ドラマCD「ら」・「わ」行


螺旋のかけら

橘皆無 パイオニアLDC 1993年1月26日 PICAー1107
1,舞夢ーOVERTUREー     
2,ドラマ“壱”
3,Step’in Heart(一樹のテーマ) 
4,ドラマ“弐”
5,G・A・R・A・Iーインストゥルメンタルー(牙らいのテーマ)

6,ドラマ“参”
7,愛するように憎んで・・・(句倶廼のテーマ) 
8,ドラマ“四”
9,Heart Window(倭京のテーマ)   
10,ドラマ“伍”
11,魂の絆ーsoul mateー(エンディングテーマ)
中村大樹(毘周・沖野一樹)、飛田展男(倭京・今泉充)

菊池正美(加賀雅之)、石田彰(朔弥(一樹の前世))、定岡小百合(一樹の母・女性教師)
勝生真沙子(句倶廼)、若本規夫(牙らい)(らいと言う文字は出ないんです。ちなみに石雷ですね)
最近見る、同じ夢。沖野一樹は、夢の中で紫の瞳をした人を師と呼び、その意志を受け継ぐと言った。師の声は自分の声と同じだ・・・と思っていたある日。彼の前に、夢で見たのと同じ紫の瞳をした人物に声をかけられる。自分たちは毘周様の意志を継ぐものであり、前世の仲間だったのだと・・・
絵は綺麗だし、石田さんも出ていらっしゃる・・と期待して聞くとがっかりします(゜゜)\バキッ☆。
中村さんと飛田さんの声(歌含む)を堪能出来ますし、若本さんのお茶目(゜゜)\バキッ☆な語りかけも楽しいのですが、ドラマをメインに聞こうと思っていると、間に歌や演奏が入るんですよ。昔のドラマCD(レコード)は、そういう形態だったですし、嫌いではありませんが・・話の続きが気になって、盛り上がって「さぁ、どうなる」と思っている時に歌が入ると「がああああ」といらいらしましたm(_ _)m。
しかも、最後まで聞いても一体誰が封印を解いたのか・・などの謎が残ってしまい「思いっきり続く」のがちょっと・・・と思ってしまいました。

螺旋のかけら 弐

橘皆無 パイオニアLDC 1994年8月25日 PICAー1044
1,ドラマ“螺旋の入口”           
2,螺旋のかけら〜SPIRAL STEPS〜
3,ドラマ“道先案内人”          
4,きみを無くして
5,ドラマ“呪われた紫の瞳”        
6,SYMPATHIZER
7,ドラマ“共鳴”                
8,I SAY I DO
9,ドラマ“受け継いだ使命”
森川智之(朔弥・沖野一樹・毘周)、檜山修之(倭京・今泉充)

緑川光(加賀雅之)、若本規夫(牙らい)、三石琴乃(留鬼)
榊原良子(貴子)、伊藤栄次(魔物A)、松尾貴司(魔物B)、保志総一朗(男子生徒)
一樹のクラスメートにして、牙らいを体内に封印?している毘周の転生した姿でもある加賀が、魔物にさらわれた。今泉がその後を追うが、力に覚醒していない一樹は、どうしたら良いのか分からない。彼の前に少女の姿をした魔物が現れて言う。「オレが連れて行ってやるよ」
魔物の封印を解いたのは一体誰なのか?魔物と人の混血である毘周。彼が生まれた背景とは??
この2も、間に演奏などが入るのですが・・慣れなんでしょうか?1の時よりも気になりませんでしたね(゜゜)\バキッ☆。いや、お話がある程度進展して、謎の部分が解明されたので、CD一枚聞き終わった時の満足感の差かもしれません。同じ会社から出ていて、キャストがほとんど変わっているドラマCDですが・・・唯一1と同じだった若本さんの(1の時のような)お茶目なモノローグがなかったのが、ちょっと悲しかったかなぁ・・・。

ラ・ピュセル 光の聖女伝説

サイトロン・デジタルコンテンツ SCDCー00190 2002年7月24日
1.第一話「たとえ世界が滅びてもね・・・」姉は弟を抱き締めた
2.インターミッション・その1 ビューティーキャッスルにて
3.第二話「やっておしまい!」マージョリー一家のボスは叫んだ
4.インターミッション・その2 エスカル号にて
5.第三話「本当の漢らしさを教えてやるぜ」副キャプテンはニヤリと笑った
中原麻衣(プリエ)、水橋かおり(キュロット)

橘ひかり(アルエット)、関俊彦(クロワ)

桑谷夏子(エクレール)、檜山修之(キャプテン・オマール)
川村万梨阿(マムロン)、志賀克也(ヤッタニャー)
田村ゆかり(ミャオ・ショコラ)、富沢美智恵(マージョリー)

ラブ・ベリッシュ!/チョコミミ

りぼん応募者全員プレゼント 集英社 2006年1月到着
1・3・5トラック・・・アニマル横丁(原作:前川涼)
2トラック   ・・・ラブ・ベリッシュ!(原作:春田なな)
4トラック   ・・・チョコミミ(原作:園田小波) 
ラブ・ベリッシュ!
生天目仁美(福島由夜)、石田彰(高松渚)、野島健児(千葉梓)
田村ゆかり(水戸笑佳)、水島大宙(宮城紺)、豊口めぐみ(宇都宮純子)
石塚さより(ミシェル)、萩道彦(男子生徒)、立花慎之介(男子生徒)
チョコミミ
小清水亜美(チョコ)、野中藍(ミミ)、笹田貴之(アンドリュー)
高城元気(ムム)、服部加奈子(シフォン)、中村俊洋(雑誌記者)
松久保いほ(女子生徒)、中村繪里子(女子生徒)
アニマル横丁
江里夏(あみ)、宍戸留美(イヨ)、永澤菜教(ケンタ)
佐藤ゆうこ(イッサ)、堀内賢雄(ヤマナミさん)

Landscape〜あの夏の願い〜

honeybee HOー0094 2009年8月14日(〜16日)
*夏コミ発売日。ネット通販注文で、2009年9月到着
1.water blue〜ウォーターブルー〜
2.pompadour〜ポンパドール〜
3.pale aqua〜ペールアクア〜
4.orient blue〜オリエントブルー〜
5.horizon blue〜ホライズンブルー〜
6.cornflower〜コーンフラワー〜
7.cascade〜カスケード〜
8.blue jewel〜ブルージュエル〜
9.river blue〜リバーブルー〜
石田彰(灯呂)

リトルプリンセス
マール王国の人形姫2

日本一ソフトウェア サイトロン SCDC00030 2000年7月19日
1.〜第一話〜「いきなり発覚、大問題!」
2.〜第二話〜「ただいま助っ人募集中」
3.〜第三話〜「人形は見ていた?」
4.〜第四話〜「交渉とノートの行方」
5.〜第五話〜「魔界で大捜索!」
6.〜第六話〜「約束の日」
7.「マージョリー一家の裏ドラナイト」
川村万梨亜(クルル/シャルテ)、大谷育江(クレア/ビリー/レジェム)

折笠愛(チェロ)、檜山修之(ランディ)、三石琴乃(ソニア)
鶴ひろみ(アクージョ)、富沢美智恵(マージョリー)
藤野かほる(コルネット/ニャンニャン)、鷹森淑乃(エトワール/ランラン)
田村ゆかり(ニャオ)、山田美穂(クロウディア)
渡辺久美子(ガオ/テラ)、野川さくら(ニャンコ)

アミューズメントメディア総合学院
山本愛子(ニャンコ)、大竹美佳(会員)、西村江太郎(近衛騎士)

リトルラバーズシーソーゲーム 5
緑ヶ丘高校 荻原なな

ビクターエンタテインメント VICLー60233 1999年4月21日
1.こんな気持ちは初めてです・・・。
2.PERFECT WORLD
3.FIFTH DRAMA NANA
4.Stay With Me
5.NANA’S LOVE LETTER
6.PERFECT WORLD(オリジナル・カラオケ)
7.Stay With Me(オリジナル・カラオケ)
鈴村健一(僕)、小西寛子(なな)

檜山修之(西川)、上田祐司(兄貴)、土屋利秀(担任)

北島淳司(従業員)、高橋美佳子(女子生徒)
真鍋あすか(女子生徒)、山本幸代(女子生徒)、小淵美保(女子生徒)

LUCIFER

新條まゆ ポリグラム 1998年4月15日 POCXー1097
1.「CAUTION」   
2.パート1〜モーニング・トラブル   
3.「堕天使の呪縛」
4.「DRUG」   
5.パート2〜ファイナル・アンコール   
6.パート3〜ディアレスト・パーティ
7.パート4〜ハイスピード・ラヴ   
8.「Love Melody」(1・3・4・8は歌/子安武人)
子安武人(大河内咲也)、桑島法子(雪村愛音)

緑川光(桐生敦郎)、岩田光央(長井良彦(サン太))、三木眞一郎(佐久間和斗(TOWA))
森川智之(藤堂雪文(雪))、古澤徹(佐々木浩一(マネージャー))
浅野まゆみ(ファンの女性A)、三浦智子(ファンの女性B)
愛音は、ルシファーのボーカリストである咲也と運命的な出会いの後、恋人兼愛音雪彦と言うペンネームによるルシファーの作詞家でもある。全国的なツアーの企画を考える事になり、彼女が考え出したプランとは・・・。
これは、ただひたすら格好いい子安さんのボーカルを楽しむCDだと思います。
バンドのメンバーは非常に豪華な声優さんばかりですが、あまりドラマ部門では出番がありません(^^;。私は、メンバーが分からないまんまで終わってしまいましたよ(冗談です)。
お話を知らずに聞いたのですが(この作品に限らず今やほとんどの作品が原作を知らずに、ドラマを買って聞いている状態なのですが(゜゜)\バキッ☆)これはもう、愛音と咲也のためのお話ですな(^^;。いや、そうと知っていたらまた別の聴き方があったものを(゜゜)\バキッ☆。
なんだかね、途中で「うーん・・・うーん」ともやもや状態になってしまうんです。なんでだろう?原作が少女漫画なのだろうから、定番的なお話だ・・・とは思うのですが、いかんせんバンドのメンバーが超豪華であった事が災いしましたね。愛音と咲也の会話より、もっともっとバンドメンバーを出して欲しい・・・と言う欲求不満になってしまったんです。
何かと言うと、咲也が愛音をかまうんですもの(大笑)。いや、ヒロインの立場ならそういう状態は気持ちいいんですけど(゜゜)\バキッ☆。

で。ディアレスト・パーティのトラックで、ファンの女性がコネを利用してパーティ会場に紛れ込んで・・・・と言う場面でこのもやもやの原因に「はた!!」と気づきました。そっか・・・最近、BLを多く聞くものだからノーマルな恋愛のシーンが苦手になっていたわけね(゜゜)\バキッ☆・・。いや、正確に言うと。
格好いい男の子が居て。その彼は皆のアイドル。彼がノーマルであれば、相手の女性への嫉妬が聞いている自分の中に芽生えてしまうんですな(゜゜)\バキッ☆。やっぱり、アイドルは皆の物であって欲しい。と言うよりも、自分の物であってくれ(゜゜)\バキッ☆。それを一人の女の子に取られてしまった!!感じが、「うーん・・・うーん」の原因になっていたわけです。BLの場合は、「相手が男好きなら、仕方ないか」みたいな心理が働くので、許せるのか>自分(゜゜)\バキッ☆。
遙かのアニメを見ていて、アニメはアニメとして面白いのだけど。ゲームをしている時にはない・何か微妙な違和感を感じる。ドラマCDになった遙かでも、あかねちゃん(ヒロイン)が登場するドラマはどうも微妙な感じ・・・がしていたのも、これだったんです。神子殿が出ないように工夫されているのは不自然ではあるけれど。だけど、八葉から神子・・とちやほやされるのを聞いている自分は、あくまでもリスナーであって、神子=自分ではない・・・その距離感だったわけです。
つまりは、相手が男好きならしょうがないけど、女の子相手にやたらめったらラブラブな状態だったから・・・まぁ、子安さんファンは自分を愛音だと置き換えて聞きましょう(゜゜)\バキッ☆。本当に子安さんフェロモン全開の一枚でございましたm(_ _)m。


LUCIFER:ルシファー

LUNATIX

美佳晃 マリン・エンタテインメント 2001年9月26日 MMCCー4021
1.Prologue   
2.予兆   
3.闇の開く刻   
4.痣
5.人間を狩る者・守る者   
6.求めるがゆえに   
7.至高のステージ
8.戦いの果て   
9.Extra TrackーCast Commentー
関智一(羅生紘明)、子安武人(安藤祐三)

森川智之(目黒誠太郎)、石田彰(里中洋海)、千葉進歩(野上光弥)
上田祐司(木村哲平)、高田真吾(矢島勉)、伊藤健太郎(新田和作)
小杉十郎太(伊岐祐司)、飛田展男(リーザ)、松本保典(ジーン)

加瀬康之(日陰)、前田剛(父)、綱掛裕美(祐三(少年時代))
近藤隆(スタッフ)、佐藤ミチル(ボーイ)
教育実習生の目黒誠太郎、彼の病弱な従弟・勉に声をかけられる紘明。「僕から誠ちゃんを取らないで!」勉の腕が変形し、殺される!と思った瞬間、自分の身を守りたいと願った紘明に謎の痣が浮かび上がる。一方、紘明の友人・祐三は人気バンド「RHODESIA」のギタリスト。彼は紘明の危険をいち早く察知した・・・。
う゛ーん・・・ものすごく早いペースでお話がかっとんで行った・・・と言うのが第一印象です。おかげ?で、3回と決めていた感想前の聴く回数が増えてしまいました。
いや、話のストーリーが分からないのではなく、は??と思っている次の瞬間には、ぽんぽん話が進んでしまうんですもの。しかしまぁ・・・一番最初のトラックに、一番最後のシーンを持ってくるのは、どうなんでしょう?紘明くんの身に何かが起こった・・と言うのはバレバレなんですもの。原作を読んでいないせいもありますが、伊藤さんの演じた新田と言う役が、どういう立場なのか・・今ひとつ分からないままでございました。キャストは素晴らしく豪華なのですが、いかんせんお話がかっ跳び状態なので、ほんのちょい出で終わった方も多いのがもったいなかったですねぇ・・・。一番目立っていたのって、上田さん演じる木村と言う変質者のような気がしますもの(大笑)。
一つの美学によって、教会まで紘明をおびき寄せる洋海だとか、誠太郎の従弟さんにしても、もっと確実に相手を滅ぼす方法があったのでは??と思いますね(大笑)。まぁ、痣に操られて、そういう戦いしか出来なかったと言えば、そこまでなのですが。


LUNATIX ドラマCD

瑠璃の風に花は流れる 第一巻
黒の王太子

槇ありさ ランティス LACAー9143〜4 2009年1月21日
DISC1
1.黒嶺の王太子芦琉
2.朱根制圧
3.緋奈の資質
4.黒嶺城下
5.深波の画策
DISC2
1.黒嶺脱走
2.離宮地下へ
3.三界の守護 青のリュウ
4.真相
5.明日へ
平野綾(緋奈)、保志総一朗(芦琉)、置鮎龍太郎(深波)

石田彰(光夜)、中村悠一(槐斗)、升望(瀬里)
平川大輔(朱根王)、森沢芙美(朱根王妃)、一馬芳和(鞍麻)
遊佐浩二(雷音)、向井修(占者)、木村はるか(幼い芦琉)
岡田幸子(幼い深波/民の声)、四宮豪(民の声)
岐部公好(武器商)、片貝薫(商人の妻)

瑠璃の風に花は流れる
第二巻 紫都の貴公子

槇ありさ ランティス LACAー5915 2009年5月27日
1.相反する思慕
2.青雲:再会
3.王家の血の掟
4.決意
5.希望をー
平野綾(緋奈)、保志総一朗(芦琉)

置鮎龍太郎(深波)、石田彰(光夜)、中村悠一(槐斗)
高垣彩陽(澪良)、升望(瀬里)
遊佐浩二(雷音)、大川透(八雲先生)

大原崇(衛兵)、田中一成(船員1)、前野智昭(船員2)
神野祐希(船員3)、ベーテ・有理・黒崎(船員たち)
竹若拓磨(紫洞兵1)、寺島拓篤(紫洞兵2)
羽多野和俊(紫洞兵3)、杉崎亮(紫洞兵たち)

レインボーマン

川内康範 キャラモモ BJCAー0070 2007年8月27日
0.プロローグ
1.難攻不落の要塞
2.レインボーマン登場!
3.七つの化身
4.地雷地獄
5.ヨガの眠り
6.死ね死ね団
7.愛と正義のために
8.エピローグ テーマ曲「行けレインボーマン」
9.キャストコール
10.原作川内康範さんのコメント
関智一(ヤマト・タケシ)、三木眞一郎(嵐大樹)

谷山紀章(風間大介)、斎賀みつき(チャン・ユーリン)
中村悠一(雷神)、神谷浩史(木霊)、滝知史(水龍)

久嶋志帆(村の息子)、相馬幸人(兵士)

石田彰(ナレーション)、青野武(ダイバ・ダッタ)

裂魔伝 E−ZONE

藤貴紀子 東芝EMI 1995年6月28日
1.E.ZONE〜愛しきものへ〜(歌/風雅なおと)   
2.SCENE 1 プロローグ
3.緋の迷宮(歌/小杉十郎太)   
4.SCENE 2 療院   
5.SCENE 3 回想(出会い)

6.SCENE 4 出発   
7.CONTRAST VISION(歌/小杉十郎太)
8.SCENE 5 追憶〜戦い   
9.SCENE 6 エピローグ
10.遙かなる真実(あい)(歌/松葉美保)
緑川光(御堂凛一)、小杉十郎太(間宮啓太郎)

榊原良子(月城綾子)、加藤精三(南方大道)
井上喜久子(南方沙世子・凛一(子供時代))、大塚芳忠(ナレーター)

裂魔伝 E−ZONE 2

藤貴紀子 東芝EMI 1997年1月29日
1.永遠のカタルシス(歌/風雅なおと)   
2.プロローグ   
3.魔物
4.療院   
5.脈動   
6.終わらない夜に(歌/小杉十郎太)

7.闘い
8.エピローグ   
9.天空の旋律(歌/KUKO)   
10.ぱぁぞぉん(ウクレレ編)
11.ぱぁぞぉんのワルツ(歌/福田裕彦・藤貴紀子)
緑川光(御堂凛一)、小杉十郎太(間宮啓太郎)

榊原良子(月城綾子)、加藤精三(南方大道)、日高のり子(御堂凛一(少年時代)・ちびりんちゃん)
藤本かをる(中年の女A)、福島おりね(中年の女B)、福田裕彦(福田裕彦)

レンタル執事 ドラマCD Vol.1

藤咲あゆな フロンティアワークス FCCNー0047 2009年8月26日
1.HP大作戦
2.執事たちの新年会
3.届けたい想いは……
4.朝のご挨拶〜天河編〜
5.朝のご挨拶〜チエホフ編〜
6.朝のご挨拶〜高邸編〜
7.朝のご挨拶〜ロレンス編〜
8.朝のご挨拶〜梶編〜
9.朝のご挨拶〜早見編〜
10.朝のご挨拶〜間宮編〜
11.朝のご挨拶〜華神編〜
12.朝のご挨拶〜小鳩編〜
下野紘(天上天河)、小山力也(江古田元蔵)

石田彰(梶総司)、高橋広樹(ウィリアム・ロレンス)
中井和哉(高邸烈)、杉田智和(早見達郎)
成田剣(間宮巧)、神谷浩史(小鳩優介)、遊佐浩二(華神忍)

矢作紗友里(凛)、加納千秋(奥様)

レンタル執事 キャラクターCD

フロンティアワークス FCCNー0062 2010年4月21日
1.天上天河
2.梶総司
3.小鳩優介
4.華神忍
下野紘(天上天河)、石田彰(梶総司)
神谷浩史(小鳩優介)、遊佐浩二(華神忍)

浪漫狩り

岩崎陽子 ランティス LACAー5313 2004年8月25日
1.王女殿下の憂鬱
2.古代王朝のメダリオン
3.秘密
4.キャストロール
松本保典(猿渡遼太郎)、櫻井孝宏(那珂川慶輔)、福山潤(篁伊織)

堀内賢雄(羽佐間雄大)、平田広明(犬神隆)

稲田徹(鮫島)、大川透(岩槻省吾)
岡村明美(藤沢実澄)、米本千珠(晴華堂)

寺田はるひ(セレス王女)、中博史(瀬川助教授)、長克己(少将)

森川智之(篠原央)、速水奨(篦岐宮行秀)
昭和4年、大陸での対日感情が悪化する中。中央アジアの小国・カジェスタンの財宝展が開催された。展示品の目玉であるカムナンのメダリオンが盗まれると言う事件が起こったが。実は盗まれたメダリオンは本物以上に本物らしく作られた偽物であった。
埋蔵金盗掘指南役でもある猿渡遼太郎は、王女から偽物を取り返して欲しいと言う依頼を受けるのだった。
今から、このCDを聴いてみようか?と思われている方は一緒に2を購入される事をお勧めします。と言うのは、浪漫狩りの1と2は二つで一つの話になっていると思うんですね。1だけ聴いたら後半で人食い穴がどうたらこうたら・・と言うシーンで「は?」と目が点になる事請け合いです。
トラック3で出てくる話を補う意味でも、2のドラマCDを手元において聴き始めることをお勧めします。実は、私は1だけ買って聴いてみて「は?」となったのです。あわてて2を購入して聴いて「あぁ、そこに繋がるのか」と納得したものですから。

ドラマの中では、王女に対して那珂川さんが語るシーンが良かったですねぇ。
「あなたは、誰かの偽物などではありません。イミテーションにはめ込まれても、本物のダイヤの価値が少しも変わらないようにね」
「宝石は、人の手によって研磨されなければ輝くことは出来ませんが。人間は、自分の力で己を磨くことが出来ます。王女の未来が輝きで満ちたものでありますように」
うわぁ・・一新聞記者さんにしては気障よねぇ。まぁ、ブックレットに那珂川くんの正体は載っているわけですが。それをごまかすために「まぁ、隠し芸ばかりで。新聞記者としての才能が一番足りませんからね」と言っていますが。
この人情味にあふれて、なおかつ好青年を櫻井さんが熱演されています。
人物としては、暖かみがあるものの。ちょっとぶっきらぼうな主人公猿渡を松本さんが、好演。知的で、なおかつ行動力もある遼太郎の深みは松本さんならではです。
遼ちゃんのシーンとしては、瀬川助教授の所に軍人の賊が現れた時に、宝を渡さなかった事で実澄に怒られるシーンが秀逸でした。
「だけど、命以上に大事な宝なんてあるわけないでしょ?認めないわ、そんなの」
「悪かった。自分で伊織には同じようなこと言ったのにな。やっぱり、俺にはオヤジの血が流れているのかな・・・」

福山さんの伊織くんは、まさにこのドラマCDでも堀内さん演じる羽佐間さんと共にムードメーカーとして活躍してくれました。
キャラと実物とのギャップ・狭間で・・・とキャストロールで駄洒落をとばして下さった堀内さんが、好きです(*^^*)。その駄洒落は、他の方にも伝染してしまったようで、央(なかばと読むことから)にかけて、人生半ばと言った森川さん。少将役でセリフも少々だったと長さん・・。
オヤジギャグをすぐに言える人は、回転が速い人だと脳を鍛えるソフトで見ましたが。機転が利くと言うことですね。たまに脱力するようなオヤジギャグがありますが。それも愛嬌と言いますか(大笑)。

森川さん、速水さん、大川さんの軍人さんトリオは。あまり出番は多くはないのですが。場面が軍部の方々の話になると、途端に場の空気がぴーんとなるほどの緊迫感がありました。
さて。ブックレットには全員分のキャストのお名前が載っていませんので。最後のキャストロールを聞きながら書き加えた方もいらっしゃいます。もし、文字などで間違いがありましたらお知らせ下さいませm(_ _)m。



浪漫狩り 2

岩崎陽子 ランティス LACAー5345 2004年12月22日
1.プロローグ
2.呪われた埋蔵金
3.ロマンの毒
4.人食い穴の真実
5.エピローグ
6.キャストロール
松本保典(猿渡遼太郎)、櫻井孝宏(那珂川慶輔)、福山潤(篁伊織)

堀内賢雄(羽佐間雄大)、平田広明(犬神隆)

寺田はるひ(西谷夫人)、荒川大三郎(大藪)、升望(みどり)
鈴木貴征(団員)、栗山浩一(団員)
平井啓二(村人)、前川建志(村人)

森川智之(篠原央)、速水奨(篦岐宮行秀)、大川透(岩槻省吾)
人食い穴から生還した遼太郎。その見舞いにやってきた羽佐間と、那珂川と出会ったきっかけとなった発掘や、一新聞記者なのに子爵と関わりがあると分かった時の発掘の話をする。
そして、肝心の人食い穴探検の話となるのだった。
1巻に続いて(出来たら、あまり時間をおかずに)お聞き下さい。
・・・と言うのも、1巻で既に人食い穴の話は出ていまして。原作を知らないで買った私としては(王都妖奇譚が好きだったので。その岩崎さんが描いたお話と言うことで、興味を持ったのです。それに、キャスト陣が豪華じゃないですか(大笑))1巻を聴いた時に「何のこっちゃ」と思ったものです。

世界情勢が暗い方向に向けて、加速していく中。陸軍など一部の軍部が、世界経済に影響を与えるかもしれない古代の遺跡を発掘し、それを解明する事で古代の叡智を自分たちの物にしようと考えている。
人食い穴は、そうした軍部が目を付けた遺跡の一つ。他にもいろいろある遺跡を発掘する上で、アドバイスをし。かつ軍部に協力してくれる人物の査定を行っている。その査定を行っているのが、新聞記者を装っている那珂川。査定対象の候補になっているのが、主人公の遼太郎と詐欺師まがいの犬神。那珂川の上司になるのが、彼の兄の友人であった篠原とその忠犬・岩槻。かなりの野心家と思われる篦岐宮。
そんな中、身分を隠して遼太郎と接触している那珂川ではあったが。遼太郎の人柄にふれるうち、遼太郎を自分が守ろうと思うようになる・・・と言うお話なんですね>このドラマCDの時点では。

原作を読んでいないので、この後、お話がどう進んでいくのか?那珂川の亡くなったお兄さんや、遼太郎の父親(犬神の師匠)の話、軍部の方々の思惑と遼太郎がそれを受けるのか?謎も残ったままですし、分からない事も山積みではありますが。まぁ、この時点までの総括としては、上にまとめたようなものでしょう(^^;。

それを知らずに聴くと(私がそうなのですが)。浪漫・・・つまりは、埋蔵金だとか古代のロマンに魅せられた男達のお話かな?とか、遺跡に隠されたトラップを解除しながら先に進む、インディ・ジョーンズみたいな冒険活劇かな?とか、遺跡を調査する上でお宝を狙っていた軍部と対立しちゃうのかな?(この辺りは、やっぱりインディ・ジョーンズのナチス軍みたいな感じね)などなどを予想しながら、聞き始める方もいらっしゃるのではないかと思いますが。予想されうる範囲ではないお話の展開に「んーっと」となってしまいます。
しかも。このドラマCDは1巻も2巻も、時系列でドラマが進まない。だから余計に「んーっと」になるのですね。おそらくは、掲載された漫画が過去と現在のエピソードを行ったり来たりしながら、人物を掘り下げていくパターンだとは思うのですが。1巻を聴いて面白くなければ、2巻を買う人が多いとは思えないので(2巻まとめて買うには、コミックなどと違ってCDは値段が高いのですから)、漫画をそのままドラマ仕立てにするのは、どうなのかなぁ?と思ったりします。何を描いて、何を描かないでいるか・・と言うのも大事な要素だとは思うのですよ。そのまんま、人気コミックや小説を音にしただけ・・と言うのじゃ、あまりに芸がない(苦笑)。
また、上に1巻と2巻を通しての内容をまとめてみましたが。主人公は遼太郎なのですが、視点を那珂川においた時の方がわかりやすいんですね。遼太郎の視点でこのドラマCDまでの時点をまとめようとすると、軍部の動きが分かっていない彼では、書けない部分もあるんですよね。そういう意味でも、遼太郎を主人公に据えてお話を描くのなら、もっと漫画の進行とは思い切って違う方向でまとめても良かったかな?などとも思います。そう・・・例えば、那珂川のナレーションによる一人称のドラマにしちゃうとか(゜゜)\バキッ☆。

まぁ、通して何回も聴いているうちには、お話の流れも分かってくるので。そうしたらこっちのものです(大笑)。
呪われた埋蔵金のエピソードでの、羽佐間扮する教祖様の怪しげな呪文。そのいかさま・ペテン師っぽい演技をイキイキと演じられている堀内さん。
そして、自分こそが浪漫の毒に侵されているかもしれない遼太郎の熱き心。そのクールさと熱さの両面を併せ持つ遼太郎が、そこに居るような松本さん。
張り切り盛り(大笑)の青少年、ムードメーカーの伊織。犬神との会話で、遼太郎を第2の父親として慕っている気持ちを見事に印象づけた福山さん。
オープニングだけだった森川さんに、エンディング(しかも1ページだけ)の速水さん。オープニングとエンディングのみの大川さんは、本当にもったいない!!この軍部3人組の活躍が、個人的にももっと聴きたかったです。
志半ばにして倒れた者は、倒れてしまった事よりも先に進めなかった事を悔いていると言い切る那珂川のセリフが、本当に印象的な櫻井さん。今回も、上品なお坊ちゃまの顔がふとした時にかいま見える演技が素晴らしかったです。

そしてそして、個人的に一番受けたのが。詐欺師・犬神の平田さんでした。出番としては、人食い穴の真実のトラックのみ。しかも、遺跡に彼らが入った後での合流なのですから、出番としては決して多くありません。なのに、犬神の存在が一番大きかったです。何よりも、自称が「僕」!!これだけでも、「うわぁ・・うわぁ・・凄く、凄く新鮮!!」とのたうちまわりたくなりますね(大笑)。
そう言えば、平田さん演じる役で「僕」と言う役は私は初めてでして。遺跡で軍人さんの足を銃で撃って、遼太郎を試すシーンなどでの悪人っぷり。その冷静さと僕と言う自称の差が、もうたまりませんでした。平田さんファンは、抑えておきたい一枚になるかもしれませんね(^-^)。



ロマネスクバリエ

木々 ケイエスエス 2003年7月25日
ロマネスクバリエ〜伝奇的変奏曲〜 
1,硝子色の瞳の少年           
2,魔術使いの血統             
3,憎悪の連鎖、愛情の錯誤        
4,永劫の終わり                     
5,昇華

アンティークグロリア〜追想風聖歌〜
6,教会の少女
7,聖歌と魔術使い
8,汚れしは、その心か歌か
9,その歌は永久の別れ
三木眞一郎(シド・アゼル)、保志総一朗(リド・アゼル)

堀内賢雄(ダン・トルヴィル)、田中敦子(キャサリン・ノア)、寺田はるひ(マリア)
栗山浩一(警察署員)、宮島史年(アナウンサー)、利田優子(アナウンサー)
吉田裕秋(街の人)、新井里美(クラリス)、木下紗華(ジュディ)、永島由子(レポーター)
元精神科医のダンに警察から電話が入る。彼を捜している・・と言う迷子の少年が居ると・・。不思議な雰囲気のある少年リドは、弟に聴いてダンを捜していたと言う。ダンが病院を閉鎖してしまった?理由を作った少年の兄なのか??少年は彼の救いの手も届かずに死んでしまったのに・・・。しかも、リドはニュースに流れた「人間が発火して死んだ」と思われる奇妙な殺人事件?に関与していると思われていた。まさか、こんな子供が・・・。
しかし、リド少年はダンに言うのだった。自分は魔術使いで、同じく魔術使いの母親を殺してしまった・・と。
ダンを訪れた魔術使いの少年・リドと、彼を追ってきた兄のシドの物語ですね。二話構成になっておりまして。一話はリドとシドが、母親の呪縛から逃れるまでを・・。二話は、魔術使いの掟?を破って教会に来て聖歌を聴いているシドと、その聖歌隊の少女のお話・・と言いますか。
なんとも不思議な雰囲気のするお話でした。聖歌は力のある言葉の歌だから、と言う言い伝えに思わず「ありうるかもしれない」と思ってしまったのでした。



ロミオとジュリエット

ウィリアム・シェイクスピア モモグレ BJCAー0149 2010年3月25日
1.両家の宿怨
2.運命の出逢い
3.窓辺の告白
4.聖なる誓い
5.過ち
6.ヴェローナ追放
7.哀しい計略
8.永遠の愛/キャストコール
9.キャストコメント
石田彰(ロミオ)、神谷浩史(ジュリエット)

石川英郎(ティボルト)、成瀬誠(ベンヴォーリオ)
菅沼久義(マキューシオ)、楠大典(乳母)
橋詰知久(モンタギュー)、河本啓佑(モンタギュー夫人)
楠見尚己(キャピレット)、吉野貴宏(キャピレット夫人)
溝口謙吾(エイブラハム)、増田隆之(パリス伯爵)

竹本英史(ロレンス神父・ナレーション)

ワイルドアームズ アドヴァンスド3rd

ムービック 2002年9月28日 MACTー2051
1.渡り鳥、荒野をゆく   
2.10年前の想い出   
3.預言者たちとの邂逅
4.ジェイナスVSシュレディンガー一家   
5.黒衣の少女の掌の上で

6.大切な想い出の場所   
7.ヴァージニアの決断   
8.きっと、いつか想い出になる
9.大団円?   
10.翼、はばたかせて
浅野真澄(ヴァージニア・マックスウェル)、石田彰(ジェット・エンデューロ)
井上和彦(クライヴ・ウィンスレット)


石川英郎(ギャロウズ・キャラダイン)、関俊彦(ジェイナス・カスケード)、麻生かほ里(マヤ・シュレディンガー)
宮田幸季(アルフレッド・シュレディンガー)、矢尾一樹(トッド・デュカキス)、岩田光央(シェイディ・サウザンド)
立木文彦(リヒャルト・アルカエスト)、飛田展男(マリク・ペンディック)、今井由香(ミレディ・ヴァレンティ)
政宗一成(ウェルナー・マックスウェル)、白鳥由里(ベアトリーチェ)、荻原秀樹(リュックマン)
増田ゆき(ダイアン・ビンセント)、斉藤瑞樹(モーガン・ビンセント)

WILD LIFE 1

藤崎聖人 フロンティアワークス FCCC0051 2006年7月21日
1.夢への道標
2.R.E.Dと永田似園
3.ワイルドライフ
4.陵刀は両刀か
5.北極のクマ
6.傷ついた野生動物
小野坂昌也(岩城鉄生)、斎藤千和(犬)、石田彰(陵刀司)

堀江由衣(瀬能みか)、中田譲治(高宮澄弘)、速水奨(賀集真吾)
青野武(永田利休)、白石涼子(室生紗戸音/コアラ)
加藤亮夫(川崎ズーパーク園長)、前島貴志(ライバック)
下崎紘史(救急隊員/ヤギ)、清水香里(看護士/子熊)
絶対音感を持つ岩城鉄生は、ある日公園で捨て犬の様子がおかしいのに気が付く。その時に居合わせた獣医・賀集が子犬の命を救った姿にあこがれて、彼は獣医を目指した。
彼が就職する事になったのは、人間以外の全ての動物を救うと有名な病院「R.E.D.」。彼が、配属されたのは第二科「WILD LIFE」は、野生動物や診療困難な珍しい動物も扱う科であった。
主任の陵刀、看護士の瀬能と一緒に彼が向かった先は北極。北極クマの保護のためだった・・・。
すみません・・・私は、この作品も原作の漫画は読んでおりません。なので、ちょっと最初の方はお話が急いでいません?と言う印象が強かったです・・。原作には、ちゃんと描かれているエピソードだとは思うのですが、彼女なのか何なのか?冒頭、いきなり「負け犬」と鉄生くんを叱ってくれる宝生。彼女との関係、採用試験をした永田さんと「R.E.D.」との関係。そして、虎を大人しくさせた院長先生のハンドパワー?の謎などは、まるで分からないまんまでした。
まぁ、別に鉄生くんが獣医となって最初の方のお仕事である鮫の船酔いや検診を数多くこなしているシーンは、北極クマの保護である今回のドラマCDメインのエピソードを描くためには、通過点でしかありません。
何を描いて、何を描かないでいるか・・と言うのも、全部をドラマにするわけにはいかないCDの世界では大事でしょうから。それが気になるなら、原作を読んでみたら良いわけで。
だったら、鮫の治療に向かうシーンなどは入れずに、鉄生の一人称で「こういう事もあったな・・こういう事も体験した」と言う具合にポンポンと通り過ぎても良かったかもしれないと思うのです。犬が、鉄生の病気を見抜くきっかけになってくれた・・と言うエピソードではありますが。ただ、あの院長先生のハンドパワーは、なんだ?と提起だけされて終わってしまったものですから。聞き終わった後にとっても気になって。虎が大人しくなった理由くらい、入れてくれても良かったのに!!と(苦笑)。

しかし。このドラマCDを聞いていたら。本当に声優さんって凄いなぁ・・と思いましたよ。特に、動物役の方々!!ヤギにコアラ(しかも、虫歯のコアラって(^^;)・・・・SEを使っていないんですねぇ・・。キャストを書く時に、動物も声優さんが演じているのは知っていましたが。トークで語られていると、改めて「あ、そっか。ちゃんと配役が・・」とまた、CDを聞き直してしまうくらいインパクトが強かったですね。

お話のテーマとしては、いろいろ考えさせられました。2006年に、断崖で犬が救出された事件がありました。その犬の飼い主に全国から名乗りを挙げた人が大勢いらした・・・と言うニュースの時に「保健所で始末されている他の犬には、飼い主になろう・・と言う人が現れず。話題になったから、この犬には飼い主の候補者が現れた」と言うような主旨の意見がありました。また、犬や猫をひきとっては虐待を繰り返していた人が罪に問われた事件もありました。
ふと、冒頭の賀集と鉄生の会話に、それらの実際の事件を思い出しておりました。保健所で一年間に処分される犬や猫は63万匹。ここでこの犬一匹を助けたとしても、残りは救う事が出来ない。それは単なる自己満足ですよ・・と言う件ですね。
動物を飼うと言う事は、その命の重さと責任まで背負う事だと思います。私は、アレルギーがあるために。ペットと言えば、熱帯魚や金魚くらいなどしか飼うことは出来ませんが。魚だって、結構面倒を見始めると、責任重いですよ。何匹もいる金魚だって、一匹一匹姿が違うように、なつき方も違いますし。何匹居ても、一匹死ぬとそのショックは当分尾を引きます。

一時の情熱や「可愛い!!」と言う気持ちだけでは、命を看取って世話をする事は出来ることじゃあありません。
処分される数が多いと言うのも、結局は飼うことが出来なくなって捨てられたから・・。珍しいペットを飼ったものの、飼い方が分からない。もしくは、ブームで飼ったは良いけど、飽きてしまった。餌代だってかかるし、保健が効かないから病気になるとお金もかかる。時々、こんなは虫類を誰が飼っていたの?と思うようなものが、逃げたり捨てられたりして話題になり、それが日本の在来種を駆逐してしまった・・・など生態系に異常を起こしたりする原因にまでなっています。そこには、人間の身勝手さや飼う人の責任感のなさが見えてきてしまいます。
また、北極で熊が絶滅に瀕していると言うのも。結局は地球の温暖化が原因で。そこに乱獲などが加わっている。人間だって、生態系の一つの種でしかないのにね・・。

声優さんとキャラに関しては・・・。鉄生役の小野坂さんは、時々本当に獣医大を出たのかな?こんなに常識ない(国連にさんを付けて呼ぶし、ワイルドライフをワイルドワイフと聞き違えて居たり)のに、大丈夫かいな?と思えるけど、こと動物と向き合う事に関しては、誰にも負けない熱い奴を好演なさっていました。サンデーのCMで演じた時から、やりたかった!とおっしゃるだけに。本当にまさに鉄生くんでした。続編が作られたにしても。売るためだけに、保志さんと石田さんコンビには決してならないと、トークを聴いた人は皆思ったはずですよ(^-^)。
愛らしいみかちゃん役には、堀江さんが本当に可愛らしくかつ無邪気に。犬役の斎藤さんは、鳴き声だけで感情を見事に表現されていました(^-^)。このお二人の声が、作品に花を添えていましたね(^-^)。
石田さんは、妖しく怪しく(大笑)腕は見事だけど、性格はかなり・・・ちょっと・・をどんぴしゃりと演じていらっしゃいました。キーパーソンの速水さんは、おっさん呼ばわりされて「だから、賀集だって・・」とすねるシーンが可愛かったなぁ・・。
是非、第三弾も企画していただけると・・・。命と心を描く良質のドラマをもっと聴きたいものだと思っておりました。


ドラマCD「ワイルドライフ」Vol.1

WILD LIFE 2

藤崎聖人 フロンティアワークス FCCC0052 2006年9月22日
1.猫のPTA
2.昔話
3.ヤンキーは遠くへ……
4.5万はいねェ。
5.全力で治すべき”生命”
6.いい獣医
小野坂昌也(岩城鉄生)、斎藤千和(犬)、石田彰(陵刀司)

堀江由衣(瀬能みか)、神谷浩史(鞍智久孝)、中田譲治(高宮澄弘)
小山力也(美坂洋平)、白石涼子(モモの飼い主/ナマケモノ)
植木誠(西沢)、武虎(事務長)、下崎紘史(木村/牛)
中川里江(美坂洋太/モモ)、後藤沙緒里(看護師)
患畜だけでなく、飼い主の心も治してこそ獣医として一人前。目の前にあるどんな小さな生き物も、その飼い主も全力で治療しようとする岩城鉄生。
そんな彼は、薬剤名を覚えることは出来なくても。そのハートで、今日も周囲の人間を変えていくのだった・・。
お話としては、大きく三つに分かれると思います。先ずは、猫のモモを巡って同期の鞍智を変えていく話。そして、変わろうとしている鞍智とペンギンの病気を突き止める話。そして、六科に唯一存在する美坂のやる気を引き出すお話・・の三つですね。ただ、最初の二つは鞍智関連なので、大きく分けると2つかもしれませんが。
今回も、猫や牛などの身近な動物から、ナマケモノにペンギンなど動物園でしかお会い出来ないような動物が登場しました。
身近と言いつつ私は金魚や小鳥などを飼っていたいきさつから、あまり猫は得意ではないので、知らない事が多いのですが。今回、モモちゃんの病気の事など、本当に「へぇ・・そんな病気もあるんだ」とびっくりしました。牛の病気に関しては、人間が食肉とするために、牛にもそういう病気が起こっているわけか・・と、ちょっと考えさせられました。結構、身近と言いつつ知らない事は山ほどあるんでしょうねぇ。ま、ペンギンの病気に関しては「はぁ・・・」でした。極寒の地に生息するペンギン。極寒の地には当然カビがないので、カビによる病気に弱い。言われてみたら、とても納得するのですが。獣医さんって凄いですよね。そういう知識も持っていらっしゃるんだ・・。獣医さんは、全ての動物の病気に、皆さんこんなに詳しいのでしょうか??人間のお医者様のように、いろいろ専門とかあって、科が決まってくるのでしょうか??

さて。そんな尊敬すべき獣医さんの割には、今回も鉄生くんは「おバカさん」丸出しのシーンもありました。患畜相手の時や、その飼い主などにはビシッと決めてくれるのですが。普段の知識などでは、本当に勉強した?と思えるくらいです。何しろ、瀬能さんにも「バカだから」と言われていますし(大笑)。
「メス」などと、凄く格好良く(スペインオオヤマネコの)手術の執刀をしているかと思えば、「看護婦さん、アから始まる97円取って」ですもの。また、この手術の介助をしている看護婦さんが、カの86円だとかリの181円と言う指示に何の薬か分かると言うのが凄い!!同じ効果なら、値段の安い薬の方を使おうと言う貧乏性の抜けない鉄生が、薬品名よりも値段を先に覚えてしまった・・と言うエピソードですが。看護婦さんも値段と名前を覚えていたのでしょうか?相手が鉄生くんだったから、値段を覚えなくてはいけなかったとか??
鉄生くんも、値段覚えるくらいなら、一緒に名前を覚えろよ!などと思ってしまいます。だって、素直に名前を覚えた方が早いって(大笑)。また、PTSDの事をPTAと言っていますし、ペンギンのよたよた歩きの理由を子供達に訊かれて「ヤンキーが入っているから」と答えるくらいですもの。
もっとも、ペンギンの歩き方については。同行していた鞍智さんが、ちゃんと正しい理由を説明していますが。その理由を聴いた鉄生は「じゃあ、ヤンキーは遠くに行こうとしているのか」と見当違いの事を言っている始末。おいおい・・ですよね。
でも、そんな彼はいつも全力投球。本当に熱い奴なんですよね。そのハートから生まれる名台詞は、今回これで決まり!と思いました。ペンギンの飼育係の西沢くんに言う台詞です。
「たとえ不格好でも、奴らと一緒にゆっくり前向いて歩いてりゃ、いつか目指す所まで行けるんじゃないかな?」
その台詞を受けた鞍智さんが、心をつかむ方法が分かった!として、ナマケモノに「僕と一緒にゆっくり明るい未来を目指そう!」と言うシーンになり。ナマケモノでさえ怯えるほどの脅威を放っています(大笑)。いやぁ・・もう、このシーンの鞍智の怖さ(大笑)、もう大受けしました。ナマケモノでなくても、ひきますわな。すり傷で来ているのに、「病いを克服するのは、長く苦しい道のりだけど」なんて言われちゃびびりますって。神谷さんの実に見事な恐怖の笑顔が見えるような演技でございました。実は、同じ頃にクールビューティの大人な役も合わせて聴いていたものですから、このナマケモノと一緒のシーンは、本当に大笑いしつつ「役者さんやなぁ」と思って聴きました。

また、今回も牛に猫にナマケモノなど役者さんが鳴き声だのを演じていらっしゃいました。一番びっくりしたのが、高宮院長役の中田さんが、なんとペンギンの息の演技をした・・とフリートークでおっしゃっていた事。え??あの呼吸音はSEじゃなかったのぉお?ナマケモノは「なまぁ・・なま!?」と誰が聴いても「人間が演じています」状態でしたが。いやぁ、ペンギンの呼吸音ですか(大笑)。
しかし。これから、このドラマCDを聴いてみようかな?と思った方に、ちょっとだけ忠告?をさせていただきたいと思います。
それは、美坂医師が登場するシーンでは。ハエがたかっているんですね。ヘッドフォンだとかイヤホンなどで聴いていますと、ものすごく臨場感がありすぎまして(大笑)。ドラマCDの効果音のハエの羽音だとは分かっていても、私は頭を振ってしまいましたよ。えぇ、あのハエのシーンだけは、ヘッドフォンorイヤホンで聴くのはお勧め出来ないなぁ・・はい。

ドラマCD「ワイルドライフ」Vol.2

私の・・・メガネ君 彼は甘い苦痛

すもと亜夢 マリン・エンタテインメント 2004年2月25日 MMCCー4050
私の・・・メガネ君
1.PROLOGUE   
2.嫉妬という名の凶器   
3.交錯する想い   
4.彼の策略
5.ただ一日   
6.突然の別れ   
7.偽りの関係   
8.複雑な気持ち
9.国体予選当日   
10.EPILOGUE

おまけ
11.俺の・・・メガネ君 PART1   
12.黒伝説   
13.俺の・・・メガネ君 PART2   
14.メガネ君の危険な呟き
石田彰(天川太一朗/田中ヨシオ)、たかはし智秋(下多蝶子/蝶介/沢田朋恵)

緑川光(榊忍/村井陽時)、松野太紀(明智圭吾)
那須めぐみ(優子)、中尾友紀(堀口)、平野知恵(五月)
石橋美佳(ノリ)、薛宏美(陸上部の先輩)、善澄真記(陸上部の先輩)
冨田真(陸上部顧問)、松本忍(担任教師)、平野貴裕(男子生徒)
林伊織(男子生徒)、吉川寛司(男性客)、岩間健児(男性客)

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