春を抱いていた


春を抱いていた

新田祐克 インターコミュニケーションズ 2000年7月25日 INCDー308
三木眞一郎(香藤洋二)×森川智之(岩城京介)(シーンによってはリバあり)
鈴木千尋(沢雪人)、千葉一伸(浅井プロデューサー)、若林直美(末広涼子)
小菅真美(清水)、中村伸一(監督)、河合義雄(小料理屋主人)
井上和彦(佐和渚)
AV男優の岩城のもとに映画主役のオーディション通知が来る。
一生をAV男優のままで終わってなるものか!との野心を持つ彼は、そのオーディション会場に向かうが、そこでライバルの香藤に出会う。
そして。原作者で監督を務める佐和に「ここで二人でSEXしていただきたい」と言われるのだった。
男の色気!ですよね。これは、あちこちのサイトさんを見ていた時にどこでも絶賛されていたのです。
普通皆さんリバーシブルはお嫌いのようなのですが、これは主演お二人の力量で、「どちらが攻めでも受けでも良い」とまで。

いやぁ・・・色っぽすぎて本当にクラクラします。
あと、このお話で特筆すべきは井上和彦さんですね。最初は女かと思われていた佐和役なんですよ。流石に井上さんだと思って聴くので、女性だとは思いませんでしたが、女性っぽい役って珍しいのでは??


春を抱いていた 

新田祐克 インターコミュニケーションズ 2001年9月25日 INCDー317
三木眞一郎(香藤洋二)×森川智之(岩城京介)
伊藤健太郎(漆崎一成)、ゆかな(香藤洋子)、小菅真美(清水)
野島裕史(金子)、若林直美(末広)、百々麻子(柴田キャスター)
橋本昌也(古達キャスター)、高橋利幸(司会者)、津川悟(スタッフ)

政宗一成(香藤の父)、鈴置洋孝(菊池克哉)
恋愛街道まっしぐらの二人。そんな時香藤の妹が結婚式を挙げることになった。香藤から同席して欲しいと言われ、最初は断る岩城だったが・・。
他、香藤の浮気騒動を描いた話や、大スター菊池が絡むお話など
すみません。実は私はこのシリーズ、ドラマは好きなのですが原作を読んだことがありません。(ドラマCDで手一杯で、原作までお金が回らない(゜゜)\バキッ☆)なので、おそらくは短編(中編)をうまくCD1枚にまとめているのでは?と想います。流れとしても、香藤のパパラッチを自称する漆崎の活躍や、浮気騒動の結末に、結婚式騒動で出てきた香藤のお父さんが絡むなど、本当に自然でした。脚本の手腕に花丸(大笑)。
しかし・・・もったいないなぁ・・と思うのが、収録時間ぎりぎりのせいもあるのでしょうが、インターコミュニケーションズさんのお楽しみ(゜゜)\バキッ☆フリートークがなかった事。これだけ豪華なメンバーなのになぁ・・・。



春を抱いていた 

新田祐克 インターコミュニケーションズ 2002年9月25日 INCDー2203
三木眞一郎(香藤洋二)×森川智之(岩城京介)
小菅真美(清水)、山口由里子(冬美)、松尾佳子(久子)
野島裕史(金子)、百々麻子(柴田キャスター)、内田大加宏(司会者)
相川真美子(看護婦)、矢部雅史(レポーター)

飯塚昭三(岩城の父)

田中秀幸(岩城雅彦)、井上和彦(佐和渚)
晴れて?カップルとなった香藤と岩城。
岩城は、二人の愛の巣とも言うべき新居を建築する事を考える。そして、その新居が完成した喜びも束の間。絶縁状態にあった岩城家では、母親が危篤状態にあった・・・。
売れっ子俳優となった二人に訪れる新たな試練。春抱きシリーズ第三弾!
これは、引っ越しと岩城家の騒動を描く2本立てと考えた方が良いでしょう。
先ず、前半では。続けて聞いていると良く分かるのですが。三木さん演じる香藤の「すいません、今出て行きます」と言う台詞に距離感(実際の距離ではなく、恋人としての気持ちの距離感)が出ています。まだ、この3の前半では香藤も岩城に遠慮があったのね・・と思わせてしまうのです。しかし、その直後に「ごめん、ごめん。良しのサインだったんだ。お預けかと思った」がね(大笑)。年下だけど、攻めの香藤が出ていて好きだなぁ・・。
「岩城さんのためなら、頑張っちゃう。へへ」の「へへ」部分。また、新居での「エンゲージリング、なんつて」の「なんつて」・・・この二カ所は明るく軽い香藤くん!!脳天気っぽい感じです(^-^)。
引っ越し編の方では、井上さん演じる佐和が美味しいところ、持って行っちゃったなぁ・・・と思います。引っ越しの手伝いにやってきて。家具屋の対応に追われる二人に対し
「ほら。男二人に任せておいたら、もうこの通り。玄関で家具の渋滞じゃない。(佐和さんだって男じゃんと言う突っ込みをうけて)細かい事は気にしない」と家具屋さんに対しててきぱきと(他人の家の家具なのに)こっちに運ぶ、あそこに持って行ってくれ・・・と指示を下すシーン。うわぁ、この采配っぷり。引っ越しには佐和さん!と言うイメージです。
そして引っ越しが終わった後。「私ね、嬉しくってしょうがないのよ。あんなに痛そうに生きてた岩城君が・・って思うしね。香藤くん、この先も泣かせちゃ駄目よ」と言うシーン・・・泣かせはしないけど、啼かせていますな・・・と思ってしまった(゜゜)\バキッ☆(゜゜)\バキッ☆。失礼しましたm(_ _)m。

さて。後半の方では、香藤の頼りがいのあるところが素敵でした(*^^*)。「良くないでしょ・・・良くないから、泣いてるんでしょ?」と、岩城を説得して実家に向かわせて。岩城の気持ちを考えて、一人ホテルに戻ろうとするものの。岩城を守るためにとって返すシーン。岩城の兄と岩城の共通点を見いだしてしまう辺りも、本当に「あぁ、岩城は香藤と知り合って幸せだったね」と思わせてくれるほどでした。
で。前半は佐和の井上さんが美味しいところ持っていきましたが。後半はお兄さん役の田中秀幸さんが美味しいところ持っていきましたねぇ(^-^)。
「なんで、俺が結婚するのにおまえに言う必要がある」に始まって。怒濤のように(大笑)かつ怜悧に、反論を許さない勢いで岩城をしかりとばすシーンは、聴いていて惚れ惚れしました(大笑)。このお兄さん、公務員?鉄壁の防護壁を思わせてしまいましたねぇ。その叱り方が、また香藤を叱る(怒る)時の岩城役森川さんに口調が似ているんですよ・・・もう、最高。
しかし、やはり実生活に基づいて。大変印象に残った台詞を書く事にしましょう。それは、岩城父の
「(お母さんやお兄さんの)気持ちを考えた事があるか?口うるさく反対するのを心配の裏返しだと、何故思わん。何故、一度反対されただけで諦める・・・・」もう、本当に「そうよ。その通りなのよ!」と思ってしまいました。
肉親(子供や兄弟)が憎くて、反対する者など居ませんよ・・・。

あと・・・実は感想にはまとめていませんが。春抱きを3〜6と番外編をまとめて聴いて。インターコミュニケーションズさんの作品って効果音も凄く凝っているなぁ・・・と思いました。音に嘘がないんです。今回、一軒家に引っ越しをした後。ビールを飲む二人のシーン。救急車が遠くを走る音が聞こえてくるんです。あぁ、そういう遠くの音が聞こえるような郊外の一軒家なんだなぁ・・と思わせてくれます。家の周囲も見えるような感じです。ドラマももちろんですが。効果音なども注意して聴いていると、本当に何度も楽しむ事が出来ますよ(^-^)。



春を抱いていた 

新田祐克 インターコミュニケーションズ 2003年6月27日 INCDー2208
森川智之(岩城京介)×三木眞一郎(香藤洋二)*シーンによってはリバあり。
森久保祥太郎(浅野伸之)
小菅真美(清水)、野島裕史(金子)、百々麻子(柴田)
目黒光祐(監督)、久保田隆(助監督)、小原雅一(カメラマン)
安元洋貴(記者)
同じ時間枠の別局番組で、岩城と香藤の主演ドラマの放送が決まった。分刻みのスケジュールをこなす中、岩城のマネージャー・清水が産休に入るため、新しい若い男性マネージャーが代わりに付く事となった。俳優にするためにスカウトしてきた彼は、岩城について勉強したい・・・と言うが。香藤は当然のように反対し・・。
過去編「冬の蝉」で登場した相沢の生まれ変わり?である浅野がついに登場!浅野の仕組んだスキャンダルに岩城と香藤の絆が試される。
これはねぇ・・・二重の意味で、「うん、凄いね」と思うシーンがいくつもありました。
と言うのは。先ず冒頭で、同じ時間枠で別局の主演ドラマを演じる事になった香藤と岩城のインタビューが、同時刻に行われているというシーンがありますが。これは最後の方に、二人別々にスキャンダル報道に対する記者会見を同時刻にするシーンがあるのを考えると、実に意味深。最初に聴いた時には聞き流してしまったのですが。今回聞き直した時に「はっ!」と気が付いたわけです。で、自分の中で「なるほど」と思ってしまったわけでして。
そして、インサイドレポートのナレーション録音をする時。岩城が「サイレントキラー」である狭心症を説明するシーンの後に。浅野が「静かに静かに息を潜め絡め取った(岩城の)信頼。その信頼はもう心臓にまで届いてる。何があっても、オレを疑う事はないだろう。準備は整った。最後に用意するのは事実だけだ」と言うシーンがあるのですが。このつなぎ方の妙!!うまい!!と思わず唸ってしまいましたねぇ(^-^)。
岩城は、自分にとってのサイレントキラーである浅野の正体に気が付かないで、その野望の芽は次巻以降に持ち越しになるわけですが。

さて。そんな浅野くんの野望や企みにはおかまいなく、今回も岩城と香藤はラブラブカップルとして存在します(^-^)。ドラマCDとしては先の巻になるのですが。5巻において、岩城が香藤に言葉にして愛を語ったりするのは、この4巻があればこそ・・かもしれないと思ってしまいます(^-^)。と言うのは。香藤は「ハーベスト(HER BESTなのかな?)」の収録で。岩城は「インサイドレポート」の収録で、なかなか逢えないで居る時に、岩城の収録先に現れた香藤が雨の中、(岩城を)車に連れ込んで抱きしめるシーンがあるわけですが(傘に当たる雨の音と、その後の車の中での情事(大笑)の雨の音の違いも実に見事でございます)。そのシーンの時に「逢えない日が続けば、こうしてお前の方から会いに来てくれる。そんな安心をくれているのはおまえだ」と岩城。
ところが。岩城に男のマネージャーがつく事となり、情緒不安定になる香藤。
「オレの気持ち、考えてよ!!それはオレが男だからだよ。男を好きになった事なんてないオレが、こんなに岩城さんを好きになったんだ。他の男にもそれがないって、どうして言えるの?岩城さんは良いよ。オレがこんなに愛情表現してるから。
岩城さんこの前、安心して仕事に打ち込めるのはオレが安心をくれるからだって言ったよね。そうだよ、そうだよ!オレがいつでも追っかけて。岩城さんは待ってるだけで」「オレなら大丈夫だなんて思わないでよ。オレだって、いつも岩城さんに求められて安心したいよ!もっともっとオレに一生懸命になってよ」
思ってもみなかった香藤の言葉に「それは、オレの気持ちがおまえに届いてないって事か?」と岩城。
「違うよ。違う。ごめん、こんな事口に出す事じゃないって分かってる。オレみたいな愛し方が岩城さんの愛し方と違うっていうのは分かってる。ただ、不安になるんだよ」
このシーンは、三木さん渾身!ですねぇ。鼻水たらして泣いてません?と思わせるくらいです。特に最初の「そうだよ、そうだよ!」の二回目のそうだよ!と、「違うよ、違う」の二回目の違うの言い方・・本当にねぇ。実に絶妙です。そして、岩城が香藤を抱くと言う二度目?のリバに突入します。
「おまえが随分前に言っていた、好きな人間に抱かれる快感以上の悦び。俺が今までどれほど味わってきたか・・・おまえに教えてやる」として抱くわけですが。
「幸せなのかな?これ・・・」「香藤、何可愛い事言ってるんだ。この俺をその幸せで満たしていたのは、おまえだろ」
くうううう・・・・普通、リバってあまり好きではないのですが。このカップルのこの会話を聞いた後では「愛があれば良いんじゃない?」と私の感想が変わってくるほどでした。
そして。香藤だけではなく、今回は岩城さんにも泣きのシーンで、実に聞き応えがあるシーンがあります。
それは、ドラマの中で香藤が演じるキャラが死んでしまって。それを思い出して一人で家の中で布団被って泣いているシーン。最初に香藤が化けて出そうで怖かったと泣いていたのは岩城さんの方で。それは香藤が死んだ事を連想して怖かったわけなので、ちょっと台詞を書き出していると「あら?」と思ってしまったりしましたが(^^;
「本当におまえに残された時の事を考えて。どんなに怖かったか。二人で建てたこの家で俺がどうなるのか・・。撮影でおまえが死ぬのを見ただけで、あんな寒い思いをしたんだ。・・・あんな思いは二度とご免だ」
香藤じゃなくても、なんて可愛い人なんだぁ!!と思ってしまいますよね。当然、香藤は「こんな可愛い岩城さんを一人にするなんて、オレがすると思う?」と抱きしめるわけですが。本当に、岩城可愛いですよね。そして、ハーベストの収録で香藤が久しぶりに荷物を取りに帰った時には、岩城の方から香藤を抱きしめるシーンがあるくらいなんです。
香藤と並んでいると、どうしても岩城の方が年上で大人だと思いがちですが。本当に可愛いですよねぇ。そんな可愛い年上の男性を森川さん大熱演!です(^-^)。



春を抱いていた 

新田祐克 インターコミュニケーションズ 2004年12月5日 INCDー2217
三木眞一郎(香藤洋二)×森川智之(岩城京介)
諏訪部順一(カルロ)、鈴村健一(由利真輝)

ゆかな(森口洋子)、堀越省之助(森口啓太)、北斗利佳(女性医師)
岡嶋妙(女性)、クリス ウェルズ(神父)、堀江真理子(香藤美江子)
政宗一成(香藤洋一)
前半は香藤の妹が出産する前後のお話。洋子が早産しそうになった時、岩城は赤ん坊の泣き声を聴いた。それからと言うもの、香藤が触れようとすると、電気のような物が走るようになる。岩城は赤ん坊の泣き声が聞こえる事でノイローゼ状態となり・・・。
そして、後半は。お互いにドラマの撮影が一段落したことで、ロスで休暇を楽しもうと旅行に出かけるのだが。行きの飛行機の中で、アメリカの大富豪に声をかけられて、彼の屋敷に招待されてしまう・・・。
前半はねぇ。幽霊だろうがぶち殺す!と叫ぶ香藤のきれっぷりが凄いです。
少しオカルトティックな話になっておりまして。香藤が長男なのに「洋二」である秘密と絡み合って、「同じ親の所に生まれてきたいからって、それはちょっとなぁ」と思わずにはいられない内容でした。赤ちゃんが、生まれる前の香藤の台詞を覚えているかどうかはともかく、そんな事でこの優しい伯父さんを洋介くんが嫌いになったりしたら、なんか可哀相だなぁ・・。
しかし。私本当にこのインターコミュニケーションズさんの作品って、効果音を褒めてばかりいるような気もするのですが(苦笑)。いや、もちろん内容も素晴らしいのですが。台詞などによる解説(モノローグ)に頼らずに、ちゃんと人物が何をしているかが分かるんです。
今回は、ノイローゼ状態になった岩城の所に戻ってきた香藤。車を降りて、アスファルトの所を通って。玄関を開けて。あ、スリッパに履き替えて・・・と言うのが、もう音だけで分かるんです。そんな細かい音の違いが凄いなぁ・・。4の時もドラマを撮影しているカメラが回っている音などもちゃーんと入っていたし。温泉旅館の筧の音がするところとか、本当にもう大絶賛したくなるほど、音が良いんですよ。今回は、2トラック目の香藤の帰宅シーンにご注目(耳)下さい。
3のお話を聞いた後だと、余計に香藤家の暖かさが、身にしみますね(^-^)。香藤父の「岩城さんも家族でしょ」と言う台詞。聴いていてジーンとしました。
また、「さっき、落ち着きなさいって言われたから。ゆっくりゆっくりね」と言う香藤の台詞がね。うわぁ、ちょっといやらしい(゜゜)\バキッ☆。
そして。初夢で「赤ちゃんが出来ちゃった」と言う夢を見てしまった岩城。「俺に出来るとか、おまえに出来るとか言う問題じゃない!」と言いつつ、その事に激しく動揺してしまい「うるさい、うるさい、うるさーいいい」と逆ギレ?もしくは八つ当たりっぽく叫ぶシーンに受けてしまいました。普段、冷静沈着の岩城だけにね。

後半は、PREMIEREの時もそうですが。岩城の香藤を甘やかしている・・・そんな台詞がもう最高!自分がそうしたいから、香藤に対して甘くなっている。
香藤を愛していると言葉に出す事をためらわなくなった上に、「変わったか・・・この俺が」と一人つぶやく時の優しそうな、幸せそうな笑顔まで見えるようで最高です。
今回は、諏訪部さんの苦渋に満ちた「まぎら・・」と言う呟きも捨てがたかったです(^-^)。



春を抱いていた 

新田祐克 インターコミュニケーションズ 2006年1月20日 INCDー2230
三木眞一郎(香藤洋二)×森川智之(岩城京介)
森久保祥太郎(浅野伸之)
小菅真美(清水)、野島裕史(金子)、百々麻子(柴田)
市来光弘(田辺祐一郎)、奈良徹(進行役)、きのしたゆうこ(社長)
斉藤次郎(三井)、塾一久(監督)、谷育子(伊坂千鶴)
ロス旅行から帰ってきた岩城の元に、凶報と吉報がもたらされる。凶報は、留守中に空き巣が入ったとの連絡だった。
「二人の城に、他人が土足で入り込んだ」事実に落ち込んでいた岩城だったが、一方の吉報はかねてから愛読していた小説「冬の蝉」の映画の主役に決まったと言うものだった。
喜ぶ岩城から借りた小説を読んだ香藤は、岩城の相手役を演じたいと願う。
しかし。海外進出のために、一度オファーが来ていたその役を香藤は断っていた。どうしても相手役を演じたい香藤は、オーディションを受ける事にするが、一度断った仕事をかけてのオーディション。当然、周囲の視線は冷たく、また事務所の方針に逆らう事になった香藤は苦境に立たされるのだった。
転章と言う感じでしょうか?今までは、ラブラブカップルと言う岩城と香藤を描いていたのが。この6からはそれぞれのプロの俳優としてのお仕事編なのです。
その分、岩城も香藤も男っぽい!いやぁ、良い男じゃないの!と惚れ直しましたねぇ。
岩城は、香藤を見守っているシーンで。香藤は、オーディションで浅野にあれこれ言うシーンをメインにして。仕事に対する姿勢と言うのが、もう本当にプロ!なのです。
さて。オーディション会場で再会した浅野に、香藤が言います。
「仮にも売れた役者が、おまえ程度の新人にやれる事をやっていないと思うのか?
キャリアのない人間ほど、自分の積んでいる努力が精一杯なんだと思いがちだ。
本物が手に入るまで、やれる事は時間の許す限り全てやる。やれる事をやらないのが余裕じゃない。手抜きと言うんだ。
オレは、今回の失敗でそれを学んだ。それもオレのキャリアだ。
浅野・・・おまえ、馬鹿になったな。以前はそんな幼稚な考えを隠す利口さがあったぞ」
うわぁ・・・言いました。言ってのけました。その言ってのけ具合が、もうたまりません。言っている台詞もまさにプロ!!

でも。この妥協を許さずに、自分の望む物に対して真剣に取り組むと言うのは、プロだから・・と言うのではなく。私たちの日常でもそうではないでしょうか?出来る事は全てやる。時間が許す限り、全てをやってのける。
物事をやらない(出来ないorやろうとしない)言い訳に、良く使われるのが「時間がない」です。
しかし、回りを見てみると。同じ一日が24時間であるはずなのに、家庭の事も仕事も一生懸命取り組んでいる人はいますよね。自分と同じ24時間ではなく、彼(彼女)に与えられた一日は36時間くらいあるのじゃないか?と思うくらい活動的な人。でも、そういう人に限って「時間がないから」を言い訳に使わないように思います。
まぁ、確かに睡眠も必要ですし。休息も必要。でも、どこかで妥協してやらない事が多いんですよね。普通・・。
私など、二言目には「時間がないのよぉ。身体が二つも三つもあれば良いのに。一日が36時間くらいあったら、あれもこれも出来るのに!」と良く言っています。ホームページの作業を例にとると。本当は感想を書いている枚数の倍くらいは毎月聴いてはいるんですよ(一回だけなら)。でも、聴いたCD全ての感想をまとめて。実際に購入した全てのデータベースをアップすると、他の事がおろそかになってしまう。データベースの単純作業など、やり方が少しずつ上手になって、前ほど時間はかからないにしても。やはりある程度の時間はかかるんです。なので。今月はここまで!と言うラインを自分の中で決めてしまうんですね。データベースアップも感想も枚数を自分で決めてしまうんです。このくらいなら、出来るだろう・・と言う量を自分に課して。それ以上の枚数は、次の月に回すんですね。月末にゆとりがあって、もうちょっと出来るかな?と言う時も。楽しみながら、自分に出来る範囲でやれば良いから・・と思ってしまうもので(゜゜)\バキッ☆。

本当にね、この香藤の台詞は「あぁ、耳が痛いわ・・・」と思ってしまいました。声優さん達も、フリートークで。オーディションに行くと、役がかぶる人がいて。大体同じメンバーが顔を揃える(こやぴーと言う人と・・と森川さんや三木さん。森がつく人と森久保さん)と言うお話に続けて、かつを入れているお話で耳が痛かった。おまえら、やれよ!と言うメッセージだと思う・・・とおっしゃっていましたもの。

冬の蝉の原作者として登場している伊坂さんが、また良い台詞を言うんです。
「妥協は妥協しか産みません。やるからには、成功しなければ意味がないのではないですか?たとえ、私の手を離れた企画であろうと。私は私の作品を守らなくてはいけない。芯の抜けた二流、三流の映画を作っていただいてもどうしようもない」
この説得で、香藤を相手役に選ぶと言う結果になるのです(^-^)。聴いていて。香藤ががんばって、それを認めてくれる周囲の人がいたからだ!と嬉しくなりました。

しかし・・一方で、聴いていて「あぁ、このキャラ嫌い」と思ったのが、香藤の事務所の社長さん。きのしたゆうこさんが、イヤな女を熱演しています。こんなイヤな女を演じるのって、ご苦労さまでした・・と思います。
もうね、タバコか葉巻?みたいなのをぷかぷかふかしながら、香藤をしかりとばすんですよ。
「数年後まであんたが生き残っていればの話だけどね。先の見えない生ものだって思い出せれば、ちょっとは謙虚になるでしょうよ!!」
芸能プロダクションの社長さんなら、このくらいタカピーで。自分の商品に対して言いたい放題かもしれないけど・・・。なんかねぇ・・あまり友達になりたいキャラではありませんでした(苦笑)。

さて。そういう一方で。少ないとは言え、岩城と香藤は仲良しさんでした。特に、空き巣に入られた事で落ち込む岩城に
「ほら、おいで」と抱き寄せる香藤。
「でもね。自分を最後に守れるのは自分だけ。オレはね、たとえば岩城さんが煙草を吸うなら。せめてフィルターになりたいと思ってる。岩城さんに害がある物を少しでも取り除ければ・・って思うんだ」・・・そして、岩城が「この体位だけはないだろう」と思っていた体位での何シーンに突入します。
この時のHシーンの森川さんの耐えている息づかいが凄い・・・色っぽい・・・。「岩城さんのお口開発」と香藤は言っていますが。CD枚数が重なる毎に、だんだん可愛らしさが出てくる岩城さんです。
その岩城に対して「もう、クラッとする。かわいい。かわいすぎる。も・・・駄目だ。あー、もう、ダメ。恥じらっている岩城さんに弱いんだよ」と香藤もやられてしまっているくらいですもの。
でも。香藤は岩城を守っているつもりで。守られているのは、自分の方だったと気がつくシーンがあります。もうね、このカップルの今後。映画「冬の蝉」はどうなるのか?オーディションで落ちた浅野くんが、復活するお話だとかあるのかなぁ?インターコミュニケーションズさんの200作品目の記念CDになるそうですが。早く続きを聴いてみたいものだと思ってしまいました。



春を抱いていた 

新田祐克 インターコミュニケーションズ 2007年1月25日 INCDー2234
三木眞一郎(香藤洋二)×森川智之(岩城京介)
塾一久(滝沢徹)、小菅真美(清水)、奈良徹(助監督)
木谷匡勝(門人)、間宮康弘(アナウンサー)
今井櫂(スタッフ)、鶴田亜希子(女性)

鳥海浩輔(宮坂敬吾)、遊佐浩二(小野塚悠)
映画「冬の蝉」の撮影がついに始まる。これに賭けるしかない香藤は、岩城を愛する事が出来ないほどプレッシャーがかかっていた。
そんなある日。激励会を企画した香藤の同期の宮坂と小野塚に、岩城はショッキングな話を聞かされる。宮坂が、岩城に興味を持った事に気が付いた香藤は、二人の目の前でわざと岩城を抱くのだった・・。
フリートークで、キャストの皆さんがおっしゃっていらしたように。一本のドーンとした悩みや問題、事件があるお話ではなく。冬の蝉のクランクイン前後の短編的なお話の集まりと言う感じで。もちろん、時間軸はきっちり流れていますので、トラックはどこから聴いてもOKと言うわけではないのですが。それぞれの悩みや問題を一つずつクリアしながら、お話が進んでいく「ライト」なCDだったように思います。

今回は、先ずは。撮影の途中で、けがをしてしまった香藤を求める岩城のシーンが色っぽかったですねぇ>森川さん。
「もっと、動いて」と言う香藤に「おまえをじっくり味わいたい気分なんだ」と答えたシーンでの「あぁ・・」と言う吐息と、続く「あぁ、良い」は香藤でなくても「たまらない」ほどです。このシーンの吐息の時には、思わずつま先から寒気が来て、鳥肌が立ったほどの色っぽさでしたね。
原作を読んでいない人間にとっては、ブックレットなどの絵が全てになります。すると、動きのない絵で。岩城と言うキャラの場合は、他にいろいろとあるBLとは違って、いかにも受け!的な「なよっとしている」・・とか、「可愛い」キャラとは違うんですね。一人の男として、俳優として堂々と生きているので「色っぽい、艶っぽい」キャラクターには、ちょっと遠いかな?みたいな印象があります。が、そんな私の印象をどこぞに吹き飛ばすほどの色気ですよ。
まさに、宮坂と小野塚の感想の「岩城さんって、TVで見ている時にはもっと男・男しているかと思っていたのに。実際には、日本美人的色気がある」と言われていますが。その感想が、まさに「うん納得!!」です。
森川さんは、BLではどちらかと言うとBL界の帝王・攻めのイメージが強いので。受けは数は多くありませんが。こういう男の色気って、悪くないですよねぇ(^-^)。

さて。三木さんは、ラジオで聴いたダイジェストから本編で聴くのが楽しみだった「嫉妬」シーンが良かったです。宮坂と小野塚にうるさく言われて、岩城を呼び出すシーン。本当は呼びたくない(人目にさらしたくない)けど、友人達に自分が開発した(゜゜)\バキッ☆岩城さんを見て欲しい・・と言うジレンマ。「無理なら、良いんだけど」の一言には、内心岩城から「今、帰宅したばかりだから、ちょっと出たくない」と言う答えを半分以上は期待しているのじゃないか?と思えるくらいの気持ちが出ています。
また、岩城がワインを飲んでいる時の香藤の「宮坂!そんなに身体をひっつけてんじゃねぇ!!」「ちょっと、岩城さんも何、まんざらでもない顔してんだよ」「あぁ、駄目だって。そんな色気出しちゃ。知らない男の前で目つむったら危ないって!」「宮坂、小野塚。勝手に見んな!!」の内心の叫び。かすれている分、香藤の必死さが伝わってくるようです。

森川さんと三木さんお二人のシーンでは、マッスル番付が終わった後。最初、ボーナストラック?と思ったくらい唐突に入っていた岩城のシャワーシーンに続く香藤の悩みと、それを解決した岩城の会話。個人的には、久しぶりに「おバカ」な香藤を聴くことが出来たし、その香藤の扱い方(あしらい方か?)を覚えた岩城・・・。この会話は、本当に「サイコー」でした。いやぁ・・あの部分だけ、何回も何回も聴いてしまいましたよ。

そして。今回からの新しい春抱きメンバー?である宮坂役の鳥海さんと、小野塚役の遊佐さん。
宮坂は、鳥海さん的にはちょっと低め(太め)の声で、なおかつちょっと軽めのキャラ。衣装合わせに行っている香藤からの写メールを見た宮坂の「あいつ、バァカァ〜!はしゃぎ過ぎ」と言うリズムのあるセリフ回しが気に入っています。濡れ濡れの・・・と言う言葉がどうしても言えずに、フリートークでも言えなくて落ち込んでいらっしゃいましたが。その濡れ濡れの・・と言う述懐の後の「落ちてないかなぁ。あんな人」には、思わず「落ちているわけないっしょ」と突っ込みを入れそうになりました。そのくらい、セリフ回しがリズミカルなんです>鳥海さん。今後も、岩城を狙ってちょっかいをかけてくる・・・となると。出番も増えてくるでしょうから、それが楽しみです。
宮坂と二人でワンセットのような小野塚は、最近聴いた遊佐さんの声としては、ちょっと高めで。それが、宮坂よりも軽いかな?と言うイメージの小野塚にぴったりで。宮坂ほど岩城を狙ってはいないみたいですが。今後の彼のポジションもちょっと気になります。
後・・・インターさんのドラマCDでは、音楽や効果音は素晴らしいといつも思っているのですが。今回、最初の方の「勃たなくなった」香藤を「何とかしてやるのが、夫の役目だ」と岩城がしてやるシーンがありますが。そこの効果音がねぇ・・ちょっとねぇ・・(゜゜)\バキッ☆凄く凄くリアル過ぎて。想像力過多かもしれませんが、リアル過ぎるのもどうかなぁ・・と思ってしまいました。



冬の蝉 
春を抱いていた前世編

新田祐克 インターコミュニケーションズ 2002年5月25日 INCDー2201
三木眞一郎(香藤洋二/秋月景一郎)×森川智之(岩城京介/草加十馬)
森久保祥太郎(相沢正之進)
大倉正章(大鳥圭介)、拡森信吾(黒田了介)、うすいたかやす(軍高官)
こうたろう(藩士)、木谷匡勝(幕臣)、工藤千草(女将)、橋本涼子(女中)

小野健一(周布政之助)、一龍斎貞友(イト)
長州藩士秋月は、ひょんな事から幕臣草加と出会う。時、尊皇攘夷・倒幕と時代が急いで流れる中、出会った二人。倒幕勢力の一番手である長州の藩士と幕府を守ろうとする幕臣と言う立場や思想を超えて、二人は情を交わすようになる。
そして、五稜郭の戦いの中「生きてさえいてくれれば・・・」と願う秋月の目の前に、草加の姿が・・・・。
涙なしには聞けないです。
ちょうど、ラジオパステルコレクションを聞き始めた時でした。CMの音楽が流れるだけで、条件反射のように目頭がウルウルしてしまっていました。
ただ・・・・草加が後生大事に持っていたお守り袋の中身と言うのがね・・・あれでしょ?肌身離さず持っていて握りしめていたら、粉々になってしまうのでは?箱か何かに入れてあったのかな?と無粋な事も考えてしまうのですが(゜゜)\バキッ☆。
最後に現代に戻った二人のシーンは、賛否両論分かれるところかとも思いますが(入れない方が良いとか、あれがあって良かったとか)あなたは、どう思いますか?相沢さんが、まぁとことん悪い人でなかったと言うシーンのためには、入っていても良かったかと私は思います。
お気に入りのシーンは、長州藩士として海外に行く前に小川の側で抱き合うシーンですね。現在なら「キスしたい」と言うのでしょうが、「唇を吸いたい」と言う台詞に時代を感じてしまいました。



PREMIERE 
春を抱いていた
SPECIAL

新田祐克 インターコミュニケーションズ 2004年2月27日 INCDー2211
コンテンツ(CONTENTS)
・INSIDE REPORT
・山桜桃(ユスラウメ)/唄・森川智之
・Love Butterfly/唄・三木眞一郎
・寝ても・醒めても
・FREE TALK
・Arrival/唄・森川智之&三木眞一郎
三木眞一郎(香藤洋二・公村洵也)×森川智之(岩城京介・三谷良一)
遊佐浩二(公村雅也)、滝沢久美子(片桐和子)、横尾まり(洵也の母)
桑谷夏子(松居)、高田べん(片桐)、麦人(有川院長)
安田未央(藤川)、名村幸太朗(沢田)、内川藍維(有川靖恵)
西田鉱二(麻酔医)、喜多川拓郎(洵也の父)
春抱き4の中で演じられた作中ドラマ「INSIDE REPORT」の完全音声化と、温泉旅行に行くミニドラマ。
そして、香藤と岩城を演じられる二人の声優さんの歌まで入ったスペシャルにふさわしい内容の一枚です(^-^)。
まぁ、医療現場にいらっしゃらない方には「それがどうしたの?」と思われるかもしれないのですが。
やっぱり自分が日々働く職場の事をドラマなどで扱われると、「違う!」と思う事ってありませんか?ドラマを冷静に楽しむというよりも、何か別の視点で観察するような自分が居るといいますか・・。電車男のTVドラマで伊藤さんのキー操作に「うーん・・実際にタッチタイプはしてないよね。微妙に手の動き違わない?」なんて見てしまう自分が居るような(大笑)。

いや・・このPREMIEREは医療現場の院内感染を扱った作中ドラマ「INSIDE REPORT」を音の世界にしたものですが。聞いていて「あら?」と思ってしまいまして。
それは、MRSAに感染した患者さんを回診中に、岩城演じる医師が看護婦に「バンコマイシンを投与して」と命じます。で、看護婦が「はい」と答えて患者さんが「いた」とつぶやくシーンがあるんですね。ここ・・ここに思いっきりひっかかってしまいました。
確かにバンコマイシンってMRSAの特効薬といいますか、かなり特殊なお薬です。あのシーンの印象では、筋肉注射でもしました?という感じなんですよね。
でも。バンコマイシンは筋肉注射はしないんです。投与経路としては、痛みを伴うので筋肉内注射はしない事と薬剤の添付書類にわざわざ記載されているほどです。静脈注射で行うのが一般的ですが、それも一日の投与量が決められていまして。1日2g(力価)を一回0,5g(力価)6時間毎、または1日1g(力価)を12時間毎に分割してそれぞれ60分以上かけて点滴静注すること・・・と決められているのです。だから、バンコマイシンを注射する時はかなり長時間になるのでその点滴の落下速度には気を遣います。ほとんどが100mlの生理食塩水などに溶かして行うのですが、100mlを60分かけて点滴するとなると、もうどのくらいゆっくり落とすことになるか・・・1mlが15滴として・・一分間あたり何滴になるか・・・計算してみたら分かっていただけると思います。そのくらいゆっくり点滴をしていても、他の薬剤以上に患者さんが血管痛を訴える事や後の体調不良を訴える事が多いほどの薬剤なんですよね。それを筋肉注射しなかったか??取材はなさっているはずですから、おそらくはバンコマイシンがMRSAに使われるバイアルだというので、そうなっちゃったのかなぁ?
しかも、バンコマイシンを投与しているって事はまだ急性期。回復期ではありませんので、外泊しての自宅療養なんてもってのほか。厳重注意だぞぉ!!
それに総合病院だったら、予約に入っていないCTだの超音波検査だのって用意がそうそう出来るか??内科医が手術に立ち会うってのもな・・・外科の担当医師は何をしている??
血液をどんどん輸血する・・ってクロスはしたの??急変した患者さんの家族が、医師に詰め寄るなんて・・先ず無理。蘇生処置の段階になると家族なんて室外に出されてしまいますもの(蘇生処置って、電気ショックだの心臓マッサージだの気管切開だの・・あまり見られたくはないですから)
それに大きな病院でMRSAの患者さんが出た場合。ガウンテクニックや手洗いは厳重にします。入口に用意されたマスクや専用のガウンを着て入室するほど厳重です。体温計や血圧計はその人専用にしてしまい、室外に持ち出さないようにするはずなんですよね。だから、看護婦さん達に岩城演じる医師が「消毒して」というのですが、共用しないって・・・(^^;。
なんかねぇ・・そういうあら探しをしているつもりはなくても、妙に気になってしまうシーンがあるんですよね。そこで、本来のドラマとは関係ないところで突っ込みを入れてしまう自分・・あぁ、だから医療物を聴くのはやめようと思ってしまうのに・・。

さて。それ以外では、実際に総合病院向きではなかろうが。個人医院向きだろうが。岩城演じるお医者さんみたいな方がいらっしゃったら良いだろうな・・と理想として思ってしまいます。そして。温泉旅行に出かける「寝ても・醒めても」お話の方では、「だって嬉しいんだもん」の三木さんの台詞と、やはり露天風呂に入った森川さんの「あー」と言う溜息にも似た声。本当にお風呂に浸かっているかのように気持ち良さそうで・・。
Hシーンでは「たまんないよ。昼間の顔と夜の顔のギャップが」や「動物になったみたい」などが、かなりポイントは高かったです(^-^)。

また、スペシャルにふさわしく、ソロとデュエットが入っていますが。私は今まで聞いた三木さんの歌の中で。一番お上手ではないかしら?と思うくらい気に入ってしまいました。



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