更新情報早見ページです。

*ホームページの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。
買ったらすぐに聞く作品もありますが、とりあえず棚に並べる・・・と言う作品もかなりあります(゜゜)\バキッ☆。

(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので。
新規に感想やデータをアップしたものをここで、過去一ヶ月分についてまとめて紹介します。

ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m。
一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_ _)m。
また、ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。


*今月のトピックス

*ワガママ王子はシリーズ扱いです。

*キヨショー、ページ移動しました。今日からマ王!は、ページ分割しました。Saint Beastのページ整理しました。

*櫻井孝宏さん、200タイトル突破です。

*今月は、なんと感想アップタイトル30です。新記録達成!!

TOPICS一覧表へ


*感想アップ一覧

*AIRの感想終わりましたぁ\(^o^)/。犬夜叉関連も新しいCDが出なければ、とりあえず手持ち分は終了かな?

AIR 9巻 Farewell song Cafe’吉祥寺で S7 遙かなる時空の中で 2 夕影の栞
今日からヒロイン!?
甲子園の空を目指せ!
犬夜叉 連載500回突破記念
紅と白の歌合戦! 犬夜叉版
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
SUIT CD vol.7
エターナルガーディアン
聖戦士伝説 第一部第二章「ティア・プレリュード」
Trinity Blood(トリニティブラッド)
MISSION[U]JUDAS PRIEST
学園アリス ラブ☆ポーション注意報
東の海神 西の滄海 十二国記シリーズ 獏狩り 風の王国
ときめきメモリアル Girl’s Side 1st Love
特典CD(コナミスタイル)
アラビアンズ・ロスト 
ドラマ&トークCD
彩雲国物語 セカンドシーズン
番外編ドラマCD1
IMAGE/古川登志夫(S) 最遊記RELOAD 
ボーカルアルバム 1
S.S.D.S
SEVEN Vitamins(S)
ESCAPE キャラ対決フリートーク集(B)
〜ゲラゲラノンストップ〜キャラズレ警報発令中!
子供の領分 7
怪物君パニック(B)
Saint Beast 光陰叙事詩天使譚
四聖獣の館へようこそ 2
ワガママ王子にご用心!(B) 高潔な貴族は愛を得る(B) 純情ミニマム(B)
ヤバイ気持ち(B) きみが恋に堕ちる(B) ドアをノックするのは誰?(B)
好きなものは好きだからしょうがない!!
シアワセノマホウ(B)
真夜中の弥次さん喜多さん
愛と幻覚のセレナーデ(B)
真夜中の弥次さん喜多さん
フリートークCD(B)

*感想アップしたもの

AIR 9巻 
Farewell song

ビジュアルアーツ ジェネオンエンタテインメント FCCPー0017 2006年1月25日
1.Farewell song
2.再会と別離
3.一人より・・・
4.晴子と観鈴
5.家族

6.忘却
7.ママ!
8.本当の家族
9.幸せなばしょ
10.エピローグ
川上とも子(神尾観鈴)、緑川光(国崎往人/そら)、久川綾(神尾晴子)

三木眞一郎(橘敬介)

野中藍(少女)、相沢舞(少年)
人としての記憶を失い、それでも観鈴の側に居ようとする往人。その最後のメッセージは、観鈴にも届く。
「往人さんは居ないけど、私、ガンバルネ!」
しかし、翼を持つ少女にかけられた呪いは、徐々に観鈴の身体を蝕み。母親として一緒に居ようとする晴子の事すら忘れてしまうのだった・・・。
「私、頑張る!」「もっと頑張れ!」・・・その言葉が持つ重みを時々思う事があります。
一生懸命にやっている。でも、それでもまだ頑張らなくちゃいけない!目標に向かって、夢に向かって!

しかし。目の前の困難などに立ち向かっている人に対して「頑張れよ!」と気軽に声をかけてしまいがちな私達。
関西大震災の時が、そうだったと聴いています。
もう、出来る範囲で出来る事をしているのに、それでもまだ周囲は「頑張れ!」と応援する。応援する言葉をそれしか知らないから、ついつい気軽に「頑張って下さいね」と言ってしまう。
でも、言われた方は「これ以上。どうやって?何を?」と思った・・・のだと。そう聴きました。だから、応援する言葉として、ついつい簡単にかけてしまう「頑張れ!」は、使うところや使い方を間違うと、相手を追いつめてしまう言葉にも成りうるのだと思いました。

このドラマでも、自分が目標と決めたゴールに向かって歩く観鈴。そのゴールのちょっと手前で、「もう、良いよね?」と言ってしまい。周囲は、それと知らずに励ましてしまう。
頑張らなくても良い。ゴールテープを切らなくても良いじゃないか?目標には届かなくても良い!そう言う生き方だってあるはずだったのに・・。それでも、頑張ってしまった・・。
大震災とは、また少し違うでしょうが。ふと、頑張る(れ)に込められた重さを思い出してしまったのです・・・。

さて。長かったAIRの最終巻です。今回の感想は、内容をご存じない方でこれから聴こうと思っている方は、聴いてからお読み下さい。・・・と言うのも、激しく内容について触れています。ネタをばらさないように書くのが、非常に難しかったので。その点はご了承下さいませm(_ _)m。






翼を持つ少女の生まれ変わりである観鈴は、その呪縛のせいで、愛する人を失ってしまい。そして、自らも見えない翼が痛む・・・と言う、現代医学では説明のつかない痛みに苛まれています。
翼を持つ少女の夢・・観鈴としての記憶も全てを失ってしまう・・・。それどころか、最後まで見てしまったなら、彼女自体の生命が失われてしまう・・。
そんな状態の時、彼女を押しつけられるような形で育てる事になってしまった叔母・晴子が、ついに「家族として」仕切直そうと決意をする。
しかし、観鈴の状態は既に最後の夢の一歩手前まで来てしまっていて・・・。

また、そういう時にタイミング良く?観鈴の父親が登場して、彼女を引き取って育てたいと言い出す。
父親がやって来た時に、観鈴が記憶を失ってしまっており。おかあさんと呼んでいた晴子さんをおばさん・・と言ってしまう。

もう、観鈴の症状が進むと共に、晴子さんがたまらなくてねぇ・・。
年齢的にも、観鈴の視点と言うよりも。晴子さん視点で考えたり見たりした方がしっくりくるんですよ。
それも加わって、観鈴に「オバサン」と呼ばれても、つくったご飯が美味しくない(これはすぐに訂正されますが)と言われても。
「そか・・そやな・・」と、明るく振る舞う晴子さん。いくら、今まで母親らしい事をしなかったにしても。お互いに干渉しなかったにしても。青春を台無しにして育ててきた(最後のトラックで、晴子さんがいくつであるかを語っています。そうなると、10年は一緒に過ごしてきた・・を逆算すると、かなり若い時に押しつけられた!って事になるんですよね)娘同然の観鈴に、そういう言われ方ってのは。今までの復讐かい?って感じで堪えるはずですよ・・。もしも、私がそういう状態になったら「そやな・・」って笑えない。怒るか泣き出すか・・のどちらかかな?って思います。
しかも!観鈴は、(晴子さんが)口ではいろいろ言っていても。バイクをすっ飛ばして駆けつけてくれる優しい母である事を知っているのが、前の巻で語られています。そうすると、これはもうひたすら往人とは別バージョンの呪い発動か?って思いますもの。
親しい人を全て忘れてしまう事も、翼を持つ少女にかけられた呪いか?って(愛する異性には、痛みと言う呪いがかけられていますが)そこまで彼女を追いつめる呪いって、一体何??!!!それに振り回される晴子さんと観鈴が可哀想過ぎて。

そんな二人の間に、観鈴の父親が現れ。引き取られていく・・と言うまさに、その絆が断ち切られようとした時。
奇跡は起こります。オバサンと呼び、橘に対して「ちょっと待ってぇな!」と叫ぶ晴子を怖がっていた観鈴が「ママ!」と絶叫して、上手く動かない足で、海の水をかぶりながらも晴子を慕って車いすから降りてしまうのです。
ここの「ママ!」の絶叫は、川上さん渾身の演技です。幼い子が、母親に捨てられまいとして、必死に求めて叫ぶ様・・・。その観鈴を抱きしめる晴子さん。もう、AIR9巻目の泣き所の一つです。

そして、忘れていたはずの晴子さんの記憶は蘇ったのか?二人の生活が再び始まったものの。
海辺で、お母さんがゴールなの・・と前方の「そら」と晴子の所へ歩いて行こうとする観鈴。
「もう、頑張らなくて良いよね?ゴールしても、良いよね?」
彼女が目指したゴール。それは、家族や愛する者と一緒に居る場所。
そのゴールに向かって歩く観鈴がこぼした「もう、頑張らなくても良いよね?」に、最初は「あとちょっとやないか!」と励ましていた晴子さん。
しかし、観鈴が最後の夢を見てしまっていた事。ゴールした時こそが・・と言う事に気が付いての絶叫・・・
「あかん!あかん!」

このドラマCDを最初に聴いた時。先の「ママ!」のシーンでも大泣きしてしまいましたが。
記憶が戻ったのなら、ひょっとして、観鈴の呪いは晴子さん相手だったら最後までは発動しないのか?などと甘い予想をしていた私の脳天を思いっきりぶちのめしてくれましたね・・。
涙が止まらないのなんの・・。最初が、ギャルゲー?を基にしたドラマCDだとたかをくくっていただけに、ガツンとやられましたよ。どの位泣いたか・・って、そりゃもう翌日アイメイクするのに大変でしたから・・。瞼腫れてしまっていて・・。
このシーンの久川さん演じる晴子さんの「観鈴ーーーーー!!!」の絶叫と号泣を聴いて、泣かない人は居ないのじゃないか?ってくらいの名シーンです。何しろ、話を知って聴いていても。何度も泣ける・・。
話を知っていると、ここでこう来るぞ・・こういうシーンがあるぞ!ってある程度心構えが出来てしまうんですよね。映画などでも、ここで主人公は死んでしまうのよ・・って分かっていると、最初は泣けても。二回目からは分かっている分感動が差し引かれてしまいますが。
このAIRの「観鈴!!」は、何度聞いても泣けて泣けて仕方がないのです・・。

ゲームをプレイしていない私には、最後に出てきた少年と少女は一体何?となりましたが。
観鈴が、命をもって翼を持つ少女の呪いを解いたから。
少女と愛する人とが、再び出会えて旅立つ事が出来たのか?・・そらとなってしまった往人と、観鈴の生まれ変わりであって欲しい!そう切に思ってしまったのです。

Cafe’吉祥寺で S7

RWC 2005年12月24日
岩永哲哉(栗原太郎)、石田彰(皆川ひふみ)、伊藤健太郎(大久保真希)
森久保祥太郎(徳美秀太)、保志総一朗(一ノ宮純)、大塚明夫(三鷹雄一)、関智一(菜積浩伸)
視聴者?の方からの、お手紙に対して。Cafe’吉のメンバーが、相談に乗る「スペシャル」の第七弾。
今回は、「勝負下着は?」「レタスを100個もらってしまった対策」そして、「ダメ犬の躾について」のお悩み相談。
キャストトークのお題は、好きな鍋料理について!!
普段、RWCシリーズはほとんどが一般売りになった作品を購入しています(例外が、ストラップ付きとおまけ目的(大笑)のS4)。
・・・と言うのも、このホームページをご覧になって下さる方は、何度も読んだ・・と思われるかもしれませんが。

そう。アニメイトが、すぐに行くことが出来る距離にはない!!と言うこと。
アニメイト専売の品は、帯はないため(゜゜)\バキッ☆発売日などの情報を調べないといけない事。そして、結構アニメイトに行っても欲しい品があるとは限らない。取り寄せ&取り置きしておいてもらわないと、わざわざ行っても戦利品がないと言う事になります。
まぁ、半年待って地元で難なく買えるのなら。それで良いか・・・と思っていたところがあります。

宮崎にアニメイトが出来たのは、そう遠くない過去なものですから。それまでに、半年待って地元購入と言うパターンが出来上がっていたんですね・・。ところが!!このS7だけは、待てど暮らせど一般売りになる気配がない。
後発のCシリーズが、一般売りになっていくのに。S7は??
そして、宮崎アニメイトに行った時。たまたま見つけたこのS7。ここまで待って、出ないのだから。もう、待つのはいいや・・・。買える時に買っておこう!と買ったら・・。
もう、大笑いして。呼吸困難になるかと思いましたねぇ・・そのくらい、凄かった!!

えぇ??どうして、これを一般売りしなかったのだろう??何故?こんなに面白いのに!!S7は、一般発売忘れています??と真剣に悩んだほど面白かった!!買って良かった!!これを聴いていない石田さんファンは、絶対に損してます!!と思ったくらいです。
あ・・石田さんファンと書きましたが。伊藤さんファンや大塚さんファンも、聞き逃すのは勿体ない一枚ですよ!!
まぁ、各声優さんファン(お話と言うよりも、このSは声優さん人気で成り立つCDだと思っています)は、発売すぐに購入されているとは思いますが・・・。

さて。ロッカールームからこんにちは!のコーナーでは。アダルトに行こうと決めたCafe’吉メンバーが、太郎を除いては皆が女言葉で会話をしています。なんと、あのマスターまでもが女言葉。しかも、ミニスカートやキャミソール?を着ての、まるでオカマバー状態(゜゜)\バキッ☆。
抗う太郎も、菜積と皆川の手によって。しっかりと女言葉で参加するに至っては。全員揃ってのおかま状態(大笑)。
普段から、「です・ます」調の純や、オカマ言葉の菜積は、いつもと一緒!!と言う感じですが。
やはり、太郎と真希と徳。そしてマスターの女言葉は、もう声とのギャップでおかしいのなんの!!
そして。私を笑いの発作に突き落とした皆川の、なんとも言えない脱力系の息づかいによる、色気振りまき状態の台詞・・・。あぁ、この台詞回しをどう説明したら良いんだろう?自分の語彙の貧しさが、本当に悔しいです!!
鼻に抜けるような、語尾を伸ばすような「あふぅん!!」的な言葉の数々は、台詞のどの単語でそのあふぅん!が来るかが予測出来ないだけに、もう・・もう・・うわっ!!うきゃ!!うひゃ!!の連続でした。
今回だけは、皆川の台詞が来る度に身構えてしまって・・・いやぁ。。疲れた(大笑)。
収録時間は、Cafe’吉S7はあまり長くはありません。でも、表示された時間の何倍にも聞こえたほどでした。
トークの時に、オカマの後でお鍋の話題・・と言う突っ込みがあって。おぉおおおお!!と、その瞬間に吼えていたのは、私です。

チゲとは、既に鍋料理の事だから・・とトークの方では、豆知識を披露された岩永さん。ダメ犬の相談の時に、「心当たりでもあるのかしらぁ?」と真希に当てこすりを言うシーンが好きでした。
私と同じで、水炊き!と答えた伊藤さん。勝負下着の相談での「ガーターベルトとか・・」の台詞で、皆川に「中の人が出てきているよ」の指摘には、CDを停めて大笑いさせていただきました。
また、私と同じくキムチは辛いから苦手!と答えた保志さん。純は、普段から可愛らしい言葉で。しかも丁寧語でしたから、あまり違和感はなかったのですが。途中途中で「よね?」などの語尾に、おぉ!と思わされました。でも・・・ウナギを使った鍋は、ないと思います。ドジョウなら、柳川とかあるけどねぇ・・。ウナギは・・ちょっと。
すき焼きとか、しゃぶしゃぶ?かな??と答えていた大塚さん。声がダンディで低いだけに、今回のオカマ言葉では、一番ギャップを楽しめました。あの最後の高笑いが、もう一押しです。
個人鍋を持っているほどの森久保さん。お声が高いから、オカマ言葉もあまり気になりませんでしたね(^-^)。
豆腐が上手くすくえない・・解決方法に、お玉!!と無難なお答えだった関智一さん。なっちゃんは、やっぱり太郎を着替えさせるシーンの迫力が良かったですね。
そして、水炊きやすき焼きに突っ込みを入れていた石田さん。このCDの発売から月日は経ちましたが、好きな鍋料理は見つかりましたか?皆川のあの台詞に、今回はやられっぱなしでした。貴方なしには、このS7の魅力は半減すると言っても過言ではないでしょう。また、マスターの高笑いも・・・ひょっとしたら、皆川のマジック炸裂した?と思わせる黒さが最高でした。
本当に、楽しませていただきました。ありがとうございましたm(_ _)m。

遙かなる時空の中で 2
夕影の栞

コーエー KECH 1380 2006年6月28日
1.ドラマ「秋の聲 闇ー千歳・アクラム」
2,ドラマ「秋の聲 運ー勝真ー」
3.ドラマ「秋の聲 猫ー彰紋ー」
4.ドラマ「秋の聲 妖ー翡翠ー」
5.ドラマ「秋の聲 書ー泰継ー」
6.語り「始まりー頼忠ー」
7.語り「始まりーイサトー」
8.語り「始まりー幸鷹ー」
9.語り「始まりー泉水ー」
10.暗闇の傀儡師(歌:置鮎龍太郎)
三木眞一郎(源頼忠)、関智一(平勝真)
高橋直純(イサト)、宮田幸季(彰紋)
中原茂(藤原幸鷹)、井上和彦(翡翠)
保志総一朗(源泉水)、石田彰(安倍泰継)

桑島法子(平千歳)、川村万梨阿(シリン)、置鮎龍太郎(アクラム)

花輪英司(陰陽師)、宮園丈裕(翁/貴族)
河原木志穂(女房)、近藤隆(青年貴族)
白龍の神子は、四神のうち二つの解放に成功した。静の黒龍の神子・千歳に対して、動の白龍の神子は、時を巡らせ京の結界を解こうとしている。そんな彼女は、黒龍の神子と会いたがっており。ごく素直に信じている!と言うのであった・・。
コーエーオンラインノベルから派生したドラマCD第二弾は、千歳とアクラムのドラマと、地の四神の八葉のドラマを収録。
オンラインノベルから派生したドラマCDですが。天の四神の時には、まだ八葉になっていない彼らのお話だろうな・・と思います。
なので、今回もそうかな?と思っていたら。彼らが京で出会った事件や人。そこから、思った事などを通して神子に逢いたい・・と、最後には事件や人とのやりとりの全てが、神子に帰結するようなお話にまとまっています。
何を見ても、何をしていても。好きな人の事を思ったり考えたり、思う先は一つって事ね・・(゜゜)\バキッ☆・・って、この場合の神子は私なんですけど、なんとなくそれらをかいま見ている自分は傍観者的立場で、神子とイコールになっていないものですから・・ちょっとだけ、ジェラシー(大笑)。

勝真と翡翠さんは、妖との事件を通して。彰紋くんと泰継さんは、捜し物から派生した事件?を通してのエピソードが描かれていますが。
一番、タイトルの「秋」にふさわしいな・・と思ったのは、個人的には泰継さんの「書」でしたね(^-^)。
大抵は、食欲の秋になっている管理人なのですが。その次に来るのは、読書の秋なんですもの(スポーツは。。子供時代から苦手でね)。連理の木が本から知識を得たがっているのが、なんとも面白かったです(^-^)。その通訳ぶりがね、青年貴族の解釈が違うとか、そこは飛ばして読むなと木が言っているとか・・。
残照のドラマよりも、こちらの方が好きですね。八葉になる前の彼らを描くのも良いのですが。やはり、八葉になって変わっていく彼らや気持ちの方が、しっくり来ますし。

また、残照の時には、地の四神が語りでしたが。いずれも神子と出会ったばかりのエピソードだったもので。まだ、彼女への思いを吐露するまでは行っていなくて。かなり淡々とした印象でしたが。
この夕影では、「始まり」・・恋の始まりと書きたくなるようなエピソードの天の四神の台詞で。
オンラインノベルで読んだお話で、かなり印象的だったものがあり。それも嬉しかったですね。

一番おおぉお!!と思ったのは、オンラインノベルで「花・菊」をゲットするイベントになった頼忠さんとのお話の語りが収録されていた事でした。
頼忠さんが、川に菊の花を手向け。神子も、一緒に菊の花を流すエピソードは、頼忠さんのお話の中でもかなり好きだったお話でしたので。語りが始まった瞬間、「あ!これって!」と思わず叫んでしまったほどですもの。

ドラマも、語りも。残照よりも夕影の方が好みのものばかりで。大変嬉しい時間を過ごしました。

今日からヒロイン!?甲子園の空を目指せ!

喬林知 namco 2007年9月27日
PS2ゲーム「今日からマ王! 眞マ国の休日」プレミアムBOX特典CD
櫻井孝宏(渋谷有利)、森川智之(コンラッド)、井上和彦(ギュンター)

大塚明夫(グウェンダル)、斎賀みつき(ヴォルフラム)
宮田幸季(村田健)、小西克幸(渋谷勝利)
二次元美少女ゲームを愛する勝利。パッケージに愛する弟・有利に似た子がいるゲームを見つけて。早速プレイする事に。
そのゲームの内容とは、野球部に入部した主人公が、様々なパラメータを上げて。女子マネである(有利に似た)黒髪の少女や、金髪の女子マネ(ヴォルフラム)と仲良くなると言うものだったのだが・・。
・・・お兄さん・・勝利お兄ちゃん・・。お願いだから、弟に似た女の子とカップルになるゲームなんて辞めて下さいな・・と言ってしまったなら。このドラマCDは、根本から設定が崩れてしまいますが(大笑)。
そうですねぇ・・・全体的な感想とすると。小西さんが。。小西さんが、壊れた!!と言うのが第一です。
いや、ここまでの迫真の演技で二次元美少女を愛するヲタクを演じて下さるなんて、夢にも思いませんでした。
ゆうりとキャッチボールをするシーンでの「絶対領域!」などの台詞なんて、もう大笑いしました。

Blood+のハジで、小西さんの名前を覚えて「声が良いよね!」と言っている友人に、小西さんが沢山喋っているよ・・と聴かせたのですが。
「私のハジは、こんなキャラじゃない!」と拒否されてしまったくらいです(^^;・・。いや、だからね・・友よ。声優さんなんだから、いろんな役を演じるわけですよ・・。はっちゃけた楽しい演技じゃないか!

ゲーム好きには(しかも、シミュレーションの恋愛ゲームをプレイした事がある人なら)お勧めのドラマCDです。って、このCD自体がゲーム特典なんですから、ある程度ゲーム好きじゃないと買わないわねぇ(大笑)。
いや、肯ける台詞が多いんですよ。運動のパラメータを上げて、なおかつイベントを起こしてCGゲットだぜ!なんて・・。
学習や容姿、雑学に運動能力などの数値を上げて。そのイベントが起きたりすると「キターーーー!」と言うか「かかったぁ!!」(いや、釣り竿に魚が・・(゜゜)\バキッ☆)とプレイしている時に思ったりするもので(大笑)。
ドラマ中の勝利お兄ちゃんの絶叫?は、分かってしまうんですよね。
そして、フラグの条件などを知っている情報屋・ムラケンの台詞の「隠しパラメータになっている好感度」や、好感度によって主人公の呼び名が「名前」から「愛称」に変わる点だとか・・。いや、本当に恋愛シミュレーションをプレイした人には、大いに楽しめるドラマとなっている事を私が保証します!!

ただ・・この前作のゲームの時のドラマ座談会で。声優さんのほとんどが、ゲームをあまりプレイされずに。台詞がちんぷんかんぷんだった事をお話されていまして。それを知っていると、宮田さんがいかにゲームに詳しい台詞を語っていても。オルトキーとプリントスクリーンキーを押して・・結構パソコンに詳しい台詞があったにしても。台本に書いてあるから、それらしく聞こえるように読んでいるのかな・・なんて、ちょっと冷めて思ってしまったりする点はありますが(゜゜)\バキッ☆。
同じ時期に聴いたSaint Beastのゲーム特典のドラマCDに比べると。遙かににこちらの方が内容もボリュームも満点で、個人的には、かなり大満足です。

声優さん好きにも、ギュンター先生が出てきた時のお兄ちゃんの台詞の「俺の絶対音感によると、声はい・・ひこ」と、声優さんのお名前の部分にピー音が重なるものや、「グルメな新聞記者風にやってみて」とリクエストを出して、「ますますい・・こ声だぁ!!」となったりするシーンや。最後の方で村田が「声が、み・・きだから?」と問いかけるシーンなどは、美味しいのではないでしょうか??
でも・・本当に、これがギャルゲーだったら。女の子ゲームをしている気分にはならないでしょうねぇ・・。
しかも、監督やら先輩からもチョコは貰うし、お兄ちゃん呼ばわりされるし。・・・何が悲しくて、ギャルゲーで(゜゜)\バキッ☆男性とのエンディングを迎えなきゃならない?って思いますよね・・。しかも、グウェンダルやコンラッドとのラブラブシーン(大笑)では、音楽がまた豪華っぽい音楽になっているし・・。音楽まで、凝っていますよね。

音の点では、最初はゲームの中の人物の声には、ちょっとした加工がしてあり。お兄ちゃんの台詞は加工がなく、現実世界?とパソコンのゲーム内の台詞の境界線がはっきりしているのですが。
ゲーム内のキャラが、お兄ちゃんの台詞に受け答えしていたりしているうちに、その境界線がはっきりしなくなって。どこからどこまでが、プレイしているお兄ちゃんなのか。ゲーム内の会話なのか・・が分からなくなってきています。そこいらから、加工がなくなっているのも、ポイントが高いです(^-^)。
会話している時点で、境界線などは不明瞭ですし。お兄ちゃんがあっちの世界にのめり込んでいるんだろうな?って分かるので、これはこれでOKかな?

そして。特典には、このドラマCDの台本まで入っていましたが。台本では、コンラッドが溺れた時。ヴォルフラムもグウェンダルも「コンラッド!」と呼びかけているのですが。
コンラッドは有利達地球の呼び名で(そちらの方が呼びやすい)、眞魔国では「コンラート」が正式なお名前です。
だからか?斎賀さんも大塚さんもちゃんと「コンラート」で呼びかけていまして。おぉ・・・・世界観を守っていらっしゃる!とちょっと感動しました。

ボリューム満点と書きましたが。このお兄ちゃんがプレイしたゲームの内容のドラマだけではなく、村田とお兄ちゃんがタッグを組んで。眞魔国のキャラを男女逆転させてのゲームを作ろうか?ってミニドラマと、なんと!声優さんコメントまで入っていました。
あのミニドラマで、館に入ってきた人をトラップを仕掛けて・・が村田に似合いそうだと有利が言っているシーンがあるのですが。PSで出たゲームだったのは覚えているのですが・・タイトルが出てこなくて・・。どなたか、教えて下さい!!気になって仕方ない・・・。
悪魔と契約して、女性か何かが入ってきた人の魂を奪うダークなゲームだったですよね。3Dだから、プレイしていませんけど・・(^^;。

しかし・・・。この眞魔国の休日のゲーム。通常版がなく、プレミアム版だけの発売だったと思います。と言うか、プレミアム版で用があったのは、このドラマCDだけ。あのチビ人形は要らなかったんですよね(゜゜)\バキッ☆・・。ドラマCDだけ付属の、もうちょっと安い特典付きがあれば良かったのにな・・・。どうして、このプレミアムしか発売しなかったんでしょうね?それだけが、不満だったりしました(^^;。

犬夜叉 連載500回突破記念
紅と白の歌合戦! 犬夜叉版

高橋留美子 avex AVCAー26200 2007年4月4日
1.オープニング
2.お皿に盛られた黒い山
3.戦国時代にただいまっ!
4.もうひとつの弁当箱
5.かけらをたどって紅白村
6.意外な出場者
7.急襲
8.いざ出発!ヤツが待つ城へ!
9.人魚姫
10.瞬間の第一関門
11.邪見オンステージ
12.りんの想い
13.なぞの第二関門
14.人生迷い道

15.筋書きなしの第三関門
16.消えた贈り物
17.かごめと珊瑚
18.誘拐
19.夜明けまであと少し
20.暗闇の戦い
21.やる気をなくした殺生丸
22.いま伝えたい言葉
スペシャルトーク
23.オープニング(MC:山口勝平・雪野五月)
24.トーク本編(MC+辻谷耕史+桑島法子+渡辺久美子)
エピローグ
25.紅と白の歌合戦 ステージに七宝が!
26.「おらのうた」/歌:七宝
山口勝平(犬夜叉)、雪野五月(日暮かごめ)

渡辺久美子(七宝)、辻谷耕史(弥勒)、桑島法子(珊瑚)
中川亜紀子(日暮草太)、能登麻美子(りん)

成田剣(殺生丸)、チョー(邪見)

巻島直樹(妖怪・声食み(こえばみ))、室園丈裕(村人)
四魂のかけらを求めてやってきた村では、年に一度の歌合戦が行われる事となっていた。しかも、かけらは歌合戦の景品になっているではないか?歌合戦に参加しようかどうしようか・・・迷っている一行の前に、妖怪・声食みが現れた。
声食みに、声を取られてしまった人々のため。かけらのため、一行はヤツの城に向かうことになる。
先行発売された殺生丸版とは、21トラックとトークの24、エピローグの25と26が違っています。
こちらでは、殺生丸が声食みを見た瞬間「もう良い」と、すぐに踵を返しています。なぁんだ・・こんなあっさりと・・・でした。

でも、これじゃあ感想にならないので。殺生丸編で詳しく書かなかった感想も書こうと思います。
先ずは、7トラックの「急襲」犬夜叉とかごめの声が先ずは逆転。山口さんの、かごめちゃん風と雪野さんの犬夜叉・・。雪野さんの犬夜叉は、結構迫力があって(お妙さんみたいです(゜゜)\バキッ☆)OK。そして、珊瑚と弥勒様の声が逆転。桑島さんの弥勒さまバージョンは、「おなごと話が出来ない」と言っている割には、色気があって・・・これはこのままでも良いのじゃない?などと、七宝ちゃんでなくても思ってしまいました。辻谷さんの珊瑚ちゃんは、怒っているのか居ないのか・・困っている状態??
そしてそして!!殺生丸と邪見の声が入れ替わっており・・。
成田さんの邪見「そんな事言うな!りん!!明らかに儂に、殺生丸様の声は合わんじゃろうが!!」が、ぶっちゃけた感じの邪見風味で。いや・・これはこのままで、別に良いです。私的には、スカした殺生丸様を演じているよりも、ストレス発散!して楽しかったのじゃないかしら?などと思ってしまいました。二枚目は二枚目で、気持ちは良いでしょうけど。殺生丸様って、無口でセリフ少ないんだもの・・・。
うん・・悪くないよ。成田さんの邪見、だから、このままでやりますか?などと、一瞬思ったのですが。そうなると、チョーさんの殺生丸さま・・・
「そこの物の怪・・・物の怪・・貴様は知らぬのか?やって良い事と悪い事があるのを」が、妙に間延びしていて。まったりしてまして・・・これは、ちょっと似合わない(大笑)。もう、笑いましたねぇ(^-^)。
ちゃんと、成り代わる前の声優さんの口癖と言うか、勢いやリズムそのままなんですもの。流石に声優さん!!お上手です。

そして、3つの関門では。あいうえお作文の10トラック、「お」でお座りが来るのがいかにも犬夜叉!!
第二関門では、IQサプリ風と言いますか。あるなし謎かけで。こそっとかごめちゃんが「紙に書きながら聴いた方が良いわね」と言ってくれまして。おぉ!!ドラマCDを意識してますな!!と言う感じでした(^-^)。
第三関門が、早口言葉。5人の声優さんで5回と言う設定で。一人一回ずつなのかな?と思っていたら、何度もバトンが回ってきたのが、七宝役の渡辺さんでした。辻谷さんと桑島さんが、途中でかんでしまって・・・。そこは、撮り直しなどはしないで一発勝負!のそのままの録音が使われているみたいです。
「私ですか?」とそこから、何度か言い直しをしている辻谷さんや、再挑戦!でクリア出来た桑島さん。渡辺さんが何度も言っているのですから、5回と言う条件はそこでクリアしているはずなんですけど・・。全員が言い終えて終了!!だから、そのトラックタイトルが「筋書きなし」なのかもしれません。
役を通り越しての早口言葉挑戦!に握り拳などを作って応援してしまいました(^-^)。

20トラックの暗闇の戦い。
ここは、あぁ!!犬夜叉一行の絆の深さよね!!と言葉がなくても、会話を交わして闘っているかのような彼らの連携プレーが嬉しくて。
妖怪が霧で、目くらまし。しかも、夜明け前なので暗い。霧に匂いがあるのか、犬夜叉の鼻も利かない。そんな状態で、声を奪われてしまった彼ら・・。先ずは、七宝が狐火を繰り出し。ますます増えた霧に対して、弥勒様が風穴を使う。
弥勒様が、風穴を使って霧を吸い込む事を珊瑚は分かっている。それは、かごめが話した人魚姫の話のトラックで、彼が言った言葉を思い出したから。
珊瑚の攻撃で、一瞬ひるんだ妖怪に鈴を付けた犬夜叉が音を頼りに風の傷!!を放つ。
もう、一糸乱れぬタイミングと行動。犬夜叉のドラマCDで、ちゃんとした戦闘シーンがあったのは。これが初めてのようにも思いますが(そう言えば、七人隊の時にはショーを繰り広げていたし。宝来島の時には、ここでもクイズなどに答えていた印象の方が強いし)、いやぁ・・久しぶりに彼らの戦いを聴いたなぁ!!としばし感動でした。

突っ込みポイントがないわけではありません。今回のお話のキー?になっている「人魚姫」のお話。
かごめは「人魚姫ってお話、知ってる?」と戦国時代の仲間に話しかけますが・・。人魚姫って、外国の作家アンデルセンのお話で。いくらなんでも、戦国時代の彼らが知っているわけはないでしょうが!!とちょっと思ってしまいました。

ただ。アニメ放送終了後。時間が経って作られたドラマCDですが。キャストのチームワークも健在。
雲母のキュウンと鳴く声も入っていたし。犬夜叉一行が移動で歩く時に、弥勒様の錫杖がカチャカチャと音を立てる・・・。あの擬音を聴いているだけで、戻ってきた!と思ってしまいます。
そして、何よりも。七宝ちゃんの「オラがしっかりせねば!!」の名台詞に、かごめちゃんの「お座り!!」、戦いのシーンでの犬夜叉の「風の傷」と、珊瑚の飛来骨(字、これで良かったかしら?)に弥勒様の風穴!!
あぁ・・犬夜叉ワールドに返ってきた!!彼らが変わっていない姿に、犬夜叉ファンなら買って損はないでしょう。
ただ、殺生丸版との違いがほんの少しだけなので。どちらのチームのファンであるか・・によって選ぶと良いかもしれません。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 
SUIT CD vol.7 
AUEL NEIDER×STING OAKLEY

ビクターエンタテインメント 2005年7月21日 VICLー61612
1.Eden of necessity(歌/諏訪部順一)
2.SUIT MINI DRAMA「友情のバスケットボール」
3.Life Goes On TV Size type2(歌/有坂美香)
4.REY ZA BURREL’S PIANO”軌跡”

5.ONE DAY
6.Pale Repetition(歌/森田成一)
7.Eden of necessity without vocal
8.Pale Repetition without vocal
桑島法子(ステラ・ルーシュ)、森田成一(アウル・ニーダ)、諏訪部順一(スティング・オークレー)
戦いの途中。空母で移動中の3人。時間をもてあましたアウルが、甲板でバスケットボールをやらないか?とスティング達に持ちかける。
スティングは、子供(ガキ)の遊びだ!としてノらなかったのだが・・・
他、スティング役の諏訪部さんやアウル役の森田さんによる歌も収録されたCD。
本当に、ミニドラマだなぁ・・と思いました。ドラマが7分ちょっとしかないのよぉ。。

さて。実は・・馬鹿正直に告白しますと。
ガンダムSEED DESTINYが放映されていた時。この3人は強化人間で、ちょっとアブナイ連中。確か一番脆かったのが森田さん演じるアウル君・・・で良かったよね??で、ステラが主人公・シンと仲良くなる女の子で。Zガンダムのフォウみたいなものか?って印象しかなかったんですよ。諏訪部さんのスティングくんなんて、二人のちょっとした兄貴分?って感じだけ。
で、ステラが死んだ放送は覚えているけど。他の二人って、どうなったっけ?見ていたはずなんだけど・・あれぇ??

ガンダムも、あれこれ舞台を重ねる毎に、勢力がいろいろ分散してしまっていて。単純じゃないんですよね。
で、キャラクターの数が多いと(エンディングで、この人はどなたが声を担当?って、見るのに苦労したほど)もう、ごちゃごちゃしてきて。確かに、世界はそう簡単に二つの勢力争いと言う構図は取らないだろうけど。でも、人物が多くなればなるほど、全部のキャラを覚えて把握するのが難しくなってきて。終いには、アスランの味方か敵か・・ってくらいにしか見ていなかったんですね(^^;。
こうして、ドラマCD(ミニだけど)を聴くまでは。彼らに対しての思い入れもあまりなかったのですが・・・。

このCDを聞き直ししている時点では、私は彼らがどうなるか・・その運命を知っているからかもしれませんが。
「あぁ・・切ないなぁ」と思ってしまいました。
バスケットプレイヤーとしても、食べていけるかもしれない・・と言うアウル。それを一瞬、え?と思ったものの真っ向から否定しなかったスティング。
「そこは、笑うところだろうが!」と言ってのけるアウル。
最後に、ステラも交えて3人でバスケットをプレイして。明るくステラが「明日もまたやろうね!」と言うのに対して、自虐的に「生きていたらな」と言うスティング。
ポワポワとしているステラ以外は、結構自分の運命を直視していたんだろうな・・と思います。それが、余計に哀しい。
まだ、本当にティーンエイジャーの彼らが。生きていたら・・明日があれば・・・と思っているなんて。そんな戦いの日々なんて、間違っているよな・・と改めて思っていました。

エターナルガーディアン
聖戦士伝説 
第一部第二章
「ティア・プレリュード」

平詩野 バナナジュースカンパニー 2005年5月2日 BJCAー0008
OPテーマ(唄/鈴村健一・鳥海浩輔)
ACT1「重なり合う宿命」
ACT2「見えざる敵」
ACT3「蘇る記憶」
ACT4「面影を求めて」
ACT5「守るべきものの為に」
次回予告
EDテーマ(唄/檜山修之・岸尾大輔)
森川智之(キリー)、鳥海浩輔(アージャ)、檜山修之(グレン)
吉野裕行(ラーディス)、岸尾大輔(プラム)

子安武人(エオル)、真地勇志(ハラルド/ナレーション)、天神有海(カイン)
三橋加奈子(アベル)、小山力也(クレイヴ)、石田彰(ラウール)
甲斐田ゆき(キルシュ)、茶風林(モンテス大臣)、高階俊嗣(店主)
アルベラ国で、100年に一度、幻の神殿が姿を現す祭りが行われるメルトアの村。
キリーは、グレン・ラーディス・プラムを連れて王・ギルバートの代行として赴くが。その村に、フリゲートの身体の一部を求めて訪れた闇魔将アベルとカインが居た。
一方、聖剣の声を聴いた謎の剣士・クレイヴとラウールもまた、この村を訪れる・・・。
えーっと・・・第一章にも、次回予告がありましたが。あの予告って一体何?予告って、次の巻のお話の案内じゃないのかしら?
まるで内容の違う予告って、ありですか??

私は、「ふんふん。この巻では、アージャさんに何かが乗り移ってしまって、大変な事になるわけね?」と思っていたんですよ。
ところが、アージャさんはキリーの代行でお留守番。城にあるフリゲート関係の書物を調べているだけ・・。で、その関連書物を見つけて(って、この関連書物もまた凄い偶然ですね・・。何しろ、キリー達が今居る村に、フリゲートの一部が封印されているって事になっているんですもの。他の土地の封印とか、そういうのは見つからないわけ?しかも、どうしてその書物には、メルトアの村の事しか載っていないのかな??第一章では、関連した場所だけ書物が破られている・・・とありましたが。今回は、そこしか載っていなかったのね)キリー達の所に向かったので。おぉ!!ここで、闇魔将と何かあって乗っ取られてしまうのか??
予告で、唸ったり叫んだりしていた鳥海さん演じるアージャさんは、セント・トゥエルブの一員なのですから。その彼が身体を乗っ取られて、味方に攻撃をしかけたら・・そりゃ大変な事になるのでは??と思ってワクワクしていたのに・・。
まるっきりなかったのよぉ!!!
今回も、一応予告は入っていますが。石田さんや小山さんは、(今のところ)この巻だけのご出演ですから。当然、予告に出ていようが、3章には出ないでしょう。そうすると、今回の予告もまた、意味がないんじゃないか??って思ってしまいます。
序章はね、王様が居なくなった!って言う予告が入っていたから良いんですよ。でも、1章の予告・・あれはあんまりじゃない?内容に偽りありですよ。

そりゃ、こういう予定にしていたけど。書き始めたらキャラクターが勝手に動いてしまって。まるで違う話になりましたって事はあると思います。でも、ヴァッサーフルグ皇国のまだ出ていない闇魔将はブックレットに載っていて、声優さんのお名前まで決まっていますし。王様に取り入っている何者か・・・の伏線も今回も一杯貼ってありました。
何より、フリゲートの身体の封印場所とか、その封印の剣とか・・ソード・マスターまで出てきたんだから・・・そういう設定は出来ていると思いたいじゃないですか・・。
素人が趣味で、小説を自分の楽しみのために書いているのとは違うんだから・・・と思ってしまいました。

うーん・・壮大なお話だとワクワクしながら、聞き始め(読んではいないところがミソです)たのに。あんまりだ・・。
トリブラは、アベル君とケンプファーの決着は一生つかないんだ・・って思った時に、かなりがっかりしました。
GATEは、連載誌が休刊になったから、仕方ないにしても。壮大な物語が始まるぞぉ!!!って時に、その匂いだけでお話が終わってしまうのって、本当に辛い。
ドラマCD好きな人は、お話(物語)が好き!と言う方が多いのじゃないか?って思います。某有名なタイトルではありませんが、それこそ終わりのない物語・・・って、一種の憧れなんですよね。
だから、壮大なめくるめくお話!なんてのは、もう大好物の分野になります。原作が、二桁行こうが三桁行こうが、ちっともかまいません!!どこまでも付いていきます!って思うんですよ。その期待を裏切られたわけですから。辛いと言うよりも悲しい・・・。

さて。前巻の予告で、ここまで愚痴をこぼしましたが。このお話自体には、突っ込みどころはなかったか?と言われると。これが・・あるんですねぇ・・。でも、一つは常道かな?
そう・・最初の方で、今回のメインキャラであるプラムの出生地から、彼を戻して欲しいと言う依頼に頭を抱えているキリー。そこに、グレンが現れて「どうした?」って、その場で「実は・・・」と会話しちゃう。
おいおい・・人に聴かせるのが目的なら、庭とかそういう場所での会話も良いんですけど。どうして、誰が来るか分からない場所で会話しちゃうかなぁ・・。で、大抵。そういう時に通りすがってその「秘密のお話」を立ち聞きする事になるのが、話題の当人だったりしまして。後になって「おまえ・・あの時の会話を聞いていたのか?」・・・おいおい・・聴かれたくない話なら、そういう場所でナイショのお話をするんじゃありません(苦笑)。常道と言うよりも、お約束??と思ってしまったくらいです。
そして、前回のアイザック君に続いて。岸尾さん演じるプラムくんも、どこぞの王家関係者だと言う事が判明。
このフォルトウーナの聖騎士様達って、そういうどこかの王様関係の血筋の方が多いの??後々面倒にならないと良いんですけどねぇ・・。

で。もう一つの突っ込みは。実は、ミニCDに入っていたフリートークで石田さんが突っ込みを入れて下さっています。
そう。最初は、メルトアの村人や怪我をしているプラムを人質?のような形で脅迫されていたかもしれないけど。実際に神殿で、封印を解くのに、もっと抵抗して下さいな・・キルシュさん。すんごく簡単に封印を解いてしまうんですよ・・。おーいいい・・・。
石田さん曰く「台本に書いてあったから
『仕方のない事です。貴方だけでも無事で良かった』と言いましたけど。
おまえがもうちょっと、封印を護ろうとしとったらえぇんとちゃう(違う)んかい?と言う風に言いたくて仕方なかった」・・・いやぁ!!これを聴いた瞬間、机をバンバン叩いてしまいましたよ。
そう!!まさにその通り!!このソードマスターのキルシュさん・・・本当に守ろうとしてました??などと思ってしまうんですよねぇ・・。

ところで。今回出てきた小山さんと石田さんもソードマスターで、1000年近い年月を聖剣の守護のために生きているという設定になっています。でも、同じ目的で闘うにしても。セント・トゥエルブの皆さんとは一緒に闘わないと言っています。
・・・けどさ。聖剣が、フリゲートの封印なのだとしたら。彼らが守っている聖剣をまとめて奪ってしまえば良いと思いません?>エオルさん達闇魔将の皆さんは・・。
何時かは、その封印の鍵が必要になる時が来るわけですから。今、奪うのも封印された場所が分かってから奪うのも一緒じゃない?どちらかと言うと。闇魔将総動員して、彼らを倒してまとめて奪っておいて。
「あ。。この場所の封印の鍵じゃなかったわ」・・(゜゜)\バキッ☆みたいな鍵と鍵穴を一致させる作業にしてしまえば良いものを・・・なんて思うんですよね。いや・・それじゃあ、お話が膨らまないと言うか・・他の出番がなくなりますけど。
で。復活を阻止したいセント・トゥエルブの皆さんは、彼らをまとめて保護しておけば良いわけで。一緒に戦えないって言われたのなら、こっそりと監視を付けるとか・・すれば良いのじゃないかなぁ??鍵がどこにあるか分からない!で、前回も今回も遅れをとったわけですからね。

まぁ・・良いお声の方達が沢山出てきて。少年声では、ちょっと苦手な甲斐田さんも、こういうキリリとした女性ならトーン的に好きですし(^-^)。良い声祭りは出来るんですけどね。

ちなみに。この感想を書く前に。エターナルガーディアンの公式サイトが、どうなっているのか。確認に行ってきました。
プレオープンのままで・・最初のページから入って。作者さんと挿絵の方のコメントが載っているだけ・・。いやはや・・どうなっているんでしょうね??

Trinity Blood R.A.MV
MISSION[U]JUDAS PRIEST

吉田直 バップ 2003年11月21日 VPCGー84798
4話:裏切り
5話:救出作戦
6話:作戦失敗
一条和矢(アベル・ナイトロード)、石井康嗣(ウィリアム・ウォルター・ワーズワース)
深見梨加(カテリーナ・スフォルツァ)、長 克巳(フランチェスコ・ディ・メディチ)


緑川光(トレス・イクス)、大塚明夫(レオン・ガルシア・デ・アストゥリアス)
中田譲治(ヴァーツラフ・ハヴェル)、浅野まゆみ(アレッサンドロX[世)
広瀬正志(アルフォンソ・デステ)、田中敦子(シスター・パウラ)
龍田直樹(ブラザーフィリポ)、斉藤次郎(チャベック大司教)
阪口周平(ウンベルト)、伊藤亜矢子(見習いシスター)
隠密行動であったはずのアレッサンドロの市内視察。なのに、襲撃してきた・・・と言う事は。内部情報に詳しい者が居る。先の名簿での捜査がはかどっていないのも、そのせいか??
しかし。明らかになった裏切り者の正体とは・・・!!
1巻の終わり方が終わり方でしたので。うわぁ・・・ちょっと待って。これはもう、一気に聴くしかないでしょ・・と思いましたが。この2巻の終わり方もまた、3巻まで聴かないと気になって仕方ないじゃないかぁあああ!!なのです。しかも、このトリブラは、R.A.M1〜3まで全てが、そうでした。
続きが楽しみ(*^^*)・・そう思わせてくれるCDに出会えた事自体が、ドラマCD好きには至福と言えます(待つ時間は辛いんですけどね(大笑))ので、このトリブラシリーズは9枚まとめてお薦めとなります。
たまに、続き物でもその巻だけでお話が上手く収まっていたりしますと。予算の都合もあるから、続きはまた今度で良いですかぁ?と思う物もあるんですよ(大笑)。
しかし、このトリブラは本当に次の巻が気になって仕方ない!!続きを早く聴かせて!!と思わせてくれるCDです。
作り方が上手い!!と言うべきでしょうか?いやはや、CDの続きが出る一ヶ月が長く感じたお話と言うのは、本当に特筆に値すると思います。

さて。お話としては、裏切り者が発覚し。AXのメンバーは、攫われたアレッサンドロを救出するために赴くが。そこに、また別の組織から派遣されたブラザーとシスターが居て。結局、彼らはアレッサンドロ救出に失敗。アベルが、単独敵に投降するまでが描かれています。

私個人は無宗教で。それこそ苦しい時の神頼み!だけなのですが、信心とは何だろう?と思う時があります。
このお話の中でも、ハヴェルさんがアレッサンドロに語るシーンがありますが。それを聴きながら、ふと神について・宗教についてを考えておりました。

キャスト的には、次巻にも大いに期待したい!!ブラザーフィリポの龍田さんが最高!でした。
声だけで、背は低いだろうな。容姿も、はっきり言って不細工(゜゜)\バキッ☆で、女性にもてた事がなく、コンプレックスの固まりのような人なのじゃないかなぁ??と簡単に想像が出来てしまうほどなのです。
ここまで、イメージを喚起させてくれる声って、本当に素晴らしいです。特に、このトリブラは小説を元にしていますので。小説を読んでいなくても、そのキャラの人と成りが分かると言うのは、キャストの妙じゃないかなぁ??

そして、シスター・パウラの田中さん。いやぁ、こういう役って好き。ツボに入りましたね(^-^)。
また、聴いていない方にはネタバレとなって申し訳ないのですが。浅野さんのトレス君台詞!!が良かったです!!

でも。次巻の感想を書いてしまったら。このトリブラは、終わってしまう(アニメ版のドラマCDがあるのは知っていますけど・・)と思うと・・。それもまた淋しくて。

学園アリス ラブ☆ポーション注意報

樋口橘 ANIPLEX SVWCー7329 2006年1月18日
1.誰かを好きになる薬・・・!?
2.翼センパイにドキドキ(はーと)
3.禁断の世界!?
4.ボーナストラック「キャスト座談会」
植田佳奈(佐倉蜜柑)、釘宮理恵(今井蛍)、石田彰(鳴海先生)

朴ろ美(日向棗)、安田美和(乃木流架)、大浦冬華(飛田裕)
斎藤千和(正田スミレ)、成瀬誠(安藤翼)、野中藍(小笠原野乃子)
神田理江(梅ノ宮アンナ)、松元恵(心読み君)、井上麻里奈(原田美咲)
技術系アリスの持ち主・野乃子が「ラブ☆ポーション」を試作してきた。飲むと好きな人に告白してしまうと言うドリンクを、スミレの画策で飲まされてしまった蜜柑。
無効化のアリスだから、大丈夫!と思っていたものの。翼先輩を見た途端に、抱きついてしまい・・・。
12人のキャスト陣で、男性は鳴海先生の石田さんと、翼先輩の成瀬さんだけなんですね。
で。(アニメの時には、全く気にならなかった)男の子の声を女性が演じている!と言う事実を、今回はかなりシビアに受け止める事となりました。
ルカピョン役の安田さんも、トークの時とドラマとではお声が違いますし。演じていらっしゃるのは分かるんです。でも、アニメは絵があるから気にならない声の高さが、妙に気になってしまって・・。委員長の大浦さんは、意識して「これは委員長の台詞!」として聴いていないと、女の子だと思ってしまう・・。
まぁ・・・蜜柑ちゃんのクラスは、10歳くらいだから。声変わりもまだだし。男の子!女の子!とはあまり意識しないかもしれないんですけど・・。

さて。朴さんの声の調子・・悪かったのかな?大丈夫?と思いつつ聴いたドラマCDでした。

お話の内容としては、まぁ・・・アリスを使って出来たとんでもない?品物を巡ってのドタバタ喜劇。そこに、流架と棗のBLチックなシーンがおまけ?的に入り、いろいろあったけど。まぁ・・今日も皆が元気に過ごしました!と言う感じで。
楽しく聴けて良かったのですが。
ラブ☆ポーションの解毒剤を作った時に。それを3人にかける・・と言うシーン。バケツか何かに解毒剤を作ったんでしょうか?
かけた量が、多い気がしたんですよね・・。絵がないから、擬音などで頭の中に映像を浮かべて聴くのですが。
ポーションを飲むシーンでは。これは・・どの程度の量なんだろう?少なくとも、元気ドリンクくらいの量じゃないよね・・。瓶に入っていて、結構チャプチャプ音がしているし。200mlはゆっくりありそうよね・・などと思っていましたが。
その解毒剤は、飲ませるのではなく、頭から液体を皆にかぶせていましたが・・洋服がびしょぬれになったのじゃないか?ってくらいの音がしていまして。
分かりやすくて良いんですけど・・良いんですけどね・・ブツブツ・・・。

台詞としては、別館でも書きましたが。鳴海先生の「いいかい?25越えたら、四捨五入はしちゃいけない法律があるんだよぉ」が花丸でした。そうそう。30を越えたら、忘れるのよぉ・・(大笑)。

トークでは、成瀬さんが一杯一杯で。これ、ひょっとしたら小学生などのアリスの原作からのファンや、アニメからのファンの子供も聴くかもしれない・・と言うのを失念しているトークが最高でした。ツンデレ?がタイプなんですか??

東の海神 西の滄海 十二国記シリーズ

小野不由美 講談社出版 1997年6月17日
Disc1
1.玄英宮
2.再会
3.牢獄
4.使者
5.謀反
Disc2
1.群衆
2.赤索条
3.氾濫
4.封印
5.天意
6.忠誠
7.対峙
8.誓約
山口勝平(六太)、梁田清之(尚隆)、石田彰(更夜)

松本保典(斡由)、子安武人(朱衡)、関智一(帷湍)
三木眞一郎(成笙)、折笠愛(驪媚)、丸山詠二(元魁)
菅原淳一(白沢)、沢木郁也(ナレーション)
雁(えん)州国の王尚隆が、麒麟に選ばれて20年。先の梟王で滅びかけた国も、ようやく緑が戻ってきた。
しかし、延麒とかつて不思議な出会いをした少年が主と仰ぐ元の州侯が治水を巡って王と対立し。延麒・六太は元の囚われ人となってしまうのだった・・・・
私は、ドラマCDに夢中になる以前に十二国記に出逢い。そのファンとなっておりました。なので、このドラマCDは石田さんがではなく(゜゜)\バキッ☆十二国記だから購入していましたが。
お話の都合で、六太を助けた女官が居なくなっていて。彼女の代わりに白沢が死んでしまっていたり、一番最後の気に入っていた会話がなくなっていたり。雁国の3人の側近達が、どうもねぇ・・本から受けるイメージと違う!と言うので、封印していたところがありました。
しかし、現金な物で(大笑)石田さんが更夜と知って聞き直せば。主人公は、雁国の人々ではなく。妖魔の子である更夜になってしまい(苦笑)。どうも冷静なコメントが書けない・・となりまして。感想を控えておりました。
今回、引っ張り出したなら。最初に聴いた時と違って、比較するものが原作以外にアニメ化された作品が増えました。いや・・別に比較するつもりはなかったのですよ。ところが、細かい所は忘れていた事と。途中で見たアニメとごっちゃになっていて。
ドラマCDを聴いたら「あら?こんなシーンでしたっけ?あら?あのシーンがなくなっているし・・・」と、グルグルしてきまして。結局、ドラマCDを聴いて納得しなかったので(゜゜)\バキッ☆、アニメを見直して。原作も読み返してしまいました。

そうですねぇ・・・一番の感想は、松本さんの渾身の名演技!!これですね。
序盤の、国と言うよりも州の民を思いやる優しい治世者としての斡由。徐々に仮面がはがれていき、自分の失敗を他人になすりつけてしまう、主としての風上にもおけない斡由の姿・・・この落差と、化けの皮がはげていった時の狂気にも似た取り乱しぶり。最初の穏やかな斡由の欠片すら残さない、後半の斡由・・・。同じ名前の別人を見ているかのような演技です。
斡由・・・彼が望んでいたのは民に慕われ、素晴らしい人だ!との賞賛の声だけであった・・・それを指摘する地下の幽霊である元魁や白沢の苦渋・・。
国が欲しい・王になりたい!と言った尚隆のちゃらんぽらんさとの対比で、民を思い愁えている彼こそが、王にふさわしい人物であるかのようなのに。その実は、国や民を「任せろ」と言い切った尚隆の真と、斡由の差が、徐々に声にも現れてくるから、素晴らしい!としか言い様がありません。後半の崩壊の音すら聞こえるような斡由の鬼気迫る演技は、松本さんファンでなくても必聴!だと思います。

そして、そんな斡由だけが大事で。一途に一途に彼の言葉の裏を読み取って行動してきた更夜。
国が傾いてどこが悪い?人が死んでどこがいけない!自分は妖魔の子だから、群れないけど。でも、本当は人間だから、群れたいのだ・・と自分の居場所を求める更夜。彼の純真さが、このドラマに華を添えてくれます。

また。尚隆を見た瞬間に、王だと思った六太。しかし、斡由の理想を聴くにつけ自分の選択は間違っていたのだろうか?と揺らぐ六太に、尚隆の事を話し諭す驪媚。その毅然とした、凛とした声の揺るぎのなさ・・。折笠さんの「糸」を切るシーンの壮絶さは、男性陣の多いこのドラマに、まさに一輪の花でした。キャストでお名前が載っている方では、まさに紅一点ですが。
牡丹か芍薬のような艶やかで、美しい大輪の花のようでした。

ただ・・・ただ、やっぱり雁国の側近3人さんがね・・。やっぱり、微妙に違ったのよ。王は、自分と同年齢の方を選んだわけでもなかろうに・・・と思っていたのですが。関智一さんに子安さん、三木さんと来れば。同年齢のイメージが抜けなくて。
関智一さんが、一生懸命に声を落として深い太い声で演じていらっしゃったのですが・・うーん・・・。

さて。別館でも書きましたが。登場人物を制限しちゃいました?と言う印象になってきます。
一番は、六太が攫われるシーンで、彼を助けようとして殺されてしまった武官と、六太を逃がす事で更夜に処刑される女官の不在。
あともう一人武官では、尚隆に騎馬を出せと言われて困ってしまう人も削られていました。
特に、地下迷宮となった牢獄に迷い込み、六太が元魁と出会うきっかけを作ってくれた「幼馴染みが、消えてしまった」と言うあのお名前もなかった女性・・・。彼女の代わりに、「大きいの(そうなんですよ・・ドラマCDでは、天犬に名前がなかったの。ろくたって名前があったのにね)」に殺されてしまったのは、州の重鎮である白沢。
更夜が斡由の意にそぐわぬ者を州外に追放したと言いつつ、斡由直接の命令ではないけれど。彼の気持ちを汲んで、骨も残らないように始末していた・・・事を示すエピソードの犠牲者が、重臣になっていました(^^;。
また、更夜が斡由は更夜が「大きいの」に喰わせるように、言葉にはしないままで唆していた・・と分かるご報告のシーンがなかった事。そして、迷宮で六太を助けた尚隆こそが王だと、更夜が知って会話するシーンの欠落。風漢は、更夜が来た時には居なくなっていましたものね>ドラマCDでは。

きっとこのドラマCDでは。麒麟・六太と尚隆との絆を妖魔の子・更夜と斡由との絆との対比で描きたかったのだろうとは思いますし、冒頭と最後に
「頼む」
「任せろ」
と言う誓約の会話が入っているところからしても、二人の約束が重要視されているんだろうな・・と。また、この任せろと言う台詞の時の梁田さんの声が、もうたまらないのよ!!聴いてて、六太じゃないけど涙が出そうになるんですもの!

でもね、でもね!!尚隆が斡由と対峙した時。更夜は、斡由を見殺しにする結果となってしまい。それは、直前で六太誘拐の罪を彼個人になすりつけられてしまった事の衝撃が抜けきれなかったのかな?とも思わせてしまうんですよ。
対峙した後の、更夜の台詞がなくなっているんですもの・・くどくど・・しくしく・・。
お前にも、大きいのにも住む場所をやる・・と言われて「どんな贅沢な牢獄?銀の格子の檻だろうか?」と目を潤ませて言うシーン・・・そして、
「大きいのが居るから、黄海でも生きていける。雁がそんな国になるのを待っている。いつまでも待っている」と去っていくのは、好きなシーンだっただけに、ドラマCDに入っていなかった時(更夜の出番としては、斡由が死ぬシーンでお終いなんですもの)、私は「あらぁ?」と思いましたよ。このシーンがなかったので、あら?あらららら??と思って、アニメを見直して。その後で原作を読み返す結果となったんですよ??
六太の回想で、彼らの会話は尚隆のものだけしか入っていませんし・・。おーぉおいい・・更夜の台詞がなくなっているんですけどぉ・・・(大笑)
この最後の会話さえ入っていたら、ウルトラお薦めを付けたいのですけどね・・。時間切れかな?急ぎました?って思いましたから・・(^^;

獏狩り

市原敬子 TMA企画 TMABAー0001 2006年6月23日
置鮎龍太郎(朔夜)、進藤尚美(胡蝶)

斎賀みつき(八神彰人)、氷上恭子(水無瀬マナ)
子安武人(八神春彦)、堀内賢雄(安倍晴明)
緑川光(伯奇)、甲斐田裕子(陽子/琴乃)
櫻井孝宏(木下悟)、小林ゆう(女子生徒)
波多野渉(男子生徒)、鶴岡聡(古文の先生)
人の夢を食べて生きる獏。その獏である伯奇に、大事な琴乃お嬢様を殺されてしまった朔夜。彼は胡蝶と出会い、悠久の時を生きて獏を狩る存在となった。
憎むべき伯奇の名前を聞いた朔夜は、獏に襲われていた少年になりすまして高校に潜入するのだった。
TMA企画は、東京メディアアカデミーの事なのでしょうか?
この1では、TMA企画・・ふぅん、そういう会社があるんだ・・くらいでしたが。
2では、生徒さん?と思しき方が沢山出演されています(お名前の読みを確認する時に、ネットで検索をしたら。生徒さんでヒットして気が付きました(^^;)。
学校ガヤで、今回は出ていらっしゃるのかなぁ??

さて。この「獏狩り」は、かなり特殊なCDとなります。漫画である原作と内容の同じドラマCDが、セットになっている。
当然?と言いますか。ドラマCDを聴く前に漫画の方は読んでいますので(これが、小説付属のCDだったら。聴く前に読むかどうかは分かりませんけどね)、内容は分かっていますが。微妙に漫画とは違う台詞や、膨らんでいるお話に感動する事になります。

今回、一番感じたのが。音でしか演出出来ないものと漫画で演出出来ること・・でした。
絵では説明の要らない部分にドラマCDでは「鎌に姿を変えた!」などの解説?的台詞に「あ。・・そうよね。漫画を見ているから、どういう場面かは分かっているけど。確かに、このシュルルって音だけでは。鎌は分からないか・・」などの、動きのある漫画をドラマCDにした時の宿命はもちろん、静のシーンでも漫画ならではの物がありました。
朔夜の回想シーンで、お嬢様が伯奇の所に駆け寄っていくシーン。遠目に見た伯奇の目の妖しさ(台詞はなしなので)は、漫画ならでは。
しかし、「せめて行き先だけでも!」とすがる朔夜が、お嬢様に叶うことがない恋心を抱いているぞぉ!!と言うのは、台詞の方がより伝わってきます。
晴明様を慕う胡蝶にしても、漫画よりもドラマの方が切ない・・。一緒に眠る事を夢見てきたのに。その慕う晴明から、獏を滅ぼすように言われて泣きじゃくるシーン・・。
はたまた。獏に夢を吸い取られてしまった木下くんや、陽子さん達のうつろな乾いた笑いも、その衝撃の強さを物語ってくれます。
これらは全て、声優さんの力量に負うところが多いのではないか?などと思っておりました。

晴明様役の堀内さんと、伯奇役の緑川さんは。あぁ・・もったいないかなぁ・・。折角、緑川さんは伯奇を是非!と望まれて演じたにもかかわらず、出番少ないし・・・(゜゜)\バキッ☆。櫻井さんも、漫画で読んでいたよりも出番は多かったのですが、多いとは言えないし。
置鮎さんと進藤さんは、叶うことのない恋心のシーンでズキュンと来ましたが・・。
個人的には、子安さんの憎々しげで気持ちよさそうな演技の悪役CD!!と言う印象が一番ですね。

もんの凄い悪役なんですよ。人間と共存したい獏である斎賀さん演じる弟の制止を振り切って、生徒達の夢を吸い取っている獏。
その笑い声から、声音の冷たさ・・。あぁ・・絶対にこれは、子安さんは楽しんでいるに違いない!!と思って聴いていました。子安さんが出てくるシーンは、全部がお勧めです。
子安さんファンの方は、このCDは買って損はない!です。ただ・・悪役で最後には殺されてしまうから・・。それだけを覚悟して聴いてね!(^-^)。

風の王国

毛利志生子 集英社ドラマCD 2006年3月3日
1.序章
2.草原へ
3.赤嶺の攻防
4.下流の旅
5.発熱
6.黒い兵士
7.二人の公主
8.河原の星
緒方恵美(翠蘭)、置鮎龍太郎(リジム)

真殿光昭(尉遅慧)、佐藤利奈(朱瓔)
大川透(サンボータ)、家中宏(ガル)

夏樹リオ(崔芙蓉)、山口隆行(陽善)
をはり万造(石蒸)、三浦祥朗(ナレーション)
いわくありの出生を持つ翆蘭は、唐の王から「娘(公主)として、他国の王に嫁ぐように」と言われ。その命令のままに出発するが、道中不思議な視線を感じる。そして、彼女の隊列は謎の襲撃を受けてしまう。
そして、リジムと言う名の若者から命を救われた翆蘭は、彼と隊列を目指すが・・・・。
うわぁ!!少女チックなお話やぁ!と、最初に聴いた時にちょっとだけ赤面してしまいました。
白馬の王子様が颯爽と現れて、大変な境遇の主人公が玉の輿に乗るとか、そういうシンデレラストーリーとも違うのですが(うーん・・今や、シンデレラストーリーを求めるなら。BLの方が、遙かにシンデレラストーリーよね?と思います(^^;)。

本当の娘でもなんでもないのに、いきなり娘として他国との縁戚関係を結ぶため・・政治的な関係から、意にそぐわぬ結婚を強いられてしまう主人公。現代日本でも、まだあるかもしれませんが。それは、上流階級とか政略要素がある家庭などでしょうから。
一般ピープルでは、そういう日本の戦国時代を思わせるような、人身御供のような結婚などと言うのは、遠い世界のお話になっちゃうからかもしれません。
で、そこに現れた格好いい(と思われる・・だって、声が置鮎さんで。挿絵を見る限りではハンサムさんだし)青年。しかも、主人公の身分に・・・ではなく、彼女本人に興味を持ち。川に落ちたところを助けてくれた命の恩人・・。
なんかもう、3拍子も4拍子も揃った良い条件の男性が現れて。
主人公も、もちろんそんな青年が気になってしまう。
これで惚れなかったら、嘘でしょう??ですよね(大笑)。

そう・・・このお話を聞いて、思ったのが。あぁ・・どうぞ、この青年の正体が彼女の嫁ぎ先の王でありますように・・。そして、二人がどうぞ上手く結ばれますように!だったのです。

原作ファンの方には、本当に申し訳ないのですが。ふぅん・・置鮎さんと緒方さんか・・。お?緒方さんがヒロイン!ってのは良いねぇ!と言うのが、聴きたい原動力だったものですから。
最初のトラックの、舞台説明は。音だけですと、国の名前だのがもうちんぷんかんぷんで(^^;。これが、文字だったら。まだ覚えようと言う気持ちにもなるのですが。音だけでしょ?流れて、とどめておけない音なものですから。
途中で、嫁ぎ先も一枚岩ではなく。いろいろと問題があるんだよ・・みたいな話が出た時も、その国名だの王様の名前だのが、ごっちゃになり。草原の国のお話なので、耳慣れない音と言う条件も加わって。国や王様はスルーしちゃいましたので。
聞き終わった今でも、壮大なロマンは感じていますが。お話の舞台である国だとか、勢力関係の細かい事情は分からないままなのです・・。
身分や立場ではなく。翆蘭個人とリジム個人。彼らの恋物語を聞くと言う感覚になっていたものですから。
他人の恋物語の心の揺れ動き部分を覗き見している気持ちになってしまって。
翆蘭は、馬にも乗るし。剣も扱うので、一般的な(彼女の親友の朱瓔と比べると、遙かに)乙女!のイメージとはかけ離れて映るでしょうが、身体の傷痕などを気にするなどの繊細さは、まさに乙女なんですよね。その心の揺らぎは、まさに乙女チックなお話!と表現するにふさわしいと思います。
なので、個人的には「久々の乙女!チックなお話!」に赤面してしまったわけです。

ブックレットでは、芙蓉が翆蘭の世話をする女性として紹介されていますが。このドラマCDは、まだ別の公主を思う女性での登場ですし。原作もまだまだ続いていますので。
翆蘭とリジムの恋物語?も、きっと政治的な問題などにも直面して、いろいろあるのでしょうが・・。
二人が、相思相愛として結ばれるまでを描いたこの作品。うん、上手くまとまったなぁ!!と思っています。

緒方さんの翆蘭は、自分の心に戸惑い。自分でも知らなかった自分を見つけていく辺りの少女を魅せていただきました。
そして、置鮎さん。心ならずも、翆蘭が「犬のようだ!」と言った時の反応が、素晴らしかったです(^-^)。
幼馴染みの慧くん・・・彼は翆蘭に本当に惚れているわけではなかったのか?本意は、どこいらにあったのか・・。
真殿さんの演技では、きっと秘めた恋はあるかもしれない解釈をして臨まれているんだろうな・・と思いつつ聴いていました。
そして、占い少女の朱瓔役の佐藤さん。とーっても可愛らしいお声で。私のトーンとは、かなり離れているので。あぁ・・可愛くて良いなぁ・・と思いつつ聴いておりました。
もし、続編があるのなら。嫁ぎ先に無事に到着した翆蘭や、リジム達の日常などもドラマにして欲しいな・・・と思っています。

ときめきメモリアル Girl’s Side 1st Love
特典CD(コナミスタイル)

KONAMI 2007年3月15日
1.KEI HAZUKI&TERU SAEKI
2.質問コーナー:キスについて
3.天童壬モノローグ
緑川光(葉月珪)、石田彰(守村桜弥)、三木眞一郎(三原色)
檜山修之(鈴鹿和馬)、置鮎龍太郎(姫条まどか)、山口勝平(日比谷渉)
子安武人(氷室零一)、保志総一朗(天童壬)、森田成一(佐伯瑛)
撮影が早めに終わった葉月は、ロケで使った喫茶店を訪れる。そこで、店員?の瑛と「恋」について語る事となる。
氷室学級では、「キスについて」の意識調査を行っていた・・。
そして。天童壬の中学時代の揺れ動く気持ちを収録したおまけCD!
ときめきメモリアル Girl’s Side(1st Love)の任天堂DS移植を記念しての、特典CD。KONAMI通販で買った品に付属していたドラマCDは、質問コーナーが「キスについて」でした。

共通している部分についての感想は・・。
私は、セカンドの方はプレイしていませんので。佐伯くんが、どういうキャラなのかが分からなくて・・。喫茶店でバイトしているのかな?と思いつつ聴いていました。
葉月くんが、自分で車を運転しているので。この1トラックの二人の会話によるドラマ?は、1stの舞台からは何年か経過しているんだろうな・・と。佐伯くんは、高校生と言われているので。セカンドの舞台は舞台なんだな・・・。

葉月くんは、モデルとして成功しているみたいだけど。他のキャラは、この1トラックの舞台設定?の時にはどうなっているかな?とふと考えてしまいました。
きっと、守村くんは樹木医になるべく頑張っているでしょうし。三原くんは、芸術に導かれているでしょうし。鈴鹿くんは、アメリカでバスケットしているかな?氷室先生は、きっと教師で頑張っているだろうし。姫条くんは・・そして、日比谷くんは・・・彼らの何年か後の姿を勝手に想像して楽しんでいました(ドラマとはまるで関係ない部分で、一人で盛り上がっていましたね(^^;)。

逆に。3トラック目の天童くんのモノローグは、舞台が1stの時代?よりも前の彼の状態を描いているみたいですね。
おぉ・・こういうトーンの保志さん好きなんですよねぇ(*^^*)。永泉とか、純とかの可愛らしい役よりも。こっちの方が絶対に良い!ちょっとワイルドっぽくて。

そして。目玉?である各店舗で違った2トラックの「質問コーナー」ですが。ホームルームみたいなイメージはあるのですが。どうして、日比谷くんが同じクラスに居るんでしょう??
男子生徒だけを集めての集会?みたいな感じなのでしょうか?
この質問コーナーのノリって、男子校みたいです・・。この学校って、共学でしたよねぇ(大笑)。

短いトラックなのに、それぞれに見せ場があるのが気に入っています。
氷室先生は、「キス」と言う単語を照れて言えないで、鈴鹿くんや日比谷くんなどに突っ込みを受けているのが、妙に可愛かったですね(^-^)。そして、「と書いてある本があると、聴いた事がある」と二重に遠回しに言っている台詞・・。これ、絶対に自分が本を読んだか、自分の意見よね・・・って分かるんですもの。
守村くんは、皆のなだめ役でしたが。守村くんも、好きな人の前で格好をつけてしまう・・体験があるのを。一般論として語っていますね?みたいな分かりやすさ。
そして、鈴鹿くんは。姫条達と同じ扱いを受けて、ブーイングしていますし。三原に突っ込みを入れていますし。やっぱり、氷室先生に「聞こえません」と言う時の悪ガキボイスが良いですね(^-^)。
姫条くんは、最後の最後にオチを持っていった葉月くんに対しての突っ込みが、流石に関西弁キャラ!でした。
日比谷くんは、キスの体験がないのが意外と言うグループに入って居ないことに、不満なのが可愛いし。
三原くんは、やはり机にいちいち登っての発言。絶対に手を片方は胸に。もう片方は斜め下に伸ばしているでしょう?のポーズをつけているのが目に浮かびますよね。降り・・と言われて「そうだね」と素直に応じるシーンや、昼寝?をしていた葉月におはようと言ってのけるシーンが好きです。
葉月くんは、そこまでの会話を全部持っていくようなオチ担当で。いやぁ・・・この短さで、全員に見せ場があるのが、凄いですよね(^-^)。

アラビアンズ・ロスト
ドラマ&トークCD

Quin Rose 2006年9月到着
1.トーク
2.ドラマ「Premium Ring」
トーク
下野紘(マイセン)、勝杏里(ライル)
ドラマ
石田彰(カーティス・ナイル)、緑川光(ミハエル・ファウスト)
高橋直純(ロベルト・クロムウェル)、下野紘(マイセン・ヒルデガルド)
シャーク・ブランドンに「人間には、ずっと側に居る契約?として、指輪を贈るんだよ」とでも教えてもらったらしいミハエル。
大好き!!な人に特別な指輪をプレゼントしたいから・・と、カーティスを連れて宝石店へ・・・。
その頃、マイセンはロベルトとビールを酌み交わし。もうすぐ離れる事になるギルカタール土産の相談をしていた・・。
このCDは、一般売り?と言う感じではなく。メーカー直販で購入したものです。そのおかげか、おまけ?としてシナリオがついてきました。
これは、シナリオを読む機会があった他の作品でも一緒ですが。文字で読む作品と、音で聴くドラマの違いをいろいろ考えますね・・。受ける印象が、かなり違うんですよ。
あぁ・・なるほど。ここまで溜めて言うと、より感情が顕わに出るな・・とか、うわっ!確かに低音で・・・と言う指定はあるけど、ここまで凶悪になります?などなど・・・。

そして、今回驚いたのが。トーク!です。トークですから、当然シナリオがあるわけではなく。その場で声優さんが役や感想について・・などをぶっつけ本番的に喋っているとは承知しています。
シナリオに、進行表のようなもの・・・が載っていたのですが。進行表って、かなり大雑把なんですねぇ・・。まぁ、トークのお題は大抵一つか二つくらい(一個は、必ず?収録の感想だとか、ファンの皆さんへのメッセージの事が多いのですが)ですから、大雑把なもので良いとは思いますが。いかんせん、このトークが長いのよ(大笑)。ジャケットなどには、ドラマ&トークと書かれていて。トークはいかにも「おまけ」的なイメージがあるのに。出演されている下野さんも、勝さんも「おまけ」と言っているのに。明らかにドラマよりも長い(大笑)。
これ、本当にぶっつけ本番でした?キャラになりきって、もしも家庭教師と魔法使いが宮廷内で出会っていたら(なんとゲーム中では、このマイセンとライルは会話も絡みもなかったそうです)!なんて会話まで繰り広げていらっしゃるし。本当に、これアドリブ??
アニメにも、シリーズにもなっていないゲームオンリー(ゲームってしかもお一人ずつ録音でしょ?)で。ここまでキャラになりきっての会話!が、アドリブでこの場で交わされたものなら、お二人は尊敬に値します!

話を元に戻しますが・・・表示窓によりますと(秒は略す)トークが39分。ドラマが、25分・・・ほらね??倍とまではいきませんが、結構長いトークですよね。
やっぱりドラマの方がトークのおまけ?って思ってしまいました(大笑)。しかもトラックがドラマが後だし・・・としょうもない部分にまで突っ込みを入れて(大笑)。

さてさて。メインらしい(゜゜)\バキッ☆ドラマの感想から書きますと。
一番最初に思ったのが。
「お酒は二十歳を過ぎてから!」でした(大笑)。
高橋直純さん演じるロベルトと、下野さん演じるマイセンがビールを酌み交わして。一気飲みすると、酔いは回るけど頭が回らない・・・と言っているシーンがありますが。
このお二人・・今までのイメージもあるでしょうが。二十歳を超した大人の男性!って思えないのよぉ。
おいおい、いくら犯罪都市だからって、青少年が昼間からお酒はダメじゃない!一気飲みなんてしたら、危ないでしょうが?急性アルコール中毒になったらどうするの?って、おばちゃんは思ってしまいましたよ(大笑)。
そして、芸達者なベテランの域に達してきた石田さんと緑川さんの演技。
カーティスの言葉とは真逆な気持ち。
良いですけど。。良いんですけど・・と言いつつ、ちーっっとも良くないと思っている様や、そんな事ちっっっっっとも!かまいませんけどねと言いつつ、すんごく気にしているところなどの溜め。
声だけで表情まで見えるほどです(^-^)。
マイセンが大好きで、格好良くて可愛くて綺麗で美しくて賢いスーパーデラックスな指輪を求めるミハエル。
僕の餌・・・じゃなかった、僕の食料・・じゃなかった、えーとえーっと僕にとって必要不可欠なものと表現する時の、言いよどむ様だとか。マイセンと以外の人間に対する線引きの明瞭さ・・。もう、最高!!でした。
ヒロインの影?は、このドラマでは出てきませんが(メーカーのおまけの冊子で、カーティスが指輪を買った時。ついでにヒロインに指輪を買っていたらしく・・そのミニ漫画がちょっと載っているくらいです)。ヒロイン抜きでも、結構楽しいドラマに仕上がっていたと思います。

そして、おまけらしい(゜゜)\バキッ☆トークは。
本当にシナリオなしのガチンコ勝負?と言うのが一番ですね。
一つ一つの質問に、かなり沢山答えて下さっていて。そんな事まで語らなくても良いでしょ?と思うくらい、赤裸々な話も出ています。
それに関して、勝さんが「どうせ言うんだったら、力抜いて仕事してきた感覚よりも。このくらいまで言わないと、言った気にならない」と全部語った旨をおっしゃっています。
そんなお二人のトークで、おぉ!!と思ったのは。
「自分が好きだって言う声の子とつきあう」「声って重要」「顔よりも、先ず声からなんだって思いました」
「顔が好みでも、この声はダメだって思ったらつきあえない」「そこから入るわけじゃないけど、好きになった人は好みの声だった」
舞台などでも一声で、一番に声が来る。自分が安心する・惹かれる声ってのは、凄く恋愛観については重要だ!と語っていらして。
そういうの、あるよねぇ!!とかなりブンブンと頷いておりました(^^)v。
そっか・・声オタクと呼ばれる女性(大笑)でなくても、そういう現象ってあるんですね。

彩雲国物語 セカンドシーズン
番外編ドラマCD1

雪乃紗衣 ジェネオンエンタテインメント GNCAー1128 2007年9月7日
1.ドラマ「海よりも深き愛〜黎深と黄奇人と悠舜〜」
2.ドラマ「影月と香鈴」
3.CASTコメント
4.虹色(歌/浪川大輔)
桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し 静蘭)*しは外字

森川智之(藍楸瑛)、檜山修之(李絳攸)

真殿光昭(紅黎深)、中多和宏(黄奇人)、神奈延年(鄭悠舜)
浪川大輔(影月)、仙台エリ(香鈴)

木下紗華(女)、太田哲治(男(町人))、金田アキ(子供)

池田秀一(ナレーション)
茶州州牧となった秀麗は、悠舜と共に朝賀の儀に出席するため。都に戻ってきていた。
黎深は、久しぶりに逢った友・悠舜と友好を暖める場で、愛する姪っ子の活躍ぶりを聴きだそうとしていた・・。
他、影月と香鈴の恋模様を二人のモノローグで描くドラマと、影月役浪川さんによるキャラクターソングも収録。
ファーストシーズンの番外編では、王様がバカになった?と思っていましたが(大笑)。
今回は、王様と言うよりも。姪にメロメロの黎深の溺愛ぶり(と言うよりも変人ぶりか?)が際だったお話となりました。

そのために、吏部の仕事が片づかず。絳攸は王や楸瑛にまで手伝わせる始末。今回、王様達トリオのシーンって。ここだけですかい?って思ってしまいましたよ(^^;。
それにしても。絳攸様・・・八つ当たりは分かりますが。自分が主君として仰ぐ人を、そうもポンポンと罵れますねぇ・・・。だって、手が止まっていようと。それは彼の仕事ではなく、貴方や(仕事をしない上司である黎深のおかげで溜まった)吏部のお仕事なんでしょう?手伝ってもらっていて、文句を言ったり怒ったりするのは、ちょっと違うと思うんですけど(大笑)。

そして。親ばかならぬ姪バカと奇人さんに言わしめる黎深さん。姪っ子の話を聴かせないと、禁断症状が出る!とじたばたしていますが。普段から、周囲が姪御さんの話をしてくれるわけでもないでしょうに(^^;。
この黎深さんは、もしも自分が育てた絳攸くんが、秀麗の花婿候補となったなら。どうするんでしょう??まさか、自分の息子に刺客を差し向けるわけはないし。かと言って、自分を差し置いて絳攸が邵可様や秀麗ちゃんと仲むつまじくってのは、ぜーったいに認めないと思いますし・・。秀麗が自分の義娘になると言うのは、喜ぶにしても。凄い事になりそうで・・やっぱり、このカップリングは成立しなさそうですな(大笑)。

・・・ところで、自分の子供にメロメロで、あれこれ自慢してしまうのを親バカと言いますが。姪っこにメロメロで、その全てが可愛らしくて素晴らしい!となっている叔父様は、姪バカになるんですか?子供を自慢するのが親ばかなら、姪を自慢するのは叔父バカって言わないのかしら??
ちょっと言葉尻を捉えて、揚げ足取りをしてしまいましたm(_ _)m。

回想シーンの秀麗と静蘭の可愛らしさと来たら。いやぁ・・ちゃんと年齢の差が出ていて、あぁ・・この飴を食べさせているシーンを絵で見たいかも!と身もだえてしまいました(大笑)。
一方の叔父様トリオの方は、過去の回想シーンでもあまり声は変わっていないのですが(゜゜)\バキッ☆。これは、彼らが既に大人だったからでしょう・・。でも、傍迷惑にも仮面を付けていない奇人さん・・
彼が、美形フラッシュ(大笑)を振りまいてしまうシーンがあるのですが。ごめんなさい・・。どうしても、絶世の美貌で美形フラッシュが出来るとは思えないの・・。
仮面の姿しか出てこないのよ・・。うー・・・・・このドラマCDで、唯一の不満はこの美形フラッシュですね。

そして。影月と香鈴のお話は。ドラマCDで、二人のモノローグだけで心情をつづっての展開は。
珍しかったですねぇ!!私は、こういうモノローグだけで進行するドラマは聴いたのが初めてじゃないかしら??しかも、かなりの事件を間に挟んでいるんですよ(^-^)。
いやぁ・・このモノローグ対決?ドラマは、ちょっと目から鱗状態で。斬新かつ新鮮でした!

IMAGE/古川登志夫

キャニオン 1985年4月 C28G0388
SIDE−A
1.略奪者
(「北斗の拳」シンイメージソング)
2.Misty Girl
(「うる星やつら」諸星あたるイメージソング)
3.遠くへメモリーズ
(「宇宙戦艦ヤマト」揚羽武イメージソング)
4.時間漂流
(「機動戦士ガンダム」カイ・シデンイメージソング)
5.マリンブルーメッセージ
(「DO!スポーツ」イメージソング)
SIDEーB
1.Windy City
(「白バイ野郎ジョン&パンチ」パンチイメージソング)
2.夏にさよなら
(「フェイム青春の旅立ち」ブルーノイメージソング)
3.Knock Down Town
(「レンズマン」キムイメージソング)
4.Like Jeasus
(「マグネロボ・ガ・キーン」北条猛イメージソング)
5.STAY
(「ムーの白鯨」プラトスイメージソング)
古川さんの5枚目のアルバムにして、今までとはかなり毛色の違うアルバム「イメージ」。
曲のタイトルに付けられた「番組名」キャラクター名イメージソングが表しているように、これは古川さんが演じてきたキャラクター達、それぞれのイメージを歌にしたものなのです。
それもあるからか、明るい曲から爽やかな曲、穏やかな曲と様々な様相を呈してくれます。
いわゆるキャラソンとはまた違った魅力が出ていまして。実は古川さんのアルバムの中では、私のもっともお気に入りの一枚。
アルバムには、古川さんがそれぞれの曲(キャラクター)への思いを語っているところもあり、ファンにとってはそれだけでもたまらない一枚になるのでは?と思ってしまいます。
このアルバムから一曲だけ選べと言われたら・・・かなり困ってしまうのですが、明るさの点で「Windy City」かな?

ところで。うる星やつらのあたる君や、ガンダム関連でカイまでは良いとしても。他のキャラクターとか番組名は分かります??
北斗の拳のシンは良いですよね?南斗聖拳(ですよね?)の使い手で、最初はケンシロウの宿敵!!で。凄く憎らしかったのですが。話が進むにつれて、結構良い人で(大笑)。ユリヤの愛を手に入れられない可哀相な人になってしまいました。
揚羽くんは、二枚目のブラックタイガー要員で。TV版ヤマトの3だったかな?最後に、死んでしまう役で・・。宇宙のお姫様・・・1で言うところのスターシア・・・であるルダ王女に抱きかかえられているシーンが、印象に残っています。
DO!・・・は、ナレーションを担当されていたスポーツ番組だったかな?私は見た事がなくて、申し訳ありませんm(_ _)m。
白バイ野郎は、アメリカカリフォルニアの白バイ警官の二人のお兄さんのお話。ハイウェイパトロールって、こんなに事件があるんだ・・って思ったものでした。当時は、スタスキー&ハッチとこの白バイ野郎とアメリカの若き二人の警官さんの連続ドラマを深夜に良く見ていましたねぇ。ガハハと笑う明るいパンチは、カリフォルニアの太陽のような存在でした。
フェイム・・・は、青春群像のドラマ。今で言うなら、ビバリーヒルズみたいな感じ??これも、残念ながら見た事がありませんm(_ _)m。
レンズマンは、映画からTVアニメになった面白い経過の作品。レンズマンって、SFで有名な作品ですよね(^-^)。確か映画の主題歌は、アルフィーが歌っていましたっけ・・・。
マグネロボは、古川さんの初主役作品。プラスとマイナスでくっついて合体すると言うロボットアニメだったような・・違ったかしら??鋼鉄ジーグの後番組だったらしい・・・。
ムーの白鯨は、主題歌が良かったのよ(゜゜)\バキッ☆。いや・・・ムー大陸の子孫の子供達が白鯨型のマシンに乗って、古川さん演じるプラトス率いる敵と戦ったような・・。プラトスは、美形悪役でした・・。
って、熱く語っても。覚えている人の方が少ないように思うんですけど(大笑)。

最遊記RELOAD 
ボーカルアルバム@

峰倉かずや フロンティアワークス 2004年7月23日 FCCCー0018
1.waymarks(歌/関俊彦、保志総一朗、平田広明)
2.wing area(歌/保志総一朗)
3.scene1(石田彰、関俊彦、保志総一朗、平田広明)
4.there is(歌/保志総一朗・平田広明)
5.spirit(歌/草尾毅)
6.scene2(石田彰、関俊彦、保志総一朗、平田広明)
7.trigger(歌/関俊彦)
関俊彦(玄奘三蔵)、保志総一朗(孫悟空)
平田広明(沙悟浄)、石田彰(猪八戒)

宗矢樹頼(屋台のオヤジ)
三蔵、悟空、悟浄の3人によるヴォーカルと、ミニドラマ。
三蔵と悟空、紅孩児のソロも収録!
困る・・・最遊記の感想は、ドラマもヴォーカルアルバムも本当に困るんですよ!!
何故なら。最初のアルバムで、歌の世界の最遊記についての語る言葉を全部書いてしまったため。
頭をひねっても、もうこれ以上言葉を尽くして語る事が出来ません!!ひねっても、絞っても振っても・・・振ったらカラカラと乾いた音がするだけですが・・・ごめんなさい!言葉が出ません。

いや、本当にキャラソンって良いなぁ・・って思うんですよ。声優さんご本人の魅力もありますが、そのキャラになって歌っていらっしゃる。その歌詞が、また(大抵キャラソン買う時は、そのお話なり世界観が好きで買っているわけですから)キャラを彷彿とさせて素敵だし。
しかも、最遊記の歌は総じてスタイリッシュで格好いい曲ばかりだから。ドライブソングにぴったり!!(2007年7月以降は、RELOADの1と2と、あと2枚ほどを録音したものをずーっと聴いていたんです)
これらの曲から、一曲選べと言われても本当に困る・・。お気に入りはどれですか?なんて、とても書けません。
3人で歌う1曲目は、ジープに乗って夕日の中を走っている彼らが浮かびますし(歌わなくても、そこに八戒がにこやかな笑顔を浮かべてハンドル握っている姿が見えます)。
悟空と悟浄のペアソング(゜゜)\バキッ☆は、鼻歌まじりに楽しく歌えますし。悟空のソロは、うーん・・やっぱり某後ろ向きなお坊さんよりも、こっちの方が保志さんにぴったりだなと思います。三蔵様と紅孩児のソロは、格好良すぎるし。
特に、三蔵様役の関俊彦さんの張りつめたような、綺麗な高音は、BE THEREでの「一切の迷いのない声」でお経を読んだ時の声とは、こういう感じなんだろう・・・。まさに、黄金の光だ!と思わせるほどなんですもの。
聴いていて、しびれまくりましたよ(^-^)。

そして。ドラマは・・。scene1がお祭りでのエピソード。屋台の射的に当たらない三蔵様と、金魚すくいに特別の思い入れがある八戒。
もう、いかにも!!ですよね(^-^)。
そして、scene2が、悟空が真剣な顔で起きてきて「死ぬかもしれない」と言い出してのミニドラマ。
一つだけ、突っ込み入れるとするなら・・。乳歯じゃあるまいし・・抜けた歯はどうなるんだろう?悟空だから、生えてくる??って言うか・・あの健康優良児の悟空には、そんなもの出来るとは思えなかった・・って感想で・・。はい。

S.S.D.S
SEVEN Vitamins

ランティス LACAー5292 2004年7月7日
1.Just true(歌/速水奨)
2.Dr.の診察室
3.疾走(歌/関俊彦)
4.教授の診察室
5.アイガワカルナラ(歌/堀内賢雄)
6.ブラディの診察室
7.密室のPassion(歌/檜山修之)
8.君島の診察室
9.Devil Smile&Angel Tears(歌/森川智之)
10.シューマイ君の診察室
11.SORAに咲く花(歌/松本保典)
12.沢登の診察室
13.glorydays(歌/高橋直純)
14.新田君の診察室
15.Joy三郎記念 聖ラ・フォーレ病院 院歌「白亜の迷宮」
速水奨(Dr.HAYAMI)
高橋直純(新田和人)、松本保典(沢登達哉)
檜山修之(君島密)、森川智之(ミヒャエル・シューマイヤー)
関俊彦(バウム・クーテヘン教授)、堀内賢雄(ブラディ・トランシルヴァニア伯爵)
毎日が退屈でたまらない。同じような日常で、ドキドキ感がない・・から、食べ過ぎ・失恋やホームシックに至るまで。
貴女のありとあらゆる症状を、Joy三郎記念 聖ラ・フォーレ病院の第十三号医局のドクター達が癒して、治療してくれます。歌と診察室で、その素晴らしき演技や声で・・・。

治療なのか何なのか、今ひとつ分からない教授。
自分の方が泣き出してしまって、どうしようもないミヒャエル君に沢登先生。
そして、治療と言うよりも母親の(大笑)おまじないのようなミラクルボイスの君島先生。
そして、血液型は脳には関係ない。コミュニケーションツールだね・・と言い切るブラディさんや、途中で○○○くらい気が付くだろ?って思う新田くんなど。歌だけでなく、ミニドラマも聞き応えがあって。唯一、突っ込みを入れるとするなら。沢登先生は、小児科が専門ではありませんでしたっけ?君島先生は、耳鼻科だったような記憶が・・なのに、失恋の相談や食べ過ぎの診察って・・・。あり??
いやぁ・・かなり何回も聴きました。歌の感想って、まとめ辛いので苦手なのですが。
声優さんの片手間のお仕事と言う領域は越えていますよね(^-^)。

一番好きなのは・・と聴かれたら。疾走感が素敵な関さんの教授の歌ですが。どれもこれも、何度も聞きたくなる歌ばかりです。

Saint Beast 光陰叙事詩天使譚
四聖獣の館へようこそ

ボーナスディスク
スペシャルCD2
2007年7月25日
*アニメDVDのアニメイト愛蔵版特典CD
森川智之(青龍のゴウ)、櫻井孝宏(玄武のシン)
宮田幸季(朱雀のレイ)、吉野裕行(白虎のガイ)


ゲスト:石田彰(麒麟のユダ)
四聖獣を演じた声優さんをホストに。
麒麟のユダ役の石田さんをゲストに迎え、ユダとそれぞれのキャラとの関係や、DVD2巻に収録されたアニメに関しての話などを繰り広げるトークCD。
ユダとそれぞれのキャラとの関係を語るパートでは。ガイとの関係が、おかしかったですねぇ!!
学年が違うんだよ・・と言う辺りで、ユダが3年生ならガイは、口の利き方を知らない1年生。ゴウは2年生。でも、ユダは3年生は3年生でも、帰国子女だの留年しただの・・・と言う噂が、先走っていて。近寄りがたい雰囲気があるから・・と言う話が出てきて。
その例えが、まさにぴったりで!
あぁ・・キャストの皆さんは、自分のキャラを正確に掴んでいますよねぇ!と感動してしまいました。

DVD2巻に収録されているアニメの内容を語る部分も、かなり楽しく。
一人のキャラ(シン)を語るトークや、普段?のドラマCDのおまけトークでは聴くことが出来ない話ばかりだったので。かなり聴き応えがあるトークCDでした。おまけ?にしては、35分もあって。買って良かったなぁ!と思いました(^-^)。

ESCAPE キャラ対決フリートーク集
〜ゲラゲラノンストップ〜キャラズレ警報発令中!

クリアブルーコミュニケーションズ 2002年12月28日 CBCDー123
DISC1
1.キャラ対決CDについて
2.天野VS佐倉 次のナビゲーターは俺だ!
3.榛名VS夏川 誰でもいいのか野球部は 1
4.藤沢VS森下 ヤンキー補導によくある風景
5.榛名VS幸  誰でもいいのか野球部は 2
6.汀VS幸   to be continued
7.榛名VS佐倉 誰でもいいのか野球部は 3
8.二宮VS天野 次の試験の一位は僕だ!
9.榛名VS結城 誰でもいいのか野球部は 4
10.相馬VS常磐 明日の菊学を考える! 1
11.相馬VS汀VS山田 明日の菊学を考える! 2
12.榛名VS森下 誰でもいいのか野球部は 5 
DISC2
1.早乙女VS汀 いい男対決!
2.大沢VS涼輔 君達は知り合いかい?
3.榛名VS上条 誰でもいいのか野球部は 6
4.汀VS山田 ホントのところはどうなんだ?
5.榛名VS天野 誰でもいいのか野球部は 7
6.夏川VS幸  2年B組とある風景
7.早乙女VS上条 師弟対決
8.大和VS佐倉 台本無し!大和!一言いわせてくれ!!
9.天野VS佐倉 このあと大和と遊ぶのは俺だ!
森川智之(大沢薫彦)、緑川光(夏川準)、三木眞一郎(幸淳生)
菊池正美(山田健作)、成田剣(相馬駿一&藤沢哲平)
檜山修之(汀隆史)、堀内賢雄(常磐茂思)、伊藤健太郎(上条元基)
吉野裕行(結城久人&天野匠)、鳥海浩輔(榛名悠太)
岡田貴之(佐倉圭介)、一条和矢(早乙女麗士)、陶山章央(真島涼輔)
鈴村健一(森下嵐)、荻原秀樹(二宮馨&真島大和)
ESCAPEキャラが、トークバトルを繰り広げると言う設定のCD。2002年当時は、最後の企画!として出されたもので。
シナリオ通りのOKテイクと、シナリオからかなり逸脱してしまっている(本人そのままの)トークの数々。抱腹絶倒!!の2枚組CD!!
普通に演じていたら、1分か2分のミニシナリオを。声優さん達が、テストバージョンなのか?こういう企画です!って事で、わざと遊んでいらっしゃるのか・・判断はつきませんが。ともかく、一応はシナリオに沿った形で大いに脱線ありの、ピー音がなったりする(固有名詞や、放送禁止用語?使用)笑って気軽に聴くことが出来るCD。しかも、2枚組。BLに限らず、ドラマCDでは。OKテイクではなく、テストの時のあのアドリブが面白かったのに!あれをお聞かせ出来ないなんて・・・と言う収録レポートを良く読みます。その度に、どういう感じなんだろう?と思っていましたが。
思いがけないところで、「あぁ、テストバージョンを一度聴いてみたい!」と言う野望が叶いました(^^)v。

声優さんによっては、1トラックで収録終了の堀内さん・森川さん・陶山さんから。2トラックしか出ていない緑川さんと三木さん。3トラックの菊池さん、鈴村さん、伊藤さんと一条さん。
そして、「誰でも良いのか?野球部は?」のシリーズの鳥海さん。そして、ナビゲーターをキャラボイスに続いてされた吉野さん、荻原さんと岡田さん・・。
本当は、他にもキャラがあったのにね・・の檜山さんや、あの堀内さんを脱力させてしまった成田さん。
トラックの多い少ない。または、OKテイクしかなかった方・・や、大いにアドリブを堪能させていただきました・・・の方まで。個人差があって、ちょっと思うところはあったにしても、全体的には面白い企画でした。
ありそうでなかった・・ゲームから派生したにしては、長命なBLになったからこそ、ありえた企画かもしれないキャラ対決のアドリブありのCD。
アドリブがある事を想定しているのか?OKテイクのシナリオに、一部つながりの悪い部分もありますが。それらは、アドリブの分が入った事で、「あぁ!!」と思えるものになっていました。

だからこそ、緑川さん出演のトラックは、OKテイクしか入っていないのが勿体ないなぁ!!と思います。緑川さんは、1の3トラックと2の6トラックだけですが。このトラックだけは、OKテイクしかないんですよ!!特に、1の3トラックの方は。鳥海さんとのアドリブ合戦が聴きたかったなぁ!!

そう。アドリブ合戦と言えば、このCDでは。真っ先に鳥海さんに拍手を送りたい!!
何しろ、7人を相手にした「誰でも良いのか?野球部は」のシリーズで。緑川さんのトラック以外は、全部アドリブバージョンが入っていまして。どのトラックも大笑いさせられました。
三木さん相手では、ドラマCDで良く言われていた距離感のお話を体現されたようなトラックで。
「じゃあな」と軽く言ったなら、そんなに遠く離れていないのに。「じゃあなぁあああ」と叫んで遠くに逃げ去る演技の三木さんのアドリブに「待てよぉおおお」と追いかける。
二人とも、息を切らしたかのような走りの演技合戦で。うわぁ・・なるほど。距離感と会話のキャッチボールだな(^-^)と感心して聴いていました。
実は、購入後すぐに聴いて大笑い。しかし、感想はまだだったこのCDで。一番記憶に残っていたのが、この距離感を演出するお二人の会話合戦でした。
岡田さん相手では、「バイクに乗って、二人で遠くの広い所に行って野球をしよう!」から始まって。別のバットも振る?から、フルスイングが凄い!とかなり、危険な会話になっていて。流石BL!と言う感じで。岡田さんが笑いをこらえている震えが、伝わるようでした。
ところで・・岡田さん。1の2トラックで。岡田!眼鏡を取れば?と言う吉野さんの突っ込みからすると、眼鏡かけていらっしゃるのね?
でも・・・。電話などで、「名前の之」を説明するのに困るけど。「ひろゆきを説明するのに、どうしていますか?」と訊いていましたが・・・。吉野さんは、裕行さんで。之は使っていないから・・。本名が使っていらっしゃるかどうかまでは知りませんけど。

それ以外で、一番印象に残るのは、やはり成田さんと堀内さんの対決でしょう。
1枚目のおまけトラックで、わざわざ堀内さんと成田さん、そして荻原さん3人でトークについて語る部分がありまして。ギャグや駄洒落の解説で、多少は蛇足かな?などとも思いましたが。
鳥海さんと三木さん対決のトーク以外で、次に印象深かったのが成田さんと堀内さんのトラックでした。
大笑いするほど聴いていたくせに、覚えているのは2つだけか?って気もしますが・・・。
そういうものよ。繰り返し聞かないと、細かい部分なんて忘れていくものなのよ・・・と妙な正当防衛(゜゜)\バキッ☆。

子供の領分 7 怪物君パニック

吉原理恵子 角川書店 2005年8月30日
DISK1
1.コンパ会場
2.茅野家
3.バスケ部部室
4.再会
5.放課後の体育館 1
6.放課後の体育館 2
7.放課後の体育館 3
8.放課後の体育館 4
DISK2
1.ツー・ショット
2.嵐が過ぎ去った後に
3.陽一のため息
4.百華楼

お目覚めトーク
・バージョン1
・バージョン2(アンサー編)
関智一(茅野広海)、関俊彦(茅野陽一)、三宅健太(茅野大地)
三木眞一郎(小林芳樹)、森久保祥太郎(新田薫)
置鮎龍太郎(椎名克彦)、中井和哉(堤大悟)


櫻井孝宏(日高千秋)、鳥海浩輔(青木和巳)
千葉進歩(藤田聡)、小西克幸(川島祐一郎)
間島淳司(八神)、杉山紀彰(桂木)、山口隆行(加納)
夏樹リオ(沖田)、浜田賢二(中原)

伊藤龍、加藤木賢志、戸田亜紀子、木川絵里子
中村繪里子、鈴木圭悟、太田哲治、浅野るり
小林希唯、服部加奈子、一馬芳和
食事当番の陽一が、(どうしても抜けられない用事があるから)夕飯は、外食にする・・と留守電にメッセージを入れていた。
小躍りする広海であったが、バスケ命の大地に連絡を取る方法がない。仕方なく、大地の高校に出向く広海。
中学時代のサッカー仲間・青木との再会。そして、バスケ部のメンバーのパニックを描く第七巻!!
確か、このCDは茅野3兄弟の中華の外食は原作では描かれなかったので、それを描く目的もあった・・・と言う事を聴いたことがあります。何しろ、ドラマCD5巻の運動会よりも時間軸は前になるわけですから。
中学編のサッカー部のいざこざを描いた後に、青木くんとの再会編は分かりますが。バスケ部のポチこと日高くんとの初対面ってのはねぇ・・今更?ですから。どうせなら、運動会よりも前にポチ出会い編は欲しかったかも(゜゜)\バキッ☆。
でも、バスケ部メンバーのパニック編は、蓮見高校御三家が出てこないからドラマにしないのかなぁ・・と寂しかったので。順番はともあれ、ドラマにしてもらえて嬉しいです(^-^)。

ただ、中華料理の外食よりも。白眉は、やはりバスケ部パニック編だと思っています。
バスケ部の日高くんや、主将の藤田くん辺りのモノローグでの驚きや、台詞の数々・・いやぁ、もうDISC2よりも1の方を多く聴きましたが、特に放課後の体育館だけをリピートして聴いてました。だって、こっちの方が楽しかったんですもの(苦笑)。
あの無口で無表情、無関心の権化のような茅野大地を拗ねたガキ扱い出来る人物。しかも、大地から普通の言葉を引き出して、どつきあいのケンカをしてしまう(おそらく、大地と広海はケンカではなく、じゃれ合いなんでしょうけどね)人物。
その正体が、大地の上をいく化け物兄ちゃんと聞いていた人物。年下に見えるスレンダーなモンスター。噂は尾ひれはひれがついて、いつしか膨れあがっていたんだなぁ・・と、きっと皆が思った事でしょう。
と言うか、モンスターが巨大でなければならないって事はないんですよね。ポリシーを持ち、それを貫き通す自分を持っている広海。
独自のオーラを持ち、目を離せない!そんなモンスターがあっても悪くはないわけで。そんな放課後のドタバタを、見事に切り取ってくれました。
この体育館のトラックは、関智一さんと櫻井さん、三宅さんと千葉さんに拍手喝采です。モノローグの葛藤部分と、言葉になって出ている台詞との差も見事ですし。会話としてポンポン成立するコミュニケーションとしての芝居ではなく、自分の中でのあれこれで進まないため、モノローグの多い芝居は難しいらしいのに。本当に、ストレスを感じることなく聴かせてくれるのですもの。
特に、最初に広海と出逢ってしまったポチこと日高くん。大地を同じ一年じゃないか!とライバル宣言しているものの、大地からは完璧無視をくらっている。そんな茅野大地とお互いに呼び捨てにしている仲の「ヒロミ」。
しかも、単語ではなく普通に喋っている大地を見たのも聴いたのも初めてなら、無表情の大地を「拗ねている」と言った「ヒロミ」。
その時の内心が凄い!
すっげぇ・・茅野が喋ってる。ただの単語じゃなくて、普通に喋ってるよ・・。
かぁああ・・拗ねてる。茅野が。嘘、どこが?この超合金で出来てる鉄面皮のどこが、何が、拗ねてるって言うんだぁ・・・・
と、ここまでがモノローグで。次が台詞になるんですよ。
「あの・・ちょっと訊いて良い?こいつの茅野のどこが、拗ねてるって言うんだ??」
櫻井さんは、こういう一気にたたみ込むような台詞を仰る時って、賞賛に値しますよね(^-^)。
千葉さんでは、これに続くシーンで。
腹にエルボー食らわせた広海、その頭にげんこつを食らわせた大地。そこから、始まる兄弟げんかを目の当たりにして。
「凄いな・・・茅野がただの高校一年生に見える」・・と呆然としたモノローグ。しかし、そこはキャプテン。びっくりしているだけではなく、きっちり停めようと「おい、茅野!」と声をかけたら、大地ばかりではなく広海までが「なんだ?邪魔するんじゃない!」とハモって怒鳴る・・。二人が茅野である事を知っていると笑えるシーンなのですが(だって、どっちも茅野くんには間違いないものね)。

そして。三宅さんは、広海がわざわざ陽一の奢りで、豪華に外食を伝えるためだけに自分の所に来てくれた!と言うのが嬉しくて。
広海が、俺のために・・・マジでか?と内心では、ジーンと来ているのに。それを素直に「ありがとう」と言わないで。
口にした言葉が「陽一が奢りなんて・・」なのですが。それが、ほんのちょっと声がうわずっていて。あぁ、大ちゃんたら!照れ隠ししてるのね!って分かるのが素敵でした。

白眉!の体育館ではありませんが。今回、過去の中学編に続いての出演となった鳥海さん。
この青木君にも、特別な拍手を送りたいです(^-^)。
と言うのも、6巻と聞き比べると分かるのですが。青木君、大きくなっているのよ!
背も高くなったし、精神面も大きくなっている!相方を失ってもサッカーを続けてきた彼ならではの自負。そして、中学の時には言えなかった言葉を広海に伝えることが出来るまでに、大人になった彼・・。その成長ぶりが、声だけで分かる!!これって、凄い事だと思います。
BL作家さんは、総じて声フェチの方が多いみたいですが。南原さんとは違って、吉原さんの声フェチ・・これは本当に適材適所と言いますか、流石のキャスティングですよね・・。いやもう、流石としか言いようがないです。

しかし。今回は、蓮見高校の御三家+堤くんは、ピロートークのみのご出演。この点だけは、寂しかったかも・・。

ワガママ王子にご用心!

川桃わん サイバーフェイズ CPCDー1007 2002年7月25日
1.ワガママ王子、襲来
2.あま〜い罰
3.ワガママ王子の帰国
4.船上の悪魔
5.アムルーンの媚薬
6.高田の画策
7.わがままプリンス イン ハワイ
8.GO アムルーン
9.フリートーク1(鈴木千尋、千葉進歩、堀内賢雄、若本規夫)
10.フリートーク2(鈴木千尋&子安武人)
子安武人(マハティール)×鈴木千尋(倉橋智也)
千葉進歩(高田冴樹)、堀内賢雄(ジャミル)、若本規夫(シェリク)
うすいたかやす(ザイード)、高田べん(アッシジ)、高城元気(マハティール(子供時代))
10歳の時、父親の経営する会社の大事な取引先相手の子供の遊び相手に・・と紹介された時。その天使のような姿に、倉橋智也はマハティールに一目惚れしてしまった。しかし、マハティールは男の子であっただけではなく。ことある毎に智也を苛める悪魔だったのだ・・・。
個人的に!あくまで個人的に、アラブの王様とか貴族とか・・いわゆるハーレムが今でもありそうな世界って、設定的に好きなんです。
いや・・媚薬だとか、お金に物を言わせて・・・そして、意のままに従う侍従長だの召使いだの・・なんでもありの世界かな?みたいな所があるので。
だから、砂漠の王様が主人公を見初めてと言うお話は、かなり期待して聴き始めるのですが。「ヒットだぁ!」と言う作品にお目にかかった事がない・・・と言うのも、この「砂漠の王様」ジャンルだったりするんですよねぇ・・(゜゜)\バキッ☆・・・。
一個くらいは、これは!!と言う作品に出会っても良さそうなものなんですけど・・。BLがお伽噺のファンタジーなら、まさにこの砂漠の王様!と言う世界は、そのなんでもあり!に最適だと思うのですが・・。

さて。このお話は、実は第三弾のお話を間違って買ってしまった事に端を発します。
サイバーフェイズさんの全員サービスCDプレゼントフェアで。対象商品を3枚買って、応募券を送りましょう!と言う企画があった時。対象商品を1枚購入したんです。で、応募券が1枚手元にある。じゃあ、あともうちょっと頑張ったら、サービスCDゲット出来るじゃない?と思ってしまって(応募券を無駄にしたくなかったんです・・変なところで貧乏性(大笑))。
その時に、恋愛処方箋は単発作品だからすぐに決定。あともう一枚と言う時に。お話の内容を詳しく読まないで、あぁ・・砂漠のプリンスで、キャストに子安さんや伊藤さん、鈴木千尋さんに成田さんか・・。うん、これで良いか・・と選んだら。そのCDが3枚目だった(大笑)。
シリーズ物は辞めようと思っていたのに・・・おかげで、詳しい事情が今一つで。このまま感想を書くのは避けたいと思って。CD1枚目と2枚目も買わないといけない羽目になってしまったのですm(_ _)m。

はい。聴かせていただいて・・。いやぁ・・・久しぶりに、あはは・・・と渇いた笑いが出てしまいましたねぇ・・(大笑)。
だって、最初から最後までやりっ放し(゜゜)\バキッ☆のHシーン以外のシーンがあったっけ?と思わせる内容でして。豪華客船だろうが、ハワイの別荘だろうが。やっているのは一つだけってか??
「あぁあ・・そりゃね、Hシーンはお楽しみシーンとも呼ばれているから。まったくないよりは、あった方が嬉しいけど。ここまでやりっぱってのはなぁ・・・」でため息つきましたもの。

BLにエロは必要か?という話題がありました。そりゃ・・期待はエロですよ。
でも、絶対に必要か?と言われたら。別になくても良い(大笑)・・。多すぎるとうんざりしたり、食傷気味になりますから(だから、南原作品が苦手になったりするんですよね)。
ほんわかと、キスシーンや手をつなぐシーンがあるだけでも満足なドラマCDはあるんです。だから、精神的な繋がりが十分に描かれていたなら、Hやエロは必要不可欠とは思わないんです。
逆に、これでもか!ってくらい連続したり。事ある毎にくっついてみたり。愛が見えないお話は、いくらエロやHが多くても聞いているのが辛い・・・。

このワガママ王子の一巻目は、智也からマハティールに対する愛が見えない・・。マハティールの綺麗な顔を見たら、何も言えない・・って、顔フェチか?でも、いくら顔が好みだろうと。一日以上航行している船から、救命ボートに乗って逃げ出そう(って、いくらなんでも危ないからね・・)とするほど、命とマハティールのおしおきを天秤にかけるくらいなら、はっきり嫌いだと言えば良いのに・・・。

マハティールは、途中でモノローグとして「好きな子ほど苛めてしまう」シーンがありましたし。その出生のいろいろから、遊び相手になってくれた智也が好きになった事が分かりますが。
いや・・いきなり、鞭打ちごっこってのはねぇ・・苛めると言うレベルか?その後も、顔を見ると苛めていたのなら、そりゃ、顔を見る前に逃げ出したくなる条件反射が出来てしまっているでしょうが・・(^^;。
いやぁ・・突っ込み所満載で。あまりに多すぎて、その気力を奪ってしまうとは!ただ者ではありませんな(大笑)。
南原さんに遠野さんが苦手でしたが、また一人苦手なBL作家さんが増えてしまったかもしれませんな・・(゜゜)\バキッ☆。

さて。キャスト的には。鈴木千尋さんの可愛らしい喘ぎは、いやもう!ちょっと芸術品かも。嫌だとか言いつつ、ずーっっと喘ぎっぱなしでしたね・・。モノローグもあるし、喘ぐシーンも多かったし(多すぎるほどに)いやはや、本当にお疲れ様でしたm(_ _)m。カシム家のテリトリーである別荘から抜け出そうとする時も、誰かの飛行機やクルーザーに忍び込めば良い・・って。パスポートとかそういう物の存在を忘れているんですよね。先の航行中の客船から逃げ出そうとするシーンと言い、大学出ているんだよなぁ?と思ってしまうほどのおバカさん加減が、この智也くんなら仕方ない?って思えてしまうからマジックです。(褒め言葉ですよ!)
そして、自分自身がSだから・・・とおっしゃる子安さん。トークで、鈴木千尋さんから「時々子安さんの可愛さが見えた」と言われていましたが。私も、冒頭のパーティには出ない!と駄々をこねていたのに。シェリク侍従長の口車に乗せられて、「着替えるぞ」と言う台詞。
この急に機嫌が直っての「着替えるぞ」は、まさにワガママさが爆発していて可愛かったですねぇ(^-^)。
老獪な!いかにも、全てを取り仕切っています!のシェリク侍従長は、若本さんが穏やかに演じていらっしゃいました。
マハティールの兄のジャミル様は、出番はあまり多くないものの。千葉さん演じる高田秘書と何かあります?と言うシーンがちょっと印象に残りました。
お相手未遂?と言うか、裏の策士の高田役千葉さん・・寝ぼけて起きた智也が「高田ぁ!」と言ったのに対して「ディカプリオに見えるとでも?」と言う台詞に、大受けしてしまいました。いやぁ・・やめてぇ!!
このトーンの千葉さんの声は、好きですねぇ・・。契約の為なら社長令息であろうと売りつけてしまう。自分の身体も、おそらくは・・・と言うような企業戦士。単刀直入に、マハティール殿下は下手なんですか?と訊いたり。裏主役かもしれないとすら思っておりました。

高潔な貴族は愛を得る

遠野春日 インターコミュニケーションズ INCDー2231 2006年9月20日
三木眞一郎(クレイトン公爵ヴィクター)×宮田幸季(レイモンド・アスキス)
小杉十郎太(ヴァレンタイン公爵ネヴィル)、堀内賢雄(ナレーション)

斧アツシ(ヒュー・カワード卿)、坂口候一(アラン・チョーサー)
井上麻里菜(バルフォア男爵令嬢アデル)
武虎(ヴィクターの父)、植竹香菜(女性)
父の病死により公爵家を継いだヴィクターは、クレイトン家を目の敵にするヴァレンタイン公爵の新たな策士によって、様々な難局に面していた。ヴァレンタイン公爵に加担する、野心家の男はどんな醜悪なヤツなのだろう・・と思っていたヴィクターの目の前に現れたのは、意外にも繊細で類い希なる美貌と気品の持ち主であるレイモンドであった。
はっきりと申し上げて。キャスト買いしてしまいました。正確には、キャスト買いプラスジャケットのイラスト買いってヤツですね(^^;。

え?この金髪美人を宮田さん?で、こっちの黒髪の青年が三木さん?わお!!青龍さんに朱雀さん!でもって、事務所の先輩後輩のこのコンビは、今まで共演はあったけど。対決ってあったっけ?(管理人が持っていないだけで、胸騒ぎシリーズがあるみたいですね)となりまして。
絵も好みでしたので、何も考えずに買ったなら・・。失敗しましたねぇ・・。原作者見てから買うんだった。
実は、ファンの方には申し訳ないのですが。遠野さんは、南原さんに次ぐ苦手作家さんだったのを買ってから思い出した(^^;・・。インターさんから、貴族シリーズとして何枚か私も買いましたけど。
お話的に、ちょっと苦手と言いますか・・。うーんうーんんんんん・・・・となってしまって。突っ込みを入れること無く、最後まで聴けた試しがないと言う状態なものですから。

実は、届いた時にすぐに聴いて。頭を抱えて唸ってしまったのです。でも、いつまでもそうしておくわけにはいきませんから。
今回は、腹をくくって(大笑)「これはね、ファンタジーなのよ?」と自分にかなり言い聞かせて聴きました。

BLとは、何か?と聴かれたなら。実物?としては想像したくない、一種のファンタジー。つまりは、夢の世界と答えています。
いや・・この感想を読んで下さっている方は、ある程度BL大丈夫と言う想定の元で書きますが。
すね毛だの・・・想像します?これは、美少女アニメにも相当するとは思いますが。体毛の事とか、そういう事を想像して読んだり聴いたりしている方は、先ず居ないと思います。マネキンさんとまでは行きませんが、すね毛や胸毛がうじゃうじゃしているなんて、絶対に想像したくない(大笑)。だから、つまりはファンタジー。
感想を書く時に、確かに実生活と比較して、あれこれ文句を書いたりしていますが。
本質的には、SFで宇宙旅行しています!と同じレベルの感じなんですよね・・。

じゃあ、感想にファンタジーだと分かっていながら、あれこれ文句を付けるのは何故?と思う方もいらっしゃるとは思いますが。
それは、全て「愛」なんですよ(大笑)。
嘘くさいかもしれませんが。折角のドラマCDです。キャストも豪華で、お金出して買ったんですもの。もっと良い作品を聴きたいでしょ?だから、文句を言いたくなるんです。
あぁ・・ここが、こうだったらもっと面白かったのに!!あぁ、勿体ない・・。そういう気持ちが、文句だの不平や突っ込みになってしまうのです・・。

このお話に関しては。レイモンドの正体と言うのは、ドラマCDを聴く前にすぐに分かってしまうんですよ。ブックレットを見ないで、いきなりドラマCDだけ聴いたとしても、或る程度の想像はつきます。
しかも、書き下ろしミニストーリーなどが付いていると大抵は後日談で。このお話では、秘密にしておくつもりはないのか?原作ファンしか買わないと思っているのか・・・レイモンド君の正体なんて大ばれ(大笑)。
うーん・・・ブックレットを読まずにドラマCDを聴いている方って、どのくらいいらっしゃるのかなぁ??CDを取り出して。プレイヤーに入れて、聴く時に。全然、ブックレットを開くことなく聴き終える方・・居るかしら?私は、聴く前に見て。聴きながら読んでしまうのですが。

その、正体のすぐにばれるレイモンド君が、小杉さん演じるヴァレンタイン公爵ではなく、その手下に開始早々「一晩中、啼かせろ」と下げ渡し?されていまして。
良いの?絶対に、出生の秘密とかばれるとは思っていないわけ??本当に良いの?そんな、ご無体な事をなさって!!と、聴いているこちらがオロオロしてしまいました。
うわ・・。それって、拙いよねぇ・・。せめて、ヴァレンタイン公爵自らがレイモンド君を陵辱するとかだったら、良かったのに・・。
このお話で、一番引っかかったのが。この開始早々の「下げ渡し」のシーンなんですよね・・。小杉さんと宮田さんの絡みも聴きたかったかなぁ?

で。お話には、いろいろ言いたい事は山積みですが(゜゜)\バキッ☆。そんなお話にも関わらず、声優さんは熱演されていました。
堀内さんのナレーションが入る事によって、シンデレラみたいなお話になったと思うと語っていた宮田さん・・。シンデレラは、言い得て妙だな・・・と思いますが。
絶対に胡散臭いヴァレンタイン公爵の言うことを疑いもせずに、唯々諾々と(と言うよりも、素直すぎるくらい素直に)従っているレイモンドが、時として哀れに見えてきました。自分の勘の方を信じなさいよ!と言う感じですよね。。。
そんなレイモンドに命を狙われてしまう若き公爵。夜中に忍んできたレイモンドに対して、最初は敬語で接していたのに。
昼は臣下として仕えるが、夜は恋人として自分が支配者になる・・と言う事を承諾すると。結構言葉責めみたいな事までしちゃうヴィクターくんは、三木さんです。忠実な部下の顔と、恋人同士での支配者の顔の二つのトーンの違いが、本当にお見事でした。

ナレーションの堀内さんは・・。いやぁ・・お疲れ様でした。真面目なナレーションが、そぐわない場面もあったのに・・。最後まで、真面目に真面目に読んでいらっしゃいました。
そして。最初の一言から、ぜーーーーったいに!!こいつは怪しい!おかしいぞ!とプンプン臭わせてくれたヴァレンタイン公爵の小杉さん。その胡散臭さが、サイコーでした。わざと、こういう狂言回しのような胡散臭い役を演じさせたら天下一品かもしれませんね。

ところで。今回、レイモンドは(恋人のふりをしていた)アデルよりも、お兄様であるヴィクターに興味や気持ちが動いている・・と、彼女が見抜くシーンがあります。
「フジョシの勘ですわ」と言う台詞があるのですが。シナリオの本当は「婦女子」だとは分かっていますけど。
男性から、男性への気持ちを(接していて)気が付いてしまう。これは、絶対に「腐女子」の方の字を当てはめたいと思ってしまいました。えぇ、違うとは分かっていますけど。
この台詞だけは!この台詞だけは、婦女子よりもむしろ腐女子の方が、字は正確ではないか?とね・・。

純情ミニマム

中村春菊 角川書店 2005年9月1日
花田光(宇佐見秋彦)×櫻井孝宏(高橋美咲)
神奈延年(草間野分)×伊藤健太郎(上條弘樹)
試験の答案用紙を、一個ずつずらして書いてしまった美咲は大学入学早々、追試の危機!!なのに、ウサギさんこと大作家てんていは、かまってくれない・・と拗ねてしまって・・。
一方、美咲の答案用紙を採点していた上條。その上條の実家に行く話が持ち上がり・・・
美咲の過去や、上條と宇佐見の出会いを描いた漫画の付録CD。
上手いなぁ・・と言うのが、感想になります。
漫画とCDを一緒にしての発売。想像するのは、漫画(コミック)に収録されている物(作品)をそのまま音声化しているのでは?となりますが。このコミックにCDがおまけ?として付いてきた「純情ミニマム」は、そういう予想を覆し。
コミックの補足がCD。CDの補足が、コミックと言う具合になっていまして。
私は、BLのコミック(漫画)はダブルコールくらいなものですから、他の作品がどのくらいの量描かれているかは分かりません。
しかし、多分・・普通に発売されている作品よりも漫画の量としても少ない。ドラマCDとしたら、これまた少ない・・。量としては、それぞれが少ないはずなのに、損したなぁ・・と言う印象はなく。むしろ、上手い具合に補いあっているために、妙にお得感が出ています(^-^)。
美咲編では、ウサギさんの子供時代の事を予測しての「風呂にライオンが居て」と言う台詞の一気ぶりと、その後の「何故、分かる?」に対しての「マジかよっ!!」と言う叫びが、気持ちよかったです(^-^)。
野分編では、「挨拶は・・」の件が素晴らしい。野分は、凄く真剣に挨拶の文句を考えて「実家にお呼ばれ」を楽しみにしている様子で。それを止める上條とのやりとり。
ミニなので、H本番はなかったのですが。このシリーズだったら、HはなくてもOKと思っているσ(^ ^)です(^-^)。

ただ・・漫画に収録された子供編のドラマも聴いてみたいけど・・子供だったら、声が違うよね・・。

ヤバイ気持ち

鹿住槇 インターコミュニケーションズ INCDー2120 2003年9月26日
檜山修之(中条涼司)×櫻井孝宏(舞木透)
伊藤健太郎(山内匡)、森川智之(柏崎啓吾)

渡辺明乃(坂上綾乃)、堀越省之助(部員)
奈良徹(生徒)、最上嗣生(解説)、紗川じゅん(館内放送)
舞木透は、親友の中条に恋をしていた。しかし、男同士で言えるはずもない。気持ち悪いと言われて遠ざけられ、親友も好きな人も失う結果になると思っているからだ。
そんなある日。中条が言う「俺・・おまえ見てると、なんか欲情するんだよな・・・」
まさに、声優マジックが炸裂したお話だったかな?などと思います。

と言うのは、主人公・舞木君はかなりの「乙女ちゃん」なんですよね。先日聴いた「きみが恋に堕ちる」とはまた違った意味での乙女ちゃん。どうしよう?どうしよう?とグルグルして、人の言葉に助けを求めて、出口を見つけようとあがいている。
個人的には、きみが・・の春さんよりは舞木君の方が、自分をしっかり持っていて、芯もありそうだし。ちょっとなよっちぃ男の子と言う感じなのですが。

この舞木くんを振り回す、さっぱりとしていて行動力もある中条くん・・彼がね。乙女の敵よぉ!!(大笑)状態なものですから、別段乙女ちゃんには見えない舞木くんが、乙女に見えてきてしまう・・(苦笑)。
いや・・もう、中条君・・ひょっとして、血液は脳には全然行ってなくて。下半身にだけ血液が通っています?とすら思わせてくれるんですもの。自分の事に忠実で、他人の思惑とか困惑、はたまたいろいろな事情を全て無視して、目的の為なら口から出任せ、やりたい放題の超ワガママな身勝手男(大笑)・・凄い言われようですな・・。
一見するとそこそこ遊び人って感じの中条君は、実際にも居そうな雰囲気ですが。こういう二人が、自分の側に居たら・・・かなり嫌よぉ・・考えてもみて下さい。
「出来るかどうか、一度試しにやらせて!」ですし。
舞木くんなんて、3年生の先輩に「どうしたの?」と言われて、戸惑ったりしつつもあけすけにそういう話をしちゃうし。そんな中条君を嫌いになれないで、ぐずぐずと引きずっている・・。こらこら・・と思いますよね。

この乙女ちゃんとウルトラ身勝手下半身男の恋の顛末を描いたのが、このドラマCDです!となると。もう身も蓋もない感じですが。それが、ちゃんとドラマとして楽しんで聴けたのですもの。これを声優マジックと呼ばずして、何を言おうか?

乙女な舞木くんの櫻井さんは、普段よりも高めの声で。他人に言えない恋をしてしまった舞木の心情を実に丁寧に演じていらっしゃいました。山内くんに指摘されて、つい本当の事をポロッとこぼしてしまう迂闊さすら、その純朴さ故かな?と思わせてくれますし。
ポワーンとしている彼なのに、先輩に相談する事によって。身体だけではなく、心が伴っていないから傷ついているんだ・・と気が付いて泣き出してしまうシーン・・。あぁ・・あんまりポワポワしているから、境遇と身体と心が一緒についていけなかったのね・・と好意的に見てしまうんですよ。

鋭いと言うか・・良く見てますねの友人思いの山内くん。爽やかスポーツ青年で、伊藤さんにぴったりな役所。
あくまでも友人と言う立場で、中立として。欠片も、そういう劣情(゜゜)\バキッ☆を持ってはいないのに、真剣に怒ることすら出来るポジションは、BLでは珍しいと言うか・・このまま彼は大人になって欲しいものだと思わせてくれました。

下心はあったのね(大笑)の柏崎部長さん。1年学年が上と言うだけではなく、大人っぽい印象が残りました。彼も、良く裏を読んでくれてますよね(と言うか、それを読まれるだけの中条くんが浅いのか?それとも、それを良いことにきっかけにしようと言う、深い罠があったのか(大笑)・・・・)
ちょっとだけ大人な雰囲気と優しくて穏やかな声音が、森川さんによって見事に奏でられていました。

そして!!高音で、モノローグと台詞と二重に頑張った櫻井さんも拍手ですが。
やはり、あらすじを書くと身も蓋もなくなるお話を(大笑)ドラマとして聴かせてくれたのは、檜山さんの中条君のおかげではないかと思います。とにかく、がっついているんですよ>この中条くんが。
あまりにがっついているので、その性急さも周囲には理解不能なまでの発言も(大笑)、若さゆえの過ちと言うのか(苦笑)若さの特権である熱病のせい?などと思ってしまえるのですもの。

冒頭から「なんでかなぁ?俺・・・お前見てると、なんか欲情する」ととんでもない告白をしておきながら。そのすぐ後に「コロッケ、落ちたぞ・・」と冷静に突っ込みを入れる事が出来る。
そして、「やっぱ変だよな?なんでだと思う?なぁ、透。なんでだと思う?」って、そりゃあんた・・貴方の下半身事情なんて他人が分かるわけないだろうが!!と言いたくなるのに。それを「そうだよなぁ・・・」と真剣に悩んだりしてますし。
その場で、すぐに忘れて!と言っておきながら
「なぁ、あれ考えてみた?なんだよ、もう忘れちゃったのかよ。だから、この前言ったろ?お前に欲情するって・・。あれ、どう思った?なんでだか分かった?ちょっとは考えてくれた?」とたたみかけるように問いかけ、考えて居なかったと舞木くんが答えると(これは、実は嘘なんですが)
「おまえ、俺の事なんも考えてくれてなかったんだな。つめてぇの」とふてくされてしまう。だから・・貴方のそういう事まで、かまっている暇はないでしょうが?

そんなグルグル状態を打破する中条くんの持ち出した解決案が
「俺、おまえとやってみたい!!
ふざけてない!俺、真剣なんだ。おまえとしたい。なんかわかんねぇけど、イク瞬間いっつもお前の顔が浮かぶんだ。一人でやる時も女とやってる時も。変だろ?これ。変だと思わねぇ?
だろ??だから、試しに本物の透とやりたい。想像じゃない、生のお前でイけるかどうか試してみたい!」
試してみたい・・と言われて、はいそうですか。って答えるわけないじゃない(大笑)。なのに、舞木くんが断ると
「つめてぇなぁ・・俺ら、友達じゃん。透、俺の事嫌い?
だって、やりてぇんだよ」
山内くんから、右手の代わり・・と聴いていた舞木君が、おそるおそるその話題を持ち出すと、飛びつくように「あるある!」と言いだしていまして、その台詞は舞木君のモノローグに重なってはいますが。絶対に目的の為だけに、口からでまかせ言ってます?って分かる口調なんです。
・・・・これでOKを出す舞木くんも舞木くんですが。
ここまで赤裸々に「やろう!」と言う下半身男の一途な純情さ・・(大笑)いや、もうそれしか頭にないでしょ?と思わずには居られません。確約するために、指切りまでしてしまうはしゃぎっぷり・・。
高校二年生で、女性との経験も豊富で。しかも、自分で上手いとかサービスするって・・どういう学生だよ・・・・と思いますが。

ただ、そんな下半身男の中条くんですが。舞木くんとの電話で、柏崎先輩と付き合う事になったと聞かされ。自分の気持ちに向き合う事になってから・・が、結構良いヤツなんですよ。
変な経験を積ませてしまった事を後悔し、それでいて雨の日に舞木くんから抱きついてきた事で困惑し。舞木くんが好きだったんだ・・と気が付いていない・・。
中条くん視点ではないために、彼がどう思って行動して。どういう気持ちから大胆に迫ったのかは(煮詰まっただけか?単に・・(^^;)詳しくは語られていませんが。少なくとも、舞木君以上に、自分の気持ちと身体と心のバランスが取れていないだけの子なのじゃないかな?と思います。
お互いの気持ちが分かってからは、きっと誠実な彼として存在してくれるでしょうし。舞木くんも、彼に惚れて間違いじゃなかったかもしれない・・と思わせてくれる優しさが見えてくるのです・・。

しかし。フリートークで。檜山さんは、欲求に素直な・・良い意味では探求心(好奇心)旺盛、悪く言えば無節操をベースにキャラクター作りをされたそうで。若さ故の素直な欲求さが良い感じに出ていれば良いなぁ・・と思うと語っていらっしゃいました。
テストでは、これ以上にガツガツし過ぎていたらしく・・。このOKテイクである製品版を聴いてさえ「がっついてますねぇ・・」と思ったのに。これ以上??それ、凄いですよねぇ・・。
でも、本当に若さ故の一直線な欲求は出ていたと思いますもの。狙い目通りと言うところでしょうね(^-^)。

きみが恋に堕ちる

高永ひなこ ムービック MACYー2339 2006年9月29日
1.思わぬ再会
2.司の告白
3.ひたむきな想い
4.インターハイにて
5.揺れる気持ち
6.言えなかったこと
7.路地裏のキス
8.本心
9.そして…恋に堕ちる
10.愛のことば
11.風の吹くところ
神谷浩史(主藤司)×千葉進歩(望月春)
遊佐浩二(主藤礼一郎)

赤城進(吉田)、河原木志穂(志村)、遠藤綾(女子部員)
北斗利佳(女子部員)、波多野渉(教員)、根本圭子(事務員)
季節外れの赴任。望月春は、その私立校に弓道場があるのを見て、ふらふらと立ち寄ってしまい、美しい立ち姿に見惚れてしまう。
しかし、その生徒こそ。彼が高校時代に共に弓道で優勝を競い合い、そして好きになった主藤礼一郎の弟・司であった。
原作ファンの方、ごめんなさい・・。かなりスルーっと聴いてしまいました。
と言うか、聴きながら考えていた事が。
主人公は、男なのに。どうして「春」なんて名前なんだろう?とか、次男坊なのに「司」かぁ・・などなど、そういう事だったりしたんですよ。

原作は、あの「恋する暴君」の高永さんで。袴もの!(゜゜)\バキッ☆と言うので、ちょっと期待していたのですが・・。
うーん・・うーん・・・。春さんの乙女っぷりに、良い意味でも悪い意味でも、感動してしまったお話となりましたm(_ _)m。

お話としては。春さんは、高校時代に親友として、一緒に弓道をしていた礼一郎君が好きになり。彼を見て欲情する自分に、礼一郎君から離れようと決意。行く先も告げずに遠くの大学に進学し、礼一郎君との思い出?である弓道も辞めてしまう。
ところが、赴任した高校で。その弟の司くんに再会。
司くんは、常に春さんを見ていたので。春さんがお兄ちゃんを好きだった事を見抜いてしまっている。その感情を否定する春さんに、人を恋すると言うことは決してマイナスになるものではない!それを自分が証明してみせる。自分は、春さんがずっと好きだったんだ!!・・・と、インターハイで優勝する事を誓う。
しかし、そのインターハイの会場で。お兄ちゃんと春さんが再会。
春さんを巡って、ストレートな告白をした司くんと昔の思い人である礼一郎君が激突!!という三角関係に・・・。

兄弟が、好きな人を巡ってのライバルになるお話なのですが。
礼一郎君は、途中まではかなりノーマルな感情しか抱いていないため。これは、ライバルになるのかなぁ?キスしているところを見て、自分の気持ちに気が付いたと言っていますけど。別にお兄さんを無理矢理、ライバルにしなくても良かったんじゃないかなぁ??
BLだからと、登場人物が全員そちらの嗜好がある方にしなくても良いわけで。
・・・まぁ、この礼一郎さんが続編では受けになるお話もあるそうなので、ここでちょこっとそういう世界もあるんだよ〜と礼一郎さんに教える意味があるのなら。それはそれで良いと思いますが。
これでお話が完結しているのなら、最後まで礼一郎さんは、「春さんの親友!」と言う立場で居て欲しかったかな??これは、あくまで私の意見ですけど。
「親友の立場は、残しておいてくれるんだろ?」か・・・。そんな後追いするような台詞は、似合わない気がします。

ただね・・。ちょっとだけ解せなかったのが。春さんのご両親はどうなっているんでしょう??
主藤兄弟の家が、弓道場で。そこに練習に行っていたと言う設定で。春さんの事は主藤の家の方も「お久しぶり」なんて言うくらいご存じだったわけですから、当然ある程度は家族ぐるみでつきあっていたのかな?なんて思うんですよ。
そうしたら、いくら春さんが彼らに知らせずに遠くの大学に行ったにしても。まるで連絡が取れない。どこに行ったのかも知らないと言う事態にはならないのじゃないかなぁ??
そんなに心配していたのなら、主藤兄弟も春さんの家族に直接訊けば良いじゃない??春さんが、いかに高校時代の全てを捨て去ろうとしたって、家族は知っているでしょうが・・。

年下の情熱的な人に、思いっきり直球で交際を申し込まれ。態度で示されているうちに、過去の恋心は薄れてしまい。気が付いたら、そちらが好きになっていました!・・になるんだろうな?これが、やっぱり過去に好きだった人が忘れられません!!なんてなったら、いくらなんでも、司くんが可哀想だよねぇ・・・と思っていたら。うんうん・・そうよね。そう来なくっちゃ!と言う方向にお話が落ち着きまして。八方丸く収まりました!
でも・・この春さんって、思いっきり乙女!!なんですよ。今時、女性でもこんな乙女居るのかな?と思ってしまうくらいの乙女。
礼一郎は、まだ仕事だろうから。礼一郎に逢わない時間に行き、一刻も早く司に会って仲直りしたい!と主藤家に向かうシーンでは、乙女走り(手を左右に振る走り方)しているんじゃないか?って思ってしまうほど(あ・・いけない。自分で想像して、鳥肌が立ってしまった)。

キャストは、その乙女!春さんに千葉さん。モノローグに台詞に、本当にお疲れ様でした。最後の風が・・・と言うモノローグで、弓道を再開した春さんが、憑き物が落ちたように爽やかで幸せそうで良かったです。
過去の思い人だったお兄さんの遊佐さん。続編での受けに超!期待です。このお話では、どう聴いても攻めっぽいですもの(大笑)。
そして、一本気でまっすぐな弟・司の神谷さん。いかにも!若さの特権!と言うストレートさが気持ちよかったです。・・・恋人同士になったにしても、なんとなく呼び捨ては似合わないっぽい気がしました。一カ所だけ、「春」と呼ぶシーンがあったのですが。ちょっと似合わない(゜゜)\バキッ☆。まぁ、年下攻めで呼び捨てが似合わないと言うのは、きっと優しい恋人になるからじゃないかしら??

ドアをノックするのは誰?

鳩村衣杏 インターコミュニケーションズ INCDー2171 2007年9月25日
成田剣(甲田尚臣)×平川大輔(最首頼久)
野島裕史(富永肇)、寺島拓篤(最首篤志)

大村香奈子(芥川千香)、松本千尋(小橋澄代)
峰岸由香里(小橋美桜)、土谷麻貴(亜由美)

楠大典(根本晃延)
大学助教授の甲田は、社会人向け講座を受講した最首頼久に交際を申し込む。
10歳年下の双子の弟達を無事に育て上げ、次なる目標を持っていなかった頼久は、「次はこの人を幸せにしよう」と受諾する。妻の鑑とも言うべき頼久に、夢中になる甲田。しかし、頼久の心は彼の元にはなく・・・。
肉体関係込みのおつきあいを申し込まれて、「お役に立てるよう、精進します」と答えるような頼久のキャラクターが、もう最高でした。
平川さんのお声が、女性っぽいと想った事はありませんが。某ゲームで出てきた彼の演じた幼馴染みに、主人公が「(キャラの)中にある女性の部分」・・・と言うモノローグを思い出しておりました。
まさに、そんな感じなんですよ。弟妹を育て上げたから・・・と言うわけではなく。本当に、頼久の中に女性が見えるんです。最初の夜に、ローションなどを用意しておくさりげなさと、その乱れっぷり・・。
こんな悪魔にも天使にもなれる女性が居たら、そりゃもう「人、それを天国と言う」状態だと想います。
反応が、「一般的じゃないでしょ?」みたいな会話は多いのですが。
その会話が、また笑えて仕方ない。
やはり、冒頭の料亭でのシーンが一番笑えましたねぇ・・・。

いきなり、「私とおつきあいして下さい。おつきあいにも、いろいろな意味があるけれど。貴方が考えているものとは違う意味です」と言われて「ウィスキーのようなものですね。飲み方がいろいろあるでしょう?」と切り返す頼久。
表面的なセリフで行くと、甲田が感心したように。人付き合いをウィスキーに例えてしまうセンス。これは、おぉ!!と言う感じになりますが。その彼のモノローグ「私は、新しい生き甲斐を見つけなければならないのだ。その相手が、この男であっても良いはずだ。決めた。この人にしよう。この人の幸福のために生きよう。そこに山があるから、人は登る。それ以外の意味も感情もなくて良い」・・・いや、それは違うでしょ??おーいい・・頼久さん・・それって、申し込めば誰でも良いって事にならないかぁ??と、思ってしまうんですよね。で、そんなモノローグは伝わるはずがないから、「お引き受けします。よろしくお願いします」と頭を下げる頼久に甲田の方が、逆に驚いてしまいます。
「え?本当に??」・・と、肉体関係があるよ!とはっきり言葉に出して訊いてしまうほど。
しかし、頼久さんは動じないだけではなく「大人ですから、それは当然ですね」・・・いや・・この場合は男同士なんだから。身体の関係があるって時点で、退くでしょ??と言うか、そこで当然ってあっさりと言えるって・・今までにもそういう経験あった?って思ってしまいますがな・・。
だからこそ、甲田さんもすっかり参ってしまって「普通なら拒否しますよ。或いは悩むか怒るか。だって、僕らは同性なんですよ?貴方は同性愛者?」と訊いてしまうほど。
そこで、100%可能性を否定するのは難しいって答える・・・に至っては。素晴らしいじゃないでしょうが??甲田さんも!!
そこには、嫌悪感とかまるっきりなし?やってみなければ分からないって事だよねぇ・・。
そして、料亭の食事の御礼にと、頼久が甲田を家に招いての会話も、いやぁ・・最高!!。この前半は何度聞き返した事でしょうか??こういう切り口のBLって(ボーイズには、ちょっと年配だと思いますね。だって、頼久が33歳で甲田さんが41歳・・・オヤジじゃん(゜゜)\バキッ☆。オヤジラブってのも、それは嫌だし。こういう年齢のあるBLは、Bに困りますよねぇ・・(苦笑))珍しいもの。

平川さんの「わたし」と言う一人称を含めて、敬語キャラで本当に素敵です。こういう平川さん受けを求めていたのよ!!どこか、ピントが合っていないくせにしっかりしているのかどうなのか・・みたいなキャラ!!
そして、その頼久に夢中になるオヤジキャラ(大笑)の成田さんも、その助平っぷりと情けなさと、決めるところは決めます!キャラが素敵でした。
個人的には、二人が同居を始めたところで乗り込んできた女性に、あたふたと言い訳をしているシーンの情けなさが秀逸でした。一番笑えたのが「人、それを天国と言う」ですけどね(大笑)。

そうですねぇ・・・お話としては、結婚式くらいでお話が終わっていたら、まとまりが良かったようにも想うのですが・・
何しろ、結婚式が終わって。甲田と晴れて相思相愛になったものの。浮気厳禁(いや。。。今までの「浮気OK」がおかしいのでしょうけど)で、独占欲から過去の甲田が付き合った女性達や、甲田の友人に悋気を覚えてしまう。京都から、帰宅出来ないと電話を受けて。帰れないのなら、こっちから行けば良い!と京都まで押しかけてしまうエピソードは、うーん・・あったからこそ、頼久の変貌ぶりも分かりますが。ちょっと後日談?と言う感じが否めませんでした。
嫉妬深くなったのは良い?けど。甲田を問いつめるシーンなどは。貞淑だった新妻が、いつの間にか熟年の小母さん(゜゜)\バキッ☆になってしまったかのようで・・。

甲田の悪友・根本に紹介を迫るシーンの語尾。「私はそんなに弱い男ではありません!」や、根本に君を奪われてしまう事が心配で嫌なだけなんだ!と甲田の必死の説得に(この説得って、私の事を大事に思って下さっているからなんですね。自分だけのモノにしておきたい!と思っているからなんですね?みたいに感動するかと思いきや!!のシーンでもありますね)「ひどい事をおっしゃるんですね」は、モロに女性が拗ねて、ワガママを通そうとしている時の語尾なんですよ。「だって」には「だってぇ!」と小さい「ぇ」と「!」を付けたくなるくらいです。
そして、根本と二人きりで相対すると。言葉が、またきりっと釘を刺すような言い方になっているんですよ。
平川さんってば・・もう、女性の可愛らしい面や淑女の面、嫉妬深い夜叉から、弥勒菩薩・・・本当にありとあらゆる面をこの役に入れています。

キヨショーでお名前を覚えた寺島さんが、凄くノーマルな弟で。あら・・あらら・・でした。
だって、BLって登場する人物が皆そちら関係の嗜好の方ってのが多いでしょ?
だから、普通に女性と結婚します!ってキャラが居ると、おぉ!と思ってしまう自分が居まして(大笑)。珍しいなぁ・・って(゜゜)\バキッ☆。

あの年上の彼女が「あっちゃん」と呼んでいたのが、個人的理由もいろいろ多数あって、むかむかしていました(苦笑)。
「ちゃん」付けはなかろうが!仮にも、あなたのご主人になろうって人に対して。しかも、それをお兄さんの前で言うか??いくら年上とは言っても、お兄さんが来ている時に、そういう呼び方はやめんか!!

野島お兄ちゃんの富永さんは、最後に蹴りをくらっていましたが・・。
一番気の毒なキャラだったように思います。あの結婚式・・滅茶苦茶ですな・・。良いのかなぁ??

フリートークが入っていなかったのが残念でした。
また、平川さん演じるキャラが「頼久」で。
遙かの青龍キャラと同じ名前だったでしょ?最初に「よりひさ」と甲田さんが呼ぶシーンでは、思わず噴き出してしまいました。

好きなものは好きだからしょうがない!!
シアワセノマホウ

つたえゆず&沢城利穂 マリン・エンタテインメント 2005年7月22日 MMCCー3057
1.メインディッシュはテストの後で     
2.くもりときどき晴れ
3.MISSION START           
4.一難去って・・・
5.ジェラシー

6.HAPPY×2 BIRTHDAY
7.SWEET SHAMPOO TIME         
8.MISSION ERROR
9.思惑                    
10.シアワセはそこに
11.CAST MESSAGE
三木眞一郎(水都真一朗)×石田彰(七海かい)
うえだゆうじ(浅香奏司)、緑川光(羽柴空)
保志総一朗(藤守直)、千葉進歩(本城祭)
梯篤司(生徒/教師)、竹本英史(生徒/教師)
もうすぐ春休み。試験作成だの何だので忙しかった兄ちゃんこと真一朗は、愛する七海に2週間も触れることが出来ずに欲求不満のるつぼに居たが、七海から「春休みはダメでも、試験休みなら」と言う約束を貰い大いに張り切る。
しかし、そんな七海が空達の担任である梅谷に自ら接触しているのを知り・・・。
好きしょ!!の番外編の中でも、原作から好きだったお話でした。
と言うか・・まぁ、ぶっちゃけた話が。好きしょ!!を知ったきっかけが石田さんが七海ちゃんを演じると言うことでしたので。七海ちゃんと真一朗さんがラブラブな番外編は、基本的に好きなんですね(大笑)。しかし、過去のタリナイコトバの時には肝心のエピソードが抜けていたりしましたし。ドラマ化するなら、原作のまんまにドラマ化してくれないかなぁ・・・と思っていたら。
これは、原作に忠実にHシーンを削ることもなく(そこかい??)かなり満足して聴いていました。
届いてすぐに聴いていたのですが。感想が遅くなったのは、これを書いてしまったら。原作から今一つ(゜゜)\バキッ☆だったミッションチョイスしか残らないし・・・とグズグズしてしまったのですm(_ _)m。

好きなお話で、しかも声優陣がいつもの豪華メンバー!
そして、世界やキャラを分かってらっしゃる!!と言う素晴らしい演技の数々・・。これが至福の時間と言わずして何と言いましょう・・状態です。

お話についてはさておき、熱演のキャスト陣では。トップバッターは、やはり三木さんのお名前を挙げたくなります。
真一朗さんのジェラシーに駆られて暴走したり、勝手な妄想でぐるぐるしたり。七海から言い出してくれた約束に舞い上がってしまっての絶好調ぶり!に、隠そうともしない拗ねっぷり・・その上に、冷徹な水都を演じるシーンもあったり。はたまた、七海から「触れないで」と禁止令が出ての落ち込みっぷり・・。
声が裏返ったり、低音のままだったり。どこが!と一カ所だけではなく、三木さんが出ている全編がもう超を付けたくなるくらいのお勧め!!なのです。
いやぁ・・大好きな声優さんに、惚れ直す機会と言うのは。何度も何度もありますが。好きしょ!!の中でも、この「シアワセノマホウ」は、三木さんの魅力再確認!!と言っても良いくらいに素晴らしい!!
おまけに、キャストトークでも「仕事をしている時が幸せだ」と、ファンにとっては嬉しいコメントを仰って下さってます(逆に、仕事のしすぎで身体をこわさないで下さいね・・・とそちらを心配してしまいますが)。
そうですねぇ・・三木さんのシーンで、一番!!を挙げて!と言われたら。どのシーンも本当に甲乙付けがたいのですが、梅谷が七海の事を「くん」付けで呼ぶ・・と文句を言っているシーンにします。
「くん!」この言い方がね・・もう、言葉でどう表現したら良いのかが分からない・・・(^^;。
ヘンッ!と拗ねて拗ねて拗ねまくって、それでも八つ当たりの文句だけはつけておきたい!!と言う口調がありあり・・。素晴らしすぎます。

そして、一方の主役である石田さん。本当に、BLで受けはもう演じられないのですか?と、未練たらたら言いたくなるくらいの色っぽさです。仲直りのシーンでの「言わないで」や「変になるぅ」などなど、可愛い上に切ない声で。
尾てい骨直下型の低音では決してないのに、石田さんのお声は本当に腰に来ます・・(^^;。
石田さんでは、冒頭近くの「そんな顔しても。ダメなものはダメ!明日も早いし、真一朗とそんな事したら・・・お願い」が今回の一押し台詞です。お願い・・の言い方が、操縦法を心得ているのはもちろんでしょうが、本当に悪魔的に可愛すぎる・・。
どうしたら、男性でこんなに可愛い声や言い方が出来るのでしょう?

空役の緑川さんは、直にべたべたする兄ちゃんに無意識にジェラシーを燃やすシーンがお勧めです。
直役の保志さんでは、赤いチューリップの花言葉は、愛の告白だと知り冷やかす祭に「ま、祭ちゃんっ!?」と答えた時の声の裏返りと、七海に触れずに代わり?に直を抱っこする真一朗を無下に出来ないで困惑しているシーンが好きです。
そして、祭役の千葉さんは。直の誕生会を開くつもりだろう・・・と推理するシーンのクレバーさと。空の全財産を見てあっけにとられているシーンが好きですねぇ・・。いかにも3人組の参謀!頭脳担当と言う感じで。
梅ちゃんと奏司お兄さまの兼ね役を演じたうえださん・・・わざと七海を煽っている奏司さんと、無意識に真一朗さんを煽ってしまう梅ちゃんの相違が素敵です。

お話についてはさておき・・・と書いたのは。その昔。BLについて、辛口のコメントを載せている雑誌を立ち読みした時に。
おそらくは、男の編集者かコメンテーターだと思いますが。男同士とは言っても、受けは単に胸がないキャラと言うに過ぎない。女の子ではないけれど、女の子の代用品的なものである・・・と書かれていて。その時に参照と言う形で掲載されていたキャラの絵が、直と七海ちゃんでした。ほら、髪の毛だって長くて。料理も出来て・・見た目だって女じゃないかとありましたが。
そんな酷評にも関わらず、こうしてBLが隆盛を迎えているのは。それだけじゃない何かがあった!と言う事になるかな?と思ったりします。時々、その論評を思い出して。うん・・・胸のない女の子になっている作品もあるにはあるかな?等と苦笑いすることもありますが。
でも、やっぱり。こうしてドラマCDやBLを聴くのは・・・それこそ、この作品のタイトルで片づいてしまうかな?と思うのです。
そう・・・好きなものは、好きだからしょうがない!!・・・まさにそれに勝る言葉はないですよね(苦笑)。

真夜中の弥次さん喜多さん
愛と幻覚のセレナーデ

しりあがり寿 バナナジュースカンパニー 2005年10月21日 BJCAー0017
1.お江戸日本橋     
2.夏の宿
3.小田原と言えばカマボコ ♪箱根と言えば温泉♪
4.トロロと聖剣@丸子橋宿
5.三途の川慕情     
6.岡部の宿はキノコの森
7.夢の終焉、そして。
諏訪部順一(弥次さん)、櫻井孝宏(喜多さん)
谷山紀章(松平空の守)、石田彰(カエル)、皆川純子(奪衣婆)
福山潤(インタビュアー福山潤)、子安武人(バーテン)
中田譲治(岡っ引き)、山本麻里安(旅籠屋のメイド)
赤城進(吉GYU店長)、浅井晴美(アケミ)
佐藤晴男(ラッキー生き太)、中國卓郎(ラッキー死に太)
林沙世里(茶屋のウエイトレス)、江永愛(町娘)
師走のお江戸日本橋。仰向けになって空を見上げていた喜多さんに、弥次さんは一目惚れをしてしまった。
しかし、恋人となった喜多さんは薬依存症。薬売りのカエルを殺してしまった喜多さんを連れて、弥次さんは旅に出る事になる。
「お伊勢参りに行こう。そうすれば、喜多さんの悪い病気も治るにちげぇねぇ!」と。
確か、長瀬くんと中村七之助さん主演で映画になっていたお話でしたよね?
で。ちょんまげをしている世界観(おそらくは江戸時代)なのに、歌あり踊りあり。ポスターを見る限りではオートバイなども登場して。
ぶっ飛んだ映画になっていたらしい(DVDも出ていますが、私は見ていないもので。上映前のTVでのスポット情報でしか知らないので、印象が違っていたらごめんなさいm(_ _)m)・・・それがドラマCDになったわけか・・・くらいの認識だったのです。

お話がシュールと言いますか、あらぁ??でしたので。映画はどうだったのかな?とネットで調べたなら、チョイスされたエピソードが違うみたいですね。そりゃまぁ、空の守の生首が喋るところは、映画ではNGだろうし。喋る以前に、生首の時点でアウトですよね・・。

さてさて。一回聴いたくらいでは、「うーんとぉ」となります。カオス(混沌)と書けば良いのか、シュールな世界と書けば良いのか・・。どっちもよ!と言う感じなのですが。
リアルを求めて旅に出たはずの二人なのに、お話自体はリアルにはほど遠いので(大笑)ボーっと頭を空っぽにして聴くことをお薦めします。妙に(私が良くやるのですが)リアルな舞台を想像したり、台詞を深読みしたりすると・・・失敗します。現に、私は一回目に聴いた時には「このドラマCDの感想は、ちょっと・・どうしましょう?」と思ったくらいですから。

お話は、お江戸を出発した彼らが出会う事件や人々。その旅の途中のお話と言う感じですので、ここでくどくどと書くのは差し控えます・・・と言うか、書きようがない(苦笑)。ただ、その旅は普通ではなく。様々なエピソード満載で、果てはあの世の一歩手前まで移動している・・・と言うことを書いておきましょうか(^-^)。
お話自体のエピソードで気になったのは、空の守のかまぼこ・・・。食べるか?普通(゜゜)\バキッ☆
あとは、キノコの森のカクテルですね。お若い方はご存じないと思いますが。そりゃもう昔の映画で、「マタンゴ」と言うのがありまして。
それをふっと思い出してしまいました。「あぁ、マタンゴや・・」タイトルすら忘れていた過去の記憶が甦ってきましたねぇ・・。え?マタンゴって、今どこから湧いて出た??と聴きながら自分で自分に突っ込みを入れて呆然としてしまいました。

えーっと、一応書いておきますが。いくら管理人でも、マタンゴはリアルタイムでは見ていません(無理です)。子供の頃に、TVで放送されたものを見たことがあるくらいです・・・
ご存じでない方の為に、簡単にお話を書くと。無人島に流れ着いた若い男女。しかし、その島には食料がなく。唯一、極彩色の毒々しいキノコが生えており。それを食べると、キノコ人間になってしまう!!しかも!その話を(精神病院に入れられてしまった唯一の生き残りが語ると言う設定のお話なのですが)してくれた人が・・と言うラストシーン・・・見終わった後も心臓バクバク・・・子供時代に一回しか見ていないと言うのに、ここまで覚えているほどのインパクトがありまして。小学校時代の恐怖映画ナンバーワンと言っても過言ではないほど!と言う過去の話はともあれ。
キノコカクテルで、キノコになりかけた喜多さんが分かる弥次さんの愛!!まさか、ここでアーサー王(エクスカリバー)が出てくるとは思わなかったのですが。あ・・なるほど・・と言う感じでした

キャストは。・・・上にも書きましたが。旅の途中で道連れになったり出会ったり・・・なので、1トラックor1エピソードしか登場しない人々ばかりなんです。その1トラックor1エピソードにしか登場しない人々に、豪華でしたね!
一番「あぁ、勿体ない!」と思ったのが、箱根の宿のインタビュアー福山さん。そこだけ!なんですよ(ガヤは省く)。自分で自分の名前のキャラを演じると言うのは、どういう感じだったのかしら?
でも、このインタビュアーは原作には出てくるのかしら??まさかね・・。
そして、大笑いさせていただいたのが。中田さんの岡っ引き。棒っきれが弟??と言う岡っ引きで、「ヒロシです」とアドリブを入れていらっしゃいます。その言い方が、渋い声のまんまで。
思わずスポットライトが見えましたよ。

顔は悪いけど、良い人!の奪衣婆の皆川さんと、怪しい蝶入りのカクテルを作るバーテンの子安さんは。アニメのマイキャラ(苦笑)を連想させる台詞と笑いが入っていて。思わず吹いてしまいました。
(テニスの王子様は放送がありませんが。リョーマくんの名台詞が「まだまだだね」ってのは他所で聴いたことがありますから。あと、ケロロ軍曹におけるクルルさんの笑いは、ドラマCDを聴かせていただいたので・・・・)

即興の歌も決まっていた谷山さんと、攻める対象は櫻井さんが多くないですか?の石田さん(゜゜)\バキッ☆(誤解を招くかもしれませんが。はっきり攻め!ではなく、身体で支払えと言うシーンに妄想しただけです>管理人が)は、あの世のトラックでも見せ場があり。行きずりのキャラの中では、まだ優遇されていたかな?などと思って聴いていました。
いやもう、あの爽やかな若様やゲロゲロの石田さん・・。このキャスティングって、誰がお決めになった事かしらね?

そしてそして!このドラマCDを語る時。絶対に外すことが出来ないのが、主役のお二人です(外すつもりはないけど)。
櫻井さんの可愛い喜多さん。金髪で、薬中毒で。中毒発作が出て、暴れ始めるシーンは迫力なのに。全体的に可愛い!!が来ます。純粋で真っ直ぐ。空っぽになった自分に、弥次さんが一杯になったからだよ・・と語る愛。そして、人面瘡として弥次さんに現れた時のオネエ言葉。ほわーっとしているかと思えば、プリクラを撮る時の「ニャン」の可愛さと来たら、ちょっと凶悪じゃありません??
そして。このお話の中では、一番の常識人だろう弥次さん役の諏訪部さん。今までは、スカしたヤツとか。まったりと色気あふれる役のイメージもありまして。ちゃきちゃきの江戸っ子でい!!と言う印象はなかったのですが。弥次さんの口癖のような「てやんでぃ!」の威勢の良さと来たら!最高でした。人面瘡の弥次さんと、偽物弥次さんと、本物弥次さんと・・一人3役のようなものでしたが。その3役の差もまたお見事。個人的には、うその偽物弥次さんも喜多さんへの愛を持っていたわけで。あの偽物ウソ弥次さんが消えるシーンは、切なかったですね・・。本物の弥次さんに吸収されて一つになるとかあったら良かったなぁ・・・と。

全体的には、純愛のお話で。一番好きな台詞は・・と訊かれたなら。「(弥次さんで)一杯になったからだよ」でしょうか?
絡みは、はっきりとはしていなくて。弥次さんのモノローグで、旅籠に泊まった時に「頑張った」みたいなものがあったくらいです。BLのくくりに入れて良い物かどうか・・。ちょっとだけ迷ったのですが。純愛だから、シーンがなくても良いか・・と思った次第です。

真夜中の弥次さん喜多さん
愛と幻覚のセレナーデ フリートークCD

しりあがり寿 バナナジュースカンパニー 2006年2月到着
ドラマCD購入者、応募者全員プレゼントCD。
諏訪部順一(弥次さん)、櫻井孝宏(喜多さん)
谷山紀章(松平空の守)、石田彰(カエル)、皆川純子(奪衣婆)
福山潤(インタビュアー福山潤)、子安武人(バーテン)
中田譲治(岡っ引き)、山本麻里安(旅籠屋のメイド)
さらば吉GYUの歌のCDと一緒に届きまして。あれ?おまけはどっち?と思ってしまった私が居ました。
だって、このトークCDはミニ(シングル)CDだったんですもの。なのに、何故か入れ物は普通の12センチCDサイズ(大笑)。えぇ・・ミニなのぉ?と、届いた時にかなりがっくりきたものです。

資源の無駄だから、お願い・・こういうシングルCDを応募者プレゼントにするくらいなら。最初から、ドラマと同梱で入れましょうよ。だって、2CDタイプの入れ物になら入ったでしょ?・・・と思ってしまいました。
梱包とか、送料とか・・いろんな意味で無駄ですよ。地球温暖化が叫ばれている昨今、減らせるゴミは減らしましょう!などと思ってしまうのです。一回で済む荷物を分けて送付するなんて、本当に無駄・・。
これがね、12センチだったら、そこまで思わなかったのですが。ミニよミニ!!(こだわっているなぁ・・)
生意気。みたいに、パソコンで再生出来るデータにして、ギリギリ録音と言う手段だってあるわけだし・・。

いや・・・原作ファンでなければ、ドラマCDを買うのは。声フェチだったり出演声優さんのファンが多いのじゃないかな?などと思ってしまいます。で。このシュールな世界をご出演の皆さんが、どう感じているか・・。トークで聴きたいじゃないですか?ユーザーの求める物を追求してこその企業!!だと思いますけど。それとも、どのくらいの購買層があるか調査したかった・・とか??

あぁ、いけない。感想から離れた所で、いろいろ書いてしまいますね。
ん〜〜。トークを聴いて、皆川さんと福山さんは別録音?と言うのが、分かってしまって。
これを聴いた後に、お二人が出演されているシーンを聞き直してみましたが。別録音は分かりませんでした。
また、出演者のほとんどの方が、シュールを連呼されていて。あ・・やっぱり?と思っておりました。
諏訪部さんが、真っ白に燃え尽きた!とおっしゃっていますが。まさに!と思います。諏訪部さんの主演作品の中で、きっとこの作品は異彩を放ってくれると思いますもの(^-^)。

*データアップ終了

今日からマ王!
今日からマのつく自由業 プロジェクトB
今日からヒロイン!?
甲子園の空を目指せ!
ヴァンパイア騎士
ムーンライトCDパック
Saint Beast 螺旋の章 ドラマCD
混沌のメビウス〜いつか同じ場所で〜
Saint Beast 螺旋の章 アニメイト特典
ゲーム攻略ボイスCD〜玄武のシン編〜
幕末恋華花柳剣士伝
PS2特典ドラマ&ボイス
ときめきメモリアル Girl’s Side 
1st Love
特典CD(メディアランドスタイル)
ときめきメモリアル Girl’s Side 
1st Love
特典CD(アニメイトスタイル)
ときめきメモリアル Girl’s Side 
1st Love
特典CD(メッセサンオースタイル)
アラビアンズ・ロスト PS2特典ドラマCD 遙かなる時空の中で 1&2&3 花祭 小鳩町から散弾銃 第二巻
ナデプロ!!4 ナデプロ!!5 ナデプロ!!SPCD〜近況報告
Are you Alice? アリスのティーパーティ
Phase.2 The Knave of Hearts  
Are you Alice? アリスのティーパーティ
コミコミ特典 Invisible Circus.
彩雲国物語セカンドシリーズ
番外編ドラマCD1「影月と香鈴」
キヨショー サテライトゴールド第一巻(B) 王子様☆ゲーム(B) 暗闇の封印 2 ー黎明の章ー(B)
鎮守神楽(B) 鎮守神楽 フリートーク(B) ドアをノックするのは誰?(B)
ワガママ王子にご用心!(B) ワガママ王子に危険なキス(B) ワガママ王子に甘い罠(B)

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