ドラマCD「き」


キケンじゃないだろ! 青桃学園風紀録

真堂樹 マリン・エンタテインメント 2003年3月21日
1.新風紀委員の朝   
2.青桃院の白百合   
3.青桃会室にて   
4.サロン ミュゲ・ド・ロワイヤル
5.陰謀の序曲   
6.採寸でドッキリ   
7.伊集院の作戦

8.作戦開始!
9.食堂にて   
10.嵐を呼ぶラブレター   
11.夜会前夜   
12.お披露目パーティー
13トラック〜18トラックはキャストからのメッセージ
石田彰(如月剣)、成田剣(篁朱雀)、置鮎龍太郎(伊集院躑躅)
子安武人(御霊寺司)、緑川光(鹿ヶ谷薫)、阪口大助(竹中竹千代)


藤原啓治(サロン ミュゲ・ド・ロワイヤル店長)、金子英彦(上級生)、笹田貴之(下級生)
平井啓二(役員A)、高崎拓郎(役員B)、大沼誉(新委員A)、本田健太郎(新委員B)
喧嘩仲間の篁朱雀を追いかけて、高校に編入してきた如月剣。入ってきたばかりなのに、風紀委員に選ばれてしまった。全校生徒あこがれの的でもある風紀委員。
風紀委員を率いる伊集院をひたすら恋する鹿ヶ谷からは、目の敵にされてしまうが・・・その伊集院が計画している事とは!!
予約はしていたものの、まだ受け取りに行っていなかった時に、大分アニメイトでずっと流されていました。
緑川さんの声と石田さんの声を聞きとがめ「一体、何のドラマ?」と気になってしまったのが、これでした。CDプレイヤーの下でずっと立ち止まって聞いていたくらい面白かったのです。早速受け取りに行き、全編を通して聞いて・・・満足でした。毎日何枚も続けてドラマCDを聞くことになっていると、感性が鈍ると言いますか・・・反省しなくてはいけないのですが、「ふーん」となってしまう事もあるんですね。でも、これは久しぶりに笑って楽しめました。
山田太郎ものがたり・・の杉浦に匹敵するくらいのハイテンションな緑川さん、お猿さん状態(大笑)の石田さん。自己陶酔の権化(大笑)で、長台詞の置鮎さん。ローテンションで辛かっただろうなぁ・・の成田さん。いかにも!!の罠なのにずっと気が付かないで居る如月や、お披露目パーティで○○○が届いても何も思わない生徒と言うのも、笑える要因です。この作品は、ちょっとボーイズラブ要素のような物もあるのですが、実際には何もしていない(大笑)ので、ドラマCDに入れてみましたが・・・。ホームページさんによっては、ボーイズラブのカテゴリに入れている所もありそうですね(^^;。

キサラギ 声優ver.

古沢良太 キャラモモ BJCAー0112 2009年2月26日
小野大輔(家元)、杉田智和(オノ・ダイスケ)
中村悠一(安男)、宮野真守(スネーク)
藤原啓治(イチゴ娘)、堀江由衣(如月ミキ)

若本規夫(タイトル&キャストコール)

機神咆吼デモンベイン ドラマCD1
アニメイト限定版

フロンティアワークス METAー0001 2006年7月21日
1.JOAN OF ARC(?)♯1 反逆の白き天使ー1
2.JOAN OF ARC(?)♯2 反逆の白き天使ー2
3.JOAN OF ARC(?)♯3 反逆の白き天使ー3
4.JOAN OF ARC(?)♯4 反逆の白き天使ー4
5.A DEACON ウィンフィールドの一番長い日
6.THE PNEUMA 博士の異常な言霊
〜または私は如何にして心配するのを止めて物真似を愛するようになったか〜
7.ボーナストラック 男性キャスト限定 「ぶっちゃけ」コメント
神田理江(アル・アジフ)、伊藤健太郎(大十字九郎)

麻見順子(覇道瑠璃)、子安武人(ウィンフィールド)
折笠愛(ナイア)、緑川光(マスターテリオン)
山崎たくみ(ドクター・ウェスト)、こおろぎさとみ(ソーニャ)
茂呂田かおる(チアキ)、浅川悠(マコト)
黒河奈美(ライカ)、佐藤美佳子(エルザ)
瀬戸奈保子(コリン)、石毛佐和(アリスン)
西本理一(覆面男)、川上貴史(覆面男)、相馬幸人(覆面男)

機神咆吼デモンベイン ドラマCD2
アニメイト限定版

フロンティアワークス METAー0002 2006年8月25日
1.JOAN OF ARC(?)♯5 反逆の白き天使ー5
2.JOAN OF ARC(?)♯6 反逆の白き天使ー6
3.JOAN OF ARC(?)♯7 反逆の白き天使ー7
4.JOAN OF ARC(?)♯8 反逆の白き天使ー8
5.PLEASE TEACHER!
私立ミスカトニック学園デモペ組
6.ボーナストラック 男性キャスト限定 「ぶっちゃけ」コメント
神田理江(アル・アジフ)、伊藤健太郎(大十字九郎)

折笠愛(ナイア)、緑川光(マスターテリオン)
山崎たくみ(ドクター・ウェスト)、黒河奈美(ライカ)
檜山修之(リューガ)、若本規夫(アウグストゥス)
広瀬正志(ウェスパシアヌス)、矢尾一樹(ティベリウス)
成瀬未亜(暴君ネロ(エンネア))、佐藤美佳子(エルザ)
瀬戸奈保子(コリン)、石毛佐和(アリスン)

キス

マツモトトモ ティー・エヌ・ケー 2000年8月25日 PICAー7016
森川智之(五嶋柾裄)、久川綾(小川加恵)

石田彰(五嶋信裄)、渡辺美佐(五嶋環)
成田剣(内田)、屋良有作(店長)
中田雅之(ラジオMC)、佐久間紅美(ニュースアナウンサー)
五嶋がピアノのリサイタルを引き受けた。しかし、その話はレッスンを受けている加恵には内緒にされていた。言えば、遅い時間に聞きに来るだろうから・・・と。ところが、レッスンの時にヒステリーを起こしてトイレに立てこもった加恵に、環がリサイタルの話をしてしまった・・・
これは、ピアノが嬉しい一枚ですね。お話と言いますか、声優さんがドラマを繰り広げているのも嬉しいのですが、やっぱり音楽が本当に嬉しい一枚です。BGM的に使われているでもなく、ちゃんと(音楽が)独立しているんですよ。それが嬉しい。ピアノの音も、加恵ちゃんのレッスンの音と五嶋が弾く音が全然違うのは当たり前としても、そういう音の違いが分かるように表現されているのも嬉しかったですね(^-^)。ただ、石田さん目当てで聴くと失敗します(大笑)。3番目に名前もあるし、ブックレットにもキャラクターが紹介されているけどさ。成田さんの出番の方が絶対に多いって・・・・ひがみかしら?
お話としては、五嶋が「少女」と思っている加恵ちゃんの車の中の台詞にどきっとさせられます。「彼の唇にキスをして、口紅をつけるのは私」。その口紅は彼から贈られた物とくれば、少女としては扱えないですね。(閑話休題:昼メロと言いますか、お昼のドロドロドラマにおいて、お女郎さんの凄い口紅をつけている主人公と男性がキスをしても、男性に口紅がついていなくてね・・・見ながら思いっきりつっこんでしまいました(大笑))

鬼絆
〜この翳りある哭のままに〜

沙藤いつき ムービック MACYー2118 2005年6月24日
福山潤(鬼崎凱)、森久保祥太郎(九鬼虎次郎)

神谷浩史(綴鬼耶紗人)、平川大輔(小塊月哉)
緑川光(鬼崎薙)、森川智之(酒呑童子)

須加みき(幼い頃の凱)、一田梨江(幼い頃の虎次郎)
伊藤葉子(幼い頃の耶紗人)、仲野元(酒呑童子の配下)
高口公介(生徒)、小泉隼人(生徒)、鈴木貴征(生徒)

岸尾大輔(宮本雷)、檜山修之(渡辺綱之)、鳥海浩輔(坂田公彦)
堀内賢雄(卜部季也)、三木眞一郎(茨木童子)、三宅健太(宇津木)
時代は平安。都を騒がせた鬼達に討伐隊が組織される。源頼光、渡辺綱らが持つ5本の剣で斬られた酒呑童子は復讐を誓う。
そして現代。とある高校の生徒会長を務める鬼崎凱は、鬼一族に仕えた末裔。一族を守るため、親の敵を討つために酒呑童子の「よりしろ」となった。しかし、新月と満月に入れ替わる酒呑童子の抑えが徐々にきかなくなっていた・・。
いやぁ・・良いお話でした。実に良かった!!
買った動機と言いますか、聞きたいと思った動機は。まぁ・・このサイトをご覧の方にはバレバレだと思いますが。メイン声優さんが良い声の方ばかり!こりゃもう、聞くしかないでしょ?だったのです。
しかし。最近、どうも声頼み・キャスト頼みで面白くないのよねぇ・・・と言うタイトルも増えていたために。入手した時間からすると、かなり聞くのが遅くなってしまいましたが、どうしてこれをもっと早くに聞いていなかったんだろう?と思いましたねぇ・・。
久しぶりにオリジナルで、面白いドラマCDでございました。2008年2月に聞いたタイトルの中では、1位決定!!です。

さて。ドラマCDは、「鬼絆」と言うタイトルのある作品が二つあります。一方は、このムービックから出た鬼一族の末裔の立場(視点)で描かれたお話。そして、一種のメーカーを越えたコラボと言うのか?インターコミュニケーションズさんから出た討伐隊の末裔の視点・立場で描かれたお話となっています。

ムービック版では。
鬼一族の末裔で、酒呑童子の魂を守って生きてきた鬼崎家。次男である主人公こそが酒呑童子が1000年待った完全な?よりしろだった。しかし、酒呑童子の思惑が自分たちを滅ぼした5人の末裔に復讐し、己の身体を取り戻し。そして再びこの世に鬼の天下を築くこと・・だった事から、悲劇の輪が転がり始める。

病弱なのに、弟を守るために自らがよりしろとなった兄は命を縮めてしまった。そして、鬼崎の家に仕える九鬼と綴鬼の二つの家の子供達・・にも影響を及ぼし。特に、綴鬼家の耶紗人は清めとして身体を差し出さねばならない。
そして、酒呑童子に憑依されてしまった主人公。意志とは関係なく新月と満月に身体を乗っ取られる事になってしまい。その間の記憶がなくなってきている。以前はなんとか抑える事が出来たのに、抑えることが出来なくなってきている。

そして、酒呑童子が求める討伐隊の末裔・卜部との出会いからさらにお話は発展し。宇津木と卜部をその手にかける事となった凱。命までも奪う酒呑童子の乱行を止めるには、過去の敵であった源頼光の現世である宮本雷によって自らの命ごと落とすしかない。

苦悩と困惑。幼い頃から付き従っていた耶紗人から開かされた真実や兄の死の真相。それらを乗り越えて、凱くんが宮本くんと共に立ち上がるシーンは、一聴の価値があると思います。
お話がどう進むのか知っていても、結構ドキドキします。これは、やはり声優さんの力は大きいですね!!(かなり力説)
福山さんに神谷さん、森久保さんの鬼一族3人。学園で、何かと「僕はお前を認めない!」としてつきまとう学友に平川さん。
福山さんのご主人様なんだけど、周囲に守られているっぽい華奢な危うさ。熱血・一本道で付き従う森久保さん。その森久保さん演じる虎次郎に淡い恋心を抱いている、ちょっとツンツン系の耶紗人の神谷さん。
もう、キャスティングがどんぴしゃですよねぇ!!
こういう薬があって、ひょっとしたら凱様から酒呑童子を追い出す事が出来るかもしれない・・と持ちかける耶紗人。しかし、その薬を飲んだ人の心が暗黒に囚われていたら・・・と言う可能性があるために行動に移せない虎次郎。
その虎次郎に「肝心なところで、信じてないんだね」と突き放す耶紗人。うん・・聴いていた時に「信じてないんかよ!」と叫びましたものねぇ・・(大笑)。
この神谷さんの「あのね」とか「謝らないで」「ごめんなさい」etc、もう最高なんですよ!!ふわっとしていて、きりっとしていて。あぁ・・凄く真逆な事を書いていますけど、「怯えないで」とか「僕のご主人様」いやぁ・・たまりませんでしたわ。神谷さんファンは、聴いて損はないです。本心は悪役じゃないのに、ちょっと悪役っぽいので・・。

この鬼さん末裔の3人をベースに、かつての討伐隊の末裔。熱血漢だろうな?の檜山さん演じる渡辺くんに、クールよね・・の坂田役の鳥海さん達が絡むのですが・・。
討伐隊の末裔の方のお話は、インターコミュニケーションズさんの方で語られると思いますので。おいておきまして(大笑)。

実は・・今回。聴いた時に「うわぁああ!これって、すんごい役得!」と私は大絶叫してしまいました(大笑)。
こう来ましたか!と言うか・・福山さん・森久保さん・神谷さんの熱演すらも持っていかれてしまったかなぁ?と思ったくらいの役得でしたね。
それは、緑川さん演じた凱のお兄さんの薙さんと。三木さん演じた茨木童子です。

緑川さん演じたお兄さんは、過去のシーンである4トラックにほんのちょい出てきて。台詞途中にして死んでしまうんですね・・。しかし、全てが解決した後で主人公の心の中に登場して、死ぬ前に言い残した台詞を補った上に、頑張ったね・・と語りかけてくれるんです。
まぁ・・これだけで美味しいところかっさらい(大笑)状態ですよ。このお兄さんがまた、福山さんから「兄様」と慕われているんですもの。
「凱、本当は私はね・・私は・・」の台詞の後に続く台詞は、実際にお聞きになって下さいませm(_ _)m。

そして。本編でずーっと悪役だった酒呑童子の森川さんは、もう流石としか言い様がありません。
特に、9トラックで「おしまいにしましょう」と言う茨木に「おまえだけだ。こんな儂を慕ってくれるのは・・」となったからには。茨木さんの説得に耳を傾けて改心?してくれるかと思いきや!
「あぁ・・・まさかお前をこの手にかけようとは思っておらなんだ・・」の台詞の暗さと絶望感!!背筋がゾクゾクしました。
その森川さん相手に冒頭のシーンと、9トラック目の8分過ぎに登場して、美味しい所を全部持って行きました!だったのが三木さんです。
「もう、おやめ下さい。兄者」
と出てきて「千年、千年にございます」で、場のムードも何もかも持っていきましたねぇ・・ここから酒呑と茨木の二人の世界が展開してしまうんですもの。
しかし。改心してくれなかった酒呑童子に刺され、深手を負ったものの。酒呑童子の身体を抱えての
「離しませぬ。二度と、決して!!!」は単に子供達に酒呑童子を斬り清めてもらうために、その動きを封じていると言うだけの台詞ではないのが解るのです。
1000年前、逃げろと言われて。酒呑童子の元から離れてしまった。彼の手を離してしまった・・。だが、もう決してこの手は離さない!そういう意味が言葉の裏に透けて見えるのです。
だからこそ、眠い・・・と言う酒呑童子に「お休み下さい」と優しく語りかけるシーンなどは、涙なしには聞く事が出来ませんでした。
ベストチョイスの声優さんが、その現場でまさに実力伯仲!!良い芝居をしているのが解ると、お話の良さもありますが。本当に良い物が出来ると言う証明かもしれません。ちなみに・・この原作でお名前を挙げている沙藤さんは。BLなどで脚本を多く書いていらっしゃいます。幸運男児や純情ロマンチカなどなど・・探すと良いお仕事をされている方なんですよね・・。こういう方にもっと良いお話を書いて欲しいものですね(^-^)。

ただ・・出番が少ないと言うのもありますが。三宅さん・・ごめんね。聴いていて、気が付かなかったの・・インターさんの方で、楽しみにしてますね・・。

鬼絆
彼方なる陽を求めて〜

沙藤いつき インターコミュニケーションズ INCDー2401 2005年7月15日
岸尾大輔(宮本雷(ライ)/源頼光)、檜山修之(渡辺綱之(ツナ)/渡辺綱)

鳥海浩輔(坂田公彦/坂田公時)、小西克幸(平井昌)
福山潤(鬼崎凱)、森久保祥太郎(九鬼虎次郎)、神谷浩史(綴鬼耶紗人)

三宅健太(宇都木/碓井貞光)、青山穣(勅使)
子安武人(陰陽師)、堀内賢雄(卜部季也/卜部季武)
三木眞一郎(茨木童子)、森川智之(酒呑童子)
宮本雷は、友人達と入った歴史資料室に飾ってあった石に触れてしまう。その時、彼が触れた石から茨木と名乗る人物が現れ。彼を封印していた呪詛が雷や友人達にも影響を及ぼしたと言う。
そんな時、雷の昔馴染みの卜部の兄ちゃんが彼らの前に現れ。平安時代の過去と彼らを結ぶ点が線となり始めた!
先に発売されていたムービック版の別視点のお話とも言える作品です。
ムービック版が陰なら、こちらは陽。まさにタイトルにある通りです。お話自体も、表裏一体の作品となっていますので。小西さん・子安さんファンや平川さん・緑川さんのファンは、どちらか一方を買っていらっしゃるかもしれませんが、出来たら2枚セットでお聴きになる事を勧めます。

と言うのも、こちらのインターさん版だけを聴いたなら。いきなり現れた凱くんや耶紗人の確執?や懊悩は分かりません。酒呑童子のワルっぷりは、インターさん版ではそこまで酷くはないように思いますし。酒呑童子が1000年の長き年月に於いて、歪んでいった状態と言うのが今ひとつピンと来ないのでは?と思います。
逆に、先に発売されたムービック版を聴いて「なぁんだ!インターさんとのコラボだから、バリバリのBLだと思ったのに!」とこちらを聴かなかったら、雷の内心の葛藤や卜部さんとの繋がりなどが分からないままだと思うのです。

そう・・・私のように先に発売されたムービック版を聴いて。こちらを聴くと、ストンと落ちてくる物がいくつもあると断言します。
逆でも良いかもしれませんが。ただ、個人的お薦めはムービック→インターさん版じゃないかしら?

先ずは、卜部の兄ちゃん(堀内さんの役ね)は。ムービック版だけだと、先に覚醒して主君を守りたいと言う気持ちだけは十分にあるものの。敵いもしない酒呑童子に立ち向かい、逆に自分の大事な主君?である源頼光の現世の少年を相手に教え、刀を渡した挙げ句に殺されてしまった単なる間抜けっぽい人に見えるのですが(゜゜)\バキッ☆
・・いや、だってムービック版を聴いた時に。言葉が悪いから感想には書きませんでした(って、ここで書くと一緒よね)が、そう思ったんですもの(苦笑)。
こちらを聴くと、彼が雷くんを護りたいと言うのは。単に1000年前からの宿命とか主君とか、そんな物だけではなく、今現在の彼個人の気持ちとして守りたかったのね!!と思えますが。それはインターさん版で、雷くんと卜部さんの絆を聴いたからこそ。
ムービック版だけだと、本当にお間抜け(゜゜)\バキッ☆に見えるんですもの。あれで終わったら、折角の堀内さんキャラの意味がないと言うか(苦笑)。
そして、ムービック版では殺されたシーンと名乗るシーンしかなかった碓井役の三宅さん・・残念ながら、こちらもあまり出番は多くなかったのですが。ムービック版で、あれぇ?三宅さんにしては、いつものワルっぷりみたいな声音じゃないのねぇと思っていましたら。
このインターさん版で、碓井さんは老人である事が分かるシーンがありまして。はい・・そうでしたか。一人?だけ、似たような年齢に転生して来なかったのねぇ(大笑)。三宅さんと言えば、代表作(と勝手に決める)の子供の領分の寡黙なワルっぷりの印象が強かったので、こういう演技もあるんだ!と思って聴かせていただきました。

お話的には、面が出てきたのが衝撃的でしたね。5本の剣と共に、一種のキーアイテムかもしれないとすら思っていました。
ムービック版で、凱くんやお兄様をよりしろとした酒呑童子が、面として登場するシーンがありますが。鬼だから、面?分かりやすくそうなっているのかな・・と思っていたら、都の勅使が面を渡していたわけか・・。その面を着けた事で、酒呑童子がますますおかしくなってしまった。。
おおう!なるほど!!この布石があの面になるのか!!と、聴いた瞬間に唸ってしまったくらいです。

また、いきなり現れたように見えた茨木(と言っても、雷達と会話しているので。彼らとどこかで知り合って行動を共にしているくらいの想像はつくのですが)が、何故昔と同じ姿?をしているのか・・。
そして、ムービック版では描かれなかった渡辺くんと坂田くんの覚醒秘話。
特に、渡辺綱の鬼退治のお話と絡めて、討伐隊として出向いた時に茨木を美しいと見初めていたエピソードが入っていたのも、なかなか芸が細かいと言いますか、良く出来ているなぁ!となりまして。あぁ・・本当に久しぶりに良いドラマCDに出会えた!!と感動してしまいました。

ムービック版が陰なら、こちらは陽と書きましたが。お話のところどころに、陰々滅々とした過去からの呪縛を描いたムービック版とは違って、思わず「プッ」と噴き出してしまうシーンがありました。
主人公の宮本くんが、明るくて真っ直ぐで。ちょっとお馬鹿だけど憎めなくて。そういう部分が随所に出てきていましたね。
一番笑ったのは、茨木が出現した直後。「時の政権は・・」と語る茨木に、皆が「平安時代??」と絶叫した後で
「・・・って何時?」と言うシーンでした。おい・・それは本気で言ってます?
その台詞が入った後は、次のトラックに移っていますので。ここは、何も突っ込みなどを入れずに聴いた人が噴き出して下さいね・・と言うシーンかな?などと要らないことを考えていました。
嫌ねぇ・・作り手の意図とか考えつつ聴いてしまうなんて(苦笑)。
また、幼かった雷くんが「卜部(うらべ)」を「とべ」と思い違いをしていて、源頼光の四天王の一人・卜部が兄ちゃんである可能性を考えなかったシーンなどは、「読み方が難しいのは分かるけど、カタカナを書く名字はないだろうが・・・気が付けよ」などと思ってしまいましたわ(^^;。愛称として呼んでいるのかと思った(^^;・・。でも、逆に。平安時代って何時?と言える雷くんだから、そういう読み違いや思いこみに気が付かないってのはありそうで。
その設定の妙と言いますか、上手さも本当に光ります。

この雷くんを演じたのが岸尾さん。平安時代の武士のシーンでのキリリとした様子と、現世の皆に愛される闊達さを見事に演じていらっしゃいました。岸尾さんのシーンで「おぉ」と思ったのは、墓参りで凱くんが登場し「自分を酒呑童子ごと斬ってくれ」と頼むシーン。
ムービック版では、即座に凱に他に方法はないのか?と未来を模索する事を提案して、斬ることを拒否していますが(凱くんは、そんな雷くんの器の大きさに感動するんですよね)。
こちらでは、「こいつが・・こいつが兄ちゃんを!」とグルグルしている内面が描かれていました。
そうでなくっちゃ!
自分が貴方の大事な人を(乗っ取られていたとは言え)殺しましたと出てきた相手に、手を即座に差し伸べる。出来るわけないわな・・・と思っていたら。そうだったのね!君の中にも葛藤はあれこれあったのね!と討伐隊視点ならではのシーンでございました。

また、たまたま一緒に居たばかりに呪詛?を被ってしまった同級生の平井くん役小西さんは、ちょっとだけ役得?良い感じでしたね(^-^)。
一度は逃げ出したと思わせておいて。ちゃんと最後の土壇場で踏みとどまる事が出来る。うん・・ナンパ方法は賛同出来ないけど(大笑)、君は良い子だよ。君なら、ご先祖様を引き合いに出さなくても、ちゃんと個人として君自身として素敵な彼女をゲット出来ると思うよ(^-^)。

ムービック版では(今回、どうしても比較になってごめんなさいね)設定として、浄化のために凱が耶紗人を抱くと言うシーンが会話の中に登場しましたが。今回は、渡辺君が宮本くんにキスをしていまして。うふふ・・ちょっとだけBLモード?うん、でも無理に入れなくても良かったのにね。

奇跡 ーイノセントブルーー

サイバーフェイズ2006秋全員サービス 2007年6月到着
鈴村健一(高槻唯人)、三木眞一郎(蔵本和真)
松本保典(大嶺隆弘)


高木礼子(蔵本直)、前島貴志(貞観和尚)、亀井芳子(小野村草子)
内田大加宏(横田修一)、上田陽司(高槻浩一郎)、川崎恵理子(高槻加奈子)
世戸さおり(蔵本由紀)、渡辺智美(唯人(子供))
斉藤隆史(山瀬寛)、飯田浩志(運転手)
捜査一課の刑事・蔵本和真は、妻と子供を乗せたタクシーの事故現場で1人の青年に出逢った。
「早く行け!まだ、意識がある!」人に見えないモノが見える青年・高槻唯人・・・彼と再会したい!と願う蔵本だったが、高槻の過去は蔵本の想像を超える厳しいものがあった・・・。
2006年秋。ドラマCD3枚分の応募券と定額小為替が、このCDの応募条件でした。
正直、かなり「うーん・・」と悩みました。
先ずは、ドラマCDを3枚。一枚は即決まったのですが、あと2枚がなかなか決まらなかった事。
それに、オリジナルらしい・・・・と言う事しか分からない。キャストに鈴村さんと三木さんらしいと言う情報しかありませんでした。内容(ドラマのお話)が分からない。サイバーさんの応募なんだから、BLだよねぇ・・・・くらいで思っていました。
そろそろ、ドラマCD(特に全員サービスCD)を手当たり次第求めるのは、どうしたものか?と思い始めた頃でしたので・・。あと2枚で悩むよりも、評判が確定している作品を別に2枚買った方が良いかもしれない・・などと、かなり迷ったのは事実です。
どれでもこれでも・・・ではなく、声で選ぶのなら。石田さんだけに焦点を絞るべきだよなぁ・・・みたいな事も考えていたのですが。
いやぁ・・結論としては、このドラマは応募して良かったぁああ!!です。

でも、サイバーさんの全員プレゼントなのに、BLではなかったのねぇ・・(苦笑)。聞いた時に、あら?と一瞬思っていましたが。これが、応募だけの限定ドラマCDと言うのは勿体ない!!製品として、発売してもなんら問題はないぞぉ!!と思っているくらいです。

人に見えないモノが見える。死んだ人と会話が出来る・・。子供だったから、その事を母親に話す。
超常のモノを受け入れられない人間は多い。でも、自分に見えるものだから、子供にとってはそれが異常であるとは思わない。ましてや、子供にとって一番身近な保護者であり存在である母親が、超常現象を受け入れられないとは思ってもいない。だから、話す。
しかし、彼の母親はその事を受け入れられずに精神を病んでしまう。その事で、母を愛していた父親までもが彼を受け入れられない。
親に拒絶されて生きてきた彼は、孤独のままに成長した・・・。奇跡でも起こらない限りは、受け入れてくれる人などは現れない・・・。
彼の「他の人には見えないモノが見える」目は、一体何をどう捕らえて生きてきたのでしょう・・。
それを思った時、彼の孤独は闇よりも深い絶望と共にあったように思います。
一部には、彼を大事に思ってくれる人が居たにしても。彼が心を閉ざしている限りは、それらの人々の姿は、きっと彼の目には映ってこないと思えるのです。

人と言う文字自体が、よりそって生きる二つの個体を現しているそうです。
であればこそ、一人だと思って生きている唯人くんは、生きていくことが出来ないのでは?
ドラマのクライマックスに近いシーンで、彼が自殺してしまうかもしれない!と言う所では。蔵本さんや大嶺さんが、どうぞ間に合ってくれますように!!と強く思ってしまいました。

今回、主人公は孤独を抱えて生きていた唯人くんと、家族を失ってしまった蔵本さんですが。
二人だけじゃないんですよね・・主人公と呼べるのは。登場人物の一人一人、全員がその人の人生を生きる主人公として描かれていたように思います。
息子を受け入れることが出来ずに、修羅の道を歩いてしまったお父さんも、きっと彼なりの厳しい人生の主人公だったでしょうし。引き取った施設の園長先生も、頼ってくれない子供に苦悩する人生の主人公・・。
本当に応募して、損のなかった一枚であった!と強く思いました。

直くんが、意識を取り戻すことが出来ない理由が、父親に言われた一言にあった事が分かるシーンに涙し。蔵本さんを見守る大嶺さんが、飲み屋でくだを巻くシーンでの慟哭などにも、目頭が熱くなってしまいました。
でも、一番「あぁ、聴いて良かった」と思えるのは、和尚様でした。地味だけど、本当に良い事を言ってくれるんですよ。
和尚様が出てくるシーンは、まるまるお薦めです。

キャスト的には、ちょっと内面的に弱さを持ったキャラを作った時、本当に上手いなぁ・・と思う鈴村さん。そして、父親役が本当に板に付いてきたなぁ・・お上手だな!と感動さえ覚えてしまう三木さん。
サイバーフェイズさんから出てはいますが。もっとこういう「人と人の絆」を描いた上質のドラマ作品が増えてくる事を祈ってしまいます。

最近、原作を読まないと分からない。えーっと・・・どうしたものかなぁ・・と思ってしまうドラマCDが増えてきています。
その度に、いろいろ考えてしまうんですよね・・。内容を知らないで、タイトルやキャスト、作家さんで選ぶ買い方(はい・・主にキャストで手当たり次第に買っていますm(_ _)m)をしているけれど。もっと別の選び方や買い方の基準があるべきなのかな?
「べき」と言うものは、人それぞれだから存在しないのでは?いや・・それでは、その作品のファンの方に申し訳ないなぁ・・と悩んだり。
ドラマCDのレビューを扱うサイトとして、良い作品に巡り会うためには、悪い作品もいろいろこなした方が良いさ!と開き直ってみたり、ゲームや原作がある場合、時間と予算の関係で、全てをクリアして予備知識OK!!と言う状態は無理!だし・・・など、まだまだ迷路の中で右往左往している状態が続きます。
きっと、キャストで買っている言い訳をあれこれ探しているだけなのかもしれません・・原作は知りません!と堂々と書く事に後ろめたさを感じてしまうのは・・。

でも、オリジナルのこの作品が、かなり上質な人間ドラマでもあった事から。いきなり飛び込んで、ドラマCDだけを聴いても大丈夫!!と思わせてくれました。逆に、オリジナルでもこれだけ濃密な素晴らしい作品が出来るんだ!と言う思いで、嬉しくなってしまいました。
ドラマのタイトルが、奇跡と言うタイトルでしたが。このCDに出会えたこと自体が、私にとっては今年の奇跡の一つであったかもしれません。

貴族探偵エドワード
銀の瞳が映すもの

椹野道流 角川書店 C01855 2007年10月下旬
宮野真守(エドワード・H・グラッドストーン)、森川智之(シーヴァ・アトウッド)

柿原徹也(トーヤ・アカホシ)、檜山修之(ケビン・プライス)
佐久間紅美(ハリエット・マーシャル)、日野由利加(ジェイド)

石田彰(クレメンス・マクファーソン)、大林隆介(コレット校長)
森伸(ティモシー・ボールドウィン)、阪田智靖(バーンズ)
寒川ほのか(ファーガス)、和田みちる(エルシー)、谷内健(ボールドウィン)

貴族探偵エドワード
魔法のランプと優しい嘘

椹野道流 角川書店 2008年6月到着
The Beans VOL.10 全員サービスCD
宮野真守(エドワード・H・グラッドストーン)
森川智之(シーヴァ・アトウッド)
石田彰(クレメンス・マクファーソン)

ギタルマン

コーエー 2002年4月24日 KECHー1209
1.伝説のヒーロー”ギタルマン”   
2.フライング・オー襲来
3.グレゴーリオ登場   
4.エマージェンシー   
5.海岸にて
6.囚人塔   
7.ギタルマンVSグレゴーリオ
今井由香(Uー1)、岩田光央(プーマ)

私市淳(グレゴーリオ・ヴィルヘルムV)、石田彰(ゾーイ/カズヤ)、豊嶋真千子(ピコ/キラ)
龍田直樹(ミランダ)、菅沼久義(エンジェルリーダー/サンボーン・トリオ)
進藤尚美(眠眠)、松岡美佳(パンパス)、馬場圭介(サンボーン・トリオ)
山本圭一郎(サンボーン・トリオ/ゾーイの部下)

キッシーズ

山田也 集英社CDブック 1995年7月 SCD125
1.ドラマパート1
2.ドラマパート2
3.ラジオDJ「プラネットJAMP!」
4.ドラマパート3
5.ラジオDJ「プラネットJAMP!」
6.ドラマパート4
三石琴乃(錦戸果歩)、関智一(飴屋民人)

三木眞一郎(小栗次郎)、石田彰(仮屋原震)、保志総一朗(石踊保)
結城比呂(片桐咲哉)、岩永哲哉(中谷昌宏)、遠藤みやこ(橘みよ志)
岩男潤子(東海林ユメ)、塩沢兼人(石川)

田仲美夕紀、梶村ひろこ、北浦隆宏、増田ゆき、斉藤周、遊佐浩二

機動戦士ガンダム 第08MS小隊
REPORT.1 所要時間3時間23分

キングレコード KICAー309 1996年6月21日
3.REPORT.1−1「被弾」
7.REPORT.1ー2「整備部隊」
14.REPORT.1−3「もう一つの戦い」
檜山修之(シロー・アマダ)、小山茉美(カレン・ジョシュワ)

玄田哲章(テリー・サンダースJr)、藤原啓治(エレドア・マシス)
結城比呂(ミケル・ニノリッチ)、林延年(ジョニー・ナカミゾ)
石田弘志(教官)、中村大樹(整備兵A)、千葉一伸(整備兵B)

機動戦士ガンダム 第08MS小隊
REPORT.2 ひとつひとつの歯車

キングレコード KICAー330 1996年12月21日
2.REPORT.2−1「脱出」
6.REPORT.2ー2「ゲリラという地球人たち」
15.REPORT.2−3「うめき」
檜山修之(シロー・アマダ)、小山茉美(カレン・ジョシュワ)

玄田哲章(テリー・サンダースJr)、藤原啓治(エレドア・マシス)
結城比呂(ミケル・ニノリッチ)、西村ちなみ(キキ・ロジータ)
林原めぐみ(ネスカ・コールマン)

菅原淳一(ノッポ)、千葉一伸(負傷兵)

GAP SYSTEM

ビクター 1991年9月21日 書籍扱い
ハジマリのごあいさつ
連続ドラマ「グレゴール・ザムザの犯罪・1」(一人4役)
留守番電話の向こうから(一人7役)
公衆便所にて(一人3役)
連続ドラマ「グレゴール・ザムザの犯罪・2」(一人2役)
波止場のブルースは錆びている(一人6役、喫茶店のシーン以外の効果音も山寺宏一)
外野グラウンドの死闘(一人4役)
ミニ講座「木村君にもできる料理講座」(一人2役)
休憩
多重人格の男(一人5役)
落語「改訂版・酢豆腐」
特別付録「寂しい時の一人カルタ」
山寺宏一

宮廷神官物語
選ばれし瞳の少年

榎田ユウリ フロンティアワークス FCCNー0046 2009年6月24日
1.出会い
2.天青は慧眼児!?
3.鶏冠の意外な一面
4.白虎の恩返し
5.西域の美女 彩蝶
6.悲しみの中で……
7.藍晶王子とご対面
8.慧眼児現る
9.これからも共に
下野紘(天青)、櫻井孝宏(瑛鶏冠)、小西克幸(景曹鉄)
遊佐浩二(藍晶王子)、浜田賢二(赤烏)

斧アツシ(橄欖王)、丸山詠二(胆礬大神官)
西村知道(辰砂神官)、杉崎亮(琥珀神官)、峰健一(張温石)
京田尚子(柘榴婆)、千々和竜策(お頭)、岡田幸子(女将さん)
藤村歩(黄楊)、加藤将之(護衛官)、辻あゆみ(子虎)
玉野井直樹(村長)、利根健太朗(ハシバミの村人)、遠藤大輔(宦官)

銀河戦国群雄伝ライ

真鍋譲治 アポロン APCMー5043 1994年7月21日
1.雷伝説(TVヴァージョン)
2.ドラマ前編
3.ドラマ後編
4.夢化粧(TVヴァージョン)
檜山修之(竜我雷)、三石琴乃(紫紋姫)

矢尾一樹(大覚屋師真)、熊谷ニーナ(麗羅姫)
渡部猛(孟閣)、小野健一(三楽斎)
島香裕(雲海)、山口勝平(太助)
馬場澄江(蘭々)、玄田哲章(骸羅)
山田栄子(狼刃)、森川智之(骸延)
置鮎龍太郎(羅候)、梁田清之(姜子昌)
三木眞一郎(蹄庖)、沢木郁也(ナレーション)

嶋村薫、小室正幸、永野広一、梅津秀行

銀河鉄道の

宮沢賢治 キャラモモ BJCA0104 2008年12月25日
1.午后の授業
2.ケンタウルス祭の夜
3.銀河ステーション
4.北十字とプリオシン海岸
5.鳥を捕る人
6.乗ってきた少女
7.別れ
8.旅立ち
ボーナストラック キャストコメント
石田彰(ジョバンニ)、神谷浩史(カムパネルラ)

緒方恵美(タダシ)、桑島法子(かほる)、小野大輔(青年家庭教師)
大川透(灯台守)、楠見尚巳(鳥捕り)

名倉耕太(車掌)、松田百代(子供1)、五十嵐裕美(子供2)
田中光陽(駅アナウンス)、金子俊太郎(船員)、楳澤啓幸(信号手)
茂木孝充(牛乳屋)、塩谷綾子(乗客達1)
中田圭(乗客達2)、戸玉久美子(乗客達3)

野島健児(ナレーション)

金田一少年の事件簿 
悪魔組曲殺人事件

金成陽三郎/さとうふみや 講談社 MCD2M 1996年1月17日
*Extra CDにミセス金田一の事件簿収録
関俊彦(金田一一)、氷上恭子(七瀬美雪)、梅津秀行(剣持司)

筈見純(御堂周一郎)、小西寛子(御堂優歌)
塩沢兼人(夏岡猛彦)、折笠愛(風倉百合恵)
二又一成(マイケル・ヘンリー)、川村万梨阿(紅亜理沙)
小村哲生(椿陽造)、千葉一伸(車掌)

金田一少年の事件簿 
死神病院殺人事件

金成陽三郎/さとうふみや 講談社 MCD6M 1997年4月21日
1.甦る悪夢
2.疑惑と決意
3.さまよえる死神
4.真夜中の遭遇
5.目撃者
6.真相・・・そして

*Extra CDに「明智警視の華麗なる休日」収録
関俊彦(金田一一)、氷上恭子(七瀬美雪)、梅津秀行(剣持司)

日高のり子(聖正映子)、飛田展男(雪室憂一)
丸山詠二(聖正景太郎)、篠原恵美(聖正貴美子)
田中秀幸(聖正智明)、神宮寺弥生(高沢和子)
檜山修之(木根淳也)、岩永哲哉(捜査員)、高瀬あやの(愛河翔子)

置鮎龍太郎(明智健吾)、吉田古奈美(醍醐真紀)

禁断☆放課後の恋人
〜始まりのチャイム

ボルテージ VOLー001 2008年1月25日
放課後の恋人〜始まりのチャイム〜
1.〜放課後の探偵団〜
2.〜放課後の追跡劇〜
3.〜放課後のバイバイ!〜
4.〜始まりのチャイム〜
放課後の恋人〜番外編!〜
5.緒方×姫川「〜意地を張ったが負け!?〜
6.野々原×深國「〜子供じゃないよ!〜」
7.小早川×彩木「〜想いは歌に乗せて〜」
癒しのボーナストラック
8.野々原陸の「僕で癒せるかな?」
10.姫川悠の「オレが癒してやるぜ!」
11.緒方杏平の「私の癒しが必要でしょう」
12.小早川大樹の「癒してやる。」
13.彩木嵐士の「癒してあげちゃうよ♪」
14.深國明彦の「癒しだけでい〜の?」
岸尾だいすけ(野々原陸)、山口勝平(姫川悠)
緑川光(緒方杏平)、置鮎龍太郎(小早川大樹)
石田彰(彩木嵐士)、諏訪部順一(深國明彦)


川上とも子(委員長・早見)

銀の勇者

渡辺祥智 マリン・エンタテインメント 2002年2月27日
「魔物の森の勇者」
1.出会い   
2.ジャンの過去   
3.水の精霊
4.願いを叶える花   
5.魔物の森の勇者
「勇者の里帰り」
6.ラグズ村へ    
7.カイトの追っかけ
8.すごい反撃   
9.さらば、ふるさと
おまけ@ 
10〜21トラックは、ビート・リチェ・魔王それぞれからの留守電・
モーニングコール・応援の各メッセージ
おまけA 22.「銀の勇者」座談会
風間勇刀(ビート)、石田彰(リチェルカーレ)、坂本千夏(魔王/ビートの母)

岩永哲哉(カイト)、くまいもとこ(ジャン)、矢島晶子(水の精霊)
遠近孝一(ガーディアン/刺客リーダー)、斎藤次郎(刺客A)、森訓久(刺客B)
「魔物の森の勇者」・・・魔物を倒す事で、経験値を得ての勇者制度があるトティア大陸。少年ジャンは、父親の敵であるガーディアンを討つべく、魔物棲息地域・カタンツに足を踏み入れる。そこで見たのは、銀の勇者証を身につけたビートと、魔法使いのリチェ。そして、「まおう」と名乗る子供だった。念願のガーディアンの急所である目に傷をつけたものの、そのガーディアンには子供が居た。ビートに促され、願いを叶える花を探す事になるジャンであった。
「勇者の里帰り」・・・「ハハ、タオレル」の知らせを受けて、ラグズ村に帰ってきたビート達であったが・・・。
CDオリジナルのお話です。原作から好きだったのですが、声のイメージがぴったりだった事に先ずは感服。

キャストが決まった時。女性に見まごうリチェ役が石田さんだと知った時の私の興奮は、もう筆舌に尽くしがたかったですね。うわぁ、もう聴いてみたい、聴いてみたい・・・とそればっかりで(大笑)。後半のリチェの秘密にまつわるお話なども、是非ドラマ化希望してしまいます。

さて。このドラマCDの聞き所は、先ずはやっぱりリチェの寝息(いびき?)でしょう。普段の彼からは想像がつかないほどの寝相に寝息(大笑)を音の世界になったら、どう表現するんだろう・・と思っていたら、「ごわー・・・ぐしゅふしゅぷしゅふしゅ」とでも書くような音・・・いや、これを最初に聴いた時には、しばらく立ち直れないくらい笑い転げましたよ。恐れ入りました。もうね、この寝息だけでもこのCDは買い!です(大笑)。あ、もう一つの聞き所は、すさまじい音痴?のカイト兄ちゃんの歌ですね。兄ちゃんに教えられて、赤ちゃんを作るまじないをしていたリチェなども、想像すると笑えるんですけど(大笑)。いや、もう何度聞いても楽しいし、キャスト座談会を聴いた後にまた聞き直すのも楽しい一枚です。

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