Aiデスガン
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夜木まゆ | ランティス | LACAー5591 | 2006年12月21日 |
1.プロローグ 2.不死管理警察・極東管区・東都署捜査一課 3.Y73地区・デイアネイラ刑務所 4.アルテミス組織プレアデス 5.ホセ港 6.デスガン 7.番外編〜不死管理警察・極東管区・東都署捜査一課名物「夏のひよっこ頭釣り」 |
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檜山修之(鷺宮レイジ)、森川智之(美嬢ヤシキ) 宮田幸季(高尾イオタ)、井上和彦(カルマル・水沼・シン) 本田貴子(大沢ムジカ)、吉野裕行(松岡スバル) 宇垣秀成(エクストラ)、斎賀みつき(美嬢アオ)他 |
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200X年、巨大な隕石が衝突した事による欠けた月の破片が地球に降り注いだ。月の破片に付着していたタンパク質が人を不死状態に変えてしまい。不死と化した人々は、自らを月による奇跡の存在・アルテミスと名乗って戦争を起こした。 そんなアルテミスに対抗出来るのは、魂を込めた弾を撃ち出す「デス・ガン」だった。不死管理警察の極東管区には、二人で一つのデス・ガンを操るレイジとヤシキが居た・・・。 |
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ん・・・・っと。この感想を書いている2007年3月は、何故か「役不足」と言う単語がひっかかる月ですねぇ・・。 私は、役不足と言うのは。その人の力の方が上で、役が下。だから、「君には役不足だよ」と言うのは、「君にとって、この役は君の力を十分に発揮出来ない役である」・・・と理解していました。つまりは、「君にはもっと上の役がふさわしい」・・・と言う意味になるのだと。 ところが、このドラマCDでは。ひよっ子のイオタ君に対して「おまえじゃ役不足だ」とレイジさんが言うのですが。これって、逆ですよね。イオタは後輩で、しかも敵ですら「ひよっこ」と呼んでいるくらいなのですから。 こういう、あら??あらら??と言う台詞があると、シナリオライターさん大丈夫かなぁ??と心配になってくるんですよね・・。それとも、役不足の意味って変わったのでしょうか??日本語も、昔には意図していなかった用法で転用されたり、今じゃあこっちが当たり前!なんて事があるみたいですから。私が知らないだけで、どこかで意味は変わってきているのでしょうか?? さて。このドラマCDを買ったのは。主役の二人に、森川さんと檜山さんコンビ。おまえら!の名コンビであり、彩雲国物語の双花菖蒲のお二人じゃあないですか!それに加えて、脇を固めているのが宮田さんに井上さん、本田さんと来れば。こりゃあ買うしかないでしょ(゜゜)\バキッ☆状態で。BLではないけど、とにかくコンビを組んだ二人の漢の熱きお話だとすれば、期待出来るじゃあないですか?で。お話の内容は全く知らないで買ったのですね。 一回目は、それなりに面白かったのですが。二回目は、うーんと・・状態でしたねぇ。まだ第一話と言うことでか、言葉の説明や状況説明が多いのですが。その説明のされ方が、あまり上手くない(゜゜)\バキッ☆。折角、冒頭で隕石によって月の破片が落ちてきて、地球が滅亡の危機に瀕した事。やっと210X年になって停滞の時期を迎えている事が語られていますが。「私は、一つの事件を思い出す」って、これは210X年のそのまた未来(例えば211X年とか)に居る井上さん演じるキャラクターが(生き延びて)回想しているわけ?? え?と思っていると、いきなり場面は吉野さん演じる悪役が、何かを仕掛けている。 その次のシーンが、二日酔いのレイジとヤシキ。ヤシキに含みのあるような言葉を言いながら、結局昨晩何があったのか言わないレイジ。・・・言わないつもりなら、最初からひっかかるような言い方をするなよ(゜゜)\バキッ☆と、思っているところに後輩のイオタ君登場。そこで、二人の休暇中に事件が起こった事。その画像を見せるシーンになり、お話はスピーディにスバルとレイジ達の戦いに突入していくので。その展開は、まぁテンポとしては悪くはない。 なのに、何故かもたついているんですね。突入した先で、弟・アオの最期を思い出して呆然としてしまうヤシキ。現場で、呆然とするな!このど阿呆が!!(あ、ごめんなさい。つい・・・)と思うくらいに、展開は悪くないのに何かすっきりしないんです。 しかも。この3人の構図が、TVドラマのあぶない刑事に似ているんですよね(古くてごめんなさいね)。舘さんと柴田さんの二人の先輩と仲村さん演じる後輩刑事の構図。 だからでしょうか?台詞もちょっと小粋っぽい軽口をはさみつつ展開されますが。その洒脱な雰囲気を出すための台詞が、逆にかんに障ってしまいましてね(^^;・・。ホストだとか、そういう話は今は良いから!!と、何か折角のレイジのキャラが空回りしてしまっている感じなんです。イオタ君を大事にしているのか、とことんバカにしているのか??折角のキャラクター設定が、全然生きてこない・・・。 また、レイジが囚われてしまって。モニターを見ながら、敵の狙いと正体を突き止めるシーンでは。そのいかにも!的な会話による説明がうざったくてねぇ・・。 折角の第一話で。そういう説明が必要だとしても。冒頭にまとめて、アルテミスの事やデス・ガンの説明をしておけば良かったのに・・。レイジとヤシキのデス・ガンは特殊だから、最後の種明かしをするわけにはいかなかったにしても。魂を込めた弾だけが、彼らに有効であることくらいの説明は欲しかったかな?皆に馬鹿にされている感もあるイオタ君も、そのデス・ガンを扱えるから捜査一課の一員のはずなのに。とりあえず、個人の魂の容量や大きさで、その威力が違う事くらいは説明があるとなぁ・・。 だけど。ヤシキが口づけをして銀の銃から撃った弾が、レイジの金の銃のシリンダーに入って・・・。そこから、どうして撃てるのかなぁ?特殊だから、暴発はしないと思うけど(大笑)。それに、スバルと同時にヤシキが撃っているのなら、シリンダーに吸い込まれている時間分、不利じゃない??その間に、スバルの弾もレイジかヤシキに届いているでしょ??と言うか・・その前に。この対決シーンでのレイジの位置って、どのくらい離れているの??ぐるぐる巻きに縛られて、ヤシキとイオタの二人とレイジの間には、不死となった人々(ゾンビみたいな物だと解釈していますが)が居たわけで。レイジは、囚われている時にエクストラと名乗る人物に刺されていますし。そうなると、レイジとヤシキの間にスバルは居る事になりそうですが・・。この時の4人の(エクストラは、すぐに居なくなっているので)位置や距離感が、今ひとつ分からなくて・・。しくしく・・。 声優さん達は、熱演されていましたよぉ。もう、本当にプロの技を見せていただきました。 ナレーション兼任の井上さんは。課長さんの台詞の後にすぐナレーションが入っている所で、ちょっと「この課長さんは何をいきなり・・」と思うシーンもありましたが。ナレーション部分は総じて渋く低く決めて下さいました。 本田さんは、色気のある女性が素敵でした。エクストラがムジカさんの名前を知っていた・・ところを見ると。彼女もただ者ではなさそうなので。今後の活躍に期待します。 新人のイオタ君は、皆のいじられキャラ。ちょっと訛りある?と言う感じで、ワタワタしたりふくれたり。すぐに騙されたりが、宮田さんお上手でした。最後のトラックでは、早口言葉のような「キョクトウトッキョキョカキョク」を何度も何度もおっしゃっていて。聞く度に「噛まないかな?大丈夫?連呼しているよね」と何故か私の方がドキドキしました。 悪役の吉野さんは。私、何故かこのトーンの吉野さんの声、好きです(大笑)。ESCAPEやSaint Beastよりもこちらの方が好みかも(大笑)。 森川さんは、あまり感情の起伏のない役で。その冷静なトーンが、クールで良かったです(^-^)。 最初にキャラのイラストを見た時。実は森川さんと檜山さんの役を逆に見ていまして(゜゜)\バキッ☆。熱血・森川さんにクールな檜山さん・・良いねぇ・・と思っていたのですが。やっぱり叫ぶ役は、檜山さんの熱血ボイスに似合っていました(大笑)。デス・ガンを発射した時の「いっっけええええ!!!」の渾身の叫びは、檜山さんならでは!と思っておりました。熱いくせに軽い。本当に微妙なさじ加減が、実にお見事でした。 レイジとヤシキの二人のクール&ホットな会話は、まだ1巻ではちょっとちぐはぐなシーンで使われていたように思いますので。今後に期待したいと思っています。 |
Aiデスガン
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夜木まゆ | ランティス | LACAー5691 | 2007年3月29日 |
1.プロローグ 2.マリヤ様の鐘が鳴る日 3.シンへの訪問者 4.プレアデス幹部 5.星の方舟 6.十字架を背負うもの 7.番外編〜青のまにまに〜 |
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檜山修之(鷺宮レイジ)、森川智之(美嬢ヤシキ) 宮田幸季(高尾イオタ)、井上和彦(カルマル・水沼・シン) 本田貴子(大沢ムジカ)、鳥海浩輔(マイヤ) 宇垣秀成(エクストラ)、斎賀みつき(美嬢アオ) 岸尾大輔(ケラ)、鈴村健一(アルキオン)他 |
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すれ違った男からは、血の臭い。呼び止めるレイジとヤシキだったが、ヤシキはその男の顔を見て愕然とする。 その男・マイヤこそ、レイジの弟アオを手に掛けた張本人だったのだ。 一方、イオタが夢中になっているネットゲームで、マリヤ様の鐘が鳴る日に人類は救済される・・と言う話題が流布されていて・・。彼らは、そのマリヤ様がマイヤではないか?と考えた・・・。 |
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お話としては、悪くはない・・・と想います。 巨大な隕石によって、月が欠けてしまい。その欠片が地球に降り注いだ事で、今・現在の地球と地形や様々なものが変化している。 一番は、その月の欠片によって不死となったアルテミスと名乗る人類が居ること。そのアルテミスが、あれこれ仕掛けてくるものだから、レイジ達のようなデス・ガンを操る者が存在する・・・。 そんなアルテミスの正体か秘密の核心に触れたアオは、兄・ヤシキの目の前で殺されてしまい。そのショックもあって、弟が掴んだ奴らの秘密をヤシキは思い出すことが出来ない。 で。今回は、その弟を殺した張本人が敵として登場。 前回の吉野さん扮するスバルは、何だったの?と思えるくらいの幹部が続々と登場し、つまりは、この敵さん幹部がそれぞれ一人ずつくらいメインになって、主人公達と戦うお話が出来るわけで。そうすると、あと3枚は必要よね(゜゜)\バキッ☆・・・と言う大人の計算はさておき(だったら、書くなとは言わないでね)。 アオの最期に呆然となったヤシキを立ち直らせたのが、レイジであった事や、二人のお互いを信じる気持ちがメインになったお話ですので。・・・そう、感想の冒頭で書いたように「お話としては嫌いじゃないし、悪くはない」のです。 が・・どうしてもね。文章ほど情報量は多くないし、セリフで説明される事がないと。必然的に、状況は頭の中でセリフと効果音で構築された映像を思い浮かべながら聴くしかないんですね。 で。このドラマは、1の時にも書きましたが。主人公達の立ち位置が分からない(^^;。置かれている状況とか、気持ちの持ちようなどの立ち位置ではなく、あくまでもアクションシーンの立っている位置が分からない。分かりづらい。 例えば、署内でのイオタとの会話は、彼のデスクの周辺に立って頭をなで回していたりするだろうから、大丈夫。シンの署長室にマイヤが窓から乱入し、それを取り囲むレイジ達と言うのも、まぁ・・なんとなく室内だろうから、分からなくはない。 なのに、ドラマのクライマックスであるマイヤと対峙するレイジとヤシキ。この位置関係が分からない。 星の方舟と呼ばれるものが、丘状態になっている富士山の周辺に存在する湖にある教会なのだけど、所謂一般的な建物としての教会ではなく、津波によって押し上げられた軍艦だと説明されています(個人イメージでは、青木ヶ原樹海か富士五湖あたりに、イージス艦のような船がドドーンとある絵を思い描いておりました)。 で、次々と爆発していくその軍艦の中にマリヤ様の鐘があり。それを破壊するために、二人が乗り込む。 二人が突き進む通路の先に、祭壇と十字架、そして天井に鐘が沢山ある。 一段高い位置にある祭壇には、十字架には妊婦さんがくくりつけられていて、十字架の足下か横でマイヤが舌なめずりをしながら、十字架型のナイフを持っている。・・・これをお聞きになった方、私の想像間違っています?(あまりに分からなかったので、原作は立ち読みしたのですが、このドラマCDを最初に聴いたのは、立ち読みしていない状態でしたので。その当時のままの感想で書かせていただきますm(_ _)m)。 船・・・しかも、軍艦のどこにそんなステンドグラスだの鐘だの十字架だのを飾っておけるようなホールを造ったかな?と突っ込みを入れたくなりますが(豪華客船じゃないんだし(゜゜)\バキッ☆)、ともあれ二人が別れてその決戦の場に乗り込んだのではなく、通路は一つだけだったようですし。レイジとヤシキは、二人同時にその祭壇のあるでかい室内に飛び込んだものと想われるのです。 とすると、女性が殺された事で鐘が鳴り出した時にも二人は祭壇の下に居た・・・はず。なのに、ヤシキがマリヤに魅せられてマイヤの元に行こうとした時、レイジは声だけかけずに腕などを引っ張れば良いのに・・。ヤシキに振り払われた後は、そのままむざむざ行かせてしまっているし・・。 いや、叫ぶ前に。殴ってでも、きちんと止めろよ(゜゜)\バキッ☆。 女性を狙うマイヤを撃とうとした時に、部屋の左右に分かれたとかならともかく。そういう感じは受けない。だって、マリヤの鐘の催眠音波の話を二人はしているんですもの。・・・結構、近い位置に居るって事になりますもの。 鐘を止めた時も、おしゃべりしないですぐにデスガンを撃てば良いのに。爆発によって、ヤシキが目を痛めてしまっても「特製ハンバーグ」の話だの、殴ってくれだの、自分で片を付けたいだの・・要らんおしゃべりしているんじゃないよ・・(^^;。 何しろ、敵のマイヤが「おしゃべりはその辺にしてもらっても、良いですか?」って割って入るくらいなんですよ・・・。 状況判断、どうなっているんだか? で、目を痛めて。相方にデスガンを発射する事を躊躇している人間が、あいつだけは自分がけりを付けたいと頼む・・おいおい・・。その時には、デスガンを撃つ事を想定していなかったのか?? 聴きながら「ん〜〜〜〜??」となってしまうのです。まぁ、おしゃべりが長いって事は、森川さんや檜山さんの会話が多いって事なんですけどね(゜゜)\バキッ☆。でも、やっぱり場所とか場面は選んでおしゃべりや会話はして欲しいかも・・。 だって、折角のアクション?シーン。クライマックスの臨場感が台無しですよ(^^;。 声優さんは、今回も熱演されていました。熱き男(漢)のレイジは、檜山さんがまたも叫んでいましたし。番外編で、弟をいじって楽しんでいるヤシキは、本編とは違う感じがしました。そっか・・こういう一面もあったんだ・・をボソボソとした喋りの中にも表現した森川さん。 ちょっと拗ね系キャラになりつつあるイオタの宮田さん。百戦錬磨の女豹のムジカ姐さん!は、きっと二人が帰った後にきつぅい一発をお見舞いしてくれるだろう・・と想わせてくれる本田さん。 敵さんで初登場!の岸尾さんは、かなり短気っぽいキャラで。ちょっと今まで聴いた中では初?と思っています。鈴村さんの幻の蝶が、かなり気になるのですが・・。ホソホソと喋っていながら、このキャラが対戦?した時には、どういうお話になるのだろう?と、今から興味津々です(^-^)。 そして、出番の多い敵はお亡くなりになる・・と言う定番通りに(゜゜)\バキッ☆、今回メインの敵だったマイヤ役の鳥海さん。まったりとした気持ちの悪い怖さが、いやぁ・・良かった(大笑)。あ、これ褒め言葉ですからね。だって、うっとりしながら喋っているんですもの(大笑)。 今回は、美味しい大人のセリフは全部持っていきました!のシン役の井上さん。マイヤとの戦いで、単なる二人の上司と言うわけではなさそうだな・・・と予感させてくれていますが。 「レイジ、せわしない男は嫌われるぞ」 「え?でも、早く行かなきゃ」 「早い男も嫌われるね」 ここで、ムジカ姐さんが「シン!」と一言冷たく止めていますが。井上さんのシンが言うと、あまり下品じゃないんですもの。 ヘリコプターを操縦しながら、今度貸して!と言うレイジに「ヘリコプターも女性も乗りこなすのは、操縦する男の腕の問題だよ」・・はい。まさに、おっしゃる通りです。お見それしましたm(_ _)m・・・と言う感じです。 |
Aiデスガン
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夜木まゆ | ランティス | LACAー5663 | 2007年7月25日 |
1.プロローグ 2.矜持の高さ 3.ルナ 4.惨劇の始まり 5.タイケコス警察病院 6.分かたれた未来 7.番外編〜エクストラのエトセトラ〜 |
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檜山修之(鷺宮レイジ)、森川智之(美嬢ヤシキ) 宮田幸季(高尾イオタ)、井上和彦(カルマル・水沼・シン) 本田貴子(大沢ムジカ)、宇垣秀成(エクストラ) 岸尾だいすけ(ケラ)、鈴村健一(アルキオン) 甲斐田ゆき(メロペ)、斉藤千和(アステロペ)他 |
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360度全ての攻撃を見切ることが出来る、新たなアルテミス、プレアデス幹部のケラ。 マシンガンを乱射し、レイジとヤシキにデス・ガンを撃たせることすら出来なかった男。彼は、赤ん坊だった時にシンによって命を救われていた事があった・・・。 ケラによって重傷を負わされたレイジとヤシキに勝機はあるのか? |
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今までの2巻が、事件の発端があって。そこにはアルテミスが関わっていると判明。そして、始まるプレアデス幹部との戦いと言うパターンでしたが。いきなり、戦いでレイジもヤシキも瀕死の重傷を負っている場面から始まってしまいまして。 「あら?あらららら?私ってば、途中から聞き始めてしまいました?」と思ってしまったくらいです。 表示されているトラックを見たら、はい!!ちゃんと1トラックでした(゜゜)\バキッ☆。 今までに、構成と言うか戦いのシーンの事などに文句と言うか、クレームを書いてきましたが。今回のこのスピーディな戦いは良かったですね。ちんたらと「アルテミスが関わっているのでは?」とか「あいつが怪しい」とかやっているのではなく。 もう本当にマシンガン乱射している狂人を逮捕?に行ったのだけど、360度全てを見ることが出来るために隠しておける事がない。だから、どうする事も出来ずにズタボロ状態の二人・・・。 どうせ、行き着くところが同じなら。肝心な部分だけ切り取ってドラマにした方が良いですものね。 そういう意味では、重傷を負わされた部分から始まって。どうしようもないけれど、出動しないわけにはいかない。 策も何もないけれど、とりあえず行き当たりばったりで(゜゜)\バキッ☆行動していたら、やっつける事が出来ました!的な(えーっと、これ褒めてますからね)スピーディさは嫌いじゃないです。 ただね・・・。1の時にもちょっと書きましたが。プレアデス幹部であるエクストラとムジカ姉さんの関わりは??番外編で、エクストラさんが、ムジカ・ムジカ・・って発声練習で連呼しているんですけど(大笑)。あそこを聴いていると、まるで恋人?? で、シンは赤ん坊のケラを助けていたわけでしょう?あの委員会と言うか、政治家老人の集団のような(゜゜)\バキッ☆人々って何?罪もない赤ん坊を殺そうとするなんて、どっちが悪役か分からないじゃない(大笑)、今回から聞き始めた人には(・・って、こういうシリーズものを途中から聞き始める人も少ないとは思いますが。岸尾さんファンで、岸尾さんが一杯喋っているから!と言う理由で買った人も居るかもしれないし。今回から出演の甲斐田さんや斎藤さんのファンの方が、このCDから聴いた可能性もあるかもしれませんが)分からないよねぇ・・・。 でもって・・ケラは、シンによって命は助けられていたけれど。育ててくれた人はどうなったのかしら?シンは、責任持ってケラを育てたわけじゃないの??えーっと・・しかも、ケラは幹部にまでなっているし。 共存出来るかもしれない!って言っていたシンが、不死管理警察の人になっているわけだし・・ ドラマを聴きながら感じたモヤモヤとか、この訳の分からない所は、原作を読んで下さい!!って事でしょうか? あと・・・レイジとヤシキが重傷を負っている・・と言うのを説明する為だとは思うのですが、床に点々と血の跡が残っている・・と言うか、血が流れています・・って会話などがありますが。それ・・拙くない?かなり大変じゃない?? 新車とか、そういう問題じゃないよね。止血がきちんと出来ていないのに、動き回ったら駄目だってば!!動いて、傷口が開きましたってそういう問題じゃないと思うし・・。かなり無茶苦茶や・・。 この二人しか、プレアデス幹部を倒すことが出来るデス・ガンを発射出来ないとしても。他に人員は居ないのか?? もう一点だけ、ちょっと文句を書きますと。ケラの左目が、赤ん坊の時につぶされていて。その為に死角があると言うのは、シンが行動に移さないと分からないものかなぁ?片方の目しかないのだったら、死角の範囲があるって・・分かりそうな気がしますけど。 でも、声フェチにとっては。このドラマCDは捨てがたい魅力があるのよねぇ・・。 ドラマでも相方と呼び合っている檜山さんと森川さんでしょ?敵であるプレアデス幹部は、皆さん美声揃いだし。 そこにもってきて井上さんに宮田さんに、本田さん。わお!!状態なわけで。 今回も熱く吠えていらした檜山さん。最後の方の「動けないんですけどぉ!」と言う叫びが、かなり楽しかったです。 冷静な相方の森川さん。痛みを隠すための(レイジ@檜山さんは欠伸(゜゜)\バキッ☆)しゃっくり(大笑)・・・無茶やがな・・。 ただの眼鏡上司じゃなかった井上さん。過去のケラをめぐるシーンの時には、若い!!若いシンが大活躍でした。 本田さんは、今回も百戦錬磨の女豹っぷりが素敵でしたし。ネットを通じて、誰と友達になっているんだか!!のイオタ役の宮田さんも、可愛い後輩を熱演! 敵さんでは、蝶を追い求める鈴村さんに。檜山さんに負けないくらいに叫んでいましたね!の岸尾さん。沢山喋ったキャラが、お亡くなりになる方式は、健在のようです。 そして、今回から出演の気味の悪い双子を演じた甲斐田さんと斎藤さん。 この子達とも戦う日が来るのでしょうか??それを思うと、かなり嫌ですねぇ・・・(^^;。 ちょっと真面目に、原作を買ってきて(立ち読みで済ませないで)読もうかな?と思った巻でございましたm(_ _)m。 |
Aiデスガン
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夜木まゆ | ランティス | LACAー5708 | 2007年10月24日 |
1.プロローグ 2.対なる、異なる、者たち 3.業と縁 4.予定調和の雨音 5.月の涙 6.歪まぬ因果律 7.番外編〜どんな夜も〜 特典 オリジナルサウンドトラック 8.メインテーマ 9.戦渦の戦い 10.吼える魂の弾丸 11.平穏な日常 |
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檜山修之(鷺宮レイジ)、森川智之(美嬢ヤシキ) 宮田幸季(高尾イオタ)、井上和彦(カルマル・水沼・シン) 本田貴子(大沢ムジカ)、高橋広樹(タイタ) 甲斐田ゆき(メロペ)、斉藤千和(アステロペ)他 |
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子犬を抱えて雨宿りしていた男・タイタと、妙にウマがあって意気投合してしまうレイジ。しかし、タイタはアルテミスの幹部であった。 彼と戦えるのか?戦わなくてはならないのか??アルテミスと人間じゃなかったなら・・・タイタの問いかけは雨の中に消える・・。 |
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メディアミックスとして先行発売されている文庫の2と3巻が、ドラマCDとは違うお話になっていました(1巻は、そこまで大きな差はありませんでしたが)。 4は、おや?サブタイトルがかなり違うから・・ひょっとしたら、2や3みたいにドラマCDと文庫でかなりお話が違うのかな?と思い(1〜3もサブタイトルが微妙に違っているのに気が付いたのは、文庫を読んでからです(゜゜)\バキッ☆)今回はドラマを聴く前に文庫を読みました。 うーん・・・正直な話。文庫の方に軍配を上げたくなりましたね。 尺の問題もあったでしょうが・・・と思ったのですが、今回はオリジナルサウンドトラックや番外編が入っていましたので。それを入れるくらいなら、ちょこっとだけレイジ達が「月の涙」と言う今回のキーワードを知るきっかけになった話や、タイタがまるきり人殺しをしていないのではない!と言う事が分かる事件を入れていても良かったかなぁ?などと・・。 でないと、ムジカ姉さんが局地的な雨について不審を抱いたり、月の涙が出てくる過程が弱いように思うからです。 そうでなければ、一体どこから彼らが「月の涙」を知ったのか?そして、タイタはまるっきり悪い事を一つもしていなかった!ただ、一発そういう弾を発射しようとしただけ・・に受けとられてしまうからです。 (文庫をお読みではない方のために、ちょっとだけ解説・・・レイジがタイタとクーに出会った翌日。山中に、大量の死骸が放置されていて。その場所では、山積みされた死骸が置かれた後に雨が降ったと思われた。そう言えば、最近局地的な雨が多いかも?と思ったその時、死体の山の中から現れて、レイジを襲ったアルテミスが「月の涙からは、誰も逃げられない」と謎の言葉を残しているのです。 つまりは、人をアルテミスにする細菌・ネクタル(1のスバルにあった力)の開発中の品を試すために、殺した人々を積み上げておいて。そこに雨を降らせて、完成度を高めるための実験をしていたのです) まぁ、ドラマCDの3が窮地に立たされたヤシキとレイジが、ケラを倒すと言う一点に絞られてのドラマになっていたように。 このお話では、キャラがかぶっています!状態のレイジとタイタの二人の友情を描く事がメインになっているのでしょうから。 これはこれで良いのかもしれません。 が、原作を読んだ事で「こういう台詞を残すくらいなら、もっと前からヤシキの異常なまでの甘党っぷりを強調しておかないと、分からないでしょうが?」と思ったり。お話をCDとして再現するのは、厳しいのかな?と感じたり。ドラマCDと原作について・・・・をいろいろと考えさせられてしまいました。 ドラマCDを買う人が、全て原作を読んでから聴くわけでもないでしょうし(って、私だけではないと思いたいのですが)確かに、それぞれに良い所はあるのですが。もうちょっと、何とかならないかなぁ? まぁ、微妙にサブタイトルが違う事が現しているように。他にも原作とドラマCDでは、話が違っていましたね。 ヤシキがレイジとタイタがお茶しているのを見つけて、お使いに来ていたイオタを回れ右させたシーンは原作にはありませんでした。また、そのカフェで二人が頼んだ物は、食べ物ではなく飲み物であった事。 また、急がなくてはいけなくなった!と言う理由を語る時に、ドラマCDでは「酸性雨」が出てきますが。文庫の方では、そういう物はなく、タイタの風を起こす力の凄さがクローズアップされたかなり緊張感の高いものとなっていた事。 そして!!何よりも、「あううう」と思ってしまったのが、クーの扱いの差でした。文庫の方では、クーは生きていて。ちゃんと犬好きな家庭に引き取られて元気になっています。それを預けに来てくれたのが、タイタの代理人だったと言うのを知るレイジ達で終わっていますが。ドラマCDでは、クーは死んだままで・・。可愛い子犬だったのにぃ!とかなり悔しかったです。 さて。そういうストーリー的な事は、置いておきまして(゜゜)\バキッ☆。 今回も、熱く吠えてくれましたね>檜山さん。特に、気の合う友人だ!と思っていたタイタが、プレアデスだと知らされ。タイタの事を「レイジさんを騙していたんですよ」と言うイオタに対して、怒鳴るように叫ぶシーンの声の強さ。 タイタと仲良くなるシーンでの、他愛のない会話の数々など・・・文庫を読んだ時に頭の中に浮かぶのとと同じ声が、耳元でするのは感動でした。 相棒のヤシキ役の森川さんは、今回は出番があまり多くはありませんでしたが。個人的に好きだった「(自分とイオタが)行くまでに、口説き落とせよ」と言うシーン・・うん、やっぱりサイコーです。 ムジカの本田さんは、イオタとの姉のような会話と、番外編が印象的でした。 そのイオタくんの宮田さんは、先輩達に囲まれての楽しいお酒の席での告白が良かったです・・ただ、何故か・・宮田さんが演じていらっしゃると。純粋なイオタくんが、原作同様どう見ても二十歳以上の成人である事を忘れそうになりますねぇ・・・(^^;。 前回、青年と現在のシンを熱演された井上さんは、あまり出番がなくて。ちょっと淋しかったです。5巻での登場、お待ちしています。 メロペとアステロペの双子は・・これ、原作では男の子となっていますが・・。甲斐田さんと斉藤さんのどちらがどちらか、分からなくなってしまうんですよねぇ・・(^^;。もっと精進しますm(_ _)m。 そして。今回はキャラが被る役!!と言うよりも。アルテミスの中にも平和主義者?は居るんだよ。人間とアルテミスが戦う事に心を痛めている人も居るんだね・・。悪いアルテミスばかりじゃないんだ・・と言うのを強く印象付けてくれたタイタ役の高橋広樹さん。 バスジャック犯との戦いのシーンが、一番印象的でした。同じ人間で殺し合うなんて・・・・と呟くように言うシーンや、トイレ!と不敵に笑っているシーン。これじゃあ、バスジャック犯が激怒しても仕方ないわなぁ・・と思えるほどなんですもの。 彼は、彼なりの論理で(人とするなら、ありがた迷惑になってしまうのですが)戦いの終結を考えていた事、その信念故に口説き落とされなかったタイタ・・。きっと、レイジの心の中にはずっと残る事でしょう・・。 ところで。今回、ブックレットに集合写真がありませんでして。毎回それなりに楽しみにしていたので、残念でした。 ひょっとしたら、他と言うキャストが多かったから・・とか、別録音の方が多かったから?などと、大人の事情をいろいろと考えてしまいました(^^;。 |
Ai Death Gun
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夜木まゆ | ランティス | LACAー5734 | 2008年2月27日 |
1.新世界への夢想 2.星が告ぐ未来 3.陰と陽、炎と氷、光と影 4.絆 5.月が呼んでいる 6.天使たちの囁き 7.ーアルキオンー |
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檜山修之(鷺宮レイジ)、森川智之(美嬢ヤシキ) 宮田幸季(高尾イオタ)、井上和彦(カルマル・水沼・シン) 本田貴子(大澤ムジカ)、諏訪部順一(アレス) 保村真(シュシュ)、宇垣秀成(エクストラ) 甲斐田ゆき(メロペ)、斉藤千和(アステロペ) |
Aiデスガン
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夜木まゆ | ランティス | LACAー5814 | 2008年9月26日 |
1.ルナの目覚め 月落下 2.忘却 3.コード67789 4.対という希望 5.新たな目覚め 6.愛は魂(こころ)の源 7.ボーナストラック 第3回東都署横断・デスガンクイズ |
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檜山修之(鷺宮レイジ)、森川智之(美嬢ヤシキ) 宮田幸季(高尾イオタ)、井上和彦(カルマル・水沼・シン) 本田貴子(大沢ムジカ)、鈴村健一(アルキオン) 甲斐田ゆき(メロペ)、斎藤千和(アステロペ)他 |
AiデスガンラジオCD |
ランティス | LACAー5868 | 2009年2月4日 |
1.オープニング 2.俺達のデス・ガンな日々 3.もしもの愛 ベストセレクション 4.一発で合いますガン!?ファイナル 5.俺達のデス・ガンな日々 6.不死管理警察・極東管区・東都署・セツナ課・グッチョイ 7.エンディング |
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パーソナリティ:檜山修之、森川智之 |
宇宙海賊 宝舟組!
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秋月こお | Vap | VPCGー84601 | 1996年9月1日 |
1.SOMEDAY〜翼ひろげて〜(歌:松本梨香) 2.第一話「男の舟!女の園!?」 3.第二話「推参!寝返りヴォーダー!!」 4.第三話「蛮勇は勇気にあらず」 5.Endless Dream(ドラマサイズバージョン)(歌:森川智之) 6.ボーナストラック「男海賊!戦船組!」 |
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松本梨香(弁天(マユミ・ナルシマ))、津野田なるみ(吉祥) 井上喜久子(福禄寿)、飛田展男(毘沙門) 白鳥由里(恵比寿)、菊池志穂(大黒)、宮村優子(布袋) 檜山修之(リュウドウ・カイ)、森川智之(ビオレム・ヴォーダー(B.V)) 石井康嗣(梵天) |
宇宙海賊 宝舟組!
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秋月こお | Vap | VPCGー84602 | 1996年10月2日 |
1.SOMEDAY〜翼ひろげて〜(歌:松本梨香) 2.第一話「危険なプロポーズ」 3.第二話「UNーKNOWN号の追跡!」 4.第三話「一途な人魚と孤独な狼」 5.Endless Dream(ドラマサイズバージョン)(歌:森川智之) 6.ボーナストラック「オシンデレラは2度死ぬ!!」 7.Liberal Heart(フルサイズ・バージョン)(歌:菊池志穂&宮村優子) |
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松本梨香(弁天(マユミ・ナルシマ))、津野田なるみ(吉祥) 井上喜久子(福禄寿)、飛田展男(毘沙門) 白鳥由里(恵比寿)、菊池志穂(大黒)、宮村優子(布袋) 檜山修之(リュウドウ・カイ)、森川智之(ビオレム・ヴォーダー(B.V)) 石井康嗣(梵天)、子安武人(ドナルド・サリム・ハサン) |
宇宙海賊 宝舟組!
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秋月こお | Vap | VPCGー84603 | 1996年11月1日 |
1.SOMEDAY〜翼ひろげて〜(歌:松本梨香) 2.序章「冒険の始動!」 3.第一話「囚われた宝舟」 4.第二話「誇りと命を懸けて」 5.第三話「去りゆく星への鎮魂歌」 6.Endless Dream(ドラマサイズバージョン)(歌:森川智之) 7.瑠璃色の夜明け(フルサイズ・バージョン)(歌:白鳥由里) |
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松本梨香(弁天(マユミ・ナルシマ))、津野田なるみ(吉祥) 井上喜久子(福禄寿)、飛田展男(毘沙門) 白鳥由里(恵比寿)、菊池志穂(大黒)、宮村優子(布袋) 檜山修之(リュウドウ・カイ&チキチキ) 森川智之(ビオレム・ヴォーダー(B.V)&チキチキ) 石井康嗣(梵天) |