ICS(犀星国際大学A棟302号)&Cafe吉&ICSコラボCD

あの「Cafe’吉祥寺」のスタッフが作ったドラマCDシリーズ。なので、アニメイトと通販だけの先行販売。その後で一般流通される・・と言う形を取っております。
先行販売のものと、後で出された一般流通の品に変わりはありませんが、タイトルに「R」がついたり、Sが余分についたりしています。発売日は、一般流通の発売日で統一しております。

ICSシリーズ

Cafe吉&ICS


1巻 
international college of SAISEI

ムービック 2002年12月21日 MACRー1118
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(???)、吉野裕行(飛梅生)
犀星国際大学。そこは様々な人々が集う場所。民俗学・堤先生の前期は4人ずつのグループに分かれて研究をする事。
磯貝生太と組む事になったのは、一浪四留のフランツ・香港からの留学生である飛、そして10歳ながら大学で学ぶ事となった林皆思朗と、一癖も二癖もありそうなメンバーだった・・。
山本さんの役名が???になっているのは、予告でだけのご出演だからなんですね。ずっと聴いていて「あれ?どこで出演なんだろう?」と思っていたら、予告だけ(大笑)。そういう事かい!と後で妙に納得してしまいました。

さて。ムービック発売と書いていますが。これはご存じの方も多いでしょうが。あの「Cafe’吉祥寺で」を作ったスタッフによるドラマCDシリーズ第二弾とでも言うべき作品なんです(ちなみに、他にはフーキーズやバレスタも)。キャラが実に個性的で。その特徴を持ったキャラが、いろいろな状況におかれての・・・シチュエーションコメディとでも言うべきシリーズになっていくんですね。
その新しいシリーズ第一弾だから、今回はまだ登場人物は顔見せ程度。お互いに自己紹介して・・・と言う感じにとどまっていますが。その中でもやはり異彩(大笑)を放つのは、石田さん演じるフランツペーターアーハベントロート(アーベントロート)ではないでしょうか??(いや・・・石田さんが自己紹介した時には、アーベントロートではなくアーハベントロートになっているんですもの)
可愛い物や愛らしい物が大好きな、謎のドイツ人(大笑)。しかもおかしな呪(まじな)いを行い、呼ばれているし・・・。
フェイ・・と名乗っている吉野さん演じるキャラ(さりげなく彼もただ者ではなさそうな雰囲気が出ていますよね。後に風水をする人だと言うのが判明するのですが。それを知って聴いた時に。あ、一巻で彼はその事を明言はしていないけれど、臭わせているぞ・・と言う会話があるんです。「迷うはずがありませんから。ですが、今日はちゃんと行って参りましたから。大事な事ですよ」・・・の大事な事と言うのは、このCDだけ聞いていては分からないんですね(^-^))に対しては「とびうめお」、しょうたである磯貝くんは「なまた」だし(^^;。
唯一?まともそうな生太くんは、本当にこれからお気の毒な毎日じゃないのかなぁ・・・と予想がついてしまいそうです。皆史朗くんにこけにされ、先生からも学友からも「大人の威厳を見せて下さい」「そこで認めてしまったら・・・」と皆史朗くんよりも劣っているのを認めてる?
生意気満開!!の皆史朗は、やはり「精神年齢はあなたより年上」と言う辺りが、実に「一発殴ってやりたい」気持ちになりましたし(゜゜)\バキッ☆。
でもねぇ。本当に私はこのフェイ役の時の吉野さんの声は好きなんですよねぇ・・。

2巻 keep indoors

ムービック 2003年1月24日 MACRー1119
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)
堤助教授が、わけあって預かった甥のシホを連れてきた。シホは、天才児として大人社会で生きてきた皆思朗と同い年だった。
そんな時、研究の課題を決める話し合いのさなか、フラッペの持ってきた呪具を持ち出したシホに、危険が迫る・・。
そうだった!!RWCから出たドラマCDは、録音時間があまり長くはなかったんだった!!と言うのが、一番最初の感想になります・・と書いたら、「それが感想かい!」って突っ込まれそうですが。いや・・フーキーズを聞いた後だったから。つい、そのくらいの長さと言う感覚がしていたんですよ。せめて60分くらいは収録されているかな?と。ですから、ブックレットにドラマCDの内容の漫画が載っていますが、その漫画で全部終わりとは思ってもみなかった(大笑)。まぁ、ドラマCDとしてふくらませていたり、長くなっている部分はありますが。収録されているお話の半分(後半か前半部分)が、あのブックレットの漫画だと思っていたら・・それだけかい(゜゜)\バキッ☆・・・。いや。。短い時間で聞くことが出来るので、楽は楽ですし。それは良いんですけどね(^^;

さてはて。2巻から、ようやく(1巻では、予告だけに登場されていた)山本さんがシホくん役で登場!これまた、キヨショーを聞いた後だったものですから。お!メンバーの中にキヨショー組が3人もいらっしゃるのねぇ・・(゜゜)\バキッ☆って、ちょっとくだらない事を思ってしまいましたが。吉野さんは、こちらの梅生くん役の淡々としたトーンが好きですな(^-^)。でも、山本さんは・・山本さんは・・1巻の予告の時には、思わなかったし。カフェ吉とのコラボのドラマCDでも、あまり感じなかったのですが。小学生くらいの子供には、ちょっと無理があるような・・。シホくんが喋っていると。無理して声を作っています!と言う感じがしてしまうんですよね。キヨショーの、あまり深く考えていません!状態の若者の方が似合っているような・・。

このシリーズは、全てがシチュエーションコメディだと私は思っています。キャラがそれぞれに濃い役所を持っており。その性格やら、突飛な嗜好(思考)から、周囲を巻き込んでのエピソードであると・・。
呪術と小さき者が好きなフランツ。風水の梅ちゃん。天才児の皆思朗。そして、巻き込まれパターンの一般人・生ちゃん。被害を被る助教授・・・。
2巻でも、まだ梅ちゃんが風水の人である事は出ていませんが。二人分の気配を感じる辺りは、彼も普通の人じゃないんですよねぇ・・。

しかし。今回のこのドラマで、一番の謎で終わったのは。フランツの呪術道具(まぁ、彼にはおまじないの道具と言う事になっていましたから)を持ち出してまで、シホがかなえたかった願いとは。。に尽きるのではないでしょうか??

3巻 Hong Kong chinese Magic

ムービック 2003年2月21日 MACRー1120
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)
飛梅生が、大学を欠席している。そろそろ研究のテーマについて話し合わないといけないメンバーは、飛のマンションに行くが・・。
一見?普通に見えた飛の危ない?趣味が明らかになるICSシリーズ第三弾
1巻などにも、上手く伏線の貼ってあった飛梅生の実体と言いますか、その変わった嗜好が明らかになったお話でした。
そう・・。梅ちゃんは風水の人だったんですね・・。
しかし、その内容を聞いていると。おそらく、遙かファンの方なら「うふふ・・私はそれを操ることが出来るのよ(゜゜)\バキッ☆」などとほくそ笑むかもしれません(大笑)。だって、龍脈の乱れで外出が出来ないと言うんですもの。
遙かの神子様は、その龍脈を操る・・と言うか、清らかに出来る神子なのよ(大笑)・・。メンバーにも青龍と玄武が居るじゃない・・・って、違うし(大笑)。

さて。そういうお話から離れた事はおいておきまして。
シホが「占いで、皆が幸せになるはずがない」と言い出して。そこから、シホが抱えていた問題が明らかになり。梅ちゃんが、実にまぁ・・青春王道!!と言うような説得をしています。
そのお手伝いに、風水・・となるのが梅ちゃんらしいと言えばらしいのですが。感動しきっているシホさんには、そういう事は問題ではなさそうです。

皆思朗が「不登校」と言いかけた時に、それを「選んで物を言え」と制した生ちゃん。
感激したシホと梅ちゃんが話し合う姿を見ている皆思朗にそっと「羨ましい?」と声を優しくかけるフランツくん・・。
あぁ・・このメンバーが一緒に居れば、シホが自分の問題と向き合う日も近いかも・・と思えます。

ただ、どうしてもね・・。努力しても、状態がそのままと言うことは、努力が足りないとあっさり言ってしまう梅ちゃん・・。
それは、ちょっと厳しい意見かな?と思って聴いていました。
しかし・・このシリーズ、石田さんがご出演でなければきっと買っていないと思いました・・しみじみ・・だって、収録時間が短いのなんの・・。それで、値段が・・(^^;・・。

予告の男らしい?シホと、可愛らしい皆思朗くん。この二人の会話が、かなりツボでした。

4巻 Yuki had a hard time

ムービック 2003年6月25日 MACRー1128
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)、木内レイコ(???)
最近、堤助教授に元気がない。理由は、夜遅くまで仕事(研究)をしているからだと聴いたメンバー。
そう言えば、自分たちがこの研究室を使っている限り(シホの面倒を見ている間)は、ユキちゃんの研究は進まない。では、自分たちのレポート作成は別の場所でしよう・・・。フランツが提案した次なる集合場所とは・・・
生ちゃんは、まだ学生さんだから。ある程度の順応性はあると思いたい。
梅ちゃんも、常識人ではあるけれど。彼の場合には、風水と言うとんでもない迷惑な趣味があるから、他人の事をとやかくは言えないでしょう。
皆思朗くんは、我関せずの可愛くない(゜゜)\バキッ☆ガキで、他人や大人に対する物の言い方を知らない子だから、この子も置いておくとして。
そして、フランツは・・彼は最初から論外(゜゜)\バキッ☆。だって、大抵の物事のごたごたは彼が原因であると言っても過言ではないはずですから。
シホさんは、あまりにも子供すぎて。その非日常がおかしいと言う事にすら気が付いていないだろうし。逆に面白がっているでしょうから、この子も一連の騒動の被害者であるとは言いづらい。

そう考えていくと、このシリーズの一番の被害者は実害的には、生ちゃんだとしても。実際には、ユキちゃんだよねぇ・・と思ってしまいます。
何しろ。ユキちゃんだと立場として。そして年齢として、彼らの非・日常の状態についていけるはずがない。
堤助教授の研究グループが、何をしているか・・はちょっと良く分かりませんが。なんとなく歴史に即した何かを扱っているのかなぁ。・・歴史とまじないなどをテーマにしているのだろうか?とは思いますが。
一応は、大学で助教授の地位にある方だと言うのをすっかり忘れそうになってしまうんですね・・・。
そんな彼は、幼い甥を引き取って面倒を見ているだけでも大変なのに。これだけ個性的かつ迷惑をかけるメンバーが揃っていたら、胃に穴が開きそうな思いをしているのじゃあないだろうか?と思います。
物事が、スムーズに行った試しはないだろうし。。他のグループはともかく、彼らのレポートには何が出てきても「可」などをつけて、とっとと卒業させるに限る!と思ってしまうだろうなぁ・・・。

そんな彼の悲劇を描いた作品でした。家に押しかけられるのでさえ、迷惑でしょうに。夕飯の準備が2人分しかないと、拒否の言葉を述べているのに、まるで通じていないし・・。
いやまったく・・・
Cafe’吉はなんとか聴くことが出来た!とおっしゃる方も、このシリーズはどうもねぇ・・・と尻込みされるはずですわ。Cafe’吉の場合には、生活の場までは押し寄せてきませんもの。職場で、あんな事が沢山あるのも嫌でしょうが、それが自宅にまで押しかけてきたら・・嫌すぎます。

ところで。この4巻には、なんと歌が入っているんです。一時期、Cafe’吉の方にもイメージソング?みたいな物が入っていた時期がありましたが、同じ時期なのでしょうか?
収録時間が、26分くらいで。歌まで入っていて。予告もあって・・本編って何分よ?歌を入れるくらいなら、本編をもっと何とかした方が絶対に良いと思うのですけどさ・・。
まぁ、確かに。他のCDに比べると時間が短いからか?何なのか?値段が安くはなっていますけど・・。
どうもなぁ・・・割り切れないと言うか、どこか釈然としない物が残ってしまうんですよねぇ。

巻 Hometeacher trouble

ムービック 2003年8月22日 MACRー1129
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)、木内レイコ(藤原敦士)

6巻 Baby gang

フロンティアワークス 2003年10月24日 FCCSー0005
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)、木内レイコ(藤原敦士)

7巻 A storm in a teacup.

フロンティアワークス 2004年8月25日 FCCSー0006
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)、高乃麗(飛小梅)

8巻 
The ruinous attack by Kaishiro.

フロンティアワークス 2004年10月22日 FCCSー0010
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)、高乃麗(飛小梅)

9巻 Shiho keep a pet.

フロンティアワークス 2004年12月22日 FCCSー0011
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)、高乃麗(じゅりえった)

ICS 犀星国際大学A棟302号 スペシャル

ムービック 2003年3月21日 MACRー1123
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)
堤先生のお手伝いで、資料を冊子にする作業を手伝っていた皆思朗達。しかし、帰ろうとした矢先に雨が降り出してしまう。
やむなく、出前を頼んで。雨が降り止むのを待っていた一同であったが・・・他、シホに届けられたキャベツ人形の謎と、キャストによるトークを含めた特別講座。
一応、ICSも発売された分は全部所有してはいます。しかし。Cafe吉のスタッフが、一生懸命頑張って作ったのは分かっていても。
えーっとね・・・ちょっと今ひとつと言いますか(゜゜)\バキッ☆、大好きレベルではありません。シチュエーションコメディとしても、今一つだし。群像劇とした時には、勝者と弱者が決まっていてやだし(゜゜)\バキッ☆
そう言いつつ買うなよ(゜゜)\バキッ☆と自分でも思いますけど。
そこはそれ・・・やっぱり、石田さんの演技を一つでも多く聴きたいと言う心理で・・・はい。

そういう意味では、今回も石田さんのフラッペ君は楽しかったですよ。小さい者(物)が好き!と言う、ちょっと間違うと危なくてしょうがない人間なのに。殴られても、けなされても。まるで意に介せず、自分の欲望に忠実に突っ走る。
ぐはっ!!の殴られっぷりも良いですし。怪談をしている所も良いですし・・。そして、別館にも書きましたが。ちびっこふらっぺくんも石田さんだったんですか?
えぇ?嘘・・役だったら、ラップも歌うんですか?確かに、声を加工してあったので。最初に聴いた時には、石田さんだとは思いもしませんでした・・・
石田さんのお声なら、聞き分けてみせるぞ!と言う私の自慢?いや・・・なんだろう?思い?・・・んーっと、気合いのような物?を打ち砕いてくれましたねぇ(^^;。

お話としては、特別と言うことで。2本立て。聴き終わった時点で、あ・・本当に6人でCD2枚のお話が出来ちゃったんだ・・やれば出来る(゜゜)\バキッ☆もんだなぁ・・・となりますが。
一本目のお話は、とことん生ちゃんが気の毒なお話でした。年長者だろうが(シホ達に比べたら)、男だろうが・・・怖いものは怖いですよねぇ・・・
なのに、どうしても怖いと言い出せず。強がった挙げ句が、暗い教室に1人で取り残されてしまい。この後、電気が復旧したとしても。怪談だけではなく、彼は暗闇も花咲かじいさんも、人魚姫も苦手になったのじゃないかしら?ますます、トラウマが増えてしまったのでは?と同情してしまいそうになります。

いや、全く。
このシリーズが苦手だな・・と思うのは、生ちゃんと堤先生が気の毒だと思ってしまうからです。
Cafe吉と比較するのもなんですが。吉祥寺の方で、被害に遭う真希は。そのアクの強さと回復力で、それぐらいじゃへこたれまい・・と容認してしまうのに。
生ちゃんの場合には、そんなに悪い人じゃないと思えるのに、年下にバカにされて被害に遭っているから・・・。なんだか、妙に救われない気がしてしまうんですね・・・。私が彼の立場だったら。同じゼミは受けないと思いますわ(^^;。なのに、何故懲りずに皆思朗をかまったり、フラッペ達と行動を共にしちゃうかなぁ?

もう一つのお話が、シホの人形を巡って。堤先生が恐怖体験をしてしまう!と言うお話でしたね・・。結局、その人形の正体は何だったんでしょう?一緒に持ち歩いていて、一緒に寝ていたはずなのに・・いやあぁああ・・
シホの守り神として、先生を見張っていたのかしらね?

今までのICSでは、トークがありませんでしたが。今回、初めてトークが入り。
この作品では、関智一さんが別録音であった事が分かりました。私が聴いた作品で。関智一さんの別収録は珍しくはありませんが。本当に分からないものですねぇ・・。これが別録音だったんですか・・・しみじみ・・
声優さん関係では。頑張って幼い子供を演じています!の山本さん。私的予想では、BLの喰われる側で活躍するだろう!と思っていましたが。まだですかねぇ・・。今回は、シホが男性が演じてますと言うのを忘れて聴いていました。
そして・・小憎らしい皆思朗の渕崎さん。彼女は、トークになるまで紅一点と言うのを忘れてました(大笑)。
吉野さんは、このトーンの梅ちゃんは好きよ(^-^)。でも、出前持ちが一番楽しそうだった気がしていますけど・・・。

Cafe’吉&ICS R1

フロンティアワークス 2004年2月25日 FCCSー0004
Cafe’吉祥寺で
岩永哲哉(栗原太郎)、石田彰(皆川ひふみ)、伊藤健太郎(大久保真希)
森久保祥太郎(徳美秀太)、保志総一朗(一ノ宮純)
大塚明夫(三鷹雄一)、関智一(菜積浩伸)
ICS
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)
Cafe’吉祥寺のメンバーは、菜積が福引きで当てた食事券を使うために。そして、ICSのメンバーは飛の親戚が経営する中華料理店に食事に横浜・中華街に来ていた。
しかし、食事券を持って出たのになかなか来ない肝心の徳&肉まんの匂いにつられた磯貝と同行したシホの二人が迷子になってしまい。手分けして捜す事になる。そして、彼らは(お互いに)その個性あふれるメンバーと不幸な出会いをするのだった・・・・。
そして、Cafe’吉お馴染みのお悩み相談に、次々とかかってくる電話は・・・。
オリジナルドラマながら、シチュエーションコメディで人気を博した「Cafe’吉祥寺で」。そして、同じスタッフが取り組んだ学園物のシチュエーションコメディである「ICS」。この二つのお話のキャラクター達が、もしも出会ったなら!と言うとんでも面白いコラボレーション企画設定のお話です。まぁ、お互いに濃いキャラクターばかりですから(大笑)、出会って普通に顔見知りになるだけ・・のはずがない。むしろ、その個性故に激突するか、もしくはとんでもなく意気投合するか・・のどちらかになると予想が出来ます。
そして。ドラマCDならでは!のお楽しみとしては、やはり片方だけならなんて事はないのですが。二つ合わせてしまうと。一人二役になる方がいらっしゃるんですね。
はい。吉祥寺の皆川とICSのフラッペを演じている石田さん、そして吉祥寺のなっちゃんとICSの磯貝くんの関智一さん。このお二人の一人二役の共演を楽しみにしちゃうんですよね。何しろ(再販分のフロンティアワークスから出た分に)付いている帯には、皆川とフラッペの絡みに乞うご期待と書いてさえあるんですよ。
って事は。このCDを企画した人達自体が、一人二役の共演を目玉にしている!のですよね(^-^)。
もう、この一人二役を聴くだけでも。このドラマCDは買い!!ですよ。えぇ、もう本当に面白かった。プロの技を見せていただきましたねぇ(^-^)。

ただ、濃いメンバーばかりですから。ちょっと出番が少ない・・と言うよりも、影の薄い方もいらしたみたいです。これは、第二弾と第三弾を楽しみにしようと思っています。

お話としては、真希ちゃんと磯貝くんが可哀相でした。皆思朗くんにおもちゃにされてしまい、ボロボロになっている真希ちゃん。そして、ごく普通の人だけに気の毒だった磯貝くん。思った事をポンと言っただけなのに、それが菜積の地雷だったとは!!ですから。そんな二人は、フラッペの呪術のための生贄に選ばれてしまい。青いプラズマを発しながら「びびびび」とずーっと放電しているのですもの。おまけに、楽しみにしていただろう食事を食べる事も出来なくて。
その一方で、石田さんキャラの二人は見事に(これは思惑通りと言いますか)意気投合しちゃって・・・。キャンパスが吉祥寺になくて、本当に良かったかも・・とふと思いましたわ。

これで行くと。フーキーズやバレスタでしたっけ?それらのキャラがふとした弾みで出会ったなら・・・と言うお話など、いくらも作れそうですが。そちらは未だに出来ていませんね。そこまで広げてしまうと、声優さんでかぶってくる人が増えるからでしょうか?それとも、設定がやりづらいからでしょうか?あったら良いのにねぇ・・それぞれのファンを、他のシリーズに導く良い機会になるはずなのに(苦笑)。

個人的には、全員が一堂に会した前半の中華街騒動よりも。カフェ吉のメンバーによるお悩み相談電話バージョンがお奨めですね。
ここでの皆川さんのシホの電話に対してのガングロリカちゃん風のセリフ回し。これを聴いた日には、もうリカちゃん人形をまともに見る事が出来ません。そうか・・現代のリカちゃんは、こうなっちゃっているのかぁ・・・(大笑)。

Cafe’吉&ICS R2

フロンティアワークス 2005年5月25日 FCCSー0016
Cafe’吉祥寺で
岩永哲哉(栗原太郎)、石田彰(皆川ひふみ)、伊藤健太郎(大久保真希)
森久保祥太郎(徳美秀太)、保志総一朗(一ノ宮純)
大塚明夫(三鷹雄一)、関智一(菜積浩伸)
ICS
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)
吉祥寺に新たに出来たアニメの美術館。全員で遊びに来た犀星国際大学のメンバー。そして、娘のために美術館のチケットを受け取りに行ったマスターとマスターを迎えに来たCafeのメンバーが、町中で遭遇してしまった!!
マスターの誕生日にプレゼントを贈りたいと思うものの。先立つものがない徳美。そして、堤先生のためにお祝いの品を贈りたいのにこちらも先立つものがない生太。二人は、皆川の助言に従って、山菜や魚をとって来ようと皆を誘うのだった・・。
こうして、お話を続けて聞いていると。ドタバタ喜劇で、犠牲?になるキャラと言うのも決まっていますね。
Cafeの方では、真希と徳美。ICSの方では、一方的?なまでに生太が犠牲になっているような・・。

結構収録時間が長い割には、トラック数が少なく。今時珍しい一つのエピソード1トラックでした。

いやぁ・・それでなくても、どちらとも個性が強いと言うか・・ちょっと現実から離れているキャラが登場していると言うのに。そのお騒がせキャラが一堂に会する!!それだけでも、このCDは買い!と思ってしまいます。
演じていらっしゃる方も、いつも以上にハイテンションでノっていらっしゃる?と思えるくらいに大仰に、楽しく演じていらっしゃるように聞こえます。
虐げられてしまう真希、徳美に生太や、皆思朗に足蹴にされるフラッペ。もう、皆が大げさにやっているからこそ、この話の特異性と楽しさが満ちてくる!と思えます。

やはり、特筆すべきは。このCDでは皆川とフラッペ、そしてフラッペの相方?!松下さんを演じた石田さんに尽きるのではないでしょうか?石田さんファンは、このCDは絶対に買うべき!とすら思ってしまうほど楽しい1枚です。
何しろ、1話目のアニメ美術館のチケットを巡るお話では。喫茶店に向かおうとするシーンで、シホと食べ比べをしようと約束し、幼き者の笑顔に「かっはああーーーー!なんつうか、もう、まぶしいなぁ・・・笑顔がよぉ!」とのたうち回っているフラッペ・・・。
毎日のようにドラマCDを含めて、いろいろCDを聴きますが。その感想で「こ、声が眩しすぎる!」と思ったのは初めてでした。
別館でも書いていますが。声は眩しいものではありません。声は耳で聞くもの。そして、まぶしさを感じるのは目。目で音を聞くことが出来ないのですから、耳で聞いた音(声)が眩しいはずはありません。
でも、確かにあのセリフは「眩しいです。眩しすぎます、石田さん」と唸ってしまったのです。
太陽をチラッと直視してしまって。目の裏に黄色や緑などの色が乱舞するような感じが残りますよね。聴いた時、そんな感じがしたんです。はい・・簡単に言うと、チカチカしてしまいました。シホの笑顔に、メロメロになって溶けそうなほどの状態になっている白衣のフラッペ・・。もう、絵が浮かんでしまいましたよ(^^;。

しかも、このCDに於いては。「オワチャァア」と書き表せば良いのか?北斗の拳のケンシロウの雄叫びのような声から、松下さんのアヒル声。そしてもちろん皆川の不気味ボイス、道具を取り出してジャジャジャーンと解説するシーン、シホや皆思朗との間に入ろうとする全ての人間に悪意剥き出しに「・・してやろうか?おりゃ」とすごむセリフや、皆思朗と離れてブータれていたり、チケットに妄想と期待を抱いていたのが駄目になって号泣しているシーンまで。
まさに変幻自在とは、彼のためにある言葉かも!と思ってしまいました。

そして、んふふっと笑っているけど、その怪力が怖い純の天然に残酷なところや、マイペースであまりテンションは高くならなかった梅ちゃん。今回も胃の痛む想いをしたマスターと堤先生・・きっとね、演じる時には皆がハイテンションだと、一緒にハイテンションになりたかったと思うんですよ。でも、そういう現場でさえも、そのまま・・。彼らが居るからこそ、他のメンバーの無軌道っぷり(って、バイク持ち上げたり、小さな子供に対してその怪力をふるって怒っている純は、十分に無軌道なキャラだとは思いますが。テンションと言う一点では、あまり高くないまんまですよね)が強調されてきます(^-^)。

皆川の渡したレシピに対して、「至れり尽くせりでお優しい方ですね」の梅ちゃんのセリフに対しての「間」。この「間」が最高でした。言葉がない・・・と言うか・・。お芝居としての間が本当に素晴らしかったですね!

徳美の「巻き貝は生だよさん」と言う呼びかけ。この呼びかけは、大笑いしてしまいました。いや・・そういう名前ないだろ?この子の頭の中って、どういう感じなんだろう??

また、お金がなければ「創意工夫」で乗り切れ!と言うアドバイスに「そーいくふう」とイントネーションが違う徳美と生ちゃんに、もう一度皆川が言い直しをしているシーンでは。あぁ・・そっか・・何気なく発音しているように思うけど。こうやって、わざとイントネーションを変える事で、その言葉が分かりません!と雄弁に物語っているわけだ!と感心させられたり。
イネが出てきた事で、さらりっとW8のCMをしている真希に笑いがこみ上げたり。いやはや。もう、本当に幕の内弁当デラックス!!だと想いながら聴いておりました(^-^)。

Cafe’吉&ICS R3

フロンティアワークス 2006年3月24日 FCCSー0029
Cafe’吉祥寺で
岩永哲哉(栗原太郎)、石田彰(皆川ひふみ)、伊藤健太郎(大久保真希)
森久保祥太郎(徳美秀太)、保志総一朗(一ノ宮純)
大塚明夫(三鷹雄一)、関智一(菜積浩伸)、能登麻美子(三鷹れいな)
ICS
渕崎ゆり子(林皆思朗)、石田彰(Franzpeter Arbendroth)
関智一(磯貝生太)、菊池正美(堤由規彦)
山本泰輔(堤シホ)、吉野裕行(飛梅生)
店の補修の為、約束していた参観日に出席出来なかったマスター。約束を破ったパパを許せないれいなが、家を飛び出してしまう。
早速、手分けして行方を捜すカフェ吉のメンバーだったが。れいなは、偶然通りかかった大学の人たちに保護されていた・・・

大学で賞金と学食チケットを賭けてのサバイバルゲームが行われる事となった。一般参加の人の中に、喫茶店の顔ぶれが・・・
喫茶店をベースにしたお話と。大学を舞台にしたお話と。コラボで3つ作成された中では、一番バランスが良かったように思います。
まぁ・・いろいろと突っ込みはあるんですが(大笑)、バランスが良いって事は、お話としても良かったと思っております。
何しろ、喫茶店と大学と。舞台限定のドラマで、両者が出逢うとなったら。それこそ1巻目のような、全員でどこかに出かけて偶然に出逢うパターンか、大学の人々が全員で喫茶店に行くと言うパターンしか考えつきませんものね。
それを喫茶店近郊と、大学の校内で彼らが上手く出くわす設定が良かったですもの(^-^)。

お話の方の感想は・・先ずは、1話のれいなちゃんが登場する方ですが。
あのパパに、どうやったらこういう賢いお嬢さんが??と思ってしまうくらいしっかりしています。皆思朗くんとは、また違ったしっかりさんで。小難しい言葉を並べて喋っていますが。女の子ならありだよねぇ?と思わせてくれるんですもの。
でも、一番最後のひふみさんのお嫁さん!と言うのにはびっくりしましたが・・・あぁ!!そう言えば、確かコミックでもれいなは皆川さんの事が好き!と言っている話がありましたっけ?と、以前にコミックを読んだ時を思い出しておりました。
でも・・・フラッペさんじゃあるまいし。ひふみさんが、マスターのお嬢さんと結婚??は真剣じゃないよねぇ・・。れいなちゃんに合わせてあげているのと、単にマスターに対しての嫌がらせかしらん?
皆川さんならあり得る!!と思ってしまうんですけど。

この1話の方の突っ込みは、ひふみさんが現れた時点で。店番はどうなっている??って誰も言わないこと。ひふみさんも閉店の札を下げて来たとは言っていないし。僕が残っているから、皆で行ってきなよ〜じゃなかったっけ?
今、お店はどうなっているんでしょうね?

そして。2話。いつもは小生意気な皆思朗くんが、カフェ吉のメンバーにしてやられる所が痛快でしたねぇ(大笑)。
彼は彼で、良いのですが。やっぱり、年長者を小馬鹿にしているのが目立つと。おいおい・・と思ってしまうものですから。
サバイバルゲーム?何?それ?と言っていた彼が、周囲の声を受けて出場者ではなく、トラップを仕掛ける側に回ってしまう。確かに。知力はあっても、体力はお子様だから、企画者の方でモニターを見ながら「思った通りだ」なんて言って居る方が似合ってますよね。
しかし、そこは普通じゃないメンバーが揃うカフェ吉が参入しているのですから。
一般人を相手にしているなら、彼も楽勝の主導者を演じられたでしょうが。そうはいかないわなぁ・・サバイバルのプロのなっちゃんと、怪力の純。裏を読むのに長けているひふみさんが居るのですから・・・
トラップをバカにされて、悔しがっているのが面白かったです。

2話の方の突っ込みは、賞金を無事にゲットした徳ちゃんですが。入院費がその賞金と同じ金額だと言われてショックを受けているシーン。徳ちゃんって、学生さんよね?しかも、バイトをしている苦学生。
社会保険じゃないと思うんですね・・・保険本人じゃないだろうから。多分、国民保険家族か親御さんの社会保険家族じゃないかなぁ?
入院費って、上限額が決まっているので。世帯によって差はありますが、ある一定額以上は支払わなくて良いと言う制度があるはずなんですよね・・(社会保険は、一度支払ってもらいますが。後で還付されますから)
どういう手術をしたんだ?徳ちゃん・・・なんとなく、骨折くらいと言う気がしていますが・・
って、ちょっと専門的?な突っ込みを入れてしまいました。こちらの2話では、1人二役ではなかった吉野さんが、大学のサバイバル部のメンバーを演じていらっしゃったり。そちらも耳をそばだてて聴いて楽しませていただきました(^^)v。

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