耽美夢想マイネリーベ
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ランティス | 2001年7月25日 | LACAー5048 |
1.前哨 2.暗雲 3.喪失 4.並行 5.符号 6.交錯 7.誘導 8.凱旋 |
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宮田幸季(カミユ)、櫻井孝宏(オルフェ)、石田彰(ルーイ) 森久保祥太郎(エド)、杉田智和(ナオジ)、子安武人(アイザック) 伊藤美紀(フランシス先生)、井上倫宏(校長)、中田和宏(ムスペル) 中村俊洋(結社員1)、柴田創一郎(結社員2)、阪口周平(結社員3)、青木誠(結社員4) |
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朝市に出かけたカミユは、燃える木の映像を心に強く持つ男とぶつかる。しかし、その夜。カミユは何者かによってさらわれてしまい、シュトラール達が行方を求めて奔走する事となった・・。カミユが男から言われた「虹」とは? | |||
マイネリーベは、ゲームボーイアドバンスで発売された直後に遊んだゲームです。もちろん、声はなくて。しかも、ゲームボーイアドバンスだったから、イベントグラフィックを後から堪能出来るシステム(いわゆるライブラリみたいな)もなかったし。おまけに、同級生の女の子が強くてねぇ・・。最後の最後に、持って行かれてしまって。初めてゲーム機を投げようかと思ってしまったくらいにムカツいてしまった、想い出があります(どんなんや・・・) まだ乙女ゲームが少なかった時のゲームと言うのもありますが、これに声が付いたら。どんなに良いだろう?とかなり妄想(゜゜)\バキッ☆したものです。 そして、遙かで石田さんに転び。石田さんご出演のドラマCDを集め始めた頃に発売。嬉しかったですねぇ・・・単純に。あのゲームがオリジナルストーリーとなって、声が付く!わぁ!これは絶対に買いよ! ふっ・・・私にもまだ可愛い時期はあったのよ(大笑)。 その時に、ゲームで一番好きだったナオジくんが杉田さん。当時は、杉田さんはあまり存じ上げなかったものですから。どういうお声なんだろう?と、かなりドキドキしながら聞き始めたものでした。そう・・・このCDは、初めて杉田さんを意識した記念作品にもなってくれました。 今は、このドラマCDとは(オルフェとアイザック以外は)別のキャストで、ゲーム展開やアニメ展開をしてしまい。そちらで慣れてしまうと、このCDを聞いた時に「ん〜〜っと」となる違和感が少し残ってしまいます。 でも、このキャストも悪くないよねぇ・・。 カミユの宮田さんは、保志さんと比べると純粋無垢な培養少年で、本当に超能力くらい持っていそうですし。 エドの森久保さんも、闊達な青年ですし。杉田さんは、柔らかな声が竹のようにしなやかな和風美青年・ナオジにぴったりだし。 アニメでは、ナオジを演じた石田さんのルーイは、低音で決めているけれど。本当は凄く優しい良い人!の印象が強く残りましたし。 うん、別にこのキャストでやっても何ら問題はなかったのにね・・と言う感じがします。 結局は、どっちを先に聴いたのか?って事もあるかもしれないですね・・(^^;。 お話としては、一番の興味?は唯一シュトラールではないアイザックが、どうオリジナル話に絡むのか?どこで、どう活躍するのか?でしたね・・。しかも、カミユがさらわれて校長すらお呼びではない!状態ですから。ましてや部外者のアイザックは?と思っていたら・・。あらら・・上手く入りましたねぇ。 そこに、カミユの超能力を通して居場所を知る事が出来て。ルーイの手下が暗躍していたり(^^;、エドは寮を抜け出して夜中に乗馬しているし。ナオジは、皆のうまい緩衝材のような存在として、ふんわりしていて。 プライドの高いオルフェ・・と、キャラクターを上手く使ってのドラマ。このドラマCDで、どうして続編が出来なかったかしら?と、少しだけ謎に思っていました。 アドバンスと言うハード環境で、あまり認知されていないゲームだったからかしら?? |
吟遊黙示録マイネリーベ
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コナミ | DVD1巻初回特典 | 2005年2月4日 |
櫻井孝宏(オルフェレウス)、関智一(エドヴァルド)、関俊彦(ルードヴィッヒ) 保志総一朗(カミユ)、宮田幸季(クルツ) 高木俊(男子生徒A)、堀田勝(男子生徒B) 平野貴裕(男子生徒)、林伊織(男子生徒) |
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今日もまた、ルードヴィッヒとオルフェレウスの結論の出ない討議が続いている。その様子を見ていた下級生・クルツは、オルフェレウスの理念に感銘し、力になりたい!と切望する。 そんな時、エドヴァルドを中傷するビラが掲示板に張り出されてしまう。ルードヴィッヒが犯人ではないか?と疑うオルフェレウスとルードヴィッヒは決闘をする事になってしまった・・・。 クルツはなんとかオルフェレウスを勝たせようと考える。 |
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二人の決闘の結末は、DVD一巻をご覧下さい・・と言うところですね(大笑)。いや、クルツと言うアニメにも他の話にも登場しない下級生の視点でのシュトラール候補生(今回、ナオジ君は登場シーンなし)と学園生活がちらっと描かれているわけです。いわば、アニメ一話のサイドストーリーと言うわけです。 このミニドラマの主役は、間違いなく下級生クルツ君です。主要キャスト欄には、最後に書いていますけどね(^^;。 雲の上のような先輩の力になりたいと切望し、入室を拒まれなかったカミユに嫉妬し、花園を滅茶苦茶にしようとすら考えてしまう一般の生徒である彼。 アニメや他のCDでは、主役はあくまで特権階級?のようなシュトラール候補生達ですからね。特別なカリスマ的な魅力も何も持ち合わせていない一般生徒の気持ちや絶望。 しかし、そんなクルツに花を引き合いに話すカミユが素晴らしい事を言っています。 「花はね。花はいつだって咲く事しか出来ないんだ。でもね、誰かの目にとまり。その人に綺麗だなって思ってもらえたら、花はとても幸せなんだよ。花はそこに居るだけで何も求めない。でも、確実に人とつながっている。だから、みんな花が好きなんだよ」 咲く事しか出来ないけど、その出来る事をやって人に癒しを与える。しかも、それに対して何も求めようとしない(無償の愛って事ですかね)・・・。そうですね。生きるなら、花として。花壇の花か道ばたの花かはおいといて。 花は、きっと自分が花壇に咲いているのか、道ばたなのか・・そういう事にもこだわらない気がします。人として生きる事にも当てはめて言えそうなセリフだとは思いませんか? |
吟遊黙示録マイネリーベ
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コナミ | ジェネオンエンタテインメント | 2005年3月10日 | GNCA 1038 |
1.オーギュストの再来 2.懐かしき思い出 3.ロルフ・ゲーレン 4.希望に満ちし日々 5.ある夏の事件 6.ロルフ、学園を去る 7.待ち受ける現実 8.友との絆 9.ドラマCD第二話 予告 |
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櫻井孝宏(オルフェレウス)、関智一(エドヴァルド)、関俊彦(ルードヴィッヒ) 保志総一朗(カミユ)、石田彰(ナオジ)、子安武人(アイザック) 石川英郎(オーギュスト)、鈴村健一(ロルフ) 高木俊(炭鉱作業員A)、富田真(炭鉱作業員B) |
吟遊黙示録マイネリーベ
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コナミ | ジェネオンエンタテインメント | 2005年4月1日 | GNCA 1039 |
1.コンラッドの誘拐事件 2.カミユ、誘拐される 3.捜索開始 4.手がかり 5.夢のメッセージ 6.救出作戦 決行 7.一筋の光 8.ドラマCD第三話 予告 |
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櫻井孝宏(オルフェレウス)、関智一(エドヴァルド)、保志総一朗(カミユ)、子安武人(アイザック) 入野自由(コンラッド)、木内秀信(ブルーノ)、平野貴裕(ベルーゼ) |
吟遊黙示録マイネリーベ
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コナミ | ジェネオンエンタテインメント | 2005年5月13日 | GNCA 1040 |
1.特別な編入生 2.マクリミリアン 3.密かなる策略 4.攻落 5.葛藤・・・ 6.迷いの中で 7.消えたマルクト白書 8.マクリミリアンを追って 9.語られぬ心奥 10.未来を切り開くために |
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櫻井孝宏(オルフェレウス)、関智一(エドヴァルド)、関俊彦(ルードヴィッヒ) 保志総一朗(カミユ)、石田彰(ナオジ) 諏訪部順一(マクリミリアン)、楠大典(校長)、平野貴裕(ベルーゼ゙) 長浜満里子(家政婦)、山岸弘一(船頭) |
吟遊黙示録マイネリーベ
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コナミ | ネルケプランニング | GNCAー7031 | 2005年8月10日 |
1.休暇のはじまり 2.温泉での療養 3.衝突 4.捜索 5.崩れる岩壁 6.月光の雫 7.叶えられた願い スペシャル・トーク 8.櫻井孝宏 9.関智一 10.保志総一朗 11.石田彰 12.関俊彦 |
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櫻井孝宏(オルフェレウス)、関智一(エドヴァルド)、関俊彦(ルードヴィッヒ) 保志総一朗(カミユ)、石田彰(ナオジ) 松本忍(クレメンス)、長浜満里子(フランツ) 吉田麻子(少年A)、山崎美智(少年B)、山岸弘一(村人) |
吟遊黙示録
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コナミ | マーベラスエンタテインメント | MJCDー20056 | 2006年4月21日 |
Scene1.王子の来訪 Scene2.騒動と対立 Scene3.温室にて Scene4.遠雷 Scene5.旅立ちの朝 Extra.後日談 |
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櫻井孝宏(オルフェレウス)、関俊彦(ルードヴィッヒ) 関智一(エドヴァルド)、石田彰(ナオジ)、保志総一朗(カミユ) 浪川大輔(アルジャン王子)、根津貴行(ラインハルト) 小泉知也(アルベルト)、楠大典(バルトローメーウス校長) 渡辺浩司、間島淳司、立花慎之介、金子幸伸 國分優香里、国内友み |
吟遊黙示録
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コナミ | マーベラスエンタテインメント | MJCDー20063 | 2006年6月23日 |
Scene1.出発 Scene2.歓迎 Scene3.宝探し Scene4.事件 Scene5.エピローグ |
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櫻井孝宏(オルフェレウス)、関智一(エドヴァルド)、石田彰(ナオジ) 鳥海浩輔(ミヒャエル)、稲田徹(カール) 伊丸岡篤(シルトパット)、斧アツシ(理事長)、Nao(アリス九号虎.)(アラン) 疋田高志(寮生)、松林大樹(寮生)、川原元幸(寮生) 中村祐子(女子生徒)、浪瀬麗子(女子生徒)、田内友み(女子生徒) |
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前の巻では、国内さんになっているのですが>田内さん。 |
マイネリーベU
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KONAMI | 2006年2月9日 | |
1.風よ雲よ 2.東陽から来た探求者(ナオジのテーマ) 3.ナオジ特選ボイス集 4.動乱の時 |
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石田彰(ナオジ) |
吟遊黙示録マイネリーベ wieder
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コナミ | DVD1巻初回特典 | 2006年2月24日 |
櫻井孝宏(オルフェレウス)、関智一(エドヴァルド)、関俊彦(ルードヴィッヒ) 保志総一朗(カミユ)、石田彰(ナオジ) |
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スペシャル・トーク〜櫻井孝宏編〜 ・収録初期に聞いたこの先の展開予想 ・理想の男性像 |
吟遊黙示録マイネリーベ wieder
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コナミ | DVD2巻初回特典 | 2006年3月24日 |
櫻井孝宏(オルフェレウス)、関智一(エドヴァルド)、子安武人(アイザック) 鈴木考太、小林庸介 |
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スペシャル・トーク〜関俊彦編〜 ・収録初期に聞いたこの先の展開予想 ・理想の男性像 |
吟遊黙示録マイネリーベ wieder
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コナミ | DVD3巻初回特典 | 2006年4月21日 |
関俊彦(ルードヴィッヒ)、保志総一朗(カミユ)、石田彰(ナオジ) | |||
スペシャル・トーク〜関智一編〜 ・収録初期に聞いたこの先の展開予想 ・理想の男性像 |
吟遊黙示録マイネリーベ wieder
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コナミ | DVD4巻初回特典 | 2006年5月25日 |
櫻井孝宏(オルフェレウス)、松風雅也(ニコラス)、石田彰(ナオジ) 樋口智恵子 |
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スペシャル・トーク〜保志総一朗編〜 ・収録初期に聞いたこの先の展開予想 ・理想の男性像 |
吟遊黙示録マイネリーベ wieder
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コナミ | DVD5巻初回特典 | 2006年6月23日 |
関俊彦(ルードヴィッヒ)、保志総一朗(カミユ)、津田健次郎(エルムント) 樋口智恵子 |
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スペシャル・トーク〜石田彰編〜 ・収録初期に聞いたこの先の展開予想 ・理想の男性像 |
吟遊黙示録マイネリーベ wieder
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コナミ | DVD6巻初回特典 | 2006年7月21日 |
関智一(エドヴァルド)、伊藤健太郎(ダニエル)、前田剛(ジェラルド) 樋口智恵子 |
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スペシャル・トーク〜子安武人編〜 ・収録初期に聞いたこの先の展開予想 ・理想の男性像 |
吟遊黙示録マイネリーベ wieder
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KONAMI | マーベラスエンタテインメント | 2006年8月25日 |
櫻井孝宏(オルフェレウス)、関智一(エドヴァルド)、関俊彦(ルードヴィッヒ) 保志総一朗(カミユ)、石田彰(ナオジ)、子安武人(アイザック) スペシャル・トーク 松風雅也(ニコラス)、伊藤健太郎(ダニエル)、津田健次郎(エルムント) |
吟遊黙示録マイネリーベ wieder スペシャルトークCD |
アニメイト特典CD |
櫻井孝宏(オルフェレウス)、関智一(エドヴァルド)、関俊彦(ルードヴィッヒ) 保志総一朗(カミユ)、石田彰(ナオジ)、子安武人(アイザック) |
吟遊黙示録マイネリーベ
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KONAMI | マーベラスエンタテインメント | MJCDー20076 | 2006年10月25日 |
1.森羅万象 2.東風 3.森羅万象(インストゥルメンタル) 4.東風(インストゥルメンタル) 5.ナオジの呟き&貴女へのメッセージ |
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石田彰(ナオジ) | ||||
ゲームから始まったマイネリーベ。アニメにもなった作品のメインキャラクターの一人・石月ナオジが語る様々な思い・・・。 | ||||
ゲームボーイアドバンスで発売された時から、ナオジはお気に入りのキャラクターでした。そして、唯一?!の日本人キャラだと言う事もあって、贔屓しておりましたが。 最初のドラマCD以外は、石田さんが演じる事となり。かなり狂喜乱舞した記憶があります。 そんなナオジを一言で表すとするならば、SAMURAI。 そう・・桜の花に似た潔さと禊ぎが似合う凛としたキャラクターだな・・と思っていました。まぁ、禊ぎが一番似合うと言うのは。湖か何かで身を清めるシーンがあった記憶があるものですから・・。 このキャラクターCDは、多分・・他のキャラクターでしたらソングアルバム+語りCDとなるはずですが。担当が石田さんですからね・・・歌はなしと言うことで、全部が語りになっちゃったのかな?と予想するのは簡単です。 まぁ・・もう慣れたと言うか・・キャラクターCDが出ても。歌はなしね・・って最近は思うようになりましたが。 このCDに於いては。逆に歌よりも語りの方がナオジらしくて良かったかなぁ?と思います。あの物静かなキャラクターが、歌うってないものねぇ・・。 さて。このCDの感想ですが。トラック1の「森羅万象」は、禊ぎをしているナオジ。弓を構えて、一心に狙いを定める背中の美しいラインが見えるようなトラックでした。 真っ直ぐな己との真剣勝負・・・と言うフレーズは、役作りをしている石田さんに通じるものがあるかもしれないと、ちょっとうっとりしてしまいました・・。 そして。トラック2の「東風」ですが。美しい散り際に誰もが心を奪われる紅の花びらであり、季節を終えた後には誰にも愛でられることがない・・・と言われる(歌われる)花は桜?と思うのですが・・いや・・桜の方が異国に一人、日本人留学生であるナオジ。侍精神を持つ彼にぴったりだと思うのですが。 東風と言うタイトルや、遥か東から吹き抜けて来た風に乗って届いた花びらで、香りがする・・となるとやっぱり梅?うーん。桜にも品種によっては香りがあるけど。香りって言ったらやっぱり梅よねぇ・・・と本筋とは関係ない部分で考え込んでいました。 どっちでも良いかねぇ?と自分でも苦笑してしまいますが、梅の花びらの丸さと。桜の花びらのちょっととがった感じでは、印象が違いますからね。 語りに関しては、石田さんはもう完璧!夜半の湖の冷たさも、ふわっと肩に止まった一枚の花びらまで見えるようです。 そして、メッセージボイスの方は・・ 朝目覚めた相手に対して、「お水を一杯飲まれると良いですよ。そのように無防備な姿で居られては、どうしていたら良いのか分からなくなってしまいますから」とはにかんでいるナオジくん・・うわぁ!なんだか、もう赤面しているところが見えるようです。 そして・・最近、お風呂場でこの手のキャラクターCDを聴く機会が増えています。と言うのも、半身浴のお供に長さが丁度良いんですね。 そんな時、ちょっと職場で嫌な事が続きまして。やる気が失せて、なんだか何もかもが嫌になってしまっていました。その時、この言葉が聞こえてきました。 「少し、お疲れですか?貴方のなすべき事のお手伝いは出来ませんが。心が弱ったときには、いつでも頼って下さい。 そして、出来るなら貴方のすぐ近くで、その頑張り続ける毅然とした姿を自分に見守らせて下さい。 自分の存在が、貴方の励みになるなら、何よりの幸せです」 ・・・じわっと涙が出てきました。貴方部分は、貴女変換ですよ。でもって、この時には。ナオジ君ではなく、石田さん本人で思ってしまって・・・思わず「ありがとう」と呟いてしまいました。 はい、また明日からも頑張ります。 ところで。このCDにも、ソングアルバムと同様に、インストゥルメンタルが入っていますが。姫神を思い出していました。 |