2007年6月分の更新情報一覧ページです。

*ホームページの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。
買ったらすぐに聞く作品もありますが、とりあえず棚に並べる・・・と言う作品もかなりあります(゜゜)\バキッ☆。

(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので。
新規に感想やデータをアップしたものをここで、過去一ヶ月分についてまとめて紹介します。

ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m。
一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_ _)m。
また、ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。


*今月のトピックス

*S.S.D.S関連、桃缶、テイルズ オブ リバースはシリーズ扱いします。

*うえだゆうじさん、50タイトル突破しました。

TOPICS一覧表へ


*感想アップ一覧

*わはは。いくらなんでも、3巻(第三弾)特集を組むのは無理かな?と思っていたら(上下巻や前後編と言うのは多いですが)。結構あるものですね>3巻。やってしまいましたよ(大笑)。
でも、こういう2巻特集だとか3巻特集を組むと。シリーズ物がさくさくと進むから好きです\(^o^)/。
これで、クリス・クロスの感想が全部終わりましたね(^-^)。

彩雲国物語 番外編ドラマCD3 クリス・クロス3 フーキーズ3
アルスラーン戦記3  カフェ吉祥寺で C3 セイントビースト3
新宿Guardian 3 エメラルドドラゴン3 The MANZAI 3
アンジェリーク外伝
〜無限音階Vol.3〜
テイルズ オブ ディスティニー2
3巻
ケロロ軍曹 地球侵略CD 第3巻
タママ編
遙かなる時空の中で 八葉抄
キャラクターコレクション3 白虎篇
アニメ店長
FIRE WAVE 3
幻想魔伝最遊記 ヴォーカルアルバム
VOL.3
ミス・キャスト3(B) 堕天使・ゲーム(前編)(B) キヨショー3(B)
西洋骨董洋菓子店3(B) ごはんを食べよう 3(B) LEVELーC 3(B)
やさしい竜の殺し方3(B) ESCAPE 3(B) キレパパ。3(B)

*感想アップしたもの

彩雲国物語 番外編ドラマCD3

雪乃紗衣 ジェネオンエンタテインメント GNCAー1090 2007年3月9日
1.ドラマ「親睦?熊退治」
2.ドラマ「秀麗と劉輝」
3.いつまでも…(歌・緑川光)
4.おまけボイス「劉輝と静蘭のモーニングコール!?」
桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し 静蘭)*しは外字

森川智之(藍楸瑛/虎)、檜山修之(李絳攸/猪)

石井康嗣(霄太師)、坂東尚樹(茶太保/熊)
小形満(宋太傅)、仙台エリ(香鈴)
「親睦?熊退治」
いつまで経っても、親睦が深まらない劉輝と秀麗。男らしいところを見せたなら、秀麗も「逞しい!」と惚れ直すかも?と言う霄太師の入れ知恵に、近隣の村を荒らす熊退治をする事になった劉輝。一人で山に分け入った劉輝だったが・・・
「秀麗と劉輝」

後宮を去る事になった秀麗。寸暇を惜しんで、なんとか秀麗と仲良くなりたい劉輝ではあったが。絳攸と楸瑛の監視の目が厳しく・・
他、静蘭役の緑川さんの歌、モーニングコールまで入った番外編ドラマCDの第3巻!
王様よね?劉輝って王様よね?と言うのが、第一印象のお話でした。
王様には世継ぎは居ないし。兄弟も居ない(表向きは)。だったら、王様に何かあったら彩雲国は、拙いのでは?と思うのですが。
いくら、王の命令であるから・・と言って、熊退治に一人で送り出しますか??軍人さんはどうした??鍋の準備をしながら、素直に森の外で待っているな!!ですね。
しかも、ボロボロになって帰ってきてからの劉輝のエグエグ泣きが、かぁなぁり!!鬱陶しかったですね(^^;。

この彩雲国物語のドラマCDでは、実は名君だった劉輝と言うのは嘘で。本当は、どうしようもない(掬いがたい)昏君だったのではないか?と思わせてしまいます。関智一さんも、ノリノリ(死語?)に、「えぇい!泣くな!男が泣いても良いのは、財布を落とした時と、親に死なれた時だけだぁああ!」と絳攸ならずとも、叫びたくなるくらいに鬱陶しくかつ、馬鹿王っぽく演じて下さっています。。
小説や、アニメになっている劉輝は、実は見せかけ?ここまで馬鹿になって良いのかな?と心配するほどに・・。

それは、もう一遍のドラマ「秀麗と劉輝」でも。プロポーズの決めぜりふを言おうとして。
みそ汁・子供のおむつ・一緒の墓・・・と、いろいろグルグルした挙げ句に、とんでもない一言を口にしてしまう。
その経緯の内心の声に、もう大笑いしてしまいました。

この番外編ドラマCDは。
秀麗がまだ後宮に居た頃。つまりは、茶太保が生きていた頃のお話で統一されていました。あの短い中に、命を狙われたり、いろいろあった他にこんなドラマ・・ありえない・・とは思ってはいましたが。ここに来て、秀麗が後宮を去る・・と言うエピソードが入るって事は。
秀麗が後宮に居ると言う設定の親睦ドラマCDは、もう作られない・・となりますね。これで、はちゃめちゃな番外編も終わりになるのかな?と思うと、ちょっと寂しい気もしますね。

でもねぇ・・TVアニメ版のドラマCD2の「物思う君に」でも、思った事ですが。
劉輝が政務を放り出そうとして、それをしかりとばす絳攸と、笑いながらも見逃さない楸瑛。この3人のやりとりって、国の為にはなっていなかったにしても、3人にとってはとても平和な時間が流れた時だったように思ってしまいます。
お話が進むと、劉輝も王様として立派になっていきますし。紅・藍両家の思惑なども、いろいろ入ってくるので。こんなシーンは、そう聴くことが出来ないでしょうが・・。それはそれで、ちょっと寂しいですよね。だって、ドラマCDの中に、ポンポンと怒鳴り飛ばす絳攸の叫びが入っていないと、落ち着かない自分が居るのですもの。あの歯切れの良い怒りっぷりは、本当にほれぼれしますもの(*^^*)。
トイレにまで付いてきて。じーっっと眺めている絳攸と楸瑛。その「じーーっ」のハモりが、本当に楽しかったです。

モーニングコールは。お嬢様は、きっと賃働きの為に、二人に起こされなくても起きていると思うのですが。
静蘭に言いくるめられてしまう劉輝が、妙に哀れでした(^^;。

しかし!実のところ。このドラマCDで今回、一番受けた(受けまくった!)のが、虎と猪でしたねぇ。
キャストの所に、兼ね役の動物の名前が書いてありましたから。最初から森川さん達が動物を演じていらっしゃるのは分かっていましたが。その鳴き声が、もう最高!!でした。
虎なんて「タイガー!」ですし、猪は「ウリウリウリウリ」と突進ですよ。檜山さんの猪突猛進(劉輝も、「イノシシだけに、猪突猛進だな」って言っていますが)っぷりが、もうたまらなかったです。イノシシの子供をうり坊と言う・・って、そんな解説不要ですよね?もちろん。

クリス・クロス 3 
夢か現か幻か・・・

高畑京一郎 ビクターエンタテインメント 1995年1月21日 VICLー611
第九話 「最後の六人」(16分54秒)
第十話 「迷宮のドラゴン」(16分24秒)
第十一話「魔王の罠」(13分49秒)
第十二話「ゲーム・オーバー」(17分13秒)
難波圭一(ゲイル)、三石琴乃(リリス)

山口勝平(ユート)、小林優子(ミナ)
平井隆博(ジャスティ)、柊美冬(クラリス)
川中子雅人(ディラハーン)、中田譲治(ギガント、江崎新一)
松本保典(男ほか)、西村智博(男子プレイヤーほか)
氷上恭子(女子プレイヤーほか)、麻丘夏未(女子プレイヤーほか)
早矢仕裕之(係員ほか)、斉藤周(係員ほか)
佐藤政道(レイク、ナレーション)
ついに、魔王・ギガントの部屋に達したプレイヤーは6人。リリス・ゲイル・ユート・ミナ・ジャスティにクラリス。彼らは、ゲームオーバーしたなら、本体である自分自身が死ぬかもしれない・・・と言う恐怖に怯えながらも前進する。
しかし、魔王の正体であるファイアードラゴンにとどめをさした!と思った次の瞬間、彼らは現実世界で目を覚ますのだった・・・・。
もしも、自分が主人公達の立場になったなら、どうするだろう?どう思うだろう・・・と、考えながら聴くことがあります。

この「クリス・クロス」は、私のドラマCDの中でも古い位置にありまして(後から、オークションなどで購入した発売日が古いタイトルはいろいろありますが)。電撃関連の雑誌を買った時に、難波さん主演のドラマCDがあると言うので、買った作品です。
この作品の前に買ったタイトルは、イメージアルバムの域を出ない作品や、一部のカセットブックくらいで。それらは、当然?原作が有名であるとか(゜゜)\バキッ☆、内容を知っているものがほとんどでした。
いわば、このタイトルが内容知らないけど、この方がご出演なら!と、キャスト買いした最初の作品と言う事になるのでしょう・・。

あぁ、何を語りたいのか・・と言いますと。それまでは、ほとんどが内容を知っていてお話を聞くパターンばかりだったわけですが。
この作品は、原作まるっきり知らずに買ったものですから。シナリオが付いてきていても。とりあえずは先にドラマを聴いて。補完する意味でシナリオを読んでいたわけです。私にとっては、オリジナルのお話は、まるで先の展開が読めなかったんですね。
しかも、今聴いても、二転三転してグルグルしちゃうんですよ>このクリス・クロスって作品が。
どこまでが仮想現実なのか。どこからが主人公にとっての現実になるのか・・の境目が分からないんですよ。
(お話の世界だから、全部が仮想現実だろうが!って突っ込みはなしですよ。それを言っちゃあ、おしまいよ・・ですからね)
だから、余計に「もしも、自分がこの世界に居たなら。どうするだろう?どう思うだろう?」と考えながら聴くことになっちゃったんですよね。先の展開が読めないと、昔は結構自分ならどうするかな?と考えていたものですから・・はい・・。え?今ですか?今はねぇ・・。自分だったら・・なんて考えておりませんm(_ _)m。BLを含めて、架空のお話だと思って聴かなくちゃ、身が持ちません(大笑)。
今は、結構ドラマCDと自分の現実をすっぱり切り離して聴いている部分がありますから。
そういう意味でも、このドラマCDを聴いていた当時の私はまだ、若かったと言う事でしょうか(大笑)。

ギガントの間に行って。正体がドラゴンである。しかし、そこで止めの一撃!の直後に、メディカルルームに居る彼ら。そっか・・ゲームは終わって、良かった良かった・・と思いきや。そのメディカルルームも、コンピューターの作り出した幻・・・
素のプレイヤーに戻った彼らには、襲いかかってくる係員などを撃退する力はなく。その幻の現実で、次々にやられていく仲間達。元の世界の(と言っていいのかしらね?)ドラゴンであるギガントの間・・彼らが、コンピューターゲームの仮想現実の世界に戻るには、どうしたら良いかすら分からない。こうなったら、どこが彼らにとって本当の世界なのか?どっちが本当の世界よ。戻るって、あの迷宮こそが、彼らの現実になっちゃうわけ?
もしも、自分がこういうバーチャルリアリティのゲームに参加していて。最後のどんでん返し?!に、コンピューターが作り出した幻の現実に戻されてしまったとしたら、それこそ「胡蝶の夢」状態に陥ってしまうかなぁ??私だったら、おそらくは見抜けなかったかもしれないし。そこまで、たどり着くことも出来ないだろうけどなぁ・・・などと、本当に頭グルグルになりながら聴いてしまっていました。

結局、ゲイルとクリスの二人だけがドラゴンであるギガントの間に戻ることが出来。本当の一か八かの攻撃で、ゲイルが勝利。
しかし、ゲームの優勝者は君だ!と言われても、それまでに知り合った仲間達。迷宮で命を落としたリリスやシェイン。彼らはどうなったのだろう??あれだけ、迷宮の中でゲームオーバーしたなら本体が死ぬと言われて、それを信じざるをえない状況になっているわけで。おまけに、幻の現実世界にまで直面させられたのだから、そりゃもう、ゲイルでなくても混乱して半狂乱になると思うんですよ。

仮想現実って、考えただけでグルグルしてくる要素はあると思います。
何しろ、自分以外は存在しているかどうかも分からない。今、この世界でさえも(重力と臭い以外は完璧なまでの仮想現実を作り出したコンピューターですから)コンピューターが作ったものではないと言い切れる自信がない・・ゲイルのモノローグにあるように、仮想現実の中をさまよっているのかもしれない・・・。そうなりそうですよね。
相手の顔も声も、コンピューターが作った幻かもしれない・・そう思い出したら、泥沼ですよ。何をどこまで信じたら良いのだろう?と、自分の存在意義やらもうグチャグチャしてくると思いますもの。

そういう意味では、かなり混乱したり、考えたドラマCDでございました。
ただ、ずっとニヒルっぽいようなひねくれキャラだったゲイルの難波さんが、ギガントの間でリリスをナンパするシーンがあるんですね。これが終わったらお茶しようよ・・って。あのシーンが好きでした(^-^)。
最後に、彼が買ったオーデコロンはどういう香りがするものだったのでしょうか・・。
なんとなく、デパートを出た彼の前には夕焼け雲が広がっているような雰囲気がありましたので、柑橘系のオーデコロンかなぁ?と勝手に想像しておりますm(_ _)m。

フーキーズ R3

フロンティアワークス FCCSー0008 2004年12月22日
1.The legendary fount.
2.A crash course.
3.CAST TALK
皆川純子(藤木和馬)、小野坂昌也(成田平八郎)、野島裕史(徳川晴彦)
諏訪部順一(櫻井蓮)、小西克幸(七)、藤原啓治(小日向剛)
学校の裏庭にある泉。学校にある七不思議の一つとして、その泉には人の性格を変える力がある・・と言うのは、本当だろうか?もし、本当ならその泉に頼りたい・・・との投書を受けて、確認の為にフーキーズ出撃!
もう一遍は、ついに晴彦に解雇されてしまった七。鬼ごっこで、捕まらなければ解雇を取り消してもらえる・・・と言う条件で。七と和馬がタッグを組んだ(和馬は、七の為と言うよりも。七付属の犬目当てではあるものの)。追いかけるのは、晴彦・蓮・平八郎達。。。
CAST TALKは、同じ中学出身者が居ない中。どうやったら明るく過ごせるのだろうか?と言うお悩み相談にキャストが答えると言うもの。
・・・このホームページをご覧の方は、「何故、ここの管理人がフーキーズの感想?」と思っていらっしゃるかもしれません。石田さんがレギュラーでご出演の作品でもなし。BLでもなし(゜゜)\バキッ☆・・・原作者のファンと言うわけでもなし・・の3拍子揃っているわけですから。

ここで、ぶっちゃけた話を書かせていただくと。フーキーズのR9とE3に石田さんがご出演なのよ・・・。しかも、R9の石田さんが凄かった!!とあちこちで感想を書かれていたのよ。
だから、本当はR9とE3だけでも良かったのだけど。それじゃ、全然フーキーズって何?状態になっちゃうわけで。
某那須が出て、ちょっと太っ腹になっていた私はフーキーズのRシリーズを大人買いしてしまったんですね。
小西さんに諏訪部さん、野島お兄ちゃんが出ているんだし・・他にもゲスト出演で保志さんや井上さんの回があるみたいだし。R9までは遠いけど、9を楽しみに聴くぞお!と思っていたわけです・・・。

しかし。9巻は、果てしなく遠い気がする(大笑)。目的の石田さんご出演のR9に行くのは、一体何時になるやら・・ですね。まぁ・・Saint Beastも8巻の虜囚を書きたいので、今頑張っていますから。似たり寄ったりではありますが。
違うのは、Saint Beastの方は毎回石田さんのご出演があると言うことかなぁ・・・。

ぼやきはともかく!!フーキーズR3の感想を書かせていただくと。
一番最初の感想が「あぁ、効果音がうざったい(゜゜)\バキッ☆」ですね。
セリフの途中に、ピアニカのような音が聞こえたり。とにかく、効果音があれこれ付くんですよ。慣れれば、なんとかなる範囲ではありますが。最初は「あぁ、BGMとして・・と言うよりも面白みを持たせるためかな?これが、フーキーズの一つの特徴?」と好意的に見ていた(聴いていた)のですが。回を重ねると、単にうざったい(゜゜)\バキッ☆。

七役の小西さんのサングラスがあるときと無いときの演技の差も、楽しいと聞くことが出来る時と。晴彦くんモードになってしまって、「あぁ、本当にうざい。こんなヤツが始終側に居たなら、晴彦くんが怒るのも無理はないわな」と思ったり。
和馬役の皆川さんと平八郎役の小野坂さんの、テンポの良い口げんかも、度が過ぎると「子供には聴かせたくないなぁ・・・。あまり口汚く罵るのは、止めて。いくら、幼馴染みだからと言っても。人づきあいとして、言って良い事と悪い事があるって事の境目がなくなるでしょ?」と思ったり。
・・・はい・・なんとなくですが。今回は、3を聴いていて。かなりイライラしてしまった・・んですね。
それなりに、シチュエーションコメディのキャラの役割も定着してきてはいますが。そのシチュエーションコメディを成り立たせるために、キャラが無理していない?って思ってしまったのもありますかね。
まだ、3巻だったら中だるみには早いと思うのですが。ちょっと、今ひとつと言う感想になっちゃいました。

今回は、泉の水を飲んでしまって。爽やかな青年に生まれ変わって?しまった和馬くんが、とても可愛かったです。
でも。周囲の反応がね・・。いくら、本当の和馬くんではない!としても。そんなに否定しなくても・・。逆に、水を飲んでも変わらなかった七ちゃんって・・。本当に純粋に、そういう人なのね(大笑)。

キャストトークは、ちょっと趣向を変えて。学校のお悩み相談のフーキーズらしく?ホームページに寄せられた相談にキャストが答えると言うものでしたが。結局は、「そのままで良いんじゃない?」と言う結論に達していたようです(^^;。この時に、またも藤原さんが別録音である事が分かりまして。ふむふむ・・と思っておりました。
でも・・ネットゲームして、寝る時間が遅いのに「朝10時からの仕事は辛い!」とぼやいていらっしゃる方・・・。朝10時からの仕事だと分かっているなら、早く寝ようよ(大笑)。ストレス発散で、ゲームにはまるのは分かりますが。大人なんだからね・・。プロなんだからね。
ちょうど、同じ時期に緑川さんのトークで。朝10時からの仕事の時には、7時に起きてシャワーを浴びて、体調を整えてからなるべく早い時間にスタジオ入りする・・内容のお話を聞いたものですから。その姿勢と比べた時に、子供みたいな事言ってるんじゃないわよ・・と思ってしまいまして・・・m(_ _)m。

アルスラーン戦記3 落日悲歌

田中芳樹 角川書店 1990年2月1日 KCー037
関俊彦(アルスラーン)、鈴置洋孝(ダリューン)、大塚芳忠(ナルサス)

矢尾一樹(ギーヴ)、勝生真沙子(ファランギース)、佐々木望(エラム)
池田秀一(銀仮面(ヒルメス))、佐々木優子(アルフリード)、納谷六朗(キシュワード)
三ッ矢雄二(ラジェンドラ)、松本保典(ジャスワント)、鈴木勝美(カーディーヴィ)
大木民夫(ナレーター)
ペシャワールの砦に入ったアルスラーン一行。しかし、東の隣国・シンドゥラの王子ラジェンドラが、パルスの危機を良いことに侵攻してきた。
ラジェンドラは、兄王子カーディーヴィと王位争いをしており。パルスに侵攻して国境地帯を制圧すれば、自国での王位争いが優位に動くと判断しての事だった。それを逆手に取ったナルサスの作戦は・・・
アルスラーン戦記は、そうですねぇ・・・たとえて言うなら。時代劇とか、舞台劇を見ている(聴いている)ような気分になります。
いや・・・普段、そういう所で意味もなく(゜゜)\バキッ☆高笑いしないでしょ・・みたいな感じなんですね。
今回は、ヒルメス王子が砦を見下ろす丘の上から「ふははははははは」と笑って、マントか何かを翻して去って行きましたし。捕らえられたラジェンドラ王子が、「わはははは・・・」と高らかに笑うのも、ドラマ(舞台)の狂言回しみたいなイメージなんですよね。
ギーヴも、あちこちでドラマCDのための解説なのか?何なのか?って思うくらいに、沢山語ってくれますし(゜゜)\バキッ☆。時代劇でも、悪役がやたらと「ふははははは」って笑いますしね(^-^)。

アルスラーン戦記自体が私のドラマカセットの一番最初の作品になるのですが。この3巻は、聞いた時に「うきゃあ!」とのたうち回って喜んでしまったシーンがあったので、聞き直して感想を書くのが、本当に今回楽しみで楽しみで(^-^)。
でも、楽しみつつも。シンドゥラ軍は、アルフリードの声がした時に「女の子の声だ」とか、気が付かなかったのかな?とか、丘の上で立ち去るヒルメス王子・・そんな高らかに独り言は普通言わないし・・(゜゜)\バキッ☆、ギーヴも木陰に潜んでいるジャスワントに声をかけるのに、相手にも見えているはずの隊列を説明しなくて良いじゃない…などの突っ込みもちゃんとしておりました。

しかし。突っ込みよりも、今回は本当に久しぶりに出会った名場面の方が比重が大きいですね(^-^)。

2巻のバフマンが発した「その方を殺してはならぬ!その方を殺せば、パルスの正統の血筋が絶えてしまう!」と言う叫び。銀仮面がパルスの正統の血筋なら、皇太子である自分はパルスの血筋ではないのか?自分は一体何者なのだろう?
アルスラーンって、この時に14歳から15歳くらいなんですよ(^^;。それでなくても、悩み多き年頃なのに。自分の出自に関わる大きな問題が出現したら、悩みまくりますよねぇ・・。あれ?ちょっと待ってね・・。バフマンは3巻の最後で、一行を逃がす盾になって死んでしまうけど。キャストにお名前が入っていませんね・・。2巻にはあったのに・・・・(^^;

私の10年以上前からのお気に入りは、敵国に攻め入って落とした城での夜のシーンです。
「殿下、そろそろお休みになられては・・」
「ダリューン、私は一体誰なんだろう?」
「殿下、そのような事をあまりお考えになりますな。いずれ、バフマン殿が秘密の全てを告白する日が参りましょう」
「バフマンはペシャワールに戻ったら、全てを話してくれると言った。その時、私は…」
「殿下。殿下のご正体は、このダリューンが存じております」
「ダリューンが?」
「はい。アルスラーン殿下は、このダリューンにとって大事な御主君でいらっしゃいます。それではいけませんか?殿下・・・」
「ダリューン・・・ありがとう、ダリューン」

文字にして起こしてみると、そんなに名台詞を吐いている?とも思えませんね。
このシーンのどこが、のたうち回って悦び、かつアルスラーン戦記のドラマCDの中で10年以上も記憶の中に残るほどの名場面なの?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、音になると
「その時、私は…」と悩むアルスラーンのセリフに強くかぶせるように、「殿下。殿下のご正体は・・」と言い出したダリューン。
聴いている私は、アルスラーンの正体を当然知っていますから(丘の上で、誰に聴かせる独り言?的にヒルメスさんが高笑いして去って行きましたしね)「え?ダリューンは、知らないでしょうが」と思いつつ、ドキドキしてしまうんですよ、一瞬。
ところが、その「知っているご正体」が、自分にとって大事な御主君・・・と正面切って答え。「それではいけませんか?殿下・・・」は、もうとろけそうな程に優しいんですよ。声が。
絶対に、この時にじーっっとダリューンはアルスラーンの瞳を見つめて、視線をそらすことなく語ったはずなんですよ。強く、優しく、包み込むようにダリューンがアルスラーンを見つめてくれていた!!と私は思うのです。しかも!!この時のダリューン役鈴置さんが、本当に爽やか!!で優しいんですね。頼れる大人の男の優しさ全開!!で、射抜かれてしまいましたもの。
男であるアルスラーンも、ダリューンには惚れるでしょうが。女性も惚れますって!!

こんなダリューンとアルスラーンですから。ラジェンドラの代理人として、ダリューンが戦う事になった相手が、痛みすら感じず、死ぬまで戦い続けるだろう、とんでもない化け物であると分かった時。アルスラーンが、おそらく初めて?と思うくらいに怒っているのです。
それまでは、どこか憎めないと言っていたラジェンドラ王子に対して、歯が鳴るのではないか?と言うくらいに怒っています。
もしも、ダリューンが死んでしまう事があったら!!と、アルスラーンにしては珍しく怒気を露わにしてしまう。そうよね、そうよね。・・と、アルスラーンの気持ちが分かってしまうのも、彼ら主従の結びつきを知っているからこそ。城塞の一夜のシーンがあったればこそ!その激怒ぶりが納得出来てしまうのです。それほどまでに、後のシーンも納得出来てしまうほどの名シーンだと、思います。

アルスラーンが王になり、エラムが補佐するようになったなら。ナルサスは画家の道に進み、ダリューンもセリカの想い出を追って・・・と語り合っているシーンがありますが。残念ながら、ダリューンのセリカの想い出はドラマCDでは出てこないのが、寂しいですね。

さて。古い?ドラマCDでのお約束?!「うわぁ、声が若い!!」と、深く感じてしまったのは。
このドラマCDでは、カーディーヴィ王子に仕えていたジャスワント役の松本さんです。好青年で、しかも剛胆で腕も立つ武将として描かれます。仲間になるのは分かってはいますが。「こんなに声が良いんだもの。仲間にならないと、嘘よね」(゜゜)\バキッ☆と思ってしまうほどでした。

Cafe’吉祥寺で C3
Running a race with police.

フロンティアワークス 2005年7月22日 FCCSー0018
岩永哲哉(栗原太郎)、石田彰(皆川ひふみ)、伊藤健太郎(大久保真希)
森久保祥太郎(徳美秀太)、保志総一朗(一ノ宮純)、大塚明夫(三鷹雄一)、関智一(菜積浩伸)
鶴岡聡、菅野志保、角田一佳
Cafeのメンバーで、海に来た。何事もなく、海水浴を満喫したメンバーであったが、皆川が預かった皆の荷物が紛失してしまう。
やむなく、交番でお金を借りようと菜積と徳が代表として、行くのだが・・・。
Cafe’吉祥寺でのシリーズも、Cシリーズになると。お店を離れての彼らは、ちょっとRの最初の頃のような勢いはないかな?と、ちょっと辛口に思ってしまいましたm(_ _)m。
まぁ、彼らの行動に慣れて来たとも言えますが。

真面目な太郎・妖しい皆川・女の子大好きの真希、筋肉馬鹿(゜゜)\バキッ☆の徳、人間レッカーの純に、傭兵でオカマ言葉の菜積が織りなすドラマであるのに、今回は純の怪力も太郎の病的なまでの潔癖性も、皆川の呪術も何も出てこない。
彼らが海に行って。荷物がなくなってしまった・・・。そこから、お巡りさんとのやりとりから始まったドタバタなんですよね。
普通なら、荷物当番をしていた皆川は何をしていたんだ?と、皆で攻めるとか。せめて、皆川だけは砂浜から移動していないのだから、彼のお財布などで帰宅する手続きをしたら良いじゃないか・・とか、そっちを考えません??
まぁ、荷物の在処が分かった時に、真希が「今度と言う今度は!!」といきり立ち。それを菜積が「返り討ちに遭うだけでしょ?学習しなさいよ。相手はひふみちゃんよ?」と止めていますが。
きっと、「ずっと砂浜に居て荷物がなくなったなんて、お前の責任だ!」って追求しなかったのは、これが原因よね(大笑)。

と言うか、徳と菜積に行かせないで。最初から太郎と純で行っておけば、問題は何も無かったと思うんですよ。あの二人以外なら、警官に追われる事もなかったはずで・・・(^^;。民家が見えた時も、真希に文句を言われても太郎が行かなかったのは。太郎が行ってしまうと、ごく普通に民家の人とお話してしまい、お話が上手く終わってしまうから・・でしょうね(^^;。
太郎と皆川が行かないのは、ドラマをドタバタに展開させるためだけ??だろうな・・と、想像が出来てしまって。ちょっとつまんない(大笑)。

それに。今回、ちょっと気になったのですが。逃げる時の効果音が、もの凄くわざとらしかった。コントじゃないんだから・・と思ってしまうほどの「ドピューン」と書きたくなるような音が付いているんですよ(^^;・・。

慣れたキャストの皆さんは、そりゃ素晴らしかったですよ。
そこに居るだけで、きっちりしていそうな太郎役の岩永さん。想像の中だけでは、上手く事を運べた真希役の伊藤さん。あまり、出番はなかったものの「怪しい者じゃありません。不法侵入ですよ」とあっけらかんと言い、警官に追われながらも妙な事を口走っている純役の保志さん。
お金が欲しいっス!が、純朴そうで間抜けな徳役の森久保さん。そして、オカマなんだけど作戦の説明は格好良かった菜積役の関智一さん・・。
セリフのキャッチボールが、ちょっとずれているような気がしましたから。おそらく全員揃っての収録ではなかったのではないか?と、ちょっと邪推しますが。それでも、ご自分のキャラはきっちりと演じていらっしゃいました。
そして、今回は「これをちょーっと、こうちょっちょっとね」のような何も怪しい事はしていないのに。最後の「ふふふ」の笑い声だけで魅せて下さった石田さん。Cシリーズになって、ちょっと勢いがないかな?と思っていましたが。あの最後の笑いだけで、「あぁ、このCDはこれだけでも、聴く価値があったかも」と思わせてくれました。はい・・最高でしたよ(^-^)。

Saint Beast ドラマCD3 
OCCASION〜誘因〜

有栖川ケイ フロンティアワークス 2003年9月26日 FCCM0003
森川智之(青龍のゴウ)、櫻井孝宏(玄武のシン)
宮田幸季(朱雀のレイ)、吉野裕行(白虎のガイ)


石田彰(麒麟のユダ)、緑川光(鳳凰のルカ)
杉田智和(流星のキラ)、鈴村健一(風牙のマヤ)
鳥海浩輔(シヴァ)、平田広明(回想:金狼のカムイ)
金丸淳一(ゼウス&ナレーション)、小原雅一(下位天使A&魔物A)
望月健一(下位天使B&魔物B)、飯田浩志(下位天使C&魔物C)
キラとマヤ兄弟が、天界を去って1年。聖霊祭の季節が巡ってこようとしていた。聖霊祭前の恒例行事?として、醜い心を持つ下級天使を浄化するゼウスの儀式が行われていたが。
魔物にされてしまった天使達の嘆きが、ついには結界を破り。聖霊祭の日に、噴き出してしまった・・。
・・・すこぶるシンプルな疑問なのですが。何故(なにゆえ)、シヴァは暗黒の森に堕とされないのでしょうねぇ??上級天使だからですか?心に暗黒を抱え、その森を見た!と言うだけでも問題だと想ってしまうんですよね。しかも、魔物に唆されて、同じ天使を襲わせてしまった。それを、ゼウス様も知っているはずなんですよねぇ・・。ユダの事以外は、何も見えてないし。協調性はないし、忠告はきかないし。彼が、どうして上級天使になっているのか・・その上級と下級の区別が、私には分からないものですから。ドラマCDを聴く度に、「何故??どうして?」となってしまっております。

お話としては、Saint Beast自体はテンポ良く進むお話ではありません。結構チマチマとした進展だと、私は思っています。ただ、先日1巻と2巻を小説にした文庫を読んで感じたことですが。やはり、ドラマCDでは時間の制限があって描ききれなかった事は、沢山あるのだと思います。例えば、兄弟が天界を降りる時にユダが泉の水を汲んできて、渡すシーン。その大変さをキラは知っている。ユダが苦労して水を汲んできたシーンは、ドラマCDではカットされていました。小説で読んだ時「ほおお・・・そんな大層な物だったわけね」と納得したほどです。例に挙げたエピソード以外にも、他の魔物を退治するお話などはなかったし。それだけカットされている・・・と言うことは、これを小説で描くとなると。もっと長いお話になるわけでしょう?カットされている割には、お話の進展は遅い(^^;。
大変だ!と口では言いながら、シーン的には光のオーブを取りに行くのは簡単に終わっていますが。六聖獣を決める道のりも、(文庫では、かなり)大変だったようにこの時も大変だったはずなのに・・・結構スムーズに登って帰ってきているし・・。ここも、文章にしたら。絶対にいろいろあるはずなんですよ。
・・・みっちり描ききっていないのに、展開が遅いと言うのは、矛盾しているように捉えられるかもしれませんが(苦笑)。
1巻で、キラとマヤの兄弟が天界を降りてから1年経過している割には、事件らしき事件がなかったからか?天使様達は、ひねもすのたりのたり・・と言う感じで、花摘みしたり、葡萄酒を作ったり・・などの祭りの準備をしていらっしゃるんですもの(大笑)。

進展が遅いお話で、何を楽しみに聴くか・・と言えば。豪華声優陣の競演を楽しみにするか・・お気に入りの声優さんの出番を「おぉ!」と待つか・・。そして、妄想・・これに尽きますね。
また、このSaint Beastが、そういう妄想を喚起してくれるようなお話なんだなぁ・・。

意味深に、見つめ合っているだろう瞳と瞳(大笑)。そして、水浴びをしている相手に後ろから抱きつく(大笑)・・・
妄想してくれ!同人誌ネタに使って!と言わんばかりのシーンのてんこ盛りなんですもの。
カップリングとしては(あぁ・・普通のお話で、カップリングなんて言葉使いたくないけど(大笑))、ゴウとガイ。シンとユダ。レイとルカ・・になりますね。
ゴウとガイの場合は。ガイがお子様なだけに。ゴウがガイに抱きつかれて「こら、どこを触っている!」と言ったところで、萌えない(゜゜)\バキッ☆。子供と言うか、子猫のじゃれ合いって感じになっちゃうもの。

まぁ・・1巻からそうですが。ルカとレイ。シンとユダは、今回も「これでもか!」状態で、妄想逞しくなっちゃいますね(大笑)。
シンとユダは、ユダが水浴びしている所にシンがやって来て。一緒に水浴びに誘うユダ。ちょっとはにかむように、拒否するシン・・。
しかし、話の途中で、不安に駆られたシンが水の中に入ってきてしまい。ユダを後ろから抱きしめる・・絵があるんですね(シーンもありますが、音だけでは後ろから抱きついたのか、前から抱きしめたのか・・までは分かりません)。しかも、この時のシンの手がねぇ・・・・(大笑)。こらこら・・・・・・しかも、離れた効果音(SE)がないので、続く会話は二人は抱き合ったまま(こう書くと、ますますいやらしいですね)なんですよねぇ・・(大笑)。
魔物にやられてしまって、うめいているユダ。重体状態で、譫言でシンの名を呼んでいる・・。これまた、ポストカードの絵がありまして。寝ているユダに覆い被さらんばかりの体勢のシン・・・こらこら・・。
シンとユダは、今回音声(セリフ)としての萌え要素はないのですが。レイとルカは、大いに盛り上がってくれました。いや、その続きはどうした?みたいな、つけいる要素があるんですよ。
2トラック目の1分過ぎの会話。
「一緒に私の部屋に行こう。身体の温まるものがあるから」
「口では言えません。だから、僕の心を読んで下さい。・・・・あなたの部屋で」
意識的にこの会話だけを抜き書きしてみましたが・・ほらね?ほらね?BLのセリフだと言われても分からないでしょう?
これだけの会話があって、BLじゃないなんて!!って感じでしたよ。

さて。豪華声優陣の共演(競演)を楽しむと書きましたが。
この3巻までの時点で(アニメを見ていない私は)ゼウス様の絵って、まだ見たことがないんですね。で、この巻よりも後の巻でゼウス様の絵を見た時の衝撃と言ったら・・・。ショックでしたよ
何しろ、金丸さんの声って高音に入ると思うんです。ゼウスがデウスに聞こえる発音ではありますが。祭のオープニングで祝辞を述べるシーンなどは、結構高いと思いません?浄化のシーンでさえ、高音。だから、ゼウス様はユダやルカ達と同じくらいの美青年のイメージがあったのですが。
なんか、顔色の悪い中年オヤジ(゜゜)\バキッ☆・・これがゼウス様??と言うショックは、また後のお話ではあります・・。
あ!何を書きたかったかと言うと。ナレーションの英語と日本語と。ゼウス様を演じた金丸さんは、トークでも英語のことわざを披露して下さっていますが。本当に可愛い声だった・・と言うのと、本当に発音が綺麗で・・聴いていてうっとりしました。これが書きたかったのよ・・ちょっと回り道でしたm(_ _)m。
そして。3巻で特筆しておきたいのは、緑川さんのセリフの色っぽさ・・。
BLじゃないのに。BLじゃないのに・・(大笑)。勿体ないくらいのしたたる色気・・。特に、上にも書いた2トラック目のレイとの会話。
「目的もなく、城の中をふらついてたよ」の笑みを浮かべたセリフと
「ご覧、南西の方向を」のご覧・・の言い方が、無茶苦茶優しくて。うわぁ・・こぉんな優しいお声で、ご覧・・なんて囁かれたら。レイでなくても、貴方の部屋に行きたい!と思ってしまいますわなぁ・・(^-^)。

新宿Guardian 3rd mission

ビブロス 2005年3月18日 CV003
1.夜の街
2.被害者
3.自由の代償
4.男の生き方
5.託された想い
6.TALK
井上和彦(上杉景一郎/銀)、小杉十郎太(武田将吾)、関俊彦(徳川和実)
堀内賢雄(織田裕介)、石田彰(吸血鬼/清四郎)


檜山修之(斯波義弘)、岡村明美(斯波真弓)、ゆかな(織田美香)

小野未喜(美容師B)、伊藤葉子(りさ)、壱智村小真(あみ)
織田一穂(詩織)、田中結子(礼子)
小泉隼人(ヤクザA)、増川洋一(ヤクザB)
女の子達から情報を集める織田は、上杉が倒れた銀(しろがね)神社の宮司である斯波の妻が、家を出た話を聴く。
その銀神社に忍び込む織田が、何故武田に忠誠を尽くすのか?その過去が明かになると共に、斯波の悲しい愛の姿が浮き彫りとなる・・・。新宿を覆う影に対抗する男達のドラマ、第三弾!!
キャストは豪華だし、甦った吸血鬼に対して協力しあって対抗する・・。うん。お話としては、好きなパターンですし。
内容もね、それぞれにドラマを抱えていて。そういう個々の背景を描くのは悪くないと思うんですよ。
でもね・・妹が水商売をしていて。「呑みすぎるなよ」って言うお兄ちゃんって・・嫌(大笑)。織田と武田の関係が、ヤクザが出て来たシーンで展開分かってしまったし(゜゜)\バキッ☆。そういう生ぬるい過去の話するくらいなら、もうちょっとスピーディに、事件解決せんかい!あれだけ、いろいろあってまだ相手のアジト、突き止めていなかったのか?って突っ込みを入れそうになりました。
展開がぬるい!!と途中で叫んでしまいました。なんかねぇ・・もう、前回のお話で。銀神社が怪しい!と言うのは、分かり切っている・・・のじゃなかったの?まだ、何か調査しなくちゃいけなかったの??
ちょーっと待て!盗聴器を付けて。会話を盗み聞きして。吸血鬼が出てきたんでしょ?だったら、一人で行かないで皆を呼びに行こうよ。どうして、そこで一人で行くかなぁ。織田くんは、1巻の時に吸血鬼の力を得た跡部さんが、超人的な存在になっていたのを知っているはずでしょうが・・。一か八かって。。
奥さんと交わした約束があるから・・彼を説得してみます!・・そういう悠長な事していて良いの?
確かに、斯波さんが、まだ奥さんを愛していて。奥さんの話をされたら、なんだかんだと抵抗しつつ、人間の気持ちを取り戻して・・のシーンはジーンと来ましたが。
宮司さんが、吸血鬼の再生能力に加えて呪文も操っている強敵だからと、問答無用!!で倒さなくて良いとは思うんですよ。

が、あれだけ散々銀と言う青年がどうしたこうした!って前巻からの展開で言っていて。宮司さんが倒れた後でさえも「敵のアジトの様子を聴かせてくれ」って、遅くない?ぬるい・・ぬるすぎる・・。スピーディに展開させたら4巻に行く前に終わってしまうかもしれないけど。
ちょっと、2巻が感動だっただけに、中だるみの展開でございました。

前回は、堀内さんが抜きだったみたいですが。今回は関さんと井上さんのお留守番組が抜きだったみたいで。フリートークの時に、意見を求めようとする小杉さんに、石田さんが「居ないから・・」と笑いながらおっしゃっていたのが、妙に可愛かったです。
可愛かったと言えば。トークでも話題になっていた、吸血鬼(清四郎)のセリフに今回は笑いましたね。
「我は休む。時間になったら起こせ」
・・・起こしてもらわないと、起きる事が出来ないのか?あんたは・・。吸血鬼で寝坊とかって・・拙くない??つーか、手下にした人が、もしも謀反を起こして。寝ている彼に何かしようとしたら・・。寝込みを襲われたらどうするんだ??・・その時点で、話終わりますけどさ。まぁ、手下にした人は自分も灰(砂)になっちゃうだろうから、反逆はしないだろうけどねぇ。でも、敵に寝首をかかれる危険性があるじゃない??良いの??
元は、戦国時代くらいの昔の人間ですよね?時計なんて持っていないだろうし。体内時計があるはずですよ。時間にルーズな吸血鬼って、ギャグにもならない(大笑)。

今回のヒットポイントは、檜山さん演じる宮司さんでした。
2トラック目で、最初に宮司さんで出てきた時の「そこで、何をしている。ご神体から離れなさい。勝手に何をしているのです?」セリフは、檜山さんにしてはもの凄く抑えめで。お?檜山さん・・抑えてますねぇ・・・穏やかな役の上に、低音で敬語。らしくないねぇ・・と思っていたら。
「分かっていて、一人で来たと言うのか?」の問いに堀内さん演じる織田くんが「そうだ!」と答えると
「ふふふ・・・」と、低く含み笑いをした次に「ふはははははは!!!」と大笑い。「随分と無謀な人間だな。ははは・・いいだろう。コソコソと嗅ぎ回った事を後悔させてやる」
もう、この後の織田くんとの戦いのシーンは、流石!!檜山さん。もう、抑えた物がはじけ飛んで、大爆発!!あぁ、気持ちいい!!(大笑)。やっぱり、檜山さんはこうでなくちゃ!!と言うくらいの高笑いに叫び。
「こちらから行くぞ!はははは・・・・人間の分際で、我らに刃向かうからだ!!」うわぁ・・良いなぁ。・・・ここまで徹底して憎々しいと、聴いているこっちも気持ちが良いですよ。
その宮司さんが、人間の心を取り戻し。自分で自分を滅ぼしてしまったシーンは、本当にジーンとしましたね。最後は、人として伝言を残したシーンは、3巻の名シーンですよ。
その檜山さんは、ゲストキャラであるにも関わらず、フリートークにもご出演。笑い声が豪快で、楽しかったです(^-^)。
フリートークで。今後の展開を答えた小杉さんの「武田と、彰くん演じる吸血鬼が良い仲になって。BLになる」は、また石田さんとコンビ組みたいんだろうなぁ・・とちょっと思ってしまいました。はい。私たちも聴きたいですよ。小杉さんと組んだ石田さんのBL・・・。えぇ。

エメラルドドラゴン 3
秘宝アヴェスタのゆくえ

飯淳 株式会社ポリスター 1995年8月25日 PSCRー5399
1:五つの雫   
2:ドラマ♯9「ダードワ一族の勇者・ヤマン」   
3:輝く記憶の中に・・・
4:ドラマ♯10「オストラコン、ふたたび」

5:ドラマ♯11「妖精フワルの棲む森」
6:甦る伝説   
7:ドラマ♯12「生きていた龍族」   
8:約束の旅へ
関俊彦(アトルシャン)、笠原弘子(タムリン)

郷里大輔(ホスロウ)、冬馬由美(ファルナ)、藤本譲(バギン)
塩沢兼人(オストラコン)、掛川裕彦(ダードワ族の長)
小野坂昌也(カルシュワル)、鈴木(さんずいに風)(フワル)
山寺宏一(ヤマン)、井上和彦(ハスラム)
坂本正吾(魔物ゴーメズ)、中井和哉(魔物A)、村田達哉(魔物B)、土門仁(男)

屋良有作(ナレーター)
秘宝アヴェスタを探し、一人先行したバギンを追いかけようとするアトルシャン達。しかし、サダの砦が魔軍によって全滅させられたとの報告が入り、ハスラムはパーティを離れる。
アヴェスタがある洞窟の周囲に広がるダードワの森で、彼らは族長の息子ヤマンと出会う。
2巻までの感想に書いていますように、私はこのタイトルはPC−エンジンでゲームをプレイした事があり。その時には、ドラマCDの話は知らなかったのですが。そのゲームをプレイしたのが、もう何年前になるのかなぁ・・・。とにかく、古い話ですから(゜゜)\バキッ☆「えーっと??ゲームも、こういう話でしたっけ??」と目がクルクル状態になってしまいましたm(_ _)m。

元がRPGですから、(RPGをプレイした事がある方には分かっていただけると思いますが)最初から最後までプレイヤーキャラ(主人公)と一緒にパーティを組むキャラは限られてきます。まぁ、大抵主人公が剣を使って戦うタイプですと。僧侶系か魔法使い系統のヒロインに(肉弾戦は無理でも、遠距離から支援や回復が出来るキャラ)、主人公と一緒に肉弾戦で戦う剣もしくは拳を使うキャラ。そして、ヒロインの補佐をする(ヒロインが僧侶なら、魔法使いと言った具合に被らない)人・・と言うようなパターンが成り立ちます。が、最初から最後まで一緒なのは、主人公とヒロインくらいで。他は、結構お話の進展に伴って、入れ替わり立ち替わりするんですよね。

で、ドラマCDの感想からは遠く離れますけど(大笑)、折角購入した高い装備や武器をパーティから離れたキャラが持って行った場合は、金を返せ!!!(゜゜)\バキッ☆と思ってしまうんですな(大抵、パーティから離れたキャラが戻ってくるパターンは少なくて。同じキャラが戻って来る場合には、離れている間にもっと強い装備などを持って帰ってきますから・・・それは良いんですけど。ただ、装備などで万年金欠になっていますと、あぁ・・あんなに高い装備だったのにぃ・・・なんですよね)。だから、二回目にプレイするような時には、「あ、このキャラはここで、パーティ離脱するから。装備を外してしまおうっと・・・」した事って、ありませんか?

1巻のバルソムが、主人公と同じく剣を使って戦う肉弾戦タイプでしたが。新しく入ったハスラム王子が、また剣を使うタイプだったので、ハスラムが入ると同時に、バルソムがパーティ離脱。そして、ハスラムが離脱した時にはホスロウが入る。そして、ホスロウが離脱するからカルシュワルなのですが(゜゜)\バキッ☆、バギンが離れた後に後方支援の弓矢キャラであるヤマンが入った時には、本当に戦闘が楽になりましたっけ・・・。
あぁ・・こんな具合に、ちゃんとした理由があって(゜゜)\バキッ☆パーティを離れたり入ったりしましたっけ・・・と忘れかけていたお話を思い出しておりました。いや、キャラが入れ替わりしたのは覚えているけど、こんなに頻繁に変わっていたっけ??と言うのも感想になっていたものですから。

まぁ、ハスラムが離れた理由と水晶に閉じこめられたエピソードやファルマの両親の話と、バギンの最期は、なんとなく思い出しましたが。フワルって、ゲームにちゃんと出てきました??ヤマンのお父さんを説得する時に、アトルシャンが龍に変化して見せた??
駄目だ・・思い出せない・・・。

でも、ヤマンの話し方は。記憶にあるヤマンでした(当たり前ですが)。
ヤマンは、たどたどしいしゃべり方をするキャラクターでね。もう本当に良い人で。4巻に入っているエピソードでは、私はゲームなのに泣いた記憶があります。
ヤマンが死ぬのなら、この先プレイしない!!ヤマンの代わりに入ってくるサオシュヤント(声が速水さんなのは良かったのだけど(゜゜)\バキッ☆)が、ヤマンと同じく弓を使うキャラで。装備は良いのを使えるし、ヤマンよりも攻撃力が上だったりすると、なんか悲しくて。そのくらい、ヤマンに思い入れがあったものですから。
今回、好青年・ヤマン登場!した時には、嬉しかったですねぇ。素直に。
「ダードワ、森、大事。でも、自分たちだけ。いけない」こんな感じのしゃべり方でね・・。例えて言うなら、インディアン?ですね。
あまりセリフがないのが、本当に悲しいのです。だって、折角の折角の山寺さんキャラよ!?勿体ないなぁ・・。

今回の名台詞は、ホスロウさんでしたね。ハスラムが一人でサダの砦跡に向かうとなった時。一緒に行く!と言うファルナを説得してくれるセリフ。
「目標としていた人がいなくなっちまったんだ。とっても不安でよぉ。いつも遠くで道標のように輝いていたもんが、ある時ふっと消えちまったんだ」としみじみと自分の事を思い出しているのか、諭すようにハスラムの心境を説明してあげるシーン。郷里さんの名演技です。

突っ込みを入れそうになったのは。バギン役の藤本さんは、名演技なのですが。バギンの最期。ファルナに彼女の両親の事を語るシーン。シナリオで読んでいたのですが、文章で読むよりもそのシーンが長く感じてしまいまして。
瀕死の重傷を負っている割には、長セリフですなぁ・・・と。話して体力を消耗しないように、無理矢理でも眠らせたら良いのに・・・などと思ってしまいましたm(_ _)m。

しかしね。このCDは、2007年6月に感想を書いたドラマCDのうちで、3本の指に入る古いタイトルになります。そういう古いタイトルの感想を書く時って、「あぁ、誰それさんのお声が若い」ってそれに尽きるのですが。
こういう古いタイトルの場合の別の楽しみと言えば、当時はまだ駆け出しで、魔物とか生徒Aなどを演じていた方に、今主役クラスを演じていらっしゃる方のお名前を見る時です。
今回、中井さんのお名前を見て(このCDは、ブックレットにシナリオが付いているもので)、魔物Aね、魔物Aね・・とごっつう楽しみにしておりましたら。セリフ一言だけ。しかも、魔物だから声が加工してあって。わからへんやんけ!(どこの言葉や)状態でしたm(_ _)m。あぁあ、ちょっとがっかりやったですわ。

The MANZAI 3

あさのあつこ モモアンドグレープカンパニー ABCAー5080 2007年4月25日
ACT1.悪夢なのか?
ACT2.緊急事態 勃発
ACT3.「ロミジュリ」結成?
ACT4.「ロミジュリ」戦い開始?
ACT5.愛のてんこ盛り
ACT6.キャストコール
     イメージ曲「LOVE(WATER//COLOR)」
石田彰(瀬田歩)、中井和哉(秋本貴史)

野田順子(森口京美)、松岡由貴(萩本恵菜)、真殿光昭(高原有一)
佐藤まさよし(蓮田伸彦)、瀧本富士子(篠原友美)、浅井晴美(瀬田(母))
中川和恵(秋本(母))、木村まどか(一美(歩の姉))、広瀬正志(三瀬)
乃村健次(萩本父(恵菜の父))、織田芙実(看護師)
幸田昌明(医師)、出先拓也(男子)
夏風邪をひいた歩は、受診した病院の廊下で、寂しげに佇む萩本を見かける。一体何があった?
夏祭りで漫才をやろうとする秋本(と歩)。それを応援しようとする元・ロミジュリ実行委員会のメンバーが集まった。その帰り道、歩は萩本から「父親が秋本の母親にプロポーズをした・・」と言う話を聴かされるのだった・・・。
等身大の子供達が演じているように感じられる、上質のドラマCDの第三弾です。
あらら・・・第二弾で、歩君は特設ステージでの漫才を引き受けたのじゃなかったわけね・・。まだ、秋本くんのお誘いに抵抗していたわけね・・で始まる今回のドラマCDです。しかし、今回は。個人的に受けたのが、真殿さんが演じる高原くんでしたねぇ。

夏祭りが、予算の関係で中止になるかもしれない。しかし、森口と篠原の女子二人組は、新調した浴衣を着て夏祭りに行きたいと言う下心がある・・。そして、森口の事が好きな高原と篠原の事が好きな蓮田の男子二人組は、浴衣を着た彼女を迎えに行き、一緒に歩きたい!と言う下心があって。
彼らの事情を聴いた歩が、「下心がありすぎじゃないか?!」と言った時。
一瞬、黙り込んだ彼らが「そうだね」「下の心だから、やっぱり心は心だ」などと口々に語り出し。
「下心は必要だ!!」と突然に立ち上がるのが、成績優秀なクラス委員の高原くん。
それまで、祭りは御上の意向ではなく、豊穣を祈ったり喜んだりする民の物であった事や、形式に囚われる必要はない!と秀才らしい適切な意見を述べていたのに。ここから、ちょっと彼が壊れてしまうんですね。
「俺は確かに、下心満々で今回の会議に参加したし。下心で、夏祭りをやりたいと思う。呼びたいなら、俺の事を下心の帝王と呼んでくれ!
いいんや、下心の帝王でも皇帝ペンギンでも好きなように呼んでくれ!下心、万歳や!
森口さん、頑張って夏祭りをやりましょう。そしたら、新しい浴衣を着て来て下さい。祭りの夜、新しい浴衣を着た森口さんを迎えに行って良いですか?」
「森口さん、お願いします。僕とつきおうて下さい!」と頼み込み、「えぇよ」と答えた森口に
「それは、悪いけどごめんなさいのえぇよじゃなくて、肯定の意味でのえぇよでしょうか!あ・・・・・・・では、えぇよ・・は、えぇよと言う意味でのえぇよと言う事で。あ・・・・」
もう、この4トラックの高原くんは、今までの1と2での優等生のイメージはなく、恋に頭が沸騰している若者!!と言う感じでね。
「えぇよ」に他の意味があったのだろうか??と、聴きながら小母さんは思ってしまったのでした(大笑)。
でも、きっと当事者にとっては、一大決心で言った告白でしょうから。凄く必死なんですよね。だからこそ、えぇよ・・の持つ意味が、グチャグチャになってしまったのかもしれませんね(^-^)。でも・・下心の皇帝ペンギンって・・・なんか、おかしくて良い(大笑)。

真夏の午後4時なのに、夜道は危ないから送っていくよ・・と蓮田くんが篠原さんに言い出した時。
「いや、ほんまや。夜道は危ないな。森口、送ってくよ」と高原くん。この高原くんのニヒルで格好いいセリフが、もう最高!!
えぇよの一言でてんやわんやしていた彼と同一人物に見えないほどです。真殿さんの格好よさ全開!!と言うお声でしたね(^-^)。

それにしても、この4トラックの次々とカップルが誕生していく会話は、聴いていて微笑ましかったです(^-^)。
ナデシコの花模様の浴衣の篠原さんが、浴衣を着るとちょっと太って見えるかもしれない・・と語っていますが。声だけで(歩の説明なくても)、篠原さんはちょっと太めなおっとりした女の子と言うイメージが湧くんですよね。それを「ナデシコは、太めの方が似合うんやで」と蓮田くん・・。
このちょっとのんびり屋さん達のカップルも、森口さんと高原くんのカップルも。きっと上手く行きそうですよね。まぁ、それを見せつけられる他のメンバーはどうかと思いますけど(大笑)。

しかし。今回、憧れの彼女である恵菜に「送って」と頼まれた歩くん。彼が、恵菜の様子にいつもの彼女と違うと感じるモノローグ。
周囲の人を良く見ているんだなぁ・・・と、その観察力の鋭さと優しさに小母さんは打たれました。あぁほんまにえぇ子やわ・・。
結構天然呆けっぽい所も時々ありますが、その本質はとても素直な少年なのだと思います。だからこそ、秋本も歩に惚れているのだろうし。秋本と歩が結成した「ロミジュリ」を皆が応援しようとするのだろうと思ってしまいます。
でも。夕立を避けた恵菜と歩のシーン。そして、傘を持って来た秋本と歩のシーンで。
私は、ドラマCDを聴いていて「やられた!!!」と突っ伏してしまいました。
網戸を閉めていたのですが、え?蚊が入ってきている??と、イヤホンを付けたままの顔を左右に動かしてしまっていました。
・・・そう。蚊にかこつけて、恵菜が歩を・・そして歩が秋本をひっぱたくシーンの蚊の擬音に、一瞬自分の周囲に蚊が飛んでいるのか!!と顔を動かしてしまったのです(^^;。
WILD LIFEでハエが飛ぶシーンに「うわっ」と顔を振ってしまいましたが。それと同じことをやっちゃいましたよ(^^;・・。
そうよね・・。ドラマCD聴くために、イヤホンつけていて。音が流れているのに、ハエや蚊の羽音が聞こえるのは、ちょっとねぇ・・(大笑)。良く考えたら分かるのに。また、やられた!!

歩が、補助金が打ち切られたなら祭り中止はやむを得ない・・と諦めに似た言葉を言うシーンがあります。子供の俺たちが、どう頑張っても、大人の事情に打ち勝てるはずがない!と彼は言います。確かに、思い通りにならない事だらけだ・・と秋本も言いますが。
子供だけじゃないのよ・・。大人だってね、大人だって思い通りにならない事だらけの世の中なのよ・・と、ふと思って聴いてしまいました。でも、大人でもそう思うんですものね。子供なら尚更、そう思っちゃうわよね・・。そういう、ちょっとしたシーンでしみじみと考えておりました。

ほとんどを手放しで褒めたいドラマCDではありますが、唯一欠点?を挙げるとするなら。
実行委員の集まりをする電話を秋本がかけた時。歩が「おたやん?秋本のお袋さんがやっているお好み焼きの店?」と答えますが。ちょっと、説明っぽいかな?と感じていました。
確かに、ドラマCDを聴いている人は、いきなり「『おたやん』に集合」と言われても。それってどこですか?と思うかもしれませんが。実際のその町で暮らしている彼らの間で交わす会話なら、おたやんの説明は不要ですよね(^^;。また、聴いている人へのサービスだな・・と思ったのは、そのおたやんに集合したロミジュリ実行委員のメンバー紹介のモノローグ。これも、歩が・・と言うよりも。聴いている人のためだけのサービスですよね。

初回特典のトークCDでは、ユーザーの皆さんから寄せられた質問などにキャストが答えて下さっていましたが。同じ関西でも、言葉って違うものですねぇ・・。京都は、同じ関西でもはんなりした感じで違うと言うのは分かりますが。
でも、「帰れ」と言う意味での「いね!」と言うのは、古典で「とく(早く)いね(去れ)」と言う言葉がなかったっけ??それを考えると、残っている方言は、取り残された昔の言葉とも言えるかもしれませんね。

トークを聴く限りでは、松岡さんは、別録音??っぽいですよね。石田さんの事故の話をしたがる真殿さんと、寒くてお腹空いた・・が感想になる中井さん。チョコの付いたシュークリームと言う真殿さんのお菓子の話に「それ、エクレア?」と突っ込みを入れた女性は、一体何人くらいいらっしゃるかしら?

アンジェリーク外伝
〜無限音階Vol.3〜ヤヌスの罠

光栄 1996年5月25日 KECHー1103
1.翼ある使者
2.反逆の刃
3.迷宮探検
4.鎮魂の歌
速水奨(ジュリアス)、塩沢兼人(クラヴィス)、堀内賢雄(オスカー)
飛田展男(リュミエール)、林延年(ランディ)、岩田光央(ゼフェル)
結城比呂(マルセル)、子安武人(オリヴィエ)、関俊彦(ルヴァ)


田中敦子(ディア)、矢尾一樹(パスハ)、高乃麗(ル=カウ)
丹下桜(ル=アナ)、江原正士(ヤヌス)
高瀬右光(村の男)、小形満(村の男)、室園丈裕(反乱兵)
ヤヌスが、捕らえていたランディを解放するのでヘリポートまで来いと声明を出す。
ランディは閉じこめられていた部屋から解放された時、迷宮のようになっている塔の探索に乗り出し、無事にゼフェル達と合流を果たすが。星の名前が、アクアノールではない事を知る・・。
一方、聖地のルヴァ達はアクアノールが、惑星名に登録されていない事を発見するのだった・・。
今回は、カウ役の高乃さんの抑えた演技にほれぼれとしました。
特に、彼らがランディ救出に村を留守にしていたが為に、村が全滅させられていた事を知った後の演技は、背筋がゾクゾクしました。

・・・ありません?涙をこらえた、しかし強い演技を聞いたりすると。自分の感情もドラマCDのキャラと同一化してしまって、震えたり涙が出そうになったり・・・。
音だけの世界なのに、あくまでも広く青い海が広がる無人の惑星の砂浜や、焼けこげた村(洞窟)が見えたり。無機質に光るヤヌスの塔の外観が見えてきたり・・。
聞いている時間は、日本の九州のど田舎に住んでいる事は忘れてしまい。本当にアクアノールの海辺(それもまぁ、自分の想像の世界ではありますが)に居るんですね。そして、登場人物の心情とシンクロして怒ったり悲しんだり。そういう強い感情の流れが起きてしまいます。
そういう時に、素晴らしい演技を聞くと。背筋がゾクゾクしてしまうんですよ。
唯一生き残ってしまったカウ。鎮魂のための儀式として、歌う民として出来る復讐を果たそうとして、塔に向かおうとする。
惑星アクアノールの正体が分かり、簡単に塔を破壊すれば良いと言う問題ではなくなってきました。待たれる!次回の展開!!と言う感じです。

今回は、お話が急展開して、一気に謎の部分が解明された事もあって。ちょっと笑える要素は少なくなっていますが。オスカーが一緒に行きたい!と言うアナをなだめて言う台詞や、つい居眠りしてしまったルヴァを起こすディアの台詞に「あぁ、なるほど。こういう使い方があるか」と納得してしまいました(^-^)。
アンジェリークの外伝は、4巻で一つのお話になっていますが。まさに、お話的に「転」でしたね。どこぞの作家さんに、起承転結の進め方を教えて差し上げたいと思ってしまいました(゜゜)\バキッ☆。

テイルズオブデスティニー2 3巻

ジェネオンエンタテインメント 2003年6月25日 FCCTー0003
福山潤(カイル・デュナミス)、関俊彦(ロニ・デュナミス)
柚木涼香(リアラ)、緑川光(ジューダス)、川上とも子(ナナリー・フレッチ)


関智一(スタン・エルロン)、速水奨(ウッドロウ・ケルヴィン)、鉄砲塚葉子(ルー)
長嶝高士(サブノック)、若本規夫(バルバドス・ゲーティア)
榊原良子(エルレイン)、島津冴子(フォルトゥナ)、遠藤守哉(ナレーション)

安田美和、佐藤朱、野中藍、金子英彦
藤本たかひろ、広橋涼、中尾良平
さいきみほ、梶原彰
フォルトゥナが、自らの代理人として送り出した二人の聖女。エルレインとリアラ。
エルレインは、レンズを集め。人々が望む女神・フォルトゥナの力による、完全な世界を求めているのだった。フォルトゥナの力で、平和が訪れた10年後の世界に転送されたカイル達は、その世界で管理社会外で生きるナナリーと出会うのだった・・。
そして、元の世界に戻った彼らはエルレインと対峙し。運命は自ら切り開くものだ!!と言い放つが・・。
1巻と2巻の感想を書くために、ドラマCDを聴いていたのが。かなり昔になってしまうものですから(自分の中では)、すっっかり!内容を忘れていまして・・・始まった時のダイジェストに先ずは面食らい(あれ?このセリフ、前に聴いたよね。なんで、こういう中途半端な所なの?それに、このセリフが前回の最後のセリフじゃなかったよね・・・と思ったもので)。
そして「あぁ、そっか。ダイジェストか・・」と納得した次は、「かつて、4英雄と呼ばれた者が居た・・」とナレーションが始まった時に、ハロルドって誰よ?ナナリーって誰よ?となり。ブックレットを見直して、あぁ、ナナリーは今回から出るキャラね。ハロルドは、4巻から出る登場人物じゃないか・・と、名前とキャラが一致しなかった事に胸をなで下ろし。
内容が始まった時、なんか変・・え?10年後の世界だ??どうして、そんな所に居るんだ??となりまして。結局、1巻と2巻も聞き直す結果となりましたm(_ _)m・・。こういう、続くお話はなるべく一気に聴いて感想を書くに限りますね・・しみじみ・・。

3巻に来て、このドラマCD(と言うよりも、ゲームは)運命と英雄と言う二つのキーワードで動いているんだなぁ・・と言うのをしみじみと思いました。・・・遅いって(大笑)
運命と英雄を辞典で調べてみましたねぇ。
先ず、運命は「人の身の上を支配する目に見えない力。宿命」が、この場合には適しているでしょう。そして、英雄は「才能や武勇が非常に優れている人」とありました。この意味をふまえながら、このドラマCDは今後聴いていかなくては・・と思いますね。

冒頭のナレーション。「かつて、ソーディアンチームと呼ばれた戦士達が居た。かつて、4英雄と呼ばれた戦士達が居た。そして、今。6人の戦士達が、宿命の彼方を見据えて立ち上がる。カイル、ロニ、リアラ、ジューダス、ナナリー、ハロルド。挑むもの達の名は、英雄。立ちはだかる物の名は、運命。今、ここに再び、運命の物語を記さん」。
そして、エルレインに刃向かうバルバドスのセリフ(バルバドスは、英雄を敵視する悪役で登場しますが。結構、良いセリフも言っているんですよね)である「俺の運命を決めるのは、俺だ!指図をするな!」「俺の神は、俺だ!誰にも縛られんぞ!」
そう・・・。若本さん演じる、バルバドスは。悪役ではあるけれど。その行動は正義の味方ではないけれど。自分の運命は自分が決める!そして、何者にも縛られる事なく、自分が自分自身の神なのだ!とする発言は、まんま、主人公達のセリフでもおかしくはないんですよねぇ・・。今回、「お!バルちゃん(゜゜)\バキッ☆良いこと、言ってるじゃない」と思ってしまいました(^-^)。
しかし・・このシーンのバルバドスは怒りまくっていますが、その若本さんの怒気あふれるセリフを受けて、平然と「私こそが神なのだから」と冷徹に言ってのけられる!これは、まさに榊原さんならではですよ。はい・・もう、ハマーン様!!って感じで。一本通った、りりしさあふれる声ですよねえ。好きですわ・・。(はい・・ハマーン様が分からない方は、とばして読んで下さいね)。しかも、そのバルちゃんの(゜゜)\バキッ☆寝顔を(寝顔と言うよりも、制裁を受けて気絶した・・と言う状態なのですが)見て、可愛いって言ってのける・・他に適役居ませんよねぇ(絶対に可愛くないと思う)。

しかし。今回、エルレインとジューダスの会話!!8トラック目は、3巻で一番好きなシーンとなりました。
エルレインが紡ぎ出す、幸せな夢の世界にまどろむロニやナナリー達。その、望む世界の夢が展開されている中、夢を見なかったジューダスは、自分には望むような夢などないと言い放ちます。
そのジューダスに対して、エルレインはリオン・マグナスであった彼の辿った運命「父親に利用され、捨て駒にされ。冷たく濁った水流に飲まれ、死んだ後では裏切り者として永遠にさげすまれ続ける」を言い連ね「それでも不幸ではないと言い切るのか?」みたいな詰め寄り方をするのですが、その全てに「そうだ!」と答えるジューダス。
「そんな運命を受け入れると言うのか?ジューダス?いや、リオン・マグナス!!」
声聴けば、同じ声優さんなのだし。カイルの父であるスタンを知っているし。1巻の途中から、ずーっっとバレバレだったジューダスの正体が、ここで声高にドーンと初めて出た瞬間でした。もう、うわぁ!!出た!出た!!と言う感じですよ。
「ここが、僕の望んだ世界だからだ!マリアンこそ僕の全てだった。彼女を守れたんだ。何を後悔する事がある」
「でも、最後の最後に自分の気持ちに正直に生きられたんだからな」
(そして、エルレインこそがジューダス(リオン)を幸せな人生が歩めるように・・と甦らせてくれた(この辺りは、バルバドスと一緒なのね)張本人であることも判明)
「死さえ、それが信念の末の死であるのなら、人にとっては幸福になりえる!そんな事も分からないおまえに、幸福を語る資格はない!」
「僕は、お前の物なんかじゃない!僕は僕自身の運命を戦う戦士!」
「リオン・マグナス!!」・・・ここの榊原さんの、迫力のある叫び・・もう、圧倒されますねぇ(^-^)。
「ジューダスだ!僕はジューダス。この新たなる名にかけて、今、お前を倒す!!」

もう・・緑川さんと榊原さんの熱演!!聴いていて、背筋がゾクゾクしました。もう、気持ちいいくらいの展開です。3巻は、この8トラック目を聴くだけでも、おぉおお!!と思ってしまいます(^-^)。
幻から、ロニとナナリーが復帰した後。皆でエルレインに対して言う台詞。これも今回の主題じゃあないでしょうか?
「痛みも苦しみも悲しみもない運命が手に入ると言うのに」に対しての
「そんなものは、運命とは言わないからさ」
「自分たちで切り開くのが運命」
「痛みも苦しみも悲しみも運命」・・・そう言い切れる人生を送りたいものですね。

これに、スタンが語った『信じる』と言う事も、今回のテーマに入っているようです。
「自分と相手を信じ続けるんだ。時には裏切られたり、悲しい目に遭ったりするかもしれない。それでも、相手を信じ。相手を信じた自分を信じるんだ。そうしたら、最後はきっと上手く行く」
RPGですから。王道と言ってしまえば、王道なのですが。本当に、展開が気持ちいいですね。
福山さんの、いかにも!!正当派の主人公は、ちょっと高めな声が一生懸命!な若者・カイルにぴったりです。・・・ただ、今回も脇に食われっぱなしではありましたが。
リアラを信じて、リアラが話してくれるまでは、聴かない。信じてるから!と脳天気っぽく(゜゜)\バキッ☆ロニに答えるシーンは、「あぁ、この子ったら・・」とちょっと小母さんはジーンとしちゃいましたよ(大笑)。

ケロロ軍曹 
地球侵略CD 第3巻
タママ編

吉崎観音 ビクターエンタテインメント株式会社 VICLー61393 2004年10月21日
1.オープニングテーマ「ケロッ!とマーチ」
2.地球侵略ドラマ「タママ クイズ DE げもら〜であります」
3.エンディングテーマ「アフロ軍曹」
4.次回予告
5.地球侵略隊員募集キャンペーンソング「Come On! Come On!」
6.Come On!Come On!(オリジナル・カラオケ)
渡辺久美子(ケロロ軍曹)、小桜エツ子(タママ二等兵)

中田譲治(ギロロ伍長)、草尾毅(ドロロ兵長)

池澤春菜(西澤桃華)、斎藤千和(日向夏美)、川上とも子(日向冬樹)
広橋涼(東谷小雪)、Various Characters(スタジオ生命体)、藤原啓治(ナレーション&ポール森山)
タママが、宇宙通販で買ったクイズ番組セット。一等が、ペアの世界一周チケットと知ったメンバーは張り切って参加するが。
実際には、桃華を優勝させるためのものだった。しかし・・・・
やっぱり、アニメや原作を知らないってのは、聴く時に辛いですねぇ(^^;・・・と言うのが、今回の第一感想。
先日、ようやくアニメを一回だけ見ることが出来たのですが。まぁ・・一回だけですから、本当に何が何だか分からないのですよね。

さて。今回は、ケロロ軍隊の中でもまだ若葉マークさんのタママちゃんが仕組んだクイズ番組もどきのお遊び。
しかし、通販で買ったそのセットがスタジオ生命体と呼ばれるもので。内容が面白かったなら問題ないのだが、内容がつまらなかったなら、内部に居る人間を食べてしまう!と言うので、さぁ大変!
でも・・最初から、桃華を勝たせるためのクイズだとしたら、盛り上がりも何もないだろうし。そもそも、どうして桃華を最初から勝たせたいとタママちゃんが思ったのかなぁ?セットを買ってもらったから??

最初の写真を見て答える問題で、「スモモ」と言う答えが分かっているのに、素直に「スモモ」と答えられない夏美や冬樹達の苦しい言葉遊びが、それなりに面白かったお話でした。
・・内容は・・ごめんなさい・・本当に良く分からないまんまでしたm(_ _)m。

遙かなる時空の中で 八葉抄
キャラクターコレクションV 白虎篇

コーエー ANIPLEX 2005年3月24日 SVWC 7235
1.「白虎篇」sceneー1
2.風待ち月に吹く風は(歌:中原茂)
3.「白虎篇」sceneー2
4.緋色の涙の女(ひと)よ(歌:井上和彦)
中原茂(藤原鷹通)、井上和彦(橘友雅)

川上とも子(元宮あかね)、保志総一朗(永泉)、石田彰(安倍泰明)
井上倫宏(帝)、豊口めぐみ(夕顔の人)、園部啓一(供の者)
1.体調を崩した鷹通の元へ、永泉がお見舞いにやってきた。八葉の絆の事などを語っているうちに、永泉は鷹通の神子への想いに気が付いてしまう・・・
3.最後の八葉は、友雅だった。何故、自分が八葉に?戸惑う友雅は、帰途に夕顔の花を見かけ。とある女性との逢瀬や言葉を思い出すのだった・・・。
他、アニメ17話と20話で使用されたキャラクターソングを収録したアルバム。
うーん・・・何だろう?今回の3は、とてもとても淡々と聞いてしまいました。
1の青龍編の時には、頼久と天真のやりとりに「親友」だよねぇ・・と感心し。頼久の見合い話に、そういう年齢でもおかしくないわな・・と思い。天真が苦手なモノ・・・を言った後の頼久の反応に大笑いし。
2の朱雀編では、イノリの師匠に感動したり。あかねちゃんの作った料理への鷹通の反応に受けたりしたのですが。

3は、遙かのキャラならあり得るな・・・くらいに淡々と聞いてしまったんですよね。
鷹通が、自宅にまで書類の山を持ち帰っていたり。頑張りすぎるのは良くない!とあかねに諭されて。昔を思い出したり。うんうん・・鷹通なら、ありえるよねぇ・・・と言う感じでしょうか?
一方の友雅さんの、夕顔の花が扇に載せて運ばれて来て。扇にしたためられた香の匂いと、添えられた和歌・・・源氏物語で、こういう出会いのお話ってなかったっけ??と、とても気になったのですが。古典の勉強をしたのが、もう遙か昔なので(大笑)記憶が定かではありませんm(_ _)m。現役の学生さん、いかがですか??

今回の3で「おぉ!」と思ったのは、1の青龍編で頼久に見合いの話の後日談が、ここで語られていた事でしょうね。1から聞いた人だけが、なるほどと思えるシーンですね(^-^)。

アニメ店長 FIRE WAVEV!!
ゆきゆきて、温泉

マリン・エンタテインメント 2002年7月25日 MMCCー6011
ディスク: 1
1.アニメ店長主題歌 アニメ店長(ショートバージョン)(歌:関智一)
2.第1話 イクぜ!美少女温泉
3.第2話 すすめ!湯煙ロード
4.第3話 がんばれ!ぐるぐる温泉
5..第4話 沸騰!エロコメ温泉
6.第5話 どきどき!女風呂
7.第6話 甲殻合体!ハイパーシェル
8.第7話 燃えろ!機動麻雀
9.第8話 試練!アニラジ地獄変
10.第9話 ドキドキ!夜の女部屋
11.第10話 ドキドキ!夜の男部屋
12.第11話 どっきり!寝起きレポート
13.最終話 さらば!湯煙の地よ
ディスク: 2
1.BONUS DRAMAその1
禁断の露天風呂
2.BONUS DRAMAその2
超大物・来店!
3.挿入歌 アニメ店長 ローリング・アクション!
(歌:島本和彦、綱掛裕美)
関智一(兄沢命斗)、子安武人(道玄坂登也)、三木眞一郎(殿鬼ガイ)

長沢美樹(星井ラミカ)、綱掛裕美(西公妃Coco)、伊藤健太郎(オダワラ・ジョー)
長浜満里子(若岡見)、岸祐二(男)、鈴木まひる(愛人1)
川上未遊(愛人2)、高亀小百合(大阪弁)、沢木美乃里(奥手)
長谷部元子(帰国子女)、林里栄(高飛車)、福田佳代(妹)

島本和彦(島本和彦)
アニメイト小田原店のオープンに伴うヘルプに向かう途中、温泉でゆっくりしよう!とする兄沢達。ヲタクパワー全開の温泉旅行は、どのような結末を迎えるのか・・。
一番最初の感想は、「え?これ、誰?えーっっと。。ちょっと待って。この声、誰よ」と思ってしまった島本先生・・。お声が良い!!
LIVEアルバムでもご出演でしたが。こちらを先に聞いたものですから、どなたか分からなくて(って、ブックレットを見ろよ!と言われてしまったら、お終いなのですが(苦笑))「えっと。この声は誰?」と懸命に頭の中にいろんな声優さんを思い浮かべて、違う・・違うよね・・と悩んでいたのは私です。

さて。これもラジオになった物のCD化ですね?一話が短くて「待て!次週」と毎回入っていましたから。
感想を書くのに、プレイヤーの時間を見ていたなら。一話辺りが5分くらいでしたが、それ以上に感じましたね。個人的には、10分近くの一話感覚でした。1話が10分だったら、13話も入らないけど(大笑)。
その長く感じる短いお話の中に、どのくらいのアニメやゲーム関連話が出てきたか!と言うと。これがまた、多いんですよね。
ダンスダンスレボリューション、ゼノサーガ、スーパーロボットインパクト、バーチャファイター4、らぶひな、シスタープリンセス、センチメンタルグラフィティ、ハッピーレッスン、花右京メイド隊、アポクリファ、好きしょ!、アクリエッタトロワ、機動戦士ガンダム・・・他にも、子安さんが歌っていらっしゃるザゼルの話や、(私は詳しくは分かりませんが)頭文字Dなのかな?部分もありました。
これらのタイトルは、当時アニメイトで販売促進していたタイトルなのでしょうか??

店長達の会話は、男性が萌えるお話のタイトルも多かったので。宍戸留美さんが声優さんで、音符たん・・って何??など完璧に全部が分かるわけではありません(分かったら、そっちの方が怖いかもしれない(゜゜)\バキッ☆)。関智一さん、子安さん、三木さんの3人の声が、時々笑っていらっしゃるように聞こえた話もありますので、言いながら笑っていらしたかも?きっと、3人とも私同様に分からないながらも、分かっているような感じでおっしゃっているのでは?と想像します(実際の三木さん達が、音符たぁん!とかキャラクターに萌えていらっしゃるはずがないですから)。
が、気になったのは女性二人が会話している「アクリエッタトロワ」でしたね。
育成もので、三木さんや関智一さんがご出演だったの??知らなかったなぁ・・。ゲームですよね??アポクリファや好きしょと並んでタイトルが挙がっていたので。

しかし。先日、某声優さんバトンを頂いたサイトさんで。かけ算表記の持つ腐女子の萌えネタ?について・生ものカップルについてのあれこれ・・・を書いていらっしゃいました。自分たちは分かっていても、かけ算表記で発展して萌えてしまう人も居るし、サイトとして扱い方に気を付けましょう・・・と。

私は、毎月BL作品をそれなりに買って聞いてはいますが。決して、声優さん同士で誰それさんと何某さんがカップリングなんて、考えた事はありません。あくまで、お仕事。お仕事の上で、そういう作品がある・・・として、演じていらっしゃるのだから、考えた事すらなかったのですが。
例えば、BLCDのメイン声優さん一覧表で、キャラ名抜きで声優さんのお名前でかけ算表記している場合、それを見て、実際の声優さんが仲良しさんである場合に、妄想でカップリング!しちゃう方がいらっしゃる・・と言うのを読みまして。「なんじゃそりゃ?」と大変唖然としたわけです。
でも・・・このアニメ店長を聞いていたら、そういう実際の声優さんでカップリングしてしまう方も、本当にいらっしゃるのかもしれないな・・と思った次第です。
上に書いた、アクリエッタトロワの話から。生ものだったら、三木さん×関智一さん・・なわけね・・とラミカさんが言いだし。
三木さんが関智一さんを呼ぶ時に「関くんだったり、智一だったりする」と言うのを語っていて。
アクリエッタトロワのキャラを純粋に好きな、Cocoさんは泣いてしまう・・と言う展開になっていましたが。
呼び方のいろいろ・・それで、生ものキャラで萌えてしまうわけか・・と、変な感心をしてしまいました(^^;・・。
じゃあ。お互いに相方と呼び合っている森川さんと檜山さんも、そうなの??保志さんをいじる平田さんや、共演の多い石田さんもそうなっちゃうの??宮田さんをいじって楽しんでいる三木さん・・・もそう??石田さんとゴールデンコンビだ!と、あちこちで語っている小杉さんも、そうなるの??イベントで肩を組んで登場した時の黄色い歓声って、それ??
上に書いたサイトさんでは、鈴村さんと櫻井さんが例に挙がっていましたが・・。
いやぁ・・そういう具合に、考えた事なかったから・・・このトラックのラミカさんの台詞って、最初聞いた時には開いた口がふさがらなかったですね(^^;。

さてさて。今回の多くの店長さん達の名言の中から、一つを選ぶなら
「踊らされているのは、分かっている。しかし!気持ち良〜く踊らせてくれるなら、それもまた良し!!太鼓を叩いてくれる人あってのオタク祭りだからな!」でしょうね。
確かに・・。最近は、ゲーム初回特典に店舗毎に違うドラマCDが付いていたり。予約特典で、あれやこれやがついていたり。ゲーム本体だけではなく、付加価値で踊らされているのは分かっているんですけどね。
結局、そのおまけの付いた物を買ってしまうんですよね。そういう心理を見事に言い表してくれている!と思いましたわ。

幻想魔伝最遊記
ヴォーカルアルバム VOL.3

峰倉かずや ムービック 2003年8月22日 MACMー1166
1.I can fly.(歌/保志総一朗)
2.Touch(歌/森川智之)
3.scene5:HAKKAI&SANZO&GOKU&GOJYO(ミニドラマ)
4.shangri−La(歌/関俊彦)
5.stiff breeze(歌/草尾毅)
6.scene6:HAKKAI&SANZO&GOKU&GOJYO(ミニドラマ)
7.The way to paradise(歌/関俊彦&保志総一朗&平田広明)
関俊彦(玄奘三蔵)、保志総一朗(孫悟空)
平田広明(沙悟浄)、石田彰(猪八戒)
三蔵、悟空、悟浄の3人によるヴォーカルと、八戒をメインにしたミニドラマ(会話)。
Vol.3では、三蔵と悟空のソロ。そしてなんと!敵である紅孩児にアニメオリジナルキャラだった焔のソロも収録!
三蔵一行だけでは、歌う人が足りなくなってきたのかなぁ・・・と思ってしまったヴォーカルアルバムの3。まぁ、紅孩児は分かるにしても、アニメオリジナルキャラの焔が歌うんですものねぇ・・。だったら、そのうちヘイゼルの遠近さんや烏哭三蔵の大塚さんの歌も聴くことが出来る??
そういうぼやきはともあれ。息で歌った森川さん、最後のリピート部分の「紅く滲んだムーンライト」のところは、他の部分から浮き立っているような感じさえ受けました。最遊記の曲って、ノリは良いし、スタイリッシュで都会的な歌が多いのですが。実際に歌うとなると、難しいだろうなぁ・・・と思うんですよ。その難しい曲を歌いこなしていらっしゃる・・そこに敬服。
そして、紅孩児の歌は。凄くストレートな格好いい!!曲で。ヒーローの多い草尾さんにぴったりですよね(^-^)。

ところで。歌のCDって、車の中などで聞いていると。歌詞を見る機会って減ります。私は、それで良く聞き間違いをしてしまうのですが。今回は、聞き間違いはしていませんでしたが。三蔵様のshangri−Laと言う歌の「せつない手で」と言う部分は「切ない」だと思っていたら。歌詞には「刹那い」となっていまして・・。おぉ!!と感動を覚えてしまいましたm(_ _)m。

恒例の?ミニドラマは、シーン5の方が携帯電話を巡ってのお話。シーン6が温泉での一幕でした。
携帯電話は、この作品とは関係はないのですが。最近届いたミニドラマのWISHES!で、悟浄が「メアド教えて」とランプの精に言っているところから、悟浄も悟空も無事に携帯を買ってもらえたのかなぁ??などと思いました(大笑)。
でも、しれっと携帯を持って使いこなしている八戒。いかにも、らしい!!ですよね。電話の相手が非常に気になるのですが・・。

そして、もう一つの温泉話は。関俊彦さんの「三蔵です」に大受け。あれって、三瓶ちゃんか誰かのギャグですよね??「なんでだろう」と一本調子でやっていらしたのも、ギターを持って踊る二人組のお笑いさんのネタですよね?それで良いんですよね??
流行廃りの激しいお笑いネタは、こういう時に辛いですねぇ・・。だって、4年後の今でさえ「このネタって・・あれよね?」になるのに。このCDを例えば10年後に聞いたら、その時に初めて聞いた方には通じないと思うんです。
背後でずーっっとブツブツ言っている三蔵様のセリフも、八戒の電話の相手くらい気になりました。
でも。三蔵様・・お風呂に入ってアルコールって・・危ないですよ。血の巡りが良くなりますから、お一人で一升瓶11本は多すぎます。それに、ザルの八戒と悟浄が3本は、足りないのじゃないか・・ってそういう問題じゃないですが・・。よい子は絶対に真似しちゃ駄目ですよ!!(しないって・・一升瓶一本も無理だって)

ミス・キャスト3 
危ない朝

伊郷ルウ ファーストスマイル・エンタテインメント 2002年2月20日 FSCAー10207
1:約束     
2:不安     
3:裏切り
4:承諾    
5:不信     
6:Free Talk
花田光(真木村慎一)×石田彰(立花和樹)
井上和彦(深沢優治)、子安武人(アンドレイ・早見)、堀秀行(風間健吾)
千葉進歩(田代浩志)、立木文彦(木暮政志)、山野井仁(今西隼人)
梅津秀行(元木雅弘)、堀越真己(岡野彩子)
ヴィラ出版創立以来の発売を記録した深沢と和樹(は覆面モデルではあるが)によるヌード写真集「スキャンダル」。その売れ行きに上層部が第二弾の企画を立てた。真木村が承諾しなければ、この企画は成り立たない!と恋人の真木村に頼む和樹。
「和樹の嫌がる事はしないよ」と答えた真木村であったのに、カメラマンとして被写体の和樹を撮りたいと言う欲望を抑えきれない真木村は・・・。
和樹くんも、甘いよなぁ・・と言うのが第一感想になってしまうお話です。
と言うのも、どこでも「二匹目のドジョウ」って狙いますものね。それが売れたら、同じような企画を考えるのが常ではないかしら?出版社に勤務している彼が、それを考えなかったとしたら。甘すぎますよね。一度きりと言う約束ではあったし。顔は出さない!と引き受けたモデルだと言うのは分かりますが。
和樹が、「普通の」「一介の」「平凡な」サラリーマンに固執する理由って、何なのかな?と言うのがミス・キャストの最後までつきまとう疑問になります。その疑問が浮上するのが、この3巻から(CDでは)になります。

お話としては、ヴィラ出版がスキャンダルの第二弾を企画して、動き出したと言うのがメインです。
それに伴って、二度とモデルになるつもりのなかった和樹と、和樹を恋人として・・ではなく、被写体として「どうしても、また撮りたい!!」と思う真木村先生の意地の張り合い(゜゜)\バキッ☆のドラマ。
そして、シリーズを通しての執念深い悪役(゜゜)\バキッ☆の元木さんがアンドレイにも接触し、真木村の所で出会った和樹にもちょっかいを出し、和樹が警戒を始めるシーン。
・・・サブタイトルの「危ない朝」は、元木に意味ありげに「朝はカメラマンに狙われやすいから気を付けろ」と言われた和樹が真木村に相談し。真木村が「危ない朝にならないように、明日の夜までゆっくりしていく事だね」と答える会話から来ていますが・・・。朝はカメラマンが狙っているから、明日の夜まで・・ってまるまる1日以上一緒って事??「こぉの馬鹿ップル!」と思ってしまいます(大笑)。
また、アンドレイの彼氏(゜゜)\バキッ☆のラテン系?伊達男・風間さんが登場!の巻となります。
3トラックで、風間が登場した時。風間がアンドレイとの仲が進展しない事をぼやき、真木村先生が「健吾が一つ、誤解している事があるんだよ」とアンディの事を説明するシーンがありますが。
若い子が好きなんだ・・と言う説明で、風間さんはすぐに分かりますが。今月聴いていた他のBLCDでは、どっちも攻めと言うのを「乾電池のプラス同士」などと言う説明まで引っ張り出しているのがありまして。
良かったねぇ・・それだけで、すぐに分かる相手で・・と妙におかしくなったのでした。

ゲイはゲイでも、真木村や風間と同じく「抱く」側だったアンドレイは、風間の事が嫌いじゃないけど「抱かれる」事に難色を示し、和樹に相談したりしています。このアンドレイと和樹の会話や、今回はキス止まりだった風間とアンドレイのシーンは、まんま?子安さんが「受け」を嫌がっているように聞こえてしまうんですよね。
BLにご出演の多い子安さんですが、受けってないよねぇ・・と友人と会話しておりましたら。友人に「子安さんは、受けはどうしても嫌らしいよ。だから、ミス・キャストもアンドレイが受けだと知って降板したらしいもの」と答えられて。なるほど・・と思ってしまいました。
そう思って聴くと、トークの子安さんは「このままアンドレイ役を続けるべきか」と言うご自身の気持ちをアンドレイ自身の葛藤に置き換えて悩んでいらっしゃる(もしくは拒否していらっしゃる)ようにも聞こえてくるから不思議ですね。
子安さんファンに怒られるかもしれませんが。個人的には、受けがある4巻から櫻井さんにキャスト変更になって良かったかも?と思っています。子安さんの受けを聴いてみたい!と言う気持ちはありますが、3巻までの和樹の周囲のプロ集団の一人としての立場だけだった時よりも、風間と一緒のシーンが増えてくると、声のバランスがね・・・。
子安さんと堀さんでは、どちらもまろやかな大人!!のイメージが強くて、トーンが似ているかも??と思う時があったのです。会話では、どっちがどっち?と思いますし。堀さんと櫻井さんなら、その点、声のバランスはOKでしょうから。

堕天使・ゲーム(前編)

南原兼 ビースタック 2004年7月23日 AFCー2003
1話「天使?堕天使?」
2話「堕天使のサクリファイス」
対談 南原兼×緑川光 すぺしゃるトーク3
子安武人(麻生司)×緑川光(鷹塔薫)
鳥海浩輔(蓮城元紀)×鈴木千尋(灰谷史彦)

鈴木智晴(榊恭一)
夏休みのテニス合宿が終わった後も、麻生司は鷹塔薫の個人コーチとして、別荘に招かれていた。「ご主人様と奴隷」ごっこをする薫に付き合っている司。
そんな別荘に、灰谷史彦が訪れるが。ふとした事から、薫と史彦は開かずの間である時計塔の小部屋で、とんでもない物を発見するのだった・・。
一番最初に、このお話を聞いた時には。私、正直言って頭を抱えました。どうしたら、こういう展開になるの??と。
今回、聞き直しても「うがあああ!」となってしまいましたので。先に気に入ったシーンから書いていく事にします。

第二話の方で、薫がキャンディボックスを壊して、手をけがしてしまい。
執事の榊を呼びに行った(ものの、見つけられなかった)元紀の視点で、史彦が大声を出した今回のメイン事件?!が先ずは描かれます。そして、その事件を直接は描かずに。次はパティオでメガネを探していた司の視点で、止まっているはずの時計が動いた事(13回も鳴った事)が描かれ。そして、事件のメイン人物である薫と史彦、それぞれの視点で時計塔の謎が描かれる。そして、再び司や元紀も登場・・と言う一つの事件をいくつもの視点で、描くと言うのは好きです。
はい。しかも、事件の本質から一番遠い場所に居た元紀くんから描いて。何かが起こった!と言うのを臭わせておいて。
司の視点の時に、薫の身に何かが起こった事。それは時計塔に関係がある事を描き。そして、核の部分と言うのは好きです。同じ事を遠くの視点から、徐々に浮き彫りにする手法は良いんです。構成的に・・ね。

でも。その浮き彫りにされた事件が、またとんでもないものですから。聴いていて「はああああああ??????」と、頭の中がウニになってしまうかと思いましたね。
何しろ、1話が前作までの「エンジェル・ゲーム」からの続きを受けて。子安さんの、過度の修飾語が乱舞するモノローグと、緑川さんとのHシーンでしたから(はい・・そうです。1話は、お話が展開すると言うよりも。15分近く、ずーっと二人はベッドの上に居るんですよね)。・・・くどいようですが。これって、ラジオで放送したお話ですよね??ラジオで、15分近くずーっっとそういうシーンだったわけね(^^;。
そりゃね、BLの楽しみの一つにはHシーンがあります。緑川さんは、その受けの技術たるやナンバーワンではないか?と思っていますので、子安さんと緑川さんのシーンは、聞き応えもありますし。悪くはないですよ?
でも、聞くにしても。限度ってのものがあるんですわな・・(^^;。あれば良いってものでもないんですよ・・。
なんだか、ご出演のお二人に気の毒な気がしてしまいます。お話的にこういうウダウダと続くHシーンばっかりではなく。もっと普通に会話があって、駆け引きがあって。やりとりだとか、心情の吐露だとか・・そういうドラマCDで、共演していただきたい!とね。

お話の展開は、起承転結で進む事が多いです。どこまでが承で、どこからが転になるかは、ドラマ次第ではありますが。4巻あったら、まぁ・・・3巻目が転ですよね・・普通。
確かに。今回の天使様ゲームに於いては、3巻目のこの事件!が転だと思います。
でも、1話目がベッドの中だしねぇ・・。事件は、ベッドの中で起きているんじゃない!!現場で起きているんだ!・・って、違いますけど。おかげ?で、事件が起こって「転」になるのが2話目なんです。
まぁ、そのために「急展開もいいところ」と言う感想は、どうしても避けられません。
ここから先は、このお話をまだ聞いていない方は、読まないで下さい。内容に関して触れていますから。



先ずは、今回から登場のキーパーソン。薫くんのお母様に横恋慕していた執事の榊。一体どこから沸いて出た!!??ですよ(大笑)。まぁ、大金持ちのお話ですから。昔から、その家に勤めている執事が居てもおかしくはないですが。エンジェル・ゲームで、お名前チラッとでも出ましたっけ??舞台が、テニス合宿だったから出て来なかったにしても。その登場の突然さと役の持つ大きさが、まぁ・・びっくり!です。
そして。開かずの間の時計塔の小部屋で、今回発見された薫くんのご両親。
エンジェル・ゲームで、葵と鷹塔の遺産相続がどうしたこうした・・って話が既に出てはいましたから。まぁ、お亡くなりになっているのかな?と言うのは想像が出来ますが。行方不明になっていたお二人が、実は!!なんですから。
ついて行けない・・。どうして、誰も気が付かなかったの??別荘の開かずの間なら、仕方ないのか??
でも。その骸骨を見て、いきなり「父様・・母様」とつぶやく薫くん・・君は、何者??どうして、分かるの??白骨化した遺体が、洋服着ていた・・とかならともかく。ベッドの上にあるそれを見て、分かるって・・・どういう・・・。
それに、榊は薫くんのお母様に横恋慕していたわけですよね?清らかな身体になって欲しいと、殺したわけよね?なのに、その遺体を恋敵であるお父様と並べて寝かせておくかなぁ・・。
アニメとして名作!だと思っている「ルパン三世 カリオストロの城」で、伯爵が時計塔の文字盤につぶされてしまうシーンがありましたが。今回、榊さんもその二の舞?で、時計塔の歯車につぶされたかと思いきや。なぁんだ・・骨折くらいか(゜゜)\バキッ☆。えぐいのは、嫌いだったのかな??

この第2話目のタイトルも凄いよね。「堕天使のサクリファイス」・・・サクリファイス・・・そう言えば、聖闘士星矢か何かで出てきた気もするけど・・・昔の事で、はっきり覚えていないし。横文字とかカタカナで書くと、格好いいけど。実は、良く分からなかったものですから、今回調べてみました。
犠牲と言う意味のようですね。または、チェスなどのゲームにおいて。意図的に駒を捨てる事をサクリファイスと言うそうです。
と言う事は。このタイトルを日本語で書くと。堕天使の犠牲となるわけですね。
この場合は、自分が生まれてきた事が罪だった・・として、時計塔から身を投げた?薫くん・・・天使の羽根を司に分け与えてしまった薫くんが堕天使で。彼が犠牲になったからサクリファイス??でも、助かっているのだから犠牲にはなってないよね(゜゜)\バキッ☆。
まぁ、エンジェル(堕天使)と言うタイトルからして。どこがどう違って堕天使になっているのかも疑問ですから、深く追求してはいけないのかもしれませんね。
ゲームの方は、薫君と司君の二人がテニスプレイヤーとして、ゲームのように人生を組み立てている・・・と言うところから来ているのかな?そういう感じかな?と思っていますけど。

しかし・・・。スタッフ及びキャストクレジットの前の、元紀くんの台詞・・。あれは、一体何でしょう?
「俺、先輩の事になるとなんだか人間が変わっちゃうみたいだよ。遊びで始めたテニスでは、天才だともてはやされ。そこそこいけてるルックスのおかげで、女の子達にはちやほやされて、遊び相手にも苦労した事はない。お金にしても、親が掃いて捨てるほど持ってるし」
「元紀・・・」
自分の意のままにならない史彦先輩への恋心と史彦の気持ち・・・を語りたいのだろうとは思いますが。そこで、元紀を史彦くんがうっとりと見上げていたのだとしたら、私はグーで殴りたい(大笑)。
だから、何よ??!!それって、思いっきり自慢しかないじゃないかあああ!!テニスを一生懸命やっている人が聞いたら、怒るぞ。遊びかい?あんたにとってテニスは!!で、ルックスがいけてるって自分で言うなよ!しかも、お金は親が掃いて捨てるほど持っているって、あんたが稼いだお金じゃないだろうが!!日夜、真面目に汗水垂らして仕事している世の中の人々を敵に回すぞ!!スネかじりのあんたに、そういう事を言われたくはない!自分で稼いでから、そういうお金の事は言いなさいっ!!
そういう事を言う生意気なクソガキ(失礼。言葉が汚くなってしまいましたm(_ _)m)は、許せない!!私に言われた台詞だとしたら「だから、何?何が言いたいわけ?」と思いっきり引いてしまいそうですよ(いや、間違っても言われないだろうけどさ・・・)。

また。毎回不評(゜゜)\バキッ☆の原作者さんと緑川さんのスペシャルトークですが。緑川さんの声を聞いた時に、801パロディに目覚めたと言う南原さん。その感想が「いっじめてぇえええ!」(苛めてやりたい)・・・ご本人の目の前で・・。
いくら、ファンでも。そういうのって・・そういうのって・・。

キヨショー3巻

吉岡 RIO/アニメイト 2006年9月29日 RIO007
1.Camp training.
2.Take part competition!
3.CAST TALK
堀内賢雄(千野嘉之)、うえだゆうじ(手島真光)、福山潤(御厨俊)
吉野裕行(宮原久晃)、山本泰輔(西河周吾)、寺島拓篤(望月巌)

小杉十郎太(清水袈裟次郎)、こやまきみこ(清水ななみ)
長沢美樹(柴小屋倫)、石田彰(きよっぽー(カヲリ))
柿原徹也(住職)、佐藤有世(坊主)、鈴木千尋(イブラヒモビッチ)
この寺で、打ち合わせをすると大ヒットすると言われる「BL」寺。そこで、合宿を行い「会社員のBL」の企画も煮詰まってきたが。
娘を喜ばそうとした袈裟次郎が、話をばらしたために?新しいBLを作る事になってしまい。柴小屋がイブを呼びつけた・・・。
あれ?身分差のBLを作るんじゃなかったっけ??ななみちゃんの意見を取り入れての声優さん選びは、前からの流れではあるけれど。確かに、会社員の意見もあったけどさ・・・。あら?それに、この寺での合宿ってなんだか唐突・・。
と、思った今回の出だし。

BLを作ろうとするノーマルな男性会社員達の苦悩を描く、BLならぬBLもどきの作品。しかも、その作り手の会社員を演じるのが、BLにご出演の声優さん達であるのが、パロディっぽくて楽しいドラマCD。それが、キヨショーですが。

シリーズ3巻目になると、ちょっとクールダウンorパワーダウンしているお話、多いですね(^^;。
1巻と2巻が面白かったから、楽しみに買ったなら、肩すかしに遭っちゃいましたって作品も結構あります。または、キャストが豪華で。それで、惰性で買ってますってシリーズもそれなりにありますが(゜゜)\バキッ☆・・・。
逆に1巻などでは、説明だけだった舞台やら設定が、ここに来てドーンと生かされて。1巻や2巻で提示されただけの謎が、解明されて面白くなるお話もあるので、1巻と2巻が面白くなかったから・・と買わないのもどうか・・・になっちゃって。結局は、私などは買ってしまうタイプなのですが。
もちろん、1巻も2巻も面白くて。3巻が楽しみで買ったなら、大当たり!!だった作品ももちろん多いですよ(^-^)。

ただ・・そうですねぇ・・・。キヨショーの場合は、ちょっとトーンダウン?パワーダウンに入るかもしれません。
いきなり出てくるお寺と、そこの住職さんもそうですし、第二話で出てきたイブさんもそう。
そういう寺があるなら、もっと早い企画の段階で合宿やら打ち合わせしたら良いわけだし。とんでもないBL(宇宙の大魔王やら、魚人が出てくる)の設定をぶちまけたイブさんが、実は・・の人なら。最初から彼をシナリオや企画に参加させておけば良いわけで・・・と思ってしまったんですね。

さて。それでも、今回も千野の言葉巧みな騙しや、手島の天然なチャチャ入れは健在でしたし。ネガティブ思考の宮原と、筋肉以外には興味のない御厨の二人が「もう、嫌だ!」と喚くパターンも健在。
考えているのか居ないのか??の周吾クンや、声は悪くないんだけど肝っ玉小さそうな望月。そして、娘命!!のパパの袈裟次郎と、本当にこれを複製して売った方が儲かるぞ!のきよっぽー、相手が誰だろうが怖い(大笑)柴小屋さんも健在でしたが。
ちょっとパターン化してきちゃったかな?みたいな(^^;。

今回の千野の誘導?のだましは
「自分に新しい引き出しが増える事に、何故積極的になれんのだ」
「興味がないなら、持て。新しい知識を身につけられる事に喜びを覚えろ」
「知識は個人の努力で、いくらでも積み上げる事が出来る唯一の財産だ。それを放棄するなど、愚か者のする事だぞ」
・・・わはは。確かにね、普通の知識なら積み上げて財産になるけどねぇ・・。一般サラリーマンが、BLの知識を身につけて、財産になるかどうか・・・甚だしく不安(大笑)。と言うか、ならないでしょう・・って思ってしまいますけど。
それを、堀内さんの説得力あふれるお声で言われると。信じてしまいそうですよねぇ・・。流石○○吹きと、あだ名されるだけの事はあるかもしれませんね(゜゜)\バキッ☆。

後は・・・お寺での特訓で。滅殺恋物語の台詞を皆で読み合わせをするシーンがありますが。声優さんと言う設定の寺島さんが、生き生きと演じていらっしゃるのと。うえださんが、ものすごく棒読みで演じていらっしゃる事。割って入った柿原さんが、またお上手で。普段、演じていらっしゃる福山さんが、可愛い子ぶりっ子していたり・・。素人とは思えないくらい、順応しているとか・・・あのシーンは今回のサービスシーンだったんですかね??
でも・・。あの滅殺恋物語の設定や配役を千野が言うシーンは・・。この原作って南原作品?と思えるくらい、みんな誰かに恋していて。サブキャラ同士が、またカップルって奴で・・おいおい・・。恋が叶う饅頭と言うのが、おかしかったです(大笑)。

トークは福山さんの仕切りで、テキパキと進行していましたが。
収録日が堀内さんがお誕生日で。ハッピーバースデイを歌おうと言う事になって、著作権が大変だと歌うのを止めてしまいました。冒頭の山登りのシーン等でのBGMは、「24時間戦えますか?」のリゲインのCMミュージックに似ているんですけど。・・・あれは、ギリギリセーフなんでしょうか??似ているだけなら、OKなのかな??

西洋骨董洋菓子店 3

よしながふみ 新書館 2003年2月25日 SWCDー007
山寺宏一(橘圭一郎)、郷田ほづみ(小野裕介)
関智一(神田エイジ)、井上和彦(小早川千影)
小杉十郎太(ジャン=バティスト・エヴァン)

折笠富美子(伊藤)、柳沢真由美(漆原)、津田英三(会長)
山岸功(見習い)、仮屋昌伸(リングアナ)、今村卓博(爆統の男)
茂呂田かおる(ゆりな)、むたあきこ(可奈恵)、佐藤利奈(里沙)

初回特典:楓子篇
山寺宏一(橘圭一郎)、郷田ほづみ(小野裕介)、関智一(神田エイジ)
井上和彦(小早川千影)、柳沢真由美(桜子)、折笠富美子(楓子)
「アンティーク」で見習いパティシェをしているエイジは、元プロボクサー。ボクサーになる前は暴走族で、据え膳食わぬは・・の方針で、初体験が小学校などと言うような、とんでもない人生を歩んできた若者だった・・。
その彼が師匠と仰ぐ小野のもとに、フランスでの(小野の)師匠であるジャンがやってきた。
関智一さんは、BLにご出演の作品数は決して多くはありません。むしろ、私が所有している分では。200タイトルを越えて、BLと普通のCDを分けた時「え?」と思うくらい、BLのタイトルが少なかった方のお一人になります。(保志さんも少ないのですが、保志さんの場合は。スキャンダルシリーズなどを私が購入しておりませんし、最遊記の枚数多いですからねぇ(゜゜)\バキッ☆)
あ、話が逸れました。関智一さんは、その少ないBLのご出演作品が、うわぁ・・と思わせる作品が多いために。インパクトが強いんですよね。だから、分けた時に「え?こんなに少なかったっけ?」と言う印象がつきまとうのではないかな?と思います。
子供の領分の、その手のシーンがないのにBLに入っている作品の俺様キャラ!のインパクトも強烈ですが。
この西洋骨董洋菓子店のエイジ君の印象の強さ・・。BLを聞きながら、エイジ役の関さんの子供のような泣きじゃくりのシーンで、久しぶりに泣いてしまいました。

無茶やっていて、その若さで「もう枯れてしまった」なんて言うくらいのエイジ。本当に、世間のつまはじき者だった彼ですが。小野のケーキと出逢って、お菓子を作りたい!パティシェになりたい!として、小野の下で働く彼は本当に一直線な若者です。
彼が引退した時のエピソード(冒頭部分)での、網膜剥離と聴かされてのシーン「そんじゃあ、俺ボクシング辞めねぇと。辞めたくねぇけど・・・辞めんのやだ。俺・・・辞めんのやだよぉ、会長・・・俺からボクシング取ったら、何が残るんだよぉ」のシーンでも、その率直さが出てますよね(^-^)。
そんな彼が、修行をするにしても、習っておくに越したことはない!として、フランス語教室に通わされるようになった時。
勉強は嫌いだと、ぶちぶち文句を言いつつ。小野の指示なので学校には通っている。しかし、片づけも仕込みも、エイジ抜きで店は回っていて。しかも、厨房の仕事に(器用な)橘が小野に教えてもらっている・・・のを見てしまった彼は、どんどん不機嫌になっていき・・。その理由が「先生、先生は俺がいらなくなったから、俺の事、フランスに行かせたいわけじゃないよね?
俺が全然仕事が出来ないから、俺を店から追い出すんじゃないよね。
だって、俺、いらない子供だったから。ボクシングは良かったんだ。勝てば良かった。そしたら、俺は要らない人間なんかじゃないって思えたから。けど、今の仕事そういうの良く分かんねぇんだもん。先生、俺の事も褒めてくれるけど、オヤジの事も褒めちゃうし。店の中の男で、俺だけ先生の好みじゃねぇしさ。俺、俺・・・・もう、俺、もう誰かに捨てられんの嫌だよぉ・・」
親に捨てられ、施設で育った彼のトラウマが、小野にも見捨てられてしまう事への恐怖感を呼び覚ましてしまったんですね。そして、声をあげて、周囲の目も憚らずに彼がうわーん・・・・と泣きじゃくるシーンは、図体だけでかくなったけど。親の愛を欲しがる、小さな子供を思わせてくれました。このシーンは、関智一さん渾身!!の演技ではないでしょうか??
しかし、エイジ君よ・・。「パティシェのチャンプ!!俺、抱かれても良い!」って君は二言目には「抱かれても良い」って言うけど、この作品に関しては冗談になってませんから(大笑)

3は別名「エイジ」篇と名付けられていますが、同時に小野の過去編とも言うことが出来ます。ジャンが小野のアパートに入った時に、映画館の上映ブザーが鳴り、映写機の音がするのが凝ってますよね。
感情の起伏の激しいジャンは、情熱的で大胆で。愛する人のために跪くことも辞さないほどです。パリに行って4人目くらいに付き合った人と言うジャンは、小野にして「わっかんないなぁ・・・。リアクションが読めない」と言わせるくらいです。その読めないリアクションやら行動を見事に再現しているジャン役の小杉さんも、ノリノリでねぇ・・素晴らしいの一言につきます。
橘と同族嫌悪?と言うシーンがありますが。お客様に本日のお奨めを答えるシーンは、まさに橘と一緒!!と思ってしまいます。2巻までの橘の立て板に水の説明と、ジャンが説明するシーンが本当に似ているんですもの!!

笑えるシーンはいろいろありますが、「同時通訳でお送りさせていただきます」と言う解説?のシーンで、ワンテンポ遅れて「いただきます」の井上さんが、妙におかしかったです。
「壊れたプレイヤーのようなギャルソン」である千影の「いらっしゃいませ」の繰り返しも楽しかったです。「何言っているのか、分かんない」とずっと悩んでいて、「外国語だ」と気が付くのが遅いってのもちーちゃんならではですね。
千影のシーンでは、オーダーを取りに行っていて。数カ所から注文が出ると。「はい、ただいま」「かしこまりました」と格好良く言っておきながら、途端に合計の数字が分からなくなって「えーっと・・と言うことは」とまごまごしているシーンに笑いが出ます。
お客さんから「3個だよ、ちーちゃん3個」「急いでいるわけではないから、ゆっくりおやりなさい」と暖かく言ってもらえるのも、千影の個性や人柄のおかげでしょうね(^-^)。確か「恐れ入ります」ってのは、橘に教えてもらった呪文だったよね。その教えてもらったシーンとか、なかったのが残念。
小野では、クロワッサンを全部棚から下げろと言われて、「ウィ、ムッシュ」と答えるセリフは、本当に嫌々だったのに。エリックと寝たのか?と訊かれて「ウィ、ムッシュ」は即答したシーンが笑えます。
エイジを息子のつもりで育ててきた会長さん。甘いの得意じゃないのに、エイジの様子を見に来て食べて帰っていく件は、優しい気持ちになりますね。エイジがいつか一人前になったら、会長さんの所に戻る日が来るのかもしれませんね。
会長さんの、コネがあるんだよ「ラーメン屋とか、ラーメン屋とか、ラーメン屋とか・・・」のシーンもちょっと笑えますよね。エイジから、ケーキの匂いがする!と減量中のボクサー仲間が眠れないと言っていたのに、会長からケーキの匂い・・と言うシーンもクスッと笑ってしまいます。
しかし、橘さん・・・はげで眼帯のおっちゃんに見いだされてボクサーになったか?って、何の話よ(大笑)。あの有名なボクシング漫画ですよねぇ。それを知らない世代も居るでしょうに。
爆統チーム?の仲間だった女性が来て、エイジと旦那さんを比べての「ピー」音鳴りっぱなしで内容分かりません・・・の会話は、大体想像はつくけど(消しているくらいだから)消されていると、逆に凄く気になるんですけど(大笑)。あれ、声優さん達ピー音の所って喋っていませんね。効果音で消しているのじゃないような気がします。最初から、その部分にはピーが入ると分かっていて、その部分の間は喋っていないように思います。「で」「の」「に」で区切られていますけど。

初回特典の楓子篇は、お母さんも一人の人間・・・と言うのが、しみじみとして好きでした。

ごはんを食べよう 3

真船るのあ インターコミュニケーションズ 1998年12月25日
小杉十郎太(玖珂乙彦)×三木眞一郎(月島晶)
こおろぎさとみ(玖珂はるか)、檜山修之(麻生高文)
中村大樹(玖珂泰彦)、叶木翔子(木原翔子)
渋谷茂(長岡)、若林直美(店員)
玖珂に、お見合いの話が持ち込まれた。それと時を同じくして、月島がグリーンレストで知り合った熊男(゜゜)\バキッ☆は、実は玖珂の弟・泰彦。泰彦が転がり込み、改めて自分たちの関係は、表沙汰に出来ない事などを悩む月島だった・・。
そして、はるかが雑誌のモデルを引き受けた服飾関係の女性が、なんと玖珂のお見合いの相手で・・・!
私と三木さんの出会いは、あちこちで書いていますが。遙かの頼久さんでした。
その後、小林くんのドラマCDを経て、三木さんご出演のアニメで最初にマジマジと見たのが、エスカフローネでした(エスカフローネは、遙かの青龍コンビである関智一さんと三木さんが揃ってご出演と言うので、レンタルしたんです)。そのアレンで、三木さんに惚れてしまったんですね。
なので、三木さんと言えば。クールビューティさん。長髪で美人で(大笑)背も高くて、仕事も出来るし切れるヤツ!!とにかく、スマートな格好いい役!と言う印象が強く強くインプットされたんです。

しかし。三木さんご出演のBL関係は、一番先に聴いたのが「LEVELーC」で。この一臣役も確かに仕事は出来る役だろうけど、何かちょっと違う気がする・・。その次に聴いたのは、確か「WORKDAY WARRIORS」でした。三木さんご出演と言うので、取り寄せて注文した記念の一枚です。でも、これも何かイメージが違う気がしたんです。この役も、確かに仕事は出来る役だけど。体格が良くて、Hシーンがプロレス?っぽく聞こえて笑ってしまったほどですから・・。なぁんか、三木さんに対して最初に受けたイメージとは、どれも違う!!と思っていたところ。
BL作品で、皆さんがお奨めしてあるほっこり系統の作品。どこの感想サイトさんに行っても、ほとんどの所が褒めちぎって書いてあるタイトルは、春抱きと青の軌跡。そしてこの「ごはんを食べよう」になるのですが。この「ごはんを食べよう」こそが、私が一番最初に三木さんの印象としてインプットされたキャラに一番近い作品だったのです。

はい。前置きが非常に長くなりましたが(苦笑)。BLにおける三木さん作品で、春抱きと共に「名作!!」と大絶賛しても良いタイトルです。
何しろ、この月島くんが綺麗!美人!家事能力は皆無だけど、今風に書くとツンデレタイプ。怒らせると、ブリザード吹き荒れます?と言うくらいのキャラ。長髪ではないけれど、本当に一番最初にインプットされた三木さんの声のイメージに一番近いんですよ。
「恋する暴君」の最強の受けは、攻めに対してポカスカ殴るし「たぁけ!」と怒鳴るのですが。このごはんの最強の受けである月島は、怒鳴ったり実力行使として殴ったりしなくても、視線一閃で攻めを黙らせるくらいの強さなんです。どちらが強いか・・と言ったら、惚れた弱みはあるにしても、月島に軍配を上げたくなりますね(^-^)。
今回は、熊男こと泰彦くんが転がり込んできた後。「俺と玖珂さんとの事で、何かあなたにご迷惑をおかけしたでしょうか?」や「急に気分が優れなくなったので、お先に休ませていただきます。では、失礼」は、泰彦さんのセリフを聴くまでもなく、怒りのオーラが背中に見えますよねぇ・・。
その一方で、「もう、一秒だって待てません」と言うシーンの色っぽさ。このごはんの場合は、801シーンなくても、ファンは納得すると思いますね。

でも。へたれ・へたれ・・と言われ続ける攻めの玖珂さんですが。本当に、あぁ・・いい人や!と思います。なんと言っても、小杉さんの包み込むような優しい声・・そして、その会話の内容。月島が惚れるのも、当然!!ですよね。
「恋愛ってのは、もっとみっともなくても良いんじゃないのか?」に始まる12トラック目からの玖珂のセリフ!!
「自分の心に背いてまで、世間体を守ったにしても。それは、俺にとっての幸せじゃあありえない。そうだろ?」
うわぁ・・・そんな、とろけそうに優しい声で抱きしめながら、自分たちの関係をジグソーパズルになんて例えられたら。たまらないですよ。素敵な一枚の絵が、見えてきますよ!

ただ、玖珂も指摘するように。月島は、玖珂よりもはるかの側に居たいから一緒に居るっぽい感じ・・受けません?月島くんには、分かってないんだから・・と泣き笑いされながら、キスされて否定されますが・・(大笑)、麻生のマンションに転がり込んだ後、「考えるのは、あの人とはるかの事ばかりだ」と言いつつ、はるかは元気にしているだろうか?泣いてはいないだろうか?本当にごめんよ、はるか・・って、はるかの事ばっかりですもの。

しかし。ごはんが他のBLをさしおいて。完結した今でも、名作!とシリーズとしての評価が高いのは。先ずは、玖珂の連れ子であるはるかの存在にもあります。
この時点では、幼稚園児のはるか君。実の父親である乙彦よりも、月島の方に懐いてます?と言う印象も受けますが(それだけ、月島がはるかを愛しているからでしょうが)、本当に健気で良い子!!
二人っきりになるチャンスがないのも、はるかの存在故で、普通だったらお邪魔キャラなのに。はるかが居てこそのトライアングル。
今回は、モデルになる仕事を引き受けたものの。月島が父親と喧嘩して家を出たと知ると、父親に抗議してますし。撮影現場に月島が居るかもしれない・・と、はしゃいで来たものの。月島が居ないと分かると、途端にぐずり出す。
そして、月島を探して屋上へ行き。姿が見えた!もっと見たい!として、フェンスの外側に出てしまう。ごはんシリーズには珍しく、かなり危険なエピソードになっていますが。月島に抱きついて泣きじゃくるシーンのこおろぎさんの演技は、演技を通り越しているようにさえ思います。本当に、ここに幼稚園児の子供さんが居て泣いているようなんですもの。ちょっと舌っ足らずな感じさえも!!
そして、はるかの存在だけでなく。今回、改めて聴きながら痛感したのですが。他のBLと一線を画しているのは、月島が抱く不安や悩みが前面に出ているからかもしれません。
男同士が好きになる。好きな人の親にも内緒。カミングアウトなんて、まだ出来ない。当然、同居(同棲)を知られては困る彼らのそんな情景が、電話の呼び出し音の違いや玖珂の「おまえの方の電話だ」と言う台詞で、互いに社会人の二人はそれぞれの電話回線をひいているんだな・・・家の中には電話が2台あると言う事を、聴いている人に分からせてくれる。
そして。昨今のBLには数少なくなった(2007年6月現在、ごく最近聴いたタイトルの中では「水に眠る恋」が久しぶりでした)世間様には許されない男同士であると言う悩み!男である玖珂を愛してしまった月島。自分の存在が、玖珂にとってもはるかにとっても、悪いのではないだろうか?と悩みまくる。
「兄貴は晶を幸せに出来なかったんだ」と、泰彦に言われて「違う。俺が玖珂さんとはるかを幸せに出来なかったんだ」と言うシーンは、もうジーンとしまくりました。

13しか、セリフがなかった・・と言う麻生さん役の檜山さんは、今回も穏やかなコックさんでした。
ごはん初参加!!の中村さんは、乙彦がテディベアならヒグマの泰彦を豪快に演じていらっしゃいました。玖珂と月島の仲をかき混ぜに来たのか?応援しているのか・・・判断に苦しむような設定の役でしたが、最後のチケットのエピソードが、本当に最高でしたね(^-^)。
こおろぎさんは、本当にはるかそのもの。三木さんの月島は、言うに及ばずです。
そして。キスするのを見かけて「やすひこーーーー」と絶叫し駆けてくる乙彦役の小杉さんは。ガヤで、名物?怪しい外国人を演じていらっしゃいましたねぇ・・。「バス乗り場は、どこですかぁ?」と問いかけているのに、誰にも答えてもらえない・・・・何度も何度もおっしゃるものだから。耳に残ってしまいましたよ(大笑)。
空港のアナウンスも、ガヤも参加された声優さん達で録音しているのでしょうが。本当に空港にマイク持って行ったのでは?と思わせるほどでした。
また、今回は!特にブックレットの事も書かせて下さい。12トラックで、玖珂が月島に自分たちの事をジグソーパズルのピースに例えて話をしますが。ブックレットの絵がね、天使のジグソーパズルなんですよ!>裏表紙。聴いた後にブックレットを見て、また感動してしまいましたよ。はい・・・・。

LEVELーC 3

葵二葉&紅三葉 マリン・エンタテインメント 2000年10月25日 MMCCー3009
三木眞一郎(本城一臣)×石田彰(篠原みづき)
子安武人(篠原実)、関智一(小鳥遊新)、森川智之(曽我千賀志)
前田剛(友人)、竹本英史(友人・アシスタント)、高瀬右光(同僚・ディレクター)
くればやしたくみ(仲居・カメラマン)、小野未喜(キャッシュディスペンサー・事務員)
仕事が忙しい一臣。なかなかゆっくり出来ない彼に、みづきは温泉旅行をプレゼントする。
しかし、その温泉旅館の社長は、過去に一臣と何かあったらしい曽我千賀志で・・・。一臣の過去は気にしない・・と言いつつ、気になって仕方ないみづきだった。
他、みづきと二人で指名のモデルの仕事が、一線を退いた実に舞い込んできた・・・篠原兄弟編のエピソードを描くミニドラマ、イメージソング「Lost Child」も収録された第三弾のドラマCD。
ドラマCDとしては、3年くらい間が開いているそうです(中のブックレットによると)。が、ドラマCDの1と2から、どのくらいの年月が経ったお話なんだろう?と思ってしまいました。

先ずは、小鳥遊君。2で、みづきのクラスメイトで出てきて。みづきが気になっていて、いつも突っかかってはいるけど、鈍いみづきには気づかれていない(^^;。体育祭で、キスを仕掛けたことすら、みづきには「苛め?!」と受け取られていた彼が、どこをどう変遷したなら、学校でかなり事情の分かっているクラスメイトになっているんだ!!??
・・・小鳥遊くんのお姉さんが、かつて一臣と付き合っていて捨てられてしまった事。一臣とみづきが、そういう意味で同居している事もお互いに良く知っている・・・。
別に、時系列順にドラマにして欲しいなどとは思いませんが。2の小鳥遊君のエピソードを聴いたすぐ後だと、あら?みたいな感じでね。ちょっとびっくりしました。
また、1のオリジナルエピソードの時には、意地悪な(大笑)取引先秘書役だった森川さんが、今回は一臣の過去の人!として登場。これまた、キャストを選ぶ時に何も考えなかったのかな?みたいな(゜゜)\バキッ☆。

気に入ったシーンは結構ありますが。ちょっと笑ったのは、友人に「帰り、どうする?」と訊かれて「銀行行って、残高照会する」と答えるみづきに「生活感あふれる」・・・って、高校生の会話か??これが主婦の会話なら、生活感あふれるでしょうが。高校生が、学校の帰りに残高照会するの??
その金額が、「一、十、百、千、万・・・」と桁を数えるみづき役の石田さんの数え方が、百万単位でお金貯まってます・・・って感じを受けるのですが。その金額、高校生のものじゃない!!

小鳥遊くんに「凄く欲しいものはないのか?」と訊かれて「今、一番欲しいのは・・・一臣」と答えるみづき。ちょっと待て!!いくら、小鳥遊君が、彼らの関係を知っているからって・・そんなあけすけに語らなくても・・。小鳥遊君も、困ったでしょうね。
2の体育祭の時には、高校生じゃなくて小学生のガキか?と思ったみづき君が、いきなりマセガキになっちゃった感じがして、小母さん赤面しましたよ・・・・はい。

1と2の時には、石田さんお一人が喘いでいます?と思ったHシーン。
「それなりに期待してたくせに」と一臣に言われていますが、いやぁ・・聴いている方もちゃあーんと、それなり以上に期待してました(大笑)。今回は、三木さんの声もお湯のチャプチャプ音も(゜゜)\バキッ☆入っていて。あぁ、効果音があると違うなぁ・・と思っていました。

石田さんでは、好きな人の過去(自分の知らない過去)を知っている「ただの同級生」じゃなさそうな千賀志と、対峙するシーンの開き直りが凄かったですね(^-^)。
「気にしてない・・・ですから」と答えたものの(また、ここの声の震え方が気にしてます!って分かるんですものね)「嘘つき」と断定されて、「大人ってずるい・・・」演じている石田さんは、もちろん大人なのに(大笑)子供の気持ちで言っているのが凄いですよね(^-^)。
小鳥遊君との会話でもそうですが、結構周囲を気にせずに一臣との事を言っている感のあるみづき君ですが。旅行を計画した理由が
「甘えてくれたら、嬉しい。そんな場所になりたい。ここに居るよ。だから、ゆっくり休んでね・・・って」・・・そんな甘甘な表情が見えるような彼は、周囲の目の毒ではないでしょうかねぇ??

三木さんでは、ウェルカムドリンクである抹茶をたてて退室した千賀志を見送ったみづきが「千賀志さん、格好いいね」と洩らしたのを受けて「俺のための旅行なんだろ?他の男の事は考えんなよ」のセリフに降参しました。ちょっと嫉妬してます・・と言うのを隠しもしないで、それでいて耳元でそんな言い方されたら。即「はいッ!」となってしまいそうですよ。
浴衣を着て「少し腹が出ないと、帯の据わりが悪い」と言っているシーン・・。ドラマとは違うと思いつつも、三木さんもあまりお腹が出る体質ではなさそうなので、浴衣の帯は、据わりが悪そうね(大笑)とか、温泉の風呂桶は、木の桶も良いけど、黄色い桶・・・と言う台詞に「ケロリン」とか書いてあるプラスチックの黄色い桶ね・・と思ってしまいました(大笑)。

1の冷徹秘書さんとは違って、二人とも攻めだったから成り立たなかった(大笑)一臣の友人役の森川さんは、「子供」とからかって遊びつつ、じっくりと確かめてみたい・・って攻めるシーンで「教えてあげるよ。この世の物とは思えないくらい、気持ち良い事をね」と言っていますが。そのセリフが三木さん演じる一臣の決めセリフ(この作品における)ですから。いやぁ・・わざと同じセリフを言わされているのに、こういう言い方もあるか!とちょっと感心してしまいました。
お兄ちゃんの子安さんは、お兄ちゃんのモノローグで進むお話だったので、どうしても修飾語や説明などが多かったのですが。そんな中にも、弟・みづきに対する愛情や優しさ。プロとしての厳しさなども表現されていて。本当にお見事!でございました。

そして。キャッシュディスペンサーや、カメラマンなどの兼ね役もしっかりと書かれていて。確かに、キャッシュディスペンサーも声優さんが演じているでしょうけど、そこまで書いているブックレットは珍しかったので。おぉ・・・ちゃんと書いてくれている!と嬉しかったです。

やさしい竜の殺し方3

津守時生 ムービック MACYー2407 2005年7月29日
千葉進歩(アーカンジェル)
諏訪部順一(セファイド/ナレーション)、置鮎龍太郎(アルファード)
田中敦子(ファンリエッタ)、園江治(ボッシュ)、松山鷹志(フィンチ)
島宗りつこ(モニカ)、上田陽司(ブルーノ)
最上嗣生(兵士)、渡辺浩司(兵士)、松岡大介(聖騎士)
今までに何度となく繰り返されてきた、ドラゴンと誓約者の悲劇。しかし、雷牙王・アルファードの誓約者であった光王カーライルが、ドラゴンを失った後に見つけたとされる失せし秘宝こそが、その悲劇に終止符を打つことが出来る呪文であった。
無事に、光王の墓所から秘宝を入手したアーカンジェル達は、本来の目的地であったキョウトに赴くが・・・。
最初に、3巻のデータベースをタイプしていた時。あれ?緑川さんは?緑川さんは主役二人のうちの一人じゃない・・どうして、名前がないの??と、ブックレットをひっくり返してしまいました(別に、ひっくり返しても名前が載っているわけじゃないんですけどね)。
データベースを入力する時には、結構お話を知らないままの事が多いです。聴きながら入力しても、タイプ中はお話聴いてない状態の時が多いので、無駄なんですよね(゜゜)\バキッ☆。
入力が終わって、さてと!と聴いて。あぁ・・2巻からの続きで、置鮎さんになっていたんだっけ。で?ここで魔法を解除してしまうと、大変な事になるからって、そのまま別のご先祖様である諏訪部さんになっちゃったから、出番がないままだったんだ・・と落ち着きました。
何しろ、ビーンズ文庫になった小説を読んだのは、ドラマCDが完結してしまってからですからね・・。仕方ないじゃない。内容知らなかったんですもの。

と言う、私の言い訳はおいといて(゜゜)\バキッ☆。ドラマCDはドラマCDなりに、健闘してますね!と言うのがこの3巻に対する感想になってしまいます。
と言うのも、一番最初の感想を。先の展開も知らないでドラマCDを単体で聴いた時のそのままの感想を書こうと思ってはいますが。ドラマCDを聴いた後に、何回も原作読んでしまったからねぇ・・。今更、原作をまるきり知らない私の感想ってのは、書けないわけで。
ですから、おそらくは一般的なルート(゜゜)\バキッ☆である、原作が好き→ドラマCDも聴いてみたい!と思った方と同じ感想になってしまいますm(_ _)m。

2巻は、ビーンズ文庫の3巻をドラマCDにしていました。このドラマCDの3巻は、ビーンズ文庫の4巻が原作になります(ドラマCDの1巻が、2冊分でしたからね)。
二つの世界を守るため、仕方ないとは言え。自らを犠牲にしてバランスを保つしかない幻獣の王・ドラゴン。ドラゴンが誓約する者は、愛する者に先立たれてしまう・・・と言う悲劇に直面するわけです。しかも、自らの手で愛するドラゴンを殺す・・・か、愛する者を傷つけないように誓約した血の呪縛が、ドラゴンの全身を引き裂く(って事は、傷つけられるかもしれない位置に居た誓約者は、それを目の当たりにしてしまうわけですよね)と言う悲劇のおまけ付き。
ドラゴンの方も、人間は嫌いだけど。愛する誓約者が居る世界だから。愛する者を守るためには致し方ない・・残して行く者のつらさと言うのがあるわけです。

死んでしまったドラゴンの方は、後は知らないわけですが。残された方は、そりゃたまったものじゃないですわな(^^;。
結局、その愛する者を失ったつらさから、アルファードの誓約者のカーライル王は、秘宝を見つける事に一生懸命になり。その為に数多くの部下や人々の生命を奪う結果になってしまった。唯一求めた宝である呪文以外は、お金にして分け与えたにしても、吸血王と後世の人々に言われ。ドラゴンを失った後には、笑みを浮かべることすらなかった。
3巻では出番がなかったダンタリオンも、愛するドラゴンを失った為に世界を滅ぼす事を考えてしまっているし・・。

そんな先代達の気持ちが分かるから、千葉さん演じるアーカンジェルは、一緒に行動しているアルファードに対して、屈託を抱えている。その屈託を抱えたシーンは、ドラマCD2巻の最後の方に出てきていましたが、2巻では語られずにこの3巻に持ち越されていました。
しかし・・熱に浮かされていたとは言え、言ってしまっちゃうわけね。
・・・まぁ、言ってくれなかったら。聴いている方は、優しいアルファードさんに、何をこの子は拗ねているんでしょうね・・って思っていたはずですが。

つまりは。誓約に縛られていたアルファードは、死ぬしかなかった。それは仕方ない。
と言うよりも、人間界の贄になってくれた彼に感謝こそすれ、死んでしまった彼に対して「どうして、あの時死んだ!」と責める事は出来ない(この辺りが、既に死んだ人(竜)なのに憑依魔法で甦っているから、ややこしくなりますね)。
でも、一緒に生きていけないのなら、一緒に死んでしまいたかった!と言うのが、誓約者の気持ちでしょう。
だからこそ、カールの事をあれこれ言うアルファードに対しては、「光王を残して死んだくせに」。
そして、そのアルファード(セファイド)の中に居るウルに対して「私を置き去りにして、死んでしまおうとしたくせに」が、アーカンジェルの抱えていた屈託だったわけで。そこまで深いドラゴンと誓約者の愛なんですよねぇ・・。
それがまた、絶世の美貌を誇る騎士様のアーカンジェルと、日々成長しているウルのコンビだから。BLに入れてしまっちゃうわけで(゜゜)\バキッ☆。

アーカンジェルが、彼の屈託の原因であった気持ちを吐露してしまい。アルファードに見せたくなかった、カーライルの墓碑銘が分かったシーンのアルファードのやりとりと、二人の苦悩。この二つはドラマCDの中でも、聴き応えのあるシーンとなっています。
置鮎さんは、やっぱり「父性愛」にはちょっと聞こえなかったけど。包み込むような優しいお声で、暖かい王様だったんだろうな・・と思っていました。そんな彼が、光王の墓碑銘を見て血の涙を流すシーンの慟哭は、迫力がありました。
光王の墓所に行くシーンで、中に居るウルに(アーカンジェルの美しさを褒めて、捕らえられたアークを見たヒロシマの王子の反応が分かると言ったために)「変態!」と言われてしまい、たしなめるシーンが、聴きたかったですね。諏訪部さん(セファイド)の方は、中に居るウルとやりとり?しているらしい一人芝居を聴くことが出来たのになぁ・・。あぁあ、勿体ない(゜゜)\バキッ☆。

そして。アルファードが狂乱してしまったがために、現れたセファイドさん。
1巻以来のご登場!!となるわけですが。まぁ・・このセファイドさんってば、軽くて明るいけど。でも、世界を二つに分けた原因?!のキングオブドラゴンでもあるんですよね。
彼のシーンには、アルファードの時にあった悲壮感はなく。場を和ませて、なおかつ明るく盛り上げてくれるシーンが多かったですね(^-^)。一番大笑いしたのが、憑依魔法が解けてしまう前、14トラックのアーカンジェルとの別れのシーン。
「感謝の気持ちは、態度で濃厚に現して」と、アーカンジェルとのキスにこだわった彼が「初志貫徹!!三つ子の煩悩、百まで!」と握り拳を作って、堂々と宣言するところですね。原作では、初志貫徹!しかなかったので。シナリオで付け足されたのか、アドリブだったのか?は、はっきりしませんが。受けましたねぇ・・。いや、本当に笑いました。
そのキスシーンでの千葉さんの内心の叫び「このお下劣王!エロドラゴンっ!!万年発情期竜!!」も、大受けでした。アーク・・嫌がっていないじゃない(゜゜)\バキッ☆。
千葉さんでは、他にはウルに戻れないセファイドに、俺の事をなんだと思っている?!と問われての「魅力的で世話焼きで、頼もしい反面、好色で節操なしで、品位に関して問題のあるご先祖様」の一気セリフの冷たさが、好きです。その一方で、生き方を無理して変えなくても良いとセファイドに言われて「ありがとうございます」と礼を述べるシーンの華やかなまでのにこやかさは、罪作りかも・・と思わせるほど、声に艶があって惚れましたわ(^-^)。
諏訪部さんの原作では「にゃは!」(が「にひ」に聞こえる時もあるけど(゜゜)\バキッ☆)と言う語尾やら、別れを惜しむシーンでの「チビのもんだしぃー」と語尾を伸ばしての甘え声と。その一方で、子孫を誓約に縛ってしまった苦悩を言葉にするシーンは、続けてのシーンだっただけに。その見事な切り替えに唸ってしまいました。

今回のお話のヒットポイントは、原作でもそうでしたが。アーカンジェルの騎士団時代の親友であるフェンリエッタでしょう。
高貴な生まれであるにもかかわらず、自分よりも美しい?!アーカンジェルを等身大の着せ替え人形として遊び(メークまでする念入りさ)、それでいて、彼が持ち込んだとんでもない話に即座に乗るし。「なにがあろうと、私は君の味方だ」と言い切れる剛胆さまで持ち合わせているんですもの。
いやぁ・・アークったら、良いお友達を持ったわねぇ。ドウマと言い、君は本当に友人に恵まれていますよね(^-^)。
そのフェンリエッタ役の田中敦子さんは、もう見事!!としか言いようがないですね。フェンの挿絵を見ながら、田中さんのお声が浮かぶほどですよ。こういうBL関連?の作品で、女性を褒めるのって寺田はるひさんや岩男潤子さん以来じゃないかな??

原作が良いと、当然ドラマCDも良いお話になるのはなるのですが。ただ、やっぱり原作を知っていると。あらら・・と思うシーンは結構ありますね。
光王の墓所に行く時に、ボッシュさんを脅していた馬鹿王子!を雷に紛れて殺してしまった雷牙王のシーンがなかった事。
そして、教皇の謁見でフィンチ大神官が亡くなったいきさつ・・・執拗なまでにセファイドが名前を連呼していた理由などは、このシーンには直接はなく(前後に、フィンチをセファが暗殺したと語られてはいますし、アークとアルファードの会話で「名前を直接呼ぶのはどうの・・」と言う会話があったのですが、それってCDではシーンが離れて前の方なものですから)。最初に聴いた時には、暗殺になるのは何故だろう?って、私もちょっと考えましたから。わかりにくいかなぁ・・と思って。
飛ばしているのはかまわないのですが、光王の墓所に行く時に雷牙王が唱えた呪文。あぁ、置鮎さんの流麗な声で聴きたかったなぁ・・・。

ESCAPE DISC3

内田一菜・鹿乃しうこ クリアブルーコミュニケーションズ 2002年5月25日
ACT1「EGOIST コドモはわかってくれない!」 相馬×大和
ACT2「PLOFILE 素顔のままで」   早乙女×大和
ACT3「UNFORGETTABLE 眠れぬ夜の夢」   九条×二宮
成田剣(相馬駿一)×荻原秀樹(真島大和&二宮馨)
一条和矢(早乙女麗士)×荻原秀樹(真島大和&二宮馨)
伊藤健太郎(九条一臣&上条元基)×荻原秀樹(真島大和&二宮馨)

檜山修之(汀隆史)、鳥海浩輔(榛名悠太)
安田未央(看護婦)
ACT1
相馬と、身体の関係を続ける大和は時折訪れる不安にさいなまれていた。一緒に暮らそう!と言う相馬のアパートに行ったものの。「嫌だ」と言うのに、即押し倒されてしまった大和は「あんたの本当が知りたい!」と言うのだった・・。
ACT2
クラブ・ダンディから独立する事になった、早乙女。その引っ越しを手伝った大和は、ありふれたソファだけを残して、他の高価そうな家具を処分した理由は何なんだろう?と思っていた・・・
ACT3
朝礼で倒れた、生徒会長二宮。骨折もしてしまい、一晩入院する事になったが。彼の不安を見透かしたように、現れた九条医師。九条によると、二宮の病名は「恋煩い」だと言うのだった・・・。
荻原さんは、私・・・このESCAPEシリーズで一番お声を聴いています。イスもありますが、やはり荻原さんと言えば「ESCAPE」になっちゃうくらいなのですが。
久しぶりに聴いたこのDISC3の3つのお話、全部が荻原さん受けだったんですね(正確には、ACT3の二宮は、大和×二宮と言う感じなのですが。流石に一人二役でのHはなく。欲求不満の二宮を九条先生が指だけで治療しちゃう・・と言うお話でした)。
で・・・やんちゃな大和君にはぴったりのお声だとは思うのですが。なんだかなぁ・・今回の感想の真っ先は「なんか、嫌」になっちゃいました(゜゜)\バキッ☆。
聴きながら、揚げ足取りばっかりしてしまうんですね。お話にのめり込めないと言いますか・・。
ですから、ここから先は、荻原さんファンやESCAPEが大好きな方は、お読みにならずに飛ばして下さいm(_ _)m。



先ず、揚げ足取りの真っ先は。ACT3の朝礼で、二宮が倒れたシーン。成田さん演じる相馬が「救急車!!」と叫ぶのですが。
倒れただけで、すぐ救急車呼ぶ??倒れた時に、例えば足とか手の向きが信じられない方向に折れ曲がっているような、重傷級の骨折をしていたとしたなら、救急車も分かりますが。普通は、保健室に運んで様子を見るとか、安静に寝かせるのが先じゃない??
そして、二宮が退院する時(一泊入院も、本人とお医者さんだけで決めてしまっているけど・・。親御さんはどうした?って思いました)も大和だけしか来ていないじゃない?二宮君って、単身アパート暮らしでもしていたの??大和の設定が(ゲームですが)親元を離れてのアパート暮らしだったのは覚えていたけど・・。二宮もそうでした?

で。ACT1では。大和が相馬に「あんたの答えを聞きたい!」って詰め寄りますが。大和の不安も分かるけど。相馬が言うよりも、大和の方が相馬を深く理解しているんですよね。口べたで、身体の関係にすぐ持っていきたがる事とか・・・相馬自身が説明出来ない事までかっちり分かっている会話があって・・。聴かなくても、分かっているじゃない・・。それだけ分かっていて。あんたはこれ以上何が聴きたかったの??とか、思ってしまってねぇ・・。

まぁ、二宮と大和は同じ荻原さんで。仕方ないって言ったら仕方ないのですが。
二宮のクールな生徒会長としての声音は、大和と区別して一生懸命お芝居して下さっているのは分かるのです。別のキャラだぞ!って意識して演じていらっしゃるのが分かるのですが。
いかんせん、Hシーンで喘ぐと・・声のうわずり方が一緒(゜゜)\バキッ☆。仕方ないのは分かっていても、変わらない(^^;し。どの時も、最初っから感じまくってます!!臨戦態勢OKです!!みたいな感じなのよ・・。大和×二宮がなくて、荻原さんも良かった・・とおっしゃっていましたが、聴いている私もホッとしましたよ。これで、一人二役のHがあったら・・今、どっちがどっちか訳分からなくなって、困ったはず・・。
このCDを聴いた時の真っ先の感想が「なんだかなぁ・・・何か、嫌」となった理由が。撫でられただけ程度なのに、受けである大和(二宮)が、最初っから全部感じまくって、絶頂期です!!みたいな喘ぎだった事になるかなぁ・・。
だから。最初から、臨戦態勢OK!!もう、いつでも来い!の状態の攻めと受けだったら・・盛り上がりも何もない(゜゜)\バキッ☆から、嫌すぎるかも。やっぱりね、徐々に盛り上がってお互いに・・ってのが、良くない??
しかも、二宮くんなどは思いっきり乙女!!だし。いくら、女王様キャラだったにしても。恋する相手の事を「彼」と九条先生に言われても、否定しないし。九条先生の述べる症状の問いかけに、胸が苦しくなって・・と答えるシーンなどは、枕があったら投げたくなりましたよ(別に枕でなくても良かったのですが、凶器にならない投げる道具って・・枕しか思いつかなかったのです。シーンは病室だし)。駄目だ・・こういう乙女チックなキャラ・・頼むから、やめてくれ!!と思ってしまいましたm(_ _)m。これは、荻原さんが悪いわけじゃないのに、聴いていてむずむずしてしまいました。

ACT2では、早乙女の本名である「えつし」を連呼していますが。これがねぇ・・えつしに聞こえるのは、ほんの一部。「えっちしぃ」に聞こえてしまうの。私の耳が変なのかもしれませんが、Hシーンでうわずると余計に「えっ・・ちぃしぃ」=「Hし」に聞こえてしまって。まぁ、早乙女はESCAPE1のHなキャラだけど(大笑)。最初は、「Hしよう」と続くのかと思ってしまった(゜゜)\バキッ☆。なもので、二回目以降は、えつしと呼ぶ声ばかりに意識がいっちゃうし・・おいおい・・。

また。DISC2までの「このトラック、無くて良い!」と思った「貴女も、ESCAPEの住人になって。キャラクターと会話しましょう!」がなくなっていまして。声優さんのフリートークが入っていたのは良いのですが。
このフリートーク。荻原さんと成田さん、伊藤さんがご出演でしたが。音楽がね、うるさい(大笑)。
しかも、ところどころで音楽で会話がフェードイン・フェードアウトしてしまうの。会話の途中で、音楽の音量が上がって声が聞こえなくなる。あぁ・・フリートークは終わりか・・と思うと、また会話が聞こえてくる。
あら?あらら?みたいな感じでね。それにまた、このフリートークの抜粋会話の基準が分からない。話は音楽の後ろ?で続いていたと思うのですが。その部分をわざわざ収録したのは、何故?と言う感じなんですね。
途中途中で、何回も話がブツ切れしていたので。終わった時には、「あぁ、今度こそ終わりか」と思ってしまいました。編集が、微妙に入っているのでしょうが。声優さん達の会話を、結構それなりに残して聴かせてくれるフリートークトラックが多い中、この編集意図は何なんだろう??と、かなり疑問に感じてしまいました。

でもね。弁護するわけでも、なんでもないけど。全部が全部面白くなかった訳じゃないです。
ACT1では、保険医の汀先生と体育教師の相馬先生の会話があって。汀役檜山さんのHムンムンの声と、相馬役の成田さんのやりとりが、実に楽しかった。そうなんです・・肝心の大和と相馬の会話よりも、汀と相馬の会話が一番楽しかった(゜゜)\バキッ☆。
相馬に関しては、ドライブに行ったシーンでの勝負パンツのエピソードは笑いましたね。虎模様のパンツがシルクって・・シルクって・・(大笑)。
照れてしまって「うるさい。うるさい・・・うるさーいいいい!」となってしまう相馬・・。キャラボイスの時にも思ったのですが。相馬って、可愛いキャラよね(大笑)。
ACT2では。最後に早乙女の高校時代のアルバムが出てきて。それを見た大和に、「俺にまだ一つ隠し事してるだろ?」と問われた早乙女が「何が?」と切り返すシーン。ここの一条さんのちょっと焦ったような、うろたえたような声におぉお!と思いました。
自称25歳の早乙女の年齢と、アルバムの年号が合わない。本当の年齢はいくつだ?と言う問いに、早乙女ははっきり答えませんでしたが。聴いていた私は、思わず「29歳!」と言ってしまいました(根拠なし)。
ACT3では。メインのお話は、とりあえずおいといて。檜山さんが兼ね役で病院のお医者さんを演じていらしたのですが。聴いていた私は「君島先生よ!絶対に、君島密先生よ!!」と思ってしまいました(大笑)。(君島先生=S.S.D.Sの檜山さん演じるお医者様)

キレパパ。3

高城リョウ インターコミュニケーションズ 2006年4月20日
櫻井孝宏(榊俊介)×緑川光(鷹司千里)
諏訪部順一(二条翔)×宮田幸季(鷹司里樹)
川島得愛(鷹司千歳)、羽多野渉(鷹司千鳥)
平井啓二(助監督)、久嶋志帆(仲居1)、関山美沙紀(仲居2)

檜山修之(柴雪人)、森川智之(鷹司千尋)
冬休みを前に、千里の可愛い可愛い里樹が家出をしてしまった。・・と言うのも、映画ロケで忙しい恋人の二条翔と一緒に居たいと言う願いを却下・反対したためだ。すぐさま、俊介と共に里樹達の後を追うが、なんと彼らが宿泊する映画ロケのための宿は、千里の実家の旅館だった・・。
千里の兄達や父・千尋は、千里や里樹が男性と付き合うことに猛反対。特に、千尋の嫌がらせは流石!?千里の父と思わせるもので・・。
美しい上に美声揃い。そして、猛烈パワーは遺伝ですか?と言うような鷹司一家が登場しました。
お話的には、千里と俊介。そして翔と里樹(を妨害する千里)だけではなくなり、賑やかで楽しかったのは楽しかったのですが(だって、あの千里さんを上回る怒りパワーのお父さんが出てくるし・・ややこしいから、キレジジと呼びますか?)。その分、忙しかったなぁ・・と言うのが一番最初の感想になります。

千尋役の森川さん。爺様にしては(森川さんの声の中でも)偉く可愛いトーンだなぁ・・と思っていたら。中盤で、千里ぶりっこをして俊介を騙すシーンがあり。あぁ、なるほど!このシーンのために、可愛い声だったんだなぁ・・と妙に納得してしまいました。
森川さんと緑川さんの声が似ているなんて、思ったことすらなかったのに。俊介を騙そうとして、迫るシーンは「おぉおお」と唸ったくらいです。
再会した時、里樹が「爺様!」と言っているシーンに大受けしました。宮田さんが森川さんに「じいさま」と言っている!!これに尽きますよ。

今回、初参加の方では。役とは言え、波多野さんが緑川さんのお兄さんで、宮田さんの伯父さんですよ!!トークまで緊張されていた波多野さんが、気の毒なような見てみたいような・・(^^;。川島さんは、檜山さんとの絡みがちょっとだけありまして。この二人のお話も、また聞いてみたいものですよね(^-^)。でないと、檜山さんがトークで「出番が少ない!!」と吠えるから(大笑)。

恋人との関係を否定されてしまい、今回は「良い子ちゃん」を少し脱皮した里樹役の宮田さん。「パァパァ・・・」と言う冷たい声音が、この子もそろそろ反抗期?と思わせてくれました。
翔役の諏訪部さんと、俊介役の櫻井さんは。嫌がらせにもめげず、頑張っていましたねぇ(^-^)。

今回は、実家での騒動がメインだったため。悶絶するほど・・の悩ましい声や起伏の激しい変化は、今までの2作に比べると少なかったかな?と思いますが。自分が反対されたら、嫌なのに。なのに、息子には反対してしまう。里樹の気持ちが分かると言いつつ、次のシーンではガルル・・・と反対している千里役の緑川さん。今回もお疲れ様でした。
・・・あの反対っぷりって、血のなせる技ですかねぇ??今回、キレジジ登場でそう思ってしまいました。

でも。千里は、とりあえず一度結婚して里樹をもうけているけど。里樹はこの年にして、既に男の恋人が居るわけで。そうなると、子供って出来ないよね??当然、里樹がキレパパになるのを見ることが出来ないのはおいといて・・。
里樹に子供が出来る年齢になった時。まだまだお若いだろうキレジジの千尋さんと、息子が20歳の時の子供である千里さんは、当然まだ若いおじいちゃんなわけですが。それぞれ、曾孫と孫を見る事は出来ないですよね・・。
うわぁ・・曾孫を可愛がって、切れまくるだろうオールドキレジジの千尋さんと、孫に近づく男は全て排除!!するだろう千里さんのキレジジぶりを見ることが出来ないわけか・・。それって・・それって、勿体ないよぉ・・。。書いていたら、凄く見たく(聞きたく)なってきた!!(大笑)

まだ結婚していない千歳兄さんや千鳥兄さん。千歳兄さんの方は、監督さんと出来ているみたいですから、今後子供なんて望めないでしょう・・。そうすると、千鳥さんが結婚しない限り鷹司家って絶えてしまいますねぇ・・。勿体ないですよね。こんな美声揃いの家系がなくなってしまうのは(って、美声揃いはドラマCDだからかもしれませんけど)。でも、どうしてBLって。登場人物が皆さん、そちら系統の方ばっかりなんでしょうねぇ・・。

*データアップのみ

*「奇跡」は、サイバーフェイズさんの全員サービスドラマCDで。サイバーフェイズさんと言うことで、BLに入れようかどうしようか・・かなり迷いましたが。
内容的にBLに入れたくなかったものですから。はい・・・。

テイルズ オブ リバース 1巻
アガーテとクレア
テイルズ オブ リバース 2巻
聖なる力を求めて
テイルズ オブ リバース 3巻
憎しみの連鎖
テイルズ オブ リバース 4巻
再誕する世界
ペルソナ3 ドラマCD2巻
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