更新情報早見ページです。

Homepageの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので、新規に感想やデータをアップしたものをここで紹介します。ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m。一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_ _)m。


*今月のTOPICS

ソングアルバム関連アップに伴い、大幅に更新あります。
堀内賢雄さん・阪口大助さん・成田剣さん・中原茂さん、個人ページで検索出来るようになりました。


*感想アップ一覧

サラリーマンですと、長期休暇と言うのは「普段出来ない事をやろう」の意気込みがあります。GWに次ぐ休みであるお正月休み!と期待していたのですが、年末・年始は掃除だの・・・とかく忙しい(苦笑)。おまけに、ソングアルバムのデータ整理で手一杯。思ったよりも聴く事が出来た枚数って少ないですね。健康管理などもそうですが、やはり普段からコツコツと・・・と言うのが、一番なのかもしれません。

男子寮でロマンスを(B) TURBULENCE(B) みずき先生気をつけて(B)
幼馴染み(B) ちんつぶ(B) LUNATIX
銀の勇者 王都妖奇譚 王都妖奇譚 〜化石の海〜
山田太郎ものがたり 第一章 山田太郎ものがたり 第二章

*感想アップしたもの

男子寮でロマンスを

南原兼 リーフ出版 2000年5月
三木眞一郎(一条冬彦)×緑川光(稲葉秋人)
成田剣(出雲崎春美)、海老原英人(伊集院千夏)、丸山純路(一条秋人)
大水忠相(稲葉葉月)、川村拓央(香山)
とある事情で、全寮制の男子校に編入した稲葉秋人。礼拝堂の鐘を鳴らしている青年に見ほれてしまうが、その礼拝堂の天使が同室者・一条冬彦。お堅い生徒会長様と一緒の毎日で、息が詰まりそうな秋人は、寮を抜け出して遊びに行く。そこで出会ったのは、転校の原因を作った出雲崎春美。「おまえの事が好きだった」と迫る春美。そこに現れたのは・・・。
お堅い生徒会長様が、実はHも上手な(゜゜)\バキッ☆恋人になる・・と言うのは、お約束の展開。「俺」と「私」で、言葉遣いも雰囲気も変わってしまうのですが、俺にもてあそばれて(爆)私には捨てられてしまうのではないか・・・と不安になる秋人クンが、微妙です。
しかし・・・どうもね、千夏と組んだ春美。秋人を押し倒す所までいっておいて、冬彦乱入にびびって「じゃあごゆっくり」状態(^^;。なのに、その後に行われた文化祭では、千夏とラブラブになっている展開が急すぎまして・・。そのラブラブ度合いが強いだけに、どうしてこの二人が何時の間にくっついたんだろう・・・??まぁ、原作を読んでおりませんので、ひょっとしたらドラマになっていないだけで、慰め合っているうちに、仲良くなったとかあるのかもしれませんね。
しかし・・本当に成田さんのおじゃま虫キャラは、好きだなぁ(爆)。報われないのに、本当に「自分が一番!」と言う自意識過剰な「俺様」が、似合ってしまうんですもの(爆)。

TURBULENCE(トラブランス)

極楽院櫻子 K.A.Oプロモーション 1994年1月31日
1.ROGUE   2.ゼロ   3.TURBULENCE@   4.TURBULENCEA
5.TURBULENCEB   6.NO SHANGHOO THE FUTURE
7.TURBULENCEC
一条和矢(蔡楚生)×緑川光(マヤ・ワダツミ)・太田真一郎(マヤ・ワダツミ)
梁田清之(シン・メイファン)、三木眞一郎(ユイ・メイファン)、沼田祐介(セリエ)
榊原博子(リン)、山根剛(セイ)、山本弘二(ヒカリ)、福岡孝治(クリフ)
斎藤佳織(スイ)、雅直利(女)、加藤美和(オトヒメ)、平松博志(局員)
三枝義典(犯人)、出牛力(犯人)
核大戦の後、何らかのウィルスの影響か?!、女性人口が急減した。女性は産むためだけの性となり、知能を落とされて政府機関に保護されている。しかし、知能をコントロールされているために、誘拐などの犯罪に容易く狙われてしまう結果ともなっている。マヤは、そんな女性達を守るための機動部隊に所属している。その相棒は、はかない想いを寄せていたシン博士が作った人工生命体である蔡楚生。強くて自分だけを見つめてくれるサイと恋仲になるマヤ。しかし、そんな時。隊長であるユイから指令が出た。シン博士を殺せと・・・。
このドラマCDは、一つの売り?がマヤ役は二人一役ということではないかと思うのですよ。太田さんと緑川さん、お二人で一役。よーく聴いていると、「あ、ここは緑川さんだな、こっちは太田さんだ」と言うのは分かるのですが、例えば過去の回想シーンは太田さんで、現在が緑川さん・・・と言うようなきっちりとした線引きがないように思います。どちらが演じている??と(私に)はっきり分からなかっただけで、本当は線引きして分けているのかもしれませんが・・・。分けた意味(理由)があるのかなぁ・・・と言うのが、一番最初の感想でした。
声優さんが二人で一つの役となると、人格が分裂しているのか?それとも、過去と現在、10年くらいの月日の流れがあって回想している・・・などのドラマがあるのだろうか?と聴く前にはいろいろ想像していたものですから。そういう要素がなかっただけに「分けた理由は何なんだろう?」と・・・。はい。
意味などなく、単にお二人に演じていただきたかった・・・だけかもしれませんけどね。
お話としては、ちょっと聞きづらかったです(゜゜)\バキッ☆。いや、慣れてしまえば良いのですが、唐突に過去のシーンが挿入されるんですね。既にコンビを組んでいるシーンから始まって、次のトラックではまだコンビを組む段階ではない過去。シン博士を巡るミッションが終わったか?と言うところで、サイとマヤが過去に扱ったシーンのトラック。あぁ、ブックレットでTURBULENCEではない部分が、この過去のトラックね・・・と後から納得しました。読書などでもそうだとは思うのですが、一つの世界に入り込むと言うのは、結構神経や精神を集中させます。ドラマCDで、非日常の世界物は(これもそうなのですが)特に世界観に親しむ(慣れる)までに時間を要します。で、そのお話に没入している時に、ふと話がとぎれてしまうと「あら?」と言う感じになっちゃうんですよね。そこまで集中していたのが、ぷっつり途切れてしまうと言いますか・・。今回、聞きづらかったと言うのは、そういう私の側の集中力が(過去のシーンの挿入により)途切れてしまったためだと思います。
このドラマで一押しなのは、サイ役の一条さんの「やだ」。冒頭のシーンでマヤとサイが女性を助け、その女性に上着を貸してやれ・・とマヤが言うシーンでの台詞。「女性は嫌いだから、上着を貸したくない」と答える台詞。もうだだっ子みたいで、無茶苦茶可愛い(*^^*)。クールなドスの効いた声なのに、つんのめるほど可愛かったです。

みずき先生気をつけて

井村仁美 オークラ出版 1997年8月18日
小杉十郎太(海堂司)×緑川光(阪永瑞樹)
子安武人(鳳来寺達郎)、岡野浩介(榊原宏明)、古澤徹(羽田裄雅)
松井菜桜子(中澤茉利香)、藤本譲(校長)、山崎たくみ(山形)
童顔で小柄な阪永瑞樹。就職難のこのご時世、仕事にありつけたのは良いものの、お坊ちゃんの男子校。生徒会顧問となった彼は、会計報告に不審な点を見つけるが、生徒会長である海棠にその事を問いただせないでいた。それは、海棠に押し倒された後なのに、その海棠が会計役員の榊原とキスしているシーンを目撃してしまったからだった。
年下攻めなんですよね(爆)。二人の設定が、高校生と教師でありながら、体格的に逆転していると言うのがあるせいでしょうか?声を聴いているだけでは、小杉さんの高校生と、緑川さんの教師役は違和感はありませんでした。台詞の中にも「いかにも年上」を意識させるような「止めろ!」と命令口調になるところもありますからね(^^)v。
さて。脇役ではありますが、校長先生がね、良いんですよ。いかにも小心者と言うか、野心家なのだけど、自分の所に問題が回ってくるのは困る。なんとか下の段階で阻止してしまいたい!下に責任を押しつけたくて堪らないと言うのが見え見えな校長先生。実際、いそうだなぁ・・(゜゜)\バキッ☆みたいな人物像で、流石、藤本さんだと感服しながら聴いておりました。純真そうに見えて、実は下心ありあり(爆)の榊原役の岡野さんも、はまっておりましたね(^-^)。

幼馴染み

吉原理恵子 角川書店 1996年2月21日 KACNー1022
第一章.ファーストキス   第二章.初・体験   第三章.美・少年
第四章.ジェラシー   第五章.アクシデント   第六章.パッション
見えない翼   パラレル・遊戯「OーSAーNAーNAーJIーMI」
子安武人(高藤明)×檜山修之(神崎克美)
柏倉つとむ(松木誠)、松本保典(武田隼人)、森川智之(山崎慎二)
神谷浩史(伊沢光夫)、中井和哉(吉田直樹)

鈴木みえ(ナレーション)
幼稚園の時に、みそっかすだった高藤明。先生に頼まれたいきさつもあり、神崎克美は彼の面倒を見ることになってしまった。それから月日は流れ、今も明との腐れ縁が続いているものの、体格が大きくなった明に昔の面影はない。逆に「高藤さんをあごでこき使う神崎」と言う悪いイメージが生まれている始末。思い切って絶交だ!と宣言したものの、ずっと好きでこうしたかった・・・・と告白・キスされてしまう。
うーん・・・折角の子安×檜山カップルなのですが、制作年月日が昔のせいか(爆)あまりその手のシーンが詳しくない。これは惜しいですね。しかも、折角の吉原さん原作なのに(゜゜)\バキッ☆。帝王・森川さんあたりがごく普通の友人役と言うのももったいない・・と思いながら聴いておりました。
聴く前に、他のBLCDのレビューを扱うHomepageさんで、この作品の感想として「子安さんの「好きだ、好きだ、好きだ」に対しての感想」が多かったのですよ。ドラマの中に出て来ませんでしたし、トラック7で詩の朗読が始まった時には「あ、これか」とすぐに分かりました。だもので、あ、あと2回言うぞ(゜゜)\バキッ☆と数えながら聴いておりました。ドラマを聴いた後だから、これは明くんから克美くんへのラブレターなのだと想うわけですが、思春期の少年(青年)のあこがれの女性へのラブレターでも十分通じるよね・・。うん。あの美声でこういう詩を朗読されたら、「うひゃあああ」と赤面しちゃうでしょうけど(苦笑)。
あとは・・本編に関係ないところでのパラレル・遊戯トラックが面白かったですね。ブックレットに載っているので、内容は分かっていますが、あれを一言一句間違いなく再現している。鈴木さんの(落語や講談などのような)独特の節回しのナレーションが実に壺でした。

ちんつぶ

大和名瀬 ムービック 2004年1月31日 MACYー2108
1.「これって祟り!?」の巻
2.「綾瀬のユウウツ」の巻
3.「神谷の敗北」の巻
4.「結成!ちんこ同盟」の巻
5.「取手の弟・正登場」の巻
6.「神谷イラつく」の巻
7.「取手すねる」の巻
宮田幸季(綾瀬)、置鮎龍太郎(取手)
櫻井孝宏(神谷)、遊佐浩二(岩淵)
岸尾大輔(正)、沢海陽子(取手の母)
木内秀信(男子生徒)、大畑伸太郎(男子生徒)、加瀬康之(男子生徒)
川上未遊(看護士)、小林ゆう(看護士)
修学旅行のバスの中。取手は大好きな綾瀬の隣の席になって幸せだった。ところが、バスの思いがけない事故で意識を失った彼は、気が付くと綾瀬の下半身の物になってしまっていた・・・・。そして、事故の元凶になった神谷と優等生の岩淵にも変化が起こっていた。なんと神谷と岩淵の下半身は意識を持ち、それぞれ入れ替わってしまっていたのだ。
これはねぇ。このストーリー概略を聴いた時に「なんじゃ、そりゃ!」もしくは「え?何それ?面白そう」となるかのどちらかだと思います。私は後者でした。まさか、このお話がドラマCDになるとは思っていなかっただけに、びっくりしましたよ。でも、発売から時間が経って購入したのは理由があります。いや・・・このタイトル「CHINKO NO TSUBUYAKI」を略してちんつぶでしょ。地元の顔見知りになったお店では頼めませんって(爆)。ましてや、届いた電話連絡などで「ちんつぶ届きました」なんて言われたら、家族が出た時にはひんしゅく買いますからね(゜゜)\バキッ☆。
さてさて。設定を聴いただけで笑えるストーリー。幽体離脱した取手くんが、綾瀬くんの物にとりついてしまうあたりは、なんとなく分からないでもないのですが、もう一組のカップルの方は「えーっと」ですよね。そもそも、その前から下半身に意識があったのだろうか??等と要らない事を考えてしまってねぇ。最初に喋って顔が出てきた時にはファスナーで挟むくらいびっくりしたのではないでしょうか??それを受け入れて、お互いに会話させあうなんて、若いって柔軟性があるのかしら(゜゜)\バキッ☆と思ってしまいました。
気の毒なのは、トイレに行くたびにお互いの物を見せ合って会話している3人を目にしてしまう同級生達ですね(トイレに入ってくる時の会話が、ちゃんとその前の話を受け継いで進行している辺りも面白かったですよ)。びっくりするわよねぇ(爆)。
神谷CHINKOが、本体よりもかわいらしいキャラだったり、岩淵CHINKOが本体同様くそ真面目だったり・・・。下半身は本体とは別の意識と言うか、人格になってしまっている辺りが可愛かったです(^^)v。台詞的には、綾瀬と取手の「つんつん」「フルフル」の掛け合いが笑えました。いや、想像してしまったし。声優さん達がどんな顔をして演じているか・・・想像しただけで、プロの技を感じました。言いながら吹き出しそうですよ(^^;。惜しいのは、時間いっぱいお話が入っていて、キャストトークなどがなかった所ですね。爆笑の現場中継や感想、聴いてみたかったなぁ。

LUNATIX

美佳晃 マリン・エンタテインメント 2001年9月26日 MMCCー4021
1.Prologue   2.予兆   3.闇の開く刻   4.痣
5.人間を狩る者・守る者   6.求めるがゆえに   7.至高のステージ
8.戦いの果て   9.Extra TrackーCast Commentー

関智一(羅生紘明)、子安武人(安藤祐三)

森川智之(目黒誠太郎)、石田彰(里中洋海)、千葉進歩(野上光弥)
上田祐司(木村哲平)、高田真吾(矢島勉)、伊藤健太郎(新田和作)
小杉十郎太(伊岐祐司)、飛田展男(リーザ)、松本保典(ジーン)

加瀬康之(日陰)、前田剛(父)、綱掛裕美(祐三(少年時代))
近藤隆(スタッフ)、佐藤ミチル(ボーイ)
教育実習生の目黒誠太郎、彼の病弱な従弟・勉に声をかけられる紘明。「僕から誠ちゃんを取らないで!」勉の腕が変形し、殺される!と思った瞬間、自分の身を守りたいと願った紘明に謎の痣が浮かび上がる。一方、紘明の友人・祐三は人気バンド「RHODESIA」のギタリスト。彼は紘明の危険をいち早く察知した・・・。
う゛ーん・・・ものすごく早いペースでお話がかっとんで行った・・・と言うのが第一印象です。おかげ?で、3回と決めていた感想前の聴く回数が増えてしまいました。いや、話のストーリーが分からないのではなく、は??と思っている次の瞬間には、ぽんぽん話が進んでしまうんですもの。しかしまぁ・・・一番最初のトラックに、一番最後のシーンを持ってくるのは、どうなんでしょう?紘明くんの身に何かが起こった・・と言うのはバレバレなんですもの。原作を読んでいないせいもありますが、伊藤さんの演じた新田と言う役が、どういう立場なのか・・今ひとつ分からないままでございました。キャストは素晴らしく豪華なのですが、いかんせんお話がかっ跳び状態なので、ほんのちょい出で終わった方も多いのがもったいなかったですねぇ・・・。一番目立っていたのって、上田さん演じる木村と言う変質者のような気がしますもの(爆)。
一つの美学によって、教会まで紘明をおびき寄せる洋海だとか、誠太郎の従弟さんにしても、もっと確実に相手を滅ぼす方法があったのでは??と思いますね(爆)。まぁ、痣に操られて、そういう戦いしか出来なかったと言えば、そこまでなのですが。

銀の勇者

渡辺祥智 マリン・エンタテインメント 2002年2月27日
「魔物の森の勇者」
1.出会い   2.ジャンの過去   3.水の精霊
4.願いを叶える花   5.魔物の森の勇者
「勇者の里帰り」
6.ラグズ村へ    7.カイトの追っかけ
8.すごい反撃   9.さらば、ふるさと
おまけ@ 10〜21トラックは、ビート・リチェ・魔王それぞれからの留守電・モーニングコール・応援の各メッセージ
おまけA 22.「銀の勇者」座談会

風間勇刀(ビート)、石田彰(リチェルカーレ)、坂本千夏(魔王/ビートの母)

岩永哲哉(カイト)、くまいもとこ(ジャン)、矢島晶子(水の精霊)
遠近孝一(ガーディアン/刺客リーダー)、斎藤次郎(刺客A)、森訓久(刺客B)
「魔物の森の勇者」・・・魔物を倒す事で、経験値を得ての勇者制度があるトティア大陸。少年ジャンは、父親の敵であるガーディアンを討つべく、魔物棲息地域・カタンツに足を踏み入れる。そこで見たのは、銀の勇者証を身につけたビートと、魔法使いのリチェ。そして、「まおう」と名乗る子供だった。念願のガーディアンの急所である目に傷をつけたものの、そのガーディアンには子供が居た。ビートに促され、願いを叶える花を探す事になるジャンであった。
「勇者の里帰り」・・・「ハハ、タオレル」の知らせを受けて、ラグズ村に帰ってきたビート達であったが・・・。
CDオリジナルのお話です。原作から好きだったのですが、声のイメージがぴったりだった事に先ずは感服。キャストが決まった時。女性に見まごうリチェ役が石田さんだと知った時の私の興奮は、もう筆舌に尽くしがたかったですね。うわぁ、もう聴いてみたい、聴いてみたい・・・とそればっかりで(爆)。後半のリチェの秘密にまつわるお話なども、是非ドラマ化希望してしまいます。
さて。このドラマCDの聞き所は、先ずはやっぱりリチェの寝息(いびき?)でしょう。普段の彼からは想像がつかないほどの寝相に寝息(爆)を音の世界になったら、どう表現するんだろう・・と思っていたら、「ごわー・・・ぐしゅふしゅぷしゅふしゅ」とでも書くような音・・・いや、これを最初に聴いた時には、しばらく立ち直れないくらい笑い転げましたよ。恐れ入りました。もうね、この寝息だけでもこのCDは買い!です(爆)。あ、もう一つの聞き所は、すさまじい音痴?のカイト兄ちゃんの歌ですね。兄ちゃんに教えられて、赤ちゃんを作るまじないをしていたリチェなども、想像すると笑えるんですけど(爆)。いや、もう何度聞いても楽しいし、キャスト座談会を聴いた後にまた聞き直すのも楽しい一枚です。

王都妖奇譚

岩崎陽子 コーエー 2002年7月24日 KECHー1214
1.妖変    2.闇鬼    3.浄炎
1995年12月21日発売された品が、2002年に安くなって再販されました。今、流通しているのは廉価版の方です。

井上和彦(安倍晴明)、山寺宏一(藤原将之)、塩沢兼人(橘影連)

石田彰(藤哉)、佐々木優子(藤原彩子)、大山高男(左大臣)
引田有美(雲ノ衣)、川津泰彦(源満仲)、中原茂(大宅成章)
中村大樹(物部広高)、麻見順子(晴明(子供))、江森浩子(影連(子供))
菅原淳一(影連の父)
都に近づく禍々しい気があった。幼くして死んでしまった皇子の乳母をしていた雲ノ衣の怨念が、鬼を引き連れて近づいていたのだった。それらの鬼を退治する一団に加わった将之。彼は、陰陽師が大嫌いなのだが、その彼に噂の陰陽師・安倍晴明が「死相が出ている。帰れ」と言うのだった。冗談ではない。自分が晴明の予見を覆す第一号になってやる!将之は、頑として同行するのだった。
他、将之の姉・彩子が何者かによって拉致されてしまった。その影には、晴明の兄弟子・影連の気配が・・。
原作から好きでね。何故か、お弟子さんの藤哉くんがお気に入りで(爆)、あまり登場シーンがないのが寂しかったのを覚えております。ショタコンの気があるかもしれない・・と当時は悩んだものですよ。はい。
さて、やはり前半の雲ノ衣の怨念と対峙する話よりも、彩子さんが出てきてからの後半のお話の方が印象に残りますね。いや、藤哉くんが出てくるシーンが多いから・・・と言うのではなくて(爆)。晴明さんが、自分の居場所を皆の中に見いだすシーンや、心の闇に惑うシーン、そしてやはり、宿敵とも言うべき影連さんが出てくるからではないでしょうか??

王都妖奇譚 〜化石の海〜

岩崎陽子 コーエー 2002年7月24日 KECHー1215
1.邂逅   2.冥夜   3.潮鳴
1996年8月25日発売の品を廉価(マグノリアシリーズ)版として、2002年に再販されました。

井上和彦(安部晴明)、塩沢兼人(橘影連)

結城比呂(晴明・少年)、緑川光(影連・少年)
広中雅志(賀茂保憲)、増谷康紀(晴明の養父)、溝上真紀子(影連の母)
南民恵(影連・子供)、増田均(公家)、永田一朗(公家)
宇和川恵美(安部家の侍女)、井上隆之(晴明の兄弟子)
西脇保(晴明の兄弟子)、野島健児(晴明の兄弟子)
今村直樹(役人)、堀江恭章(役人)

大塚明夫(良源)、永井一郎(賀茂忠行)
他人には見えない物が見えてしまう。それを知られる事は、他の人から疎んじられることに繋がる。幼い晴明少年は、母の死後、その秘密を隠して生活していた。賀茂忠行にひきとられる事となり、年が近い事と紹介された兄弟子・影連や賀茂保憲達にも同じ物が見える事を知る。そして、陰陽師と言う仕事に興味を抱くようになる。一方、一族が無実の罪で自決を遂げた時、一人だけ生き残った影連は、一族の恨みを晴らす事だけを誓って生きていた・・・・。晴明と影連の出会いと、別れを描いたCD。
自分一人だけが幸せになるわけにはいかない。一族の恨みを晴らしてこそ、自分の存在意義がある。お母さんもそれを望んではいなかったのに、頑なまでに思い詰めてしまった影連。彼に一生懸命手をさしのべようとする晴明。心の闇が見せてしまう幻の闇。救えない闇に、聴いた後では悲しみだけが残ってしまいます。
さて。この王都妖奇譚は、晴明と将之の友情、そして晴明と影連の愛情と表裏一体の憎悪がメインのお話です。実写版でドラマにもなりましたが(・・・あれは辛かったなぁ・・。CM予告を見て、ドラマのオンエア一度も見ておりません。原作のイメージが失われてしまいますから)このお話は、二人の過去を描くことにより、さらにお話が深くなっていますね。井上さんの幼い頃を結城さんが、塩沢さんの幼い頃を緑川さん(と南さん)が演じておられます。微妙に声の質が違うので、この少年時代役のキャストには賛否両論あるかもしれませんね。どの方も売れっ子さんの有名どころですから。しかし、緑川さんの台詞と塩沢さんの台詞が一部重なるシーンがあるんですね。声の質では違うはずなのに、不思議にぴったりと聞こえてきて、ドキっとしました。
でもでも、一番の聞き応えがあるシーンは、平将門の首が都に運ばれてきた後のシーン。処刑場へと彷徨ってきた影連が、幻の声を聴き「都を血の海に沈める!!」と絶叫するくだりでしょう。後をついてきた晴明が「私が、晴明が共にありますから!」と手をさしのべ、「せい・・めい??せ・・い、めい??」と頼りなげにつぶやくように応えるシーン。本当に心細くて、今にも倒れてしまいそうな影連。あんなに憎らしい敵役なのに、このシーンだけは「ムギュっ」としてやりたくなるくらいはかなげなんですよ。病的なまでに狂おしい影連が、迷子になった幼子に見えてしまいます。このシーンと、影連の看病をしていた晴明が、嗚咽するシーン。この二つを聴くだけでも、このドラマCDは買い!だと私は思います。

山田太郎ものがたり 第一章

森永あい バップ 2001年6月21日 VPCGー84717
1話:貧乏への扉(23分57秒)
2話:バレンタインに賭けろ!(23分43秒)
3話:おいしいバイト(24分01秒)
千葉進歩(山田太郎)、関智一(御村託也)、井上喜久子(山田綾子)

かかずゆみ(池上隆子)、緑川光(杉浦圭一)、清川元夢(御村の祖父)

秋田まどか(山田次郎)、横手久実子(山田三郎)、高森奈緒(山田よし子)
城雅子(山田いつ子)、たかはし智秋(山田六生)、浅井清己(山田七生)

くじら(隆子の母)、折笠富美子(中井)、天田真人(松岡正広)
西前忠久(御村の父)、仮屋昌伸(男Aほか)

立木文彦(ナレーション)
1話:貧乏への扉
私立一ノ宮高校の特待生山田太郎。容姿端麗、成績優秀で、スポーツも出来、品もある。育ちも良さそうな彼の唯一の弱点は・・・。それは、家が貧乏であると言うこと。
六畳一間、風呂無しの家に病弱な上に経済観念のない母親と元気な6人の弟妹と一緒に暮らしている・・。それを知っているのは、友人の御村だけ。母への反発もあり、玉の輿を狙っている池上隆子は、偶然その秘密を知ってしまう・・。
2話:バレンタインに賭けろ!
太郎の上級生、杉浦は顔は良いが中身は伴わない見栄っ張りな男である。その彼が、一方的にバレンタインのチョコの量をめぐって太郎にライバル心を燃やした!
3話:おいしいバイト
親友御村が、GWのバイトを紹介してくれた。住み込みで率の良いバイトとは、なんと御村(茶道の家元の子息)の家の家政婦であった。ところが、御村の祖父が(性別を偽っている)太郎を御村の交際相手と勘違いしてしまった。
1話:小銭が落ちた音を聞き分け、上の階の教室の前まで走って行くあたりは、もう漫画ですね(爆)。って、これ漫画が原作でしたな(゜゜)\バキッ☆。お弁当をたくさん差し入れしてもらい、それを家族にもって帰って食べる。貰った人の名前により、弟達が「あの人の卵焼き、俺好きだ」・・・って事は、もう何回もその差し入れ貰っているんだろうなぁ(爆)。お母さんの何も考えていない無駄遣いっぷりが笑えます。
2話:太郎の制服が、手縫いの品である=オーダーメイドの一点ものだ!と勘違いする周囲の反応が凄いです。しかし、学校の備品をくすねて帰ろうとする太郎を陥れようとする杉浦・・・それを上手にフォローしてしまう御村・・。杉浦さんが出てくる話は、どのトラックもハイテンションです。
3話:高校生の男の子が、メイドさんのコスチュームで男にばれないと言うのも凄いですが(爆)、それを交際相手として間違ってしまうおじいさまが怖い(爆)。嫁にもなっていないのに(当たり前だ(爆))古典的な嫁いびりをしてしまう手法がね・・・笑えてきますよ。

山田太郎ものがたり 第二章

森永あい バップ 2001年7月21日 VPCGー84718
4話:ライバルは誰だ!?(23分40秒)
5話:父帰る(23分31秒)
6話:隆子、ふたたび(23分46秒)
千葉進歩(山田太郎)、かかずゆみ(池上隆子)、関智一(御村託也)
三木眞一郎(山田和夫)、井上喜久子(山田綾子)


緑川光(杉浦圭一)、荒木香恵(杉浦ミカ)、篠原恵実(マリア・レベッキーニ)

秋田まどか(山田次郎)、横手久実子(山田三郎)、高森奈緒(山田よし子)
城雅子(山田いつ子)、たかはし智秋(山田六生)、浅井清己(山田七生)

岡本嘉子(杉浦の母)、小上裕通(マルコ)、服巻浩司(運送屋)、鈴木正和(中学生)

立木文彦(ナレーション)
4話:ライバルは誰だ!?
バレンタインの時に、太郎に抱きつかれてしまった杉浦は、いけない愛に目覚めてしまった。杉浦の家が経営しているスーパーのバイトに太郎がやってくるが、妹までが太郎を気に入ってしまう。太郎を狙って?杉浦兄妹の戦いが始まる(゜゜)\バキッ☆
5話:父帰る
売れない画家の山田家の父がイタリアから戻ってきた。ところが、彼を追ってイタリアから若い女マリアがやってきてしまう。ただでさえ大家族の山田家なのに、お嬢様暮らしのマリアは馴染むことが出来るのか??
6話:隆子、ふたたび
玉の輿を狙っている隆子。なんとか太郎への気持ちは忘れようとしている彼女の前に、道端で竹細工を売っている男が現れる。その男の正体が太郎の父であるとは知らない隆子は、彼に一目惚れしてしまい・・。
杉浦妹、無責任一代男(爆)のお父さんも登場。滝で修行して再登場の杉浦さんに、イタリアからはマリアさん、無駄遣い権化のお母さんに、玉の輿願望の隆子さんなど、にぎやかな2巻になっています。特に、イタリアからマリアが追っかけて来た話の時には、このお母さんが光っているんですよ。和夫さんの「妻」ですと自己紹介するシーンなどは、火花散っておりますがな・・・。山田家がどうして子だくさんの貧乏になったのか・・・お父さんが帰ってきたシーンで、なんとなく分かってしまいますね(爆)。これで子供達がぐれずに成長しているのって、本当に漫画(゜゜)\バキッ☆。
さて。台詞的には、竹細工の笛でプロフェッサー・ギルの笛の音・・・と言うのが、一体どの世代まで通用するかなぁ・・・と思いながら聴いておりました。アニメになったり、復刻版DVDなども出ていますけどね。キカイダーねぇ・・・。ちなみに私は01よりもキカイダーの方が好きでしたね。あの笛の音で苦しむあたりが、完璧なるヒーローではない感じで・・・って、ドラマCDの感想から外れてしまいましたねm(_ _)m。

*データアップのみ

*いやぁ・・・何か、毎月多いんですけど(爆)。
今回は、ソングアルバムのコーナーを作ろうと整理した関係です。「XAZSA」をドラマCDで紹介したなら、これもドラマになるだろう!と言う物も出てきました(゜゜)\バキッ☆。折角歌のコーナーを作るのだから、昔のレコード達も紹介したいよなぁ・・と言う気持ちに駆られ、暮れの大掃除時、実家の押入を探していたら、出てくる出てくる、お宝・レコード達。その中には、(これまたXAZSAがドラマなら・・・って、しつこい(゜゜)\バキッ☆)今回ドラマのコーナーに追加したレコード版の物もあります。それと一緒に、とっくの昔に中古ショップに売ったと思っていたCDも出てきまして、びっくりするやら感動するやら。(買った事すら忘れていた物も出てきました(゜゜)\バキッ☆)。12月末に届いて、更新に間に合わなかった品と、某茄子を当て込んで注文していた品で12月中に届かなかった品、1月購入の品、そして雑誌付録のCDドラマオムニバスなどを併せたもので、凄い数になっています(爆)。レコード版は(L)と書かせていただいておりますm(_ _)m。

天空伝サムライトルーパー 探偵青猫(B) きみには勝てない!(B)
ミス・キャスト12(B) ICS R9 ロング・アゴー(B)
BANANA FRITTERS BANANA FRITTERS U GAP SYSTEMS
戦場ロマンシリーズ(L) スケバン刑事(L) とってもひじかた君(L)
闇よ美しくあれ(L) その後の戦国魔神ゴーショーグン(L) エロイカより愛をこめて(L)
三国志1 三国志2 未来放浪ガルディーン
月刊LaLa メモリアルドラマCD 花とゆめ ハッピー!ドラマCD 月刊コバルト ヨリドラ2
おしゃれ秘指令レッツゴー
声優大作戦
パタリロ!(L)
PATALLIRO TV SHOW
Cafe’吉祥寺でCC1
グレイ・ゾーン(B) センチメンタルプレリュード(前編) センチメンタルプレリュード(後編)
Saint Beast DJCD chat1

今回、ソングアルバムのコーナーは全て新規にアップしましたので、ここでタイトルの紹介はしませんm(_ _)m。上に書かれてあるのは、ドラマのコーナーに追加アップした物だけです。


*過去の更新情報


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