更新情報早見ページです。

*ホームページの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。
買ったらすぐに聞く作品もありますが、とりあえず棚に並べる・・・と言う作品もかなりあります(゜゜)\バキッ☆。

(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので。
新規に感想やデータをアップしたものをここで、過去一ヶ月分についてまとめて紹介します。

ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m。
一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_ _)m。
また、ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。


*今月のトピックス

*慈英・臣シリーズ、ラストブロンクス、戦国BASARA2はシリーズ扱いです。

*ペルソナを単独ページに移動しました。

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*感想アップ一覧

少年陰陽師 番外編 第1巻
うつつの夢に鎮めの歌を
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
SUIT CD vol.8
スレイヤーズ N▼EX.(ねくすとら)
1 闇の住まう村
秘密のクラブへようこそ! 少年進化論plus 幕末恋華 新選組
ときめきメモリアル Girl’s Side
ファーストラブ メッセサンオースタイル
遙かなる時空の中で 3 
八葉恋がたり
耽美夢想マイネリーベ 
虹の橋〜ビブロスト〜
ポーの一族 1巻 ハートエイド 君と僕。 高校生編1
オレンジハニー ボクキミ
I Love You!!
S.S.D.S
愛の解体新書 レボリューション1
ルナ シルバースターストーリー
ルナティックフェスタ Vol.1
今日からマ王!DJCD
眞魔国放送協会 SHK Vol.1
セイント・ビースト 
DJ&サントラ 1
アンジェリーク
LOVE COLLECTION(S)
Hybrid Child(B) 王子様☆ゲーム(B) しなやかな熱情(B)
許可証をください!(B) 純情ドラマCD(B) あほもシリーズ もっそれ(B)
軍服は鷹の獲物(B) SE SPRING COLLECTION(B) ニュースセンターの恋人(B)

*感想アップしたもの

少年陰陽師 番外編 第1巻
うつつの夢に鎮めの歌を

結城光流 フロンティアワークス 2006年5月25日 FCCNー0011
1.霧の籬を吹き払え
2.朧の轍をたどれ
3.うつつの夢に鎮めの歌を
4.玉箒は愁いを祓う
甲斐田ゆき(安倍昌浩)、野田順子(もっくん(物の怪))、小西克幸(紅蓮)

麦人(安倍晴明(じい様))、石田彰(安倍晴明(青年))、小林沙苗(藤原彰子)
高橋広樹(六合)、田中理恵(天一)、皆川純子(玄武)
田中敦子(高淤(高?神))、新垣樽助(安倍吉昌)

立花慎之介(笛竹の君)、佐藤利奈(琴宮の姫)、伊丸岡篤(猿鬼)
大黒優美子(一つ鬼)、寺田はるひ(竜鬼)
丸山詠二(付喪のおんじ)、喜山茂雄(貴族)
見えすぎる能力は、為にならないとして見鬼の能力を封じられていた昌浩。陰陽師になる以外の生き方を模索しているが、笛にも何にも才能は開花せずに鬱々とした日々を過ごしていた。そんな時、白い物の怪の姿を見る事が出来るのだった・・。
昌浩ともっくんの出会いの話や、正月に彰子姫が匿われた屋敷を舞台にした悲恋の話。そして、神と酒盛りをする晴明などの番外編をドラマCDとした一枚。
孫つぶしとして、じゃれてくる3匹?の雑鬼たちに名前がついたのがこの番外編だったのですね。私、てっきり風音編のどこかでついたのかな?と思って探していたのですが。ここだったか・・・(^^;。道理で見つからないはずですわ(大笑)
でも、時期的にはどうでしょう?風音編の途中で、キャスト欄のキャラ名が変わっているようにも思うのですが(・・・と、あさましく言ったりします(゜゜)\バキッ☆)。年始の祝いで人が集まるために、屋敷を移動したとなっていますけど。

まぁ、そんな事はさておき。1話と3話のつながりが上手い!と思って聴いていました。
見鬼の能力を封じられ、どんなに頑張っても祖父や父と比べられる事になってしまう。だから、修行はしているけれども。陰陽師以外の道を模索している昌浩。その一つに笛を学ぶシーンが登場し、笛を聴かせてね・・・と彰子と約束してしまう。
元が藤原のお姫様で、世が世なら(見鬼の才能さえなければ)昌浩とは顔を合わせて話すことすら出来ない身分の彰子姫。雅な習い事をしているでしょうから、そんな彼女に聴かせるだけの才能がないのを一番知っているのも昌浩。おそらくは、彰子の呆れた顔が目に浮かぶ・・・とばかりに笑ってごまかしているようですが。
3話で、琴宮の姫に身体を貸した彰子と笛竹の君に身体を貸した昌浩が、それぞれの楽器を奏でた事。1話の約束が、とりあえずは果たせたと言いますか。まぁ。。彼自身の演奏ではないので、そこはどうなのかは分かりませんが。

全般的に、この番外編は昌浩ともっくんの関わり・絆であり。昌浩と祖父様の絆を描いているように思います。
特に、名前を呼べ!と紅蓮の名前を教えたもっくん。本編があぁ言う事になっているので。もっくんが昌浩にじゃれているところは、余計に辛いところもありますが。あぁ・・・あの事件が起きるまでの彼らのつながりの深さを垣間見るようでした。もっとも、昌浩は覚えていないだけで(赤ちゃんの記憶がある方が恐ろしいですが)赤ん坊の時から、紅蓮に懐いた彼と。その無垢な笑顔を向けられた紅蓮の心の絆は、あんな事くらいじゃ切れたりなんかしない!と言う気持ちを新たに起こさせてくれました。
また、式を使っての手紙の始まりの事件や昌浩が陰陽師になる!と決意を新たにしたシーンでは、どんなに遠く離れていても祖父様は昌浩を見守っているのだな・・・と思わせてくれて。お父さんやお母さんとのつながりよりも、祖父様とのつながりが深い孫ってのは、どうだろう?と一瞬考えたのですが。
それを打ち払ってくれたのが4話なんですね。高淤の神に酒を奉じて一緒に呑む祖父様の 人にあらざる物の血を唯一引き継いだのが孫の昌浩だった。
寿命のある限りは、人として(孫の)成長を見守っていたい!と思う祖父様。つまりは、そういう事か・・・隔世遺伝ってやつですな(^^;。だから、祖父様は昌浩が可愛いと同時に気になって仕方ない。普段は、情けないぞ・・・と言いつつも、常に式を通じて見守っているのは、自分と同じ業を背負わせてしまった孫だから。
晴明の責任ではないでしょうが、責任の一端は感じているのでしょうね。

キャストトークでは、高淤役の田中さんがマイクを奪っての仕切で。自分を動物に例えると・・・と言う話題でトークになっていますが。
途中で、別録音?だった?と思しき若晴明の石田さんが、別の現場で「自分を猫に例える女性は、計算高いと言うような事があった・・・」と結構ドキッとするような爆弾発言。
しかも、その後に発言をされた女性陣が、ご自分を猫に例える方が多くて。「すみません〜若晴明様」と言われていました。
あはは・・でも、猫を好きな人は多いでしょうから。飼っている動物で1位2位を争うだろう猫だったら、例える人が多くても仕方ないですよね(^^;。

SUIT CD vol.8 
LACUS CLYNE×MEER CAMPBELL

ビクターエンタテインメント 2005年9月22日 VICLー61613
1.Quiet Night C.E.73(歌/田中理恵)
2.SUIT MINI DRAMA「秘策」
3.Life Goes On TV Size type3(歌/有坂美香)
4.EMOTION(歌/田中理恵)
5.THEME of ARCHANGEL
6.Quiet Night C.E.73 without vocal
7.EMOTION without vocal
田中理恵(ラクス・クライン)、置鮎龍太郎(アンドリュー・バルトフェルド)、保志総一朗(キラ・ヤマト)
ラクスが、バルトフェルドの部屋に入ると。そこには、ラクスの偽物のPVを見ながらご満悦の砂漠の虎が・・・(^^;。
慌てた本人は、敵を知ることが必要だ!と言い。偽ラクスの真似をラクスに伝授するのだった・・・・・・
田中さんの歌の上手さが光る一枚となっていました。ラクスで歌った時の歌もとても好きなのですが、このCDに収録されているのは、ドラマにも出てきたラクスの偽物・ミーアが歌ったもので、アップテンポでキュンキュン(大笑)の歌となっています。結構、聞き終わった後に、口ずさんでしまったりして。残るんですよねぇ・・。

SEEDのキャラの中では、その外見のたおやかさやおっとりとした口調で騙されて(゜゜)\バキッ☆いえいえ、誤魔化されて・・・あ・・いや、ゴホン・・・気づかない部分もあるかもしれませんが。
実際には、彼女はSEED随一の女傑かもしれないとすら思わせてくれます。アスランもキラも、そしてバルトフェルドも手玉に取られているのじゃないかしら?との思いを強くしたドラマパートでした。
絶対に、バルトフェルドさんは敵を知るためではなく。自分の趣味で(大笑)偽ラクスのファンクラブに入っているはずですし(って、ファンクラブ限定商品と、何故ラクスまで知っているんだか)、あんな渋い顔をして実ははっぴだのはちまきだの、うちわにペンライトに・・・・のライブ用応援グッズをタンスの中に隠していそうだし・・。切り抜きやポスターも保存用と観賞用と・・・いろいろあるに違いない(大笑)・・・と言う姿が、見えているのに。
それを知らない顔をして「まぁ!!」と純粋に驚いてあげる・・・気が付かないふりって、案外難しいものだと思うんですけど。

そんなバルトフェルドさんの指導のおかげで、ラクスは何時でも偽ラクスと交代出来るほどに真似が上手になります。
そこに現れたキラは、いつものラクスの方が良い・・・と本当に無難な(大笑)愛らしい発言をしています。キラは、バルトフェルドさんの関西訛りが気になって、唯一何回か突っ込みを敢行していますが・・・相手にされていませんねぇ。

この関西訛り。置鮎さんだったからか?聴いている私は、全然気にならなくて。あれ?いつから関西弁になっていたんだか?
バルトフェルドさんって、そういう訛りじゃなかったっけ?などと思ってしまいまして(大笑)。いや・・・違うはずですが。とても違和感を感じる事なく聴いてしまっていました。こういう関西訛りのキャラって、本当に置鮎さんはお上手ですよね。九州の方だったと思ったのですが・・

スレイヤーズ N▼EX.(ねくすとら)
1 闇の住まう村

神坂一 キングレコード 1997年2月16日 KICA 336
1.第一話「闇の住まう村」〜プロローグ      
2.naked mind(ON AIR Size)
3.第一回「闇の中に・・・」              
4.第二回「闇より現れた者」
5.第三回「闇に生きる者」 

5.第三回「闇に生きる者」              
6.第四回「闇の裏側」
7.第五回「闇の果てに・・・」             
8.虹のように「ON AIR Size」
9.だって恋したら。。。WHEN I'm in love
林原めぐみ(リナ=インバース)、松本保典(ガウリイ)

緑川光(ゼルガディス)、鈴木真仁(アメリア)
石田彰(ゼロス)、柊美冬(マルチナ)、堀之紀(ギザン)
引田有美(アニス)、石井康嗣(ラゼラム)
長嶝高士(職人/手下A)、鳥海浩輔(手下B)
リナの枕元に、黒装束のアサシンが出現した。すわ!曲者!と思ったリナだが、アサシンことギザンはリナに頼みたい事があるのだと言う。その依頼とは、なんとギザンの住むアサシン村の町おこしを成功に導く事だった・・。
はい・・・スレイヤーズも(も・・って何だよ・・と自分で突っ込みを入れます)原作は知っているけど(立ち読みで)アニメはまるで知りません。リナが、ドラゴンさえも避けて通るほどの暴れん坊さんで。ガウリイ達と旅を続けているのよね?くらいしか知らなくて。
ただ、ゼロスと言う魔族の役を(結構腹黒?キャラだとの噂もありまして)石田さんが演じていらっしゃる!しかも、林原さんに松本さん、緑川さんの豪華キャストとくれば・・・聴きたいなぁ・・とはい・・。そういう理由で中古品を探して購入しました。

そうですねぇ・・ラジオドラマだったのですか?一回一回が短くて。聞きやすい長さと言いますか。集中力が途切れる前に一話が終了しているので、こういう形式の話は好きです。
ただ・・がーっっと話を聞きたいと言う時には、これは不向きな形なんですよねぇ・・(^^;。どっちだよ?って自分でも思いますが、聴く時の体調とか、体調に影響される集中力や、気分の問題なのですが(大笑)。
今月は、短さが嬉しかったと言う事は。結構疲れていましたね(^^;・・。

それはともかく。キャラクター設定はあまり分からないままでしたが、そんなの関係ない!と言う勢いでの楽しいお話でした。うん・・こういうお話の前後やキャラクターをあまり知らないでも聴く事が出来るお話って好きだわ(大笑)。
お話の設定自体が、笑えますよね。戦いがなくなって、平和になったから。無用となったアサシンの養成所?とでも言うべき村を(なんとなく、忍者の里と言う雰囲気です)町おこししなくちゃいけない。
第一、そういう村が街道沿いなんかにあろうはずはないし。人里遠く離れた山の中で、一般ピープルは行くことすら大変そうな場所をイメージしてしまいます。そこで、饅頭だのペナントを作って売ろうと言うのが無理でしょう・・。
つーか、そのグッズを作った費用とか梱包代金とか・・はどうなっているんでしょう?どういう量産体制?
いつものメンバーが揃って、そんな村のために一肌脱ぐ。しかも、村おこし反対派の妨害や資金が奪われると言う事件が起こっての飽きさせない出来。
ドラマCDを聴く時には、結構肩に力が入っていますが。これは、かなり脱力しつつ聴くことが出来て楽しかったです。
一番受けていたのが、冒頭の夢落ちの結婚式ですね。夢なら、自分に都合の良いように出来るはずなのに。緑川さん演じるゼルさんが「不本意ながら・・」って進行しているんですもの(大笑)。

ところで。聴いた後でキャストを見てびっくり。鳥海さんが、手下Bですって・・。出番も多くはなかっただろうけど、スルーして聴いていたかも・・。えぇ?もう一回聞き直そうっと・・・。

秘密のクラブへようこそ!

椹野道流 フィフスアベニュー FACAー0014 2005年12月22日
福山潤(白瀬真透)、櫻井孝宏(藤堂要平)

檜山修之(波多野研吾)、豊口めぐみ(波多野絢乃)
諏訪部順一(中条征己)、井上和彦(黒崎志信)、堀内賢雄(小野篁)

樫井笙人(校長)、小伏伸之(男性面接官A)
仲野元(男性面接官B)、須加みき(女性教師)
真透は、その笑顔だけで特待生となってこの学園に入学した。親しくなった要平と共に出くわした異形の化け物の正体とは?
担任の中条や、寮長の波多野らが運営している秘密のクラブとは?不思議な高校生活が始まろうとしていた。
このサイトをご覧いただいている方で、ブログにも遊びに来ていただいている方には。もう十分にお解りいただいている話なのですが。
私は、お話好きであると同時に声優さんも好きです。

子供の頃から、本さえあれば大人しくしていた・・・と言うくらいの本好きが、中学校で出逢ったアニメと声優さんにのめり込み。
活字中毒だと自覚するほどに本が好きなのは変わらなかったのですが。それらの小説がカセットブックやドラマCDになった頃から、微妙に変化を生じてきました。
つまりは、本好きで活字中毒である事には変わりはないですが。こうもドラマCDが次から次へと出るようになると。原作→ドラマCD(カセット)ではなく、選ぶ基準はほとんど声になってきてしまいました。
今では、それを良しとしているわけではありませんが、ドラマCDから原作と言う逆パターンが増えています。声優さんでは、石田さんに加えて檜山さん出演作をチェックするようになりました(^^;。

そうなんです。このお話も、実は檜山さんの出演作品を探している時に見つけた作品なのです。
サイトの更新がなかなか思うように出来ない時などに、時々サクサクと仕上げれば良いものを。ネットサーフィンで遊んで回っておりまして。石田さんや檜山さんの出演作品で、「えぇ?これ知らない!」と言う作品を見つけるのが嬉しくて。これは、中古ショップで検索したら出てきた作品です。
楽天やAmazonで検索した時に見たことがないタイトルでしたので。どういうお話かも知らずにクリックしたら、奇談シリーズの椹野道流さんが原作・・。ほほお・・これは、ちょっとBL風味もあるかもしれない!とかなり期待に胸を弾ませたのですが。

うーん・・思いっきり途中なんですよねぇ・・。
私、声好きであると同時にお話が好きなんですよ。だから、好きな人が出てくる部分がお話の途中であったにしても、そこまでのドラマもきちんと聴きたい。彼が登場するに至る経路を聴きたい。お話として理解したい(・・・だから、フーキーズやナデプロ!!みたいに聴きたい巻が、最後の方だったりすると。そこに行き着くのが遠く感じられてしまって困るんですけど)。
八犬伝をモチーフにしたドラマCDに一番顕著に表れていますが。お話の発端部分だけだったりすると、思わず泣きたくなってしまいます。
「えぇ?この続きはぁ?だから、この続きはどうなるの?彼らの運命は?ええぇえ?」と。
聴き終わった瞬間に、ぺたりと座り込んで思い切り脱力しちゃいます・・となるほどに。

声も好きだけど、ドラマCDの価値って声の魅力だけじゃないのです。声が良い人が揃っているドラマを聴くのは楽しみですが、そればっかりでは、永久保存にはならない。声で魅せるのと同じくらいに、お話でも魅了されたい!
それには、お話がある程度続いて納得させてくれなくちゃ。中途半端は良くないでしょ?何にしても。

そういう意味では、このお話は期待が大きかった分だけ寂しくなってしまいました。
何しろ、福山さんの天然・可愛い!素直で純粋な主人公。それにもってきて、本質的には冷たくないけど。徐々に主人公に感化されて熱くなるもう1人の主人公に櫻井さん。
お二人にもってこい!のキャラです。
その二人をサポートする同学年の勝ち気で可愛い女の子に、豊口さん。そのお兄さんで、熱血な寮長さんの檜山さん。剣道をしているけど、茶道の家元の息子と言う役。
主人公達の担任で、豊口さん達とも知り合いのお兄さん!に諏訪部さん。諏訪部さんの同級生で、謎の理事長の井上さん。
井上さんと諏訪部さんに任務を託して去っていく(大笑)実は!おぉ・・こんなところで出てくるとは?のキャラに堀内さん。

もう、どなたを取ってもぴったりでしょう?

しかも、お話の内容と言うのが。
魔界に通じていると言う井戸がある学園。小野篁によって導かれた中条と黒崎。しかし、黒崎が蛇の姿に変えられてしまったために、彼らの跡を継いで魔界の生き物と闘う秘密のクラブ。
その能力を見込まれた笑顔で人を幸せにする白瀬と、アーチェリーの特待生の藤堂。能力は持たないまでも、主人公達のフォローをしてくれる波多野兄妹。
果たして、黒崎は人間の姿に戻ることが出来るのか?面白そうなのに!!・・・この先が気にならないはずがない!!

フィフスアベニューさんで、今現在購入出来ない作品と言うのは。何らかの理由があったかもしれませんが、折角面白くなっていきそうなお話でしたのにねぇ・・。勿体ないです。。あまりにも・・。

少年進化論plus

くさなぎ俊祈 キングレコード 2000年12月6日 KICAー1239
1.STAGE 01 藤崎砂名   
2.BACK STAGE 01 十年前
3.STAGE 02 泉志穂    
4.BACK STAGE 02 十四年前
5.少年進化論plus IMAGE SONG 想い
6.EXTRA STAGE アイドル サマー フェスティバル
緒方恵美(藤崎砂名/ナレーション)、石田彰(麻生水城(藤崎直樹))、成田剣(杉野)

水樹奈々(泉志穂)、笹沼晃(綿貫ヒロト(CDオリジナルキャラ))、長嶝高士(麻生(砂名の祖父))
千葉一伸(原田)、橘ひかり(女子生徒)、中島沙樹(女子生徒)、徳永愛(女子生徒)
藤島睦(女子生徒)、志賀克也(AD)
藤崎砂名は、自分の顔が大嫌いだった。父親に代わっても周囲の誰も(杉野以外は)気が付かないほど似ている顔。それと言うのも、父親・直樹は年齢を詐称して麻生水城として活躍しているアイドルだったからだ・・
これは、もうお父様のキャラが立ちすぎていて。彼にもいろいろとあるでしょうが、それすらもかき消すばかりの存在感と圧倒的な強さにひれ伏すしかありません(^^;。
だって、年齢を詐称してアイドルやっているにしても。20代後半がティーンエージャーやって許されるのって・・・それってどうよ(大笑)。
いくらお化粧とかあるにしても、それこそハイビジョンだとか画像のクリアなものでアップを撮影されてしまったら。お肌の衰えって、分かる??えぇ??あり?

なので、一生懸命な砂名ちゃんには悪いし。同情もするのだけど。
お父さんには勝てないだろうなぁ・・・いや、この父ちゃん無敵!!とそれしか残らない(゜゜)\バキッ☆。
親の心、子知らずの言葉は、使い古された言葉でしょうし。このドラマCDに一番ぴったりするキャッチフレーズかな?と思いますが。まぁ・・砂名くん視点なので、息子の心、親知らずも言えるんですけどね(^^;。
横暴に俺様として命令している仕事の代理が、面倒くさいから・・・とかやりたくないから・・・と言うだけの我が儘な理由ではないってのが・・いやはや。でもって、代理で受けた試験で1位をとるって・・・ますます凄すぎますよ。
だって、現役学生でも1位をそう簡単に取れるはずはないのに、現場離れて何年・・・・の親だったら無理って・・。毎年、共通一次などの時に、翌朝センター試験問題が新聞に載りますが。国語以外はお手上げだもの(大笑)。

でも・・・こういうお父さんが居たら、やりづらいだろうなぁ・・。この父の背中を見て育った砂名くん。彼も素直にすくすく成長していますから。いや・・まったく良く出来た息子さんと言う事になるんでしょうね(^-^)。

個人的には、トラック2の砂名4歳時の、藤崎家の居間で繰り広げられたやりとりが大受けでした。
仕事を終わって、杉野さんとビールで乾杯しようとした時にパタパタ・とてとてとやってきた砂名くん。
そこで、質問「赤ちゃんはどこから来るの?」また、このトラックの緒方さんの口が上手くまわっていません!状態の幼子口調がたまらん可愛い!!
その純真無垢な問いに、大人の(って、18歳くらいだろうと思うのですが・・逆算すると)直樹と杉野さんは大あわて。
避けては通れない質問だけど。そういう大人のお話をこの天使のような子供に説明するのか?
あたふたした直樹は、杉野のおじちゃん(大笑)に振るものの。父親としてちゃんと答えろ!と杉野さんも逃げてしまい・・・果たして、直樹が答えた「赤ちゃんは・・」の答えとは。
もう一方の過去編が、寂しさを伴うもので。心が痛くなったので。こちらのほのぼのとしたやりとりが一番好きです。

幕末恋華・新選組

サイトロン・デジタルコンテンツ 2005年2月23日 KDCA 0034
第一章:刺客   
第二章:稽古    
第三章:出会    
第四章:談話
第五章:再会   
第六章:対決    
第七章:集結
第八章:信念
第九章:正体   
第十章:思惑   
第十一章:窮屈   
第十二章:決意
第十三章:友達   
第十四章:別れ
森田成一(近藤勇)、置鮎龍太郎(土方歳三)、石田彰(沖田総司)

小西克幸(山南敬助)、三木眞一郎(斎藤一)、中井和哉(原田左之助)
森久保祥太郎(永倉新八)、櫻井孝宏(才谷梅太郎(坂本龍馬))
羽多野渉(岡田以蔵)、植田佳奈(桜庭鈴花)
桜庭鈴花は、会津藩から新選組に入隊を許された女性剣士。
新選組の仲間以外には、友人がいなかった鈴花は迷子になった時に出逢った岡田と仲良くなるが。岡田の正体とは・・・
個人的に、中学校の時に司馬さんの「燃えよ剣」を読んで以来、新選組は結構好きなんです。
動乱の幕末期には、本当に魅力的な人物が大勢登場します。尊皇攘夷や倒幕の思想。様々な思いが入り乱れる中。異彩を放つのが新選組であったと言っても良いと思います。
傾き行く江戸幕府。その中にあって、最後のもののふとしての理想と信念を貫き通した男達の集団。過去に何回も時代劇として描かれましたし、NHK大河にもなりました。もちろん、新選組を舞台にした漫画なども数多く存在します。登場人物を女性にしたゲームもそう言えばありましたね。
このドラマCDの元になったゲームも、そういう新選組を舞台にしたゲームの一つになります。

個人的に新選組が好きだと書いた私が(しかも石田さんが沖田役で登場される)このゲームを何故プレイしていないか・・と言うと。それは、ちょっと酷な話でしょうが。
近藤さんのイメージが(絵も声も)違いすぎた事(^^;。でもって、男性の集団だった新選組に女性隊士だぁ??となった事で、パスしてしまったんです。ドラマCDは、まぁ・・自分がプレイするわけじゃないから(゜゜)\バキッ☆、石田さんの沖田が聴きたいから!と言う大義名分的理由をくっつけて聞いていますけど。

話は逸れましたが、江戸末期に実在した人物と言うのがネックなんですね。実際に写真が残っていたり、彼らの子孫による逸話などを聴いたり読んだりする機会もあれば、それらから自分が想像する事もいろいろ出来る。
で・・結構写真などから想像するイメージと言うのは、ある程度固定化したものがありまして。
SMAPの香取さんが演じた近藤さんでさえ、若い!と言うか・・柔かもしれない・・と思っていたところに。このゲーム。
うーん・・・・そりゃね、実際の写真のような人物が登場するゲームは、やる気が起きないわな(大笑)。あんなごっつい人だったりしたら、そりゃ嫌よね。でも、新選組と言う集団をまとめるにあたっての近藤と言う1人の男として考えた時。森田さんじゃ若い!と言うか軽い。別にね、本当の近藤さんの声がどうだったかは分かりませんよ?写真で見る限りのごつい顔から、森田さんのような美声を発していたかもしれない(大笑)。でも、土方役の置鮎さんとの対比で考えた時に、若いんですよねぇ・・(^^;
貫禄負けしてるんですもの。どう考えても、置鮎さんが演じた土方の方が(実質上は土方があれこれ采配をふるっていたにしても)副長と呼ばれているくせに、ぜーっったいに大ボス(゜゜)\バキッ☆
岡田に対して、一言残すシーンは。確かにやっと?面目躍如!的な見せ場でありましたけど。でも、近藤さんがあんなぺらぺら喋るのは嫌!!(もう、本当に我が儘なんだから・・・苦笑)。

でもって。植田さん演じた鈴花は、プレイヤーキャラだとして。皆に愛される可愛い少女と言うのは良いんですが!(が!って、ちっとも良いって雰囲気じゃないけど(大笑))
自分が可愛いキャラと言うのは、それは良いのよ?うん。誰しも自分を投影するキャラがごついキャラだったり、悪女だったりするよりも良いに決まってますよね?
でも、植田さんのお声があまりに愛らしいものだから。うんうん。この声なら、皆がこっそりと護りたい!守ってやりたいと思うような可憐な少女なんだろうね・・とにんまりしつつも。
マスコットとしてのキャラではなく。1人の剣士としての新選組隊士であるのなら、この子には日本刀は振り回せまい・・と思ってしまうんですな。人斬り以蔵と称される岡田と剣を交える事が可能だろうか?
岡田の剣に敵うはずはないと、自分でも察しているシーンはありますが。その前に剣を斬り結ぶことすら出来まい。この子の細腕で、剣を持って剣で語り合うのは、無理じゃないかねぇ?と思ってしまうんです。そのくらいに華奢な小柄な少女を思わせるものですから。
その彼女が、新選組に居ると言う時点で。うーん・・・となってしまいます。

まぁ・・ドラマCDとは関係ない部分で、いろいろ突っ込みを入れてしまって疲れてしまったのですが。
それ以外では、そこそこ面白いドラマになっていたように思います。
石田さんは、剣の天才であるけれど無邪気な魂の持ち主だったらしい沖田にぴったりですし。新選組の良心(゜゜)\バキッ☆知恵袋の山南さんの小西さんは、本当に穏やかに演じていらっしゃいました。
中井さんや森久保さんの原田に永倉も、血気盛んな若者の集団であった新選組幹部らしい声でしたし。斉藤役の三木さんも、穏やかながら実は!(結構怖い人だったみたいですからね>斉藤一さんは・・)の思い切りの良さなどもイメージにはぴったりでした。
自分の好きな声優さんが揃っているドラマだから良い出来ではないと言う見本のような気もしますが(゜゜)\バキッ☆。良い声を楽しむには、適切な一枚だったかもしれません(^-^)。

ときめきメモリアル Girl’s Side 1st Love
特典CD(メッセサンオースタイル)

KONAMI 2007年3月15日
1.KEI HAZUKI&TERU SAEKI
2.質問コーナー:女の子にドキドキする時って?
3.天童壬モノローグ
緑川光(葉月珪)、石田彰(守村桜弥)、三木眞一郎(三原色)
檜山修之(鈴鹿和馬)、置鮎龍太郎(姫条まどか)、山口勝平(日比谷渉)
子安武人(氷室零一)、保志総一朗(天童壬)、森田成一(佐伯瑛)
撮影が早めに終わった葉月は、ロケで使った喫茶店を訪れる。そこで、店員?の瑛と「恋」について語る事となる。
氷室学級では、「異性の仕草などでドキドキする時?」について意見を交わしていた。
そして。天童壬の中学時代の揺れ動く気持ちを収録したおまけCD!
いきなり、本日のテーマは!と黒板に書く律儀な氷室先生。鈴鹿くんには「なんだそりゃ・・・」と言われています。日比谷くんは、読めない漢字があったみたいですが、読んでもらっても意味不明だったみたいで(大笑)鈴鹿くんに助け船を求めます。
しかし、同じく分からなかった(大笑)鈴鹿くんは姫条くんに話を振りますが。
さっぱり分からないとあっさり認めた姫条くんは、守村くんに「解説頼むわ」と投げてしまいます。

そりゃそうよねぇ・・・「意図されない異性の挙動・発言、または付帯状況により私が強く感銘を受ける時」なんですもの(大笑)。

いや・・これがいきなり書かれたなら、なんじゃそりゃですよねぇ(大笑)。
平たく言えば、女の人の仕草でドキドキする瞬間について!が今回のテーマ。メッセサンオーのテーマは、女の子にドキドキする時って?と言うサブタイトルなんですね(^-^)。

若い(大笑)日比谷くんは、ビキニやミニスカートと即座に答えて。恋愛の強者・姫条くんに「即物的!」と却下されています。その姫条くんは、もっとそこはかとない時と言っていますが。話を振られた鈴鹿くんは
「俺が何か言うと、スケベ星人とか言うから。何も言わない!」とぶすくれてしまいます。
しかし、そこは姫条くんと日比谷くんのタッグマッチに負けた?鈴鹿くん。ついに「ハンカチを借りた時などのすっげぇ良い匂い」と答えてしまいます。
その姫条くんは、母性本能・・つまりは、シャツの襟が曲がっていた時などにさりげなく直してくれるところなどを挙げていますが。その意見に遠くから、いきなり「素晴らしいよね!」と現れたのが3分過ぎの机の王子!三原くんです。
女の子が動物や赤ちゃんなどに向ける視線が「大好きだよ。大好きったらだぁい好きなんだ」と連呼していますが。ここの三原くん役三木さんの「大好きったら大好き」は、着声に欲しいですよねぇ!!
そして、締め?の氷室先生は。またも「引用の引用」の振りをして話をまとめてしまっています。

お馴染み?の眠り王子である葉月君は、今回は誰にも起こされる事なく授業は終了。緑川さんのお声は、本当にラストに一言です。
でも、この一言で持っていく葉月くんってば・・(^^;(大笑)

追記:KONAMIスタイル以外の店舗別特典には「スタイル」はついていないんですが。まぁ・・統一したかったのでm(_ _)m

遙かなる時空の中で3 八葉恋がたり

コーエー 遙か3iPodmini付属限定商品 2005年9月30日
ゆかりの地
1.有川将臣(那智の滝)
2.源九郎義経(神泉苑)
3.ヒノエ(勝浦)
4.武蔵坊弁慶(弥山)
5.有川譲(長岡天満宮)
6.梶原景時(生田神社)
7.平敦盛(本宮大社)
8.リズヴァーン(潮岬)

和歌・漢詩
9.有川将臣
10.源九郎義経
11.ヒノエ
12.武蔵坊弁慶
13.有川譲
14.梶原景時
15.平敦盛
16.リズヴァーン
三木眞一郎(有川将臣)、関智一(源九郎義経)、高橋直純(ヒノエ)、宮田幸季(武蔵坊弁慶)
中原茂(有川謙)、井上和彦(梶原景時)、保志総一朗(平敦盛)、石田彰(リズヴァーン)
遙か3仕様のiPod購入特典のCD。遙か3のキャラが、それぞれの恋愛イベントが起こった地に於いて甘い言葉を語るコーナーと。同じく彼らに因んだ和歌や漢詩を朗読する一枚
語りと和歌・漢詩朗読とを比較すると。そりゃもう、語りの方が好みです。
でしょう?和歌は、短い言葉(音数が決められた中)で気持ちや情景を歌い込んでいる。お約束や、他の歌の引用(前の有名な歌を知っていると言う前提)などがあって。聴いて覚えると言うよりも、目で見て何度か自分で口ずさみながら覚え、解釈するのが正しいように思うのです。
しかし。ぼけーっとしながら聴いていると、音は右から左へと流れるので。ドラマの内容を追うよりももっと集中して聴いていないとダメ。しかも・・・本当に分からない(大笑)。音を拾う事が出来たにしても、意味がすんなり通じるかと言うと、分からない(゜゜)\バキッ☆。
ダメじゃん・・自分。と思わず頭を掻いてしまいたくなります。
学生時代に、古文を含めて国語は得意科目でしたが。受験のための古文は、所謂暗記・そら覚え。有名な部分などを覚えるだけで、その世界を楽しむと言う状態ではありませんでした。それに、得意科目だったと言ったところで。現役退いて何年よ(大笑)。ガタガタと音を立てて壊れていく脳細胞は、そんな過去の記憶などとどめておいてはくれていないので。
えーっと・・・この和歌は、どなたの作品でしたっけ?状態です。
あぁ・・・もっと真面目に古文を勉強しておくんだった・・・。
と言うよりも、むしろ受験のための古文ではなく、楽しむための古文であればなぁ・・・と今更の事を思ってしまいます。

遥かがまた、こういう和歌の朗読が多いのよ。その度に、一応はキャラの設定や心情に近いものを詠んでいらっしゃるのだろうけど・・・とは思うのですが。今ひとつのめり込めない。
あう・・・
でも。声優さん達は、毎度毎度思うのですが。そのキャラになっての朗読に頭が下がります。ただ単に朗読しているってわけじゃないですものね。和歌などの意味を理解して、そこから自分の演じたキャラの気持ちを同化させて詠んでいらっしゃる。
その読まれた気持ちをちょっとでも理解したいとは思うのですが。

さて。もう片方の語りは、将臣くんのトラックの「水が3つに別れて落ちてきている」と言う情景描写に泣きそうになりました。同じように流れてきて、同じ所に落ちる滝の水なのに、岩などで別れてしまう。その3つと言う数字が、主人公(=望)と弟の譲、そして彼自身の姿のようで。
義経さんのトラックでは、神泉苑の桜を語っていましたが。今現在の京都の神泉苑は、そこまで広い土地ではなかった事もあって。いかんいかん・・今の状態を思ってはいかん!と自分が見た映像を頭から追い出すのに苦労しました(^^;。
譲くんのトラックでは「しょうがない人だなぁ」と言う部分が好きで(大笑)。敦盛さんでは、手を繋ぎたいの言葉を出すだけで。かなりオタオタしている低音の保志さんがお気に入りです。
景時の井上さんの、ここでしか聴くことが出来ない軽いタッチの声や。ヒノエ役の高橋さんの精一杯の気障な低音ボイス。
弁慶さんでは、やっぱり貴方の方がイケナイ人だわ・・・の気持ちを強く持ったり。リズ先生は、あの広い背中を追いかける事にならないでホッとしたり・・。
時間にすると、あまり長いものではないのですが。様々な感情を呼び起こさせてくれました。

ところで。これは入手方法にちらっと書いていますが。遥か3仕様のiPodminiを購入した時についてきたCDです(正直、このCDが欲しくてリズ先生の絵の物を注文したのですが)。実際にiPodにこのCDを入れて楽しんだ方はいらっしゃるのかなぁ?

耽美夢想マイネリーベ
虹の橋〜ビブロスト〜

ランティス 2001年7月25日 LACAー5048
1.前哨   
2.暗雲   
3.喪失   
4.並行

5.符号   
6.交錯   
7.誘導   
8.凱旋
宮田幸季(カミユ)、櫻井孝宏(オルフェ)、石田彰(ルーイ)
森久保祥太郎(エド)、杉田智和(ナオジ)、子安武人(アイザック)


伊藤美紀(フランシス先生)、井上倫宏(校長)、中田和宏(ムスペル)
中村俊洋(結社員1)、柴田創一郎(結社員2)、阪口周平(結社員3)、青木誠(結社員4)
朝市に出かけたカミユは、燃える木の映像を心に強く持つ男とぶつかる。しかし、その夜。カミユは何者かによってさらわれてしまい、シュトラール達が行方を求めて奔走する事となった・・。カミユが男から言われた「虹」とは?
マイネリーベは、ゲームボーイアドバンスで発売された直後に遊んだゲームです。もちろん、声はなくて。しかも、ゲームボーイアドバンスだったから、イベントグラフィックを後から堪能出来るシステム(いわゆるライブラリみたいな)もなかったし。おまけに、同級生の女の子が強くてねぇ・・。最後の最後に、持って行かれてしまって。初めてゲーム機を投げようかと思ってしまったくらいにムカツいてしまった、想い出があります(どんなんや・・・)
まだ乙女ゲームが少なかった時のゲームと言うのもありますが、これに声が付いたら。どんなに良いだろう?とかなり妄想(゜゜)\バキッ☆したものです。
そして、遙かで石田さんに転び。石田さんご出演のドラマCDを集め始めた頃に発売。嬉しかったですねぇ・・・単純に。あのゲームがオリジナルストーリーとなって、声が付く!わぁ!これは絶対に買いよ!
ふっ・・・私にもまだ可愛い時期はあったのよ(大笑)。
その時に、ゲームで一番好きだったナオジくんが杉田さん。当時は、杉田さんはあまり存じ上げなかったものですから。どういうお声なんだろう?と、かなりドキドキしながら聞き始めたものでした。そう・・・このCDは、初めて杉田さんを意識した記念作品にもなってくれました。

今は、このドラマCDとは(オルフェとアイザック以外は)別のキャストで、ゲーム展開やアニメ展開をしてしまい。そちらで慣れてしまうと、このCDを聞いた時に「ん〜〜っと」となる違和感が少し残ってしまいます。
でも、このキャストも悪くないよねぇ・・。
カミユの宮田さんは、保志さんと比べると純粋無垢な培養少年で、本当に超能力くらい持っていそうですし。
エドの森久保さんも、闊達な青年ですし。杉田さんは、柔らかな声が竹のようにしなやかな和風美青年・ナオジにぴったりだし。
アニメでは、ナオジを演じた石田さんのルーイは、低音で決めているけれど。本当は凄く優しい良い人!の印象が強く残りましたし。
うん、別にこのキャストでやっても何ら問題はなかったのにね・・と言う感じがします。
結局は、どっちを先に聴いたのか?って事もあるかもしれないですね・・(^^;。

お話としては、一番の興味?は唯一シュトラールではないアイザックが、どうオリジナル話に絡むのか?どこで、どう活躍するのか?でしたね・・。しかも、カミユがさらわれて校長すらお呼びではない!状態ですから。ましてや部外者のアイザックは?と思っていたら・・。あらら・・上手く入りましたねぇ。
そこに、カミユの超能力を通して居場所を知る事が出来て。ルーイの手下が暗躍していたり(^^;、エドは寮を抜け出して夜中に乗馬しているし。ナオジは、皆のうまい緩衝材のような存在として、ふんわりしていて。
プライドの高いオルフェ・・と、キャラクターを上手く使ってのドラマ。このドラマCDで、どうして続編が出来なかったかしら?と、少しだけ謎に思っていました。
アドバンスと言うハード環境で、あまり認知されていないゲームだったからかしら??

ポーの一族 1巻

萩尾望都 ソフトガレージ JDCA29211 2007年12月21日
1.ポーの村
2.ポーの一族「第1章」
3.ポーの一族「第2章」
4.ポーの一族「第3章」
朴ろ美(エドガー)、斎賀みつき(アラン)

石飛幸治(ポーツネル男爵)、佐々木瑶子(シーラ)
猪口有佳(メリーベル)、関俊彦(グレンスミス)
関智一(クリフォード)、鹿野優以(ジェイン)


柿原徹也、内山侑子、桐木山花
武虎、平野俊隆、千々和竜策、御園行洋
グレンスミスは、仲間達と狩猟に出かけた時。道に迷い、間違って少女を撃ってしまった事から「ポーの村」に幾晩か宿泊する事となる。バラを育て、バラ以外には何もないポーの村は、なんとヴァンパネラの村であったのだ・・。
萩尾さんの原作を読んだのは、一体どのくらい前だったでしょうか?その時には、既に名作として名高かった作品です。当然、何度も何度も読み返し、引っ越しの時にも何があっても持ち運ぶ一冊となっています。
特に、エドガーとメリーベルが海に降る雨を見ているシーンなどは、漫画と言えば悪書とされがちだった(既に当時から、そういう風潮はありました)時代に於いても、詩的な美しさを漂わせる名シーンだと思い。漫画を認めてくれなかった担任の先生に直訴した事があるほどです。
なので。おそらくは、原作が好きで好きでたまらない!!のファンには、共通する心理ではないか?と思いますが。
「えぇ??イメージと違う!!」と、聴いた瞬間に絶叫してしまいました(^^;。

久しぶりに私が憧れを持って見ていた(扱った)作品がドラマCDになる!これは、もの凄く不安でした。と言うか、何故に今頃?と言う気持ちも強かったのですが(^^;。
そして、キャストを見た時に。ある程度の諦めを持ってしまいました。
朴さんと斎賀さんは、今望みうる最高のキャストだと分かってはいるんですよ。
そう。男性が少年を演じるには、永遠に15歳前後で年齢を止めているエドガーとアランは、ちょっと厳しいかな?まぁ・・一部、少年を演じても大丈夫な男性声優さんはいらっしゃいますが。それだと周囲キャストの持ってくるのが大変。
それに、永遠の少年であるエドガーとアランは、線が細いんですよね・・。華奢であり、妖精の羽根を持っているかもしれないくらいに半透明で・・。だから、女性がキャスティングされるとして。朴さんと斎賀さんは、今、一番少年を演じさせて違和感のない最高のキャストかな?と思います。

でも、それでも。やっぱり・・・言いたくなってしまったんですね。
イメージと違う!!と。
どなたがキャスティングされたとしても、男性声優さんで私が「この方達なら・・」と思った方が演じたとしても。
多分、原作への思いが強ければ強いほど。認めたくない!として抵抗するのでしょう(^^;。
違う!私の(そう・・私の!が付くんですよ)エドガーは、私のアランは、私のメリーベルはこうじゃない!!と・・・

なので、一回目は。違う!どなたが演じても違う!と叫んだだろうけど。それでもやっぱり違う!!(もう、本当に我が儘なんだから)に始終してしまい。なんだかなぁ・・で終わったのですが。

何回も聞き直しをしているうちに、一回目と違う目で(耳で?)作品に接している自分が居ました。
それは、一つには「あのシーン」は、うんうん。こういうセリフだったよね!そう。このセリフで遊んだんでしたな・・。こうだった!と頷きながら懐かしがってしまった事。
そして、最初はアランも嫌なやつだったんだよね。で、この母ちゃんって確か、出来てなかったっけ?(うわ・・すんごく下世話な表現でごめんなさいm(_ _)m)。など、忘れていた事を呼び覚まされる感覚に包まれた事。
メリーベルが、十字架をつきつけられて退くシーンなどは絵が思い出されましたもの。きゃあ!そうだったのよ。で、エドガーが怒って窓の外に現れたのよねぇ・・(^-^)

そして。二つ目には、朴さん・・凄く肩に力が入っていませんか?斎賀さんも、かなり力入っている様に聞こえますよね・・と言うこと。
主役であるエドガーとアランを演じたお二人が、少女漫画のこの作品のファンだったかどうか・・・までは知りません。原作が、少女漫画界不朽の名作であるくらいの事は、ご存じとは思いますが。
知っていたなら、その主役を自分が演じる事で。原作ファンを敵に回すようなものだと・・どう演じても、コアなファンには受け入れてもらえないだろう事は、予想されます。これは、原作付き作品の宿命だとは思います。
もしも、ファンであったなら(過去から)それはそれで、足が震えるほどの出来事になるのじゃないかしら?
えぇ?自分が演じるの?と言う畏れは、きっとあると思います。長く続いたシリーズが、いきなり世代交代しちゃった作品なども、同じような事は起きるとは思いますが・・。
だから、いろいろな作品で少年を演じてきたお二人にとっても、この作品はかなり緊張されたのじゃないかしら?と想像が出来ます。どれも一緒よ・・と言われるかもしれませんが、個人的には「これは格別」であって欲しい(大笑)。
だって、ポーの一族なんですもの。

グダグダと書いてきましたが。おそらくは、演じた方にも。原作からのファンにも、かなり緊張を強いる作品であった事には違いないと。
あまりまとまっていない気もしますが。今回の結論は、そういう事で・・・。

ハートエイド

honeybee HOー0016 2008年2月29日
1.「ハートエイド」を服用する前に
担当研究員:緑川光
2.失恋した時
3.告白する勇気が出ない時
4.恋人と喧嘩した時
5.友達と喧嘩した時
6.風邪を引いた時
7.ダイエットがうまくいかない時
8.料理を失敗してしまった時
9.二日酔いになった時
10.寝坊して遅刻した時
11.テスト勉強を頑張っている時
12.部活の試合で負けた時
13.仕事でミスをした時
14.仕事に行きたくない時
担当研究員:石田彰
15.失恋した時
16.告白する勇気が出ない時
17.恋人と連絡が取れず不安な時
18.友達に秘密があった時
19.風邪を引いた時
20.ダイエットがうまくいかない時
21.寝不足な時
22.泣きたくなった時
23.何となく元気が出ない時
24.テスト勉強を頑張っている時
25.部活の試合で負けた時
26.仕事でミスをした時
27.仕事に行きたくない時
共同研究
28.友達とあまり会えなくなってしまった時
29.新学期前に不安な時
30.頑張り過ぎて疲れた時
31.「ハートエイド」を服用した後に
素敵な声のお薬で、疲れた心を優しく癒してみませんか?をコンセプトに、失恋した時や失敗した時などのシーンに励ましを送ってくれます。
今までにも、お帰りなさいの挨拶や、疲れている時向けなどのメッセージがドラマCDのおまけ的に収録されている事がありました。
そうですねぇ・・主に白泉社関係のドラマCDで、テストの点が悪かった人へ・・・だのをキャラクターになって語ってくれている物など。留守電メッセージを一歩進めて、場面限定の励ましの声トラックが存在しました。

しかし、このCDは。まるまる一枚!
緑川さんと石田さんが演じる、声のお薬を処方してくれる研究所の職員さんが「本当に慰めてくれる人が現れるまでは・・」と言う条件?で優しく甘く、時には厳しく語ってくれています。
そう。声に癒しの効果があって。眠れない時でもα波で眠れるようになるかも!と言うコンセプトで作られた羊でおやすみと同じメーカーさんによる声薬(せいやく)会社制作第一弾CDがこれなのです。

お二人とも、本当に甘い声で。優しく、CDを聴いている人のためだけに語ってくれています。
本当は、トラックに書いてある症状(いえ、状況)の時にだけ。そのトラックを聴くのが正しい処方の仕方なのでしょうが!本当にそういう事になったから・・とそこだけを選んで聴いている人なんか、おそらくは居ないと思います。
だって、失恋した時・・なんて。所帯持ちの主婦には該当しないでしょ?テスト勉強を頑張っている時なんて、就職していたら先ずは関係ないシチュエーションですもの。
大人の場合には、風邪を引いたとかダイエットが失敗した・料理が失敗した・元気がない・泣きたい・仕事でミスをした・仕事に行きたくない・・・くらいになってきますもの。
まぁ、学生さんには仕事関連が関係ないでしょうけど。

しかし。前半の緑川さんが、語っている相手と同級生か同い年の幼馴染みっぽいシチュエーションで。後半の石田さんは、2つか3つくらい年上の近所の憧れのお兄さん!と言う感じがしませんか?

だから、思いっきり語っている相手(=自分)に対して恋愛感情を隠そうともしない甘い台詞の数々の緑川さんが、ドキドキさせてくれるのに対して。石田さんの場合は、本当に一言一言の重みがあって「はい・・おっしゃる通りです。はい・・頑張ります」と説得が心に染み入ってしまう・・後でじんわりと暖かくなるような違いがあります。

風邪を引いた時には、緑川さんは出先から携帯で電話をかけてきて心配してくれる。一方の石田さんは、駆けつけてくれて確認してくれる・・。
失恋した時や告白する勇気がない時にしても。
緑川さんの場合には、えぇ?こんなに間近で自分を見つめてくれている視線があるのなら、告白取りやめて彼とラブラブになったら幸せよね?と思わせてくれるし(実際には、聞こえてないと言う場面みたいですが)。石田さんの場合には、好意はあるのかもしれないけど。本当に親戚のお兄ちゃん!!が背中を押してくれると言う雰囲気なんですよね?

この差は何なんだろう?と、ちょっと考えていましたら。何回か聴いているうちに、ストンと落ちてきました。
CDの発売前に、CMがサイトで流されていました。それによると、同じ研究員でも緑川さんの研究員に対して石田さんが先輩になる。つまりは、実年齢ではなく。石田さんが年上の研究員の設定だったから。
だから、同年齢でメッセージを言う相手(=自分)に対する感情をストレートにぶつける若さあふれる緑川さんは、クラクラするほど甘い事を言って喜ばせてくれますし。
石田さんは、ちょっとだけ引いた視点での「どうしたの?何かあったの?」と語りかけて優しく諭してくれる。君は優しくて頑張りやさんだから・・・と嬉しい事を言ってくれるんですね。
あぁ・・あの設定が、語りかけの口調の差となって出てきているわけなんだ!とお二人の役者としての上手さに感服してしまいました。

それにしても。無理はしすぎず、疲れた時には僕の胸でゆっくりお休み。涙は今だけ僕の前でだけ。君が頑張っている姿を見るのが好きなんだよ・・・と囁かれたら。はい!明日もまた頑張ってきます!となってしまう単純な私(大笑)。

人間ですし。いくら理想や信念の基に頑張っていても。心がふとしたはずみで折れることは良くあります。
そんな時、君なら大丈夫・・と肯定してくれる他者の存在が、何よりも心強い事があります。このCDは、そんな励ましとなってくれる事でしょう。

君と僕。 高校生編1

掘田きいち ジェネオンエンタテインメント 2006年3月24日
1.ボクらの17回目の春に
2.陽だまりの詩
3.CHILDREN WORLD
4.いのこり
+Bonus Track
甲斐田ゆき(浅羽悠太)、皆川純子(浅羽祐希)
鈴村健一(塚原要)、高山みなみ(松岡春)


森久保祥太郎(東先生)、朴ろ美(幼い要)、松来未祐(かおり先生)
小松里歌(しーちゃん)、宮永麻衣(そのちゃん)、廣田詩夢(舞音)

高城元気(バスケ部員)、服部加奈子(女子園児)、又吉愛(女子園児)
陽だまり幼稚園の仲良し?5人組も高校2年生。
超マイペース双子に、おっとりしている春。そして、双子に振り回されている要。
祐希の入部先を決めようと躍起になるお話と、就職体験で陽だまり幼稚園に一日先生として行くお話、春の姪っ子の舞音を巡るお話、そして皆で音楽室を掃除するお話の4本立て+ボーナストラック。
実は、この前に東先生の高校生時代・・陽だまり幼稚園の4人組がまだ園児であった頃のお話を(順を追って)聴いた時。
なんか・・超絶我が儘と言うか、マイペースと言うか・・・聴く分には良いけどなぁ・・・と言うので、ちょっと苦手としていた自分が居ました。まぁ、この高校生編の1を一番最初に聴いた時も、その延長と言う感じがあって。高校生になっても、まだこいつらはぁ!と思っていましたが。
半年くらい間をあけて聴いたなら、結構すんなり聴くことが出来ました(^^;。

まぁ・・幼稚園編の感想で書いている、超絶マイペースで我が儘なゴーイングマイウェイ同僚は健在ですし(大笑)。相変わらず彼女たちに良い様に振り回されて、へとへとになっている私も居ます。
でも、なんだかねぇ・・。
要も春も、なんだかんだ言いつつ双子とケンカしながらも側に居るし。腐れ縁かもしれないけど、仲良しさんだし。
これはこれで、こういう友情(決して要くんは認めようとはしないでしょうが)があっても、悪くはないか・・・と苦笑いしつつ聴いていました。ドラマと割り切って聴いたから・・と言うわけでもありませんが・・何なんでしょうねぇ?

自分の周囲には、こういう幼馴染みは居なかったけれど。居たら居たで、にぎやかな毎日だったかな?と思えるようになったからでしょうか?それとも、4人のバランス・調和が見事だったからでしょうか?
あきらとこーちゃんほど、1対1ではなく。突き進む要に、チャチャを入れる双子。なだめる春・・と役割分担がきちんと出来ていて。そうこうしながらも、青い春を満喫しているだろう彼らが楽しそうだからかもしれません。

そう・・・。春の姪・舞音ちゃんを通して、「幼い頃に信じていた夢物語。何時しか、それは夢であり現実ではないと知ってしまう」・・自然と身に付く事を強制的に覚えさせたり否定しなくても良い。
要達から見たら、十二分に子供である舞音の夢を通して「子供の夢を壊す・壊さないとか言って、僕らだってまだ子供なのにね」と締めくくった3話目のモノローグが、一つの答えなのかもしれません。
要達から見た舞音の姿=私から見た要達の姿だからかもしれません。
後から来る人を待っているような、まぶしい過去を見ているような・・そんなほほえましい気持ちになったからかもしれません。
何時の時代でも、おそらく年長者は「今時の若い者は!」としかりとばすでしょう。でも、そういう年長者だって、若いときには「今時の・・」と言われていたはずなんですよ。そういう巡り巡るものを見ている気分になるからかもしれませんね。

就職体験で、久しぶりに幼稚園に行ったなら。当時の彼らと似たようなしーちゃんやそのちゃんが居るし。もっとパワーアップしているかもしれない昨今のお子様情勢。
う・・おままごとをしながら、そういうセリフを吐くんじゃない!と思いつつ。今時のガキは、どうしてこうもませガキなんだか!(大笑)。のセリフも、ひょっとしたら私がもっと若かった時に、言われていたかもしれないし(大笑)。

双子の皆川さんと甲斐田さん。たまに、どっちがどっち?と思う時もありますが。高校生男子を演じて、違和感がないのは凄いと思います。そして、今回もハイテンションに叫んでいるセリフが多かった鈴村さんもお疲れ様でしたm(_ _)m。
春役の高山さんは、ポワポワした感じがとても好きです。
先生の森久保さん・・・エキセントリックな役も悪くはありませんが。ちょっと抜けているかもしれないけど、優しいこういうトーン・・・実は、一番好きです。

しかし。一つだけ今回悩んでしまったのは・・。要達が園児だった頃の担任のかおり先生・・・。一体おいくつなんでしょう?
可愛らしく、年を取っていません!と言うのは分かるのですが。10年は経過していますよね?少なくとも。ちーっとも変わってないって・・いや・・本当においくつなんでしょう?
永遠のマドンナは、そのままなんでしょうか?
あと・・少しだけ気になったのが、最後のボーナストラックとでも言うべきキャストインタビュー。感想などを語っていらっしゃるのですが。いかにも収録現場にラジカセみたいなのを持ち込んで、それで録音してます!と言う感じの音声なんですね。
何があったのでしょうか?

オレンジハニー ボクキミ
I Love You!!

トイズWalker 加藤千穂美 XACDー015 2007年4月26日
1.オレンジハニー(歌:福山潤)
2.message from Shinya
3.message from Keita
4.message from Masato
5.BRANDNEW SKY(歌:浜田賢二)
6.message from Hiroto
7.message from Akira
8.message from Seiji
9.オレンジハニー(instrumental)
10.BRANDNEW SKY(instrumental)
櫻井孝宏(白石慎也)、諏訪部順一(芝崎比呂人)、石田彰(水沢晶)
森田成一(辻圭太)、福山潤(白石誠二)、浜田賢二(白石真人)
携帯ゲームから、装いも新たにPS2へ移植された時に発売されたゲームの主題歌や、白石兄弟の叔父を加えた6人のキャラによる甘いメッセージ集。
別館にも書いたことですが。正直、自分が腐っているって事は十分に自覚しています。腐女子と言うには、「子」じゃないよねぇ・・・だから、むしろ貴腐人(貴重なくらいに腐った人)と自称させていただこう!と思うくらいには。
ですから、まぁ・・BLでの絡みでも「うわぁ」となるようなシーンがあっても。聞きながら、結構平然と車運転してますし。顔色一つ変えないだけの自信はあります(そんな自慢をされたって困るでしょうが)。
しかし。これは久々に憤死するか、頭髪が逆立つかもしれない!と思ったくらいです。
いや、この私にぼふん!と頭が爆発するかもしれない・・・と思わせるとは。オレンジハニー、恐るべし(大笑)。

恥ずかしかったのよ。
それこそまさに穴があったら入りたいと言うか、うきゃあああ!と赤くなってジタバタしたくなるくらいのインパクトがありました。
遙かやアンジェなどのネオロマンスで、十二分にゲーム攻略対象キャラ(あぁ、この呼び方嫌い)の甘い甘いメッセージを囁かれる事に慣れていると思ったのに。おまけに、BLのおかげもあって、多少の事では動じないと思っていたのに。
私でも、まだ恥ずかしいシチュエーションやエッチィな事ってあるのねぇ・・・(大笑)

このCDは、声優さんによるゲームの主題歌や主人公(=プレイヤーである私)に対してのメッセージが入っていますが。
2〜4のメッセージは、朝目覚めた主人公に対してのおはようメッセージ。そして6〜8が眠れない主人公におやすみのメッセージが入っていました。
え?おはようやおやすみのメッセージなら、幾らでも聴いた?それこそ、耳たこ?
いえいえ。それくらいなら、私だって恥ずかしいなんて思わなかったです。

このメッセージはピロートークである事がポイント。つまりは、男の子達と一緒に寝ているのよぉ!!><!!
BLでお馴染みのベッドの軋む音が入っているの。効果音で・・。
え???今、ギシって言わなかった?え??二度寝するからって、隣に潜り込んだぁ??

その途端に、ゲーム画面のキスシーンの絵で頬やおでこにキスではなく、唇が触れるキスが描かれていたのを思い出して。
相手がホストなら許すけど(って、違う。これは主人公は大人じゃなくて高校生。しかも相手は同級生だぞ?ちょっと待て!)とあたふたしちゃいまして。
キスでさえあたふたしたのが、一緒に寝ているってのは・・こりゃもう乙女ゲームの範疇を越えているのじゃなかろうか?恥ずかしいったらありゃしない。しかも、諏訪部さんが演じるキャラが耳元で、ベッドで語る!ってのは・・。エッチィ(エッチを通り越しているので、エッチィと小さなィが付いてます)すぎる!

自分の中に、まぁちょっとしたラインがありまして。乙女と言うのは、女じゃないんです。だから、頬にキスくらいはあってもOKでも。それ以上はゲームが終わってからにしてね・・(大笑)。ハッピーエンドの後で、そういうのがあるのはかまわないけど。ゲームの中やCDでは、乙女でいて欲しい。
どこの世界の話だ?って思うかもしれませんが。
遙か1の物忌みイベントで、恋愛状態になっていると。眠っている神子様を八葉が護って寝顔を見ていると言うのがありましたが。あれでさえ恥ずかしいのに(大笑)。
それ以上だと、もうどうしたら良いか分からなくなるんです。

まぁ・・・助かったのは、後半のおやすみメッセージが眠れない主人公に対してのものだから。まだお布団には入っていないので。一緒に目が覚めて、隣に居るって状態じゃなかった事かな?全部が朝目覚めた後の「おはよう、ハニー」でなくて良かった(大笑)。

で・・・歌はね・・。福山さんのオレンジハニーを聴いた時。それこそ昔の太川陽介さんを思い出してしまってました(大笑)。はい、分からないお若い方は飛ばしてね。レッツゴーヤングとか、ルイルイなんて頃の太川さんを何故か連想してしまったので・・。
こういう連想って、それこそインスピレーションみたいなものなので。何故?を応えるのは難しいですが(^^;。

S.S.D.S
愛の解体新書 レボリューション1

速水奨 ランティス LACAー5403 2005年6月22日
1.カトマンドゥの夜
2.♪「刹那の英雄」
3.いやな予感
4.診察1
5.Joy王国の秘密
6.満月の目覚祭 蠢動
7.診察2
8.満月の目覚祭 真実
9.再診予約
10.S.S.C.R. スーパースタイリッシュキャストロール
11.次回予告
12.特別診察室
速水奨(Dr.HAYAMI)、高橋直純(新田和人)
松本保典(沢登達哉)、檜山修之(君島密)
森川智之(ミヒャエル・シューマイヤー)、大谷育江(バンブーちゃん/修学院明・融)
関俊彦(バウム・クーテヘン教授)、堀内賢雄(ブラディ・トランシルヴァニア伯爵)


千葉進歩(日下真一郎)、中博史(中管制官)
桐本琢也(Joyピリオド)、根谷美智子(ルクラ/中管制官(子供))

松平真之介(店主1/傭兵隊長/オカマの国民)、佐々木貴久(店主2/呪術師1/国民)
武川陽介(側近1/呪術師3)、渡辺一茂(側近2/兵士2/呪術師2)
伊藤美穂(国民)、高橋愛(国民)

神谷明(Joy三郎)・・友情出演
聖ラ・フォーレ病院の院長でもあるJoy三郎が、ついにJoy王国の国王に就く祝賀の儀が執り行われる事になった。
王位を狙う弟のJoyピリオドの画策が進む中、いつになくAIの調子が悪いドクターHAYAMI。ピリオドの野望を食い止める事が出来るのか?
うーん・・・うーん・・・このお話は、一体どこへ向かおうとしているんでしょう?
最初は、美声揃い・・あ、いえいえ。美形揃いの個性溢れるドクターの居る病院のお話で。でも、病院と言っても診察しているシーンはほとんどなく。むしろ、病院の桁違いのとんでもない設定と、ところどころに入っている診察室の様子?からは、人間ではない物まで治療の対象にしている・・・そういう「とんでもない」感を味わうぶっ飛んだお話だと思っていました。
実際、そのぶっ飛び感が笑えるほどだったので。こうした病院ものには、激しく突っ込みを入れたい(大笑)私が、何故か突っ込みを入れないで笑って楽しみにしていたくらいなのですが。
前作では、ゲームになったお話の影響もあるのか?舞台は宇宙にまで発展し、どこが病院なんだか?彼らはお医者様ではなかったのか??と頭の中にクエスチョンマークが飛び交っていましたが。

新たに始まったこのレボリューションシリーズは、いきなり舞台がヒマラヤに行っちゃいまして。しかも、病院オーナーだったはずのJoy三郎氏が、その王国の王位継承者。で??今回は、その王位を狙う弟が仕掛けてくる陰謀を十三号医局のメンバーがことごとくつぶすと言うお話になってしまいました。

まぁ・・お話がどこへ向かおうと、面白かったら良い・・・はずなんですけど。
ただね・・ドラマって過程が好きなのよねぇ・・。推理小説だったら、犯人を突き止める伏線を楽しみたいし、恋愛は惹かれていく気持ちの過程やエピソードが好き・・・なので。
事件が起こりました。で、個性的なメンバーの活躍によって事件は無事に円満解決しました!ってのは、そりゃ良いんですよ。良いんだけど、それでは物足りない(゜゜)\バキッ☆。
我が儘ですかね?
今回は、ピリオド氏が差し向けた刺客や呪術士を十三号医局のメンバーが退けた部分と、試練の間に突き落とされた彼らが見事にバルコニーに姿を現すと言う部分が、部分部分になっていまして。
ダイジェストでかいつまんでお話します!だったので。ちょっとつまらなかったです(^^;。君島先生の活躍が、毒虫の駆除だけなんですもの(^^;・・・なんじゃそりゃ・・。スーパーウェポンボイスの活躍がないのは、つまんない(゜゜)\バキッ☆
で?今回の一番のびっくりドッキリ驚きネタは、あの新田くんが・・新田くんが・・・と言うところに尽きます。
えぇ?そんな重要なキャラだったの?(゜゜)\バキッ☆

今回の聴き所は、呪術士達を陥れるために「赤呪術士・黄呪術士・茶呪術士」を早口言葉で・・・と言うブラディさんと。
更にパワーアップしたミヒャエル君の間違った日本語の使い方。そのオヤジギャグ臭さえ漂うような使い方をさりげに周囲が訂正するシーン。
新田役の高橋さんの東北弁と、バンブーちゃんの愛らしさ。そして、初恋に目覚めてしまった日下事務長の純情と言ったところでしょうか?

ルナ シルバースターストーリールナティックフェスタ vol.1

角川書店 1996年8月7日 KACNー1042
1.TSU BA SA(唄/氷上恭子)   
2.第1話「ブルグの泉にて」
3.泥棒市場                
4.第2話「エリート魔法使い登場!」
5.Mysterious Cave          
6.第3話「白竜の試練」
7.青き空の下で             
8.第4話「約束と旅立ちと」
9.機械城〜魔法皇帝ガレオン〜    
10.第5話「海賊退治」
11.風のノクターン
石田彰(アレス)、氷上恭子(ルーナ)、萩森q子(ナル)

池澤春菜(ジェシカ)、阪口大助(ナッシュ)、梁田清之(ガレオン)

川津泰彦(海賊の親分)、増田均(手下1)
坂本正吾(手下2)、稲田徹(メル提督の部下)

大塚明夫(ダイン)、屋良有作(白竜・メル提督)
ドラゴンマスター・ダインの墓があるブルグ村。そこに育った少年・アレスは、ドラゴンマスター・ダインをこよなく尊敬していた。
そして、自分も幼馴染みの少女・ルーナを守れる男に、ドラゴンマスターになりたいと。白竜の試練を受けるのだった。
ルナ シルバースターストーリーは。ゲームとした時には2のエターナルブルーの方が好きです(2の主人公ヒイロは緑川さんでしたよね?)。
と言うのが、RPGで少年が旅立つのは。いわゆるボーイミーツアガールの世界だと思っているからです。しかし、この1では。ミーツアガールと言う部分が弱いんですよ・・話とした時に。
幼馴染みで、ちょっとお姉さん風を吹かせる少女。一緒に育てられていた彼女(ルーナ)が、実は・・・・と言う重い運命を担っていて。彼女を取り戻すべく、少年(アレス)が旅立つ冒険譚だからです。
やっぱり、冒険の始まりは。少年が少女に出逢うところが良いなぁ・・・。所謂一目惚れってやつが、小母さんの好みなの(゜゜)\バキッ☆・・今は、私の好みを聴いてない?いえいえ・・失礼いたしましたm(_ _)m。

そういうぼやきはさておき。これも一話あたりの収録時間が短いので。おそらく元々は、ラジオドラマか何かですね。
だって、毎回律儀なまでに石田さんによる「僕の名はアレス」と自己紹介は入っているし。前回のお話の流れが(こんなに短くまとめられるの?と思うくらい)入っているし。
まぁ・・うざいと言うか、親切と言うか・・(大笑)。

ただ。ちょっと言わせていただくと。ゲームとお話違うんじゃないですか?阪口さんが演じたナッシュって、こんなに早く出て来なかったですよね・・・確か、ブルグの村から白竜の洞窟に一緒に行くのは、太ったラムスとか言う子じゃなかった?商人になっちゃうの・・。
で、途中のダンジョンでルーナが歌って霧が晴れると言うのが、とても大事な伏線だったような記憶が・・あら?

まぁ・・いいや・・。久しぶりに石田さんの正統な熱血少年を聴くことが出来たから・・・。
でも、唯一「えぇ?」と思ったのが。1話の最後で、ルーナが襲われて「きゃああ!」とピンチの叫びを上げた後。泥棒市場の音楽が流れるでしょう?もっと他の音楽はなかったんですかねぇ?
それか、お話はお話で連続させておいて。BGMだとかサウンドトラックは別にしておけば良かったのに・・。
いや・・だって、他の曲はともかく。待て!緊迫の次号!と言うシーンで終わって。入った曲が、え?となるほど明るい曲で。
思いっきりずっこけてしまったんですもの・・。
なので、二回目以降は。編集して、曲は飛ばさせていただきましたよ(^^;。
あと・・キャストで、大塚さんをダインと書くのはどうかと思いますよ。
そりゃ、冒頭のシーンで出ていらっしゃるし。間違えようがないお声ではあるけれど。レイクで書いていて欲しかったかなぁ・・。

DJCD 今日からマ王!
眞魔国放送協会 SHK 
vol.1

マリンエンタテインメント MMCC4115 2007年5月25日
DISC1
1.第一回「やっていけそう?!」
2.第二回「このコーナーつまんないです・・・」
3.第三回「なんか『様』をつけなければいけない気がする・・・・・」
4.第四回「意外や意外!!」
5.第五回「斎賀さん卒業!?」
6.第六回「アドリブいただきました」
7.第七回「これが獣道」
DISC2
1.第八回「そのままでいられたら良かったのに」
2.第九回「ごめんちゃい・・・」
3.第十回
「この番組のリスナーは主婦層が80%以上・・・・・・」
眞魔国放送協会 特別編
4.OPドラマ「メジャーリーグ編♯1」
5.OPトーク
6.フリートーク
7.上様ご乱心!♯1
8.SHINMA WALKER
9.上様ご乱心!♯2
10.EDトーク
パーソナリティ:斎賀みつき(フォンビーレフェルト卿ヴォルフラム)、宮田幸季(村田健)
櫻井孝宏(渋谷有利)、井上和彦(フォンクライスト卿ギュンター)
高山みなみ(フォンカーベルニコフ卿アニシナ)、竹田雅則(グリエ・ヨザック)
勝生真沙子(フォンシュビッツヴェーグ卿ツェツィーリエ)、松山鷹士(ダカスコス)
今日からマ王!でヴォルフラムを演じる斎賀さんと、村田役を演じる宮田さんがメインパーソナリティとなってのウェブラジオ。
眞魔国放送協会(略してSHK・・って、マ王がNHKで放送された事を思うとパロディ?)のダイジェスト+特別編のCDです。
1回目と2回目が、メインパーソナリティだけのラジオ。3回目と4回目が、高山さんと勝生さんがゲスト。
5回目が井上さんがゲストで、6回目が井上さんと松山さんがゲスト。7と8回目が櫻井さんがゲストに登場し。9回と10回が櫻井さんもレギュラーとなっての竹田さんがゲストでした。

こういうWebラジオで、皆さんが何を望まれるか?は人それぞれでしょうが。σ(^ ^)の場合は、舞台裏・アフレコ現場の裏話であったり、それぞれのキャラに対しての思い入れや気持ち、役作りなどに対するお話を聞くことです。
そういう意味に於いては、このCDは花丸!!をつけたいくらいに嬉しい一枚でした。

マ王に関しては。原作からのファンには申し訳ないのですが。アニメになってから知りました。
アニメになった時、放送当日の朝刊で主人公が櫻井さん、そして他には森川さんが出演されるらしい・・・と言う記事を見て。豪華キャストじゃない?ほほお・・・じゃあ、見てみようか?と言うので録画を始めたら、これが結構ツボで面白かったので。そのままずるずるとシリーズを通して全話見るほどに気に入ってしまった作品だったのですね(今、明かされる管理人とマ王のつながり!ってところですな・・そんな大層な物でもありませんけど)。
原作は、毎回ぱらぱらと立ち読みさせていただいていますが(゜゜)\バキッ☆。
普通の異世界ものだと、主人公が召喚されて行くのは魔王を倒す勇者であるべきなのに。召喚された世界では、自分こそが(人間にとっては倒されるべき?)魔王と言う逆設定であること。召喚された少女が、あちらに行ったならちやほやされて(大笑)モテモテになるのを、主人公が男性でも・・・と言う逆発送の展開が、面白く思っています。
魔王のくせに、永久平和主義だったり。戦争ではなく、話し合いによって解決したい!と望んだり。高校生魔王の奮闘ぶりや、周囲のキャラとの掛け合いが楽しい作品です。

そんな作品を支えている声優さんが、演じているご自分のキャラをどのように捕らえているか・・と言うトークを聴くことが出来るのは、至福のひとときとも言い換える事が出来るのですもの。あぁ。。おべんちゃらやリップサービスではなく、本当にキャラを愛していて、キャラクターの掘り下げもしているし。あぁ・・なるほど。彼らが生み出す世界だったから、より一層面白いドラマが展開しているんだ!と言う事が分かるんですもの。

一番強く感じたのは、高山さんと勝生さんがゲストの時に。マ王についての話をしましょう!と言うコーナーの時には、アニメから1年経過しているにも関わらず。「どういうキャラだったか忘れました」と言う会話はなく、細かいところまで覚えて会話していらっしゃいました。
また、眞魔国キャラがレストランに行ったなら・・。「私のキャラは、食べ物じゃないわね。オーダーするのは店員さんかも」と語っていらっしゃいましたし。弱点は?と言う問いについては「男の居ない世界」や「魔力のない世界」に「困るわぁ・・・」と真剣に応えていらっしゃるシーンがありました。
ごく自然に、キャラの名前に様を付けたくなる!などの名言も飛び出していますし。笑いながら語っていらっしゃる場に、プロとしての世界もかいま見えて。本当に素敵でした。
また、2枚目では。特別編での上様モードになって悪を斬る!と言うコーナーも笑えました。
アニメは終わって、2008年4月からの第3期の話は出ていたかどうかは不明ですが、毎回毎回入るミニドラマが、まさにマ王!の世界そのもので。村田くんとヴォルフラムはあまり本編で会話をしているようには思えなかったのですが。いかにもありそう!なシチュエーションと会話。あるある!!絵が浮かぶ!!と何度ドラマパートで頷いたことでしょう。
しかし、我が儘プーであるはずのヴォルフラム役の斎賀さんよりも。村田役の宮田さんの方が、結構我が儘(大笑)で。ゲームに負けて罰ゲームになりそうだと分かると「このコーナー、つまんないです」とすぐにぶーたれていらっしゃったり。
櫻井さんが加入して、罰ゲームは圧倒的に櫻井さんに傾くと喜んでいたり。あはは・・賢者様の方がよほど我が儘(゜゜)\バキッ☆など、意外な側面を見まして。そこも楽しかったです。
マ国の面白?動物の兼ね役のお話も聞くことが出来て、かなり満足しております(^-^)。

セイント・ビースト 
DJ&サントラ 1

有栖川ケイ フロンティアワークス 2004年2月25日 FCCMー0023
Nightサイド
櫻井孝宏(玄武のシン)
宮田幸季(朱雀のレイ)
緑川光(鳳凰のルカ)
杉田智和(流星のキラ)
鈴村健一(風牙のマヤ)
Midnightサイド
森川智之(青龍のゴウ)
吉野裕行(白虎のガイ)
石田彰(麒麟のユダ)
鳥海浩輔(陽炎のシヴァ)
福山潤(神官パンドラ)
1.オープニング
2.あなたならどっち!?
3.ゼウスの爆弾!
4.罰ゲーム(ゼウスの爆弾!)
5.エンディング
1.オープニング
2.あなたならどっち!?
3.ゼウスの爆弾!
4.罰ゲーム(ゼウスの爆弾!)
5.エンディング
Webラジオを聴く事が出来ない人の為の、ラジオ出張版と言いますか。CDのための企画と言うべき一枚です。
コーナーも、葉書コーナーはもちろんなく。出演者には不評だったゼウスの爆弾!が復活。そして、究極の二択から一つを選んで。相手チームを説得しよう!と言う「あなたならどっち」コーナー、そしてゼウスの爆弾の罰ゲームのアドリブドラマが収録されていますが。

うーん。はっきり言って。Nightサイドの方が面白かったです。そう。全てのコーナーが、前半の方が良かった。
まぁ・・ぶっちゃけて書かせていただくと。このCDを購入したのも、石田さんがご出演だから。こういうラジオやトークのCDには、素の部分が出ていて好きですし。何よりも、コロコロと素で笑っている石田さんの声は凶悪なくらいに可愛いのですもの。
そういう素の部分の声を楽しみに買ったなら、当然期待は後半の方だったのですが。その期待を物ともせずに、前半部分が私的には圧倒的勝利!となってしまいました。
いくら石田さんが好きだから・・・とは言っても。面白い物は面白い。今ひとつなものは今ひとつと書くのが、感想サイトを管理している私の務め?のようなものだと思っていますから。

あなたならどっち!?では、Nightサイドでは「特殊な能力を持つとしたら、透明人間になるのと好きな所に行く事が出来る能力」の二択。そして「生まれ変わるとしたら、男性・女性どっちが良いか?」「彼女にしたいのは、年上のお姉さんタイプか年下の妹タイプが良いか?」についてを熱くトークバトル
Midnightサイドでは、「空気の良い田舎の一軒家と景色の良い都心の高層マンションのどちらに住みたいか?」「癒されると思うのは、ひなびた温泉旅館と海外のサービス満点のリゾート地」「結婚するとしたら、亭主関白になれる三歩下がっている女性か?自分がついていくしっかり者の女性か?」について語っていますが。

このトークでは、皆さん今のお仕事をとても大切にしているんだなぁ・・・と言うのが出ていましたね。
男性か女性か?の質問で「ボーイズが出来なくなる」と答えた緑川さんに、おぉ!と思いましたし。田舎の一軒家では、スタジオに行くのが大変と言う意見が相次ぎました。
でも、生まれ変わっても声優としてボーイズやるんだ(大笑)。
それに、暮らすとしたら・・・の問いは。どなたも言わなかったけど、老後と言う考え方は出来なかったのかしら?と思ってしまったのですが(田舎の一軒家に暮らしている私は、ちょっとひがみましたわ)。
特に、3問目の女性の好みの問題では、かなりプライベートな好みが出るために。迷う人続出。サドやマゾなどの単語まで飛び出してのトークになっていましたが。
Nightサイドに軍配を挙げた理由が、緑川さんなんですね。
このあなたならどっちのコーナーでは、説得力ある意見。しかも、無駄に(゜゜)\バキッ☆良い声でしっとりと説得しているんですもの。もう、脳天直撃。「あのね・・」と語り始めると、一番の先輩と言うのもあるでしょうが、誰も逆らえない。ものすごく影響力が大!!うわぁ・・鶴の一声!と言う感じですね。
あと、これまた緑川さんが持って行きました!と思ってしまったのが罰ゲーム。Midnightサイドでは、罰ゲームのお題は分からないままでしたが、Nightサイドのお題はドキドキ初デート。
杉田さんの彼に、年上女性の光さん。「十も離れている私を誘ってくれたのかしら?」や「ほら、ここ触ってみて」には笑いをこらえるのが難しくなってしまったほどです。
いや、もうムーディなレストランで、胸の広く開いたドレスを着た年上の色気たっぷりなお姉様が浮かんでしまったほどですもの。それを受けた杉田さんが、また声を裏返しながら「いや、期待がなかったと言うわけでは・・・まるでないと言ったら嘘になるけどぉ」とあたふたしていて。本当にこれ、アドリブドラマだったんですか?と思ってしまったくらいに出来すぎておりました。何度聞いても笑えると言うのは、素晴らしいですよね。
一方の罰ゲームでは、「とりこ」と一緒に冬のお台場で泳ぐデートって・・・え?みたいなドラマになっていましたし。
罰ゲームドラマは、文句なくNightサイドが笑えて、ドラマになっていて。楽しかったです。
恒例のテーマトークでは、今だから言える恥ずかしい話について・・。ここでも、テーマトークありと言うのにちょっとだけびっくりしました。

アンジェリーク LOVE COLLECTION

コーエー 1998年8月1日 KECHー1132
1.ジェラシーで眠れない(子安武人)
2.ジャスミンの丘(関俊彦)
3.月光浴(飛田展男)
4.星と月のブーケ(結城比呂)
5.愛としか呼べない(堀内賢雄)
6.Goin’My Speedway(岩田光央)
7.心の氷河を越えて(塩沢兼人)
8.黄金のアルカディア(速水奨)
9.EVER GREEN〜さめない恋がここにある〜(林延年)
10トラック〜18トラックは、ゲーム「アンジェリークSpecial2」イベント・夜のデートの語りとなっております。
ドラマにしても、歌にしても。聴く時期と言うのは存在すると思います。
実は、このCDはネオロマンスがまだアンジェだけだった頃に求めて聴いたのですが。正直、うーん・・・・と唸ってしまって。お蔵入りにしてしまったソングアルバムです。
と言うのが、買った理由と言うのが。アンジェリークで気に入ったのがルヴァ様と(私と)相性の良いクラヴィス様でした。
ルヴァ様を演じた関俊彦さんの歌の上手さは、バナナフリッターズや個人のソングCDなどで知っていました(ふえはうたうのお兄さんでも、歌を披露していらっしゃいましたものね)が、それらのソングアルバムとは違って、声が高くて「えぇ?確かに関さんなんだけどなぁ・・」
また、塩沢さんは獣戦機隊か何かで聴いてはいましたが。やっぱり高音がちょっと辛そうで。うーむ・・だったのですね。

ご本人が「ご自分として」歌っているものと、キャラクターソングCDとして歌っているものとを私がごっちゃにしていたせいです。
私の場合は、キャラクターを演じられた声優さんに投影して。自分の好きなキャラクターは、こうだから!とそのイメージを押しつける事はないのですが・・・つまりは、キャラクターから離れた所での活動や他の演技などを知った時に。えぇ?これってあのキャラクターじゃない!と思うことはないのですが。
その逆が一時期存在していたみたいなんですね。
折角、きちんとキャラクターとして歌って下さっているのに。関俊彦さんの歌はもっとパンチが効いているし、もっとお上手なのに。えぇ?このアンジェの歌は、なんかなよっちぃよなぁ・・これって関さんの歌じゃない。なんか嫌・・・
キャラクターソングCDに、声優さんを求めて聴いてしまっていたと言うことです。自分の中に、まだキャラクターソングCDの位置づけが確率出来ていない時期だったのかもしれません。

あはは・・・これはルヴァ様の歌であって、関さんの歌じゃないもの(大笑)。しごく当たり前の事だったんですよね。
今思うと恥ずかしい事ですが、そういう時期も私の中にもあったと言うことです。まぁ、もう10年近く前の話ですので。もう時効と言うことで書いてみました。

今は、キャラソンと声優さん個人アルバムとしての線引きは出来るようになりました(キャラクターソングも増えてきたおかげもありますかね?)ので、改めて引っ張り出して聴いてみたら。
良いアルバムじゃない(大笑)。ゆったりとした愛の告白。リズミカルでパンチ!の効いた曲は、ゼフェル様の歌くらいで。これを車内ソングに指定していた時には、本当に心穏やかに運転が出来ました(^^)v。
一曲ごとの感想は控えますが、本当に役者として見事なキャラクターソングアルバムが出来上がっています。
また、根性がなくて全員分の夜のデートは起こしていませんが。語りトラックも、本当に嬉しくて。聴いてないイベントは、赤面しつつ楽しませていただきました。
つーか・・本当にコーエーさんって商売上手!ですね。確か、キャラクター毎にシングルで出たものを集めた(゜゜)\バキッ☆アルバムだと思うのですが。全員分集めた人が、どうしようかな・・と思って悩んだのが「夜のデートイベント」トラックだと思うんですよ。
こういうおまけトラックで、全国のお嬢ちゃんの心を惑わせるんですからねぇ・・。

Hybrid Child

中村春菊 マリン・エンタテインメント MMCCー3068 2005年4月22日
鳥海浩輔(葉月)、福山潤(小太郎)
井上和彦(黒田)、緑川光(月島)
諏訪部順一(瀬谷)、宮田幸季(ゆず)


近野真昼(葉月(子供時代))、西前忠久(重役)
早水リサ(黒田(子供時代))、木村はるか(瀬谷(子供時代))
升望(月島(子供時代))、よのひかり(女中)
伊丸岡篤(藩士)、原一夫(藩士)、魚建(隊員)
松本桜(子供)、小川幸代(子供)
Hybrid Child・・・それは、ロボットでも人形でもない。愛情を注いだ分だけ成長して、育ててくれた者の鑑となる。
黒田が作ったHybrid Child達が紡ぎ出す、珠玉の愛の話3編
泣きました!えぇ。あちこちのサイトさんで、良い話よ!泣いた!!と書いてあったので。ちょっと構えて、涙腺引き締めながら聞き始めたのですが。もう、途中でボロボロと・・。
うん・・まだ、私は泣けるな。大丈夫・・・と、妙なところで思っておりました。

このお話は、面白い構成になっていまして。時系列を逆に走る構成です。つまりは、冒頭のお話が一番新しく。最後の3話目が一番過去のお話になっています。
微妙にお話が繋がっているようで、繋がっていない。共通するのは、Hybrid Childと言う人形ではない成長するものが登場すること。それらを制作したのが、黒田と言う男であること。

そう・・・時代は明治となり。武士の世の中が終わった頃、良家の子息・小太郎はゴミ捨て場で葉月を見つける。
歩き出すまでに5年。話し始めるのに1年。扱いが思いの外厄介だったHybrid Child故に、何回か既に捨てられた事で、おそらくはひねていたであろう葉月。
もっと新しいものが出ているから・・そんな古いものを・・と、小太郎の親が捨てても。小太郎は「葉月でなければ!」と捨てられるたびに拾いに行く。馬鹿で、ボンボンでどうしようもなく怠け癖があって・・のお坊ちゃんの小太郎だが、葉月が寿命を迎えた事を知って、愕然とし。葉月故に真剣に一生懸命に、葉月を助けようとして行動する。
そんな小太郎だから、葉月は主人としてではなく小太郎自身を愛してしまっていた・・。うち捨てられたことで、愛情を受け付けなくなっていたかもしれないだろう葉月に、心を与えたのは他ならぬ小太郎。ここで、小太郎に対する気持ちをせつせつと語る葉月役の鳥海さんが、もう素晴らしいんですよ。それだけで、泣けてしまう・・。
制作者・黒田に「月の雫」があれば、なんとかなるかもしれない・・・と言われるが・・。
この月の雫が見つからなかった時の小太郎役の福山さんが、またもう!!泣けるんですよ。きっと泥まみれで、ズタボロで・・でも、涙や汚れでグチャグチャとなっていても、葉月の目には「この世の中で、最も美しい」と思わせるものだったのではないかと・・想像が出来るほどに。
そして、一年後・・。自分から勉強する事もなかった小太郎の元に、お客が現れて・・・。
キャストトークで、福山さんが気になったと言うお金は・・おそらくは私もそう思います。だって、黒田は彼ら二人を思ってやってくれたんですもの。

続く2話目。
ご主人様は、いつも悲しい目をして。夜の庭に立っている。花々に囲まれていても、辛そうな目をしている。
ご主人様とは、Hybrid Childの制作者である黒田の幼馴染みで親友の瀬谷。そんな彼のHybrid Childは、純真無垢な子供のまま何故か成長しないゆず。
ゆずは、夜の庭で悲しい目をして立っているご主人様の力になりたい。支えることが出来る大人に一日も早くなりたい!と思っているのに。
でも、ゆずはいつまで立っても子供のまま。そんな時。町で出逢った女性型のHybrid Childから「ご主人様自身をお尻の穴に入れてもらって、ぐちゃぐちゃのドロドロ(゜゜)\バキッ☆」となって愛してもらえたなら、大人になれると聞いてきて。
早速、やってみましょう!!と張り切るゆず。
意味分かってないだろ。。そもそも、帰宅第一声の「まぐわいましょう!」でさえ、意味分からなかったはずなのに(大笑)・・分かっていたら、そんな昼日中に大声で言わないってば(大笑)。
しかし、そこで恥ずかしいと言う気持ちを覚え、胸がキュンキュンするほどの動揺を覚える。しかし、その翌日。ゆずは明らかに大きくなっていた。そんなゆずのための品を買いに出かけた時、瀬谷は暴漢に襲われる。
それは、瀬谷が悲しい目をして庭に立っていた理由・・・ご一新前の戦いで、多くの将兵を傷つけてしまった事。その逆恨みの凶刃を受けて、瀬谷は失明してしまう。
もっと良い養い親に恵まれた方が良いだろうと、瀬谷が黒田の元にゆずを返そうとした時。ゆずは涙ながらに訴える。
僕が子供のままだったのは、美しいものしか知らなかったから。醜いものを一切知らないままだったから・・・。だから、瀬谷様の側で、僕にそういう事を全て教えて下さい・・・と。
そして、庭に立つ瀬谷の側には。成長したゆずの姿があった・・。
もう、第二話は。ゆず役の宮田さんの圧勝!で涙が出ました。見つめているしかない子供のゆずと。一晩で大きくなったゆずと、エンディングの環境について語ることが出来るほどに成長したゆずと・・。子供・少年・青年の3通りを見事に演じていらっしゃるのですもの。声を聴いただけで、ゆずがどのくらいの身長なのかまでが見える。
特に、一晩で大きくなったゆずのシーンは鳥肌が立ちましたねぇ(^-^)。

2話目は、会話の中に黒田と言う名前が出てきて。あ・・1話で出てきた開発者のおっさん・黒田とリンクしていますが。

最後の第三話である、開発者・黒田と幼馴染みの瀬谷。そして、ご家老の息子であった月島との友情物語で、第二話の瀬谷・黒田とリンクしていました。
黒田が何故、Hybrid Childを作ろうと思ったのか?それは一生かなえることが出来ない恋心故・・。

1人と1人と1人。幼い頃から、いつしか一緒に成長した黒田と月島、そして瀬谷。
一見すると、瀬谷と黒田が仲良しで。寄ると触るとケンカばかりしている黒田と月島は仲が悪いように思えるのに。
実際には、月島のためにひよこ饅頭を常備し。試作中の人形の顔は、何故か月島の幼い頃にそっくりで・・。
一方の月島も、黒田が好きだからと桜の花を持ってきて贈ったり。とかく、素直になれない二人。
しかし、明治維新の戦いで、公方様に味方していたばかりに勝つはずのない戦いに、藩をあげて闘うこととなり。案の定敗戦してしまった賊軍の彼らの藩。その責任を取らされて、月島が切腹する事となる。
そんな最後の夜なのに、ここでもまだ「お前が大嫌いだ!大嫌いだ!大嫌いだ」「先に言うな!」と言いながらお互いをかき抱く。
好きだと口にして言ってしまえば。死んでいく者はそれで終わりでも。残された方は、死んでいった者の分まで背負って生きていかなければならない。だからこそ、好きだと口にする事なく、二人は思いを伝えあう。
そして、時が流れて。連れ歩いていた開発中のHybrid Childが初めて口にした言葉は、かつて月島が黒田に言ったのと同じセリフだった。
人形でもない成長するHybrid Childは、育てる者の鑑。想い出の中の月島の顔が、どうだったか?それは思い出せなくなっていても。黒田は、遂げることが出来なかった思いを胸に、また開発を続けるのだろう・・・
そう思わせる最後となっていました。
明治維新前、1人と1人と1人が若者だった時の黒田の声と。一話の黒田の声と、年月分の重みを感じさせてくれた井上さんは言うまでもなく。
泣きながらも、決して逃げようとはしなかった月島の美しさを感じさせた緑川さん。切腹前の夜のやりとりを聴いて、泣かずにはいられませんでした。そのくらい渾身の演技でしたねぇ。
江戸から明治に変わる頃に。成長する人形があるはずなかろう?と言う突っ込みはおいといて。まさしく、名作としか呼べない作品だと思っています。

王子様☆ゲーム

高城リョウ ムービック MACYー2323 2005年6月24日
第一話 王子様VS使用人
1.罪と罰
2.恋と契約
第二話 王子様VS暗殺者
3.命の代償
4.手に入れる口実
第三話 王子右腕VS王子左腕
5.二人の失恋
6.一番大事な人
第四話 傭兵VS王子様(VS四銃士!?)
7.伝わらない想い
8.本気の想い
おまけ
9.スクランブル☆対決
三木眞一郎(傲龍)×高城元気(朱牙)
成田剣(龍苑)×杉田智和(青蘭)
檜山修之(雷)×鳥海浩輔(麗)
関口英司(迅)×下野紘(華月)
平川大輔(李蓮)、増谷康紀(朱雀)

河原木志穂(幼い頃の朱牙)、遠藤綾(側室)、岡嶋妙(側室)
風間秀郎(殺し屋)、武藤正史(医師)
鈴木貴征(白虎)、田島裕也(仕立て屋)
第七王子の朱牙の家庭教師になった男傲龍は、部屋に入るいきなり「久しぶりだなぁ!」と抱きしめてきたが。朱牙は彼に覚えがなかった・・。あれこれと用事を言いつけて意地悪をしていたが、二人きりになった時。傲龍が彼を抱いてきて・・・。
とある王国の王子様達をめぐるラブ4話と、おまけを収録。
王子様と言いつつ、一番面白かったカップルが第三話の第一王子の右腕と左腕のカップルでした。

第七王子の話は。抱きしめただけで腰が砕けてしまうような王子なんてねぇ・・しかも傲龍さんがずっと思っていたのに、本人はまるで覚えていないし。7年近くもこんなガキんちょを思い続けなくても良かったのに・・。
きっと傲龍さんなら、もっと良い人がいたんじゃないの?朱牙クンには、おつきの李蓮さんも居たのだし・・まぁ、ドラマ性は乏しくなるけど(゜゜)\バキッ☆と思っていたら、あまり燃えなかったんですね。単に、自分の中の萌え要素との一致点が少なかっただけとも言えるかもしれませんが・・どうもショタはダメなんですよね(゜゜)\バキッ☆
同じような理由で、第六王子の第4話も「うーん・・・」でお終い(^^;。なんだ、迅さんも華月くんの事が気になっているんじゃん!と思った時に自分の中で完結してしまって。しかし、第六王子と第七王子の年の差はいくつくらいあるんだろう?結構年子か同い年?どっちにしても、ショタだよねぇ(大笑)。

そういう意味でいくと、大人の(側室を何人も抱えているのだから)第一王子と暗殺者のカップルである第2話は、悪くはないのだけど。青蘭はともかく、龍苑の方が一目惚れだったのかしら?死ぬことすら厭わぬ男を自分のために生かしておきたい!と思うほどに。そこがちょっと見えにくいので、減点(大笑)。
ただ、この第2話は。折角の成田さんと杉田さんカップルなのに。親猫カップルに比べると、Hシーンがすぐに終わってしまうからねぇ・・。そこがもう一つの減点要素かな?全体的に801シーンは短く(短編集みたいなCDで、それぞれのカップルの801シーンが長かったら。逆に引きますけどね。お話が進まないで、そればっかり!になるはずですから)て淡泊だったので(って、何を求めている?>自分)。それに、第七王子と第六王子のお話では、折角の折角の平川さんと増谷さんの出番が少ないんですよ!これ、かなり勿体ない!!と思いませんか?

なので、結論が「一番面白かったのが、第三話」となってしまうのです。
ごひいきにしている檜山さんのクールガイボイスが堪能出来るから!とか、可愛い鳥海さんの受け声を聴く事が出来るから!の理由がないわけではありませんが。
それらを抜きにしても、あぁ・・このカップルのお話をもうちょっと聴いていたいなぁ!と思ってしまったんです。
何しろ、この3話は第2話の龍苑王子と青蘭カップルの側面でもあり。2話と同じシーンがいくつか入っていましたから。
あぁ・・2話のサイドストーリーとして、視点が変わることで。同じ事件でもこうも印象が変わるんだなぁ・・・と、その展開の上手さが気に入ったんですね。あ、なるほど。ここで鳥海さんが叫んでいるのに、駆けつけてきた時には檜山さんだったのは、そういう事情があったのか・・とか。あら、見られていたのねぇ(大笑)などなど。

しかも。わざと?敢えて?か計算かどうかは分かりませんが、肝心な主語(目的語か?)を省いて語られたために勘違いが起こっている。
「俺も好きだから・・」このセリフの持つ意味をあの時点で、自分よりに解釈出来る人は居るまい!!これは絶対に、敢えて誤解させるために何が好きなのかを省いて言ったに違いない!
そのおかげ?で、聴いている者にも誤解をうまく与えつつ展開していき、ラストに至る上手さ。うん。こういう微妙な伏線って嫌いじゃないです。多少あざとくても、鳥海さんと檜山さんのお上手なお二人による見事な演技がそれを打ち消してくれています。
特に、鳥海さんの「最悪、最悪、最悪!!」や「手渡される今日と言う日をずっとずっとずーーーーーっと」などの3回繰り返して言うセリフなどが、もう可愛いやら最高で!!それに対して、いつもは熱い檜山さんがクールに「ふっ・・・」状態ですから。

そして、おまけとして入っていたスクランブル対決。第一王子と傭兵における成田さんのはしゃぎっぷり。右大臣補佐VS第七王子では、雷と傲龍の「おい、聴いたか。ダブルデートだとよ」に速攻での「断る」・・・三木さんのこのタイミング!!は、そこでお話が終わっているにもかかわらず、大笑いさせられました。
あと、個人的にちょっと気に入っているのが。各話に出てくるお医者様。各王子にそれぞれの侍医くらいいるかと思ってしまったのですが。同じお医者様だよねぇ(大笑)。

そして。実は、このドラマCDを聴いて気になっていたのが。第七王子を愛してくれたのは、第二王子(ドラマCDには登場しませんが)であったと言う逸話が、どこぞの王家を思い出された事と。
この王国って、この後は大丈夫なんでしょうかねぇ?と言うこと。BLでは、関係者が皆さんそういう嗜好の持ち主でした!となってしまうのですが。ここって王家でしょ?跡継ぎとか問題ない?
まぁ、きっと第七王女とかも居て。子沢山かもしれないから、7人居る王子の3人がそちらだとしても、問題はないのかなぁ?と思うようにはしましたが(大笑)。

しなやかな熱情

崎谷はるひ Atis collection ATISー019 2007年9月28日
三木眞一郎(秀島慈英)×神谷浩史(小山臣)
風間勇刀(秀島照英)、中村秀利(堺和宏)、金光宣明(鹿間)
小林和矢(落合浩介)、鈴木清信(御崎)、関山美沙紀(御崎(妻))
中西英樹(アナウンス)、葉山達也(通行人A)
寺谷美香(通行人B)、鷹觜巽(刑事)
個展に失敗した秀島慈英は、画壇での居場所や創作意欲などの全てを失い。傷心のままに長野にあてのない旅行に来ていた。
その閑静な住宅地で起こった殺人事件。ひょんな事から犯人と間違えられた彼は、おそろしく整った顔の刑事・小山臣と出逢うのだった・・。
慈英・臣シリーズの第一弾です。
作者の崎谷さんは、正直得意な方ではなかったので(子供の領分の全員サービスで購入した雑誌で、たまたま読んだお話が「うわ・・これ、苦手!」と思ったら。作者さんが崎谷さん。その苦手意識がつきまとっておりまして)ドラマCDが出ると知った時にも、アウトオブ眼中状態でした。

しかし、CDの発売直後にあちこちのブログさんで大絶賛!
感想を書くレビューサイトさんでも大絶賛であった事から、へぇ・・と思ったのがきっかけです。しかも、強くお勧めされてネットショップでこのCDをチェックしたなら、売り切れ状態が長く続いておりました。
人間って不思議なものと言いますか、売り切れていたりすると。途端に気になりません??飢餓感が募ると言うか、すぐに聴くことが出来ないとなると焦ると言いますか・・。
そんないきさつがあった矢先に、ブログで親しくしていただいて居る方から、メーカー通販を利用したなら番外編のCDプレゼントもあるよ・・・と教えていただき。3作を一気に購入して聴く事になりました。
シリーズ3作ともが、2枚組だったので。とりあえずは(2008年4月に)第一弾を聴いたのですが。

いや・・びっくりしました。とにかく丁寧に作られている!!と言うのが一番に来ました。こりゃ、大絶賛の嵐も納得出来るわなぁ・・・と頷いてしまうほどに。
その出来映えの良さに、しばらくは他のCDを聴いても「物足りない!!」となる後遺症が残ってしまい、正直困りました。

天才画家の慈英を演じた三木さんと、明るく短気だけど美しく淫靡な臣を演じた神谷さん。
豪放磊落な従兄弟の照英の風間さんに、一筋縄ではいかないだろう後見人の堺役中村さん。もう、どの方をとってもキャストはぴったりですし。
音がね、ガヤや効果音の全てに嘘がない。とても丁寧に丁寧に作られていて。
これなら2枚組で、この値段払っても惜しくはないわ・・・となるほど。

しかし、どう書いたら良いのか・・・
良かった!と単に書くにしても、何かがひっかかっておりまして。確かに良い作品で。昨今のBLCDの中では、群を抜いて素晴らしいと絶賛したくなるのですが、自分の中で何かがストンと落ちてこない。納得していない・・
自分でも、何が落ちてこないのか。何が納得していないのか?が分からなくて。何度CDを聞いてもすっきりしなかったのですが。
原作を買って、読みながら聴いた時に「あぁ・・・」と落ちてきました。

1枚目と2枚目の差が、自分の中で受け止めきれていなかったのですね。1枚目が、二人の出逢いである事件ややりとりを丁寧に描いていて、何時になったらベッドインするんだ?(゜゜)\バキッ☆とすら思ったのに。2枚目に入ったら、いきなりそちらの嵐かい!!おい!!人物が変わってしまったかのような乱れっぷりなんですけど・・・(^^;と思ってしまって。

確かに、慈英は臣の顔を美しいと認め、その一挙手一投足に目を奪われる。絵が描けなくなっていた彼が、臣の素直な褒め言葉を受けて犯人の似顔絵を描く。彼が画家として復帰する鍵となるのは、おそらくは臣にあるのだろう・・・と思わせてくれます。
そこには、慈英から臣への気になる存在から好意をもって見ている相手に変化していくのは分かるのですが。
綺麗な相手ではあるけれど、それが誘われたからって。いきなりそういう関係になっちゃうのかな?と言う戸惑いと。
臣はどうなんだろう?と。

臣の設定が、前科こそはないものの綺麗な顔を利用しての援助交際をしていた不良少年で、男が好きな人だったにしても。臣はいつから慈英を男として認識していたのだろう?どこから慈英の事が好きになっていたのだろう?
お話は慈英視点で描かれているために、臣の気持ちの動きが今ひとつだったんですね。

唯一の目撃者である慈英。犯人が狙うかもしれない可能性がある事を考えず、側に居ながら怪我をさせてしまった。犯人扱いして尾行するような真似もした。普通なら、怒られて当然の相手はちっとも怒らない。むしろ自分を見て笑ってしまう。それもとても穏やかな笑顔で、「顔が自然に笑ってしまうんですよ」と言ってのける。
「お育ちがあれだから」相手に謝罪する方法をそれしか知らないにしても。2枚目でいきなり迫っていくシーンと、1枚目の明るい少年のような臣との差。その変貌ぶりに戸惑ったなら、本を読んだら書いてあった(大笑)。

正確には、同名タイトルの文庫に収録された(臣視点で描かれた)「さらさら。」にその答えが半分以上は載っていたのです。
臣は最初から、慈英が好みのタイプで一目惚れしていた。ノーマルだと分かっていても、好きになってしまって押し倒したが。その理由付けが「けがをさせてしまったから」だったと・・。。でなければ、普通は相手が引く。そして傷つくのは「淫乱」と思われるだろう自分。だから、何も言わせようとしない悲しい臣。
一方の慈英の方は、文庫(本編)の中で。モノローグに出てこないシーンでの食事シーンなどで臣への気持ちが描かれていました。
あぁ・・・なるほど。ちょっとした瞬間に、臣へのエロティシズムを感じてはいたんだ!押し倒されて、そうなっちゃったわけじゃないんだ・・・と言うストンと落ちてくる納得感。

これらをふまえて聴いたなら。
細かい心情の機微を感じ取ることは、確かに厳しいことかもしれませんが。
なぁんだ!声優さん達はちゃんと演じていらっしゃるじゃないか・・・ごめんねぇ・・そこまで聞き取ることが出来なくてm(_ _)m。

お話としては、一番最初に聴いた時に
「悲鳴が上がった方向から走ってきて、ぶつかった男」の事をどうしてすぐに思い出さないかなぁ。・・でもって、それを早く警察に言ってしまえば。容疑から逃れられるのに!とジリジリしました。
しかも、いくら絵の事以外はどうでも良いと言ったところで。容疑者扱いされて尾行までされたら、もっと怒るでしょう?うーん。
そして、身体を繋いだことで知ってしまった相手への気持ち。その気持ちを伝える事が出来ないままに、ずるずると続く関係がもどかしさがマイナスポイントです。

しかし。逆に考えたら。慈英がすぐに犯人と思しき男の事を思い出して、その容姿を伝えていたなら。彼が臣の賛辞のもと絵を描く事はなかったわけですし。すぐに手配されていて、臣が慈英の後をつけ回していなければ、あの大捕物にはならなかった。
おぉ・・・・こうして考えると。マイナス要素でさえも、プラスに転じてしまう。
また、気持ちをなかなか伝え合うことが出来なかったのは、まぁ・・じれったい二人のこれから先始まる長い関係の要にもなってくれるでしょうし。そう考えると、本当にマイナスがない(大笑)。
褒めすぎかな?と思えるくらいに、良く練られていてOK!

声優陣は、言うまでもない!ですね。
天才肌の画家さん。他の事にはなんら興味を持てず、他人との接し方が分からない慈英の三木さん。ほんわかとした喋り口が、この人なら「尾行されても、おっとりと許すかな?」かもしれない何よりの説得材料でした。慈英の視点でお話が進むために、モノローグと台詞とで沢山喋っていらして。本当にご苦労様でしたと頭を下げたくなります。
一番「おぉお!!」と思ってしまったのは、臣と一緒に定食屋さんに入ってからの不機嫌丸出しの慈英の八つ当たりのシーンです。何の補足もなくても、うわぁ・・・八つ当たりやんけ・・大人げないったら・・・と思わせてくれました。
一方の臣役の神谷さんは、2枚目ではほとんど喘いでいらして。その淫蕩なシーンはドキドキしてしまいました。1枚目の明るい元気な青年との落差が、またなんともはや・・お見事なまでに素晴らしかったです。
崎谷さんで苦手な「ぐちゅぐちゅ」が一回ありましたが(^^;。801シーンになると、素直な子供に戻っている状態なのに、肝心な事は頑として口にしようとしないシーンの素に戻るシーンなど。もう数えていけば、両手両足でも足りないくらいです。
個人的に(本当にごくごく個人的に)ツボだったのが、病に倒れてしまった御崎さん役の鈴木さん。わぁ!!久しぶりにお声を聴きました!なんだか、ふんわり丸い方のようで、嬉しかったです。

あと、Atisさんの作品は。インターさんで活躍されていたあの方がプロデュースされていますが。本当に、音に嘘がない。
冒頭の長野駅に到着する新幹線車内のアナウンスに始まり。降り立った時の音で、初秋か晩冬?と思ってしまいましたし(正解は、早秋だそうです)同じ食べ物屋さんでも、駅前のカフェと定食屋さんのガヤが違う。バスが来た時も、台詞で説明しなくても道の向こうにバスが見える。
これまた個人的に「おぉ」と思ったのは、実は無銭飲食?となる蕎麦屋のシーン。会話だけで見事に蕎麦屋のオヤジさんに肩入れしたくなりましたもの(大笑)。あれじゃあ、胡散臭いって。
本当に効果音で町が見えるんです。目をつむって聴いていると、情景さえ浮かぶ。
久しぶりに台詞以外にも音で感動してしまいまして。あぁ・・・本当に良いお仕事をされているなぁ・・と思ってしまいましたわ(^-^)。

許可証をください!

烏城あきら インターコミュニケーションズ INCDー2144 2005年6月20日
中井和哉(前原健一郎)×檜山修之(阿久津弘)
井上倫宏(矢野知彦)、内田直哉(片山康夫)
青山穣(木崎)

緒方賢一(竹中)、たてかべ和也(ジロウさん)
喜美津化学初の理系四大卒社員である阿久津弘は、フォークリフトの許可証取得に躍起になっていた。そんな時起こった大手の取引先から、異物混入のクレーム。品証と製造と言う立場もあって、苦手意識を持っていた前原と組む事になった弘は・・・
エデンシリーズで、檜山さんの受けに感服してしまい。受け作品を集めた時の一枚です。もっとも、今や受けだから攻めだから!ではなくて、あれこれ手を出していますけど(゜゜)\バキッ☆
攻めだと、高校生の一途さから王族の気品あふれるニヒルな大人まで。変幻自在に役を演じていらっしゃる檜山さんですが。
受けになると、結構高音で可愛いタイプになっちゃいますよね。でも、ここでは仕事もしていて。出来る男なんだけど、初々しささえ漂わせる25歳(大笑)。
一方の中井さんは、まだまだ不勉強で。もっぱら男気あふれる(この場合は漢と書いておとこと読ませたい)攻めが似合う!と思っていますが。ここでも、管理職と言うよりは現場の人間!と言う若頭にぴったりでした(^-^)。
そんなお二人のあれこれも、もちろんすこぶる良かった!のですが。
このCDの場合は、お二人が霞んでしまうんですよね。メインの受け攻めと言うよりも。周囲が凄すぎて(大笑)。

だって、キャスト表をご覧下さいな。井上さんに内田さん、緒方さんにBL初?のたてかべさん。
どっひゃああ!!なんだか、普段聴いている学園ものだとかそういうBL世界から、いきなりものすごく平均年齢が高くなっちゃいました!って思いません?
こりゃ、うかうかと普通と同じで寝そべって聴いていたらいけません!と。思わず正座でもして聴いてしまいたくなりますよね?

それにしても、ブックレットを読んでびっくりした事が。
この作品は、二つのストーリーを足して割った作品になるそうですね。表題の許可証をください!と、クレームのお話は別?
フォークリフトの許可証をもらうお話と、クレームに対処したお話は一つじゃないと言う事らしいです。原作者さんが、大鉈をふるって改造してしまったらしく。別物?と思えるようなお話になっているらしいのですが。
それにちっとも気がつきませんでした。

フォークリフトの事と、社内改造で前原に対して苦手意識を持っていた弘。しかし、前原の書いた配管図を前にして。その素晴らしさに、自分も負けてはいられない!と良い意味でのライバル意識を持つ。
そういう同じ年のライバルへの気持ちが、スムーズに動いていく課程が見事だったので。本当に上手く融合させて、こういう展開もあったんだよ。・・・と見せてくれた別ルートのお話なのでしょう。
ブックレットに、先にドラマCDから作品を知った方(私のような)の果敢な挑戦をお待ちしています!と書かれていたので。これをアップしたなら、原作を揃えて読んでみたいと思っています。

それにしても。内容はともかく・・ってつい書いてしまいたくなるんですよね。でも、敢えて先に内容などの感想を書かせていただきますね。
個人的には、阿久津くんが大手企業の片山さんに「詫びを入れろ」と詰め寄られても、自分の会社への誇りから「申し訳ありませんでした」と異物混入についてのクレームに、謝罪をしなかったシーンが好きでした。
片山さんも意地悪ですよね。そこで謝ろうものなら、彼はおそらく今後は彼らが居る喜美津化学との取引はしなかったかもしれません。自社製品に対しての誇りもないやつ!と一蹴したでしょうに。なのに、しつこく「うちへの謝罪はないのか?」って詰め寄るんですもの。
そう分かっていても、このシーンの阿久津の言葉選びと毅然とした態度には、本当に胸がすく思いがします。
今の世の中、自分(とこの場合は自分の勤める会社)に対しての誇りはどのくらい持っているでしょう?
しかも、取引相手の大手さんから文句を言われてにじり寄られたなら、長い物には巻かれろとばかりに、へこへこと頭を下げて。頭を下げる事で、契約が取れるなら安いものだ!とプライドもかなぐり捨ててしまう人の方が圧倒的に多いと思います。
そこに揺るぎない信念がなければ、阿久津のような態度は取れないと思うんですよ。
今時珍しい良い若者だなぁ!と小母さんは感動さえしちゃいます。

そんな阿久津と、阿久津よりももっと男臭い前原くんは。前原くんが一方的に「会社の同僚だから?男同士だから?」それのどこが悪い・・とねじ伏せてしまいます。
いや・・それだけ条件が揃ったら、普通はそれだけで拙いって言えると思うんですが。嫌いじゃないって事は好き。好きなら良いじゃないか・・って凄い論法で、オレを説得出来ないのなら、黙ってろ。と押し倒しますが。
この野獣のような(大笑)・・一応褒め言葉です・・・の前原くんは中井さんだからこそですね。その迫力に負けてしまいます。

その前原を受け入れてしまう阿久津くん。。。圧倒的なカリスマを持っているわけでもなく、実直に少しずつ焦ることなく一歩ずつ前に向かっている。そんな彼の一生懸命さは、本当に可愛いです。
前原からキスをされて、嫌じゃなかった・・とパニックを起こすシーンと。フォークリフトの運転の仕方がごっちゃになってしまい。自分で何をやっているんでしょうねぇ?と情けなさそうに言うシーンが大好きです。

しかし。中井さんの攻めに対して、檜山さんが受け?と言うのは。ちょっとまだ他に阿久津に適役な方はいらっしゃらなかったのかな?と思っていましたが。
いやぁ・・・トークを聴いたら。檜山さんしか居なかったわね(大笑)と変な納得をしましたね(゜゜)\バキッ☆(大笑)。

お待たせしました。もう一つの本編(大笑)キャストトークです。
BLとは思えない(^^;、年長者の多い・男だらけの(男だらけの収録現場は、これだけじゃありませんが)半端じゃないベテラン揃いのトーク。それを仕切れるのは、檜山さんしか居ません!
当時、ドラえもんの世代交代をしたばっかりだったのか?と思えるたてかべさん達・・・いやぁ、もうこのトークは、永久保存版ですよ。他にこんなトーク、私知らない(大笑)。本編よりも、体力と気力を使ったのじゃないかしらね>檜山さんと中井さんは・・。
集合写真も、普段なら主役のカップルが前列の中央に陣取ることが多いのですが。この集合写真は、前列にベテランさん。後列に以外(゜゜)\バキッ☆となっているんです。それからしても、現場の雰囲気が和気藹々としながらも、緊張感あふれていると思わせてくれました。

純情ドラマCD

中村春菊 角川書店 2007年9月到着
CLーDX「純情ロマンチカ8」&ルビー文庫「純愛ロマンチカ」
同時発売記念☆応募者全員サービス
1.純情クリスマス
2.純情スクランブル
3.純情センチメンタル
4.朗読ロマンチカ…?
花田光(宇佐見秋彦)×櫻井孝宏(高橋美咲)
神奈延年(草間野分)×伊藤健太郎(上條弘樹)
美咲がうさぎさんと同居を始める前のクリスマスの夜と。美咲が電車で偶然に出逢った野分の背の高さに感動した後の会話と。
そして、野分と上條の素直になれない帰り道。光熱費を心配する美咲が見た夢とは??のショート4話を収録。
あ、上手く出来ているな・・・と言うのが第一。ロマンチカもエゴイストも、恋人同士になる前なのに。それでも、十分にお互いを意識していて。なんか、甘酸っぱくなるようなお話でした。
ラブラブの恋人同士も好きですが、こういう恋人未満状態の話も好きなんですよ(^-^)。だって、BLって恋人同士になってしまうと。寄ると触るとそっちになだれ込んでしまう傾向があるでしょう?
駅までの道を一生懸命に遠回りして、一緒に居る時間を稼いだり。プレゼントの品を女の子達に紛れてファンシーショップに探しに行ったり・そういうのって可愛いし、いじらしい。もう、無茶苦茶胸キュン状態です。

あぁ・・。いくら年上で、大人ぶっていても。ウサギさんは美咲に敵わないと思う部分はありますし(惚れた弱み?)、上條だって野分のさりげない優しさと言葉に救われているんですもの。

それにしても、今回ノックアウトされたのは。クリスマスパーティで、ビールジョッキでドンペリ!!??をぐびぐび呑んで酔っぱらってしまった美咲が、服を脱がせてやろうとしたウサギに「いやぁん・・・」と寝言のように言うセリフ。
いや、聴いていたこちらも無防備でしたが、すんごく色っぽくて。艶っぽくて。こっちがいやぁ!!んと思ってしまいました。

あほもシリーズ「もっそれ」

南国ばなな 新書館 SWCD019 2006年7月25日
1.「33」
2.「もっそれ」
3.「僕は奴隷」
4.「金網デスマッチ」
5.「奥様は買い物上手」
関智一(羽田志伸)、宮田幸季(千歳唯)、小西克幸(屋久島カオル)
氷青(宮古)、千葉一伸(青森)
飛田展男(千歳の父/神様)、冬馬由美(羽田の母)
粕谷雄太(毛根A)、岡林史泰(毛根B)
栗山浩一(毛根C)、野瀬育二(毛根D)
藤本教子(腐女子A)、中司優華(腐女子B)
若菜よう子(女生徒A)、吉田真弓(女生徒B)
料理バカの羽田。そして、顔は可愛いものの致命的に耳が悪い(大笑)千歳。そして、可愛い千歳に一方的に思いを寄せている屋久島。彼らは、あほとホモで合わせてあほも3人組み。今日も、腐女子の妄想をものともせずに3人は一緒・・。
あほとホモで、あほも・・。えぇ、ここまでは良いんですよ。でも、「もっそれ」って何??
2話目に、意外と毛深いらしい千歳の胸毛のシーンで「もっそれ・・・」と言われていますが。何度も小西さんが連呼して下さったのに。私、結局意味が分かっておりませんm(_ _)m。
なので、ちょっとだけ。読解力に難あり?それって、千歳の聞き間違いと同じくらい拙いだろうか?などと思って悲しくなってしまいました・・。こういうサイトをやっているからには。。。ねぇ?

さて。一応はBL関係に扱っていますが。これ、キスシーンが出てくるわけでもないし。屋久島が一人で妄想しているか、思っているだけだから。一般部門に入れても良いかなぁ?と思ってしまうのですが。
どうでしょう?
どちらかと言うと、ホモと言うよりも。この3人は、あほ!!や!!!!でお終い(大笑)。

だって、誰1人普通じゃないと言うか・・本当におバカなんですもの。バカと言うより、やっぱりアホと言うのがしっくり来ますね。

先ずは、可愛い顔して。まともに見えるけれども。可愛い顔に似合わず、胸毛やらなにやら・・凄い千歳。病院の息子で、お坊ちゃまなのに、信じられないくらいに耳が悪い。
耳が悪いんじゃないわね・・。彼の場合には、信じられない聞き間違いをしてしまう。聴力検査では問題なくても、聞こえてきた音をまるで違う解釈と言うか、別物にすり替えてしまう辺りは。これは一種の才能かもしれない(大笑)。
交換日記を強姦日記と聞き違えて、それを納得してしまうのは・・ちょっと待って!!

そんな千歳に惚れているのが、屋久島くん。耳も悪くないし、ごく普通に見えるのに。ホモである事を公言しており(それに気が付かない千歳も千歳ですが)、思い人の千歳に知られる事だけは避けようとしてしまう。
いや・・・意外に思い切って言ってみたら。千歳は受け入れてくれるかもしれないのにねぇ(大笑)。
そういう意味では、この3人の中では、嗜好以外はノーマルか?

そんな二人とつるんでいるのが、羽田くん。料理バカで、料理以外はどうでも良くて赤点ギリギリ。しかし、女王様好きの奴隷体質。
その一方で、自分たちが周囲からどういう目で見られているかを一番正確に把握しているのが、彼。離れろ!オレはホモじゃない!と叫んでいるのに、つるんでいたら・・そりゃお仲間に見えるわよねぇ(大笑)。

千歳の聞き間違いをなんとかしよう!と特訓をする第一話。
羽田の赤点対策に、二人がアパートに押しかける第二話。
そして、千歳のために料理を上手くなりたい!と言う女王様気質の宮古に料理を教える羽田だが・・・と言う第三話。
屋上で肌を焼こうとする3人の先客・青森は、金網の外に居て。まさに飛び降りる寸前!の第四話。
自分たちの親に、自分たちの値段を決めてもらおう!と狂言誘拐の電話をかけた彼らだが・・の第五話。
いずれも笑い飛ばして聴くことが出来るお話でしたが。
そうですねぇ・・やっぱり、第四話の青森役の千葉さんによるラップは聞き応えがあって。あのラップだけでも、このCDは買い!と思えるくらいに素晴らしかった。
主役3人も素晴らしいのですが、いやぁ・・そのトラックだけ出てきて、全部を持って行きました!状態でして。
このラップは、BLCDの語りぐさになるかもしれない!と思っていたのに、あまり話題にはなっていない気もします・・・はい。

軍服は鷹の獲物

ゆりの菜櫻 LadyBug AZー029 2008年3月28日
黒田崇矢(ファイサル)×緑川光(蘇芳晴彦)
武内健(蘇芳篤弘)、檜山修之(ラシード)
高橋剛(ハバール)、藤本たかひろ(アブダビ)

宮坂俊蔵(ヨハン)、馬場圭介(日本国公使)
宮崎寛務(男)、山本圭一郎(司会者)
日本帝国の軍人、蘇芳晴彦は留学中のドイツに於いて闇市場で競りにかけられる。彼を競り落としたのは、偶然に出会ったサジタール王国の第四王子・ファイサル。
ファイサルによって、妾妃とされてしまった晴彦は兄のために屈辱に耐えるのだった・・・
えーっと・・えーっと・・これも、おそらくは
「どうして好きだか分からない。でも、それが恋ってものじゃないだろうか?」なんて台詞が似合いそうなBLですねぇ・・。
いや、それも恋でしょうが、先日読んだBLの本で「何故かは分かりません。僕が知りたいくらいです。でも、貴方の事が好きなんです」と堂々と言われてしまうと。あ・・はいはい。好きにして・・・とか思ってしまってですね。
これも、そういう類の「惹かれていく過程はなし」のドラマに区分されそうです。

このドラマCDを聴いてみたいと思った理由と言うのが、まぁ・・はっきり言って。檜山さんがご出演と言うのが第一の要因。
で。檜山さんがご出演の作品だと言うので、サイトのキャストコメントを見ていたら。木馬と言うコメントがあった事。
・・・BLなどで、木馬って言ったら、ホワイトベースって事(はい、ここが通じないお若い方はパスして読んで下さいね)はないわねぇ(゜゜)\バキッ☆。あれよね?あれよね?今まで、木馬が出てきたBLはなかったのじゃあありません?(あったにしても、私は聴いた事がない。うん、ゲームではどうだった?小説ではあったような気もするけど。はっきりとは覚えてない・・。それこそ、男性向けのアダルトゲームの河原崎家の人々って、98時代のゲームで見た気はする)へぇ・・・それは、ちょっとだけ聴いてみたいような気がするわねぇ・・と思っていたら、いつの間にかクリックポンしていたんですね(゜゜)\バキッ☆。
久しぶりに緑川さんの凛とした青年受けと、檜山さんと言う理由以外で大きかった理由と言うのが、木馬と言うのが自分でも情けないと言うか・・このサド心に実は自分でも、嫌気がさしてしまいましたねぇ・・・・
その木馬の件については、後で語る事にします。

まぁ・・酷となるかもしれませんが。LadyBugさんの作品には、他にも原作をばっさりと割愛してしまい、何がなんだか?になった作品がありました。なんじゃ?この主人公は?と思っていたら、大事な心理描写がスッパリとなくなってしまっていた事もありましたので。
この作品も、ひょっとしたら原作にあった主人公の細かな心の動きであるとか、ファイサルとの交流などが削られているかもしれません。
しかし、敢えて言わせていただくと。苦手分野でしたねぇ。
BLは、21世紀の日本に於いて。唯一残された純情浪漫・純愛一直線の世界だと思っています。それに加えて、同性同士と言う事での葛藤や苦悩は、まさにロミオとジュリエットと同じ敵同士の恋や、身分違いの恋を描いた恋愛作品の要素さえ加わっての面白さと深さを提示してくれています。
なのに、「どうして好きだか分からない」状態で恋人になられるとねぇ・・こちらは拍子抜けしてしまうのよ。

第一が、攻めのファイサル君が分からない。好きなら好きで、もっと大事にしなさいよ!と言いたくなるんですね。
彼が闇市に売られる原因になったのも、どうやらファイサルが彼・晴彦だったら高額になっても競り落とすと思った興行主が、あれこれ手を尽くして拉致したと思われる事。
・・・と言う事は、どうしても晴彦を手に入れたいファイサルの思いは、そこにはなかったか?などと深読みしたくなるんですね。興行主に、こっそりと晴彦なら買いたいとか言ったりしなかった?いえ、ドラマにはそういう台詞はありませんが、お金は自由に使える王子様ですから。晴彦が売られた経緯が偶然とは思いたくないんですね。

そんなにしてまで本国に連れ帰りたいと思ったのなら、列車の中や王宮で・・・言葉攻めに道具攻めをして、自ら調教してやるのだからありがたく思えなどと傲岸不遜に言い放つのは、無しでしょう?しかも、二言目にはお前がダメなら兄を身代わりにして自分の妾にしてやる!って脅すんですもの。
いくら、自分に自信が持てないからと言うのが理由にしても。彼から晴彦への愛が見えにくい。木馬に乗せるシーンなど、痛すぎますよ。愛があれば、そういう事しないで欲しいです。調教にしても、やりすぎですよ(って、そこが気になって買った人間の発言とは思えませんが)。
ただ、この木馬のシーンで。唯一ファイサルの心情が多少吐露されています。
兄の名を出せば、ファイサルの無理難題に従う晴彦。じゃあ、兄の名を出したら他の男と寝る事も厭わないと言うのか?と、妙な嫉妬を覚えていますが。この屈折したモノローグとも台詞ともつかないファイサルの言葉には、
「あ。。なるほど、自分で言っていながら自分で傷ついているわけね・・」と素直じゃないファイサルに納得しつつ。
「だったら、お兄さんの名を出さずに直接自分の男としての魅力で勝負せんかい!!」とこめかみの血管がピキピキしてしまいそうになりまして(^^;・・。

好きな子ほど苛めたくなる・・と言うのは良くあるパターンですが。でも、これはそれとは次元が違うんじゃないかなぁ?
え?似たような心理?だとしても、苛めすぎは良くありません。分かりづらいです。

次が、受けの晴彦くん。日本国軍人なのに、留学していたからか?普通の髪型なのね(゜゜)\バキッ☆・・・って、あぁ・・そう言えば雪花の檻に囚われの青年将校も髪の毛は別に坊主とかじゃなかったっけ・・。
あ、いえいえ。それは別にして。恥辱だとするなら、舌をかみ切って死ぬとか。ファイサルのお兄さんに生に執着する事よりも!と言う前に、いろいろ方法はあるんじゃないかなぁ?別に、猿ぐつわをされていたわけでもなさそうだし。

ただ、この自害しようとしたシーンでは。生き恥をさらす事にこだわる日本人の一種の美学と、死を選ぶ者は負け犬であるとする考え方との対比が面白かったですね。
また、「それは、無理・・出来ない」と二言目には言ってしまう晴彦に対して(そりゃそうよねぇ。ファイサルのは無理難題ですもの)やりもしないで、すぐに言うな!と言う台詞があるのも、今回の「ほおぉ・・」でした。
確かにね、この自ら死を選ぶ事=負け犬であると言う考え方と、やろうともしないで無理だと応じる事への批判は、諦めに慣れた私などにとっては、「まだまだぁあああ!」と言う気迫を教えてくれるものではありますが・・。

あ、話が逸れました。晴彦くんの事でしたね。
ファイサルが嫉妬を覚えてしまうほど、お兄さんを守るために自分を犠牲にしていますが。それってどうなんでしょう?結構このシーンって、究極の選択でもありますよね?でも、ふと意地悪な私は「一番可愛いのって、自分じゃないのかなぁ?」なんて思ってしまって。
自分を愛してくれているお兄さんなら、自分の身代わりになってくれないかな?とか思うかもしれない(゜゜)\バキッ☆

屈辱を与える相手であるのに、何故か彼の声に安らぎを覚えてしまう。そして、侍女ですら役割を持っているのだから・・と言う理由で、自分にも何かしら仕事を与えてくれ!と願うのが、うーん・・・となるんですね。流されているうちに、ほだされてしまった?と思ってしまうのですよ・・。
まぁ・・結局は、二人が納得してラブラブになるのだから。それで良いのでしょうけど。

しかし。緑川さんは、流石と言うか。素晴らしいお仕事でした。本当に、毎回無茶ぶりをいろいろとされているでしょうに。きっちりとこなして下さるプロ意識に頭が下がりますm(_ _)m。問題の木馬も、緑川さんだからこそ痛くて堪らない(^^;。
特に感動したのが、お兄さんが来たシーンでの「自分はファイサル殿下に仕える」宣言をしたシーン。言いつくろっているようで、その実は「言わされている」のが微妙に見え隠れしており、それをお兄さんにはきちんと伝わっている台詞。
それに続いての「馬に乗りたい」も、あぁ・・本当に言わされているわねぇ(^^;と納得してしまいます。緑川さんとしては、数ある受けの中でも2番目に痛い!と印象に残るお仕事だったようです(ちなみに、一位はカテーテルを入れられるお話だそうで・・。私は記憶にないのですが、どなたか何の作品だったか分かります??)。
一方の黒田さん。あちこちで苦手とする方や、低音で良い!とおっしゃる方がいらっしゃいましたが。そう言えば、メインで絡むのを聴くのって初めて?の私でした。そうですねぇ・・・・・・ドスの利いた自由業(゜゜)\バキッ☆の方などは似合いそうな声ですよね。
演じた役にもよるでしょうが、トークによると結構高めの声だったそうで(初めてなので、それでも私には十分低音でした)すが。同じ低音でも、一条さんほど腰砕けになるほどの甘さはなく。うーん。。意識してるのかな?と言うのが微妙に伝わってきて、耳にざらつきを覚える感じでした。
木馬シーンは、黒田さんも二番目に位置するそうです。一位の綿棒を挿入するお話も、不勉強で知りませんが。ご存じの方がいらしたら教えて下さいm(_ _)m。しかし、ブックレットによると。ファイサルって実は晴彦よりも年下になるのだそうで(大笑)。えぇええ?経験豊富な鬼畜な年下・・・そ、それはかなりいやです(大笑)。と言うか、年下に聞こえないって(^^;。

その黒田さんのお兄さん?の檜山さんと、緑川さんのお兄さんの武内さん。
うーん・・・・うーん・・・お二人ともお兄さんに聞こえなくて(゜゜)\バキッ☆。そりゃね、弟よりも声が高いお兄さんが居ても変じゃないけど。お二人とも、弟さんの声に迫力負けしているように思いました。

冷静にして、あまり物事に動じない檜山さんは、クール路線を崩さないままでした。
弟の実戦経験のなさを心配していたお兄さんの武内さんは、キリリとした美人さんかもしれないな・・・と思える芯を持っていました。でも、弟二人が籠もっている時に。このお兄さんズも一緒に居るわけですし、ブックレットの人物紹介の絵では、武内さん演じる篤弘さんがラシードに剣をつきつけていますが。
おぉ?このお兄ちゃんズにも、実は・・のお話とかあります?なんて期待してしまったのですが(大笑)。出来れば、木馬抜きでお願いしたいですけど(^^;。

後は、お金シリーズやマルサのお・と・こ以来かなぁ?と思われるショー化したオークションシーン。
司会者のいやらしさが光ったシーンでもありましたね。お客様に対しては、思いっきり扇情的な事を言っていて。ふっと命令口調になる台詞。妙に印象に残ってしまいました。
うん。このくらいの司会者なら、人身売買のオークションの司会者で納得です。あと、詳しくは描かれていませんが。このシーン。晴彦くんは媚薬か何かを使われていたのではないかしら?勝手にそう思っています。

SE SPRING 
COLLECTION

葵二葉&紅三葉 マリン・エンタテインメント 2000年3月23日 MMCCー3702
1996年5月5日収録
TOKYO GUARDIAN&LEVELーC ライブ
石田彰、子安武人、関智一、夏樹リオ
西川嘉人、真殿光昭、三木眞一郎
佐野真砂輝&わたなべ京で描かれたTOKYO GUARDIANと、葵二葉&紅三葉名義で描かれたLEVELーCの公開ライブ。
キャストや原作者が質問に答える質問コーナーも収録。
ライブドラマを何枚か聴かせていただく機会に恵まれましたし、イベントの一幕としてのライブドラマDVDも(ネオロマンスやSaint Beastなどで)見る機会もありましたが。
最初に聴いた時。このCDは、「え?これ本当にライブ?」と思ってしまいました。

と言うのも、雑音が少ない!お目当ての声優さんが舞台に出て来られたと思しき時も、「きゃあ」と言う歓声一つなし。
大抵は、臨場感溢れていて、ため息のような声であるとか。思わずこぼれてしまった「わぁ!」の声が入っているのですが。それすらない・・本当に、ごく普通のドラマCDを聴く感覚でしたねぇ・・
もちろん、声優さん達に目立った(゜゜)\バキッ☆トチリもなく。添付されているシナリオ通りに舞台は進行しています(このシナリオ、誤字などがありまして。正確には変換ミスのようなものですが・・・読みながら、あらぁ?と思ってしまいました(苦笑))。
もちろん、一回目はシナリオなしで聴き。2回目はもう一回、そのままで気になったシーンを再生し。3回目でシナリオを見ながら聴きました。当日のライブで、入場された方にシナリオが配布されたとも思えませんしね(^-^)。
やっぱり、いくら参加出来なかったライブとは言え。参加している気分に浸りたいですもの。

唯一、アドリブがあったのが。後半のLEVELーCに於いて。みづきとぶつかったチンピラ(大笑)の真殿さんが、現れた一臣と小鳥遊にびびって「覚えてろ!」と言い捨てて逃げて行くシーン。
「お母ちゃんに言いつけてやる!」・・「おかあちゃーん・・」と退場するシーン。ここは、それまではしわぶき一つないくらいにライブ?と思わせた空間に笑いが弾けておりまして。
「あぁ・・なるほど。ちゃんとライブだわ(゜゜)\バキッ☆」と改めて認識させていただきました。
そのアドリブに合わせて、石田さんのみづきが「あの人、一体いくつなんだろう?」と返していますが。
前半では出番のあった真殿さんも、後半はここだけだったし。前半は遊べなかったからでしょうか?思いっきり遊んでいらっしゃいます。もう、2回目以降はここで遊ぶと分かっていても、笑えてしまいました。

ドラマについて・・ですが。まぁ・・公開録音でHシーンはないでしょうから(大笑)、どちらのドラマも普通に良い男が沢山出てくるドラマと言う感じで進んでいます。
ただ、私自身がTOKYO GUARDIANの方をあまり知らないんですよね。石田さんが演じた紫さんと、子安さんが演じたそのお兄さん。そして、関智一さんの薬師の家の関係など・・。
妖獣を倒す超能力を持った人が、11課に存在して活躍しているドラマで・・・くらいの認識しかないので。家を継いだ紫さんだけど、へぇ・・お兄さんが居たんだ・・くらいでしたから(^^;。なので、そのドラマがちょっと分からなかったのが惜しかった。原作を知っていたら、もっと楽しめたのかもしれませんね。

もう一方のLEVELーCは。お祭りを舞台に、みづきと一臣、みづきのお兄さんや小鳥遊が登場してのお話で。しっかり者のみづきが涙したシーンが思い浮かべられ、楽しく聴かせていただきました。

どちらのドラマにも、過去の少年(幼い頃)と今の青年とを石田さんが続けて演じるシーンがあり。ライブだけに、そのトーンの差が素晴らしくて。感動して聴いておりました。

質問コーナーでは。当時、髪を切ったばかりだったのかな?の石田さんに髪の毛の話や、BLの絡みについての質問が飛び交い。三木さんや子安さん、関智一さんにもBLのシーンの質問がありまして。ちょっと時代を感じていました。
ライブで沸かせて下さった真殿さんに、質問がなかったのがちょっと淋しかったです(昼とか夜の部とかあったのかしら?これは、たまたま質問がない部の分だったのかしら?など、いろいろ考えてしまいましたが。質問コーナーで、真殿さんがあまり絡めなかったのが淋しくて)。

ニュースセンターの恋人

水上ルイ リーフ出版 LCDー021 2003年9月15日
森川智之(神野岳之)×櫻井孝宏(小林鳴海)
高城元気(小島柚希)、一条和矢(沙生正彦)、三木眞一郎(小篠和哉)

花輪英司(狭川/通訳)、平野俊隆(神野是之/村人)
古田信幸(簑面/村人)、堀越省之助(男)、紗川じゅん(女)
新人ディレクターの小林鳴海は、ずっと憧れていたプロデューサーの神野の下で仕事をする事になる。お互いに惹かれあって行く中、神野は、社長で父親でもある神野是之から「ゴールデンタイムに放送するドキュメンタリーで、視聴率を稼げなかった時にはプロデューサーを辞めて父親の仕事を継ぐ」約束をさせられる・・。
実はね、このCD間違って買ってしまったのよ(大笑)。
リーフで櫻井さん受けの作品で、良い作品があると他のレビューサイトさんで褒めてありまして。
アニメイトに行った時、タイトルはうろ覚え状態・リーフさんと言うのと櫻井さん主演で、働く男のドラマCDとしか覚えていなかったので。あ、櫻井さんだ!と棚にあったこのCDを手に取りました。で、聴いて「へ?」となって。私には珍しく最後まで聴くことが出来ずにストップしてしまい、おかしい!とそのサイトさんを訪問したら。褒めていたのは「金のひまわり」でした(^^;。
あはははは・・・

ですので、この作品が好きで好きでたまりません!とおっしゃる方は、回れ右していただく方がよろしいかと思いますm(_ _)m。

とてもオーソドックスな流れのBLだと思います。
最初はお互いが手がけた作品が好きで。そこから、作り手に興味を持ち。この人の作品なら本当に素晴らしい!とのめり込んでいく。そして作品を通して相手を尊敬し、好きになり。この人と一緒に仕事がしたい!と憧れる。
その憧れの当人を目の前にしたら、(容姿を含めて)相手の人としての魅力にも惹かれて好きになる。それが、まぁ・・ものの見事に両思い!!良かったねぇ(大笑)。

いや・・常々「どうして好きになったのか分からない」恋愛BLはいや!と我が儘を書いていますから。管理人の好きな相手に惹かれていく過程が十二分に描かれているのは、好ましいし良いんです。
で、何が不満だったのか?と言うか。何がいやで最初に聴いた時にストップしてしまったのか・・の理由は、二つあります。

一つが。お互いのモノローグが、あまりに乙女と言いますか(大笑)
神野が小林くんの魅力を語った後に、今度は小林くん視点で神野の魅力が描かれる。それが交互に入るんですね。まぁ、お互いが好きになる過程だから、それは一回くらいなら、「へいへい」と聞くのですが。
あまりに続くと「うひゃあああ・・頼むから辞めて!」と、蕁麻疹が出るかもしれないと言うくらいに背中が痒くなりまして。もう、もぞもぞして笑うしかないんですよ。どこの世界の乙女ちゃん達なの?貴方達は!と突っ込みを入れたくて入れたくて堪らない(大笑)。

冒頭。
「初めて、彼の番組を・・・」と櫻井さんのモノローグ
「初めて彼の番組を見たのが・・・」と森川さんのモノローグ。
小林鳴海と(櫻井さん)神野岳之(と森川さん)・・で、ここから二人が声を合わせて
「二人が出会うには、もう少し時を必要とした」と始まるのですが。

この二人が出会うには、とか時を必要とした・・と言うフレーズに先ずは噴き出しました。
何かもの凄い大河ドラマの終盤で出会うような、運命の恋人と言う感じがしません?一大叙事詩のごとき広大さを感じさせてくれるんですもの。まぁ、二人にとってはそのくらいの衝撃的な運命の赤い糸だったんだろうなぁ・・・と思いますが。

4トラックで、実際に出会ってからも凄かった(大笑)。神野の方は、自分が入るフロアに小林くんが居るのを知っていて。冷静に自己紹介しながらも、彼はどこに居るのだろうか?とドキドキしているし。
一方の小林くんは、「憧れていた人と同じ名前だ!同じ経歴だ!」とテンションを上げて、ついに質問を・・。
その時に「どうぞ」と応じた神野の描写が、小林くんのモノローグで神野の容姿に始まって、その眼光に
「猛禽類ににらまれた小動物のような・・」状態になってしまった事が語られ。
一方の神野視点で
「思わず見とれてしまうような美しい青年。私を見つめるきらめく瞳は、目を合わせただけで身体が甘く痺れるようだ・・」と思っていながら、「そうだ・・」と答えた時の声音はクール・・・。
私はこうして彼と出会った・・が、またはもって語られています。このはもりが、照れくさい!!うわぁ・・堪らないっ
そういうやりとりが、ドキュメンタリー制作の島に行くまで、続くんですね・・。

高校の屋上で緑化運動をしているドキュメントが、今ひとつの出来だった事を悩む小林くんに、神野さんがアドバイスするシーンでも。
お互いのマンションに行き、そこで部屋のイメージやシャワーを浴びた相手の描写・・・それが、交代で語られる。この交互と言うのが、一番恥ずかしかったですねぇ・・。うわ、うわ・・・コーヒーの好みが同じと言うので、お互いにうれしくなって喜ぶ。なんて乙女ちゃん。
シャワーを浴びた後に見た時に、お互いに息を呑んで「目を奪われてしまった」と言っているんですもの。
うひゃああ・・となるのが、分かってもらえます?

神野さんは、沙生さんと同じくそちら嗜好で(大笑)。好意を寄せてくる部下の小林くんがどんどん愛しくなってしまいますし。ノーマル?なはずの小林くんは、カメラマンの小篠さん登場で神野さんを意識し始め。
ドキュメント制作で訪れていた島で、火山の爆発があった事からついに二人はお互いの好意を確認出来る。
そして、始まるお楽しみ(゜゜)\バキッ☆
「もう一つ、君の人生観を変えてしまうような事を一緒にしたい。
愛してる。あの晩の約束をまだ果たしていない。
今夜、君を私のものにしたい。良いね?」
あはははは・・ここまで丁寧に良いね?って初めてかもっ!人生観を変えてしまうような事ですかい!!そうだわねぇ・・・相手は一応今までノンケだったんだしねぇ・・。

もう一つのストップの理由は、ブックレットに描かれていたショートストーリーではカップルとして成立しているもう一組。沙生さんと小島くんカップル・・・がね・・・アナウンサーには、ちょ、ちょっと・・と言う抵抗感。
まぁ、沙生さんは声が一条さんですから。思いっきり腰砕けの低音で、こんなしっとりした声がニュースなんか読もうものなら、内容耳に入りません!となるかもしれない・・深夜帯のアナウンサーじゃなかろうか?声が勝負ではあるから、それはOK。抱かれたい声のナンバーワンと言うのが理解出来てしまうくらいには(大笑)。
小島くん・・・ルックスがアイドル並みだと言うのは分かる声だけど。この子は、アナウンサーには向かない。沙生さんとは別の意味で、内容が耳に入らない(苦笑)。はっきり言って、キャピキャピ・キャンキャンし過ぎていて。お子様番組じゃないんだから!とイライラしそうな気がします。おそらく、私だったら彼が出てきたならチャンネル変えると思います。この声が朝からレポーターをするなら、その朝の番組は見たくない。内容が良くても、一日のスタートに聴きたい声じゃないもの(酷)。

まぁ・・散々書きましたが。仕事の出来るクールガイだけど、実は熱い男!の森川さんの攻めに、元気系で可愛い櫻井さんの受け。綺麗系のお邪魔虫(゜゜)\バキッ☆の三木さんと、豪華声優さんを聴くには良い一枚です。
ご存じのように、リーフさんは倒産してしまいましたので。中古で見つけられた時には、まぁ・・・今は貴重な作品かもしれません(^^;。

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仮面ライダー電王 
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〜ウパシとレイラの物語〜
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二人の王子とハダカ姫の復讐!!
The Beans VOL.9 全サCD
晴明の孫とその相棒、滅多に見られない風景
今日からマ王!キャラクターソング
村田健(S)
翡翠の雫 キャラクターソングCD Vol.2
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DEARS 星座物語外伝
二四の物語
しなやかな熱情(B) ひめやかな殉情(B) あざやかな恋情(B)
軍服は鷹の獲物(B) BL裏話 SPECIAL Part.5(B) 秋のリンクスフェア2007(B)

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