちょっと不勉強で知らないのですが、これをわざわざ買ったのは。他の歌のように、別のアルバムに収録されているのがあるのを知らないからですが・・・

でも。その一曲のためだけに買っても満足でした。
だって、明るい曲でね・・落ち込んだ時には、この曲を入れたMDを引っ張り出して聴いているくらい気に入っているのですもの。
疲れたら、腰を下ろして景色を眺めてみよう〜とか、僕は君の後ろで見守っています〜と言うのに、クラクラしてしまうんですよ。
まぁ、ゼロスなんだけど、それでも石田さんがちょっと肩の力を抜いて、後ろから見守っていてくれる!と言うだけで嬉しくなってしまいます。しかし、それだけではなく。松本さんのアップテンポな明るい歌は、まさにガウリィだし。
アンジェリークで、恋愛対象者のメルとしての歌を聴いていた冬馬さんの女の子!の歌を聴くことが出来ましたもの(^-^)。

それにしても、あぁ・・キャラソンだわ!と改めて嬉しくなった一枚でした(^^)v。

幸せのLEVEL PART 3

こうじま奈月 インターコミュニケーションズ INCDー2128 2004年6月11日
井上和彦(葉月凪)×檜山修之(東雲薫)
小杉十郎太(鷹倉戒)×三木眞一郎(羽丘愁那)
折笠愛(鷹倉鳴海)、森川智之(神尾真也)


安田未央(宮原)、くるまどあきこ(竹田)
河原木志穂(巽ユカリ)、保村真(マネージャー)、杉山滋美(TVコメンテーター)
改築して、一緒に暮らす事になった凪と薫。凪が学会に出かけている時、薫の大学の後輩に当たる神尾と言う青年が患畜を連れてやってきた・・葉月動物病院の日常他、オリジナルストーリーによる幸せのLEVEL第三弾!
ラジオのパステルコレクションのお仕事で、ナビゲーターの森川さんは当然?新作の現場にインタビューに行ったり、ダイジェストを放送する関係で、インターさんの全作品をご存じじゃないのかしら?と言う時期がありました。
そんな時、ご自分も犬を飼っていらしゃる事もあって。相方が出演しているこのほんわか動物登場の作品に、自分も犬役で良いから出演したい!!と叫んでいらっしゃいました。
その念願叶って!と言う作品ですね(^-^)。何しろ、オリジナルストーリーなんですもの。森川さんの熱いアプローチのおかげ?とも言えるかもしれませんね。

京都での学会で、凪が不在にしている時。猫を連れてやってきた神尾くん。彼は、薫に一目惚れ。猫の様子を見に来るついで?に、進路の事を相談するふり?をしつつ、携帯の番号を聞き出したりメルアドを聴き出したりする始末。
神尾の相談?に、気軽に応じる薫ちゃんを見て、ムカムカと嫉妬に駆られてしまう凪・・。

自分は男に惚れているのに、他人からの好意には鈍感な薫ちゃんと。大人ぶっているから、正面切って嫉妬してます!と言えない凪先生のラブラブぶりが素敵でした。
あはははは・・・と笑っていながら、目は笑っていません!と言うのが、台詞による解説なしに分かってしまう凪役の井上さんが素晴らしいですね(^-^)。
キッチンのテーブル・・・その前にお茶とか飲んでいませんでしたっけ?ドタバタしたら(゜゜)\バキッ☆、コップとかお湯のみは大丈夫だったかなぁ?とちょっとだけ思ってしまった、主婦感覚をお許し下さいm(_ _)m。
・・・片づけてなかったよねぇ(大笑)。

そして。このお話には、もう一組の忘れちゃいけません!カップルが存在します。
小杉さんと三木さんでは、間に子供をはさんでの名作カップルがあります。シチュエーションが似ているし、同じメーカーさんだったので。うん??とちょっと危惧して聴き始めたのですが。
私の危惧など、空の彼方に吹っ飛んでしまいましたね。いや、本当に三木さん&小杉さんごめんなさいm(_ _)m。
お二人を疑ったと言うよりも、ここまで似ちゃうとねぇ・・・と言う感じでドキドキしていましたが。本当に杞憂でした。
同じようなクールビューティだと思わせておいて、あちらに比べるとずーっっっとガキな愁那の三木さん。そのガキの愁那を相手に、ちょっとゆとりを持ちつつ、からかって楽しんでいるオヤジの(大笑)戒の小杉さん。
愁那が「馬鹿やろう・・」と切れ切れに言うシーンの色っぽさ・・あわわ・・・・・ふて寝をしてしまったりするシーンを始め、あのトラックは三木さんに乾杯です(^-^)。
801シーンとしては、こちらのカップルの方が充実していた・・と言うか・・えーっと・・濃くて堪能させていただきました(大笑)。

しかし。このドラマCDでの一番の楽しみは、801シーンはなかったのですが第三部?の番外編である鷹倉鳴海の日常?でした。
鳴海くんの宿題の作文を読んでいる・・・と言う状態で描かれるドラマなのですが。

痴話げんかをしているシーンの車を巡ってのやりとり・・・三木さんご本人が、車大好き!な方だと伺っていますので。妙に、愁那に三木さんを重ね合わせて見ておりました(^-^)。
小雨の日には乗るな!とか、砂利道を走るな!とか・・車にこだわりがあって、スポーツカーだったらそういう事ってありそうありそう!!とニンマリして聴いてしまいました。
二人が忙しい時に、避難する?先の動物病院・・・この作文を読んだ先生は、薫先生は女性だと思ってくれなかったかなぁ??
BLには、ありがち?なのですが。結構受けの名前って、男性でも女性でも通用するような名前がありますよね?凪も薫も、どちらでも通用する名前じゃないかな?って思うのですけど・・。
ドラマCDを聴いている私たちには、凪さんも薫さんも男性だと分かっていますが。
この作文を読んだ学校の先生は、動物病院の先生の性別までは分かるまい!!とすると・・・鳴海くんの作文だけだったら、動物病院でのやりとりは、男性同士の三角関係だとは思わないかなぁ?と、チラッと希望を抱いてしまったのです。
だって、二股かけている!とか、略奪愛は旦那が不在の時に「今日、居ないんだろ?」って来るらしいから(大笑)。
いや・・・それでも、十二分に「家庭訪問させて下さい!」にはなりますけどね。

そんな噴き出しそうな作文を真面目に、可愛らしく読んで下さった折笠さんが大好きです。
愁那をはめた、アイドル役の河原木さん。良い味出してましたねぇ!!
小杉さんは、ボーイに扮装して部屋に食事を運ぶシーンで受けてました。
そして、愁那が女装して来たシーンで。親友なのに、気が付かず。凪によって指摘されて初めて気が付いた薫ちゃん役の檜山さん・・
あのシーンの「え〜〜〜!!!」は、思いっきりわざと叫んでいたでしょう?思わず、私も噴き出してしまいました(^^)v。

腐った教師の方程式 3

こだか和麻 ムービック 98年3月CDブック発売
復活盤は99年8月25日発売
1,タイトルコール                   
2,柴田美之来る
3,柴田家の団欒(牡蠣鍋)             
4,目黒の教会
5,美之と晃司と由里子               
6,あっくんとまさよし
7,教会のいま                    
8,鳴り響く鐘
9,それぞれの想い                 
10,記念写真
11,柴田美之去る
檜山修之(有沢敦)、井上和彦(柴田雅美)
難波圭一(柴田まさみ)、岩田光央(稲垣晃司)
岡本麻弥(早瀬由里子)、堀秀行(萩原透)
神谷明(柴田美之)
突然、柴田Wま兄弟(こういう言い方OK?)の父親美之氏が帰国した。まさみと透の交際に怒りまくる美之。
父親に反対されたまさみが家を飛び出した。その向かった先は、家族の想い出が残る古びた教会・・・・
前回聴いた時の感想は、神谷さん!に尽きたのですが。こうして、改めて聴いても。やっぱり、神谷さんがドラマCDに!!しかも、BLにご出演!と言うのは、かなり貴重な作品よねぇ・・・と思ってしまいます。
何しろ、貴方!
私の世代では、アニメのヒーローは全部神谷さんだったのよ!
バビル二世に始まって、ライディーンにゲッターロボに・・って、年齢がばれるから(えーっと・・一応、このサイトを隅々まで見ていただくと。あちらこちらに、年齢がばれるような記載はあります)止めておきますが。もう、列記し始めたら止まりません。
そのくらい、神谷さんはアニメ世界のヒーローにして神!的な存在と言っても過言ではありませんでした。その神谷さんがお父さん役!と言うだけでも凄いのに、ましてやBLなんですよ。もう、それだけで感無量となってしまいます。

これを読んでいただいている方にも、こういう経験はあるのじゃないかしら?
例えば、自分が青春時代とか幼かった頃にデビューしたアイドルや、女優さん(男優さん)が、自分と同じように年齢を重ねて。ふと見たTVドラマで両親役で出演だった・・・なんて時に、「えぇ?あの人がお父さん(お母さん)役なのぉ?」と衝撃を受けた事はあるのじゃないかしら?
そうですねぇ・・例えば、野性の証明の映画でデビューした薬師丸さん(セーラー服の似合うお嬢さんだったのに)が、主人公の母親役で出演していて、年月の流れを感じてしまった・・とか。SMAPの香取くんが、薔薇のない花屋(時事ネタで申し訳ないです・・フジテレビのドラマのタイトルです)でお父さんでびっくりした!とか・・。

そういう感じに近いかしらね?
アイドルはもとより、俳優さんでも声優さんでも、世代交代はあります。
声優さんの場合には。何時しか、応援していたあの方があまりアニメで主役を演じなくなり。脇に回ることが多くなり。そのうち、ディレクターとか音響監督になっていたとか、ナレーションの仕事が多くなっていた・・・と言うのがあります。
TV番組の企画で、あのキャラクターの声はこの人だった!みたいな顔出し企画に引っ張り出される・・・そうした時に、現役を退いて後輩育成に従事されていたとか・・えぇ?知らない間に、そういう事になっていたのぉ?あのキャラクターの声を聴いたのは、つい最近だったよね?と自分の中のつい最近って、何時よ(再放送と言うのもありますから(゜゜)\バキッ☆)・・となる時もありますが。

まさに、この腐った教師の方程式3で神谷さんのお名前を見た時には、うひゃああ!!あの神谷さんがお父さん?ですか?って・・そこに感想が戻ってしまいます。
でも、それじゃあ前に書いたのとあまり差がありませんので。ちゃんと書きますが。

今回の目玉は、萩原先生とあっくん、そしてまさみ&雅美兄弟でしたね(ってほとんど全員じゃん(大笑))。
お話の進行上、稲垣くんと由里子さんは柴田家で飲んだくれて出番が少ないので、仕方ないのですが。
それ以外のキャラには、全員ちゃんと見せ場があったCDでしたね(^-^)。

先ずは、萩原先生。彼は、人間ブルドーザーのシーンに感動しました(大笑)。いや、もう・・塀際の瓦礫を除けて欲しいと言う依頼に、うりゃうりゃ・・・と突進したシーンは、「まるで人間ブルドーザーだな」の台詞を待たずに、同じ事を考えてしまいましたもの。
そのくらい絵が見えましたね。
また、結婚式に参列して。お酒を呑んだことで盛り上がり。大事なまさみさんのお父さんが居ると言うのに、ウェディングドレス姿!とか言い出すし・・・舞い上がっているんでしょうねぇ・・と言うか、周囲が見えてないし・・雅美との間に繰り返された「牡蠣、食うか?」「いや・・・」の応酬が笑えますね。
今回も、教会に入って。キスするチャンスはあったはずなのに。テスタロッサ(直ったのね?)の爆音(大笑)に寸止めされているのが、ちょっと哀れではありました。

次が、あっくん。この子が攻めになるのよぉ??すぐにべそべそ泣いているこの子が攻めかぁ・・・と妙な感動を覚えてしまいますが。
片鱗は見えているかも?この積極的なアプローチは、そういう事かなぁ?
さて、あっくんでは。ダントツで、雅美がまさみの事を「兄さん」と呼んだ事に気が付いて泣き出した事ですね。
他の人も雅美が「兄さん」と呼びかけたのは聴いているはずなのに。今まで「まーちゃん」と呼んでいた雅美の呼びかけの差に気が付いたのが敦だけだった。
しかも、泣けない雅美の代わりにおいおいと泣いている敦。相手の心の中、その傷に気が付いた繊細な心と気配り。この子は、こんなにも観察眼の鋭い子だったのか・・と改めて感動してしまいました。
よくぞ、見抜いたわよねぇ!

そして。鐘が鳴っている間だけキスをしてふっきった雅美と。そんな雅美の気持ちを知っていたまさみ。この兄弟が、鐘撞台で交わす会話は、このCDの中で一番の聴き所ではないかと思います。
今は、BLの作品でも禁忌である兄弟ものもありますが(流石に実の親子は知らないです。義理の親子は聴いたけど(゜゜)\バキッ☆)、この当時はまだ兄弟は禁忌・タブーとして、カップリングはされなかったのかもしれません。
世が世なら、雅美×まさみもあったかもしれませんが。いや・・やっぱり、この作品ではそれはあったら嫌ですよね・・・・
誰よりも大事に思っている兄。そして、愛している弟。
その境界は越えて欲しくありません。背徳の愛ではなく、それを乗り越えていくところに一つの醍醐味があるのですから・・・

最後に、兄弟にふざけた名前!(どちらも、まさみじゃないか・・雅美はまさよしと読むけど。まさみとも読めるんだから!)をつけたお父さんである美之さんについて書きましょう。
まさみの告白に「耳が遠くなってしまった・・・」と逃げをうつものの。何度も繰り返される息子の告白。しかも、愛した妻にそっくりな長男の告白に、気持ちが動転したものの。
少し時間をくれ・・・と言うのは、素晴らしかったです。BLで多いのは、親もあっけらかんと認める交際か、とことん反対するか・・反対していても、何時かは折れるパターンか・・・なのですが。
今回、お父さんの台詞の中に。「二人にとっては、グラウンドを何周もしているかもしれないが。自分は今、やっとスタート地点に立った状態なんだから・・・」だから、時間をくれ・・・と語るところが。あぁ・・真剣に受け止めてくれたからなんだ!と思わせてくれました。
二人を引き裂くための時間稼ぎでもなく、自分の気持ちを整理するためだけの時間が欲しい・・そりゃそうよね。いきなり言われて「OK」と言える親の方がおかしいわい!
しかし。最後には、「お父さん!」と言った後「まさみさんのお父様」と言い直した萩原先生をふっと笑って許すような、拒絶感が消えた美之さんが居ました。ここは、やっぱりベテランの技だったのではないか?と思っています。

BL裏話 SPECIAL Part.3

インターコミュニケーションズ 2005年3月26日
1:オープニング     
2:Boy’s Loveについて思うこと
3:共演の想い出〜エピソード〜
いつかじゃない明日のために/Side 直哉
4:ドラマCD「いつかじゃない明日のために/Side 直哉」
ブックレット掲載オリジナルサイドストーリー朗読
5:エンディング
森川智之、堀内賢雄、鳥海浩輔、福山潤
2005年3月26日のライブを前に、出演が決まっている森川さん、堀内さんと。2005年のライブで初参加する事が決まった鳥海さんと福山さんによるトークCDです。
今は、インターさんのポイントバンクで交換が出来ますが。ライブ会場で販売されたCDだったんですね?
そのため、当然?ライブを前にしているために。どういう構成になるか・・自分たちの扮装や、他のゲストが分からない状態を語っていらっしゃいました。実は・・このCDを聴いて、俄然??ライブパステルコレクションのDVDを見たくなりましたねぇ・・
今まではスルーしようとしていたライブDVDだったのに!!実際は、どうなったのかしら?過去のお話もされているけど、とっても楽しそう!!うわぁ・・それは見たいでしょ?
カイザー森川に、トゥルーラブハンター賢雄などなどの二つ名は、ラジオなどで聴いていましたが。
参加された方全員が、そういう二つ名で呼ばれるんだ・・・つーか、その二つ名を知りたい!!と思いましてね。鳥海さんや福山さんは、どういう役所でご出演だったのかしら?二つ名は何だったんだろう??と。

まぁ・・ライブでは、福山さんが鳥海さんを抱いてグルグル回るところや、フリートークでの「・・・この会場に来て下さっているお客さんは、僕のあんな声を聴いている方なんだと思ったら・・目が合わせられない」と照れてしまったシーンなどが印象に残っていますけど(大笑)。

ライブの話はおいといて(大笑)、トークCDの話になりますが。
ボーイズラブについて思うこと・・は、今回もやっぱり「ドラマとしての素晴らしさ」を語っていらっしゃいますね・・
そして、圧倒的に受けが多い福山さんが、珍しく?攻めをやった時の「低音でやらなくてはいけない事に気を取られてしまって、演技が難しくなってしまった」事や、デビュー当時から生徒Aなどから出発した鳥海さんの阿部組?としてのそろそろメインに回ってきたお話など、ドラマCD巻末のトークでは聴くことが出来ないお話が印象的でした。

また、このトークCDでは。ここだけ!!の企画として、ブックレットに掲載しているサイドストーリーを福山さんと鳥海さんが朗読する!と言う企画があり。今までの疑似録音風景ではなく、本当の録音風景をかいま見ることが出来ました。

でもねぇ・・・上手いなぁ!!ライブでもそうですし、こういうトークCDを聴くと。そこで紹介されているドラマCDが気になって仕方ないじゃないですか!!
いつかじゃない明日のために・・・このタイトルのデータベースをアップした時には。このトークCDの影響だな?と思われてかまいません・・・(^^;。

桃色御伽草子 
MOMOCAN V

桃季さえ バナナジュースカンパニー BJCAー0066 2007年4月25日
*初回特典として、書き下ろし番外編「王宮犬聞録」+フリートーク収録ディスクあり。
岸尾大輔(桃太)、三木眞一郎(風鬼)
檜山修之(炎鬼)×鈴村健一(白桃)
緑川光(水鬼)×櫻井孝宏(黄桃)

中井和哉(颯牙)、成田剣(セツラ)

近藤隆(犬飼)、鈴木貴征(生徒)、内匠靖明(生徒)
桃太郎が、鬼ヶ島の鬼を退治した・・・目出度し目出度し・・・
しかし、本当は。桃一族は、人間を守るため鬼一族と契約を交わした。自分たちの精気を与え、人には手出しさせないと言う約束を。
そして、今。桃王国の王子様である桃太は、人間界で修行中。しかし、お付きの風鬼は未だ桃太とそういう関係にはなっていなかった・・・・
このMOMO CANは、1は普通??のBL短編を集めた作品で。そのストーリーテラーが、桃王国の王子様の桃太と、お付きの風鬼と言う設定でした。
ラブラブなんだろうけど、王子様の方は色気よりも食い気か?と思わせる主従で。お話の合間合間に入る二人の会話に、あぁ・・本編も良いけど、この二人をメインにしたお話が良いなぁ・・と思っていました。

そして、2になった時。その願いは叶って。1では、お話を紹介する立場だった二人がメインカップルとなり。彼らの家に、桃王国から桃の兄弟達がやってきて・・・と言うお話になっていました。
四男である水蜜桃さんは、まだそういう関係にはないけれど。少なくとも、兄ちゃんである桃太よりはパートナーの意味合いを分かってますよねぇ!!でもって!!桃太の二人の兄ちゃん達は、まぁ!!凄くラブラブで、いやぁ・・・キャストも豪華だし。
4兄弟のそれぞれがカップルになったお話、あぁ・・続きがあると良いなぁ・・・と思っていましたが。

ずーっと刊行されなくて。仕方ないか・・と思っていたところの3巻発売でした。BLには、あまりご出演のない関智一さんから岸尾さんにキャスト変更もされているし。おぉ!!これは、ひょっとしたら。今回は、桃ちゃんと風鬼のシーンあり?いや、今回に無理に入らなくても、そのうちにありって事?と期待は高まったのですが。
3巻の発売から、また時間が経っちゃいましたねぇ・・・

しかも。桃王国の初代の名と同じ桃太。守っている風鬼が、桃太に手を出せないばかりに苦しい立場に陥っている。
そこに現れた、風の術を使う鬼ヶ島を抜け出してきた王・セツラ。
・・・思いっきり、本人が知らないだけで。一番上のお兄ちゃん(白桃)と炎鬼は知っているその正体!!あらら・・これはまた、一波乱も二波乱もありそうな展開じゃない?と期待させておいて。
続き、出ませんねぇ・・。しくしく・・・なんだろう?ここまで期待させてくれたんだったら、責任持ってちゃんと続き出してくれなくちゃ・・(゜゜)\バキッ☆

さて。キャスト変更が気にならない岸尾さんの可愛いと言うか・・ちょっとお馬鹿な桃太の無茶ぶりが楽しかったです。居るよねぇ・・こういう主人公。自分の力も分かっていなくて突っ走る!キャラ。
そして、その彼を大事に思うために、手を出せないじれったい風鬼が三木さん。桃ちゃん欠乏症で、ちょっと苦しそうなところがナイスでした(別にマゾとかサドと言う問題ではないのですが、そういう耐えているところって、ちょっと色っぽくないですか?)。
お父様!!の成田さんは、今後の活躍に期待したいですし。出来れば、桃ちゃんを襲って風鬼と対峙するシーンがあると良いなと思っております。
成田さん同様、今回からご出演の中井さん。一人だけ別録音だったみたいですが。低音の、ワル!と言う感じのワンちゃんで。取ってこぉい!!にピキッと反応したのが好きでした(^^)v。
鈴村さんと檜山さんのカップルは、今回も突っ走る蒸気機関車(大笑)の檜山さんキャラを抑えている鈴村さんが、色っぽかったです(^-^)。一発やらせろ!と言い置いて、出かけようとして。白桃さんからキスをされて
「あ・・・や・・突然の出来事に、頭が真っ白つーか、下半身にパワー充填つーか!!
「俺としては、今、ものすごーく責任とって欲しい状況になってんだけどなぁ
「マジ?よぉし、白桃様。帰ってきたら、朝だろうが昼だろうが速攻で約束果たしてもらうからなぁ!あはははは・・
の炎鬼さんは、かなり弾けて、やんちゃ?な暴走機関車を連想させてくれました。
お酒入りのチョコレートで何を企んでいたんだか??の炎鬼さん・・は、風鬼の育ての親でもあるわけなんですな?
秘密を知っている一人として、今後は悩むシーンもあるかな?と期待しちゃいたいので・・続き出して・・(しつこいですな)。

ご、ごめんなさい・・緑川さん。そして、櫻井さん。
お二人の濃密なHのシーンで、「お父様」と「好き」に聞こえてしまった私の耳を許して下さい。
いや、黄桃様と水鬼(すいき)と言っているのは百も承知なのですが。ぱっと聴いた時に、そう聞こえてしまいました。
櫻井さんの黄桃様が、三木さんの風鬼にキスするシーンがお気に入りです(^-^)。

トークは、鈴村さんと櫻井さんのお笑いコンビ風の掛け合い司会で進められていますが。岸尾さん・三木さん・成田さんは別録音で。中井さんが一人で録音だったみたいです。
あらら・・このトークがなければ、気が付きませんでしたね(^-^)。

エデンを遠く離れて 
切ない夜の楽園

江上冴子 マガジン・マガジン JCDー010625 2001年6月25日
森川智之(加藤雅臣)×檜山修之(芹沢和範)
小野坂昌也(椿本清一郎)、岩田光央(川原正行・加藤家の男たち5)
鈴置洋孝(高橋忍夫)、神谷浩史(高橋正直)、井上和彦(氷山三紀彦・加藤家の男たち4)

加藤優子(加藤現母・アナウンス)、小田木美恵(加藤美百合・買物客B))
茂木優(山田・加藤家の男たち1)、加藤木賢志(鈴木・加藤家の男たち2・生徒A)
山口隆行(生徒B・加藤家の男たち3・買物客A)
買い物に来ていたデパートで、いきなり黒服の男達に拉致されてしまった芹沢先生。
連れて行かれた先は、なんと加藤の実家だった!!夏休みの一晩を描く前半と、あの氷山先生の弟・三紀彦が転入して来る後半の二本立て。そして、エデン初トークCDも入った2枚組
お話が芹ちゃんの一人称で進むので。加藤の素晴らしさ!が、今ひとつ見えて来ないんですよね。
芹ちゃんからしてみたら、自分を振り回して。年上の・・しかも男で教師たる自分を好き勝手している我が儘な少年にしか見えてないと思うんですよね・・・自分の欲にがむしゃらで、彼が望めば叶わぬ物はなかっただろう状態。
確かに、背も高く、筋肉だって十分についていて。迫力だってあるし、実家は金持ちだし。他にも、男として羨ましいと思う部分はいろいろあるけれど。かと言って、それは自分を自由にして良いと言う事にはならない。
高橋兄弟が、彼に入れ込んでいる理由も、おそらくはまだ芹ちゃんには見えてないと思います。

お話の途中で、身体は引きずられているけれど。与えられる快楽に順応しているけれど。
年上で、男で、教師であると言う事が、彼を泣かせてしまう。引きずられる自分にどうしようもない嫌悪などを覚えている段階・・・・

原作は例によって知りませんが(おいおい)、芹ちゃんが加藤の良さを認め。せめて、加藤が教え子と言う立場ではなくなったら。
対等の男として一緒に居られるようになったなら。
芹ちゃんの苦悩も少しは減って。矜持などの彼らの間の夾雑物が減ったなら。
もっとカップルとしてラブラブに、求め合う事も出来るでしょうか??
そうなる日が来ると良いね・・・・と思いつつ、ドラマCDになっている3部作を聞き終えました。

また、このドラマCDには。後半の部分に、2でお騒がせ?だった氷山先生の弟・三紀彦くんが登場します。だぶっているので、年齢は上と言う青年で、平然と芹ちゃんの所でビールを呑んでます!と言う御仁。
芹ちゃんが、この三紀彦くんと加藤が出来ているかもしれない・・・と嫉妬に駆られるのが、後半のメインになってきますが。
芹ちゃんの妄想シーン・・リバあり!と言うのが素晴らしい(大笑)。何しろ、森川さんの加藤と井上さんの氷山対決なのですもの!いやぁ・・妄想シーンじゃ勿体ない・・もっとじっくり描いて!などと思ってしまいましたわ(^^;。

そして・・ある意味本編のドラマCDよりも、インパクトが強かったのがDISC2のトークでした。
マガジンさんのCDでは、お馴染みとなった別ディスクまるまるトークと言うおまけです。富士見では何枚もありましたが。エデンは初めてで・・メンバーが変わったなら、どうなるかな?と思っていましたが。
仕切る人が同じでしたので、まぁ・・・・今回も思いっきり「こちらのディスクの方を年齢制限した方が良いのじゃないか?」と一瞬思ってしまいましたよ。えぇ・・・。
徹夜明けだったのか?ランナーズハイの状態の岩浪さんに、下ネタOKOK!!ラジオなどのトークでも、ピー音連発させてしまう岩田さんが加わって・・・富士見はまだ可愛いものだったんだなぁ・・・と痛感させられました。
冒頭から、小野坂さんの物真似で入ってきた岩田さん。本編の持ち役(川原)は、「はい。椿本さん」が何回あった?と言うくらいだったからか?とにかく、喋り足りなかったのか?弾けまくりで止まる所を知らない・・・うわぁ・・ありですか?
お願い、誰か止めて!と思うものの・・皆さん笑っているばかりで、止めてくれないし・・・このトークに、井上さんと鈴置さんがいらしたら、また違っていたのでしょうけどねぇ・・。

そりゃね、私も夜中に聴いていると言うのを忘れて大笑いしてしまいましたけど。うーん・・・ちょっときついです(^^;。
エロビデオを見るかどうか・・・みたいなお話から、実際にはそういうのってやらないよねとなり。そこで、マスカラをマラカスに発展。マラカスって、楽器よね?何?と思っていたら・・あぁ・・私の口からは言いたくない話に持ち込まれていった時には、突っ伏してしまいましたよ。えぇ。・・
実際にあった、痴女に触られた話や、某駅のトイレでホモの方に狙われた経験など。他では聴くことが出来ないお話は良いのよ?声優業界で、有名な方がいらっしゃる話とか(゜゜)\バキッ☆
個人的には、トークの最中にビールを呑んでいらっしゃるのがね・・開放感に満ちていて良いかもしれないけど。それを飲んでのげっぷが入っていたのが、もの凄く嫌で嫌で・・・。おかき(おせんべい?)を食べるパリパリ音がマイクに近づいていたり・・・も嫌だったです。
思わず、聴いている時間を忘れて大笑いしたのは事実なんですけど・・・・えぇ・・・これから、聴いてみようか?と思っていらっしゃる方は、かぁなぁ〜〜り!下品で。他者のげっぷの音を耳元で聞かされると言うのを肝に銘じておいて下さいね。

ボーダー・ラインV

久能千明 インターコミュニケーションズ INCDー2224 2005年7月30日
三木眞一郎(由利潤一郎)×鳥海浩輔(真行寺佳也)
斉藤次郎(吉永)、波多野渉(坂下)、田中完(三屋本部長)
小林和矢(宮内)、平野俊隆(一課長)
笹島かほる(秘書)、根本幸多(刑事)

西村知道(室生義行)

小杉十郎太(片岡亜久利)
麻薬販売ルートを巡って、政治家の室生と警察の三屋本部長、そして暴力団の癒着を知った真行寺。証拠として確かな物は何もない。だから、誰も巻き込みたくはない。
透き通った笑顔を見せる真行寺が、唯一執着したものは、由利の愛だった・・
3巻特集を組んだ、去年11月。挫折したのはいろいろ理由がありますが。
「これ書いちゃったらボーダー・ラインが終わっちゃう・・・」と思った時、じゃあこれは今度ねぇ〜と、かなりあっさりと(と言うか、挫折を決めた時に即)次回の3巻特集コーナー(大笑)に置いた一枚になります。

祭りの前が一番楽しい。それは、名作と言われるうる星やつらの映画版第二弾「ビューティフルドリーマー」を例に挙げるまでもありません。祭りの前の高揚感が、一番楽しい時間帯なのかもしれません。
実際に、祭りが終わってしまうと。後かたづけだとか(大笑)、あぁ・・終わってしまった(って、打ち上げだの二次会だのそういうのはおいといて)とバーンアウトに囚われてしまい。がっくり来てしまうことってありませんか?

感想を書いてしまったら、このお話の感想を書くことは先ずないだろう(昔のタイトルで、あまり短いのは最近聞き返して、書き直していますが)・・余程の事がない限りは、収納庫に入れてしまい。聞き返すこともなくなるかもしれない。
いや、全部が全部そういう作品ばかりじゃありません。桜の季節に銀のレクイエムをしつこく聴くこともあるくらいです(苦笑)が、ただ・・どちらかと言うと、毎月のノルマ(゜゜)\バキッ☆をこなす事が先になってしまうので。感想を書いていない作品ならともかくも、収納庫に入れたタイトルを引っ張り出して、何度も聴くと言う事は、余程じゃないとやらないなぁ・・
どこかで他の方の感想を読んで。あぁ!懐かしい!と思う事があるとか・・続き物を聴く時に。前をもう一回おさらいしなくちゃ!って時くらいかなぁ?

ボーダー・ラインには、グレイゾーンと言うスピンオフ話があります(聴いてますけど、感想はまだですね。2008年8月段階で)。
しかし、直接的な続き物ではないので。3巻の感想を書いてしまったら、1巻・2巻と遡って聴かないし・・終わっちゃう!と思ったら。寂しさの方が先に来て。書くことをためらってしまいました。祭りが終わるのを嘆くような感じですね・・
1巻を書き始めた時には、祭りが始まるぞぉ!と言う感じで「おっしゃあ!」だったのですが(大笑)。
そのくらい、この作品は気に入ってしまったのです。

ブログのお友達とも語るのですが、好きすぎると感想を書くのは難しいと思います。大好きで大好きで、好きを通り越して。その作品を愛しちゃった!!時には(苦笑)、どこからどう書いて良いのか・・・これも書きたい・あれも入れたい!とぐるぐるしてしまい。それでなくても、長い感想がもっと長くなっちゃう(大笑)。
逆に、嫌いだ!って時には言葉を選ぶし。そこそこ好きよ。こういう良いところがあったよ・・・程度に、深い思い入れがない方が書きやすいかもしれませんね。

さて。前置きが長くなりましたが。
このボーダー・ラインは、1巻を聴いた時に。そういうシーンがなかったので、えぇ?となって2巻を聴いて。続きが気になるやんか!と言うので、到着すぐに一気に3巻まで聴いたタイトルになります。
そして、3巻を聴き終わった時に。1巻の出会いのシーンと同じ会話が出てきた時に、うひゃああああ!!と鳥肌が立ちました。
即、書店に行って原作を立ち読みしたのですが(゜゜)\バキッ☆、同じセリフが出てきているのに。音として聴いたセリフの方が後に残る余韻が違いましたね。

ここから後は、まだ聴いてないの!これから聴くよ!とおっしゃる方のために、一部わざとフォントを読みづらくしてあります。
と言うのも、ラストシーンを書かないわけにはいかないから。そのセリフを書きたいから。
今から聴く予定がある方の感動を奪いたくはありませんので、聴く予定はないけど、どういうシーンがあるの?と興味を持った方や、もう聴いたよ!とおっしゃる方は、申し訳ありませんが。文字を反転して読んでいただけるでしょうか?

1では、801シーンがなかったのを受けてではないと思いますが(苦笑)、3は冒頭からそちらで始まります。
だぁい好きだよ・・・と求めてくる由利に抱かれる真行寺。しかし、好きだよ・・とか愛していると言う言葉に、自分もだ・・と言えないでいる。
慣れない身体で、必死になって由利の行為を受け止めようとする真行寺は、何かを忘れようとしてしがみついているように見える。それを訊いたとしても、答える相手ではないと分かっている由利。

麻薬の摘発に、成果を上げる真行寺の行動と、何かを見据えたような笑顔に言いしれぬ不安を抱く片岡。
大事な同士だから、真行寺の暴走を止めることが出来ないのがもどかしい。

真行寺の周囲に居た二人は、彼の密かな決意に気が付いていると言うのがねぇ・・。
全てが終わった後。車の中で片岡と由利が会話しているシーンは。そんな二人だから、余計に「事が起こる前に何も出来なかった!」事が辛かっただろうと想像が出来ます。

そうですねぇ・・・お勧めのシーンとしては、先ずは3トラック目。何をした後(゜゜)\バキッ☆の気怠いベッドでの会話ですが。
犯罪を犯す者は、自分の欲望に正直なだけなんだ。もっと地位やお金が欲しい!もっと!と快楽を求めることが、麻薬や犯罪に手を染める結果となるのだと言う由利。
しかし。欲望に正直だとすると、自分も(真行寺に対しての)欲望に忠実で、もっと!もっと!と求めてしまうのが一緒になるから、言葉を換えて、自分の気持ちに嘘をつかないんだ・・と言う由利に対して
真行寺が、「それなら、俺も同じだ」と答えた時。
ふっと間があって、由利がぼそっと
「嘘つき」と言うのですが。
この嘘つきの言い方がね、もう・・もう・・・三木さんグッジョブです。
グッジョブすぎて、ドラマCD前半の時点では「このセリフが、一番の名台詞!!」と断言しかけました(後半にもっと凄いのが来ましたけど(大笑))。
本当に、ぼそっと。聞こえるんだけど。ギリギリのラインと言う感じで。
それまでは、ほんわかと甘く、ゆうるりと語っていた由利なのに。ふっと見せた敏腕弁護士の顔。頭が切れる男の本質部分が覗いたシーンでした。
しかし、そんな彼は自分は記憶力も良いから、記憶はあっても。そこに想い出はない。過去のシーンを振り返り、何があったと言うことは出来るけれど。そこに自分の感情は介入した事がないから、想い出はなかった・・・記憶はあっても、想い出は必要ないんだと言い放つ。
じゃあ、俺もお前の記憶になるのか・・・と少し寂しげな真行寺。
うう・・・好きだと言われて、俺も好きだ・・と答えられない真行寺。しかし、彼はもうこの時点で由利が自分を記憶にしかとどめておかないのだと言ったと思って、寂しそうにしているじゃない!
って事は、好きだと言っていないけど。気持ちは好きと感じているわけよねぇ!

そんな真行寺が、自分のパソコンをハックして秘密を知られた由利に、自分の母親の事を話す5トラック。ここから、始まる告白シーンは、その手のシーンがなかった1を補って余りあるほど濃厚でラブラブです。聞き応えあります!

薬物中毒だった母と、そんな母にうり二つの自分。顔だけではなく、気質も全て母に似ているのでは?とずっと怯えていた真行寺。
そんな彼を「しっかりして!ここに居る佳也さんが全部なんだ!」と、母親と同じではない事を抱きしめる由利。
「貴方が苦しむのが分かっていたから、今まで訊かなかったけど。一度だけ教えて。僕は、佳也さんの何?」
何?の訊き方がね、かすれていて。ちょっと弱くて。うふふ・・・良いのよねぇ!
そんな由利の激情を受けて、由利が大事だから。大切だから巻き込みたくないんだ!と泣きながら言う真行寺。
鳥海さん、本当にストイックで素敵です。
言葉にして、好きだと返せない佳也の身体は正直で。口から出るものだけが言葉じゃないって教えたのは、佳也さんだよ・・・と言ってのける由利。
俺は、お前を裏切ってなかった?と呆然とつぶやき、由利の愛しているの言葉に口を覆って泣き出す佳也。そして、ついに
「好きだ、由利。由利、好きだ。好きだ・・愛してる・・・・」と嗚咽をこぼしながら、口にするのです!

そして始まる6トラックのお楽しみシーン(大笑)。初めてのように、恥ずかしがる佳也さんがウブで可愛い!!
これだから、離せないのは由利だけじゃあありません!
何がなんだか、分からなくなった佳也さんの感じっぷり!!いやぁ・・・もう、この高音の喘ぎの可愛らしさと言い、色っぽさと言い。
こんなのは知らない・・・と熱くなっている佳也さん!!
鳥海さん受けを全部聴いたわけじゃありませんが、きっと1、2位を争う色っぽさじゃないか?と思ってしまうくらいです。
その後の睦言。二人で、事務所を開くのも良い・・・二人の未来はここから始まるんだ・・・と語り合ったのに・・・

急転直下、7トラックで会議室に怒鳴り込む由利。由利が感情むき出しで殴りかかるのは、佳也さん絡みだと分かる悲劇の予感。
8トラックは、真行寺視点に戻っての事件の終焉。8トラック最後の、佳也のモノローグは。お話を知っていると泣けます!
そして、9トラックは。それから2年後、片岡と由利の会話やモノローグで語られる事件の顛末と、それから後の彼らの状況が語られます。

由利が持ち込んだ資料を上手く使った片岡が、事件を解決に導いたこと。
具体的な証拠がなかった事件の唯一の証拠が、真行寺達を襲った悲劇であった事。
警察を辞めた片岡が、由利と組んで仕事をしている事。
そして、真行寺は命だけはかろうじて助かったものの、半年分の記憶をすっかり忘れてしまっていた事。その最中に出逢った由利の事も含めて・・・

ちゃんと生きている。しかし、真行寺の中では葬りさられている由利の存在。悲しいはずなのに泣けない由利。
「辛くなんか、ないよぉ〜」と片岡に語る由利の語尾!辛いくせに・・・と思わせます。
「もし、思い出す前にもう一度出逢うなら。それはそれで面白いと思ってる。初めて逢うのに懐かしい。どこかで逢った気がして、もどかしい。そこから始まるのも悪くない」とそっと笑う由利ですが。
二人が乗った車を見とがめた真行寺が、片岡に気が付き。走り寄ってきて再会してしまう11分過ぎから、ラストシーンになだれ込みます。ここが、今回のメイン!!超・ウルトラ・激!といろいろな冠をつけたくなるくらいのお勧めシーンです。

思い出したいとは思わないのか?と詰め寄る片岡の熱さ。なんだかんだ言っていて、片岡は見ていられないのよねぇ・・由利の事が。
それに答えた真行寺の
「思い出したいと願っています。
しかし、その中に。どうしても忘れてはならない物が含まれている気がするんです。でなければ、こんなに何かが足りない。欠けてしまったと言う気持ちがあるはずがない。確かに俺は、大切な何かを失った。それは、間違いないんです。
俺は、失ったものを取り戻したいと思っています」
このセリフを聞いただけで、由利は嬉しかったでしょうねぇ!
そこで、ふっと片岡の後ろに居る由利に気が付く真行寺。何を見ているのだろう?と目線を追い
「空?
不安と呼ぶには息苦しく、甘い気持ちになってしまう男。
(俺は、この男を知っている。いや、そんなはずは・・でも、初めて逢ったはずなのに。何故こんなに胸が騒ぐ)
「どこかで、お会いした事がありますか?
と問いかけられて、はっと嬉しそうに息を呑む由利。それまで、片岡に語っていた通りの再会シーンですものね(^-^)。そして、さらに嬉しそうなまでの呼吸を押し殺して
「あなたが選んで下さい。初めましてとまたお会いしましたね・・とどっちが良いですか?

出たぁあああ!!1巻での由利と真行寺の出会いのシーンのセリフなんですよ!1巻でこの会話が出た時、なんてひねくれた奴だろう?と由利の個性を考えた人も多かったのではないか?と思いますが。
あれが、ここに来たのよぉ!!


おそらくは、全体の構成と内容を決めて書き始め。そこから、一番最初のシーンが出てきたのではないか?と思います。
そして、リフレインするセリフ。
選んで下さい。あなたが・・・
そこに続いて、6トラックで互いの愛を確認しあった後、由利と二人で事務所を経営すると言うのもありだな・・と語り合った未来。そこで出てくるセリフが流れます。
僕たちの未来は、ここから始まるんだよ・・・
盛り上がる音楽に重なって、カシャーンと何かが割れるような音や、鳩か何かが飛び立つような音がしています。
真行寺が、由利に出逢っただけで。記憶を取り戻すとも思えませんが、少なくとも彼はきっと由利への愛を思い出すだろう!と思わせる明るい未来となっていたように思います。

あはは・・かなり長くなりましたが。
最後まで、やっぱり真行寺よりも年下だと言うのは忘れたままだった片岡役の小杉さん。同族嫌悪で、由利に懐かなかった真行寺の飼い猫は、グレイゾーンに出てきていましたね(^-^)。これを聴いた後に、グレイゾーンをもう一度聞き直したなら、きっと感想は違ってくると思います。
ふわっとして、柔らかで。でも、一生懸命な由利。真行寺が、由利の声は催眠術のようだ・・と言っているシーンは、まさに!!でした。ほんわりと喋るテンポは大変だっただろうな・・と思います。嬉しくて堪らない気持ちを隠して、挨拶をした由利と、嘘つき・・のセリフでノックアウトして下さった三木さん。本当にお疲れ様でした。
また、由利が毛足の長い血統書付きの猫なら。絶対にやっぱり犬だわよ。と思わせてくれた真行寺。
背負った物がなくなった2年後の彼の明るさは、本質的には彼はそういう青年だったのでは?そして、明るい未来を迎えることが出来たなら、由利も幸せになるわよね、きっと・・この真行寺となら(^-^)
鳥海さんの高音で、愛らしい受けは。いやぁ・・もう本当に絶品でした。今回は、何回もそういうシーンや事後のシーンがあり。その気怠いまでの色気にクラクラしました。二人の続編が出たなら、是非!やっぱり可愛い真行寺をお願いいたしますm(_ _)m。

攣哀感情 
二重螺旋3

吉田理恵子 ムービック 2006年12月28日 MACYー2031
DISC1
1.プロローグ           
2.連鎖するモノ
3.突然の呼び出し    
4.予期せぬ訪問者
5.裕太の苛立ち          
6.真実の視座

7.変革への階(きざはし)
8.呪縛される者           
9.兄弟の食卓
10.情愛の形      
11.トライアングル・ゾーン
12.メッセージ  
DISC2
1.似て非なる者           
2.電話の向こう側
3.就寝儀式           
4.タイムリミット
5.放課後の四人組
6.始まりの予感
7.淫蜜
8.誤算
9.衝動の行方            
10.予兆
11.緊急コール  
12.トラウマ
13.琴線(シンパシー)
14.疵痕(スティグマ)
15.エピローグ
三木眞一郎(篠宮雅紀)×緑川光(篠宮尚人)
阪口大助(篠宮裕太)、柚木涼香(篠宮沙也加)、遊佐浩二(桜坂一志)
武内健(野上光矢)、浜田賢二(加々美蓮司)、近藤隆(中野大輝)
大畑伸太郎(山下広夢)、佐藤晴男(立花)、蓮岳大(林田)
古谷あゆみ(光矢の母親)、疋田高志(アキラ)、石上裕一(真崎亮二)
茂木滋(男子生徒)、河原木志穂(女子生徒)、石松千恵美(女子生徒)、田代有紀(女子生徒)
無差別高校生リンチ事件・・。尚人が通う高校でも、被害者は他にもいた。三年生は、怪我の状態が酷く復学はかなり厳しい状態だった。そして、もう1人の被害者である1年生・野上光矢は、怪我は大した事はなかったが。事件のショックで引きこもり状態となってしまっていた。
そんな野上の母親が、「どうしたら良いのか、教えて欲しい」と協力を(尚人に)要請してきた。
二重螺旋の1は、禁断の兄弟カップルを描く事に重点が置かれていたように思いますが。
2の途中、尚人が兄の愛を受け入れてからは、ちょっと方向性が変わってきたのかな?などと思って聴いておりました。
3は、ラブラブカップル(死語?)となったお兄ちゃんと尚くんの関係と言うよりも、尚人くんの心の傷と他者の関係。
大きな事件があって、それをいかにして乗り越えていくか・・と言うお話になっているかな?と感じたものですから。

同じ兄弟カップルではあっても、渇愛のお話とはまた違っています。
うーん・・・こういう例えはどうか?とは思いますが。子供の領分をちょっと濃くヘビーに味付けして、妄想ではなく実際に801入れてみました!と言う感じに近いかな?と思います。
子供の領分でも、ありましたよね?サッカー部のリンチ事件とその顛末。あれを乗り越えてきた兄弟と、今回の無差別リンチ事件がちょっとリンクしているような気がしたんです。

それはさておき。ラブラブになったから、さぞかし!三木さん演じるお兄ちゃんと、緑川さん演じる尚人のシーンは濃いかな?とチラッと思っていましたが(大笑)、うん・・・ラブラブになった分だけ、飢(かつ)えている感じが減ってきましたね。
そう・・特にお兄ちゃんを演じた三木さんの狂気の笑いが少なかったのは、個人的に寂しかったかなぁ(゜゜)\バキッ☆・・
自嘲気味に、中野くんと山下くんに「ある朝起きたら、母親が死んでいた・・と言う事はないでしょう?」と説明した後、内心で「実の兄に・・」と言うシーンが顕著だっただけで、「尚人以外は要らない」「ナオだけで良い」としがみつくような、他者を排斥する冷たさがなかったのは、彼が満たされた証拠と受け取って良いのでしょうね・・それを声だけで表現していらっしゃいました。
その分、お前はもっと俺に甘えていいんだ・・・と尚人の心の傷を癒すべく、トロトロにさせてしまうシーンの甘さが素敵でした。

一方の尚人の緑川さんは。
この子って、本当にどこまで人が良いんだか・・あぁ!もう!と聴いているこちらが焦れったく思うほどに優しい良い子でしたねぇ。もちろん、いろいろと抱えて、人生の経験値を積んでいる分の強さとしなやかさを秘めていて。
その両極端なまでの相反する部分を見事に演じていらしたと思います。
途中、どんなに嫌になって負担に思っても、投げ出さずにボランティアを務めてきた彼が、最後の最後に野上くんのお母さんに告げるシーン。あれは、一種のカタルシスでしたねぇ!!
もっと自分に忠実に、ワガママになって良いんだよ?と思って、読者(聴いている人)がイライラして。それが最高潮に達した時に発せられるだけに、やったぁ!と言う感じですよね(^-^)。

しかし。今回、おぉおお!!と思ったのは。3のキーパーソンである野上役の武内さんと、同じ引きこもりでも、ちょっと違うぞ!の弟・裕太役の阪口さんでした。

阪口さんは、直接的には尚人に対して心配している!と言うセリフは言いませんが。
帰りが遅いことにやきもきして。ご飯をしかけていたり、頻繁にかかってくる電話に対して、尚人を心配して、実際に野上に対して意見を言っているシーン。尚人が携帯を持っていたら、連絡がつけられるのに・・・と思うシーンなどが素晴らしかったです(^-^)。
言い方は、つっけんどんで優しさを感じさせるものではありませんが。根底にあるのは、お兄ちゃん大好き!な裕太くんの心情が、伝わってくるんですもの。
お兄ちゃんを取られると言うよりも、お兄ちゃんを心配している!この子も優しくて、良い子じゃん!?ですもの。

野上役の武内さんは、いやぁ・・このCDを聴いた後から、俄然注目しております。近藤隆さん同様、そのうちのびてくる若手さんだと思っていますが。
もう、本当に我が儘で、自分の事しか見えていなくて。その短絡的な考え方の三段論法と、甘えぶりの度合いが難しい役だと思うのですが。それを無理なく聴かせてくれました。
突き進む三段論法って、言葉が音になった時。発する人が納得?して言っていないと、言葉に説得力がないと思います。
最初?から無理な三段論法って、頭の中では成立しても。音になって発せられた時、それって変じゃない?ってなるはずなのですが。聴いている人に「そりゃ変でしょうが?」と思わせたら最後ですもの。なのに、あぁ・・野上ならそう思いかねないと言う納得のさせ方。これは上手い!としか言い様がないです。

無理なお願いをしている学校の先生達にも、ちょっと思うところはいろいろありましたが。無理だったら良いんだぞ・・と言ってくれ、篠宮兄の剣道を知っていた先生・立花さん。彼との会話は、学校関係者の中で唯一の救いでしたね。

立ち読みで、原作はここまでは読んでいましたが・・この後。この兄弟はどう歩いていくのでしょう?
別の家に住んでいるお姉さんはどうなっていくのでしょう?そして、彼女に接触してきた真崎はお話に絡んでくるのか?否か?次なるお話を楽しみに待ちたいと思います。

うたうたいの恋 vol,3

RUSSEL 2002年10月18日
置鮎龍太郎(加賀ヒカル)×石田彰(真崎アユム)
関口英司(倉木マサユキ)、佐倉徹(鬼塚)
駅前の路上ライブをやっていたヒカルは、倉木と名乗る男からスカウトされた。
しかし、彼のデビューの条件は。アユムとのコンビを組むこと。しかも!アユムは既にプロのスタジオミュージシャンで。ヒカルにもすぐに分かるほどの才能の持ち主だった・・
えーっと。かけ算表記してはいますが、今回そういうシーンはまるきりありません!
と言うか・・トーク含めて30分ちょっと・・って、どういうCDなんだか?と言うのが一番の感想です。お金・・返してくれ・・と、正直思いましたね。

だって、今日。全員サービスやおまけCDだって、もっと収録時間長いのがあるのよ?
なのに、DVDサイズのトールパックと言うんですか?一般CDのようなCDサイズの入れ物ではなくて、場所も取る大きなサイズ!!ブックレットの紙は一枚だけで、お金かかってません!状態ですが・・折角のメディアなんだから、もうちょっと収録しましょうよ!
半分も入っていないなんて、資源の無駄じゃないかしら?

しかも!!お話が凄く中途半端!ヒカルとアユムがデュオとしてデビューする前の出会いの話だと言うのは、読めば分かります。
でも、はっきり言って。これを買った人と言うのは、1では既にカップルとして成立していたヒカルとアユムが、いかにしてカップルとして出来たか・・・(゜゜)\バキッ☆初801はどうだったのか?に興味があったはずなんですよ。
え?貴方は違います?それは失礼しました・・

えーーっと。ここでは、ヒカルとアユムの初めて!だとか、カップルとして出来上がるまでの経緯を期待はしていませんでした・・とおっしゃる方は無視して、お話を進めていきます。

常日頃から、私はBLの醍醐味の一つは、男同士と言う普通ではない・アブノーマルなカップリングについて、当事者達が悩む部分にあると思っています。
最近は、自分は最初から男が好きなんですぅ!と言うカップル?も増えては居ますが。やっぱり、どうしよう?と戸惑ったり悩んだり。そこの葛藤が一番の醍醐味だと思っていますので。
相手の仕草にドキドキしたり、好きだと自覚するまでの盛り上がりが好きなんです。
だから、折角の置鮎さんと石田さんカップリングのこのお話、1のブックレットに「今までの経過」としてお話がまとめられていた時、とてもがっかりしました。なぁんだ・・もう、既存のカップルとして出来上がっているんか・・・と。

そういう時に知った第三弾。お話の時間軸を思いっきり戻して。二人の出会いを書くと知った時。おっしゃあ!と思いましたね。
アユムの可愛らしさにヒカルがドキドキしたり、初めて抱かれた時にアユムは泣いたんだろうな・・(゜゜)\バキッ☆とか。出逢って惹かれて、山有り谷ありで、男同士と言う困難を乗り越えて来た二人の絆・・・。
1と2では、二人の絆を試されるシーンが入っていましたので。ここはもう!その絆が出来上がるまでが楽しめる!と言うワクワクがあったなら・・。

まるでなかったのよ!え?ここで終わってしまうの?と言う終わり方をしてしまいましたもの。
なんじゃそりゃ・・・ヒカルが、アユムと同じマンションで暮らし始めました。まるで新婚さんのような食事シーンだけ?で、やっとヒカルと呼び捨てにさせるところまでかい!!
まだ、お互いに恋人目線まで行ってないじゃないか!これで不満に思うなと言う方が無理と言うものですよ。
私が若くて、短気だったら。思わずCDプレイヤーか、リモコンをどこかにぶつけるとかしていたかもしれません(苦笑)。
ゲームで何かあったら、コントローラーを投げつけるって方がいらっしゃるそうですね?その気持ちが分かる気がしましたもの。一瞬、何かを投げつけてしまいたい!!一番手近にある関係物は、CDプレイヤーだけど・・これは投げられない。ヘッドフォン付属のリモコンが手近にはあるけれど、これはプレイヤーに接続されているしな・・・投げる物がないじゃないか(゜゜)\バキッ☆

思わせぶりに、倉木さんと鬼塚さんの会話で。アユムの過去に何かがあったっぽい事が語られています。彼が帰ってくるまでに、既成事実を作ってしまおう!となっていますが・・。
既成事実も何もねぇ・・・(^^;
だって、相手を呼び捨てにするだけで真っ赤になるアユム君・・彼がいかにして、2巻であったようなおねだりまで出来るようになったのか・・うみゅ・・それはかなり後から出た4巻に入っているのでしょうか??さぁ・・

豪華客船で恋は始まる 3

水上ルイ マリン・エンタテインメント MMCCー3107 2007年10月24日
管理人入手は復刻版。ビブロス版の2005年6月28日と同じ内容
1.バカンスの始まり
2.救難信号
3.クリース・ジブラル
4.裏切り
5.囚われの姫君
6.海賊の正体
7.クンダンの悪魔
8.絶対に助けてみせる!
9.大丈夫…
10.もう二度と離さない
11.仮装舞踏会
12.TALK
子安武人(エンツォ・フランチェスコ・バルジーニ)×櫻井孝宏(倉原湊)
石森達幸(石川孝司)、若本規夫(セルジオ・バルジーニ)
檜山修之(クリース・ジブラル)、岸尾だいすけ(フランツ・シュトローハイム)
内田直哉(ドゥシット)、小林由美子(ワヤン)、望月久代(メガサリ)
伊東久美子(女性客1)、志村由美(女性客2)
間嶋淳司(クルー)、三浦博和(海賊)
東南アジアへの航海中、海賊が出没すると噂の海域で。一艘の遭難船を救助したプリンセス・オブ・ヴェネツィア2号。
しかし、エンツォの言いつけを聞かずにドアを開けた湊は、海賊達に拉致されてしまう。しかし、海賊達は船の人々が噂していた凶悪犯とは違うようで・・・
例えが悪くて申し訳ないと言いますか、多作品と比較してどうよ・・・と思いますが。
主役で、モノローグも多い櫻井さん。湊くんは、あぁ・・・マ王陛下だわね!と思って聴いておりました。

一介の高校生ではあるけれど。彼の魂は王者の風格を持っている(BLの場合は、女王様か?(゜゜)\バキッ☆)。
普通の目線・普通の考え方だと本人は思っているかもしれないけれど。しかしその根底にあるのは思いやりであったり、相手の立場になって考える事。言うなれば、高潔な魂と言うべきかもしれません。
恒久平和主義を唱えるマ王陛下に通じるものが、この湊の役作りにもあったのかしら?とふと考えてしまいました。

それはさておき。
3以降の重要人物が、この巻から2名登場です。乗務員のフランツと、訳あって海賊をしていた美丈夫のジブラルさん。そのうちカップリングになるんだろうなぁ・・・と臭わせて今回は終了しましたが。シリーズ物で、カップルが一つだけと言うのって、あまりないのかしらね?と思っていました。
まぁ・・・関係者全員がそちらだと言うのもありですから、二組くらいなら許容範囲かもしれません(大笑)。

岸尾さんは、今回は可憐な可愛らしいキャラで。でも、一応は(゜゜)\バキッ☆海の男だから、一本通った物を持っているはずですが。湊と一緒のシーンでしか登場がなかったのが残念です。
一方のジブラルさんは、男らしくて良い役!で。そんな格好いい役を檜山さんが低音で演じていらっしゃるのは良いんですよ。
ただ、お話の展開がぬるいから(゜゜)\バキッ☆、ちょっと聴いていてイライラしましたね・・ジブラルさんの責任じゃあないんですよ。
はい、あくまでもお話の展開として、エンツォが活躍しないと困るから・・・のために、ちょっと中だるみしちゃったかな?みたいな。
だってね、湊がさらわれてしまって。エンツォさんが乗り込むまで、何も行動起こしていないじゃない?そりゃ、エンツォが湊を助けに行くのが、お話の流れですけど。
やっぱり攫われたお姫様は、王子様が助けに行かなくちゃ話にならないでしょう?例えば、他のこびとさんとか狩人さんが助けてしまったら、お話にならないから。
だから、エンツォさんが行くまで彼がそこを動かないのは、シナリオ上の問題だとは思っています。
でも、彼が攫われた時。どんなに悔しい思いをしたか!口惜しい気持ちだったか!って言われても、実際にはエンツォさんが来るまで、船の中に居たもの。本当に助けに行こうと思っていたなら、泳いででも助けに行こうと思っていたなら。早く行動に移さんかい!!
あ・・・すみませんm(_ _)m言葉が汚くなってしまいましたわ(^^;。
と言うか、仮にもそういう稼業をしていたなら。見張りとかなかったのかなぁ?エンツォさんが入って来たのに、誰も気が付かずに話をしている・・・って、ちょっと(いや、かなり)間抜けな気もします(゜゜)\バキッ☆。

また。ちょっと「うーん??」と思ったのが。
湊の説得で。ドゥシットさん達は、湊以外の人質を取りません。しかし・・考えてみたら、船には他に女性も乗っていましたよね?
湊が、自分1人を人質に!と言うのは、とても凄い事だし。彼の高潔な風格を感じさせてくれるエピソードではありますが。
それを素直?に受け止めた海賊って、どうよ(大笑)。そういう目的で彼を誘拐してしまったなら。部下まで回るのには、時間がかかるわけで・・。いくら、これがBLで。そういう傾向の趣味の方が多く登場していたとしても。
普通は、女性も何人か連れていくよねぇ・・。お頭ばっかりずるい!と部下が反乱起こしたら、お頭も抑えが効かないと思うんですよ。お頭たるもの、部下に不満を抱かせてはダメです。
となると、ある程度部下にまで行き渡るように、そういう目的の人質?を連れて行くはずだと思うんですよ。

まぁ、これもシナリオ上の展開で。救出に行った時、足手まとい?の女性が沢山居たら大変だとは思いますから。分かるんですけどね。
えぇ・・BLってファンタジーよねと改めて思ってしまいますわ(^^;。

あと、今回に限った話ではありませんが。801シーンに突入した時。攻めが受けの身体の反応について
「いやらしい子だ。もう、こんなに××して・・・」と言う事が多いかな?って。××の部分は、その時によって違うのですが(大抵は、硬くか濡れが入りますよね)。
受けの反応がまるでなかったら、それはそれで、攻めとしては嫌じゃないですかねぇ??

子安さんの王子様と、正直に怖かったと泣き出した湊の櫻井さん。良いカップルだと思います(^-^)。
そして・・またも、最後に登場して巻き舌で美味しいところをかっさらって行ったお父様の若本さん!!毎回、どこでどう出てくるかな?って楽しみになりつつあります(^^)v。

*データアップ終了

Saint Beast エンジェルクロニクルズ
ドラマCD1巻 覚醒〜めざめ〜
Saint Beast 優しさを紡ぐひとときに 声優BEST トークコレクション 男性編
キャラアニラジオステーションベスト
月刊ASUKA2008年8月号付録
月刊Asuka ステーション4
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ふしぎ遊戯 玄武開伝 1巻 ふしぎ遊戯 玄武開伝 2巻 ふしぎ遊戯 玄武開伝 3巻
神父と悪魔
カープト・レーギスの吸血鬼
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硝子の迷宮の夢魔(リリン)
月の夜にアイまshow!VOL.2
アルトの声の少女
テニスの王子様 オン・ザ・レイディオ
MONTHLY 2005 NOVEMBER(R)
だいなあいらん音径(S)
FAKE 花降楼特盤〜邂逅〜(B) Papillon de chocolat(B)
すべてはこの夜に(B) すべてはこの夜に フリートークCD(B) 純情エゴイスト(B)
罪な宿命(B) 罪な復讐(B) 罪な復讐特典CD(B)

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