*ホームページの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。
買ったらすぐに聞く作品もありますが、とりあえず棚に並べる・・・と言う作品もかなりあります(゜゜)\バキッ☆。
(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので。
新規に感想やデータをアップしたものをここで、過去一ヶ月分についてまとめて紹介します。
ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_
_)m。
一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_
_)m。
また、ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。
*最遊記のページを整理しました。
*ペルソナをシリーズ扱いします。幸せのLEVELとBLACK BLOOD BROTHERSもシリーズ扱いです。
*井上和彦さん、200タイトル突破です。岸尾大輔さん、50タイトル突破です。
*ここはグリーン・ウッドと、桜蘭高校ホスト部の感想を書き終えました\(^o^)/。
しかし、今月気が付いたら2枚組のCDがなんと6タイトル。流石にきつかった(って、短いのもありますが)。
最遊記RELOAD カルタ | あまつき 春に雷 花に風 | ヴァンパイア騎士 |
Are You Alice? 1巻 Drink Me | 金色のコルダ 微風のスケルツォ | The Beans VOL.7全員サービスドラマCD |
ときめきメモリアルGirl’s Side Another Season Spring |
劇場版 遙かなる時空の中で 舞一夜 序 |
君と僕。 あきらとこーちゃん編&陽だまり幼稚園編 |
少年陰陽師 風雅に響く詩を聴け 春 |
アンジェリーク 惑わせないで聖少女 |
桜蘭高校ホスト部 アニメドラマCD |
Saint Beast ラジオCD1 ケダモノたちのHEAVEN’S PARTY(R) |
ここはグリーン・ウッド ヴォーカルコレクション(S) |
HEARTS/TORU(古谷徹)(S) |
エンジェル・ゲーム 前編(B) | 水に眠る恋(B) | 子供の領分 4 噂の真髄(B) |
子供の領分 5 悪運の条件(B) | そして春風にささやいて(B) | 「恋からシリーズ」 ミニドラマCD(B) |
LEVEL C 2in1(B) | お嫁においでよ!(B) | invisible signーイスー(B) |
最遊記RELOAD カルタ |
峰倉かずや | 一迅社 | 2007年3月到着 |
カルタのための読み札ドラマCD | |||
関俊彦(三蔵)、保志総一朗(悟空) 平田広明(悟浄)、石田彰(八戒) 遠近孝一(ヘイゼル)、小山力也(ガト)、堀内賢雄(雀呂) |
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一迅社ネットショップでの、オリジナル商品。峰倉さんの描いたカルタのための読み札CD。「あ」から「ん」で始まる言葉を、最遊記のキャラクターが羅列する企画。 | |||
一番最初に感じたのは、食べ物ってこんなにあったんだなぁ(大笑)と言うことでした。いや、五十音のうち食べ物が出てこないのっていくつある?食べ物の出て来ない音にも、もちろん食べ物はありますが。食べ物よりも、最遊記のキャラクターにふさわしい単語の羅列(やりとりと言うよりも応酬)になっていて。しかも、オチまで付いているのがあるんですよね。 久しぶりに辞書を片手に遊びたくなってしまった企画でした。 おそらくは、その音で始まる単語をいくつもピックアップして。最遊記のキャラにふさわしい単語だけを残して、そこから誰にどれを言わせようか?みたいな事になったとは思うのです(って、大人ってそういう裏の事情などを考えてしまうからなぁ・・(゜゜)\バキッ☆)。が、本当にただのカルタにしておくには勿体ないほどの企画でしたね(^-^)。 CDをセットすると、全体の時間が表示されますよね?その時間よりも、長く感じるCDってそう多くはないのですが。このCDは、久しぶりに表示時間よりも長く感じた一枚になりました(^-^)。 さて。最遊記のキャラらしい単語や言葉の応酬になっている・・と書きましたが。万年空腹児の悟空は食べ物。そして、八戒の腹黒のコメントや一撃必殺(大笑)の単語とヘイゼルとのやりあい。カルタCDでも、ピストルを放つ三蔵に下ネタなら任せて!の悟浄。登場しては、無意味な高笑いだけが印象的と言うか、相手にされていない雀呂。登場はしているけど、シナリオ台本ではなんと!二言しかセリフのなかったガト・・・・(^^;。 シナリオ片手に、そしてシナリオなしで何回も聴きましたが。その度に笑わせていただきました。 最遊記なのに、何故か「か」で春日部市が出てきていますし(どうして、埼玉??何故に?)。 東京都と答えた悟空に「そりゃ収録スタジオの場所」と応じる悟浄。 「ね」で思いつかなくなって「猫ひろし・・ニャーーー」となった悟空の保志さん。まさに身体はってますな。 「ほ」では、三蔵様が「保志総一朗」と名前をしっかりと出していたりしますが。八戒が他のキャラにヒントを出す時って、結構「あぁ、あれね」と分かるのですが。悟空を見て、「ほ」のヒントって・・何だったのかしら?聴いていて、そこだけ思いつかなくて。ちょっとまだ気になっていたりします(^^;。保護者とか、そういう単語だったのかしら? ヌーブラやニップレスなど、いろいろと面白い単語も揃っていますので、本当に飽きずに楽しめました。 σ(^ ^)は、まだシャッフルでカルタとりのためにCDを再生した事はないのですが。脳のトレーニングにカルタって良いらしいので、今度やってみようかな・・でも、聞き惚れてしまってカルタ取りにならないかな?などと思っています。シャッフルで、カルタ取りに挑戦してみた方。いらっしゃいましたら、どうだったか教えて下さいね(^-^)。 |
あまつき 春に雷 花に風 |
高山しのぶ | 一迅社 | ZEROー0022 | 2006年8月到着 |
福山潤(六合鴇時)、遊佐浩二(篠ノ女紺)、朴ろ美(朽葉) 中田譲治(沙門)、野島健児(平八) 諏訪部順一(梵天)、森久保祥太郎(露草)、小杉十郎太(空五倍子) 石田彰(長春)、進藤尚美(白練) 安元洋貴(町方同心)、伊丸岡篤(蕎麦屋)、河原木志穂(町人) |
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雷の音がして、穴の空いた黒こげの死体が見つかった。妖怪・雷獣の仕業かもしれない?と、沙門から依頼を受けた鴇時達は調査を開始する。 一方、鉄砲職人である弟・長春の行方を捜して欲しいと言う依頼も舞い込んだ。しかし、この二つの依頼は思わぬところでリンクしていた。 |
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このホームページをご覧の方には、もうバレバレだとは思いますが。石田さんがご出演と言う事だけで、注文したドラマCDです。なので、お話をまるで知らなかったら、世界に入り込むのに時間がかかりましたねぇ。 先ずは、鴇時さんの事情。そして、梵天さん達って一体何?などの人物設定や世界観が分からなくて。 途中で、平安時代に似た京の都を舞台にしている「遙か」と同じなんだ!とハタと気が付きました。江戸時代に似ているけど、江戸じゃない・・あぁ、そうか・・と。 現代から江戸時代に似た江戸に迷い込んだ鴇時と紺。二人を軸に、胃袋妖怪(大笑)のような朽葉と、坊さんの沙門。岡っ引き?の平八に、敵か味方か?の梵天に露草、天狗かな?の空五倍子。 そして、時空を越えたことが原因かどうかは分かりませんが。鴇時くんは、強く念じてしまうと、物体を変化させる事が可能なのだな?と・・。原作をご存じの方、こういう理解でよろしいでしょうか? さて。オリジナルのお話と言うことでしたが、キャストの皆さんも「おぉ」と仰っていたタイトルですね。先ずは。「雨が降っているのに月が出ている状態。つまり、ありえない世界。雨月で、あまつき」の説明があった部分で、私も思わず「おぉお」となっていました。 内容としては、科学はそれを使う人の善悪によって左右される・・・。今まで、いろんな形でドラマなどになったお題ではありますが。その度に考えさせられます。 ちょうど、このドラマCDを聞いていた2007年4月。アメリカでは、学生が銃を乱射して32人もの命を奪いました。また、日本でも市長候補の方を銃で殺害してしまった。また、諍いから銃で殺人を犯した人が立てこもっての事件・・と、立て続けに銃によるニュースが飛び込んできました。日本で、銃による事件がこうも頻発して起こると。欧米化か?って思ってしまいますが。では、銃がいけないのか?銃を使って事件を起こした人が悪いのか?日本の場合は、所持自体に制限がかかる国ですから。どちらかと言うと、扱う人のモラルももちろんですが、銃や刀は危ない物。取り締まっておかなくてはいけない物の思いが強いのかもしれません。 このお話の中でも、銃を開発した長春に鴇時達が詰め寄るシーンがあります。 「では、訊きますが。包丁を使った殺人が起こったら、包丁を作った職人が悪いんですか?」 「でも、包丁は銃みたく、攻撃を前提とした物じゃないだろう」 「それは、使い手の解釈次第でしょう。随分と都合の良い言い方をしますねぇ」 おそらく、長春の理論はアメリカなどの銃の所持を認める運動をされている方達の意見に似たものがあると思います。自分の身は自分で守る。その為に銃は必要なのだ!とする。 そして、長春の意見よりも(彼の場合は、「大事なのは銃の性能であり、命中率など」と言ってのける職人ですから、これはこれでまた別の考え方になっちゃうんでしょうけど)聞きながら賛同してしまうのは、おそらくは皆さんも鴇時達の意見の方だと思うのですが・・・。これは、銃を取り締まる国の民であるから・・かもしれませんね。 ダイナマイト、爆弾・・・科学の進歩で、様々な発明が生まれてきました。それらを使っての事件や戦争。使う人間のモラルや善悪によって、左右される品。どうか、悲しみの連鎖を産むために使われないで・・・と願うしかありません。 キャストは、単発のドラマCDにしておくには勿体ないお話でしたねぇ。 難しくて、悩んでしまった!とおっしゃる福山さん。鋭いのか、鈍いのか?良くは分かりませんが、冒頭の猫の世話の伏線が、見事に生きた決着のシーン。「なんだかなぁ・・」と思いつつ、罪を憎んで人を憎まず・・・の心を持つ青年なのではないか?と感じておりました。 「単純に、俺が朽葉の側から離れたくないだけだよ。駄目かな?」の台詞には、大受けしてしまいました。 こんな二枚目が、自分にどうして回ってきたのかが分からなかった。だけど、「陰険目つきの酔狂男」で納得してしまった!と言う遊佐さん。どうして、それで納得しちゃうかなぁ・・。遊佐さんの明るいボイスを楽しみにしているファンだって多いのに!! 朽葉役の朴さんは、あの蕎麦屋のシーンが凄かったですねぇ。最初に聞いた時には、なんか同じ人が注文のガヤをしているなぁ・・と思いながら聞いていたら。あれ・・あれって、彼女が黙々と食べていたんですね。2回目では、そのガヤにも聞こえる注文を耳ダンボにして聞いていたら。ちゃんと合間に食べている演技もしていらして!!凄かったです。 白練役の進藤さん・・・。あの泣きの演技はお見事でした。聞いている方が思わず笑ってしまうほどの号泣状態。なかなか出来るものじゃあありませんがな。 平八役の野島さんは、いかにも江戸っ子でい!と言う感じでしたし。梵天役の諏訪部さんは、いい男っぽいって事以外は今回もあまり良く分からなかった(大笑)。露草の森久保さんは、マイペースっぽい感じで。B型か?とおっしゃっていましたが。坊様にしておくには勿体ないオヤジ(大笑)の中田さん。と天狗じゃなくて、鳥だったんですか?の酉年の小杉さん。「鳥だけにチキンとやらせて頂きました」のコメントに、妙に受けてしまいました。こういうオヤジギャグって好きですよ(^-^)。 |
ヴァンパイア騎士 |
樋野まつり | 白泉社 月刊LaLa応募者全員サービス | 2006年4月到着 |
1.メインドラマ「黒主学園夜間部」 2.おまけドラマ「夜間部個人面談」 |
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堀江由衣(黒主優姫)、宮野真守(錐生零)、岸尾大輔(玖蘭枢) 福山潤(藍堂英)、諏訪部順一(架院暁) 千葉進歩(一条拓麻)、保志総一朗(支葵千里)、子安武人(理事長) 植田佳奈(若葉沙頼)、河本邦弘(10年前の吸血鬼) 園田恵子(10年前の吸血鬼)、松本大(教師) 須賀みき(女子生徒)、西原ゆーこ(女子生徒)、佐土原智子(女子生徒) |
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優姫の記憶は、推定年齢6歳の頃に吸血鬼に襲われたところから始まる。その時に助けてくれた少年が、養父である理事長が経営する黒主学園のナイトクラスに所属する玖蘭であった。 彼女は、ヴァンパイアと人は共存出来ると言う平和主義者の養父が設立した学園で、ヴァンパイアのクラスであるナイトクラスと普通の生徒が所属するデイクラスの境界線を守るガーディアンであった。 優姫と一緒にガーディアンをしているのが、ヴァンパイアを敵としている錐生零。しかし、零には幼い頃から一緒に育った優姫も知らない秘密があったのだ。 |
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おまけの全員CDとしておくには、本当に勿体ないほどの豪華キャストです。で、この続きは出ていないので、おそらくキャストのほとんどの方は、ご自分が演じたキャラがどういう人物か?とかまるで分かっていないだろうなぁ・・と思うのですよ。そりゃね、買うのはその作品のファンだとしても。演じている人たちは、きっとファンでもなんでもなくて、ただのお仕事でやっていらっしゃるだけかな?と思うんですよね。 一回こっきりのドラマCDの原作のファンでした!って言われるのも(少女漫画だし)、どうかとは思いますけど。ただ、それでも全力投球の皆さんに本当に感謝です。 素晴らしい作品をありがとうございますm(_ _)m。 付録CDでも演じていらした3人のキャストの方は、今回も素敵でしたね(^-^)。 堀江さんは、本当にキュートで前向き。真っ直ぐで、銃を構えた時のきりっとした感じと零にチョコレートを渡した時の可愛らしさが、本当に同性から見ても好感持てます。 零役の宮野さんは、吸血鬼を憎んでいる彼の葛藤と苦しむ様子が、サド心を満喫させてくれました(゜゜)\バキッ☆。同じLaLa作品では、はっちゃけたホスト部の環との差が、まさに役者さん! 今まで、どちらかと言うとクールと言うよりもプリチィ(大笑)の役で馴染みが深かった岸尾さんは、柚木先輩よりもダークな声音で。おぉおお・・と思っておりました。 そして、今回からのご出演だったナイトクラスのメンバー(いかん、ナイトクラブって書きそうになる(大笑))では、玖蘭先輩命!の福山さんが光っていましたねぇ(^-^)。マゾで、そのくせ熱血漢。個人面談のシーンが一番受けました。あの理事長に意見しているシーンと、ため息まじりに退席するシーンがお気に入りです。 基本的には大人!で、福山さん演じる藍堂の保護者?的な存在と言うイメージが強い架院の、世話焼きっぷりが素敵な諏訪部さん。 ぶっきらぼうで、どうでも良い。笑ったことがないと宣う(大笑)支葵役の保志さんは、ローテンションでお疲れ様でした。 架院以上に参謀っぽい世話女房タイプが、千葉さん。マイペースにお茶を入れて、一人くつろぐ辺りの淡々とした感じがまさに千葉さん!!自分探しの旅は成功したのでしょうか?? でも。このCDで一番の聴き所は?と訊かれたら、皆さんが口を揃えておっしゃっている「理事長」!に尽きますね。 まさに子安さんのアドリブ入れまくり?か、もうハイテンションの「奥が浅いのだか、深いのだか分からない」読めない人物像!!これはもう、断言します。本編もそりゃ確かに面白かったですが。個人的には、おまけドラマが楽しかったです。 LaLaさんでは、シナリオがおまけに付いてくるのですが。その字面を読んでいる時には見えてこない呼吸やタイミングの外し方。そして、セリフの強弱や伸ばし方、イントネーション。感情の入れ具合。ある程度は、読みながら想像をするのですが。その統てを覆してくれました。 前半のダークで重いメインドラマをどこかにやってしまうパワーが、本当に凄かったです(^-^)。 |
Are you Alice?1巻
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二宮愛 | 同人IM | IMCDー0001 | 2005年8月15日 |
1.Alice,drink me ー命令を下さい 2.mad hatter ー僕の精神安定剤 3.widowed tame cat ー夢も希望もありません 4.sleep with caged bird ー睡眠不足の言い訳 5.heart of the queen of hearts ーお前が撃ち抜く場所だ 6.reason why I die ーアリスは所詮大人の玩具 7.time that began to move ーそして君はまた夢を見る 8.staff roll |
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櫻井孝宏(アリス)、平田広明(イかれ帽子屋) 井上和彦(チェシャ猫)、森久保祥太郎(白ウサギ) 藤原啓治(眠りネズミ)、大川透(ハートの女王) |
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僕は、この世界に墜ちてきた。僕は一体何者で、何をこの世界でしようとしていたのか?とりあえず、銀行に行こう・・と思っていた僕に「アリス」」と呼びかけるものがいた。 では、僕はアリス?この世界にやってきたアリスは、この世界を造った白ウサギとその仲間を殺す事が出来る存在だとハートの女王に言われる。 白ウサギを殺した後は、この世界で生きていける自由を手に入れるため。僕=アリスはイかれ帽子屋と共に白ウサギの居場所をつきとめる事となる・・・。 |
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キャラクターの名前を見たら、すぐに分かるのですが。不思議の国のアリスをモチーフ?としたお話ですよね。ただ、不思議の国のアリスもそうですが。独特の世界観がありました。 だからなのか??アリスをベースにしたと思われるこのお話は、もっと難解になっておりまして。一回聞いたくらいじゃあ分からない(大笑)。何回聞いても、完璧に理解しようと思うのは間違いですね。特に、最初の方の女王と帽子屋の台詞の応酬。時間がお互いにずれてしまっているので、まるでかみ合っていません。 そうですねぇ・・・絵画に例えて言うなら、ダリの絵を見ている感じ・・ですね。ちょっとずれているシュールレアリズムの世界と言えば、この世界観は何となく分かっていただけるかな? だって、アリスと言いながら主人公は白いフリルのついたエプロンなんて似合いそうにもない、可愛くもなさそうな口汚い仏頂面の高校生以上って感じの青年だし。ハートの女王と言いつつ男?だし・・。男性だよね?女性じゃないよね?この世界のハートの女王って・・(^^;。私は、ずっと男性だと思って聞いていましたが・・・OK?? 白ウサギが時間がない!とあわてふためくのや、変幻自在に現れては周囲をかき回すチェシャ猫、そして時計が狂っている帽子屋は、原作の形を少しはとどめてはいますが。これは、名前と似たような台詞を言っていたっけ・・くらいを楽しむのが正解ですね。 分かろうと思って聞こうとすると、その鼻先で交わされる感じとでも言いましょうか?分かろうと思わずに、とりあえずこの世界を楽しんでしまえば良いか・・と開き直ると、それなりに楽しいお話でした。ただ、かなり人を選ぶかなぁ・・・(^^;。声を楽しむには、面白いドラマでしたが。内容は本当に分からない。不条理の世界でしたもの。 さて。声を楽しむには面白いと書きましたが。アリス役の櫻井さんの生意気そうな若者らしさ。味方なのか敵なのか分からないものの、毒も吐くし煙に巻くのが上手そうなチェシャ猫の井上さん。何がどうなっているのか??の白ウサギの森久保さんの分からない狂気。そして、帽子屋のダンディズムを見事に表現されていた平田さんと、帽子屋と男の友情を貫いた?と思える眠りネズミの藤原さん。 そして、女王の大川さん。台詞で何を語っているか・・ではなく、大川さんの声が楽しみでした。なんだろう?色気? 実は、この時点(2007年4月現在)では、大川さんのBLでの絡みがある作品は聞いていませんが。このCDを聞きながら、唐突に「あ!大川さんのBLの絡みを聞いてみたい!」と思ってしまったのでした。探すのが楽しみだ(大笑)。 藤原さんと平田さんの共演は、Disk2のお楽しみ!でしたねぇ。男同士の友情とでも言うのでしょうか?あ、なんか良いなぁ・・と思ってしまいまして。渋いなぁ・・ このお話の中で、一番「おぉおお」と思ったシーンは。Disk1のトラック4。 「不思議の国厳選100景、その47・涙の池。君たちの愛の熱々パワーで、ドロッドロに溶解していく泥船に乗って、君たちの未来を映し出したような霧まみれの絶景を一望しよう。そんな幸せカップルのための絶好デートスポットです。・・・だそうですよ、マイダーリン」 「ぶっ殺されたくなかったら、死ぬまで黙ってろ。マイハニー」 マイダーリン・マイハニーと言いながら、この口調の冷めているのは凄い。投げやりと言うか、まさに言葉のキャッチボール。櫻井さんの陰鬱な口調に、勝るとも劣らない不機嫌な帽子屋。ここの台詞に、今回私は完璧にノックアウトされました。 えぇ、お話はともあれ(゜゜)\バキッ☆、櫻井さんと平田さんのこの会話を聞いただけでも、このお話はOKと個人的には思ってしまいました。 (正直な話。このシリーズの2に石田さんがご出演だったでしょ?で、いきなり2だけと言うのも何だったので、とりあえず1も買ってみたわけですが。予想以上に楽しめたってところなんですもの) |
金色のコルダ 微風のスケルツォ |
コーエー | KECHー1254 | 2003年12月25日 |
Drama 1.昼休みも取材 2.L vs R 3.楽器は大切なパートナー 4.心に伝わる音楽 Extra Track 5.報道部インタビュー〜あなたの楽器の魅力〜 Vocal 6.PRELUDE(歌:谷山紀章) 7.Hi・damari(歌:福山潤) |
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谷山紀章(月森蓮)、伊藤健太郎(土浦梁太郎) 森田成一(火原和樹)、岸尾大輔(柚木梓馬)、福山潤(志水桂一) 佐藤朱(冬海笙子)、増田ゆき(天羽菜美) 石川英郎(金澤紘人)、小西克幸(王崎信武)、水橋かおり(リリ) 塩山由佳(女子生徒)、西野陽子(女子生徒) 中尾良平(男子生徒)、笹田貴之(男子生徒) 池田千草(フェッロ)、広津佑希子(フェッロ) |
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ヴァイオリン演奏に必要なのは、たゆまぬ努力と鍛錬あるのみ!と思っている月森。しかし、コンクールで日野香穂子の演奏を聴いてから、その信条が少し揺らぎ始めていた。 おまえは、ヴァイオリンが嫌いなのか?リリが問いかけるほど、練習をする月森の顔は厳しかった。そんな時、彼のヴァイオリンが消えてしまう事件が起こる。 |
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今更なんですが。あぁ、コルダの関係者って太陽系惑星なんだ・・・って思っておりました。本当に唐突にそう思っただけで。内容とは全く関係はないのですが。 コルダ2の新キャラはともかく(゜゜)\バキッ☆、このメンバーだと・・でも、2006年夏に惑星から除外されてしまった冥王星の王崎先輩はどうなるかなぁ・・などとまた余計なことまで考えてしまいました。と言うのも、王崎先輩はそれでなくても、大学生で学園の方ではないですし。このドラマCDでもふらっとやって来て、すぐに立ち去っていましたしねぇ・・。 ところで。この時の小西さんって、すぐに小西さんだと分からなかった・・・。あう・・。いや、王崎を演じていたのは知っていたのですが。一瞬、誰?と思ってしまった・・。まだまだ修行が足りませんね。 さて。ネオロマンスゲームを原作としたドラマは、第三弾ですね。洋風のアンジェリーク、和風の遙かに続いては、現代学園ものと来たわけですな。 ネオロマンスゲームを原作としたドラマCDの特徴として?、キャストによる歌も入ると言うのはパターンになっておりますが。 いやぁ・・この微風のスケルツォに収録されている歌は、声優さんの歌としておくには勿体ない!と思ってしまいました。谷山さんの歌がお上手なのは知っていましたが(月森を演じている時より、歌の方が良かった!と書くと暴言になりますか?このトーンの谷山さんは、あまり好きじゃないんですよね。月森くんがツンデレって言うんですか?そういうキャラだと言うのもあってか、あまり好きになれなくて・・だから余計に歌は良いのになぁ!!と思ったんですよ)。福山さんは、いかにも志水らしい音程の上下があまりないホワっとした歌なのに、見事に歌っていらして。 きっとネオロマンスのコーエーさんの事だから、バラバラに収録されている歌だけを集めたソングアルバムもきっとあるはず!!それを今度買おう!っと。 お話としての感想は、一言で言うと・・・。ブラック柚木が出ていなかった!チッ!つまらん(゜゜)\バキッ☆となります。 虫ずが走るほど女生徒に甘甘な王子様で、まだいい人を演じているってのがねぇ。柚木のキャラの面白さは、あのブラックとホワイトが入り乱れるところじゃないか?って思うものですから。はい。 後は・・私のように、ゲーム概略は知っていても、ゲームをプレイしていない人が購入するには、ちょっとのめり込みにくかったかなぁ・・。私は、LaLa連載中の漫画を読んでいるので、キャラの設定や楽器などは分かるので、それほどではありませんが。声が付くと、こうなるんだな・・と改めて思ったのと(コルダのドラマを聴いたのは、LaLa関連で初めてじゃなかったのもありますが)、伊藤さんが演じた土浦が月森相手だからか、なんか喧嘩っ早いだけのキャラに見えてしまったのが残念でした。だって、土浦くんってもっと優しいもの。 福山さんの志水は、この志水と言うキャラを聴く時にはいつも思うのですが。あのほんわかしたしゃべり方は、トークなどで聴いていると結構早口の方なので、疲れたりしないかな?「だぁああ!イライラする」なんて思ってはいらっしゃらないかしら?と思ってしまいます。 家宝は寝て待てと言う言葉を実践し、静かな所ならヴァイオリンが呼んでくれるかも・・・と言う所は、金澤先生ではありませんが「志水ワールド炸裂!」でした(^-^)。 しかし・・確かLaLaのCDでもこの志水君って、おにぎりが・・どうのこうの・・・・と言う台詞が大変楽しかったのですが。今回も、報道部のインタビュー依頼を受けて「おにぎりが・・・」と「チェロの魅力を一言では難しい。何言もかかる」とぼーっと言う辺りに笑わせていただきました。 火原役の森田さんでは、「ダウジング」でヴァイオリンを探そうと言うシーンで。単語が出てこなくて「リスニング」「ハウジング」・・・イングが付くんだよなぁ・・が受けました。 しかしねぇ・・。志水君のぼわーっとしたしゃべり方は許容出来ても、何故か冬海さんの「あの・・・」と内向的にどもってしまうのは。何故か聴いていてイライラしました。同じ女性キャラだったからかしらね?カマトトじゃないか?とか、思うからかなぁ・・。どうしてでしょうね? そして。報道部のインタビューを勝手に改ざん?して。楽器の魅力に加えて、恋との関連性を述べよ・・となったアンケート。 天羽さんは「使えない」と言っていましたが。あの答えを聞いている限りは、報道しても良いんじゃないかなぁ?凄く良いことを皆、言っていたと思うのですが。どうして駄目だったんだろう?? |
The Beans VOL.7 全員サービスドラマCD |
角川書店 | 2006年12月到着 |
1.少年陰陽師 晴明の孫とその相棒、ごくたまにある風景(原作:結城光流) 2.キャストトーク 3.彩雲国物語 秀麗と双花菖蒲、ここだけの秘密の話(原作:雪乃紗衣) 4.キャストトーク |
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1.少年陰陽師 甲斐田ゆき(安倍昌浩・付喪の笙)、小西克幸(紅蓮・車之輔)、野田順子(物の怪(もっくん)・魑鳥) 2.彩雲国物語 桑島法子(紅秀麗)、森川智之(藍楸瑛)、檜山修之(李絳攸) |
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少年陰陽師 新しく雑鬼?の仲間入りを果たした付喪の笙は、雑鬼の通過儀礼である「ある事」をなすために、通りかかった車之輔に孫(昌浩)の所に案内してもらうのだった・・。通過儀礼の「ある事」とは? 彩雲国物語 食材を持って、夕飯に呼ばれた楸瑛と絳攸。しかし、まだ邵可も静蘭も帰宅していなかった。楸瑛は、良い機会だから・・と秀麗に「劉輝と静蘭の二人を、ここだけの話、どう思っている?」と訊くのだった。 |
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少年陰陽師の方は、昌浩役の甲斐田さん・紅蓮役の小西さん、そしてもっくん役の野田さんの3人が持ち役以外にも物の怪?や雑鬼などを演じた一人二役を楽しむドラマだと思います(内容は、どうでも良いのかよ(大笑))。「やつがれが・・」とぼやく車之輔や、あべのせいめいの名前がせいめいなら、晴明の孫なら「孫」が名前だと思っていた(「の」で区切られた後が名前と思っていたんでしょうね)雑鬼達のやりとりが楽しかったですが、メインはそれらよりもやっぱり一人二役。 また、昌浩の頭の上でぴょんぴょん跳びはねている姿がちょっと可愛らしくて。最後につぶされてしまった昌浩には気の毒ですが、いわゆる一つのスキンシップなんだろうな。あれはあれなりに、昌浩への愛情表現なんだな・・と、ちょっとほほえましく思って聴いておりました。 小西さんは、車之輔を演じるのは3回目?と言うことでしたが。格好いい紅蓮との落差が、本当にお見事で。確か、サントラか何かで車之輔を演じていらっしゃるのがあったはずですから。そちらを聴いてみたいと思ってしまいました。 あと、個人的な事ですが。昌浩役の甲斐田さんは、どちらかと言うと男の子や男に見えるキャラが多かったように思います。しかし、何かあまり好きになれなくて(゜゜)\バキッ☆。いや・・本当に個人的に何かあまり好きではなかったのです。トーンなのか、何なのか・・。これは、同じ声優さんでも好きなトーンや嫌いな役柄はあるわけですから、仕方はないと思うのですが(^^;。この付喪の笙の役の妹っぽいわざとらしい(大笑)可愛らしさは、嫌いじゃなかった(大笑)。何なんだろう??好みの問題なんですけど、本当にあくまでも(^^;・・。こっちの方が良いなぁ・・と思ってしまったのでした(^^;。 さて。もう一方の彩雲国物語ですが。 こちらは、TVアニメがあったからか?かなり役にこなれているな?と感じられる3人の演技でした。静蘭と主上とどちらが好きか・・と問いかける楸瑛。「おまえはぁああ」と怒鳴る絳攸。 そして、「劉輝の后にならないではなく、なれない」と答えた秀麗。紅家のあの客間だとは思いますが。お茶を飲みながら会話する3人の絵が見えてきますね(^-^)。 特に、「あぁ、そうだね」と優しく肯定して聴いてあげる森川さんの口調が、二人よりもお兄さんで。自分の気持ちには疎いけれど、他人の事は良く見えている楸瑛らしくて!おぉおおお・・と思っておりました。 彩雲国物語は、トークの司会を桑島さんが務めていらっしゃいましたが。BLで慣れていらっしゃる森川さんと檜山さんが、本当に上手にフォローされているんですね(^-^)。 お題は、他人に指摘された意外な一面と言うテーマでしたが。意外に文字が汚いと言われる桑島さんと、初対面の人からは怖いと思われる森川さん。そして、乙女座のA型だと答えると「え?」と言うリアクションを返されてしまう檜山さん・・と言うお話を聞くことが出来ました。確かにね。乙女座・A型ではなく「獅子座」っぽいですものね(大笑)。それを森川さんが突っ込んだり。怖いと思われてしまう森川さんに「その頭だよ」と言っている檜山さん。うん、この二人ナイスです(^-^)。 ただ・・BLの現場でのトークに比べると、桑島さんがいらしたからか。ちょっとパワー不足かな?と思ってしまいました。 |
ときめきメモリアルGirl’s Side
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キングレコード | 2003年8月6日 | KMCA 187 |
1:Prologue 2:さくら〜守村桜弥 3:Promenade ♯01 4:二人で練習を〜葉月珪 5:Promenade ♯02 6:Buddy〜鈴鹿和馬 7:鈴鹿和馬イメージソング 果てしない道(歌:檜山修之) |
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緑川光(葉月珪)、石田彰(守村桜弥)、檜山修之(鈴鹿和馬) 南央美(紺野珠美)、ゆかな(有沢志穂)、折笠愛(尽) 増谷康紀(教員)、水城レナ(女生徒) 前田沙耶香(女生徒)、山田真一(カメラマン助手) |
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ときめきメモリアル Girl’s Sideの恋愛対象である同級生のうち、葉月珪と守村桜弥、鈴鹿和馬に焦点を当てたドラマCD。 桜を巡る守村のエピソード。ビリヤードを教えようとする葉月、そしてボーリング場での鈴鹿の話と、鈴鹿役檜山さんの歌を収録しています。 |
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うーん・・ファーストラブにちょっと似ているかな?と思いながら聴きました。と言うのも、ヒロイン(=自分、つまりは聴いている人)はセリフがありません。尽くんも守村くんも葉月くんも、そして鈴鹿くんも皆が「なぁ?」と問いかけたりして、お話は進行します。ファーストラブと違う点は、私(ヒロイン)の登場はないだけで。他のキャラクターは出てきて、ちゃんと彼らと会話している点ですね。その分、声優さんの一人芝居と言う感じとは、また違った感じになっています。 彼らが、私に話しかけてくれているのね!!と言うのは、良いんですよ。しかも、彼ら3人は聴いているヒロインに惚れている状態なわけで(ゲームなら、ときめき状態ってやつですな)すから。聴いていて、気分は良いです。 俺、お前に感謝しているんだ・・とか、お前びっくりしていたよな?だの、貴女の事が思い出されたのです。などと言われて、嬉しくないはずがない。 ただ、ドラマCDを聴きながら手放しで喜べるか・・と言われたら、手放しでは喜べない私が居ました。・・・と言うのは、3つのお話それぞれに犠牲者?がいたからです。 先ず、守村くんのエピソードでは。ゲームでも恋のライバルだった有沢さん。鈴鹿くんのエピソードでは紺野さん。この二人は、ゲームの中ではそれぞれのキャラの対抗馬(゜゜)\バキッ☆として登場します。確かにゲーム中ではライバルでしたので、彼女たちをなるべく登場させずに攻略は出来ないものか・・と思ったりしたくらいです。だけど、こうしてドラマCDの中で彼女たちの気持ちを聴くと、同じ女性として辛いんですよねぇ・・(^^;。 有沢さんなどは「桜弥くん」もしくは「守村くん」と言いたいのを「好きな人だったら・・」と言い換えています。ゆかなさんが、ちゃんとそう演じて下さっているから、余計に切ない。うわぁ、親しげに呼びたいんだろうな・・でも、ここで大学に受かるまで!って彼女は一直線に頑張っちゃうんだろうな・・・。でも、守村くんは彼が好きな私(=聴いている人)とのデートの事を有沢さんに相談までしているし!守村くん、ちっとも気が付いていないしなぁ・・。 紺野さんは、マイペースに見守っているのに。鈴鹿くんは、私(=聴いている人)以外の女性にはあまり興味示していないし。むしろ、男友達や対戦!に熱中しているし。 そして、葉月くんのエピソードではカメラマンの助手さんが気の毒で。だって、モデルである葉月くんが問いかけるから、彼は答えてあげていただけで。カメラマンさんも葉月くんに注意はしないのに、助手さんだけ叱っているし。まぁ、助手さんも「後でね」と言えずに、そこで説明をするからいけないと言えばいけないのでしょうが・・。 何はともあれ、3人ともに聴いていて「あらら」と思う方がいらしたものですから、3人が私(=聴いているヒロイン)に夢中になっているのは良いとしても。お話として聴いた時には、ちょっとなぁ・・と少し思ってしまいました。これなら、別に私(=ヒロイン)に話しかけるパターンでなくて良いから、ヒロインを想っている状態でのドラマ展開は出来なかったのかな?などと・・はい。別に恋人への想いを語ってくれなくて良いから、彼らの日常のふとした一こまなんて形でも良かったのに・・・ブツブツ・・。 声優さん達は、今回もお見事でしたよ(^-^)。 ボソボソとした喋りは、ストレスにならなかっただろうか?とちょっと心配になってしまう葉月役の緑川さん(高橋広樹さんが、ボソボソ言う役はストレスがたまる!と叫んでいらっしゃいましたから)。あまり抑揚がないような葉月なのに、ちゃんと彼女への想いは伝わってきます。 今回のドラマCDで一番突っ込みを入れたかった(別館に詳しく感想あり)守村君。守村くん役が石田さんでなかったら、このドラマの感想はもっと悪くなっていたかなぁ・・(゜゜)\バキッ☆だって、石田さんは良かったのだもの。 酔っぱらいの小父さんに「はい!」と返事をするシーンと、一人舞い上がって「な、何を言ってるんでしょうね」とあわてふためく所は、最高でした。電話での受け答えの時、声がうわずっているシーンがありますが。自分から彼女に電話をかけて、デートの申し込みをしてOKをもらった後の興奮が伝わってくるようでした。 鈴鹿役の檜山さんは、今回も熱中しての熱血叫びがお見事でした。爽やかな叫びをさせたら、檜山さんの右に出る人はいないのじゃないか?と思いながら、聴いていました。あのボーリングのシーンは丸ごとお奨めです(^-^)。 尽役の折笠さん、いや、今回も賑やかしの可愛い弟が良かったなぁ。うちの愚弟も、こういう弟なら良かったのに(゜゜)\バキッ☆ 有沢さん役のゆかなさんと、紺野役の南さん。彼女たちには気の毒なドラマでしたが。ゲームでは想わなかった彼女たちの気持ちを、十分に伝えてくれました。 |
遙かなる時空の中で 舞一夜〜序 |
アニプレックス | SVWC7371 | 2006年8月9日 |
1.舞一夜〜戀のテーマ〜(Instrumental) 2.遙かなる時空の中で 舞一夜〜序〜(Drama) 3.美しき都(Instrumental) 4.躊躇いの対峙(Instrumental) 5.永泉の物語り(Instrumental) 6.古寺にて(Instrumental) 7.玉響のしずくーFull Vocal Ver.ー(歌:井上和彦、保志総一朗、語り:櫻井孝宏) |
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三木眞一郎(源頼久)、関智一(森村天真)、高橋直純(イノリ)、宮田幸季(流山詩紋) 中原茂(藤原鷹通)、井上和彦(橘友雅)、保志総一朗(永泉)、石田彰(安倍泰明) 川上とも子(元宮あかね)、櫻井孝宏(多 季史) 嶋方淳子(小天狗)、松下こみな(おばさん)、矢口アサミ(子供) |
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京を守るため。鬼に奪われた四神のため、四方の札を入手しなくてはならない。それぞれの天地の八葉が一緒に探せば見つかると言う。 二人一組で八葉が行動している中、あかねは自分は龍神の神子として何が出来るのだろう?と思案にふけるのだった。 一方、自分が誰なのか?何をすれば良いのか分からないまま彷徨っている青年が居た。彼は、あちこちで名前を聞く「龍神の神子」こそが自分を救ってくれる存在になるのではないか?と思うのだった・・。 |
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舞一夜で、二人が出逢う前の物語です。だから、あちこちで「雨か・・」と言う季史の台詞やあかねの「雨が・・」と言う言葉を聞くことが出来ます。思いっきり伏線だよねぇ・・状態(^^;。 しかし。あぁ、上手く出来ているな・・と思ったのは、季史の気配を感じたのが永泉だった事。永泉の霊力だから季史の事を察知出来たのでしょうが、もし、その場に残っていたのが泰明さんなら、調伏しているかもしれませんもの(大笑)。 青龍の二人は鴨川べりに探索を。朱雀の二人は南方向を。玄武は北山を捜索していましたが。 確か、まだ四方の札を探す時って天地の八葉はいがみあっていなかったっけ?(大笑)>ゲームでは。 まるで、四方の札を探し終えた状態の分かり合って、仲良し状態の天地コンビになっているのが、ほんの少し気になっただけで(゜゜)\バキッ☆他は、あぁ・・・久しぶりに八葉の皆に会えたな!!と言う感動の方が強かったです(^-^)。 青龍の二人の会話では、天真が「デートスポット」と言う単語を使い。「デーポストッポ」と分からない言葉になっている頼久。一緒に来たい人が居るのでは?と言う天真の突っ込みに応じる辺りが、もういかにも青龍の二人!! 朱雀コンビは、「友達と言うよりも仲間」と言うイノリの言葉にジーンとくる詩紋。 あかねがこぼした「小天狗ちゃん、可哀想」の言葉にひっかかっている泰明の動揺に気が付いている永泉。あぁ・・良いコンビだなぁ・・と本当に思ってしまいます。 で。歌はねぇ・・保志さんの永泉の時の歌は、ちょっととがった印象を受けるんですね。それが、友雅役の井上さんのふわっとした歌声と微妙に合ってないような・・(^^;。何回も聞いていると、違和感はなくなるのですが。最近、こういう四神を越えてのコンビ歌って多くなりましたよね(^^;。 |
君と僕。
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掘田きいち | フロンティアワークス | 2005年12月22日 |
1.決戦前夜 2.ワガママなクローバー 3.夕焼け色の思い出 4.くしゃみの理由 5.てるてる少年隊 6.僕と雪うさぎ 7.やさしいさくら 8.ボクらのつづき |
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甲斐田ゆき(ゆうた/浅羽悠太)、皆川純子(ゆうき/浅羽祐希) 朴ろ美(かなめ)、鈴村健一(塚原要) 釘宮理恵(しゅん)、高山みなみ(松岡春) 小林由美子(あきら)、森久保祥太郎(こういち) 松来未祐(かおり先生)、平川大輔(委員長) 相田さやか(男の子A)、外村晶子(男の子B) 水原薫(女の子A)、峰岸由香里(女の子B)、松本吉朗(子犬) |
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あきらとこういちは、幼馴染み。運動も出来て頭の良いこういちと、運動も苦手・試験は赤点で留年になりかけているあきら・・。 二人の出会いは、二人が小学校4年生の事だった・・。 そして、二人が就職体験で訪れた陽だまり幼稚園には、仲良し?4人組が居たのだった・・・。君と僕。の幼稚園編とあきらとこういち編を収録。 |
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ポワポワとして、お話として聴く分には良いのですが。あきらがね・・あきら君がね・・職場の同僚二人を足してパワフルにしたような性格だったものですから。そして、その同僚2人に私はいつもいつも振り回されておりまして。その振り回されっぷりにいつも歯がゆく思ったり、苦々しく思ったり・・で、困っているものですから。 なぁんかね・・聴きながらどんどんイライラむかむかしていくんですね。 傍若無人、唯我独尊でゴーイングマイウェイ。君の物は僕のもの&僕の物は僕だけの物・・って性格のキャラクターをドラマCDで他人事として聴く分には良いんですよ。ただ、それが日常茶飯事に周囲にそういう人間が居ると、これはもう「困ったちゃん」どころの話じゃあありません(^^;。職場の同僚を思い出さなければ、きっと純粋に楽しめたかな?演じた小林さんが、ひっくり返って笑ってしまった・・・とトークでおっしゃっていましたが。単純に聞くことが出来れば、おそらくは小林さんのように「あぁ、面白かった」と言えたのでしょうが。 どうして?どうして、こういち君はあきらと10年以上も友達なんだろう?腐れ縁とは言うけれど。何も彼と付き合わなくても、もっと良い友人は居るのじゃないかな?って思ってしまうんですね。 ただ、周囲の皆がお母さんを亡くして腫れ物に触るように接していたこういちに対し、地球侵略の(大笑)宇宙人だと勝手に思いこんで接していたあきらだけが「弟さんには、君がお母さんだから」と本質を突いた発言をしていた。だから、その言葉が逆にこういちにとっては嬉しかった。自分の環境を気にせずに接してくれた・・・・と言う意味で、あきらと友達になったのかな?とも思うのですが。まぁ、委員長もかなり振り回しのあきらを前にポワワンと見守っていてくれましたから、音の世界では分からないあきらと言う人物の本来の優しさや良さがあるのかもしれませんね。まぁ、体育祭でスナック菓子をバリバリ食べている姿や二人三脚を成し遂げるには、二段アイスで釣るしかないってところがね・・まるっきり成長していないと言いますか・・小学校のまんまでね・・(^^;。 さて。その彼らが職業体験で訪れた幼稚園。君と僕。は、実は原作は3巻しか持っておりません・・・えぇ、えぇそうですよ。全員サービスの事を知って、買ったコミックが一冊あるだけですよ・・・その中で、メインで活躍していた現役高校生達が、そこに居ました。 しゅん君の可愛らしさは、「あぁ、いかにも!幼稚園児」って感じで良いのですが。双子達って、この時代から結構さめた子だったんですねぇ・・・(^^;。僕たちはマンションだけど、犬は一戸建て(の犬小屋)・・と何度も言ったり。白雪姫のお話を聞いて、洗ってもいないリンゴにがっつく辺りの衛生面や食欲に関する意見・・。言われてみたら確かに、そうなんだけど。それを指摘するのが幼稚園児??って、なんだか、嫌ぁ・・。おばさんは、子供にもっと夢を持っていたい(大笑)。桃太郎のお話で、大きな包丁で斬ったら中に居た桃太郎もまっぷたつになるだろう・・だの、そりゃそうなんだけど。せめて、幼稚園児くらいの子供は、そういう理屈なしにおとぎ話を聞いていて欲しい(大笑)。そういう突っ込みは、もっと大きくなってからにして欲しい。今の子って、こういうさめた子が多いのかしら??周囲に居たら嫌だけど、この子達も聞くには楽しかったですね。 かなめ君が、突っ込まれ担当と言いますか、闘う幼稚園児だったのがほほえましかったですね(^-^)。 原作コミックは、3巻しか持っていないのでなんとも言えませんが。こういち君は、確か高校で彼らの先生になっていましたよね?で、あきらが文化祭に来ていましたっけ。まさか、あのあきら君が、こういう子だったなんて・・・って、しつこいって(゜゜)\バキッ☆。 あきらとこーちゃん編を聞いてから、幼稚園編、そして現在の彼らのお話と言う構成は、君と僕。の世界のリンク具合には本当に良かったと思います。あきらとこーちゃんが会話している時に付けてしまった傷。その傷が、ずーっと残っていて。現代では、要くんが付けたと思われているところや、幼稚園児だった彼らが育てた犬の話。東先生の家に、いつか彼らが行くことがあったら、その時さくらは彼らを覚えていてくれていると良いな・・とふと夢想してしまったのです(^-^)。 春の日だまりで聞くには、楽しいドラマでありました(^-^)。 |
少年陰陽師 風雅に響く詩を聴け 春 |
結城光流 | フロンティアワークス | FCCMー0167 | 2007年2月23日 | |||
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甲斐田ゆき(安倍昌浩)、小林沙苗(藤原彰子)、石田彰(安倍晴明(青年)) | |||||||
少年陰陽師のキャストによるイメージソングと、BGM、そして朗読ドラマを収録したアルバム。第一弾は、春編。 | |||||||
BGMは、普段何気に聞いている音楽を曲だけ取り出して聞くと言うのは、結構新鮮だな・・とこういうBGM集などを聞く時に思います。 また、その曲が流れたシーンの会話や台詞などを思い出したりするものですね。 さて。歌は、主人公・昌浩役の甲斐田さんとヒロイン・彰子姫役の小林さんの歌が収録されています。そして、おそらくは歌わない宣言をしている石田さんの若晴明への対応策でしょう。このアルバムでは、昌浩と若晴明、そして彰子と若晴明の会話が収録されているのです。 歌は・・・ですね。甲斐田さんは、お芝居の時には十分に少年・男の子!!なのですが。歌となると、あぁ女性が歌っているな・・と言うキャラソンでして・・。 そう言えば、女性が男の子役をやっているキャラクターソングって・・・メルの冬馬さん(アンジェリーク)以来かな??グリーン・ウッドの坂本さんも女性が男の子を演じているキャラソンでしたな。でも、メルは男の子と言う印象はあまりなくって(゜゜)\バキッ☆・・恋愛対象のキャラなのに、何故??それに、グリーン・ウッドでも男の子!!と言う印象がないキャラでしたからねぇ・・。むしろ、女の子に見える男の子だったし・・・ そういう意味では、初の女性が歌う男の子のキャラソンだったせいですかね??あ、女性だ・・って思ってしまって(^^;。 一方の、彰子姫の小林さんは、か細いながらも本当に女の子!!している歌でね。私には高すぎて歌えない(大笑)。でも、どちらの歌が好みか・・と訊かれたなら、彰子姫の歌かな??歌詞なども、ふんわりとしたお姫様でしたし。自分にないものを求めるからかしらね?(苦笑)。 そして、朗読ドラマでは。昌浩をからかいに来た若晴明。彰子姫の裁縫を励ます若晴明。若いんだけど、あちこちに妙に爺くさい(゜゜)\バキッ☆印象が残ってしまうのは、流石だな!と思っておりました(^^)v。 |
アンジェリーク
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光栄 | 1997年1月25日 | KECHー1110 |
速水奨(ジュリアス)、塩沢兼人(クラヴィス)、堀内賢雄(オスカー) 飛田展男(リュミエール)、林延年(ランディ)、岩田光央(ゼフェル) 結城比呂(マルセル)、子安武人(オリヴィエ)、関俊彦(ルヴァ) 白鳥由里(アンジェリーク・リモージュ)、三石琴乃(ロザリア・デ・カタルヘナ) |
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次期女王に、アンジェリークが決定した。アンジェリークが??と動揺する守護聖達。しかし、試験を一緒に受け、自身が貴族の出身である誇り高いロザリアの動揺は、それ以上であった。ロザリアは、それぞれが育成した大陸の民で戦争をして。勝ち残った方が女王になるべきだ!とアンジェリークに持ちかける・・・。 | |||
私は、アンジェリークは最初はひたすらに女王になるのが目的だと思っていたので、女王に就任した時の守護聖様からのお祝いメッセージが、ちょっとひっかかっていたんですね。凄く何か未練ありあり(大笑)の「い、いえ・・なんでもありません。これからは、女王に忠誠を・・」みたいなメッセージ。 そう言えば、そういう未練ありありのメッセージをくれた守護聖様は、結構デートしたなぁ・・みたいな。 このドラマCDでは、恋愛エンディングの一歩手前の第二段階くらいまで進展していたのが、きっとルヴァ様だったのね!!と思っておりました。 しかし。それを言っちゃおしまいよ・・と思うのですが。いやぁ・・・守護聖様役の皆様のお声の若い事(大笑)。今から、10年は前のドラマCDだから仕方ないけど。 それに、まだ本当に一番最初の(金髪の(神鳥の)女王となった)アンジェリークゲーム。ネオロマンスゲームを初めてプレイした頃の懐かしい記憶が一度に蘇ってくるようなドラマでした。だって、今やアンジェリークって恋愛対象の守護聖様も増えたし(大笑)、大所帯になっちゃったもの。あぁ、恋愛対象ってこの9人だけだったのよねぇ・・・女王エンディングを迎えた時に、ロザリアにポンポン叱られたっけなぁ・・。と、遠い目になってしまいました。 冒頭のジュリアス役速水さんの「落ち着け」と言っておいて「落ち着いている場合か」と取り乱しているシーン。ゼフェルの知恵の輪に挑戦して、マニキュアがはげた!とわめいているオリヴィエ役子安さんの柔らかでいてくせ者ボイス。ルヴァに良いのか?と問いかけるオスカー。その質問におっとりと「はい〜」と応じるルヴァ。きっと、ロザリアと仲良しだったのかな?と想像出来るランディとマルセル。静かな中にも強さとひねくれ(゜゜)\バキッ☆の精神ありありのクラヴィスと、おろおろしているリュミエール。絵も、一番最初のゲームの絵が浮かんでくるのは、これはもう条件反射でしょうか? このドラマCDで一番「おぉおおお」と思ったシーン。それは、ルヴァ様が幻を見るシーン。うーん・・・最初の方に、ルヴァとアンジェリークがラブラブだろう・・と思わせる伏線が貼ってあったにもかかわらず、その点には触れないで来たなぁ・・と思っていたら。最後の方で出てきましたねぇ(^-^)。 アンジェリークが「女王にはなれない。自分はルヴァ様と一緒に居たい」と駆けてくるシーンのルヴァ様役関俊彦さんの声の裏返り方ですね。 ルヴァは、関俊彦さんのキャラの中では高音だと思うのですが。しかも、ゆったり(゜゜)\バキッ☆の・・・。そのお声がびっくりして裏返っている。もう、超絶!と思うくらいに素敵でした。 しかしねぇ。クラヴィスの所に行った直後くらいから、アンジェリークの女王としてのサクリアが発動していますよね。彼女が、急に目覚めたと言うわけではないでしょうが。あれだけの能力があったなら。ロザリアに勝ち目なかったじゃないよ・・(^^;。と言うか、あの能力がもっと前から発動していたなら。ロザリアもあんな行動に出なかったでしょうにね。 ロザリアは、やっぱり自信に満ちあふれて守護聖様達までもポンポンと注意する最後のシーンが好きでした。 ただ・・。ちょっとだけ難点。迷いの森とか、そのほかところどころ分からない単語が出てきたのですが。このドラマCDの前にも、アンジェリークのドラマCDか何かが出ていたんでしょうか?このCDは、何故か一枚だけ近所のレンタルショップにあったものですから。ちょっと調べていないのですが(^^;・・。まぁ・・・大筋、アンジェリークの女王即位前夜と言う位置づけだから。きっと、試験中のお話があったのかな?と思って聞いておりました。 |
桜蘭高校ホスト部 アニメドラマCD |
葉鳥ビスコ | 月刊LaLa応募者プレゼント | 2006年9月到着 |
1.長編ドラマ 2.おまけドラマ |
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坂本真綾(藤岡ハルヒ)、宮野真守(須王環)、松風雅也(鳳鏡夜) 鈴村健一(常陸院光)、藤田圭宣(常陸院馨) 齋藤彩夏(埴之塚光邦)、桐井大介(銛之塚崇) 渡辺智美(子ブタ)、三瓶由布子(女生徒)、高垣彩陽(女生徒) 小野涼子(女生徒)、椿理沙(女生徒)、成田紗矢香(女生徒) 石塚さより(女生徒)、浅井清己(女生徒) |
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本日のホスト部は、牧場?をテーマに接待を繰り広げていたが。鳳グループから貸し出された動物の中に、檻に入れられた子豚が居た。その子豚の人間嫌いをなくそうと、殿こと環ははりきるのだった・・。 おまけドラマは、大トロをハルヒに食べさせてやりたい環は、船をチャーターして外国で釣りをする事になったが・・。 |
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アニメ版キャストによる、月刊LaLa応募者全員プレゼントドラマCD。アニメは、友人に録画してもらった分を見ただけで。それ以外の私のホスト部と言うのは、アニメ化の話の前のオリジナルキャストのドラマCDのイメージがかなり強くて。(先月も聞き返していたものですから)最初聴いた時には「あぁ、このセリフを緑川さんが言っていたら、どう言っていたかな?久川さんの冷静な突っ込みだったら、どうなったかな?あ・・常陸院兄弟って、鈴村さんが役変わっているけど、まぁこの二人はあまり差がなかったし(゜゜)\バキッ☆。あ、モリ先輩は無口な分、あまり変化ないや」などなど、以前のドラマCDと比べて聴いている自分が居ました。 しかし。キャストは変わっても、ホスト部はホスト部。ハルヒをかまいたいお父さんの環くん。冷静な突っ込みを入れる鏡夜くん。ぼそっととどめ(゜゜)\バキッ☆の一言を言ってしまうハルヒ。CDだからか?馨と光の差って、あまり明確には出していないよな・・の常陸院兄弟。可愛らしいハニー先輩と、無口なモリ先輩は、いつもと一緒でした。 ドラマCDにはドラマCDの良さがあり。アニメにはアニメの良さがあります。同じタイトルを冠していても、キャストが違うと別の作品になるわけですから、別物として聴こうとは思っているのですが。なかなか難しいものです。このCD以外にも、富士見二丁目やタクミくん、その他今後もキャストの違う作品を聴く機会は増えてくると思います。 その度に、前はこうだった・・これはこうだった・・と言う感想は止めようと思った次第です。 すみません。このアニメドラマCD自体の感想には、あまりなっていませんが・・・m(_ _)m。普通に、本当に普通にお話として楽しんで聴かせていただいたのですよ。ただ、それを上手く表現出来ないので・・。 |
セイント・ビースト ラジオCD1
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有栖川ケイ | フロンティアワークス | 2004年7月23日 | FCCMー0035 |
森川智之(青龍のゴウ)、櫻井孝宏(玄武のシン) 宮田幸季(朱雀のレイ)、吉野裕行(白虎のガイ) 石田彰(麒麟のユダ)、緑川光(鳳凰のルカ) 杉田智和(流星のキラ)、鈴村健一(風牙のマヤ) 鳥海浩輔(陽炎のシヴァ) |
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DISC1 教えてビースト ゼウスの爆弾!名勝負編 |
DISC2 天の道標 ふつおたコーナー・スペシャル ゼウスの爆弾!罰ゲーム編 |
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セイント・ビーストに出演のキャスト陣が、交替でパーソナリティを務めたWebラジオのCD化。 ラジオを聴いた人から寄せられた質問に答える「教えてビースト」。 山手線ゲームでお題に対して答えていき。お手つきなどをした人には、過酷な罰ゲームが待ちかまえている「ゼウスの爆弾」。 そして、お悩みに対して答える「天の道標」。ふつうのお便りの紹介コーナーや、お楽しみ(大笑)の罰ゲームを収録した2枚組。 今回は、1stシーズン分の24回を収録していますが。やっぱり、笑えてしまうのがキャストが真剣になっている「ゼウスの爆弾」でしょうねぇ。お題が、オリンピックの種目や都道府県名、色の名前、夜店で売っている品など多種多彩に及んでいるのですが。普通の状態なら、きっとあれもこれも・・と誰でも考えつくのでしょうが。本番で罰ゲームが課せられると分かっているから、頭が真っ白になってしまうんでしょうね。他の方の答えに「あぁ、それ言おうと思ったのに!」とぼやいていたり「あぁ・・なるほど」と納得したり。「そういうのもあるんです!」とムキになってしまう方から、「あるよね?あるよね?大丈夫だよね?」みたいな確認をしている方。真剣勝負!!と言う感じで、本当に笑わせていただきました。 駆け引きなのか?時間稼ぎをしている人や、自分の番が回ってきたなら即答してしまって、次の方に回してしまっている方。それぞれの個性が出ていて、本当に楽しかったです。 圧倒的な確率(大笑)で時間切れやお手つき(他人が一度答えたものを言ってしまうなど)をしているのが森川さんと石田さん。出演回数が少ない割に、罰ゲーム確率が高いものですから。ゼウスの爆弾のコーナーでお声が聞こえた瞬間、お題を一緒に考えながら「ほら、あれもあるじゃない。あれもあるし」と応援してしまうんですね。肩に力が入ってしまって、疲れました。ラジオCDを聴いて疲れるって、このコーナーくらいかも(大笑)。 天の道標コーナーでは、普段はあまり発言がない?ように聞こえるのに(ご本人は、自分は年上の方に入ってしまうから。要所要所で締める発言をするようにした・・とおっしゃっていましたが)、ポンと凄く大人な発言をして、解決させてしまった緑川さんが素敵でした。 ゼウスの爆弾の罰ゲームコーナーでは、恒例?となった恋人同士の会話が楽しかったですね。シリーズになったのが、本当に良く分かるほどでした(^-^)。その中でも、一番カップルとして良かった?のが緑川さんと森川さんの遊園地に来たカップルを演じた回だったように思います。早口言葉の罰ゲームは、意外に皆さん噛んでいらして。声優さんなら、皆さん得意だろうと思っていたので、「あぁ、なんだ。そうでもないんだ」と思ったり。 こういうラジオなどのCDって、個性や素の部分が結構かいま見えるので、それが本当に楽しみです(^-^)。 |
ここはグリーン・ウッド
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那州雪絵 | ビクターエンタテインメント | 1995年10月27日 | VICLー5302 | |||
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2・7・13曲目の歌い手さんは、グリーン・ウッドのみなさんと言う表記になっていますが、3曲とも共通する歌い手さんは、佐々木望さん、岩田光央さん、関俊彦さん、坂本千夏さんで、他は微妙に違う方になっております。 | |||||||
実は!(と!を付けるほど凄い秘密ではありませんが)グリーン・ウッド関係のCDは。地元のレンタルショップで見つけたものです。グリーン・ウッド・・・うわぁ、懐かしいなぁ・・と言うのでレンタルしたのですが。このヴォーカルCDは、グリーン・ウッド云々を抜きにして。好きなヴォーカルアルバムの一枚になります。 と言うのも、歌の種類が多種多様。飽きもこないし、何より楽しい。ドラマCDでは、一番しか収録されていなかった歌が最後まで入っている事や、歌っていらっしゃる方が皆さんお上手だから。ハラハラしながら聴かなくても良い(゜゜)\バキッ☆普通に楽しく聴かせていただいたのですが。 ちょっとだけ、ピックアップして感想を書くなら。 3・・・「ウクレレな」と言うだけあって、ちょっとハワイアン調の歌をゆったりと井上さんが熱唱。ハワイアンですから、時々裏声も駆使して歌っていらっしゃるのが見事です。 6・・・まさか、ソングアルバムでも桜林(チェリーウッド)が出てくるとは思わなかったので、かなり嬉しいと言うか楽しかったです。 11・・・ドラマCDでは、一番だけだったのですが。こうして全部曲が入っていて、ちゃんと歌詞をよーくよーく聴いていると。この曲、微妙に歌詞が変(大笑)。歌詞を見ると笑えますね。でも、最後に歌っていらっしゃる方が綺麗にハモっているところは、ゾクゾクしました(^-^)。 12・・・関俊彦さんと岩田光央さんが、さだまさしさん風のフォークソングを見事に歌い上げています(実際に、さださんの有名な曲に「雨やどり」があるので。意識して作られた曲だとは思いますが)。本家本元にも匹敵するか?と思ってしまうくらい、見事な青春のフォークソングでした。面白さと言う点を除いたなら。このアルバム中第一位のお奨めの曲です。 そして、9曲目の曲!!これは、ひっくり返りましたねぇ。曲としては、思いっきり加山雄三さんを思い出させる曲で。ちゃんと間奏でセリフまで入っているんです。12曲目が、さださんを意識した曲なら。これは思いっきり加山雄三さんを意識したでしょうが!!と思ったのですが。ひっくり返ったのは、最後です。 二人の心は、いつまでも 二人の絆は、いつまでも 二人の想い出、いつまでも 二人のしがらみ、いつまでも」 この「想い出」までは、「いつまでも・・」と言う歌詞にぴったりな言葉が選んであるのですが。この4番目の「しがらみ」で、え?と思わせておいて。 二人の馴れ合い、いつまでも 二人の間は、腐れ縁 となって、歌詞からいつまでもさえも消えてしまっていて。ここで、先ず一回噴き出してしまったのです。そして、 二人はなかなか、離れない と来たところで。スカちゃん役佐々木さんのセリフが入って。その後に この曲なかなか、終わらない ここまで来た時には、本当に「二人」で始まる歌詞が延々と続く感じだったので「おいおい、本当にいつまで続けるのかな?どこまで行くのかな?」と思っただけに。それを逆手にとられた!!と言う感じでしたねぇ。もう、ここで思いっきりひっくり返ってしまいました。笑うなんてもんじゃあありませんがな(大笑)。歌のCDを聴いていて、こんなに大笑いして良いのか?と言うくらい笑わせていただきました。それを淡々と歌っていらっしゃる関俊彦さんと岩田光央さんに拍手を送りたいと思います(^-^)。 |
HEARTS/TORU |
ビクター | 1984年 | JBXー25052 |
SIDEーONE 1.今再び 2.Love Call 3.Turn On 4.Black Jack 5.Digital Love |
SIDEーTWO 1.熱い日々(Good Days) 2.Happiness 3.守るべきもの 4.Life〜Love Light |
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先日、名探偵コナンの映画版を見ていたなら、野島昭生(お父さん)さんと古谷さんがご出演になっていて。懐かしいやら、嬉しいやらで。レコードを録音していたカセットを引っ張り出して聴いていました。 ちょうど、古谷さんの一枚目のアルバムが出た当時。ガンダムの1stシリーズのTVアニメが放送されていました。ちょっと内向的な主人公・アムロは、今まで古谷さんが演じていらした「父ちゃん!!」キャラとはまるで違う傾向で。その芸の見事さに惚れて、アルバムを買ったわけです。 歌となると、古谷さんはキャラソンと言うよりも本格的に歌!と言う感じで歌っていらして。本当にまるで別人(大笑)。甘い歌声は、優しく耳に残ってしまいます。 そして、これは古谷さんの4枚目のアルバムと言うよりもTORU&HOT LINEのファーストアルバムと捉えたほうが正しいようですが、残念な事に私が持っているアルバムはこれしかありません。第二弾や三弾があったらごめんなさい。ファーストアルバムだけで、解散してしまったのでしょうか? TORU(古谷徹)とHOT LINE・・・ベース&コーラスの渡部哲也氏、キーボードの横田隆一郎氏、ギター&コーラスの矢部昭夫氏、ドラムスの柳勝啓氏のユニットは、古谷さんのアルバム関係のプロデュースで活動をしていたらしい方々です(確かに、このアルバムに収録されている曲もHOTOLINEのメンバーが関わっていらっしゃいます)。らしいと言うのも、このアルバム以外での活動を私が知らないので。 アルバムを出すからには、きっといろいろなコンサート活動もされていたと思うのですよ。でも、その活動を私は分からない。だから「らしい」としか書きようがなくてm(_ _)m。 さて。今回はすぐに思い出せた曲は「Love Call」だけでした。確かに、曲としては、今までのアルバムよりも完成されているのですが・・・何故印象に薄かったのかしらね?? |
エンジェル・ゲーム(前編) |
南原兼 | ビースタック | 2004年5月21日 | AFC2001 |
1「泣き顔の天使」 2「夏のあやまち」 対談 南原兼×緑川光 すぺしゃるトーク1 |
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子安武人(麻生司)×緑川光(鷹塔薫) | ||||
鈴木千尋(灰谷史彦) 寺島拓篤(同級生A)、鈴木智晴(同級生B) |
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私立葵学園テニス部は、南軽井沢に合宿に来ていた。部長の鷹塔薫は、コーチを引き受けた大学生チャンピオンの麻生司に、憧れを抱いていた。しかし、模範試合で相手にもならなかった。その帰り道のランニングで肉離れを起こした薫は、雨宿りをするための教会で麻生に「好きだ」と甘く告白されるのだった。 | ||||
すみません。南原さんファンの方は、このコメントを読まないでいただけると助かります。 と言うのも、実は一番受けてしまったのが、すぺしゃるトークの対談で「この話はシリアスだから」と南原さんが話していた時です。 え?これって、これって、シリアスだったんだ!!と言うびっくり(大笑)。「突っ込みまくりの・・と言ういつものパターンではない」というお話に、「すみません・・私、かなり話を聞きながら突っ込みを入れてしまいました。これって、シリアスだったんですね。コメディではなかったのね」・・と、しばらくはここから立ち直れませんで(^^;。 それに、対談の冒頭で緑川さんに「子安さんがこの場に居ないのは、緑川さんと痴情のもつれがあったから?」などと、冗談にするには(公共の品物だぞ!おい!)ちょっとなぁ・・と言う事を訊いているし。ここで、確実に子安さんと緑川さんの共演を素直に楽しんでいた私の頭に冷水をぶっかけてくれました。声フェチってところは、そりゃ私も声フェチで南原さんと同じではあるけど。作者と言う立場を利用したなら、何でも好き勝手を言って良いってものじゃないですよね?これが商品となっているって事は、ディレクターさんや他の関係の方々もそれを認めているからだろうけど。下手すると、緑川さんや子安さんファンを敵に回すぞ・・と思ってしまいました。はい、正直な話。このエンジェル&堕天使ゲームの対談に関しては(最後の方には子安さんの役を南原さんが演じているのもあるし)、あぁ・・・聴きたくはなかった・・。 まぁ、そんな南原さんを相手に、緑川さんは誠実にきちんとお話を返してあげていましたから。緑川さんの大人としての魅力がアップした!と言いますか、あぁ、大人や・・と別の意味で感心しましたよ。 で、お話の方も思いっきり突っ込み入れて聴いておりました。だから、これがシリアスだったら。他のシリアス路線の真面目なBLは、どうなるよ?と頭を抱えてしまいました。そうですねぇ・・例えば、吉原さんの二重螺旋だの影の館関係や、渇愛だの。今月聴いた可南さんの水に眠る恋だとか、華藤さんのスレイヴァーズシリーズ等々。もっと暗く、もっとシリアスなお話を私はいくらでも列記出来るぞ(^^;。 いや・・・・この話に関しては、一気に堕天使・ゲームの後編までの4枚を続けて聴いてしまったんですよ(去年の秋に旅行した時、前後編ものをまとめてMDに入れて持っていきましたので)。で、この巻だけを改めて聞き直した時に、二人の素性や出会いの仕掛け人だとか、いろんな事に疑問だの突っ込みだのが生じてしまうのですよ。麻生さんはコーチを頼んだ人に依頼されて、薫くんをたぶらかそうと(最初から)していたくせに!みたいなね。 まぁ、単独でこの巻だけを聴いた時にも。麻生さんは、薫くんとの出会いを覚えていたけど。薫くんの方は、彼がきっかけでテニスを始めたと言うものの。初等部の時の出会いは忘れていたわけ?とか、あの挿入ドラマって、子安さんと緑川さんが演じていたけど、他に関連あるの?とか、そもそも。肉離れを起こした時に、薫くんは最後尾を走っていたはず。なのに、先頭を走ってくれるように頼んだ史彦くんがスプレーを持って近くに居たって事は、肉離れを起こしたのはテニスコート周辺じゃなかったの?つーか、ランニングにそういう筋肉用のスプレーを持って走っていたんかい!!(大笑)・・・。それに、貰ったメダルが濡れるのは困る・・って、お風呂(シャワー)に濡れては困るものを持って入るなよ!とか(大笑)。教会で、そういう事を仕掛けた人と同室でお泊まりをするって事は、そぉいう事を期待してました!!って事になるよね?なるよね?って、各所で突っ込み入れまくり。 BLで、お話や設定に疑問を投げかけたところで、現実にはありえない話なのだから、やるだけ無駄って思う時もありますが。これをシリアスな話って言われちゃったらねぇ・・しかも、原作者さんに・・・こちらも真面目(シリアス)に襟を正して聴きたくなるじゃあないですか(゜゜)\バキッ☆。 さて。お話への突っ込みはこれくらいにしておいて。他の感想ですが。 これはねぇ・・対談で軽く触れていますが。ラジオ番組だったんですね!!それが一番のインパクトになるでしょう!!何しろ、冒頭(第一話)の初っぱなから絡みシーンで。緑川さんが喘いでいるんですよ。えええ??ラジオで良いの??ラジオで放送しちゃったの?? もしも長距離トラックの運転手さんが偶然にチャンネルを回した時に「い、いや・・」なんて聞こえてきたら。運転手さんは、どう思ったでしょう??それに、ラジオって何故か受験生が聴いているもの!学生さん御用達(大笑)の印象があるのですが(実際に、私もラジオを一番聴いていたのは深夜の勉強の時でしたから)。何かの弾み?で、つけたラジオから男同士の喘ぎが聞こえてきたら!!勉強どころじゃないでしょ(大笑)。そういう事に興味津々の子供に聴かせていいのか??運転手さんは、運転を間違えなかっただろうか??(かつて、間の楔で私は運転を間違えそうになりましたから・・(^^;)などと、考えてしまいました。 電波の入りの悪い我が家なものですから、私は最初からラジオ放送は諦めておりますが。かつて、そういうラジオ番組があり、それをCD化したのがこれだと知っているだけに。その放送当時の事にいろいろ思いを巡らさせていただきました。 こういうBL作品では、受けか攻めのどちらか(主に受けの方が多いですが)のモノローグで進行されますが。この作品では、子安さんと緑川さんの交互のモノローグ展開になっています。まぁ、このモノローグもかなり臭い(゜゜)\バキッ☆と言いますか、普段だったら言わないって・・みたいなセリフを吐きまくり(コートに残ったレモンイエローのテニスボールみたいな・・だとか、男を欲情させたなどなど)ですが、流石にきっちりと細かく書き込まれた説明やモノローグで進行なさっています。 子安さんでおぉ!と思ったのは、二話になった時にいきなり!性格変わった?と思わせる「名前で呼んで」と言うシーンでしょう。緑川さんでは、背中は・・嫌・・と言う台詞の時に。ひょっとして彼は天使だから、羽根が生えているだろう背中が弱いのか?と一瞬でも思わせてくれた所に感動しました。他では、薫くんに気があるのが分かりまくり(どうしてBLって、登場人物が皆さんそういう関係者ばかりなの?)の親友役の鈴木さん、今後に期待ですね(^-^)。 |
水に眠る恋 |
可南さらさ | インターコミュニケーションズ | INCDー2166 | 2007年3月25日 |
小西克幸(久住廉)×檜山修之(上原尚哉) | ||||
白熊寛嗣(藤田)、高橋まゆこ(上原結花) 北村梓(久住重子)、奈良徹(久住の同期) |
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空調システムの会社に勤める上原尚哉。とある病院で、営業の仕事をしている時に偶然再会したのは、高校の同級生・久住廉だった。 尚哉はとある理由から、駆け落ちの約束していた久住を裏切った過去があった。そんな負い目のある尚哉に、久住は償いをしろ・・・と持ちかけた。 |
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2007年3月に購入したCDの中で、最高!!に良かったCDです。なんか、久しぶりに単発で良いお話に出会えたなぁ・・としみじみ思ってしまうほどでした。 ま、高校3年の同級生が9年ぶりに再会したのですから、27歳か?うん、BLにしては結構年齢設定が上と言うのは、おいといて(って、突っ込みを入れたのは自分ですが(大笑))。 再会したシーンから始まって、尚哉が久住を裏切って約束の場所に行かず、行方をくらませてしまった事。高3の夏の夜のプールの想い出。 そして、久住との会話で「500万の金に釣られて」尚哉が久住を裏切ったことが、次々と分かります。もともと人に対して無愛想だった久住が、以来心を閉ざして生きてきたであろう事。借金と仕事と二重の意味で尚哉を縛ろうとしている事が、テンポ良く語られていきます。 その暗いまでの情念を持つ久住を、小西さんが熱演されています。彼は、本当に傷ついていたんだろうなぁ・・と思わせるセリフの数々。回想で入る高校時代の情熱的な彼のセリフと、現在の鬱屈したセリフの温度差。ただ、現在の鬱屈した中にも、本当は尚哉の事が忘れられずに来た彼が、もっと優しくしてやりたい!!と思っている気持ちが噴き出してきているのが凄いです。端々に、久住の優しさがにじんでいるんです。あぁ、彼に高校時代のような素直な気持ちで、笑って欲しい!と聴いている私が、思ってしまうほど。 小西さんで、凄い!!と思ってしまうのは。尚哉の妹が訪ねてきた後。自宅マンションでウィスキーをあおっているシーン。うわぁ・・酒臭い・・と思ってしまう息の吐き方をされているのです。後は、良く眠っているシーンの寝息!息を褒めるってのも、どうかとは思いますが、本当に上手いんですよ。花丸ものです。 自らの選択で、良かれと思って一方的に裏切ったものの。彼への想いを封じなくてはならないのなら、二度と恋などしない!と誓った尚哉。妹から贈られたと言うだけで大事にしていたわけではなさそうな、皮の手帳。冒頭のシーンの藤田との会話の最中に出てきた手帳が、後のシーンで重要な小道具として再登場した時には、背筋に来るものがありました。 そんな、切ない思いを大事にしていた尚哉を演じていらっしゃたのが、叫びの帝王(大笑)檜山さん。 なんと、檜山さんはこのCDでは叫んでいないんですね。唯一の叫びは、手帳の中に入れていたとある品が風で飛ばされてしまって、大あわてになるシーンだけ。むしろ、フリートークの方が声は出ています状態なんですね。 そう・・。尚哉もそして久住も、あまり感情的に叫んだり怒鳴ったりはしないキャラなんですよ・・。ちょっと、静かめと言いますか。内向的に悩むタイプ。まぁ、違う言葉で表現するなら「ウジウジと過ぎてしまった事をいつまでも根に持ってor忘れずに、悩んで苦しんでいるタイプ」になるのですが・・って、言葉を換えると身も蓋もないと言うか・・(大笑)。 ただ、そんな二人でも高校時代の内向きな性格と、今現在の様々な物が重なり合っての内向的な感じは違うんですね。単に口べたなだけだろう久住と、明るく振る舞おうとしている尚哉の葛藤が微妙ににじむ高校時代。そして、裏切られたと思ってより一層暗さを増した久住の迫力と、過去に囚われてはっきり言い出せない尚哉の暗さ。 そんな久住と尚哉の801シーンは、あまり多くはありません。 高校の時の一度きりのシーンと、尚哉の回想での「昨夜」の1シーン。そして、再会して2ヶ月過ぎたお泊まりした翌朝のシーンのみです。 え?3回もあれば、多いじゃないよ・・と思われるかもしれませんが。高校の時と昨夜の回想は、本当におまけ?と言うか昨今のBLCDを聴いている身としては、数に入れたくないくらい短いんですな。だから、まぁ801シーンと言えるのは、お泊まりした翌朝のシーンだけです。 小西さんと檜山さんの初の絡みは、「あぁ・・!!もっと、もっと聴かせて!」と思ってしまいましたねぇ。凄く大人の色気があって、あれだけってのが勿体ない!! 小西さんの優しさを隠した鬼畜っぽい攻めや舌打ちも良いですが。やっぱり、檜山さんの耐え系の息づかいですよ。今、何をされているのかが分かるってのは、凄すぎます。しかも、はっきり「良い」と声に出して言えずに耐えている・・・自分の中の波をやり過ごすかのような荒い息の吐き方!もう、絶品でした。どうして檜山さんに受けが少ないのか?と、またしてもこのCDで悩んでしまいましたよ。元気!叫び!系のイメージが強い方なので、どちらかと言うと攻めが多いのは分かるのですが。こんなにお上手なんですもの。あぁ、勿体ないなぁ・・。 セリフを思い出すだけでも、ドキドキする801シーンってのも久しぶりですが。ちょっと(いや、かなり!)残念だったのは。二人のそういうシーンは、両思いになってからはないんです。 本当はお互いに遠回りをしていただけで、ずっと両思いではありますが。ただ、久住は気持ちを持て余して尚哉を抱いていますし。尚哉は償いのために抱かれている。 お金シリーズで、自分から抱いて欲しいと言ってからのシーンが、本当に幸せに満ちていて「あぁ・・良かったねぇ」と思ったものですが。蛇足でも良いから、久住と尚哉の幸せなそういうシーンが聴きたかったなぁ・・。あれだけ、濃厚な素敵なシーンを演じられたお二人ですもの。ラブラブ(大笑)のシーンだったら、どうなっただろう??入っていたとしたら、蛇足と思ったでしょうが(って、私本当に天の邪鬼ですね)。 ただ・・そのシーンに入る時。「するの?・・だって、朝の6時だよ」には、ちょっと噴き出してしまいました。いや・・男の方って、朝は何もしなくても元気だったりするじゃないですか?>生理的に(大笑)。だから、なんかちょっと笑えてしまいまして。ごめんねぇ・・何か妙にツボに入ってしまったの(^^;。 フリートークでは、少ない出演者の中から、主役のお二人と尚哉の上司である藤田役の白熊さんが出ていらっしゃいますが。写真でも、分厚いジャケットを着ているなぁ・・と思った白熊さん。お若いのに、なんとかなりの寒がりさん。初のフリートークで固まっていらっしゃるのが、とても好感が持てました。 慣れていらっしゃる?小西さんと檜山さんは、選挙事務所じゃないんだから!みたいな会話や、暴露しなければ分からない失敗談を語ったり・・。本当に、声優さんってそういう失敗ネタをトークで正直に暴露されていますよね。それが楽しみと言えば楽しみですが。本編では弾けていなかった檜山さんが、本領発揮!?と声を出していらっしゃるのが聞き所でした。 そして。いつも、インターコミュニケーションズさんのCDでは。効果音や音楽を褒めていますが。このCDでも、夏の夕暮れやプールサイドの移動の水をしたたらせた足音、そしておそらくは古いな・・とすぐに分かる自転車がライトを点灯させて走っている効果音。あの音だけで、あぁ時間帯はライトを点けないといけないくらい暗いんだな・・って分かるんですもの。 そして、過去のシーンなどに入るギターを使ったBGM。昔流行ったフォークソングを思わせるような(タイトルを挙げるとしたら、神田川や22才の別れなど)音楽が、もう場面にぴったりで。涙が出そうなほどでした。 いやぁ・・本当に良いドラマを聴かせていただきました。 ちなみに・・このCDを聴いてから、原作も読んでみたいな!と思って地元の本屋に注文を出したのですが。版元も売り切れて在庫がないと返事が来まして。Amazonや楽天などの本屋さんでも入荷待ち状態でした。聴く前に検索した時には、在庫がありましたから。私と同じような「原作を読みたい」と思った方が多かったのだろうか?と、ふと思ってしまいました。2007年4月、リーフさんが倒産してしまい。雨後の筍のように濫発されてきた感のあるBLも淘汰の時代を迎えようとしているのかもしれませんが。こうして、良質な作品なら。CDから原作へ・・と言う(普通は、原作からCDは多いでしょうが)流れも起きるのだ・・と、そういう事も考えてしまいました。 |
子供の領分 4 噂の真髄 |
吉原理恵子 | 角川書店 | 2004年1月31日 |
DISK1 1.蓮見高校 朝の登校 2.昼休み 3.茅野家 4.放課後の食堂 |
DISK2 1.武藤&麻生 2.新田&椎名 3.茅野家 日曜日の朝 4.To be continued キャラ対談 蓮見高校編 キャラ対談 茅野家三兄弟編 ピロートーク |
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関智一(茅野広海)、関俊彦(茅野陽一)、三宅健太(茅野大地) | |||
三木眞一郎(小林芳樹)、森久保祥太郎(新田薫) 置鮎龍太郎(椎名克彦)、中井和哉(堤大悟) 森川智之(武藤和将)、坪井智浩(麻生) 高階俊嗣(深沢)、朝倉栄介(織田) 石塚さより(榎)、荻道彦(高橋) 藤原泰浩、富坂晶、島村香織、望月健一 原田正夫、中村繪里子、増田美奈子 |
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階段落ちでの顔面キス。以来、歩く災厄・茅野広海とヤンキー主席・堤は二人で最凶ヒールズと呼ばれるようになった。 そんな興奮さめやらぬ体育祭前の放課後。食堂で、堤と広海にちょっかいをかけてきた奴らが居て・・。 |
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4は発売当時に気が付かなくて。6の時に「あ、注文しなくちゃな」と思っていたのですが。引っ越しやらなにやらでドタバタしておりまして。そんなこんなしていたら、8〜10が続けてリリースされると言うではないですか。こりゃ大変!とその時に4以降はまとめて注文した形になったものですから。感想を書くのが、凄く久しぶりになってしまいました。 間隔がかなり開いたおかげ?で、1からまた聞き直しをしたんですねぇ(大笑)。しかも、子供の領分って1枚では終わらない(大笑)。二枚組当然?のボリュームで。タイトル1つ聴くのでも時間はかかるのに、1から聴いていたらなかなか書けなくて(^^;・・・いや、二枚組は好きなんですよ。ボリュームあって・・・だけど、感想の時には本当に辛いですねぇ(^^;。 さて。この作品の特徴は、登場人物のナレーション・・モノローグがやたらと長いって事に尽きます。これは原作からしてそうなのだから、そのまんま音になった!と言えるのですが。モノローグが長いからか何なのか?お話の進行も凄くゆっくり・・なんですね。 2枚で、どのくらい時間経過した?一ヶ月は進んでいないでしょ・・・状態ですよ(^^;。 しかも、Hはまるきりないのに。何故か腰に来るお声の方ばかりがご出演。もう、耳のハーレム状態(大笑)。いや、本当に南原さんと同じように声フェチの作者さんご指名のキャストさんが、もう声フリークのツボ押しまくり。美声の共演かつ、演技上手な皆さんの競演と言う感じで。こういう時にドラマCDファンで良かったなぁ・・・・と思ってしまいます。 その中でも、今回「おぉお」と思ったのが、三木さんでした。三木さんでは、誘惑に負けて新田くんに秘蔵の「朝の眼福」写真を見せるシーンのやりとりと、新田が不用意にもらした一言で慌てまくるシーン。そして、放課後の食堂で茅野と堤に黄色団の応援団がイチャモンをつけて来た時の声音の変わり方!!これに尽きます。 ポヤヤンな普段は昼寝をしている肉食獣の小林くんが、目据わっています・・状態だと言うのが絵や文章がなくても分かります!なんですもの。 もちろん、演技達者な皆さんですから。それぞれに凄いシーンはてんこ盛りなんですよ。一位を決めるのが難しいくらい。 新田役の森久保さんの「朝一の眼福」写真が見えるようなリアクション。はんなりとした和的美人の声の椎名役置鮎さん。きっちりと線引きしているようなクレバーな堤。 やんちゃでオレ様だけど、女王様の広海。その内心の葛藤と可愛らしさが、本当に微妙な関智一さん。関智一さんでは、今回最後の最後にやられましたねぇ。 おまけ?にピロートークが入っているのですが。このトークは、大地くんに始まって陽一さんまでは、全員が女性に対するピロートークかと思いきや、これってこのお話だから。皆のマスコット(゜゜)\バキッ☆いや、アイドル?の広海くんが対象のピロートークよね?とは、すぐに分かるのですが。 それを全部まとめて受けて、広海くんのメッセージが続くんです。その「ほら、来いよ」と言った後の吐息のような喘ぎのような・・・ 最初に聴いた時、実は夜中に聴いていまして。ところどころ眠り被っていたのですが。その瞬間に覚醒しましたねぇ!!いや、私などの筆力では書き表せないくらいの色気を感じました。 このピロートーク。上手く編集すれば、大地と広海の会話。陽一さんと広海の会話、小林君と・・以下省略と言う会話が作れるかもしれない!!と思ってしまいましたよ。そうやって編集して聴いたなら、きっとこれはちゃんと会話になっていて。凄い睦言になっちゃうんだろうなぁ・・・(*^^*)。本編でHはなくても、ここで十分煩悩は満足させていただきました(^^)v。 また、ピロートーク同様おまけ?で入っているのが、キャラ対談ですが。ここでは、本当にそのキャラが喋っているのか?と思わせるほどの「シナリオを読んでいるのではなさそうな」凄く自然な会話!の演技が凄いです。もちろん、本編でもそういう会話がありますが。雑談!と言う感じのこちらの方が、凄いなぁ・・と思ってしまうのって・・何故?? 噴き出したのは、「いくとこまでいくしかない」と作者が言ったの言わないの・・「ところで、いくとこまでいく」って何だろう?とこぼした広海くんに「そりゃ・・」と正解を答えそうになった大地くんを制した陽一さん!その時の大地くんが素晴らしいですよ。 |
子供の領分 5 悪運の条件 |
吉原理恵子 | 角川書店 | 2004年2月28日 |
DISK1 1.居酒屋で 2.蓮見高校 3.城惺高校 4.体育祭の朝 5.日高の衝撃 |
DISK2 1.駆け巡る噂 2.嵐の前の静けさ 3.ランチタイム 4.広海&御三家&堤 5.城惺高校&志堂学園にて 6.ふたたび茅野家の朝 |
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関智一(茅野広海)、関俊彦(茅野陽一)、三宅健太(茅野大地) | |||
三木眞一郎(小林芳樹)、森久保祥太郎(新田薫) 置鮎龍太郎(椎名克彦)、中井和哉(堤大悟) 森川智之(武藤和将)、坪井智浩(麻生)、櫻井孝宏(日高千秋) 茂木優(深沢)、小河正史(織田)、高橋良吉(主将) 藤原泰浩(森下)、原正夫(渡辺)、関通利(佐々木) 藤田圭宣、西健亮、富坂晶 倖月美和、根本圭子 |
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蓮見高校の体育祭。同窓会よりも優先させて(大笑)見学に来た陽一と、バスケが休みで駆けつけた大地。そして、友達の彼女を見物に来た大地のチームメイト(バスケ部のポチby広海)の日高。 「溜まりすぎのド変態」と広海に評されて、面目丸つぶれの黄色団の深沢と織田が騎馬戦で広海をボコる計画を立てていたところに、大地と日高が行き会わせてしまい・・・。 |
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4の感想で、気が付いたら8〜10が出るところだった・・・と書いていますが。発売日を改めて見てみると。4と5が2004年。6の過去編と7の城惺高校バスケ部編が2005年に発売になっています。 この5の時点では、続編でも大活躍?!する日比野やバスケ部の主将は、6以降のキャストと違う方が演じています。まだ、はっきり決まっていなかった・・・と言うよりも、続編があるかどうか分からなかったから、決めてもいなかったと言うところでしょうか?なもので、この辺りから本編でも急浮上してきたサッカー因縁上級生の日比野(愚かな自爆野郎(゜゜)\バキッ☆)は、今回お名前すらない・・・(^^;。これからのキーマンでもあるのにねぇ。 さて。発売日から見える様々な事はおいといて。蓮見高校体育祭編です。 ここでのポイントは、なんと言っても広海レーダーが付いている大地くんが、本当にたまたま!このたまたま偶然に出くわしたってのが流石と言うか、凄いんですけど!黄色団の騎馬戦計画(ここの大地役三宅さんの恫喝は、本当に高校生か?あんたは!と言うほどの超ド迫力です。そりゃ、本物の族の総長だと思われても仕方ないですよね)と、やっぱり豪華メンバーそろい踏みのランチタイム!でしょう(^-^)。 今回の「おぉおお」は、櫻井さんでしたね。先ずは、バスケ部で鍛えられてヘロヘロになりつつ、大地に突っかかっていく辺り。そして、友人とじゃれていて陽一に注意された時のリアクション。 声、うわずってますし、凄く緊張している!状態。もう、この子ってわかりやすくて良いなぁ。そして、ランチタイムで全員に初対面だった日高くんの内心のリアクション。小林君を見て「で、でけぇええ!」とか新田くんを見て「あ、茅野の兄ちゃんに抜かされた白組のアンカーだ」とか置鮎さんの椎名の声に「あう・・腰に来た」となるところ。それらの大げさに見えるリアクションが、何故かちっともオーバーアクションになっていない。 おそらくは、一般ピープルが見た時の感想そのままじゃないかな?と思うのです。 彼らが動き出した時の「モーゼの十戒みたいだ!」と内心で叫んでいるところや、紅組のリレーアンカーがあのボンバーマン・茅野の兄ちゃんと知り、思い出してのモノローグ。お上手な声優さんだとはずっと思っていましたが。この日高くん役で、もう本当に惚れ直した!!(何回目よ・・惚れ直すのは)と言うところです。 櫻井さんファンで、このCDを持っていないと言う方は、絶対に購入をお勧めしてしまいます。日高くんのシーンは、丸ごとお奨め!です。 しかし。陽一さんパワーって本当に凄いと今回思ってしまいましたね(^-^)。何しろ、日高くんの第一種遭遇(゜゜)\バキッ☆での動揺は分かりますが。それだけではなく、あの武藤さんや堤くんまでもが、陽一さんの前では言い方が違うんですもの。堤くんなんて、ちょっと皮肉やさんが影を潜めてしまって、素直な青少年!!風の普通のしゃべり方が出来るんだ・・と皆に感動?されているほどの変わりようなんですよね。 堤と椎名の電車内での会話「椎名って、結構類友?」とニヤッと笑って言ってのけたりする辺り。それに対抗出来る椎名も凄いですが(普通、会話だけでその真意をくみ取ってついて行くだけでも大変だと思うんですが。会話を文章で読んでいた私はともかく・・ねぇ)そんな、意味深発言をしている堤くんとも思えません!状態。比べていただけると、その差は歴然!。 陽一先輩フリークと名乗る武藤はともかく、あの堤にまでしゃべり方を変えさせる!!まさに凄いですよね。 その陽一役の関俊彦さんは、蛍光ピンク垂れ流しの笑顔を見せている辺りが分かる「兄弟の欲目と言うやつだよ」とそっと微笑んで言ったであろうセリフに感動しました(^-^)。 ところで。ピーカンと言う単語が連発されています。原作を読んだ時にも思ったのですが、凄く良く晴れたお天気ってのをピーカンと言うんでしょうか??私はこの言葉を文庫で初めて知りまして。CDになったら、別の言葉を使うかな?と思っていたので、普通に使われる言葉なのかな?とちょっと気になっただけですが・・。 |
そして春風にささやいて |
ごとうしのぶ | 角川書店 | 2003年6月25日 |
井上和彦(崎義一)×保志総一朗(葉山託生) | |||
桐本琢也(赤池章三)、吉野裕行(片倉利久)、宮田幸季(高林泉) 櫻井孝宏(吉沢道雄)、鈴村健一(葉山尚人)、緑川光(野崎大介) 関通利(山下清彦)、くればやしたくみ(託生の母)、下山吉光(島田先生) 川村拓央(担任)、蓮池龍三(玄田先生)、城雅子(中山女史) 佐々木瑶子(青木)、高橋良吉(体育教師) 永松寛隆、下和田裕貴、萩道彦、ユウ・アマノ、松林大樹 小山剛史、佐藤桂一、加藤健、根本幸多 |
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山の中腹にある全寮制の男子校で2年に進級した葉山託生。春休みが終わって出てくれば、バスケ部の3年生・野崎との噂は流れているし、同じ学年の高林から一方的に敵視されているし。おまけに、1年の頃からあこがれの存在でもあったギィこと崎義一と同室になる。 ギィは、託生の事を愛していると囁くが。託生にはギィの好意を素直に受け取れない理由があった・・・。 |
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タクミくんシリーズの復刻第一弾です。何しろ、タクミくんシリーズは「あの、晴れた青空」で、次が「CANON」(夢の後先は、何故か入手していたにもかかわらず、聞いていませんでした)。しかも、原作を一度も読んだことがない(゜゜)\バキッ☆。 だったので、もの凄い誤解をしておりましたm(_ _)m。実は!ギィとタクミくんが同級生と言うのを、今回初めて知りました・・・うわぁ・・もう、原作からこのタクミくんシリーズのファンの方には、「おまえは、そんな事も知らないで。この作品を聞いたのか?」ってブーイングされそうな感じですが(^^;。 本当にごめんなさい。何故か、ギィはタクミくんよりも一学年上だとばかり思っていたら、同い年だったのねぇ・・。しかも、「あの、晴れた」でHシーンがあったりしたものですから。タクミくんの人間接触恐怖症って・・何?何??と言う感じでね。え?この子って、そんなに対人関係が悪い子だったの?近づきにくい子だったんだ・・・知らなかったぞ(゜゜)\バキッ☆。 あの晴れた青空でお兄さんが亡くなっている事と、タクミくんは親とあまり上手くいっていない事は分かっていました。CANONからは、音楽をする人なんだな・・ってのは分かっていましたが。今回、「そして春風」を聞いて、かなり目から鱗状態でした。入手時期の問題もあって(復刻された6タイトルよりも先に、あの晴れた青空は出ていましたし。キャスト違いのCANONも出ていたものですから・・・)作品を時系列で聞くことが出来なかったのは、仕方ないのですが。 人物関係とか、いろいろな物がストンと落ちてくる感じと言えば良いでしょうか?2作品だけ聞いて、その繊細さに若干の苦手意識を持っていたタクミくんシリーズに対する愛情が沸々とわいてきましたねぇ。いやぁ、良い作品じゃないよ(^-^)・・・今更ですけどね。 比べるのも何ですが。南原作品で、モノローグでの情景描写などで「あぁ、うざったい!」と思っていた自分が居ました。雨に濡れているテニスボールがカクテルライトに照らされてどうした・・とか、みだらに熟れ始めたピンク色の月は、今にも弾けそうな果実のようにとろりとした密を・・・だの、文章で読めばイメージを喚起する材料になったかもしれないだろう形容詞やいろいろな言葉を並べ立てた情景描写も、過ぎればうざい(゜゜)\バキッ☆と言いますか。音だけで聞いた時に、イメージを喚起されなければ、羅列された音にしかならないんですよ>かなり暴言ですねm(_ _)m。 ところが。この作品では、山の中腹にある学校の遠景に始まって。霧が深く忍び寄っている事、そして窓枠などに刻まれた「S」の文字。誰かに見つけて欲しいと願っているかのように・・と始まった保志さん演じるタクミくんのモノローグでの描写が、鬱陶しい雨に包まれた建物と、「S」の飾り文字はタクミくん自身ではないのか?と推測されるに至っては、「うーん・・・上手い!!」と唸ってしまいました。 情景と心情がピタリと一致したかのような、素敵なモノローグでの描写。あぁ・・これなら、うざくない。むしろ、音楽のようにさえ聞こえる台詞やそこから頭に描き出される光景を楽しみたい!と思ってしまったくらいです。 BLタイトルのお楽しみ?と言われるHは、さりげなかったのですが。 このタイトルのお楽しみは、豪華出演陣!ですねぇ。保志さんの他人を拒絶して生きてきた、自分を守るためにはそうするしかなかったタクミの繊細さがぴったりで。そして、その殻を破り、愛し合うことが出来たギィ役の井上さん。男っぷりが良さそうな印象ですよね(^-^)。 そして、復刻版では何故かこの1だけの片倉役の吉野さん。ざっくばらんな友人にぴったりでした。キーパーソンのお兄さん役の鈴村さんは、あまり出番はなかったのですが(^^;、そのシーンの印象が強いだけに、あぁこれだけなんてもったいないねぇ・・と思ってしまいました。赤池くん役は、辻谷さんの印象が強かったのですが。うん、桐本さん、良いじゃないか!!と。今後、チェックしておこう!と強く思いましたよ。はい。 また、高林役はCANONなどでは、石田さんが演じていらっしゃいましたが。宮田さんで大正解!! 私が聞いた高林は、既に吉沢くんと両思いのカップルで。どちらかと言うと小悪魔的な可愛らしさ。王女様っぽい印象だったのですが。この春風では、嫉妬心丸出しの女王様なんですね(王女様=プリンセスと女王様=クィーンの差って微妙かもしれませんが、かなり重要ですよね)。その高飛車なところと、泣きじゃくる高林は、宮田さんの方が似合うかもしれない・・と思っておりました。 その高林に振り回される吉沢くんの櫻井さん。あまり出番がなかったのですが。優しい人ですよね(^-^)。今後に期待!!ですね。 そして、当て馬?と言いますか。3年の野崎くん役の緑川さん。ちょっと鼻持ちならないスポーツマンを見事に再現していらっしゃいました。絵も何もないのに、見える気がしましたねぇ。本当に豪華で、耳福の時間を過ごさせていただきましたm(_ _)m。 |
「恋からシリーズ」 ミニドラマCD |
Daria創刊10周年記念 特別付録 | 水戸泉 | 2006年12月22日 |
森川智之(西原高敏)×山口勝平(沢木嘉瑞) | |||
嘉瑞が、高敏に「苦手なものは何?」といきなり質問を。それに「キスされるのが苦手」と答える高敏であるが・・。 Daria創刊10周年を記念しての雑誌付録。恋のからさわぎシリーズの二人のとある夜の会話と、二人を演じている森川さん、山口さんのトークを収録。 |
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恋のからさわぎシリーズ自体を聴いたことがなくて、いきなりこの番外っぽい雑誌付録かよ!と言わないで下さい。要る?と言われて「うん。なんでも欲しい」と答えたら、貰っちゃったの(大笑)。 で、なんでも片っ端から聴いておりますが(ジャンル、あまり選んでいないなぁ(^^;)。雑誌によると、芸能人の高敏と、幼馴染みの嘉瑞くん。嘉瑞くんは、いわゆる可愛い系統で「子」がつくクマタイプの少年。両親の転居について行かなかったので、嘉瑞が高敏の所に同居している。宿代代わり?に、キスもセックスもしない!と宣言している嘉瑞を上手に襲っている高敏君・・・というお話だなと。はい。 で、今回のミニドラマでは。普段はあまり高敏の事に興味を示したがらない嘉瑞が、週刊誌の記事を読んで(この辺り。結構嘉瑞くんも高敏くんを気にしているんだろうな・・)苦手な物を質問している・・と。そういう番外編なんですよね。 ツボは、森川さんの「ちょっと語尾が可愛いっぽい」高校生!でした。森川さんが今まで演じられた高校生でも、可愛い部類に入るぞぉ!だって、同じ時期に聴いていた「子供の領分」の武藤と比べたら、その差は歴然。 武藤はもうある程度完成された大人っぽいところがありますが(学ラン着ているのは、詐欺だろうってほど)。この高敏くんなら、まだ可愛いかも(*^^*)。 そして、セリフの中で「ちっとも苦手じゃないだろ?」と見せてくれた「わあ、困った。キスされてしまった」ですよね(^-^)。 一方の山口さんは。やっぱりこういう子とか小が付く小動物系統の似合いそうな受けは、天下一品ですよね。ちょっとかまってやりたくなるような可愛らしさ。宮田さんや保志さんの可愛らしいキャラとはまた、違う可愛らしさがあります。うーん・・どう表現したら良いんだろう?? トークでは。本編よりも長く語っていらしゃったようなのですが(大笑)、カタカナが苦手だったり「です。ます」調が苦手な森川さんのお話など。業界のお話含めて語っていらっしゃいます。途中で、「こんな業界の話ばかりで良いのかな?」とおっしゃっていますが。良いんです。そういう業界のお話とか、滅多に聴くことが出来ない話は好きですよ。だって、食べ物の話などは、他でも聴く機会があるじゃあないですか(^-^)。 食べ物関係では、辛いものが苦手な山口さんのお話を聞くことが出来ました(^^)v。 |
LEVELーC 2in1 |
葵二葉&紅三葉 | マリン・エンタテインメント | 2000年3月23日 |
三木眞一郎(本城一臣)×石田彰(篠原みづき) | |||
LEVELC 1 家中宏(小田切)、森川智之(成海)、子安武人(篠原実) 深見梨加(五百蔵春の)、鈴木琢磨(菊池)、田仲美夕紀(秘書嬢) LEVELC 2 子安武人(篠原実)、深見梨加(五百蔵春の)、関智一(小鳥遊新) 伊藤健太郎(若槻)、遠近孝一(小坂)、森久保祥太郎(生徒A) 石井康嗣(カメラマン)、加瀬康之(校内放送)、奥島和美(女の子A) 田仲美夕紀(女の子B)、森利也(父兄B) |
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LEVELーC 1 みづきの次のモデルの仕事は、なんと一臣のライバル会社のものだった。しかも、香港のデザイナーを抱き込んだ秘書の成海は、みづきと一臣の事も調査済み。逢うことを禁じられたばかりか、撮影は当分香港で行う!と無理矢理みづきを国外に連れ出そうとするのだった。 LEVELーC 2 みづきの学校の体育祭。みづきは、大好きな人達に囲まれてご満悦だったが。そんなみづきを冷たい目で見つめる同級生の小鳥遊(たかなし)。そんな小鳥遊から、いきなりキスをされてしまったみづき。その現場を一臣に目撃されてしまった! |
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このCDは、石田さんのBL作品ではかなり初期に聞きました。と言うのも、遙かで石田さんを知ってから。他のお仕事をいろいろ聞いていた時。ぱふのインタビュー記事があったんですね。その中で、石田さんの印象に残るBLと言う質問で挙げられていたタイトルの一つがこれだったからです。 即!購入しましたっけ。その時には、お金がないっほどのインパクトはなかったですね。凄く中途から始まってしまったなぁ・・・と思った印象の方が強かったんですね。 回想シーンでの、一臣の「この世のものとは思えないくらい・・」と言うのが、このLEVELーCにおける一つの決まり文句と言いますか、良く出てくる言葉の一つなんです。だけど、ドラマCDではもう既にこなれたカップルになっていまして。ここに至るまでの二人のそんなこんなだとか、一臣さんとの初めてなどが、出て来ない。いきなり、最初の夜から襲ったわけでもなかろうし(大笑)。 この二人が、ここまでお互いがお互いを思いやるまでの経過がなくって、みづきのモデルの仕事が、一臣のライバル会社のものだった・・と言う、二人にとっての試練のお話になっていたので。お兄ちゃん公認のカップルに(しかも、男同士だぞ?!で、お兄ちゃんも一臣さんの手料理の事は知っているし)なるまでの経緯がなくて、いきなりドラマだったので、「途中から始まっちゃいました」の印象の方が強かったんですね。 うーん・・・まぁ、熱々カップルも悪くはないですが。どちらかと言うと、恋愛は過程を大事に聞きたいかなぁ・・などと思うものですから。始まったと思ったら、お兄さん公認のラブラブカップルで。お兄さんは、弟の恋人の双子の姉?と語り合っていたりしたもので、「うーん・・・最初が知りたいなぁ」と思っておりました。 そうこうしているうちに、ビデオとして出ていたLEVELーCがBLブームでDVDになって再販。髪の毛が長い時の石田さんが見たい!と言うだけの理由で購入しましたら、このDVDに二人の初めてが入っていたんですね。 で。そちらを見たりしているうちに、このドラマCDの感想を書くのが遅くなってしまった・・・と。はい。 やっと書くことになったドラマCDですが。今回、聞き直しをしていたら「あらまぁ・・」と思う事が結構ありましたね。 1の初版は95年。2は97年に発売されています。だからかしら?Hシーンが、今よりも過激ではない。石田さんはしっかりと喘いでいらっしゃいましたが。あまり効果音がない事に気が付きました。え?受けの人の声だけで、そちらのシーンを表現しちゃったの?と思ったくらい、他になし(^^;。攻めの三木さんのちょっと言葉攻めっぽいセリフはありますが。ほとんどが、石田さんの息だけで乗り切っているような印象が残るんです。 普通のシーンでも、みづきが皆にキスをするシーンでのキスの効果音。これがねぇ・・・とってつけたようなキスの効果音。声優さん達が、手の甲などに自分でキスをして効果音を作ると言う話を聞いた事がありますが。この当時は、まだ本当に、効果音って事だったみたいで。キスに聞こえない(大笑)。 効果音で言うと。体育祭の前に「とにかく体力を付けたい!」として、みづきががむしゃらにご飯を食べるシーンがあるのですが。そのシーンのお茶碗の効果音。箸がぶつかるお茶碗の音・・これがね、石田さんが喉を詰まらせたりする演技がなかったら分かりませんでしたよ(^^;。 石田さんの受け・・・と言うよりも、BLではどちらかと言うと、攻めの方が積極的になります。大多数の石田さんの受けって、凄く恥ずかしがりで嫌がりつつ・・の状態なのですが。このみづき君が、受けの割には積極的。やりたい盛り(゜゜)\バキッ☆の高校生だから・・でしょうか?結構、一緒になって楽しんでいます・・・なんですね。だからかな?あまり、いやらしさは感じなかったですが。ただ、二人の間に何かがずれている・・と言う状態での(2の後半での)Hでは、「じゃあ、一臣はどうしたいの?」に続くセリフが、まぁ・・・小母さん赤面しちゃいましたよ。 石田さんが、あの石田さんが(あの・・ってどの石田さんよ(大笑))「足を広げて」・・・なんて。そういう事をお願いだから、言わないでぇえええ!!でした。でも、1で家中さん演じる小田切さんを押しのけるシーンでは、急に男っぽく抵抗していたので、嫌だ!と抵抗すれば結構抵抗出来るものなんだなぁ・・と思ってしまいました。 みづき君と言う子は、健気なんですよね。今までも苛めにあった事はある。誰も助けてくれなかった。だから、自分が頑張らないといけない。自分が気にしないようにしないといけない・・・と、必死に頑張っている。その頑張りを自分にも預けて欲しい。一緒に歩いて行きたいと願う一臣の気持ちとすれ違ってしまう。もっと、甘え上手になって良いのに・・・って思ってしまうんですな。 作者さん達が描きたかった、見えないからこそ大事にしたい。確かめあいたいお互いの気持ちや心・・。伝えたい気持ちや心の大事さ。2でのすれ違ったままのHシーンや、1の電話でのシーンなどで表現されていたのではないでしょうか? 声優さん達は、2の方では。森久保さんが名前なしの同級生を演じていらっしゃる!これにびっくりしましたね。 1の森川さんは、冷たく冷静な秘書を熱演。自分の気持ちがはっきり分かっていない小鳥遊の関智一さんは、2の台風の目でした。 三木さんと石田さんのコンビは、好きしょもそうでしたが。やんちゃな攻めの三木さんと、包み込む受けの石田さん。三木さんでは、モデルをしている恋人を持っているジレンマを叫ぶシーンが素敵でした(*^^*)。 そして、優しいお兄さんの子安さんは「うわぁ、こういうトーンの優しげな子安さんって好きだなぁ」と思います。1で、一臣と一緒に食事をするシーンや、春のさんと弟達をさかなにして飲み明かしましょう!と言うシーンなど。でも、何よりも、2の最初の方の「これから、ヒルトンホテルのスウィート・ルームにお泊まりに行く」と楽しみにしている弟が「そうだ!兄さんも一緒に行こう!」と誘うシーンでの失笑。おそらく、絵の中だったなら一臣と顔を見合わせて苦笑していたと思うのですよ。その絵が見えるほどの優しい微笑み状態。こういう優しいお兄さん、好きですよ(^-^)。 |
お嫁においでよ! |
寿たらこ | オークラ出版 | 2003年7月20日 |
お嫁においでよ! 小杉十郎太(デビット・ジュース)×成田剣(小倉甘治) Mr.バレンタイン! 花田光(間淵太郎)、谷山紀章(湯月湯治) |
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お嫁においでよ! 小林恵美(チヨ美)、杉野博臣(小倉父)、梅里紗希(およね) 佐藤晴男(デビット父)、大橋隆昌(部員1)、山内悠椰(部員2) Mr.バレンタイン! 佐藤晴男(男子生徒1)、大橋隆昌(男子生徒2) 小林恵美(子供湯月)、梅里紗希(あけみ) |
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お嫁においでよ! 会社の倒産を救ってくれたアメリカの企業。しかし、その融資は小倉家からジュース家に嫁を出すことが条件だったのだが・・・妹・チヨ美が、幼い頃のデビットの容姿を嫌って、結婚を前に逃亡してしまったのだ。 かくして、デビットの花嫁に繰り上げ当選?となった甘治は、花嫁修業をすることとなり・・・。 Mr.バレンタイン! 湯月には、人に言えない秘密があった。それは、甘いものを食べないとやっていられない体質。しかし、甘い物好きは女みたいだと馬鹿にされる。 湯月は、こっそりとお気に入りのチョコミントマフィンを買いに行ったのだが。なんとそこで、学園で人気の高い間淵と遭遇してしまう。彼に自分の秘密を暴かれたくない湯月は、チョコミントマフィンを断つ事とするが・・。 |
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わはは。こういう明るいBLって好きですねぇ。設定やら、いろんな物に突っ込みを入れたくなるとか、そういうのがないってのは本当に好き。そりゃね、いろいろと感想を書く時に突っ込みとか文句とか書いていますけど。本当は、文句や突っ込みを書かないで良いものなら、書きませんよ。えぇ。だから、こういう底抜けに明るいお話の方が気楽で良いなぁ・・と思います。 さて、バレンタイン!の方は。こちらはHシーンはなし。気持ち的にはあるのかもしれませんが。とりあえず、湯月と間淵の間にはチョコミントマフィンがとりもつ縁があるだけで。ただ、間淵が一生面倒を見ます!なんて宣言していますから、彼らの周囲にはそういう目がついて回るでしょうねぇ・・。 谷山さんが、甘い物大好き!の世間体を気にする青年を好演していました。Pretty Babyで可愛らしい受けを演じていらしたのが印象に残っておりますので、そろそろ受けとしてブレイクするかな?と思っておりましたのに、何故かあまりご出演がなくって。やっと出演と思ったなら、シーンがなくてあぁ残念。しかも、相手がミス・キャストの花田さんでしょ?結構面白い対決になりそうだなぁ・・と思っておりましたのにねぇ。 花田さんが、チョコミントマフィンの職人で(大笑)学校では硬派な人気者の高校生というのが、ちょっとピンとは来ませんが(゜゜)\バキッ☆、まぁ・・こういう声の高校生もありでしょ。と言うことで。チョコミントマフィンは食べた事がありませんが、久しぶりに自宅でお菓子を焼こうかな・・と思っておりました。 その分?お嫁においでよ!で、楽しませていただいたから、良いんです。 妖しい外国人を(怪しいか?)演じさせたら、日本で2番目に上手い!とブックレットに小杉さんが書かれていますが。では、小杉さんも認める「怪しい外国人一番目」はどなたなんでしょう?実は、ドラマCDよりも。ブックレットに書かれた2番目宣言が、今回一番気になった事項でした(大笑)。 閑話休題。ガソリンスタンドで、市内で二番目に安い店と言う看板を出しているお店がありまして。その看板は、上手いなぁ・・・と常日頃通勤で前を通る度に思っていたんです。一番と書くと、それより安い店があった時に拙いですし。2番目ってところがミソだなぁ・・て。 あ、ひょっとして小杉さんの2番目宣言もそういう事かしら? 話を元に戻しますが。子供の頃は不細工(゜゜)\バキッ☆で、成長したら良い男。バイセクシャルだから、妹がお嫁さんでも、甘治がお嫁さんに来るのでもどちらでもOK!と言う彼は、もし本当に妹さんの方がお嫁に来ていたら、どうなったかしらね?まぁ、男を見た目で判断しちゃ駄目なんですけどね>妹さん。 ただ、花嫁修業をしているうちに、だんだんとデビットが好きになっていく。デビットのウワサを聞くと、平静でいられない甘治さん。彼のために作っていながら、自分もお腹がすいていたから・・とちょっと言い訳をしている辺りが、本当に可愛くて。一方のデビットも、甘治のためにわざわざ噂を立てられてまで、学校を抜け出してお菓子を買いに行っている。この二人って、お互いにお互いを思い合っているんですよね。妹さんには申し訳ないけど、この二人は夫婦となったら、口ではあれこれ言いつつも幸せでしょうね(^-^)。こちらのお話では、おにぎりを食べたくなりましたね。 しょっぱな、「アウチ!」といや・・いくら外国人でも言わないでしょ・・みたいな台詞を堂々と言ってのけた、小杉さん。本当に、素敵な外国人でしたね。特典の映像では、デビットの名字を知らなくて。適当な事をおっしゃっていましたが(^^;。台本には、デビットとしか載っていなかったのでしょうね。 購入のきっかけは、あの(だから、あのって、どの?どういうあの・・なんだろう?)成田さんが受け??しかも高校生ってか?と言うので、怖い物聞きたさ(゜゜)\バキッ☆だったのですが。成田さん、大丈夫です。高校生も十分にやれますよ!!えぇ。受けのシーンの可愛らしさには、びっくりしました。いやぁ、可愛かった。 小杉さんと成田さんのちょっと意外なカップリングが聞きたかったのですが(このお二人のカップリング表記がしてあったら、極道ものとか警察とヤクザさん関係とか、せめてサラリーマンものなど、そういうお話なら凄く納得するのですが。学園ものと言うのが、とっても意外だったんです)はい、とても満足させていただきました。 成田さん・・特典映像では、小杉さんがゴルフをしている・・・と言うので、素振りっぽい動きをしていらっしゃいますが。手の形が、それ野球のバッドの素振りだし(大笑)・・・・(^^;。 |
invisible signーイスー |
内田一菜 | HOBiRECORDS | 2005年7月29日 | |||
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関智一(相澤舜(シュン))、石田彰(三宅真琴) | ||||||
鳥海浩輔(和久井遼)、雪野五月(紀村凛) 中井和哉(松岡聡)、荻原秀樹(林原健介) |
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遼が、家から出ることとなり。舜と凛、そして遼には見えない真琴と一緒に部屋探しをする事となるが。格安なアパートには、何かと問題があって・・。 ゲーム第一弾「invisible signーイスー」と「invisible signーイスー眠れる森」の間にあたるドラマCD。 |
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先ずは、人物関係からすっきりと整理して聴き始めましょう。私のように、ドラマCDを先に聴こうとしてはいけませんよ(^-^)。 いや、聴き始めた時に私がかなり「えええぇえ!?」状態に陥ってしまい。そこからゲームを買って、確認してから途中で放り出したCDを聴くことになったからです。 ゲームをする時間はないわ!とおっしゃる方のために、ちょっと解説をしますと。 主人公・相澤舜は幽霊を見ることが出来る体質。そのために恐怖体験をいろいろとしてきた。彼の友人は三宅真琴。 しかし、その三宅真琴こそが舜が探し求める1歳の時に誘拐されて行方不明の兄。しかも、出会った時には既に死んでおり。舜以外の人間には見えていない。その上に、舜に意地悪をしている会社社長令息である和久井遼が養子に出される前の家である三宅の家で、真琴は遼の兄として5年間過ごしていた・・と。だから、真琴は舜の実の兄であり、誘拐犯の息子である遼の兄であった時代も持っている・・・と言う事になります。 相手に触れることで、相手の記憶を見ることが出来る能力の持ち主である凛は、同い年で別の学校の女子。遼と仲良しさんで、殺人事件を解決した松岡刑事の妹になると・・。この兄妹も名字が違うので、キャスト表などを見るだけでは分かりませんが。両親の離婚と言う理由みたいですね(^^;。松岡刑事もちょっとした霊を見る力はあるけど、その部下の林原刑事は霊媒体質で、真琴に憑依されてしまう存在。 そして、舜は恐怖体験故に多重人格者。第2人格が、舜は苦手な霊を浄化する力を持っているワイルドな魅力の持ち主。真琴を敵視し浄化してやる!と思っているシュン。シュンは、遼と(舜よりも先に)言うに言えない(゜゜)\バキッ☆関係をした友人関係・・っと。 以上が、今回ドラマCDに登場した人物の大まか?な説明になります。 どうです?かなり大雑把なところでこんな所になります。 名字で兄弟だとか親子を考えてしまうと、駄目なのね(^^;。私が、ドラマCDを「ま、いっか」と聞き始めた時に「えええ??」となったのは、それらの人物関係がごちゃごちゃしてしまったからです。 そこに今回のドラマCDでは登場しなかった(ゲームには登場した)成宮さんや陣内さんなどのお名前がいろいろ出てくるのでややこしいったらありゃしません。 さて。そんなドラマCD一番の聴き所は、なんと言っても関智一さんの一人二役と言っても過言ではない演じ分けですね。智一さんにしては、ちょっと高音で弱々しい(゜゜)\バキッ☆の舜と、ワイルドな魅力全開!のシュン。同じ身体を使うのだから、多重人格も同じ声になっちゃうのだけど。声だけで、今どちらになっているのかが分かる!これですよね。 そして、真琴が憑依している状態の林原刑事役の荻原さん。石田さんが演じている真琴のような感じで演じて下さい・・と言われて、収録前夜に眠れなかったほど緊張されたそうです。そりゃそうですよねぇ。憧れの先輩の前で、その先輩のマネをしなくちゃいけない・・。それが好評だったものだから、続編のゲームでもそういうシーンが増えたとか・・(^^;。いや、増やしたくなる理由が分かる!!ほどです。 3つのペンダント。真琴が舜に渡した「ギューフ」(育ての母から貰ったもの)、遼の「ダエグ」(母親から貰ったもの)、そして真琴の遺体の側にあった「イス」。それぞれに意味があり、ドラマCDの中では完璧には明かされなかった謎が解明されるのは、続編のゲーム「眠れる森」の最後になります。 二つのゲームの架け橋として、楽しむ・・それがこのドラマCDの楽しみ方かな?と今回痛感しました。 ところで。このゲームと言うか、ドラマCDは。BLになりきっていないBLと思っていますが。皆さんなら、どちらのカテゴリに入れようと思います?? |
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