*カセット(レコード)で始まって、CDにもなった作品と言う共通点で。
ロードス島戦記 眩惑の魔石 |
水野良 | 角川書店 | KCー028 | 1989年5月1日 |
A面・・・29分28秒 B面・・・29分32秒 | ||||
竹村拓(パーン)、鶴ひろみ(ディードリット)、坂口哲夫(エト) 菱谷紘二(ギム)、塩沢兼人(スレイン)、森功至(ウッド・チャック) 榊原良子(カーラ(レイリア))、堀川亮(アレス)、荘真由美(リディア) 宮内幸平(村長(アレスの父))、永井一郎(ナレーター) |
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「灰色の魔女」のオリジナルサイドストーリー | ||||
サークレットを外し、カーラがレイリアに戻った時。ギムは倒れ、ウッド・チャックは手にしたサークレットを持ったまま逃げてしまう。魔石が持つ魅力に惑わされてしまったのか? パーンは、賢者・ウォートを訪ねる道中の一つの事件を思い出していた。 |
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あぁ・・・・懐かしいですねぇ・・。 まだ、今のようにドラマCDが月に何枚も出て「どれを買おうか?」って悩まなくて良いご時世でした。ただ、当時は原作を知らなくて買うような事はしていなかったので(苦笑)、作品を知っているのが大前提。しかも一応キャストにこだわって購入したので。 あの当時に、出ていたサウンドシネマのカセットとかブックCDをあれこれ買っていたら、凄く自慢が出来たのにねぇ・・値段を見たらびっくりよぉ!1600円くらいなの(大笑)。今と昔では、購入出来る範囲の制限が違うから、まぁ・・どっちにしても同じなんでしょうけど。 それはさておき。アルスラーン戦記や宇宙皇子と並んで、角川さんがカセットブックの一押しラインナップとした作品が、このロードス島戦記になります。 後にアニメになった時、キャストが一新されてしまい。竹村パーンと鶴ディードと言うのは、カセットブック第二弾までとなっています。アニメによってキャストが変わったカセット(CD)ドラマは、あれこれありますね・・・。 竹村さんのパーンは、ちょっと硬質な感じですかね?固いイメージがあります。でも、あまりドラマCDなどでお声を聴く機会が少ない方なので、ちょっと得した気分で聴かせていただきました。 鶴さんのディードは、良いよね。うん。エルフにこだわっていて、女の子としての立場にはまだなっていないディード。ドワーフのギムにつっかかっていく辺りとか、ディードの勝ち気さが出ているように思います。 スレインの塩沢さんは、年長者として助言がさりげなく出来る大人な役で。落ち着いた声音がぴったり。こういう静かな役も良いですねぇ・・。うっとりです。 そう・・塩沢さんに村長の宮内さん。今はもういらっしゃらない方の演技を聴く事が出来るのは、なんとも言えないしみじみとした思いにとらわれてしまいます。彼らが居なくなってしまっても、代理を務める方は大勢いらっしゃいますが。やはり彼には、彼にしか出せないムードや音域、そして演技。声から連想されるキャラクターの容姿などと言うのは、独特のものがあるからです。 アレス役の堀川さんもまだ若いし。 あぁ・・懐かしい!!やっぱりこのCDの感想は、これに尽きますねぇ・・。お話も、いきなりポンとサイドストーリーから始まるのではなく。本編の大きなエピソードを描いて、そこから「あぁ・こういう事もあったな」と回想としてサイドストーリーに入っていきます。 その手順の踏み方や、効果音、BGMなどの力の入り方にカセットブックの黎明期を感じさせてくれるのです。 ところで。ギム役の菱谷さんと、エト役の坂口さんは。もっと他でお声を聴いても悪くはないのに。舞台の方なのでしょうか?まぁ・・・エトの坂口さんは、あまり慣れていらっしゃらないのか。ちょっと声が浮いているようには思うのですが。エトのほわっとした人格者の穏やかな雰囲気が出ていたようにあるものですから・・・・気になってしまって。 |
ロードス島戦記2 宿命の魔術師 |
水野良 | 角川書店 | KCー033 | *1992年8月31日 |
竹村拓(パーン)、鶴ひろみ(ディードリット) 塩沢兼人(スレイン)、榊原良子(レイリア) 小林通孝(ラスター公)、田中和実(モーブ) 屋良有作(ラーズ)、速水奨(セシル)、永井一郎(ナレーター) |
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入手したのは、スペシャルCDパッケージ。正式な発売日は1989年10月1日 |
ロードス島戦記3 魔獣の森 |
水野良 | 角川書店 | KCー046 | *1992年8月31日 |
草尾毅(パーン)、冬馬由美(ディードリット) 田中秀幸(スレイン)、榊原良子(レイリア)、速水奨(セシル) 戸谷公次(グローダー)、岸野幸正(ムージェ)、矢田耕司(ナダール村長) 大倉正章(ランディス)、柿沼紫乃(エレーナ)、永井一郎(ナレーター) |
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入手したのは、スペシャルCDパッケージ。正式な発売日は1990年6月1日 |
ロードス島戦記4 妖精界からの旅人 |
水野良 | 角川書店 | KCー047 | *1992年8月31日 |
草尾毅(パーン)、冬馬由美(ディードリット) 田中秀幸(スレイン)、榊原良子(レイリア)、速水奨(セシル) 増田有宏(エイビス)、中尾みち雄(ウォレス)、阿部由美子(シェーラ) 井上和彦(エスタス)、永井一郎(ナレーター) |
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入手したのは、スペシャルCDパッケージ。正式な発売日は1991年8月1日 |
ロードス島戦記5 開かれた森 |
水野良 | 角川書店 | KCー048 | *1992年8月31日 |
草尾毅(パーン)、冬馬由美(ディードリット) 鈴木砂織(リーフ)、遠藤武(セルリアン)、中友子(マデラ) 田中康郎(ルーマス)、掛川裕彦(エント) 吉水孝宏(黄金樹)、丸山みゆき(ドライアード) 井上和彦(エスタス)、永井一郎(ナレーター) |
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入手したのは、スペシャルCDパッケージ。正式な発売日は1993年1月9日 巻末に原作者:水野良氏とパーン役草尾毅氏との対談あり |
ロードス島戦記6 復讐の森 |
水野良 | 角川書店 | KCANー1018 | 1993年12月23日 |
草尾毅(パーン)、冬馬由美(ディードリット) 井上和彦(エスタス)、銀河万丈(サルバーン)、林延年(ストラール) 遠藤武(長老)、幸野善之(若いエルフA)、里内信夫(若いエルフB) 小林俊夫(若いエルフC)、永井一郎(ナレーション) |
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巻末に原作者:水野良氏とパーン役草尾毅氏とのいきなり対談PART2あり |
ロードス島戦記 風と炎の魔神
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水野良 | 角川書店 | KCBー0003 | 1995年1月20日 |
1.オープニング・テーマ「風の羽」 2.第一話「ふたりの旅人」 3.第二話「風の部族と炎の部族」 4.第三話「炎の指先」 5.第四話「ヒルト陥落」 6.エンディング・テーマ「炎のラグリマ」 |
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草尾毅(パーン)、冬馬由美(ディードリット) 中村尚子(ナルディア)、池田秀一(カシュー)、藤本譲(ムハルド老) 塩沢兼人(アズモ)、笹岡繁蔵(エフリート)、岡和男(アブール) 一条和矢(ジェラル)、上村典子(おかみ)、室園丈裕(衛兵) 佐藤ユリ(女B)、森功至(シャダム/ナレーション) |
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*ビクターエンタテインメント作品(CDシネマ1)と同じ作品 |
ロードス島戦記 風と炎の魔神
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水野良 | 角川書店 | KCBー0004 | 1995年2月21日 |
1.オープニング・テーマ「風の羽」 2.第五話「ヒルト攻防戦」 3.第六話「ディードの決意」 4.第七話「ナルディアとアズモ」 5.第八話「救出!」 6.エンディング・テーマ「炎のラグリマ」 |
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草尾毅(パーン)、冬馬由美(ディードリット) 中村尚子(ナルディア)、池田秀一(カシュー)、藤本譲(ムハルド老) 塩沢兼人(アズモ)、飯塚昭三(マーシュ)、一条和矢(シュード) 飛田展男(デニ)、笹岡繁蔵(エフリート)、岡和男(アブール) 幸野善之(炎の部族A)、高橋広樹(炎の部族B)、森功至(シャダム/ナレーション) |
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*ビクターエンタテインメント作品(CDシネマ2)と同じ作品 |
ロードス島戦記 風と炎の魔神
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水野良 | 角川書店 | KCBー0005 | 1995年3月23日 |
1.オープニング・テーマ「風の羽」 2.第9話「そして、アラニアへ・・・」 3.第10話「アラニアの賢者」 4.第11話「カーラの陰謀」 5.第12話「砂塵の塔」 6.エンディング・テーマ「炎のラグリマ」 |
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草尾毅(パーン)、冬馬由美(ディードリット) 中村尚子(ナルディア)、池田秀一(カシュー) 田中秀幸(スレイン)、榊原良子(レイリア) 飯塚昭三(マーシュ)、一条和矢(シュード) 飛田展男(デニ)、岡和男(アブール) 結城比呂(セシル)、森功至(シャダム/ナレーション) |
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*ビクターエンタテインメント作品(CDシネマ3)と同じ作品 |
ロードス島戦記風と炎の魔神
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水野良 | ビクターエンタテインメント | VICLー8116 | 1995年4月21日 |
1.オープニング・テーマ「風の羽」 2.第13話「風の精霊界」 3.第14話「それぞれの夜」 4.第15話「砂漠の決戦」 5.第16話「そして、解放されるもの」 6.エンディング・テーマ「炎のラグリマ」 ボーナストラックBGM集が7〜10トラック |
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草尾毅(パーン)、冬馬由美(ディードリット) 中村尚子(ナルディア)、池田秀一(カシュー) 田中秀幸(スレイン)、榊原良子(レイリア) 飯塚昭三(マーシュ)、一条和矢(シュード) 塩沢兼人(アズモ)、岡和男(アブール) 笹岡繁蔵(エフリート)、中田譲治(ジン) 幸野善之(フレイム軍兵士A)、森功至(シャダム/ナレーション) |
究極超人あ〜る |
ゆうきまさみ | 日本コロムビア | 2005年12月21日 | COCXー33513 | |||
1987年2月25日にワーナー・パイオニア株式会社から発売された オリジナルレコード(CD)のANIMEXシリーズ |
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塩沢兼人(R・田中一郎)、神谷明(鳥坂先輩)、笠原弘子(大戸島さんご) 冨永みーな(堀川椎子)、川村万梨阿(西園寺まりぃ)、青野武(成原博士) ゆうきまさみ(兵藤信)、高田明美(西園寺えりか)、知吹愛弓(曲垣剛) 大徳哲雄(松浦先生)、島田満(ユーレイ天野小夜子)、ぶらじる(鰯水等) 川瀬朗(ディレクターの人)、春風亭柳昇(校長先生(特別出演)) |
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作者・ゆうきまさみが、かねてからファンであった山本正之に依頼して作った音楽や歌などをメインに集めたCD。友人達も一緒になって、歌などを盛り上げている。 歌の合間に(゜゜)\バキッ☆あ〜るの世界観を壊さない会話(ミニドラマと言えるのか?)あり。亡き塩沢氏の名演を楽しむ一枚!! |
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『』で書かれている部分が、ミニドラマと言うか会話の部分です。しかも!覚えていたよりも短い!!会話部分のトラックは、30秒以上のトラックってあるのか?と、今回時間を計ってみたなら。ほとんどが20秒台なんですね(大笑)。これで、ドラマCDと言えるのか?と言われたら「・・・言えない」のですが(゜゜)\バキッ☆。あのXAZSAには、最後のトラックにちゃんとミニドラマがあったけど。これはミニドラマすらない。 でも!第二弾の方は、もっと長くなっていますし。なにより、これが成功したから「どらまスペシャル」が作成されたりしたんですよね。そういう意味では、これは価値のある一枚なんですね。 ・・・と言うか。私が塩沢さんのあ〜る君の台詞をあれこれ聴きたかったのよ(大笑)。で、その感想をここで書きたかったから、ドラマ扱いするのよ(大笑)。ま、塩沢さんに神谷さん達は「はっぴぃ・ぱらだいす」でソロパートも歌っていらっしゃるし。 「よいよい、良いではないか」by鳥坂先輩・・・と言うことで(゜゜)\バキッ☆。 歌の方はねぇ・・おちゃらけと言うか、語呂合わせ?が楽しいんですよ。韻を踏んだような言葉の羅列。聞いていると、顔がにやけてしまうんです。特に「やぁ。」と「はっぴぃ・ぱらだいす」のあーる君と鳥坂先輩の歌の部分。あーる君は、ご飯だけで歌詞になっていますし、鳥坂先輩はカメラメーカーが見事に歌詞に織り込まれているんです(今、デジカメなどに押されてしまって、フィルムカメラから撤退したメーカーも何社もあります。そういう意味では、往年のカメラファンにはたまらない歌詞になりそうですが)。歌詞をここに書くことが出来るなら、やっています!と言うくらいですわ。 で。会話の部分(ドラマとは書けない(苦笑))では。 「なるほど。さんごは男の子だったのか」「さんごの節句とは、男の子のお祭りではないのか?」「しーちゃん、そういう人ではない。アンドロイドの人だよ」 「そうか・・・ボクは世界征服のために造られた正義の味方だったのか」 と言う間の抜けた会話を成り立たせる事が出来る声優さんは、塩沢さん以外でどなたなら演じられるかなぁ・・と、今回かなり悩んでしまいました。 「痛いような気がするだけで。本当は痛くない」と無茶を言う鳥坂先輩も、かなり楽しいです。その横暴さは神谷さんならでは(大笑)。 はたまた。まりぃのソロが終わった次のトラックで、いきなり「れーてん!」と言う成原博士。何が零点なのか分からずにきょとんとしてしまったなら。まりぃの歌に点数をつけたわけなんですね。この短いトラックながらも、遊び心!!最高でした。 あとは、当時高校生だったと言う笠原さんのかわいらしさと来たら。もう、たまりませんよ。声が本当に初々しいの!! |
究極超人あ〜る
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ゆうきまさみ | 日本コロムビア | 2005年12月21日 | COCXー33514 | |||
1987年6月25日にワーナー・パイオニア株式会社から発売された オリジナルレコード(CD)のANIMEXシリーズ |
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塩沢兼人(R・田中一郎)、神谷明(鳥坂先輩)、笠原弘子(大戸島さんご) 冨永みーな(堀川椎子)、川村万梨阿(西園寺まりぃ)、青野武(成原博士) ゆうきまさみ(兵藤信)、高田明美(西園寺えりか)、知吹愛弓(曲垣剛) 出渕裕(青島さん)、島田満(ユーレイ天野小夜子)、とまとあき(たわばセンパイ) 開田裕治(島崎くん)、杉山東夜美(生徒会役員)、末次徹郎(生徒会役員) 川瀬朗(ディレクターの人)、春風亭柳昇(校長先生(特別出演)) |
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ある日、池から現れたアンドロイドの人(苦笑)R・田中一郎。彼は春風高校に入学し、光画部員としてさまざまな人々と関わってきたが。 ついに卒業の日がやってきた?! 前の巻同様、「」で囲まれたトラックタイトルがドラマ。山本正之氏の歌、女性陣によるコーラス、音頭、イメージBGMなどなども収録された一枚。 (ちなみに、歌は1・5・7・9・11・14・15です。塩沢兼人さんのソロが11曲目、冨永み〜なさんのソロが15曲目です) |
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いやぁ、なんと言っても。今回はトラック2のドラマ「世界征服しましゃう」をお勧めしたい!!このトラック2「世界征服しましゃう」は、20秒では終わらない(大笑)。立派にお話とは言えないけど、1とは比べ物にならないほど長くなっています。 歌は、トラック1とトラック11、14がお勧めです。 先ずは歌の方から感想を書く事としましょう。 トラック1の「BOY’S SICK」は、川村さん・笠原さん・冨永さんの声優さんと、高田明美さん、そしてシナリオライターとしても有名な島田満さんの5人で歌っていらっしゃるのですが。 川村さん、笠原さん、冨永さんは歌の上手さには定評があるとしても。これを聴いて、私が唸ったのは島田さんでした。島田さんは、帰ってきてしまったはっぴい・ぱらだいすの方でも一部ソロがありますが。まろやかなお声なんですね。包み込むようなソフトなお声。もうちょっと長く歌って頂きたいなぁ・・と思ってしまったほどでした。 トラック11は、あ〜る君の声のまんまで塩沢さんが歌っていらっしゃいます。クラヴィス様の時の歌とも違う、ダンクーガの歌とも違う(確か、アニメ「ダンクーガ」では、獣戦機隊と言うユニットを組んで歌っていらしたんですね。その時にソロも聴いた事があります。うーん・・棚に残っていなかったので、どこぞで売ってしまったかなぁ・・・今考えると、もったいない事を・・しくしく)のほほーんとした歌いっぷり。まさにキャラソンですよ。 ちなみに、帰ってきたはっぴい・ぱらだいすでは、成原博士とあ〜るの讃歌のパートも歌っていらっしゃいまして。そちらは、格好いい田中一郎君とあ〜るくんのギャップを楽しむ事も出来ると言う素晴らしさです。 さて。トラック2の「世界征服しましゃう」では、 「あれは、3年前の冬でした。粉雪舞い散る夜の波止場は、ダルマストーブの赤い火も冷えた心にただうつろ。人気のたえた連絡船の待合室に」 「僕がまだ、基盤の上の集積回路だった幼い日。お父さんは、小さな僕を胸に抱いて言いました」 「繰り返し、繰り返し何度も聞かされた話なのに、忘れていたんですねぇ。僕は・・ 私は、世界を征服し、まるごと父に捧げよう!そう、私はそのために生まれてきたのだから」 「現したのではない。思い出したのだ」 ここですよ。僕は・・までは、あーるくんののほほーん口調だったのに、いきなり「私は!」から超がつくほど格好いい塩沢さんのヒーロー声を堪能する事が出来るんですねぇ。クールですよぉ。このクールな声のために、塩沢さんをあ〜るに抜擢したと言う話があるほどですもの。本領発揮!!と言うところでしょうか? |
究極超人あ〜る
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ゆうきまさみ | ワーナーパイオニア株式会社 | 1990年9月10日 |
A面 1.やぁ。 2.「撮影会の逆襲の巻」 3.BOY’S SICK(HIROKOバージョン) |
B面 1.エクセレント・チェンジ「!究極戦隊コウガマン(テレビサイズ) 2.「コウガピンク危機一発!!の巻」 3.コウガマン・ユンタ |
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塩沢兼人(R・田中一郎(コウガブラック))、神谷明(鳥坂センパイ(鳥頭司令)) 笠原弘子(大戸島さんご(コウガブルー)) 冨永みーな(堀川椎子(究極戦隊秘書))、川村万梨阿(西園寺まりぃ(ヘル・マリィ))、鈴置洋孝(鰯水等(イワッシ将軍)) 古谷徹(曲垣剛(コウガレッド))、鳥海勝美(兵頭真(コウガイエロー))、高田明美(西園寺えりか(コウガピンク)) 青野武(成原博士(大帝王ナリハラ))、とまとあき+エフェクターの山(まぬけ獣)、大森章督(ナレーター) |
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「撮影会の逆襲の巻」・・・新入部員の歓迎会&教育を兼ねた奥多摩への日帰り撮影会に来た光画部。しかし、そこで偶然デート中だった西園寺&鰯水と出くわしてしまう。 「コウガピンク危機一発!!」・・・海にやってきたコウガマン達。しかし、生来の方向音痴を発揮したえりかが迷子になる。そのえりかは、イワッシ将軍に誘拐されてしまっていた・・・・ |
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これは・・・どう説明したら良いでしょうね。このどらまSPECIALの前に、イメージアルバムが2枚出まして。イメージ曲や歌の合間にドラマが入っていました。ドラマパートをメインにし、かつ原作者本人やお友達が演じていたキャラも、プロの声優さんにほぼ(えりかの高田さんだけは、イメージアルバムからそのままです。はい。挿絵やアニメのキャラ設定などで有名な高田さん本人ですよ(^-^))変更になったのがこのアルバム(当時はレコード)でした。なので、歌も1番だけだったり(テレビサイズね)笠原さんのソロになっているのです・・。イメージアルバムの方のドラマも面白かったのですが、曲と曲の間のつなぎ・・と言う感じでしたから。当時は、これでゆっくり聞くことが出来て楽しい・・が一番の感想でしたね。緊迫感のないキャラクターのドタバタ喜劇が、本当に今聞いても楽しいです。 しかし・・・冒頭いきなり「間宮先生の脅威が去って・・」とあっても、どういう脅威だったかなんて、10年以上経過すると(原作読んでから)分からなくなっています(^^;。原作のこのお話の後なんだよ・・と言う意味合いだと考えればともかく。光画部時間やら、いきなり聞いた方に、どこまで笑ってもらえるか・・・は、不明です。あと・・・これはLP(カセット)ならではの台詞が一つ。「裏返ったな、A面B面!」と言うのは、今のCDしかご存じない方にどこまで通じるかなぁ(大笑)。個人的には、好きなカセットです。塩沢さんの間抜けで「元気な無気力」を楽しめる一枚だと思っております!! |
究極超人あ〜る 真夏の一夜漬け |
ゆうきまさみ | ワーナーパイオニア株式会社 | 1991年7月10日 |
1.やあ2 2.DRAMA「あ〜るが来たりて地図を吐く」 3.くちびるにメモリー(歌/笠原弘子) 4.やあ(KARAOKE) 5.くちびるにメモリー(KARAOKE) |
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塩沢兼人(R・田中一郎)、神谷明(鳥坂センパイ)、笠原弘子(大戸島さんご) 川村万梨阿(西園寺まりぃ)、鈴置洋孝(鰯水等) かないみか(西園寺えりか)、兵藤まこ(小夜子)、青野武(成原博士)ほか |
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成原博士のもとで、車検?ならぬメンテナンスを受けてきたR・田中一郎。彼の口から、地図が出てきた。 光画部の過去の部長の予言によると、器械人形が来たりて宝の地図を吐くと言うものがあり。地図の星印がつけられた春風高校に宝が埋められていると言う証なのか?と全生徒を巻き込んでのお宝争奪戦となったが!? |
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冒頭の歌の「2」の意味に、インデックスを記載している時には気が付かなかったんですね(^^;。ところが、歌が始まって(あ〜るの歌は、そのまま歌えるくらいなじんでいますので)「え?歌詞が違う」と一瞬、固まってしまいました。で、ブックレットを見直して「2」の意味に初めて気が付いたと言うわけです(遅いですよねぇ(大笑))。弁解するなら、インデックスなどをタイプする時ってあんまり考えてタイプしてはいないのですよ(゜゜)\バキッ☆。ただ、淡々と目の前にある文字を打っていくと言う感じになるもので、後で「あぁ、そういう事か」と気が付くことも結構あります。 お話としては、まぁまたあの方に踊らされただけと言う感想に尽きますが(゜゜)\バキッ☆。 登場人物、凄く多いんですよねぇ。ブックレットなどでは、メインキャスト以外を「ほか」でひとくくりにしてしまう事が良くありますが。本当にこれは、「ほか」ですね。あちこちの部活の人たちやら、うわさ話をしている学生さんやら。主要人物以外のキャストは少ないのかと思いきや、本当に人物が多い。ナレーションをしている千葉繁さんでさえ、書かれていませんものね。でも、個人的には書いていて欲しかったかも。ゆうきさんやそのお友達が活躍されている前のイメージアルバムとは違うのなら、是非とも書いていて欲しかったかなぁ・・。 後は、あ〜るのオリジナルビデオが出る前に、お祭り騒ぎの前夜祭と言う意味で制作されたドラマCDだったとは記憶してますが。ドラマの途中で、その広告が思いっきり入っていまして。おーい・・・と思っていたりしましたm(_ _)m。 今回も、流石ベテラン!!と思わず膝をたたきたくなるような演技が次々にありました。 先ずは、車検?を終わったあ〜る君が「風邪をひいてしまいました。ず」とそれからしばらくの台詞は、語尾に鼻をすする音の「ず」がつくのですが。このわざとらしさの微妙さたるや。もう大笑い。UFOにさらわれた人の話を小声でした後に、「ご静聴、ご苦労!」と言う鳥坂先輩やら。書き上げていったら、きりがありません。 また、日本語になっていない訳の分からない台詞のオンパレードは、この作品の特徴ですが。もう、聞いていただきたい!と思ってしまうのは、そのイントネーションもあるんですよねぇ。こればっかりは、台詞を書き出してもお伝え出来ないですもの。だから、せめて読んで笑える台詞だけでも書き出してみましょう。 「地球は割り箸のため、熱帯林の破壊の限りを尽くすのです。そして、オゾンホールにチップインバーディですね。温室効果のイチゴはボクは好きです。まだ、食べた事はありませんけどね」 「はい。ショートケーキは好きです。ボクは食べられませんけどね」 「しーっ。亀に耳あり、ショウジョウバエに目ありですよ」 また、このドラマCDでは「CDドラマ」にこだわった台詞も結構ありまして。 「はい。跳び箱を持ち上げました。などと、CDはいちいち説明しなければ動きが分からないから、不便ですね」 「ふっふっふ。CDプレーヤーの前の諸君。何を隠そう。これはただの報告ではないのだ。光画部メンバーの紹介もかねているのだったりするのだ。どうだおそれいったか来たか。あれ?」 しかし、結構動きが分かるCDです。と言うのも、鳥坂先輩がアトミックロドップをあ〜るに仕掛けるシーン。また、鰯水が「え?あ、僕はまだ居たのか?台詞がないから、忘れられているのかと思った。じゃあ君たち、また会おう」と去って行くシーンなど声が右から聞こえて左に動いたり。今は、ヘッドフォンを使用して!と言う3D方式のマイクがありますが。それなんですよねぇ。埃をかぶった本をふーっと吹いて咳き込んだり。そういう動き、解説がなくても分かるドラマです(^-^)。 |