更新情報早見ページです。

*ホームページの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。
買ったらすぐに聞く作品もありますが、とりあえず棚に並べる・・・と言う作品もかなりあります(゜゜)\バキッ☆。

(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので、新規に感想やデータをアップしたものをここで紹介します。
ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m。
一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_ _)m。
また、ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。


*重要なお知らせ

*2006年12月1日までは、一ヶ月に一回1日付けで更新をしてきましたが。
2006年12月2日以降は、一ヶ月に一回と決めずに更新をしようと思います(理由は、データベースアップの作業変更によります)。詳しい変更情報はトップページかブログで報告致します。
2007年1月以降は、更新情報ページはその一ヶ月間にアップした感想やデータベースをまとめる意味でのページとなります。


*今月のトピックス

*トラックタイトルを見やすくする工事、ほぼ完了しました。ついでに、行間の見やすさもほぼ全ページ修正しました。

*平田広明さん、個人ページに移行です。実は、先月50タイトル越えていたんですが。数え間違えておりましたm(_ _)m。

*メーカーさんから検索、原作者さんから検索の工事終了しました(^^)v。
今後は、データベースアップは作品購入の都度になりそうです。データベースアップした作品は、その都度トップページorブログで報告致します。
今までは、一つの作品へのリンクの数がそう多くはなかったので、一ヶ月にアップする作品の数を決めてまとめて工事した方が楽だったのですが。声優さんに発売日にメーカーに、原作者さん・・・となると、一つの作品へのリンクの数が増えてきます。今でもリンク洩れがあったりしますし。そういう洩れを減らすためにも、今までのようなまとめての作業方法を変更しなければならなくなると思います。
なので、来月はデータベースアップだけに専念しようか?などと考えていたりします(゜゜)\バキッ☆。
しかし。手持ちのデータベースで一覧表などを作っているので、まだデータベースアップしていない作家さんやメーカーさんの名前まで書いてあります。名前があるだけ・・・の表を見たら、今後何がアップされるのか分かるかも??

TOPICS一覧表へ


*感想アップ一覧

*12月と言う月を結構意識して聴かせていただきました。
やっと「遙かなる時空の中で 2 刻の封印」と「Mッテ最高!」の感想が終わりました\(^o^)/。

遙かなる時空の中で 2 
刻の封印 四
Saint Beast ドラマCD1 
ORIGIN〜起源〜
遙かなる時空の中で 2 花鏡
フーキーズ R1 Cafe’吉祥寺で C1 浪漫狩り
AIR 5巻 霧島佳乃・DREAM 後編 天外飯店 倒凶十将伝 魔王の心臓 前編
ときめきメモリアル Girl’s Side Be Mine(S) GS伝説/Slapstick(S) Mッテ最高! VOL.6(R)
花町物語 ドラマCD第三巻
朱璃・五十嵐馨編(B)
THE DARK BLUE(B) 花嫁はいじっぱり
〜王子様のプロポーズ大作戦〜(B)
コイ茶のお作法(B) 暗闇の封印 1〜邂逅の章〜(B) 愛される貴族の花嫁(B)

*感想アップしたもの

遙かなる時空の中で 2 刻の封印 四

コーエー 2003年3月26日 KECHー1222
1.鼓の罠
2.琴線の揺らぎ
3.悲秋のおわり
三木眞一郎(源頼忠)、関智一(平勝真)
高橋直純(イサト)、宮田幸季(彰紋)
中原茂(藤原幸鷹)、井上和彦(翡翠)
保志総一朗(源泉水)、石田彰(安倍泰継)

置鮎龍太郎(アクラム)、桑島法子(平千歳)
川上とも子(高倉花梨)、大谷育江(藤原紫・藤原深苑)
浅川悠(和仁)、石井康嗣(源時朝)
鼓に宿った炎の舞姫の怨霊。白龍の神子の力をそぐために、深苑はアクラムによって授けられた鼓を使った。しかし、花梨をかばった勝真が穢れを受けてしまう。
結界が張られた紫姫の屋敷内にあれば、なんとか一命をとりとめるとは言うものの。八葉が揃わねば花梨の神子としての力は存分に発揮出来ない。しかも、深苑が手放したその鼓を和仁が手に入れて、怨霊を解き放ってしまった。
業火から人々を救おうとするイサト。そして、兄が元凶なのでは?と躊躇する彰紋は協力が出来ないでいた。
トラックタイトルで行くと。3巻が一番綺麗にまとまっていたと言いますか。頭文字だけを見た時に、見事に言葉になっていたので。4巻にもそれを期待したら、ちょっと・・・(゜゜)\バキッ☆。鼓と琴までは楽器関連でうまくまとまりを見せていたのですが・・って、ドラマCDの感想ではありませんな。

そうですねぇ・・。今回は、お当番で行くと朱雀コンビなのですが。神子をかばって穢れを受けてしまった勝真さんが目立っていたような気もします。
あとは・・・これはどうしても仕方ないとは思うんですが。ゲームのエンディングを迎えると言う設定なら、見事に全てが上手く収まりました!!と大団円に持っていけますが。まだゲームの途中であったと言うドラマの設定上は、完結させてしまえないわけですから。千歳と花梨がお互いに京の平和のために手と手を携えて協力する事は出来ませんし。深苑くんが、紫姫のもとに帰ってくる事もないわけで・・。本当は和仁さんではなく、泉水さんがお兄さんである彰紋さんの悩みもドラマCDの中では完結しません。なんとか、兄上に心を入れ替えていただきたい!!と願ってはいるものの。その一方で、民の安寧を願っている東宮としての立場は、あまり進歩を見せません(この点、1で言うところのお姉さんとイクティダールとの仲を認められないで煩悶してしまうイノリくんと同じなのですが)。。
おそらくは、この事件では「覚えていろ〜〜」と立ち去った和仁さんと時朝さんコンビも、次のお話では性懲りもなく、また怨霊や呪詛の種を仕掛けているでしょうし・・。
そういう意味では、終わらない物語になっているようにも思えます。

そんな終わらないお話の一部を とりあえず今回はドラマCDとして4部作で終わった事になるわけですが(お当番も一巡したしねぇ)。千歳が張った京の結界は解けてはいませんし、刻の封印もそのままで。別に刻の封印も解けてはいないと思ってしまうのですが。
ま、神子たる花梨が少しは前進したと言うことで。これはこれで良しなのかしらね・・。
それを印象づけるのが、「明日が楽しみになるように。嬉しい気持ちがどんどん膨らむように、みんなと一緒に出来ることを増やしていけたら良いね」と言う台詞でしょう。こういうポジティブなセリフって好きですよ。ま、実際に目の前で言われたら、ちょっと引くかもしれませんが(゜゜)\バキッ☆。

あとは、時朝さんを足止めした翡翠さんの「本気になってしまいそう」という台詞があるのですが。一瞬、えぇ。ほんの一瞬「きゃあ。受け取り方によってはちょっと意味深じゃなあい??」と思ってしまった自分が嫌でした。
翡翠さんは、時朝さんの武術の腕に(自分も)本気を出してしまいそうと言うシーンなのにねぇ・・。
最近、どうも深読みしたり。違う方向に一人で連想して「きゃあ」となったりしています。先日も、Zガンダム3(映画版)のサブタイトルを見て「星の鼓動は愛」を「星の鼓動は受」と見間違ってしまって。「そうか・・受けかぁ・・・最近、受けって言葉もかなり一般的になってきたんだねぇ・・・。あれ?でも、どうしてガンダムで??キラくんとアスランなんかなら良いけど。Zだったら、カミーユとかシロッコさんにクワトロさんで・・・とするとやっぱりカミーユが受け??なんじゃそりゃ?」ともう一度見直したら「愛」だったと・・。えぇ、もうしばらくは一人で真っ赤になっておりましたよ。

Saint Beast ドラマCD1 ORIGIN〜起源〜

有栖川ケイ フロンティアワークス 2003年7月25日 FCCM0001
森川智之(青龍のゴウ)、櫻井孝宏(玄武のシン)
宮田幸季(朱雀のレイ)、吉野裕行(白虎のガイ)


石田彰(麒麟のユダ)、緑川光(鳳凰のルカ)
杉田智和(流星のキラ)、鈴村健一(風牙のマヤ)、鳥海浩輔(シヴァ)

金丸淳一(ゼウス&ナレーション)、坂口候一(魔物)
天使達は、基本的に大神ゼウスの元で平等とされてきたのだが。上級、中級と位分けをされ。しかも今回のおふれでは、地上の獣たちを統べる六聖獣を選ぶ儀式をすると。
試練の山に登る事で、その順位をつけると言うものだが。天使と人のハーフであるマヤはこの機会に上に行こうと願い、一方兄であるキラは天界を降りる決意をしていた。
そんな時、邪念を抱く者しか入ることが出来ない暗黒の森の入り口をシヴァは見つけてしまった・・・。
一番最初に聴いたのが、おとぎストーリー3でしたからね。あのドラマの時点では、ユダとルカは悪役?でゴウ達とは敵対しているお話でした。そこに至るまでの長い長い確執やら過去のお話スタートと言うところなのですが。
本筋のこのセイントビーストシリーズよりも、他を先に見たり聞いたりしていましたので。今回、こうしてかなり真剣にドラマを聴いたら。これは、これは!!と言う感じでございました。

いや、深読みがやたらと出来ると言いますか。深読み出来るようにわざと煽っていません?と思えるシーンやセリフがてんこ盛り(大笑)。
BLと銘打って、そちらのレーベルに入ってしまっていた方が逆に「さぁ、ドーンといらっしゃい!」と心構えが出来るのですが。普通のお話っぽく展開しているのに、各所にBLとも思える会話などがちりばめていると、いきなりやってきました!!状態で頭を後ろから殴られたかのようなショックがありましてね・・。
そういう深読みをするな??
だって・・・このお話には女性キャストはいらっしゃらないでしょ?しかも、BLでもご活躍の声優さんは豪華キャスト!!あっちこっちで、カップリングになっている方がいらっしゃるのに(実際、平行して聴いていますから)想像するな!と言う方が無理だと思うんですよねぇ・・。これをBL枠で扱わないなんて、「あ〜れ〜お代官様、それはかなりご無体なぁ・・・」とすら思ってしまいましたもの。

その深読み語録は、先ずはユダとシンのシーンが多かったですね。
トラック1から「髪がほつれているぞ。直してやろう」とリボンを結び直してあげるユダさん。シンが躊躇していると「遠慮するな。俺はおまえが好きだから、こうして居るだけだ。気にする事はない」と言っていますし。
トラック3では「今夜は俺の所に来ないか?一緒に食事をしよう」と誘っていますが。食事だけですか?本当に食事だけ??と頭の中は爆発寸前(゜゜)\バキッ☆。
また、このユダ・シンカップル?に対抗しているのかルカとレイもトラック2では「後でたっぷりとかわいがってやろう」「そんな・・・手加減して下さい。でないと身が保たない」なんて会話をしているんです。
絶対に煽っているとしか思えなかったですね。まぁ、逆に。BLと銘打たれて面白くないお話よりも。こういう普通のお話っぽい中に、要素があった方が萌えられる??かもしれない(゜゜)\バキッ☆。あぁ、こうして腐っていくのね。

さて。お話的には「こういう事があったのね・・」とあちこちで思っておりました。シリーズの途中などを見ていると、ユダの癒しの唇や相手の気持ちを読むルカの指先などは、当然?あるべきものとなっていますが。このお話の時点ではまだ与えられていない能力だったんですね。魔物にやられたシンを助けようとするユダが、自分に癒しの力があったなら!と思ったり。レイに対して「思っている事がすぐに分かればいいのに」と歯がゆく思うルカ。あれ?お二人には、確かそういう力があったでしょうに・・と思っていたんですよ。このドラマCDの最後、六聖獣となった暁に与えられた力だったんですね。
あと、ガイ君が憤っているとポン!と効果音があって牙が伸びると言うのが見えるようなシーンがあったのは、何となく嬉しかったですね(^-^)。

遙かなる時空の中で 2 花鏡

ルビー・パーティー コーエー 2005年2月2日 KECHー1323〜1324
DISC1〜山茶花の章〜
1.ドラマ「天と地の絆」前編
2.月光の蜘蛛糸 素肌の海賊船
(歌・置鮎龍太郎&井上和彦)
3.ミニドラマ「鬼やらい」
4.氷翼の鷹 泡沫の一葉(歌・三木眞一郎&保志総一朗)
5.月光の蜘蛛糸 素肌の海賊船(WITHOUT 井上和彦)
6.月光の蜘蛛糸 素肌の海賊船(WITHOUT 置鮎龍太郎)
7.氷翼の鷹 泡沫の一葉(WITHOUT 保志総一朗)
8.氷翼の鷹 泡沫の一葉(WITHOUT 三木眞一郎)
DISC2〜水仙の章〜
1.ドラマ「天と地の絆」後編
2.優美な影法師 風雅な絹糸
(歌・宮田幸季&中原茂)
3.彼方へ・・・(語り・石田彰)
4.氷壁の鏡 灼熱の希望(歌・関智一&高橋直純)
5.優美な影法師 風雅な絹糸(WITHOUT 中原茂)
6.優美な影法師 風雅な絹糸(WITHOUT 宮田幸季)
7.氷壁の鏡 灼熱の希望(WITHOUT 高橋直純)
8.氷壁の鏡 灼熱の希望(WITHOUT 関智一)
DISC3〜柑子の章〜
1〜45はすごろくメッセージ
46トラックからは、
各キャラからのあがりのメッセージ
三木眞一郎(源頼忠)、関智一(平勝真)
高橋直純(イサト)、宮田幸季(彰紋)
中原茂(藤原幸鷹)、井上和彦(翡翠)
保志総一朗(源泉水)、石田彰(安倍泰継)

置鮎龍太郎(アクラム)、川上とも子(高倉花梨)
浅川悠(和仁)、石井康嗣(源時朝)
石川英郎(貴族)、室園丈裕(農民)、花輪英司(農民)
京のあちこちに熱病がはやっていた。怨霊の仕業によるものなのだが。院と帝の両勢力は、その祈祷として馬を走らせる勝負を思いつく。
その乗り手に選ばれたのが、院側は頼忠。帝側は勝真であった。その裏では、またしても和仁と時朝主従が糸を引いていたのだが・・・を描いた「天と地の絆」のドラマと、節分ではなく大晦日に豆をまいて鬼を払う行事を紫姫の館で行う事になったミニドラマ「鬼やらい」。そして、八葉・四神の枠を越えて。頼忠と泉水、翡翠とアクラム。彰紋と幸鷹、勝真とイサトのデュエット曲やそれぞれのボーカル抜きバージョン、付録すごろくのための音声が入った豪華3枚組CD。
いやぁ・・・久々に涙をこぼすほど大笑いさせていただきました。ミニドラマ「鬼やらい」は、遙か2のドラマの中でも3本の指に入るくらい面白い出来となっておりました。このCDは、鬼やらいを何回も繰り返して聴かせていただきました。そのくらい面白い。聴く度に、アドリブと思われるガヤの声など何度も何度も別の角度から楽しむ事が出来ました。
花梨の居た世界では、節分の行事としての豆まきを大晦日にやってみようと言うことになり。各自が豆を持って紫姫の屋敷に集合したものの。
年齢不詳(おそらくはかなりの年齢)の泰継さんは、身動きがとれなくなるほどの量を持参。周囲の人が用意してくれた豆として彰紋くんが持ってきたのが小豆で・・。寺にあった豆は納豆だったイサト。そして、ゆがいて持ってきてしまったのが泉水さん・・。いや、絶対に泉水さんは何かやってくれる!と思っていたら、期待を裏切らずにやってくれました。
そこにアクラムがやってきて。投げられた豆に当たって痛いのに、その落ちている豆を拾って食べている図は、想像しただけで笑えてしまいます。

また、泉水さんは本編の方でもお笑い部門担当でして。泰継さんとのコンビで楽しませてくれました。泰継さん絡みでないシーンでは、競馬中継(゜゜)\バキッ☆をしている泉水さんが性格変わってしまっていまして。その自然?な変わり具合が微妙におかしかったです。
その弟?である彰紋くんも泉水さんとの会話で、笑えたシーンがありました。笛の才能がないと言う彰紋に笛を貸す泉水。
それを吹いたものの、見事にヘニャヘニャの笛の音で。「う・・・すみません。折角の良い笛でこんな音を」と謝るシーンは、ちょっとニヤッとしてしまいました。この時の彰紋くんが可愛いんですもの。で、東宮である彰紋くんの音が下手だとは言い切れない泉水さんの対応がね・・。言えないわなぁ・・・。これが、翡翠さん辺りなら「誰にでも苦手なものはあるものだね」なんて言ってくれそうですが。
問題?の泰継さんによる「問題ない」発言も何カ所も登場しまして。その都度、イサトくん辺りに突っ込みを入れさせているのが楽しかったです(^-^)。

歌は、歌わない石田さんがいらっしゃるものだから。あれこれカップリングを替えてになってきました。4曲入っていて、その中での一番のお気に入りは井上さんと置鮎さんのコンビの歌でした(^-^)。曲といい、歌詞と言い(翡翠とアクラムと、同じように退廃的な二人でもその退廃ぶりが違うと言うのが歌詞に出ていまして)お気に入りの一曲です。でも、この片方のボーカルだけ消してのWITHOUT 誰々ってのは時々ありますが。曲数稼ぎ?トラック稼ぎ??と邪推してしまうんですよ。ま、普通のインストゥルメンタルよりも面白く聴く事が出来るんですけど。その分鬼やらいのような面白いドラマを入れて!!と思ってしまうんですよねぇ。四神に関係なくカップリングされたデュエット曲があるのなら。そのうち、川村さんと置鮎さんコンビなんてのもありえるかも??
今回、石田さんも語りがありましたが。この語りの後ろの音楽が、結構うるさくて(゜゜)\バキッ☆。ちょっとイメージと合わなかったのが残念でした。
また、3枚目のディスクはまるまるすごろくメッセージだったのですが。言葉だけ聞くと、結構面白かったです。ちなみに、それぞれのメッセージは
頼忠(三木さん)・・・9、14、33、38、40と46
勝真(関さん)・・・・15、17、31、41、44と47
イサト(高橋さん)・・5、10、19、21、24と48
彰紋(宮田さん)・・・7、13、28、39、43と49
幸鷹(中原さん)・・・1、8、16、22、29と50
翡翠(井上さん)・・・6、18、23、25、27と51
泉水(保志さん)・・・3、12、34、36、45と52
泰継(石田さん)・・・2、11、26、30、32と53
アクラム(置鮎さん)・・4、20、35、37、42と54となっております。参考までに・・・。

フーキーズ R1

フロンティアワークス FCCSー0007 2004年5月21日
1.I came in contact with them.
2.hit the panic button.
3.CAST TALK
皆川純子(藤木和馬)、小野坂昌也(成田平八郎)、野島裕史(徳川晴彦)
諏訪部順一(櫻井蓮)、小西克幸(七)、藤原啓治(小日向剛)
高校に入学して3ヶ月。八百屋の息子で学年一の秀才である藤木和馬の机の上に、流行遅れのダンシングフラワーがあった。そのダンシングフラワーは、なんと彼が風紀委員に任命されたので集合するように!と言うのだった。
和馬をライバルと思っている平八郎や、ブルジョアである晴彦、コンピューターやプラモデル大好きの蓮も加わっての風紀委員だが。
その初仕事は、行方不明になった犬を探してくれと言うもので・・。晴彦の家の忍者である七もやってきて大騒ぎとなる・・・。
カフェ吉やICSを作成したスタッフによる、新たなドラマCDシリーズなのですが。謎が多すぎまして、「柳の下にドジョウはそう何匹もいないのかな?」と言うのがこのR1を聴いた時の真っ先の感想になります。まぁ、このスタッフならそこそこ面白いものを作ってくれるだろうと、勝手に今後に期待大なのです。

登場人物は、この手のシリーズですとシチュエーションコメディを演じてもらわないといけないので。それぞれに個性が強い人物ばかりとなっています。そうそう、こういう人は身近にいますよね・・と思えるのは、そうですねぇ・・(犬が何より大嫌いで気絶まではしないにしても)・・平ちゃんくらいかな??あとは、個性と言うよりもアクが強すぎる感じでしょうか?
と言うか、ダンシングフラワーと会話する時点で「このダンシングフラワーはおかしい」と突っ込みを入れろよ>誰か。あとは、風紀委員の制服である学ラン。楽器が飛び出してきて演奏すると変身する・・・だから、そういう謎の部分に突っ込みを入れるのが、和馬くんだけと言うのが普通じゃないでしょうが・・・。

叫んでばかりだった和馬役の皆川さんは、犬に対しての幼児言葉への変貌が見事でした。声までかれてしまっていたのが、本当に大変だったんだろうなぁ・と思っておりました。
皆川さんと小野坂さんのコンビによる「他人の話、聴いていないで二人でとことん漫才をしている」風な会話は、絶品でございました。あのテンポといい、突っ込みのスピードといい。いやぁ、もうマシンガントークの中に込められた絶妙なタイミングは、お二人お見事!!としか言いようがありません。
諏訪部さんは、また良く分からないキャラでしたねぇ・・。他のキャラほど濃い人ではないけど、一癖もふた癖もありそうで・・。諏訪部さんが演じると、そういうキャラになっちゃうのかしら??謎です。
可愛いくせに七に対しては毒舌吐きまくりの晴彦役の野島お兄ちゃんも素敵でした。イメージ的には、もう少し高音キャラかな?とも思ったのですが。
七役の小西さんは、サングラスがはずれた時のギャップがお見事で。SAMURAI DEEPER KYOやBLOOD+などでの無口なイメージがあるだけに、今後のこのシリーズでの壊れっぷりが楽しみです(*^^*)。
キャストトークで判明した、別録音だった藤原さん。キャストトークがなければ、別録音が分からないのは本当にお見事でしたm(_ _)m。

Cafe’吉祥寺で C1
Win three hundred millions in the public lottey.

フロンティアワークス 2004年11月25日 FCCSー0012
岩永哲哉(栗原太郎)、石田彰(皆川ひふみ)、伊藤健太郎(大久保真希)
森久保祥太郎(徳美秀太)、保志総一朗(一ノ宮純)、大塚明夫(三鷹雄一)、関智一(菜積浩伸)
伊藤瞳子(ゲスト)
貧乏の代名詞である徳が、なんとなけなしの全財産をはたいて一枚だけ宝くじを買った。その宝くじが一等を当ててしまったから、さぁ大変!!
皆の好きな物を買ってあげると言う徳に、カフェ吉祥寺のメンバーが言い出した物とは・・。
個人的には、菜積役の関さんにノックアウトされたお話でした。あの女子高生を彷彿とさせるおかま言葉は完璧ですよね。
もしお金があったら欲しいものとして挙げたものが銃器という物騒なものなのに、女の子が、ブランドのバッグを言うのと同じレベルになっているんです。
「通勤にも使えるすぅぃ、狙撃出来るすぅい」・・・すぅぃと言うのは、「し」なんですが。見事に「し」と「す」の間のようなのばす語尾。女子高生かい!!と思ってしまうほど見事な語尾で語る語る。
カリオストロの城の次元が使っていたバズーカと同じ物・・・と言っている時にピー音がなっているのが楽しかったです(*^^*)。
あとは、太郎役栗原さんが、TVを入れる時に「ポチっとな」と言っていらしたのが、妙に受けてしまいました。その太郎ちゃんを呼ぶ時の真希ちゃんの言い方が、ちょっとバリエーションが増えているのも楽しかったですね。「説教メガネ」「陰険メガネ」「潔癖メガネ」と言う毎に呼び方が違っていたのが、ツボでございました。
徳ちゃん役の森久保さんの、宝くじが当たった瞬間の言葉にならない叫び。わけの分からない言葉は、楽しませていただきました。もし、当たったなら。呆然と言葉も失ってしまうかもしれませんが。これはドラマCDですからね。しゃべらないわけにはいかないですから。いやぁ・・あれはありえる声かも・・と思って聴いてましたもの。

ところで、私は宝くじは一回も買ったことがありませんが。確かに、買っている方に伺うと「買わなければ当たらない」とおっしゃっていますね。

浪漫狩り

岩崎陽子 ランティス LACAー5313 2004年8月25日
1.王女殿下の憂鬱
2.古代王朝のメダリオン
3.秘密
4.キャストロール
松本保典(猿渡遼太郎)、櫻井孝宏(那珂川慶輔)、福山潤(篁伊織)

堀内賢雄(羽佐間雄大)、平田広明(犬神隆)

稲田徹(鮫島)、大川透(岩槻省吾)
岡村明美(藤沢実澄)、米本千珠(晴華堂)

寺田はるひ(セレス王女)、中博史(瀬川助教授)、長克己(少将)

森川智之(篠原央)、速水奨(篦岐宮行秀)
昭和4年、大陸での対日感情が悪化する中。中央アジアの小国・カジェスタンの財宝展が開催された。展示品の目玉であるカムナンのメダリオンが盗まれると言う事件が起こったが。実は盗まれたメダリオンは本物以上に本物らしく作られた偽物であった。
埋蔵金盗掘指南役でもある猿渡遼太郎は、王女から偽物を取り返して欲しいと言う依頼を受けるのだった。
今から、このCDを聴いてみようか?と思われている方は一緒に2を購入される事をお勧めします。と言うのは、浪漫狩りの1と2は二つで一つの話になっていると思うんですね。1だけ聴いたら後半で人食い穴がどうたらこうたら・・と言うシーンで「は?」と目が点になる事請け合いです。
トラック3で出てくる話を補う意味でも、2のドラマCDを手元において聴き始めることをお勧めします。実は、私は1だけ買って聴いてみて「は?」となったのです。あわてて2を購入して聴いて「あぁ、そこに繋がるのか」と納得したものですから。

ドラマの中では、王女に対して那珂川さんが語るシーンが良かったですねぇ。
「あなたは、誰かの偽物などではありません。イミテーションにはめ込まれても、本物のダイヤの価値が少しも変わらないようにね」
「宝石は、人の手によって研磨されなければ輝くことは出来ませんが。人間は、自分の力で己を磨くことが出来ます。王女の未来が輝きで満ちたものでありますように」
うわぁ・・一新聞記者さんにしては気障よねぇ。まぁ、ブックレットに那珂川くんの正体は載っているわけですが。それをごまかすために「まぁ、隠し芸ばかりで。新聞記者としての才能が一番足りませんからね」と言っていますが。
この人情味にあふれて、なおかつ好青年を櫻井さんが熱演されています。
人物としては、暖かみがあるものの。ちょっとぶっきらぼうな主人公猿渡を松本さんが、好演。知的で、なおかつ行動力もある遼太郎の深みは松本さんならではです。
遼ちゃんのシーンとしては、瀬川助教授の所に軍人の賊が現れた時に、宝を渡さなかった事で実澄に怒られるシーンが秀逸でした。
「だけど、命以上に大事な宝なんてあるわけないでしょ?認めないわ、そんなの」
「悪かった。自分で伊織には同じようなこと言ったのにな。やっぱり、俺にはオヤジの血が流れているのかな・・・」

福山さんの伊織くんは、まさにこのドラマCDでも堀内さん演じる羽佐間さんと共にムードメーカーとして活躍してくれました。
キャラと実物とのギャップ・狭間で・・・とキャストロールで駄洒落をとばして下さった堀内さんが、好きです(*^^*)。その駄洒落は、他の方にも伝染してしまったようで、央(なかばと読むことから)にかけて、人生半ばと言った森川さん。少将役でセリフも少々だったと長さん・・。
オヤジギャグをすぐに言える人は、回転が速い人だと脳を鍛えるソフトで見ましたが。機転が利くと言うことですね。たまに脱力するようなオヤジギャグがありますが。それも愛嬌と言いますか(大笑)。

森川さん、速水さん、大川さんの軍人さんトリオは。あまり出番は多くはないのですが。場面が軍部の方々の話になると、途端に場の空気がぴーんとなるほどの緊迫感がありました。
さて。ブックレットには全員分のキャストのお名前が載っていませんので。最後のキャストロールを聞きながら書き加えた方もいらっしゃいます。もし、文字などで間違いがありましたらお知らせ下さいませm(_ _)m。

AIR 5巻
霧島佳乃・DREAM 後編

ビジュアルアーツ ジェネオンエンタテインメント FCCPー0013 2005年10月21日
1.承前・聖
2.佳乃の部屋で
3.神社
4.聖の回想
5.罰
6.たしかめて
7.幸せのために
8.空に行く
9.外されたバンダナ
10.ほんとうの魔法
岡本麻見(霧島佳乃)、緑川光(国崎往人)

冬馬由美(霧島聖)、今野宏美(ポテト)
牧島有希(白穂)、置鮎龍太郎(運転手)
熊谷修武(宮司)、永島由子(往人の母)、萩森q子(佳乃の母)
自分が魔法を使って空に行き、母親に会う。その時に往人が探している少女を捜せば、往人も旅を続けずに済む。姉の手伝いもしてもらえる。自分が、往人が探す少女であれば良いのに・・と寂しく思う一方、自分が旅立つ事で八方丸く収まると思った佳乃は、バンダナを外してしまう。
佳乃こそが、自分がこの町に居続ける理由だ!と気が付いた往人は佳乃の姿を求めて町中を走り回るのだった。
このAIR5巻での一番の謎?は、置鮎さんの運転手さんでした。
置鮎さんが演じた理由は何??運転手さんって、そんなに重要なキャラでもなんでもないですよね??そりゃ、所属事務所の方からこのドラマに出演があります・・と仕事のオファーが来て。OKだったから出演になったのは分かるのですが。
AIR1巻で、通りすがりの橘さんを三木さんが演じた時にも「通りすがりなのに、名前もあるよね」と思いましたが。橘さんはちゃんと後で絡む大事な役だったから、9巻で納得出来たわけです。
しかし。置鮎さんが演じた運転手さんって、本当に通りすがりと言うか。単なる運ちゃんじゃない?いや、別に意味のない端役を置鮎さんが演じてはいけないとか、そういう役は若手に任せればいいのに・・と思うほど置鮎さんが大御所でお偉いとか、そういう意味ではなく。ただ単に、私が置鮎さんが演じた運転手さんなら、もっとドラマに絡むのかな?とか、もっと重要な役なのかな?と勝手に想像して、期待しまったものですから・・m(_ _)m。
聴いた後に「あそこだけかい!!」と思ってしまいまして。例えば、同じ会社の他のゲームで。この運転手さんがすごく活躍したとか、重要人物だったとか・・そういういきさつでもあったのかなぁ・・・とかなり謎でして。

さて。元がギャルゲー(ごめんね)と思って聴いてみて。他の巻では、別に美少女キャラとHしなくてもお話通じるし。うん、このお話のどこでHシーンが挿入されたのか、今となっては分からないわね・・と思っていましたが。この5巻は、あぁここでHシーンに突入しても悪くないな・・と思えたシーンがありました。
自分が自分で居るために。自分を確かめて欲しいから、往人にぎゅっと抱きしめて欲しいと願う佳乃。うん、その暗がりのシーンならなだれ込んでも悪くない・・と思ってしまいました。ぎゅっとするだけではなく。キスくらいならOKかも(゜゜)\バキッ☆。

しかし。最後の種明かし?が唐突なんですよね。空に居る佳乃の母親が語る翼(羽根)の謎。そして、過去の悲しい母親と子供の話。そこから、いきなり佳乃が現実世界に戻ってきていて。
彼女が帰ってきた代わりに、往人の念動力が失われてしまっていた・・・。佳乃と母親の会話から、「話を聞いて下さい」と言う言葉が入ってからの遠い過去の悲しいお話。子供を思う母親の切ないほどの思いや、強い愛情だとは思うのですが。でも、村長さんがあのお母さんの言うことを聞き届けてくれて。子供が無事だったかどうかは、分からない・・。母親が死んだのだから、子供も一緒に殺してしまえ!なんて事になってしまったかもしれないのに・・。と思ったんですよね。

1・4・8・9と観鈴ちゃん絡みの話を聞いてきて。ここで、往人が力は失ったものの。穏やかに暮らしていくアナザーエンドを聞き終えた時には、こういう終わり方も悪くない・・空を見上げてそう思ってしまいました。だって、このお話ならハッピーエンドになりましたもの。本筋ではなくても、皆が幸せに暮らしていけるなら良いじゃない(^-^)。

天外飯店

ハドソン 天外魔境Vゲーム予約購入特典 2005年4月14日
櫻井孝宏(ナミダ)、日高のり子(壱与)

横山智佐(ツグミ)、岩田光央(ジライア)、伊倉一恵(卍丸)
山口勝平(カブキ団十郎)、矢尾一樹(足下兄弟)
島田敏(おやじ)、吉水孝宏(男1)、幸野善之(男2)、大村香奈子(女)
天外魔境3クリア後の世界。ツグミの招待により、ナミダと壱与は上京して来るが。偶然、その宿には歴代天外魔境キャラが終結していて??
夢の歴代天外キャラ競演ドラマCD!
これ・・・天外魔境3の付録CDよね??そうよね??でも、ナミダくんと壱与さんと言うよりも。カブキ団十郎オンステージ・・・言い換えれば、勝平さんオンステージとも言えるのじゃないか?と思いながら聴きました。
ただ、天外と言うからには。やはりあのマントー君が出てこなかったのは寂しかったですねぇ。カブキのしゃべりに匹敵するインパクトあるしゃべりは、マントー君!!天外全作品登場しているあのお猿さんしか対抗出来まい!!

あと・・時間が経過しているから仕方ないかもしれませんが。卍丸って、こんなに穏やかだった?と思ってしまいました。
ジライアにどういう話だったんよ?と訊かれて「かあちゃん、お代わり」「運命なんてくそ食らえ!」と言う冒頭のシーンと絹に対しての有名なセリフを言って「ま、こんな感じですか?」・・・ジライアが「はぁ」となっていますが。確かに。これじゃあどういう話だったのか分からないわよねぇ。
そのジライア役の岩田さんも、当時の声を今回聴かせてもらって「若い!!」と思われたそうですが。それは仕方ないことよ。声だってふけるんですもの。
個人的には、1のBGMが流れて。それがまたすごく懐かしいと言いますか。いかにも昔のゲームのBGMだよねぇ・・とそちらにしみじみと感動しておりました。
でも。こうも思ったんですよ。これはあくまでも3の付録だったわけで。なのに、肝心のナミダくん達はあまり出てこなくて。過去のシリーズのキャラがどちらかと言うとメインで出ているとなると、3を目当てで買ったお若い方には、辛いドラマCDになったのじゃないかなぁ・・。2の卍丸とカブキはリメイクされた作品があるから良いけど。ジライアは辛いよねぇ。確か、あまりにも古くさくてリメークの話も出ていませんが(私は、PCエンジンで天外魔境2をプレイした後、風雲カブキ伝をプレイする前に、中古ショップで見つけてプレイした事があったんです。カブキの兄弟子である大蛇丸が塩沢さんだと聴きましたし、カブキ伝の冒頭に大蛇丸とツナデのカップル?が出てきた関係から、ちょっと興味を持ったのでプレイしたのですが。何度も何度も放り投げようと思ったくらい古かった・・(^^;。何よりも、一番目にする事になるフィールドでの移動の画面が、たまらなかった・・ちょーっっと待て!!と真剣に思ったほどですよ(^^;。だから、もし1をリメークするとなると。完全オリジナルになるくらいのリメークになるはず・・とすると、新作作った方が早いと思ってしまいます)1から知っているユーザーの方が少ないのじゃないかな?と。

倒凶十将伝 魔王の心臓 前編

庄司卓 パイオニアLDC 2000年9月22日 PICAー7018
緑川光(瀬具十斗)、今井由香(貴布ここの)

堀江由衣(空見高双葉)、小杉十郎太(加賀見鏡視郎)、置鮎龍太郎(風祭壬吾)
大塚芳忠(塙禄門)、三石琴乃(乱波葉霧)、広木由架(貴布たまき)

本田貴子(浜田美香)、中村大樹(貧狼)、堀川仁(星剣)
吉田孝(廉長)、沢海陽子(森羅眼)、河野智之(穿)、福山潤(暴走族)

檜山修之(破軍)
植物学の助教授だと名乗る女性が、新種の植物の採取をするために、とある隠れ村に一緒に行って欲しいと十斗達のもとに、依頼を持ち込んできた。行動を見ていると植物学を学んでいるとは思えない彼女なのだが、十斗の母親に似ていると言う。
その里とは、なんと魔王の心臓を護っている部族の隠れ里で・・。中でも破軍と名乗る血気盛んな若者と十斗は闘う羽目になるのだが・・・。
すみません・・・m(_ _)m、私は倒凶十将伝はまるで知りません。アニメなんですか?それとも、OVA??だから、この破軍くんと十斗くんの因縁は続くのか?それとも、何かまだまだあるのか?など詳しい話はまるで分かりません。聴いてみたいと思ったのは、主要メンバーの名前が数字ですよね?イノセント・サイズもそうですが。語呂合わせ?的にキャラの名前が揃っていて。しかも、いろんな能力を持っていて敵と戦う運命にある!と言うシチュエーションが好きだったものですから・・。で、キャストは豪華なメンバーでしょ?だから、お話分からなくてもいいや・・と言う気持ちもあったのです。
かつて、ぱふ(雑草社発売の雑誌)別冊で「ドラマCDカタログ2002」が発売されました。今も私のバイブル?的存在ではあるのですが。そのドラマCDのカタログに、原作で影の主役と人気の高かった破軍が登場と紹介してありまして。そういういきさつもあったかな・・・。

いやぁ。ものの見事に、彼らの力であるとか。今後彼らが魔王と闘う事になるのか?など、いろいろ分からないまんまで終わってしまったのですが。
そうですねぇ・・。
ちょうど、彩雲国物語スペシャル(彩雲国物語の世界)の放送を見ながら聴いたのですが。その彩雲国物語スペシャルには、桑島さん・緑川さん・檜山さんがゲストで出演されていまして。その中で、檜山さんが「(自分は)いつもいつも暑苦しいくらいに熱い奴!と言う役柄が多い・・・。腕にも自信があると言う役が多いのに、絳攸のセリフの中に「おまえ、喧嘩は強いか?俺は弱い」があって、新鮮だった」と語っていらしたのです。そう言えば、この役も、思いっきり好戦的な役よねぇ・・。
これが下巻になると、好戦的を通り越して。「ちょっと待て。自ら火種をばらまいて、どうするつもりよ!!」と思うくらいの役なんですもの。

うーん・・ドラマCDとしては。前編って、起承転結の最初の部分ですけど。最後のトラックって・・・(^^;。

ときめきメモリアル Girl’s Side Be Mine

キングレコード 2004年3月14日 KMCA 90192
1:大胆華恋(歌:三木眞一郎・森久保祥太郎・山口勝平)
2:Believe(歌:緑川光)
3:果てしない道(歌:檜山修之)
4:INMOST VOICE(歌:小杉十郎太)
5:Deep Forest(歌:三木眞一郎)
6:未来飛行(歌:置鮎龍太郎)
7:For You・・・ーWhite day styleー(歌:緑川光)
8:今が想い出になっても(歌:子安武人)
9:アクアマリンの風(歌:山口勝平)
10:言葉にできないこの想い(歌:森久保祥太郎)
11:星の降る夜は(歌:緑川光・檜山修之・置鮎龍太郎)
ときめきメモリアル Girl’s SideのドラマCDに挿入された歌に、今回新たに録音されたボーカルを含めて一枚にまとめられたCDになるのですが。
やはり、特筆すべきは三木さん、森久保さん、山口さんで歌っている「大胆華恋」と緑川さん、檜山さん、置鮎さんで歌っている「星の降る夜は」ではないかと思います。
実は。職場の同僚を偶然にもたまたま4月1日に車に乗せた時。このCDが入っていまして。
アニメや声優さんにはとんと縁のないその同僚は「あら、これ良い歌ねぇ。誰の曲?」と訊いてきたのです。
即「あ、これね。実はS社の口紅のCMソングに使われる事になった歌なのよ。まだ、インディーズで無名のグループなんだけど。ほら、ソロの曲も良い歌でしょ?」と言いましたら。見事に信じてしまいましたねぇ。
「あぁ、絵が浮かぶかもしれないね。この『大胆華恋に〜』のフレーズの辺りは確かに口紅のCMに使えるよね。ジャニーズ系列のグループにも匹敵するんじゃない?うん、ソロ曲でちょっと音がはずれている人もいないでもないけど」とまで言ってくれまして。
あまり素直に信じてくれたものですから、慌てて「ごめん。エイプリルフールだよぉ」と謝りまして。そこから、彼女にはちゃんと「ゲームでメインのキャストの人達が、キャラソングとしてCDを出していて。その曲があまりに気に入っているから、車の中で聴いているのだ」と説明をさせていただきました。
が、同僚はびっくりして。そちらの説明の方こそがエイプリルフールなのではないか?とまで思ってくれたのです。実際、同僚はその後しつこくS社の化粧品CMを見るたびに大胆華恋が流れるのではないか?と聞き耳をたてていたようです・・本当にごめんね・・ここで、今もう一度謝ります・・・ごめんなさいm(_ _)m。
そのくらい、良い曲だったと言うことの証明になるのではないでしょうか?

今でも私はエイプリルフールの冗談などではなく、この曲は口紅などのCMの後ろに流れていてもおかしくないと思っているんですよ。なったら良いなぁ・・と言う願望があるかもしれませんけどね。
星の降る夜は・・は、クリスマスソングとして毎年繰り返して聴く事が出来る一曲だと思っています(^-^)。

GS伝説/Slapstick

キャニオン 1981年12月 C28A0201
SIDEーA
1.ハートでノックダウン(3分00秒)
リード・ヴォーカル:古川 登志夫
2.ヘイ・ヘイ・ダーリン(2分32秒)
リード・ヴォーカル:野島 昭生
3.ロリータ(3分33秒)
リード・ヴォーカル:曽我部 和行・コーラス:三ツ矢 雄二
4.メチャメチャLOVE YOU(2分49秒)
リード・ヴォーカル:野島 昭生
5.野バラの坂道(2分40秒)
リード・ヴォーカル:古谷 徹
6.愛しのジェニファー(2分31秒)
リード・ヴォーカル:古谷 徹
SIDE−B
1.愛の逃亡者(6分54秒)
リード・ヴォーカル:曽我部 和行
2.哀愁のブルー・ギター(インストルメンタル)(2分18秒)
3.赤い靴の少女(2分33秒)
リード・ヴォーカル:古川 登志夫
4.ONLY YOU(2分42秒)
リード・ヴォーカル:三ツ矢 雄二
5.ポッピング・セブンティーン(3分33秒)
6.アンコール(2分56秒)
リード・ヴォーカル:三ツ矢 雄二
CDしか知らない世代の方にとって、この収録曲の一曲あたりの短さと、その割には少ない曲数は驚きになるかもしれませんね。今回、ふっと一曲あたりの平均収録時間を考えた時に、今のCDは収録時間も曲も長くなったものだ・・・などと書いている私自身がびっくりしてしまいました。12曲と言う曲数は別に少なくはないのですが。収録時間が短い!!(大笑)。お金返して!とは思わなかった当時の私はまだ若かった(゜゜)\バキッ☆。

このLPの中で、今でも通用する長さ?は、愛の逃亡者くらいでしょうか?でも。しかし!この曲は、歌が長いのではなく、間奏が長い久々のアニメネタだったりします。曽我部さん扮する?青年が、精神病院に収容されることとなってしまい・・・そこで嵐のような変身合戦が繰り広げられてしまう・・・。アニメネタを知らない人には、頭の痛くなりそうな展開だったりします。しかも、そのネタは1981年当時のアニメなので、ヤットデタマンや一番最初にアニメ化されたドクタースランプの空豆太郎だったり(ドクタースランプは、後に別キャストでアニメ化されましたからね・・・)今のアニメしかご存じない若い世代には通じないですから(苦笑)。

このLPが発売されたのは、冬でした。お年玉をとっておいて買いに走ったものです。
ジャケットを見ているだけでも当時、アフロヘアが流行ったんだな・・・と、当時のファッションを考えてしまいました。曽我部氏の髪型とメンバー全員お揃いの白いシャツに黒の革のズボン・ブーツ。腰のチェーンのようなベルトが、若さを感じさせてくれます。
しかし、今年・2006年はスラップ最後のメンバーであった鈴置氏の訃報に続き、曽我部氏の訃報も飛び込んできました。今回、このレコード(CD)を聞きながら。曽我部さんのお声を聞く機会が今後は失われてしまったのだ・・とジャケットを見ながら涙してしまいました。ここに謹んでご冥福をお祈り致しますm(_ _)m。

Mッテ最高! VOL.6

1998年6月
1.OPENING
2.3/4 ON AIR ダイジェスト(出演:石川・置鮎・阪口)
3.3/11 ON AIR ダイジェスト(出演:置鮎・緑川・石川)
4.3/18 ON AIR ダイジェスト(出演:緑川・林・置鮎)
5.3/25 ON AIR ダイジェスト(出演:緑川・林・阪口)
6.4/1 ON AIR ダイジェスト(出演:緑川・林・置鮎・石川・阪口)
7.M場外乱闘
8.ENDING
TBSラジオにて、水曜夜24:30〜25:00に放送されていたラジオ番組。
VOL.6は1998年3月4日〜4月1日放送分のダイジェスト。
パーソナリティ:緑川光、林延年、置鮎龍太郎、石川英郎、阪口大助
Mッテ最高!のラジオ最終月をまとめたこの6は、全員がパーソナリティとなって紹介しています。やはり、5人揃うと違うものだな・・という印象があります。
さて。今回の放送分では、置鮎さんが放送の途中でラーメン(しかも、結構辛そうな)をすすっているのがおかしくもあり楽しかった3月4日分(この時は女性がどなたかゲストに来ていらっしゃいますが。どなたでしょう??)、栃木弁でしゃべらないといけなくなった緑川さんが、切なそうに泣きそうに、ウルウルしているのが可愛いやらなにやら(栃木弁って、あんな感じなんですか?)の3月11日分。
3月18日は、やたらと「ファイアー」と叫ぶ林さんが印象的ですが。緑川さんの企画でアニメイトにもう一度行っている中継や、林さんの提案でキャンプに行ったものの雨が降って寒かったために、銭湯に行く事になった一回目中継がありました。3月25日が、銭湯後編で。裸と裸のおつきあいをしているメンバーが楽しかったです(^-^)。
4月1日分では、いろいろな振り返りをしている会話を聞くことが出来ました。EMUをたとえると・・と言う企画では、「スの字」にたとえられることが多かったとおっしゃっていますが。すの字ってSMAPのこと??えーっと、とすると。食いしん坊の置鮎さんが香取くん??と言う想像は、すぐにつきましたが。他のメンバーは、どうたとえるだろう??いろいろ考えて・・・どちらのファンからもクレームが来そうだったので、ここで書くのは控えます。
場外乱闘では、5巻で笑わせてもらった健太くん一家に、元祖健太が彼女と来る!と言う設定での即興ドラマ。これも楽しませていただきました。
もう、既に終わってしまったラジオ番組。時の流れを感じたり、今でも笑えることが結構あったりしました。ラジオの醍醐味って、素の声や笑い声を楽しめると言うことに尽きるように思うのですが・・あなたはどう思います?

花町物語 ドラマCD第三巻
朱璃・五十嵐馨編

VividColor VCDー005 2006年6月23日
沖野靖宏(五十嵐馨)×緑川光(朱璃)
成田剣(各務征士郎)、檜山修之(二階堂将人)
プログレス(榎本朔弥)、森川智之(東條巽)
富士爆発(梶山啓治)、万栗太郎(相馬和泉)
五反田正人(六条清峰)
声を聴けば、別名で演じていらっしゃる声優さんのお名前も分かりますが。意味や理由があっての別名でのご出演と判断します。
なので、CD表記の通りに書かせていただきます。声優さん検索やインデックスも表記のままにしています。
画家である五十嵐に身請けされた朱璃。しかし、画壇に戻ったばかりの五十嵐は、毎日離れには居てくれず。朱璃は次第に寂しさを募らせていくのだった。
花町物語キャラクタードラマCD第三弾は、画家の五十嵐とのカップリング。
そうですねぇ・・・こういうゲームを基にしたドラマCDの場合。お話がある程度分かっているなら良いのですが。このキャラクタードラマCDシリーズは、本編であるゲームを知っていないと、ちょっと辛いと言うのが減点の対象になるかと思います。
ドラマCDは、ある程度お話を知っている人もしくは原作などのファンが買うのが当然と言われたらそれまでですが。パッと店頭で絵を見て気に入ったとか、別の理由で手に取った人もいないとは限らない。声優さんのファンでドラマCDを買ってみたと言う人だって居るわけで(私の事ですが)、お話を聞いて面白くて(もしくは分からなくて)興味を持って原作を買って・・と言うことがあるんですよ。そこから、この作者さんが気に入った!とか、この作者さんの他のお話はどうなっているのだろう?と世界が広がって行くことがあります。
私はこの花町物語に関しては、座談会CDに引かれて購入しました(゜゜)\バキッ☆。キャラの位置が分からなかったからゲームをプレイしてみたのです(BL関係のゲームは、1プレイがそこまで長くないので、クリアは簡単。コンプリートはきびしい時がありますけどね(゜゜)\バキッ☆)。お話の世界観と言いますか、主要キャラの位置が分かればOKの場合には、コンプリートクリアは必要ないので。とりあえずプレイしてみたわけです。
えーっと。お話が逸れました。つまりは、唐突に買ってみる人だって居ないとは限らないから、まるで知らないで聴いても面白いお話と言うのは大事だと思うんですよ。
感想を書く時に、原作を知らないで聴いて分かる。それでも面白かったと言うのは、かなり好印象。得点も高いですね(点数を細かくは付けてはいませんが)。

さて。この第三弾は、完璧に後日談のお話になりました。だから、ゲームをプレイしなくても、甘い二人を見ていればそこに至ったお話の経緯と言うのは想像出来ますが。いきなりちょっかいを出してきたかに見える朔弥さんは、気があったの?なかったの??となりますし。やっぱり、ちゃんと五十嵐ルートをプレイしておいた方が良いかもしれないと思いました。

お話を知って聞いていると。身請けされて幸せになったと思いきや。朱璃ってば、相変わらず理解のある優しい良い子でワガママを言わない。なのに、ふと噴き出した自分の中の醜い感情。その感情も愛ゆえに出てきた醜さなのに、朱璃は慌ててしまう。相手ばかりを優先させてしまう朱璃は、ちょーっとゲーム中では(人として)ありえないくらい純粋でしたから。嫉妬などを覚えたと言うのがちょっと嬉しくなってしまうのです。人間くさくなってくれたかな?その分、彼も成長してくれたかな?と言う感じですね。
でも、最後には思いっきり可愛らしい事を言って幸せをかみしめている・・・成長して、そして幸せになってくれた!!それが一番嬉しいですね(^-^)。

ただ、個人的には実名で出演されている成田さんや檜山さんのキャラがゲームでは気に入っていましたので。(叔父様のバッドエンドは怖かったけど)最後まで、完璧に脇役でしかなかったお二人が気の毒でねぇ・・。今回は、いつもペアで歩いていた(大笑)二人が別々に登場しましたので、それはちょっとだけ新鮮は新鮮だったんですけどね・・。

THE DARK BLUE

山藍紫姫子 ジャランインターナショナル 1995年5月3日 JLCDー004
玄田哲章(ロキシー・アルカード)×塩沢兼人(オリヴィエ・シェリダン)
堀秀行(ヘーゼル・ヴェイ)

増谷康紀、幸野善之、土門仁、柳瀬洋美、矢津田美恵子
宝石店に勤務するオリヴィエは、現代に甦った吸血鬼・ロキシーに血を吸われる生活を送っている。セックスで快楽に喘いでいる時のオリヴィエの血が一番美味しいと言うロキシー。
しかし、貧血で倒れた事がきっかけで出会った医師・ヘーゼル。彼に「一緒に住もう」と告白されたクリスマス・イブの幸せな夜をロキシーに知られてしまった。ヘーゼル襲った黄金の獣がロキシーだと悟ったオリヴィエは、ロキシーに銀の弾丸が入った銃口を向けるのだった。
うーんと、うーんと。これはネタバレしないで感想を書くのが、非常に困難なので。これから聴くつもりのある方は読まないで下さいね。極力最後のネタにはふれないように努力はしますが。

ロキシーはオリヴィエを愛しています。それは血液とか身体とか、そういう問題ではなく。闇に生きる生命体として美しいオリヴィエを彼なりには愛しているのですが。その言動があまりにも傲慢だから、オリヴィエはなんとか彼の元を去りたい。彼の呪縛から逃れたいと願ってしまう。オリヴィエが自分の物であるのが当たり前と思っているロキシーの愛は、自信に満ちあふれ、全てを支配しようとする態度故に届いていかない・・。

一方のヘーゼルもオリヴィエに肉体関係のある愛人が居る事を承知の上でつきあってはいるのだけど。謎に包まれたオリヴィエの全てを愛しつつ、その愛人が気になって仕方ない。真剣に愛すれば愛するほど、言わないでいようと思っているはずのロキシーの事や過去の事を言ってしまいそうになる。
一番の貧乏くじ・・・の表現は似合わないでしょうが、一番損な役回りだったのがヘーゼルさんでしたよねぇ。だって、思うんですよ。相手が好きなら、いくら気にしないとは言っていても。絶対に気になってくるはずなんですもの。相手の過去も男の影も、気にならないはずはない。自分一人だけの物にしたい!と言う感情は働きますでしょ?なのに、甘えるだけ甘えて。肝心なところでは、それは言わないで!とか訊かないで!と逃げられてしまうし。挙げ句の果てには、黄金の獣に襲われて。恋人だと思っていた人は何も言わずに行方不明になってしまう。かの人の正体は、クリスマスパーティの時の写真で判明するものの、面影を追った先で待っていたのは、無くしたはずの想い出の品。うわぁ、ヘーゼルさんはこれからもオリヴィエの面影を抱いて生きていくのかなぁ・・(^^;。純愛だっただろう人の良さそうな彼だけに、凄く気の毒なイメージがつきまとってしまいます。

そして。この作品の主役であるオリヴィエさん。はかなげな美人で、吸血鬼に魅入られているとなると、もう悲劇のヒロイン(ヒーローとは言いたくないですな)そのものなんですよ。で、吸血鬼に血を吸い取られながら、彼は教会にも真面目に通っているし、聖水や十字架を肌身離さず持っているし。鏡を部屋中に置いて、吸血鬼に襲われて何時か人間ではなくなるかもしれない恐怖の運命に立ち向かっているように見えるのですが。
過去においては、オペラの主役をはるほどの実力を持っていたらしいのに、その過去についてはあまり言いたがらない。ロキシーを殺す事に失敗した後で、いきなり解明される彼の正体と過去。
急転直下と言いますか、彼が何故鏡を置いていたのか?などの理由までもがその一瞬で判明しますが。ロキシーとラブラブだったら良かったのに・・としか言いようがないんですよね。
ロキシーが彼を思ってくれているくらいに、彼もロキシーを愛していたら。ヘーゼルさんなどが入り込む余地はないお話になっちゃうのでしょうが。結局は、オリヴィエは引っ越しをいくら重ねても。いくらロキシーから逃げようとしても、逃げられるはずもなく。他に好きな人が出来ても、愛してしまっても。その人と愛を成就させるわけにはいかないわけで・・・しくしく・・。

ロキシー役の玄田さんは、BLではこの作品で初めてお声を聞いた事になります。最近では、インターコミュニケーションズさんで王様役でご出演のシリーズがあると聴いていますが。未聴なものですから・・(^-^)ゞ。
三國志以外では、凄く久しぶりにお声を聞いたなぁ・・と思っておりました。玄田さんが横井さんであった時代から知っている世代としては(゜゜)\バキッ☆(ガッチャマンの鬼石隊員の声なき声は、今でも鮮烈に覚えていますし)代表作となると、どうしてもドカベンの岩鬼を避けて通るわけにはいかないでしょう??あの岩鬼は強烈すぎるほど強烈な個性でね・・玄田さんがガンダムで色男のスレッガー中尉を演じた時も、ちょっとイメージ外でしたもの(映画では、井上真樹夫さんが演じていらした役です)。
他は、アニメではなくアーノルド・シュワルツネッガーの吹き替え声などが有名ですから。骨太で男臭いイメージは、お声を聞く度につきまとっていました。今回は、色男を通り越して絶世の美男子・吸血鬼でしょ?自分の中にある玄田さんのイメージとは違うような気がして、かなりドキドキして聞き始めたのですが。
うわぁああ・・最初、ロキシーの声を聴いた時には玄田さんだと分かっていて、違う!と思ってしまったほどです。いやぁん、甘い声で優しく恋人に囁いていらっしゃいます。その傲慢な君主ぶりたるや、もう傲岸不遜を絵に描いたような見事さでした。色っぽさまで兼ね備えている吸血鬼。うわぁ、もうびっくりです。

オリヴィエの新たなる?恋人、ヘーゼル役。誠実そのものの代表選手は堀秀行さんでしたが。包み込むような優しいお声が、本当にソフトでぴったり。

そしてそして。山藍作品には、もうなくてはならない塩沢さんは、今回のこの作品でもお見事!の一言に尽きます。ロキシーに対する時の冷たいまでの拒絶の声。そして、相手がヘーゼルになった途端に甘えて甘えて、春風になったような声の変わり具合。素晴らしいです。
今、このドラマCDのようなベテランだけがメインとなったCDはちょっと見かけませんが。その演技の競演に拍手を送りたいと思ってしまいますm(_ _)m。

花嫁はいじっぱり
〜王子様のプロポーズ大作戦〜

森本あき バナナジュースカンパニー BJCAー0032 2006年2月22日
DISC1
1.不機嫌な姫君
2.そばにいなくても
3.今度はお城!?
4.伝わる想い
5.おとぎ話のつづき
DISC2
1.番外編「酔っぱらいの花嫁たち」
2.フリートーク
平川大輔(西園寺海王)×緑川光(春名柊)
一条和矢(西園寺天王)×千葉進歩(春名椿)
石川英郎(西園寺地王)×宮田幸季(春名柚)

小林麻由子(悦子)、最上嗣生(男)、鶴岡聡(使用人)
世界的大富豪・西園寺の3兄弟にそれぞれ求愛された、春名家3兄弟。長男の椿は、天王と。三男の柚は地王とラブラブな生活を送っていた。
しかし、次男カップルである柊と海王は・・。美人で知られる柊が「僕と寝たからと言って、自分のものにしたと思わないで!」と海王に別れの言葉を投げつけた・・・
ごめんなさい・・・私、こういう意地っ張りで別れを予感して先走って行動した挙げ句、自分に素直になれないで居る主人公って苦手なんです。もどかしくってしょうがない。BLの場合には、相手の事を思って(男同士だから・・と)そういう行動に走る人がいますが(って、最近聴いた中では。男性と女性のカップルでもありましたね。男の方が美人薄命(゜゜)\バキッ☆の不治の病に冒されているために、相手を思って振ってしまうパターン。・・・がーーーーー!!と地団駄を踏みたくなるんですよ(^^;。お互いに生きているからって、幸せなカップルになれるとは限らないのに。まぁ、それがドラマだから仕方ないんですけど)聴いているとそれらの思い遣りやら行動自体が不毛に終わっている事が多いだけに、ドラマの中に殴り込みをかけたくなります(^^;。
あーー!!!もう、どうして素直にならないの?素直に恋人の胸に飛び込んでいきなさいよ!!と横っ面をひっぱたきたくなるほど苦手なんですねぇ・・(゜゜)\バキッ☆。
柊くんは柊くんで一夏のバカンスとして海王との恋をとらえて自分の思いを殺して、相手にも酷いことを言ってしまうのでしょうが。言ったことで、相手を傷つけるし。自分も傷つけるし。何も良いことなんてないのに。とため息をつきたくなってしまいます。
その柊くんに振り回されて。おたおたする海王くんも海王くんです。冒頭のお兄さんである天王と椿カップルに泣きつきに行くシーンでは、情けないを通り越して痴話げんかを人に言うな!と思ってしまいましたよ。その情けなさがたまらない魅力と言えば、言えなくはないのですが(どっちよ(大笑))。

このドラマCDは、平川さんと緑川さんのカップルを聴きたかったんですねぇ(^-^)。いや、私立翔瑛学園男子高等部も兄弟限定!!でも、絡みはなかったですからね。物足りなくて(゜゜)\バキッ☆。
兄弟限定!で、平川さんのお声に惚れまして(それ以前。境界線シリーズで、怪しい保険医の時から気になってはいたのですが)。その後、ビッグガンを・・で、怪しい外国人を演じていた平川さんの攻めは悪くない!!と思って、絡みのあるCDを探していたんです。そういう時にたまたま、3兄弟がそれぞれにカップルというこのシリーズで、私立翔瑛学園でも兄弟限定!でも絡みがなかった緑川さんとの絡みがあると知りまして。そのシチュエーションも気になりましたし、平川さんの攻めを本格的に一度聴いてみたい。しかも、相手が受けクイーン(゜゜)\バキッ☆の緑川さんなら、言うことないじゃないですか・・(^^;。
それで、購入検討となったタイトルなのですが。聴き終えて。いやぁ・・2巻では柊くんの性格以外は、満足でしたね。

平川さんってば、「ごはんを食べよう」の小杉さんに匹敵するとも劣らない(゜゜)\バキッ☆へたれ攻めではないか?と思ってしまいました。
柊が、最後には素直になって甘えてくるから良いようなものの。美人受けVS情けない攻め・・と言うパターンは、ごはんシリーズを彷彿とさせてくれました。その情けない白馬の王子様が、本当にぴったりなんです。
1のフリートークの時にも、石川さんから「平川くんは、存在自体が最高!」と言われていますが。格好良いのに、情けない。でも、相手を思って優しい攻め。それがこんなにも似合うなんて!!平川さん、サイコーです!
海王くんが「ごめんね、ごめんね」と言うだけで「もう、仕方ないんだから」などと思ってしまいます。
個人的には、ブックレット書き下ろしの「酔っぱらいの花嫁たち」がDISC2に収録されていましたが。あの文中の「神よ、いま、あなたはぼくを試しているのでしょうか?どこまで我慢できるのか、と、どこかでおもしろがっておられるのでしょうか?」などの独り言部分を平川さんのモノローグで聴きたかったですね!!
「あのね、こんなの…。我慢できるかーっ!」なんて、平川ボイスで絶叫されたら、絶対に私はしばらく立ち直れないくらいノックアウトされていたはずです。
そして、次なる個人的平川さん目標は、受けを聴いてみたいと・・えぇ。

一方。受けの緑川さんは、モノローグ含めて、意地っ張りのくせに不安な柊を見事に演じて下さいました。好きだから、不安。好きだから、相手を試したかった。本当に、自分で良いのか?こんな自分でも、本当に良いの?と直接訊きたいくせに、口に出すのは憎まれ口ばかり。相手に嫌われるような事ばかり言って、逆に相手に問いかけている・・・ともすれば、嫌な奴になりがちな高慢ちきな美人キャラクターを、不安に揺れる寂しがり屋さんとして聴かせてくれました。柊くんの性格は、好みではありませんでしたが。
私は、本編と言うよりも。番外編の甘え上戸(って、あるのか?)の「ちゅうして」が、ツボでしたねぇ。緑川さんは、今まで南原作品での可愛らしい受けを嫌と言うほど聴いてきたと思っていましたが。この「ちゅうして」は、超絶!!と言っていいほど悪魔的に可愛かった(柊のキャラ的には、天使的と言うよりも小悪魔的を通り越して、悪魔的です(大笑))。緑川さんの本編での気に入ったセリフは、柚相手にギューッとした後で「兄ちゃん、もう少し頑張る」と言うシーンでした。本物で癒し系の柚ちゃん相手だと、柊も兄ちゃんなんですよね。

さて。今回メインのお二人以外では。やはり、柚は馬鹿ではなく(゜゜)\バキッ☆意外に賢いところもあったんだ!!と言う驚きに尽きます(大笑)。ポヤヤン天然癒し系のキャラですと、全てに疎くて可愛いだけと言うイメージがありますが。兄ちゃんズが、連れてこられた地方の見当もつかなかった時に「ドイツだよ」とサクサク論理的に話してくれるシーンは、本当にびっくりでした。その前のシーンで、(柊がほしがっているものを訊かれて)レシピの単語を覚えていなくて「ピアノだかパナマ帽だとか、ピとかプのつく言葉」と答えた人物と同一人物には見えませんもの。
また、海王にいろいろと邪魔されたり。椿に殴られたりした天王役の一条さんは、ちょい投げやりな言い方が素敵でした。
椿役の千葉さんでは、今回は弟達を思って、海王や地王に釘をさしたり天王を殴ったりするシーンが、長男していて好きでした。番外編の酔っぱらいもお気に入りです。
柚役の宮田さんは、やはり柚はそんなに馬鹿じゃない!とむくれるシーンが可愛かったです。地王の石川さんは、兄ちゃんズに内緒で電話をかけてきたシーンが、秀逸でしょうか・・。

コイ茶のお作法

桜城やや ムービック 2004年1月31日 MACYー2306
第一話 コイ茶のお作法
1.茶道部入部     
2.厳しい特訓     
3.茶碗泥棒
4.所詮は器      
5.隠し事        
6.闘茶
7.据膳         
8.助っ人        
9.合格
第二話 甘い生活
10.臆病な恋     
11.ゴミ宣告      
12.心が欲しい

オマケ
13.不幸の遺伝子
成田剣(蓮根一真)×高橋広樹(徳丸円)
津久井教生(志村啓吾)×森川智之(常磐水晶)

倉田雅世(徳丸和)、浅川悠(蓮根琴子)
山脇小径(粧子)、木川絵理子(女性客)
河本邦弘(泥棒)、鈴木千尋(泥棒)、吉野裕行(泥棒)
プロレス好きで、がさつな徳丸円。今日も妹の部屋で、大事にしている品を壊してしまう粗忽ぶり。怒った和は、掛け持ちで入っている茶道部に兄をたたき込んでしまう。茶道の作法を身につければ、多少は円の乱暴癖も直ると思ったからだ。
茶道部の部長は、円の同級生・蓮根であったが。教室で見せる顔と茶道部で見せる蓮根の違い。蓮根のたてるお茶と美しい動きの流れに、いつしか円は心惹かれてしまうのだった。
高橋さんは、この作品を聴くのと同時に「愛される貴族の花嫁」と「おさる★バケーション」を聴きました。その3作品、いずれも違うパターンのBL作品だった事に先ずはびっくり。おさると同じく受け作品だったのですが。大型犬っぽい、男らしい直球の受けなんですよね。
そのお相手役の成田さんは「先ずは、基本から。畳のへりを踏むな!またぐ時は右足からだ!懐紙を使え!コイ茶を一気に飲むな!」とテキパキ注意する蓮根ボイスにやられましたねぇ。家元の息子らしい、ちょっと上品で優雅っぽくまったりしているけど・・・と言うのが、絶妙にミックスされていまして。「(おまえを)型にはめるつもりはない。おまえに似合う器を作ってやる」と言う台詞が、もう良いですよねぇ。
このお二人の会話では、7トラック目のかみ合わない会話が一番気に入っています。
「ろくでもねぇ事とはなんだ?元はといえばてめぇが」
「俺が?」
「俺の事、好きなんだろ?」
「がっ・・何がどうなって今、そういう話になるんだ?」
「この間のちゅうの話だよ」
「ちゅう?」
「いや、皆まで言うな。つまり、おまえはそういう意味で俺の事が好きなんだろ?それは分かった」
「それは良かった」
「で、俺もいろいろ考えたわけよ。ん・・・その、つまりなんつぅか、俺もそんな嫌じゃなかったし。あ、その・・俺も。おまえの事、好き・・なのかなぁ・・とか」
「徳丸・・」
「思ったんだけど、良く分かんなかった。だってよぉ、男同士だぜ?好きっつたって、どうすりゃ良いかわかんねぇし。はっきり言って未知のゾーンなんだよ」
「で?」
「やろう」
「おい、ちょっと待て。一度おまえの頭の中、見せてみろ」
「ん・・・頭で考えて分かんなかったら、身体に聴くのが一番だろ?」
「それで、ダメだった時はどうするんだ」
「んーーーそん時はそん時かな?・・・どうした?」
この二人がHシーンになだれ込むのは、9トラックになってからですが。自分から、誘っていたくせに土壇場であがいてしまう徳丸くんが可愛かったです(*^^*)。
「ちょ・・おい、で、でも。他の部活の奴ら、まだ外に居るし。見られたり聞かれたりしたら・・・つーか、むしろ見ちまった方が不幸っつーか。見たくねぇよなぁ」・・おい、今更だろ?って思ってしまいましたもの。で、終わった後に蓮根くんが「あぁ、疲れた」と言うのが高校生っぽくないですな(大笑)。

また、このドラマCDにはもう一組、大人なカップルが登場します。私は、実は森川さんの受けを「危ない薔薇と・・」で聴いた時に「うーん・・・・」と思いまして。攻めは良いけど、受けの森川さんはちょっと苦手かな?と思っておりましたが。春抱きなどを経て。慣れてきたんでしょうか?今回、津久井さんとのカップルで。しかも年上受けと言う設定だったのですが。何故かすんなり聴くことが出来ました。が、このカップルは、キスの効果音が高校生カップルに比べた時にいやらしいように思います。違うんですよ。キスが!!うーん・・ここは、どう違うのか。聞き比べてみて下さいね。
オマケの「不幸の遺伝子」では、蓮根そっくりの顔を持つニヒルな妹さんが気の毒でしたねぇ。可愛いものが好きなのに、クールぶっちゃって。・・・でも、お兄さんにそっくりと言うのは・・ちょっと想像したくなかったです(゜゜)\バキッ☆。
また、このドラマCDの予告が登場人物の紹介で入っていますが。エロ本ならぬエロCDと言っているのが笑えました(大笑)。

暗闇の封印 1〜邂逅の章〜

吉原理恵子 mee−Maker MMCDー0609 2006年9月29日
DISK1
1.序文
2.剛の者
3.聖神殿「シャザルーン」
4.聖所「アギオン」
5.幕間
6.幻想の天使
7.孤独
8.思いがけない出会い
9.飢渇
10.異邦人
11.癒えない傷
12.絡みつく因縁
13.過去の呪縛
DISK2
1.夢魔「アザゼル」
2.謀略
3.連鎖するモノ
4.渇望
5.既視感
6.新たなる出発
7.既視感U
8.再会
9.憑依
10.予兆
11.聖夜
12.後序
三木眞一郎(ミカエル)、緑川光(ルシファー/キース)
大川透(ガブリエル/ナレーション)、千葉進歩(アシタロテ/ルカ)
黒田崇矢(アザゼル)、古澤徹(ダニエル)

新田万紀子(母)、青山譲(カシエル)
名村孝太朗、山中真尋、濱野雅嗣、ヤスヒロ
神によって、地上に堕とされてしまったルシファー。その魂は転生を重ねて、同じく影の館から地上に落とされ人間として転生していたアシタロテ(ガブリエルのシャヘルであった)の魂を持つルカと出会う。
一方、ルシファーを探すミカエルはついにルシファーとアシタロテを見つけ。アシタロテの身体を器として、キース(ルシファー)を抱こうとするのだが・・・
うーん・・・影の館の後編が、凄まじいインパクトがありましたから。ちょっと物足りなかったかな?
絡みが少なくて、緑川さんの喘ぎや三木さんの乾いた笑いを聴くことが出来ないから・・と言うのではありません。えぇ、決してHシーンが少なかったから物足りないと思ったのではありませんよ。ここで終わったら困る!!と言うのが一番かな?影の館は、前編を購入した時には既に後編の予約は完了していましたから。そんなに待たされてはいませんし。お話としても「ここで、このまんま放り出されたら辛い!」と言うほど中途半端ではなかったから・・と言うのもありますかしら?
聖夜に、ルカの身体を借りてミカエルがルシファーであるキースに手を出した時。キースは、ルカではないと分かり。呪文のような天使語の意味が分かった時にミカエルの声が届き(このシーンの後ろで、何かの皮がひび割れるようなパキパキと言う効果音が、微妙に怖かったですね。ルシファーを包んでいたキースの殻が割れているのか。ルカの許容量を超えて、ミカエルの本性が出てきていたのか・・・そのどちらも・・かもしれませんが。まるでエイリアンが卵を割って出てくる時のような感じを受けるのです)キースの絶叫で終わっているのです(DISK2の11トラック)。って事は・・・ルシファーは、暗闇の封印をかけられているから、ここでまた壊れてしまうわけ?ミカエルは、また彼を追って年月を重ねないといけなくなるわけ?この絶叫のあと、「神よ」と言っているのはキースではなくルシファーだと分かるだけに(本当に、ここは緑川さんの名演が光っております)、二人がどうなるのかが気になって仕方ないのですよ。
前作では、物わかりの良い諦め上手?なアシタロテは、可愛いだけかと思いきや。ガブリエルの光をまとったまま転生したために、ルカとなった時には可愛いだけじゃなく。輪姦されながらのセリフは辛いものがありました。ミカエルに身体を乗っ取られてしまったルカと、アシタロテと普段のルカとの使い分けは、千葉さんお見事でございました。
乾いた笑いは少なくなったものの。「私がもらって良いか?」とガブリエルにいきなり言い放つミカエルの確信犯的な物言いは、背筋にぞくぞく来ました>三木さん。
また、その三木さんのセリフを受けて「あ?」と「え?」の中間で反応しきれなかったガブリエルを現した大川さん、お見事でした!!。
今回、初登場のダニエルは、BLCDではお久しぶりにお声を聞いた古澤さん。憎しみと軽さの間の絶妙さが素敵でした(^-^)。

嫌いな話ではないのです。するめのように、何度も聞いているとしみじみと味わいがあるお話だとは思うのですが。ただ、どう書いたら良いかしら?このお話は聞く人を選ぶと思うのです。先ずは、前作の影の館を2つとも聴いていると言うのが大前提。それがなかったら、お話の主軸が分からない。まぁ、何にしても続編を聴くには前の作品を知らないと辛いと言うのは、共通しているかもしれませんが。このお話は、過去が天使様で。その過去ではお亡くなりにならなかった人々と言うのは、そのまんまのお名前で出演しているから、余計にややこしいと思うんですね。しかも、転生した二人には、現世での新たな人間関係もありますし。・・・そうです、かつて私はこの原作を読んだ時に「影の館」を知らなかったために、放り出してしまった事がありますが。それと同じ事が起こりうるのではないかと。

影の館もシナリオ付属の単行本が出版されましたので、この作品もそのうち2が出たなら復刻版プラスおまけ付き?で出版されないかな?と期待しています(^-^)。

愛される貴族の花嫁

遠野春日 インターコミュニケーションズ INCDー2132 2004年9月20日
高橋広樹(滋野井奏)×福山潤(高柳一葉)
檜山修之(石坂欣哉)、堀内賢雄(高柳子爵)
秋元羊介(岩重)、西宏子(フユ)、岩村琴美(桃子)
山田智子(貴婦人)、三浦潤也(老紳士)
没落貴族である高柳家。それを再興するために持ち込まれた縁談であったのだが。花嫁となるはずだった妹・桃子が事故で急死してしまう。
ところが、相手の滋野井奏は「桃子ではなく、一葉が死んだことにすれば良い」と持ちかけた。
妹・桃子が見てとった彼の優しさを信じようとする一葉であったが、奏は実家に帰ることすら許してくれず。夜も女性として過ごさなければならない重圧も加わって・・・・
福山さんもフリートークでおっしゃっていますが。一番受けた台詞が実は最後の一言でした。「奏さん・・・(はい。このセリフは実際に聴いてみて下さい)」
聞いていて「どっひゃああ」と思ったくらいインパクトが強かったですねぇ(^-^)。もう、ベタと言いますか。「あら、肩にゴミが・・」レベルのセリフをBLで聴くことが出来ようとは!!いやぁ、照れましたよ。照れたと言うより「これをやっちゃったかぁあああ」で、聴いているこちらがこっぱずかしくなりましたね。やっている声優さんはもっと恥ずかしかったみたいですが(゜゜)\バキッ☆。

そして、このお話はこの人なくては語れません!!と思ってしまったのが欣哉役の檜山さん。
「奥様、あ、あの・・・旦那様は今夜少し遅くなられるそうです。わ、僕でよろしかったら、い、いつでもお話相手になりますので。どうぞ、その・・ご遠慮なくお申し付け下さればお伺いします・・え、えーっとこれからお茶のお時間ですか?」と登場した時などは、思わずのけぞってしまいましたね。え?本当に檜山さん?なんか、凄くおどおどしていて。らしくない!!(゜゜)\バキッ☆いや、いつも自信満々なオレ様キャラが多くて。しかも、喉も裂けよ!血管切れるぞとばかりに登場するような強烈なキャラが多いのに、このいかにも根暗そうな登場シーンは、度肝を抜いてくれましたよ。
しかも。その欣哉さんを苦手な奥様(苦笑)に、ツンケンされて「あ・・・おく・・・さま」と見送るだけなんですもの。

昼メロなどを模した音声に「奥さん!!」と迫るやつがあるでしょう?あれを彷彿とさせるシーンがあるんです。
BLなのに、あのシーンは昼メロよ。まさに昼メロの王道よ!!と感動してしまったくらいです。
前作である「貴族と熱砂の皇子」では、砂漠の格好いい王子さまを熱演されていたのに、いきなり助平な書生さんですか(大笑)。かなりさえない風貌だろうなぁ・・と勝手に頭の中に、鈍くさそうなおたおたしているくせに、デバガメで(大笑)そういう時だけしつこそうな絵が浮かんでしまったくらい。
その、一番気に入った奥様を襲うシーンのセリフの抜き書きです。
「あ・・・奥様にご心配していただくには及びません。あ・・・奥様・・・奥様!僕!」
「旦那様みたいなあんな薄情な方に、い・・いつまでも貴方を任せておけない。僕は、ずっと貴方を救い出す機会を待っていたんです」
「そんなに怖がらないで下さい(ここの「怖がらないで下さい」の言い方って、筆舌に尽くしがたいですね。怖がらないでといいつつ、凄く怖い(大笑)。怖い言い方をしながら、怖がるなとは難しいですよねぇ)」
「なんて良い匂いがするんだ。あ・・あなたをこうして僕の腕に抱く日を夢見ていたんだ。すました顔をしていながら、旦那様は鬼のように酷い方だ。
そうでしょう?貴方が嫌だと言って泣いているのに、毎晩毎晩当然のようにあなたを辱めて」
「奥様、奥様お願いです。僕とここから逃げて下さい。ど、どうせ旦那様には余所に愛人がいらっしゃるんでしょう?
あぁ、お気の毒な奥様。でも、これからは僕が貴方を大事にします。あ・・あなたの事、一目見た時からあ・・愛していたんです」
「馬鹿馬鹿しいですよ、そんなの!奥様は毎日、それは寂しそうな顔で屋敷に閉じこもってばかりじゃないですか。倫理や道徳なんかを気にしてたら、一生このままですよ?」
「いいですって??じゃあ貴方は、貴方を毎日寂しがらせて、自分は外で遊んでばかりの旦那様を愛しているんですか?このままで良いっておっしゃるんですか?」
「ひ・・ふ・う、嘘だぁあああ・・嘘でしょう?嘘ですよね?奥様?貴方みたいに清楚で美しい人でも、毎晩あぁして犯されているうちに籠絡されて!旦那様みたいな男が良くなるんですかぁああ?」
(そんなこと・・と奥様が言いかけたのを受けて)「ありえませんよねぇ?奥様?奥様、愛してます。貴方を幸せに出来るのは、(激しい息づかい)・・・僕だけだああ!奥様」
そこに旦那様が戻ってきて、ここで何をしていた?と怒鳴られ「旦那様・・勘弁して下さい」とフェードアウトする中の泣き声までもが素晴らしかったです。
いやぁ、フリートークでは出番はあまりないとおっしゃっていましたが。その短い出番の中に、主役のお二人よりも強烈過ぎるくらいのインパクトを残しておられます。
男性なのに、女性を演じきった奥様の福山さんや。冷たいながらも不器用な優しさを示す旦那様の高橋さんをもっとプッシュしたいんですけど・・・お二人よりも檜山さんに聞き入ってしまったのでした。
格好の良い砂漠の皇子様よりも、こちらの書生さんの方が印象が強いって、どうよ・・それ(゜゜)\バキッ☆。また、奥様に迫る時の自分の感情しか見えてないストーカーっぽい息づかいと興奮しきってのどもりがね・・・どうして、こういうアブナい役がお上手なんだろう・・・本当にこのCDは、檜山さんに感動してしまいました。

でも・・・この書生さんって・・マゾ??だって、犬が死んだと伝えるシーンで駈けだした奥様(実は男ですから)が、彼を振り切る時にかなりの力を出しているんですね。殴られたか、何かされているわけで・・・。そういう鉄拳をくらっているはずなのに、それからしばらくして襲おうと思うってのは・・・そういう素質あり?力強い女性に惚れちゃったわけ??と思ってしまいました。

*データアップのみ

*ケロロ軍曹、子供の領分は所有分のデータベースをアップ終了しました(^^)v。

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