更新情報早見ページです。

*ホームページの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。
買ったらすぐに聞く作品もありますが、とりあえず棚に並べる・・・と言う作品もかなりあります(゜゜)\バキッ☆。

(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので。
新規に感想やデータをアップしたものをここで、過去一ヶ月分についてまとめて紹介します。

ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m。
一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_ _)m。
また、ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。


*今月のトピックス

*花降楼シリーズ、転生學園幻蒼録、天然!絶滅ヒーロー!!はシリーズ扱いです。

*遊佐浩二さん、50タイトル突破しました。

*「羊のうた」と三國志関連は、ページ移動しました。・・・シリーズ関連やその他もろもろで、考えることがあるものですから・・・。

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*感想アップ一覧

*よろず屋東海道本舗・The MANZAI(4、そのうち期待してますよぉ!!とりあえず、現段階では)の感想、終了!!
夏に関係のあるタイトルをいくつか、集めてみました(^^)v。

ときめきメモリアル Girl’s Side
Another Season Summer
センチメンタルプレリュード
「夏の終わりのセレナーデ」〜前編〜
よろず屋東海道本舗
花とゆめ 全員サービスドラマCD
AIR 7巻 SUMMER アニメ店長 最白 小鳩町から散弾銃 第一巻
アラビアンズ・ロスト
ラジオ&ドラマCD VOL.1
乙女的恋革命☆ラブレボ
First Stage
Are You Alice?1,5
アリスのティーパーティ
最遊記 ミニドラマCD”WISHES” GATE 1 契約 S.S.D.S 愛の解体新書 1
The MANZAI 2 
コミコミ特典トークCD
The MANZAI 2 
ノーカットフリートークCD
The MANZAI 3 
コミコミ特典トークCD
アンジェリーク 永遠のヴァカンス Vol.1
〜La Mer〜(S)
ラジオCD彩雲国物語 
双剣の舞 1巻(R)
遙かなる時空の中で 3 十六夜記
藤原泰衡(S?)
イス 眠れぬ夜のための3つの話 
第一夜(B)
アニマムンディ 漆黒の鎮魂歌
オリジナルサウンドトラック(B)
愛とバクダン 第一巻(B)
リスキービジネス 危険を買う男
おさる★バケーション(B) 負け犬の食卓(B) 幸せのLEVEL PART1(B)
子供の領分 6 真夏の残響(B) 純情ロマンチカ(B) サウダージ 前編(B)

*感想アップしたもの

ときめき メモリアル Girl’s Side 1st Love
Another Season Summer

キングレコード 2003年10月1日 KMCA 188
1:Promenade ♯03〜鈴鹿・姫条
2:太陽がいるから〜姫条まどか
3:Promenade ♯04〜姫条・藤井
4:Sunny Day Sunday〜日比谷渉
5:Promenade ♯05〜日比谷・蒼樹
6:素敵な誕生日〜蒼樹千晴
7:日比谷渉イメージソング アクアマリンの風(歌:山口勝平)
置鮎龍太郎(姫条まどか)、山口勝平(日比谷渉)、森久保祥太郎(蒼樹千晴)

檜山修之(鈴鹿和馬)、川上とも子(藤井奈津美)
藤本たかひろ(野球部先輩)、鹿野潤(店員)
中尾良平(海水浴客)、高橋裕吾(海水浴客)
同名恋愛シミュレーションゲームの恋愛対象者の男性達のうち、今回は同級生の姫条まどか、下級生の日比谷渉。そして、メールから知り合うと言う特別な恋愛対象者である蒼樹千晴との、ゲームには出てこないエピソードや、日比谷渉のイメージソングを収録したCD。
1でも、ふと思ったのですが。恋愛シミュレーションゲームがこうしてドラマになって。
その攻略相手(こういう言い方もどうかとは思いますが)が、好きだ!と言ってくれるのはこのドラマCDの場合は、声なき主人公。つまりはプレイヤーである自分自身って事になります。それは、凄く・・もの凄く嬉しいんですよ。

何しろ、ゲームでは攻略に(゜゜)\バキッ☆苦労した事もありましたし。場合によっては、全スチルを見るために攻略するって事もあるでしょう?(これも、スチルの為と言ってしまうのは。かなり嫌ですねぇ・・でも、本当の事よね)そうすると、前回プレイした時にはこのキャラの為なら!って感じで一生懸命になったキャラを切り捨てて、別のキャラに愛想を振りまくって事になりますよね?
ところが、こうしてドラマCDになると。あんなに苦労したキャラが、最初から「自分は彼女のために!!」的に一生懸命になってくれている。美味しいドラマCDって事になります。

でも、それが続くと。徐々に後ろめたいような、声なきヒロイン(自分)がもの凄く浮気者である気持ちになってくるんですよ。

彼らが語りかけているヒロインに、もし声があったなら(例えば、遙かで神子様を川上さんが演じていらっしゃるドラマCDなら)彼らが愛を語っているのは、自分ではない別のキャラ・・と言いますか。確かに、ゲームプレイ中には自分が操作したキャラクターなのだけど。一歩引いて、客観的に見てしまいません?
それが、ヒロインに声がない場合は。客観的ではなく、彼らが語りかけているヒロインは自分自身であるような錯覚に陥るんですよ。で、姫条くんも日比谷くんも蒼樹くんも、好きなのは自分・・。
夏休みの補習が終わったら、姫条くんと海にデートに行き。野球部の試合には、観戦に行って。そして、メールの相手である蒼樹くんに優しいのも、ぜーーんぶ自分って事になっちゃうんです。

「あら、私ってば。恋多き乙女なのよね」(゜゜)\バキッ☆で済まされないって気持ちになりません??
遙かで、二股どころか八股かけていた時にあっちこっちから「自分を選んでくれ!」って言われたような気分ですよ(大笑)。
彼らが一生懸命な分、彼らを手玉に取っているような気持ちになってしまう・・・・まぁ、ゲームの時にはそれで乗り切ってクリアしたはずなのですが。こうして、ドラマになっていると。何か、ゲームをプレイしているのとは違う気持ちが芽生えてしまうんですよね・・。私だけでしょうか?・・。

1の春では、あまり思わなかったのに。この2の夏で、強くそう思えたのは、前章でメインだった恋愛対象者と次の章のメインを務める恋愛対象者が、微妙に絡んでいる事。
それがバトンタッチになっているところがあったから、聴いている気持ちの切り替えが出来なかった点があったかもしれませんね。

今回は、姫条くんの出てくる1トラックと2トラックがお気に入りで。何回も聴いてしまいました。
姫条くんの海でのエピソードは、ナンパした人に彼女自慢を延々としてしまう辺りが笑えます。そういう知らない人に、あれこれ自慢したくなるくらい惚れてくれているって事にもなるのでしょうが。その自慢の彼女を、狼(大笑)の群れである海岸に一人で放っておくなよ・・って、ツッコミ入れたくなりますよね(苦笑)。レジャーシートと日焼け止めを取りに行ったのと違うのか?何しに海に来たの>あなたは!!?って思うんですよ。
最初にナンパしていた、姫条を知っていた海水浴客が「その彼女を放っていて良いんですか?」と止めなかったら、「今日逢ったばかりのお前に彼女の良さは分からん・・これからがえぇ所なんや」と解説しようとしていた辺りのやりとり・・。もう、笑えますね。

しかし。その海水浴に行くエピソードよりも、個人的には1トラックの鈴鹿とのやりとりが楽しかったです。
置鮎さんと檜山さんの絶妙なやりとり。
このシーンは、別録音ではないと思いたい!!
もう、お二人で楽しく楽しく演じていらしたのでは?と、想像出来るほどの掛け合いなんですよ。

補習を巡って、二人とも数学よりも大事な時間の過ごし方がしたかった!!と喚いているシーンでは、数学なんて、この後の自分の人生に役に立つとは思えない!!セリフに、妙にリアリティを感じましたし。
暑いから、どこかで涼んで帰ろう・・と誘うシーンでは。テストの時には、呑みに行こう。奢りor割り勘とか(大笑)言い換えていそうな雰囲気がありました(^-^)。
買い物をして帰ると言う姫条に「米か味噌か、トイレの洗剤か」と訊く鈴鹿。
「レジャーシートと日よけ止め」と答えて、誰と海に行くのか訊いて欲しい姫条なのに、興味ないから尋ねようとしなかった鈴鹿。それを無理矢理質問させてしまった辺りのやりとりは、もう本当に楽しくて仕方なくて。
ヒロインが登場していなくて。ヒロインが次から次へと彼氏を取り替えている感じがしないうちに聴いたトラックだったからかもしれません。

姫条くんが彼女(自分)の素晴らしさを他人(他のナンパな海水浴客)に延々と語った後では、そんな主人公に勝利を誓う日比谷くんや、いつか・・と思っている蒼樹くんが、純粋であればあるほど。なーんか、微妙に悪女になった気分になったからかもしれませんね。

センチメンタルプレリュード
「夏の終わりのセレナーデ」〜前編〜

サイトロン 2004年11月17日 SCDC 00384
1.劇中劇、あゆみは渡さない
2.男子でシンクロ?
3.眠り姫とエキストラ
4.うれしハズカシ共同生活
5.撮影拒否と僕の返事・・・
堀江由衣(仁科あゆみ)、松来未祐(篠原さおり)、今井麻美(永瀬藍子)

氷上恭子(長谷川聡美)、白石涼子(橘なつみ)、石井真(主人公)
石田彰(結城拓馬)、阪口周平(野々村大地)、青木誠(滝沢峻)
峯香織(高倉宏美)、小暮英麻(白石みお)、浅野るり(二ノ宮遙)
文化祭の映画の撮影に、元・4年2組のメンバーが集まった。しかし、ある日突然に藍子が「もう、撮影は出来ない!」と言い出してしまう・・・。
同名の恋愛シミュレーションゲームのキャラクターが登場するドラマCD前編。
まぁ、もう書くまでもないでしょうが。私はセンチメンタルシリーズのゲームはプレイした事がありません。
所謂、美少女ゲームと言うか女性キャラが多数出てくる恋愛シミュレーションゲームでプレイした事があるのは、ときめきメモリアルくらいかな??このドラマCDを買ったのも、石田さんがご出演だったからです(そんなに、きちんと明言しなくても(゜゜)\バキッ☆)。
なので、なんとなく・・・あぁ、ヒロインは堀江さん演じるあゆみちゃんと松来さん演じるさおりちゃんがメインかな?で、おそらくは選択肢によって、他の藍子さんとか聡美さんとか、妹のようなみおちゃんに眠り姫の遙さんも加わるのかな??って思いながら聴きました。

しっかしまぁ・・。石井さん・・本当にお気の毒ですね。まるで、ペルソナ3のドラマCDで役名が「主人公」だった石田さんと同じですよ。名前がないんだもの(大笑)。ドラマになると「あの人」だの「彼」「先輩」などなど、特定する固有名詞はなし(後編なんて「少年!」「若造」もあります)。
ただ、ペルソナ3のドラマCDよりもましかな?って思ったのは。ペルソナ3の場合は、主人公ってセリフ少なかったのですが。このセンチメンタルプレリュードの主人公は、やたらとモノローグだのセリフが多かった事。

で。大いに笑えたのが、アニメ店長のドラマCDで(FIRE WAVE3で)軟弱そうだけど、意外に自分を持っていて優しい主人公。で、ヒロインとの間には、最悪の出会いをしている・・件を聴いていたため。それを思い出しまして。
登場人物の女子が、皆主人公に気があって「好き好き」光線を発しているので、この場合は出会いが最悪!と言うのはなかったのですが。エピソードとして「これって、普通は一発で嫌われるよねぇ」が入っていまして。
おばあさんが腰痛を起こしたため、お風呂を沸かす作業をする事になった主人公が居る時に。ヒロイン達がお風呂に入っていて、裸を見たの見ないのって騒動が起こるわけですが・・。あゆみさんもさおりさんも、彼の事が好きでなかったら。。許す許さないの問題じゃない気がしますもの。

お話としては、高校生でこんな映画を撮影するってねぇ・・。ませガキ!と思っていました。
って言うか、どうして芸能活動をしている拓馬くんを主人公?にしないで。彼を主人公として撮影していたのかな?って・・。
まぁ、主人公がゲームの主人公で、プレイヤーの分身だから・・だって言うのは分かっていますけどさ・・。

よろず屋東海道本舗
花とゆめ応募者全員プレゼントオリジナルドラマCD

冴凪亮 全員応募者プレゼント 2001年7月
1 長編ドラマ「懐かしさのかけら」
2 ミニドラマ「よろず屋」vs「APP」
 part1 CM対決・・・!?
 part2 ペット・パニック!!
石田彰(志摩義経)、千葉進歩(駿河香)、置鮎龍太郎(APP)

子安武人(八神幸伸)、野田順子(緋村深久)
高瀬右光(深久の父)、三石琴乃(深久の母)、遠近孝一(沙山裕太)
松来未祐(ナレーションA)、小形満(ナレーションB)、尼子真理(通行人の女性)
香が、CMのオーディションを受ける現場に行った志摩は、香の控え室が荒らされているのを見てしまう。
単なる嫌がらせか?香は「放っておいてもかまわない」と言うが、香本人に害が及ぶのを恐れた志摩は、犯人捜しをする事になる。その捜査線上に浮かんだのは、オーディションで香に対して宣戦布告した子役の深久だった・・・。
お話的には、よろず屋東海道本舗として出ている3枚のうちで1番好きなお話になります。唯一、志摩が子役の深久を犯人だと決めつけて行動する以外は・・。
だって、証拠も何もない。宣戦布告しただけで、疑われたらたまったものじゃないです。犯人扱いなんて・・あんまりですよ。
李下に冠を正さずと言うかもしれませんが。芸能界という生き馬の目を抜くような世界だったら、堂々と宣戦布告する少年って、いっそ気持ちいいじゃないですか?
なのに、あいつが怪しいって言うだけで「正直に話したら、許してやる」とか言われなくても良いじゃないか・・って。
そういう意味では、このお話前半の志摩くんは、嫌いです。
・・・そりゃね。石田さんが演じたキャラは嫌いになりたくはないですよ?でも、石田さんだったら全てがOKと言う感想は書きたくありませんm(_ _)m。ごめんなさい、それは譲れないんですよ・・・。

さて。お話的に一番好きと書いたのは、志摩を構成するキーワードである「家族」が前面に出ていること。香の控え室を荒らした犯人が誰だったのか・・と言う事件解決だけではなく、ライバル?の深久の母の謎についても解決している。
一つ?の長編ドラマで、二つの事件を解決しているのですが。それが、オーディションの結果ともども最後まで聴かせてくれる要素になっているからです。
犯人を放っておいてもかまわない・・・と言う香が、「もっと良い仕事をしたら、こんな事をしたヤツも文句を言えなくなる。そのくらいビッグになれば良い」と言うシーンがありますが。それは、確かにそうかもしれないと思います。中途半端に手が届く相手だと思うから、ねたみや嫉妬と言う気持ちが出てくる。なんとか蹴落としてやろうと言う気持ちも芽生えるのかもしれない。
例えるなら、昨日まで隣のお姉さんだった人がスカウトされて、芸能界で人気者になる。親近感はあるかもしれないけど、スカウトされたのが自分だったら?運が良いだけじゃないよ・・と言う辺りから、ねたみは起こってくる。これが、手の届かないようなビッグな俳優さんや女優さんになると、住む世界が違うし・・と思ってしまう。そういうものかもしれませんね。
後半の深久の母の謎は、なんとなく希望が持てる終わり方で。ハッピーになれたら良いねと思ってしまいます。
でも、このお母さんの「苦しくても、やるべき事を最後まで諦めずにやり通せたら。その時には自分に休みをあげる。そうする事で、苦しかった事の中にプラスの部分がきっと見つけられる」「頑張ってやり遂げたから、プラスに繋がった」と言う台詞は好きですね。
私なぞは、自分にご褒美と称して(大笑)しょっちゅうダラダラしたり、買い物したりしますけど(゜゜)\バキッ☆。
ただ、やり遂げて全てが上手く行くとは限らないでしょうが。それでも、やらないよりはやった方が、何かに繋がると信じたいものです。

香役の千葉さんが、深久に「芸歴長いと、貫禄が違う」と言われて。ぼそっと「じじいって事かい」と言うシーン。
そして、香が受けているのが口紅のCMオーディションだと知ってからの、志摩の大焦りと「似合うかも」と、ドギマギしながらつぶやくシーンは。かなりのお奨めです。

おまけのAPP対決は、なんなんだか?と言う間に終わってしまって。本編とは違って、声優さん達もアドリブを入れているみたいですね。シナリオと読み比べるのが楽しかったです(^-^)。ただ、置鮎さんはドラマCD第一弾の後半で、APPメインのお話で演じた以外は、ずーっとおまけ的存在で。ちょっと勿体ないかなぁ?って。折角、APP出すんだったら。もっと本編でAPPと絡むお話にしたら良かったのにな・・と思っておりましたm(_ _)m。

AIR 7巻 
SUMMER

ビジュアルアーツ ジェネオンエンタテインメント FCCPー0015 2005年11月25日
1.夢
2.神奈
3.山路
4.祭
5.高野

6.八百比丘尼
7.逃避行
8.空夢
9.輪廻
西村ちなみ(神奈)、井上喜久子(裏葉)、神奈延年(柳也)

潘恵子(八百比丘尼)、永井一郎(知徳)

掛川裕彦(僧兵)
三宅淳一、松原大典、寺本勲、福原耕平
柳也は、とある社に封印されている翼人の少女・神奈の護衛に任ぜられる。母と引き離され、それでも気丈に振る舞う彼女。
そんな彼女がふと洩らした言葉。しかし、神奈を別の社に移動させ、自分や側付きの裏葉と引き離される事となった時。柳也はある決断をするのだった・・・。
ゲームAIRでは、或る程度のクリア状態ではないと入れないシナリオが、この7巻に収録されているお話だったと、聴きました(プレイした事のある友人から)。
本編AIRでは、話の根幹となっている「空の彼方、どこかに居るであろう翼を持っている少女。今も悲しい過去を抱えて泣いているだろう彼女」である神奈のお話です。だから、最後まで聴く前に。この過去編は聴いておいた方が良いよと言うアドバイスも貰いました。
ジャケット(ブックレット)の絵も、このお話だけ十二単のような装束ですし。登場人物に八百比丘尼が出てくるし・・・。
一つだけ関係ない話なら、飛ばして聴こうかな・・と思っていた私に、そう告げてくれたのです。

プレイヤー(主人公である国崎往人)が求め続ける、翼を持った少女本人の話であり。彼のご先祖様の遠い遠い過去のお話。
つまりは、きっかけとなったお話なのですが。
切なかったですねぇ・・。それと同時に、解けない謎もまた残りました。

切なかったのは。幼い少女が、母親と引き離されて。子供らしい事は何もしないままに、捕らえられていて。その彼女が、母親を慕ったからと言って、そのどこが悪いと言うのでしょう?
また、その再会した母親は抱きつく事も出来ず。再会しても、一瞬と言うほど短い時間で。その直後に、彼女自身も好きな人のために命を落としてしまう・・。
少女だったからか?身分の差があったからか?お互いに気持ちを伝え合ってはいないのに、翼人にかけられた呪詛のために柳也にも禍(わざわい)が起こってしまう・・。
そんな、どうする事も出来ない「やるせない」最後。・・・イヂワルな私は、過去がハッピーエンドに終わったら。お話これでおしまいだから、仕方ないよね・・とちょっとだけ思うのですが(゜゜)\バキッ☆。
でも、いくら過去の発端となったお話でも、このやるせなさは何?変える事が出来ない結末が待っているだけの、始まりのお話と言うのは、歯噛みするほど無力感を感じてしまうのですよ・・・

穏やかな裏葉と柳也の会話は、冒頭の部分は。不治の病に冒されたご主人と。彼を介護する奥さんが、のんびり語っているような夫婦の会話に聞こえるのです。お話のどこかで、神奈を護った二人として気持ちが通じ合って結婚したのかな?と思いきや。
最後に出てくる二人の会話の時には、なんとまぁ!!状態ですよ。
ただ、翼を持った少女が何故悲しい気持ちを抱いて、今も泣いているのか・・。そして、往人が持っている特別な力(人形を動かす)は、ここから来たのか!!また、このお話の舞台が海の近くの町であった理由などの謎は解けました。

ただ、八百比丘尼にかけられた呪い。母親が死んだ事で、神奈に引き継がれてしまったその呪詛。そんな強力な呪詛は、何故かけられなくてはならなかったのでしょう??
転生しても引き継がれてしまうほどの呪詛。その呪詛が、翼人である少女を愛した者にまで禍をなすほどなのですから。そこまで忌み嫌われなくてはならなかった理由が分からない。
分からないものだから、呪いをかけた張本人出てこい!!状態の怒りが残ってしまいました・・・m(_ _)m。

声優陣は、素晴らしかったですよ(^-^)。神奈の西村さんの、幼いながらも特別な存在である少女らしさ。高貴な人の命令に慣れているだろう口調と、その責務に押しつぶされそうな弱さを見せまいと強がる所が、実に凛としておりました。
裏葉役の井上さんは、本当に優しい優しいお姉様と言う感じで。その一方で、諜報活動も出来そうなくの一的なただ者ではなさそうな強さは、まさに母性的。
柳也の神奈さんは(おっと、名字が相手役の名前になっちゃっていますね)剣の腕も立つ強さと、生き延びるためなら相手を殺す事も厭わないだろう残忍さと優しさが、まさに適役。呪詛で弱った彼の「膝枕をしてくれ」のセリフには、涙が出ます。
そして、こんな所でお声を聴こうとは!!の潘さん。悲しい強さの母親でした。出番は少なかったものの、永井さんはまさに!!まさに登場するだけで、慈愛に満ちたお坊様と言う感じでした。

アニメ店長 
最白ートレブランー

マリン・エンタテインメント 2001年3月21日 MMCCー6002
1.プロローグ                  
2.アニメ店長(ショートバージョン)(歌:関智一)
3.アニメイトタワー最上階社長室       
4.アニメイト店内1
5.アニメイト控え室1             
6.アニメイト渋谷店
7.アニメイト秋葉原店             
8.アニメイト控え室2
9.ボーイズラブ基礎講座           
10.アニメイト控え室3

11.アニメイトタワー最上階社長室2 
12.アニメイトタワー35階会議室
13.アニメイト控え室4             
14.ラジオアニメイト
15.アニメイト店内2              
16.新宿路地裏
17.国際アニメフォーラム会場        
18.エピローグ
19.DOUBLE DEAR
(歌:関智一、関俊彦、子安武人、三木眞一郎、
平田広明、保志総一朗、石田彰、結城比呂)
関智一(兄沢命斗)、小杉十郎太(高橋社長)、長沢美樹(星井ラミカ)

綱掛裕美(西公妃Coco)、子安武人(道玄坂登也)、三木眞一郎(殿鬼ガイ)
平田広明(メル・ローズ)、関俊彦(雷場竜)
保志総一朗(ビー・マッシュ 譲)、石田彰(ビー・マッシュ 渉)、結城比呂(ビー・マッシュ 光)
荻原秀樹(秋葉原店員/チーマー)、竹本英史(前店長/チーマー)、鈴木まひる(アニメ好きの女の子)
藤本はるか(女性客/司会者)、佐々木理子(秘書)
サンバイザーを貰った事で、アニメイト店長となった兄沢。彼に、高橋社長は告げる。次なる野望は「ビジュアル系バンド作成だ」と。
しかし、アニメソングは分かってもビジュアル系が分からない兄沢の前に、かつてアニメイトの店長であった雷場が現れる。
雷場は告げる。ライバル店・ダークメイト社に翻った事。そして、ロリショタ系ユニット「ビー・マッシュ」をプロデュースする事を・・。
ん〜〜〜。ちょっと微妙なタイトルでしたねぇ・・。社長さんがバンド結成したいと思うのは、良いにしても。どうして兄沢達じゃないといけなかったのかしら??もっとそれに適した人って居なかったのかなぁ??・・彼らじゃないと、お話が進まないと言うのはなしですよ(大笑)。

個性あふれる店長さん達が、自分たちの好きなアニメの話をしているFIRE WAVE!!などの方が面白かったかなぁ・・と正直思ってしまいました。
何しろ、ビジュアル系バンドをこの3人で?と言う時点で、ちょっと厳しいし(苦笑)。ずーっと「分からない!」ってシーンが続くし。ビジュアル系のバンドの歌詞に出てくる単語だけを集めた歌とか・・ちょっと待って・・って感じでしたもの。これで、本当に活動しちゃうの?って不安だらけで・・。お話としてまとめるのも、ちょっと厳しかったかなぁ・・。
ただ、アニメイトの販売促進と言いますか。他店(個人的には、メガネっ子でボインなお嬢さんキャラよりも、そういう作品に萌え!を語れるキャラの方が楽しくて好きですけど(大笑)。)に対抗してのキャラクターグッズ?として、展開された作品が。このドラマCDから火がついて、結構な人気者になったのですから。このドラマCDの意義や位置を考えた時には、避けて通れないタイトルですよね。・・・アニメにはならなかったけど・・(゜゜)\バキッ☆

今回は、weiβの4人がビジュアル系バンドが分からない・・とぼやく店長トリオに教授するシーンがお奨めですね。
そして、子安さん本人、三木さん本人が歌などに対して語っているシーンが一押しとなります。しかも、そのシーンには道玄坂や殿鬼も同席しているわけですし、見事な一人二役になっていましたねぇ。(関智一さんだけは、関さんご本人としてのセリフは、登場した時の自己紹介だけでしたので、一人二役って感じではなかったです)。
特に、三木さんご本人が「同じなんじゃないかな?表現・・プロデュースと言うべきかな?自分が好きな事・信じること。怒り、喜び、哀しみ、エトセトラ・・・そうした自分自身の放出。他者へ自分をぶつける事。その反応をダイレクトに受け止めて、また投げ返す事。キャッチボール・・分かるかな?俺たちにとって、キャラクターを演じることと歌を歌う事は同義だ。差はない。自分の表現と言うステージの右と左。同じなんだ・・」と語っている所は、ご本人の意見でもあるのでは?とふと考えていました。
道玄坂さんが「格好いいし、頭もきれるし、欠点ないし。子安さん最高!」と言うシーンを筆頭に、それぞれの声優さんの演じた役に関するパロディっぽいお話(ガンダムの役だとか)などは、聴いていてクスクス笑ってしまいました。

星井さんのボーイズラブ講座では、ジャンルについて語るコーナーでしたが。女性の数だけ、萌えジャンルがある!とそういう分類や設定よりも重要なのが、イメージカテゴライズだと言い切っています。女性は男性よりも、その場の空気や雰囲気を重視する生き物だから・・・と言う説明に、大きく頷いてしまいましたねぇ・・。そうよ!ムード作りよ!設定も確かな方が良いけど。と思っておりました。
ボーイズラブは恋愛もの。Hは恋愛の過程でしかないと言う認識・・までは、OKだったのですが・・。そこらから、星井さんが暴走し始めてしまうので。このボーイズラブ講座は、これっきりになっているようです(^^;・・。もっと、詳しくあっても良かったのに(゜゜)\バキッ☆。

ところで、アニメイト・ロサンゼルス店の店長であるメルを呼び寄せた時に、ロス店開店初日に鉄砲の弾をのけぞって避ける映画俳優が来た・・と言うエピソードが語られて。その後ろで「実話でーす」となっていますが・・。その俳優さんって、どなた??(苦笑)。

小鳩町から散弾銃 第一巻

鷹村コージ RIO RIOー020 2007年6月29日
宮田幸季(エイジェリアス・ファースト・ユラドルシル)、宮野真守(須々木健太)
柿原徹也(須々木勇次郎)、平川大輔(エスターシェレス・フォン・クレイアド)

檜山修之(リチャード・セカンド・ユラドルシル)
大須賀純(アリス・フォン・シェナイダー/蝙蝠)、高城元気(井上雅俊/巨猫)
魔法が物事を支配している「ユラドラシル」王国。第一王位継承者であるエイジェリアス(略称エイジ)は、死にそうなほど退屈な王国から、一刻も早く王位を決めるための儀式を行う太陽系第三惑星・地球の小さな島国「日本」に行きたくてたまらない。
やっとの事で、日本に来たエイジと、猫に姿を変えた従者のエスターは高校生の須々木兄弟と知り合うのだが。
いやぁ・・笑いましたねぇ。
ネットショップで、このあらすじを読んだ時には「金髪で赤マントの青年が、公園の池で魚釣りをしている。須々木兄弟は、彼によって平和な日常を乗っ取られてしまう」みたいな事が書いてありまして。それで、タイトルが小鳩町から散弾銃って、どういう意味よ?と目が点になっていたんです。
平川さんと宮田さん、檜山さんがご出演なので。とりあえずチェックリストには挙げていましたが。内容今ひとつかもしれないし、買う予定は当分先ね・・と思っていたら。
公式ホームページで、檜山さんと宮田さんが兄弟で。しかも、檜山さんが弟!!その兄弟げんかが子供っぽくて凄い!!と言う旨が書いてあったのです。
普段は、丁寧な言葉を使うリチャード王子もエイジと喧嘩し始めると、品位の欠片もなく。檜山さんは、台本通りに演じていますと語っているけど、とんでもない!あんなキャラになっているなんて!!と、その子供の喧嘩が大絶賛してあったんです。
その紹介文を読んだ瞬間。購入決定しましたねぇ(大笑)。そこかよ・・自分・・・(^^;。

普段、データベースアップと感想は一緒の月には書かないようにしているのですが。その喧嘩シーンが聴きたくて。買ってから、もう何度も大笑いしてしまったものですから。
こりゃもう、書くしかないでしょ状態になりまして・・・・。

はっきり言って。町の名前が小鳩町なのかどうか・・は語られていませんし。散弾銃とどういう関係があるのかな?と言うのは謎ですが。BLでもないのに、男性声優さん7人だけのキャストって、珍しいドラマですよねぇ。女性向けシミュレーションとか恋愛ゲームのドラマCDでもないのにね(大笑)。しかも、トークで語られているように、ジェットコースターのように怒濤の勢いで展開するテンションの高いお話で。「何?この、無駄なまでのハイテンション」と思ってしまうほどです。
逆に、そのハイテンションっぷりが楽しくて笑えてしまうんですけどね(^-^)。

平川さんの、ほわっとした優しい包み込むような「これから私がお話するのは」で始まるナレーションは「ご活躍の日々・・・だと思います・・。多分」って、この妙な間に興味津々。
お話は、現王を越えるほどの膨大な魔力を持っており。そのために、第一王位継承者にされたエイジが儀式をすぐに行う!と駄々をこねているシーンから始まります。バリバリオレ様!低音の宮田さんに怒鳴られて、苛められているのが平川さんの従者。
さっきの格好いい優しげなナレーションと同一人物?と思ってしまうほど、無様におろおろとしています。オレ様王子に虐げられ、無理難題を言われて物を投げつけられ、当たり散らされている状態です。あのほんわりとした平川さんは、どこ?と思いましたよ。
従者の平川さんでは、人間界に行った後の「ニャン!」に転けましたねぇ(大笑)。
地球の人の前では、猫語を話せと王子に命令されて。猫は「ニャン」と鳴くからと言うだけの理由で、とにかく言葉(会話)の先に「ニャン!」さえ付けておけば、猫語だと思っているみたいで(大笑)。ニャンの次に言葉を話せば、猫語じゃないし・・って思わないんですよね。しかも、ユラドルシル王国では人間なのに、人間界では猫に変身している。「ずぅびばせん・・・(すみません)」とのたうちまわっている所では、はっちゃけていますよね(^-^)。
トークで、皆さんに思いっきり萌えキャラと言われていました。トークの最後のしめでもちゃんと言って下さっているのに受けました。

バリバリ低音の俺様王子の宮田さんは、膨大な魔力は持っているものの。馬鹿なために(大笑)呪文をまともに覚えられず。魔力も宝の持ち腐れと言うキャラクター。そのくせ、日本語を見事に理解して、下手すると今の若者使わないぞ・・と言うような慣用句まで使いこなしている。エイジと日本語の相性が良かったと言うことになるのでしょうが。そういうの覚えて使いこなすくらいなら、どうして呪文覚えないのよ・・と思ってしまいます。トークでは、ちょっと元気がなかったように聞こえましたが。本番で、声をつぶしましたか??
エイジでは、仲の悪いリチャードと喧嘩しているシーンが楽しかったです。
「あ、はっ。ほわっはぁ。呪文ばっか覚えたって、それを操れるだけの魔力がなきゃ、宝の持ち腐れだからなぁ」
「あーらぁ〜?誰も、おまえの事だなんて言ってねぇよぉ。自覚がおありで?」
などなどのシーンは、今までの宮田さんで聴いたことないよ!!と言うキャラクター大爆発でしたもの。

リチャードの従者であるアリスは、大須賀さんが役得でしたね(^-^)。エイジとリチャードの幼馴染みであり、物事を面白がって大きくしたりしている。作者さんが一番気に入っているのが、アリスらしいのですが。
エイジとリチャードの喧嘩を止めずに、お茶を要求するシーン。主人であるリチャードに冷静に突っ込み入れているし。かと思うと、雅俊にしれっと王子である事などを暴露して仲間に引き入れてしまったり・・。楽しい役でしたね(^-^)。
蝙蝠の兼ね役の方が楽しかったと語っていらっしゃいましたが。いやもう、そりゃアリスじゃテンション上がらないわね(苦笑)。

エイジ達の犠牲者である須々木兄弟。
お兄ちゃんの健太役宮野さんは、トークで三宅健太と名乗ってしまい。周囲から突っ込みを受けていました。私も一瞬「へ?」と思ったのですが、その美味しい一言を司会の檜山さんが、放っておくはずがなくて(大笑)。
宮野さん演じるお兄ちゃんは、とにかく現実的なお兄ちゃんで。喋る猫と釣りをしている外国人を受け入れられず。ドタバタとあがいているシーンが最高でした!勇ちゃん・・と弟に対する優しい言い方と、エイジ達に突っ込みを入れているシーンの温度差。
あの「春の妖精さん」のシーンは、受けましたねぇ(大笑)。かと思うと、エイジ達を早く追っ払うには。アイテムを見つけてやれば良いらしいと言うのを知った時の豹変ぶり。主人の出世を望まない家来は居ません・・とにこやかなセリフは、本心と違うでしょうが!!と言うのがありありと分かります。
弟・勇次郎くんは。結構素直に物事を受け入れる柔軟性はありそうですが。素直すぎて、ちょっと嫌!と言う感じの弟でしたね(^^;。
トークでも言われていた「物事に流されない健兄なんて、健兄じゃない!」とか「頭が固すぎる」とか、お兄ちゃんに対してかなり冷静に突っ込みを入れているんですよね。柿原さんの勇次郎くんは、そこまではっちゃけてはいませんでしたが。異世界の主従と、お兄ちゃんとの架け橋になってくれる事を祈ってしまいます。

その勇次郎を乗っ取ろう?とたくらんでいた高城さん。役は、ほんわかとした若年寄のような趣味を持つお隣さんで。おとぎ話や魔法に興味のあるピーターパンのような一面を持っているのかな?状態の少年。
最初にリチャードと会話をする時、外国人相手にイントネーションがおかしくなる状態の日本語。「わぁたし・・」と言う感じのイントネーションが楽しかったです。分かるなぁ・・。うんうん、そうなりそうよね!と思っておりました。
周囲のハイテンションに、一人混ざる事がなく(唯一、猫でテンション高くなったと語っていらっしゃいます)マイペースを保つのは大変そうですね(^-^)。

そして。檜山さんの登場シーンは全て花丸!!もう、喧嘩なのに敬語のままなんですよ。しかも、一人称が「私」で怒りまくっているキャラと言うのは、面白いし珍しい。ま、怒り全開!キャラと言うのは、本領発揮かな?と思いますけど。
従者のアリスが、どっちの味方よ?と言うキャラで、健太と同様報われないキャラかもなぁ・・と思います。何しろ、王様になりたい彼が目の上のたんこぶにしているエイジは、王になる気はない!と勝ち逃げを許してくれる発言をしてしまうくらいなんですもの。それって、競争相手にしてみたら、これ以上はない侮辱的な言葉になりますよね・・・。ただ、5歳の頃の話を蒸し返す辺り。彼も結構執念深いのかも?
「壊滅的なバカなせいで!一個も呪文を覚えられない貴方よりはマシです!」の檜山さんのバカって、迫力がありますよね(大笑)。言葉として書くなら。「ぶうぅわぁかっ」って感じの発音なんですもの(大笑)。
アリスとエスターが会話している後ろの喧嘩シーンは、もう本当にガキの喧嘩です。怒っているシーンでは、蒸気機関車の擬音が使われていたりしますが。それがぴったりなキャラクターなんですよ。
しかも、井上さんのお宅の屋根から飛び降りて登場するシーンでは。格好いいのに、妙におかしい。熱血ヒーローのはずなんですけどね・・と思ってしまいました。

今後、この7人がどうなるか・・。とても楽しみです(^^)v。

アラビアンズ・ロスト
ラジオ&ドラマCD Vol.1

Quin Rose 2006年9月29日
ラジオ
諏訪部順一(スチュアート・シンク)、下野紘(マイセン)、勝杏里(ライル)
ドラマ
石田彰(カーティス・ナイル)、高橋直純(ロベルト・クロムウェル)、小西克幸(タイロン・ベイル)
犯罪大国・ギルカタールのプリンセスが、普通の恋愛をしたい!として期限内に大金を貯めなくてはいけない・・・と言うPCゲーム「アラビアンズ・ロスト」。その発売前に放送されたラジオと、ドラマを収録したCD。
ラジオは、第二回(ゲスト・下野さん)、第三回(ゲスト・勝さん)と第五回(ゲスト?高橋さん)を収録
このラジオ&ドラマCDを開けてびっくり!!え?このCD2枚組だったっけ??(゜゜)\バキッ☆・・・いや、2枚組のCDの感想って、聴く量が増えるから、ちょっと抵抗があったりする場合もあるんですよね(^^;。そういう意味においての「え?」です。最初に、データ整理をした時には、あまり中身を見ていない時があるんですよね。で、すっかり忘れていまして(^^;。
CD2枚・・・って事は、1枚目がラジオで。2枚目がドラマなのね。うんうん、よしよし・・・と思っていたら。ラジオが3回分。つまりは、1,5枚分がラジオでした。
まだ、ゲーム自体が発売前だったことがあるでしょうか?あまり公開出来ない情報などもあったでしょうが。ラジオパートでは、あまりゲームに関して掘り下げていると言う感じは受けませんでした。

ゲームキャラを演じた声優さんをゲストに、そのキャラについて・・と、そのキャラの設定をテーマにしたトークなどが入っていますが。
個人的に面白かったのは、キャラの設定をテーマにした「お楽しみテーマトーク」のコーナーでした。
下野さんが演じたキャラは、魔法使いと言うことで。魔法使いもしくは、魔法についてのトークを。
勝さん演じたライルは家庭教師と言う事で、家庭教師についての想い出やバイト?のお話などが出てきていますが、やっぱり面白さに関して言うと。高橋さんの回の(高橋さんが演じたロベルトはギャンブラーと言う事で)ギャンブルに関してのお話ですね。
高橋さん自体は、あまりギャンブル運は強くないけど。人生そのものがギャンブルで。コンサートの会場が大きかった場合に、事務所も賭けに出たなぁ・・ギャンブラーだぜ・・と思ってしまう事。そして、なけなしのお金をはたいてのパチンコですってしまった話。
唯一?勝ったギャンブルは、アイスの当たりくじ(大笑)の可愛らしいと言いますか。アイスの当たりくじって、あれもギャンブル?などとちょっと微笑ましく思ってしまったのでした>小母さんは(苦笑)。
当選って事なら、確かにギャンブルか?と思って聴いていました。しかし、上の内容部分に「ゲスト?高橋さん」とゲストにハテナマークを付けたのは。高橋さんがラジオにご出演になったわけではなく。ラジオ放送に向けて、メッセージを録音して送っていて。それに対して、パーソナリティの諏訪部さんとミュージシャンのお兄さんが語っているものだったからです。

しかしね・・。ラジオパートで、一番目立っていたのは!!諏訪部さんの助手?として、パーソナリティを務めたミュージシャンの方ですね。アシッドフレーバー(と言うバンド)のヴォーカルの方で、シゲルさんとおっしゃる方です。
このラジオパートのCDを聴いて、ネットで検査してみたら。ブログも持っていらっしゃるんですね。2006年6月から7月にかけては、アラビアンズ・ロストのラジオの話題なども掲載されていますが。
で。少年陰陽師のPS2ゲームの歌も歌っているんですか?知らなかったわ(゜゜)\バキッ☆。
と言うか、ゲームに興味はあっても、歌?そう言えばあるけど・・・くらいの感じなのでね。ブログを見ていなかったら、気がついていませんでしたねm(_ _)m。

このシゲルさんが、所謂一般的?と言うか、イメージとしてのミュージシャンっぽくないもので。諏訪部さんに、郵便貯金が趣味なミュージシャンは嫌だから、明日すぐに解約して来なさい!とか、壁にスケベポスターを貼っていないなんて!とか、とにかく事ある毎に突っ込まれ。ゲストの下野さんや、勝さんにまで突っ込みを入れられると言う次第。
また、シゲルさんは。ゲームでアイテム屋のユウゼドリアマナトナデナラドナ・フィオレントナグリアと言う(これ、ブログで見つけて書き写させていただきましたm(_ _)m。だって、ラジオCDの音声ではどうしても聞き取れないし書き取れなかったんですもの)舌を噛みそうな、長ったらしい名前のキャラを演じているみたいで。珍しいアイテムを見た時に、急にハイテンションになるらしく。ラジオ本番で、いきなりそれをやってみて!と、諏訪部さんに苛められておりました(大笑)。
しかし・・このラジオパートで「えぇ?」と思ったのは。まだ2と3を聴いていないので。他の回がどの程度入っているかどうかは分かりませんが。シゲルさんが、一番逢いたかった!声優さんである緑川さんが、第4回目のゲストだったみたいなんですよ。
それが、入っていなかった事。お楽しみテーマトークでは、悪魔について語ったらしいのに・・・しくしく・・。

そして。ドラマの方は。小西さんの暑苦しい(大笑)ちょっと乗せられやすい腕自慢の青年が、実に面白かったです。石田さんのキャラと高橋さんのキャラに、「仲良し幼馴染み」スチュアートの友情を信じ込まされて。挙げ句の果てには、まるまる1日以上も剣を振り回しての乱闘騒ぎ。
「スチュアートぉ」のセリフの時って、おそらくは、スチュアートの手を取ってウルウルした目で、見つめているだろう様子が見えるようでしてね(^-^)。

青春小説が好きなロベルト役の高橋さんは、遙か以外では。S.S.D.Sシリーズの新人研修医くらいでしたが。
このアラビアンズ・ロストでは、今までに聴いた高橋さんボイスの中で一番マックス大人ボイスで(遙か3のヒノエも、1のイノリに比べると、低音になっていましたが。それよりももっと低音でしたね)。おぉ・・高橋直純さんの魅力、再発見!!と言う感じでした。
「かぁわいい!」とからかったり、「まさしく、青春だぜ。青い春と書いて青春!友情ものの小説によくあるパターンだ!!」とうっとりと言うところ。そして、「ロマンはどうとか言っといてなんだけど、俺、実はプリンセスのそういうところが好き」の「好き」の部分。
高橋さん演じる遙かキャラに、今まで何回も「好き」と言われてきましたが。また違った意味でドキドキしました(大笑)。

でも。ゲームですと、自分がプリンセスなのに。こうしてドラマCDを聴いていて「プリンセスのそういうところが好き」って、自分への告白のはずなのに。妙に他人事のように見ているって、ありません?視点がちょっとずれてしまっているんですよね(^^;。

諏訪部さんは、本気で鳥肌たてて嫌がって、挙げ句のはてには怒っているスチュアート。その絶妙な間に、鳥肌が見えるようでした。ラジオパートもメインパーソナリティでしたし。諏訪部さんファンには、とっておきの一枚になるかもしれませんね。
曼荼羅ポスターを貼っていたお話なども聞けますし(大笑)。

乙女的恋革命★ラブレボ!!
First Stage

L Field INーD014A 2006年4月28日
櫻井孝宏(一ノ瀬蓮)、菅沼久義(深水颯太)
石田彰(時田楓)、杉田智和(若月龍太郎)
主人公と颯太が所属する演劇部が、人数不足。このままでは劇が出来ない。颯太は、同じアパートの住人達に助っ人を依頼する。
花屋役の颯太に加えて、くじ引きで負けた?一ノ瀬・時田・若月がそれぞれ、王子・吟遊詩人・海賊を演じる事となった。
はたして、劇はうまく行くのか??幕は上がる・・・。
このドラマCDを最初にプレイヤーに入れた時。表示される時間に、「あ、これは間違いなく4人だけで収録してはいないだろう」と思いました。
何しろ、70分以上の収録時間があり。なおかつ、設定が颯太と主人公が所属する演劇部の人数が少ないため、アパートの人間に助っ人を頼み。それぞれ主要な役を、一ノ瀬・若月・時田が演じると言うものだと知った時。
いくらなんでも4人で劇は出来ないだろう・・と思っていたんです。つーか、一般の人がメインのキャストを演じるって・・ここの演劇部って部員は何をしているわけ?(大笑)主人公はともかく、他の部員は出てくるはずだから、4人以外の劇の登場人物は名前もないのかな・・・このメーカーさんって、メインキャストしか載せないよね>ブックレットと思っていましたが(同じメーカーのBLを扱っているレディバグが、キャストメインしか載せないもので)。

本当に、キャスト4人きりでしたねぇ・・。以外の人間が出てこなくても良い、凄い劇でした(大笑)。
最初に聴いた時には「モノローグがそれぞれに10分くらい・・。×4で、これで40分は稼ぐわけかい!!」って思いましたもの。

いや・・4人で会話している時に。劇に至るいきさつとか、役が決まった経緯とか。ちゃんと、劇の進行状況の説明(モノローグがあって、それが順番だと言うことと。4人の独白シーンが終わったら、二人ずつ舞台に上がることになるお話)はありましたが。まさか、独白がこんなに長いとは・・!!ですよ。
すみません・・。あまりに長くて、何を語っているのか・・終いには訳が分からなくなりそうでした(゜゜)\バキッ☆・・。
いや、それぞれに出会いを語るくらいまでは、分かりますよ。
でも、一ノ瀬くんなんて「堕天使がどうしたこうした・・」の時には、「えーっとぉお」でしたし。「可憐な声を聴かせてくれ」みたいなことを言う時には、「その動きすぎる口をちょっと閉ざせ!でないと、口をはさむ事も出来やしない」と思ってしまってですね・・・。いや、あまりに長くて。突っ込みを入れたくなっちゃったんですよ。ごめんなさいm(_ _)m。

って言うか・・。この長大なセリフを、本当に彼らは覚えたわけ??マイク前に、台本を持って立っていたのとは違うよね??良く覚えられたねぇ・・。イメージ的には、お芝居の一部と言うよりも。ネオロマンスなどの舞台での告白シーンみたいな感じでしたので。
スタンディングマイクなどに向かって、台本を広げて立っているような絵が浮かんでしまったのですが・・。そうじゃないのよね??
10分近い独白を、助っ人の演劇部員以外の人間にやらせるなよ!とまたしても思ってしまいました。

少し焦ったのが、二人ずつ舞台に出るシーンの前に、舞台に出る時田と颯太&一ノ瀬と若月が舞台袖で会話するシーンがあったのですが。颯太と時田の時には若月の独白が。そして、一ノ瀬と若月のシーンでは舞台の颯太と時田のやりとりがかすかに聞こえてくるんですね。
良く考えたら、舞台袖で見ながら会話しているわけですから、今舞台に居る人の声が聞こえてきてもおかしくはないのですが。何しろ、前のトラックの音声なのは、うっすら聞こえてくるセリフで分かりますから。「え??前のトラックの音が残っている!!??」と、一瞬焦ってしまいました。

しかも?声優さん達のトークが入っているトラックもありまして。皆さん、あの独白にはかなりびっくりされていましたね。
そりゃ、びっくりもしますよねぇ・・。

しかし。この劇の顛末はどうなったんでしょうね?姫は、一体誰と結ばれたのでしょう??4人が恋した姫様は、別々の姫様だった・・って落ちはなしですよね?

ドラマにご出演の4人の声優さんのファンなら、このCDはお買い得!と言えるかもしれません。何しろ、10分弱は(設定が姫様相手と言うのは別にしても)自分に対しての恋心をせつせつと訴える?!お話なのですから。

Are you Alice? アリスのティーパーティー
phase.1 March Hare

二宮愛 同人IM IMCDー0004 2006年6月30日
1.Who shot the gun? ー偽者に向けた自主規制
2.Othello ー悪足掻きってなんですか?
3.Staff roll
櫻井孝宏(Alice?)、平田広明(Mad Hatter)
福山潤(March Hare)、藤原啓治(Dormouse)、森久保祥太郎(White Rabbit)
白ウサギに「3月ウサギ」と名付けられた青年。彼には、アリスを巡るこの世界における役割を何一つ与えられてはいなかった・・。
名付けられた名前をそのまま言わずに、「ミツキ」と呼ばせる彼が「師匠」と慕うイかれ帽子屋を訪れる・・。その目的は・・。
本当にね、この「Are you Alice?」シリーズは、何がなんだか・・・分からないですね(^^;。
二宮さんが描くお話は、他の作品もそうだと思うのですが。世界観が不条理と言うのか、何が正しくて何を基本と考えたら良いのか、彼らは何をしたいのか・・・が先ずは分からない。
一般市民がゴロゴロしている感じのお話では、少なくともないし・・。
キャラクターが、これまた独特なんですよね。世界も独特でキャラも一筋縄ではいかない連中ばっかりで。
だから、こういうお話から何か教訓を得ようとか、感動を得ようなんて思ったらいけないのかしら?と思います>ぶっちゃけた話。
何か、掴めそうで掴めない。あぁ、こういう話なのね・・と掴みかけるとスルリっと手元から抜けてしまうような錯覚さえ覚えます。

このお話は、1巻のDrink Meと2巻の間のお話のようです。シーン的には、1巻より前のシーンが入っていたり(3月ウサギが名前を付けられるのは、おそらくアリスがやってくる前でしょうから)。1巻で死んでしまった眠りネズミが帽子屋さんと会話しているのと、3月ウサギの前で、白ウサギが狂気に走ってしまったのはアリス降臨?の直後みたいなんですよね。
そして、アリスが登場するシーンは全て1巻のすぐ後のお話ってところでしょうから。

また、そのシーンの入り方が時系列ではないんですよね。ポンと飛んでしまう。だから、聴いている時間は結構真剣に集中してお話を聞いてしまってます。でないと、これはどういうシチュエーションで語っているのか・・。えーっと・・何??って感じですもの。

ただ、今回は少しだけ3月ウサギが切なかったです。まぁ、この世界の住人ですし。彼も一筋縄ではいかないひねくれ者ではありますが。

この世界を造った白ウサギを殺すゲームに関して、彼には何の役割も与えられてはいない。自分のこの世界における存在意義とは何か?3月ウサギと名付けられたものの、自分が本当にそういう名前であるのかすら分からない。
自分にも役割が欲しいと願った彼に与えられた役割は、なんと白ウサギがアリスに殺された時。彼が白ウサギの役割を果たすと言うもの・・。しかし、それは彼の目的じゃない。
彼が望むもの。友達でありたいと願う白ちゃんと一緒に仲良く暮らしたい。しかし、それは白ウサギの目的とはかけ離れている。だから、その大事な白ちゃんを殺す存在であるアリスを殺そうと思ってしまう・・。

誰もが、自分は唯一無二の存在でありたいんですよね>この世の中にとって。でも、一般ピープルなんて世の中にとっては、いくらでも替えのきく存在で。だとすると、三月ウサギの哀しみは。一般ピープルの私たちの哀しみに通じるものがあるのかもしれません。
もの凄く落ち込んだ時って、自分一人がこの世の中に居ても居なくても。日は又昇りまた沈んでいく。自分と言う存在は、世界の歯車だとしても、選ばれた歯車ではない・・と言う無力感が、「こんなホームページやっていたって・・他人様のお役に何も立っていないしねぇ」って思うんですよ。そういう時って、何をする気にもなれなくて。ぼーっとしてしまったりするんですけど・・。
うーん・・そういう時に、この三月ウサギの気持ちを思うと、やりきれないかなぁ・・切ないよねぇ・・って思ってしまうんです。

彼は、役立たずだから捨てられたと思っていますが。その実は、白ウサギが巻き込みたくなくてゲームの外に配置してしまった・・。
でも、三月ウサギは白ウサギの役に立ちたいと願ってしまう・・。相容れない哀しみがあるのかもしれません。
そういう意味では、唯一名前に意味があるアリスと、ゲームにとって役に立つ能力も何もない三月ウサギは究極の対の存在になるのかも・・。

いろいろ考えてしまいましたが。それらの感想は、全て的はずれなのかもしれません。

今回、受けていたのは。帽子屋さんが、ベッドの下に隠していたエロ本(大笑)の内容を語るアリス?。
そっか・・・帽子屋さんって、こういうお話読むんだ・・・と、妙にそのやりとりが面白かったです。

最後に、キャストトークが入っていましたが。櫻井さんと福山さんが別録音だったみたいですね。1年ぶりなのに、随分と間が開いているように思っていた方もいらしたり・・。
声優の皆さんが、作品に対して思っている事を伺う事が出来て、大変楽しみだったりもしますが。別録音だと言うのが分かるのって、良いのかなぁ・・どうなのかしら?と、ふと思ってしまいました。

最遊記RELOAD ミニドラマCD”WISHES”

峰倉かずや 一迅社 2007年5月到着
関俊彦(三蔵)、保志総一朗(悟空)
平田広明(悟浄)、石田彰(八戒)


遠近孝一(ヘイゼル)、小山力也(ガト)、岩村琴美(魔人)
三蔵一行と何故か、行動を共にしているヘイゼルとガト。食料調達に行った悟空とガトが、拾ってきたランプ。
そのランプをこすったところ、なんと!願い事を叶えてくれる魔人が出てきてしまった!!
番外編的なお話で、もしもこのメンバーが魔法のランプを拾ったなら・・・と言うシチュエーションでのお話です。

それまでは、興味を示さなかったのに。魔人が出てきた瞬間に一斉にわーっと自分の願いを口にする始末。一部、聞き取れる願いを言っていらっしゃる方や、後で「永遠の美貌と若さだと!?」などと突っ込みを入れられた方もいらっしゃるので。ここの部分は、ちょっと何回か誰が何を言っているか、聞き取りに挑戦してみるのも良いかもしれませんね(^-^)。

しかし。願い事を増やすと言うのはなし。しかも、今回は時間制限があって!!ドタバタしている彼らが叶えてもらった願いとは・・・と言うのが、実に見事な落ちが用意されていました。
いかにも、まぁ・・ありそうと言うか。そんなものかな?と思います。

こういう願い事を叶えてくれるお話の中で、SFになるのかな?「猿の手」と言う短編のお話は、かなり印象的でした。
死んだ息子の復活を願った老婆だが、その息子が(おそらくは死んだ姿のままで)甦ってきてしまい。(ドア越しにそれが分かったので)息子が入ってくる前に息子の永遠の眠りを願ってしまう・・・と言う悲しいような残酷なような、そんな物語を思い出していましたが。
もしも、三蔵がお師匠様の復活を。八戒が花喃の復活を願ったとしたら・・そういうゾンビもの?のようなお話に発展したかもしれませんが、あの時には、二人は生き返らせて欲しいとは依頼していないと思うので・・。咄嗟に思いつかなかったのか。それとも、二人の事だから。死んだ人間を甦らせると言う願いは思いつかなかったのか・・。
一刻も早く、こんな下らない旅が終わるように。牛魔王の蘇生実験を中止させてくれ!とか、そういう事も願わないんですね(゜゜)\バキッ☆。いや・・そういう事を彼らが願うはずはないですか。自分の運命や人生は、自分で切り開いてこそ意味がある!って言いそうですものね。

3組に分かれてのトークも収録されていまして。このトークが、3組それぞれに個性があって面白かったですね。
食べる事と寝る事関係で終わってしまった保志さんと関俊彦さん。関俊彦さんが「4つのお願い」でちあきなおみと言っていらっしゃいますが。お若い方には、分からないのじゃないかなぁ?もちろん、関俊彦さんと同じ年の私には、ちゃんと分かりますけどね(苦笑)。
宗教的と言うか、精神的なお話になってしまった石田さんと平田さん。このお二人の時には、それぞれ「願い事を言ってごらん」と、太ったランプの精のような(一般的に見られる魔法の精ね)声を発していらっしゃるのが聴き所です。
そして、ドラマCDのような。結局は身近な物を頼むかな?的なお話になっていたのが遠近さんと小山さんの組。

これを聴いていた貴方は、自分なら何を願うだろう?って考えますか?
私なら・・世界から、殺人や争いを無くして欲しい。病気をなくして欲しいって思いますね。そういう世界平和とかに通じる願いって、魔人さんは叶えられるでしょうか??

GATE1 契約

如月弘鷹 マリンエンタテインメント 2004年7月23日 MMCCー4058
5トラック〜14トラックは、CAST COMMENT
石田彰(西条晃)、三木眞一郎(城北力)、鈴村健一(南山茂)、緑川光(斎東一也)

田中理恵(修理)、石塚運昇(賀茂)、若本規夫(白虎)
麦人(玄武)、沢海陽子(朱雀)、植田佳奈(海部桔梗)

川崎恵理子(少年)、吉野貴宏(医師)、仲野元(幻獣)
原田博之(アナウンサー)、須加みき(女子生徒A)、沢口千恵(女子生徒B)
新宿に出かけた晃達4人組は、落雷の時に「契約した・・」と言う不思議な声を聴く。その後、現れた不思議な少女・修理が「四獣を返して下さい」と迫る。彼らには、ゲートを護る神の四獣が落雷と同時に宿ってしまったのだった・・・。
うっふっふ・・・・。こういう四神絡みのお話って好きですねぇ(^-^)。しかも、その四神に関わるメンバーが、また石田さんを始めとして好きな声優さんが演じるとなると、もうたまりませんがな・・。つかみはOK!!と言うところですね。
で?えーっと。青龍の三木さんが玄武で、玄武の石田さんが白虎・・って、最初は遙かの影響が抜けなくて。ちょっと違う!って思ってしまったりしましたが(゜゜)\バキッ☆。作品違うでしょ・・。

この1では、とりあえず彼らに四獣が乗り移っていると言う序のお話と。それぞれの四獣に、自分を宿主として認めさせなければならない試練のお話が3つ・・青龍を宿した緑川さんのキャラのエピソードだけが入りきらなかったので。それは2に続くのでしょうね(^-^)。
でも、この調子で行くと。賀茂さんのおそらく何か知っていそうな言動の謎や、そもそも、ゲートから四獣を解放してしまった原因を造ったモノとか、彼ら4人の若者がどうなってしまうのか・・までは2巻にも入りきらないはずですから。無茶苦茶序盤のお話だけをドラマCDにしちゃったのねぇ・・・・って感じです。
元が、ビブロスの雑誌連載のお話なので。おそらくは、完結していない・・んですよね??
原作が人気があって。それをドラマCDにするのは大賛成ですが。序盤で終わってしまうと、欲求不満になっちゃいそうですわ(^^;。

さて。お話が序盤と書きましたが。四獣を宿してしまう事で膨大なエネルギーを必要とする。しかも、契約を破棄すれば四獣が離れて行くとはいうものの、それは落雷の時に既に死んでいたはずの彼らの死を意味する。その上、四獣から宿主として認めてもらわなければ、召還するだけでエネルギーを吸いつくされてしまって死ぬしかない。
そうなると、選ぶのは一つしかないって事になりますよね?宿主として認めてもらう運命をつかみ取るしかない。
今回は、四獣のうち三獣までが宿主と関係を結びましたが、その過程がそれぞれに違うので、それも面白かったです(^-^)。

先ずは、石田さん演じる晃くん・・・自分と同じ名前の人物って、どうなんでしょうねぇ?役者さんだから、気にしてはいらっしゃらないでしょうが(あきらって名前のキャラを呼ぶ時もあるでしょうし)、聴いていてむずむずしました(苦笑)。
晃くんは、結構内向的に悩むんですね。一人で・・。しかも、憑依している白虎が渋いし、辛辣な事も言いますし。ちょっとお子様チックな晃くんには、白虎は厳しいですよね・・。その白虎が、「契約ではなく、約束だ」と言うシーンが一押しです。

次の三木さん演じる力くんは、昔のガキ大将?っぽいまんまに成長してしまった仲間思いの熱いヤツ。その相棒が、麦人さん演じているだけに爺様(゜゜)\バキッ☆っぽい玄武。幽体の状態だと、精神状態が強く反映されるから。だから自分は今、絶対に負けない!!と力強く言うシーンと、友達を亡くしてしまって泣く少年に、ノートを届けてやるシーンの優しさが好きです。

鈴村さん演じる茂くん・・。植田さんの関西弁は可愛いで、鈴村さんの場合は、可愛いではなくかっこかわいい(゜゜)\バキッ☆って感じが私はしましたが・・男性の関西弁って、吉本の芸人さんって感じもするんですよね(大笑)。この子は、姉御肌の朱雀が憑依していまして。この朱雀の沢海さんの姐さんチックな声って。もう、本当に好みでしてね!ほれぼれしながら、もっと会話して欲しいなぁ・・・と思っておりましたm(_ _)m。
あ、茂くんのエピソードでは。朝のTV番組で、表示されている時計時間と言うよりも定番番組の内容で、時間を推し量っていると言う部分に、とても共感しましたね。
いや・・実は、ありませんか?例えば、朝のめざましTVとかで。芸能コーナーが始まったから、今何分くらいだなって・・。コーナーの始まる時間で、大凡の時間が分かってしまう。曜日によっての特集や、ニュースの内容によっては、コーナーの時間がずれる時もありますが。それでも、ほぼ同じですものね。で、番組編成などでコーナーの時間が変わってしまうと、もう大変(大笑)。いつものつもりで、まだスポーツだから・・ってゆっくりしていると、コーナーが入れ替わってましたって事がありまして。慣れるまでが大変です(^^;・・。

緑川さんの一也くんは、2巻のお楽しみ!と言うところで。あまり出番も少なかったのですが。
このGATE 1では。田中理恵さんの修理ちゃんが、良かったですねぇ!!喜怒哀楽も少ないし、淡々と喋っているキャラなので。やりにくかったとは思いますが。「マジ?」と皆が訊く時に「大変真剣です」みたいな反応を返すのも良い!!
「マジです」って答えないんですもの。田中さんには気の毒ですが、この子のこういう反応って、このままで居て欲しいなぁ・・。

S.S.D.S
愛の解体新書 1

速水奨 ランティス LACAー5206 2003年9月26日
1.初診
2.Dr.降臨
3.♪「刹那の英雄」
4.サトラ・・・れ?
5.Gの法則
6.Dr.HAYAMIの診察・壱
7.♪「デオキシリボ助さん」
8.謎の留学生
9.Dr.HAYAMIの診察室・弐
10.泣いて・・・囁いて
11.再診予約
12.S.S.C.R
速水奨(Dr.HAYAMI)
高橋直純(新田和人)、松本保典(沢登達哉)
檜山修之(君島密)、森川智之(ミヒャエル・シューマイヤー)
関俊彦(バウム・クーテヘン教授)
、???(とし子、のぶ子、ナンシー)

中博史(千太/中管制官)、吉田裕秋(為吉)

富田耕生(二十三代藤原源佐衛門助成)・・特別出演
Joy三郎記念 聖ラ・フォーレ病院は、超がつくほどのマンモス病院である。とんでもない規模と、とんでもない設備のこの病院の、次期院長候補であるDr.HAYAMIが所属する第42エリア・13号医局に、新人研修医の新田和人が配属された。
新田が尊敬するドクターHAYAMIや、先輩医師の沢登や君島達との本日の事件とは・・・
実のところ。このシリーズを知ったのは、君島役の檜山さんと新田役の高橋さんがご出演のドラマCDを探している時なので、あまり遠い過去ではありません(檜山さんは、絳攸様でマイブームになっておりまして。所持出演タイトルを見ていたら、何故か圧倒的?!にBL作品が多かったもので(゜゜)\バキッ☆。また、高橋さんはそのタイトルのほとんどが遙かだったので。他の出演作品を聴いてみたい!として探していたのです)が、こんなに面白い作品だったとは!!と、布団の中で転がってしまいました(^-^)。ありがとう・・檜山さん&高橋さん。お二人の出演作を検索していなかったら、このタイトルには出会わなかったかも・・・です。

このCDを聴きながら、私は何度大笑いしてCDを止めて机(もしくは枕)に突っ伏したことでしょう。
おちゃらけが嫌いな方には、お奨めは出来ませんが。おちゃらけOK&美声好きな方なら、このCDはお奨めだと思いました。
・・・え?私ですか?結構、設定やらお話に突っ込みは入れますし、品のないお笑いなどは好きではありませんが。ここまでぶっ飛んだお話だと。突っ込む気は起きません。むしろ、純粋に笑ってしまいました。

仕事柄、特に医療関係は突っ込み入れまくり(大笑)になりますが(特に、お医者さん関係のBLだとかは「そんなお医者さんいないし。若いお医者さんで、そんな美形が居たら紹介してよ・・この薬使っている時には、そういう事出来ないし。それ・・おかしいから」等々、治療方針や設定に関して、目や耳を塞ごうと思っていても、ついつい・・・感想に入ってしまうんですよねぇ・・悲しいサガよ(苦笑))、この病院の設定を、毎回速水さんが語っている部分(ベッド数、シングル2万8000、ダブル8000、ツイン3万2000、回転が40。そして、一日の通院患者の平均人数が38万3000人と言う超巨大病院である。総合病院としてあらゆる病気に対処すべく、産婦人科からすぐやる科まで1147のセクションがあり、医師の数は合わせて4万24人。看護師は男女おかまを合わせて23万8003人、書道師範43人、ヘアメイク251人・・・)で、私は「もう降参・・」状態でした。
ぶっ飛び過ぎで、突き抜け過ぎなら、もう笑って聴くしかないでしょう。お医者様が出てくるお話ではありますが、この作品を医療関係に入れるのは、間違っています(大笑)。むしろ、架空のお話としてカテゴリ的には、SFに入れたい。病院に設定しなくても聴くことが出来るお話だったかな?等と思ってしまいます。

何しろ、Dr.HAYAMIの設定からしてとんでもないものなんですもの。
それをもったい付けて(゜゜)\バキッ☆、職人さん達が制作しているシーン・・。
いやぁ、まさか富田さんのお声をこんな所で(失礼、悪い意味ではないのですが。昔のアニメの博士などの声でお馴染みの 大ベテランにして大御所の方々は、あまりドラマCDでお声を聴くことがないんですよね。しかも、BLが多いと。ますます機会が減ってしまっているんですよ)聴くことになろうとは!!
あの職人さんのシーンは、何を言っているのか皆目見当が付かないほどのややこしさ。それを、富田さんの博士いえ職人さんなら、造ってくれるだろう!と思わせるほどの説得力!!素晴らしくて、涙が出ました。

診察室では、人間外のモノが診察に訪れているので。ドクターのコメントから、一体何が来ているのか?と言うのを(これ・・ちょっとなぞなぞっぽい感じですよね)推理するのが楽しい。
2曲入っている歌のうちの一曲は、核酸から「角さん」で「助さん」となって水戸黄門だし(大笑)・・・速水さんの歌に、とし子・のぶ子と新田くんの掛け合いと言いますか、合いの手が入っているのがおかしい。
そのほかのお話も、まともに聞いてはいけません。ドイツのバウム教授・・何故に大阪弁??

ドラマCDを意識しまくりのお話は、新田君のモノローグ症候群(大笑)の顛末だとか、Gの法則のカウントダウンがテンサウザンドだった時の、松本さんの笑いながらの「このままだと、スタートまで30分はかかるよね。あの・・もし、もし・・・ですよ。CDドラマの時間稼ぎじゃな・・もし、ですよ。ね?CDドラマの時間稼ぎじゃないんだったら・・・」のセリフ(このセリフ、素っぽくて好きです)に出ていますね。
それを受けた速水さんが「OK。コントロールルーム、カウントダウンワープ、10からスタート。まいてね」。そして、コントロールルームの中さんが、凄い勢いで「テン」から早口でカウントダウンするに至っては・・・笑いましたわ(^-^)。
そのGの法則の落ちが・・・これは、聴いていただいて笑っていただきたいのですが。松本さんがきっちり「それはどうかと思う」と言うのがね・・・。
また、ミハエル君がやって来た後の「泣いて・・・」のお話では、囁き声になってしまった部分がありまして・・。
え?聞こえない・・聞き取れないよぉ・・と思ったのですが。どんどんボリュームを上げた結果、時々「わっ!!」的なCDがあったものですから(苦笑)、かなり警戒していたのですが。
これは、そういうビックリはなかったのは良いのですが。ただ、ちょっとボリュームを大きくし過ぎて。普通のボリュームに戻った時に「危ない!」状態になってしまいました(^^;。これから聴く方は、お気を付けになってね。

最後に。伝説のナース(大笑)であるとし子・のぶ子と院内放送?のナンシーは、キャストは???になっていますが。声を聴けば、すぐにどなたの兼役であるかは分かります。そうですね・・ヒントは、声優さんのお名前をもじっただけ。ここでもペアなのね(大笑)。ハイテンションに演じていらっしゃるので、本役以外でも笑わせていただきましたm(_ _)m。私の頭の中には、ご本人達が女装している姿が「絵」として浮かんできまして。うん・・なら、迫力よね(゜゜)\バキッ☆と思っておりました。

The MANZAI 2 トークCD

中央書店コミコミ特典 2006年8月23日?
石田彰、中井和哉、野田順子、松岡由貴
お金を出して買った応募特典よりも、正直な話。こちらのトークCDの方が楽しかったし、笑って聴いていました。20分程度なのですが、こっちの方が長く感じましたねぇ・・。
購入先の予約特典ではありましたが、石田さんの司会で「学生時代の面白エピソードや、びっくり!エピソード」についてと、「靴箱の中に、これが入っていたら嬉しいorこれが入っていたら嫌!」について。そして「最近、思いっきり笑った事は?」について語るトークCDです。
人数が少ない分でしょうか?本当に中井さん以外は、自由に笑って語っていらっしゃる感じでした(中井さんは、他の出演者の方に凄く気を遣っていらっしゃるのかな?って感じを受けました)。

あ・・・そっか・・。皆さん、虫とか駄目なんだなぁ・・・中井さん以外は、もう力入れすぎてプチっとなってニュルっと中から何かが出てきてしまうかも・・と言う話の時に、完璧に引いていましたものね。
私は、田舎暮らしですから。虫は得意(と言うほど得意ではありませんが。少なくとも、悲鳴を上げて逃げるような真似はしませんし。新聞紙あったら、大抵のモノは退治出来ますから)なので、芋虫もカブトムシもダンゴムシも大丈夫(大笑)。もちろん、ゴキちゃんも大丈夫です。なので。どちらかと言うと、中井さんに近いのですが。
そっか・・こういう時に「虫、駄目」って言える方が女性としては可愛いのかな?と、ふと考えてしまいました。
だって、石田さんも苦手みたいだし。野田さんも松岡さんも「うわ・・やめて」的におっしゃっているところでは。あぁ・・女性らしくって良いな・・って聴いている方が思うんですもの(大笑)。・・・でも、田舎暮らししていて。虫が駄目なの・・なんて言っていたら、生活出来ませんがな・・。

でも。一番受けていたのが。石田さんは、最後まで否定されていましたが。
イベントで、大勢のファンを前に。イグアナの模写か格好をして、登場したと言う伝説のお話でしたね。
もしも!!The MANZAIシリーズが続いて。トークにあったように、二人の漫才の特典CDか石田さんのイグアナDVDが付いてくる!と言うドラマCDが出たなら!!特典狙いで、万単位しても買います!!えぇ。

そして、ふと思ってしまいました。主人公が漫才をする中学生のコンビと言うことで。
お笑いの素人である声優に持ってくる話じゃないだろう?と石田さんは思ったと言う話でしたが。
このドラマCDで吉本の若手お笑いコンビが、もしも秋本と歩のコンビを演じていたら。
いくら本職でも、中学生は厳しいだろうし。その時点で、ドラマCDは失敗したでしょうね・・。

The MANZAI 2 
ノーカットフリートーク

購入者応募特典 モモアンドグレープカンパニー 2006年12月到着
石田彰、中井和哉、野田順子
真殿光昭、松岡由貴、遊佐浩二
中井さんの司会で、ユーザーの葉書に対しての出演者の質問に答えると言う(イメージ曲も入った)、応募者全サトークCD。
一作目を含め。この作品に出演しての「こういう事が楽しかった!大変だった事について」と、「自分が漫才をするとしたら、ボケとツッコミのどちらか?と誰と一緒にコンビを組みたいか?」についての質問に答えるトーク。

このトークで、今回のゲストキャラ?であった遊佐さんが抜きであった事が判明しました。その遊佐さん不在をカバーするかのように、中井さんが「静かに聴いて下さいね」と言っているのが楽しい。
このトークは、コミコミ特典とどっちが先だったのかなぁ??石田さんのピン芸人が見たい!発言をされた松岡さんの発言は、コミコミの方を聴いてから聴くと。あれが見たいのかな?って思ってしまって(大笑)。
でも、中井さんの「出落ち」コメントで。私は出落ちと言うものがあるのを初めて知りました(^^)v。

中井さんが、いっぱいいっぱいで司会をしているのが楽しかったです。

The MANZAI 3 トークCD

中央書店コミコミ特典 2007年4月25日?
石田彰、中井和哉、真殿光昭、野田順子、松岡由貴
石田さんの司会で、今回も進行しています。

「これまでにあった、恐怖体験について」真殿さんは、竹林の崖を滑り落ちてしまった話。野田さんが、デパートのガラスに縦にぶち当たった話。松岡さんが、夢の話を語っておられます。

「子供の頃の病気の時のエピソード」・・・片栗粉に砂糖を入れた葛湯のような物が、美味しかったと語る真殿さん。白がゆにサツマイモを入れたものの野田さん。扁桃腺を腫らしてしまった時には、炭酸飲料!と言う松岡さん。梨の想い出がある中井さん。中井さんに対抗して、梨よりリンゴ!だけどバナナ止まりだったと言う石田さん。

「もしも、両親の結婚で好きな人と兄弟になってしまったら・・」と言う質問に対しては、真殿さんが「良いよ」「萌える!」を必要以上にいやらし声で、連発されています。きっぱりと、自分たちも結婚する!と言う野田さん。真殿さんにつられて?「萌える」と言わされているのがね・・。
松岡さんは、アニメにありがちな設定をおっしゃっていますが。迷って迷って阻止する!・・って、親同士が結婚しても。血のつながりがなければ、確か結婚は問題ないんですよね。
しかし、中井さんが無理して「萌え〜〜〜、血の繋がらない妹、萌え!!」と壊れてしまっていますが。その時の声がね・・。石田さんに、無理しなくて良いって止めているくらいですが。中井さんも、そういう声出すんだなぁ・・(゜゜)\バキッ☆。
「男って、所詮、そういう生き物?萌えるよね」と低音で決めてしまった石田さん・・・。男性3人が、萌えを連発して壊れてしまっています(^^;・・。
所詮、そういう生き物なんですか??(大笑)。
石田さんが、上手にフォローされていますが。松岡さん・・・別録音ですよね。ドラマCD付属のトーク版でも、そう思っておりましたが・・。一緒に収録されなかったなら、トークに無理して出席はされなくても・・・と思ってしまうのですが。

アンジェリーク 永遠のヴァカンス Vol.1
〜La Mer〜

コーエー 2000年7月12日 KECHー1171
1.新しい夏に会いに行こう(歌:神奈延年)
2.PREMIERE SAILING(語り:神奈延年)
3.FAIRY IN BLUE(語り:飛田展男)
4.水のアリア(歌:飛田展男)
5.DIVA(語り:森川智之)
6.静かな夏の物語(歌:森川智之)
7.君がいっぱい(歌:冬馬由美)
8.TENDER RAIN(語り:冬馬由美)
9.水の中の太陽(歌:子安武人)
10.GROOMIN’ GROOVIN’(語り:子安武人)
11.NEW DAWN(語り:成田剣)
12.TEMPEST〜夏の嵐〜(歌:成田剣)
13.いちばん短い愛の詩(うた)(歌:岩永哲哉)
14.MIDSUMMER MYTH(語り:岩永哲哉)
15.黄昏〜愛しさが降り積もる〜(歌:速水奨)
18.ODYSSEY(語り:速水奨)
8人の方の歌と語りが入っています。今だったら、歌も語りも入れていたら。4枚組以上にしないと、足りませんよね(大笑)。
アンジェリークは、世界が広がりすぎてしまった観がありまして。トロワまでは頑張ってついて行っていたのですが。エトワールからは、完璧に脱落してしまいました。だって、攻略人数多すぎて(^^;・・。しかも、教官や協力者が全員守護聖様になっているし・・。で、また新たなキャラクターが3人?!・・・。ネオアンジェリークに至っては、冒険ものだとは知っていますが。恋愛対象者のキャラクター名と声優さんが一致していない状態ですm(_ _)m。
コンプリートするなら、とことん!!したいんですよ。ところが、遙かにアンジェにコルダ・・となると、もうお財布パンクしますから(とりあえず、遙かだけでもコンプリート!しようと思っているところなのです)。

最近のアンジェリークに関する話ではありませんでしたねm(_ _)m。

さて。この歌と語りのCDですが。先ずは、ブックレットの絵が好きなんですよ。涼しげで。しかも、あのゴテゴテした衣装ではなく(゜゜)\バキッ☆、爽やかな木綿のシャツっぽい服装をなさっている・・・。まさに、夏!海辺で休みを楽しんでいる感じが素敵です。
歌って下さるのは、ランディ様・リュミエール様・エルンストさんにメル。オリヴィエ様、アリオス、セイラン(静蘭には非ず)とジュリアス様です(今では、メルちゃんやセイラン達も守護聖なのですから、様付けにしなくちゃ拙いかな?とも思いますが。私の中では、そこの辺りで微妙な線引きがありまして(^^;)が。2の森篇とこの海篇では、上手くキャラクターを分けたなぁ・・って思いますよね。その構成の上手さにも脱帽です。

さて。この海篇で共通して思ったのが。先ず舞台のイメージですね。青い海、白い砂浜、透き通る水はエメラルドグリーン・・・(出来れば、海外のリゾート地のような珊瑚礁の海って設定でしょうねぇ)・・・うん、いかにも!!ですね。
こういう夢の物語の海で、ドドーンと荒波打ち寄せる断崖絶壁は想像出来ないしね。ましてや、ヘドロなどで汚れた湾岸は嫌ですよねぇ・・。
その設定の海を前面に語ってくれるのが、ランディ様でした。そのランディ様では、語りの部分での「この風は勇気の印だよ」に、思わず噴き出してしまいました・・。いや・・笑う場面ではないけど。あ、そっか・・・ランディ様の風って勇気を運ぶものだったんだ!と改めて思ってしまった点もありましたね。
続くリュミエール様は、「あ、そっか。華奢な線の細さで、つい忘れてしまうけど。リュミ様も男だったんだ!」と思ってしまいましたねぇ・・。「この胸で休んで」と言われた時、そう言えば、リュミ様って結構逆三角形の体型していましたっけ・・と肩幅などを思い出してしまってねぇ(大笑)。水を司るから、水泳が得意ってわけはないでしょうが・・。すみません。つい、パロディチックに考えてしまっていました。
「私のために装ってくれた貴女が、息が詰まるほど愛おしかったので・・」と言う語りがありますが。全体的に歌よりも、語りの方が照れくさくないですか?聴いていて・・。私だけでしょうか?歌なら、恥ずかしい愛の告白もそうではないのですが。語りだと、かなり照れますね・・。
エルンストさんは、語りの「光り輝く、まさに無敵のヒロイン」に受けましたねぇ・・。ツボでした。
最初に聴いた時、これは素直に喜んでいいのだろうか?とすら思いましたもの。いや・・ヒロインと呼ばれるのは嬉しいけど。無敵。しかも「まさに無敵」って、女性に対する褒め言葉じゃないように思いますわ・・。
メルちゃんは、歌の情景描写がとても身近な缶ジュースなどが題材になっていたので、そこに親近感を持ちました。
ねぇ、キスしても良い?って訊かれた時。かなりドキドキしてしまいましたねぇ(^-^)。
オリヴィエ様の歌は「キス〜」のリフレイン部分が、とても素敵で。あぁ、もうどうやって表現したら良いのかなぁ・・と思っています。
アリオスくんの歌は、別名駆け落ちソングですね(大笑)。このCDの中では、おそらく一番聞き込んだ歌だと断言します。何しろ、この曲だけをMDに入れて何回も聴きましたもの。成田さんの歌を初めて聴いた想い出の曲でもあります。
セイランの岩永さんは、この曲が初めて歌を聴いたなあ・・・えぇ。ただ、セイランと言うキャラがどうしてもシャム猫っぽいイメージがあって。私は相性が良くないもので(゜゜)\バキッ☆、あまり良い想い出がなかったりしまして(^^;。聴いているとゲーム中のあれやこれやを思い出して。「はいはい、要は好きって事でしょうが?」と思ってしまいました。岩永さんには罪はないのにね・・m(_ _)m。
ジュリアス様は、歌はそう思わないのですが。語りになると(これはクラヴィス様もそうですが)主人公(ヒロイン)に対しての呼びかけが「おまえ」になるんですよね。ぶっきらぼうで「おめえは!」とか「おまえなぁ!」と言ってしまうゼフェル様はともかく、歌ではとても丁寧に愛を語って下さるのに。語りになると、途端に偉そうになっちゃって・・。その落差がおかしいですよね(^^;。

彩雲国物語ラジオCD
双剣の舞 第一巻

マリンエンタテインメント MMCC4117 2007年5月25日
1.序話
2.閑談傑作選 一
3.閑談傑作選 二
4.人物名鑑傑作選
5.幻の「双花菖蒲花言葉対決」!
6.双花菖蒲花言葉ストーリー傑作選
7.雪乃紗衣書き下ろし 双花菖蒲花言葉ストーリー
8.終話
パーソナリティ:関智一(紫劉輝)、緑川光(し静蘭)
桑島法子(紅秀麗)、森川智之(藍楸瑛)
檜山修之(李絳攸)、伊藤健太郎(浪燕青)
BSで放送しているアニメ「彩雲国物語」のwebラジオの1回〜7回までの選りすぐり傑作トークと、原作者・雪乃紗衣先生による書き下ろしのミニストーリードラマを演じるおまけ付きCD。
すみません・・・このラジオCDは、彩雲国物語に関係した作品だと知っていながら。私は、彩雲国から離れたところで大いに楽しんでしまいましたm(_ _)m。

彩雲国の劉輝が、静蘭が、お嬢様が!!と言う楽しみ方よりも。それぞれのキャラを演じていらっしゃる声優さん達のトークやら、アニメでは聴くことが出来ないだろう栃木弁に、チビ劉輝(大笑)を楽しみに聴いてしまう。はたまた、収録の裏話であるお菓子トークだとか、男性がゲストに来た時の「修学旅行での、夜の内緒話」っぽいトークだとか。
絶対に、そっちが楽しいって(大笑)。

彩雲国物語は、原作で楽しみ。アニメで楽しみ。そして、おまけ?と言うか番外編的なお楽しみは、既にドラマCDで十分に堪能していますから。
このラジオは、もはやお話を!とか、それぞれのキャラクターを!とか、ブックレットに載っているような「アニメ・彩雲国物語の魅力を紹介して、宮廷浪漫の世界に誘うガイドブック」と言うよりも。
素の声優さん達の笑い声や、裏話に期待しちゃうのよねぇ・・。それは、このCDの企画や成り立ち?を無視した楽しみ方になるのは分かっていますけど。

桑島さんだけが?!原作を読破しており。ゲストが来た時の「何て読むの?」などの質問は、全て桑島さんに集中している事。
桑島さんが持ってきたコンビニお菓子を、森川さんと関さんの二人がムシャムシャ食べているけど。関さんは、やたらと文句を言ったり心配りが足りない・・・とか。緑川さんは、おやつを収録が終わるまでは食べない話だとか。
伊藤さんが遅刻が多い話とか(゜゜)\バキッ☆、アニメでも関さんがチビ劉輝を演じる予定だったのに、テストを聴いた監督さんが女性にチビ劉輝を頼んでしまった事などなど。

原作とアニメになった作品は別物だと言うのは、百も承知しています。それでも、その独特の世界から受ける魅力は、やはり原作の方が何倍も素晴らしい。ただ、アニメは動いて喋る彼らを見ると言う楽しみがあります。
でも、このCDを買った人間が言う言葉ではないかもしれませんが。彩雲国物語の宮廷浪漫の魅力や世界に誘うガイドブックなら、アニメが十分にその役割を果たしてくれています。それ以上のガイドブックは、もはや不要。アニメのガイドブックと言うのなら、それはもう彩雲国物語にとっては、蛇足になってしまうと思うんですね。

・・・文章にすると、凄く冷たくなりますが。私が、このCDに求めたものは。ガイドブックではなく、裏話のお楽しみでしたから。
そういう意味では、このCDは百点満点なんです(^-^)。

上にも書きましたが、静蘭役の緑川さんが栃木弁で喋り、静蘭のセリフを微妙に訛った栃木弁で言おうとしている回や、チビ劉輝を関さんが演じ、そのおかしさに釣られて?アニメよりも大人っぽく演じてしまった回などは、もう本当に何回聴いても大笑いしてしまいます。
豪快な檜山さんの笑い声に、おにぎり食べつつもどこかオドオド?しているような伊藤さん。頼れる兄貴だけど、顔と声のギャップを謝っていらっしゃる森川さん。
関さんと緑川さんに、自分の魅力を教えて!とか、何の花が似合うと思う?などと迫られている桑島さんの返答に困っている様子など。それらが楽しくて仕方ないのです。
それらは、アニメ制作の裏話であり舞台裏。水面下のお話なのだから、表舞台には出さない方が良いのかもしれません。でも、そういうお話が聞きたいんですよね>ファンは・・。

おぉ!と思ったのは、収録中は食べ物類は食べないとおっしゃる緑川さん。ラジオの収録中にちょっとお菓子を食べてしまったらしく、口が変・・・こんなにシリアスなシーンがあるとは思わなかったから・・・と、おっしゃっていた時でした。
ネチャネチャして、滑舌などに問題が出るのかしらね??だから、お腹がなっても食べないとか、決めていらっしゃるんだ・・・。食べる時には、あまり出番がない等の条件が整っている時だけ・・と言うお話に、感心してしまいました。

そして。CDだけのお楽しみ。花言葉ストーリーは、ブックレットにシナリオ?が載っていましたが。
ブラック静蘭降臨!です。劉輝の足下にも及ばないと、言ってしまったがために。自分よりも劉輝が優れている所を見つけなくてはならなくなった静蘭が、見つけた答えとは・・。ブックレットを読んでいたのに、聴く度に笑えますね(^-^)。
そっか・・あの髪の色も王家の色なんだ・・・(大笑)

遙かなる時空の中で 3 十六夜記
藤原泰衡

コーエー KCSー1017 2006年5月6日
1.黒き氷塊の楼閣
2.瞑目の白き残像
3.語り:束稲山にて
鳥海浩輔(藤原泰衡)
実は、私はゲーム「遙か3 十六夜記」をプレイした時に。この藤原泰衡と言うキャラは好きじゃなかったですねぇ・・。
追加された奥州シナリオで増えた恋愛対象キャラが、銀でしたしね。そうすると、銀をこき使う(゜゜)\バキッ☆泰衡さんは、冷たくって陰鬱で。お父様が豪快な侍!と言う感じだったのに、この二代目がぁ!と言う印象が強かったんですよ。
ファンの方は多かったみたいですが。個人的に、あまり好き!と言う感じはなかったので。泰衡さんのキャラソンであるこのCDが出た時。キャラボイスが鳥海さんだしなぁ・・と思っていたところがありました。
実際、CDを入手しても。曲のタイトルが黒と白なのね・・と思ってCDのブックレットの絵を見てしまうと、聴く気持ちになれなくて・・m(_ _)m。

しかし。鳥海さんは歌が大変お上手だし・・と言う理由で、やっと聴いてみようと思った時・・。それまで、食わず嫌いならぬ聴かず嫌いだった自分を恥じてしまいました。
歌がお上手なのは、今更ここで述べる事でもないでしょうが。

歌詞の内容もありますが、ボロボロ涙がこぼれてこぼれて・・もう、どうしようもなくなってしまいました。
気持ちの問題で、歌を聴いて泣けて泣けて仕方なかった事はありましたが。このCDで泣けた理由は、その時とは違います。純粋に、その歌の内容と歌自体に泣けて仕方なかったのです。
あんなに嫌なヤツだと思っていたのに・・。思うところは一緒だったのね・・。で、彼は神子様への愛を胸に旅立ってしまったのね・・。
改めて、このキャラが人気がある理由が分かってしまいました。

特に、2曲目の瞑目の白き残像・・。これは、もうたまりません。きっと、何度聞いてもボロボロ泣くと思います。
その後で、語り部分を聴くと。この語りは、ゲームの中の嫌なヤツ!のトーンなのに、歌を聴いた後では。彼が言葉に出して言わない気持ちが痛くて・・。なんてこったい・・・

ところで。歌の感想をどう表現したら良いやら・・自分の表現の限界を感じてしまうのですが。
鳥海さんが歌っているのをじっくり聴いていると。ドラマのセリフや語りでは、思ってもみなかったことを考えてしまいました。
それは、声は肉体と言う楽器から生み出される音だと言われますが。鳥海さんの声って金管楽器だな・・とふと思ってしまったのです。木管楽器ではなく、あくまで金管楽器の響きがあるよね・・と。
いや・・これは、私の感じたものですから。別に深い意味はないのですけどね・・m(_ _)m。じゃあ、他の声優さんのお声はどうよ?って追求しないで下さいね。今まで、声を色とか食べ物で考えた事はありますが。楽器は初めて感じたものですから・・・。
こうなると、遙か4では。八葉以外の攻略キャラとして。鳥海さんが演じるキャラも、どこかで出演して欲しいですよね?もちろん、銀を演じた浜田さんのキャラも攻略可能であって欲しいですけど。
そうすると、キャラソンとして堂々と歌っていただけて、楽しめますし。八葉はそのままで(゜゜)\バキッ☆、プラスアルファの部分としてね・・。

イス通販特典
眠れぬ夜のための3つの話・第一夜

bunny hole studio lapin 2005年8月? 夏コミ予約特典
*夏コミ特典と言うことですが。lapinの通販利用(期間限定)でも購入出来ました。
「手を振る誰か」(語り/相澤舜)
「背後の友達」(語り/柏木優斗)
「靴」(語り/三宅真琴)
関智一(相澤舜)、福山潤(柏木優斗)、石田彰(三宅真琴)

鳥海浩輔(和久井遼)、田坂秀樹(柚原七生)、相澤正輝(成宮英明)
夏休みの一夜。舜の家で、百物語をやっている。
旧校舎の手を振る人影。そして、渡り廊下で消えた友人の話など。
幽霊を見る事で、恐怖体験をしてきた舜にとっては、皆で語り合っていると怖かった体験も笑い話になっていく過程が、楽しかったのだ・・・。
こういう怖い系統の話って、駄目なんですよぉ・・。本当に苦手で・・。
イス自体が、そういう幽霊さんを扱っている話だから。ありえる・・とは思っていましたが。話し終えた後に蝋燭・・・消さないで下さいm(_ _)m。怖かったです。
一番怖かったのは、舜の語る旧校舎の人影でしたね。時間が決まっているってのが。
体育の先生も、その場でちゃんと説明して下さいよ・・・「放っといてやれ。もうすぐ居なくなるから」じゃないって・・。
でも、間違えますかね?手を振る動作と窓ガラスを叩く動作って・・似てます?遠目だったら分からない??

二話目は、聞いた後からじわじわと来る感じでしたね。でも・・・冷静に考えると。一緒に日直をやっていたあなたは、その事実に気が付かなかったわけ?日直って一日やるよね?他の同級生に指摘されるまで気が付かないって、それは・・どうよ(大笑)。

第三話は、石田さんが語りをする・・って事で。今まで怪談もので石田さんが語る作品は、怖い作品が多かったので。と言うよりも、石田さんのムード作りがお上手なもので、足音が聞こえてくる気がしたり、草木のざわめきが感じられたりするんですよ。だから、もう無茶苦茶怯えていたのですが。このお話は、ちょっと可愛い感じで(だって、実害ってあまりなさそうな感じだし)ホッとしました(^^;。

鳥海さんが演じた遼くんに、自分は一番近いんですよね>恐がりさんって辺りが。遼君がびびっていると、ドラマの中では皆に笑われたりしていますが。きっとね、私も百物語に挑戦したら、皆に笑われていると思います。しかし・・・私の場合は、最初からきっと百物語なんて挑戦しないだろうし(゜゜)\バキッ☆。

アニマムンディ 漆黒の鎮魂歌
オリジナルサウンドトラック

虎えと狂 KNSエンターテインメント AKCIー26024 2005年3月2日
1〜21、27は、ゲームに使用された音楽やヴォーカル。28〜37トラックは、SE集。
22.名場面:ゲオリク
23.名場面:サンジェルマン
24.名場面:ゲオリクとダッシュウッド
25.名場面:ゲオリクとサンジェルマン
26.名場面:ダッシュウッドとリュースブルグ
置鮎龍太郎(ゲオリク・ザベリスク)、石田彰(サン・ジェルマン)
諏訪部順一(フランシス・ダッシュウッド)、緒方恵美(ヤン・ファン・リュースブルグ)
ん〜〜っと・・・。これをドラマCDやソングアルバムなどと一緒に扱っても良いのかな?って、ちょっと思いますが。

名場面って、これどういう基準で選んだのかなぁ??
ミハエルが入っていないのは何故?メフィストとか他のキャラは、どうでも良かったの?などとちょっと思ってしまいました・・。
ダッシュウッドファンにとっては、良いアルバムかも・・。彼のファンの制作者が、セリフを選択しました?って思うくらい、美味しいシーンが入っていましたねぇ・・。

ただ、おそらく。この名場面ってPCゲームの場面を切り取って使っているんですよね?
だとしたら。声優さん達は個人録音だから、ドラマCDなどのように一緒に録音はしていないわけで。それでも、こうしてシーンとして聴いた時にちゃんと会話になって、聴くことが出来るものになっている・・そちらへのびっくり!って所ですね。

BGMは・・・。ゲームが好きな人にはお勧めかも。ゲーム自体が暗いお話だったから。ゴシック浪漫や退廃的な感じが嫌いな方には、サントラとしてもお奨め出来ませんm(_ _)m。

愛とバクダン 第一巻
リスキービジネス 危険を買う男

中原一也 LADY BUG 2006年2月24日
堀内賢雄(竜崎英彦)×緑川光(深見謙二郎)
伊藤健太郎(オリーヴ)、小杉十郎太(深見・兄)、一条和矢(國武馨)
河野裕(橘君)、木下尚紀(八木沼純也)
古澤徹(飯島)、三浦潤也(自転車のじーさん)
沢谷有梨(女(謙二郎に迫った人))

山中真尋(尾道拓也)、ヤスヒロ(斉藤要)
長門三照(生徒A)、根津貴行(生徒B)
私立探偵を営む竜崎。2年目にして、ようやく仕事も軌道に乗って来た頃。友人の深見が、弟を雇ってくれと持ちかける。
その弟・謙二郎は、母親を刺した罪で少年院に居たことがある、華奢な美青年であった。何とか断ろうとする竜崎だったが、彼の気持ちが分かったような謙二郎の物言いに、雇ってしまう事になるのだった・・。
このCDの一番のびっくり!!は、オリーヴ役の伊藤さんに尽きます。いや、もうあの登場シーンのインパクトの強さ。
ぶっとびました。えぇ、お上手な方だとは思っていましたが。壊れた・・・(^^;とすら思ったくらいです。
絵が浮かぶオカマ(゜゜)\バキッ☆・・・そうねぇ・・髪の毛は、美○さんみたいな真っ黄色のロン毛で。ちょっと縦ロールか何か入っていそうな感じ。で、もちろん?口紅は深紅で・・。体格はごっつい感じで上背もありそう・・(って、イラスト見たら。髪の毛は短かったのね。残念)
謙二郎の事を語るシーンや、竜崎にキスをせがむシーンなどは絶対に楽しくて楽しくて仕方ない!!と言うくらい生き生きと演じられています。あのキスシーンの竜崎を殺しかねない迫力たるや、いやぁ・・・もうびっくり!!ジュルジュル言ってません?
人を見る目もあって、自分をただのおかまだと思うな・・と語っているところなどは、その言葉を裏打ちするほどの確かさがありましたね。ところで、オリーヴや八木沼の台詞で思ったのですが。ピー音がピーになっていなくない??
ピーがずれていて、結構はっきり聞き取れるんですけど(苦笑)。あのピー音って、意味あったのかなぁ?と思っていたりしました。

お話的には、竜崎の設定が最初から「男も女もOKの節操なし」でしたので。謙二郎とのシーンや、彼を守ろうとしてオリーヴとキスするシーンなども(って言うか、オリーヴとの会話を聞いていると。男の人を苛める(大笑)印象が凄く強くなるんですけど・・・)違和感はありませんでした。
会話の中で、八木沼達と少年院で謙二郎が致したのは、一回こっきりとなっていますが(謙二郎が結構強かった?のと、八木沼が1人では何も出来ず。逆に前歯を折られたらしい会話などから)あの執着度は、一回だけじゃなかったのでは?等とは、思いました。
後は。その八木沼の事件?が片づいて、謙二郎と竜崎が結ばれる。謙二郎が明るくなったシーンの後に、拓也くんを巡る依頼が持ち込まれ、それが謙二郎のトラウマを揺り動かす一件となる・・と描かれていますが。最初、二人が結ばれた後にお話が続くとは思わなくて(゜゜)\バキッ☆、聞きそびれておりましたm(_ _)m。だって、あのHシーンでお話は上手く収まった感じだったんですもの(おいおい)。
声優さんは、オリーヴの伊藤さんは男性なんだけど母性愛あふれるおかまを熱演。お箸の持ち方を指導するシーンなどは、もう本当にいじらしくて(大笑)。なんか、このオリーヴって可愛いと思ってしまうほどでした。
そのオリーヴの母の愛に触れ(大笑)、人見知りで警戒心の強い猫っぽい謙二郎が少しずつ心を開いていく過程は、緑川さんが見事に熱演されていました。竜崎に愛している・・・と言って抱かれた事も、彼を変えた一因だとは思いますが。あの翌朝の挨拶シーンや、ストーブの上で餅を焼くな・おでんを作るな・・と小姑のように文句を言うシーンは、いやぁ・・・変われば変わるものだなぁ・・と思っておりました。
竜崎の堀内さんは、こういうちょっとやさぐれているけど、ハートは熱いオヤジに本当にぴったり!!優しさと強さを同居させられる・・・大人の男よねと思ってしまいます。いや・・「まだ若いよ」と反論されそうな感じもしますが。悪い意味ではなく、褒め言葉として「哀愁も優しさも兼ね備えた」大人の男にぴったりだと思うのです。
ふと、個人的に大好きなハードボイルド探偵小説の傑作であるフィリップ・マーロウ(男はタフじゃなければ、生きていけない。優しくなければ、生きていく価値がない・・・でしたっけ?)は、彼のようなおじさんかな?などと思っておりました。
謙二郎のお兄さんの小杉さんは、うーん・・もうちょっと出番欲しかったですね。弟を大事にしている「岩」みたいなお兄さん。
國武の一条さんは、前編ではこのくらいの出番でしたが後編に期待。
昇進祝いのケーキを考えると、ちょっと笑いがこみ上げてきます。兎なんかのマジパンがついているんですよね?
チョコか何かでプレート書いてもらっていて(大笑)。ケーキ屋さんも、作りながら何を思ったかなぁ??

個人的に受けていたのが。橘君役の河野さんと、竜崎の元同僚の飯島役の古澤さん。すんごく美味しい役だったですね(^-^)。

おさる★ばけーしょん

南原兼 小説花丸応募者全員プレゼント 2004年12月 「彼は無慈悲な夜の帝王」番外
1.おさる★ばけーしょん
2.スペシャルトーク
子安武人(西園寺黎)×高橋広樹(諏訪北斗)
鳥海浩輔(瀬尾夕彦)×岸尾大輔(御園吹雪)
夏だ!海だ!と言うことで、いきなり浮き輪だのを持って人の部屋に押し入った瀬尾夕彦。
ところが、幼馴染みの北斗はHの真っ最中。諏訪北斗の恋人は、天文部の観測中に遭遇した異星の王子様である西園寺黎だった・・・。
小説花丸の全員プレゼントによる、「彼は無慈悲な夜の帝王」の番外編的なタイトル。
えーっと。実は!!私はこの全プレを間違って応募してしまったんですね。
と言うのも、「彼は無慈悲な夜の帝王」がドラマCDになる直前で。私は緑川さんや森川さんもご出演なんだ!と思って応募したんです。ドラマCDのキャストが載っていて。全員プレゼントでこの豪華キャストのドラマCDなら、凄い!!凄すぎる!!と思ったら、緑川さん達は出演されていなかった・・。
でなければ、私が南原さんのタイトルの全プレに応募するわけないでしょ・・って、かなり暴言だとは思いますが。
お話的に好きなわけでもないタイトルに応募したって事は、そういう勘違いがあったんですな。
だって、南原さんのタイトルですよ?カップルがいくつもあって、しかも宇宙人の王子様が夜伽を命じての恋人なんて・・お話的には、もう・・・ちょっと勘弁して下さい・・ですから(゜゜)\バキッ☆。

まぁ・・番外編と言うだけあって。お話は、もうカップルは出来上がっていて。それぞれのHがてんこ盛りと言う(この短さで!)状態なので。はい・・もう、好きにして下さい・・ですよ。
もう、出会いがどうの・・とは求めません。いや、番外編に出会いからの葛藤を求めても仕方ないし。よしんば、本編であったにしても。きっと、南原さんの作品だったら葛藤だの出会いのときめきなどは期待出来ないだろうしね(゜゜)\バキッ☆。

まぁ、このCDで特筆すべきポイントと言えば。高橋広樹さんと岸尾さんかな?
岸尾さんは、ちょっと女王様っぽい感じが素敵で。
高橋さんは、今までがどちらかと言うと男っぽい大型犬だの無口な役だのが多かったので。こういう可愛い声!愛玩動物っぽい声は初めて?と思ったくらいで。最初に聴いた時には高橋さん・・だよね・・・キャスト間違って書いてないよね?と一瞬思ったくらい。
フリートークで(こんなに内容が無い全員サービスでフリートークがあると言うのも、或る意味凄いですが)「動物に例えると」を語っていらっしゃる時に、普通の声から可愛い声、男前っぽい声までいろいろ変わっているシーンが凄かったですね(^-^)。
子安さんの鬼畜っぽいトーンのセリフや、呪文のようなセリフもなかなか聞き応えはあったのですが。なんだか、子安さんならそれが似合い!でお上手と言う刷り込みが出来ておりますので・・(^^;。

負け犬の食卓

菅野彰 角川書店 G10100 2003年10月30日
森久保祥太郎(柳瀬敦)、関俊彦(中川幹彦)、岩田光央(森田寅次郎)
坂口候一(ニコニコルビーローン松田)、比嘉久美子(テレビタレント)、宮島史年(TVアナウンサー)
父が残したリストランテを経営している敦。しかし、天才的?!に料理の腕がない彼の代になってからは、お客は減る一方。今日も今日とて、唯一無二の客である中川がランチとディナーを食べるだけ。毎日のように通い詰めてくる彼の目的は??
そんな時、相続税の支払いや材料の仕入れで焦げ付きを出した敦は、駅前の金貸しから催促を受けてしまうことに・・・。
とりあえず、BLのカテゴリに入れてはいますが。普通のドラマCDでも良いかなぁ?と思ってしまいます。
何しろ、中川が毎日通い詰めてくる理由、そして500万の借金を肩代わりしてくれるのは、自分の身体!が目的ではないか?と敦が思ってしまう。そんな敦を必要とする、幼馴染みの寅次郎のやきもき以外は、BLっぽい要素は皆無ですから。
で。これをBLに入れているのは。この作品がラジオ「ルビーにくちづけ」から派生したドラマであること。だから、ラジオのパーソナリティでもある森久保さんと関俊彦さんが、くらっしゅ+ゴーストハンターズと同じでメインキャストに来ているのかな?と思っての事です。
(違っていたら、ごめんなさい)

しかし。全体的に負け犬のお話なので、聴くに従って辛いお話でしたね。やりきれないと言いますか、うわぁ・・・しんどいなぁって。
それぞれにトラウマや事情を抱えている。人間だから、生きていく上ではいろんな事もあるでしょうが。
最後のトラックで、中川が作曲した歌の歌詞にも「やれば何とかなる。何でも夢は叶う。信じろ」と言うものがあり。頑張れば勝てる、夢は叶うと言われるけど、その向こうで、負けたヤツはどうなる?頑張ってないことになってしまうのかな?と3人が自嘲するシーン(Disk2の25分くらいです)に、ふとスヌーピー漫画のチャーリー・ブラウンを思い出してしまいました。
何かの試合で、鮮やかな逆転劇を見て興奮しているライナスに「負けたチームの選手は、どう感じただろう?」と、冷静に言うことが出来るチャーリー・ブラウン。彼もどちらかと言うまでもなく、負け組の代表選手です。
負けているからこそ、逆の立場の気持ちが分かってしまうのかもしれません。

ここで、涙を流した分だけ優しくなれる・・とか、世の中の辛苦を嘗めた人は他者に対して優しくなれる・・と言う常套句を書くつもりはありません。負け続けた事で、心が歪んでしまい。自分が悪いのじゃない!運が悪かっただけだ。自分よりもあいつが悪い。原因は別の所にある!とひねてしまった人を多く知っているからです。
つまりは、負けていようと勝っていようと。相手の気持ちを分かる人と言うのは、いると思うのです。

そもそも、この勝ち組とか負け犬って言葉が私は大嫌いなのでね・・。
女は結婚して子供を産まないと負け犬なの?って凄くむかっ腹が立つものですから。
この「負け犬」と言う単語を聞くと、ピキッと私の何かにスイッチが入ってしまって(苦笑)、ムキになります。ドラマCDの感想から遠く離れたところで、論争をぶち挙げてしまいそうですから。この話題はちょっとパスします。

森久保さんのキャラは、一人で悶々としていますし。関俊彦さん演じるキャラは、あまり喋らない。仏頂面で無口っぽいので。お話がゴーっと盛り上がるのは、岩田さん演じる寅次郎が彼らに絡んでのシーンとなっています。
特に、Disk2の2トラック目。15分過ぎからの「俺を頼ってくれ!」となけなしのお金を握りしめてやってくるシーンは、全体的に悲愴?な哀愁が漂うお話の中で、唯一噴き出して笑ってしまいました。
寅次郎は、敦が以前こぼしていた「身体目的?」と言う言葉を覚えていて。中川に敦がいただかれてしまったかもしれない!と考えるだけで、頭グルグル状態。既にいただかれたかもしれない・・と思いつつやってきて「もっとひどい話だった」と聴かされ。声が裏返るほど叫んでいます。
終いには、唯二知っている英語である「I Love You、I need You」と言いだし。敦が居なくなったら困る。このレストランがなくなると嫌だ・・と言った後で「ナポリタンとビールと取られてしまうんだなって」
ちょっとポヤヤンの敦役の森久保さんが「その3つを同列なのかよ?せめて、俺とナポリタンとビールって言ってくれよ」と突っ込みを入れると「おまえとナポリタンとビール、ずっと仲良しだったのに」と言う言い直し。
「仲良しにナポリタンとビールを入れるのもやめてくれ」・・・敦くんって、寅次郎に関してはちゃんと突っ込みとか言えるんですよね。
そのグダグダな元・四番バッターの寅次郎は、岩田さん怪演!です。普通、録音って本読みにリハーサルに、何回か合わせると思うんですよ。そうすると、口が回らなくて上手く言えないセリフでも、練習して上手くなってしまいますよね。滑舌が良くなったり。プロですし。
でも、寅次郎が「グルグルグルグル・・・・・」と叫ぶシーンなどは、本番一発?と思うくらいにグルグルしていました。岩田さんが下手と言うのでは決してありませんので、読み間違いしないで下さいね。
上手く格好良く演じてやろう!!と言うのではなく、まさに人が他に居ないリストランテの空間で、飛び込んできて喚いている状態の演技。そこには、寅次郎本人が居るんです。時々、ドラマCDのドラマとしての空間ではなく、声優さんが見えるシーンがあるのですが、この場合は、まさに寅ちゃん。ムードメーカーとしても欠かせないですね(^-^)。

女性嫌いで悪食の元・作曲家である中川役の関俊彦さんは、お金持て余してちょっと嫌な大人を見事に演じていらっしゃいました。彼が二人に「幼馴染みって良いものだねぇ」などと言うシーンでは、貴方に言われても嬉しくないし。良い物だと思えない、・・・うん。その通りって思ってしまいますもの。
自分が本物だと思える曲に出会ってしまった。それ以外はクズだ。自分はクズになりたくないから、作曲家を辞める(この彼が女性嫌いになった理由と言うのも、かなり壮絶なものがありますね)潔さ。潔癖性とでも言うような感じです。
彼が「寅さん」と呼びかけるシーンは、男はつらいよの寅さんを呼ぶ時のイントネーションと微妙に違う気がします。ちょっと上品ですよね。

新品のパンツを履いて、一世一代の告白?をした敦役の森久保さんは、これじゃあお客さん遠のいても仕方ないよね・・と思ってしまうほどの情けない二代目。他のレストランで修行したら良かったのに。そもそも、本人味音痴??と言う感じで、元気系で演じていなくて正解だったと思います。これで、元気系だったら。ただの脳天気なお馬鹿ですもの(゜゜)\バキッ☆。
セリフと言うよりも、説明やナレーションでずーっと喋りっぱなしの印象がありました。お疲れ様でしたm(_ _)m。

そして。今回は(も・・?)悪役だった坂口さん。金融業の看板に嘘偽りはありません!って笑顔で脅すシーンが凄かった!!
うわ・・こういう金貸しと言うか、取り立てありそう・・。リアルでしたね。脱帽です。笑ってるけど、その目は糸目で細いんだけど、ちーっとも笑っていません!って見えるようで。当然?次巻などには出演がありませんが。今後、要チェック!と思いましたわ。

お話としては、やっと何でも屋がスタートします!と言う成り立ち篇でした。
しかし。食卓って、大事ですよね。寅次郎にしても、中川にしても。敦を中心とした空間で囲む食卓が、所謂団らんの場が必要なんだな・・って思いますもの。
家族ゲームと言う映画で、印象的なシーンに。食卓のテーブルが横一列で。団らんの場にほど遠い図がありましたが。
それとは逆に、このお話では。彼らが囲む食卓は丸いかも・・・顔を見合わせながら食べる事が出来そうだな・・って思います。

幸せのLEVEL PART 1

こうじま奈月 インターコミュニケーションズ INCDー2118 2003年8月29日
井上和彦(葉月凪)×檜山修之(東雲薫)
小杉十郎太(鷹倉戒)、三木眞一郎(羽丘愁那)
折笠愛(鷹倉鳴海)

泰勇気(雅人)、中西裕美子(司)、安田未央(宮原)
阪田佳代(少女)、笹井千恵子(母親)、尾又淑恵(老女)
葉月動物病院の院長である凪は、子供と小動物にすぐにメロメロになってしまう。彼に憧れて、獣医となった東雲薫はそんな凪の様子にいつもハラハラしっぱなし。そんな時、凪に渡して欲しいと見合い写真を押しつけられてしまう。
しかし、凪は「僕は結婚はしません。僕には、側に居て欲しい人がいますから」と答えるのだった。
あらすじに、このドラマCDのメインキャラである鷹倉鳴海くんのエピソードが書けなかったですね・・・(^^;。
いや。何しろ。お話が二部構成っぽい感じになっていまして。薫と凪が晴れて恋人同士になる前半と。薫の同級生で、今は有名なミュージシャンである羽丘愁那との再会、そして鳴海を預かるお話の後半。
あらすじをまとめる時は、大抵導入部だけをまとめるような形になるので。後半部分のエピソードは書けなかったりしますm(_ _)m。

動物病院が舞台で、お話としてはポワポワしている感じでしたので。Hシーンは、淡泊かな?とか思っていたら。2回もありましたね(゜゜)\バキッ☆。どちらも、フェードアウトしていますけど。あ、それなりにあったんだ(゜゜)\バキッ☆と言うのが、第一感想。

井上さんの、子供と小動物にはメロメロになってしまう穏やかな、優しい獣医さん。包み込むような雰囲気が、久しぶりでした。
「うー〜〜〜ん!!もう!可愛い!」と、すぐにムギュっとしてしまう癖があるけど。予防接種に来た子犬たちの一匹一匹に、この子は人なつこくて、この子は・・と夢中になってしまう辺りの口調がね、目を輝かせて見ているだろうなぁ・・って分かるほどです。
この病院、夜中の急患でも診ているみたいですから。かなり忙しいでしょうにね・・。しかし!動物にそんなに夢中になっていたら、お金ちゃんと貰っているのかな?とちょっとだけ心配になってしまいそうです。
大人だから、あまり剥き出しの嫉妬は見せないけど。愁那が登場してのちょっとムッとしたシーン。鳴海くんに「サンドイッチ食べます?」と話しかけていながら、その実嫉妬してます・・・薫には伝わっていなかったみたいですが。その微妙な嫉妬の出し方のさじ加減が、井上さんお見事でした。

檜山さんの薫ちゃんは、9歳年上の凪にため口を叩いてしまい。二言目には「バカ!」を連呼してしまうけど。根っこの部分は優しくて。だから、そのバカは愛情の裏返しのバカなんですよね。そうですね。例えが悪くて申し訳ないのですが。「男はつらいよ」シリーズで、主人公の寅さんに、団子屋の叔父さんが「バカだねぇ。。」とため息混じりに言うでしょ?あのバカも、愛情の裏返しだったりしますよね。ふと、相手をとことんけなすための悪口ではないバカに、思い出してしまいました。
凪にしても、愁那にしても。薫はあまり意識せずに口にした優しさに、癒されたからこそ、彼を好きになっているのだと思います。
檜山さんでは、凪が予防接種に来た子犬たちに夢中になっているのに嫉妬してしまい。お仕事をしましょう!と詰め寄るシーンが好きです。あの、無節操なまでの嫉妬が素晴らしかったですね(^-^)。

鷹倉戒役の小杉さんは、今回は謎?というか、通りすがりの刑事さんで(大笑)。あまり出番もなかったので。次回に期待。
愁那役の三木さんも、出番としては決して多くはないのですが。初恋の君に再会して、盛り上がっているところに水を差され「むっ」となっているシーンが好きです。三木さんも、鳴海くんを預けに来るシーンだけの出演みたいなものなので。Hシーン含めて、次回に期待と言うことで・・はい。
ところで・・。ゴールドカードを預けて「鳴海に関する買い物は、これを自由に使ってくれ」と言っていましたけど。カードで買い物って。サインが必要なんですけど・・。ネットならともかく、サインでアウトって誰か気がついて下さい・・。それを忘れるくらいに、皆が慌てていたのかしら?

そして。今回の後半の第三の主役?は、鳴海くん役の折笠さんでしょう。ご本人は色っぽい大人の女性ですのに。小学4年生を見事に演じています。特に、ジャッキーと遊んでいて。薫に叱られてべそをかいているシーン。
あぁ、本当に子供や・・と感じます。
でも、正直。薫の微妙な心情を察して「お邪魔虫なのかな?」と分かってしまう辺り。こういう子がいたら、やりにくいかも(大笑)。
それに、父親代わりの愁那よりも犬を優先して大泣きしているシーンが続きます。犬のジャッキーを優先させなかったら、お話にはならないのでしょうが。
愁那は愁那で愛しているけど、それよりもジャッキーが好き・・。いや、子供の視点と言うよりも。大人の視点で考えるのですが。もしも!もしもですよ。自分が甥とか姪とか引き取って。自分との関係は悪くないけど、それよりも飼っている犬を優先させられたら。かなり嫌じゃありません??

好きな人と一緒に居る事が出来る。日々、いろいろな事はあるものの。それは幸せな事だと思います。

しかし。役のまま、凪と薫が次回予告のフィルムを見るシーンが入った時には。フリートークはないのかな?と思っていましたが。
きっちりフリートークもあって。お話が続くのは痛いけど、かなりボリュームは満点でしたね(^-^)。

子供の領分 6 真夏の残響

吉原理恵子 角川書店 2005年7月30日
DISK1
1.プロローグ
2.駆け巡る噂〜茅野家
3.ゲームセンター
4.部活のあとに
5.出発の朝
6.親友
7.嵐の予兆〜乱闘
8.病院
9.広海の病室
10.戦慄の美貌
11.傷痕
DISK2
1.二学期
2.歪んだ結束
3.波紋
4.部活
5.三兄弟
6.バスルームにて

プレミアムトーク
御三家プラス最凶ヒールズ
収録が終わったその後に……
関智一(茅野広海)、関俊彦(茅野陽一)、三宅健太(茅野大地)
三木眞一郎(小林芳樹)、鳥海浩輔(青木和巳)

遠近孝一(宇洞)、羽多野渉(日比野聡史)
萩道彦(高橋)、天田真人(池田)、桐井大介(西崎)
石塚さより(榎)、鈴木琢磨(齋藤)

平野俊隆、奥真紀子、高橋剛、三宅淳一
福原耕一、日笠山亜美、早水リサ
根本幸多、森岳志

森久保祥太郎(新田薫)、置鮎龍太郎(椎名克彦)、中井和哉(堤大悟)
高橋役は、こちらのブックレットは萩さんなんですよね(^^;
美貌のカリスマ陽一と、鉄面皮の大魔神大地に囲まれた茅野家次男の広海。そのオレ様の広海にふりかかった中2の事件。
小学校から、サッカーをしていた彼がスッパリとサッカーを辞めてしまった乱闘事件の顛末を描いた「子供の領分」過去編のドラマCD化!
サッカー乱闘編の過去話ではありますが。乱闘そのものよりも、その前後の陽一と広海の会話であるとか。大地と小林の会話などの事件の裏的なお話だったな・・と思います。
高校に入ったばかりの陽一が、広海と買い物に出かけたり。茅野家の夏の恒例行事として、田舎に行くエピソードが入ったり。そちらをメインに楽しませていただきました。
もちろん、追い込まれてしまった加害者側である宇洞や日比野達の目線での会話も入っていますし、病院での陽一のブリザード吹き荒れる目線のお話(その時の陽一のモノローグ)も入ってはいましたが。

どちらかと言うと。中学時代の広海や青木くん、そして茅野家のメンバーや小林を描きたかった一枚なんだろうなと思っています。
オールスターの運動会をドラマCDにしたなら。今後の展開で絡んでくる日比野との確執も描きたいでしょうからね(^-^)。

そうですねぇ・・。今回のお奨めは、広海が入院している時に。陽一が「おまえは悪くない。それは皆が分かっている」と優しく、とても優しく囁いて慰めるシーンかな?
そして。恒例!?のプレミアムトークは、声優さんとキャラクターの境目がなくなってしまっていて。もう、毎回聴く度に「凄いなぁ。これって、本当に広海が居るみたい。小林だよ、喋っているの」と感心してしまうんですよね。
ま。このトークがなかったら。森久保さん・置鮎さん・中井さんの出番はなかったんですけどね(^-^)。
・・・と言うよりも、このトークが一番BLっぽいんですよね。このお話、吉原さんの作品なのですが。しつこい程のHも何もないものですから。Hシーンはない(キスは、たまに。陽一と大地(^^;、陽一と広海でありましたし。階段落ちの顔面キス?!で堤と広海もありましたな(^^;)し、要素もないのにBLに入れて良いものだろうか?って毎回思ったりするんですわ(^^;。しかし。このトークのおかげ?で、堂々とBLに入れてもOK!!と思ってしまうんですよ(^-^)。

うーん・・・・どうしても。事件が事件ですし。避けては通れないお話にはなりますが。
やっぱり、御三家や皆でワイワイやっている高校生活の方が好きですね。

純情ロマンチカ

中村春菊 ムービック MACYー2307 2004年1月31日
純情ロマンチカ 第一話
1.宇佐見秋彦
2.美咲の事情
3.それぞれの気持ち
4.孝浩の誕生日
5.後悔…?
純情ロマンチカ 第二話
6.角圭一
7.宇佐見VS角
8.告白
純情ロマンチカ 第三話
9.相川絵理
10.動揺
11.時間切れ
12.大団円…??
純情エゴイスト
13.上條弘樹
14.草間野分
15.宣言
16.前途多難…??
花田光(宇佐見秋彦)×櫻井孝宏(高橋美咲)
神奈延年(草間野分)×伊藤健太郎(上條弘樹)
千葉一伸(角圭一)、谷山紀章(高橋孝浩)
並木のり子(相川絵理)、橋本久美子(梶原真奈美)
西田紘二(男子生徒)、室園丈裕(編集長)
うすいたかやす(野分の友人)、高田べん(野分の友人)、栗田圭(野分の友人)
高橋美咲、18歳。兄が、親友・宇佐見秋彦に家庭教師を依頼したが。作家として名高い宇佐見(通称ウサギ)が、別のペンネームで書いたBL小説を彼の家で見つけた美咲は驚いた。そのBL小説の主人公(受け)は、なんと兄の名前だったのだ!!
一方、宇佐見に片思いしていた上條弘樹は、その気持ちのすれ違いに涙しているところを、年下の草間野分に見られてしまい・・。
ロマンチカ&リンクしているエゴイストの純情シリーズの第一弾!
普段、BLを読んでいる時って。音読する人は先ずいないと思います。
ドラマCDになっても、今自分の身に何が起こっているのか・・をモノローグで解説?するシーンはあるにしても(もしくは、攻めの方が「どうなっている」と言葉攻めの一環として言うシーンはあっても)BLの文章をいちいち音読する事はありません。声優さんが、それらの文章を読む事ももちろんなかったのですが・・。
いやぁ・・Hシーンの文章を音読されるって、すさまじく恥ずかしいのねぇ・・。ちょ、ちょっと待って!!いや・・お願いだから読まないで・・・と真剣に耳を押さえたくなりましたよ(^^;。(耳押さえたら、ドラマCD聴けないのは知っていても(゜゜)\バキッ☆)
で、押さえたなら。イヤホンしていたから、余計に音量が大きくなってしまってねぇ・・・(大笑)。もっと大変な事になりましたね。ですから、イヤホン及びヘッドフォンで聴いている場合は、「きゃあ!聴きたくはないよぉ」って時には。耳に付けている物を外す方が良いですね。
ま、こんな馬鹿な事をやってのけたのは、私くらいだとは思っていますけど。

さて。お話の方ですが。家庭教師は、美咲の兄に報われない片思いを10年近く続けている。何故告白しない?と訊くと、告白した事で壊れる関係よりも、一番の親友として隣に居る事を選ぶ・・・と言う純情な?お答えが返ってくる。
そんな時、迎えた兄の誕生日。いくら天然で、相手の気持ちに全くと言っていいほど気がついていないとしても。その(片思いをしている)相手に、結婚相手を連れてきて見せて「おまえに一番最初に伝えたかった。紹介したかった・・」と言ってしまう兄。
いくら気がつかないと言っても、あまりに無神経じゃないのか?ウサギさんが可哀相・・・と自分の事のように泣きじゃくる美咲。
その美咲の涙に、「こいつだ・・こいつと一緒に居たい」と、今までの10年間の片思いは何だったのか?!状態で、美咲に惚れてしまうウサギさん・・・。
美咲は、家庭教師をやってもらっているうちに。ウサギの兄への気持ちに気がついた時から、徐々に惹かれていると思うので。まぁ、良いとしても。ウサギさんの気持ちの唐突な?までの変化は、美咲のモノローグでの問いかけではありませんが。
「10年片思いしていて。そんなに急に変わるもの??身代わり?」と思っても仕方ないですよね・・。
私も、そこまで思い詰めていたのに。そんなに簡単に人間の気持ちって変わるんだ?って、思いますもの。
しかも!!しかもですよ。エゴイストの最初で語られているように。目をつむったら、分からないのだから・・と言う理由で。弘樹と抱き合った秋彦(ウサギさん)は、その瞬間に「孝浩!」と美咲の兄の名を呼んでいるんですよね・・。エゴイストを聴いた事で、その事実を知ってしまい(^^;・・余計に「そんなに好きだったんだな」って思うんですよね。
でも、それって愛のないHをしているって事でしょ?・・・うわぁ、何か最低(゜゜)\バキッ☆。

ロマンチカのお話は、兄とウサギの板挟みにある美咲の葛藤と、徐々に惹かれていく気持ちがメインですので。それらはおいておくと・・・しましょう。もちろん、エゴイストの方は年下だけど一直線の野分に翻弄されつつ、こちらも徐々に惹かれる弘樹がメインですからね。

秋彦さん役の花田さんは、ミス・キャストに続いての大型?BLシリーズの攻めですが。ミス・キャストの真木村先生とは違って、こちらはちょっと(かなり?)大人げない大人を見事に演じていらっしゃいます。
どちらも、生活力のあるプロで。しかも、いい男(゜゜)\バキッ☆と言う共通点はありますが。ふんわりした真木村と、かなり嫉妬心剥き出しで寝起き最悪のウサギさん。寝起きの「なんだってぇええ??」は、低音で地を這うような感じで好きです。
実は美咲の古典の担当助教授でもある弘樹(微妙にリンクしているんですよね(^-^))。でも、彼がウサギさんと同級生の知り合いなら、当然孝浩(美咲・兄)も知り合いって事になると思うのですが・・。それは、今後出てくるのかな??
その弘樹の微妙な恋心と、迫ってくる野分に振り回される部分をかなりストレートに伊藤さんが熱演!。
そのお相手の野分は、無表情っぽい青年なのかな?でも、年下でも包容力のありそうな感じが、声だけでも伝わってきます。これは、神奈さんがお見事です!!そう言えば、神奈さんのBLでは・・・山藍作品で聴いたくらいで。あまり詳しくなかったのですが。ちょっと硬質な感じで良いですね(^-^)。
美咲・兄の孝浩には、ちょっとほのぼの系で谷山さん。苦労しているだろうに、優しい(けど鈍感)なお兄ちゃんでした。
本心はどこ?対抗馬?それとも、ちょっかいかけているだけ?と分からない角先輩は、千葉一伸さんがぴったりでしたねぇ(^-^)。特に、ウサギさんを挑発してます?と言う「先生の本、読みました」は、もう唸るしかありません。
人の皮をかぶった鬼の担当、相川役の並木さんは「原稿はまだ書き上がっていないじゃない?」と叫ぶシーンに、もうちょっと・・もうちょっとだけ・・迫力が欲しかったです。優しい美人担当さんと言うのはぴったりでしたが。鬼の形相になるシーンは、もう一歩かな??

そして。モノローグにセリフに、喘ぎに・・もう、本当に頭が下がります・・の美咲は櫻井さん。
特に、セリフは「叫ぶ」もしくは「喚いている」シーンが多かったので。後で喉が痛くならなければ良いのですが・・。
ウサギさんが可哀相だ・・として、エグエグ泣くシーンや、乙女モードになった自分に突っ込みを入れているシーンなど。もう、お奨めを挙げていけばきりがありません。
個人的には、美咲がウサギさんに触られた時だけ。ドキドキしたり変になってしまう・・とためらっているところなどが好きでした。あの微妙に惹かれていると言う心境の変化は、絶品ですよね(^-^)。

サウダージ 前編

華藤えれな インターコミュニケーションズ INCDー2236 2007年5月25日
浜田賢二(レオン・カナレス・セラーノ)×鳥海浩輔(志塚朔弥)
青山穣(朔弥の父)、木下尚紀(店員)

平川大輔(ロベルト・ブランカ・セラーノ)、遊佐浩二(志塚幸成)
神奈川県警の薬物取締官である志塚朔弥は、両親の死を伝えるために、行方不明になっている兄を追って地球の裏側・アルゼンチンのタンゴ・バーにやって来た。その店のオーナーから、兄・幸成はマフィアに追われている事を聞かされる。
しかし、そのオーナーこそが、兄を追っているマフィアのアンダーボスのレオンであった。
レオンは告げる。朔弥が、これから先の人生を(自分に)捧げるのなら兄の生命は保証しよう・・・と。
スレイヴァーズシリーズの華藤さんが原作のお話で、イラストが円陣さん。リリース予定をインターコミュニケーションズさんのホームページで見た時に、先ずはイラストに一目惚れしてしまいました。
で、麻薬・監禁・調教・・と言う語句が並んでいるのを読んだ時。うわお!と思ったんですね。

基本的に、お薬を使っての調教ってのは好きじゃありません。監禁もね・・座敷牢はちょっと・・ですけど。
でも、ドクター×ボクサーも監禁もので始まったし。お金シリーズだって、考えてみたら一種の監禁に近いものがありましたし。払えないような額の借金を背負って・・・身売りしました・・・などの設定って、考えたら広い意味での監禁ですよね(゜゜)\バキッ☆。
ノンケだった人をその道に引っ張り込むのって、一種の調教だとすれば、BLってジャンル的には調教ものって言えなくもないし・・と思った時(ちょっと、飛躍しすぎですか?)、この煽り文句の「麻薬・監禁・調教」の単語で「うわお!」と感じた感覚ってのは、どうよ・・となりました。

それに、華藤さんの本って一冊も読んだことがないし・・・などと言うわけで。まぁ・・ほとんどがイラストへの一目惚れで、購入を検討したのですが。前後編揃うのに、2ヶ月以上待たないといけない状況だったもので。
私には珍しく、先ずは書籍から買って読んでみたんですね。
そして、非常に期待してしまったんですよ。
全編を通して流れるアルゼンチンタンゴ。出会いのシーンでの一曲目のテンポの良い曲、話しながらの二曲目はバラードになり、兄が自分の事を話していた・・と聴かされる時に流れる「狂った男が、恋人に愛を捧げるシュールな歌詞の」曲。初めての情事の時や、復活祭で、二人がタンゴを踊る時の「天使のミロンガ」など、タンゴが非常に意味が持ってくる。
流石にタイトルのある曲は、著作権関係で難しいかな?とは思いましたが。インターコミュニケーションズさんの音楽は、本当にBGMとしても素晴らしいので、さぞかし素晴らしいものになっているはず!と無茶苦茶期待してしまったんですね。
また、外国モノと言うことで。言葉の問題がいろいろあるんですよね。
朔弥の手が好きだ・・と告白した時の言葉が、単なる好きではなく、焦げつくような好き・・・と言う単語になっていた事(英語で言うと、likeとloveくらいの差はあるのかしら?)や、お兄さんの恋人が彼女ではなく彼氏を意味する単語だった事。そして、タイトルとなっている「サウダージ」は、あとがきで「望郷」と言う意味や「手に入らないものを切望する」と言う意味がある事などなど・・その辺りの微妙なところを、どうドラマCDとして表現してくれるかな?!と、もうワクワクドキドキ・・・。
しかも、原作ではあんまり出番なかったよね・・の朔弥のお兄さんと、レオンの義弟であるロベルト。この二人のキャストが、ドドーンと発表になっている。
どっちかと言うと、朔弥とレオンの二人で進展するお話なのに、メインキャストは4人です・・みたいな感じで公表しているって事は、ちょっと出番増えたのかな?って、思っていました。

出番、原作通りでしたね(゜゜)\バキッ☆。増えていませんでした。
ただ、遊佐さんのはかなげな美貌を持つ男性を久しぶりに聴く事が出来て、嬉しかったです(*^^*)。また、後編で活躍する(だろう)ロベルトの、出た瞬間から「こいつ、ただの義弟じゃないな。敵意結構剥き出しじゃない。冷たいタイプの悪役っぽいよね」と予感させてくれる平川さん・・・。
本当に、あまり多くない出番の中に、優しげだけど芯のあるお兄さんとくせ者の義弟を演じたお二人に拍手です。

そして、出ずっぱりだった鳥海さんと浜田さんの色っぽさは、もうこのCDで特筆すべき点ですね。
浜田さんは、遙か十六夜の銀のイメージが強くて(BLでは、パラダイス・・くらいですよね)絡みは初めて聴いた!と言っていいくらいだったのですが。おぉ・・今後にも期待しちゃいますね。
原作では、レオンが感じているのかいないのか・・ちょっとはっきりしないのですが。音声になった時、ちゃんとレオンも感じているんだな・・って分かる息づかいの荒さがありまして。おぉ・・色っぽいじゃない・・と思いましたもの。
鳥海さんは・・いやぁ・・もう、凄かったです。としか、書きようがない。語彙の少なさに泣きたくなります。
Hシーンと言うよりも、キスシーンでの鼻に抜ける「んっふう・・・・」と言う吐息に、もう何回ノックダウンとくらった事でしょう。
しかも、麻薬にだけは負けたくないと必死に耐えるシーンや、這いつくばってでも生き延びると言う鼻っ柱の強さは、素晴らしかったです。

ただ、期待しまくったタンゴは・・、やっぱり著作権の問題であまり特筆出来なかったのが非常に残念です。
また、これはどうだろう?とちょっと思ったのは。朔弥が刑事である事を、レオンが出会った最初から知っている設定だった事。お兄さんが、弟が日本で刑事をしているってペラペラ話している事になっているんですよ。
これは、朔弥の死亡記事をでっち上げた時に、初めて知った!とレオンが驚くシーンがなかったので、かなり残念・・。ならず者だと思っていた・・と言うのが気に入っていたので・・。
だって、レオンが朔弥を逃がしてやろうとした出会いの時には、敵対する関係だと知っていたって事になっちゃうんですもの。
それだと、レオンって最初から朔弥に惚れているって事になりません?。普通、刑事だったらその時点でマフィア的にはアウトでしょうが・・(^^;。麻薬扱っているわけだし。神奈川県警の刑事さんって知っていて、囲ってしまうのはロベルト君に嫌がられるでしょう・・。
しかも、マフィアの話はレオンに聴いてはいますが。セラーノ一家の名前は、お兄さんのアパートの管理人に聞いているんですよね。また、ボカ地区に行くなと言われた朔弥が、川を渡ってボカ地区に入ってしまい。その時の川底に、死の恐怖を感じるシーン・・は、結構印象的だったので、ちょっと急ぎ足(アパートを出てすぐ)に囚われてしまったのが残念でした。
あとは、最初に薬を使われた時。朔弥は器械を使われているんですね。その時に手錠がこすれて、傷になっているのをレオンが手当して、そのために皮の首輪になってしまうわけですが・・。その手当したやりとりもなかったし(器具を使われた事になっていないから、仕方ないかな?)・・・お父さんの口癖の「人間は、破滅する事はあっても敗北する事はない」が、一回しか出て来なかったのが寂しかったかな?これって、後編の最後でもの凄く大事な要素のセリフに直結するんですよねぇ・・・。
また、レオンが最初から朔弥の事を「獣・獣」と連呼するのが、ちょっと・・・鼻につきました。

これらは、私が原作を読んでいたから思った「あぁ、惜しいなぁ」であって。原作を読んでいなかったら、感じる事がない感想になりますねm(_ _)m。普段、あまり原作から入らないので、こうなると原作を先に読んだ方が良いのか・・先入観のないまま聴いた方が良いのか・・・と、かなり迷ってしまいそうです。

*データアップ

*花降楼シリーズは、タイトル五十音ではそれぞれのタイトルの行に入れています。
2の「愛で痴れる・・・」は、「あいでしれる」かと思っていましたら。「めでしれる」と原作にルビがうってありましたので。タイトル五十音はマ行です。

*キヨショーサテライトは、BLCDを制作するお話でもないのですし。純粋にリーマンものとして、ドラマでも良いようには思うのですが(^^;。ま、いっか。

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花降楼シリーズ 1
君も知らない邪恋の果てに(B)
花降楼シリーズ 2
愛で痴れる夜の純情(B)
花降楼シリーズ 3
夜の帳、儚き柔肌(B)

*過去の更新情報


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