ENDLESS RAIN 胸の中で眠らせて |
水月真兎 | リーフ出版 | 2001年8月15日 |
森川智之(正木由里)×石田彰(東堂貴臣) | |||
松本保典(加藤篤) 杉野博臣(五木)、佐倉徹(小田)、飯島肇(生徒A) 末永敦亮(生徒B)、中國直史(生徒C)、かとうかおる(友人A(男)) |
|||
雨の夜に再会した東堂と加藤。大学時代からの友人であり、前の学校を「訳あり」で辞めた時にも唯一かばってくれた加藤に、告白する東堂。加藤に振られて飛び出した雨の中、東堂は教え子の正木に声をかけられる・・・ | |||
これはですねぇ・・エンドレスHとこっそりあだ名をつけて呼んでいるくらい、まぁ・・・濃厚なシーンがぎっしり。Hシーンの間にお話が進むと言いますか(゜゜)\バキッ☆。森川さんのささやき声は、ヘッドフォンをつけてお聞き下さい!とおすすめしたくなるくらい凄いものがあります。石田さんも、ずっと喘ぎっぱなしでご苦労様でした・・・ でも。このお話だけは、ドラマCDのストーリー展開に納得出来なかったら原作を読むことをおすすめします。いや、σ(^ ^)自身が納得いかなくて原作を買って読んでみたのですよ。でなけりゃ、たった今ずっと思い続けてきた片思いの人に振られて、いきなり年下の教え子と、そういう関係になっちゃう東堂先生ってのが「どうして、そうなるの?」となっちゃいますから。 個人的には、お話の後の登場人物になりきってのQ&Aがおすすめ。特に、地だったのかラブラブの二人に当てられてしまったのか、思わずくだらないダジャレを言ってしまって照れている松本さんが良いのです。 |
ENDLESS KISS 〜永遠の約束〜 |
水月真兎 | リーフ出版 | 2003年2月15日 | LCDー013 |
森川智之(正木由里)×石田彰(東堂貴臣) | ||||
中田譲治(九鬼義晴)、中原茂(佐久間令)、飯塚昭三(藤川)、梅津秀行(宮部) 飯田浩志(新田)、藤原泰浩(仁)、青木誠(琢馬)、今井麻美(看護婦) 早水リサ(ニセ看護婦)、関通利(生徒)、高階俊嗣(狙撃手) |
||||
ラブラブ(死語ですかね?)の生活をしている東堂と由里。ところが、由里の実家である正竜会の跡目相続問題も絡んで、硝煙と血の臭いが二人の周りに立ちこめ始めた・・・ | ||||
第一作のエンドレスレインが、学園ものだったのに対し「やくざ」さんちのお家騒動問題になっている二巻目です。おかげさま?で、あえやかな中にもすごみを帯びた石田さんの声を堪能出来ました。続き物の宿命と言いますか、どうしても前作との比較になってしまうのですが、ほとんどH三昧だった1作に対し、ちょっとハードボイルドな第二作になっています。しかし、ちゃんとブックレットを見て「令」は中原さんだと分かっているのに、飛田さんに聞こえて仕方なかったσ(^
^)の耳・・えーい、情けない(゜゜)\バキッ☆。 |
ENDLESS LOVE |
水月真兎 | リーフ出版 | 2004年1月15日 | LCDー024 |
森川智之(正木由里)×石田彰(東堂貴臣) | ||||
松本保典(加藤篤)、成田剣(宝芳宗)、喜多川拓郎(田崎)、遊佐浩二(神崎) 今井麻美(アリス)、高田べん(ロイ) 福徳一志(生徒1)、名村幸太朗(生徒2)、安元洋貴(生徒3) |
||||
念願?の同棲生活を始めた東堂と由里。しかし、登校中のバスの中で気分が悪くなった東堂が、由里にもたれかかった写真が、学校の掲示板に貼られてしまった。教師としての進退を問われる東堂。 そして、アメリカから由里の異父妹アリスが遊びにやってきた・・・・ |
||||
原作を読んだ時に、一番気になったのが実は由里の実家、兄の側近?とも言うべき宝でした。敵なのか、味方なのか判別がつかないキャラと言うのか・・・。だから、ドラマになったらどなたかな?と言う楽しみがありました。成田さんでしたか(^^)v。 さて。このドラマでは、一応1に戻って?と言うか本格的なやくざ編(゜゜)\バキッ☆に突入する前の学園編とも言えます。神崎との決着編と言うのか・・・アリスがやってきてのお話など、原作でも盛りだくさんな感じでした。ドラマになってもその盛りだくさんは継続です。 |
ENDLESS TIES |
水月真兎 | リーフ出版 | 2004年10月15日 | LCDー033 |
森川智之(正木由里)×石田彰(東堂貴臣) | ||||
成田剣(宝芳宗)、中田譲治(九鬼義晴)、中原茂(佐久間令) 檜山修之(正木竜馬)、内田直哉(北川武明)、野島昭生(正木竜造) 青木誠(正木琢馬)、間島淳司(男たち) |
||||
正木の家・正竜会から、迎えが来た。貴臣の隠していた過去〜東條陰流の当主にして、かつて阿部一族を滅ぼした「百人斬り」の異名を持つ〜を知った上で、由里から手をひけ・・と言うものだった。由里の家で、厳重な監視下におかれた二人。 貴臣を巡って、父竜造、長兄・竜馬、次兄・琢馬がそれぞれの思惑を巡らせる・・・ |
||||
本編で一番うけた台詞が、実は「やりたい盛りの高校生」と言う森川さんの台詞でした。いや、確かに高校生と教師の危ないラブロマンスで始まったこのシリーズですから、確かに由里は高校生よ(大笑)。だけど、シリーズが進むと同時に忘れておりましたよ(大笑)。「あ、そっか。由里って高校生だったんだ(゜゜)\バキッ☆」と言う驚きもありましたっけ(^^;。 他のシーンでは、久しぶりに野島お父さん・SLAPリーダー昭生さんの声を聴いたなぁ・・・・と感慨深かったです。いや、他のドラマCDでもお声は聞いておりましたけど、なんか久しぶりでしたよ。フリートークに内田さんと野島さんが出席されていなかったのが悔しいですねぇ(^^;。フリートークでは、σ(^ ^)もキャストデータを書く時に間島さんの「男たち」・・・え?一人で「たち」なんかい!と思ったのですが、それを中原さん達もつっこみを入れていて、「思うところは皆同じね」とくすくす笑っておりやした。へい。 あ、そうそう。媚薬を使われる時の貴臣の息の演技も超絶!聞き所だと思っております。一番聞き所だと思ったのは、初回特典のミニCDにおける「もう、馬鹿」と言う台詞ですね。エコー効果もかかっていましたが、これで男性??いやはや・・・色っぽすぎますよ(^^;。 |
結婚しようよ |
水月真兎 | リーフ出版 | 2003年8月15日 |
ファンブック 「Endless Lovers」付録CD | |||
1.結婚しようよ 2.愛のメッセージ |
|||
森川智之(正木由里)×石田彰(東堂貴臣) | |||
中田譲治(九鬼義晴)、中原茂(佐久間令) | |||
佐久間が由里に相談に来た。新田と結婚したいと願う佐久間は、養子縁組の話を聴こうと思ったのだ。 他、結婚しよう・・とそれぞれの相手に対してのメッセージを収録したファンブックのオリジナル付録。 |
|||
エンドレスシリーズはその後にクリムゾンなど別のタイトルを持つシリーズになって続いて行くわけですが。かなり話が進んだタイトルの幕間と言う感じですね。 でないと九鬼のペア?である弁護士さんは、まだエンドレスタイトルでは出てきていませんから。 収録がおそらくは第二弾のドラマCD(エンドレスキス)と同じ時だったのかな?・・。エンドレスキスのフリートークの会話は、このミニCDを聞かないと分からない所があるんですね。だから新田ではなく、九鬼と佐久間が出ているわけか・・みたいな(大笑)。宝もまだ出てきていませんしねぇ>キスのドラマの時点では。 エンドレスシリーズで、カップルを選べと言われたら、宝と由里のお兄ちゃんのカップルは外せないと思うのですが。今回はメッセージにも出てきていませんもの。 1人でメッセージを収録している声優さん達は、キスの音はどうやっているのかな?自分の手の甲などで音を出していると言う記事を読んだ事はありますが・・。ふと、そんな事を思いながら聴いておりました。 |
ENDLESS BEAT |
水月真兎 | リーフ出版 | 2005年10月15日 | LCDー045 |
森川智之(正木由里)×石田彰(東堂貴臣) | ||||
成田剣(宝芳宗)、中田譲治(九鬼義晴)、中原茂(佐久間令) 檜山修之(正木竜馬)、千葉一伸(新宮孝明)、飯田浩志(新田正之) 飯塚昭三(藤川)、喜多川拓郎(田崎)、内田直哉(北川武明) 青木誠(正木琢馬)、羽多野渉(田村) 横山弦之介(舎弟1)、桑原敬一(舎弟2) |
||||
実家である正竜会に反旗を翻す事を明らかにした由里。そのサポートをするために貴臣は学校に辞表を提出する。愛する由里のために側に居て戦う事を選んだのだ。 しかし、二人が交渉のために関西に赴いている時。由里が関東地方で接触を持った組が、ことごとく竜馬や琢馬の手によって酷い目に遭っていた。それは藤川組を継いだ佐久間の身にも及んでいた・・・。 |
||||
この作品は、誰がなんと言おうとも。北川役の内田さん、藤川役の飯塚さん、そして佐久間役の中原さんで決まり!!と言う感じです。 特に内田さんと飯塚さんの超ベテランお二人は、「所作」が見えるんです。仕草や動作ではなく、あくまでも所作が見える。飯塚さんは、森川さん演じる由里と将棋をさしながら、田舎・烏骨鶏(普通のニワトリじゃないような気がしません?)あたりがウロチョロしている庭に面した縁側の日だまりやそのぬくもりが見えるほどですし。内田さんは和服を着ていらっしゃる・・・衣擦れの音が効果音で入るのもありますが、九鬼との会話の最中に腕組みをした・・と言う所作が見えたのです。 内田さんでは、特に5トラックの最後の台詞「恐いガキだな、全く。しかも、あれを動かしているのは・・・。九鬼よ。おまえにあいつがやれるか?」「はらを括っておけよ」は、もう道を極めちゃったなぁ・・・と言う印象が強く残ります。温和そうに見えても、極道の親父なんだな・・と。はい。 そして、琢馬に乱暴される佐久間は、薬を使われてなぶり者にされている悲惨な情景が見えてしまうのです。その「あ・・あっ」と言う無機質に響く声が、長い黒髪を振り乱してまさに乱暴されている佐久間の動きが見えてしまう・・・。もう、見るに見かねてしまう・・・正視できません・・・たまらないなぁ・・・と言う感じです。 しかし。本編よりもやはり通販特典のミニCDが秀逸ですよねぇ(大笑)。本編よりも特典CDを楽しみにしてしまう・・・と言うのもなんですが(大笑)、このシリーズは絶対に通販で買いたくなるほどの魅力があるんです。 今回は、なんと新田×佐久間、竜馬×宝、そして由里×貴臣の各カップルがウェディングドレスのカタログを見つつ会話をすると言うもの。 発端は夢・想像の世界だけででも、新田と形式的な式を挙げたいと願う佐久間から始まり、そののろけ話を聞かされた宝と由里がパンフレットを見ながら、それぞれの恋人と語っております。 教会にキャンドルをともして・・・と夢見心地な佐久間に対し、実直な新田は「実家は真言宗です」と一言。「真夜中のお寺じゃ怪談にしかならない」と文句を言いつつも、「ま、あんたの一途なところに免じて、許してあ・げ・る」と言う佐久間。この「あ・げ・る」は楽しそうですねぇ>中原さん。 そして、おまけCDと言えばこの人!宝役の成田さんは今回も聴かせてくれました。 おまけと本編では6:4くらいの割合でおまけの方の出番が多いと言う竜馬役の檜山さんもノリノリで演じていらっしゃいます。 「そのけがで、オレの相手が出来るのか?」に対し「優しくして下さいね」とハートマークを飛ばす宝。「ば、バカヤロウ!」と言ったところで、宝が見ているカタログに気が付いて・・・。 「これなんかどうです?」 冗談か、嫌がらせか?と言っておきながら「背中と足が見えすぎだ。それにおまえに白は似合わない」と即座に却下している竜馬。 「花嫁ですよ?白は永遠の憧れじゃないですか?オレだって、こういうの着れば処女みたいでしょ?」 「見えるか!バカ!!」 「酷いですね。そんな吐き捨てなくても・・・」 「白は却下だ。他の色にしろ・・・じゃなくて!そんなもの着なくて良い!!」 「じゃ、竜馬さんはオレに何を着せたいんですか?」 「だから、何も着なくて良いって・・あ!」 「何も着ないオレが好み?」 「てめぇ!そんなに脱ぎたいなら、素っ裸にひんむいてやる!バリッーと」 「あ、そんな竜馬さん。そんな乱暴に」 「乱暴にされる方が嬉しいんだろうが」 もう、この一連の会話。文字に書き起こして見ましたが。本当に素敵でしょ?これを見たら絶対にリーフ出版の特典付きを買いたくなってしまう事間違いなし・・・ですよね?いや・・・私は別にリーフさんから何かをもらっているわけでもなんでもないのですが。書かずにはおれません。はい。 |
ENDLESS FEEL |
水月真兎 | リーフ出版 | 2006年1月15日 | LCDー048 |
森川智之(正木由里)×石田彰(東堂貴臣) | ||||
成田剣(宝芳宗)、中田譲治(九鬼義晴)、鳥海浩輔(三井) 伊藤健太郎(関)、内田直哉(北川武明)、青木誠(正木琢馬) 望月健一(亜煉)、沢木郁也(郷田) 間島淳司(郷田の息子)、石塚さより(息子の女) |
||||
由里を助けるため、自ら琢馬の手中に堕ちた貴臣。陵辱される地獄の日々の中、彼の一縷の望みは「俺のこの手で殺してやる。だから、どんな姿になっても戻ってこい」と言う由里の言葉だった。一方、由里は貴臣の行方を追って奔走する・・・。 | ||||
ドラマCDを聞いた最初の感想が「あぁ、良かった」でした。これは、エンドレスシリーズ(クリムゾンなどは買っていないので)の原作を読んだ時に「うひゃああ」と思ったものですから。いや・・・琢馬に拉致されて陵辱を受けるシーンの中で、ドラマの中では「そんな指輪よりも、おまえにふさわしいピアスをここにもあそこにも、つけてやるよ」と言う台詞で終わっていますが。舌や胸の突起、そして性器にまでピアスをつけられてしまった・・・と言う描写があるんです(CDケースの中の絵に、胸に輪っか状態のピアスをつけているのを見てとれますが(^^;)。 それを読んだ時には、まだこのBLシリーズは第一弾しか出ていない状態だったので、森川さん&石田さんの豪華コンビですから、続編希望はあっても6作目のこのお話はないかな・・・と思っていたところがありました>私の中で。ですので、第五弾のBEATが送られてきた時にFEELの予告ちらしを見て「え??これをついにドラマにしちゃうの?やっちゃうの??」と言う驚きが・・はい。 まぁ、あのBEATの終わりだと、続きはリーフさんにしたら短期間で出していただかないと、ちょっと待つ時間が長いのは困るなぁ・・気になりすぎ・・・状態にはなるんですけどね。 なにはともあれ。貴臣先生への残酷描写が少なかったので、聞いていて気分的には楽でしたね。はい。あの悲惨な状態を音声でドラマにしたなら、口の中に鉄錆の味が広がるような「うわぁ」感が募りそうでしたから。。 さて。やはりおまけドラマの成田さん(フリートークで皆さんがおっしゃっていますが、宝ではなくあくまでも成田さんのための(大笑)おまけドラマと言って良い話ですよね(大笑))が弾けていて、聞いていて大笑いしました。あちこちにアドリブ入れていらっしゃるでしょう?と思いましたもの。靴を脱がせろ!手伝えと由里と九鬼が言っている時に「全部脱がして。触っちゃダメです」と後ろで言っているシーンなどはもう楽しすぎます。本編よりも通販特典CDの方ばかり何回も聞いてしまいました。だって、こちらの方が楽しいんですもの(゜゜)\バキッ☆。 「正月ですよ〜?ぱーっと飲みましょう」「人生が変わりますよぉ」それを受けて、森川さんも「てめえが変わったのは、人生じゃなく人格だ」と速攻言っていますし、手品のように出現した一升瓶。絶対に本編では聞くことが出来ないだろう九鬼と宝のキスシーン(大笑)。 翌朝の「お邪魔しました」「二度と来るな」の成田さんと森川さんの応酬も楽しい(^-^)。いやぁ・・9分あまりに凝縮された濃い世界でしたねぇ。でも。私は通販特典のCD目当てで購入していますが。ここまでフリートークで皆さんが「特典CD、特典CD」とそちらの話ばかりしていたら、特典なしのCDを買ってしまった方は、トークを聞いてどう思ったかしら?通常版のフリートークは別録音してあるのかしら?? で。肝心?の本編の方は・・・出演者の皆さんが「これで最終回」と思うほど完結された世界になりました。 原作者さんのコメントでも「この長い物語が完成する」などと書かれてもいますし、死んでいなかった琢馬や正木家の跡目相続などもあるでしょうが、由里と先生にとっては「そこから新しい人生」と言う形で終わってもおかしくないくらいにまとまってしまっているんですよね。 でも・・・お話としたら、原作を読んだ時から突っ込みどころ満載のお話なのですが。それはそのままドラマCDでも突っ込みどころとなりました。 先ずはやはり死にかけている人が目覚めた時に、顔を見た由里が何をした??心電図のモニターの音が響いているのですが、そういう事をしちゃったら、心拍数跳ね上がるでしょうが(大笑)。 それに、その危ないって言われている人を病院から連れ出して(モニター外したら、警告音が出て当直の方(昼間ではなく夜に病院を出ていますよね。効果音が昼間と言うよりも夜です)に迷惑かけるでしょ?責任問題よ??)、後ろから抱いて刺青を彫らせた??普通の人でも刺青を入れるって、凄い事になるのに。死にかけている人にナニをしながら、刺青(しかも一色彫りではなく多色彫り(^^;)・・・石田さんや森川さんもトークでおっしゃっているように「なんて事するんだ。これで殺すつもりなんだな」状態ですよ。 で、5日くらい経過して。左胸に刺青を彫った貴臣先生はまた病院で治療を受けるわけで・・。治療を受ける上で、今まで無かった刺青が新たに出てきたら、絶対にびっくりしますよ。それに、いくら天才彫り師とは言え肌に炎症は起こしているでしょうから(^^;・・・。やはりこれは由里がヤクザさんだったから、病院のスタッフも何も言えなかったのでしょうか??それって・・・かなり嫌(大笑)。即刻強制退院させられても仕方ないでしょう(大笑)。 って言うか、そういうヤクザ絡みの患者さんを入院させてしまった病院スタッフが気の毒で(^^;。きっとねぇ・・・外来や他の入院患者さん達がびびると思うんですよ。そういうヤクザさんだぁ・・と分かる人達がウロチョロしていたら(大笑)。ヤクザだってけがしているんだから、しょうがないじゃないか!と言われたら・・・まぁ、それはそうなんですけどね。だったら、大人しく治療をうけて下さい(^^;。入院、長引かせるような事はしないで・・・(^^;。 そんなシーンの森川さんの「俺はおまえを殺さない。地獄に堕ちろよ。俺と一緒に死ぬより辛い生き地獄に堕ちてくれ」の台詞はなかなか聞かせてくれるのですが、やはり「・・・殺さないと言ってはいるけど、間違ったら殺すぞ」と思ってしまいました。 森川さんでは、上に書いた9トラックよりも8トラックの「おまえの命を俺にくれ。おまえの命をオレに・・・」と言う台詞が苦悩を秘めていて一番のお勧めです(^-^)。 |
ENDLESS HEAT |
水月真兎 | リーフ出版 | 2006年9月15日 | LCDー056 |
森川智之(正木由里)×石田彰(東堂貴臣) | ||||
成田剣(宝芳宗)、檜山修之(正木竜馬)、中田譲治(九鬼義晴) 中原茂(佐久間令)、千葉一伸(新宮孝明)、喜多川拓郎(田崎) 飯田浩志(新田正之)、長谷川明子(新宮小夜香) 大久保利洋(幹部)、東條加那子(女性)、大西望(女性) |
||||
琢馬に拉致された貴臣の傷もようやく癒えて。貴臣の叔父である田崎理事長に挨拶に行く二人。理事長は、「折角だから来年度からではなく、来週から復帰して由里くんの卒業を見届けてあげなさい」と言うのだった。 他、由里か長兄・竜馬の婚約者と言われていた新宮小夜香と出会って、自分の中の嫉妬に気が付く貴臣など。ENDLESSシリーズ最終巻である書籍をドラマCDにした作品。 教師と生徒と言う禁断の恋で始まったエンドレスシリーズ、ここに終結! |
||||
RAINのドラマCDを聴いた時。この先生は、一体何を考えたらいきなり「嫌じゃない」と教え子に抱かれてしまったのかな?と、分からなくなりまして。まぁ石田さん主演のドラマCDの原作だから…と言うことで、エンドレスシリーズは全巻(トワイライトとクリムゾンは買っていませんが)読みました。 前の巻のフリートークで、声優さん達が「これでおしまい」発言をなさっていた時。 「エンドレスシリーズはね、もう一冊あるのよ。由里くんが卒業するエピソードだとか、由里の実家の跡目相続に関連したお話とかあるのよぉ」と思ってはいましたが。前の巻が、思いっきり「ここから二人の新しい道が始まる!」的な終わり方になっていましたし。お話としては、綺麗にまとまっていたので。原作があるからと、何も忠実にドラマ化しなくても良いか(^^;と思っておりました。 なので、このヒートがドラマ化と聞いた時には「あら。あそこで終わっていても良かったのにね」と正直思ったものです。ま、私の事ですから。ドラマ化しないならしないで「本当はね、あと1つエピソードがあったのよねぇ」とずっと思っていたでしょうけど(この辺り、凄く微妙と言いますか。自分でも複雑な心境でしたね)。 で。実際に聴いてみて(聴いたのは、おまけCDから聴いたのですが(゜゜)\バキッ☆)の感想は。やっぱり「うーん。蛇足だったかもしれないな」でしたね。石田さんと森川さんの絡みを聴くことが出来るCDですし。発売されたのは、凄く嬉しいのですよ。何しろ、石田さんは今までやっていらした役以外の新規?のBL作品って、出演されないでしょ?だから、今は貴重な新作!になるわけで。石田さんの絡みを聴くことが出来るのは、本当に嬉しい。でも、ドラマCDとしての出来と言いますか、まとまりの点で採点するとしたら。「うーん・・・・・」としか言いようがない。 前の終わり方が、大団円的に終わってまとまっていたせいもありますし。このHEATの原作が、一つのまとまったエピソードと言うよりも。琢馬事件の後かたづけ的な短編エピソードをあれこれ収録したお話で。短編集としても通用する作品だったから。ドラマにした時も、エピソードがとぎれてしまうんですね。 由里の卒業式と、ヤクザの跡目を継いだ者としての新しい生活と世界。関西ナンバーワンの新宮とのあれこれ。琢馬騒動後日談としてのまとまりはあるんでしょうけどね。 で。おまけCDを最初に聴いたものですから。景品にされたと言う貴臣先生の「バニー姿の写真」と言うのに「???」となっておりました。原作でもバニー姿になるなんてエピソードはなかったわけで。これって、ひょっとしてこのHEATを買っての応募者全員プレゼントの前振り?うわぁ、リーフさんってば商売上手(゜゜)\バキッ☆と思っておりましたら。本編の方のフリートークで、思いっきり皆さんで「バニーがどうの」と語っていらして。やっぱりね!との思いを強くしました。 そのおまけCDでは、新宮さんの登場シーン。効果音から始まって「サンバでも踊るのか?」のセリフに受けていました。キンキラ衣装で、サンバって言ったらあれっきゃありませんがな(大笑)。その説明だけで、どういう姿だったかが分かる!!凄いですね(^-^)。また、肌をあらわにした貴臣に竜馬が「やっぱり若い方が肌が」とぼそっと言うシーン。妙におかしかったです。 でも、その竜馬役の檜山さん。ここでシリーズの続きが造られないとなると。竜馬と宝のエピソードがないわけで。濃い弟達を持った長兄で、何かありそう・・・を臭わせただけのキャラになってしまっていましたね。もったいないですよねぇ。そう言えば、前作では鳥海さんや伊藤さんもご出演だったのですが。続編が造られないと言うことは、彼らもそれっきりで。もったいないですな(^^;。 ま。貴臣先生の「あと、何年こうしていられるんだろう?」と言う台詞を基に。石田さんが、「10年経ったら、貴臣先生は36ですよ。20年経ったら46。お腹も出てきて、目尻にしわが深くなって。額も広くなって」と妙にリアリティのあるお話をされて周囲の笑いを取っていました。ふふふ、石田さん。甘いですねぇ(大笑)。BLは現世とは隔離された世界なのよ、だから皆いつまでも美しく、年老いないのよ。 ま、この美しい状態で幕を引くのも悪くはないかもしれないですね。 |
「ENDLESS」シリーズ
|
水月真兎 | リーフ(応募者全員プレゼント) | 2006年12月到着 |
1.マッド・パーティーへようこそ! 2.2ショットトーク |
|||
石田彰(東堂貴臣)、森川智之(正木由里) 成田剣(宝芳宗)、檜山修之(正木竜馬)、中田譲治(九鬼義春) 中原茂(佐久間令)、千葉一伸(新宮孝明)、飯田浩志(新田正之) 長谷川明子(新宮小夜香)、青木誠(正木琢馬) |
|||
ENDLESSシリーズのドラマCD完結記念に、パーティが開かれる事になった。由里が、貴臣先生にバニーちゃんの格好をさせたものだから、佐久間も白ウサギに。そして、なんと宝や新宮までもがバニースタイルで登場し・・・・。 完結記念の応募者全員プレゼントCDは、ミニドラマと主役のお二人によるENDLESSシリーズを振り返ってのトークも収録。 |
|||
ミニドラマの方では、「ENDLESS HEAT」のフリートークで皆さんが宝!宝のバニーちゃん!とおっしゃっていたのが凄く良く分かるお話でしたねぇ。 兎の格好をしているのは、別に宝だけではなく、最初は?貴臣先生に由里がバニーちゃんの格好をさせたのが始まりのはずなのに。佐久間や新宮(孝明)もバニーちゃんだったはずなのに。佐久間は白ウサギで、新宮はまたも金ピカのバニースタイルで、インパクトありそうなのに(^^;。何故か宝のバニーちゃんが一番インパクトがあるんですよね。 貴臣先生なんて、冒頭の会場に入る前と皆が撤退した後の由里との二人きりのシーン以外では、あまり目立っていないんですよね。由里の後ろに隠れていたのかもしれませんが(^^;。 まぁ、お遊びCDですから。本来なら、いくら敵味方入り乱れての「ご歓談」だとしても。あの狂人・琢馬が出席しているのが、何故?なんて思うのですが。まぁ、彼が居たおかげ?で宝の怖さ?が引き立っておりましたね(大笑)。 九鬼はお酒を呑んだせいか貴臣先生に迫るし、小夜香さんが竜馬や孝明を連れていく辺りなど、皆さんキャラ違うでしょ?みたいなお話を笑って楽しませていただきました。 主役お二人のトークでは、振り返ってみた時の感想で、やはり一番は、始まった時には学園ものだったのに。最後には周囲はヤクザさんばっかりになっていた事だったようです。他には、インパクトが強かったのか、「生死の境を彷徨っている貴臣を連れ出して入れ墨を彫っている」お話にびっくりした感想などを聴くことが出来ます。森川さんとお二人だからか?石田さんも結構楽しそうに楽に語っていらっしゃるのが印象的でした。 やってみたい役として、お二人とも挙げていたのが九鬼でした。渋い役で参謀役と言うのに、惹かれていらっしゃるのでしょうか? |
お金がないっ |
篠崎一夜 | インターコミュニケーションズ | 2000年2月25日 | INCDー304 |
小杉十郎太(狩納北)×石田彰(綾瀬雪弥) | ||||
飛田展男(染矢薫子)、置鮎龍太郎(祇園寅之介) 佐藤史郎(石井鉄夫)、緒方賢一(林田)、相沢正輝(吉泉) 菅原淳一(工藤)、小林まり(美香)、中田雅之(司会) |
||||
従弟の鉄夫と会おうとしたところをいきなり拉致されてしまった。気が付くと裸で競売にかけられていた綾瀬。その彼を1億のキャッシュで競り落としたのが新宿で金融業を営む狩納と言う男だった。彼への借金を返すには、身体をお金で買ってくれると言う狩納とのセックスしかないのだった・・・・ | ||||
はい。お金シリーズ第一弾です。いや・・本当にBL初心者の頃に聞いたんですよ。今ほど聞いても居ない時期。当時偶然に見かけたぱふの石田さんへのインタビューで、印象に残っているBLとして名前が挙げられていた作品だったので、じゃあ・・と言うんで。いや、かなりハードな作品から入ったのね・・・と思いますね。今でも。今聞いても結構「うきゃああ」と言う感じですから(^^;。 えーっと。薬を使われてちょっと妖しくなっている綾瀬の動揺を、優しく包み込む狩納の低い声にやられましたよ。はい。あとは、金利計算などをさらさらさらっっと言う台詞ですね。サラ金の計算方法をこの作品で知った私です。 |
お金しかないっ |
篠崎一夜 | インターコミュニケーションズ | 2000年5月25日 | INCDー306 |
小杉十郎太(狩納北)×石田彰(綾瀬雪弥) | ||||
飛田展男(染矢薫子)、置鮎龍太郎(祇園寅之介)、檜山修之(時川敬昌) 飯田純(志賀克也)、鈴木千尋(木内孝則)、大西健晴(男1) |
||||
大学に通いたいと言う綾瀬の願いを、狩納がかなえてくれた。しかし、以前のアパートに匿名の不審な手紙が届いていた。綾瀬の行動を知っているらしいその犯人は一体誰なのか?? | ||||
いやぁ。このお金シリーズって、全巻通して聴いた時の「え?そんな短期間のお話だったの?そんな短期間に、あんな事やこんな事が起こっていたわけ??」と言う驚きが来るのですが。このお話も、大学に通って良いと言われ。夏休み明けに出校した綾瀬ではあったものの…と言うところで始まる短期間のエピソードになるんですよね(^^;。ボリュームがありますので、もっと長い期間のエピソードに思えてしまうのですが。なんと、このお話は前の「お金がないっ」から2週間ちょっとのエピソードになるんですね(^^;。 夏休み中にアパートに居ない事や、どこに行っているのか?などと言う不気味なストーカー手紙(しかも、切手が貼られていないところから。これは直接ポストに入れられた物である事が分かるんです)が届いているし。友人と思っていた人に押し倒されてしまい。びっくり仰天!と思っていたら、狩納から差し向けられていたお目付役の祇園まで手を出してくる始末。 その祇園を振り払い、助けてくれた友人の手にすがったものの。その友人こそが、ストーカーの張本人であった事!! もう、ドミノ倒し式に不幸が増えている綾瀬くんなのでした。 しかしねぇ。今回、友人と思っていた人達にも酷い事をされそうになる綾瀬くんなのですが。彼らは、狩納に抱かれた事で色気を増した綾瀬に目がくらんだのか? いえいえ。時川くんなどは、高校生時代からのストーカーなわけでしょ?じゃあ、もしも彼が狩納さんと知り合っていなかったら。綾瀬くんは、彼のアパートに連れ込まれてどうなっていたかなぁ・・などと思ってしまうんですね。 このストーカーの危ない奴を檜山さんが好演されています。FANでも、危ないストーカー役が絶妙だったのですが、綾瀬の言葉に耳も貸さずに洗浄(^^;しようとする狂気は、本当に怖いですよ。しかも。狩納に踏み込まれて、頭の良い大学生らしく、家宅侵入罪などと言っていますが。天才と気違いは…と言う感じがします。 お話としては、冒頭の男を殴っている狩納の一連のシーンと、2トラック目の染矢と綾瀬の会話が気に入っています。 特に。お話的に、狩納に殴られている男が探している素人の借金踏み倒し男の話が、その場の言い逃れではなく。お話の最後にちゃんとオチつくところがね。おぉ。ここでこう来たか!と思ってしまって(^-^)。 綾瀬に、取り立ての凄味のあるシーンを見られていたと知った時の狩納の動揺しきった「あちっ!」と火傷をしそうになったシーンや、「階段から落ちてきたあたり」と言われて「最初から見てんじゃねぇか!」と唸るところなどなど。 もう、小杉さんの名演が光ります。見られてしまった綾瀬に対して「あと、誤解すんな。今の奴は俺の知り合いだぁ。素人相手にあんな乱暴な事やってるわけじゃねぇぜ。普段の取り立てはもっと穏便にだな…」と言い訳をしているシーンでしょうねぇ。もう、動揺しきって言わなくても良い事を言っています!が分かるんですね。 その真似をしてみせた染矢役の飛田さんの「旦那の事だから、冷静なふりして「いつから見てたんだ?」とかなんとか言ったんじゃない?」と言う台詞がねぇ。もう、最高!! |
可愛げないっ |
篠崎一夜 | インターコミュニケーションズ | 2001年1月25日 | INCDー313 |
小杉十郎太(狩納北)×石田彰(綾瀬雪弥) | ||||
飛田展男(染矢薫子)、辻谷耕史(久芳操) 大西健晴(ブル子)、押田浩幸(トド子) 宮田浩徳(西田)、望月健一(松木)、土屋利秀(里村) |
||||
大学に行かせてもらうだけではなく何か仕事をして学費を払いたい・・と思っている綾瀬。そんな時に染矢がおかまバーでの厨房のバイトをしてみないか?と言ってくれた。しぶる狩納を説得してバイトに行く綾瀬だったが、染矢の留守に急遽フロアに出ることになってしまった。 そして、染矢と綾瀬の笑い声に嫉妬してしまった狩納。彼の視点から描く「余裕がない」も収録。 |
||||
個人的には、後半の余裕がないのエピソード好きです。他に行く所はないはずだ・・とアパートに来た狩納が、染矢に電話をかけるシーンが秀逸。おカマ声ではなく、ちょっと学生時代の友人バージョン風になった染矢の声がね・・。しかし、つくづく不器用な二人よね。 |
お金じゃ買えないっ |
篠崎一夜 | インターコミュニケーションズ | 2001年5月25日 | INCDー315 |
小杉十郎太(狩納北)×石田彰(綾瀬雪弥) | ||||
飛田展男(染矢薫子)、飯塚昭三(染矢の父) 浅野憲弘(運転手)、小原雅一(男1)、保村真(男2) 緒方賢一(林田直俊)、辻谷耕史(久芳誉)、鈴置洋孝(許斐清貴) |
||||
狩納に連れていかれた料亭で、染矢の父に会っている時。綾瀬は狩納の友人だと名乗る許斐と言う男に出会う。後日、彼に会った時。彼は綾瀬の借金を返してくれると申し出た。彼の小切手で、借金を返済し元のアパート生活に戻った綾瀬ではあったが・・・ | ||||
フリートークコーナーで、石田さんもおっしゃっていましたが。第一作から、それほど月日が経っていなかったんかい??と言うのが一番の驚きですね。あーんな事やこーんな事があったのに、たったそれだけしか経っていなかったわけ??いや、もうびっくり。 内容的には、大団円と言いますか。いろいろあるだろうけど、狩納の元に残ると決意した綾瀬。本当に最後のHシーンは幸せそうな感じでね・・第一作とは偉い違いで。良かった・・・と思える終わり方でありました。しかし、原作よりも許斐の扱いが悪い人でなかったような気がしたんですが・・・(^^; |
ボーイズラブドラマCDトップに戻る
ホームページのトップに戻る