おまけの小林クン&よろず屋東海道本舗&桜蘭高校ホスト部

*白泉社出版の漫画が原作と言うつながりで・・・はい。

おまけの小林クン

よろず屋東海道本舗

桜蘭高校ホスト部


おまけの小林クン  
怒濤のクラスマッチの巻

森生まさみ KSSレコード 2000年5月26日 PICAー7015
INDEX1:怒濤のクラスマッチの巻           
INDEX2:おまけのおまけの小林くん
大谷育江(小林大和)、折笠富美子(小林吹雪)、関智一(小林健吾)、三木眞一郎(小林千尋)

檜山修之(佐藤市治)、並木伸一(佐藤丹治)、天田真人(佐藤参治)、藤田圭宜(佐藤与治)
原沢勝広(日影)、飛田展男(青木担任)、柳知樹(生徒A)、山岸功(生徒B)
小野塚貴志(生徒C)、横手久美子(女生徒A)、浅野るり(女生徒B)、出口佳代(女生徒C)
小林吹雪・千尋・健吾とそれぞれに癖のある3人の小林が居る名物クラス・1−Aに転入してきた小林大和クンは、どう見ても高校生に見えない幼児体型。
クラスマッチに優勝するともらえる賞品「よいこのメダル」を欲しがる大和クンのために、ショタコン委員長吹雪が燃えた。小林クンのために、クラス一丸となって、男女同時優勝を狙うが、問題なのは男子。全員参加が条件となるクラスマッチなのだが、健吾と千尋が参加を拒否しているのだ。

メダルを狙う1ーEのライバル(?!)佐藤4兄弟も巻き込んで、怒濤のクラスマッチが始まった!
これは、「遥か」のために毎月買っていたLaLaで気になった漫画。コミックスを揃えて読んでいる時に、ドラマCDになっている事を知りました。しかも!その配役に「遥か」の青龍コンビがメインで出るとあっては、買わないわけがない(大笑)。
いや・・・そういう理由で買ったのよ。一枚目のドラマCDと言うこともあって、原作コミックスでもいろいろと取り上げてあって気になって気になって。
そうですねぇ・・やっぱり、原作者の森生先生が、コミックの中で書いていらしたのですが、佐藤兄弟(特に長男の檜山さん)が脇ながらも良い味出しているんですよ。原作よりも存在感が増しているようで凄いです。
しかし・・・私としては、健吾はもうちょっとオヤジくさい声で太い声?だと思っていたので、関智一さんではちょっと高いかな?と違和感です。高校生の男の子を演じている大谷育江さんは、最初は、「あれれ」と思っていたのに、聞いているうちに違和感がなくなったのは何故??(いくら幼児体型とは言え、高校生の男子を女性が演じていると言うので、あれれ?と思ったんですね・・)もう、原作を読みながらも「駄目ようぉおおおうお」のあの台詞は、大谷さんのあのイントネーションが浮かんでしまうほどピッタリと言いますか・・それ以外の声が考えられなくなってしまう・・・あの「駄目ようぉお」を聞くためだけでもOKです(大笑)。
CDに張られた「罠」では、肺活量いっぱいに三木さんが素晴らしい声量を聞かせてくれます。(三木さんは、このドラマCDでは別録りだったみたいですが、聞いている時には気になりませんでした)
このドラマCDくらいですよ。ブックレットに「CDは適切な音量でお聞き下さい。不適切な音量でお聞きになりますと、健康を害されるおそれがあります。」って注意書きがあるの(ネタばれですか?)。

で。。。ドラマの感想とは違ってしまいますが。とある企業さんのサイトで、このドラマCDを検索したところ「おまけの小林クン 怒濤のクライマックス」と言うタイトルになっていて、一人で大受けしてしまいました。

おまけの小林クン2  

森生まさみ KSSレコード 2000年11月24日 PICAー7020
INDEX1:「炎の三球勝負」の巻    
INDEX2:おまけのおまけの小林クン〜つなぎの巻〜   
INDEX3:「あぶない夏合宿」の巻
大谷育江(小林大和)、折笠富美子(小林吹雪)、関智一(小林健吾)、三木眞一郎(小林千尋

藤原啓治(小林燕・校長先生・先生)、柴田創一郎(野球部A)、白鳥修馬(野球部B・男子B・四番)
中村俊洋(野球部C、男子A・審判)、戸田亜紀子(宿のおばさん)、山脇小径(女子A)、奥島和美(女子B)
原作に忠実に、「炎の三球勝負」と「危ない夏合宿」が入っています。
「炎・・」の方は、健吾メイン。不良?野球部の助っ人を頼まれた健吾。絡まれている健吾を救おうとした吹雪の髪が切られてしまい・・・野球部の部員VS健吾による三球勝負となってしまった。
「危ない・・」の方は、夏合宿にやってきた大和と吹雪。その合宿でバイトをしていた健吾。そこに、いつもと様子が少し違う千尋が現れた。いつも以上に吹雪や大和に絡む千尋・・。彼の真意は?・・・・
うーんと・・これは・・2002年2月段階で3枚出ている「おまけの小林クン」ドラマCDの中で、ちょっと今一つ・・と言う感じなんですね。私の中で・・。原作に忠実に作ってあるので、原作ファンにはたまらない出来ではあるんですが。
前作でも、おまけ?の部分が楽しかったんですよね(3枚目に至っては、もう最高傑作と言ってもいいだろうおまけ部分が楽しくて)そういうおまけが少なかったからでしょうか?一応、ドラマの間に「おまけのおまけの小林クン 〜つなぎの巻〜」が入っているんですけどね・・。これを書いてしまうとネタばれになりますが、罠を貼ろうとしていた大和くんが千尋くんにやられてしまうあたりが、絶品であります。

おまけの小林クン3 

森生まさみ KSSレコード 2001年10月25日 PICAー7023
1:「お願いお地蔵さまの巻」     
2:「歯医者へ行こう!」〜秋の健康診断スペシャルの巻〜
3:「シャッフルしましょう」
〜お帰りなさいメッセージ集〜   
4:「健吾編」〜夢見がちな小中高生の女の子向け〜
5:「千尋編」〜夢見がちな高校生以上の女性向け〜    
6:「吹雪編」〜夢見がちな男の子向け〜     
7:「大和編」〜お疲れの社会人向け〜
大谷育江(小林大和)、折笠富美子(小林吹雪)、関智一(小林健吾)、三木眞一郎(小林千尋)

藤原啓治(小林燕)、岩居由希子(斉藤あげは)、柳沢栄治(校長先生)
田中完(霧谷先生)、野島健児(早々先生)、高森奈緒(大和の母)
原沢勝広(日影)、今井麻美(女生徒A)、町井美紀(女生徒B)、渡辺明乃(女生徒C)
読者声優:岡小夜子(女子A)、角田みちる(女子B)
原作でも名作と名高い「お願いお地蔵様」を筆頭に、オリジナル部分が楽しい「秋の健康診断スペシャル」とおまけの「シャッフルしましょう」、4人の小林’sからの「お帰りなさいメッセージ」が入ったお得な第三弾CD。
「お願いお地蔵様」のあらすじは、2年の進級を前にクラス替えの話が持ち上がり・・。あまり自分の希望や欲求を口にしないで我慢してしまう大和の為に、校長先生が考えた方法とは?・・・・
「お願いお地蔵様」は、原作を読んだ時には、吹雪のお父さんのお話と同じく泣いてしまったお話なんですよね>どうも最近、涙腺が緩いんですけど・・年のせいでしょうか?
それがねぇ・・あらすじ知っているせいか・・ドラマCDでは泣かなかったなぁ(゜゜)\バキッ☆。
「秋の健康診断スペシャル」は、原作ではクラス替えが終わった春の健康診断で・・と言うお話なのですが、何故か秋と銘打っていますな。新担任の小林燕先生や、燕先生を慕うあげはも登場しているのだから、秋でなくても良かったと思うのですが・・(^^;。まぁ・・おはぎの話が出てくるので、秋じゃないとまずかったのでしょうか?(春だとぼたもちね)。さてさて。この「健康診断スペシャル」の中では、大和の夢の中で出てくるシーンが最高に笑えます。あのばい菌役は、絶対に三木さんは楽しんで演じていらっしゃると思ってしまうくらいです。
あとは・・CDのブックレットにシナリオが載っている「シャッフルしましょう」。シナリオが載っている分だけ、次にどういう台詞が来るのか分かってしまうわけですが、私の想像力を覆すほどの名演技。いやぁ・・無茶苦茶楽しいです。このCDは、健康診断スペシャルの夢の部分とこのシャッフルしましょう・・・のコーナーだけでも「買い」です。でも・・このシャッフルしましょうのコーナーで、関智一さんが(普段は三木さん演じる)千尋を演じている感じになるのですが、違和感がなさすぎ。・・やっぱり、健吾には関さんじゃ声が高いのかなぁ・・って性懲りもなくまた思ってしまったのでした。

よろず屋東海道本舗
花とゆめ応募者全員プレゼント
オリジナルドラマCD

冴凪亮 全員応募者プレゼント 2001年7月
1 長編ドラマ「懐かしさのかけら」
2 ミニドラマ「よろず屋」vs「APP」
 part1 CM対決・・・!?
 part2 ペット・パニック!!
石田彰(志摩義経)、千葉進歩(駿河香)、置鮎龍太郎(APP)

子安武人(八神幸伸)、野田順子(緋村深久)
高瀬右光(深久の父)、三石琴乃(深久の母)、遠近孝一(沙山裕太)
松来未祐(ナレーションA)、小形満(ナレーションB)、尼子真理(通行人の女性)
香が、CMのオーディションを受ける現場に行った志摩は、香の控え室が荒らされているのを見てしまう。
単なる嫌がらせか?香は「放っておいてもかまわない」と言うが、香本人に害が及ぶのを恐れた志摩は、犯人捜しをする事になる。その捜査線上に浮かんだのは、オーディションで香に対して宣戦布告した子役の深久だった・・・。
お話的には、よろず屋東海道本舗として出ている3枚のうちで1番好きなお話になります。唯一、志摩が子役の深久を犯人だと決めつけて行動する以外は・・。
だって、証拠も何もない。宣戦布告しただけで、疑われたらたまったものじゃないです。犯人扱いなんて・・あんまりですよ。
李下に冠を正さずと言うかもしれませんが。芸能界という生き馬の目を抜くような世界だったら、堂々と宣戦布告する少年って、いっそ気持ちいいじゃないですか?
なのに、あいつが怪しいって言うだけで「正直に話したら、許してやる」とか言われなくても良いじゃないか・・って。
そういう意味では、このお話前半の志摩くんは、嫌いです。
・・・そりゃね。石田さんが演じたキャラは嫌いになりたくはないですよ?でも、石田さんだったら全てがOKと言う感想は書きたくありませんm(_ _)m。ごめんなさい、それは譲れないんですよ・・・。

さて。お話的に一番好きと書いたのは、志摩を構成するキーワードである「家族」が前面に出ていること。香の控え室を荒らした犯人が誰だったのか・・と言う事件解決だけではなく、ライバル?の深久の母の謎についても解決している。
一つ?の長編ドラマで、二つの事件を解決しているのですが。それが、オーディションの結果ともども最後まで聴かせてくれる要素になっているからです。
犯人を放っておいてもかまわない・・・と言う香が、「もっと良い仕事をしたら、こんな事をしたヤツも文句を言えなくなる。そのくらいビッグになれば良い」と言うシーンがありますが。それは、確かにそうかもしれないと思います。中途半端に手が届く相手だと思うから、ねたみや嫉妬と言う気持ちが出てくる。なんとか蹴落としてやろうと言う気持ちも芽生えるのかもしれない。
例えるなら、昨日まで隣のお姉さんだった人がスカウトされて、芸能界で人気者になる。親近感はあるかもしれないけど、スカウトされたのが自分だったら?運が良いだけじゃないよ・・と言う辺りから、ねたみは起こってくる。これが、手の届かないようなビッグな俳優さんや女優さんになると、住む世界が違うし・・と思ってしまう。そういうものかもしれませんね。
後半の深久の母の謎は、なんとなく希望が持てる終わり方で。ハッピーになれたら良いねと思ってしまいます。
でも、このお母さんの「苦しくても、やるべき事を最後まで諦めずにやり通せたら。その時には自分に休みをあげる。そうする事で、苦しかった事の中にプラスの部分がきっと見つけられる」「頑張ってやり遂げたから、プラスに繋がった」と言う台詞は好きですね。
私なぞは、自分にご褒美と称して(大笑)しょっちゅうダラダラしたり、買い物したりしますけど(゜゜)\バキッ☆。
ただ、やり遂げて全てが上手く行くとは限らないでしょうが。それでも、やらないよりはやった方が、何かに繋がると信じたいものです。

香役の千葉さんが、深久に「芸歴長いと、貫禄が違う」と言われて。ぼそっと「じじいって事かい」と言うシーン。
そして、香が受けているのが口紅のCMオーディションだと知ってからの、志摩の大焦りと「似合うかも」と、ドギマギしながらつぶやくシーンは。かなりのお奨めです。

おまけのAPP対決は、なんなんだか?と言う間に終わってしまって。本編とは違って、声優さん達もアドリブを入れているみたいですね。シナリオと読み比べるのが楽しかったです(^-^)。ただ、置鮎さんはドラマCD第一弾の後半で、APPメインのお話で演じた以外は、ずーっとおまけ的存在で。ちょっと勿体ないかなぁ?って。折角、APP出すんだったら。もっと本編でAPPと絡むお話にしたら良かったのにな・・と思っておりましたm(_ _)m。

よろず屋東海道本舗

冴凪亮 マリンエンタテインメント 2000年8月22日 MMCCー7011
第一話「真綿色の悪夢」
1:依頼ー出会いー    
2:撮影スタジオ     
3:ユキノブ    
4:もう一人の「香」、志摩の過去
5:勝負はこれから    
6:CM1「スパークリングウォーター[B−COOL]」

第二話「聖夜の訪問者」
7:屋敷     
8:ほとりの依頼     
9:事件     
10:混乱     
11:APP
12:暴かれた工作     
13:依頼完了
14:おまけコント「駿河香の『怪しんぼうバンザイ!』」   
15:CM2「よろず屋東海道本舗」
石田彰(志摩義経)、千葉進歩(駿河香)

子安武人(八神幸伸)、浅野真澄(安西いずみ)、高木渉(宮沢淳)
志村知幸(志摩の父親)、佐々木健(カメラマン)

置鮎龍太郎(日向周平・APP)、榎本温子(小林ほとり)
山口由里子(小林杏子(ほとりの叔母))、小西克幸(高城哲郎(ほとりの従兄))
田中正彦(院長(ほとりの父))、木村郁絵(使用人A)、松来未祐(使用人B)
何者かの妨害か?嫌がらせか?モデル駿河香からの依頼を受け、なんでも屋(よろず屋)の志摩義経は、彼の護衛についた。
身内に犯人が居ると思った彼は、香の恋人として撮影現場に同行する。
そして、クリスマスイブに大病院の院長が娘ほとりと親友の息子・日向周平の婚約発表を行う事になった。ほとりの身の安全を守る事と、危ないところを救ってくれたAPPに会いたいと言うほとりの依頼を叶えるために、「よろず屋東海道本舗」は調査に乗り出した。二つの話を収めたドラマCD。
そうですね・・・・お話としては、ちょっと底が浅いというと暴言になるかもしれませんが。もう少しひねってくれても良かったかなぁ・・・・と言う感じなんですよ。
香を狙った犯人は、いかにもマネージャーの八神だと思わせておいて、実は・・・・と言う件や、ほとりを狙った犯人の見つけ方と言うか・・。まぁ、ドラマCDで謎解きをメインにしているわけではないので、これが限界かな?と言う気持ちはあるんですけどね。さりげなく台詞の中にヒントを入れておく・・・。でも、なんとなくこいつじゃない・・・と言うのは、聴いている方にも分かるんで(^^;。
でも、そんな「ちょっと謎解きと言うか、話は安直に解決しちゃったな」と思ってしまうのも、ドラマが良いからなんですよね。だから、もうちょっと詳しく聞きたい気持ちにさせられる。実際には、会話の中ですぐに「犯人は分かったぞ」となるから、欲求不満に陥ってしまうんですよね(^^;。

さて。このドラマCDでは、第一話の方の志摩の女装シーンは、石田さんファンは必聴だと思います。そんじょそこらの女の子よりも、よほど可愛い(゜゜)\バキッ☆。最初に聴いた時には、「男の人なのに、なんでこんなに可愛い少女を演じるのよ」と思いましたもの。
もっとも、本当は男ですから、つねられたりすると「勝負すっか、コラ」と内心ですごんでみせたりしているんですが・・・。実際の女の子でも、このくらいの凄みと言うか、口の悪さはあると思うんですよね・・・。おそらく、志摩が本当に女の子で、モデル仲間のいずみとやりあっていたなら、このドラマに収録されているシーンよりもっともっと凄い事になっていたはず(大笑)。大奥の世界と言うか、男の人が居ない世界って、凄くえげつないところ(事)ってあると思いますもの(大笑)。

第二話の方では、長髪のかつらをつけてAPPの扮装をしないと、自分に自信が持てない日向役の置鮎さんの消え入りそうな暗い演技が笑えます。置鮎さんなんだから、きっとこれだけでは終わらない・・・って、配役見たらAPPって言うのはバレバレだから、すぐに分かる話なんですけどね(^^;。

他では、やはりおまけが楽しいです。スパークリングウォーターのCMも「いかにもありそう」なCM文句で、あぁ、映像で見てみたいと想いましたし。よろず屋の方も結構笑えるものでした。石田さんが本編よりも命をかけたと言い切った「怪しんぼうバンザイ」も繰り返しの楽しさがありました。
もうすぐ30歳なのに、一番年下の役で戸惑ったと言う千葉さんが、正直で良いなぁ・・・(゜゜)\バキッ☆いや、確かに志摩さんと香さんのシーンって、志摩さんの方が年下に聞こえるんですもの(゜゜)\バキッ☆。

よろず屋東海道本舗U 
心の糧

冴凪亮 マリンエンタテインメント 2002年5月24日 MMCCー7024
1:弥一からの「依頼」     
2:鬼海家      
3:なくしたもの
4:かけられた疑惑

5:ピンチ      
6:たいせつなもの
7:心の糧       
8:ミニドラマ1「いらないもの屋」      
9:ミニドラマ2「ペアで挑戦!悶絶フードファイト」
石田彰(志摩義経)、千葉進歩(駿河香)

檜山修之(筑前弥一)、徳丸完(鬼海和武)、小松由佳(桃子)
豊口めぐみ(千鶴)、平田広明(友妻)、置鮎龍太郎(APP)
金月真美(狩野真由子)、園部好徳(十桝英二)
刑事の弥一から、宝探しの依頼が来た。昔、弥一が世話になった鬼海老人の家に宝の地図があると言うのだ。
鬼海老人は「唯一信頼している人が書いた地図だから、絶対にある!」と言い張るが、それらの場所は雑草が生い茂っていた。
うーん・・・ドラマCD第一弾の時よりも、お話としては面白くなかったような(゜゜)\バキッ☆。
途中で、宝の在処が分かってしまった事と、友妻の正体がすぐに分かった事。それに尽きるかな?こういう推理ものって、或る程度聴きながらお話を楽しみたいのに。結末が見えてしまうとねぇ・・。
第一弾の時も思ったのですが、お話にもう少し膨らみがあったらなぁ。。。推理と言う点だけではなく、お話の幅と言うか、ストーリーとしての充実感・・。
パッと聴いただけでは、ちょっと無鉄砲で、人との絆を大事にしている熱血漢の志摩と。そんな志摩を大事に思っている香。二人を暖かく見守っている弥一に加えて、今回のゲストキャラ?である、鬼海老人や孫の千鶴の関係も、ちょっと表面をなぞっただけ・・と言う感じがしてしまうんですよねぇ・・。

ま。そんな事はともかく。お互いがお互いの事を大事に思って、相手の気持ちや無事を優先させたいと願っている。しかし、その思いばかりが先に行きすぎてしまって。自分が無茶をした時に、相手に与える衝撃やつらさの事は思っていない。ちょっと一方通行的な思い遣り、それは青春の特権のようなものかもしれない。それが大事な時期ってのがあるんだよ・・・と言うお話でした。
個人的に、かなり気になったのは。タイミング良く現れた弥一さんと(゜゜)\バキッ☆、その時に人格が変わったように銃口を向けている香・・でしたね。
確か、モデルとしての香と普通の時の香では、ちょっと人格が変わっている・・と言うのがあったように思いますが(原作読んだのが、かなり昔なので。ちょっとうろ覚え(゜゜)\バキッ☆)、それを周囲の人が何も言わないで見ているだけ・・とか、弥一の登場がかなり唐突だったかなぁ・・みたいな・・(^^;。

うん・・キャスト的には、かなり満足度の高いCDになるんですよね。主役の熱血少年に石田さん。その相棒が千葉さん(確か、一番年下の設定でしたよね)・・は今回も、やっぱり志摩さんの保護者と言うか、年長者に聞こえてしまって・・の優しげな声は嫌いじゃないし。
彼に犯人が捕まったなら、犯人の安否を心配してしまいそうな(大笑)刑事に檜山さん。「義経、てめぇ・・国民の安全を守る慈悲深きこのオレ様を信用出来ねぇだと?松本の野郎!!覚えてやがれ!!とっ捕まえたら、全てにおいて後悔させてやる・・」と唸るシーンは、怖いし・・・志摩と香の独り言ではありませんが、絶対に刑事だと見てもらえないだろうし。ワルにしか見えない。自分を慈悲深き・・って、言うなよ(大笑)。平田さんの友妻は、さりげなく登場したけど、何かありそうな雰囲気プンプンだし(だって、平田さんで単なる委託人じゃないはずだもの)。
おまけのミニドラマでは、ここでだけ出演ですか?のAPP役の置鮎さん・・。絶対に「要らない」と言うか・・それって、言葉変えているだけじゃないか・・の品物を売りさばくペテン師にぴったりでした。
悶絶フードファイトは、食べまくっている皆さんの演技に、ご苦労様でした・・と頭が下がってしまいました。・・その前に、真由子さんが読み上げるメニューに「・・入らない・・と言うより、食べたくない」と思ってしまうんですよね(^^;。

桜蘭高校ホスト部
きらめきCDーPACK

葉鳥ビスコ LaLa応募者全員サービスオリジナルドラマCD 2004年1月
1.長編ドラマ「桜蘭高校ホスト部 ハルヒ入部編」
2.ミニドラマ「Let’s 闇鍋パーティー!!」
3.おまけ「至福のおやすみメッセージ集」
久川綾(藤岡ハルヒ)、緑川光(須王環)
諏訪部順一(鳳鏡夜)、保志総一朗(常陸院光)、鈴村健一(常陸院馨)
大谷育江(埴之塚光邦)、津田健次郎(銛之塚崇)


荒木香恵(綾小路)、小林由美子(女子生徒1・6)、今井麻美(女子生徒2・7)
奥真紀子(女子生徒3・8)、落合祐里香(女子生徒4・9)、富坂晶(女子生徒5・10)
桜蘭高校に特待生として入学したハルヒ。生徒のほとんどが金持ちの子弟の学校内で、静かに勉強出来る場所を求めてやってきたハルヒは、しかし入った先で壺を壊してしまう。ホスト部の備品であるその壺の代金は、とても庶民のハルヒが払える額ではなかった。身体で払え!と言う事になり、ハルヒは無理矢理ホスト部に入部させられてしまうのだった・・・・
このあらすじって、本当に触りの部分なんですよね。ハルヒ(主人公)がホスト部のメンバーになったきっかけでしかない・・・。
このお話の面白さは、6人のホスト部のメンバーが個性的であるところでしょう。しかも、私達にはお馴染みのカップラーメンやインスタントコーヒーを「庶民の味」として、挑戦するシーンなどなんですよねぇ・・・。特に原作でもそうなんですが、環の勘違いと言うか「お父さん」状態と言うのがねぇ・・(大笑)。

桜蘭高校ホスト部
うきドキCDーPACK

葉鳥ビスコ LaLa応募者全員サービスオリジナルドラマCD 2004年9月
1.長編ドラマ「桜蘭高校ホスト部・れんげ登場編」
2.ミニドラマ「Let’s かき氷パーティー」
3.おまけ「悦楽のおやすみメッセージ」
久川綾(藤岡ハルヒ)、緑川光(須王環)
諏訪部順一(鳳鏡夜/一条雅)、保志総一朗(常陸院光)、鈴村健一(常陸院馨)
大谷育江(埴之塚光邦)、津田健次郎(銛之塚崇)


前田沙耶香(宝積寺れんげ)、石井康嗣(れんげの父)

小林由美子(女生徒)、今井麻美(女生徒)、富坂晶(女生徒)
早水リサ(女性徒)、奥真紀子(女生徒)、服部加奈子(女生徒)
成田理絵(女生徒)、音羽操(女生徒)・・・このお二人は読者さん声優

武内健(D組生徒)、鈴木達央(D組生徒)
女性向けゲームをプレイしていた宝積寺れんげは、父親の取引相手の家族写真を見て叫ぶ。
「私の王子さまがいましたわ!!」
ゲームキャラである一条雅に似ている?と言う理由で、鳳鏡夜の許嫁と称してホスト部に介入してきた彼女は、実写版うきドキゲームをホスト部のメンバーで撮影しようとするのだった。
他、夏休みの登校日。ホスト部キング・環が全員を招集した。庶民の夏の味・かき氷を食べよう!と。そのトッピングは、それぞれの好みに応じたものだと言うが・・。オリジナルのミニドラマなどを含めたLaLa応募者全員プレゼント・ホスト部ドラマCD第二弾。
いや。本当にこれを応募者プレゼント・・・期間を逃してしまった方が聴くことが出来ないと言うのはもったいないなぁ・・と思うんですよ。ドラマCDとして市販の商品になってもおかしくないくらいの出来だと思います。
まぁ、ちょっとキャラの魅力と言うか、個性が飲み込めないと「どこが面白いか」が分からないかもしれませんが(特に無口なモリ先輩のおやすみメッセージが面白い辺りやナレーション担当のお約束などは)。

今回のドラマCDでは、原作でもかなりのインパクトを与えたれんげちゃんエピソードです。彼女がやっているゲームって、なぁんとなく「ときめきメモリアルGirl’s Side」っぽいんですよね。その猫を可愛がった王子様(大笑)が、ホスト部でキングやっている辺りも、声優さんファンならツボポイントではないでしょうか?
音のない原作では、キング(殿)・環が暗くなって、いじけてしまうシーンなどはダークな黒雲しょっているくらいなのですが。こうして音になると、緑川さんのくら〜い「ドナドナ」の唄が、そのいじけっぷりを見事に表現していると思います。音がつくって、こういう楽しみも出来るのね・・と感心しておりました。
LaLaプレゼントのCDの楽しみの一つは、シナリオですが。メイン音声ではない後ろの方でも延々と会話をしている時は、あれはアドリブなんでしょうか?シナリオには載っていない会話をキャラが続けているんですよ。それが、本当に普通に会話を続けている感じで、「シナリオ・・・本当は声優さん用のは別にあったのじゃないの?」と思わせるくらい自然にキャラとして会話になっているんです。
シナリオ通りのメイン音声以外の台詞も、妙に耳をそばだてて聴いてしまっておりました。こういう楽しみが出来ると言うのも、シナリオ付属だからこそですね(^-^)。

桜蘭高校ホスト部
わいガヤCDーPACK

葉鳥ビスコ LaLa応募者全員サービスオリジナルドラマCD 2005年9月
1.長編ドラマ「桜蘭高校ホスト部・ドキッ!身体測定編」
2.ミニドラマ「もしも環以外がハルヒに扮していたら」
3.ミニドラマ「オペレーション・クマちゃん」
4.読者シナリオ「関西弁キャラに挑戦!」
5.おまけ「清爽☆おはようメッセージ」
久川綾(藤岡ハルヒ)、緑川光(須王環)
諏訪部順一(鳳鏡夜)、保志総一朗(常陸院光)、鈴村健一(常陸院馨)
大谷育江(埴之塚光邦)、津田健次郎(銛之塚崇)


風間勇刀(九瀬猛)
志村知幸(野武)、中川里江(女医)、沢城みゆき(藤宮の君)

奥真紀子(女生徒・ナース)、落合祐理香(女生徒・ナース)、服部加奈子(女生徒・ナース)
小橋知子(女生徒・ナース)、足立友(女生徒・ナース)、大谷美貴(女生徒・ナース)

鈴木達央(男子生徒・医者)、河野裕(男子生徒・医者)
山中真尋(男子生徒・医者)、三浦潤也(男子生徒・医者)
桜蘭高校の新学期・・・と言うことは、春の身体検査がある!身体検査で、洋服を脱いだならハルヒが女性である事がバレてしまう。
なんとかして、ハルヒが女性である秘密がばれないようにホスト部は「フォーメーションA」計画を実行に移した。それは、環がハルヒになりすますと言うものだった。
全員プレゼントCDで、このボリューム!!毎回、LaLa関係のドラマCDの褒め言葉で書いている気がしますが。読者からの応募シナリオで、関西弁に挑戦したり。漫画の連載でのエピソードであった身体測定のお話のドラマ化と、その後日談としての「もしも・・」。そして、環愛用のクマちゃんぬいぐるみがほつれてしまってのエピソード。
なによりも、ホスト部に対抗意識を燃やしているアメフト部の九瀬先輩の野望を打ち砕く「ホストレンジャー」の話と、本当におまけにしておくには勿体ない!!ほどのボリュームです。

全員プレゼントのオリジナルで、しかも3枚目のこのCDでは、キャストの皆さんも本当にぴったり!と言う感じで。楽しく楽しく聴かせていただきました。
ホスト部お約束の環の「〜にゃ」発言や、お父さん発言に鏡夜母さん・・・。もちろん、常陸院兄弟のぴったりのタイミングの会話や、ひたすらに可愛いハニー先輩と寡黙なモリ先輩・・音で表現されたホスト部!と言う感じです。

ハルヒ役の久川さんの可愛らしいだけじゃなく、環の言動に鋭く冷静に突っ込みを入れるところ。結構ざっくりとした性格を現す「ホッチキス」での繕い物。気のない変身シーンなど、こういう子が側にいたら、本当に学生生活が楽しかろうと思って聴いていました。
緑川さんの喜怒哀楽の激しい「殿」のセリフは、今回もテンション高く。関西弁に時代劇調、さまざまな演技の要素を求められて、大変だっただろうなぁ・・と思っております。
今回の緑川さんの一押しセリフは、「大丈夫。守るよ」とハルヒに囁くところでしたねぇ。もう、こんなに甘い声で囁かれたなら。うっきゃあああ!と叫んでしまいそうなくらいです。あ、もちろん。他の「〜にゃ」や「ハルちゃん・・ばれちゃった。えへ」と戻ってくるところや、ホストレンジャーでのアドリブなのか?シナリオに掲載されていないセリフの数々。本当に最高です。

保志さんと鈴村さんの周囲を煙に巻く双子のぴったりの演技。ホストレンジャーの殿とのやりとりが、結構笑えました。腹黒い参謀の諏訪部さん。諏訪部さんでは、もしも・・トラックの鋭く突っ込みを入れる辺りが、聞き所ですね。
可愛いハニーの大谷さんは、こういう可愛い男の子をやらせたら天下一品ですよねぇ(^-^)。その寝起きの悪さと、うさちゃんを傷つけられての怒りのシーンは迫力ありましたが。大谷さんでは、ホストレンジャーのナレーション部分の訳の分からない説明が、素晴らしかった。
また。このドラマCDならではのお約束。寡黙なキャラだから、ナレーションを担当していると言うモリ先輩。眠くなると、素晴らしく臭いセリフを吐きまくり・・のシーンでは、それまでしゃべれなかった分を取り戻すかのように、津田さんが大熱演!です。

しかし。今回は、九瀬先輩の風間さんも忘れてはいけませんね(^-^)。いやぁ、あのオレンジ様信奉者である九瀬さん。その馬鹿馬鹿しいまでのハイテンションっぷりが素敵でした。
ホストレンジャー自体が、オリジナルであった事も含めて(オリジナルだと、初めて聴きますしね)本当に新鮮で楽しかったので。ホストレンジャーの方をメインにしてくれたら、もっと楽しめたかな?と思っています。

桜蘭高校ホスト部 
アニメ
ドラマCD

葉鳥ビスコ 月刊LaLa応募者プレゼント 2006年9月到着
1.長編ドラマ
2.おまけドラマ
坂本真綾(藤岡ハルヒ)、宮野真守(須王環)、松風雅也(鳳鏡夜)
鈴村健一(常陸院光)、藤田圭宣(常陸院馨)
齋藤彩夏(埴之塚光邦)、桐井大介(銛之塚崇)


渡辺智美(子ブタ)、三瓶由布子(女生徒)、高垣彩陽(女生徒)
小野涼子(女生徒)、椿理沙(女生徒)、成田紗矢香(女生徒)
石塚さより(女生徒)、浅井清己(女生徒)
本日のホスト部は、牧場?をテーマに接待を繰り広げていたが。鳳グループから貸し出された動物の中に、檻に入れられた子豚が居た。その子豚の人間嫌いをなくそうと、殿こと環ははりきるのだった・・。
おまけドラマは、大トロをハルヒに食べさせてやりたい環は、船をチャーターして外国で釣りをする事になったが・・。
アニメ版キャストによる、月刊LaLa応募者全員プレゼントドラマCD。アニメは、友人に録画してもらった分を見ただけで。それ以外の私のホスト部と言うのは、アニメ化の話の前のオリジナルキャストのドラマCDのイメージがかなり強くて。(先月も聞き返していたものですから)最初聴いた時には「あぁ、このセリフを緑川さんが言っていたら、どう言っていたかな?久川さんの冷静な突っ込みだったら、どうなったかな?あ・・常陸院兄弟って、鈴村さんが役変わっているけど、まぁこの二人はあまり差がなかったし(゜゜)\バキッ☆。あ、モリ先輩は無口な分、あまり変化ないや」などなど、以前のドラマCDと比べて聴いている自分が居ました。

しかし。キャストは変わっても、ホスト部はホスト部。ハルヒをかまいたいお父さんの環くん。冷静な突っ込みを入れる鏡夜くん。ぼそっととどめ(゜゜)\バキッ☆の一言を言ってしまうハルヒ。CDだからか?馨と光の差って、あまり明確には出していないよな・・の常陸院兄弟。可愛らしいハニー先輩と、無口なモリ先輩は、いつもと一緒でした。

ドラマCDにはドラマCDの良さがあり。アニメにはアニメの良さがあります。同じタイトルを冠していても、キャストが違うと別の作品になるわけですから、別物として聴こうとは思っているのですが。なかなか難しいものです。このCD以外にも、富士見二丁目やタクミくん、その他今後もキャストの違う作品を聴く機会は増えてくると思います。
その度に、前はこうだった・・これはこうだった・・と言う感想は止めようと思った次第です。
すみません。このアニメドラマCD自体の感想には、あまりなっていませんが・・・m(_ _)m。普通に、本当に普通にお話として楽しんで聴かせていただいたのですよ。ただ、それを上手く表現出来ないので・・。

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