まほデミー週番日誌&うたうたいシリーズ

まほデミーシリーズ

うたうたいの恋


魔法学園微熱クラブ

南原兼 ランティス 2002年6月26日 LACAー5112
1.魔法使い見習と使い魔の危険な関係   
2.恋人はきらきらキチクなルームメイト
3.ラベンダーまみれのお風呂タイム     
4.楽しいお着替えタイム
5.いざ、入学式へ   
6.チェリーチェリーな入学式

「番外編」 7.迷い込んで竜の森
「ボーナストラック〜Talk by Cast〜」
8.もしも魔法が使えたら!?(緑川光、櫻井孝宏、千葉進歩、三木眞一郎)
9.愛のモーニングコール(雷人編)   
10.愛のモーニングコール(リューイ編)
11.ボイスキャストロール(オールキャスト)
櫻井孝宏(エンジェル・リューイ・アシュレイ)×緑川光(如月雷人)
三木眞一郎(ノワール)、保志総一朗(モンロー)、森川智之(サー・ウィンター・バイロン)
千葉進歩(マリア・ボルジア)、宮林康(謎の声・校長)
両親の卒業した学園に入学したものの、そこは魔法アカデミー。魔法をまったくと言っていいほど使えない如月雷人は、自分がこの学園にいる意味はないのではないか?とさえ思っている。すぐさま辞めてやる!と思った彼を引き留めたのは、ルームメイトで恋人であるリューイの存在だった・・・・。
そして、今日はアカデミーの入学式。入学式を前に、雷人の部屋ではちょっとしたごたごたが・・。
このお話の前に、雷人とリューイの出会いのお話はあるわけです(^-^)。だもので、このドラマCDは「二人はもうラブラブのカップルです」と言う段階から始まります。
まぁ、できあがったカップルと言うのも楽しいのですけどね・・個人的にはやっぱりシリーズなら、出会いから順番にドラマCDにして欲しかったかなぁ・・。やっぱり、惹かれあうシーンって大事よね(大笑)。それに、その出会いがないものだから、雷人くんの不安や自信のなさが、聞いている私に分からないんです。「これだけ愛されているのになぁ」と。
しかし、雷人君ってば本当、自信なさすぎ。リューイの事を「マイ・エンジェル」と呼んだウィン先輩やら、この先のお話だとノワールさんだとか・・・いろいろ疑ってかかるのですもの。それって自分に自信がないだけではなく、相手も信じていないように思ってしまうのですが。
1枚目と言う事でか、結構盛りだくさんです。学園入学案内の各キャラ毎のメッセージ?が入っていたり、マリアさんと竜をめぐるエピソードだとか・・。欲を言えば、もうちょっと恋愛関係だけでなく、授業だとか、雷人がほうきに乗れるようになったエピソードだとかも聞きたかったですね・・。

魔法学園秘密ガーデン

南原兼 ランティス 2002年11月21日 LACAー5137
1.謎のクラブへの招待状!   
2.甘いハーブにご用心
3.光の天使、ご乱心!   
4.さらわれたエンジェル
5.いざ、微熱クラブへ   
6.秘密ガーデンへようこそ
7.秘密ガーデン営業案内(マリア編)

「番外編」 8.ウィン&マリア外伝「罪は快楽、快楽は罪?」
「ボーナストラック Part1」
9.秘密ガーデン営業案内(カイル編)  
10.デューク・カイルのイリュージョン・コーナー
11.秘密ガーデン営業案内(ウィン編)  
12.ボイスキャストロール(オールキャスト)
「ボーナストラック Part2」 
13.おしおき(?!)トークコーナー(オールキャスト)
櫻井孝宏(リューイ)×緑川光(如月雷人)
保志総一朗(モンロー)、三木眞一郎(ノワール)、森川智之(ウィン)
千葉進歩(マリア)、子安武人(カイル)、宮林康(バツ)
魔法が使えない雷人は、成績の悪さに応じて?週番に任命されている。しかも、学校全体の掃除もしなくてはならない・・。
そんなある日。雷人は、普段はボインボインの女性姿をしているモンローの少年姿を見てしまう。本当の自分の姿を見た者と結婚しなくてはならない・・と言い出すモンロー。
二人がもめているところに、毒使いのマリアが現れて捜し物をしている・・と言う。その捜し物とは、強力な惚れ薬。盗んだとおぼしき人物は、ウィン先輩。まさか、リューイを狙って居るのでは??雷人は、捜し物に協力する事となるが、その夜ウィンの使い魔が現れて眠っているリューイを攫ってしまった。
マシュマロで「俺様」になって、エロエロ(大笑)のリューイになる辺りは、魔法使いって特異体質??と思ってしまいます。
しかし、このシリーズのタイトル、実は1〜3までは「どれが1でしたっけ?」状態に陥ってしまいますm(_ _)m。と言うのも、内容に応じてのタイトルなら分かるのですが、1は聞いた後も「どこに微熱クラブって出てきましたっけ?」(゜゜)\バキッ☆。2は「微熱クラブからの招待状が届いたから、微熱クラブがタイトルね」と思っていたら、秘密ガーデンで(゜゜)\バキッ☆。夢幻パレスにある秘密ガーデンに存在するクラブが、微熱クラブなわけで・・。そういう意味では1〜3って、ごちゃごちゃになりやすい。いや、ちゃんとタイトルコールしていただいているのですが(大笑)。
この2において、一番笑えたシーンは、カイルのイリュージョン・コーナーです。東京都にお住まいの「H・Mくんの願いを叶えて」(大笑)雷人くんが、ノワールさんを押し倒すシーンが入っているんです。これは1から続けて聞いた人だけが笑える仕組みになっています。そう。緑川さんのお願い(大笑)をかなえているシーンだったんですねぇ・・。
後は、1でも思ったのですが。この2に於いても「秘密ガーデンの営業案内」を各キャラクターがしています。そのキャラらしく案内しているんですね。それぞれの案内を聞き比べてみるのも一興かと・・。

魔法学園夢幻パレス

南原兼 ランティス 2003年2月26日 LACAー5156
1.スリーピング・エンジェル!   
2.思わぬ味方!   
3.バイロン郷のゴシップ!
4.迷いのプレステージ!   
5.イリュージョン・デュエル!
6.微熱クラブ入会儀式!   
7.プリンス・キス!   
8.ボイスキャストロール(オールキャスト)

おまけCD
番外編・流れ星一番野郎☆の「シンデレラ☆ゴー・ラウンド」
1.ほうきのお願い   
2.シンデレラの休日
番外編・使い魔のお仕事
3.ノワール編   
4.モンロー編   
5.トークコーナー〜誰の使い魔になって何をしたいか?!〜
櫻井孝宏(リューイ)×緑川光(如月雷人)
保志総一朗(モンロー)、三木眞一郎(ノワール)、森川智之(ウィン)
千葉進歩(マリア)、子安武人(カイル)、高橋広樹(流れ星一番野郎/シュウ)
雷人が微熱クラブに入会する(その場合はウィンの好きにされてしまうかも知れない??)か、ウィンに戦って勝てば、眠っているリューイは無事に返してもらえる事となる。しかし、平和主義者のウィンではなく、イリュージョンマスターのカイル先輩が雷人の戦う相手となってしまった・・・・
番外編は、雷人のほうき・流れ星一番野郎の切ない願い。「一日だけで良い。人間の姿になって、雷人と仲良くしたい」を北の森の魔女がかなえてくれた。その日は皆で遊園地に行くことになっていた・・・。
ごめんなさい・・・このCDは聞いていて凄くイライラしました。途中で何度も聞くのをストップしたくらいです。
おまけの一番野郎くんのエピソードは良かったのですが、雷人がカイルと戦うまでがね・・。無茶苦茶イライラしました。

戦いたくない(戦っても、レベルが違いすぎたら戦いにならないと思いますけど)、だけど恋人を救いたいから、それなら自分を好きにしてくれてかまわない・・と言う気持ちは分からないでもありません。
しかし、自分が戦わなかったなら、恋人(大事な人)がどうにかなってしまうのなら、助けるためには戦うしかないのでは?そこで躊躇するって事は、恋人を真剣に思っていないのでは・・と思われても仕方ないですよね。
「戦うしかない!」と決意を持って宣言した後に「やっぱり駄目だ、戦うなんて出来ない」の繰り返しなんですよ。
もう、どっちなんだよ!!みたいな・・私が短気なだけですか?小説(原作)で読んでいたら、主人公に感情移入が出来て、また違った感じになるんですかね・・。
しかし、このお話で少し見えてきた感じがします。雷人くんは、ただの魔法が使えない坊やではなかったと言うこと。主人公らしく(大笑)実は、凄い才能(自覚とコントロールはしていないが、潜在的に)を持っている・・と言うのがね。
番外編では、遊園地に行ったメンバーのやりとりが面白かったですよ(^-^)。
特にジェットコースターに乗る時に「誰と誰が一緒に乗るか」と言うシーンですね(^-^)。

魔法学園誘惑レッスン

南原兼 ランティス 2003年6月22日 LACAー5183
1.雨の午後の危険な誘惑!   
2.個人授業はいかが?
3.妖しいプライベートレッスン!   
4.流れ星的、森の密約?
5.ダブル誘惑レッスン?その一   
6.ダブル誘惑レッスン?その二
「ボーナストラック」
7.ボイスキャストロール(オールキャスト)
8.トークコーナー〜自分がまほデミーの主人公だったら、誰のキャラにどんなレッスンをしてほしい?〜
櫻井孝宏(リューイ)×緑川光(如月雷人)
保志総一朗(モンロー)、三木眞一郎(ノワール)
森川智之(ウィン)、千葉進歩(マリア)、子安武人(カイル)
高橋広樹(流れ星一番野郎)、鳥海浩輔(キャンディキャンズ)
潜在的に秘めた力はおそらく凄まじいものがあるだろう雷人を無能に見せていた殻は、リューイを守ろうとするあまりに壊れてしまった。その潜在能力に目をつけられ、狙われるかもしれない。イリュージョンマスターのカイルは、そんな雷人の能力を少しでも開花させるべく個人レッスンを行う事となった。
使い魔のモンローと一緒に音楽室に赴いた雷人だったが…。
「おバカ」と言うのが第一印象(゜゜)\バキッ☆。イリュージョンマスターなわけでしょ?>カイル先輩って。
ならば、今目の前で起こっている事象だとかは、彼の魔法だろうと思ってくれよ。読者(この場合は聴いている者)にも、魔法学園の教官が出来るほどの腕前の先輩が相手だと言うのは、分かっているわけで。って言うか、そもそも雷人君もモンローちゃんも、魔法学園の一員でしょ?モンローなんて、使い魔じゃなかったっけ?それなりに魔力の高い(大笑)。
しかも。相手の得意分野が「イリュージョン」だったら、飲み物からごぼごぼと泡が出ようが、何かがはねようが。幻覚だと思わないかなぁ?まぁ、かなり真実みのある幻で、それに簡単にだまされちゃう「子狸くん」だったから、お話は成り立つんでしょうけどねぇ。
今回のお気に入りは、やはり魔法少女みたいな扮装になってしまった雷人くんでしょうか?
その魔女っ子の姿で倒されてしまった魔物さんも、なんとなく間抜けに見えてしまいますけど。あれで、魔法のレベルの特訓になるのかなぁ?と思いつつ聴いておりました。
緑川さんの「もう、十分怖い目にあったんですけど」とぶつくさ言うシーンが、妙に素敵でした。

でも。ふと思ったのですが。マスター命!なノワールさんが、何故「マスターであるリューイ様も、魔法少女の扮装が似合うかもしれない」などと思ってしまったのかしら?しかも、それを吹き出して告白しています。お話の流れとしては、そうとでもしないと雷人が帽子をかぶせてみると言う行動にはならないでしょうが、逆にとってつけたようにも思えてしまったんですね(^^;。

さて。あとは、やはり南原作品!と言うことでしょうね。モンローもノワールになんとなく気があるみたいですし。前回、森の魔女さん(大笑)に人間の姿にしてもらった流れ星一番野郎には、リューイの箒であるキャンディキャンズが登場。もちろん、ウィン先輩とマリア先輩のお話も健在でした。一組だけのカップルで終わらないんですよねぇ。おかげで?メインカップルである雷人とリューイのラブが、少なくなっています。
(南原作品では、ナイトシリーズでは双子カップルが出てくるし。パールシリーズでもお店の他のカップルが出てきていましたよね。そんな具合に、一つのシリーズで一つのカップルとは限らないんですよね。今回も、どうやら多重中継になりそうです(゜゜)\バキッ☆)。

ところで。少し気になったのは、恒例?のキャストロールなのですが。別録りの方もいらっしゃいましたね?でも、それを効果音だとかいろいろ上手く使って、そうとは分からないようにしていますね?こういう「いかにも全員揃ってアフレコしました!」みたいな事も出来るわけなんですねぇ(^^;。お忙しい方ばかりだから、全員揃っては厳しいのかもしれませんが。

魔法学園大運動会 前夜祭

南原兼 ランティス 2003年9月25日 LACAー5207
1.前夜祭はハロウィン★イヴ   
2.前夜祭の魔法★
3.ウィン&マリア外伝「嘘と真実の輪舞」
ボーナストラック 
4.トークコーナー&ボイスキャストロール〜自分が得意だった運動会の種目とは?〜
櫻井孝宏(リューイ)×緑川光(如月雷人)
保志総一朗(モンロー)、三木眞一郎(ノワール)
森川智之(ウィン)、千葉進歩(マリア)、子安武人(カイル)
高橋広樹(流れ星一番野郎)、鳥海浩輔(キャンディキャンズ)
魔法学園の運動会は、ハロウィンに行われる。今宵はその前夜祭。トリックorトリートのお祭り騒ぎの中、雷人&リューイ。モンローとノワール、そして流れ星一番野郎とキャンディキャンズの恋模様が描かれる。
そして、ウィンとマリアの出逢いは、ここ魔法学園の寮ではなかったのだ。二人の出逢いを 今の二人の会話で描いた短編集的なドラマCD。
いや、ここに来て。一つのお話の中にカップルが3つも4つも出現してしまいました。
まぁ。確かに南原作品では、一つの作品の中にカップルが3つも4つも出てきた事は今までにもありました(パールシリーズも3組でしたし。ナイトシリーズも3組。純情シリーズはメインは二組でしたが、円卓ナイトにカップルがあったので。それまで入れると3組クリア(゜゜)\バキッ☆。僕のものになりなさいも、最初は一組だったのがドラマCD4弾になると、これまた3組(^^;)。
関係者全員が、みーんなそういう人ばっかりで。失恋する人がいないと言うのは、良いんですよ。皆ハッピーで良かったね(^-^)と思いますし。ただ、それぞれのHの形を3組分描くとなると。一組に裂く事が出来る時間が短くなってしまいます。だから、どれか一つをじっくり描いて欲しい!!と結局はどれもこれも欲求不満に陥ってしまうんですねぇ(^^;。うがぁ!どうせなら、主人公カップルをじっくり描いて!!などと。パパとミラシリーズのように、外伝と言う形で別カップルをじっくり描くと言う作品があれば、それの方が好ましいかなぁ?などと思ってしまうんです。
まぁ、あれだけ思いっきり続く形式で、一番野郎君のお話も平行して続けられると。実らぬ恋だけど、なんかちょっと気の毒と言うか、気になるよねぇとは思ったりもしますが(気になるんだから、描いてもらって文句を書くと言うのは変ですけど(゜゜)\バキッ☆)。
3組も4組もカップルがあります!も、あまり得意ではありませんが(゜゜)\バキッ☆。
魔法学園のファンの方には、本当に申し訳ないのですが。私は、このままの状態でお話が続くとしたら、ちょっとこのシリーズ苦手かもしれない(^^;と思ったのは。今回やたらと形容詞が多かった事。
特にウィン&マリア外伝では、「うわぁ」と思ってしまったのでした。このトラックが、特にウィン先輩役の森川さんの一人称でお話が進行したせいもあるとは思うのですが。
例えば
「天にはバラ色のハーベストムーン。西の谷から漂ってくる甘いハーブ」
「ジンジャーリリーの群れ咲く月明かりの野辺は、夜も更けて。みだらに熟れ始めたピンク色の月は、今にもはじけそうな果実のようにとろりとした蜜をしたたらせている」
「学園最強のレベルフィフティ、魔法要塞帝国タイターニアの世継ぎにして、黒の詩人と恐れられるスペル使いの私が…」
「美しい闇のマドンナの冷ややかな声音は、ドラゴンよりも固く長い爪で私の心臓を引き裂く」
「エメラルドとまごうばかりのそのグリーンアイは、我がタイターニア王室所有の秘宝、ラクリモーサよりも挑発的な」
もうね、こういう感じでマリアや自分を形容するにしても、なんたらかんたらと甘美かつ叙情的な言葉が付くんですね。
うわぁ、もう分かったから。お願いだから、普通にお話進めて!と思ってしまいました(゜゜)\バキッ☆。
そのくらい幻想的で、うっとりとするのは良いにしても。あまり飾りすぎると、ごてごてして辛いなぁ(^^;となりました。それに、大運動会と言いながら。雷人くんもウィン先輩達も、皆かけっこも何もしていないし(^^;。
まぁ、前夜祭だから。玉入れも騎馬戦もリレーなどもないのでしょうけどねぇ。それだったら、運動会じゃなくて。文化祭でも創立記念日でも良かったのじゃないかなぁ?

魔法学園流星ワルツ

南原兼 ランティス 2004年5月8日 LACAー5276
1.恋するシューティング・スター!★   
2.ノワールの受難★
3.危険な従兄弟同士!★   
4.エンジェル、魔女っ子になる!★
ボーナストラック
5.ボイスキャストロール(オールキャスト)
6.トークコーナー〜流れ星にお願いするなら・・・
櫻井孝宏(リューイ)×緑川光(如月雷人)
保志総一朗(モンロー)、三木眞一郎(ノワール)
森川智之(ウィン)、千葉進歩(マリア)、子安武人(カイル)
高橋広樹(流れ星一番野郎)、鳥海浩輔(キャンディキャンズ)

魔法学園迷宮ロマンス

南原兼 ランティス 2005年5月25日
1.禁じられた遊び1
2.禁じられた遊び2
3.ヴィア・コンバスタの火とかげ
4.妖精王の虹の迷宮1
5.妖精王の虹の迷宮2
6.キャストロール&トークコーナー〜迷・・・子?
櫻井孝宏(エンジェル・リューイ・アシュレイ)×緑川光(如月雷人)
森川智之(アーサー・ウィンター・バイロン)
千葉進歩(ルクレツィア・マリア・ボルジア)
子安武人(デューク・カイル・アシャラ・カリオストロ)
高橋広樹(流れ星一番野郎)、鳥海浩輔(キャンディキャンズ)
鈴村健一(デーモン・ミカエル・アシュレイ)、関俊彦(チェーザレ・アズール・ボルジア)

魔法学園禁断ポエム

南原兼 ランティス 2005年12月21日
1.妖精王の雲の迷宮
2.「イリスの台」の夕暮れ
3.「アルテミスの湖」は忍び足で
4.再会!「ナルキッソスの泉」
5.トークコーナー〜恋人と迷子になるなら、どんなシチュエーション?!
櫻井孝宏(エンジェル・リューイ・アシュレイ)×緑川光(如月雷人)
森川智之(アーサー・ウィンター・バイロン)
千葉進歩(ルクレツィア・マリア・ボルジア)
子安武人(デューク・カイル・アシャラ・カリオストロ)
高橋広樹(流れ星一番野郎)、鳥海浩輔(キャンディキャンズ)
三木眞一郎(ノワール)、岸尾大輔(フランツ(マイク鳥))

うたうたいの恋 vol,1

RUSSEL 2001年12月21日
置鮎龍太郎(加賀ヒカル)×石田彰(真崎アユム)
関口英司(倉木マサユキ)、萩原秀樹(後藤政紀)、永迫舞(優希(ユキ))
山根剛(スタッフ)、山内悠椰(スタッフ)
末永敦亮(スタッフ)、西沢広香(スタッフ)
新人男性デュオ「カノン」のヒカルとアユム。芸能活動の方も好調、もちろん私生活でも同居して好調に?暮らしている。
そんな二人に、月曜9時からのドラマの主題歌と、そのドラマに毎回1シーンだけの出演依頼が持ち込まれた。
あれ?感想書いていませんでしたっけ?と言うのが、正直なところです。
買ってすぐに聴いて。思うところや突っ込み一杯(大笑)のこの作品に対して、いろいろ書いていたと思ったんですけど・・。
感想まだだったのねぇ・・と言うので、引っ張り出して聴いてみたのですが。
ははは・・・やっぱり、突っ込み所満載のサービス精神旺盛な(゜゜)\バキッ☆ドラマCDでしたねぇ。

ドラマ出演を機に、既にカップルであるカノンの二人にいろいろな問題が降りかかる。
アユムの方には、共演者の男性(゜゜)\バキッ☆後藤がちょっかいをかけてきて。ヒカルの方には、アイドルのユキがモーションをかけてくる。それぞれ、そのちょっかいをかけてくる相手を好ましく思っていなくて、傍目にも分かるくらいにらんでいたり、不機嫌になったりしていますが。芸能界で、それってOK??役者じゃないにしても、そういう態度って拙くない?
と言うか、露骨に態度に出ていたら。後藤にしてもユキにしても、気が付くと思うんですけど・・・(^^;。それに、何よりも後藤が接近してきたら、ヒカルの態度が硬化してしまうのですから、アユムも警戒したり。ユキが来るとアユムが嫌がるから、ヒカルももっと断るとか・・・しそうなものなんですけど。
立場的に、彼らが断り切れないと言うのは分かるんですよ。でもねぇ・・・なんとなく、優柔不断に振り回されているだけの二人が歯がゆい!!もっとちゃんとしなさい!!って気持ちになってきます。

一番の突っ込みは、「うたうたい」なのに、歌っていないよねぇ・・(大笑)。これだったら、別にお笑い芸人さんでも良かったんじゃないかなぁ?それだと、美しくないしBLには不向きだから、デュオになったのかしら?
デュオである意味合いは、二人がドラマ出演するにあたって(後藤やユキから距離をおくために)。撮影の時にもマネージャーの車を簡易控え室として使う。人見知りしてしまうと言う理由を楯に、二人だけで行動する事を皆が「ウブで良いねぇ」と認めてくれる要因にあるくらい?ドラマの主題歌を歌う新人が、毎回ドラマの1シーンに(背景として)顔出しするのは、まぁあり得る設定だと思わせてくれたくらいでしょうか?
買った当初、えぇ?と思ったブックレットによると。天才肌のアユムと、努力家のヒカル。二人で一つの魅力を醸し出しているみたいですが・・いかんせん、あのブックレットに載っていた二人のプロフィールが、ドラマからは感じられないのよねぇ・・。
だって、置鮎さんと石田さんが演じていて。石田さん演じるアユムくんは、男性から言い寄られているのに。可愛いタイプで無口・・・無口には聞こえないぞ(大笑)。一方の置鮎さん演じるヒカルくんが、女顔・・・えぇ??そうだったのぉ?ですよ。
何しろ、二人が19歳と言うのはおいといて・・(苦笑)芸能界に、あまり慣れていないヒカルが、記者会見の「頑張ります」と「緊張しています」の二つしか言葉を発していないシーン(このシーンは、がちがちのヒカルの様子が手に取るように見えてきて。置鮎さんが光っていました)。アユムよりも、ヒカルの方が(どちらかと言うと)しっかりしているように見えるのですが、そのヒカルを見てアユムが逆に落ち着いてしまい、記者会見でテキパキと答えている。
無欲で無口な可愛い青年・アユムは、一体どこ??
でも・・・この二人にプラスして、ユキちゃんは19歳なんだから!いくら打ち上げでも、お酒やカクテルは拙いでしょ??未成年なんだもの・・。スタッフ、一体何やってるの??

二つ目の突っ込みは、やはりブックレットかなぁ?白黒印刷のペラペラで(私は、2001年発売のDVDサイズパッケージCDで購入しています)、カノンの誕生までが文章で描かれているんですよ。
え?これ、1だと思っていたけど。それ以前の二人の話ってあったの??・・それって、ドラマになっている?と、探しましたもの。
ひょっとして、自費出版とか別の会社で発売されていて。知らなかっただけか?とか、いろんな事が考えられて。

いや・・BLの醍醐味って、やっぱり紆余曲折を経て、男同士である葛藤などもあって、恋人同士になるまでのお話にある!と思っているんです。そのくらい重要じゃない?それがないお話と言うのは、個人的にはかなりつまらない(゜゜)\バキッ☆。
それがなかったんですよね。で、いきなり出来上がっているカップルとして登場して。その二人の熱々ぶり(死語ですかね?)は、マネージャー公認(しかも、このマネージャーはアユムの従兄弟なんですよぉ??)。
二人の始まりとか、絆を知らないでポンとお話が始まって。始まった途端に、それぞれにちょっかいをかけてくる人物が居て。みっともないくらいにお互いが嫉妬していて。この二人、本当に愛し合っているの?と言う印象を持ってしまいましたよ。
アユムくんなんて、何かあるとすぐに「ごめんなさい」と連呼しているし(^^;。

声優さんは、いかにも敏腕マネージャーの倉木に関口さん。うん、優しそうで厳しい。良い人だね(^-^)。
後藤役の萩原さん(ブックレットが、はぎなんですよ)は、後藤・・・もっと年上かと思っていた(゜゜)\バキッ☆。22歳だったのね・・・。
引っかき回すワガママ娘のユキには、永迫さん。可愛い感じがぴったりです。

そして、主役のヒカル役には、置鮎さん。後藤と仲良く帰ってきたアユムを見て、急に不機嫌になって当たり散らすところと、記者会見のガチガチな様子が秀逸でした。
アユム役には、この頃は確かに受け専属?だったんですね・・と思ってしまった石田さん。この1では、らしきシーンはほとんどなく。あってもキスシーンくらい?で、聴いている方は折角の置鮎さん×石田さんカップルなのにぃ!!と欲求不満ですが。
不機嫌になって当たり散らされ、泣きだしてしまうアユムの可愛らしさが素敵でした。
冒頭のマンションのシーンでも、「怒ってない?」と訊くところがあるのですが。ここ・・絶対に上目遣いに見ているよね。と分かるほど。もう、本当に可愛らしい!!
キャストトークで、なんと置鮎さんが別録音である事が分かっていますが。それでも、この息のあったコンビ。流石のお仕事ですね(^-^)。

うたうたいの恋 vol,2

RUSSEL 2002年2月22日
置鮎龍太郎(加賀ヒカル)×石田彰(真崎アユム)
関口英司(倉木マサユキ)、萩原秀樹(後藤政紀)、永迫舞(優希(ユキ))
滝下毅(ヒデ)、山根剛(インタビュアー)
東久仁彦(司会)、西沢広香(女性コメンテーター)
共演したドラマの打ち上げで、優希と一緒のところを写真週刊誌に取り上げられてしまったヒカル。ヒカルの無実?を信じていながら、どこかで自分を信じ切れていないアユムと。どう言えば良いのか分からないヒカル。
二人の溝は、埋めることが出来るのか?
写真に撮られたと言うのは、厳然たる事実。しかし、何も無かった事を証明する事は難しい。そして、それを信じ抜くことも難しい。
自分も相手も男だから・・・・。自分よりも魅力的な異性に振り向いてしまうのは、仕方がないと思うアユムと、もともとが口べたで。どう説明出来るのかが分からない。自分の言葉は写真と言う事実以上に相手に響かせることが出来るのか?と思って、立ち止まってしまうヒカル。

あぁ・・もう、じれったいなぁ!!また、このアユム君がえぐえぐべそべそシクシクひっくひっく・・時折うぇえええんん!の号泣入りで泣くんですよ。信じられます?朝のワイドショータイムに、ヒカルの失踪を知って。お昼のワイドショーまで泣き続けた・・・
後ろで、いかにも!お昼のワイドショー!が聞こえてきた時に。え?ひょっとして、時間の経過はTVにお任せでやっているけど。これがずーっととなると・・えーっと少なくとも5時間か6時間は泣き続けているわよね・・いい加減鬱陶しい奴!と思ったなら。ヒデさんの台詞で、5時間泣きっぱなしと語られていました。
ここの時間の経過のさせ方は、ちょっと気に入っています。

これで声が石田さんでなければ、一発どついたろうか?あ・・・いや、どつくと言うよりも。背中辺りをパシーンと一発はたいてやりたい(同じ?)って思ってしまいますよ(大笑)
本当に、石田さんでなければ。こういう受けは許せないかも。これぞマジック!の真骨頂だと思っていましたが。
石田さんについては、別館で書いていますので。ここでは省きますが。

キャストさんから、最後のコメントで「居てくれて良かった!」と言われていた置鮎さん。本当にねぇ・・絡みもある今回、置鮎さんが居なかったらどうなっていたでしょう?やっぱり、801シーンは相手と自分の駆け引きですから。相手の呼吸で引き出されるものや、リズムと言うのはあると思うんですよねぇ(^-^)。
息の合った801シーン、素晴らしかったです。
まぁ・・・シナリオなんだから仕方ないって言ったらそうなんでしょうけど・・・でもでも。このシャワールームのシーンって・・この子達って19歳か?って思いますよねぇ・・。かなりの熟練度と言うか、一体ここまでなるには何回くらいプレイしたの?(あ・・失礼。書き方が下品ですね)なんて思ってしまいました。二人で居ると、そればっかりしてました??なんて、小母さんは邪推しちゃいましたよ。

ヒカルが・・・と言うよりも。今回の報道の焦点は、ユキちゃんの方だったと思うのですが。その当のユキが出歩いていて、偶然?にもレストランでアユムに出会う。そして、同じ人を好きだと言う直感でアユムに意地悪するんですよねぇ・・・
この子って、えーっと何歳?なんて思いますけど。このアユムに対しての意地の悪さと言うか、駆け引きの上手さ・・・なんて、芸能界で揉まれて強くなっているのかもしれませんが、ティーンエイジャーのものじゃないよねぇ(大笑)。
でも、ヒカルに伝言・・としてアユムへの挑戦的な台詞。ユキさんの物としては一番好きでした(^-^)。だって、どうせ叶わないって思っているでしょうし・・。それでも、何かしら言わずには居られない!と言う感じがして・・。

おぉ??対抗馬?なんて思ってしまった後藤さんは、今回は完璧な当て馬と言うか(大笑)何しに出てきたんだろう?お騒がせカップルをますます引っかき回してくれました!みたいな(大笑)。うん。下心があるのかないのか・・無いにしても、何となくこの人は、善人面して弱みにつけ込みそうなタイプだから。何もなくて良かった良かった(大笑)。

そして。もう片方の主役である置鮎さん!!お昼のワイドショーに単独で独占インタビューに応じると言うシーンは。私もアユムくんではないにしても、「えぇええええ?」と思ってしまいましたわ(^^;。
だって、1に於いてのヒカルくんのあの何も答えられません!もういっぱいいっぱいです!と言う状態が一番笑えてインパクトが強かったものですから・・。
愛する人を守るために、君は男になったんだねぇ・・としみじみしてしまったのですが・・そのヒカルを好演されていました。うたうたいと言いつつ、歌わないデュオですが(大笑)。置鮎さんのヒカルくんがメインで歌っているのなら、どこかで歌ってくれないかなぁ?なんて思ってしまったのですが・・さてはて・・。

うたうたいの恋 vol,3

RUSSEL 2002年10月18日
置鮎龍太郎(加賀ヒカル)×石田彰(真崎アユム)
関口英司(倉木マサユキ)、佐倉徹(鬼塚)
駅前の路上ライブをやっていたヒカルは、倉木と名乗る男からスカウトされた。
しかし、彼のデビューの条件は。アユムとのコンビを組むこと。しかも!アユムは既にプロのスタジオミュージシャンで。ヒカルにもすぐに分かるほどの才能の持ち主だった・・
えーっと。かけ算表記してはいますが、今回そういうシーンはまるきりありません!
と言うか・・トーク含めて30分ちょっと・・って、どういうCDなんだか?と言うのが一番の感想です。お金・・返してくれ・・と、正直思いましたね。

だって、今日。全員サービスやおまけCDだって、もっと収録時間長いのがあるのよ?
なのに、DVDサイズのトールパックと言うんですか?一般CDのようなCDサイズの入れ物ではなくて、場所も取る大きなサイズ!!ブックレットの紙は一枚だけで、お金かかってません!状態ですが・・折角のメディアなんだから、もうちょっと収録しましょうよ!
半分も入っていないなんて、資源の無駄じゃないかしら?

しかも!!お話が凄く中途半端!ヒカルとアユムがデュオとしてデビューする前の出会いの話だと言うのは、読めば分かります。
でも、はっきり言って。これを買った人と言うのは、1では既にカップルとして成立していたヒカルとアユムが、いかにしてカップルとして出来たか・・・(゜゜)\バキッ☆初801はどうだったのか?に興味があったはずなんですよ。
え?貴方は違います?それは失礼しました・・

えーーっと。ここでは、ヒカルとアユムの初めて!だとか、カップルとして出来上がるまでの経緯を期待はしていませんでした・・とおっしゃる方は無視して、お話を進めていきます。

常日頃から、私はBLの醍醐味の一つは、男同士と言う普通ではない・アブノーマルなカップリングについて、当事者達が悩む部分にあると思っています。
最近は、自分は最初から男が好きなんですぅ!と言うカップル?も増えては居ますが。やっぱり、どうしよう?と戸惑ったり悩んだり。そこの葛藤が一番の醍醐味だと思っていますので。
相手の仕草にドキドキしたり、好きだと自覚するまでの盛り上がりが好きなんです。
だから、折角の置鮎さんと石田さんカップリングのこのお話、1のブックレットに「今までの経過」としてお話がまとめられていた時、とてもがっかりしました。なぁんだ・・もう、既存のカップルとして出来上がっているんか・・・と。

そういう時に知った第三弾。お話の時間軸を思いっきり戻して。二人の出会いを書くと知った時。おっしゃあ!と思いましたね。
アユムの可愛らしさにヒカルがドキドキしたり、初めて抱かれた時にアユムは泣いたんだろうな・・(゜゜)\バキッ☆とか。出逢って惹かれて、山有り谷ありで、男同士と言う困難を乗り越えて来た二人の絆・・・。
1と2では、二人の絆を試されるシーンが入っていましたので。ここはもう!その絆が出来上がるまでが楽しめる!と言うワクワクがあったなら・・。

まるでなかったのよ!え?ここで終わってしまうの?と言う終わり方をしてしまいましたもの。
なんじゃそりゃ・・・ヒカルが、アユムと同じマンションで暮らし始めました。まるで新婚さんのような食事シーンだけ?で、やっとヒカルと呼び捨てにさせるところまでかい!!
まだ、お互いに恋人目線まで行ってないじゃないか!これで不満に思うなと言う方が無理と言うものですよ。
私が若くて、短気だったら。思わずCDプレイヤーか、リモコンをどこかにぶつけるとかしていたかもしれません(苦笑)。
ゲームで何かあったら、コントローラーを投げつけるって方がいらっしゃるそうですね?その気持ちが分かる気がしましたもの。一瞬、何かを投げつけてしまいたい!!一番手近にある関係物は、CDプレイヤーだけど・・これは投げられない。ヘッドフォン付属のリモコンが手近にはあるけれど、これはプレイヤーに接続されているしな・・・投げる物がないじゃないか(゜゜)\バキッ☆

思わせぶりに、倉木さんと鬼塚さんの会話で。アユムの過去に何かがあったっぽい事が語られています。彼が帰ってくるまでに、既成事実を作ってしまおう!となっていますが・・。
既成事実も何もねぇ・・・(^^;
だって、相手を呼び捨てにするだけで真っ赤になるアユム君・・彼がいかにして、2巻であったようなおねだりまで出来るようになったのか・・うみゅ・・それはかなり後から出た4巻に入っているのでしょうか??さぁ・・

うたうたいの恋 4

KNSエンターテインメント 2005年3月24日 AKCIー26028
置鮎龍太郎(加賀ヒカル)×石田彰(真崎アユム)
関口英司(倉木マサユキ)、子安武人(椎名)
滝下毅(ヒデ)、宮下英治(ユウキ)

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