パールシリーズ&純情シリーズ&ちんつぶ

前二つは、作者さんが同じと言うことで・・・。

パールシリーズ

純情シリーズ

ちんつぶ


いじわるなパール

南原兼 インターコミュニケーションズ 2001年9月10日
鈴置洋孝(北条雅弥)×緑川光(西条郁実)
辻谷耕史(松宮友明)、小野健一(河邑秀一)、遊佐浩二(多岐川十夜)、戸部公爾(橘)
根岸朗(西条俊実)、川崎恵理子(西条奈々)、小野徳巳(宅急便)、小泉知也(ホスト)
西条家の男子たるもの、16歳になったら独立してお金を稼ぐ・・と、いきなり家を出されてしまう事になってしまった郁実。どちらかと言うと、ママ似の可愛い顔で、力仕事が出来るはずもない彼。バイトの行くあてもなくさまよっている所に出会ったのが、北条雅弥。
ジュクのエンペラーと名高い彼が経営しているホストクラブに年齢を偽って見習いとして入り込んだのはいいけれど・・・。
実は、σ(^_^)がこういうボーイズラブのドラマCDを(再び)聞くきっかけになったのが、このタイトルなんですね。
雅弥役を鈴置さんが演じていると発売前に知り、原作を買って読んでみて。(そう言えば、一番最初のボーイズラブのドラマカセットの鼓ヶ淵も鈴置さん目当てで買ったんでしたな(大笑))・・・実際には、他のタイトルが先に来てしまったので、この作品を聞いたのは・・発売後から半年以上経過した頃でしたが。

いやぁ・・原作そのまんまですな(゜゜)\バキッ☆。と言うか・・想像通り・・色っぽい鈴置さんの声を堪能させていただきました。鼓ヶ淵では高校生だったのに(゜゜)\バキッ☆(゜゜)\バキッ☆(゜゜)\バキッ☆
でも・・この製作会社さんのドラマCDでは、ヘッドフォンで聞くことで音が3Dになると言うのが売りなのです。もちろん、こういうドラマCDをヘッドフォンなしで聞くなんて出来ないわけで(大笑)。言われるまでもなくヘッドフォンで毎回聞いて居ますが、この作品は普通とちょっと違いますね。何が違うかって?そりゃね・・右から来た人物の声が移動に伴って中央から聞こえ、左に移動するのは良いんです。でも、モノローグなどで声があちこちから聞こえてくるのは辞めてくれ・・立体感がありすぎて、寝床で聞いていた時に、目がグルグルしてしまいました。・・これ、ドラマの感想になっていませんね。ごめんなさい。

よくばりなパール

南原兼 インターコミュニケーションズ 2002年7月10日
鈴置洋孝(北条雅弥)×緑川光(西条郁美)
小野健一(河邑秀一)×辻谷耕史(松宮友明)
一条和矢(三神怜司)×遊佐浩二(多岐川十夜)
根岸朗(パパりん)、川崎恵理子(ママりん)
ジュクのエンペラー・北条雅弥とラブラブな郁美。ホストクラブ「エーゲ海の真珠」の夏休みに、雅弥は郁美を横浜デートに誘った。
あはははは・・・濃いですよね。しかも今回は原作にない他二カップルの様子までドラマ化されております。実は原作で郁美が怜司と十夜を見かけるシーンがあったのですが、原作3作目までではその答え?とも言うべき「何故二人が一緒に買い物をしていたか」は語られて居ませんでした。「あれ?ちょっと伏線っぽかったのにな・・」と気になっていましたが、こうしてドラマで解明された形になりましたね(^-^)。しかし・・出番はあの買い物に続く車のシーンだけなのに、怜司の濃いこと・・・(大笑)。
個人的に気に入っているのは、海の男っぽく爽やかにしている雅弥と、郁美の妄想(大笑)シーンのOLとその上司のシーンです。
でも・・・鈴置さん・・相手役の方にいきなり「太った?」質問って・・・・(^^;。

わがままなパール

南原兼 インターコミュニケーションズ 2003年5月30日
鈴置洋孝(北条雅弥)×緑川光(西条郁実)
小野健一(河邑秀一)×辻谷耕史(松宮友明)
一条和矢(三神怜司)×遊佐浩二(多岐川十夜)
根岸朗(西条俊実)、川崎恵理子(西条菜々)
雅弥との横浜デートを思い出して、バイトの最中に一人Hをしてしまう郁美。その現場を雅弥に見つかって、お仕置きをされてしまう。
そして、初めてフロアに出た郁美の前にパパりんとママりんが現れた・・・・・。
これは、おまけ?のトラックが凄いんですよ。前作の怜司と十夜の横浜コスプレ(大笑)デートの様子がドラマになっていたのですが、これが凄い。いや、凄いとしか言いようがないんです。「どっこにしようかなぁ〜」「生唾が・・・」「ピンクのミニスカのナース服」などなど・・・本当によだれが流れているのじゃないか?と思わせるほどの壊れた怜司・・・。ホテルの入り口で出会うOLと上司の二人連れ・・・も楽しいですよ(大笑)。

きまぐれなパール

南原兼 インターコミュニケーションズ 2004年1月30日
鈴置洋孝(北条雅弥)×緑川光(西条郁実)
小野健一(河邑秀一)×辻谷耕史(松宮友明)
一条和矢(三神怜司)×遊佐浩二(多岐川十夜)
鳥海浩輔(桜井将)、高橋広樹(田村高彦)、
戸部公爾(橘)、安元洋貴(部員)
夏休みが終わってしまい、実家に戻った郁美。バイトの限られた時間以外は雅弥と一緒に過ごすことも出来ない。
夜這いに来た雅弥のおかげで、ホームルームの時間に眠ってしまい、その隙に?文化祭の実行委員を言いつけられてしまう。
しぶしぶ向かった生徒会室で、郁美は思いがけない顔をそこに見るのだった。
すみません・・・まさか、あの二人が高校生って・・それはあんまりじゃないか・・と一瞬思ってしまいました。高校生でラブホに行って、コスプレして?いた訳よね?でもって、車運転していた??良いのかよ・・(゜゜)\バキッ☆。
まぁ、郁実くんにしても高校生のくせに、「普通の男性が一生かかっても経験出来ないような事」を体験しているんですけどね(゜゜)\バキッ☆。
さて。ドラマ自体では、新しい友人キャラなどが増えました。今後の活躍?に期待です。今回は、1から久しぶりの橘さんが再登場。彼を拉致して行った集団が、とても気になるんですけど・・・。その後の橘さんはどうなったかしらね?

純情BOY禁猟区

南原兼 サイバーフェイズ 2001年10月20日 CPCDー1001
1.プロローグ   
2.祝 スウィート・シックスティーン   
3.男の園は、禁漁区
4.恋の罠に、気をつけて 1   
5.恋の罠に、気をつけて 2   
6.ハンティングは、内密に
7.禁漁区は、恋の楽園   
8.禁漁区で、エピローグ
井上和彦(柳生流一郎)×緑川光(浅香純)
子安武人(浅香英)×森久保祥太郎(浅香律)
結城比呂(上月沙美也)、高田べん(上月教頭)
次なる赴任高校へ車を走らせていた柳生は、雨の山道で浅香純と出会う。濡れた服を乾かすため?と入ったホテルでベッドイン。
しかし、純には過保護な兄の干渉が強く、また学校の規則で、破った者は懲罰室行きと決まっていた。。
あはははは・・。いや、こういう楽しいドラマCDは好きです。
何が楽しいって、井上和彦さん演じる柳生が、自分の下半身に「や、元気だね」って話しかけるシーンがあるんですが、本当に角度的に下を向いて言っているように聞こえるんですよ。お風呂のシーンだとか、そういうシーンは、もう最高!!あ。そっか・・・己自身なんですよね(大笑)。擬人化しなくても良いとは思いますが。
それにしても、いくらメガネをかけていた・・とは言っても同一人物かどうか分かるとは思うんですが・・。メガネを外すと、そんなに違って見えるものなんでしょうか??

純情はぁと解放区

南原兼 サイバーフェイズ 2002年2月20日 CPCDー1003
DISC1
1.おカタい彼と純情BOYのプロローグ
2.ご機嫌斜めな王子様
3.ベッドでビデオは撮らないで
4.不機嫌な彼と彼氏   
5.きて、見て、さわって・・・
6.告白は、ダンスの後で・・・   
7.解放区でエピローグ
8.「純情」座談会PART1〜円卓ナイト編〜
DISC2
1.「天真爛漫小悪魔的!?ジュリエット沙美也の大妄想劇
2.「純情」座談会PART2〜純情レギュラー編〜
子安武人(浅香英)×森久保祥太郎(浅香律)
井上和彦(柳生流一郎)×緑川光(浅香純)
櫻井孝宏(中沢晃司)、岸尾大輔(日野悠里)、吉野裕行(辻井一也)、福山潤(瀬尾晶)

おまけ「天真爛漫小悪魔的!?ジュリエット沙美也の大妄想劇」
結城比呂(上月沙美也 asジュリエット)、井上和彦(柳生流一郎 asロミオ)
緑川光(浅香純 asマキューシオ)、子安武人(浅香英 asティボルト)
森久保祥太郎(浅香律 asベンヴォリオ)、櫻井孝宏(中沢晃司 as乳母)
クリスマスイブのダンスパーティ。純と柳生は、踊る約束をしているが、純の従兄弟律は(純の兄である)英と踊りたいのに・・・英は受験生。パーティには出ないと言われてしまう。
そんな時、バンドメンバー晃司に「一緒に踊ってくれ」と言われる英なのだった。
いきなり出演者が増えちゃいましたね。しかも律のバンドメンバーが総登場。誰がどなたか把握する前に終わってしまいました(゜゜)\バキッ☆。
しかし、これは本編のお話よりもおまけの「ジュリエット」を演じることになった沙美也君の夢が面白かったですね。
それにしても、「お願い、サミヤどん」ネタが分かる人って何人くらい居るんでしょうか?いや、σ(^_^)はネズビッド原作の「砂の妖精」も読みましたけどね。

純情ナイト激戦区

南原兼 サイバーフェイズ 2003年4月5日
純情ナイト激戦区
1.プロローグ   
2.ほんとの気持ち
ブラックジュリエットVS円卓ナイト ラブバトル★ロワイヤル!純情BOYの逆襲
3.純情BOY、逆襲します   
4.やったぜ、沙美也の初体験
5.円卓ナイトの恋愛定理   
6.おきちくBOYの逆逆襲   
7.FREE TALK
子安武人(浅香英)×森久保祥太郎(浅香律)
井上和彦(柳生流一郎)×緑川光(浅香純)
櫻井孝宏(中沢晃司)、岸尾大輔(日野悠里)、吉野裕行(辻井一也)、福山潤(瀬尾晶)
結城比呂(上月沙美也)
お話としては、二部構成になっています。
一話目は、自分の誕生日だし、受験のお守りも渡したい。それよりも何よりも会いたい!!の一心で大学受験のためにホテル住まいをしている英の許に向かった律のお話。
もう一話が、受けているだけじゃそのうち飽きられて捨てられるのではないか?と言う不安に駆られた律が、純をもそそのかし、二人でそれぞれのパートナーを襲い?に行くところから始まる「ブラックジュリエットVS円卓ナイト ラブバトルロワイヤル 純情BOYの逆襲」です。
前半の誕生日のお話の方は「リボン結びもうまいだろう?ボーイスカウトで鍛えたからな」「あの野獣教師だったら、このくらいやりそうだと思ったのだが」と言う台詞が、妙に気に入って居ます。これはCD2枚目のお話で律を拘束した英の結び方の上手な逸話が出て来ますが、その延長のようですね。
しかし、やっぱり受けるのは後半のお話です。
耳貸せよ・・に対して「やぁ」・・・耳が感じる所なんですかね(゜゜)\バキッ☆従弟に対して、こういう反応を示してしまう純役の緑川さんのこの一言は必聴!ですよ。もう、色っぽいのなんの。しかし、あらかじめ言われてもこの反応なら、いきなり内緒話なんて、彼は一生出来ないかも(大笑)。
さて。毎回毎回、ちょっかいを出そうとする沙美也くん。今回は、円卓ナイトのメンバーの「なりゆき」(゜゜)\バキッ☆情事に出くわしてしまいます。前回は、どなたがどなたか分からないうちに終わってしまった感もある円卓ナイトでしたが、メンバー個性的じゃないですか。面白いですね。特にリーダーの晶くんの「正しい不純異性行為の78ヶ条」は、是非78項目聴いてみたいと思いましたわ(苦笑)。

ちんつぶ

大和名瀬 ムービック 2004年1月31日 MACYー2108
1.「これって祟り!?」の巻
2.「綾瀬のユウウツ」の巻
3.「神谷の敗北」の巻
4.「結成!ちんこ同盟」の巻
5.「取手の弟・正登場」の巻
6.「神谷イラつく」の巻
7.「取手すねる」の巻
宮田幸季(綾瀬)、置鮎龍太郎(取手)
櫻井孝宏(神谷)、遊佐浩二(岩淵)
岸尾大輔(正)、沢海陽子(取手の母)
木内秀信(男子生徒)、大畑伸太郎(男子生徒)、加瀬康之(男子生徒)
川上未遊(看護士)、小林ゆう(看護士)
修学旅行のバスの中。取手は大好きな綾瀬の隣の席になって幸せだった。ところが、バスの思いがけない事故で意識を失った彼は、気が付くと綾瀬の下半身の物になってしまっていた・・・・。そして、事故の元凶になった神谷と優等生の岩淵にも変化が起こっていた。なんと神谷と岩淵の下半身は意識を持ち、それぞれ入れ替わってしまっていたのだ。
これはねぇ。このストーリー概略を聴いた時に「なんじゃ、そりゃ!」もしくは「え?何それ?面白そう」となるかのどちらかだと思います。私は後者でした。まさか、このお話がドラマCDになるとは思っていなかっただけに、びっくりしましたよ。でも、発売から時間が経って購入したのは理由があります。いや・・・このタイトル「CHINKO NO TSUBUYAKI」を略してちんつぶでしょ。地元の顔見知りになったお店では頼めませんって(大笑)。ましてや、届いた電話連絡などで「ちんつぶ届きました」なんて言われたら、家族が出た時にはひんしゅく買いますからね(゜゜)\バキッ☆。
さてさて。設定を聴いただけで笑えるストーリー。幽体離脱した取手くんが、綾瀬くんの物にとりついてしまうあたりは、なんとなく分からないでもないのですが、もう一組のカップルの方は「えーっと」ですよね。そもそも、その前から下半身に意識があったのだろうか??等と要らない事を考えてしまってねぇ。最初に喋って顔が出てきた時にはファスナーで挟むくらいびっくりしたのではないでしょうか??それを受け入れて、お互いに会話させあうなんて、若いって柔軟性があるのかしら(゜゜)\バキッ☆と思ってしまいました。
気の毒なのは、トイレに行くたびにお互いの物を見せ合って会話している3人を目にしてしまう同級生達ですね(トイレに入ってくる時の会話が、ちゃんとその前の話を受け継いで進行している辺りも面白かったですよ)。びっくりするわよねぇ(大笑)。
神谷CHINKOが、本体よりもかわいらしいキャラだったり、岩淵CHINKOが本体同様くそ真面目だったり・・・。下半身は本体とは別の意識と言うか、人格になってしまっている辺りが可愛かったです(^^)v。台詞的には、綾瀬と取手の「つんつん」「フルフル」の掛け合いが笑えました。いや、想像してしまったし。声優さん達がどんな顔をして演じているか・・・想像しただけで、プロの技を感じました。言いながら吹き出しそうですよ(^^;。惜しいのは、時間いっぱいお話が入っていて、キャストトークなどがなかった所ですね。爆笑の現場中継や感想、聴いてみたかったなぁ。



ちんつぶ2

大和名瀬 ムービック 2007年1月26日 MACYー2133
1.「感じるひと」の巻
2.「岩淵の憂鬱」の巻
3.「恐怖、心霊スペシャル 
   ブリーフの隙間から家政婦は見た!謎の白装束の女は、恨みかはたまた怨念か・・・」の巻
4.「ちんこのメガネ」の巻
5.「ナーバス神谷とにぶちん岩淵」の巻
6.「愛さえあれば・・・」の巻
宮田幸季(綾瀬)、置鮎龍太郎(取手)
櫻井孝宏(神谷)、遊佐浩二(岩淵)
小野大輔(広尾)、星野充昭(PTA会長)、洞内愛(広尾(小学生時代))
小橋知子(広尾の母親)、松下こみな(司書)、高津純一(司会)
波多野渉(生徒)、柿原徹也(生徒)、立花慎之介(生徒)、多賀根剛(生徒)
修学旅行の事故で、生き霊?となった取手は愛する綾瀬のCHINKOにとりついた。また、事故のショックで犬猿の仲であった遊び人の神谷と優等生の岩淵のCHINKOが、それぞれ入れ替わってしまった。
あれから、何ヶ月。普通ではない生活にも慣れてきた頃。図書委員の先輩・広尾が綾瀬を見て、生き霊にとりつかれている事を見抜くのだった・・。
他、岩淵の神谷に対する思いをメインにした短編など、話題のコメディドラマ化第二弾!!
まさかねぇ・・このタイトルに第二弾が出るとは思ってもいませんでした。設定が設定でしょ?第一弾のCDが出た時にも、かなりぶっ飛びましたけど。
今回も、大笑いしながら聴かせていただきました。ウォーキングの時に聴いていたのですが。噴き出すシーンがある時に限って、すれ違う人に出くわすんですよねぇ(^^;。いや、本当に困った(大笑)。

BLと言うジャンル自体、メガネの巨乳娘っ子が出るアニメ並み?(゜゜)\バキッ☆に、ありえねぇお話です。実際に自分の周囲の人物などを当てはめて考えたくはありません。これだけ毎月、CDを買って。それなり?に本も読んでは居ますが、タイムスリップやロボットものなどと同じくらい「空想」の世界と割り切って聴いたり読んだりしています。つまりは、きっぱりくっきりと自分の現実世界から切り離して居るからこそ楽しめる世界なんです。
まぁ、たまには感想を書く時に、現実に近い設定のお話ですと「こういう設定はないでしょ」と内容に突っ込みも入れますが。
このちんつぶほど、現実から逃避した・・と言いますか、設定がぶっ飛ぶと。もう笑って聴くのが一番!!と言う気になってくるから不思議なんですよね(自分でも矛盾してると思いますが、あまりにありえない!!設定だと逆に突き抜けてしまって、まぁ・・いっか!!になっちゃうんです)。
何しろ、分身が入れ替わると言う設定だけでも「え?」なのに、そこにもってきて分身はちゃんと一個の人格?を持って喋っているし。メガネをかけているし(大笑)、TVを見て眠れないと言うし。こらこら・・ですよね。

さて。今回は、綾瀬と取手のバカップルはもう出来上がっているからか、あまり出番はなく(大笑)。もっぱら、岩淵から神谷に対するお話だったように思います。
なぁんだ。岩淵って神谷の事が入学以来好きだったんじゃないよ・・。CHINKOが交替してしまった事がきっかけで、お互いにもっと知り合えて良かったじゃない・・と思ってしまいます。
過去の事を思い出すシーンで、ラーメンに餃子をプラスした料金が750円。値段を確かめるほどに混乱していた・・と言う辺りは、岩淵くんの純情むっつりスケベっぷりに、もしも事故がなく、神谷との接点が持てないままに過ごしていたら、彼はどうなったかな?などと思ってしまいました。

宮田さんと置鮎さんの「取手くん、つんつくつん」「あーやせ。スリスリ」だの、もう二人で好きにして下さい・・のバカップルは健在。
それに、「お手」を覚えた(大笑)神谷分身と洋服で着飾らせた事があるのか??の岩淵本体。そして、少女趣味?でムードを大事にする神谷本体と、メガネを落としてさぁ大変!の岩淵分身も、かなりラブラブになってきているようです。
この作品は、BLと銘打っていますが、本番はないままにストーリーは進みます。本番もキスもないから、ドラマCDか?と言われると。ドラマCDとして扱うのはやっぱり無理(^^;。BLの中の異端児ではありますが。
しかし、かなり際どい危ないセリフはてんこ盛り。「愛さえあれば・・・」の本体同士の会話などは、その典型的なものでしょう。今までにも、好きしょのラジオや僕の初恋を・・で「それっぽいシーンに見せかけて、実はそうじゃなかった」と言うシーンは存在しましたが。ここまで危ないシーンも初めてかな?(そう言えば。僕の初恋もこのちんつぶ2の本体同士の会話も、シチュエーションは一緒なのね)それを、分かっていて遊佐さんと櫻井さんがわざと?と思えるくらいに一生懸命演じていらっしゃいます。
前作では、3人と3本(゜゜)\バキッ☆が一緒に会話するシーンでは、神谷本体である櫻井さんが「誰が喋っているかわかんねぇ」と2回くらい言っていますが。今回は、本体と分身との人格?の差がかなり際だってきておりまして。一緒に喋っていても、今誰が(本体か分身か)話しているかが分かるんですね。
本体よりもかなり可愛い奴になってきている神谷分身と、このメンバーの中では一応常識人で、突っ込み担当の神谷本体を櫻井さんが見事に演じ分けています。岩淵の憂鬱のトラックでの、分身が岩淵本体に「ぶーぶーぶー」とブーイングをしているシーンに続いての、神谷本体の「泊まっていけって言ってくれたら良いのに」とブーイングをする「ぶーぶーぶー」などは、もう本当に何回聴いても頭が下がります。
どちらも生真面目な岩淵なのですが。本体の一生懸命さと分身のちょっと冷静さのほんのり違う岩淵を演じた遊佐さん。後学の為にラーメンの匂いを嗅ぎたいなどは、大笑いしました。最近、いろんなパターンの役を聴きますが。こういう優等生も良いよね(^-^)。
置鮎さんは、生き霊として葬られそうになった時のシーンがお気に入りです。綾瀬くんが、どんなに無茶な事を言っていても「それが、綾瀬の魅力だ」と言い切れる馬鹿っぷりが素敵でした。
宮田さんは・・・天然だけど。その天然故に「こいつ、本気で言ってるだろ?」のさじ加減が本当にお上手です。「刮目して」や陰険を間違って言ったり、ピアスに興味を持ったりするシーンでは。おそらく本気で言っているだけに、こいつ怖いかも・・でも、可愛いから許されてる??のギリギリの線引きがお見事です。いや、これが宮田ボイスで言われなかったなら。無垢じゃない!と思いますもの。自分で声に出して言ってみたら、よーく分かりますよ(大笑)。すんごく嘘くさいと言うか、こいつは単なる馬鹿だと思うこと間違いなしです。それを無垢で純なキャラだからだね・・と聴かせてくれるのは、宮田さん以外にはいらっしゃらないような気がします。

ゲスト?キャラには、広尾先輩が出てきておりまして。トイレにいきなり入ってきて写真を撮ろうとするなんて、彼もちょっと普通ではありませんが(大笑)。
人にない力を持っているが故に、孤独である彼。彼の力は本物だと分かるし。自分たちも普通じゃないから、彼の苦悩を分かり合える3人と3本。いつか、広尾先輩に本当の事を話して、協力してもらえる日が来るでしょうか?その先輩を小野さんが熱演していました。あの呪文と言うかお祓いの言葉は、かなり無茶苦茶でアドリブだったのかなぁ?と想像しますが。神谷と岩淵の会話の向こうの声を聴きながら笑っておりました。
前回の取手弟は、今回は登場なしでしたが。取手本体の身体はどうなっているんでしょうねぇ??きっと、第三弾が出たなら。無茶な話を・・と言いつつ、笑いながら聴くのだろうと思います。・・・でも、分身が顔を覗かせて会話をするシーンって、ピョンと言うような擬音などもついていたりするのですが。ファスナーを開けて。社会の窓から覗かせているのかなぁ・・・メガネを探すシーンで、ふんふんと臭いで探すシーンがありましたが。それを想像すると(するなよ(大笑))往来で探しているわけで・・うわぁ・・・いくらなんでも、それは拙い。わいせつ物陳列罪になっちゃいますねぇ。それをおおっぴらにやっているトイレ。確かに、他の男子生徒が気の毒になってきますよね(^^;。

しかし・・このCDの中に一体何回「CHINKO」と言う単語が出てくるでしょうか??分身である岩淵と神谷のそれを呼ぶ時に「神谷ち○こ」「いわぶちん○」と言うのは、まぁ・・一種の固有名詞(゜゜)\バキッ☆だからともかくとしても。宮田さんに置鮎さん、櫻井さん、遊佐さんの美声メンバーの口から「CHINKO」「CHINKO」と連呼されると、もうそれだけで「うきゃあああ」と言いたくなってしまいます。1と2の登場?回数を調べようと、今回続けて何回も聴いたのですが。その多さに(1では岸尾さん演じる弟くんが連呼しますしね)途中で諦めました(大笑)。そのくらい多いんですよ(^^;。



ちんつぶ

大和名瀬 ムービック MACYー2162 2008年8月29日
1.「ズルい男」の巻
2.「取手の受難」の巻
3.「『神谷の憂鬱と岩淵ちんこの純情』にて候」の巻
4.「神谷ちんこ、きょーみちんちん」の巻
5.「CHIGU☆HAGUなHUG」の巻
6.「溺れる者はちんこをもつかむ!」の巻
宮田幸季(綾瀬)、置鮎龍太郎(取手)
遊佐浩二(岩淵)、櫻井孝宏(神谷)
川原慶久(男子生徒)、峯暢也(男子生徒)、朝比奈拓見(男子生徒)
洞内愛(女子生徒)、里郁美(女子生徒)

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