更新情報早見ページです。

*ホームページの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。
買ったらすぐに聞く作品もありますが、とりあえず棚に並べる・・・と言う作品もかなりあります(゜゜)\バキッ☆。

(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので。
新規に感想やデータをアップしたものをここで、過去一ヶ月分についてまとめて紹介します。

ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m。
一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_ _)m。
また、ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。


*今月のトピックス

*BLCD「あ」「こ」独立しました。

*BLCD「さ」「た」行の整理をしました。

*声優さん個人ページ等で、100タイトル突破しているページは、小見出しをつけました。
それでも見づらいページは、さらなる小見出しを付けました。

TOPICS一覧表へ


*感想アップ一覧

*4巻特集です。全部の感想を4巻だけで集めるのは、かなり厳しかったですねぇ(^^;。BL関係が、特に厳しくなります。
もう、絶対に5巻特集は無理です・・・多分。
さて。感想を書き終えたタイトルがいくつかあります。。シリーズではないタイトルや、これから増えるシリーズもありますが。やっぱりちょっと感慨深いです。

ケロロ軍曹 地球侵略CD 第4巻
クルル編
SAMURAI DEEPER KYO
陰陽殿への扉編 第四巻「朱雀対鶺鴒」
新宿Guardian 
Final mission
Cafe’吉祥寺で C4 アルスラーン戦記 4 汗血公路 エメラルドドラゴン4 彷徨いし勇者たち
フーキーズ4巻 S.S.D.S 愛の解体新書 4 テイルズ オブ ディスティニー2 4巻
Aiデスガン ♯4
空に跳ねるアラルガンドの雨音
少年陰陽師 風音編 第4巻
焔の刃を研ぎ澄ませ
音盤物語 八雲立つ巻之四
隻眼稲荷・七人御先
ICS4巻 ファイブ act4 ガンパレードマーチ夢散幻想4
遙かなる時空の中で 八葉抄
キャラクターコレクション4 玄武篇
Saint Beast ドラマCD 4
SIGN〜胎動〜
アンジェリーク外伝
〜無限音階Vol.4〜
純情ロマンチカ 4(B) 西洋骨董洋菓子店 4(B) キヨショー4(B)
ESCAPE DISC4(B) やさしい竜の殺し方 4(B) ごはんを食べよう4(B)
コルセーア4
風の暗殺者 後編(B)
富士見二丁目交響楽団シリーズ4
コンサートはお好き?(B)
ミス・キャスト4
誘惑の唇(B)

*感想アップしたもの

ケロロ軍曹 地球侵略CD 第4巻
クルル編

吉崎観音 ビクターエンタテインメント株式会社 VICLー61934 2004年11月21日
1.オープニングテーマ「ケロッ!とマーチ」
2.地球侵略ドラマ「秘密の花園 アドレナリン・ガールズであります」
3.エンディングテーマ「アフロ軍曹」
4.次回予告
5.最強ユニットのデビュー曲「パワードスーツを脱がさないで」
6.パワードスーツを脱がさないで(オリジナル・カラオケ)
渡辺久美子(ケロロ軍曹)、子安武人(クルル曹長)

斎藤千和(日向夏美)、能登麻美子(アンゴル=モア)
池澤春菜(西澤桃華)、広橋涼(東谷小雪)
藤原啓治(ナレーション&ポール森山)
桃華の豪華!温室プールに誘われた女の子達。更衣室では、女同士であると言うことでのヒミツの話が始まった。
しかし、その中に紛れ込んでいたのはクルル子ちゃん・・・恋愛相談に乗ると言って、皆の好きな人を聴きだそうとするのだが・・・
女同士って、そうよねぇ・・・って感じで笑ってしまいました。でも、実際に女の園(大笑)で仕事していると。そんな綺麗なもんじゃないですぜ、旦那・・・(って、誰がだんななんだか・・・)
と言うか、登場人物がまだ子供だからこのくらいで済んでいるようなものの。いやぁ・・もっと際どいと言うか、えげつない会話って多いんだよねぇ・・。
少なくとも、バラを浮かべた紅茶を飲んでいるような女性の園はありまえせんぜ(大笑)・・・多分、男性諸氏の想像を遥かに超えた時空の話が展開されますから。
ですので。一番の感想は、あぁ・・この会話に加わったのが子供で良かった(大笑)と言う事に尽きました。

まぁ・・自分の好きな人の事を(と言うよりも、自分の話を)もっと聴いて!!と言う事には、年の若さは関係ないようで。
「これ以上は言えな〜〜い!」と言いつつ、ほとんど全部言っているじゃないか!って状態の会話が展開されていました。
その中に一人混じったクルル子の子安さんの違和感のなさときたら、もう・・・一体。何なんでしょう?

ちゃんと、最後にはクルルとしての音声もあるのですが。個人的には、女性陣に混じっての違和感のない会話が楽しかったです。

歌は・・タイトルを見た瞬間に、おにゃんこの歌を思い浮かべたのですが。歌詞を聴いて、噴き出してしまいました。
いやぁ・・この作詞をされた方は、80年代のアイドルソングが好きだったのかしら??歌詞の中に、それらのタイトルがかなり入っていまして。そのタイトルを織り交ぜながらの作詞が、笑えましたねぇ・・。
白いパラソルに、珊瑚礁に、ハートのエースにウォンテッド・うしろ指に渚のハイカラ(人魚)と、熱帯魚・・はい。この単語の羅列が分からない方は、飛ばして読んで下さいねm(_ _)m。
歌だから、結構聞き流してしまうところでしたが。あら?と思って聞き直したなら、歌詞カードを見ないでもこれだけ単語が出てしまいましたわ(^^;。
この歌を歌った方が、また上手いですねぇ・・・とっても綺麗にハモっていまして。そこが、聴いていて気持ちよかったです(^^)v。

SAMURAI DEEPER KYO
陰陽殿への扉編 第四巻「朱雀対鶺鴒」

上条明峰 マリン・エンタテインメント MKCー0008 2006年6月2日
前編
1.人にあらざる者
2.「ことわざ」マスター
3.獣性醒悟
4.さらば、真の侍よ
5.焔の反逆者
6.先代”紅の王”
後編
1.勇士たち
2.神速の鶺鴒
3.不器用な忠義
4.侍遊戯
5.今日はナベの日
6.ようこそ陰陽殿へ
7.キャストコメント 梵天丸役:若本規夫さん
8.キャストコメント 真田幸村役:緒方恵美さん
9.キャストコメント 鬼眼の狂役:小西克幸さん
小西克幸(鬼眼の狂/壬生京四郎)
堀江由衣(椎名ゆや)、緒方恵美(真田幸村/穴山小助)、関俊彦(紅虎)

保志総一朗(アキラ)、子安武人(ほたる)、若本規夫(梵天丸)、三石琴乃(灯)
石田彰(猿飛サスケ)、かかずゆみ(時人)、松山鷹志(霧隠才蔵)

山口隆行(真達羅)、伊藤健太郎(波夷羅)、小林由美子(サスケ(幼少時))
安元洋貴(根津甚八)、浅野真澄(由利鎌之助)、関智一(辰伶)
真殿光昭(鎮明)、飛田展男(吹雪)、中原茂(ひしぎ)
置鮎龍太郎(遊庵)、こやまきみこ(るる)、福山潤(先代”紅の王”)
高木渉(庵里)、井上和彦(村正)
陰陽殿に通じる通路の当たりは、狂と梵天丸の道だった。しかし、扉の前には波夷羅とかつての真田十勇士・先代猿飛佐助であった真達羅が立ちふさがる。そこに加わる真田幸村と才蔵。
一方、壬生一族に忠誠を誓った辰伶だが。吹雪と鎮明の会話に、吹雪の企てを知って愕然とするのだった・・・
一番の感想は、「ああああああ!!この続きは?この続きはぁあ?」でした(大笑)。
だって、陰陽殿に続く扉が開いて。さぁ、これからどうぞ陰陽殿の中に・・と言うところで終わりでしょ??気になるじゃない!
真達羅さんはどうなった?とか、ゆやさんのお兄さんの顔をした十二神将の長はどうなった?とか、凄く気になる事が残っていません?何よりも、織田信長の魂を鬼眼の狂の身体に入れようとして、失敗してしまう・・。その顛末はどうなった?もう、いろいろ気になって仕方ないです。
そりゃね・・・ドラマCDでなくて、原作読めよ・・って言われたらお終いですが(大笑)。
アニメからの続きと言うわけでもなく、あくまでも原作に忠実に作った作品で。サスケくんの過去に通じるであろう樹海の住人だとかは省いたままで、この陰陽殿への扉だけを切り取ったドラマCDを4巻に分けて作成した!と言われたら終わりですが。
やっぱりねぇ・・ここまで豪華な声優陣だと、続きや残りも音としてのドラマを聴いてみたくなるのは、これは人情と言いますか(゜゜)\バキッ☆当然と言いますか(大笑)。

お話としては、幸村と狂は同じ目的のために戦っているのだし。真達羅も、結局は幸村のために壬生に入っているのだし。
皆で一緒に行けばいいじゃない?戦う必要ないのになぁ・・あ、それを最初にやっちゃうと、お話がなくなるか・・・(゜゜)\バキッ☆と思ってしまいました。
また、紅の王って。現代と言うか、今の紅の王が居ないだろうに。何故「先代」なんでしょう?例えば、彼が引退していたにしても。実権?は吹雪に乗っ取られているかもしれないけど、とりあえず彼が頂点なわけだし。
壬生にそこまでこだわっていないっぽいのに、戦う必要ないのじゃない?って思ったり。

さて。3巻からの続きで、もの凄く太って汚い状態の波夷羅さん。いきなり梵ちゃんに「しりとり」を仕掛けて、その言葉を使っての攻撃を仕掛けるシーンでは。
もう、伊藤健太郎さんのこういうお声が聞けるとは!状態で楽しかったです。
しかも。この波夷羅さんがまた化けるんですよね。梵ちゃんとの戦いで、醜い姿になった方が戦いはしやすいから・・と、中身はそのままの波夷羅で。姿だけがほっそりとした美青年風?になってしまう。
ブックレットに載っていた絵で、ほっそりとした普通の人間になっているのをチラッと見ましたが。一般常識?では、こちらの方が明らかにまとも(゜゜)\バキッ☆で良いと思うのですが(本人の美的センスでは、一般常識のまともな姿は醜いらしい)、この痩せた状態を音として表現されていたのには、もう脱帽しました。
巨漢と言うよりも、単なるデブ(゜゜)\バキッ☆からほっそりとした状態になったのが、声一つで分かる。そう・・例えて言うなら、95キロはあった人間が、50キロくらいになった感じが分かるんですもの。
あぁ・・役者や・・。このやられっぷりと言い(しかも相手が若本さんでしょ?)役者冥利に尽きるのじゃないかしら?などと思って聴いておりました。
そのお相手の梵ちゃん役若本さんは、言わずもがなです。梵ちゃんが出てくるシーンの全てが楽しいし、聴き応えがありました。
しりとりで駄目なら、ことわざマスターって・・もうご本人なのか役なのか、区別が付きにくい!!と思ってしまうほど。
獣に目覚めた梵ちゃんを元?に戻す方法の「お手」に身体自体が反応してしまうシーンなどは、CDを止めて笑ってしまいました。

そして。もうお一人、見事や!役者や!と思ったのは、言うまでもなく緒方さんです(^-^)。
知将と言われた真田幸村。しかし、死合(試合ではなく、SAMURAI DEEPER KYOでは死合うです)で、自分が生きている!と言う実感を求める修羅もとい鬼の幸村。そして、その影武者であり女性の小助の二役を見事に演じていらっしゃる。二役と言うと、狂と京四郎を演じた小西さんもいらっしゃいますが、狂と京四郎の会話は短かったので・・今後に期待したいです。

一番受けたのが、治療代と称して(幸村を)キスコレクションに加えようとした灯とのやりとりのシーン。
同じ顔、同じ声ならではのマジックで楽しかったです(^-^)。
ほたるの子安さんの、ボケらっとした演技と筋の通った演技の差。紅虎の関俊彦さん、アキラの保志さん。いつものメンバーが加わって、本当に聴き応えがあり、なおかつドラマCDとして音の世界で完結して楽しいお話でした。

また。今回、先代が初めてキャラクターとして登場。福山さんが、底知れぬ実力を持っているだろう紅の王を熱演されていました。
牢屋の辰伶に語りかけるシーンと、太四老を前にしたシーン。
柱と吹雪の見分けがつかなくて(近視が進んでいると言う設定のようですが)間違うシーンのお茶目さと、時人を威圧したシーンの凄味との差のように、あぁ・・・これはまた是非先代を登場させたドラマを聴いてみたい!と思ってしまいました。
初登場と言えば、真田十勇士も過去の和気藹々としたシーンや、幸村を護るために真達羅さんと戦うシーンなどで何人かが初登場。女性のような顔で、可愛らしいのに。口を開けば、東北弁(秋田ですか?)の由利ちゃんのインパクトが強かったですね(^-^)。

ところで。個人的には、一人二役を同時に収録するのか?(特にBLの場合などは気になります)と同じくらい気になってしまうのですが。声優さんで、原作がある作品にポンと初出演する時は、役を把握するために原作は読まれるのでしょうか?
SAMURAI DEEPER KYOなどもそうですが、原作が凄い巻数ある時には。そこだけ買うのかな?お話の流れとか、知らないでも良いから、とりあえず自分が演じるキャラが出るシーンだけでも読んだりってあるのかしら?
それとも、事務所などに買ってある??これが、BLだったりすると。男性は買うのって嫌だろうか?読むのもどうだろう??
渡されたシナリオだけを熟読するのかしら?などといろいろ考えてしまいました。

・・・・さてさて。人形劇などになったりもしましたが、真田十勇士って・・佐助に霧隠才蔵までは名前が出てきます。今回、小助と由利鎌之助と根津甚八が出てきて、あと5人・・お名前って何でしたっけ??思い出せないのよねぇ・・(^^;

新宿Guardian Final mission

ビブロス 2005年7月8日 CV004
1.それぞれの使命
2.推理
3.焦燥
4.危機
5.Final mission
6.エピローグ
7.TALK
井上和彦(上杉景一郎/銀)、小杉十郎太(武田将吾)、関俊彦(徳川和実)
堀内賢雄(織田裕介)、石田彰(吸血鬼/清四郎)


小西克幸(宇佐見宏史)、高口公介(警察官A)、五十嵐誠(警察官B)
鈴木貴柾(警察官C)、小泉隼人(警察官D)、櫻井浩美(看護士)
銀神社が、吸血鬼のアジトである事は分かった。しかし、驚異的な再生能力を持つ相手をどう倒したら良いのか?
アジトを突き止められた事で、焦った吸血鬼が時間に関係なく人を襲うようになり。上杉達が警戒に当たる中。徳川は、銀のミイラを吸血鬼の留守中に調べよう!とするのだった・・。
うーん・・時間かけすぎて、間延びしちゃったかな?と言う展開のドラマCDです。
吸血鬼さんが目覚めた時に「斯波?」と呼びかけて。斯波??と一瞬、考えてしまった悲しい私の記憶力・・・にも問題があるでしょうが。自分の中では、斯波宮司さんはお亡くなりになったもの。
あぁ・・そっか。彼(吸血鬼)の中では、3で眠った後なんだ・・と気が付くのに、ほんのちょっと時間がかかってしまって・・情けない(^^;。

まぁ、一応は再生能力がある相手ですし。どう戦えば良いのか分からないでしょうが、相手の正体も分かってアジトが分かっているなら。事件が起こっている所でパトロールをして、彷徨っている相手を捕まえようとするよりも、効率よく??アジトで待ちかまえていて、「せーの!!」で火をかけるとか、罠を仕掛けるとか(゜゜)\バキッ☆すれば良いじゃない・・って思ってしまうんですよ。
で・・吸血鬼の方も、吸血鬼で。敵が何時乗り込んでくるかもしれない所に、大事な大事な銀の頭を残して行く?アジトくらい、変えたら?想い出の土地かもしれないけど、何も置いて行かなくても・・・。

あと、細かい部分かもしれませんが。一般人?の織田さんも銃を撃っています。また、警察官の上杉さんなども銃をバンバン撃っていますが・・それ、何発入っています?凄く連射していません??
警察官の場合って、所持している銃弾の数とか発射した銃弾の数のチェックってあるのじゃない?
リボルバー式だったら、せいぜい6とか7とか・・だよねぇ・・と、効果音の銃の発射音を聞きながら、数えるのを諦めていました。
日本でも、銃による殺人事件が起こるようになり。その管理方法や、交付方法などに盲点はないのか?と言う話題がありました。その時に、銃弾の所持の数の制限や、撃った場合の申告方法などがあるような事をTVで見かけたように思うのですが・・
織田さんが、それを無視して所持していた・・って落ちはなしですよ??
また。徳川さんは、銀の頭部のミイラを調べていたんですよね?当然、3などではそれに(清四郎が)口移しか何かで、血液を与えていたわけでしょう??純粋に、ミイラと言うのではないように思うんですけど・・血液がドロドロに付着した炭化物体と言うところ?とちょっと想像を拒否したくなりました。
と言う以前に・・清四郎が、どうしてそれで甦ると信じたのかな?彼にそういう知恵?を吹き込んだのは、一体何?

まぁ・・結局は、上杉さんに眠っていた銀の魂が清四郎を説得して。彼方に連れていく・・と言う事でしか落ち着かなかったのかなぁ?彼らの戦いって、一体何だったんだろう?などと思って聴いておりました。
まぁ・・こういうアクション物の弱点として。今、どういう立ち位置に居るのか・・。どの程度の怪我をしているのか?などが、ちょっと音だけでは聞き取れない事や、分かりづらいのがありまして。
少しだけ不満点もありますが・・・
今回、大きな不満点は別にあります。

それは。2巻でちゃんと伏線?は張ってあったのですが。
感動のラストシーン?ともなるべき、神社が焼け落ちて(その火事の始末は、なんとかなりそう・・って、上杉さん・・それは消防署の管轄じゃないのかしら?)4人が、それぞれの使命を果たし。
自分が出来る事。今後やろうとしている事について・・を見いだした時に、織田が上杉に
「どうしたんですか?その¥¥」と声をかけるのですが。

最初に聴いた時に「指」って聞こえて・・。堀内さん、ごめんなさいm(_ _)m。最後まで聴いて。もう一度その台詞を聞き直したら、ちゃんと発音なさっているのに。最初は「指」って聞こえてしまったんです。
おぉ・・織田くんってば、上杉の手の怪我を見つけたの?えらく細かい所にまで気が付く人だね・・って感動してしまったのに・・。
なぁんだ・・・指じゃなかったんだ(゜゜)\バキッ☆。
つーか・・織田に指摘される前に、上杉さんが「これは?一体?」って思わないかなぁ??
消防に火事の処理を頼みに行く間や、駆けつけた部下に指示を出す間。君は¥¥をずーっと持ったままだったわけ??
えぇええ?そりゃね、感動的なラストシーンと言いますか。美しいラストに持っていくべき小道具だとは思うけど。
思うけど・・。そんな大きな物に気が付かない?と言うか、突っ込みを入れたくなりまして。ラストシーンのあの台詞が、全く生きなくて・・。自分の聞き間違いが原因とは言え、ちょっと責任転嫁してしまいたくなりました。

レギュラー5人に、上杉の部下役の小西さんを加えた6人でトークは行われていますが。
¥¥も受けて、「次回作は原宿ガーデニング」に関するトークになっていたのが可笑しかったです。いや、もうこの原宿ガーデニングが、このCDで一番良かった!!
トークの中の会話に花丸を出すのも、どうかとは思いますが。吸血鬼など出てこない、お花屋さんやケーキショップなどが出てくる、ほんわかした原宿ガーデニング・・しかも、美声揃いのお話だったら。面白そうだと思いません?

Cafe’吉祥寺で C4
Maki’s happy love songs.

フロンティアワークス 2005年9月22日 FCCSー0021
岩永哲哉(栗原太郎)、石田彰(皆川ひふみ)、伊藤健太郎(大久保真希)
森久保祥太郎(徳美秀太)、保志総一朗(一ノ宮純)、大塚明夫(三鷹雄一)、関智一(菜積浩伸)

野々瀬ミオ(桃子)、小林亜樹子
真希が出会った少女・桃子。メアドをもらい、有頂天になる真希。周囲の冷ややかな目にも負けず?1ヶ月近くラブラブな日々が続くものの、お店の真向かいの牛丼屋がオープンした途端に、メールが途絶えてしまうのだった・・・。
女って怖いよね・・・と言うのが一番に来るはずなのですが。
桃子の正体が実は!と言う所で「一体、桃子ちゃんっていくつだったの?」と思ってしまいました。
まぁ、老けて見える人と若く見える人もありますし。声も、凄くキャピキャピと可愛い声の人から、高校生時代から小母さん声の人まで(大笑)いろいろあるでしょうが、どう聴いても桃子ちゃんの声って若いんですよ。
真希には気の毒ですが、どうせお向かいの牛丼店のバイトか何かの子かな?と思って聴いていたのも手伝って、せいぜい女子大生くらい??下手すれば、女子高生か?との思いこみもありまして、正体が分かった瞬間に「それ、あり?」と思ってしまったのが一番大きくて。

私は、Cafe’吉祥寺でのお話は嫌いではありません。嫌いではないけれど。Cシリーズはねぇ・・・と思ってしまうのです。
シチュエーションコメディの範囲を超えて、いろいろと冒険もしたかったのでしょうが。こういうシチュエーションコメディと言うのは、あまり役割やその設定などに手を加えると、逆に面白くもなんともない(゜゜)\バキッ☆お話になってしまうのではないかな?と思います。
つまりは、メンバー以外の他者を加えるなら。彼ら以上のインパクトの強い人が出て来ないと厳しいと言う事。
残念ながら、正体が分かってしまった桃子ちゃんでは、この世界のほんの上の方をかき回すだけで、新たな起爆剤にはなれない。なぁんだ・・・で終わってしまった後には、これ以上の展開を彼女の投入では望めない。
中途半端だわね・・(゜゜)\バキッ☆
また。こういう愚痴を買った後で言っても仕方ないのですが、CD自体がまた中途半端なんですよ。
お話の内容が、20分程度よ??20分で、2000円!!この値段って事は、収録時間は短いわね・・って思って買っているけど。
どういう方向で進みたかったのかしら?と思ってしまったのでした。

しかし、お馴染みのメンバーは今回も流石でしたね(^-^)。
男の純情と下心(゜゜)\バキッ☆の真希ちゃんの伊藤さん。ライバル店の出現に燃えた太郎の岩永さん。
容姿の事を言われると、怒る純の保志さん。・・ところで、純って凄いお金持ちのお坊ちゃまでしたよね?牛丼店のメニューにごっつう詳しかったのは、何故でしょう?
貧乏学生は年取らないね・・の徳ちゃんの森久保さんに、本気が見たかったひふみ役の石田さん。
大人の男の色気ですか?のマスターの大塚さん。
聴いている分には、ほとんどなよっとしたオカマとしか聞こえないなっちゃんの関智一さん。今回、関さんの「溜め」の演技に噴き出しておりました。

アルスラーン戦記4 汗血公路

田中芳樹 角川書店 1990年9月1日 KCー058
関俊彦(アルスラーン)、鈴置洋孝(ダリューン)、大塚芳忠(ナルサス)

矢尾一樹(ギーヴ)、勝生真沙子(ファランギース)、佐々木望(エラム)
池田秀一(銀仮面(ヒルメス))、佐々木優子(アルフリード)、中尾隆聖(ギスカール)
折笠愛(エステル)、島田敏(クバート)、中原茂(メルレイン)
中村ひろみ(イリーナ)、中庸助(アンドラゴラス)、菅原淳一(老人)
大木民夫(ナレーター)
各地から諸侯がアルスラーンの軍勢に参加してきた。そんな中、ギーヴはナルサスの命を受けて別行動を取る事に・・。
一方、アルスラーンに加勢するべく彷徨っていた騎士長のクバートと、アルフリードの兄・メルレインは、とある港町でパルスと同じくルシタニアに滅ぼされた国の内親王と出会う。そして、銀仮面はギスカールに自分の正体を明かし。その正体を確認しようとしたギスカールに、アンドラゴラスは・・
着々と、アルスラーン一行が王都奪回に向けて動き出した一方。ドラマもあちこちで別の展開を見せた第4巻です。
ドラマとしては、あちこちでいろいろな出会いや別れがあり。それぞれの思惑が絡み合って、話が展開する。起承転結の承なのか?上手くふくらませているよねぇ・・・と、そのストーリーテラーに感動を覚えてしまいます。

ヒルメスに恋しているらしいイリーナ王女。王侯貴族に対しての反発があったメルレインが、イリーナに一目惚れしてしまい。彼女の手助けを申し出る。しかし、メルレインは本当は妹のアルフリードを探すために旅に出てきている。
あれ?メルレインは、アルスラーンの仲間になるキャラだったよね・・クバートもちゃんと合流したよね?どこで、合流したっけ?昔に読んだものだから。ザッハークなどの闇の軍勢の事などは覚えていますが、結構ぼろぼろと抜け落ちている記憶・・・(^^;。

そして、敵の中にあって純粋に神の教えを信じているエステルとアルスラーンの出会い。これらの出会いがもたらすものは?と、小説を忘れているのを棚に上げて(゜゜)\バキッ☆聞き入ってしまいました。
うん・・ドラマCD2巻で。ザンデは中原さんのイメージじゃないなぁ・・と書きましたが。このメルレインはぴったりでしたね。
一途な若者で、最初は貴族に反発するけど。お姫様を見たら、惚れちゃいました!とすぐに解る反応をしてます。うん、弓が世界で2番目に得意!と言う辺りから、ちょっとだけ遙か3の穣くんを思い出してもいましたし。
よしよし(大笑)。

でも・・。全体的なお話とすると。アルスラーンって、まぁ14歳くらいだから仕方ないけど。1人じゃ何も出来ないのだから、せめて自分の身は自分で守れるようになろうね?と思ってしまったお話であり。
このアルスラーンの行動って、ひょうたんから駒と言いますか。禍転じて福となすと言いますか(どっちよ)・・・え?と思った展開を上手く利用して、そこから形勢逆転!と言うパターンって多くありません?
この子に比べると、父ちゃんと思われている(゜゜)\バキッ☆アンドラゴラスさんの行動って、力強いですねぇ・・。アルスラーンじゃ、まだまだちょっとアンドラゴラス父ちゃんには敵わないでしょうな・・と思わせてくれました。

個人的には、「深謀遠慮ではなく、成り行き任せになったのか?」とからかうように問いかけるダリューンとナルサスの会話を聞くことが出来たので、満足しています。
個人的に、このダリューン役の時の鈴置さんって凄く好きなんです!だから、ダリューンのシーンばかりを何回も聞いていました。

エメラルドドラゴン 4 
彷徨いし勇者たち

飯淳 株式会社ポリスター 1995年9月25日 PSCRー5410
1:五つの雫   
2:ドラマ♯13「ミスラミフルの砦」   
3:輝く記憶の中に・・・
4:ドラマ♯14「風の英雄・サオシュヤント」

5:ドラマ♯15「師フシュルヌムの祈り」
6:甦る伝説   
7:ドラマ♯16「いにしえのホルス族」   
8:約束の旅へ
関俊彦(アトルシャン)、笠原弘子(タムリン)

井上和彦(ハスラム)、郷里大輔(ホスロウ)、塩沢兼人(オストラコン)
速水奨(サオシュヤント)、冬馬由美(ファルナ)
小野坂昌也(カルシュワル)、鈴木さんずい風(フワル)

坂本正吾(男A)、岐部公好(男B)、中井和哉(魔物A)、福田美香(男の子)

山寺宏一(ヤマン)、田中秀幸(ワラムル)
屋良有作(ナレーター)
オストラコンに、ハスラム王子の命とひきかえに秘宝・アヴェスタを要求されたアトルシャン達。
なんとか、アヴェスタを入手してオストラコンの元に向かうが。ハスラム王子の入った黒水晶を砕かれてしまい、失意のファルナも戦列を離脱してしまう。そして、ヤマンもまたアトルシャンを庇って命を落としてしまう・・・
ゲームを原作としたドラマCDであった場合。そのお話は、ゲーム通りでないといけない!と言う事はないと思います。
もちろん、ゲームではプレイヤーが感情移入しやすい程度の「強制イベント」と「戦闘シーン」の両立でお話は成り立っていますが、戦闘がないドラマCDでは、いわゆる強制イベント(大笑)の連続となってしまうからです。
まぁ・・自分が育てなくても良い主人公ですから(゜゜)\バキッ☆、感情移入しやすいかどうかは置いておいて。

今回は、えーっと・・ヤマンってこういう死に方をしましたっけ?と言うのが一番。
ファルナって、こういう嫌な女でした?が2番。
サオシュヤントが加入したのは覚えているけど(ムービー入りのシーンだったし)オストラコンを倒した時に、こんな詠唱をしてましたっけ?と言うのが3番目。
オストラコンの死に様と、彼を風に乗せたサオシュヤントの祈りはあったかしら?と言うのが4番目。
で、ワラムル先生って、一緒に戦闘したよねぇが5番目。
ヤマンのお墓の前で、アトルシャンとタムリンがイチャイチャしましたっけ?と言うか、ワラムルが出た時にタムリンの秘密の肩の紋章?の事って出ましたっけ??など、次から次へとハテナが頭の中に乱舞しまして。あれぇ??お話が、違うかな?とかなり違和感を覚えつつ聴いておりました。

ゲームをプレイしたのが、随分昔になりますし(PCエンジンですから(大笑))。覚えているのが、ヤマンがアトルシャンを庇って死んだ事。その直後に、サオシュヤントが加入したのは良いけど、サオシュヤントの方が良い装備(弓)が出来た事・・で、ヤマン大好き!!だった私には、ちょっと辛かったなぁ・・・・後は、ハスラムが死んだと思いこんだファルナが戦線離脱した事くらい・・と言いつつ、違和感があったと書く私(゜゜)\バキッ☆。

えーっと・・ハッキリ言って。このドラマCDを聴いてみたい!と思ったのは、個人的にヤマンが好きで。ヤマンの最期をもう一回ドラマとして聴きたいと言うのがあったからです。
しかし、こういう最期でした?もっと活躍していなかった?と思ってしまうのは、贔屓の引き倒しになっちゃうのでしょうね。
でもね、ゲームだと「あ、そうだね。カルシュワルもヤマンも、最終決戦を戦うには、キャラとして弱いからねぇ・・」と言う妙な納得が出来ますが。ドラマCDだと、ヤマンもカルシュワルもここで死なないといけない!と言う理由が見つからない。
そりゃ、パーティから抜けるのだから。何かしら理由は必要だし。一応は戦いのお話なので。仕方ないって言ったら仕方ないのですが。
ヤマンに関しては、アトルシャンに水を飲ませるシーン(これは、CDオリジナル)を聴くことが出来たので良しとしても。
カルシュワルは、ちょっと気の毒でしたねぇ・・。サオシュヤントに文句を言うために出てきました?って思ってしまうくらいで・・・。

でも。なるほど・・・と思ったのが。サオシュヤントの弓でしたね。
師・フシュルヌムの弓をオストラコンに奪われ。その弓を奪回するために同行しますが。その弓を取り返した彼が、行うのが。
弓を弓矢として使うのではなく、弦をはじいて音を出す。所謂鳴弦。弦打ちとも言いますが、魔よけのために行うものですが。平安時代にも実際に行っていたそうですね。
それを洋風?RPGの中で、聴く事が出来ようとは!!でした。
でも、弓って一本の弦ですよね・・。名手で、凄い弓だから出来た事なのかもしれませんが。
オストラコンの動きを見事に止めていますよ・・。これが出来たなら、何故みすみす弓を奪われたのでしょう(゜゜)\バキッ☆。

声優さんとしては・・。今回もちょっと笠原さんの可愛らしいお声に「〜じゃないかぁ!」と言う口調が合わないのが気になったのと。
あぁ・・塩沢さんのオストラコンの素晴らしさ!!今、もしもこのドラマを録音し直すとして。どなたならこの憎々しいオストラコンを演じきることが出来るだろう?と悩んでしまいました。
特に、人間ごときの剣で破れるなど。。これは許される夢ではない!!と叫ぶ最期のシーン。背筋がゾクゾクしました。
そして。今回は、魔物の中井さんの声がちゃんと聞き取ることが出来まして。うん、かなり満足です(大笑)。

フーキーズ R4

フロンティアワークス FCCSー0014 2005年3月25日
1.A kidnapper appeared on the stage.(前編)
2.A kidnapper appeared on the stage.(後編)
3.CAST TALK
皆川純子(藤木和馬)、小野坂昌也(成田平八郎)、野島裕史(徳川晴彦)
諏訪部順一(櫻井蓮)、小西克幸(七)、藤原啓治(小日向剛)
吉野裕行(森杉和幸)、保志総一朗(森杉浩司)
風紀委員総出で、校門の掃除中。裏門を担当していた徳川晴彦が、森杉兄弟によって誘拐?されてしまった。
いかにも!なお約束の悪役に、燃える蓮達。果たして、誘拐事件の顛末やいかに・・。
フーキーズ始まって以来、初のゲスト登場のお話です。
誘拐とは書きましたが。あまりにもお馬鹿な誘拐犯と、わざと誘拐されてしまった晴彦の黒さが際だっていて。これは、誘拐と言うよりも。晴彦の退屈しのぎのお遊びと書いた方が正しいですね・・・。でも、本当にこれだけ変な人ばっかり集まった話と言うのも珍しい(大笑)。

今回は、フーキーズに変身するシーンはありませんでしたが。
ゲストの森杉兄弟のハイテンションっぷりが面白く。吉野さんのお兄さんと、保志さんの弟が楽しかった・・・と言うよりも、だんだんと気の毒になってしまうんですけど。
一般的とは言いづらい二人ではありますが、晴彦くんに遊ばれているシーンなどでは。関わり合いにならずに、真面目に生きたほうが良いよぉ・・と声をかけたくなりました。

5人家族で、お母さんが入院しているなら。あとの二人は?と思っていましたが。50万円の身代金で、ソースせんべい(って、どういうお菓子なんですか?)に換算するし・・。このフーキーズって、まともな人って登場しないのかしら?
一番まともっぽい平ちゃんは、何をしているんだか・・・(^^;

確か、続巻でこの森杉兄弟リターンのお話があったと思いますが。その時には、晴彦くんによって道場を再建してもらっているのでしょうか?その時の登場を楽しみに待ちたいと思います。

キャストトークは。犬を飼いたいのに、飼えない人の癒しの相談で。
今回やっと一緒に収録の藤原さんが、一番まともなお答えをしていらっしゃいました。諏訪部さんが、AIBOを持っていらっしゃるお話をされていたのが印象的でした。どのタイプだろう?ライオンのタイプなのかな?
犬の種類指定のペットレンタルの話が出てきたのですが、返却する時に怪我とか何かがあったら、どうなるんだろう?なども気になってきました。また、保志さんが別録音であるのが、分かったトークでもありました。

S.S.D.S
愛の解体新書 4

速水奨 ランティス LACAー5312 2004年8月25日
1.とし子のぶ子物語〜乙女の願い編
2.♪「刹那の英雄(あこがれ)」Full Ver.
3.ERそして
4.僕たちの存在意義
5.バンブー我が愛
6.診察
7.S.S.D.S外伝〜鋼のゆらぎ
8.再診予約
9.S.S.C.R〜スーパースタイリッシュキャストロール
速水奨(Dr.HAYAMI)、高橋直純(新田和人)
松本保典(沢登達哉)、檜山修之(君島密)
森川智之(ミヒャエル・シューマイヤー)、大谷育江(バンブーちゃん/修学院明・融)
関俊彦(バウム・クーテヘン教授)、堀内賢雄(ブラディ・トランシルヴァニア伯爵)


千葉進歩(日下真一郎)、中博史(中管制官)

神谷明(Joy三郎)・・友情出演
第13号医局のナースであるとし子とのぶ子。彼女たちに秘められた謎とは・・・。そして、ブラディとの因縁は・・。
宇宙から戻ってきたドクター達に、新たなる仲間が登場する。
3の時には、ゲームになったS.S.D.Sの紹介かな?と思えるシーンがありました。
そして、この4には。2007年の夏に宮崎アニメイトに行った時に見つけた、ドラマCDの棚にあった別のS.S.D.Sシリーズ(その登場人物がほとんど、女性メンバー)の紹介かな?と思えるシーンが入っていました。
まぁ、いろいろなメディアで展開した場合。そのあれこれを紹介したいのは分かりますが。この愛の解体新書のドラマCDを買った人のうち、80%くらいは女性ではないか?と思います。
男性が買わないと言っているつもりはありませんが。巨乳や眼鏡の美少女が大量に出てくるエロゲー(゜゜)\バキッ☆もとい!恋愛シミュレーションゲームを購入するのは、おそらく男性ユーザーが多いでしょうし。BLゲームを買うのは女性が多いだろうように・・・このキャストだったら、買うのは女性でしょ?
女性が、何が悲しうて(大笑)女医さんが大量に(゜゜)\バキッ☆登場するドラマCDを買おうとは思いませんわなぁ・・・。
だったら、女医さんが出てくる別のシリーズの紹介をここでするのは、どうだろう??と思ってしまいました。
最後の方で、JOYと女医をかけた?同音異義語の会話がありまして。あ・・あの見かけた女性キャストの多い、別バージョンのS.S.D.Sね・・・と、ピンとは来ましたが。
あの棚のCDを見ていなかったら、私はきっとこの感想欄に「分からなかった!!」とタラタラ書いていたと思います。そりゃね、速水さんプロデュース作品なので、ふぅん。と思って手には取りましたが。買う気は全く起きませんでしたからねぇ・・。

さて。宇宙から帰ってきたドクター達に、地下深くから掘り出してきた吸血鬼・ブラディが仲間入り。
かつては敵だったブラディも、すっかり記憶を失っており。ミヒャエル君の嘘八百を信じて、花火職人に弟子入りしたり。過去を求めて、両国に行って綱を張ったり(大笑)する始末。
そのブラディ誕生に、深く関わっただろうとし子・のぶ子が次からのシリーズでは、出てこないだろう予測が出来て。これが一番淋しかったかな・・・。
だって、あんなナースが居たら。医局も楽しいだろうなぁ・・って思えるんですもの。
誰よりも乙女なのに、力は男性以上で。火事場の馬鹿力を発揮するシーンでは、声優さん達の名演技も加わって。実に素晴らしい展開がありました。ここで、出番がなくなるって事は・・。あの名演技が聴けないって事ですものね・・。

まぁ・・新田君達と普通に会話していたあのナース達が、実は・・・と言うのは。1などに戻った時に「あら?」とは思いますが。
そこはそれ・・お話の勢いと言うものでしょう(゜゜)\バキッ☆。

このお話に関してだけは。ストーリー性や、前後のつながりの悪さなんて気にしていては、いけないだろうと思うので。
突っ込みを入れようとしたら、果てしなくあれやこれや・・・と一杯入るでしょうが(゜゜)\バキッ☆。敢えて無視します(えぇ、ストーリーが聴きたくて、買った話じゃないですもの・・って、私にしてはかなり妥協しています。普通は、かなりお話に文句言いますのにね)。

ただ・・・7トラックで、バウム教授とDr.HAYAMIとの出逢いが描かれていたように。ブラディ登場の影にも、いろいろなドラマがあったように。きっと、沢登先生や君島先生にも、ドクターとの出逢いはあったと思うんですよ。
それらも聴いてみたかったかな・・。特に、沢登先生は。あの婚約者さんとの出逢いや別れなども、もっと聴きたかったです。
だって、どうして沢登先生が振られたかが分からないままなんですもの。

今回は、キャストロールの後に。おまけが入っていて。それが嬉しかったです(^-^)。

テイルズオブデスティニー2 4巻

ジェネオンエンタテインメント 2003年7月25日 FCCTー0004
福山潤(カイル・デュナミス)、関俊彦(ロニ・デュナミス)
柚木涼香(リアラ)、緑川光(ジューダス)、川上とも子(ナナリー・フレッチ)


平松晶子(ハロルド・ベルセリオス)、置鮎龍太郎(ディムロス・ティンバー)
宇和川恵美(アトワイト・エクス)、飛田展男(カーレル・ベルセリオス)
石川英郎(ピエール・ド・シャルティエ)、遠藤守哉(マーキュリー・/ナレーション)
松野太紀(イクティノス・マイナード)、八奈見乗児(ラビル・クレメンテ)
若本規夫(バルバドス・ゲーティア)、榊原良子(エルレイン)

馬場圭介、中尾良平、鎌田梢
取り込もうとしたカイルやロニ達に「運命は自分が切り開くものだ!」と拒絶されたエルレインは、彼女の思惑通りに進めるために、彼らを1000年前の世界に飛ばしてしまう。
そこは、カイルの父を筆頭に4英雄と呼ばれた者が持っていたソーディアンが産まれた時代だった。
時、まさに天上軍と地上軍の最終決戦!の直前であった・・。
1巻からずっと入っているオープニングで、名前だけ出てきていた、今回のメイン6英雄であるハロルドが、ようやく登場した記念の巻とも言えます。なぁんだ、ハロルドって言うから男かと思っていたのに女だったんだ(゜゜)\バキッ☆。しかも、マッドサイエンティストを地でいくような女性で・・・あらら・・と、ちょっと肩すかしを食らったような気持ちがした巻でした。
または、主人公達が過去に飛んで、ソーディアンの原型?と言いますか、初代マスター(当然、人格を模写された当人達)との憧れの共演!!との見方も出来るCDです。剣に投影したマスターの人格と、剣の人格が一致するはずはないかもしれませんが、シャルティエさんの場合は、剣の人格とマスターの人格の差に、役者さんの上手さを見いだす事も出来ました。

そして。スタンの事について、こだわりがあったロニがカイルと再び一緒に歩き出すお話で、カイルくんもちょっとは主人公(ヒーロー)らしく、1巻の時に比べたらちゃんと成長していますな・・。ディムロスさんに酷い言い方をしたのは、ディムロスさんを奮起させるためであり、剣を交えた事でディムロスの迷いを見切っている・・・・と感心も出来るお話です。

もう一つには、英雄とは?運命とは?と言う大きな命題について語っているドラマ(ゲーム)に於いて、一つの大きな問題が提示されたお話でもありました。
人質となった恋人の命と、国や軍に携わるより多くの命を天秤にかけて。苦渋の選択を強いられた場合。
英雄と呼ばれた人は、どうするべきなのか?と言う問題です。
どちらか一つを選択しなくてはいけない。でも、自分にとっては(自分の命よりも)大事な恋人の命。それは、彼を慕っているより多くの仲間の命と天秤になどかけられるものではない。選べる筈もない、選びたくもない。でも、選ばなくてはいけない時。
立場や責任。いろいろなしがらみなどを乗り越えて、ディムロスは一度は多くの仲間の命=作戦の遂行を優先させます。
作戦上は、そのやり方が正しいと分かってはいる。多対一なら、数の上なら多の方を優先すべきだから。
しかし、イクティノスは「間違ってはないだろう?」と言うディムロスのその問いだけに「はい」とは答えてくれない。冷静に分析して、それが正しいと分かってはいるものの、気持ち的には割り切ることが出来ない・・と思ってしまいます。

まぁ、お話の場合(゜゜)\バキッ☆。主人公と言うのは、気持ち的に優先される一人の人を救えない者がもっと大きな物を救う事は出来ないだろう?気持ち的に納得のいかない方法を取る事はなく、自分は我が儘だからどちらも選択するんだ!と、行動した結果、一人を救う事が全体を救う事にも繋がって、めでたしめでたしで終わってくれます。
そうならないお話は、あまり見た事も聴いた事もありません。大抵、恋人を救って結局は大局も何とかなってしまうケースがほとんどです。

つーか。この場合。アトワイトさんは、助けに来たディムロスをひっぱたいて「二度とこんな事をしたら、許さない」と言いますが。
そこまで言うのなら。足手まといになると分かっているのなら、相手が助けに来なくて良い方法を選ばないのか?って思ってしまうんですよねぇ・・(゜゜)\バキッ☆。結局は、貴女は相手が助けに来る事を待っていません?等と意地悪く思ってしまうんです(^^;。

キャスト的には、主人公カイル役の福山さんの「皆さん、こにゃにゃちは。いつも元気に空回り」と言う挨拶文句に、受けまくっておりました。いやあぁ・・こういう的確な表現って、好きです(大笑)。
過去チームでは、やはりクレメンテ老の八奈見さんですよ!!もう、ここでお声を聴く事になろうとは!!状態でしたねぇ・・。
特に、キスの一つでも・・とそそのかしたり。真っ先に剣を放り出し、カイル達にディムロスを託すシーンの台詞など、もうベテランの名演技にほれぼれとしました。
そして、今回から参加となった主人公メンバーの一人となるハロルドの平松さん。カイル達を引き合わせるシーンでの「却下」と話を進めるシーンが好きでした。

・・・でも。なんとなく、上の文章の書き方の歯切れが悪いな・・って思われた方、貴方は鋭い!
そう・・メインは上に書いた通りのお話で。全5巻のお話の中では、そういう位置づけの巻でしたが、今回の私にとってのメインは、別になってしまったんです!

それは・・バルバドスさんです!

倒したと思ったバルバドスが生き返り(ではないのです。実は、エルレインによって甦ったバルバドスが過去に飛ばされて、たまたま倒された直後の時空に登場しただけなのですが。ディムロス達、登場人物にとっては同一人物ですわね(^^;)、英雄と称される事となったディムロスに悪態をついて、アトワイトを手中に去っていく・・・
もう、このトラックとアトワイトとの会話を聴いたら。他はどうでも良くなってしまいました(゜゜)\バキッ☆。

ディムロスは、自分が・・・ではなく英雄と称される事になってしまったのが、ディムロスであることに反感を抱いたのか、ねたましく思ったのか・・・いろいろな理由はあるでしょうが、天地戦争の最終局面で地上軍を裏切ってしまう悪役です。
しかし、彼は彼なりに「運命」とは。「英雄」とは・・について思うところがあります。
7トラックに於いて、「英雄とは、力ある者の称号。群れず媚びず、頼らず。己の力だけで運命を切り開く者が名乗る事を許される称号!」と言ってのけます。そして、その称号にふさわしいのは俺一人。例え世界が、鬼と呼ぼうが。俺一人が英雄にふさわしいのだ!として、英雄を狩るために行動している!と言ってのけてくれます。
この7トラックと、オープニング前?の1トラックでのディムロス達との戦いのシーンの素晴らしさと言ったら!!言葉に出来ないくらいです。
そう・・若本さんの怪演のあまりの素晴らしさに、主人公なんて目じゃないよ。となってしまったのです。
どうするよ。。。単純熱血!一直線のヒーローが、ついに宿敵に主役の地位を奪われてしまったぞ?と思ってしまえるくらいなんです。若本さんが好きな方は、このCDは堪らない1枚となるに違いありません。期待を裏切らないんだもの。笑う・嗤う・叫ぶ・吠える・・・その巻き舌になる絶妙の台詞回しなどの数々。あぁ・・・・本当に、言葉に尽くせない自分の筆力に限界を感じてしまうほどです。
1巻でも、若本さんの笑いに釣られて笑ってしまいましたが。
今回、トラック1のシーンを聴いたら、他は本当にどうでも良い(゜゜)\バキッ☆となってしまいまして・・。それじゃあ困るので、なんとか最後まで聴いたのですが。
エルレインの鎖から解き放たれ、自らの意志でカイル達と対峙する最終巻のバルバドスさんに、期待してしまいます。

Aiデスガン
♯4 空に跳ねるアラルガンドの雨音

夜木まゆ ランティス LACAー5708 2007年10月24日
1.プロローグ
2.対なる、異なる、者たち
3.業と縁
4.予定調和の雨音
5.月の涙
6.歪まぬ因果律
7.番外編〜どんな夜も〜
特典 オリジナルサウンドトラック
8.メインテーマ
9.戦渦の戦い
10.吼える魂の弾丸
11.平穏な日常
檜山修之(鷺宮レイジ)、森川智之(美嬢ヤシキ)

宮田幸季(高尾イオタ)、井上和彦(カルマル・水沼・シン)
本田貴子(大沢ムジカ)、高橋広樹(タイタ)
甲斐田ゆき(メロペ)、斉藤千和(アステロペ)他
子犬を抱えて雨宿りしていた男・タイタと、妙にウマがあって意気投合してしまうレイジ。しかし、タイタはアルテミスの幹部であった。
彼と戦えるのか?戦わなくてはならないのか??アルテミスと人間じゃなかったなら・・・タイタの問いかけは雨の中に消える・・。
メディアミックスとして先行発売されている文庫の2と3巻が、ドラマCDとは違うお話になっていました(1巻は、そこまで大きな差はありませんでしたが)。
4は、おや?サブタイトルがかなり違うから・・ひょっとしたら、2や3みたいにドラマCDと文庫でかなりお話が違うのかな?と思い(1〜3もサブタイトルが微妙に違っているのに気が付いたのは、文庫を読んでからです(゜゜)\バキッ☆)今回はドラマを聴く前に文庫を読みました。

うーん・・・正直な話。文庫の方に軍配を上げたくなりましたね。
尺の問題もあったでしょうが・・・と思ったのですが、今回はオリジナルサウンドトラックや番外編が入っていましたので。それを入れるくらいなら、ちょこっとだけレイジ達が「月の涙」と言う今回のキーワードを知るきっかけになった話や、タイタがまるきり人殺しをしていないのではない!と言う事が分かる事件を入れていても良かったかなぁ?などと・・。
でないと、ムジカ姉さんが局地的な雨について不審を抱いたり、月の涙が出てくる過程が弱いように思うからです。
そうでなければ、一体どこから彼らが「月の涙」を知ったのか?そして、タイタはまるっきり悪い事を一つもしていなかった!ただ、一発そういう弾を発射しようとしただけ・・に受けとられてしまうからです。
(文庫をお読みではない方のために、ちょっとだけ解説・・・レイジがタイタとクーに出会った翌日。山中に、大量の死骸が放置されていて。その場所では、山積みされた死骸が置かれた後に雨が降ったと思われた。そう言えば、最近局地的な雨が多いかも?と思ったその時、死体の山の中から現れて、レイジを襲ったアルテミスが「月の涙からは、誰も逃げられない」と謎の言葉を残しているのです。
つまりは、人をアルテミスにする細菌・ネクタル(1のスバルにあった力)の開発中の品を試すために、殺した人々を積み上げておいて。そこに雨を降らせて、完成度を高めるための実験をしていたのです)

まぁ、ドラマCDの3が窮地に立たされたヤシキとレイジが、ケラを倒すと言う一点に絞られてのドラマになっていたように。
このお話では、キャラがかぶっています!状態のレイジとタイタの二人の友情を描く事がメインになっているのでしょうから。
これはこれで良いのかもしれません。

が、原作を読んだ事で「こういう台詞を残すくらいなら、もっと前からヤシキの異常なまでの甘党っぷりを強調しておかないと、分からないでしょうが?」と思ったり。お話をCDとして再現するのは、厳しいのかな?と感じたり。ドラマCDと原作について・・・・をいろいろと考えさせられてしまいました。
ドラマCDを買う人が、全て原作を読んでから聴くわけでもないでしょうし(って、私だけではないと思いたいのですが)確かに、それぞれに良い所はあるのですが。もうちょっと、何とかならないかなぁ?
まぁ、微妙にサブタイトルが違う事が現しているように。他にも原作とドラマCDでは、話が違っていましたね。
ヤシキがレイジとタイタがお茶しているのを見つけて、お使いに来ていたイオタを回れ右させたシーンは原作にはありませんでした。また、そのカフェで二人が頼んだ物は、食べ物ではなく飲み物であった事。
また、急がなくてはいけなくなった!と言う理由を語る時に、ドラマCDでは「酸性雨」が出てきますが。文庫の方では、そういう物はなく、タイタの風を起こす力の凄さがクローズアップされたかなり緊張感の高いものとなっていた事。
そして!!何よりも、「あううう」と思ってしまったのが、クーの扱いの差でした。文庫の方では、クーは生きていて。ちゃんと犬好きな家庭に引き取られて元気になっています。それを預けに来てくれたのが、タイタの代理人だったと言うのを知るレイジ達で終わっていますが。ドラマCDでは、クーは死んだままで・・。可愛い子犬だったのにぃ!とかなり悔しかったです。

さて。そういうストーリー的な事は、置いておきまして(゜゜)\バキッ☆。
今回も、熱く吠えてくれましたね>檜山さん。特に、気の合う友人だ!と思っていたタイタが、プレアデスだと知らされ。タイタの事を「レイジさんを騙していたんですよ」と言うイオタに対して、怒鳴るように叫ぶシーンの声の強さ。
タイタと仲良くなるシーンでの、他愛のない会話の数々など・・・文庫を読んだ時に頭の中に浮かぶのとと同じ声が、耳元でするのは感動でした。
相棒のヤシキ役の森川さんは、今回は出番があまり多くはありませんでしたが。個人的に好きだった「(自分とイオタが)行くまでに、口説き落とせよ」と言うシーン・・うん、やっぱりサイコーです。
ムジカの本田さんは、イオタとの姉のような会話と、番外編が印象的でした。
そのイオタくんの宮田さんは、先輩達に囲まれての楽しいお酒の席での告白が良かったです・・ただ、何故か・・宮田さんが演じていらっしゃると。純粋なイオタくんが、原作同様どう見ても二十歳以上の成人である事を忘れそうになりますねぇ・・・(^^;。
前回、青年と現在のシンを熱演された井上さんは、あまり出番がなくて。ちょっと淋しかったです。5巻での登場、お待ちしています。

メロペとアステロペの双子は・・これ、原作では男の子となっていますが・・。甲斐田さんと斉藤さんのどちらがどちらか、分からなくなってしまうんですよねぇ・・(^^;。もっと精進しますm(_ _)m。

そして。今回はキャラが被る役!!と言うよりも。アルテミスの中にも平和主義者?は居るんだよ。人間とアルテミスが戦う事に心を痛めている人も居るんだね・・。悪いアルテミスばかりじゃないんだ・・と言うのを強く印象付けてくれたタイタ役の高橋広樹さん。
バスジャック犯との戦いのシーンが、一番印象的でした。同じ人間で殺し合うなんて・・・・と呟くように言うシーンや、トイレ!と不敵に笑っているシーン。これじゃあ、バスジャック犯が激怒しても仕方ないわなぁ・・と思えるほどなんですもの。
彼は、彼なりの論理で(人とするなら、ありがた迷惑になってしまうのですが)戦いの終結を考えていた事、その信念故に口説き落とされなかったタイタ・・。きっと、レイジの心の中にはずっと残る事でしょう・・。

ところで。今回、ブックレットに集合写真がありませんでして。毎回それなりに楽しみにしていたので、残念でした。
ひょっとしたら、他と言うキャストが多かったから・・とか、別録音の方が多かったから?などと、大人の事情をいろいろと考えてしまいました(^^;。

少年陰陽師 風音編 第4巻
焔の刃を研ぎ澄ませ

結城光流 フロンティアワークス 2005年7月22日 FCCNー0009
甲斐田ゆき(安倍昌浩)、大谷育江(もっくん(物の怪))、小西克幸(紅蓮)

麦人(安倍晴明(じい様))、石田彰(安倍晴明(青年))、小林沙苗(藤原彰子)
森川智之(青龍)、高橋広樹(六合)、田中理恵(天一)
皆川純子(玄武)、鈴村健一(朱雀)、今野宏美(太陰)
田中敦子(高淤(高?神))、中多和宏(白虎)、早水リサ(勾陣)
福山潤(藤原敏次)、神奈延年(安倍成親)、竹内順子(嵬)
折笠富美子(風音)、諏訪部順一(榎ャ斎)、中尾隆聖(智鋪の宮司)

新垣樽助(安倍吉昌)、森沢芙美(道反の巫女)、平井啓二(大百足)
福原耕平(大蜘蛛)、鈴木菜穂子(若菜)、伊丸岡篤(猿鬼)
大黒優美子(一つ鬼)、寺田はるひ(竜鬼)
50年前、黄泉の封印を解いて。この世を魑魅魍魎の世界にしようと企てた智鋪の宮司。彼にそそのかされた榎や、騙された風音。
一方、屍鬼に魂を取り込まれた紅蓮は殺すしかない。昌浩は、貴船の神に「神殺し」の力を与えられ苦しい選択を迫られるのだった・・。
そうですね・・・泣けるお話なんですよ。
実際に、かなり目頭は熱くなりましたし。ホロッと来るシーンも多く。声優さん達の熱演にジーンと来ました。
まさしくクライマックス!!で、お話のつながりも良かった。原作読んではいないけど(おいおい)、小説を読んで確認しなくちゃ!と思うシーンもなかった(゜゜)\バキッ☆・・と言う事は、ドラマCD単体として良く出来た作品だったからだと思います。
でもね・・その盛り上がっているシーンで。「あ。。ダメだこりゃ」と思ってしまったのも事実です。

だから、原作ファンで。この作品が好きでたまらない!!とおっしゃる方は回れ右して、この感想は読まないで下さい。
これはあくまで私個人が感じた感想を書いています。酷い事を書かれた!とお怒りになられても責任が持てませんから。


そう・・設定としては、とても好きなお話です。高名な祖父を持った少年。潜在能力は祖父をも超えるだろう力を持ち、日々精進して努力している。
少年が、一生懸命に自分を高めて頑張る姿を描く作品は好きです。そして、それが大好きな人を守るためであったりすると「可愛い!健気だ!」と好感を持って見てしまいますし。少年の成長話は、その青さも含めて好きです。
でもね・・この子って。自分をどう評価しているの?もっとね、自分を大事にしなさい!!と叫びたくなるんですよ。

そりゃね、生きていたら。自分が身代わりになれるものなら、命でもなんでも、いくらでも差し出します!って事はあります。例えば、病気の子供を持つ親だったら、自分の命を削っても良いから、この子に健康を!と思うでしょう。
それは、子供だけではなく。親や兄弟。大事な人に何かがあった時に、こんな辛い気持ちを味わうくらいなら、自分が!となる事はあります。
でも、実際には。私達には身代わりになる方法や手段は与えられていない。だから、その別れを受け入れる運命しかなく。そういう辛い事も受け入れて生きていくのです。

窮奇編から、この子はやたら重傷を負うよねぇ・・周囲の姫なんて、ハラハラおろおろさせられっぱなし。心配の種は尽きないねぇ・・・とは思っていました。また、簡単に他人の呪詛を引き受けて苦しみたがるし・・・(゜゜)\バキッ☆
でも。今回、紅蓮を自分の手で殺してしまうしか手段はなく。それを受け入れた彼に、神が「紅蓮を今のままの姿で蘇らせたいと思うのなら、心(=この場合は昌浩の命)と引き替えに、蘇る事は可能」と教えて。
彼は、自分の命と引き替えに紅蓮の再生を望む。そして、彼が祖父に依頼したのが
「自分の事を思い出さないように。自分の存在や想い出などを、自分に関わった人から全て抹消して欲しい」だと解った時!!
叫びましたねぇ・・・。
「ちょっと待てっ!!!自分を大事にしない子は嫌いだっ!!」

そう・・・自己犠牲って貴いかもしれない。
でも、君に関する想い出や記憶、存在自体を関わった人全てから抹消する・・・それは君から一方的に決められて良いものじゃない!!
君が居てくれて、存在してくれるだけで、嬉しい人だって居るはず。
いくら自分が居なくなったら悲しむ人が居るからって、君が自分の存在を他人の心から消して良いと言う事にはならないっ!!
大体、依頼された祖父様はどうなる?彼は自分の記憶を消す方法はないのよ?
今のままの紅蓮で居て欲しい・・・と言う君の気持ちは、解らないでもない。
神将は、人の思いの具現化だから。存在は消えても、また再生する。でも、その時には今のままではない。それが嫌だとしても、君と言う存在と天秤にかけないで欲しい。そのくらいもっくん(紅蓮)を君が大事に思っている!と言う事だとしても。

風音と嵬のシーン。風音と六合のシーンに続いての、昌浩が冷たくなったもっくんに語りかけるシーンでグワッと来た感動が一気に冷めてしまいそうでした。
お願いだから、もっと自分と言う唯一無二の存在を大事にしてくれないかな?
君は君しか居ないんだよ?自分が自分を大事にしないで、どうするよ・・・。

ダメだ・・・・それしか選ぶ事が出来ないにしても(と言う前に。そういう方法があるよ・・って提示するなよっ!!)、自分を大事に出来ない子が主人公だと、ダメだわ・・・また何か事件が起こったら。自分は死んでもいいから・・自分を犠牲にしても!って道を選ぶのじゃないか?って心配になってしまう。
少年の成長物語は好きだと書きました。でも、それはいろいろな壁や障害に立ち向かい、ジタバタしてあがいて、それでも前向きに生きていく!と言う姿だから好きなのです。そこで簡単に死を選んでしまうってのは、どうでしょう?それだけ強敵です!と言うのは解るんですけどね・・・ぶつぶつ・・・。

さて。それ以外では。本当に2枚組が短く感じられたお話でした。3巻で私が予想していたのとは、ほんのちょっと違っていた風音の正体や、あの双頭の鴉にも意味があったんだ!(の前に・・。切り落とされたのが、監視の左の首で良かったねぇ(゜゜)\バキッ☆)に始まり。神将について、貴船の神が語っているシーンで。1巻から気になっていた名前と言うキーワードも解決したし。
それをふくらませての六合が、風音に名前を告げるシーンは良かったねぇ(^-^)。
そこから発展して、神将を従えている晴明と彼らの結びつきについても、一方的に従える・服従するのではなく。お互いに信じ合っているんだろうな・・・と思えるシーンもありましたし。
単体のドラマCDとして、かなり完成度も高いし。満足出来るタイトルではありました。ところどころ入るもっくんと心を乗っ取られる前の紅蓮の台詞。
賽の河原で待っている若菜さんの話も良かったし(^^)v。諏訪部さん1人の台詞が、中尾さんとの重なった台詞。そして、中尾さんになる・・・映像が頭の中に浮かぶかのようなシーンも素敵でした。

特に。今回、初登場の兄上!に「おぉ・・・初登場の嫌みなイメージを払拭した?」と思えた敏次殿!!いやぁ・・敏次殿は、今回は良かった(大笑)。かなり株が急上昇!!ですよ。
「帰り支度をしなさい。書写は私がやっておく。
君が戻るまでは、雑用は我々が分担する。余計な心配はしないでよろしい。
私は、自分の身を大事に出来ない者が好きではない。無理をしても、誰も喜ばない。かえって悲しませる事の方が多いものだ・・・。正しい判断をしないと、後で悔やむ事になる・・
解れば良い。さぁ、帰りたまえ」
凄く、いい人じゃないか!「自分の身を大事に出来ない者が好きではない」うんうん!!!まさに、その通りです!

音盤物語 八雲立つ巻之四
 隻眼稲荷・七人御先

樹なつみ コロムビアミュージック
エンタテインメント株式会社
2004年5月26日 PWCAー2026
1:メインテーマ「a Myth〜神話〜」(1コーラスサイズ)   
2:隻眼稲荷 第一章「建御雷と荒吐の巫女」
3:隻眼稲荷 第二章「恐怖からの解放」            
4:七人御先 第一章「櫻里乃原高校の伝説」

5:七人御先 第二章「幻刀影術、そしてもう一人の巫覡」  
6:挿入歌「優しさと強さと愛があれば」
7:番外編「夕香・ときめきバレンタイン」
隻眼稲荷
関智一(布椎闇己)、浪川大輔(七地健生)
篠原恵美(富岡聖子)、谷育子(伯母)

七人御先
関智一(布椎闇己)、浪川大輔(七地健生)、今井由香(七地夕香)
浅田葉子(莉茶)、岡村明美(春実)
吉田古奈美(滝)、鈴木琢磨(原先生)

夕香・ときめきバレンタイン
関智一(布椎闇己)、浪川大輔(七地健生)、今井由香(七地夕香)
関口英司(不良)、横尾博之(不良)
隻眼稲荷・・出雲から失われた神の刀の一本。その刀があったと思しき神社の巫女が、最近おかしいと言う。巫女の姪から依頼を受けた闇己と七地は、神社に向かうが・・。
七人御先・・高校にある七不思議の一つ。新月の夜に7人居ると、何かが起こる・・・の言い伝えを試してみようとした闇己の同級生。しかし、思いがけない形で、言い伝えが発動してしまう・・。
他、夕香と闇己のバレンタインを描くミニストーリーを収録した第4巻!
3巻に続いて、刀探しをしている?闇己と七地周囲のちょっとした?事件を扱った短編集的なお話でした。隻眼稲荷と言うタイトルだった割には、お稲荷さんは伯母さん(巫女さん)の恐怖が生み出したもので。七地くんの説得?と癒しパワーで解決してしまったし。
もう一つの学校の七不思議は、7人揃わないと発動しない!と言うのがね・・そこまで手順踏んだ人は初だったのでは?と思って聞いてしまいましたが。集まりに来る事が出来なかった同級生の保護者から、集まった莉茶さん達の親御さんの方に連絡は行かなかったのかな?とか・・そもそも、学生さんが真夜中に自宅を抜け出してくるってOK?と思ったり(大笑)。
発動しないと、話にならないよね・・・と思っていたら。意外な形で7人揃ってしまって。発動させてしまった事に肝試しを言い出した本人達が一番気が付いていなくて。良かったねぇ、ここに主人公が居てさ(゜゜)\バキッ☆
などなどと思って聞いておりましたが。

そうですねぇ・・今回の一番の感想は。
「じ、時代が・・・」に尽きました。
と言うのも。夕香と闇己が、食事に出かけ。迎えに来るだろうお兄さんを牽制するために。電話をかけなくちゃ!と夕香が慌てるシーンがあるのですが。
これ・・発売の日付は2004年ですが。おそらくは、5巻の発売日からすると・・1997年くらいになるはずなんですよね。
2004年だったら、絶対におかしい!と思えるんです。それは・・この超現代っ子みたいな夕香が、携帯持ってない!って事。
都会で、電話ボックス・・・と公衆電話を探して、おそらくはテレフォンカードでかけている!!今、宮崎などでも公衆電話を探すのって一苦労しますよ。下手すると、公衆電話がない所もありますもの。
急激に普及しましたからねぇ・・携帯。
こういう所で、時代を感じる事になろうとは!と思っていました。
しかし・・個人的には、闇己くんはホワイトデーはどうしたかしら?と心配になり。夕香ちゃんは、お兄さんからホワイトデーのお返しを強要しただろうな・・(って、闇己くん宛のチョコを奪って渡しただけなのに)気の毒なお兄さんなどと思っていました。
でも・・ふと番外のバレンタインで思ったのが。シャーマンの訓練?をするよりも。目上の人を敬う事を覚えるなどの、もっと基本的な態度などを身につけた方が良いのじゃない?>夕香ちゃん・・・よ。

うーん・・・夕香ちゃんが、闇己くんとイチャイチャしようとすると、なんだかなぁ・・と思ってしまうんですよね。
男の子と女の子だから、世間的には闇己くんと七地くんが一緒に居るよりは普通になるはずなのに。夕香ちゃんよりも、闇己くんは七地くんを選んでくれないかな?と思ってしまい・・・ちょっとBL的に考えてしまってショックでした。

ICS(犀星国際大学A棟302号)4巻 Yuki had a hard time

ムービック 2003年6月25日 MACRー1128
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)、木内レイコ(???)
最近、堤助教授に元気がない。理由は、夜遅くまで仕事(研究)をしているからだと聴いたメンバー。
そう言えば、自分たちがこの研究室を使っている限り(シホの面倒を見ている間)は、ユキちゃんの研究は進まない。では、自分たちのレポート作成は別の場所でしよう・・・。フランツが提案した次なる集合場所とは・・・
生ちゃんは、まだ学生さんだから。ある程度の順応性はあると思いたい。
梅ちゃんも、常識人ではあるけれど。彼の場合には、風水と言うとんでもない迷惑な趣味があるから、他人の事をとやかくは言えないでしょう。
皆思朗くんは、我関せずの可愛くない(゜゜)\バキッ☆ガキで、他人や大人に対する物の言い方を知らない子だから、この子も置いておくとして。
そして、フランツは・・彼は最初から論外(゜゜)\バキッ☆。だって、大抵の物事のごたごたは彼が原因であると言っても過言ではないはずですから。
シホさんは、あまりにも子供すぎて。その非日常がおかしいと言う事にすら気が付いていないだろうし。逆に面白がっているでしょうから、この子も一連の騒動の被害者であるとは言いづらい。

そう考えていくと、このシリーズの一番の被害者は実害的には、生ちゃんだとしても。実際には、ユキちゃんだよねぇ・・と思ってしまいます。
何しろ。ユキちゃんだと立場として。そして年齢として、彼らの非・日常の状態についていけるはずがない。
堤助教授の研究グループが、何をしているか・・はちょっと良く分かりませんが。なんとなく歴史に即した何かを扱っているのかなぁ。・・歴史とまじないなどをテーマにしているのだろうか?とは思いますが。
一応は、大学で助教授の地位にある方だと言うのをすっかり忘れそうになってしまうんですね・・・。
そんな彼は、幼い甥を引き取って面倒を見ているだけでも大変なのに。これだけ個性的かつ迷惑をかけるメンバーが揃っていたら、胃に穴が開きそうな思いをしているのじゃあないだろうか?と思います。
物事が、スムーズに行った試しはないだろうし。。他のグループはともかく、彼らのレポートには何が出てきても「可」などをつけて、とっとと卒業させるに限る!と思ってしまうだろうなぁ・・・。

そんな彼の悲劇を描いた作品でした。家に押しかけられるのでさえ、迷惑でしょうに。夕飯の準備が2人分しかないと、拒否の言葉を述べているのに、まるで通じていないし・・。
いやまったく・・・
Cafe’吉はなんとか聴くことが出来た!とおっしゃる方も、このシリーズはどうもねぇ・・・と尻込みされるはずですわ。Cafe’吉の場合には、生活の場までは押し寄せてきませんもの。職場で、あんな事が沢山あるのも嫌でしょうが、それが自宅にまで押しかけてきたら・・嫌すぎます。

ところで。この4巻には、なんと歌が入っているんです。一時期、Cafe’吉の方にもイメージソング?みたいな物が入っていた時期がありましたが、同じ時期なのでしょうか?
収録時間が、26分くらいで。歌まで入っていて。予告もあって・・本編って何分よ?歌を入れるくらいなら、本編をもっと何とかした方が絶対に良いと思うのですけどさ・・。
まぁ、確かに。他のCDに比べると時間が短いからか?何なのか?値段が安くはなっていますけど・・。
どうもなぁ・・・割り切れないと言うか、どこか釈然としない物が残ってしまうんですよねぇ。

ファイブ 4

ふるかわしおり マーベラスエンタテインメント MJCDー20101 2007年8月29日
1.右手を翳した紳士な彼女
2.悪魔の誘惑
3.さよならにバイバイ
4.風雲おとぎ絵巻・小緒の大冒険
5.お・ま・け
豊口めぐみ(麻生ひな)、諏訪部順一(清水トシ)
高橋広樹(岩淵拓依)、宮田幸季(有沢ナオ)
石田彰(泰楽ジュン)、櫻井孝宏(矢内小次郎)


甲斐田ゆき(真人千和)、保志総一朗(山近亨)
子安武人(中込充)、田中理恵(中込悦)
能登麻美子(小諸佳那)、宮野真守(ケビン・権造・ルドレッティーナ)
ハロウィンパーティ。生徒会の赤字を埋めるためのオークションで競売にかけられたひな達。
ひな達をまとめて落札してくれたのは、なんと千和。
しかし、落札した代わりに今やっている事業の手助けをして欲しいと言われる。
その事業とは、世界的に有名な下着会社のCMモデル。しかし、千和のパートナー・ケビンに幼児体型を笑われたひなは、俄然やる気になる・・。
ズブの素人さんですよねぇ?と言うのが感想その1。
途中から、「あ・・・ブックレットのどこぞのビルの広告は、このCMに勝ったひな達の物が展示されているわけだ・・」と気が付きました。
って事は、お話を聞くまでもなく。勝負の行方は解るのですが(゜゜)\バキッ☆・・。
あのプロのモデルさん達って、本当に何しに出てきたんだか・・(大笑)。
このモデルさん達のキャストって載っていないので、出番の少なかった方の兼ね役ですか?

そういう一流企業のCMに、素人さんを使うってありなのかなぁ?
まぁ、ファイブもなんとなくスーパー高校生達の集団になりつつありますので。ありなんでしょうけど・・(途中で、本社ビル=高層ビルを見て、大したことがないと言ってのけるジュンくんとナオくんが居まして・・・自分たちのレベルで物を見るな!と思ってしまいましたが・・・)
・・ところで、気になっていますが。小次郎くんは動じないキャラだからかもしれませんが。
主人公のトシくんは、どういうご家庭の方なんでしょ?あと、下着姿の姫と一緒のモデルと言うので、青少年!!(この子だけよねぇ。結構普通の反応していたのって)していた拓依くん。
たくちゃんは、どうなんだろう?やっぱり、家庭事情が凄いのかしら??

本編は、まぁ・・ブックレットを見るまでもなく(って、ちょっと前にお話を聞くまでもなくと書いていますが。正直な話は、お話の流れからしたら当然、そうなるべきでしょ?今回はたまたまブックレットを見てしまったので、そちらが先に来ちゃいましたけど。どちらにしてもひな達が勝たないとお話にはなりませんからねぇ)ひな達が選ばれて、ひなの事をケビンも認めると言うのは、想像が出来ますが、番外編は誰がどういう所で出てくるかが解らないだけに。
本編よりも、おまけの小諸の冒険の方が面白かったなぁ!
3の時も、おまけストーリーが気に入っていましたが。今回も高校生の彼らよりも。番外編のいろいろなお話がミックスされている物の方が楽しかった(大笑)。

小諸の弁慶?が、打ち負かした小次郎=義経か?この場合は・・・を追って旅に出る。
そこで、小次郎が向かった西に旅する3人と同行する事になり。
山近が三蔵法師だったために??!!!小諸は悟空。ミス中込が八戒。ミスター中込が悟浄と言う設定に途中からなってしまう。
この時、山近役が保志さんなものですから。悟空の保志さんではなく、三蔵の保志さんと言うので、先ず笑いがこみ上げてきます。
しかも、さらっと酷い事を言ってのけて。ミス中込にボコボコにされてしまう・・・どうも、この山近くんってどういうキャラなんでしょう?
その「自分さえ良ければ」的なキャラが似合ってしまう保志さん!!今回も、クールに決めていても、トシが出てきた瞬間に「トッシー」とゴロニャンしてしまう変わり身が秀逸でした。
また、トーククレジット?では。皆と一緒に居るように聞こえるけど・・とおっしゃっていた石田さん・・。どう聞いても、加工しているようには聞こえませんでしたが。
どっちが本当?別録音で、トークにかぶせるように声や周囲の反応っぽいものが入っているCDもありますが・・。これは、私が聞いた限りではご一緒かな?と思うのです。
あ・・話が逸れました。その石田さんは、番外編での講談調のナレーションが楽しかったです。
2008年4月に、講談のCDが石田さんで発売予定なのですが。これを聞いて。ますます期待大!です。

あ・・また話が逸れました。他のキャストについてですが・・。
ケビンの宮野さんは、もうちょっといろいろ絡んで欲しかったなぁ・・。でも、3の時の杉田さんよりは出番多かったのじゃないですか?
あと・・今回、一番美味しい(大笑)ところをまたも持っていったかな?の千和の甲斐田さん。
どうしてかなぁ?某有名祖父を持つ少年よりも、甲斐田さんはこちらの方が好きなんですよねぇ・・。だから、凄く気障な事を言って去って行っても(聞いていて)苦にならない。
むしろ、男装の麗人と言う感じで好感持って聞いてしまう(大笑)。似たようなトーンではあるんだけどなぁ・・何故なのかが自分でも、激しく疑問です(^^;。

高機動幻想ガンパレード・マーチ 夢散幻想 4

ムービック 2001年9月29日 MACTー2023
1.突撃軍歌
OP Theme「突撃軍歌ガンパレード・マーチ」
2.狩谷予兆(1)
3.厚志と舞・残酷
4.狩谷予兆(2)
5.恋愛相談
6.狩谷予兆(3)
7.若宮作戦
8.祭の決意
9.芳野先生
10.勝利宣言
11.恋心複雑
12.駄目な奴
13.味のれん(1)
14.実験準備
15.婚約式!
16.現実真実
17.芳野暴走(1)
18.離れない
19.僕の役割
20.約束だろ
21.芳野暴走(2)
22.舞VS祭
23.カダヤ=
24.味のれん(2)
25.実験真意
26.予定調和
27.作戦成功
28.瘴気接近
29.代表再来
30.素子さん
31.来須帽子
32.厚志と舞・笑顔
33.実験開始
34.宣戦布告
35.好きです
36.大婚約式
37.さよなら
38.狩谷変貌
39.厚志と舞・別離
40.自己回帰
ED Theme「Back to yourself」
石田彰(速水厚志)、岡村明美(芝村舞)、山口勝平(滝川陽平)

佐久間純子(壬生屋未央)、梅津秀行(瀬戸口隆之)、樫井笙人(善行忠孝)
結城比呂(岩田裕)、森川智之(若宮康光)、橘ひかり(加藤祭)
大谷育江(石津萌/ミトリ)、矢尾一樹(来須銀河)、桜井敏治(中村光弘)
保志総一朗(狩谷夏樹)、矢島晶子(新井木勇美)、篠原恵美(原素子)
西村ちなみ(森精華/イトリ)、高瀬右光(遠坂圭吾)、増田ゆき(田辺真紀)
田中敦子(本田節子)、池本小百合(芳野春香)、大木民夫(ブータ)
大塚芳忠(ナレーション)
ののみを失い、意気消沈する小隊。若宮を中心に、士気高揚の為のイベントとして行われる事となったのが、厚志と舞の婚約式だった。しかし、その式の中。聖銃が、狙ったものは・・・
ゲーム本編では、使われる事がなかった幻のシナリオ。
誰が見た夢なのか・・・この夢散幻想の4巻では、厚志はついにシオネ・アラダとして、青の者として完全に覚醒してしまいます。この部分からすると、厚志をシオネ・アラダとして覚醒させたいが為のののみの死であり、舞なのだと言えましょう。
って事はぁ??・・・と思ってしまいました。

正直、3までは本当にこのガンパレード・マーチの感想はどう書いたら良いのか困っていました。
何しろ、トラックが40近くもあるって事は、一つ一つのシーンが短い。また、登場人物がやたらと多いので。シーンは短いし、並行して進む時間の中、こっちを描いていたり、あっちを描いていたり・・・。どこに落ち着くのかな?と言う感じが、本当に苦手で。
また、ナレーションが心理状態や情景描写、動きなどを解説してくれるのも慣れなかったせいもありましたが。

3のライナーノートを読んだ時に、感じるままに聴けばOKなのね。と言うことで、今回はかなり気楽に聴いて楽しませていただきました。個人的に、1から気になっていた(気に入っていた)坂上さんが出てこなくって・・えぇ、今回は1トラックも入っていなくて・・。結局、彼は最終に間に合わなかったのねぇ!!今度は、何処に行ったのやら・・・が分からないのが淋しかったです。
最後まで入らないのなら、1であれだけ入れなかったら良かったのに(゜゜)\バキッ☆。だって、気になるじゃない(大笑)。

さて。今回は、厚志役の石田さんの「この台詞を着声にして下さい!!」と言う台詞がてんこ盛り。
また、この世界には時代劇はなかったんだろうなぁ・・・もしくは、辞書はなかったのかな?とか思えるシーンがあり。その顛末に大笑いしてしまいました。
それは。3トラックでの厚志と舞の会話で。厚志は、おそらく凄く単純な意味で「お互いに慰めあえば・・」と口にしますが。
それを受けとった舞が、おそらくは恋人同士の何を予想したのか「そういう事は、不逞の輩がする事だ!」と一度は拒絶してしまいます。
しかし。その不逞の輩の意味が分からなかった厚志くんが、若宮くんに相談。若宮くんは「何かの技」と解説してしまい。そこで、解決しなかった厚志くんは。新任の芳野先生に質問に行きますが、意味を知っている芳野先生も答えてくれず。
一方、若宮くんは味のれんで「フーテイノー・ヤーカラ」は豆腐料理だと注文し。そのオヤジが、また中国まで行って?メニューを追加。速水くんにその料理を勧めるシーンがあった時には、その繋がり具合に笑えてしまいました。

また。新任の教師である芳野先生が良い味出していましたねぇ・・。少女チックで、お赤飯だのなんだの。いや・・可愛い。

とりあえず、この夢散は厚志の完全覚醒で幕を閉じました。
瀬戸口と壬生屋さんや石津さんのエピソードも、うまく収まっていましたし。原さんと善行くんの話もちゃんとなっていたし。まぁ、4まで来ても分からなかった遠坂くんなどもありますが。
舞の最期を受けて、きっと少女幻想になっていくのでしょう・・・。あれ?逆?少女から、夢散かな?
だって、この夢散幻想の1の時。舞が厚志に言う台詞で「私は小さかった」とか「私は今、上機嫌だ。こうして介抱出来るとは思っていなかった」の謎が残って居ますもの。

今回、気の毒?なキャラとなったのが保志さんが演じた狩谷くんですが。こういう狂気をはらんだ役って、保志さんお上手。
熱血ヒーローよりも似合っているのじゃないかな?と思って聴いておりました。

遙かなる時空の中で 八葉抄
キャラクターコレクションW 玄武篇

コーエー ANIPLEX 2005年4月27日 SVWC 7236
1.「玄武篇」sceneー1
2.儚さと強さのあいだで・・・(歌:保志総一朗)
3.「玄武篇」sceneー2
4.翳りの封印 HACHIYOーSYO Ver.(歌:石田彰)
保志総一朗(永泉)、石田彰(安倍泰明)

川上とも子(元宮あかね)、三木眞一郎(源頼久)、関智一(森村天真)
嶋方淳子(小天狗)、谷山紀章(陰陽師(兄弟子))、河原木志穂(怨霊)
玄武の札を探す・・・最終決戦を前に、永泉はもどかしい思いを抱えていた。会えば、いてもたっていられない状態になるのに。考えてしまうのは、神子の事だけ。天真の介添えもあって、神子と二人きりの場を設けてもらうのだが・・・と言う永泉編と、神子と出会って心を持ってしまった泰明は、怨霊の叫び声に調伏が出来ずに取り逃がしてしまう泰明編のミニドラマ2編と、アニメでも挿入歌・ED曲として使われた歌を収録。
ゲームをプレイした時には、この玄武コンビには苦労させられました。応援する言葉が、なかなか上手く決まってくれない。応援すれば、「え・・あの・・わたくしが不甲斐ないから・・」だの「黙っていろ」だの、本当にこのコンビはぁ!!と思っていました。
このドラマを聴いて、久しぶりにあの感覚が蘇ってきましたねぇ。。。
特に、SCENE1の永泉!!良い言い方をすれば、奥ゆかしい。悪く言えば、はっきりしないでもどかしすぎる!!がああああ!!と唸ってしまっておりました。
しかし、実のところ。保志さんのお名前を知った最初の作品が、この永泉だったものですから。凄く久しぶりに原点回帰!と言う気持ちがして、懐かしく思っておりました。他の八葉には、「殿」と付けて呼ぶのに、頼久だけは呼び捨てだったり。
あぁ・・・だけど、でも・・が続くと、うん!!やっぱり永泉さんだぁ(^-^)でした。

一方の、泰明さん編では。お楽しみ?恒例の「問題ない」は二回だけ(大笑)。でも、その言い方が鉄壁防御!の「これ以上の問答は不要!」と言う打ち切り型の問題ないではなく、正しい意味での(ん??)「問題はないから、大丈夫」と言う意味合いの優しささえ含んでいるのが嬉しくて。
でも。泰明さんが心を持って、怨霊の叫び声に同調や同情をするようになったら、それはそれで問題ありと言う気持ちはあるんですが・・・。
小天狗ちゃんが、相変わらずエロじじい(゜゜)\バキッ☆と賑やかしの顔ぶれで出ていたのが楽しかったですね。ところで、泰明は怨霊に取り憑かれた兄弟子の、兄弟子とは名ばかりで教える事が何もない!と言う叫びを聴き、最後に「兄弟子を見込んで、訊きたい事がある」としています。
それは、どうも好きな人と二人きりになった時の対処法を聴いたように思うのですが・・。こういう事で頼られて、兄弟子はそれでも嬉しかったのかしら??などと思ってしまいました(^^;。
その道の事で、質問をされたのならともかく。他の事で質問されるのも良し??

ところで。天真役の関智一さんのお声が、なんとなく本調子ではないように聞こえたのですが・・調子が悪い時期だったのでしょうか?

Saint Beast ドラマCD4 
SIGN〜胎動〜

有栖川ケイ フロンティアワークス 2004年3月21日 FCCM0020
森川智之(青龍のゴウ)、櫻井孝宏(玄武のシン)
宮田幸季(朱雀のレイ)、吉野裕行(白虎のガイ)


石田彰(麒麟のユダ)、緑川光(鳳凰のルカ)
杉田智和(流星のキラ)、鈴村健一(風牙のマヤ)
鳥海浩輔(シヴァ)、福山潤(神官パンドラ)
鈴木達央(パール)、平田広明(金狼のカムイ)
金丸淳一(ゼウス&ナレーション)
山崎咲(母親)、城雅子(子供)
大神ゼウスの暴虐ぶりに、離反していくユダの気持ち。
多くの天使が、まだゼウスの横暴さを知らぬまま天上界の生活を謳歌している中、いざとなれば力でもって叛逆する事も・・・と考えていくユダ。そんなユダを制するルカ。
一方、七聖獣の意見を採り上げてもらえなかったシヴァに、神官のパンドラが近づく。
お話としては、少しずつストーリーが進むと言うところでしょうか?
3巻の時のような「魔物が出てきて、事件が起こりました」もしくは、2巻の時のような「地上でのゼウスへの反逆者が居て、討伐に向かいました」・・などの大きな事件はなく。水面下でお話がちょっとずつ進行して行ってます!と言う感じなので・・・。

今回は、思いっきり制作者サイドの狙いに乗じた(苦笑)萌え方をして楽しもう!と思いましたねぇ・・。

4巻では、ルカとレイのカップル(゜゜)\バキッ☆はあまり一緒に居なかったので。こちらはあまり萌えポイントはなかったのですが。
やっぱりやってくれました!が、ユダとシンですね。
ユダが、カムイの遺骨ならぬ遺灰を持ち帰り。花を手向けて一周忌を行うと言っているシーン。
その遺灰はどこに?と問うシンに「私の臥所(ふしど)だ・・」と応えるユダ。
「臥所・・・」と反芻して、「今夜は貴方と一緒に・・」と言うシン。

いや・・ふしどと言えば、凄く古風と言うか和風な感じで。茶室?だとか別の物を連想しますが。早い話がベッドルームじゃないか・・今風に言うと・・。
そのベッドルームに一晩一緒に居ますって・・わぁ、これで妄想するな!と言う方がおかしい。
いや、おかしくはないかもしれないし。別に一晩酒を酌み交わして、祈りを捧げる。追悼の気持ちになる・・・と言う神聖な空間になるのでしょうが、今までが今までだし。
「遺灰をどこに?」「ベッドルームだ」「今夜は私も一緒に・・・」
臥所をベッドルームに置き換えただけで、途端に凄く「わお!!」状態になるのは・・私が腐っているからですか?

そして、レイとのカップリングがなかった分、ルカの萌えシーンはユダともありましたねぇ・・
ユダって、シンと一緒のシーンがあって。シヴァとのシーンもあって・・。こぉの浮気者(゜゜)\バキッ☆じゃなくて、そういう担当ですか?
この場合、シンとユダだったら。やっぱりカップリングとしてはユダ×シンで。
シヴァの場合も、シヴァの声が鳥海さんで・・・・石田さんだったら。普通は?鳥海さん×石田さんとなるのだろうけど(何故?と思われる方は、この部分はパスして読んで下さいねぇ〜)、このSaint Beastに関してはシヴァのトーンの感じから言っても、ユダ×シヴァなのでしょうが。
ルカとユダだったら、どっちも可?うん、リバOK(゜゜)\バキッ☆
あぁああ・・今回、とことん腐った感想になっていますな・・・。
でも、続けます(大笑)。

そして。意外なほどに、パンドラ×シヴァもあり!!と言うのがポイントでしたね。
パンドラは、ほら・・・ゼウスといろいろありそうなので。妄想の本来?は、ゼウス×パンドラなのですが、そのパンドラもシヴァ相手なら攻めってか?
「貴方の事をもっと知りたいのです」とか「いつも貴方を見ています」となるとおぉおおお!!このトーンの福山さんと鳥海さんなら、福山さん攻めもあり!!

作品は違いますが、キヨショーの千野さん風に言うと「一見すると、華奢なパンドラが受けと見せかけて、ちょっと鬼畜入った攻めもいける!」と言う新たな発見がありました・・いや、本当に単に私の妄想世界ですけどね(大笑)。

お話としては・・鈴村さんのマヤが朝市でびーびー泣くのが、確信犯的な感じがするのと、鬱陶しく感じて。この子ってば・・・・と思っていたのと。
カムイさんが、結構死ぬ前に語っていらしたのが出てきまして。
特に、パンドラとカムイが会話していたんですかい?・・・後から付け加えた?それとも、最初から予定があったのかな?などと。
そのカムイさんの平田さんが、重々しいカムイの演技が悟浄とはまた違ったキャラ作成で。おぉおお!!役者を見たぞ!と思っておりました。

アンジェリーク外伝
〜無限音階Vol.4〜永遠の少年

光栄 1996年6月26日 KECHー1104
1.彷徨える魂
2.覚醒
3.真実の歌
速水奨(ジュリアス)、塩沢兼人(クラヴィス)、堀内賢雄(オスカー)
飛田展男(リュミエール)、林延年(ランディ)、岩田光央(ゼフェル)
結城比呂(マルセル)、子安武人(オリヴィエ)、関俊彦(ルヴァ)


田中敦子(ディア)、矢尾一樹(パスハ)、高乃麗(ル=カウ)
丹下桜(ル=アナ)、江原正士(ヤヌス)
歌う民の仲間全てを殺されたル=カウは、神殿で歌を歌う事を決意する。
しかし、歌う民を排除するプログラムを与えられているヤヌスが繰り出すガーディアンに阻まれて、なかなか神殿に近づけないカウや守護聖達。
一方、聖地では。神殿を破壊すると今・現代に帰って来る事が出来ない事が判明する。
うーんと・・えーっと・・感想を書くのに、困ったなぁ・・と言うのが来るとは思わなかったタイトル。
カウ役の高乃さん、本当に歌っていらっしゃいます?外国語で歌う聖歌のような印象を受けました。
後は・・オスカーとオリヴィエが、仕留めたガーディアンの数を競って、服を買ってやるのやらないのの賭けをしているのが、楽しかったのと・・。

後は・・やはり、ちょっと最後に涙してしまいました。
お話の中には、はっきりと描かれてはいませんが。
惑星・アクアノールこと惑星デーモン。その民が生きている事が判明した今、おそらく他の惑星から攻撃されちゃったかなぁ・・
怪我をして起きあがることが出来ないリュミエール様が、クラヴィス様に
「夢を見ていました・・・」と語るシーン。その後ろにあるのは、惑星・アクアノールが滅びてしまったからではないのか?と容易に想像が出来てしまって・・。
直接的には、語られていない悲劇がより一層辛くなってしまって・・いや、思い過ごしなら良いのですが・・。そういう感じがして、一人で泣けて泣けて仕方なかったものですから・・はい。

神奈さんの若者らしいランディ様と、高音の結城さん。妙に時代の流れを感じつつ聞いておりました。

純情ロマンチカ 4

中村春菊 ムービック MACYー2331 2006年1月27日
純情ロマンチカ 第一話
1.襲来
2.花束
3.電車?
4.宇佐見春彦
5.お祝い
6.嵐の予感
純情ロマンチカ 第二話
7.贈り物
純情エゴイスト
8.過去
9.好きな男
10.再会
11.期待
12.現実
13.幸せ
14.オマケCM
花田光(宇佐見秋彦)×櫻井孝宏(高橋美咲)
神奈延年(草間野分)×伊藤健太郎(上條弘樹)
森川智之(井坂龍一郎)、並木のり子(相川絵理)
鳥海浩輔(宇佐見春彦)、大川透(篠田)

高口公介(バイトの同僚)、渡辺浩司(車内アナウンス)
小日向みわ(おばあさん)、服部加奈子(客室係)
秋彦が、文壇で名誉ある菊川賞を受賞。そのパーティ会場となっているホテルに向かう途中、美咲は地下鉄に乗ったことがないのでは?と思われる男性と出会う。
目的地が同じだった事から、一緒に行く事になるが。その男性とは!
そして、「人生最悪期」に出会った篠田を偶然町で見かけた上條は、その甘酸っぱい過去を思い出してしまうのだった・・。
4巻まで来て、今更なのですが(大笑)。私、この純情ロマンチカシリーズをどうして「聴きたい」と思ったんだろう?(大笑)

はっきり言って、キャスト買いじゃないし・・原作の中村さんは、ハイブリッドチャイルドや東山道・・などでお名前は知っているけど、別に大好き!と言うほどのめり込んでいる作家さんでもないし・・。買うなら、漫画よりも小説の方を買う方だから。原作から入ったわけでもないし(むしろ純愛ロマンチカは買って読んだけどな・・・)・・と思っていたら「あれぇ??」となってしまいました(^^;。

なんとなく・・あちこちのレビューサイトさんで、とりあえず抑えておく作品と紹介されていたから、興味を持ったとか?
うん・・・多分そっちだろうけど。ま、いいか・・(゜゜)\バキッ☆。

さて。実は、4を聴く前に。コミックで秋彦のお父さんが出てくるお話を読んでいました(確か、全サのために買ったのだと思います)。で、お父さんと出会った美咲が「前にもこういう事があったよな・・・」と思うシーンを先に読んでいたために。
今回、地下鉄の券売機の前で立ったまんまの男性を見かけたシーンでのデジャ・ヴュと言ったら・・(苦笑)。
あ、そっか・・。お兄さんの方が先だったんだ!と思い直しておりました。

それはさておき。今回の一番の関心は、あの花田さんのお兄さんが鳥海さん!これに尽きます。
だってね、私の中では。実年齢はさておき、鳥海さんの声の方が若いんですもの(大笑)。
花田さんは、ミス・キャストの先生役の印象が強すぎて。お嫁においでよ!の高校生の時には、ぶっ飛ぶくらい違和感があって(゜゜)\バキッ☆。良く言えば、落ち着いた働き盛りの男性。そこそこ地位もあって、世の中で成功していて・・先生と呼ばれるにふさわしい年齢の方の声がぴったり来ます。悪く書けば、ちょっとオヤジ入ってる年齢もOK?(゜゜)\バキッ☆
一方の鳥海さんは、まだまだ高校生OK!で、千変万化の声の持ち主ですから。別に大人の役でも問題はないでしょうが、作家として成功している秋彦さんのお兄さんでしょ??
別にね、例えば保志さんとか緑川さん、石田さんや鈴木千尋さんのお兄さん役なら何も思ったりしませんでしたが。
あの(どこら辺りが「あの」なのか?と突っ込みを入れないように)花田さんのお兄さん役でしょ?
なんだか、とってもハラハラしつつ正座をしてしまいました(^^;。

結果。あはは・・面白いものだねぇ・・。双子みたいだった。
秋彦を見かけた瞬間から不機嫌になった鳥海さんの春彦兄ちゃんと。春彦兄ちゃんを見て不機嫌の極みになった秋彦さんが、もう似ているなんてもんじゃない!不機嫌オーラの色と言い、口調と言い。いやぁ・・・声で兄弟の表現って面白いねぇ(大笑)。
似てるねぇ・・あんた達、立派に兄弟だよ・・って思ってしまったのでした。

また、今回エゴイストの方で。人生最悪期に出会った上條の過去の男(大笑)として登場した篠田。
大川さんが良いお声なんだな・・。台詞の内容と言い、上條もこういう大人の男から、惚れるのではなく惚れられて幸せになれれば良いのに・・・と思ってしまいました。だって、秋彦っていくら惚れてもどうしようもない奴ですし・・。
そこいらは、上條だって報われたいと思って好きになっているわけでもないでしょうし。そもそも、好きになると言う行為や気持ち自体が、計算したりそう思ってなるものではないですから・・・。どうにも仕様がないでしょうが・・・。

お話としては、美咲が花を選ぶシーンで。さりげなく野分が出ていたのがポイント高いです!
こういうさらっとしたリンクって好きなので(*^^*)。

また、わざとらしい井坂の泣き落としのシーンと、春彦の言葉に、どんどんテンションが上がってしまい爆発する美咲・・この二つは実にお見事でした。
特に、美咲視点のお話と言うのもあるでしょうが。聴いているこちらの感情が、見事に美咲とリンクしてしまうんですね。同調してしまって、春彦許すまじ!と言う感じになってしまう・・。その感情の波の乗せ方が、非常にお上手。
これは、原作からなのか・・櫻井さんの演技のたまものなのか・・。そのどちらでもあるでしょうが、春彦の言葉に「怒ってはいけない。秋彦さんのお兄さんなんだから、ここで自分が爆発してはいけない・・・」とじっと我慢して、堪えているけど。でも、その言葉の暴力が許せない!としてついにドカン!!
その波長が、実に「うん、駄目だよ。言っては駄目。でも、でも、それって人としてどうよっ!」となっていく過程に無理はなく。
美咲が爆発してくれた時に、一種のカタルシスとなってしまう。「あぁ・・自分の気持ちを代弁してくれた」と言いますか。
水戸黄門の印籠シーンみたいなカタルシスとは、またちょっと違った感じかな?

また、美咲のシーンでは。スイートルームの不満点で「お風呂場にライオンが居ない」と言うのに受けておりました。
お風呂場のライオンってねぇ・・(大笑)。この子ってば・・・
そして。最後の贈り物のシーンでの春彦からのプレゼントに大受けしておりました。いやぁ・・・この続き、結構楽しみかも(大笑)。
って、定番だから?と抑えた筈の作品で、4まで続けて買ってしまったのは。やっぱり、この続きがどうなるかな?って次への期待になるのかもしれませんね。

西洋骨董洋菓子店 4

よしながふみ 新書館 2003年3月25日 SWCDー008
山寺宏一(橘圭一郎)、郷田ほづみ(小野裕介)
関智一(神田エイジ)、井上和彦(小早川千影)
石川静(中津遙)、田口宏子(各務民子)、むたあきこ(小野母)
柳沢真由美(漆原)、岸野一彦(漆原のだんな)、金井昌宏(中井)
今村卓博(ディレクター)、入江健夫(カメラマン)、和泉志摩(アナウンス)

初回特典:永遠はありますか?
山寺宏一(橘圭一郎)、郷田ほづみ(小野裕介)、関智一(神田エイジ)
井上和彦(小早川千影)、今村卓博(小野の元恋人)、むたあきこ(コンスタンス)
ケーキ店が、一年で一番忙しいクリスマス・イブの「アンティーク」のあれこれを描く「クリスマス編」
そして、アンティークがデパートの地下で出店する特別企画の3日間、レポートしてくれた「女子アナ編」
あぁ、これを聴いたら(書いたら)西洋骨董洋菓子店の感想が終わってしまうぅ!!と言うのが、今回の一番の感想です。
シリーズ物の感想を書く時、お気に入りのアニメや小説など、ストーリーがある物が終わりになる時と言うのは、終わりがあると言う事に一抹の寂しさがよぎってしまうのです。
それをそのままタイトルにしてくれたのが、ミヒャエル・エンデの「ネバーエンディング・ストーリー」ですよね・・。

終わりがあるから、お話は面白いのかもしれません。
延々と、同じ生活やお話が続く。それはそれなりの安定感があり、ホッとした気持ちを与えてくれます。
例えば、サザエさんやちびまる子ちゃんなどは、成長しない主人公一家や周囲。その空間は、確かに安定感と落ち着きと「いつものあの場所に戻ってきた」と言う安心感を与えてくれます。
でも、サザエさんやちびまる子ちゃんではドラマとして、聴きたい・読みたい!と言う欲求は起きない。いつもの時間に、いつものように見る作品としては、悪くはないけれど。

とても、ワガママな欲求でしょうが。ドラマとして聴く・読むと言う作品には、次から次へと事件や変化が起こり。日常とは違う次元での波が起こってくれないと嫌。でも、お話として終わってしまうのは淋しい。
始まりがあれば、終わる時が来る。それは、とても当たり前の事なのですが。でも、どこかに「このままで、止まっていて欲しい」と思ってしまう自分が居ます。
昔むかしの物語は、最後が「幸せに暮らしましたとさ」で終わるものがあります。そういう訳がないじゃん!登場人物だって不死ではないのだから、いろんな事があるに違いない!と思いつつ、ハッピーエンドに終わった物語は、そのまま幸せなままの世界を保っていて欲しい。

矛盾しているのは、百も承知です。
西洋骨董洋菓子店で言うならば、小野がケーキを焼き。エイジが自分なりのケーキを開発し。何も出来ないちーちゃんが居て。橘は、ケーキは甘い物と言う認識しかないくせに、売る時には立て板に水の説明をしていて欲しい。きっと、東京のとある(あまり車の通りが多くない)小洒落た住宅街の一角にあるお店で、彼らは4人仲良くケーキ店を営んでいて欲しい・・・。そう思ってしまうのです。

2巻で、終わり方が「これを最後の巻に持ってきていたら、良かったのにね」と思うくらいのシーンがありました。しかし、この4巻ではこれまでの巻に入りきらなかったエピソードを詰め込んでいまして。
本編の方を聴いた時には、2と4を逆にしていても良かったのじゃない?とすら思ったのですが。特典CDを聴いたら、そんな気持ちは吹っ飛びましたね。

母親の影を拭いきれず、女性が苦手な小野。でも、彼はまるで女性と会話が出来ないわけではなく。今回の女子アナとは会話も出来ていますし。
ちーちゃんは、若!が居なくても。サングラスをかけなくても。それなりにちゃんと接客が少しは出来るようになりましたし。
宅配サービスや、フランスの洋菓子店のように総菜などを扱う店にもなるかもしれない・・・と、そういう展開もありうるだろう事を示唆してくれた橘。
先生が居なくても、彼が教えてくれなくても。お店のケーキをきちんと一人で作る事を成し遂げたエイジ。
4人は昨日と同じようでいて、同じではない。
しかし、小野の中には。いつかは無くなってしまう物だったら、自分の手でぶち壊して去りたい!と言う欲求が渦巻いている。そんな小野を抱き留めて、「俺とお前は恋人にはならないから、だから終わりにはならない」と断言してくれる橘。
一方の橘も、まだ誘拐事件の後遺症は残っていて。彼を抱きしめた小野が「明日も、ケーキを売ろう」・・・。

終わりはあるだろうけれど。とりあえずの終わりはない。少しずつ、進歩したり変わっていく彼らは居るだろうけれど。明日も、そこの角を曲がった所にケーキ店はあるだろう・・・。そういう終わり方を示してくれました。

エイジの関智一さんは、今回はあまり登場シーンは多くはなかったのですが。デパ地下に行ってしまった先生に訊きに行かずに、ケーキを仕上げるシーンが、クリスマス編でケーキの失敗を教えて欲しい!と言ったエイジくんとの差を見せてくれました。
山ごもりして、ケーキを一杯焼く!!と言う特訓の予想シーンに笑ってしまいました。

ちーちゃんの井上さんは、情けないのに良い男が素敵でした。コーヒーはじっくり煎れるから美味しいものが出来てくれるんでしょうね(^-^)。今回は、デパ地下に行っての千影の成長ぶりが素晴らしかったです(^-^)。
内心では、「わ、わかっ!!」と動揺しているのに。言葉を思い出して「食べていただければ、分かります」「申し訳ございません。少々、お待ち下さい」だけを繰り返すシーンでの良い男っぷりが、最高でした。

橘役の山寺さんは、なんでも出来て格好いいのに。お客の漆原さんに挑戦されて、燃える!!シーンがらしくてねぇ!!番外の小野とのシーンで、あぁ!!でした。もっと聴きたい(゜゜)\バキッ☆。と言うか、山寺さんで受けとか良いよねぇ・・・と、妄想が出てしまって困りました。

小野の郷田さんは、まぁ!!!繊細で麗しの小野さんにぴったりで。マジックよねぇ・・。どうもね、ボトムズのキリコのイメージ(どういう古いアニメを持ち出してくるんだか・・分からないお若い方は飛ばして、読んで下さいね(大笑))があったのですが。舞台だけでなく、ドラマCDでももっともっとお声を聴きたい!!と思ってしまいました。
女子アナに、片方だけのピアス(イヤリング?)を返すシーンが印象的でした。

その女子アナさんの二人組。良いコンビでしたね。女子アナ編では、女性が社会で働く事などについてもちょっと考えておりました。
もわーんとしたしゃべり方をするのに、意外に(大笑)鋭い後輩さんと、これぞまさに立て板に水!でモノローグで喋りまくりの先輩・・・。本当に、良いコンビでした。二人が、ケーキを食べてじたばたするシーンは、漫画のあのシーンを思い出してしまいましたねぇ。。
いや、本当に凄く面白い物とか、美味しい物の時ってジタバタとしてしまいますよね(大笑)。
この二人の本音トークをいつもいつも聴かされて、女性不信になっていそうなカメラマン君が本当にお気の毒でした(^^;。

キヨショー4巻

吉岡 RIO/アニメイト 2006年11月24日 RIO008
1.Visitation of the sick.
2.Oncoming storm.
3.CAST TALK
堀内賢雄(千野嘉之)、うえだゆうじ(手島真光)、福山潤(御厨俊)
吉野裕行(宮原久晃)、山本泰輔(西河周吾)、寺島拓篤(望月巌)

小杉十郎太(清水袈裟次郎)、こやまきみこ(清水ななみ)
長沢美樹(柴小屋倫)、石田彰(きよっぽー(カヲリ))
滅殺恋物語の作者であるイブとの一件で、精神的なダメージを受けてしまった千野。ついには、自宅で引きこもり状態になってしまう。
周吾が通信教育で覚えた、催眠術で千野を立ち直らせようとしている頃。社長の袈裟次郎に、娘のななみが一つのお願いをしに来ていた・・・。
おぉ・・・!この分岐点は見えるぞ!とも言うべき展開となってしまいました。まさに転!のキヨショー4巻です。
と言うのも、これまで隠しに隠していた千野のBL好きは暴露されるし、滅恋路線でBLを作ると言う企画がほぼ出来ていたのに。
ここにきて、対抗馬?とも言うべきBL作品「メイドレイニャンプリンス」(通称メイプリ)が登場!しかも、手島・宮原・周吾がはまってしまい。別の企画で、プレゼン?と言う事になりそうなんですもの。
まぁ、今までの要素を少しずつ散りばめながらの転なので、個人的には満足しています。

ただ・・催眠術で、そんなに簡単に過去の自分って出てくるのかしら?うーん・・ま、いっか(゜゜)\バキッ☆。

今回は、ななみ役のこやまさんの「パパにおねだり」するシーンと、お願いを聴いてもらったなら後はパパなんてどうでも良いの二面性を持ったシーンが最高でした!!
また、石田さんがきよっぽーとの兼ね役で演じていた本山さんが再登場。きよっぽーのシーンでも、ぽ〜の台詞回しではなく、普通の良い声での演技を聴くことが出来て、妙に嬉しく思っていました。

うーん・・・御厨がいつも以上に暴れていまして、宮原と望月くんには気の毒なシーンもありましたが。
今回は望月君も日向さんには負けない!宣言をしていたり、多少は鍛えられた?部分が見えたので、そこはOKでした。

でも、キャスト交渉まで進んでいる企画を没にしても良いのか?とか、ゲームで30のスチルって多いの?それが、コンプリート出来ないからって、男性がBLゲームにそこまではまるのだろうか?・・って、メイドに奴隷に、猫耳にプリンスって、どういうゲームよ・・それ・・。
と言うか、そこまでメディア展開している作品なら。元々のゲームの攻略サイトって、一杯ありそうな気がしているんですが・・。
仕事中にゲームスチルコンプが仕事!と言い切ることが出来る職場って、良いなぁ・・・と、別の意味で感動して聴いていました。

キャストトークは、先に録音されたのか?堀内さんの出したお題に対して、寺島さんの仕切りでとても淡々と進んでいました。
でも、堀内さん・・・前世の事を語って下さい・・・って、大抵の人は語れないと思うんですけど・・。
そんな中で、吉野さんが言った「未熟な人って、精神(魂)が成長していないから、人間一回目なんだ」が、妙に面白かったです。まぁ、大人だから人間が出来てくるか・・・と言うと、そうでもない人も居ますしねぇ(゜゜)\バキッ☆

ESCAPE DISC4

内田一菜・鹿乃しうこ クリアブルーコミュニケーションズ 2002年8月25日
ACT1「INNOCENT 可愛いヒトと呼ばれたい」 汀×幸
ACT2「TOGETHER どこまでもついてイク」   大和×榛名
ACT3「KNOCK OUT 温泉に行こう」   大和×佐倉
檜山修之(汀隆史)×三木眞一郎(幸淳生)
荻原秀樹(真島大和)×鳥海浩輔(榛名悠太)
荻原秀樹(真島大和)×岡田貴之(佐倉圭介)

菊池正美(山田健作)、成田剣(相馬駿一)
大水忠相(友人・生徒)、前田ゆきえ(バスガイド・中居)
修学旅行へ!!子供のようにはしゃぐ健作だが、前夜のH(^^;が禍して風邪をひいてダウンしてしまった。一人で、行く事になった汀は、クラスから浮いている幸と一晩を過ごす事になってしまう・・・。
他、修学旅行で想い出作り!に燃える悠太の話と、幼馴染みの友人から恋人同士になった大和と圭介のカップルの話の3編を収録。
今回の一番のびっくり!!は、ACT1が終わった所でキャストトークが入っており。
「今までに、いろいろBL関連のドラマCDには出演してきたけれども。今回、受けは初めて!」と鳥海さんがおっしゃっている事です。
えええええ??この作品で、受け初体験??だったのぉ??まぁ、なんともはや(・・・・と言葉を濁す)(゜゜)\バキッ☆。

ドラマ的には、ACT1がメインで。悠太と大和のお話と、圭介と大和のお話はおまけ的な雰囲気がありましたが。
それとは別に、受けや攻めの方の上手さってやっぱり重要だなぁ・・・(゜゜)\バキッ☆と思ってしまいました。

このお話は、ご存じのようにBLゲームが基本となっています。
ゲームの中では、主人公大和をプレイヤーが操作して、あっちでは受け。こっちでは攻めとなるいろいろな恋愛?を体験していくお話となっています。
なので、相手の数だけ大和くんの恋愛シーン(って、バッドエンドもあるので。それ以上の数の801シーンがある事になりますが)が存在します。つまりは、こうしてドラマになると。みんなが大和くんラブ(大笑)と言う状態になって・・。
自分が大和ではなく、他者の立場として聴いてると「大和って、浮気者なんだ!」と非難したくなるんですよねぇ(大笑)。

何しろ、ACT1では、幸くんのご主人様で。お風呂の中で触ろうとしているし(大笑)。ACT2では、同じ修学旅行なのに悠太君と押入の中で、しているし(^^;・・特にACT1と2では、同じ修学旅行が舞台になっているため。
幸くんが汀先生の所でお泊まりしている間に、大和ってば悠太と押入で遊んでいたの??純愛(と言うなら、こういう全員攻略のBLは出来ませんけどねぇ・・(大笑))の敵よ!と思ってしまう(大笑)。(って。いくら、声を殺していたにしても。押入の中で、あれだけ騒動していたら。絶対にクラスメイトには分かっていると言うか、筒抜けじゃないか?って思うんですけど。。本当に、誰一人として気が付かないものでしょうか?)
まぁ、ACT3では別の所に二人っきりで温泉旅行に来ているので。あまり浮気者と言う感じはしませんが・・。
どうせなら、本編では大和以外とは他のキャラは絡めないのですから。こういう別カップリングもありますよ?と言うお話だったら良かったのにねぇ・・(大笑)折角、登場人物が多いんだし。

さて。新人さんとベテランさんを比べると、比べられた新人さんは迷惑だろうな・・・と思います。演技の幅、シナリオの解釈、役作りだとか、テクニック以前に越えなくてはならないハードルが高いだろうし。

自分も技術系の職場に居るから分かるのですが。相手にとっては、10年選手であろうとも一年目のぺーぺーであっても、そんなの関係ない!事になります。だからこそ、自分のテクニックは磨けるだけ磨いて、世の中のお役に立ちたい!と思っています。
慣れやコツはもちろん重要です。数をこなして、なんぼ!と言う部分もあります。また、上の人の技術を盗んでやろう!と言う姿勢も重要になってきます。
でも、盗もうと思っていても、そこには歴然とした実績の差はありまして・・。コツを掴むのって、本当に数をこなす事でしか出来ないんですよね。。口でいくら説明されても、やっていかないと分からない物は多くあります。

どの世界に居たとしても最初からベテランは居ません。今、ベテランと呼ばれている方だって、新人の時代はあったはずです。いろいろ苦労したり、頑張ったから今の彼らが居るのだと思います。
それに、私の場合などとは異なるのが。私の場合は、一対一での技術と言う事になります。相手の方が、他者と比較する事はあるかもしれませんが、同じ土俵には立たなくても済みます。でも、声優さんや役者さんと言うのは、同じ土俵で勝負しなくてはいけない!と言う半端じゃないプレッシャーがあると思います。
だから、なるべく目をつむろうとは思うのですが。
今回は、どうなんでしょうねぇ・・・。偉そうに(゜゜)\バキッ☆トークをしている場合じゃないでしょ?とか思ってしまってですね・・。

ぶっちゃけて言わせていただくと。檜山さんと三木さんメインのACT1では、かなり安心してエロさに浸っていられたんですよ。また、汀先生のお誘いにふらっとなりかけた相馬先生の成田さんも面白かったので、このドラマACT1だけで、私は満足しています。

鳥海さん受けのACT2は、鳥海さんの演じた悠太くんのお馬鹿さん加減が、もう絶妙でして。ワン!にノックアウトされてしまって・・。801シーンは・・まぁ、後の絶妙な受けの色気を感じさせてくれまして。鳥海さんが相手だから、これは何とかなってます?と、ACT3を聴いて思ってしまったのです。

そう・・ACT3は、悪くはないんだけど。安心して聴いていられないのよ。え?荻原さんって、ゲームとか今までのESCAPEシリーズのドラマCDでは気にならなかったけど、こんなに・・・だっけ?そう言えば、イスの怪談も・・・だったよねと思ってしまって。
ACT1の後に入っていたトークで、檜山さんが「TVの音声にも注目?耳?していて下さい」とおっしゃったのを受けて、そちらばかり聴いていたくらいです(゜゜)\バキッ☆。もっとTVの音、でかくしてくれない?って、そっちがメインじゃないから(大笑)。
ACT3では、高校生のくせにビールを注文して。それを止めない中居さんの存在にも「なんなんだか?」と思っていたので、余計に沸点が低くなっていたのかもしれません。

やさしい竜の殺し方4

津守時生 ムービック MACYー2408 2005年8月26日
緑川光(ウランボルグ)、千葉進歩(アーカンジェル)
子安武人(ダンタリオン)、三宅健太(ラーサルグフル)
諏訪部順一(セファイド/ナレーション)、田中敦子(フェンリエッタ)
永島由子(アウロラ)、島香裕(教皇)、鳥海浩輔(リカルド)
塾一久(魔術師)、松岡大介(魔術師)、斎藤瑞樹(神官)
森夏姫(子供)、沢口千恵(子供)、千々和竜策(聖騎士)
ダンタリオンの策略で、ダメージを受けたキョウト。オオサカに捕らえられた人質を救うため、それぞれの竜の一騎打ちで決着を付ける事になる。そして、アーカンジェルは祖父であるダンタリオンとの決着をつけようとするのだった。
原作を薦められた時、どうしても読みづらく。断念した苦い想い出がある作品ですが。
ドラマCDがかなりすんなりと面白く聴けた事から、原作がビーンズ文庫になった時に再挑戦。今では、津守さんが好きな作家の一人になってしまうくらいにお気に入りです。
ですから、聴いて。感想を書く前にもう一度原作を読み直し。それからまた、ドラマCDを聴いておりました。

今回のメインは、お話としては。ウランボルグとラーサルグフルの一騎打ち。そして、ドラゴンマスター(゜゜)\バキッ☆いえ誓約者としてのアーカンジェルとダンタリオンの決着となるのでしょうが。
個人的には、アークの友人で女性でもあるフェンとウル坊のやりとりが一番でした。特に、「年増」とフェンに対しての暴言を吐くウル(これは、セファイドさんがアークとフェンがお似合いであり。生物と言うのは、より多くの子孫を残す事が大事・・などとウルを焚きつけてしまったがために、ウルがフェンに対して嫉妬をしているからです)
それに対抗して「年上の綺麗なお姉様」と呼べと強制し、なおかつ自分はウルの事を「スネ坊」と呼んでいるフェン。
このやりとり!田中さんと緑川さんで聴くことが出来る楽しみ!!これに尽きましたね(^-^)。
また、ウルが心の底から思っていない事と、もっと言いやすい言葉があるために「年上の綺麗なお姉様」を言う時には、必ずつっかえてどもってしまうのですから、これはもう音ならではのドラマCDになったら・・・他のあれこれも楽しみではありましたが、やっぱり一番はフェンとアーク、ウルの3人のシーンの会話でしょう(大笑)。
本筋とは違う所で楽しみにしてました(^^)v。

まぁ・・・もちろん。1巻からお久しぶりのアウロラさんと、問題のダンタリオンの再会シーンも聴き所の一つだとは思っていますが。
やっぱりねぇ・・・やさしい竜では、女性よりも美しいアーカンジェルよりも。オヤジ化しているフェンの方が読んでいて楽しかったもの。ウルに言われて、真っ赤になるアークよりも。笑って剛胆にやり過ごし、なおかつ逆襲に転じるフェン。
同じ女性として、フェンが気になりますよねぇ(^-^)。と言うか、やさしい竜の登場人物の中でマイベストキャラなんですもの。贔屓の引き倒しと言われようと、アークよりもフェンが好き(゜゜)\バキッ☆

緑川さんは、そのつっかえつつの「と、年上の・・・」の台詞を何度も披露して下さいました。一番最後の「ありがとうっ!年上の綺麗で素敵なお姉様!」を輝くような笑顔で言った台詞との比較で、もう・・もう・・・最高。
嘘はつけない・・・と言うドラゴンらしく、本当に素敵なつっかえ方でした。
緑川さんでは、もう一カ所。ラーサルグフルとの戦いで一時的に大人の身体をもって戦うシーンがあるのですが。そのシーンは声だけで、魔法で大人になったウルを表現していらして。
絵として見る事は出来なくても、胸板の厚い背の高いウル・・・。大人になったらこんな感じなんだろうな・・と言う状態を声だけで表していらっしゃいました。声一つで、本当に見事ですよねぇ。
その妙技に、本当にうっとりです。

子安さんのダンタリオンは、今回も軽く言いつつ冷酷な魔道王を熱演され。そのペットであるラーサルグフルの三宅さんは、今回は2巻で思った悪役!!はちょっと影を潜めていたかな?
ちょっとお馬鹿で、ダンタリオンの言葉の裏に秘めた気持ちに気が付かない。そして、イヤガラセ大王(大笑)。今回は、悪役と言うよりもイヤガラセ大王の方が印象に強いかも・・・。
お馬鹿なラースと書きましたが、原作では。ラースはダンタリオンにいらない事を言ってしまった・・と自分の身勝手さと救いようのなさを自分で気が付いて後悔するシーンがあるのですが。
そこがかなり弱くなっていたように思います。

また、原作のファンであれば聴きたかっただろう「年増の綺麗なお姉様」とついうっかり、ウルが言ってしまった台詞も入っていなくて・・あらら?と言う感じでした。
あと・・・・救いようのない・・どうしようもないオウサカの王子のリカルド役が鳥海さんだったのですが。うーん・・・出番は少ないし、ちょっと勿体ないかなぁ?単なるヒステリーなシーンしか入っていなかったしねぇ・・。これが本当の「役不足」ではないでしょうか??

しかし、原作ではト書きシーンだけだったおみやげ物を買いに出たウルが、人形使いの芸を眺めている時に。全てが中級でストップしている精霊魔法を組み合わせて使う事を思いつくシーン。
ここには、人形使いが居ると分かる台詞や、ウルが風車を見るシーンが入っていまして。
原作ではあまりにあっさりと描かれていて、スルーしてしまいそうだったシーンが、きちんと入っていて。しかも、色彩鮮やかに甦った事に感動しておりました。
あぁ・・なるほど。音だけになったから・・音だけのドラマで、そのシーンの重要性を改めて示す。またしても、目から鱗のシーンでございました。

ごはんを食べよう 4

真船るのあ インターコミュニケーションズ 1999年5月15日
小杉十郎太(玖珂乙彦)×三木眞一郎(月島晶)
こおろぎさとみ(玖珂はるか)、武政弘子(まもる)
久保田恵(生徒)、高木礼子(店内放送)

檜山修之(麻生高文)、松本保典(菱田海王)
月島は、最近ダッシュ!で夕方に自宅に戻る日々が続いていた。と言うのも、大事なはるかの帰宅時間が早まったため、なんとかおやつを食べさせてやりたいからだった・・。
そんなはるかに、お友達が。ところが、まもる君ははるかが何かにつけて「つっくん、つっくん」と言うのが気に入らない様子で・・。
3に続けて、4を聴いた時。あれ?と言うのが一番の感想でした。
私は、ごはんを食べようの1〜4はネットオークションで原作本付きでゲットした経緯があるのですが。麻生さんと海王さんのカップルのお話はあったかしら?と言う「あれ?」が最初に来てしまったのです。
はるかが料理をする事になって、作りすぎてしまった食べ物を持って麻生さんのアパートに行くシーンがありますが。その時に、海王さんが出てきたため。あれ?一体何時の間にこの二人がくっついた話があったっけ?と。
メインカップルではないのですが、個人的にはこちらのカップルのお話も当然入っていると言う思いこみがあったために、二人のシーンを聞き直そうと、もう一度1巻や2巻まで引っ張り出す結果となってしまったのです(^^;。
いやぁ・・・おかげで、長くかかったわ(゜゜)\バキッ☆

原作での、麻生と海王のエピソードが気に入っていたため(あ、もちろんメインカップルの乙彦と月島さんのお話も好きではあったのですが、泣けたのは麻生と海王の方だったので)音として、聴いたつもりになっていたんですな(^^;。

さて。真面目な感想を書きますと。
大事な人のために、心を込めたごはんを作る。
美味しいと言って食べてくれる、大事な人の笑顔。その笑顔を見たいから、ごはんを作りたい。そんな愛情のこもったごはんを作りたい・・。
今回、食卓を囲む事について考えさせらましたねぇ・・・。

最近の子供のご飯って、ニワトリ症候群って言われているそうですね。
一人で食べる「孤食」。朝ご飯を抜いてしまう「欠食」、一緒に食卓を囲んでいても別々の物を食べる「個食」で、好きなものばかり食べてしまう「固食」で、頭文字でコケッココとなるのだそうで・・。
上手く付けたものだなぁ・・と、感心させられると同時に、ウラ淋しい気持ちになりますね。
だからこそ、はるかのおやつのために必死になって戻ってくるつっくん。例えそれが、バナナ一本!であったにしても、顔を見るためだけにでも戻って来ようとする姿勢に感動を覚えます。
まぁ、意地の悪い見方をするなら、彼らだから出来た行為だよね。職場を抜け出す機会や時間を与えられたからこそ出来る芸当であって。やりたいと思っても、共働きのお母さんの何人が、職場を離れてこういう事が出来る??と思ってしまいます。

今なら(と言うか、この当時ででもスーパーマーケットはあったはずですから)ちょっとそこのお店で、駄菓子やポテトチップスを買ってくるなりすれば、十分に鍵っ子でもおやつは食べられるのに。そうしない玖珂さん一家・・・おいおい・・。
それは、月島の「はるかを一人で置いてはおけない」という優しい気持ちであったにしても、皆で囲む食卓の意味を彼らは十分に分かっているのでは?などと思います。

ところで。今回、はるかのお友達のまもる君。彼は、小さいながらも月島に敵愾心を燃やし、張り合おうと言う意欲満々です。
そんなまもる君の男心(大笑)をちーっとも分かろうとしない、はるか(いや・・分かる方が怖い気はしますな・・だって、まだ小さいのだもの)。鈍感と言うのか、こういう鈍いはるかを好きになったまもる君が気の毒になりました。
おにぎりを必死に食べた彼の男(漢)っぷりに、これから先が楽しみです。

でも。どう見て?もはるかってこのまま成長したら、受けよねぇ(あぁ。だから、子供をそういう目で見るのは、腐りすぎってば)。しかし、月島限定で攻めかな?と思ってしまって、とことん自分の腐り具合に愛想が尽きてしまいました。

コルセーアW
風の暗殺者・後編

水壬楓子 サイバーフェイズ CPCDー1065 2006年4月25日
1.悪夢
2.レビア教皇
3.枢機卿の死
4.シャルクの罠
5.裁判
6.罪と罰
7.帰還
8.FREE TALK
森川智之(アヤース)×鈴木千尋(カナーレ)
三木眞一郎(セサーム)、遊佐浩二(ジル)
本田貴子(マーヤ)、千葉一伸(ギルベルト)
上田陽司(イドリス)、高田べん(マオ)、長島雄一(教皇)
小原雅一(マテジャ国王)、小野大輔(騎士)、川村拓央(進行役)
鳥海浩輔(ユーグ・特別出演)
教皇とセサームの会談の日取りが近づく中、教皇に暗殺者の魔の手が伸びる。
しかし、殺されたのは、なんと枢機卿だった。その現場に居たことから、カナーレが犯人扱いされ。カナーレに指輪を贈ったセサームの差し金ではないか?と、裁判が行われる事になる。
まぁ!!なんて所で終わったのかしら?と言う3巻でしたが。
アヤースのモノローグと言う形で、地下牢の一件の裏側が描かれて。アヤースが生きている事を知らないのは、カナーレだけ!と言うお話となっております。

両親から、悪魔の子として疎まれ。実の兄を自らの手で殺したカナーレ。
自分は本当に、海賊・プレヴェーサに居ても良いのだろうか?それ以前に、生きていても良いのだろうか?と言う不安などが常に存在していると思います。
かつて愛したセサームはカナーレを生かす事は出来ても、殺す事は出来なかった。居場所を作ってくれたと言っても、それは(失敗はしたものの)暗殺者としてのカナーレだから、側に居る事が出来た日々であり。
産まれた時から「死に場所」を求めてきたカナーレにとっては安息の地ではありえない。
だからこそ、カナーレにとってプレヴェーサの中、アヤースの腕の中と言うのは彼が唯一居ることが出来る場所でもあったわけです。その居場所と言うのも、アヤースが「俺がお前を殺してやる」と言う約束があってこそ。
だから、アヤースが居ないプレヴェーサはカナーレにとっては帰る場所ではない・・。。

そう思うと、聴いている方はアヤースが生きている事を初っぱなの「前巻からの続き」及び「どうしてこういう事になったのか」を説明する彼自身の語りで知ることが出来ていますが。お話が終盤になるまでは、知る由もないカナーレの事を思うと、本当に気の毒になってきます。
どんなにか絶望していたでしょうに・・それをぬけぬけと生きているアヤースが登場したら。
あんな思いを二度とするくらいならっ!と言うよりも、別の怒りもあったかな?などと思ってしまいます。どちらかと言うと、何故お前がここに居る?何故生きているっ!と言う怒りと絶望の淵に追い込まれた悲しみがないまぜになって、剣を振るって欲しいかも・・。
でも、生きている事を喜ぶのではなく。あんな思いを二度味わうくらいならっ!!と言うのは、か〜な〜りアブナイ考え方じゃないかねぇ??
船と船の戦い・・・海戦シーンの迫力が一つの聴き所となっている珍しい?BL作品となるコルセーアシリーズですが。今回、その声優さん泣かせの海戦シーンがなかった分、アヤースとカナーレがおそらく初めて?本気で対決したシーンは、それを補うほどの迫力ある戦いのシーンとなったのではないでしょうか?
この二人のやり合いに比べたら、イドリスとアヤースの対決なんて「ケッ」状態です(゜゜)\バキッ☆。

他には、「あ!ジル君って、ここから登場したんだぁ!!」とドラマCDを聴いて改めて思っておりました。
お名前だけは、会話の中などに出てきていたかもしれないのですが、ドラマの表舞台に彼が出てきたのってここから?
いや・・先に書いて申し訳ないのですが。コルセーアも原作→ドラマCDと言う一般的な(大笑)経路を辿っていますので。既に5巻の原作になる作品は読んでおりまして。
そこで、レティと共に女装して非常に似合う副官の印象がねぇ・・。いやもう!!こんな人、どこから出てた?と思っていたら。
そうか・・セサーム様とチェスをしていたのが彼だったのか!!うん。妙に納得(大笑)。
今回、セサーム様とチェスをするシーンで。セサーム様が彼を褒めていますもの。おぉ・・なるほど!と思いつつ聴いておりました。

ところで。セサーム様が、教皇との三日にわたる会談を終了し。改めてカナーレと語るシーンがあるのですが。
生きていると知ったアヤースと3日間、それ(大笑)ばっかりしていたカナーレが、久しぶりに語り明かそうとセサーム様に言われて「そ、その・・・」と口ごもるのですが。
一晩くらい良いじゃない!!つーか、まだやり足りないのか?などと思ってしまったのは、私だけでしょうか?

原作を読んだ時には、足りないだろうなぁ・・。やっと生きていると思える時間と空間を手に入れたカナーレだから。アヤースの腕の中からは一時たりとも出たくはないだろうなぁ・・と思っていたのですが。
こうして音声ドラマとなり、鈴木千尋さんが消え入るような声で「あの。・・」と言うと、途端にかなり恥ずかしくなってしまった私です。
いや・・鈴木さんの声が艶っぽかったから、もう十分じゃない?と思ってしまってですね・・これ、一応褒め言葉なんですが・・そう聞こえなくなってしまうのは、私のほめ方が悪いから??

富士見二丁目交響楽団 4 
コンサートはお好き?

秋月こお マガジン・マガジン 1998年6月1日
増谷康紀(桐ノ院圭)×置鮎龍太郎(守村悠季)
勝生真沙子(川島奈津子)、中村大樹(飯田宏)
梅津秀行(石田国光/教頭先生)、石田彰(五十嵐健人)
永野広一(市山和夫/先生)、浅田葉子(春山朋子)
西村朋紘(延原好一)、熊谷ニーナ(内海恵子/電話の声)
宗矢樹頼(後藤勇二)、河野智之(小谷道雄)、熊谷正行(橋爪)
11月の終わりに、待望のコンサートを開く事になった富士見二丁目交響楽団。しかし、桐ノ院が練習中に「皆さんの音が聞こえない!!」と指揮をストップしてしまう。
それ以降、桐ノ院の様子がおかしくなり。ただの棒振り人形と化してしまったのだ・・・。
あぁ、長かったぁ!!と言うのが、感想の一番です(^-^)。
やっと、守村くんと桐ノ院が相思相愛になりました!の富士見シリーズ第4弾です。

BL作品では、攻めが相手の事を好きで好きでたまらなくて、無理矢理!と言う状態で始まる作品が結構あります。しかし、一枚のCDで受けが攻めの事を好きになるお話だと「どうして?」と思ってしまいます。
何しろ、そういう事をしてしまった相手なら。とことん許せない!とか、顔を見るのも嫌だ!と言う状態になると思うのです。
でも、大抵のお話で、許してしまう・・と言うよりも。その相手を好きになって、恋人同士になりました、チャンチャン・・・のパターンが多いと思います。
攻めの一途な純情にほだされてしまうのか。ふとした弾みで、愛情に気が付いてしまった!などなどはあるのでしょうが。ここいらは、原作を読んでいないのでハッキリしない事は多いのですが。それらの感情の流れが分からないままに、ドラマCDが終わる頃には、「僕も君が好きだよ」になっちゃうんですよねぇ!!
それやったら、あんた(受け)は最初から彼の事が好きやったんとちゃうの?(何故か、大阪弁っぽい突っ込みになりますな)と思っている間に、ラブラブのH突入と言う事になってしまいます(大笑)。

ところが、この富士見では。
勘違いによる強姦(^^;で始まった桐ノ院と悠希の関係が(ほだされたにしても)細かく描いてあるので、違和感がなく悠希が受け入れるに至るまでを聴くことが出来ます。
まぁ・・今ではありえない作りなんですよね。小説一冊をドラマCD一枚にするのではなく、心理描写(モノローグ)をそのまんま・・と言って良いほどきちんと音にしているのですもの。この話、読んだよなぁ・・でも、このタイトルの文庫は買ってないぞと思っていたなら。なんと、さまよえるバイオリニストのタイトル文庫の中に入っているお話で。つまりは、3のさまよえる・・・とこのコンサートは一冊の文庫に収録されている中短編をそれぞれ、CD一枚(こちらのコンサートは、1,5枚)で描いてくれているのです。
そりゃ、とーっても懇切丁寧に描いてあるのは当然!でしょうな・・
その分、3の時には。ジリジリとしか進まない関係に、ちょっとだけイライラしてしまったのですが(苦笑)、ワガママですね>私(^^;。
で、その待ちに待った(゜゜)\バキッ☆801シーンが、フェードアウトと言うか・・今のBLだったら「待たせて、焦らせてこれだけかい?」って言いそうになるくらい短くて(大笑)。ちっ!つまらん(゜゜)\バキッ☆

苦悩を秘めた桐ノ院の増谷さん、お疲れ様でした!「ひらけゴマ!!」の朗々たる声は、絶対に近所迷惑だと思います。
・・と言うか、あの苦情の電話をかけて来た人と、悠希とのトラブルは今後大丈夫なんでしょうか?と言う前に、この奥さんは何故に悠希の自宅の電話番号を知っていたのかしらねぇ?しかも、まだ引っ越して時間は経っていないと思われるのに(大笑)
大家さん?それとも、仲介の不動産やさん??今なら、個人情報保護とか言ってそちらが逆に問題ですよね

そして、置鮎さん。トークの時にはまだモノローグ(ナレーション)部分の録音が終わっていなかったみたいで・・。これからが本番?と言う本当に今回もお疲れ様でした!となりました。

JUNEさんのドラマCDでは、結構有名なクラッシック曲を使ってくれている事が多いのですが。富士見が練習をしている時の音と、M響楽団の人たちが加わっての音、そしてサラリーをつぎ込んだ悠希のバイオリンと、桐ノ院によってもたらされたアマーティの写しのバイオリンの音の差などが、本当に「あぁ!!」と思えるくらいに差がありまして。そういう細かい演出、本当に嬉しくなります。

1〜3では、まるまる1枚を使ってのトークだったのに対し。このCDでは、なんと本編が長くなりまして。トークはそこまで長い時間ではありません。トークにご出演は、置鮎さんと増谷さん、そして勝生さんとなっています。
でも、このトークでは前作?3の感想の葉書ではなく、野性のアマデウスの感想の葉書を読んでいらしたので。あぁ・・3と4の間に番外編が来るのか・・・先に、そっちを聴けば良かった?と妙ま事を考えておりましたm(_ _)m。

ミス・キャスト4 
誘惑の唇

伊郷ルウ ファーストスマイル・エンタテインメント 2002年5月22日 FSCGー85107
1:新年     
2:長距離電話       
3:進展
4:写真     
5:記者会見        
6:誓い
7:Free Talk   
*初回封入特典8cmCDショートドラマあり
花田光(真木村慎一)×石田彰(立花和樹)
堀秀行(風間健吾)×櫻井孝宏(アンドレイ・早見)

井上和彦(深沢優治)、千葉進歩(田代浩志)、立木文彦(木暮政志)
山野井仁(今西隼人)、梅津秀行(元木雅弘)、吉野裕行(中山太一)
保村真(記者)、安田未央(女性記者)
会社命令で発売の決まった「セカンドスキャンダル」は、撮影前に大々的な記者会見を行う事になる。
そんな時、スタイリストを務めたアンドレイにも転機が訪れていた・・・。
アンドレイ役が、子安さんから櫻井さんに変更になり。風間と初対決(゜゜)\バキッ☆があった巻となりました。

まぁ・・お話としては、第二弾の写真集の企画を前に、ヴィラ出版が記者会見を行い。その裏側で、自分は他人から見たらホモに見えるのだろうか?と悩む和ちゃんのお話なのですが。

ミス・キャストを全体的に眺めた時には、「あぁ、4巻は。お話はあまり進展しなかったけど。1巻でノーマルだったはずの和ちゃんが、電話で何をするほどになっちゃった」の印象と。風間とアンドレイがくっついた最初の巻で。今後は、ツートップ(何が?)になるんだよねぇ・・でも、最初は縛ったのよねぇ・・・しか残らなくて。

こういう大雑把な見方になりますが、シリーズを全巻聞かれた方は、この4巻はどういう位置づけの巻だと思います?
私は、もうトラック2の印象しか残っていなくて。「解らないんだよねぇ・・」とずっとぼやいていました。

BL作品などでは、テレフォン801がたまに(時々?)出てきますが。そこに生身の相手が居るならともかく、相手は電話の向こうでしょ?
いくら、相手が「触っているのは僕だと思ってごらん」と言ったところで。実際には、自分で触っているわけだし。相手に指示されたからって、実行しなければ良いだけだし・・それってどうなんだろう・・・と思うんですよね。この場合も、和ちゃんが「先生、何をバカな事をやらせるつもりなんですか?」とかって、拒否したら良いのにねぇ(大笑)。
素直に、指をくわえたり、触ったりしてるし・・・
しかも。それで、凄く満足して「おやすみなさい」と言った後では。すーすーと寝息をたてて寝てしまってますけど。
えぇえええ?自分が、ホモの仲間に見えるかどうか・・の見た目を気にするのじゃなくて、別のところを気にしない?なんか、凄く可笑しい気がするんですけど。

今回、聞き直しましたら。まぁ・・見事に801シーンが多かったわねぇ・・。アンディと風間のシーンが1つありましたが。和ちゃんと先生のシーンは、4つもあるんですよ・・。ここまで多いと、Hの間にお話が進んでます?と言う気がしますね。
まぁ、今となっては貴重な石田さんの受けですから。素直に、その吐息や、喘ぎ。BLならではの「おねだり」シーンに、嬌声・・・艶っぽいお声を堪能させていただいておりました。ただ、あまり多いと・・「ご苦労様です」と頭が下がってしまいます。
だって、お話は新年早々みたいなのですが。なかなか休みが合わない二人が、ここぞ!とばかりに(゜゜)\バキッ☆お籠もりしちゃってます・・と言うシーンに始まり。
「また、するんですか?」・・・と和ちゃんには言われていますし。久しぶりに逢って。仕事の話をしようとしている和tちゃんに「続けて・・」と言っていたのに「明日の朝でも良いじゃないか・・」おいおい!!となってしまう真木村先生。どれだけタフなんでしょうねぇ・・。
そんな真木村先生の相手をしなくちゃいけない和ちゃん・・本当に、お疲れ様と言いますか。ご苦労様が先に来てしまいます(^^;。

今回は、先生とのシーンには突っ込みを入れたくなるのですが。
田代くんとの会話が良かったですねぇ(^-^)。まぁ、そっち方面になだれ込んでいく心配がない分、安心して(何を?)聞いていられると言うのもありますが。変わる事のない親友としての立場からの助言や会話が、とても楽しくて。

田代くんも、未知の世界?への好奇心なのか、単なるデバガメ(古いなぁ・・・言葉が(大笑))なのか?探求心?それとも、目の前のそういう存在をからかって遊びたいのか?和ちゃんと会話する時には「ゲイ友?」などと突っ込んでいますが。
信じられる友人!と言うポジションだなぁ・・と思わせてくれる会話が良かったです。
それは、記者会見で。きわどい発言をする深沢達に耐えられず、会見場を後にしようとする和樹に、「おまえが信じなくてどうする?今、動く方が拙いぞ」と忠告してくれるシーン。
うん。いろいろあるけど。君は良い人ね・・と思っていました。

初回についてきたおまけ話は、ファースト・スキャンダルの撮影風景をアンディ目線で語っているものでした。
当然?和ちゃんと先生はまだお付き合いをしていませんので。アンディから見て、鈍感な和ちゃんと。らしくない真木村への内心の突っ込みと言うお話でした。

そして。キャストトークは。2組のカップルを演じた石田さん・花田さん・堀さんと櫻井さんの残りで。BLのそういうシーンについて・・などを10分程度語っていらっしゃいました。
逆?宝塚と言う発言や、受けは女性を演じるつもりで・・と言うお話など。今は、新規BLにご出演のない石田さんや櫻井さんの会話だけに、「この当時は、そう思っていらしたんだ」としみじみ聞かせていただきましたm(_ _)m。

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