更新情報早見ページです。

*ホームページの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。
買ったらすぐに聞く作品もありますが、とりあえず棚に並べる・・・と言う作品もかなりあります(゜゜)\バキッ☆。

(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので。
新規に感想やデータをアップしたものをここで、過去一ヶ月分についてまとめて紹介します。

ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m。
一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_ _)m。
また、ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。


*今月のトピックス

*梅津秀行さん、50タイトル突破しました。

*愛とバクダンをシリーズ扱いします。NIGHT HEAD GENESISもシリーズ扱いです(^-^)。

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*感想アップ一覧

*ひよこや関連とENDLESSシリーズは、やっと感想を書き終えました\(^o^)/。春抱きも、とりあえず現段階では終了ですが・・これは、きっと続き出るだろうし。終了と言えないでしょうね。

BASARA 茜の章1 運命の子供 王都妖奇譚 〜妖星〜(前編) Cafe’吉&ICS R1
Aiデスガン
♯1 古より魂を込めて
彩雲国物語 TVアニメ版ドラマCD 1
愛情手料理奮闘記!
少年陰陽師 風音編1
禍つ鎖を解き放て
裏 今度はマのつく最終兵器!
(元祖ごーじゃすVer.)
桜蘭高校ホスト部 
わいがやCDーPACK
月刊ASUKA応募者全員サービス
「異界繁盛記ひよこや商店」&「ONE×3」
ファイブ 秘密 らんま熱闘歌合戦
遙かなる時空の中で 2&3 キャラコレ 1
地の青龍 平勝真&源九郎義経
幻想魔伝最遊記 ヴォーカルアルバム
VOL.1
BL裏話 Vol.5
STAMP OUT 追跡調書(B) 3時から恋をする(B) ボーダー・ライン1(B)
春を抱いていた 7(B) 恋する暴君(B) キヨショー1巻(B)
エデンを遠く離れて
神よ、いずこの楽園(B)
私立翔瑛学園男子高等部
倉科先生の受難(B)
エンドレスシリーズ完結記念
マッドパーティへようこそ(B)

*感想アップしたもの

BASARA 茜の章1 運命の子供

田村由美 ケイエスエス 1997年12月19日
茜の章1.運命の子供 第一回〜第四回
目覚ましコール 更紗、朱里、タタラ、千草、角じい
BASARA 緊急会談!
出演:井上和彦、佐々木望、木村亜希子、田村由美
木村亜希子(更紗)、石田彰(タタラ)、速水奨(ナギ)、玄田哲章(角じい)

立木文彦(父)、土井美加(千草)、根谷美智子(柚香)
大谷育江(まーくん)、さとうあい(まーくんお母さん)
長嶝高士(村人)、柳沢栄治(村人)、関口英司(村人)、石塚堅(村人)
大塚明夫(錵山将軍)
王家の支配に苦しんでいる小さな村・白虎。そこに、男の子と女の子の双子が生まれる。一族の預言者であるナギは、その子供が「運命の子供」であると言う。成長した暁には、民を率いて国を救う星となるべき運命を背負った子供であると。
皆は、男の子であるタタラを運命の子として大事に育て。タタラも皆の期待に応えるべく、日々精進していた。しかし。同じ日に同じ母から生まれた女の子・更紗は「自分は一体・・」と思うようになる。
そんな二人が12歳になった時。タタラの成人の儀式が行われている時に、赤の王の軍勢がやってきて・・。
田村由美さんの漫画は、「巴が行く!」が好きで。当然のように、このBASARAも田村さんの新作であるとして、夢中になって集めました(^-^)。
ですから、このドラマCDを聴いた時に「あれ?」と思ったのです。なにしろ、更紗のお兄さんはBASARAの単行本一巻の始まってすぐ。もう何ページもいかないうちに、首を斬られて殺されてしまうんですもの。あのお兄ちゃんが、生きている時代のお話であり、つまりはBASARAが始まる前の段階のエピソードなどをドラマCDにしたんだな・・じゃあ、実は赤の王でもある朱理との会話は、今回はなし??お互いに、素性を知らないままに惹かれあう更紗と朱理のドラマはなしなのね・・それは、オリジナルアニメで見てね!と言うことだったのね・・と気が付くのに、ちょっと時間がかかりました。何しろ、ブックレットにはアニメの設定画などが載っていたのですもの。

まぁ、原作にも描かれていなかった子供の頃の更紗のエピソードを描くと言うのは良いのですが。お兄ちゃんが殺されてしまうのを知っている私にとっては、もう切ないのなんの。
原作は、少女漫画ですから。女性である更紗が、実は運命の子であり。彼女が切り開く運命と言うのが物語になるのは、そりゃあ仕方ないと言いますか。実際にコミックスを読んでいる時には、気になりませんでしたもの(^^;。確かに、期待されていた男の子の方ではなく、女の子が民を救うために戦う運命にある!方がドラマティックですよね。しかも。その中で出会った相手が、実は・・と言う設定など本当にドキドキしますもの。

と言う訳で。ドラマCDは、あくまで15歳のその運命の日が来るまでの双子達の間の思い遣りであるとか、周囲の人々のドラマになります。
このドラマCDでは。1回が、二人が生まれた日と、二人が6歳に成長したある日、近隣の村人が来るまで。2回目が、近隣の村人が死んでしまい、気持ちを強くするタタラとそれを見守る更紗の二人が7歳になるまで。3回目が、2回目の最後で落馬した二人。タタラが先に目覚めたものの。ひょっとしたら、自分ではなく運命の子は更紗ではないのか?と気づくエピソード。そして4回目がタタラの元服の日のドラマを描いています。

年齢不詳(大笑)の預言者・ナギを静かに強く速水さんが演じられています。双子が生まれた時から、既に「じい」(って、じいさんと呼ばれる年齢と言うのは辛いですよね)と呼ばれていた角さんを(大笑)玄田さんが風格で演じられています。双子のお父さんは、村長さんでもあるのですが。双子を産んだ妻をいたわる優しさで魅せてくれた立木さん・・。そして、気持ち良いくらいまで憎々しい悪役を大塚明夫さんが、迫力で演じられています。
申し訳ないのですが。木村さんは、この6歳から12歳くらいまでのドラマCDなら、女の子・女の子していても別に悪くはない高音で可愛らしいのですが。これが、15歳を過ぎたなら馬にまたがって自ら戦う(相手には男だと思われるくらいの迫力を持った)更紗には・・ちょっと・・力が・・迫力が足りないかなぁ?と思いつつ聴きました。とても一生懸命!!と言うのは良いのですが。声の質が、女性で細いんですよね・・。私はOVAは見ていませんが。BASARA本編部分のアニメでは、どうだったのでしょう?このドラマでは、子供時代だったから可愛らしく演じていらしたのかしら??

しかし。石田さんと大谷さんですよ!!このCDの聞き所は。
石田さんに関しては、贔屓の引き倒しと言われようが。タタラ少年が一生懸命で、純粋であればあるほど。小母さんは悲しくてねぇ・・。こんな良い子が・・みたいな。石田さんの純粋少年は、本当に涙を誘います。
そして、双子の幼馴染みであるまことくん。通称まーくんは、大谷さんの凛とした声が素晴らしかった。彼は、更紗の良き喧嘩相手であり。更紗の事が好きだったんだろうなぁ・・とセリフの後ろで分からせてくれるんですね。まーくんがタタラの身代わりになろうと決意した時の声音の強さ。その真摯な態度。第四回の最後の方は、まーくんとタタラの姿に涙がこぼれるほどでした。
ところで。当時はCDに留守電やモーニングコールなんて企画が多かったのは多かったのですが。この目覚ましコールの人選って、一体何なんでしょうねぇ?朱理役の井上さんなんて、ドラマに出演はなかったのにね・・・。あと、もう一カ所気になったのは。最遊記のラジオドラマ部分などのオープニングなどで使われている曲が使われていました。最遊記よりもこちらの方が古いのですから、最遊記で使われていた曲と言うよりも。BASARAで使用されていた曲が、最遊記で使用された・・となりますが。
個人的に聴いた順序が(BASARA1の方は、中古で入手した経路もありまして)最遊記が先だったので、あら?と思ったのでした。

王都妖奇譚 〜妖星〜(前編)

岩崎陽子 コーエー 2002年7月24日 KECHー1216
1.予兆   
2.禍曲   
3.凶星   
4.悲風
1997年1月25日に発売されたものの廉価版です。
井上和彦(安倍晴明)、塩沢兼人(橘影連)

富沢美智恵(小野氷月)、冬馬由美(千早)
勝生真沙子(藤原彩子)、石田彰(藤哉)

幸野善之(源満仲)、増谷康紀(参議)、稲田徹(貴族)
井上隆之(貴族)、坂本正吾(満仲の部下)
増田均(満仲の部下)、西脇保(満仲の部下)

山寺宏一(藤原将之)、永井一郎(賀茂忠行)
晴明は、不吉な夢を見ていた。「約束通りに戻ってきたぞ」と声はするものの姿が見えない親友・藤原将之。
その将之の一度消えたはずの死相が、また現れて消えない。その原因が、兄弟子であった橘影連であることに気が付くものの。影連は、都に災いを呼び込んでしまう。将之は、影連の野望を打ち砕くため愛馬を走らせるが・・・・・・
未来を見通せる晴明。その彼が見てしまう親友の死相。
冥府の役人である氷月や、敵である影連さえもが「関わらせたなら、将之は死ぬ」と明言してしまい。本当ならば、結界の中や屋敷の中に閉じこめて嵐が過ぎ去るのを待つのが得策だと分かっているのだけど。でも、もしも将之を閉じこめてしまったなら、彼の心が死んでしまう。悔いを残した生き方では、将之の心が生彩を欠いてしまう。彼が彼であり、なおかつ自分の親友として生きていくためには・・・・。

もしも、自分なら選べないだろう究極の選択ですよね。・・まぁ、一般ピープルの私には、そういう選択を迫られる事なんてないでしょうけど。
しかも、影連さんと来たなら。その弓を取りに行った者は妨害を受けて危険な目に遭う事、だから晴明か将之しか取りに行かないだろう事。しかし、その弓を射ることが出来るのは将之さんしか居ないことを分かっていて罠を仕掛けているわけです。
都も弟弟子晴明の親友も、どちらも失わせてしまおう!と言う二重三重の罠。その怨念の凄まじさを塩沢さんが、これ以上は望めないだろうほどの熱演で演じていらっしゃいます。
時々、私はこの王都妖奇譚で藤哉くんを演じている石田さんは、まさにブラックな役を演じさせたら天下一品だ!と書いていますが。その上を行きますね。
塩沢さんの場合は、黒いなんて一言で済まないんです。塩沢さんの場合は、まさに暗黒。黒い上に暗い・・暗黒と言う言葉の通りだ!と言われてしまったら、もう返す言葉もないですが。暗黒を声にすると、こうなっちゃうんだなぁ・・と言う感じです(石田さんの場合は、黒いだけで暗くはないですね)。愛馬だけを都に向かわせた将之の前に現れて、その種明かしをしつつなぶり殺しにするシーン。
もう、もう止めて!と言いたくなるほどの迫力です。しかし、ボロボロになりながら都になおも向かおうとする将之。彼が「晴明と約束した」「俺は晴明を信じているからな」「晴明はおまえとは違う」となおも晴明との絆を大切にしているのを知った時、ふっっと切れた彼が「さらばだ・・藤原将之殿」と将之にとどめを刺す声音の怖さと来たなら!!歌うように優しく、軽やかに言いながらとどめを刺してしまうのです・・。影連さんの口元には、微笑が浮かんでいるだろう!!と思えるほどの凄まじさです。
そして、この影連さんと相対する将之役の山寺さんの演技ときたなら。本当に血吐いていません?と思ってしまうくらい、瀕死の状態に聞こえてしまうのです。
山寺さんでは、もう一カ所。影連殿の笛の呪縛に囚われないために、耳栓をしているシーンがあるのですが。その時の会話が、もう名人芸でした。あ、これは何も聞こえていないな・・と言うのが丸わかり。アフレコの時に、本当に耳栓をしてはいませんよね??と思ったくらいでした。

最後に、将之の愛馬に導かれて。原っぱにやってきた晴明が「迎えに来たぞ」と将之の身体を抱えるシーンでは。その抑揚のない声が、晴明の悲しさを物語っていました。
「まさ・・」と一瞬絶句して「将之!」と言う井上さんの悲痛な声が、ずーん・・・と響いております。
井上さんは、他にも雲切り?の呪文を唱えたり。十二神将を放ったりしていますが(先日、少年陰陽師を聴いていたものですから。青龍に朱雀に・・うふふ・・きっといろいろ居るのよね・・と一人でにやついていました)それらのイントネーションに苦労なさったとも聴いています。そうよねぇ・・普通の言葉じゃないですものね。でも、本当に言葉にも力があるなぁ・・と感じさせてくれました。

どちらかと言うと暗いお話になってしまうのですが。冒頭の方の見鬼の才能に恵まれた千早の君を巡るお話。千早さんに、将之が「力がある上に陰険で自信家で、へそ曲がりで神経質でふてぶてしいから、敬遠されがちだが。根は悪い奴じゃない」と、悪口なのか褒めているのか分からない事を言っています。そして、その将之の事を「猪」と面と向かって言う辺りなどは、お互いを認め合った親友と言う感じで、本当にほほえましく思ってしまいます。
でも、実生活でこういう事を言っていたら。きっと険悪になっちゃいそうですよね(^^;。


KOEI BEST SELLECTION 王都妖奇譚~妖星~(前編)

Cafe’吉&ICS R1

フロンティアワークス 2004年2月25日 FCCSー0004
Cafe’吉祥寺で
岩永哲哉(栗原太郎)、石田彰(皆川ひふみ)、伊藤健太郎(大久保真希)
森久保祥太郎(徳美秀太)、保志総一朗(一ノ宮純)
大塚明夫(三鷹雄一)、関智一(菜積浩伸)
ICS
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)
Cafe’吉祥寺のメンバーは、菜積が福引きで当てた食事券を使うために。そして、ICSのメンバーは飛の親戚が経営する中華料理店に食事に横浜・中華街に来ていた。
しかし、食事券を持って出たのになかなか来ない肝心の徳&肉まんの匂いにつられた磯貝と同行したシホの二人が迷子になってしまい。手分けして捜す事になる。そして、彼らは(お互いに)その個性あふれるメンバーと不幸な出会いをするのだった・・・・。
そして、Cafe’吉お馴染みのお悩み相談に、次々とかかってくる電話は・・・。
オリジナルドラマながら、シチュエーションコメディで人気を博した「Cafe’吉祥寺で」。そして、同じスタッフが取り組んだ学園物のシチュエーションコメディである「ICS」。この二つのお話のキャラクター達が、もしも出会ったなら!と言うとんでも面白いコラボレーション企画設定のお話です。まぁ、お互いに濃いキャラクターばかりですから(大笑)、出会って普通に顔見知りになるだけ・・のはずがない。むしろ、その個性故に激突するか、もしくはとんでもなく意気投合するか・・のどちらかになると予想が出来ます。
そして。ドラマCDならでは!のお楽しみとしては、やはり片方だけならなんて事はないのですが。二つ合わせてしまうと。一人二役になる方がいらっしゃるんですね。
はい。吉祥寺の皆川とICSのフラッペを演じている石田さん、そして吉祥寺のなっちゃんとICSの磯貝くんの関智一さん。このお二人の一人二役の共演を楽しみにしちゃうんですよね。何しろ(再販分のフロンティアワークスから出た分に)付いている帯には、皆川とフラッペの絡みに乞うご期待と書いてさえあるんですよ。
って事は。このCDを企画した人達自体が、一人二役の共演を目玉にしている!のですよね(^-^)。
もう、この一人二役を聴くだけでも。このドラマCDは買い!!ですよ。えぇ、もう本当に面白かった。プロの技を見せていただきましたねぇ(^-^)。

ただ、濃いメンバーばかりですから。ちょっと出番が少ない・・と言うよりも、影の薄い方もいらしたみたいです。これは、第二弾と第三弾を楽しみにしようと思っています。

お話としては、真希ちゃんと磯貝くんが可哀相でした。皆思朗くんにおもちゃにされてしまい、ボロボロになっている真希ちゃん。そして、ごく普通の人だけに気の毒だった磯貝くん。思った事をポンと言っただけなのに、それが菜積の地雷だったとは!!ですから。そんな二人は、フラッペの呪術のための生贄に選ばれてしまい。青いプラズマを発しながら「びびびび」とずーっと放電しているのですもの。おまけに、楽しみにしていただろう食事を食べる事も出来なくて。
その一方で、石田さんキャラの二人は見事に(これは思惑通りと言いますか)意気投合しちゃって・・・。キャンパスが吉祥寺になくて、本当に良かったかも・・とふと思いましたわ。

これで行くと。フーキーズやバレスタでしたっけ?それらのキャラがふとした弾みで出会ったなら・・・と言うお話など、いくらも作れそうですが。そちらは未だに出来ていませんね。そこまで広げてしまうと、声優さんでかぶってくる人が増えるからでしょうか?それとも、設定がやりづらいからでしょうか?あったら良いのにねぇ・・それぞれのファンを、他のシリーズに導く良い機会になるはずなのに(苦笑)。

個人的には、全員が一堂に会した前半の中華街騒動よりも。カフェ吉のメンバーによるお悩み相談電話バージョンがお奨めですね。
ここでの皆川さんのシホの電話に対してのガングロリカちゃん風のセリフ回し。これを聴いた日には、もうリカちゃん人形をまともに見る事が出来ません。そうか・・現代のリカちゃんは、こうなっちゃっているのかぁ・・・(大笑)。

Aiデスガン
♯1 古より魂を込めて

夜木まゆ ランティス LACAー5591 2006年12月21日
1.プロローグ
2.不死管理警察・極東管区・東都署捜査一課
3.Y73地区・デイアネイラ刑務所
4.アルテミス組織プレアデス
5.ホセ港
6.デスガン
7.番外編〜不死管理警察・極東管区・東都署捜査一課名物「夏のひよっこ頭釣り」
檜山修之(鷺宮レイジ)、森川智之(美嬢ヤシキ)

宮田幸季(高尾イオタ)、井上和彦(カルマル・水沼・シン)
本田貴子(大沢ムジカ)、吉野裕行(松岡スバル)
宇垣秀成(エクストラ)、斎賀みつき(美嬢アオ)他
200X年、巨大な隕石が衝突した事による欠けた月の破片が地球に降り注いだ。月の破片に付着していたタンパク質が人を不死状態に変えてしまい。不死と化した人々は、自らを月による奇跡の存在・アルテミスと名乗って戦争を起こした。
そんなアルテミスに対抗出来るのは、魂を込めた弾を撃ち出す「デス・ガン」だった。不死管理警察の極東管区には、二人で一つのデス・ガンを操るレイジとヤシキが居た・・・。
ん・・・・っと。この感想を書いている2007年3月は、何故か「役不足」と言う単語がひっかかる月ですねぇ・・。

私は、役不足と言うのは。その人の力の方が上で、役が下。だから、「君には役不足だよ」と言うのは、「君にとって、この役は君の力を十分に発揮出来ない役である」・・・と理解していました。つまりは、「君にはもっと上の役がふさわしい」・・・と言う意味になるのだと。
ところが、このドラマCDでは。ひよっ子のイオタ君に対して「おまえじゃ役不足だ」とレイジさんが言うのですが。これって、逆ですよね。イオタは後輩で、しかも敵ですら「ひよっこ」と呼んでいるくらいなのですから。
こういう、あら??あらら??と言う台詞があると、シナリオライターさん大丈夫かなぁ??と心配になってくるんですよね・・。それとも、役不足の意味って変わったのでしょうか??日本語も、昔には意図していなかった用法で転用されたり、今じゃあこっちが当たり前!なんて事があるみたいですから。私が知らないだけで、どこかで意味は変わってきているのでしょうか??

さて。このドラマCDを買ったのは。主役の二人に、森川さんと檜山さんコンビ。おまえら!の名コンビであり、彩雲国物語の双花菖蒲のお二人じゃあないですか!それに加えて、脇を固めているのが宮田さんに井上さん、本田さんと来れば。こりゃあ買うしかないでしょ(゜゜)\バキッ☆状態で。BLではないけど、とにかくコンビを組んだ二人の漢の熱きお話だとすれば、期待出来るじゃあないですか?で。お話の内容は全く知らないで買ったのですね。
一回目は、それなりに面白かったのですが。二回目は、うーんと・・状態でしたねぇ。まだ第一話と言うことでか、言葉の説明や状況説明が多いのですが。その説明のされ方が、あまり上手くない(゜゜)\バキッ☆。折角、冒頭で隕石によって月の破片が落ちてきて、地球が滅亡の危機に瀕した事。やっと210X年になって停滞の時期を迎えている事が語られていますが。「私は、一つの事件を思い出す」って、これは210X年のそのまた未来(例えば211X年とか)に居る井上さん演じるキャラクターが(生き延びて)回想しているわけ??
え?と思っていると、いきなり場面は吉野さん演じる悪役が、何かを仕掛けている。
その次のシーンが、二日酔いのレイジとヤシキ。ヤシキに含みのあるような言葉を言いながら、結局昨晩何があったのか言わないレイジ。・・・言わないつもりなら、最初からひっかかるような言い方をするなよ(゜゜)\バキッ☆と、思っているところに後輩のイオタ君登場。そこで、二人の休暇中に事件が起こった事。その画像を見せるシーンになり、お話はスピーディにスバルとレイジ達の戦いに突入していくので。その展開は、まぁテンポとしては悪くはない。
なのに、何故かもたついているんですね。突入した先で、弟・アオの最期を思い出して呆然としてしまうヤシキ。現場で、呆然とするな!このど阿呆が!!(あ、ごめんなさい。つい・・・)と思うくらいに、展開は悪くないのに何かすっきりしないんです。
しかも。この3人の構図が、TVドラマのあぶない刑事に似ているんですよね(古くてごめんなさいね)。舘さんと柴田さんの二人の先輩と仲村さん演じる後輩刑事の構図。
だからでしょうか?台詞もちょっと小粋っぽい軽口をはさみつつ展開されますが。その洒脱な雰囲気を出すための台詞が、逆にかんに障ってしまいましてね(^^;・・。ホストだとか、そういう話は今は良いから!!と、何か折角のレイジのキャラが空回りしてしまっている感じなんです。イオタ君を大事にしているのか、とことんバカにしているのか??折角のキャラクター設定が、全然生きてこない・・・。

また、レイジが囚われてしまって。モニターを見ながら、敵の狙いと正体を突き止めるシーンでは。そのいかにも!的な会話による説明がうざったくてねぇ・・。
折角の第一話で。そういう説明が必要だとしても。冒頭にまとめて、アルテミスの事やデス・ガンの説明をしておけば良かったのに・・。レイジとヤシキのデス・ガンは特殊だから、最後の種明かしをするわけにはいかなかったにしても。魂を込めた弾だけが、彼らに有効であることくらいの説明は欲しかったかな?皆に馬鹿にされている感もあるイオタ君も、そのデス・ガンを扱えるから捜査一課の一員のはずなのに。とりあえず、個人の魂の容量や大きさで、その威力が違う事くらいは説明があるとなぁ・・。
だけど。ヤシキが口づけをして銀の銃から撃った弾が、レイジの金の銃のシリンダーに入って・・・。そこから、どうして撃てるのかなぁ?特殊だから、暴発はしないと思うけど(大笑)。それに、スバルと同時にヤシキが撃っているのなら、シリンダーに吸い込まれている時間分、不利じゃない??その間に、スバルの弾もレイジかヤシキに届いているでしょ??と言うか・・その前に。この対決シーンでのレイジの位置って、どのくらい離れているの??ぐるぐる巻きに縛られて、ヤシキとイオタの二人とレイジの間には、不死となった人々(ゾンビみたいな物だと解釈していますが)が居たわけで。レイジは、囚われている時にエクストラと名乗る人物に刺されていますし。そうなると、レイジとヤシキの間にスバルは居る事になりそうですが・・。この時の4人の(エクストラは、すぐに居なくなっているので)位置や距離感が、今ひとつ分からなくて・・。しくしく・・。

声優さん達は、熱演されていましたよぉ。もう、本当にプロの技を見せていただきました。
ナレーション兼任の井上さんは。課長さんの台詞の後にすぐナレーションが入っている所で、ちょっと「この課長さんは何をいきなり・・」と思うシーンもありましたが。ナレーション部分は総じて渋く低く決めて下さいました。
本田さんは、色気のある女性が素敵でした。エクストラがムジカさんの名前を知っていた・・ところを見ると。彼女もただ者ではなさそうなので。今後の活躍に期待します。
新人のイオタ君は、皆のいじられキャラ。ちょっと訛りある?と言う感じで、ワタワタしたりふくれたり。すぐに騙されたりが、宮田さんお上手でした。最後のトラックでは、早口言葉のような「キョクトウトッキョキョカキョク」を何度も何度もおっしゃっていて。聞く度に「噛まないかな?大丈夫?連呼しているよね」と何故か私の方がドキドキしました。
悪役の吉野さんは。私、何故かこのトーンの吉野さんの声、好きです(大笑)。ESCAPEやSaint Beastよりもこちらの方が好みかも(大笑)。
森川さんは、あまり感情の起伏のない役で。その冷静なトーンが、クールで良かったです(^-^)。
最初にキャラのイラストを見た時。実は森川さんと檜山さんの役を逆に見ていまして(゜゜)\バキッ☆。熱血・森川さんにクールな檜山さん・・良いねぇ・・と思っていたのですが。やっぱり叫ぶ役は、檜山さんの熱血ボイスに似合っていました(大笑)。デス・ガンを発射した時の「いっっけええええ!!!」の渾身の叫びは、檜山さんならでは!と思っておりました。熱いくせに軽い。本当に微妙なさじ加減が、実にお見事でした。

レイジとヤシキの二人のクール&ホットな会話は、まだ1巻ではちょっとちぐはぐなシーンで使われていたように思いますので。今後に期待したいと思っています。



彩雲国物語 TVアニメ版ドラマCD1
愛情手料理奮闘記!

雪乃紗衣 マリン・エンタテインメント MMCC4103 2006年8月25日
桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し静蘭)

檜山修之(李絳攸)、森川智之(藍楸瑛)、池田秀一(紅邵可)
中多和宏(黄奇人)、真殿光昭(紅黎深)、石井康嗣(霄太師)
岡村明美(珠翠)、市来光弘(兵士)、石上裕一(兵士)
初の女性官吏試験に向けて勉強に励む秀麗。秀麗が集中して勉強に取り組めるように・・と、その日の夕飯をあの邵可が作ると言い出した。これ以上家を破壊されては、お嬢様が勉強に集中するどころではない!!静蘭は、絳攸と楸瑛を呼び。皆で秀麗のために夕飯を作る事にする・・。一方、劉輝は秀麗に一目会いたい!と抜け出す機会を狙っていたが・・・。
彩雲国物語が、アニメになった後。原作を扱ったものではなく、こうしてアニメ版のキャストでドラマCDが作成されるようになりました。
原作やアニメ以外の部分でも、絳攸と楸瑛の口げんかや、劉輝と静蘭の兄弟愛を聞いていたいファンとしては、それはそれで嬉しいのですが。
同じアニメ番外編?と言う位置づけでも、タイトルにはっきり「番外編」と書かれている方は。どちらかと言うとギャグテイストが強いかな?と思うのです。王様がねぇ・・本当にどんどんお馬鹿になっていくようで。・・・本当に名君??昏君の間違いだったりして?と思ってしまうほどなのです。
まぁ、それはそれで原作とはまた違った味付けのお話や、キャストの皆さんの名演技を楽しみにしてはいるのですが。

さて。このTVアニメ版と銘打った方のドラマCDは、本格的?にTVアニメの番外編としても通じるほど、ちゃんとしたお話になっています。なんなら、これをTVアニメ一話分として絵をつけてもおかしくないかも・・・?と思ってしまうほどです。おそらく、あちらの番外編(ジェネオン版)とこのシリーズ(マリン版)とでは、コンセプトが違うのでしょうけどね。

そういうわけで、一話分のエピソードを聞いたような気分になってしまいます。
しかも。ちゃんと原作の設定通り・・ありそう!!なお話で。
邵可様が、娘のために何かしたいと申し出。それを体よく断れない秀麗と静蘭。気持ちだけで良いのだけどなぁ・・・と思いつつ、彼に出来る仕事を考えて割り振る辺り(おそらくは、黎深さんが来なければ、乾物を戻す作業も邵可様に割り振りされたのではないでしょうか?)と、藍将軍にのみ食材を頼んでお誘いをするなんて、あまりアニメでは触れていないブラック静蘭降臨!ですね。それをまた、口先三寸でまるめてしまう勢いが、緑川さんにあるんですね。一番は、自分の仕事に疑問を持った黎深様が駄々をこねた時。お嬢様は・・と説得するシーンでしょう(^-^)。
あまりにも器用貧乏すぎて、ちょっと可哀想な静蘭ですが。このお話では、その器用さが前面に出ているようです。

勉強に一生懸命のお嬢様は、あまり出番は多くはないですが。夢にまでうなされてお米を追いかけるなんて、麦に馬鹿にされる!と喚いた秀麗そのものですね>桑島さん(^-^)。

絳攸と楸瑛の、主上に対する態度は。とても臣下のものとは思えませんが。おそらくは、劉輝含めて3人がその空間を楽しんでいるんでしょうね。
しかし・・本当に劉輝って、「好きなものは先に食べてしまうタイプ」なんでしょうねぇ(^^;。と言うか、嫌な事は後回しタイプと言うのか・・。
私は、個人的には「好物は後にとっておくタイプ」だったりするんですね(大笑)。そう、嫌いなものから食べるんです(だって。好物なら別腹で入るかもしれないけど、嫌いなものは後に残して満腹になってしまうと、ますます不味く感じてしまいますから。余計に嫌いになりますもの)。そして、仕事は先に片づけてしまって、後からのんびりゆっくり楽しむ(もし、仕事などが残っていたら、そちらが気になってしまって楽しみが半減しますもの)タイプなんです。だから、仕事が山積みになっているのに秀麗の元に行こうとあがく劉輝は、ちょっと良く分からないのですが(どうせ、片づけなくてはいけないのなら。そちらを一気呵成に片づけた方が良いと思うのです)。
ふと、今回のドラマCDを聞きながら。劉輝は絳攸に真剣に怒鳴って欲しいのではないだろうか?彼がいつも真剣に自分の事をどやしつけるから、そういう姿を見たくてわざと、かまって欲しいからやっているのか?と思ってしまいました。
いや・・違うだろうとは思いますが。でなければ、怒鳴りつけられると分かっていて、逃亡しようとか仕事をそのままにしておく・・なんて出来ないですもの。そして、それをそっととりなす楸瑛の姿も見たいのかも??違うか・・(大笑)。
楸瑛と絳攸、そして劉輝の3人の仕事をめぐってのやりとりは、彩雲国物語の中での楽しみになってきつつありますね。
劉輝が、サクサクと仕事をこなして絳攸から怒鳴られなくなったら、かなり寂しいかも(大笑)。一つのお話に一回は絳攸の怒鳴り声を聞くのが楽しみですよ(^-^)。檜山さんが叫ぶのって、本当に似合いなんですもの。その怒りっぷりが気持ちいいからかなぁ??

一番の気の毒だったのは、今回は奇人さんかな?と思います。いきなり訪問されて、自分が居合わせなかった夕飯のやりとりを延々と聞かされて。

そして、一番の謎は。おそらく聞いた人は皆さん思うのでは?
邵可様、どうして単にお湯を沸かしているだけなのに「お湯の色が変わるの?」って事でしょうか??

少年陰陽師 風音編 第1巻
禍つ鎖を解き放て

結城光流 フロンティアワークス 2005年1月26日 FCCNー0006
甲斐田ゆき(安倍昌浩)、大谷育江(もっくん(物の怪))、小西克幸(紅蓮)

麦人(安倍晴明(じい様))、石田彰(安倍晴明(青年))、小林沙苗(藤原彰子)
森川智之(青龍)、高橋広樹(六合)、田中理恵(天一)
皆川純子(玄武)、鈴村健一(朱雀)、今野宏美(太陰)
関俊彦(藤原行成)、福山潤(藤原敏次)、折笠富美子(風音)

飯島肇(穂積諸尚)、平井啓二(大百足)
伊丸岡篤(雑鬼)、大黒優美子(雑鬼)、寺田はるひ(雑鬼)
樋口宏澄(役人たち)、峰健一(役人たち)、渡辺慶太(役人たち)
内裏の改築工事が進む中、怨霊騒ぎが起こっていた。見鬼の才能のある彰子姫は、西の空に不吉の影を見る。
そして、その西からやってきた災いである怨霊は、昌浩の先輩である敏次の身体をのっとって、行成に呪詛を仕掛けるのであった。行成を救おうとすれば、呪詛を返すしかない。しかし、呪詛を返せば敏次が死んでしまう・・・究極の選択を昌浩は迫られてしまう・・。
風音編の始まりです。今回のテーマは「名前」ですかね?と思うくらい、あちこちで「名前が一番短い呪である」と言う台詞を聴くことが出来ました。
いや・・・原作を読むなり、風音編をまとめて聴いて内容を把握した上で感想を書けば良いのですけどね。そうすると、その巻独自の感想ではなくなったり。先の展開を知ってしまうと、また違う感想になっちゃう時があるので、余程の場合でなければ、先を(読んだり)聴いたりしていない・・つまりはその巻を買って、初めて聴く状態で感想を書こうと思っています。でも、たまにはなんとなく、先読みをしてしまったり。予想しながら・・・の時がありますがm(_ _)m。
紅蓮の名前の由来が出てきたり。もののけのもっくんなら、六合は「りっくん」と呼んでも良いか?とか、紅蓮と言う名前を彰子に紹介しても良いか?などなど。今回は、なんとなく名前が一つのキーワードかな?と思っただけです。はい・・。

少年陰陽師が始まった時には、やたらと「晴明の孫」「孫、言うな!」の掛け合いが多くて。その掛け合いによるテンポよい会話が楽しかったのですが。
ここに来て、もっくんが「晴明の孫」と言う時には「励まし」が籠もっているなぁ・・と感じさせてくれる会話になってきました。もっくんも、昌浩が嫌がる「孫」と言う言葉をわざと言う時は、彼にハッパを掛けているんだな・・不器用な素直じゃない愛情を感じてしまうのですね。
窮奇編の3巻でも、大谷さんと小西さんの素直じゃない愛情表現について感想を書きましたが。このドラマCDの最後のシーン。紅蓮がわざと姿を現して、見鬼の才能のない敏次に見せつけた後。もっくんの大谷さんが鼻歌を歌い、それにかぶさっての紅蓮役小西さんのモノローグの締めくくり。もののけの格好をしているもっくんが、鼻歌を歌っている内心の状態なのでしょうが。そのコンビネーションが、良かったですわ(^-^)。
また、窮奇編1巻で。大谷さんと小西さん、そして麦人さんと石田さんはそれぞれ同一人物なんだよねぇ・・と書きましたが。もっくんコンビだけではなく、祖父様コンビも素晴らしかったです。
2トラックで、じい様晴明が青龍に対して「宵藍よ・・・」とぼやくシーンがありますが。3トラックで、青龍が晴明を護って傷ついた後「宵藍よ。昔から無茶をする奴だよ、おまえは」と声をかけるシーンの言い方が、もうまさに同一人物。語尾の声のトーン・・・まさに必聴!ですね。

巻が進んで、登場人物(神将)も増えてきました。お気に入りは、太陰と天一の女性コンビですね。まさに対照的で。
天一の朱雀を思う優しい気持ちが、本当にたおやかさに満ちていて。田中さんの声って、好きですわ(^-^)。
あと、藤原一族の行成役関俊彦さんは。今回も優しい優しい人でした。昌浩も、こんな人に後見人になってもらえて、良かったねぇ。彼との会話の後は、本当に嫌な事があっても、そのストレスでさえ吹っ飛んでしまいそうなほどです。
今回から登場の嫌な先輩役・藤原敏次さんには、福山さんでしたが。いやぁ・・良い!!良かった!!単なる嫌みな奴じゃなくて、良い人だったじゃないか・・私は彼が嫌いじゃないです。
いや・・凄く正直な奴じゃない(大笑)。面と向かって、「偉大なる祖父様の七光り」とか言う人って居ないでしょ。思っていても、言えない・・・・。
途中で、怨霊に身体を乗っ取られてしまった後。「最初は期待していた」と言う彼の本心のセリフは、聞き応えがありましたよぉ。聴いた時には「おぉおおおお!!」と背筋にぞわぞわっと何かが走ったほどです。「ねたましかった、憎らしかった。だが、おまえにもしもの事があったら、きっと皆が悲しむ。早く、逃げろ!」と昌浩を逃がしてくれるシーン。そして、天一に出会ってしまった彼は、恋心を抱いてしまったようで。その豹変ぶりが、もう素晴らしい!!昌浩に天一の事を熱く語るシーンは、聴いているこちらが「ポっ」となってしまいそうなほどでしたわ。
今回から登場と言う点では、朱雀の鈴村さんも・・ですが。冒頭と最後にちょっとずつで、鈴村さんファンには、物足りないのじゃないかなぁ・・と思ってしまいました。
「りっくん」と呼ばれてしまい、ボソボソと「りっくん・・・」と固まっていたように思える六合役の高橋さんは、フリートークで弾けていらっしゃいましたねぇ(^-^)。大きな声で、ばんばんセリフを言わないと。ストレス溜まるんでしょうねぇ・・。
そのフリートークでは。ハプニングについて語ると言うことで、携帯の電話帳を消してしまった方や録音出来るウォークマンMDに入れただけで、録音が消えてしまった方・・。いろんなお話を聞くことが出来ました。このトークも、実は毎回楽しみです。
ところで。ちょっとだけ気になったのですが。呪文の一つである「きゅうきゅう・・・」と言うのは、「にょ」と「じょ」のどちらなんでしょうね?いや・・今までは、ずっと遙かの泰明さんの唱える言葉を聞いていまして。先日から、王都妖奇譚の井上さん演じる晴明さまの呪文も聴いていたのですが。石田さん扮する泰明さんも、晴明さんも「きゅうきゅうにょりつりょう!」と唱えていらっしゃるのですね。しかし、甲斐田さん扮する昌浩くんは「きゅうきゅうじょりつりょう」と唱えていまして。ずーっと「にょ」で聴いていたので、「じょ」と最初に聴いた時には「あら?」と思ってしまったのです。如ですから「にょ」でも「じょ」でも間違いじゃないでしょうが・・。聞き慣れた言葉を違う読み方ですと、妙に耳障りと言いますか・・・(^^;。

裏 今度はマのつく最終兵器!
(元祖ごーじゃすVer.)

喬林知 角川書店 COO598 2005年6月30日
1.プロローグ   
2.豪華客船は危険がいっぱい
3.さてその頃の眞魔国   
4.一難去ってまた一難
5.魔剣モルギフ・ぶらり湯けむり秘湯の旅
6.それぞれの道
7.帰ってきたら帰ってきたで   
8.エピローグ
9.裏今度はマのつく最終兵器キャストコメント(元祖ごーじゃすVer)
櫻井孝宏(渋谷有利(ユーリ))、井上和彦(フォンクライスト卿ギュンター(ギュンター))

大塚明夫(フォンヴォルテール卿グウェンダル(グウェンダル))
森川智之(ウェラー卿コンラート(コンラッド))
斎賀みつき(フォンビーレフェルト卿ヴォルフラム(ヴォルフラム))
勝生真沙子(フォンシュピッツヴェーグ卿ツェツィーリエ(ツェリ))
竹田雅則(グリエ・ヨザック(ヨザック))、宮田幸季(村田健)、小西克幸(渋谷勝利)
魔剣・モルギフを見つけるための旅を 別視点から描いたドラマCD。有利達がヴァン・ダー・ヴィーアに向かっていた頃、眞魔国で起こっていた年長者達の会話や、有利が眠っていた時にコンラッドとヨザックの間の会話。モルギフ視点のお話と、眞魔国に行く前後の有利の兄・勝利との会話や村田との会話などを描いている。
マリン・エンタテインメントから発売された本家すぺしゃるバージョンと、どう違うのかな?と言うのが一番の疑問点でした。角川書店から発売された元祖ごーじゃすバージョンは、通販でしか申し込みが出来ないものですから。ドラマの内容が同じなのだったら、一般購入出来る本家だけでいいや・・・・と最初は思っておりました。
しかし、微妙にトラックタイトルが違うんですね(大笑)。本家で入っていたグウェンダル閣下の受難のトラックは、こちらにはありません。で、同じ金額を取るんですから。何かあるはず!と、思っていた時。
とあるサイトさんで、タイトルコールをする時に「本家」と「元祖」の違いがある事と、キャストトークが違う事。そして微妙に内容の違う巻もある!と書いてあるではないですか。そりゃ、ちょっと聞き比べてみたいかも・・とふつふつと興味がわいてきましてね。夏のボーナスを使って(゜゜)\バキッ☆、角川書店の通販でしか購入出来ないタイトルをまとめて購入したのであります(^^;。

ドラマについての感想は、本家の方で十分に語らせていただきましたので。この元祖では、本家との違いだけを語ろうと思います。

で。結果は・・・・・・宮田幸季さんファンの方は、元祖ごーじゃすバージョンをお勧めします(大笑)。
本編のドラマ部分は、グウェンダル閣下のファンは絶対に本家の方がお勧めなのです。何しろ、お母様であるツェリ様の胸の谷間で窒息しかけているし、ギュンターに迫られている(大笑)「グウェンダル閣下の受難」のトラックは捨てがたいですもの(個人的にヨザックのあの絶妙のタイミングの忠告が、好きだったので。ちょっと寂しかったかな?)。
しかし、次巻予告のムラケンズのコント?(゜゜)\バキッ☆は、こちらの元祖バージョンの方が面白かったです。特に!宮田さんがドラゴンボールの悟空くん風や、タイムボカン風の「解説しよう」なんてセリフを変幻自在に操るところは、これでしか聴くことが出来ません。あの櫻井さんとの会話は、まるまるお勧め!ですね。
そして、キャストトーク。素で喋るキャストのトークが好きな方は、元祖の方が長いですよ(^-^)。何しろ、最終兵器と言うタイトルにかけて。キャストの「ここぞ!と言う時に使う最終兵器。なかった場合には、願望などを」と言うテーマトークと、ファンの皆様へ・・の二つについて語っているからです(本家の方は、収録の感想の一言コメントくらいでしたから)。また、森川さんや井上さんが「ゴージャス」な自己紹介なんですよ。もう、ハンサムボイスと呼びたくなるくらい二枚目ボイスで、語りかけていらっしゃるのが素敵でした。井上さんの「あなたの」とサービストークは本当に「きゃあ」と言いたくなるくらいでしたもの。
井上さんの、最終兵器の味付け道具とは?などトークも楽しかったですし。

しかし。ふと思ったのですが。このCDで、ヴァン・ダー・ヴィーア音頭を歌った竹田さんが「何曲かからぱくっています」と堂々と語っていらっしゃるんですね。本家を聴いた時には、音頭が収録されたソングアルバムの発売はまだかなぁ?と思っていたのですが。これを聴いて、ひょっとして発売時期が延期になった理由は、そのぱくりの曲が判明してしまって。それでなのか?著作権的に拙かったのか?とドキドキしてしまいました。

桜蘭高校ホスト部・わいガヤCDーPACK

葉鳥ビスコ LaLa応募者全員サービスオリジナルドラマCD 2005年9月
1.長編ドラマ「桜蘭高校ホスト部・ドキッ!身体測定編」
2.ミニドラマ「もしも環以外がハルヒに扮していたら」
3.ミニドラマ「オペレーション・クマちゃん」
4.読者シナリオ「関西弁キャラに挑戦!」
5.おまけ「清爽☆おはようメッセージ」
久川綾(藤岡ハルヒ)、緑川光(須王環)
諏訪部順一(鳳鏡夜)、保志総一朗(常陸院光)、鈴村健一(常陸院馨)
大谷育江(埴之塚光邦)、津田健次郎(銛之塚崇)


風間勇刀(九瀬猛)
志村知幸(野武)、中川里江(女医)、沢城みゆき(藤宮の君)

奥真紀子(女生徒・ナース)、落合祐理香(女生徒・ナース)、服部加奈子(女生徒・ナース)
小橋知子(女生徒・ナース)、足立友(女生徒・ナース)、大谷美貴(女生徒・ナース)

鈴木達央(男子生徒・医者)、河野裕(男子生徒・医者)
山中真尋(男子生徒・医者)、三浦潤也(男子生徒・医者)
桜蘭高校の新学期・・・と言うことは、春の身体検査がある!身体検査で、洋服を脱いだならハルヒが女性である事がバレてしまう。
なんとかして、ハルヒが女性である秘密がばれないようにホスト部は「フォーメーションA」計画を実行に移した。それは、環がハルヒになりすますと言うものだった。
全員プレゼントCDで、このボリューム!!毎回、LaLa関係のドラマCDの褒め言葉で書いている気がしますが。読者からの応募シナリオで、関西弁に挑戦したり。漫画の連載でのエピソードであった身体測定のお話のドラマ化と、その後日談としての「もしも・・」。そして、環愛用のクマちゃんぬいぐるみがほつれてしまってのエピソード。
なによりも、ホスト部に対抗意識を燃やしているアメフト部の九瀬先輩の野望を打ち砕く「ホストレンジャー」の話と、本当におまけにしておくには勿体ない!!ほどのボリュームです。

全員プレゼントのオリジナルで、しかも3枚目のこのCDでは、キャストの皆さんも本当にぴったり!と言う感じで。楽しく楽しく聴かせていただきました。
ホスト部お約束の環の「〜にゃ」発言や、お父さん発言に鏡夜母さん・・・。もちろん、常陸院兄弟のぴったりのタイミングの会話や、ひたすらに可愛いハニー先輩と寡黙なモリ先輩・・音で表現されたホスト部!と言う感じです。

ハルヒ役の久川さんの可愛らしいだけじゃなく、環の言動に鋭く冷静に突っ込みを入れるところ。結構ざっくりとした性格を現す「ホッチキス」での繕い物。気のない変身シーンなど、こういう子が側にいたら、本当に学生生活が楽しかろうと思って聴いていました。
緑川さんの喜怒哀楽の激しい「殿」のセリフは、今回もテンション高く。関西弁に時代劇調、さまざまな演技の要素を求められて、大変だっただろうなぁ・・と思っております。
今回の緑川さんの一押しセリフは、「大丈夫。守るよ」とハルヒに囁くところでしたねぇ。もう、こんなに甘い声で囁かれたなら。うっきゃあああ!と叫んでしまいそうなくらいです。あ、もちろん。他の「〜にゃ」や「ハルちゃん・・ばれちゃった。えへ」と戻ってくるところや、ホストレンジャーでのアドリブなのか?シナリオに掲載されていないセリフの数々。本当に最高です。

保志さんと鈴村さんの周囲を煙に巻く双子のぴったりの演技。ホストレンジャーの殿とのやりとりが、結構笑えました。腹黒い参謀の諏訪部さん。諏訪部さんでは、もしも・・トラックの鋭く突っ込みを入れる辺りが、聞き所ですね。
可愛いハニーの大谷さんは、こういう可愛い男の子をやらせたら天下一品ですよねぇ(^-^)。その寝起きの悪さと、うさちゃんを傷つけられての怒りのシーンは迫力ありましたが。大谷さんでは、ホストレンジャーのナレーション部分の訳の分からない説明が、素晴らしかった。
また。このドラマCDならではのお約束。寡黙なキャラだから、ナレーションを担当していると言うモリ先輩。眠くなると、素晴らしく臭いセリフを吐きまくり・・のシーンでは、それまでしゃべれなかった分を取り戻すかのように、津田さんが大熱演!です。

しかし。今回は、九瀬先輩の風間さんも忘れてはいけませんね(^-^)。いやぁ、あのオレンジ様信奉者である九瀬さん。その馬鹿馬鹿しいまでのハイテンションっぷりが素敵でした。
ホストレンジャー自体が、オリジナルであった事も含めて(オリジナルだと、初めて聴きますしね)本当に新鮮で楽しかったので。ホストレンジャーの方をメインにしてくれたら、もっと楽しめたかな?と思っています。

月刊ASUKA応募者全員サービス
「異界繁盛記ひよこや商店」&「ONE×3」

ASUKA創刊20周年記念 2005年11月到着
1.異界繁盛記 ひよこや商店〜ストーカー顛末記〜
2.おまけキャストトーク ひよこや 一問一答!
3.ONE×3〜月兎 新メンバー誕生!?〜
4.おまけキャストトーク ONE×3 一問一答!
ひよこや商店
福山潤(深川りく)、石田彰(椎)、森田成一(皐月)
ONE×3
宮田幸季(赤羽春)、杉山紀彰(蒼月咲)、鈴村健一(紫兎翔)
ひよこや商店
最近、りくは常に誰かに見られているような感覚に見舞われていた。それを日本での行商にやってきた椎と皐月に相談するが・・・。
ONE×3
社長が、月兎(げっと)に新メンバーを加える!と言い出した。オーディションが行われる事になり、騙されて事務所にやってきた春が受けることになってしまう。目立ちたくない春は、落ちるだろうと思っているが・・
ひよこやの方は・・・。今、ふと気が付きました。2007年の第一回声優アワードで主演男優賞、サブキャラクター男優賞、新人男優賞を受賞されたお三方の共演になっているんですね!!
しかし・・・これを最初に聴いた時。椎と皐月って一体何歳?と思いました。りくのすぐ上の兄たちには聞こえない(゜゜)\バキッ☆。確かに、石田さんと森田さんの演技合戦のような出前持ちやアンケート男、健康器具男、どすこい男におばあさんなどを聴くのは楽しかったのですが。変装をした上に声を変える装置でも使っていたのかな?と言う感じでした。とてもじゃないけど、16歳〜18歳くらい(個人的に、絵などから私が推定した椎と皐月の年齢です)には聞こえない・・(^^;。つーか、りくもりくよねぇ!!お兄さん達に気が付かないなんて!声で気が付けよ(大笑)。
まだ、馴染んでは居ない状態だったかもしれませんが。椎の「兄弟だろ?」と言う台詞があるのがね、りく君には何より嬉しかったのじゃないかしら?
森田さんの皐月が、冒頭部分の会話から「ストーカーってあんた達でしょ?」と分からせる動揺ぶりが楽しかったです。健康器具男の、今本当に電気が通っています?なんて状態も凄いですよね。一日で100キロと連呼するところの外人っぽい発音が、微妙に上手い!!
おまけトークでは、話せたら良いな・・と思う言語などについての質問がありました。このトークで、石田さんが別録音だったのが分かりまして。改めてドラマ部分を聞き直してみたのですが。別だと分かっていても、一緒に掛け合いをしているようで、本当にお見事でした!!

そして、ONE×3の方ですが。これは・・お話をあまり知らなかったのですが。鈴村さんの関西系の微妙な突っ込みと、杉山さんの外人さん風の呆けが楽しいドラマでした。一枚のドラマCDになっているのは知っていますが、今度聴いてみようかな?のきっかけには十分でした。
お話としては、有名なアイドルユニットのオーディションに、当人達だけに審査が任されてしまうなんてありえないだろ?と思いつつ聴きました。本人も受かる気はない春くんが、何故か受かってしまうその過程は面白かったのですが。まぁ、この3人以外に審査員が居たなら、声優さんが3人以上必要だからサービスCDでは無理でしょうけど(^^;。
こちらのおまけトークでは、しゃべりたい外国語・好きなジャンルの音楽・高校時代を一言で言うと・兄弟は?・苦手なものは?・・・などの質問が出ていましたが。こちらは本当に一言でお答えが出ていまして。あまりトークとしては膨らんでいなくて。ちょっと寂しかったかな?

ファイブ

ふるかわしおり マーベラスエンタテインメント MJCDー20038 2005年8月24日
1.転勤家族卒業万歳!
2.コーヒー事件簿
3.電気は消さないで
4.ぽにぽに
5.彼と彼と彼女の主張
6.太陽よ、昇ることなかれ。
豊口めぐみ(麻生ひな)、諏訪部順一(清水トシ)
高橋広樹(岩淵拓依)、宮田幸季(有沢ナオ)
石田彰(泰楽ジュン)、櫻井孝宏(矢内小次郎)


甲斐田ゆき(真人千和)、保志総一朗(山近亨)
福山潤(渓幸平)、下崎紘史(担任教師)、鈴木達央(卓球部部長)
国分優香里(女子生徒1)、内海慶子(女子生徒2)
家族の転勤の都合で、常に転校ばかりを繰り返してきた麻生ひな。転勤家族からやっと解放される・・・つまりは、一つの学校にずっと登校する事が出来る。友人を沢山作って、学生生活をエンジョイしよう!と思っていた彼女が編入されたのが、特Aクラス。成績別に分けられたクラスは、なんと男子ばかり。初日から、ひなは個性あふれる5人の男子から「姫」と呼ばれる事になる・・・。
ひなちゃんのキャラが良かったですねぇ。普通、こういう男子の真ん中に女子が居て。周囲からのやっかみを受けたり(下手するといじめられたり)するキャラって、男性から見ると苛めを隠していたり、健気で可愛らしくて「守ってあげたい!」タイプのキャラになる事が多いようにも思うのですが。
このひなちゃんは、「おぉ!おっとこまえじゃん(いや、女性だけど)」と思わせてくれるようなキャラなんですね。開始早々、トシの周囲に居た女子生徒から呼び出しを受けて。どういう事か分かる?と訊かれて。
「お友達になりたいと言うことですね?」と前向きな発想をしていましたが。それが単なるやっかみであると分かると「直接、トシに言う事じゃない。あなた達がそうだから、トシはあんな風に笑えなくなる」と逆に言ってのけてしまうほどなんですね。守られているだけの姫じゃない!と言うキャラクターに好感を持ちました。いやぁ・・こういう子好きだなぁ。

ファイブと言うタイトルにある、ひなの周囲の個性あふれる5人の男の子達に関してですが。ちょっとまだ一回目だからか、分からない事などもいろいろありました。
主人公であるトシ君は・・・うーん・・・暗闇が苦手だと言うのは、一体何時ひなに分かったのかしら?諏訪部さんは、型にはまった良い人ではないトシのキャラクターにぴったりでした。
拓依くんは、おばさんキラー(゜゜)\バキッ☆の元気少年。ただ、ちょっとナオくんとの差が分からなくて。高橋さんのこういう元気キャラは、嫌いじゃないので今後の拓依くん個人のエピソードなどが楽しみです。
ナオ君役は、とにかく可愛いキャラ。「〜よん」と言うのが口癖のキャラで、まだひなや皆の周囲をお騒がせしているマスコット的な感じかな?宮田さんにこういう可愛いキャラは当たりですね。
ジュンくん・・・の石田さんは、まだあまり活躍の場面がなかったのですが。なんだかねぇ・・ブラックキャラ?(大笑)と言うイメージがぷんぷんしています(^^;。
小次郎くんは、何故彼があそこまで「魚」にこだわるのか・・が分からないまんまですが。ルパンの五右衛門を喚起させるキャラでした。ちょっと無口にこだわりを持って櫻井さん好演。
千和ちゃんと同じく、トシの幼馴染みである亨くん役は保志さんでしたが。亨くんよりも先に、闇討ちをかける卓球部員の兼ね役でお声を聴いたばっかりに。あら?彼は卓球部員じゃなかったっけ?などと思ってしまいました。宮田さんと保志さんは、ガヤとか兼ね役はすぐに声が分かるからなぁ・・(^^;。ちょっと拙いかもねぇ(大笑)。
そして、女の敵である渓役に福山さん。気持ちいいくらいの情けない役でした。

5人の中では、一歩トシくんよりのひなちゃん。そして、周囲のメンバー。5+1の関係がどうなっていくのか、ちょっと楽しみだったりします。ただ、ドラマCDでは体育祭のエピソードなどが描かれていないのに、体育祭の時に・・と言う台詞などは、ちょっと勘弁ね・・(^^;。

秘密

清水玲子 メロディ応募者全員サービス 2005年11月到着
ドラマ 秘密2001
CDエクストラ ドラマシナリオ&イラストギャラリー
谷山紀章(薪剛)、川島得愛(青木一行)

松田佑貴(鈴木克洋)、銀河万丈(岡部)、吉野貴宏(小池)
白熊寛嗣(今井)、檀臣幸(貝沼清孝)、浦田優(山口和英(少年))
岡本寛志(浅野浩一(少年))、下和田裕貴(幽霊の少年)、外村晶子(女子アナ)
ロイヤルウエディングが行われているめでたき日に、9人もの少年が次々と自殺をした。
MRIスキャナで少年達の脳から再現した画を見た科学警察研究所法医第九研究室、通称「第九」は、その事件の影に28人殺しの貝沼が絡んでいる事を知る・・・。
原作のコミックス3巻が発売され、ちょうどこのドラマCDの応募の時に買った雑誌に掲載されていたお話が3巻に収録されていました。久しぶりに出版される新刊って、前の巻も引っ張り出して読んだりしません?
異常な死を遂げた被害者や、異常な殺人犯の脳をMRIにかけてその映像を見る。殺される前の映像や殺した映像など、かなりグロテスクな「これでもか!」の恐怖を伴う絵になってくるので、そういうものが駄目な人にはお勧め出来ませんが。このお話の設定は、本当に良く出来ていますよね。もしも!将来的に脳の映像を見ることが出来たら。死者が語ることが出来る・・。犯罪の解明がなされる事件も増えてくるかもしれない。今、迷宮入りになってしまう殺人事件や死体遺棄事件などが多い中、もしもこういう捜査方法があったなら・・とつい思ってしまいます。今現在はありえないのですが、いつの日にかはありえるかもしれない。
ホラー映画や漫画(小説はOKなのですが)スプラッタは苦手な私ですが。何故か、この「秘密」はOKなんですよね・・・。そういう怖い話は駄目なんだろ?と自分でも突っ込みを入れたくなりますが。どちらかと言うと、このお話の場合には「絵」と言うよりも、その犯罪に至った心理に重点が置かれているので大丈夫なんですね。幽霊よりもやっぱり生きている人間が一番怖い。

あ、話が逸れました。コミック3巻を購入した事で。そう言えば、あの時のドラマCDの感想をまだ書いていなかったな・・と、引っ張り出した1巻と読み比べながら聞き直した・・・と言う次第です。まぁ、パソコンで読むことが出来るシナリオがありますので、シナリオを見ながら聴くことも可能は可能だったのですが。やっぱりここは、原作との比較をさせていただきました。

うん。ドラマCDとして音だけで展開されるので、人物と場面が整理してありましたね。薪を起こすように青木に言うのが、岡部になっていたり。自殺した少年達の恐怖の対象が、彼らがいじめて殺してしまった少年が追いかけてくる姿になっていた事。そして、薪さんの笑顔を見たことがないと言う会話の続きで、創立当初のメンバーの写真が出てくるシーンなど。
また、原作では鈴木の脳を見ようとする青木の画面がありますが。音になった時にはそのシーンはカットされています。入院している薪との会話で、貝沼と薪が事件の前に顔を合わせていた事を打ち明けられ。その後で、岡部達との会話で青木が青ざめた顔をしている事に触れられていますが。実は、原作ではその間に青木が、重要機密室に入るカットが挿入されています。まぁ、セリフはないので。ここを音にすると、キーロックを開ける電子音がちょっと入るくらいでしょうが。セリフだけだと、青木が青ざめているのは、貝沼と薪の接点を知ってしまったからだ・・とも受け止められるのです。そこが、ちょっとドラマにしたときに弱かったかな?
ヘリを操縦した青木が、鈴木の脳を通して貝沼を見てしまった事を話すのが唐突に出てくる感じになっちゃいますから。
でも、逆にドラマになって解説と感想の入り交じった青木のモノローグが入ることで、「秘密2001」で作者さんが一番伝えたかった事は、より明確になったようにも思います。
貝沼が28人を殺したのは、薪への愛情からだった。殺された少年達は、薪へのプレゼントだった・・・歪んだ愛情をぶつけた貝沼。薪の仕事を知って、自分の脳を彼が見ることを望んでの仕業だったのだが。
その歪んだ愛情から、薪を守るためにデータを破壊し、自分の頭を撃ってくれ!と頼んだ鈴木の愛情。貝沼の心と、守ろうとする鈴木の心が薪に流れ込んだに違いない薪。己の死によって、相手を破壊しようとした貝沼と相手を守ろうとした鈴木の気持ち。そして、薪が生きているのは鈴木の気持ちが貝沼に勝ったからかもしれない・・と。
鈴木が「死んだ人の脳を見ることで、伝染するんだよ。その人の念が・・」と言い。青木は「念は伝染しない。誰も死んだ人にはなれない。死んだ人の心は死んだ人のものだ。ただ、その人の分も世界を愛していけるように・・」と締めくくって、寝ぼけて鈴木と間違った薪に「いいえ。青木です」とはっきりと言うラストシーンで結実しているようにも思えます。きっと、青木は鈴木の分も薪やこの世界を愛して守っていくでしょう。これからも・・。

キャストですが。新人で清潔感のある青木を川島さんが。年齢不詳の薪を谷山さんの高音が見事に再現していました。実際に、こんな若い声の警視正は居ないだろう(大笑)と思いますが。薪の顔などからすると、あり・・ですよね。キーパーソンの鈴木を演じた松田さんは、遙か3ではっきりとお声を確認していますが。あの時よりも優しげな声が、薪を守ろうとした鈴木にぴったりでした。また、もう一方のキーパーソンを演じた檀さんは、Mr.FULLSWINGの時とは違って、ちょっとゆったりテンポが不気味な印象で、貝沼だよなぁ・・と。
しかし、一番絵と違和感がなかったのが岡部役の銀河さんですね。青木の良き指導役であり、第九のまとめ役。エリートでありながら、たたき上げの風貌を持つ岡部にまさにぴったり。原作よりも、薪派のイメージはなくなって青木の良き先輩になっていましたが。アフレコ現場でも、若い声優陣をまとめる役も担っていらしたのではないだろうか?とふと思いました。

らんま1/2熱闘歌合戦

ポニーキャニオン PCCGー00194 1992年10月21日
1.ハート ないしょ/2
2.リトル★デイト
3.無差別格闘一直線ーパンダは歌をうたえない
4.我的愛人
5.虹とリンクのバラード〜いとしのフローレンス
6.かわいくねえ、色気がねえ
7.森へ行きましょう
8.チャイナからの手紙
9.夢のBallon
10.あかねの子守唄
11.乱馬ダ☆RANMA
山口勝平(早乙女乱馬)、林原めぐみ(らんま)、日高のり子(天道あかね)
高山みなみ(天道なびき)、井上喜久子(天道かすみ)、大林隆介(天道早雲)
緒方賢一(早乙女玄馬)、鈴置洋孝(九能帯刀)、島津冴子(九能小太刀)
山寺宏一(響良牙)、佐久間レイ(シャンプー)、関俊彦(ムース)
井上和彦(三千院帝)、松井菜桜子(白鳥あずさ)

麻生美代子(おばば)、永井一郎(八宝斉)
廉価版での入手。初版は、1990年4月21日。
ちなみに、第五回日本ゴールドディスク大賞(邦楽アルバム賞 アニメ部門)を受賞した一枚。
ちゃんとした歌になっているのは、2・4・6・9と10です。他は・・まぁ、なびきちゃんが乱馬ダの中でぼそっと言っているように「要するに楽屋落ち」のネタ満載のお遊びのCDと言うことになります。
ですから、この豪華メンバーの歌を楽しもう!と思っている方は購入しない方が良いと思います。
しかし。楽屋落ちの楽しいコントや、声優さんのお遊びでさえも一生懸命に歌ったり演じていらっしゃるのを聴くのが目的であるのなら!これは価値のある一枚だと思います。

パンダ玄馬役の緒方さん。水を浴びてしまってパンダになっていて。歌おうと努力しているものの「ぱお!パポ!」と言うような声しか出ない。なのに、一生懸命に焦っている姿が見えるような「パオーン」。
また、九能小太刀役の島津さんの「何か、捨ててしまった?」状態の高笑いは本当に迫力がありすぎて、ここまで突き抜けてしまうと。もう、敬服するしかないですよ!!状態です。技能変態賞にふさわしい歌唱でした(褒め言葉ですよ)。
そして、本当はお上手なのに。らんまちゃんの「そこいらの男が鼻血ブーもん」の熱唱!林原さんの微妙な音程のずれ。この微妙な音のずれが、また何とも芸術的でして。あぁ、林原さんにちゃんと歌っていただきたかった(大笑)と思ってしまうほどです。
あずさのワガママを「えー加減にしないか!このワガママ女!」とどやしつけてしまう三千院役の井上さんの一喝!も青筋が見えるようで本当に凄いです。

しかし、一番は!一人デュエットの乱馬の山口さんとらんまの林原さんの二人一役。お湯をかぶったり水をかけられたりして変化しているのが、本当に一人の人間であるかのようです。まさに芸術!!でした。ただ、最後の声がはもってしまった部分は、どうなってしまったんでしょうねぇ?あれ?とお二人の声で終わっていますが。マジンガーZのあしゅら男爵のような感じになっちゃった?とか(ごめんなさい。例えが古すぎて、お若い方には通用しないですね。顔が二つに分かれた男女のキャラが居たんですよ)。・・でも、古いネタで若い方に通用するかな?と思ったのは11曲目の最後の「お風呂入れよ」と「歯磨けよ」と言うコメントでしょうか??何が元ネタなのか、ある程度の年齢の方でないと分からないかもしれないな・・と思います。

もし、このCDだけを買った方。歌かるたもお薦めします。と言うのは、このCDのブックレットにはそれぞれの曲がA面に収録されている設定のシングルの絵が載っています。が、そのB面の曲はちゃんと歌かるたで聴くことが出来るからです。

遙かなる時空の中で2&3 キャラクターコレクション1
地の青龍 平勝真&源九郎義経

コーエー KECHー1382 2006年8月30日
1.お前という陽だまり
2.火群の地平線
3.瑠璃稲妻の決意
4.初嵐の眩暈をお前と
5.ー夜桜に誘われてー
6.ー通り雨の後、虹を見上げてー
関智一(平勝真&源九郎義経)
遙か2&3で、関智一さんが演じた平勝真と源九郎義経の歌と語りを聴くことが出来るアルバム!となっていますが。
2〜4曲の歌は、今までに発売されたCDに収録されています(ちなみに、2曲目は花をとめに。3曲目はありあけの歌に。4曲目が紅葉舞に収録されています)ので、新録は1曲目の「お前という陽だまり」と5と6トラックの語りだけ・・ですね。
この、新録一曲とこのCDでしか聴くことが出来ない語り!と言うのが、本当にコーエーさんの「商売上手!」と思ってしまいます。いや・・ファンになったなら。コンプリートしたいじゃない(大笑)。ここでしか聴けない!と言うのがミソですよねぇ・・。それに踊らされて買ってしまう自分がここに居るわけですが・・(゜゜)\バキッ☆。

でもねぇ・・5と6の語りのトラックのBGMが、このアルバムで歌われている歌のインストゥルメンタルなんですよ。夜桜の方は、一曲目ですが。通り雨の方が、火群の地平線で。ちょっと後ろの曲(エレキの音)がうるさいのよねぇ・・。折角の関さんの(と言うよりも勝真くんの独り言の)声が聞こえにくいんですよ・・。これは、かなり手抜き?と思ってしまいますわ(^^;。

幻想魔伝最遊記 ヴォーカルアルバム VOL.1

峰倉かずや ムービック 2002年5月10日 MACMー1152
1.Junk Boys(歌/関俊彦&保志総一朗&平田広明)
2.infinity(歌/保志総一朗)
3.scene1:HAKKAI&GOJYO(ミニドラマ)
4.bad friends(歌/関俊彦&平田広明)
5.scene2:HAKKAI&SANZO(ミニドラマ)
6.GAME(歌/関俊彦)
7.blow winds(歌/関俊彦&保志総一朗&平田広明)
関俊彦(玄奘三蔵)、保志総一朗(孫悟空)
平田広明(沙悟浄)、石田彰(猪八戒)
三蔵、悟空、悟浄の3人によるヴォーカルと、八戒をメインにしたミニドラマ(会話)。
Vol.1では、三蔵と悟空のソロ。そして三蔵と悟浄のデュエットと3人による歌が堪能出来ます。
ドラマの感想を書くだけでも手一杯なものですから、歌はねぇ・・なかなか手が出なかったと言うのが正直なところです。歌の感想を一回聴いただけで書くなんて事は出来ませんし。ソングアルバムの場合には、2ヶ月か3ヶ月ほど車の中でずーっっと聴いて(通勤タイムに)、そこでやっと感想を書くと言うパターンになっておりますm(_ _)m。なので、やっと聴いた!!感想を書ける!!と言うのが正直なところです。
ところが、初めて耳にした時に。初めて聴いたような気がしなかったですね。どこかでこの音楽は聴いてない?と思ったくらいです。アニメか何かの中で、歌ではなく曲が使われたと言うことがあったかなぁ??まさかね。

しかし。歌のアルバムでも、三蔵一行って格好良いですねぇ(^-^)。幻想魔伝最遊記のヴォーカルアルバム3枚に共通して言える事は、「格好良い!」が先ず来ます。そして、ちょっと斜に構えてはいるけれど。その斜に構えた姿までもが、信念に基づく彼らの自信とスタイルそのもので。クールでスタイリッシュ。都会っぽい・・・など形容詞がいくらでも出てくる感じと言えば良いでしょうか?
歌詞も、彼らのキャラソンでありながら、本当にちょっと斜交いなイメージまでもがぴったりで。アニメや漫画のシーンをふと思い出してしまうほどでした。

そして、八戒をメインにしたミニドラマ(ドラマと言うよりも会話ですな)は、八戒と悟浄。八戒と三蔵の会話と言う設定ですが。今回は、三蔵と八戒の会話に笑わせていただきました。
二人が相部屋の時には、何を話しているか?の悟浄達の問いに。そう言えば、あまり会話をしていない・・と気が付いた八戒。三蔵と会話をしてみよう・・と、いきなり「しりとりをしましょうか?」と言い出すし。「倦怠期の夫婦みたい」と言う台詞は出てくるし。そこで、三蔵様が怒らないのよねぇ・・「倦怠期の夫婦」と言う言葉に。「いつから、誰と誰が夫婦なんだ!!」なんて怒りそうなのに、あっさりスルーしてしまっていまして。
まぁ、この会話が珈琲をいれながら・・なので。確かにお茶と珈琲の差はあれ、子供が大きくなってしまって。会話が途切れてしまう倦怠期の夫婦と言うのは、ありえるかもしれませんが(大笑)。

ところで。個人的に気になったのは。4曲目の歌詞で「言葉なんて役不足」とあるのですが。役不足の意味・・間違っていません??
役不足を辞書で調べると、「割り当てられた役目に対して不満を持つこと」「軽い役目で、腕前を十分に発揮出来ないこと」となっています。この場合の歌詞は、雨の夜に過去を思い出して悩んだり苦しんだりする人(仲間)に対して、言葉をかけたにしても、意味がない・・と言う意味合いに受け取れるのですが。そうすると、役不足じゃ言葉が違うように思うのですが。そりゃ、歌詞ですから、言葉の数が決められていますよね。二文字のところに三文字だと、歌いづらいでしょうし。創竜伝の1で、続さんが言っていた台詞を思い出していました。
いや・・実は。行きつけの病院の院長先生が、「この薬では役不足だから、こちらのお薬を処方しますね」と説明するのです。その先生が、役(やく)に薬のやくをひっかけての言葉ではないか?と、言う人もいますが。そんなユーモアセンスがある人には見えないんですね。その度に「先生・・それ、言葉違うし」と突っ込みを入れたくなるんです。でも、相手は自分よりも年上の方ですし、世間的にもお医者様はエリートで地位もあるから、小娘(大笑)ごときに言葉の違いを指摘されたら、怒ると思うんですよね。だから、言えないでずーっと来ているのですが。先日受診した時にも、まだ気が付いていらっしゃらないのか、また使っていらっしゃって。それが気になって仕方なかった時だったのも重なっております。もし、普段の時に聴いたら、私もスルーしていたかもしれないですね。


ボーカルアルバム「幻想魔伝最遊記」vol.1

BL裏話 vol.5

インターコミュニケーションズ 2003年3月14日
1:オープニング     
2:Boy’s Loveについて
3:共演の想い出〜エピソード〜新作の「放課後はスキャンダル」
4:プロデューサーへの質問     
5:「放課後はスキャンダル」模擬収録風景     
6:エンディング
森川智之、置鮎龍太郎、檜山修之
ヴァレンタイン企画と言いますか・・。当時発売されたキャンペーンドラマCDなどを3枚買って応募すると、ホワイトデーにお返しとして、このトークCDが届くと言うシステムになっていました。もちろんポイント交換でもゲット出来ま(す)したが、ポイントはそのままで全員応募のプレゼント企画と言うのは、嬉しいですね(^-^)。
インターコミュニケーションズの特別プレゼントで、ホワイトデーに届いたCDです。すぐに聴いて、本当に大笑いしましたねぇ(^-^)。今回、あ!感想を書いていなかった!と思って聞き直したのですが。やっぱり大笑いしました。トークって、時間が経過すると内容を知っている事と、時事的な事で笑えないネタなどもあるのですが(当時の最新作が、今は古い作品になっていたりしますし)。この5は、今聴いてもおかしかった!しかも。また欲しいシリーズ作品が増えてしまったじゃあありませんか(大笑)。

1巻の時には、冬の蝉のドラマCDの後だった事もありまして。三木さんと森川さんが、とても真面目にお話をされていました。
2巻の時には、成田さんの暴走が目立って笑ってはいたのですが。
この5巻は(途中の3と4は前後編のトークCDなので、まだ入手しておりません。そのうち、きっとね)森川さんも相方の檜山さんと、仲良しの置鮎さんと一緒だったからか?3人一緒の進行と言う感じで、楽しそうでしたもの。3人とも良く笑い、突っ込みを入れて入れられて(大笑)聴いているこちらも笑顔になってしまうくらいでした。本当に、和気藹々と楽しそうで。楽しく笑って語り合って。良いお話を聞いたなぁ・・と実感するにふさわしい一枚でした。

何しろ、冒頭から「檜山修之・・・・・さんと、置鮎龍太郎・・・・・・さん」と文字なら表現出来るほどの間があいていて、そこから笑いがこみ上げてしまうんですもの。
一番は、Boy’s Loveについて・・・で、どういうシチュエーションの作品が良いか・・と言う話題に対して「SF・・宇宙船の中で、無重力」とおっしゃった置鮎さんに対して、檜山さんが机か何かを叩きながら素で大笑いしているんですね。その笑い声だけで、聴いている私も大笑い。人の笑い声って、エネルギーありますよねぇ。本当に可笑しそうなんですもの。檜山さんは、ベッドの軋み音の効果音の話や他のコーナーでも大笑いしていて。笑い上戸?(別にお酒を飲んでいらしたわけではないので、この言葉の使い方はおかしいのは分かっていますが。18歳の小娘(大笑)並みにお箸が転がっても笑うのじゃないか?と書くのなら、まだお酒を飲んでの表現の方が正しいような気がしただけです。あまり気にしないで下さいm(_ _)m)と思うくらい、とにかく、良く笑っていらして。その笑い方が豪快で素敵でした。いやぁ・・釣られて、しばらくCDをストップしましたね。
そのSFの時に、森川さんは「青の軌跡」シリーズの事を思い出していませんでしたが。やだなぁ・・森川さん、ちゃんとあるじゃないよ。しかも、ご自分の出演作品で・・・・と思っていました。
でも。時代劇と言う設定から、白亜紀だの恐竜同士だの、はじめ人間になっていく会話が素敵でした。

しかし、置鮎さんは他社製品であるからか、富士見や絆の作品タイトルを挙げずにお話をされていましたが。檜山さん・・・BLの初体験が「ごはんを食べよう」じゃないでしょう!?
調べてみたら。確かに、シーンはないけど「腐った教師」はもっと古い。そういうシーンがあるのは、「お兄様は生徒会長様」だの、他のメーカーのタイトルがいくつもあるじゃないですか?こういうトークで出演者が、ご自分の以前の作品を忘れていると、「あうう」と突っ込みを入れてしまうのは、これはもう仕方ないと思います。やっぱりねぇ・・その以前の作品が好きなら、声優さんにも覚えていて欲しいですもの。数ある仕事の中の1タイトルにしても・・・。

今回も「あ」の付くプロデューサーさんの美声を各所で聴くことが出来ます。しかも、噂の「素晴らしい!」をこうして聴くことが出来て「そこから駄目だし」と言うのも模擬収録風景ならでは!の醍醐味ではないかしら?
この模擬収録風景では、保志さんと三木さんが演じている役を森川さんが演じていらっしゃったのですが。三木さんの役(司くん)を演じた時に、もう・・もう・・耐えきれない!と言うほどの笑いの発作に襲われてしまいました。いつから、三木さんは高倉さんになったんだか!!と言う感じ。東雲三銃士の部分はともかく、本編でも置鮎さんと檜山さんが演じた妖しい外国人をちゃんと聴いてみたい!と思わせるに十分でしたね(この時の新作である「放課後」はスキャンダルシリーズの第二弾だったので、やっぱり第一弾から聴きたいと思いますし・・今から、5作品以上出ているシリーズは・・ちょっと手が出しづらいのですが)。

本役と兼ね役の事。BLが出始めた頃に、アニメのパロディなどのCDでドラマでもなんでもなく、うんざりしていた事。事務所からお伺いが来て「毎週はいやだけど」と答えたお話。「新人の頃で、選べなくて一生懸命に行間も全てをいっぱいいっぱいプランを練っていた」お話。
演じる上での距離感のお話や、それを修正しようとするとお互いに駄目になってしまって、録音をやり直しになる事(この時の例えが、自転車に乗った人とぶつかる時ってあるでしょう?避けようとする方向に自転車も来てしまう!なんて事。それを例えにしていらして。本当にわかりやすかったです)。しかし、その分最初からきちんと呼吸が合うと最高!!だと言うお話など。実際の現場で活躍されている方々だからこそ!のお話を聞くことが出来て、本当に楽しかったです。

しかし、唯一もう4年も前か・・と思ってしまったのが。今だったら、檜山さん×置鮎さんのドラマCDも出来たし。檜山さんと森川さんのコンビカップルのお話もあったし。檜山さん受けのお話もあったし・・・。それらのお話があったでしょうにね(^-^)。

STAMP OUT 追跡調書

ゲーム通販特典 モノセロス 2005年6月30日
進行:下野紘/高城元気
緑川光、石川英郎、中井和哉
草尾毅、神奈延年、左大臣、野島健児
成瀬未亜、麻生沙貴
ドラマCDから始まったBLゲーム「STAMP OUT」。その収録を終えたキャストにゲームや役についてなど、いろいろな感想を聞いていこうと言う企画CD
うーんと・・・トークを聴いて、嫌いになった!と言う声優さんはあまり居ないのですが。ちょっと今回は「なんだかなぁ」と思ってしまいました。

今までは、可愛い声の方だな・・と言う認識しかなかったのですが。一緒に進行をしている下野さんをいじっているところで、(高城さんが本当はどういう方かは分かりませんが)高城さんって・・と、ちょっと嫌いになりそうになりました。トークなどは、結構素の部分などが出てしまいますよね。ちょっと読めないリアクションなどを仕掛けているところは、ちょっとワガママ大王っぽい感じでね。「なんなんだろう?この子は・・」と言う感想になってしまいましたm(_ _)m。
進行表などはあるでしょうし、CDになっている所からしてもお約束だったのかもしれませんが。それに合わせようとする下野さんが気の毒で・・。

さて。肝心のトークの内容ですが。ゲームのネタバレになるから、あまり詳しくは語っていらっしゃいませんが。草尾さんの本役の片山以外の役と、中井さんの4歳(大笑)から26歳の演技と言うのがとても興味がわきました。また、女性キャストも感想を語っているのですが。何故かなぁ?お名前が載っていないんですね>ブックレットに。
いくら女性向けのCDだからって、男性キャストの名前しか載せないのはどうかと思いました。成瀬さんが演じた役は、調べた範囲では、BLもののゲームでありながら、女性エンディングを迎えることが出来るキャラなのにね。

3時から恋をする

井村仁美 インターコミュニケーションズ 1998年5月25日 INCDー111
小杉十郎太(椿本崇)×石川英郎(藤芝遼太郎)
井上和彦(林秀幸)、長嶝高士(高桑課長代理)
往頼保子(竹井美穂)、河合義雄(寺田課長)
千葉一伸(桜内芳武)、大西健晴(筧)
芳野美樹(山岡あゆみ)、内埜則之(行員)
銀行に就職したばかりの藤芝遼太郎。彼の教育係は、大学時代の先輩である林の(高校時代の)同級生・椿本。
無口な椿本であったが、歓迎コンパの席でディープキスされたばかりか。一緒に行ったホテルで、「好きだ」と押し倒されてしまった。
銀行員シリーズは、掟破りと言われるかもしれませんが。第四弾の午前0時を先に聴いたんですね(藤芝役が岩永さんで、インターさんではなく他社から出ている分)。その冒頭で、藤芝くんは椿本さんの情熱に流されて恋人同士になっちゃったような感じを受けていまして。とりあえず、最初の出会いであるこの第一弾を聴くのをとても楽しみにしていましたが。うーん・・・結局、藤芝くんの目線で物事を見た時に「分からないなぁ」と言う後味だけが残ったかな?と思っています。BLの場合、モノローグは受けの方がやるのが多いので。自然、受ける側の気持ちの流れであるとか、好きだ!と迫られてのとまどいなどが多いのですが。
最後のお楽しみ(゜゜)\バキッ☆シーンでの「好きです」と椿本に告白する過程が、ちょっと弱いかなぁ?
林先輩と椿本さんとの確執を聴いて。たったそれだけで?みたいなエピソードにホッとして。どうして椿本さんの事がこんなに気になっていたんだろう?・・・あぁ、実は椿本さんの事が好きだったからこんなに心が乱されたんだ・・・・と言うのは、流れ的には分かるのですが。告白に至る心の経過が弱い!(゜゜)\バキッ☆・・・と思いながら聴いていました。

また、銀行員シリーズで今後も藤芝くんを狙ってあれこれする林さん。彼は、アナリストシリーズで主人公の五十嵐に泣きつくシーンを先に聴いていたもので。一途に思い続けていたのに、いきなり鳶に油揚げではないでしょうが、心境的には大事に残しておいたメインディッシュやお饅頭を(゜゜)\バキッ☆横から来た人に奪われてしまった感があったのだろうなぁ・・と思っていましたが。
ちゃんとこれ(銀行員)を聴いたなら。林くんにも、かなり問題があるじゃない(大笑)。これじゃあ、就職してすぐ側に居たにしても、藤芝くんが林さんになびく事はなかったわよねぇ・・と思いました。いくら取引の為とは言っても、そんな大事な人の悪口を相手の課長さんに言う??相手を陥れて、そこから取引に持ち込むと言うのが、一つの手段だとしても。フェアじゃないって言うのは、男性・女性問わずに嫌われますがな。ばれた時には、逆に心象が悪くなるでしょうに。
それに、スーツを作る合戦!の時に、自分の財政力に物を言わせて(数を伸ばすためとは言っても)一人で何着も作ったり。って、林くんはそのオーダーメードのスーツ。そんなに持っていて、どうするんだろう??
しかも。最後の捨てぜりふの「裏切り者!」って、別に藤芝くんは林さんの事を裏切ったわけじゃないと思うので、それは言いがかりっぽい気がしてならないのですが・・。
いくら、思い通りに事が運ばないからと言って、そういう八つ当たりとかしていると。そりゃあもてませんわな(苦笑)。

お話としては。BLとしての藤芝と椿本とのイロイロよりも、銀行の中のエピソードが「そういう事もあるんだねぇ」と言う感じで。そちらで楽しませていただきました。

ボーダー・ラインT

久能千明 インターコミュニケーションズ INCDー2221 2005年4月30日
三木眞一郎(由利潤一郎)、鳥海浩輔(真行寺佳也)
志村知幸(久保田)、斉藤次郎(吉永)、波多野渉(坂下)
小林和矢(宮内)、小室正幸(裁判官)、久嶋志帆(女性)

浅野真澄(南響子)、立木文彦(佐々木寛之)

小杉十郎太(片岡亜久利)
春の日。交差点で真行寺は、前方に立つ等身大のチューリップ男に視線が釘付けとなってしまう。その男・由利に二度目に逢ったのは、なんと法廷だった。由利潤一郎は、頭の切れる弁護士であったのだ。
ボーダー・ラインシリーズ、開幕!
このタイトルは、実は3まで一気に通して聴きました。お話が途中で切れるので、気になって仕方なかったと言うのと。想像は出来るけど、どちらが攻めでどちらが受けかを確認しようと思っていたなら(先日、森川さんと檜山さんなら、絶対に森川さんが攻めよね!と自信満々で思っていたお話が、森川さんが受けだった事があるので。思いこみは良くない・・と痛感しまして。とりあえず、カップリングなどは聴いてから書こうと思うようになったわけです)。1巻では、全然そういうシーンがなかった(催眠術っぽいシーンはあり)ものですから(2にはありましたが、2まで聴いたらもうお話が気になって)、3まで聴く結果となったわけです。

これはねぇ・・。3まで聴いて。それから1の出会いのシーンを聴くと。もう、呆然としますよ。詳しい事は、3の感想の時に書こうと思っていますが(覚えていたら)まだ聴いていない方は。是非3まで通して聴いてから、1をもう一度聴いてみる事をお薦めします。その訳は・・あぁ、書きたい。書きたくてたまらないけど、書けない!!書いたら、あの呆然としてしまうほどの感動を奪いますから。

さて。1巻自体の感想ですが。
これは一言で決まりですね。三木さんの「ポヤヤン」とした、ゆっくりとした喋りの天然入っている由利と。鳥海さんの「キリっ!」とした高音のスリムな真行寺をお楽しみ下さい!!これに尽きます。
それがはっきりするのが、キャストトークのトラックです。入ったいきなり、早口になっていらっしゃる三木さんと、地声で楽に喋ることが出来る!!と喜んでいる鳥海さんがいらっしゃいます。そこに、いろいろ注文をつけた阿部さんが加わってのトークなのですが。あぁ・・役作りって大変だなぁ・・としみじみ感じましたもの。

由利は、天然と書きましたが。結構計算があるかもしれない・・。由利潤一郎と言う男には、まだ何かありそうな余白を感じられます。一筋縄ではいかないだけでなく、裏がありそう(゜゜)\バキッ☆。しなだれかかってくるように見せて、その実怜悧な一面も持っている。相手の心理状態やお酒の力を借りてくどくなんて出来ないと言うプライドを持った彼は、イメージ的に猫なんですよね。
そんな由利を演じる三木さんが、お上手な声優さんである事は間違いないのですが。このCDを聴いた時には、その職人技に「あぁ・・・」とため息をついてしまいました。
微妙に語尾を伸ばしたしゃべり方で、ふんわりと包み込むようなソフトなイメージ。動かないはずのブックレットの絵が、まさに動いて見えました。
冒頭で、真行寺を喫茶店に連れて行った後の会話。「もっとお話しましょうよぉ」「僕はぁ、真行寺さんとお話がしたいんですぅ」「だって春だしぃ」・・・思いっきり脱力系で、キーボードの「L」キー大活躍ですよ(大笑)。
「とても、素敵な右ストレートでした」と言う台詞などは、語尾にハートマークも見えます(大笑)。真行寺ではありませんが、そのシーンを聴いていた時に「殴られたのは、顔(あご)であって頭じゃなかったはずよね?」と思ってしまうほどでした。あの吉原作品で、壊れてしまった狂気のお兄様や天使様を演じた方と同一人物とは思えません。
「僕とおつきあいして下さいませんか・・・」これに続く一連のセリフなどは、CDを止めて笑ってしまいましたねぇ。直撃されたのは、私のハートかツボでしたね(^-^)。しかも、仕事上捕縛術に心得がある・・と語る真行寺に、「佳也さんが縛りたいなら、僕は・・」と頬を赤らめるシーン・・。立木さんの「大の男が恥じらうな!薄気味悪い」がなくても、思わず後ずさってしまうほどの状態でした。

で、一方の真行寺は犬だと思うんですよ。真っ直ぐに突き進む・・。しかし、ここで申告しておきますが。実は私は「しんぎょうじよしや」と名前を勝手に読んでいました。元カノの響子さんが現れて「かや君」と言った時には、愛称か何かなのかな?そんな愛称で呼んでいたら、二人の仲ばれるのじゃないの?と思っていたほどです。「しんぎょうじかや」さんだったわけですねm(_ _)m。
「すぐに良くなります。ここから出さえすれば・・・」のシーンでは、ピクピクと動くこめかみの血管が見えるようです。鳥海さんのスリムな怒り方って、良いなぁ。また、今回は本当に由利に対して怒ってばかりいましたよね。
「男なら、語尾を伸ばすな」「婦女子を誘え!」「男が「って言うか」なんて言うな!返事は短く!」といちいち言葉にうるさかったり。
しかも、本人は真面目なのに。「俺は夏休みの朝顔か!!」だの「チューリップのくせに、ゆりなのか・・」「ゆりでもチューリップでもいい!」など、結構本人が自覚していないだけで。ユーモアセンスありそうですよね。そんなアンバランスなところが、周囲の保護欲をかき立てるのかもしれませんね。

今回は801シーン(by阿部さん)はなかったのですが。その代わりに、一種の催眠術のような感じで由利が真行寺を言葉だけで惑わすシーンがありまして。珍しいパターンだったのもありますが。言葉だけでも、結構ドキドキするものですね(^^;。

このメインの二人に、グレイゾーンでメインだった片岡役の小杉さんと、弁護士の先輩役である立木さんが加わって。重厚な男の世界を繰り広げてくれました。また、元カノの浅野さんも、良いアクセントでしたね(^-^)。女性が少なかったので、喫茶店に行くシーンや喫茶店でのガヤは大変だったのじゃないかな?と思います。

喫茶店で、その気のない真行寺に延々と、服装についてやアイデンティティの話などを繰り広げるシーンのBGM。一見?一聴かな?軽やかな喫茶店のBGMにも聞こえますが。その調子が、なんともかみ合っていない二人の会話にぴったりで。その音楽が、怒った真行寺が席を立ったシーンでちゃんと「チャンチャン」と言う感じで終わる辺り(立木さん扮する先輩弁護士が登場したシーン)で、計算された音楽だったんだな!と分かるんですね。あぁ、インターさん良い仕事してますねぇ・・と思ってしまいました(^-^)。また、捜査一課に由利が乗り込んで?きて再会するシーンでの「お待ちしてました!」と言う時の効果音は、セリフもあるでしょうが。由利が真行寺の手を取って握った!と言うのが分かるんですよね。いやぁ、凄い!

春を抱いていた 7

新田祐克 インターコミュニケーションズ 2007年1月25日 INCDー2234
三木眞一郎(香藤洋二)×森川智之(岩城京介)
塾一久(滝沢徹)、小菅真美(清水)、奈良徹(助監督)
木谷匡勝(門人)、間宮康弘(アナウンサー)
今井櫂(スタッフ)、鶴田亜希子(女性)

鳥海浩輔(宮坂敬吾)、遊佐浩二(小野塚悠)
映画「冬の蝉」の撮影がついに始まる。これに賭けるしかない香藤は、岩城を愛する事が出来ないほどプレッシャーがかかっていた。
そんなある日。激励会を企画した香藤の同期の宮坂と小野塚に、岩城はショッキングな話を聞かされる。宮坂が、岩城に興味を持った事に気が付いた香藤は、二人の目の前でわざと岩城を抱くのだった・・。
フリートークで、キャストの皆さんがおっしゃっていらしたように。一本のドーンとした悩みや問題、事件があるお話ではなく。冬の蝉のクランクイン前後の短編的なお話の集まりと言う感じで。もちろん、時間軸はきっちり流れていますので、トラックはどこから聴いてもOKと言うわけではないのですが。それぞれの悩みや問題を一つずつクリアしながら、お話が進んでいく「ライト」なCDだったように思います。

今回は、先ずは。撮影の途中で、けがをしてしまった香藤を求める岩城のシーンが色っぽかったですねぇ>森川さん。
「もっと、動いて」と言う香藤に「おまえをじっくり味わいたい気分なんだ」と答えたシーンでの「あぁ・・」と言う吐息と、続く「あぁ、良い」は香藤でなくても「たまらない」ほどです。このシーンの吐息の時には、思わずつま先から寒気が来て、鳥肌が立ったほどの色っぽさでしたね。
原作を読んでいない人間にとっては、ブックレットなどの絵が全てになります。すると、動きのない絵で。岩城と言うキャラの場合は、他にいろいろとあるBLとは違って、いかにも受け!的な「なよっとしている」・・とか、「可愛い」キャラとは違うんですね。一人の男として、俳優として堂々と生きているので「色っぽい、艶っぽい」キャラクターには、ちょっと遠いかな?みたいな印象があります。が、そんな私の印象をどこぞに吹き飛ばすほどの色気ですよ。
まさに、宮坂と小野塚の感想の「岩城さんって、TVで見ている時にはもっと男・男しているかと思っていたのに。実際には、日本美人的色気がある」と言われていますが。その感想が、まさに「うん納得!!」です。
森川さんは、BLではどちらかと言うとBL界の帝王・攻めのイメージが強いので。受けは数は多くありませんが。こういう男の色気って、悪くないですよねぇ(^-^)。

さて。三木さんは、ラジオで聴いたダイジェストから本編で聴くのが楽しみだった「嫉妬」シーンが良かったです。宮坂と小野塚にうるさく言われて、岩城を呼び出すシーン。本当は呼びたくない(人目にさらしたくない)けど、友人達に自分が開発した(゜゜)\バキッ☆岩城さんを見て欲しい・・と言うジレンマ。「無理なら、良いんだけど」の一言には、内心岩城から「今、帰宅したばかりだから、ちょっと出たくない」と言う答えを半分以上は期待しているのじゃないか?と思えるくらいの気持ちが出ています。
また、岩城がワインを飲んでいる時の香藤の「宮坂!そんなに身体をひっつけてんじゃねぇ!!」「ちょっと、岩城さんも何、まんざらでもない顔してんだよ」「あぁ、駄目だって。そんな色気出しちゃ。知らない男の前で目つむったら危ないって!」「宮坂、小野塚。勝手に見んな!!」の内心の叫び。かすれている分、香藤の必死さが伝わってくるようです。

森川さんと三木さんお二人のシーンでは、マッスル番付が終わった後。最初、ボーナストラック?と思ったくらい唐突に入っていた岩城のシャワーシーンに続く香藤の悩みと、それを解決した岩城の会話。個人的には、久しぶりに「おバカ」な香藤を聴くことが出来たし、その香藤の扱い方(あしらい方か?)を覚えた岩城・・・。この会話は、本当に「サイコー」でした。いやぁ・・あの部分だけ、何回も何回も聴いてしまいましたよ。

そして。今回からの新しい春抱きメンバー?である宮坂役の鳥海さんと、小野塚役の遊佐さん。
宮坂は、鳥海さん的にはちょっと低め(太め)の声で、なおかつちょっと軽めのキャラ。衣装合わせに行っている香藤からの写メールを見た宮坂の「あいつ、バァカァ〜!はしゃぎ過ぎ」と言うリズムのあるセリフ回しが気に入っています。濡れ濡れの・・・と言う言葉がどうしても言えずに、フリートークでも言えなくて落ち込んでいらっしゃいましたが。その濡れ濡れの・・と言う述懐の後の「落ちてないかなぁ。あんな人」には、思わず「落ちているわけないっしょ」と突っ込みを入れそうになりました。そのくらい、セリフ回しがリズミカルなんです>鳥海さん。今後も、岩城を狙ってちょっかいをかけてくる・・・となると。出番も増えてくるでしょうから、それが楽しみです。
宮坂と二人でワンセットのような小野塚は、最近聴いた遊佐さんの声としては、ちょっと高めで。それが、宮坂よりも軽いかな?と言うイメージの小野塚にぴったりで。宮坂ほど岩城を狙ってはいないみたいですが。今後の彼のポジションもちょっと気になります。
後・・・インターさんのドラマCDでは、音楽や効果音は素晴らしいといつも思っているのですが。今回、最初の方の「勃たなくなった」香藤を「何とかしてやるのが、夫の役目だ」と岩城がしてやるシーンがありますが。そこの効果音がねぇ・・ちょっとねぇ・・(゜゜)\バキッ☆凄く凄くリアル過ぎて。想像力過多かもしれませんが、リアル過ぎるのもどうかなぁ・・と思ってしまいました。

恋する暴君

高永ひなこ インターコミュニケーションズ 2005年8月20日
鳥海浩輔(森永哲博)×緑川光(巽宗一)
宮田幸季(巽巴)、杉田智和(黒川貢)、平川大輔(ヒロト)

山中真尋(山口)、三浦潤也(三好助教授)
許綾香(巽かなこ)、山田智子(高木)
愛する弟は男と共にアメリカに行ってしまった。そして、自身は助教授に襲われた事で根っからのホモ嫌いになってしまった巽宗一。彼を5年にわたって思い続けてきた森永哲博であったが、ある日友人のヒロトに「呑んだら、その気のない人もトロトロになってしまう」薬をもらってしまう・・。
緑川さん、最近確か宮田さんを溺愛する役で、これもまた怒りっぱなしの役あったよね??と最初に思ってしまいましたが。そうか・・あれはキレパパ。でしたな・・(゜゜)\バキッ☆。
雰囲気はまるで違う作品なのに。最初に聴き始めた時に思ったのが「あ、緑川さんがまた宮田さん絡みで怒ってる!」でした(^^;。共演作品が多く、しかもBL作品で同じメーカーさん作成と来れば、ちょっとした勘違いも起ころうと言うものですよ・・って、責任転嫁している気はしますが。

でも。ふと考えると。似たような役で、似たようなシチュエーションで。しかも声優さんが同じ顔ぶれに近いと言う現象は、結構ありますよね(^^;。だから、またここでも共演。あぁ、また同じメンバーって事は時々あります。ただ、そういう時は安心感があるんですね。緑川さんが受けなら、もう安心!!とか森川さんの攻めなら大船に乗った気分で聴く事が出来るぞ・・と。新鮮味と言う点では、ちょっと減点にはなりますが(゜゜)\バキッ☆。
かと言って。新人さんばかりとか、知らないお名前の方ばかりご出演のCDと言うのも、これまたいろいろ問題も大きいです。買う時にちょっと戸惑いますもの。どうしよう?って。
買った後に聴く時も「チャレンジ!」とか「試しに」だの「どういう感じなのかな?」「これで、お気に入りの方が増えたら儲け物」と言う心境になるんですよね。だから、玉砕した時が辛くってねぇ・・安い買い物じゃないから。そういう時には、他のサイトさんなどの感想を読んでみたりしてからにするのですが。新作を予約で購入する時には、他のサイトさんの感想を読んでから・・とはいかないし(大笑)。
あぁ・・ジレンマですよねぇ・・。安心感とチャレンジ精神との狭間に日々居るように思います。なのに、お馴染みのメンバーだと「あぁ、どこかで聴かなかった?」みたいな気持ちになっちゃったりするし。はい・・自分でもワガママだよなぁ・・と思います(m(_ _)m。
一番良いパターンは、お馴染みのメンバーの中で、少しずつ新しい方がカップルに挑戦して下さって。その中で、「お!この声良いじゃない」とチェックする人が増えてくる・・・と言うパターンかな?などと思います。

あぁ、そうでした。恋する暴君の感想でしたっけ・・。
恋する暴君は、別にキャストに新人さんが居てチャレンジ!した作品ではありません。この作品は、他のタイトルで今まで共演はあったけど。そう言えば、カップルは初めてでしたっけ??え?本当になかった?こういうパターンと言うかシチュエーションは初めてだねぇ!!みたいな発掘を楽しみに聴いたタイトルになります。
恋する暴君は、これはインターさんから送られてきたあらすじ紹介の文章にやられましたねぇ。史上最強の受け!と書いてあったように思います。
普通、受けってどちらかと言うと弱い立場なのに。それが史上最強?どうしたら、そういうパターンになっちゃうんだ?つまりは、攻めがへたれ・・・って事か?で、このあらすじ紹介&メインキャスト紹介だと、緑川さんがその最強の受け・・。と言うことは、南原作品にあるような、純真無垢な可愛い可愛いキャラじゃあない!そんな暴君の受けをどうやって、鳥海さんが押し倒すんだ(いや、別に鳥海さんが押し倒すわけではなく。演じるキャラが押し倒すわけですが(大笑))?と思ったわけです。

受けの名人(゜゜)\バキッ☆緑川さんは、チラッと、宮田さん絡みで怒ってるなぁ・・と思いはしましたが。その怒り方のテンポが、凄かったですよ。
「森永ぁ!!森永、あのニュースは本当か?そうだ!あれだ!アメリカの!!それだぁあああ!!」と叫んで、森永くんの首を絞めてしまうんですもの。
「ホモがこの俺によってたかってワールドワイドな嫌がらせか?うるさい!ホモは連帯責任だ。とりあえず、おまえを殴っとく!」この理不尽なまでの怒り方って、素晴らしい論理の展開ですよね。最初に聴いた時、私は思いっきりこのシーンで笑ってしまいました。キレパパの怒り方も素晴らしかったけど、あちらはどちらかと言うと妄想系の怒り。でも、こちらはちょっと論理的ではあるけれど、八つ当たり気味に手当たり次第に怒っている!と言う感じで。
そして、緑川さんで凄い!と思ったのは、弟・巴くんの所に電話をかけた事で。男と一緒に居る事が判明。怒り狂った巽先輩が、とことん呑む!と森永のアパートでくだを巻くシーン。その飲みっぷり。まさにビールを飲んでいます!!なんですね。ビールって、あの一口目のプシっと開けてグビグビと飲み干す時の美味しさ!!ですよねぇ。その飲みっぷりが、伝わってくるような爽快さ。まさにビール!!だと分かるんですもの。いやぁ、もう絶品でしたね。おかげ?で、ウォーキングから帰った後に喉がからからになっていた私は、思わずビールを飲みたくなったくらいでしたよ。
怒っている時に「どあほ!」と叫ぶのが「だぁほ!」と聞こえるのが、好きでしたし、嫌がって怒っているのに感じてしまう・・(*^^*)と言う絶妙の喘ぎ方は、本当にお疲れ様でした。

一方の情けない攻めの鳥海さんは、「先輩!」と懐いているシーンのセリフが可愛くて。「せぇんぱい!」がとってもリズミカルでしたよね(^-^)。でも、ちゃんとやる時にはやる!と言うか、先輩が「理由が必要みたいだから」と見抜いているし。美人の海賊さんのお兄さんだとか、奥州の藤原さん役などの渋い役も多いのですが。私個人の好みでいくと、こういうトーンのお芝居が好きだな(^-^)。
これ以上は絶対に許せなくなる・・と言われて。ここでやめたって、どうせ許してくれないくせに・・と言うのは、まさに真実をつく発言ですよね。でも、攻めなのに(行方不明になっているシーン以外では)ナレーションと言うか、モノローグも担当していらして。おまけ?にトークの司会まで・・・本当にご苦労様でしたm(_ _)m。

弟役の宮田さんと、その恋人役の杉田さんは・・・。本役と言うよりも、兼ね役と言うかガヤでの印象の方が強いかも(大笑)。保志さんや宮田さんって、ガヤをやっていらしても、すぐに分かるんですよねぇ・・。ガヤもちゃんと会話と言うか、聞き取れる会話があるので、森永くんと(エンジェルくんと呼ばれていますが)ヒロトくんの会話の後ろなどは、耳をダンボにして聴いてみて下さい。
そして。そのヒロトくん!私の中では、最近赤丸急上昇の平川さんなのですが。この関西弁のお友達役、楽しかったなぁ!!
「僕が思うに、んふっ。素直になられへんだけとちゃうんかなぁって」のんふっ・・と言う笑い声と「え・・・んふっ・・いや〜ん、そんな。んもう・・言わさんでぇ。いややわぁ」!!これ、もうこれですよ。このセリフを聴くことが出来ただけでも、このCDはお買い得!と思ってしまったほどです。聴いた瞬間、ずるっとこけそうになりました。

そして。インターさんでは、BGMもかなりOKとあちこちで褒めていますが。あのつくプロデューサーさん言うところの「801シーン」の翌朝。怒り狂った巽が、「そこへなおれ!!」と叫んだものの。腰が抜けていて立つことが出来なかったシーン。そのBGMの使い方!!なんとも絶品です。BGMで笑えた久しぶりのドラマCDとなりました。



キヨショー1巻

吉岡 RIO/アニメイト 2006年4月28日 RIO005
1.The storm hit us
2.The greatness leadership
3.CAST TALK
堀内賢雄(千野嘉之)、うえだゆうじ(手島真光)、福山潤(御厨俊)
吉野裕行(宮原久晃)、山本泰輔(西河周吾)、寺島拓篤(望月巌)

小杉十郎太(清水袈裟次郎)、こやまきみこ(清水ななみ)
長沢美樹(柴小屋倫)、石田彰(きよっぽー(カヲリ)/本山光男)
川原慶久(羽島)、大須賀純(守)、佐藤有世(店員)
一人娘・ななみと会話をするため。父親の威厳を保つため!清水商事(略してキヨショー)の社長袈裟次郎は、ななみが現在嵌っているボーイズラブのドラマCDを社内で制作しようと思い立つ。
その野望に付き合わされたのが、千野率いる部署であったが。千野以外のメンバーには、敷居が高すぎて・・。
いやぁ・・・あちこちのブログやCDの感想を書くサイトさんで、噂には聞いていましたが(読んでいました・・が正確ですね)。最初にこのCDを聴いた時。実は、宮崎に行く用事で車を運転していたのですが。運転中でシートベルトで固定されていなかったなら、私は椅子から10センチはずり下がったのではないか?と思ったほどの衝撃をくらいましたねぇ。笑撃かもしれませんね(大笑)。

ちょっと待て!!ちょっと待ってくれ!!と思った方、多いのじゃあないかしら?声優の皆さん、壊れていますよ(大笑)。
やっぱり先ずは、椅子からずり下がるほどの衝撃を受けた石田さんのキヨッポー。感想で、あちこちに石田さんのニワトリ声って・・と書かれてはいましたが。まさに!いやもう、これは本当に実際に聴いてみないと分かりません。まさか、あんなニワトリ声とは!石田さんがニワトリになったなら、きっとそういう声になるのよ。ニワトリが石田さんになったらか??これはもう、ニワトリが先か卵が先か・・レベルの話になっちゃいそうですよ(^^;。ニワトリとしたら、きっと美声なのよ(゜゜)\バキッ☆と思いましたもの。
その石田さんが、兼ね役?で演じたのがアニメショップの店員さんとキヨッポーが映し出した解説者。このちょっと渋い声の解説者って、一体何?キヨッポーが生み出したホログラムか何かかしら?
そう、この兼ね役もちょっと怪しい役でしたね(大笑)。アニメショップの店員さんは、何故にフルネームの設定があるの??女性の店員さんは、店員としかないのに(大笑)。この店員さんは、市場調査に来たスーツ姿の西河から「BL作品売り場」を訊かれて。びっくりしつつも、場所を教えた後。同僚の女性店員に「あやしくない??あやしくない??でも、スーツ二人組って、キュンとくるものが・・目の保養だねぇ」と語っていますが。スーツ二人組を見て、目の保養って・・こいつも危ないかも(大笑)。また、ホログラムも「ジャッジャジャーン」と言うのが、凄く微妙〜〜。どう微妙かは、1トラックの10分目くらいをお聞き下さいm(_ _)m。
だって、どう書いたら分かってもらえるか・・絶対に書き表せないですもの(^^;。

そして。1トラック目では、皆に爽やかかつ優しいリーダーの仮面をかぶったまま、説得する主任の千野。その千野が、実はBLファンでありひそかに手島×宮原だの、あれこれ妄想にふけっては「萌ゆる〜〜」と内心で絶叫している・・ちょっと、男の人ではありえないだろう千野役を堀内さんが、本当に壊れて演じて下さっています。
あの堀内さんの美声で「萌ゆる〜〜」ですよ。「俺ツボ満載」「超萌ゆるじゃん!」「俺、総受け。萌え〜〜〜〜〜〜っ!!」いやぁ、堀内さんに「萌える」なんてのたうち回ってほしくない!!堀内さんには、渋く大人の男性を演じて欲しい!!1トラックでは、あんなに皆を引っ張っていったのに。2トラック目では、俺ツボ満載の設定を柴小屋に「没」にされてしまい、皆が出してきた企画の案があまりにもあまりなものばかりだから、「ボーイズラブを舐めるなぁ」と本当に壊れてしまっています。
あの壊れる最後に向かって、堀内さんの暴走が止まりません・・。もう、ちょっと待って・・ですよ。
そして、全ての元凶である社長の小杉さん・・。ななみちゃんとの会話についていけずに、「どうしよう」と悩むところが秀逸です。その挙げ句に「やだい!そんなのやだい!」とじたばたしているんですよ・・。「いやだ」じゃなくて「やだい」と言うのがねぇ・・。そして、ななみちゃんと自分の一人二役の会話は、あのアダルトっぽいイメージの声を持つ小杉さんが、小杉さんがぁあああ!!・・・はい。もう、そんな感じです。

他の方もね、手島役のうえださんと西河役の山本さんは、あまり壊れてはいなかったみたいですが。宮原役の吉野さんは、ネットサーフィンをして壊れてしまっていましたし。筋肉フェチの御厨役の福山さんは、社長の陰謀?を知って「一介の平社員が、社長にそういう事言うか?」状態に壊れていました。ありえないし・・「もう少し、経営者としての自覚をお持ちになられた方がよろしいのでは?」なんて。
ななみちゃん役のこやまさんも、いくらパパにお願いしたいから・・・と言っても、誰それをキャストに迎えて欲しい!なんてスラスラ頼めないし。と言うか・・娘が自分の趣味だからと、父親にBLの事・・話さないよねぇ。
また、柴小屋さんも千野の企画を没にして「あんな駄作出しやがって!!ばかじゃねぇのか?」ですから・・。

でも。このドラマCDでは、普段私が思っている事を結構代弁してくれているところがあって。そこに共感と言いますか「うんうん。そうそう」と頷きながら聴かせていただきました。
「登場人物が全員男ってだけで、中身はまるっきり少女漫画だったな」
「見知らぬ世界のドアをガンガン殴って、自分もろとも吹っ飛んだ〜みたいな」
そうそう。最初にこの世界を知った時。なぁんだ、結局は全員男だけど、中身は少女漫画っぽいよね。・・と思ったものですもの。ドアもろとも吹っ飛びはしましたが、ちゃんと復帰しましたし(大笑)。
BLにおピンクは付きものだと言われて、
「付きものなのはいいでしょう、そこに至るまでの紆余曲折は?!情緒ってもんは?慎みってもんは?」
と叫ぶ御厨のセリフは、まぁ・・今でも時々思う時があります。いきなりそれかよ?みたいな(大笑)作品もありますし。だんだんと慎みなんて、どこぞに飛んでますからねぇ。
それに対してのセリフの
「ま、時間も限られてるし。余計なとこは省いたんじゃね?」は、大人サイドのお話ですよね(大笑)。でも、ちゃんと紆余曲折を描いてくれている作品もありまして。逆に、そういう紆余曲折をちゃんと描いている作品は、好感を持ちますね(^-^)。

「一生届かない、手に入れられない。だけど、諦められない。諦めたくない。そんな心の葛藤を表現しているのがボーイズラブだ。常識的に認められない困難な恋をしているからこそ、ユーザーはキャラクターを心から応援出来るんだ」と言うのが、結局は一番の燃え(萌え)ポイントって事になりそうですね。でも、最近って男同士の認められない恋に戸惑う作品は減っていません??まぁ、あまり悩まれても、進まないですけどね。
「今の世の中が見失っている、慎ましい恋。純粋でひたむきな、ただ与え続ける・・・そんな恋物語」は、ちょっと言い過ぎ(褒めすぎ)の感もありますが。
それを、BL作品にご出演の経験がある皆さんがおっしゃる・・・それこそが一番面白いのかもしれませんね(^-^)。

エデンを遠く離れて 
神よ いずこの楽園

江上冴子 マガジン・マガジン JCDー981225 1998年12月25日
森川智之(加藤雅臣)×檜山修之(芹沢和範)
小野坂昌也(椿本清一郎)、岩田光央(川原正行)
鈴置洋孝(高橋忍夫)、糸博(校長)

巴菁子(食堂のおばちゃん)、鈴木琢磨(寮会生徒A・生徒C)
伊崎寿克(寮会生徒B・生徒D)、関根宏次(生徒A)、熊谷正行(生徒B)
山奥にある全寮制の名門私立学校。そこに、新任の化学教師としてやって来た芹沢は、寮の舎監も努める事になる。
しかし、舎監とは名ばかりで。実際には寮は寮会が仕切っていた。そこに、芹沢のクラスに加藤が編入してくる。男らしく背も高い加藤にあこがれを抱く芹沢だが、寮会会長でもある椿本と加藤はことごとく対立してしまい・・・。
え??ちょっと待って!と言うのが第一感想でした。檜山さんの受け・・初めてじゃないよね?でも、初めてのような気がする??
うわぁ、なんて色っぽくてお上手なんだろう!!ちょっと待って。こんなにお上手なのに、すぐにタイトルを挙げられる受けタイトルが思いつかない・・・ご本人もBL裏話で「圧倒的に攻めが多い」とおっしゃっていたけど。もったいない・・こんなに色っぽい受けの方なのに、どうして攻めばっかり?メインのカップルと言うよりも、サブが多いような気もしているけど・・うわぁ・・本当にそれって勿体ない!!

ごはんはどっちだった?確か、コックさんの役なら受けだったよね(聴いたのがかなり昔なので、忘れていました)(゜゜)\バキッ☆。あとは・・・詳しくはないけど、幼馴染みも一応は受けだった。あとは・・・幸せのレベルは、この感想を書いている2007年3月の段階ではまだ持っていないし、ブラザーコンプレックスは短いけど受けは受けか・・。えーっと。あら??あらら??と言っているうちに、かなりはまってしまい(大笑)。で、ちょっと待って!になるのです。

そう言えば。シリーズで言えば。無敵シリーズもESCAPEも腐った教師も攻めだよね。詳しいシーンはなかったけど、ENDLESSシリーズも一応攻めだし。
単発と言うか、シリーズではない作品でも「FAN」も「甘い口づけ」も攻めだった。設定を読んで、鳶職人の方が檜山さんだろうから、絶対にこれは受けを聴くことが出来るはず!と思った「生意気。」も攻めだった(エリート高校生だとは思わなかった(゜゜)\バキッ☆・・と言うより、キャストの名前とあらすじだけで勝手に想像するな・・ですな。ちゃんと役の名前も確認しなさいって(^^;)。「貴族と熱砂の皇子」や「お兄さんは生徒会長様」もそうだし、相手が森川さんだから受けだろうと思っていた「どうして涙が出るのだろう」も・・以下略。
そう言えば、ありそうでなかった檜山さんの受け。しかも、相手が森川さんなんですね。

JUNEでしか購入出来ないタイトルは、富士見シリーズなどをお持ちの方は分かるかな?と思うのですが。ブックレットに部分的にシナリオが載っている事があります(全部のシナリオは流石に無理ですが)。
この作品では、初めてのHシーンの抜粋が載っていまして。腰に来る可愛い声で、たまらない!!となっているんですね。
で。またまた「そう言えば」と思った事が一つ。上に書いたBLなどでの作品で、檜山さんって割に高校生くらいの役が多いな・・と言うのに気がついたのです。このエデンでは、新任の教師役でしょ?まだ、やっと大学卒業しました!状態。生徒には(加藤以外にも、結局は寮会のメンバーにも)ちょっとないがしろにされていません?状態の若い役だな・・と。
でも。本当に檜山さんには申し訳ないのですが、腰に来るたまらない良い声!と言う設定に最初は「ん?」と思っていましたm(_ _)m。確かに若い役が多いのですが、猪突猛進の血気盛んな若者!と言うのは凄くイメージしやすいのですが(暴言ではありません。褒め言葉に見えないかもしれませんが、熱血ボイスと言う意味です。これは褒め言葉です)、可愛い声でたまらない・・しかも、Hの最中に聴いただけで「イキそうな声」とまで言われるくらいに色っぽくて可愛い声と言うのが、あの抜粋シナリオを読んだ時にはピンと来ませんでしたm(_ _)m。

ところが!もう、本当に色っぽかった。冒頭に書いたくらい「こんなにお上手な方なのに、どうして受けの仕事があまりないんだろう??もっと聴いてみたいじゃないか!」とさえ思いましたもの。
息の使い方がお上手なんですね。ささやき系統のかすれ声で、声を殺しているのだけど、そのトーンでの息がもう見事で。シナリオには「だんだん声が濡れてくる」などと書かれていますが。「痛い!」と言う台詞でも、徐々に変化しているのが分かるほどの上手さ!!いやぁ・・これは、ちゃんと恋人になっている(だろう)第二弾や三弾が楽しみですよぉ(大笑)。

そして、問題児の加藤。ケダモノと言う単語が似合う役を演じさせたら天下一品ですよね>森川さん。あ、これも褒め言葉です。いや、難しいですよ。本能のまんまに振る舞っているのに憎まれずに愛されてしまう役って事になるわけですから。周囲にそういう人間は居ませんが(居たら困りますが)、森川ボイスならなんとなく「ま、これも個性ね」と思わせてしまうのですから。
もう、本当に傍若無人でワガママで、そしてケダモノ。加藤の頭の中って「食う・寝る・H」しかないのじゃないか?と言うくらい自由奔放に生きています。なのに、芹ちゃんは加藤を許してしまっています。周囲も彼を受け入れていますもの。あまり出番は多くはなかったのですが、鈴置さん演じる高橋(兄)の短いセリフの中にも「坊(ぼん)」を愛している(大事な存在として!ですよ)のが分かるくらいなんですもの。これは、あの短い出番でそこまで残した鈴置さんのおかげかもしれませんが。

しかし。今回は、他にも小野坂さんの椿本と岩田さんの川原にもガツン!とやられましたねぇ。
どちらかと言うと、小野坂さんは「兄貴!」と言うか結構男気のある役のイメージがつきまとっていまして。まさか学園の女王様!とは・・・でした(最近聴いたワイルドライフのイメージが強すぎますかね?)。また、岩田さんはぶっきらぼうだけど、熱血な少年のイメージがありまして。勢いのあるそういう役が岩田さんだと「あ、この作品はOK!」と思ってしまうくらいの強いイメージがあるのですが。川原くんは、女王様に仕えている奴隷の役で。椿本のパシリで「至急お越し下さい。寮長がお呼びです」とドアの向こうで言うシーンなどは、今までの岩田さんのイメージがガラガラ・・と崩れるほどでした。

少し気になったのが。BGMのピアノなのですが。有名なクラッシックばかりを弾いていらっしゃいますが。あまりに有名な曲ばかりだったので、作家さんの好みだったのかな?と思っていました。部分的にアヴェ・マリアを使っているスレイヴァーズシリーズとは違って、この作品は全編を通してクラッシックばかりなのが気になって。良いのかな?みたいな(苦笑)。
あとは、加藤が最初に芹ちゃんに手を出した時に「愛」はあったのか?と言う事。成り行きと言うか、椿本に対して「犯すぞ!」発言の矛先がいきなり芹ちゃんに向けられて、Hシーンになだれこんでしまっていたので、単に山奥ではけ口のなかった加藤が・・・とは思いたくはないものですから。個人的に、やっぱり愛があって・・・と言うのが好きなもので。折角、森川さんや檜山さんが熱演して素晴らしいシーンになっていたので、敢えて考えたくはないのですが。

私立翔瑛学園男子高等部
倉科先生の受難

志野夏穂 ビブロス 2005年8月26日
平川大輔(浅野貴志)、緑川光(倉科怜司)
高橋広樹(秋山光希)、岸尾大輔(坂本眞広)、小尾元政(室澤大)
宮田幸季(木村遥加)、神谷浩史(御法川優介)、石川英郎(里村由紀彦)
福山潤(井之上芽)、鈴木千尋(叶雅行)、増岡太郎(校長)
高口公介(空手部員A)、羽多野渉(空手部員B)
市来光弘(空手部員C)、小林庸介(空手部員D)、西野真人(空手部員F)
茅原実里(女子高生A)、福原香織(女子高生B/松本さん)
倉科怜司は、母校である翔瑛学園男子高等部の日本史の教師となって戻ってきた。しかし、赴任早々四月祭りが行われている校内で、倉科は祭事実行委員会のメンバーを手伝う事になり、なんと!実行委員会の顧問に任命されてしまった!!委員長の浅野にキスされて以来、浅野を意識してしまう彼の受難の日々は、今始まったばかりであった。
2007年3月現在、倒産したビブロスで発売されていたドラマCDが他のメーカーさんで発売されていたCDが復刻されているようなので。そのうちに、このタイトルもまた復刻されたら良いな・・と思うのです。
何しろ、声優陣が豪華で。しかも、楽しかったですからね(^-^)。

このドラマCDの一番の感想は・・・と言うと。キャストの皆さんが、それぞれの持ち味を見事に生かしていらっしゃる・・。適材適所と言う言葉がぴったりなCDではないか?と思います。

先ずは、ちょっと口は良くはないけど。一生懸命で年上には見えない日本史の倉科先生に緑川さん。頼りないと言う意味ではないのですが、何故かこういう「大人」なんだけど目の離せない年上の受け?は似合いますよね。生徒よりも華奢だったり、ちょっと小柄だったり。
キスされてうろたえて。最後に浅野から言われた一言に「なんじゃ、そりゃあ」と叫ぶシーンなどは、まさに天下一品。出だし部分の松本さんが逃げ出してしまい、浅野に出会うシーンなどの「やばい!どうしよう!」と思っていながら、ちょっと強がって「脱げ!」と言う辺りなどの葛藤は緑川さんならでは!ですね。

そして、このCDで緑川さん相手だから攻めか!と思って楽しみに聞き始めたものの。結局キスだけだった浅野役に平川さん。えぇ、私はこのCDを聞いた時に思いっきり欲求不満になったもので、平川×緑川カップルの「花嫁」シリーズを聞くことになっちゃったんです。だって、このちょっとぶっきらぼうっぽい低音で、どう攻めてくれるのかな?楽しみ(*^^*)ってドキドキしたら。キスだけだったんですものぉ(大笑)。ま、花嫁シリーズでは情けない攻めで。かなり王子様っぽい声だったので、このCDとはトーンがかなり違うんですけどね。
はい。平川さんは、少し低音のボソボソっとしたしゃべり方をされています。あまり弾ける役ではなかったので、ストレス溜まっていないと良いのですが。

そして、周囲の女学生に(大笑)人気者だけど、浅野に気があるのかどうなのか?ちょっと最後まではっきりとはしなかったけど、なんとなくありだろう!と思わせてくれた明るい秋山くんには、高橋さん。良き友人役ってところでしたね。

このドラマCDで、倉科の同級生で、今は保険医となっているおかま?(゜゜)\バキッ☆の優介役の神谷さんと共に「うわぁ、凄く美味しい役だなぁ」と私が思った坂本くん(まひろちゃん)には、岸尾さん。天然なのか、計算されているのか?平然と「このくそ忙しい時期に、こんな事をしなくちゃいけないのは貴方のせいだったんですか?」と毒舌を吐き、実行委員会の予算をかけて生徒会に戦いを挑む!・・・うわぁ、凄くやりがいがあるだろうなぁ・・と思います。優介と組んで倉科を制服選びのファッションショーに出演させる件は、「やりがいがある美味しいところ、かっさらい!」状態の役でした。

そのまひろちゃんと対抗し、生徒会を裏で牛耳っているのか?状態のめぐちゃん役には、福山さん。
実は、私は個人的に。福山さんのこういうテキパキとしたしきり役の声って、凄く好きなんですよ。キヨショーやフルーツバスケットなどもそうですが。可愛らしい役と言うよりも、こういう外見は可愛らしくても、その実は裏で牛耳っています!とか、テキパキと相手の事を指摘する役って、好きなんですね。その勢いやトーンがまさに好み!!主人公だったテイルズ・・や、薔薇の名前やマルサのおとこなどよりも、好みなんですよ。
ですから、このCDを聴いている間。とても「うわぁ、皆さんが私の好きなトーンで喋っているうぅう」状態でしたねぇ。
宮田さんは、可愛らしい一年生役で、これまたはまり過ぎの気がありましたし。石川さんの、やる時はやるさ!状態の生徒会長も、司会で登場した叶役の鈴木さんも、猫嫌いの一年生室澤役の小尾さんも、いやぁ・・・本当にお見事なキャスティングでした。
全部の役に、ここまで見事なキャスティングなドラマCDって、本当に聞きやすくって良いですね(^-^)。

内容は、これから先。どう展開していくのか・・とても気になるところではありますが。おそらくは原作続いているだろうし、そうなると。彼らの関係も微妙に変わっているでしょう。おそらくは、はっきりしなかった浅野と倉科先生の間も、変わっているかもしれない。無事に予算が出ることになった実行委員会もなお一層忙しくなっているかもしれませんし。
もしも、復刻した暁には。このキャストで是非!続きを聞いてみたいと思って止みません。

「ENDLESS」シリーズ 完結記念スペシャルCD
memorial of ENDLESS 〜マッド・パーティーへようこそ!〜

水月真兎 リーフ(応募者全員プレゼント) 2006年12月到着
1.マッド・パーティーへようこそ!
2.2ショットトーク
石田彰(東堂貴臣)、森川智之(正木由里)

成田剣(宝芳宗)、檜山修之(正木竜馬)、中田譲治(九鬼義春)
中原茂(佐久間令)、千葉一伸(新宮孝明)、飯田浩志(新田正之)
長谷川明子(新宮小夜香)、青木誠(正木琢馬)
ENDLESSシリーズのドラマCD完結記念に、パーティが開かれる事になった。由里が、貴臣先生にバニーちゃんの格好をさせたものだから、佐久間も白ウサギに。そして、なんと宝や新宮までもがバニースタイルで登場し・・・・。
完結記念の応募者全員プレゼントCDは、ミニドラマと主役のお二人によるENDLESSシリーズを振り返ってのトークも収録。
ミニドラマの方では、「ENDLESS HEAT」のフリートークで皆さんが宝!宝のバニーちゃん!とおっしゃっていたのが凄く良く分かるお話でしたねぇ。
兎の格好をしているのは、別に宝だけではなく、最初は?貴臣先生に由里がバニーちゃんの格好をさせたのが始まりのはずなのに。佐久間や新宮(孝明)もバニーちゃんだったはずなのに。佐久間は白ウサギで、新宮はまたも金ピカのバニースタイルで、インパクトありそうなのに(^^;。何故か宝のバニーちゃんが一番インパクトがあるんですよね。
貴臣先生なんて、冒頭の会場に入る前と皆が撤退した後の由里との二人きりのシーン以外では、あまり目立っていないんですよね。由里の後ろに隠れていたのかもしれませんが(^^;。

まぁ、お遊びCDですから。本来なら、いくら敵味方入り乱れての「ご歓談」だとしても。あの狂人・琢馬が出席しているのが、何故?なんて思うのですが。まぁ、彼が居たおかげ?で宝の怖さ?が引き立っておりましたね(大笑)。
九鬼はお酒を呑んだせいか貴臣先生に迫るし、小夜香さんが竜馬や孝明を連れていく辺りなど、皆さんキャラ違うでしょ?みたいなお話を笑って楽しませていただきました。

主役お二人のトークでは、振り返ってみた時の感想で、やはり一番は、始まった時には学園ものだったのに。最後には周囲はヤクザさんばっかりになっていた事だったようです。他には、インパクトが強かったのか、「生死の境を彷徨っている貴臣を連れ出して入れ墨を彫っている」お話にびっくりした感想などを聴くことが出来ます。森川さんとお二人だからか?石田さんも結構楽しそうに楽に語っていらっしゃるのが印象的でした。
やってみたい役として、お二人とも挙げていたのが九鬼でした。渋い役で参謀役と言うのに、惹かれていらっしゃるのでしょうか?

*データアップのみ

遙かなる時空の中で 舞一夜DVD特典 Are you Alice? Call me 金色のコルダ メロディアスドラマCD
少年陰陽師 風雅に響く詩を聴け 春 彩雲国物語 番外編ドラマCD3巻 君と僕。3巻応募者全員サービスドラマCD
Cafe’吉祥寺で S7 BLACK BLOOD BROTHERS
ドラマCD1
BLACK BLOOD BROTHERS
ドラマCD2
NIGHT HEAD GENESIS DVD一巻
episode 8.5 薬物
NIGHT HEAD GENESIS
ドラマCD 〜時の迷子〜
NIGHT HEAD GENESIS
ドラマCD 〜時の迷子2〜
ときめきメモリアル Girl’s Side 1st LOVE
特典CD(コナミ限定スタイル)
最遊記RELOAD カルタ 遙かなる時空の中で 舞一夜
ヴォーカルコレクション
フリージング アイ(B) 愛とバクダン2 傷だらけの天使ども
鎮魂歌に牙を 前編(B)
富士見二丁目交響楽団 第二部
桐ノ院圭はかく語りき(二部前半)(B)
富士見二丁目交響楽団 第二部
悠季のためのパヴァーヌ(二部後半)(B)
富士見二丁目交響楽団 第二部
八月十二日(晴れ)(二部外伝)(B)
富士見二丁目交響楽団 第二部
ファンキーモンキーギャングS(二部外伝)(B)
キヨショー 5巻(B) 水に眠る恋(B) ムーンリット・ドロップス(B)

*過去の更新情報


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