ボーイズラブCD「お」


王様な奴隷

吹山りこ インターコミュニケーションズ 1999年8月1日 INCDー123
檜山修之(森永優)×保志総一朗(江崎貴文)
鈴村健一(同級生田中)、千葉一伸(江崎の兄)、長谷部浩一(演劇部部長)
鳥海浩輔(生徒)、佐久間紅美(テレビタレント)
江崎にとって、同級生の森永は自分を好きだと言ってくれ、なんでも言うことを聞いてくれる存在。なのに、ゴールデンウィークの旅行は自分ではなく田中を誘った・・・。もっと森永が自分のことを好きになって、自分なしじゃ駄目になってしまえばいいのに・・・。授業をさぼって倉庫で寝ている森永を見た江崎が取った行動とは・・・
番外編として、「王様は奴隷」収録。
他のドラマCDを扱うホームページさんのレビューを読んで、買った一枚です。
檜山さん演じる森永の高校生とは思えない攻めが「凄い」と書いてあるので、気になったのですね。で、最初に聞いた時には「そうかな?そんなに凄いかな?」と漠然と思ったのですが・・・。
自分のホームページで感想を書くにあたっては、σ(^ ^)は最低でも3回は聞いてから書くようにしているんです。で、3回目からそのすごさを実感しました(゜゜)\バキッ☆。だって、相手を陥落させる手管が、もう老練と言いますか(大笑)策士なんですよ。単純な江崎を陥落させるのは楽だったかもしれないけど(苦笑)。
このドラマCDでの聞き所は「仕方ないじゃない」と言う森永に対し「仕方なくなんかなくなくなくない」と泣きながら言う江崎の台詞。初めて聞いた時には「なくなくな???」と、目が点になりやした。あとは、番外編のミニドラマですね。もりながーの侯爵にたなかっち将軍、ぶちょー伯爵にえざあに男爵・・と、とにかく「こういうネーミングでいいんかい?」と言う名前のメンバー全員で王様(江崎)をいたぶると言うお話。
「王様の馬鹿は生まれつき」の檜山さんの力の入った「ばか」は必聴ですね。



王子様☆ゲーム

高城リョウ ムービック MACYー2323 2005年6月24日
第一話 王子様VS使用人
1.罪と罰
2.恋と契約
第二話 王子様VS暗殺者
3.命の代償
4.手に入れる口実
第三話 王子右腕VS王子左腕
5.二人の失恋
6.一番大事な人
第四話 傭兵VS王子様(VS四銃士!?)
7.伝わらない想い
8.本気の想い
おまけ
9.スクランブル☆対決
三木眞一郎(傲龍)×高城元気(朱牙)
成田剣(龍苑)×杉田智和(青蘭)
檜山修之(雷)×鳥海浩輔(麗)
関口英司(迅)×下野紘(華月)
平川大輔(李蓮)、増谷康紀(朱雀)

河原木志穂(幼い頃の朱牙)、遠藤綾(側室)、岡嶋妙(側室)
風間秀郎(殺し屋)、武藤正史(医師)
鈴木貴征(白虎)、田島裕也(仕立て屋)
第七王子の朱牙の家庭教師になった男傲龍は、部屋に入るいきなり「久しぶりだなぁ!」と抱きしめてきたが。朱牙は彼に覚えがなかった・・。あれこれと用事を言いつけて意地悪をしていたが、二人きりになった時。傲龍が彼を抱いてきて・・・。
とある王国の王子様達をめぐるラブ4話と、おまけを収録。
王子様と言いつつ、一番面白かったカップルが第三話の第一王子の右腕と左腕のカップルでした。

第七王子の話は。抱きしめただけで腰が砕けてしまうような王子なんてねぇ・・しかも傲龍さんがずっと思っていたのに、本人はまるで覚えていないし。7年近くもこんなガキんちょを思い続けなくても良かったのに・・。
きっと傲龍さんなら、もっと良い人がいたんじゃないの?朱牙クンには、おつきの李蓮さんも居たのだし・・まぁ、ドラマ性は乏しくなるけど(゜゜)\バキッ☆と思っていたら、あまり燃えなかったんですね。単に、自分の中の萌え要素との一致点が少なかっただけとも言えるかもしれませんが・・どうもショタはダメなんですよね(゜゜)\バキッ☆
同じような理由で、第六王子の第4話も「うーん・・・」でお終い(^^;。なんだ、迅さんも華月くんの事が気になっているんじゃん!と思った時に自分の中で完結してしまって。しかし、第六王子と第七王子の年の差はいくつくらいあるんだろう?結構年子か同い年?どっちにしても、ショタだよねぇ(大笑)。

そういう意味でいくと、大人の(側室を何人も抱えているのだから)第一王子と暗殺者のカップルである第2話は、悪くはないのだけど。青蘭はともかく、龍苑の方が一目惚れだったのかしら?死ぬことすら厭わぬ男を自分のために生かしておきたい!と思うほどに。そこがちょっと見えにくいので、減点(大笑)。
ただ、この第2話は。折角の成田さんと杉田さんカップルなのに。親猫カップルに比べると、Hシーンがすぐに終わってしまうからねぇ・・。そこがもう一つの減点要素かな?全体的に801シーンは短く(短編集みたいなCDで、それぞれのカップルの801シーンが長かったら。逆に引きますけどね。お話が進まないで、そればっかり!になるはずですから)て淡泊だったので(って、何を求めている?>自分)。それに、第七王子と第六王子のお話では、折角の折角の平川さんと増谷さんの出番が少ないんですよ!これ、かなり勿体ない!!と思いませんか?

なので、結論が「一番面白かったのが、第三話」となってしまうのです。
ごひいきにしている檜山さんのクールガイボイスが堪能出来るから!とか、可愛い鳥海さんの受け声を聴く事が出来るから!の理由がないわけではありませんが。
それらを抜きにしても、あぁ・・このカップルのお話をもうちょっと聴いていたいなぁ!と思ってしまったんです。
何しろ、この3話は第2話の龍苑王子と青蘭カップルの側面でもあり。2話と同じシーンがいくつか入っていましたから。
あぁ・・2話のサイドストーリーとして、視点が変わることで。同じ事件でもこうも印象が変わるんだなぁ・・・と、その展開の上手さが気に入ったんですね。あ、なるほど。ここで鳥海さんが叫んでいるのに、駆けつけてきた時には檜山さんだったのは、そういう事情があったのか・・とか。あら、見られていたのねぇ(大笑)などなど。

しかも。わざと?敢えて?か計算かどうかは分かりませんが、肝心な主語(目的語か?)を省いて語られたために勘違いが起こっている。
「俺も好きだから・・」このセリフの持つ意味をあの時点で、自分よりに解釈出来る人は居るまい!!これは絶対に、敢えて誤解させるために何が好きなのかを省いて言ったに違いない!
そのおかげ?で、聴いている者にも誤解をうまく与えつつ展開していき、ラストに至る上手さ。うん。こういう微妙な伏線って嫌いじゃないです。多少あざとくても、鳥海さんと檜山さんのお上手なお二人による見事な演技がそれを打ち消してくれています。
特に、鳥海さんの「最悪、最悪、最悪!!」や「手渡される今日と言う日をずっとずっとずーーーーーっと」などの3回繰り返して言うセリフなどが、もう可愛いやら最高で!!それに対して、いつもは熱い檜山さんがクールに「ふっ・・・」状態ですから。

そして、おまけとして入っていたスクランブル対決。第一王子と傭兵における成田さんのはしゃぎっぷり。右大臣補佐VS第七王子では、雷と傲龍の「おい、聴いたか。ダブルデートだとよ」に速攻での「断る」・・・三木さんのこのタイミング!!は、そこでお話が終わっているにもかかわらず、大笑いさせられました。
あと、個人的にちょっと気に入っているのが。各話に出てくるお医者様。各王子にそれぞれの侍医くらいいるかと思ってしまったのですが。同じお医者様だよねぇ(大笑)。

そして。実は、このドラマCDを聴いて気になっていたのが。第七王子を愛してくれたのは、第二王子(ドラマCDには登場しませんが)であったと言う逸話が、どこぞの王家を思い出された事と。
この王国って、この後は大丈夫なんでしょうかねぇ?と言うこと。BLでは、関係者が皆さんそういう嗜好の持ち主でした!となってしまうのですが。ここって王家でしょ?跡継ぎとか問題ない?
まぁ、きっと第七王女とかも居て。子沢山かもしれないから、7人居る王子の3人がそちらだとしても、問題はないのかなぁ?と思うようにはしましたが(大笑)。

王子様のお勉強

松本テマリ マリン・エンタテインメント 2005年2月25日 MMCCー3063
1.王子様のお勉強
2.王子様はお勉強のあと
3.王子様はまだお勉強のあと
4.オオカミはいかが?
5.僕の大作戦
6.「ウワサの二人」予告編
7.カップリングトーク「王子様&教育係編」
8.カップリングトーク「悠&光一編」
9.カップリングトーク「僕&涼一編」
置鮎龍太郎(教育係)×野島健児(王子様)
緑川光(悠)×阪口大助(光一)
鳥海浩輔(涼一)×宮田幸季(僕)
富沢美南(悠(幼児)・悠の母)、辻あゆみ(光一(幼児))、塚本雪絵(光一の母・僕の母)
福井信介(友人)、岡崎雄飛(友人)、阿部加奈江(涼一の母)
矢薙直樹(赤羽宏)、高橋広樹(青山誠一)
とある国の王子さま。お勉強には家庭教師がついている。しかし、この教育係が教えるのは「房事」の勉強・・・つまりは、ベッドマナーなどなど。
誰でも好きな女性を選んで、いざ実践!と言うことになった時。王子は「相手はおまえが良い」と言ってしまうのだった・・。
表題作ほか、昔は小さくて弱かった光一が、今では自分よりも大きくなってしまった。甘えてのしかかる光一の事を友人達は「番犬ではなく、狼だったか」・・・と言った。また、隣の大好きな涼一お兄ちゃんが、引っ越して居なくなってしまう。僕は、それを食い止めようとお兄ちゃんを自分の部屋に監禁する事にしたのだが・・。
などのショートストーリーと、それぞれのメイン声優さんによるトーク。
一枚のCDの中に3つもお話が入っていると、一つ一つが短くなってしまいます。それらが独立したお話となると、どうしても「あぁ、短いな」と感じてしまいます。BLの場合は、その短い中で「やる事はやってしまう(゜゜)\バキッ☆」のですから、聴いた時に「やっているだけ(゜゜)\バキッ☆」の感想は否めません。いかに短いストーリーの中にHを織り交ぜて聴かせるか・・・。小説や漫画ならともかく、ドラマCDの場合はその聴かせ方や盛り上げ方は難しいと思います。
一番「おぉ!!」と思ったのが、禁断の甘い果実ですね。ラブホに入った二人がビデオを見ていると言う設定。あれなら、短い中にHがあっても違和感なかったですし。

残念ながら、表題作の王子さまも他の2つもちょっと短いかな・・と言う印象が強くて。王子様では、折角置鮎さんの敬語攻めを聴くことが出来たのに。腰に来る低音で攻めているのは、このCDの聞き所だったのですが、全体的な感想と言われたら、うーん・・・う゛ーん・・今一つでしたm(_ _)m。
次に発売されるCD「ウワサの二人」のメインキャストのお二人が、わざわざCMトラックで出演していらっしゃるのですが。このトラックは、無くても良かったように思います。聴いた人が興味を持って買うかもしれませんが、結局かなり中途半端になっちゃうんですよ。本編のCDドラマも予告自体も。このドラマCD自体が、他のCDに比べて短かったのもありますが、なーんかね、時間稼ぎかい??とさえ思ってしまったのですものm(_ _)m。

お話として、一番気に入ったのは「オオカミはいかが?」ですね。阪口さんの方が年上だったので、おぉ!!珍しく緑川さんを攻めるか??と思っていたら、結局は年上受けになっちゃったのは残念でしたが。気がつかないのんびりとした主人公の周囲の友人達が、話を聞いて「オオカミだったか・・・」と言う件が好きです。そのオオカミネタに絡めて、赤ずきんちゃんもどきの会話を繰り広げるシーンは、もう最高(^-^)。
カップリングトークで一番面白かったのが(決め台詞の「濡れて下さい」がなければ、もっと良かったですが(゜゜)\バキッ☆)宮田さんと鳥海さんのトークでした(電車を巡ってのお二人の大作戦は、都会の方ならではの攻防戦でね・・・。あまり満員電車などに縁のない田舎暮らしの私は、楽しく聴かせていただいたのです)。
置鮎さんの敬語攻め&腰に来る低音を堪能したい方には、お勧めなのかもしれません。


ルボー・サウンドコレクション ドラマ

CD 王子様のお勉強

大きなバイブの舎の下で

櫻井しゅしゅしゅ マガジン・マガジン 2000年10月10日
鈴置洋孝(岡崎竜也)×堀内賢雄(藤島晴海)
成田剣(新田景一)、藤城裕士(猪俣部長)、小関一(神林専務)
福島おりね(浜田/食堂のおばちゃん/女子社員B)、島村一美(江崎/女子社員A/コンピューターの声)
腹巻浩司(男性社員A/警備員D)、土屋利秀(男性社員B/警備員A)
川島得愛(アナウンサー/警備員C)、田中完(リポーター/警備員B)
藤島晴海は、憧れの株式会社宝裸の仮社員となった。ここで働いて、ビッグになるぞぉ!!と意気込んだのもつかの間、正社員への採用試験には、宝裸が売り出している全ての商品の名前を答えるというものがあると知る。
ポケモンでさえ、覚えられなかったのに。2千種類を短期間で覚えるなど不可能だ・・。がっかりする藤島の前に現れたのは、藤島が尊敬する岡崎だった。
・・・・・これ、感想書かなくちゃ駄目ですか?(大笑)

感想を書くサイトを管理している以上、そういう事を思った事はあまりないのですが。これは、どう書いたら良いんだろう?と本当に何回もチャレンジしてはくじけていました。
何しろ、あらすじには書いていませんが・・。この宝裸さんが扱っているのは、タイトルにあるバイブ。大人にエロとロマンを!をキャッチフレーズにしており、総檜作りのバイブがあったり。イスタイプだとか、電話タイプ?ありかい?そんなのが・・。
ちょっと待って!とお腹を抱えて笑って聞いて。感想を書こうとパソコンに向かって頭を抱える内容だからです。
その、とんでも馬鹿馬鹿しい(゜゜)\バキッ☆内容を。鈴置さんや堀内さんが、もの凄く真剣に真面目に演じていらっしゃればいらっしゃるほど「お仕事ご苦労様です」と深々と頭を下げたくなってくるんですもの。

道具は使ってこそ真の威力を発揮する!というのは、そりゃそうですけど。でも、いくらなんでも自社製品を知るには身体で覚えるのが一番!と、自分の身体で試すか?おい・・しかも、4本も5本も一度に入れて使うなよ!!
上のが・・・左のが・・下のが・・って、答える藤島くんも藤島くんですが(差があるんですかね?分かるんだ・・)・・。その後に、何故かいきなり入っていく岡崎さん・・あはは・・・堀内さんの他では、先ず聞くことが出来ない初々しい受け!
いや・・もう、このCDで特筆すべきポイントは。先ずは、やっぱり堀内さんの受けよ、受け!!(ご本人はあまり記憶にないみたいなのです。他の作品のトークで、受けはやった事がないとおっしゃっていましたから。あの作品のレーベルではなかったから、カウントしていないのかしら?)
そして、堀内さんが演じた藤島くんの年齢が22歳!!卒業してすぐ入社しました!の新人さんを本当に可愛らしく、かつ情熱的に、そしてフレッシュに演じていらっしゃる!これを書かずして、何を書きましょう!堀内さんが演じたキャラで、フレッシュで可愛いと書く日が来るとは、思わなかったわよ(大笑)

一方の鈴置さん演じる岡崎ですが。この岡崎も馬鹿馬鹿しいキャラと言いますか・・。
出来る男!で、自分の上着をさりげなく相手にかけてやるなどの格好良さや優しさはあるのですが、忍び込んだ倉庫で「頭を冷やして股間を燃やせ」と言いつつ、藤崎くんを押し倒していますし。分からない人だなぁ(大笑)。
時限爆弾になっている大人のおもちゃを持っていたり(それって、犯罪でしょ?でもって、相手の体内で爆発したら。死ぬでしょ?「自分に使われたらピンチですね・・」に答えて「それが最大の弱点なんだ」・・じゃないって!!)、ライトバイブセーバー(大笑)を振り回して敵陣(競争会社の社内)に乗り込んだり。
仕事への情熱が熱すぎて、どこからどこまでは許容範囲で。どこからは拙いって分からなくなっているのかもしれません。
しかし。鈴置さんでは、食堂でニュースを見ているシーンにおいて。まさか、あの伝家の宝刀の「タイガーショット」をこんな処で聞くことが出来ようとは!とびっくり&満足でした。また、ボーナストラックの檜のおもちゃのTVショッピング風CMでは、電話番号を高らかに歌って下さっているし。。。
どんなに馬鹿馬鹿しいドラマCDでも。タイガーショットと、電話番号の歌(゜゜)\バキッ☆を聞くことが出来たので。もう、それだけで満足です。

岡崎の同級生だった新田くんを演じたのが、成田さんですが。まだ大人しいと言いますか・・そんなにねっとりともしてないし。
さらっと演じていらして。
新田は、あまり馬鹿なシーンがなかったのがちょっと残念です(゜゜)\バキッ☆。

大人に笑いとロマンを!とキャッチフレーズを書き換えたくなるようなドラマCDでございました。これはもう、あれこれと書くよりも。実際に聞いて笑っていただけたら・・・と思います。

大きなコケシの故郷

櫻井しゅしゅしゅ マガジン・マガジン PCDー020330 2002年3月
鈴置洋孝(岡崎竜也)×堀内賢雄(藤島晴海)
成田剣(新田景一)、麦人(こけし仙人)

藤城裕士(猪俣部長)、藤島おりね(浜田・場内アナウンス)
島村一美(江崎・女の子)、中嶋聡彦(花子(オス)・科学者・DJ)
広瀬正志(陸上防衛隊作戦本部長 櫻井・ナレーター)
米田直嗣(隊員A・駅アナウンス)、並木伸一(隊員B・カメラマン)
河野智之(隊員C・ディレクター)、山口隆行(隊員D・アナウンサー)
菊池祥子(リポーター・男の子)、出口佳代(母親・弁当屋のおばちゃん)

*福島さんだと思うのですが、藤島と書かれておりました。

幼馴染み

吉原理恵子 角川書店 1996年2月21日 KACNー1022
第一章.ファーストキス   
第二章.初・体験   
第三章.美・少年
第四章.ジェラシー
第五章.アクシデント   
第六章.パッション
見えない翼   
パラレル・遊戯「OーSAーNAーNAーJIーMI」
子安武人(高藤明)×檜山修之(神崎克美)
柏倉つとむ(松木誠)、松本保典(武田隼人)、森川智之(山崎慎二)
神谷浩史(伊沢光夫)、中井和哉(吉田直樹)

鈴木みえ(ナレーション)
幼稚園の時に、みそっかすだった高藤明。先生に頼まれたいきさつもあり、神崎克美は彼の面倒を見ることになってしまった。
それから月日は流れ、今も明との腐れ縁が続いているものの、体格が大きくなった明に昔の面影はない。
逆に「高藤さんをあごでこき使う神崎」と言う悪いイメージが生まれている始末。思い切って絶交だ!と宣言したものの、ずっと好きでこうしたかった・・・・と告白・キスされてしまう。
うーん・・・折角の子安×檜山カップルなのですが、制作年月日が昔のせいか(大笑)あまりその手のシーンが詳しくない。これは惜しいですね。しかも、折角の吉原さん原作なのに(゜゜)\バキッ☆。帝王・森川さんあたりがごく普通の友人役と言うのももったいない・・と思いながら聴いておりました。
聴く前に、他のBLCDのレビューを扱うHomepageさんで、この作品の感想として「子安さんの「好きだ、好きだ、好きだ」に対しての感想」が多かったのですよ。ドラマの中に出て来ませんでしたし、トラック7で詩の朗読が始まった時には「あ、これか」とすぐに分かりました。だもので、あ、あと2回言うぞ(゜゜)\バキッ☆と数えながら聴いておりました。ドラマを聴いた後だから、これは明くんから克美くんへのラブレターなのだと想うわけですが、思春期の少年(青年)のあこがれの女性へのラブレターでも十分通じるよね・・。うん。あの美声でこういう詩を朗読されたら、「うひゃあああ」と赤面しちゃうでしょうけど(苦笑)。
あとは・・本編に関係ないところでのパラレル・遊戯トラックが面白かったですね。ブックレットに載っているので、内容は分かっていますが、あれを一言一句間違いなく再現している。鈴木さんの(落語や講談などのような)独特の節回しのナレーションが実に壺でした。

おさる★ばけーしょん

南原兼 小説花丸
応募者全員プレゼント
2004年12月 「彼は無慈悲な夜の帝王」番外
1.おさる★ばけーしょん
2.スペシャルトーク
子安武人(西園寺黎)×高橋広樹(諏訪北斗)
鳥海浩輔(瀬尾夕彦)×岸尾大輔(御園吹雪)
夏だ!海だ!と言うことで、いきなり浮き輪だのを持って人の部屋に押し入った瀬尾夕彦。
ところが、幼馴染みの北斗はHの真っ最中。諏訪北斗の恋人は、天文部の観測中に遭遇した異星の王子様である西園寺黎だった・・・。
小説花丸の全員プレゼントによる、「彼は無慈悲な夜の帝王」の番外編的なタイトル。
えーっと。実は!!私はこの全プレを間違って応募してしまったんですね。
と言うのも、「彼は無慈悲な夜の帝王」がドラマCDになる直前で。私は緑川さんや森川さんもご出演なんだ!と思って応募したんです。ドラマCDのキャストが載っていて。全員プレゼントでこの豪華キャストのドラマCDなら、凄い!!凄すぎる!!と思ったら、緑川さん達は出演されていなかった・・。
でなければ、私が南原さんのタイトルの全プレに応募するわけないでしょ・・って、かなり暴言だとは思いますが。
お話的に好きなわけでもないタイトルに応募したって事は、そういう勘違いがあったんですな。
だって、南原さんのタイトルですよ?カップルがいくつもあって、しかも宇宙人の王子様が夜伽を命じての恋人なんて・・お話的には、もう・・・ちょっと勘弁して下さい・・ですから(゜゜)\バキッ☆。

まぁ・・番外編と言うだけあって。お話は、もうカップルは出来上がっていて。それぞれのHがてんこ盛りと言う(この短さで!)状態なので。はい・・もう、好きにして下さい・・ですよ。
もう、出会いがどうの・・とは求めません。いや、番外編に出会いからの葛藤を求めても仕方ないし。よしんば、本編であったにしても。きっと、南原さんの作品だったら葛藤だの出会いのときめきなどは期待出来ないだろうしね(゜゜)\バキッ☆。

まぁ、このCDで特筆すべきポイントと言えば。高橋広樹さんと岸尾さんかな?
岸尾さんは、ちょっと女王様っぽい感じが素敵で。
高橋さんは、今までがどちらかと言うと男っぽい大型犬だの無口な役だのが多かったので。こういう可愛い声!愛玩動物っぽい声は初めて?と思ったくらいで。最初に聴いた時には高橋さん・・だよね・・・キャスト間違って書いてないよね?と一瞬思ったくらい。
フリートークで(こんなに内容が無い全員サービスでフリートークがあると言うのも、或る意味凄いですが)「動物に例えると」を語っていらっしゃる時に、普通の声から可愛い声、男前っぽい声までいろいろ変わっているシーンが凄かったですね(^-^)。
子安さんの鬼畜っぽいトーンのセリフや、呪文のようなセリフもなかなか聞き応えはあったのですが。なんだか、子安さんならそれが似合い!でお上手と言う刷り込みが出来ておりますので・・(^^;。

大人の問題

今市子 インターコミュニケーションズ 1998年7月15日 INCDー202
関智一(原嶋直人)、関俊彦(原嶋(海老)悟郎) *この作品は、左記のように書かせていただきました。強いて書けば、カップル・・・あるにはあるんですけどね(^^;
西村知道(原嶋裕治)、横尾まり(杉山由美子)、飛田展男(海老 一)
白鳥由里(神田はるな)、鈴木れい子(海老 母)、山田美穂(海老二葉)、藤野かほる(海老みどり)
5歳の頃に両親が離婚。その理由は、パパがゲイだったから。
そのパパは、事ある毎にママと僕に泣きついてきていたが・・今度は、僕とそう年が違わない青年と結婚(戸籍上は養子縁組)すると言う。
その青年の名前は海老悟郎。冗談じゃない!その出会いがきっかけで、海老一家を巻き込んでの家族の問題が始まった。
インターコミュニケーションさんから出ている「ゲイ」のカップルのお話なのに、そういうシーンは一個もありません。あ、かろうじて「キス」シーンがちょっとあるかな?くらいで。
で、これは良質のコメディです。その手のシーンは駄目と言う方にも安心して勧められるドラマですね。きっと演じて居る方も楽しんでやっていらしたはずなのですが・・聞いているσ(^_^)も大受けでした。
(悟郎がきっかけで、)知り合う事になった海老家の一(はじめ)さんは、それまではエリートサラリーマンまっしぐらだったのに・・・。出会ってすぐに、ずばずば欠点を指摘してしまう旧姓原嶋の由美子ママ。看護婦長として君臨している海老母や、それぞれにキャリアウーマンの二葉さんとみどりさん・・海老家の女性陣の何も出来ない度合いやら・・。いや・・多くは語りません。これは聞いて一緒に笑って下さい。



お兄さんは生徒会長様

斑鳩サハラ オークラ出版 1995年10月1日
檜山修之(早瀬廉)×三木眞一郎(桜庭知華)
子安武人(宮武河南)、増谷康紀(天沼雄一)、深見梨加(桜庭リカ子)
柳沢栄治(廉の父)、岡野浩介(学生)、棚橋訓(学生)
キャリアウーマンの母が再婚する事になった。その相手との食事の席に向かう最中、桜庭知華(ともはる)はメガネを壊してしまう。予備のメガネを取っていく閑もなかったため、義父となる人の顔も義兄になる人の顔も見えない羽目になってしまった。
食事の帰り道、知華は義兄になる人が、自分の学校の生徒会長である事に気が付く。しかも生徒会長は、執行部の彼を嫌っているのだった。
母の再婚が上手くいくために、なんとか「ともはる」と義弟の「ちか」が同一人物である事に気づかれないように行動しようとするのだったが・・・。
メガネがなかったために、潤んだ瞳で人を見てしまった知華。しかも、足下が危ないためにやたらと人にくっついて歩いてしまった。この二つが義兄となる廉に勘違いの原因を与えてしまうわけですが。私もかなりのド近眼でメガネがないと外は歩けない状態になりますが、メガネがないとねぇ・・・・目つき悪くなるんですよ。目を細めて見ようとするものですから(^^;。だから聞きながら「あらら・・この知華ちゃんは、目つき悪くならなかったわけね」と違和感でした(゜゜)\バキッ☆。でも・・・知華の台詞ではありませんが「メガネがないと、分からないもんかな?」ですね。いや・・・それを言ったら駄目なBLものって、いくつかありますが(゜゜)\バキッ☆(゜゜)\バキッ☆。

オープン・セサミ

真船るのあ インターコミュニケーションズ INCDー126 1999年9月25日
堀内賢雄(庚拓磨)×三木眞一郎(香住由貴・佳樹・ユキ・牙・たっくん)
鈴置洋孝(庚寿磨)、中原茂(英田朱門)

遊佐浩二(晃司)、中博史(由貴の父)、藤原満(監督)
水島大宙(スタッフ)、小林範雄(ディレクター)
山川亜弥(セラピスト)、若林直美(子供)

オヤジ拾いました。

三島一彦 ジェネオン エンタテインメント 2006年3月10日 GNCAー1069
1.オヤジ拾いました
2.世界で一番側にいて
3.執事お好きですか?
4.HAPPY BIRTHDAY TO US
5.ここで言ってもいいですか?
6.恋人には花束を
千葉進歩(壬生龍之介)×井上和彦(佐伯良二)
伊藤健太郎(真下)×成田剣(中谷)

釘宮理恵(ナナコ)、遠近孝一(水木)
残業続きで疲れ果てていた、バツイチ(子持ち)のサラリーマン佐伯良二は、帰宅途中に意識を失ってしまった。
彼が目を覚ました時。人なつっこく過剰なスキンシップで側に居たのは、近所の豪邸に住む壬生龍之介であった。高校生の龍之介は「おまえが好きだ」と告白してくるが!!
影の館のドラマCDを購入したサイトで他のCDの情報を見ていた時。この作品の紹介で「坊ちゃま。落ちている物を食べてはいけないと、あれほど厳しく教育しましたのに!」と言うような文章が載っていたんですね。もう、この台詞に笑ってしまって。その台詞を言う執事が、どうやら成田さんであるらしい。もう、これは聴きたいぞ・・と。えぇ。その台詞とタイトルから、落ちていたオヤジ(行き倒れとも言う)と拾った高校生のお話と言うのは分かったのですが。さらにトラックタイトルを見ていたら、執事さんの方もいろいろあるみたいだぞ・・と言う予想が出来まして。
それにキャストが、高校生に千葉さん。オヤジに井上さん。執事カップルの方が伊藤さんと成田さん・・・って、なんだかいつもと逆転してない?
出演が、井上さんと千葉さんのカップルと聞いたら、普通(どう普通なんだか)井上さん×千葉さんの図式を思い浮かべません?もう一方の伊藤さんと成田さんも、成田さん×伊藤さんを思ってしまうのに、これは二つとも逆。
(ちょっと不勉強ですが。実際に井上×千葉or成田×伊藤と言うドラマCDはあったかしら??)
これだけでも、このCDは買い!だと思ったわけです。

で。その結果と言いますか。興味のカップル二組は、まぁあまり何シーンが詳しくないと言いますか。そんなに長い時間ではなかったので、その辺りはちょっと残念(゜゜)\バキッ☆。
どちらかと言うと、攻め声でしょう・・・と私的には思っている成田さんの「まっ・・」と言う喘ぎ声が、妙に色っぽかったです。相手の名前である「真下さん」と呼びかけたかったのか。「待って」と言いかけたのか・・そういう微妙な喘ぎ声なんですな。それを聴く事が出来たので。OK。井上さんは、2005年年末に出たインターさんのCDで、本格的な初受け!と言うのであちこちのサイトさんなどで盛り上がった作品がありますが、これを聴く限りでは井上さん受けもあり・・ですな。今度そのインターさんCDを聴くのも楽しみです(゜゜)\バキッ☆

と言いますか。むにゃむにゃシーンよりも坊ちゃまと良二さんの年の差カップルに絡む執事のシーンが、すこぶる楽しかったので。4人がそれぞれの意見をごちゃごちゃ会話しているのがもっと聴きたかったと言うのが感想になってしまうのですが(^^;。

「俺はおまえが気に入った」と宣言されて「はぁああ??」と思いっきり問い返す井上さんが好きです。千葉さんでは、「女は好きだがそれだけだ。かと言って、男にときめくわけでもないし。ずっと自分はおかしいんじゃないかって思ってた。そんな時、おまえを拾って気づいたんだ。俺はどうやら、オヤジ好きーらしい」と告白するシーンや、中谷さんに文句を言う高校生らしい(大笑)シーンがお気に入り。

最後の方の
「坊ちゃま!あなた方と言う人はぁ!今日一日くらい、おとなしく出来ないんですか?もう熱も下がってるんですから、明日にでもお泊まりすれば良いことでしょ?
私だって、好きな人と一緒に居たいと言う気持ちは分からなくもないですから」
「ぎゃあ、良二!なかや、中谷がきもい!」
「それが、譲歩した人間に対して言う言葉ですか?」
「あれ?中谷さん、そこ・・首筋。赤くなってますよ。花びらみたいな・・あはは、キスマークみたいですね」
「え?えっ・・キスマーク?あ?え?違ぅ・・ただ・・」
「あ、うわーあああ。又中谷がきもい・・つーか、中谷のエロ執事!!」
「なんですって?坊ちゃま!なんて言いぐさですか?失礼な」
「べーだ。本当のことじゃん」
もう、この辺りの台詞の応酬。最高でした!

中谷と龍之介の間には入りきれないと分かっているし、尻に敷かれると予想されるような真下くん役の伊藤さん。
二人で、「俺ら現役10代高校生。中谷はとっくに三十路過ぎ」と語り合っているシーンがね・・笑えてしまいました。



お嫁においでよ!

寿たらこ オークラ出版 2003年7月20日
お嫁においでよ!   小杉十郎太(デビット・ジュース)×成田剣(小倉甘治)
Mr.バレンタイン!  花田光(間淵太郎)、谷山紀章(湯月湯治)
お嫁においでよ!
小林恵美(チヨ美)、杉野博臣(小倉父)、梅里紗希(およね)
佐藤晴男(デビット父)、大橋隆昌(部員1)、山内悠椰(部員2)
Mr.バレンタイン!
佐藤晴男(男子生徒1)、大橋隆昌(男子生徒2)
小林恵美(子供湯月)、梅里紗希(あけみ)
お嫁においでよ!
会社の倒産を救ってくれたアメリカの企業。しかし、その融資は小倉家からジュース家に嫁を出すことが条件だったのだが・・・妹・チヨ美が、幼い頃のデビットの容姿を嫌って、結婚を前に逃亡してしまったのだ。
かくして、デビットの花嫁に繰り上げ当選?となった甘治は、花嫁修業をすることとなり・・・。
Mr.バレンタイン!
湯月には、人に言えない秘密があった。それは、甘いものを食べないとやっていられない体質。しかし、甘い物好きは女みたいだと馬鹿にされる。
湯月は、こっそりとお気に入りのチョコミントマフィンを買いに行ったのだが。なんとそこで、学園で人気の高い間淵と遭遇してしまう。彼に自分の秘密を暴かれたくない湯月は、チョコミントマフィンを断つ事とするが・・。
わはは。こういう明るいBLって好きですねぇ。設定やら、いろんな物に突っ込みを入れたくなるとか、そういうのがないってのは本当に好き。そりゃね、いろいろと感想を書く時に突っ込みとか文句とか書いていますけど。本当は、文句や突っ込みを書かないで良いものなら、書きませんよ。えぇ。だから、こういう底抜けに明るいお話の方が気楽で良いなぁ・・と思います。
さて、バレンタイン!の方は。こちらはHシーンはなし。気持ち的にはあるのかもしれませんが。とりあえず、湯月と間淵の間にはチョコミントマフィンがとりもつ縁があるだけで。ただ、間淵が一生面倒を見ます!なんて宣言していますから、彼らの周囲にはそういう目がついて回るでしょうねぇ・・。
谷山さんが、甘い物大好き!の世間体を気にする青年を好演していました。Pretty Babyで可愛らしい受けを演じていらしたのが印象に残っておりますので、そろそろ受けとしてブレイクするかな?と思っておりましたのに、何故かあまりご出演がなくって。やっと出演と思ったなら、シーンがなくてあぁ残念。しかも、相手がミス・キャストの花田さんでしょ?結構面白い対決になりそうだなぁ・・と思っておりましたのにねぇ。
花田さんが、チョコミントマフィンの職人で(大笑)学校では硬派な人気者の高校生というのが、ちょっとピンとは来ませんが(゜゜)\バキッ☆、まぁ・・こういう声の高校生もありでしょ。と言うことで。チョコミントマフィンは食べた事がありませんが、久しぶりに自宅でお菓子を焼こうかな・・と思っておりました。

その分?お嫁においでよ!で、楽しませていただいたから、良いんです。
妖しい外国人を(怪しいか?)演じさせたら、日本で2番目に上手い!とブックレットに小杉さんが書かれていますが。では、小杉さんも認める「怪しい外国人一番目」はどなたなんでしょう?実は、ドラマCDよりも。ブックレットに書かれた2番目宣言が、今回一番気になった事項でした(大笑)。
閑話休題。ガソリンスタンドで、市内で二番目に安い店と言う看板を出しているお店がありまして。その看板は、上手いなぁ・・・と常日頃通勤で前を通る度に思っていたんです。一番と書くと、それより安い店があった時に拙いですし。2番目ってところがミソだなぁ・・て。
あ、ひょっとして小杉さんの2番目宣言もそういう事かしら?
話を元に戻しますが。子供の頃は不細工(゜゜)\バキッ☆で、成長したら良い男。バイセクシャルだから、妹がお嫁さんでも、甘治がお嫁さんに来るのでもどちらでもOK!と言う彼は、もし本当に妹さんの方がお嫁に来ていたら、どうなったかしらね?まぁ、男を見た目で判断しちゃ駄目なんですけどね>妹さん。
ただ、花嫁修業をしているうちに、だんだんとデビットが好きになっていく。デビットのウワサを聞くと、平静でいられない甘治さん。彼のために作っていながら、自分もお腹がすいていたから・・とちょっと言い訳をしている辺りが、本当に可愛くて。一方のデビットも、甘治のためにわざわざ噂を立てられてまで、学校を抜け出してお菓子を買いに行っている。この二人って、お互いにお互いを思い合っているんですよね。妹さんには申し訳ないけど、この二人は夫婦となったら、口ではあれこれ言いつつも幸せでしょうね(^-^)。こちらのお話では、おにぎりを食べたくなりましたね。

しょっぱな、「アウチ!」といや・・いくら外国人でも言わないでしょ・・みたいな台詞を堂々と言ってのけた、小杉さん。本当に、素敵な外国人でしたね。特典の映像では、デビットの名字を知らなくて。適当な事をおっしゃっていましたが(^^;。台本には、デビットとしか載っていなかったのでしょうね。
購入のきっかけは、あの(だから、あのって、どの?どういうあの・・なんだろう?)成田さんが受け??しかも高校生ってか?と言うので、怖い物聞きたさ(゜゜)\バキッ☆だったのですが。成田さん、大丈夫です。高校生も十分にやれますよ!!えぇ。受けのシーンの可愛らしさには、びっくりしました。いやぁ、可愛かった。
小杉さんと成田さんのちょっと意外なカップリングが聞きたかったのですが(このお二人のカップリング表記がしてあったら、極道ものとか警察とヤクザさん関係とか、せめてサラリーマンものなど、そういうお話なら凄く納得するのですが。学園ものと言うのが、とっても意外だったんです)はい、とても満足させていただきました。
成田さん・・特典映像では、小杉さんがゴルフをしている・・・と言うので、素振りっぽい動きをしていらっしゃいますが。手の形が、それ野球のバッドの素振りだし(大笑)・・・・(^^;。

俺のモノ!

金沢有倖 リーフ出版 2002年2月1日
森川智之(桂木八神)×保志総一朗(桂木碧)
石田彰(東三室)、成田剣(羽鳥翔)
人気絶頂の芸能人「八神」は、碧にとっては親同士の再婚による血のつながらない兄。両親が死んでしまった今は、保護者もかねる大事な兄なのだが、最近はセクハラまがいのスキンシップはするし、行動をやたら束縛してくるのだ。そんなある日、人気ロックグループの羽鳥に口説かれてしまった碧だった・・・。
碧以外の登場人物が、見事にみなさん「俺様」の性格(大笑)。こういう明るいドラマって好きです。
八神にとっては、芸能人としての地位よりも世界中の何よりも碧が大事なのだが、それを口にして言わないので碧には伝わっていない。単刀直入に口説く羽鳥との対比が面白いです。でも一番の聞き所は、従兄弟達の恋愛?を、暖かく(大笑)見守っている三室と、八神の掛け合い漫才(゜゜)\バキッ☆。舌戦繰り広げる!と言う感じなんですよ。
Hシーンって、こういうドラマCDにおいては一番の聞き所なのでしょうが、このCDに関しては碧を中心とした八神と三室、羽鳥の3人のテンポの良い会話だと思います。

俺は悪くない

山田ユギ インターコミュニケーションズ 2002年6月25日 INCDー2101
松本保典(梶俊明)×櫻井孝宏(中村郁郎)
緑川光(鯨井純)、宮田幸季(小泉誠)、渕崎ゆり子(美樹)
高野直子(山崎)、高田べん(店長)、相川真美子(女優)
小杉十郎太(土屋)、堀内賢雄(沢田)
小泉誠は驚いた。従兄の俊兄が男と絡んでいるビデオを見てしまったからだ。
そのビデオを見せてくれた鯨井さんに俊兄と中村さんの話を聴く。二人の出会いは大学の入学式の日。混んだ電車の中で気分を悪くして倒れた中村を梶が助けた事から始まった。
Hシーンと言うのは、BLドラマCDの聴かせどころと言いますか・・お楽しみシーンでもあるわけです。
このドラマCDは、そのお楽しみシーンが他と違って「あぁ、こういう切り口で来たか」と言う感じでしたね。いきなり冒頭シーンで出てきたのが、本編のどの辺りで出てくるか・・・。いや、本当に「上手い!」とうなってしまいました。
原作を知らないで聴いたのもあるのですが、鯨井さんの相手ってどなただったのかなぁ・・とちょっと気になってしまいました。
あとは・・・普通のドラマなら「彼女」となっちゃうんでしょうけど、何しろBLですからねぇ(大笑)。嫌われお邪魔キャラになった山崎さんがちょっと気の毒でしたね・・。



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