彩雲国物語
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雪乃紗衣 | マリン・エンタテインメント | 2005年4月22日 | MMCCー4067 | |||
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桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し静蘭) (*しはくさかんむりに止ヒ。外字になります) 檜山修之(李絳攸)、森川智之(藍楸瑛)、池田秀一(紅邵可) 柴田秀勝(霄太師(老人))、塚田正昭(宋太傅)、丸山詠二(茶太保) 高木渉(霄太師(若者))、湯屋敦子(珠翠) 釘宮理恵(香鈴)、林智子(侍女) |
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貴族とは名ばかりで、今日も今日とてアルバイト三昧の秀麗。麦ご飯をなんとか白いご飯にしようと頑張っているのだが、なかなか稼ぎが追いつかない。 そんな時、家を訪ねてきた霄太師が提示したアルバイトの報酬に目がくらんだ(゜゜)\バキッ☆秀麗は、一も二もなくひきうけるが。 そのバイトとは、王の后となって王宮に入り。やる気のない王の勉強係・・・と言うものだった。 |
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2006年4月から、NHKBS2でアニメとして放送が始まりました。その1年前に出たドラマCDとなるわけですが。別にアニメになったから今回聞いたわけではなく。 本当は、もっと以前に聞いていたのですが。桜咲く4月に感想を書こうか・・それとも花菖蒲に合わせて5月にしようか・・と迷っているうちに、アニメと同じ時期にもう一度聞き直しをする事に?なってしまいました。おかげ?で、アニメとドラマCDの差などをあれこれメール友に愚痴る羽目?になってしまいました。アニメとドラマCDは別物とは思っていても、同じ原作を基にしているわけですから、自分の好きなシーンはそのままにしておいて欲しかったと言いますか・・・。 いやぁ、つかみはOKと言うか。もう、冒頭の「麦の話」で大笑いしましたね。 「今日こそは、絶対お米が買えると思ってたのに!又、麦なんて、麦なんてぇ。 あの真ん中に入る一の線。あの線に又今日も、『へいへい、オレは米じゃないぜ』って嘲笑われるんだわ。もう、信じらんない、信じらんない!」 「お、お嬢様。麦は喋りません。誰もそんな事言いません」と言う二人の会話には、大笑い。桑島さんと緑川さんの絶妙な会話ですよ。 麦が輪になって、(黒いグラサンあたりかけて)ヘイヘイと秀麗をつついているような絵さえ浮かんでしまったほどです。 二人のシーンでは、5トラックでの「人生は、その人だけのもの。いくつもある選択肢を自分で選んで生きていく・・」に始まる秀麗の長い台詞。相手が王だと知っていて。諭すように優しく、かつ言ってのけた後。辛い思い出を語る事になった秀麗に「私の前では、なんでもないふりなどしなくて良いのですよ。お嬢様、よく頑張りましたね」と優しく言う静蘭。その胸をかりて泣き出す秀麗・・・これも名シーンです(^-^)。 そして。やたらと気に入ったのが国の重鎮である三人の老人。饅頭を頬張り、お茶をすすりつつ王と秀麗を見守っている会話が好きでしたねぇ。 「老骨の骨折りか。。。嫌な言葉じゃ」 「骨は丈夫なわけだが」だとか 「若い二人に運命の出会いを用意するのじゃ」「梅の木の下で、梅茶と梅饅頭で茶会」「老人会の会合」「廊下の角でぶつかる、お約束」「心配せんでも、どっちもバカじじい」etc・・・3人の会話になると、もう若い者だけには任せておけんぞ!と言うか、実に味のある会話が続出!! お互いにじじい呼ばわりしているわけですが・・・何故か、最後の方のシーンで霄太師が青年になるんですよね。あれは一体何??何??死んでいく茶太保の幻覚? 「おまえ、髭をどこで落としてきた」 「突っ込みどころは髭じゃないだろうが。少しは驚け!」と言っているところを見ると、幻じゃないわけで。 それに、王と直接会話をした後。彼は罪にならなかったのか?王に忠誠を誓った事になったわけか?取引成立しているし・・・うーん・・・今ひとつ分からない。これは、原作一巻を買って読むしかない!!と思いましたね(^-^)。いや、とりあえずアニメを前に3巻だけは買って読んだんですね(行きつけの本屋に、1〜3巻と最新刊しかなくて。1と2はドラマCDで内容は分かるけれども、かといって途中とばしていきなり最新刊とはいかないし(大笑)。3になったわけです)。が、太師の謎などは語られていないし、太師は国の中枢にいらっしゃるし。3巻を読む限りは、かなり私好みのお話なので、このホームページをまとめたら全巻買って読もうと思っているところです。 さて。他にドラマCDで気に入ったのは、王がバカ殿のふりをしていた事に気がついた秀麗。それと相前後して秀麗の命を狙う影。 銀の茶器の意味に気がついた王が、二人の臣下に菖蒲の花を与えるシーン。 「これを何も言わずに受け取れ」「(普通、飾り物・花をかたどった実用品であるのに)これ、生花ですよね?」 森川さん扮する楸瑛が先に受け取ってしまい、檜山さん演じる絳攸が「先、超された!」と叫んだ後。 「謹んで御下命承ります」と言う二人の台詞が、一糸乱れぬはもりであった事。うわぁ・・・かっくいい!!もう、しびれますよね。二人の秀才が揃って膝を折るシーン。ドラマCDの中でも、屈指の名シーンではないかと思います。 また、この親友同士の会話が実に楽しいんですよ。特に、檜山さんの秀才のくせにすぐ切れてしまうし、信じられない方向音痴である(30歩の距離で、しかも見えている所に行くのに迷子になる)辺り。秀才なのに短気・・・普通はあまりないシチュエーションなのに、檜山さんが演じると、妙に納得出来てしまう・・(大笑)。それをからかう森川さんの涼しげな演技も楽しかったです。 8トラックでの、バカ殿のふりをしていたのは「その方が秀麗がたくさんかまってくれると思ったからだ。勉強も一緒にしてくれたし」と打ち明ける王に対し 「犬かよ」と絳攸。彼ならたとえ相手が王様でも言いそうでね(大笑)。 王様役の関智一さんも、とても素直な(女性なら、惹かれてしまうだろうほどの)一面を声だけで好演なさっています。特に薔薇を素手で摘んできて、名前を呼んで欲しいと言うシーン。 秀麗に文句を言われつつも、嬉しそうに「うん」と答える辺りがねぇ・・もう、秀麗じゃなくても「ま・・・いっか」と思いそうです。 でも、関さんですと最後のトラックでの「余は、男色家ではなくてだな・・・えーっと、なんだったか。あ、そうそう。余みたいなのは、両刀使いと言うのだそうだ」とのほほんと言うシーンも捨てがたかったです(大笑)。 |
彩雲国物語
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雪乃紗衣 | マリン・エンタテインメント | 2005年10月21日 |
前編 1.序章 2.第一章 行き倒れていたクマ男 3.第二章 不思議いっぱいの外朝 4.第三章 おにぎりに込められた愛情 5.第四章 王様の夜這い計画 |
後編 1.第五章 黄尚書、仮面を外す 2.第六章 みんな揃ってお泊り? 3.第七章 激闘?大入り夜討ち 4.第八章 約束の色は 5.終章 |
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桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し静蘭) (*しはくさかんむりに止ヒ。外字になります) 檜山修之(李絳攸)、森川智之(藍楸瑛)、池田秀一(紅邵可) 藤原啓治(浪燕青)、柴田秀勝(霄太師)、丸山詠二(茶太保) 井上和彦(紅黎深)、速水奨(黄奇人)、湯屋敦子(珠翠) 浅野まゆみ(翔琳)、小林由美子(曜春)、宮本充(景柚梨) 藤本譲(葉棕庚)、平野俊隆(重臣)、宗矢樹頼(重臣) 堀越真己(張婦人)、大原崇(門番) |
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後宮から帰った秀麗は、夏を前に少々元気がなかった。夏に元気がないのは、毎年の事だが。何しろいくら絳攸に勉強を見てもらっていても、女性は官吏のための試験を受ける事すら出来ないのだ。なのに、かいま見てしまった夢に手の届く世界の一端。そんな彼女に絳攸が言う。外朝で働いてみないか?と。 実は、もともと人手が少なかった戸部が、あまりの暑さに倒れる者続出。ますます人材不足で大変な事になっていたのだ。秀麗は、即答する「やらせて下さい」と。 かくして。藍将軍に特別任務に同行させられた静蘭の代わりに、静蘭の古い友人であり、偶然屋敷の前に行き倒れていた髭面の男をお供?として。少年の成りをした秀麗は、戸部でバイトをする事になるが。 |
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実は。アニメになる前にこのドラマCDまでは聴いておりまして。さぁ、井上和彦さんが同じ時間枠でギュンギュンに続いて、あの叔父様を演じるか!?と思ったら、アニメ版はまた別のキャストでしたねぇ。この2巻で、彩雲国物語の登場人物のうち、かなりの重要人物が3人出てくるのですが。その3人が3人ともドラマCDとアニメはキャストが違っておりました。 個人的な好みを言わせていただくと、ぶっちゃけ・・・ドラマCDのキャストの方が好みではありますが・・って、別にアニメ版キャストが嫌いとかそういう訳ではありません。あと、やはり原作に忠実に作られたドラマCDの方が、ちゃんと先の伏線をしっかりと張ってくれているなぁ・・と思いましたね。アニメでは、茶州の禿鷹なる二人組の少年義賊が出てこないうちにお話が展開してしまいましたが。ここでは、ちゃんと少年達が活躍してくれている。あの太師のツボの逸話(好きなんですよ。暑さ対策に超秘伝の梅干しが入っていると言う嘘。それを逆手にとって、王様がくそじじい(゜゜)\バキッ☆に仕返しするシーンがね)も入っていたし。奇人さんの素顔をちゃんと秀麗も見ているし。 やめましょう。アニメとドラマCDの差をあれこれするのは・・・と言いつつ、第三弾が出たらきっと比較しちゃうんだろうけど(゜゜)\バキッ☆。 さて。ドラマCDの感想で行くと。真っ先に思ったのは「王様が、王様が馬鹿になった」(゜゜)\バキッ☆と言うことでした。 いや、もうあの夜這い計画なんて大笑いしましたよ。二枚目の3トラック目の「よばいーーー」と喚きながら賊を打ちのめしているシーン。ちょっと待て。こらこら・・仮にも王様だろうがよ・・と思ってしまいましたよ。でも、そう言いつつ。実はこのドラマCDでの一番のお気に入りは、王様の「夜這い!」と叫ぶシーンだったりします。二枚組で、長いお話なのに。本当に王様が出てくるだけで、笑わせてくれましたもの。ひょっとして、王様って夜這いの意味分かっていない・・なんて事はないですよね。 贈り物で、わら人形を送ったと言うところとか、あれだけいろいろあった太師の言葉を信じて、贈ったんかい!とか。素直に嬉しそうに語る主上とため息まじりに言葉を交わす楸瑛さん、本当の事を教えてやって下さいな・・・。 あとは、やはり叔父様の井上バージョン黎深さんですよね。「おじさまと呼んでくれたら良いから」・・って、本当に怪しい(大笑)。 また、熊男の燕青さんも男臭く藤原さんが演じてくれました。大人のイメージで、静蘭よりも今回は身近に居てくれましたが。安心して会話を聞いておりましたよ。 望むべくは、このドラマCD版キャストで続き出してくれないかなぁ・・。アニメ版キャストでのドラマCDの予定はあるのにね・・。しくしく。 |
彩雲国物語
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雪乃紗衣 | マリン・エンタテインメント | MMCC4103 | 2006年8月25日 |
桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し静蘭) 檜山修之(李絳攸)、森川智之(藍楸瑛)、池田秀一(紅邵可) 中多和宏(黄奇人)、真殿光昭(紅黎深)、石井康嗣(霄太師) 岡村明美(珠翠)、市来光弘(兵士)、石上裕一(兵士) |
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初の女性官吏試験に向けて勉強に励む秀麗。秀麗が集中して勉強に取り組めるように・・と、その日の夕飯をあの邵可が作ると言い出した。これ以上家を破壊されては、お嬢様が勉強に集中するどころではない!!静蘭は、絳攸と楸瑛を呼び。皆で秀麗のために夕飯を作る事にする・・。一方、劉輝は秀麗に一目会いたい!と抜け出す機会を狙っていたが・・・。 | ||||
彩雲国物語が、アニメになった後。原作を扱ったものではなく、こうしてアニメ版のキャストでドラマCDが作成されるようになりました。 原作やアニメ以外の部分でも、絳攸と楸瑛の口げんかや、劉輝と静蘭の兄弟愛を聞いていたいファンとしては、それはそれで嬉しいのですが。 同じアニメ番外編?と言う位置づけでも、タイトルにはっきり「番外編」と書かれている方は。どちらかと言うとギャグテイストが強いかな?と思うのです。王様がねぇ・・本当にどんどんお馬鹿になっていくようで。・・・本当に名君??昏君の間違いだったりして?と思ってしまうほどなのです。 まぁ、それはそれで原作とはまた違った味付けのお話や、キャストの皆さんの名演技を楽しみにしてはいるのですが。 さて。このTVアニメ版と銘打った方のドラマCDは、本格的?にTVアニメの番外編としても通じるほど、ちゃんとしたお話になっています。なんなら、これをTVアニメ一話分として絵をつけてもおかしくないかも・・・?と思ってしまうほどです。おそらく、あちらの番外編(ジェネオン版)とこのシリーズ(マリン版)とでは、コンセプトが違うのでしょうけどね。 そういうわけで、一話分のエピソードを聞いたような気分になってしまいます。 しかも。ちゃんと原作の設定通り・・ありそう!!なお話で。 邵可様が、娘のために何かしたいと申し出。それを体よく断れない秀麗と静蘭。気持ちだけで良いのだけどなぁ・・・と思いつつ、彼に出来る仕事を考えて割り振る辺り(おそらくは、黎深さんが来なければ、乾物を戻す作業も邵可様に割り振りされたのではないでしょうか?)と、藍将軍にのみ食材を頼んでお誘いをするなんて、あまりアニメでは触れていないブラック静蘭降臨!ですね。それをまた、口先三寸でまるめてしまう勢いが、緑川さんにあるんですね。一番は、自分の仕事に疑問を持った黎深様が駄々をこねた時。お嬢様は・・と説得するシーンでしょう(^-^)。 あまりにも器用貧乏すぎて、ちょっと可哀想な静蘭ですが。このお話では、その器用さが前面に出ているようです。 勉強に一生懸命のお嬢様は、あまり出番は多くはないですが。夢にまでうなされてお米を追いかけるなんて、麦に馬鹿にされる!と喚いた秀麗そのものですね>桑島さん(^-^)。 絳攸と楸瑛の、主上に対する態度は。とても臣下のものとは思えませんが。おそらくは、劉輝含めて3人がその空間を楽しんでいるんでしょうね。 しかし・・本当に劉輝って、「好きなものは先に食べてしまうタイプ」なんでしょうねぇ(^^;。と言うか、嫌な事は後回しタイプと言うのか・・。 私は、個人的には「好物は後にとっておくタイプ」だったりするんですね(大笑)。そう、嫌いなものから食べるんです(だって。好物なら別腹で入るかもしれないけど、嫌いなものは後に残して満腹になってしまうと、ますます不味く感じてしまいますから。余計に嫌いになりますもの)。そして、仕事は先に片づけてしまって、後からのんびりゆっくり楽しむ(もし、仕事などが残っていたら、そちらが気になってしまって楽しみが半減しますもの)タイプなんです。だから、仕事が山積みになっているのに秀麗の元に行こうとあがく劉輝は、ちょっと良く分からないのですが(どうせ、片づけなくてはいけないのなら。そちらを一気呵成に片づけた方が良いと思うのです)。 ふと、今回のドラマCDを聞きながら。劉輝は絳攸に真剣に怒鳴って欲しいのではないだろうか?彼がいつも真剣に自分の事をどやしつけるから、そういう姿を見たくてわざと、かまって欲しいからやっているのか?と思ってしまいました。 いや・・違うだろうとは思いますが。でなければ、怒鳴りつけられると分かっていて、逃亡しようとか仕事をそのままにしておく・・なんて出来ないですもの。そして、それをそっととりなす楸瑛の姿も見たいのかも??違うか・・(大笑)。 楸瑛と絳攸、そして劉輝の3人の仕事をめぐってのやりとりは、彩雲国物語の中での楽しみになってきつつありますね。 劉輝が、サクサクと仕事をこなして絳攸から怒鳴られなくなったら、かなり寂しいかも(大笑)。一つのお話に一回は絳攸の怒鳴り声を聞くのが楽しみですよ(^-^)。檜山さんが叫ぶのって、本当に似合いなんですもの。その怒りっぷりが気持ちいいからかなぁ?? 一番の気の毒だったのは、今回は奇人さんかな?と思います。いきなり訪問されて、自分が居合わせなかった夕飯のやりとりを延々と聞かされて。 そして、一番の謎は。おそらく聞いた人は皆さん思うのでは? 邵可様、どうして単にお湯を沸かしているだけなのに「お湯の色が変わるの?」って事でしょうか?? |
彩雲国物語
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雪乃紗衣 | マリン・エンタテインメント | MMCC4113 | 2007年2月23日 |
桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝) 檜山修之(李絳攸)、森川智之(藍楸瑛)、池田秀一(紅邵可) 中多和宏(黄奇人)、真殿光昭(紅黎深)、石井康嗣(霄太師) 岡村明美(珠翠)、小形満(宋太傅)、置鮎龍太郎(紅玖狼) 西村仁(景侍郎)、小林和矢(兵士)、楠田敏之(兵士)、小伏伸之(兵士) |
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秀麗が茶州に旅立って行った。官吏として生きる彼女に任地を与えたのは、他ならぬ劉輝自身ではあったが。秀麗が去ってしまった後の寂しさは拭いがたかった・・。 元気のない王・劉輝に元気になってもらおうと、宋将軍と狸爺(゜゜)\バキッ☆の太師が考えついた案とは・・・。 |
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シリーズ物のキャストの場合、入力する時には。前作のキャスト欄をコピー&ペーストして使い。違う方や新規に増えた方を訂正するような方式を採っています。カフェ吉だとか、RWCさんから出ているシリーズ物(フーキーズやICSなどもそうです)は、大抵それで入力すると楽なんですよね。なので、役名などを間違っている場合には、まんま間違ってしまう・・・と言う事態が発生します(^^;・・・ で。彩雲国物語に於いても、そういう手段を使っていたら。 あら?あらら??この彩雲国物語には、静蘭が居ないじゃないかぁああ!緑川さんのご出演はないの??え?嘘?? と言うのが、最初の印象でした(大笑)。どういう印象よ・・って思われるかもしれませんが。入手して、すぐに聴く場合と。そうでない場合があります。このアニメ版ドラマCD2は、番外編の3と同時期に入手した作品で。何故か、親睦と銘打ちながら熊退治の番外編3の方に興味がわきまして。そちらを先に聴きながら、こちらは入力作業を先にしていたんですね。 で、「あら?静蘭は?どうしたの?彼が出て来ないなんて、あり得ないじゃない」と言う感想になってしまったわけです。誤植?とさえ思いましたね。彩雲国物語で、お嬢様の側にくっついている静蘭が出てこないなんてありえねー!と思ったなら。聴いて納得。 主人公?であるはずの秀麗でさえ、冒頭のセリフ「この身の及ぶ限り」のたった一言と想い出のシーンしかないじゃないか!! おかげ?で、桑島さんは、このドラマCDでは秀麗と言うよりも。最後のフリートークでの仕切りで活躍された!と言う印象の方が強く残ってしまいました。 さて。面白い切り口のドラマCDだったな・・と思います。まさかね、アニメで秀麗が居なくなった後の首都の様子を延々と放送するわけにはいかないでしょうし、ましてや原作は秀麗が女性としてではなく、一人の人間として生きていく!と言うドラマを描いているわけですから、描く事はないと思います。 でも、なんだかね・・・劉輝は、秀麗の気持ちを思って大事にしていて、分かっていて送り出したんじゃないのか?お饅頭が恋しいとか、そういう問題じゃないだろうが!!彼女が居なくなっても、普通通りに時は流れて仕事は回ってくる・・って、何をお前は女々しい事を言っているんだ!!って絳攸様じゃなくても、叫びたくなりますよ。えぇ、お前は何を考えとるんじゃああ!!って思いましたもの。 だから、逆に絳攸様が「飛躍的すぎる昇進を遂げてしまった彼女が、基礎から学ぶ時期がなかった」事を憂えてくれた時には、あぁ・・良い先生じゃないよ・・って思いましたもの。 人が旅立って居なくなっても、変わらない時を過ごす・・・それは、残された者の務めではないか?と思う事があるんです。言うほど優しい事ではないと思いますが、不在ばかりを嘆いても、どうしようもないでしょう。特に、こういう場合は、子供や仲の良い友人などが大学生になって親元を巣立って行くとか、遠くの土地に就職する場合に当てはまるわけで。旅立って行った人も、その土地でやれるだけ頑張っているわけですから、残された者が嘆いて良いとは思わないんですよね。 そりゃ、劉輝にはドラマCDの中でくらい馬鹿になっていて欲しいけど(゜゜)\バキッ☆、彼は王なんですよね。王たる者、たった一人の女性の事であーでもないこーでもないとぼやいているようでは、玖狼さんに「優しさは脆さと同じだ」と言い切られてしまいますわな(^^;。 自分にやれる事を自分なりに片づけて。一生懸命にやって、それから余った時間で居ない人の事を思う・・。だから、二胡を習った劉輝が、邵可様のために演奏を行ったのは、良い事だと思うんですな。 今回のCDでは、あまり表舞台には出ないだろう奇人様と景侍郎さんの会話は楽しかったですね。黎深と絳攸様の会話は、絳攸様がちょっと気の毒で・・・きっと、紅家での普段の通りなんでしょうけど。絳攸様は、自宅で養父が居る時にはくつろげないんでしょうね・・。黎深さんも、もうちょっと気持ちを出してあげれば良いのに。養い子の事を、兄上と姪っ子の次に大事に思っているのは、原作では分かっているのにね。それが、ドラマでは出てこないのが本当に寂しい・・。 「余はふられてなどおらぬ。ふられてはおらぬ。おらんのではないかな?多分、おらんと思う。ちょっと、ふら、ふられてんのかな?」の時に、さださんの歌を思い出してしまった・・と書いたら、年齢がバレテしまいます?? 「いいから、さっさと仕事しろ!!」と叫ぶ絳攸様と、「女性は秀麗殿一人ではないですよ?」と慰めにもならない事を言っている楸瑛殿。劉輝も二人の口げんかをニコニコと見守っている空間。そして、二胡を教える(弾いている)珠翆。最新刊の文庫を読んだ後だと、劉輝の側に二人が居て、口げんかをしている時間と言うのは、国のためにはなっていなかった・・・・と言う事実や、今・この時が彼らにとっての幸せな時間だった・・と言うのが分かっているだけに、ちょっといとおしむような気持ちになってしまいますね。 ただ・・邵可様がね。お茶を入れる時に、茶道具をひっくり返さずに入れていたのが、ちょっとびっくり。確か、一番最初に太師が訪れた時に、水桶を出していたのは父様じゃなかったっけ?? でも、ちゃんと父茶の味は凄いと言うのが、劉輝や黎深の飲み方で分かるのが、本当に皆さん芸が細かいですよね(^-^)。また、普通に時間が流れている・・と言うシーンでのガヤが、結構皆さん仕事っぽくあれこれ言っていらっしゃるのが、聞き取れるので嬉しかったです(^-^)。 |
彩雲国物語
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雪乃紗衣 | マリン・エンタテインメント | MMCC4114 | 2007年12月21日 |
桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し静蘭) 檜山修之(李絳攸)、森川智之(藍楸瑛)、伊藤健太郎(狼燕青) 浪川大輔(杜影月)、仙台エリ(香鈴)、鳥海浩輔(茶克洵) 宍戸留美(茶春姫)、神奈延年(鄭悠舜)、佐々木瑶子(紫凛) |
彩雲国物語 恋愛指南争奪戦! |
雪乃紗衣 | マリン・エンタテインメント | MMCC4196 | 2009年7月23日 |
桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し静蘭) 檜山修之(李絳攸)、森川智之(藍楸瑛)、池田秀一(紅邵可) 真殿光昭(紅黎深)、岡村明美(珠翠)、小形満(宋太傅) 秋元羊介(櫂王兪)、山像かおり(胡蝶)、大橋佳野人(白雷炎) 松本大(黒燿世)、長嶝高士(管飛翔)、波多野渉(欧陽玉) 西村仁(景柚梨)、立花慎之介(皐韓升)、楠田敏之(武官) 山中真尋(武官)、佐藤雄大(武官)、興津和幸(武官) 高口幸子(女官)、洞内愛(女官)、石田嘉代(女官)、浅倉杏美(女官) |
彩雲国物語
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雪乃紗衣 | ジェネオンエンタテインメント | GNCAー1088 | 2006年9月8日 |
1.ドラマ「楸瑛と絳攸」 2.ドラマ「親睦温泉旅行」 3.羅針盤(歌・檜山修之) 4.おまけボイス「秀麗のモーニングコール!?」 |
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桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し 静蘭)*しは外字 森川智之(藍楸瑛)、檜山修之(李絳攸) 石井康嗣(霄太師)、坂東尚樹(茶太保)、小形満(宋太傅) 仙台エリ(香鈴)、山本杏美(迷子の少女)、楠田敏之(少女の父)、小日向みわ(少女の母) |
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「楸瑛と絳攸」 秀麗の家に出かけようとする楸瑛と絳攸。しかし、忘れ物を取りに行った楸瑛を待っている絳攸の前に迷子の少女が。泣き出した少女をなだめるため、猫のふり?をして一緒に親を探す事となったが・・・ 「親睦温泉旅行」 まだ、秀麗が后として宮廷に居た頃。親睦を深めるために、皆で温泉旅行に行く事となったが・・・。 |
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頬を引きつらせながら、少女と手をつないで歩いているだろう絳攸の後ろ姿が見えるようでしたねぇ・・。しみじみ。 あれだけ自分が迷子になっていながら、自分は方向音痴だとは思っていない絳攸が好きなのですが。歩くにつれ、こめかみにピクピクと血管の怒張が浮かんでいるんでしょうねぇ。「一体、いつ引っ越したんだ?」と八つ当たりの一つでもしたかったでしょうに。 しかし、いくら泣いている少女の為?とは言え、猫のふりをして語尾に「にゃあ」を付けるに至っては、「こいつ、誰?」と思ってしまいましたねぇ。いや、絳攸はそんなキャラじゃない!と思いたい。「にゃあ」ですよ、にゃあ・・・聴いた時に「ありえねぇ!!」と思わず叫んでしまったくらいです。 檜山さんが、にゃあと言っている図を想像するのは楽しかったのですけどね。 そして、もう一つのドラマである温泉旅行。何があってもお嬢様と主上(弟)の側を離れずにストーカー(゜゜)\バキッ☆をするだろう静蘭が、同行しなかったのは何故?と思っていたら。第二弾への伏線だったんですねぇ。おかげ?で、このドラマにおける緑川さんの存在の影の薄かったこと、薄かったこと。「えーっと。緑川さんは、このCDにご出演だっただろうか?」(時々、メインキャストだから・・と名前がそのまま載っているケースもありますので)と思ってしまったほどでした。聞き直して「あぁ、ちゃんとご出演はしていたのね」と思ったくらい出番は少なかったです(^^;。 その温泉旅行ですが、折角アニメで凛々しい王様として格好良く君臨していた劉輝が、王様が・・・王様が、また莫迦になったぁあああ!と言うのが第一感想です(大笑)。 関智一さんが、ドラマCDで崩してしまった劉輝をアニメの絵を見たら、「こんな美形キャラだったんだ」と多少方向を修正したと、おっしゃっていたのに。また、またしても!ここで馬鹿になってしまっている・・。いくら相撲がスキンシップで素晴らしいと思ったにしても。女性相手にやろうとするな!!ですわ。 それに、お風呂場で相撲なんて・・。滑って危ないのではないかしら?(良い子は、お風呂場で相撲なんて取り組んでは駄目ですよぉ) |
彩雲国物語
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雪乃紗衣 | ジェネオンエンタテインメント | GNCAー1089 | 2006年11月10日 |
1.ドラマ「静蘭と劉輝」 2.ドラマ「親睦花火大会」 3.風よ(歌・森川智之) 4.おまけボイス「楸瑛と絳攸のモーニングコール!?」 |
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桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し 静蘭)*しは外字 森川智之(藍楸瑛)、檜山修之(李絳攸)、池田秀一(紅邵可) 石井康嗣(霄太師)、坂東尚樹(茶太保) 小形満(宋太傅)、仙台エリ(香鈴) |
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「静蘭と劉輝」 静蘭と劉輝は、最近同じ悪夢を見てうなされていた。それは、秀麗が自分ではない人(静蘭にとっては劉輝。劉輝にとっては静蘭)と結婚すると宣言するものだった・・。そんな二人が、昼食を共にする事になったが・・。 「親睦花火大会」 温泉旅行に誘われなかった静蘭が静かに怒っていた。劉輝は、兄の怒りを収めてなおかつ秀麗と親睦を深める計画を好色爺もとい(大笑)霄太師に考えさせるのだが・・・ 他、楸瑛のキャラクターボイスを担当した森川さんによるキャラソンと、楸瑛と絳攸によるモーニングコールを収録した番外編。 |
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二つの短編が、どちらも劉輝と静蘭を中心に展開したので。1の時よりもまとまっている印象を受けました。 さて。冒頭、劉輝の見ている夢での静蘭の「はははは・・・・」と言う高笑いに、先ずは受けました。どうして、こういうシーンで夢に出てくる人達って「青年的ないかにも!の高笑い」をするんでしょうねぇ。この時の緑川さんの高笑いが、20歳代の若者の高笑いで、あまり聴かない声音だった事もあって、「いやぁ、良いなぁ」と言う感じでした。 また、静蘭の夢では。はっきりと「駄目っ子劉輝」だとか「馬鹿殿」だの散々な事を言っておりまして。これは、ひょっとして潜在的にそう思っている?と疑わせるのに十分でした。 番外編になると、途端に劉輝王様が「ば、馬鹿になったぁ!!」と本当に思ってしまうんですよね。 「心弾む楽しい妄想」で一人二役をしているうちに、秀麗の分のセリフを自分の声音で言ってしまったり・・の関さんの一人芝居が、笑えます。策を弄してくれる太師と会話していると、何故か時代劇のお代官様風の笑い声になっていたり・・想像上の世界であるのに、かなり現実的な想像をして「砂が熱い」と言うに至っては、絶対にこの王様は馬鹿かもしれない・・・などと思ってしまいます。それに、まだ「わら人形」を素敵な贈り物だと信じていますし(^^;。 その王様が、静蘭に「秀麗に好きな人はいるのだろうか?」と問いかけようとして「スイカは入っていないのか?」と言ってしまうシーンは、ちょっと素っぽい関さんの声が楽しめます。一瞬、スイカは関さんのアドリブかもしれない?などと思ってしまうくらいです。 それを「普通、お弁当にスイカは入れないのでは」と冷静に答える静蘭の緑川さんが、あまりに冷静なので。この一連のシーンは、アドリブで入ったのか?最初から台本にあったのか?が、ますます分からない。 まぁ、そこに現れた楸瑛と絳攸ですが。弁当を一口もくれなかった・・と嘆く王様に炸裂する絳攸の怒りの声は、いつものパターンでした。しかし、このお弁当&秀麗の結婚話のドタバタに終止符を打ったのが、他ならぬあの方であった!!と言うのが、このお話の良い所でしたね。 そして。番外編1で。どうして、温泉旅行に(秀麗が王妃になっている状態の時には、王様の護身役に昇進していたはずなのに)静蘭が一緒に行かなかったのかな?と、かなり不思議に思っていましたが。その理由がこぉんな所にあろうとは!?でしたね。2のためのネタに、一緒に行かなかったのね!と、お話が始まった瞬間に「そっかぁ!」と膝を叩いたくらいです。 静かににこやかに笑いながら、怒っている!!笑顔で怒っているんだなぁ・・・!と分からせる(いやみったらしいくらいの)静蘭の「いえいえ、お構いなく。それにしても、良かったですねぇ。ご自分達だけ存分に羽を伸ばして、私をおいて温泉に行って、美味しい物を召し上がってゆっくりされて。さぞかし、楽しかったでしょうね」のセリフの最後の「ね」と、続く「おや?劉輝様、どうなされました?顔色が悪いですよ」の最後の悪いですよ・・・の低音で一本調子なところが、もうなんとも言えないくらいです。 そして、なんとか秀麗を親睦を深めたいと思っている劉輝から、相談を受けて「情熱的な燃える男計画」を授けるものの。絶対にうまくいくとは思っていないで、計画を授ける辺り・・。アニメには出てこない、ブラック静蘭降臨です。いやいやブラック静蘭大爆発!!ですね。その静蘭役の緑川さんも、宋将軍との競争では見事に壊れてしまっています。 三爺(大笑)達も、水かけ遊びの時にはアドリブで、楽しんでいらっしゃいました。茶太保のセリフは、この後の彼の最期を思うといろいろと意味深なものがありましたが。 楸瑛と絳攸の二人は、その「黒い」「絶対に敵に回したくない」静蘭を見守っていますが、湖ではその他の方々の状況説明役のようでもありました。このお二人は、今回はモーニングコールがメインのようにも思いますが。一体どなたを起こしていらっしゃるのでしょう?女性を起こしているようですが・・・。でも、枕元であれだけゴチャゴチャと二人が言っていたなら、普通気配だけで起きますがな(大笑)。しかし、「私は女性専門だけど、君の事だったら優しく甘く起こしてあげるよ」と言う台詞に、きゃあ(*^^*)なんて思った方、他にもいらっしゃるのではないかしら? |
彩雲国物語
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雪乃紗衣 | ジェネオンエンタテインメント | GNCAー1090 | 2007年3月9日 |
1.ドラマ「親睦?熊退治」 2.ドラマ「秀麗と劉輝」 3.いつまでも…(歌・緑川光) 4.おまけボイス「劉輝と静蘭のモーニングコール!?」 |
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桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し 静蘭)*しは外字 森川智之(藍楸瑛/虎)、檜山修之(李絳攸/猪) 石井康嗣(霄太師)、坂東尚樹(茶太保/熊) 小形満(宋太傅)、仙台エリ(香鈴) |
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「親睦?熊退治」 いつまで経っても、親睦が深まらない劉輝と秀麗。男らしいところを見せたなら、秀麗も「逞しい!」と惚れ直すかも?と言う霄太師の入れ知恵に、近隣の村を荒らす熊退治をする事になった劉輝。一人で山に分け入った劉輝だったが・・・ 「秀麗と劉輝」 後宮を去る事になった秀麗。寸暇を惜しんで、なんとか秀麗と仲良くなりたい劉輝ではあったが。絳攸と楸瑛の監視の目が厳しく・・ 他、静蘭役の緑川さんの歌、モーニングコールまで入った番外編ドラマCDの第3巻! |
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王様よね?劉輝って王様よね?と言うのが、第一印象のお話でした。 王様には世継ぎは居ないし。兄弟も居ない(表向きは)。だったら、王様に何かあったら彩雲国は、拙いのでは?と思うのですが。 いくら、王の命令であるから・・と言って、熊退治に一人で送り出しますか??軍人さんはどうした??鍋の準備をしながら、素直に森の外で待っているな!!ですね。 しかも、ボロボロになって帰ってきてからの劉輝のエグエグ泣きが、かぁなぁり!!鬱陶しかったですね(^^;。 この彩雲国物語のドラマCDでは、実は名君だった劉輝と言うのは嘘で。本当は、どうしようもない(掬いがたい)昏君だったのではないか?と思わせてしまいます。関智一さんも、ノリノリ(死語?)に、「えぇい!泣くな!男が泣いても良いのは、財布を落とした時と、親に死なれた時だけだぁああ!」と絳攸ならずとも、叫びたくなるくらいに鬱陶しくかつ、馬鹿王っぽく演じて下さっています。。 小説や、アニメになっている劉輝は、実は見せかけ?ここまで馬鹿になって良いのかな?と心配するほどに・・。 それは、もう一遍のドラマ「秀麗と劉輝」でも。プロポーズの決めぜりふを言おうとして。 みそ汁・子供のおむつ・一緒の墓・・・と、いろいろグルグルした挙げ句に、とんでもない一言を口にしてしまう。 その経緯の内心の声に、もう大笑いしてしまいました。 この番外編ドラマCDは。 秀麗がまだ後宮に居た頃。つまりは、茶太保が生きていた頃のお話で統一されていました。あの短い中に、命を狙われたり、いろいろあった他にこんなドラマ・・ありえない・・とは思ってはいましたが。ここに来て、秀麗が後宮を去る・・と言うエピソードが入るって事は。 秀麗が後宮に居ると言う設定の親睦ドラマCDは、もう作られない・・となりますね。これで、はちゃめちゃな番外編も終わりになるのかな?と思うと、ちょっと寂しい気もしますね。 でもねぇ・・TVアニメ版のドラマCD2の「物思う君に」でも、思った事ですが。 劉輝が政務を放り出そうとして、それをしかりとばす絳攸と、笑いながらも見逃さない楸瑛。この3人のやりとりって、国の為にはなっていなかったにしても、3人にとってはとても平和な時間が流れた時だったように思ってしまいます。 お話が進むと、劉輝も王様として立派になっていきますし。紅・藍両家の思惑なども、いろいろ入ってくるので。こんなシーンは、そう聴くことが出来ないでしょうが・・。それはそれで、ちょっと寂しいですよね。だって、ドラマCDの中に、ポンポンと怒鳴り飛ばす絳攸の叫びが入っていないと、落ち着かない自分が居るのですもの。あの歯切れの良い怒りっぷりは、本当にほれぼれしますもの(*^^*)。 トイレにまで付いてきて。じーっっと眺めている絳攸と楸瑛。その「じーーっ」のハモりが、本当に楽しかったです。 モーニングコールは。お嬢様は、きっと賃働きの為に、二人に起こされなくても起きていると思うのですが。 静蘭に言いくるめられてしまう劉輝が、妙に哀れでした(^^;。 しかし!実のところ。このドラマCDで今回、一番受けた(受けまくった!)のが、虎と猪でしたねぇ。 キャストの所に、兼ね役の動物の名前が書いてありましたから。最初から森川さん達が動物を演じていらっしゃるのは分かっていましたが。その鳴き声が、もう最高!!でした。 虎なんて「タイガー!」ですし、猪は「ウリウリウリウリ」と突進ですよ。檜山さんの猪突猛進(劉輝も、「イノシシだけに、猪突猛進だな」って言っていますが)っぷりが、もうたまらなかったです。イノシシの子供をうり坊と言う・・って、そんな解説不要ですよね?もちろん。 |
彩雲国物語 セカンドシーズン
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雪乃紗衣 | ジェネオンエンタテインメント | GNCAー1128 | 2007年9月7日 |
1.ドラマ「海よりも深き愛〜黎深と黄奇人と悠舜〜」 2.ドラマ「影月と香鈴」 3.CASTコメント 4.虹色(歌/浪川大輔) |
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桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し 静蘭)*しは外字 森川智之(藍楸瑛)、檜山修之(李絳攸) 真殿光昭(紅黎深)、中多和宏(黄奇人)、神奈延年(鄭悠舜) 浪川大輔(影月)、仙台エリ(香鈴) 木下紗華(女)、太田哲治(男(町人))、金田アキ(子供) 池田秀一(ナレーション) |
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茶州州牧となった秀麗は、悠舜と共に朝賀の儀に出席するため。都に戻ってきていた。 黎深は、久しぶりに逢った友・悠舜と友好を暖める場で、愛する姪っ子の活躍ぶりを聴きだそうとしていた・・。 他、影月と香鈴の恋模様を二人のモノローグで描くドラマと、影月役浪川さんによるキャラクターソングも収録。 |
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ファーストシーズンの番外編では、王様がバカになった?と思っていましたが(大笑)。 今回は、王様と言うよりも。姪にメロメロの黎深の溺愛ぶり(と言うよりも変人ぶりか?)が際だったお話となりました。 そのために、吏部の仕事が片づかず。絳攸は王や楸瑛にまで手伝わせる始末。今回、王様達トリオのシーンって。ここだけですかい?って思ってしまいましたよ(^^;。 それにしても。絳攸様・・・八つ当たりは分かりますが。自分が主君として仰ぐ人を、そうもポンポンと罵れますねぇ・・・。だって、手が止まっていようと。それは彼の仕事ではなく、貴方や(仕事をしない上司である黎深のおかげで溜まった)吏部のお仕事なんでしょう?手伝ってもらっていて、文句を言ったり怒ったりするのは、ちょっと違うと思うんですけど(大笑)。 そして。親ばかならぬ姪バカと奇人さんに言わしめる黎深さん。姪っ子の話を聴かせないと、禁断症状が出る!とじたばたしていますが。普段から、周囲が姪御さんの話をしてくれるわけでもないでしょうに(^^;。 この黎深さんは、もしも自分が育てた絳攸くんが、秀麗の花婿候補となったなら。どうするんでしょう??まさか、自分の息子に刺客を差し向けるわけはないし。かと言って、自分を差し置いて絳攸が邵可様や秀麗ちゃんと仲むつまじくってのは、ぜーったいに認めないと思いますし・・。秀麗が自分の義娘になると言うのは、喜ぶにしても。凄い事になりそうで・・やっぱり、このカップリングは成立しなさそうですな(大笑)。 ・・・ところで、自分の子供にメロメロで、あれこれ自慢してしまうのを親バカと言いますが。姪っこにメロメロで、その全てが可愛らしくて素晴らしい!となっている叔父様は、姪バカになるんですか?子供を自慢するのが親ばかなら、姪を自慢するのは叔父バカって言わないのかしら?? ちょっと言葉尻を捉えて、揚げ足取りをしてしまいましたm(_ _)m。 回想シーンの秀麗と静蘭の可愛らしさと来たら。いやぁ・・ちゃんと年齢の差が出ていて、あぁ・・この飴を食べさせているシーンを絵で見たいかも!と身もだえてしまいました(大笑)。 一方の叔父様トリオの方は、過去の回想シーンでもあまり声は変わっていないのですが(゜゜)\バキッ☆。これは、彼らが既に大人だったからでしょう・・。でも、傍迷惑にも仮面を付けていない奇人さん・・ 彼が、美形フラッシュ(大笑)を振りまいてしまうシーンがあるのですが。ごめんなさい・・。どうしても、絶世の美貌で美形フラッシュが出来るとは思えないの・・。 仮面の姿しか出てこないのよ・・。うー・・・・・このドラマCDで、唯一の不満はこの美形フラッシュですね。 そして。影月と香鈴のお話は。ドラマCDで、二人のモノローグだけで心情をつづっての展開は。 珍しかったですねぇ!!私は、こういうモノローグだけで進行するドラマは聴いたのが初めてじゃないかしら??しかも、かなりの事件を間に挟んでいるんですよ(^-^)。 いやぁ・・このモノローグ対決?ドラマは、ちょっと目から鱗状態で。斬新かつ新鮮でした! |
彩雲国物語 セカンドシーズン
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雪乃紗衣 | ジェネオンエンタテインメント | GNCAー1130 | 2007年11月9日 |
1.ドラマ「裏か表か〜静蘭と燕青と悠舜〜」 2.ドラマ「楸瑛と絳攸〜誰かに手をひかれ〜」 3.CASTコメント 4.大地へと(歌:伊藤健太郎) |
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桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し静蘭) 伊藤健太郎(浪燕青)、神奈延年(鄭悠舜) 浪川大輔(杜影月)、仙台エリ(香鈴) 洞内愛(少年1)、大室佳奈(少年2)、田村睦心(少年3) 池田秀一(ナレーション) 森川智之(藍楸瑛)、檜山修之(李絳攸) |
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茶州州牧として、秀麗と影月が赴任。しかし、そんなある夜。酒を酌み交わす悠舜・燕青と静蘭だが・・・静蘭が酔って二人に絡み始めてしまった・・・ そして。王の双花菖蒲の二人の迷いを描いた会話と、燕青のイメージソングを収録した番外編ドラマCD2巻。 |
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今回は、秀麗が茶州州牧として頑張っている時の番外編です。 自分を頼ってくれなくなり、あの茶朔洵の事がひっかかっているお嬢様・・・茶州に来て、掌の中で大事に大事に慈しんできたお嬢様が遠くに行ってしまったようで寂しい静蘭は、お酒を呑んで荒れる荒れる・・・・一緒に呑む燕青と悠舜には、絡み酒。たちが悪いですねぇ・・。 しかも、そのブラック静蘭の怒りの矛先は朔洵に向けられていて。全てが気にくわないのに 「大体、何だ。奴の存在自体が不愉快だ。先ず、あの長い髪。見るからに鬱陶しい!男なら髪をくくれ!いっそ、ばっさり短く切れ。爽やかにな! と、ここで。聴いていた人全員の疑問符をそのままに・・燕青が突っ込みを 「なぁ。悠舜。ここは、おまえの長い髪はどうなんだ?と・・突っ込むべきなのか? 「受け流しましょう。さらりと 「それに、あの性格の悪さ。ネチネチと笑いながら毒を吐く。他人の心を遠慮無く突き刺す。えーい!!少しくらい顔が良いからと頭に乗って!!」 ・・・同族嫌悪って奴ですかねぇ(大笑)。 ムカムカとののしりたいだけ罵っている静蘭ですが、お嬢様の登場に「はぁい、何ですか?お嬢様」と爽やかに返事・・。 いやもう、この緑川さんの爽やかな声の変わり身と言ったら。燕青さん演じた伊藤さんも、きっと本心から「誰だよ・・」と言えたに違いない。 しかし、このタイミングで入ってきた秀麗さん・・「あぁ、ここですか。ここは、これをあーして。あれをこうして、それをあーすれば良いんです」・・・この説明で「あぁ、なるほど」と言ってしまえるのに大笑いしましたねぇ(大笑)。 どれをどうしたら、分かるんだ(大笑)。そっちの方が分からないわよ!! そして。お嬢様が小さい時にも、お嬢様に群がる男(少年)達をことごとく不幸に陥れて、守ってきたと宣言する静蘭。 はい・・正直に言います。私、「お嬢様にちょっかいを出す者は誰であれ、災難が・・禍が降りかかる・・一体どうして、誰が何のために?」と静蘭が語った時。一瞬、姪の様子を見守っていた叔父様が、影からあれこれ手を出して居たのだ!と思っていました。 確か、そういうドラマCDがありましたよね(大笑)。 ところが、その禍を引き起こしていたのが静蘭。しかも!!しかも!!ちょっかいを出した少年達に筍を投げつけただけだ!と言い切った時、CDを止めて大笑いしましたねぇ・・。 タンタンだけじゃなかったんだ!!筍をぶつけられたのは・・そんな過去から投げていたんだ・・(って、多分。あのアニメの話があったから、筍を投げたって事になったと思うんですよ。第一、筍って季節限定されちゃうもの) そして、私の筍に身分の差はない!と宣言して寝る!と立ち去った静蘭が向かったのが。仕事をしている影月と、影月にお茶を淹れて持ってきた香鈴。手が触れた・・と言うので、お互いの名前を呼び合って盛り上がっているところ! 「そして、私は静蘭!! ・・・この登場は、なんとキャストトークでも緑川さんが「そして、私が緑川光!」とやって下さって。受けましたねぇ。いや、もう楽しい! 静蘭が、「どうぞ続きを・・・」と立ち去った後。ナレーションがなんと「迷惑な男だ。では、気を取り直して。静蘭が言った通りに続きを」 ・・・・・と促し。香鈴と影月が笑って誤魔化しているところにナレーションの大笑いが炸裂・・・。 池田さん、グッジョブです!!(^^)v 続く、王都に残った楸瑛と絳攸の二人組。ティータイムに厠に立った絳攸が、例によっていつもの如く迷子となり。それを思って、楸瑛も実は自分も人生の迷子なのだ・・・と一人思いにふける・・・ 一方の絳攸も、迷子になって「もしや、庭の引っ越しが行われたのでは?一瞬で、庭の引っ越しだと?一体全体、どれだけの技と手間をかけたと言うのだ!!!」と大絶叫しつつも、自分の将来について迷っているから。心が迷っているから迷うのではないか?とあれこれと考える・・・ しかし、絳攸の独り言大絶叫は、いくらシナリオにびっくりマークがついていたからと、檜山さん・・素晴らしすぎます。 「これは、もしかして・・認めたくはないが、ひょっとして俺は道に迷ったのかぁああああ!! ・・・自分が道に迷った事を言っているのに、ここまで叫ぶ台詞は初めてです。だからこそ 「しかし、俺は道に迷ってばかり居るな・・。王宮でも2〜3度は迷った。町に出ても2〜3度は迷った には、きっと聴いている人全てが、心の中の合いの手で「2〜3度じゃなかろうが」と突っ込みを入れたはずです(大笑)。でもねぇ・・試験をして迷い、眠っては迷い、ご飯を食べては迷い・・って・・・どういう状態でしょうね? 想い人の事を考え、この日溜まりのような暖かで居心地の良い場所には何時までも居られない事を悟っている楸瑛。自分が迷子の絳攸を迎えに行くように、道に迷った自分にも手を差し伸べてくれる人は居るのだろうか?と考える・・。 そう・・家か王かの選択を迫られて、迷って実家に戻った楸瑛を連れ戻し、手を差し伸べてくれた王・劉輝。 楸瑛が、迎えに来てくれた王の手を取るのは必然なのですよね・・。まぁ。。これも、冗官編の後の藍家問題のアニメがあるからこその発言なのかもしれませんが。このモノローグを聴いていると。あぁ・・楸瑛は、そんな手を望んでいたのだな・・と別の想いも胸にこみ上げてきます・・ 迎えに来てくれた楸瑛に、ぼそっとありがとうと礼を述べる絳攸。それを聞こえなかったふりをして、聞き返す楸瑛。 この時の檜山さんと森川さんのやりとりが、またもう最高!!本当に何度聞いても好きなシーンです。 この先、この二人がいろいろと選択をし、大変な局面に立たされる事を知っている私としては。この二人にとっての日溜まりの時間は、大切だったんだな・・・とちょっと切なく想っていました。 |
彩雲国物語 セカンドシーズン
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雪乃紗衣 | ジェネオンエンタテインメント | GNCAー1131 | 2008年2月8日 |
1.ドラマ「奔流の愛〜邵可と黎深と悠舜〜」 2.ドラマ「秀麗と劉輝〜あなたに会えて良かった〜」 3.CASTコメント 4.遥かな空(歌/桑島法子、関智一) |
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桑島法子(紅秀麗)、関智一(紫劉輝)、緑川光(し 静蘭)*しは外字 森川智之(藍楸瑛)、檜山修之(李絳攸) 真殿光昭(紅黎深)、神奈延年(鄭悠舜) 池田秀一(紅邵可/ナレーション) |
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王の執務室では、劉輝が絳攸を問いつめていた。秀麗との婚約話はどうなっているのだ?!と。 そして、一方府庫では。尽きせぬ秀麗への愛を語る男がもう1人・・・。秀麗への想いを止められぬ男達の妄想?!が炸裂するドラマと、劉輝と秀麗の出会い語りや歌を収録した番外編CD3弾! |
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番外編って、思いっきり妄想世界に入っていますよね??!! その妄想世界がありそうだと言うのと。あまりに楽しくて大笑いさせられた1枚です。原作では、王を取り巻く環境が大変な事になってきていますし。紅州に帰る事になった黎深さんが、兄上と会話するって事もちょっと当分はありえませんから・・・。 そう思った時に、この番外編は本編での怒濤の展開のちょっと前・・・まだ皆が明るく楽しい時間を過ごしていた最後のまどろみ・・・とも言えるかもしれません。 だから、もうちょっと彼らをこのままにしておいてあげたい・・・とか、いろいろ思うわけですが。 今回は、お腹(ご本人曰く「ポンポン」)が痛かった真殿さんの怪演と、それに負けず劣らずの緑川さんの暗黒ぶりが楽しかった一枚です(^-^)。 やっぱり、真殿さんキャラは。こうでなくちゃ!ではありませんが・・・絵はないのに、顔が崩れまくっていますよ・・と言うのが分かる「でへへへ・・・」が素晴らしかった。 録音現場の真殿さんのお顔も、凄かったと思います(だって、普通の顔であの声は出ないと思います。声優さんって、全身で演技なさっていますし。笑顔の声だったら、自然に顔も笑顔になる!と聴きましたので。・・あのにやけた声は、絶対ににやけ顔と言うか、崩れた顔からしか発生出来まい・・)。きっと周囲の方も笑いをこらえるのが大変だったのではないでしょうか? って、秀麗と自分の想い出話・・会話一つで一個なのですから。本当にどこまで行くのやら??!!何歳・何ヶ月・何日単位で続く話につきあわされた邵可さんや悠舜さんが気の毒でなりません。 この話、どうも・・まだ秀麗が幼い頃の想い出話だと思うのですが。これに、秀くんとして外朝で秀麗が働いていた当時・・おじさんと呼んでもらった話が加わると、凄い事になりそうですね(それを全部覚えている彼が凄いと思います)。 しかし。「大きくなったら、お嫁さんになる!」は、番外編2の静蘭の妄想話でもあったと思いますが・・。女の子が好きな男性のお嫁さんになるの!と宣言するのって、見ていて確かに微笑ましいんですけど・・。 でも、それって大抵は果たされることがない約束の一番のような気もしていますが・・・。どうでしょう? 一番気の毒だなぁ・・と思ったのは、巻き込まれてしまった悠舜さんと、絳攸様じゃないかしらねぇ? 悠舜さんは、まぁ・・毎度の事ですし。諦めても居るでしょうが。 絳攸様は、彼自身が望んでの結婚話じゃないですもの。ある程度上から持ち込まれて、否とは言えない状況で。はっきり断っていないのは、いけない(??って、それは劉輝や静蘭にとっての話ですよねぇ)かもしれないけど。 彼の立場からすると、無下に断れないでしょう・・・。 それを聴いた静蘭が、刀のさびにしてくれる!の挙げ句に、謝りなさい!と詰め寄るシーンは大笑いでしたね。 「全て自分が悪い」と言う誤り文句が、どんどん増えていますし・・・。それをそっと見ていた楸瑛の「嫌な兄弟だ」も大きく頷いてしまいましたわ。 でも、その場から逃げるように走り去って行った絳攸様。絶対に迷子になっているはず!と思って聴いていましたが。キャストコメントで、檜山さんも同じ事を考えていたのが嬉しかったです。 ま・・多分、皆さん同じように思っていますよね? どこに行きたいか分からなくなって、また舞い戻ってきたかもしれませんね・・下手すると、静蘭が劉輝に幼い頃のお嬢様との想い出話を語ってる所に戻ってきたかもしれない・・・などと思ってしまいました。で、きっとやぶ蛇で大変な目に遭っているかもしれない(大笑)。 また、絳攸様と楸瑛が居なくなった後、劉輝に昔のお嬢様を知らないくせに!と1人で悦に入る暗黒・静蘭!!1人で、「あぁ、いけません、お嬢様・・・」のシーンは、BLじゃないのに。凄い色気を感じてしまいました。緑川さん、ごちそうさまでしたm(_ _)m。 ・・妄想の中で、お嬢様は一体何をしていたんでしょうね?? 語りは、しっとりと互いの立場から、お互いを初めて見た想いなどのモノローグでしたが。秀麗役の桑島さんによる「お金に釣られたわけじゃないのよ・・・」の言い訳がましい言い方が、最高でした。 歌も、語りのお二人によるもので。綺麗な歌でしたね・・・。 はい?歌に綺麗と言う形容詞は似合わない?? 確かに。そう思いますが。歌もお上手なお二人による歌で、あぁ・・綺麗な歌だな・・何も考えずに聴いても、心に染み入るような綺麗な歌声でして・・他の形容詞を思いつかなかったものですからm(_ _)m。 |
彩雲国物語 Song of Memory |
ジェネオンエンタテインメント | GNCAー1160 | 2008年3月7日 |
1.Voice of 秀麗 2.花咲くように… 3.Voice of 絳攸 4.羅針盤 5.Voice of 楸瑛 6.風よ 7.Voice of 静蘭 8.いつまでも… 9.Voice of 劉輝 10.永遠の願い |
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桑島法子(紅秀麗)、緑川光(し静蘭)、関智一(紫劉輝) 檜山修之(李絳攸)、森川智之(藍楸瑛) |