更新情報早見ページです。

HOMEPAGEの特性として、聴いたものをあちこち不定期に更新しています。(初めての方はともかく)何回か来ていただいた方が、全部を回って見ていただくのは大変ですので、新規に感想やデータをアップしたものをここで紹介します。
ただ、BLと普通のドラマCDが混在する形になるので、BL嫌いだとおっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m。一応、一覧の方に(B)と書いてあるのはBL作品ですので、参考になさって下さいm(_ _)m。また、ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。


*今月のトピックス

*リンクを貼っていただいている方にタイトルを「名称不明」とされていまして。そこで初めて、HOMEPAGEのタイトルがなかった事に気が付きました(爆)。なんとも間抜けな話ですが。
「OFF ZONE」と称させていただきます。私自身が仕事や家事などの日常生活から切り離された空間として没入し、作成しておりますので。いらして下さった方にも日常から離れた遊びの空間として利用していただけたら・・・と思います。

*声優さん個人の公式ホームページや、いつも情報をいただいている個人のホームページさんなど、リンクを貼らせていただきました。快く承諾を下さった皆様、ありがとうございましたm(_ _)m。

*「3時から恋をする」1〜3購入に伴い、銀行員シリーズもシリーズとして扱う事になりました。アナリストと同じページにしましたので、アナリストシリーズと銀行員シリーズのコラボレーションでもある「愛と欲望の金融街」も同じページに移動しました。

*白拍子奇談の購入に伴い、奇談シリーズをシリーズ作品として扱う事にしました。BL作品ではありますが、「妖魔な俺様と下僕な僕」は、白拍子奇談を聞く上で、参考にした方が良いと思います。シリーズとしては違いますが、奇談シリーズの参考作品(゜゜)\バキッ☆として、同じページに移動しました。

*タイトル一覧表が重くなってきましたので、「あ」〜「た」と「な」〜「わ」は分けて表示するページも用意しておりましたが。前半の方が重くなり、あまり一覧表そのものと変わらない重さになりますので(「な」以降のタイトルが少ないと言うことですね)一覧表だけに戻しましたm(_ _)m。

*全ての声優さんの検索ページのリンク貼り替え作業が終了しました。タイトルにリンクが貼ってある物に関しては、直接その作品(タイトル)にジャンプが可能です。
但し。メインキャスト一覧表からは、今まで同様、掲載ページへのジャンプしか出来ません。ご容赦下さいm(_ _)m。


*感想アップ一覧

*花粉症と更年期障害(゜゜)\バキッ☆に、ちょっとダウンしておりました。いやぁ、花粉症で鼻が詰まるって最悪ですね。薬のむと眠くなるし。鼻が詰まると思考力が鈍ると言いますか・・・頭ぼーっとして、痛くなってきますからねぇ(^^;。
また、今月からはソングアルバムやDJCDの感想などもアップする事にしました。ソングアルバムは(S)、ラジオ関連は(R)と書かせていただきます。

美貌の誘惑(B) 有罪(B) もう一度ONLY YOU(B)
仏ゾーン1 覚醒の章 仏ゾーン2 試練の章 仏ゾーン3 悠久の章
東京クレイジーパラダイス 美女が野獣 BE Caution WITH SLAPSTICK(S)
シャルルに捧げる夜想曲(B) 勝負は時の・・・運だろ?(B) 青春的恋愛論/Slapstick(S)

*感想アップしたもの

美貌の誘惑

遠野春日 リーフ出版 2005年1月15日 LCDー036
成田剣(ファイサル)×千葉進歩(伊勢原響)
大塚芳忠(アブドラ)、堀内賢雄(スミス/初版特典ミニCDに登場・ジャウフ)
奥田啓人(少佐/イナン)、岡田貴之(森本/ハサン)
冨田裕美子(ローラ)、三浦潤也(会長/部下)
中東某国の第4王子・ファイサル。彼が気まぐれ?趣味?で盗んだ児童書は、情報局にマークされていた品物だった。その品物を奪い返すべく、潜入捜査が行われる事になった。ファイサルの好みにぴったりとの理由で選ばれたのが、伊勢原響。パーティで早速見初められた彼であったが・・・。
千葉さんの喘ぎを本格的に聴いたなぁ・・と言うのが一番の感想でした(゜゜)\バキッ☆。いや、パパとミラシリーズでも受けを演じていらっしゃるのですが、あれはメインが別だし(「愛だけ☆足りない」もありますが)・・・と言う理由で、私の中では千葉さんは「絡みにあまり関係しないサブ」のイメージがつきまとっていたんですね。
良いじゃないですか・・。ちょっと硬質な感じで。うん。これは要チェックな受け声だわ(゜゜)\バキッ☆。

さて。しかし。お話的には「マルサのおとこ」第二弾と言う感じがしてしまいました。情報局員なのに、ちっともそれらしい仕事していないんじゃないかなぁ・・。彼がした事って、ファイサル王子に見初められてお屋敷に入って、ナニをしただけ(゜゜)\バキッ☆。
接近するためのパーティでは、会った次の瞬間には屋敷に誘われているし。徐々に親しくなって(身体の関係は持たないようにして)・・・と思っていたその夜のうちにはベッドインしているし・・・潜入捜査に関して、彼が計画した事は全て(王子の)予想外の行動で裏切られていますよね。その分ファイサル王子のご寵愛が深かったと言うべきなのか(爆)、計画も予想も出来ない甘ちゃんだったのか(゜゜)\バキッ☆。
暗号を解いて、偽の隠し場所に行ったはいいけどアブドラ王子につかまってしまうし。情報局員だと言うことは、潜入してすぐにファイサル王子にもばれているし。しかも、王子は情報局の上の人と(彼の処遇に関してまで)取引して、事件は彼の関与していない所で解決しちゃっているしねぇ・・。それを思うと、彼は一体何しに出てきたんだろう?みたいな(゜゜)\バキッ☆思いもするのですが(爆)。
まぁ、彼が居たことでアブドラ王子を偽の品物に案内出来たのですが。ファイサル王子が、彼に執心しなければ事件は解決しなかった。つまり、彼はファイサル王子に気に入られた事だけで、事件を解決させた・・・と言う事で(苦笑)。

うーん・・以前堀内さんが「受けはやったことがない」とおっしゃっていたフリートークに「あの作品があるじゃないか!」と思ったのですが。このフリートークでは、大塚芳忠さんが「BLでメインの絡みをやりたい」とおっしゃっておりまして。「豹の男」があったのに・・・とシクシク(;_;)。一度きりの昔のお仕事だと、忘れてしまうものなのでしょうか?ファンとしては、一つ一つの作品やキャラクターを忘れないで欲しい。特に自分が好きな作品(キャラクター)は、声優さんも好きでいて欲しい・思い入れを持っていて欲しい・・・と思ってしまうのですが。やはり多くのお仕事を毎日こなしていらっしゃると、そうはいかないものなのでしょうか・・・。

有罪

和泉桂 フロンティアワークス 2004年12月24日 FCCBー0005
小杉十郎太(穂高櫂)×緑川光(桜井透也)
井上和彦(槇原)、深見梨加(岡村美和)、長沢美樹(藤原佳美)

平川大輔(吉川・運転手)、永野善一(男)
あこがれの作家・穂高の担当になった桜井透也。
業績不振の社命を受けて、「今年はもう執筆活動はしない」と言っている穂高に原稿を依頼する事となった。
しかし、それに対する穂高の答えは「俺と賭けをして、君が勝てば原稿を渡そう。しかし、俺が勝った時には君の身体を好きにする権利をもらおう」と言うものだった。
これは原作を(私にしては珍しく)出版された直後に買って読みました。いや、CDの座談会でも言われていたこの作品のキーワード「男の味を教えてやる」が帯に書いてありまして。ぱらぱらとめくってみたら、婚約者が居る男性が受けになる・・・と言う珍しいパターンのようだったので、買ったわけです。いやぁ、あの書籍の帯って本当に衝撃的でインパクトあるキャッチフレーズが多いですよね(゜゜)\バキッ☆。

前置きが長くなりましたが。そういうわけで、ドラマCDで初めて接する事になる他の作品とは違って、原作を知った上で聴いたわけですが。
原作では、穂高が透也に「君は淫乱なんだよ」だの「適正がある」「今までよく、男に足を開かなかったものだな」etc・・・と言うシーンが腹立たしくてですね。「あんたに、そういう事を言われる筋合いはないわい!!」と言うか、「この主人公も主人公よね。そういう失礼な奴にはもっと激怒せんかい!!」と思ってしまったのです。で。まぁ、そういう無礼な作家さんが、実はどう自分の愛情を表現して良いのか分からない不器用な人で、主人公はそれを許容してしまう・・と言うラストになった時には「あぁ、私はこの作品は駄目だ」と思いましたね。言葉攻めみたいなところもありましたし。いくら、自分の感情表現が分からないと言っても、相手を追いつめるような穂高とそれに惑わされ従った主人公に愛情がわかなかったのです(^^;。
原作との出会いはあまり良いものではなかったのですが、穂高の声は聴く者を魅了する声だ・・と言うシーンがあった事から、「どなたかな?それに、あの原作をどうドラマにしちゃったかしら?穂高の台詞って、一つ間違うととんでもなく無礼千万!!だもんなぁ」と気になったのでした。
で。シーン的には「うきゃあああ。そういう恥ずかしい台詞を言わないでぇ」と言うシーンがありましたが。原作を読んだ時とは違った視点が開けた事が驚きでした。ちょっとアンニュイな低音の小杉さんの穂高は、まさにぴったり。言っている事はひどいのに、不器用さん・・・の穂高が伝わってくるんですね。そして、最初のHシーンで。「適正がある」と言わしめた主人公・緑川さんの喘ぎ声。うん。難しいですよね。拒否しているのだけど、身体の反応に自分が一番戸惑っている。しかも、穂高に「思った通りだ」と言われてもおかしくないくらいの艶のある声。うわぁ。声を聴いて主人公の適正に納得するって・・どうよ(゜゜)\バキッ☆。小説を読んだ時と違う感覚で物語を見ることが出来ると言うのは、なかなか面白い体験でした。

しかしねぇ・・ブックレットに書かれておりましたが。夜の寝室に入る前に、シャワーを浴びているのに。
「君の身体を好きにする権利」は、(バスローブを着て)仕事のお手伝いか何か雑用・・だと思っていた間抜け(゜゜)\バキッ☆と言うか、純情だと言うのか・・・笑えるシーンでした(爆)。シャワーを浴びて肉体労働のお手伝い(これも肉体労働と言えなくはないか(゜゜)\バキッ☆(゜゜)\バキッ☆)をする・・・と信じていたわけねぇ。
それから。原作を読んだ時には気にならなかったのですが。結局、透也は婚約を解消してしまいますが。フリートークで「透也と美和はどちらが攻めだったのか」談義が出た時、正直「あ!!」と思いました。婚約者が居るノーマルパターンの男性が受けに染まると言うので買った小説だったのに、原作を読んだ時にはあまりこの婚約者の存在を考えていなかった(゜゜)\バキッ☆(爆)。

もう一度 ONLY YOU

高坂結城 オークラ出版 1997年
森川智之(有佐裕人)×保志総一朗(水城文明)
小杉十郎太(奈塚宏之)
矢島晶子(紀子)、松本保典(谷口)
引田有美(藤山)、大山高男(田島課長)
文明と裕人は、高校時代からの同級生で今は同じ会社に勤める恋人同士。
研修会に参加した裕人の代理で、取引先の「N」こと奈塚と接した文明だったが。奈塚に「明日から来なくて良い」と言われてしまった。
その件から、奈塚と親しくなった文明。しかし、戻ってきた裕人が社長令息である奈塚に茶を浴びせた!と言う事件が起こってしまった。
保志さんのサラリーマンものは珍しいですよね。しかも、「優しい関係」で「これはどうもいただけない」感じがしていたものですから、このドラマにおける「ちゃんと仕事しています」の保志サラリーマンに驚いてしまいました。うん。これなら、担当任せてもOKかな(゜゜)\バキッ☆。まぁ、お酒が入ってしまうと「大丈夫か?」状態は一緒なのですが(爆)。
良いのかなぁ・・接待した相手をいくらお酒を飲んだからと言って、お説教しちゃうのって。私が見る限りでは、目上の方と飲みに行った営業の方は、そこまで酔いつぶれないように思います。取引先の上の人に「大体、あんたはなぁ」なんて言わないって(爆)。酒の上の失態って、マイナス要素になりませんか??

保志さんのサラリーマン成功具合?も聞き所(゜゜)\バキッ☆ですが、それよりもこのドラマに於いては「帝王」森川さん演じるキャラクターの余裕のない攻めが印象的でした。相手が好きで束縛したいけど、相手にだって意思はある。高校時代の庇護を求める相手ではない。だけど、自分の恋人を周囲から守りたくて仕方ない。その焦り具合が、空回りしている・・・。いつも森川さん演じる攻めって、どこか「ふふん」と余裕綽々の役が多いように思うものですから、珍しい感じがいたしました。
あと・・ちょっと気になったのですが。このドラマCDのBGM。どこかで聴いたように思うんですよ。他で・・。どこだったかなぁ・・。

仏ゾーン1 覚醒の章

武井宏之 エイベックス 2003年9月25日 AVCAー14767
仏1:仏像を見たらヒーローと思え!!
仏2:強い気持ち
BONUS TRACK:ITAKOのANNA

「仏ゾーン」
小林沙苗(サチ)、朴ろ美(センジュ)

くまいもとこ(ジゾウ)、緒方賢一(和尚)、石田彰(アシュラ)
小西克幸(波旬)、青森伸(マイク箕浦)、山田真一(箕浦組組員)
西凛太朗(仏ゾイド・ガチ)、清水敏孝(仏ゾイド・阿形)
巻島直樹(仏ゾイド・吽形)、山口眞弓(おばあちゃん)

「ITAKOのANNA」
林原めぐみ(アンナ)、京田尚子(キヨ)

青森伸(自覚大師)、くまいもとこ(蓮休)
緒方賢一(金長中三)、山田真一(金長正宗)
巻島直樹(金長村正)、西凛太朗(金長村雨)
石田彰(金長虎鉄)、小西克幸(冬次郎)
小林沙苗(おなつ)、清水敏孝(秋部団小郎)
とある貧乏寺に住むサチは、実は捨て子。和尚さんに実の子のように育てられている。彼女の心の支えは、寺の本尊・千手観音像であった。
そんな時、地上げ屋がやってきて乱暴をはたらく中、千手観音像から一人の少年が現れる。彼は、弥勒菩薩の生まれ変わりであるサチを守り、悟りを得る旅の手伝いをする・・・と言うのだった。
原作は知らないのですが、少年漫画ですよね。仏像をかたどったアーマーを装着して、それぞれに必殺技を駆使して戦うと言うわけですから。詳しいお話や、続きなどは知らないまま、ブックレットを見た(読んだ)時には、どうして「仏ゾーン」のお話の中に、いたこのお話が入っているのかなぁ・・。声優さんもそのボーナストラックは別物キャラを演じていらっしゃるしなぁ・・・と思っておりました。これは、この1だけ聴いたのでは分からない話だったんですね。2と3において重要人物であるアンナは、本当にいきなり!と言う感じで登場するわけですが、彼女を知るためにこのボーナストラックは存在するのだと。
原作を知らないで、少年漫画を原作としたドラマCDを聴いた時は、結構その設定などに入り込むのに時間がかかるのですが。このドラマはこの1が出た時点においては「どうして、このボーナストラックでアンナ編があるかなぁ。本編は2つしかお話進んでいないのに」くらい。割にとけ込みやすいお話でした。アンナトラックの、冒頭のシーンがちょっと分かりにくかったくらいかな・・・・。だけどねぇ・・・インドに渡って悟りを開く旅と言いながら。どうしてトボトボと電車に乗っているんだか(爆)。
クールな石田さんや林原さんの演技、堪能とまではいきませんが。あまり期待していなかった分、面白いドラマでございましたm(_ _)m。

仏ゾーン2 試練の章

武井宏之 エイベックス 2004年7月28日 AVCAー14998
仏3:ありがとう
仏4:煩悩を断つ男
仏5:新しい旅立ち

小林沙苗(サチ)、朴ろ美(センジュ)、くまいもとこ(ジゾウ)

小西克幸(波旬)、石田彰(アシュラ)、林原めぐみ(アンナ)
風間勇刀(カズミチ)、阪口大助(マサミ)、川原慶久(店員)
真山亜子(村の老婆)、堀川仁(仏ゾイド・ダキニ)
江川央生(仏ゾイド・ゴンゲン)、家中宏(純慧)
弥勒菩薩の生まれ変わりであるサチ。彼女がインドで悟りを得るための旅。まだ国内をちんたら(゜゜)\バキッ☆しているわけですが。
彼女に悟りを得させるわけにはいかない!仏ゾイドが行く手を阻む。とある村で襲いかかってきたのは、センジュの友人?であったアシュラ。彼は、人間の恋人を持っていたが、人間によって殺されて以来、人間など救うに値しないと思っていたのだった。
そして。戦いの中、センジュアーマーが壊れてしまった・・・。アーマーを持っていないセンジュはサチを守りきれない。センジュの兄貴分・バトウが「おまえの代わりに俺が同行する」と言うのだが・・・。
ありがとうのお話の二人組が良かったですねぇ(^-^)。カズミチとマサミの二人組。最初は食い逃げ?と言うせこい二人ですが、サチ達を利用して詐欺を働く・・・。しかし、洪水の中で老婆を助けた事で、二人にも良心が蘇る・・・。うん。良いじゃないか。言葉にして「ありがとう」と相手に伝えると言うのは、本当に大事な事だと思いますよ(^-^)。
逆に、まぁお約束と言えばそれまでですが。サチと一緒に閉じこめられたアシュラが(それまでは、サチの命を狙っていたわけです)とっととサチを殺さずに、逆にサチの優しさなどに触れて心が動く・・・。まぁ、そこで「はい。じゃああなたを狙うのはやめて、仲間になります」となるわけではないのがミソなのですが(爆)。
さて。アーマーが壊れた事で、1巻で「どうしてこのお話が、わざわざ入っていたかなぁ」と悩んだアンナトラック。その意味が急浮上しました。なるほど。そういうわけだったのね・・
後は、センジュの兄貴分・バトウの凄い歌ね・・・これが結構受けましたねぇ。絶対にうまいと思わせない歌なんですもの。その下手な歌で相手を倒すのではなかったわけね(゜゜)\バキッ☆。だけど。気になったのは、「バトウ兄さん」は馬頭観音から来ているのではないかと思うんですよね。すると、ブックレットの「波旬」はおかしくないかしら?確かに1では、小西さんは悪役の親玉?だから良いのですが。

仏ゾーン3 悠久の章

武井宏之 エイベックス 2004年11月3日 AVCAー22150
仏6「海の上の決戦」
仏7「危険仏」
仏8「未来」

小林沙苗(サチ)、朴ろ美(センジュ)、くまいもとこ(ジゾウ)

小西克幸(バトウ)、石田彰(アシュラ)、林原めぐみ(アンナ)
加藤精三(ハジュン)、川村万梨阿(大日如来)、梅津秀行(アイゼン)
中田和宏(フドウ)、大瀧進也(カルラ)、水谷優子(ゴブジョウ)
瀧田直樹(ビバカラ)、肥後誠(ケンダツパ)、永野広一(キンナラ)
高宮俊介(サカラ)、丸山詠二(クバンダ)
インドに向かうのに、航空券もパスポートも何もない。さて、どうやって日本を出国するか。悩む一行の前に、七福神が現れ船でインドまで連れていってくれると言う。
しかし、七福神とは真っ赤な嘘。サチをハジュンの元に連れ去るのが目的の八部衆だったのだ。
サチを攫われたセンジュ達は仏の国に援護を頼むが、今は事を構えるつもりはない・・・と閉じこめられてしまうのだった。
この3巻は、少年漫画や今までに聴いたり読んだりしたものの一種のパターンを楽しめた事と、そのパターンを崩す展開が気持ち良かったですね(^-^)。

いや、この仏ゾーン。突っ込みどころはありますが。期待していなかった割には楽しむ事が出来た「意外性」のドラマCDでございました。

さて。どんなシーンがお勧めかと言いますと。先ずは、「一種のパターン」の方から。ハジュンがサチに「悟りを開く事を諦めろ」と仲間の危機をわざと見せつけるシーン。「おまえが、諦めさえすれば彼らは苦しまなくて済むのだ」と取引を持ちかける。自分一人を助けるために、仲間が次々と犠牲になるなら、自分が諦める・・と言わせようとするのは、結構常套的な手法ではないかしら?サチちゃんは「自分が諦めたら、信じてくれた仲間を裏切る事になる」として、断固諦めないわけですが。
そして、一人一人が捨て石になって主人公を先に進ませようとするのは、星矢や男塾などでもあった個人戦のようなパターンでした。その死んだ?と思われた仲間が最後にはちゃんと出てくるのもパターンですね(^-^)。
しかし。「あぁ、これは一種のパターンだな。こう来るな」と台詞の予想をつけていたにも関わらず、ちょっと予想を覆されてしまったのは、センジュとアンナの会話でした。自分は全ての人を救済する千手観音なのに・・と悩むセンジュに、アンナが諭すシーン。私は「たった一人の人も救えないあんたが、全ての人を救済なんて出来ない。先ずその一人を救うことが大事だ」と言うだろうなぁ・・と先読みしておりましたら。少なくとも、その一人を救うことで別の一人が救われて幸せになる。言うまでもなく、サチを救うことでセンジュも幸せになる・・・。
こう来たか!!と言うちょっとしたサプライズでございましたよ(^-^)。

このブックレットでは、小西さんはちゃんとバトウ役になっておりまして。加藤さんがハジュン役を演じていらっしゃいました。うん。加藤さんのハジュンの方が、悪役として「いかにも!」な感じがします(゜゜)\バキッ☆。
あと・・・個人的に気になったのは、8話「未来」において。ジゾウ君とバトウ兄さんが戦うシーンで、BGM?に役を演じた声優さんの歌(しかも、キャラソンのような)が流れたのですね。この仏ゾーンって、他にもサウンドトラックや別のドラマCDなどがあったのでしょうか?
次はお約束で行くと石田さんのアシュラが戦うシーンだけど・・・歌はBGMに流れないだろうなぁ・・と予想していたら。この予想は当たりましたよ(爆)。アシュラ君の戦いには、歌のBGMはありませんでした。はい。

東京クレイジーパラダイス
〜司と竜二のラジオナイト〜

仲村佳樹 マリンエンタテインメント 2000年1月26日 MMCCー4702
1:クレパラナイト、スタート           2:私ガ金ヲ借リタ理由
3:「Happy 7 days」/歌:川上とも子  4:大バトル!
5:竜二の気持ち!               6:紅月兄弟乱入!
7:「やさしい理由」/歌:三木眞一郎    8:朝来登場
9:花を見ながら・・・              10:「悲劇で喜劇なふたりなら」/歌:川上とも子・三木眞一郎        

川上とも子(紅月司)、三木眞一郎(白神竜二)

宮村優子(守門朝来)、堀内賢雄(鴨島俊之)、置鮎龍太郎(渋谷良行)
緑川光(紅月託間)、上田祐司(紅月季之)、石田彰(紅月昭平)
大西健晴(ヤクザ)、吉野裕行(チンピラ)
鳥海浩輔(カップル・男)、笠原美佳(カップル・女)、中西裕美子(通行人・女)
ラジオのDJの仕事を引き受けたため、竜二のボディガードの仕事は出来ない。嘘をついてごまかして出てきたものの。その現場に竜二が現れてしまい、一緒に春の公園からの生中継をする事になってしまった。無愛想で無口な竜二とDJ??出来るのか?との不安を胸に番組は開始されてしまった。
しかし、この二人+お目付役が行くところ。何も起きないはずはなく・・・。
これは、一種の「原作を知っている事を条件として、原作ファンが買う」後日談ドラマCDの一つですね。白泉社ドラマCDの一部には、こういうやつがあるから要注意なんですよね。
それなのに、私は原作を知らないで買いました。えぇ、えぇ。石田さんが出演されているドラマCDで、マリンエンタテインメントさんで検索した時に、これは持っていなかった(在庫なしの品物以外では)と言う理由で注文して買いましたよ。キャストを見たら、他にも三木さんに置鮎さん、緑川さんとそうそうたるメンバーがそろっているじゃないですか。主役が遙かのあかねちゃん役(゜゜)\バキッ☆の川上さんだし・・・。どういうお話かなぁ・・・と思ったわけでして。
結果・・・原作のシーンが細切れに回想で出てくると、「あぁ、詳しく分からない」と唸ってしまう事になりました。一応は、名場面と言いますか、このお話をまるで知らない人にも分かりやすくは出来ているんですけど。「あの事件の時も」と言われても、分からないし(爆)。
大好きで未来永劫自分の側に置いておきたい。それが理由で法外な借金を押しつけて、相手を縛り付ける。相手に自分の恋愛感情をうまく伝えきれない・・・。どこかで聴いた話だなぁ・・と思っていたら。そっか。お金シリーズでしたな(爆)。
声優さん関連でいきますと。三木さんファン、川上さんファンは歌もあるし、お買い得?でしょう。堀内さんと置鮎さんファンもまぁ・・買ってもOKでしょう。しかし、緑川さんと石田さんファンには、あまりお勧めは出来ません。本当に「これで出番ないの?」と言うくらい短いシーンですから。おそらく、ガヤに参加されているとは思いますけど。

シャルルに捧げる夜想曲

まんが家マリナ 赤いモルダウの章
藤本ひとみ 集英社 1995年3月 59分17秒
佐々木望(アンドリュー)、草尾毅(カレル)
緑川光(シャルル)、速水奨(レオンハルト)
小林優子(クリームヒルト)、佐久間レイ(エレーゼ)
幹本雄之(コリーン氏)、柊美冬(看護婦)
マラソン競技の最中に、にわか雨に遭ったアンドリューは、同級生のカレルの身体に赤い刺青があることに気がついた。その刺青を見たことから、カレルと親友になるアンドリュー。
そんな時。年上の甥っ子・シャルルにつきあわされてプラハに行くことになったアンドリュー。シャルルは、アルディ家の家宝である聖剣をレオンハルトから奪い返す事が目的だったのだ。亡母から、絶対にプラハに行ってはいけないと遺言されていたカレルであったが、アンドリューに同行する事になった・・・。そこで彼が出会ったのは。
うわぁ!!なんだこれは。この終わり方はなんなんだぁ!!!!と言うのが、初回聞き終えた時の第一声。こんな所で終わられたら、もう続きが気になると言うのか・・この気持ちをどうしろって言うのよぉ!!
いや、発売当時に購入したわけではなく、ネットオークション経由の作品ですので、このシリーズの続きがドラマCD(カセット)になったかどうかは分からないのですが。今だったら、絶対に前後編で出さないとファンは納得しないぞおぉおお!!。
お話自体も、凄い勢いで展開しちゃうんですよね。時間的な制約もあったとは思いますが、かなりの大事件がドラマで演じるシーンではないところで起こっている。(小説には書かれてあったかもしれませんが)カレルが車の側でラブシーンを演じた?直後に、(レオンハルトが重傷を負って)アンドリューが病院に居て「実はレオンハルトは兄だった」と説明を受けていたり(^^;。クリームヒルトと婚約をした直後にシャルルが撃たれてしまった事件が起こっていたり。それらのけがをするシーンなどは台詞での説明で片づけられてしまっているんですね。「撃たれてしまって、血がたくさん出て」・・・
それだけの重傷(重体)の割には、結構次のシーンで会話をしていたりするんですよ(と言うことは、時間の流れがかなりあるのでしょうな)。
肝心要の「何故、カレルはプラハに入ってはいけなかったのか?」「母の遺言の真意とは?」「クリームヒルトを見た時に感じた気持ちは何だったのか??」「カレルにとってのクリームヒルトの存在は何なのか??」そして、一番の問題である「刺青・赤いモルダウは何なのか?」は、このドラマCDでは解決をされないままだったものですから、無茶苦茶気になってしまいました。おそらくはカレルはレオンハルトの申し出を受けて、自分の謎を知ろうとするでしょう。カレルとアンドリューの気持ちの行方はどうなったのか?シャルルとレオンハルトの間で争奪戦が行われた聖剣はどうなったのか?シャルルは家長になれるのか?ほらね、このドラマCDを聴いただけで、ざっとこれだけの謎が残ってしまったわけです。これで終わったら辛いでしょ。

さて。このドラマCDは当初普通のドラマCDのコーナーに登録しておりました。と言うのも、「まんが家マリナ」シリーズは、さえない?まんが家であるマリナが、たくさんの美形青年と出会って・・・と言うシリーズ物だと把握していたんですね。愛となんとかのキャメロットと言うOVAもありましたし(゜゜)\バキッ☆。
しかし、このタイトルに出てくるまんが家マリナはドラマCDには登場しておりませんし、やはりカレルがアンドリューに愛を告白するシーンがありますし。(これも唐突なんですよね。本人が後でアンドリューに別れを告げる台詞にあるように、クリームヒルトとの関係に絶望したから、代わりにアンドリューに告白したのか?と思ったくらいなんですよ(゜゜)\バキッ☆)
アンドリューとカレルが、トルーパーで共演したお二人でしょ?妄想がね・・「リョウがシンに告白したぞお!!」と言う感じに広がってしまったので(゜゜)\バキッ☆。と言う冗談はさておき、彼を守るために自分は存在する!!と言う具合に気持ち的には真剣でしたので、新たにBLものに登録しなおす事にしたわけです。

勝負は時の・・・運だろ?

藤崎一也&高口里純(あすかCIEL) 東芝EMI 1996年6月26日
1.プロローグ   2.くじけない僕(歌:m.c.T.W with Tetsuro.M)
3.第一時限   4.第二時限/磯崎まりお   5.第三時限「合宿!」
6.試合後反省会(歌:N体大付属高校バスケ部)   7.エピローグ
結城比呂(夏目北斗)、緑川光(佐藤ゆり)、関智一(今市伊紗)
中村大樹(赤堀七)、山崎たくみ(磯崎まりお)、真殿光昭(卯都木丘)
高山勉(鈴木アベル)、坪井智浩(高橋不死男)、平松晶子(小川矢絵)、小田木美恵(元女子マネ)
N体大付属高校は、スポーツ特待生の多い学校。その校風に惹かれて、夏目北斗は受験で入学した。
彼は、少年時代はサッカーの選手として注目されていたのだが、注目されればされるほど緊張のあまりに、呼吸が困難になってしまうため、スポーツは今はやっていないのだった。そんな彼に、幼馴染みの佐藤ゆりは「自分とゲームして、負けたらバスケ部のマネージャーになって欲しい」と言うのだった。
BGMと言うか、効果音がとてもマッチして聞き応えのあるドラマでした。本当にここまでマッチした効果音やBGMだと、その音で笑いが取れるんですね・・。例えば、北斗の事を頑張っている良いマネージャーだと認めたものの、その直後に「でも、やっぱり女子マネが良い!!」と叫ぶ二人の先輩の声が響く時。カラスのカーと言う声・・・。計算しつくされた効果音って、本当に凄い。まさにジャストフィット!!と言う感じでした。私は、このカラスの声でしばらく笑っていたくらいですよ(^-^)。
さて。これは他のHOMEPAGEさんを訪問した時に、BLとして扱っていらっしゃる所が多かったものですから、何の迷いもなくBLコーナーに入れていたわけですが。聴きようによっては、普通のスポーツもののドラマとしても通用するかなぁ・・・。ま、ちょっと危ないシーン未遂はありますし、気持ち的には絶対にゆりは北斗が大好きなので、ここでも良いか・・・と思いますが。BL初心者向けと言う感じですね。健康的かつ安全圏内(何が?)のBLドラマです(爆)。
生真面目な北斗の一生懸命さ。その空回り具合が、結城さんの熱演で伝わってきます。また、ゆり役の緑川さんの「うっす」と「ほくっちゃん」は要チェック!北斗に対する台詞と、他の先輩達に対する台詞の温度差が実に見事でございました。
合宿の荷物の点検のシーンや、お風呂のあひるのおもちゃのシーンは、思わず笑ってしまいました。また、ラストの合宿中の写真を見たゆりの感想は、実に脱力系。普通、そういう感想を言わないでしょう(爆)。その辺りの北斗の反応との差が、なかなか笑えてしまいます。このラストだけでも、「良いわぁ、このドラマCD」・・・はい。

美女が野獣

マツモトトモ 月刊LaLa応募者全員サービス
1.長編ドラマ「銭湯へ行こう!」
2.おまけ「非実用的メッセージ」
 *おはようメッセージ
 *おやすみメッセージ
 *応援メッセージ

中原麻衣(山下詠美)、前川建志(鰐淵貴美)

豊口めぐみ(黒川操)、須藤みほ(桂木涼)
谷山紀章(乾耕作)、千葉一伸(沢口夏樹)
遊佐浩二(チンピラ)、青森伸(番台のオヤジ)
小林麻由子(寮生)、那須めぐみ(寮生)、深水由美(寮生)、椿理沙(寮生)
私立成蹊学院。付属の男女各寄宿舎は、ユニークな存在の宝庫(゜゜)\バキッ☆。
そんな中、詠美はちょっとやばい系の男子生徒鰐淵にぞっこん。
今日も今日とて、鰐淵からもらった(鰐淵が捨てたカードスクラッチで当てた)アヒルのマスコットを片手に闊歩中。しかし、そのアヒルが彼女の手元に来てから、何故か災い続き。ついには、寮のお風呂を壊してしまい、涼や操と銭湯に行くことになってしまった・・・。
遙かの連載でLaLaを買いますので、この漫画は初回から読んでいたわけですが。正直「えっっと」と思っておりました。いや、女子寮のメンバーがユニークなんですね。下着コレクションに、肉体美を追求してポスターを貼る女性に・・・女子寮なのに麻雀はするし(゜゜)\バキッ☆。
中でも、この主人公が普通の少女漫画とは違って、何を考えて行動するのか分からないキャラクターでねぇ(爆)。掴めないと言いますか。彼女なりの美意識やツボがあって、それによって「ぐふぐふ」となるのでしょうが。鰐淵のどこが良いか分からないと、詠美のキャラはつかめない(爆)。
ですから、そのドラマをどう音で表現したか・・。その辺りが聴きたくてねぇ。結論的には、このドラマCDは面白かったです。突拍子もない感じがした詠美が、結構可愛かったですし、あのぐふぐふ笑いが見事に音で再現されておりましたから。うん。漫画で読むよりも、ドラマCDの方が気に入ってしまった・・と書くと、ちょっと褒めすぎになっちゃうかしら??
一応は、原作をある程度知っていることが前提とはなるでしょうが。少なくとも白泉社関係のドラマCD(市販の分)で、原作をまるで知らないと分からなくて困ったちゃんドラマよりもOKでしたね。これが非売品の全員プレゼントと言うのが、本当にもったいないです。ラップも良かったなぁ・・。そう言えば、最近ドラマCDなどでラップを聴くことが多いように思うのです。おかげで、ラップの楽しさが分かってきた気がします。

BE Caution WITH SLAPSTICK

キャニオン 1979年8月 C25A0051
SIDE A
1.われらスラップスティック!(4分28秒)
2.シーサイド・ハネムーン(3分33秒)
3.渚に君を(2分58秒)
4.海辺のジュリエット(3分7秒)
5.少年時代(ボーイズライフ)(2分46秒)
SIDE B
1.青春とは何だ?(5分12秒)
2.マンガ・アニメ・スーパーコミック
挿入歌 「スーパーコミック」
3.日本スラップスティック昔話〜桃太郎の巻 誕生編
挿入歌「燃えろ 桃太郎」
幻のライブ版をのぞく、記念すべきスラップの第1枚目のLP。まだ、声優さんでアルバムを出している人は数えるほどしかいなかった時で、あくまでもアニメの人気声優が結成したバンドのLPという位置づけでしたね。制作日付を見ると1979年・・・このHOMEPAGEをご覧になっている方で、まだ生まれてもいなかった!と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
A面はともかく、B面はLP制作当時にスラップのメンバーがどんな仕事をしていたか、知っていなければ「?」となること必至でしょう。ですから、お若い方はご存じないアニメばかりになっちゃうんですよね。
例えば、B面の「青春ってなんだ」においては、間奏にそれぞれが台詞を言うところがあるのですが、これはキャラの台詞と一体化したもの。曽我部さんは、「野球狂の詩」に登場する火浦 健であり、古川さんは「白バイ野郎ジョン&パンチ」のパンチを演じていたアメリカの俳優さんのお名前がエリック・エストラダさんであることを知っていること。そして、古川さんの初主役「マグネロボ・ガ・キーン」の決め台詞であること、古谷さんはお馴染み?の巨人の星ですね。で、三ツ矢さんがヤッターマンシリーズ「ゼンダマン」における主役の鉄っちゃんの登場する時の台詞、野島さんは「宝島」のグレイ役であり、グレイの名台詞を覚えていなければ「なんのこっちゃ」になってしまいます。
ね?これらのアニメのタイトル言われても、今の私がニュータイプに載っていたアニメのタイトルが分からないように、ご存じない方がほとんどでしょう?
純粋に歌い手として、バンドとしてのSLAPSTICKの本領発揮は、まだまだ後のLPにゆだねるとして。お遊びの要素が強いとは言え、「少年時代」は後々までコンサートで歌われる名曲。聞く方に知識を要求する、こんなLPなんて、そうそうお目にかかれないのじゃないかな?私、そんなわがままさを含めて嫌いじゃないのですが(゜゜)\バキッ☆。

青春的恋愛論/Slapstick

キャニオン 1979年12月 C25A0076
SIDE−A
1.スラップスティック見参!(3分24秒)
2.プレリュード・トゥ「ろっくん・ろばた・MUSIC」(45秒)
3.ろっくん・ろばた・MUSIC(2分54秒)
ソロ・野島昭夫
4.プレリュード・トゥ「星空のプレリュード」(36秒)
5.星空のプレリュード(3分32秒)
ソロ・三ツ矢雄二
6.プレリュード・トゥ「恋のコブラツイスト」(43秒)
7.恋のコブラツイスト(1分56秒)
ソロ・古谷徹
SIDEーB
1.優しい時代(3分14秒)ソロ・古川登志夫
2.プレリュード・トゥ「マイ・ガール」(45秒)
3.マイ・ガール(3分37秒)ソロ・曽我部和行
4.プレリュード・トゥ「愛ちゃん」(1分1秒)
5.愛ちゃん(3分23秒)
ソロ・1番 曽我部和行
   2番 古谷徹
   3番 野島昭夫
   4番 三ツ矢雄二
6.プレリュード・トゥ「ラブ・シュプール’79」(33秒)
7.ラブ・シュプール’79(4分58秒)ソロ・古川登志夫
スラップスティックのレコードとしては3枚目。私の感覚の中では2枚目のLP。
前作の「気をつけろ!」はアニメの声優としての彼らを意識した作りになっていたのですが、今回のLPからはアニメの人気声優としての彼らではなく、一つの音楽グループとしての始まりと言った感があるように思います。アニメのキャラクターは影をひそめ、声優ブームに便乗したお遊びではないと言った真剣な姿勢が見えるように思うのは、穿ちすぎでしょうか?
このLPが他の物と一線を画しているのは、歌の前奏の前に、プレリュードと称するミニコント?が収録されているあたりですね。
歌い手の前にそれぞれが素晴らしい役者でもあるスラップのメンバーだから、このミニドラマが聴き応えがあるのは勿論のこと、歌も、前作に比べると聴き応えがあります。曲を提供している顔ぶれを見ると、所ジョージ、森雪之丞、大滝詠一・・・これだけ凄い要素がありながら、どうしてあまりヒットチャートと縁がなかったかなぁ(゜゜)\バキッ☆。
ぼやきはともかく、このLPでのお奨めは、ちょっと「我がよき友よ」あたりを彷彿とさせる「優しい時代」と、少しおじさんなのが今となっては納得出来る「ロックン・ろばた・MUSIC」。他にも、後々のスラップの特徴の一つとなるDOーWAP調のコーラスを聞くことの出来る「愛ちゃん」あたりは、お風呂場で口ずさみたくなる一曲なのです。

*データアップのみ

年末の某茄子を当てにした注文品が、ようやく届きました(^^;。それらがなかったなら、かなり少ないはずなんですが(爆)。
今月は、シリーズ作品として扱う事にした作品があったため、ページ移動(リンク変更)が大変でした(゜゜)\バキッ☆。(来月もある予定なんですよね。シリーズ作品追加によるページ(リンク)移動が(^^;)

3時から恋をする(B) 3時から恋をするU(B) 3時から恋をするV(B)
ごはんを食べよう6(B) コイ茶のお作法2(B) 白拍子奇談
幕末恋華・新選組ドラマCD 最遊記Nothing to give 遙か&コルダ(LaLa付録)

*過去の更新情報


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