ボーイズラブCD 「て・と」


帝都紳士倶楽部

富樫ゆいか 鳥羽笙子 ジャランインターナショナル 1994年12月25日
置鮎龍太郎(八島行秀)×緑川光(西村郁也)
森川智之(鷹岡紘一郎)
増谷康紀(御者/給仕)
人の品性は、生まれによって決まるのか?それとも環境によるのか?
華族として育ち、財産を食いつぶすだけの無為な毎日を送っていた八島行秀と鷹岡紘一郎は賭けをした。
日本橋で喧嘩をしていた関西出身の青年・西村郁也が3ヶ月後の仮装舞踏会で、平民出身だとばれずに上手く立ち回る事が出来るのか否か・・・。
BL版「マイフェアレディ」とも言うべき作品。
どのホームページさんで検索しても、置鮎さん・緑川さん・森川さん以外のキャストって載っていないんですね(^^;。まぁ、3人をメインにしてお話は進むのですが、なんとか完全なデータベースにしたい・・・と思い、あれこれ探してみたのです。探しあてる事が出来たのが、増谷さんの御者役(緑川さんをお風呂に入れる役。なんと増谷さんのBLデビュー作だとか。森川さんもこれがBLデビュー作だと伺っておりますが、お二人にとってのデビュー作だとは)だけなんですね。ブックレット?もペーパー状の表紙のやつでして・・・。他のキャストが載っていない(;_;)。どなたか、きちんとしたブックレット(あるのかしら?)をお持ちの方!!教えていただけると幸甚に存じますm(_ _)m。

さて。賭けの対象にされた事を知って激怒した郁也が徐々に行秀に惹かれていく。行秀も郁也を好きになっていく・・。そんな気持ちの変遷が郁也の教育の過程と共に描かれています。Hシーンはほとんどないのですが、そこに至るまでが丁寧に描かれているので実に聞き応えのあるドラマになっています。まだ、インターコミュニケーションズがジャランだった頃の初期の作品だったからでしょうか?行為そのものは拍子抜けするくらい・・・ないに等しい(゜゜)\バキッ☆。まだ実験段階だったのかなぁ??どこまで描いて良いのかどうか・・を。

関西弁のイントネーションときちんとした標準語のイントネーションはかなり違うと思うのです。九州はあまりイントネーションはうるさく言われない地域だと思うのですが(関西地方の友人に「端」「橋」「箸」」の差を言われても、あまり分からないんです)、それでも関西弁独特のイントネーションはあると思います。ましてや今のようにTVなどがなかった明治時代だったなら、いきなり標準語で話せ!と言われて、標準語が何か分かったのかなぁ?いきなり出来るものかなぁ??といろいろ疑問は残ります。
でも、関西弁だったからこそ、緑川さん演じる郁也が感情が高ぶって、吐露するシーンでは標準語が関西弁に戻っているなど、音として聴く言葉を上手く使っているな・・・と思うのです。これが標準語のままだったら(まぁ、賭けの対象相手に選ばれなかったかもしれませんが)その辺りの表現が難しかったかなぁ?と。
また、序盤で郁也が連発する「恐れ入ります」の使い方が違うでしょ・・・と思うのですが。これもなんとかの一つ覚えで、正しい言葉遣いが出来ていない事を象徴する言葉になっているようです(ちゃんと置鮎さんの台詞で、「それしか言えないのか」と言われていますし)。

それ以外では、Hシーンが少なかろうがかなり好感を持てるドラマになっています。メイン3人の声優さんの熱演はまさに聞き応えがあります。
最後の方での郁也のダンスシーン。「夢のようだからですよ。貴女のような貴婦人と踊れるなんて。そう思ったら、自然と口元がゆるんでしまって。私は平民出身の道化師でね」と言うシーン。夢のようだから・・・とうっとりと言うところは、本当に夢見心地のような緑川さんのまろやかな声が素敵です。
また、びっくりすれば泣きやむから・・・とキスの理由を答えていた行秀が、自分の気持ちに気づき「一度許したら、後戻りは出来ないんだぞ」と「この額に、頬に唇に口づけたかった。この髪にも喉のくぼみにも、この衣の下に隠された胸も。誰でも良いと言うわけではない」と優しい教師となって郁也に口づけするシーンの置鮎さんは、「あう」と思ってしまったくらい。
終わり方が「ミスキャスト(1)」以上に唐突なイメージさえあるのですが、それでも最後の方で、1人蚊帳の外に置かれた紘一郎の「だけど僕には、君たちの失踪の理由に興味がないわけじゃないんだ」「は!涼しい顔して珈琲なんて呑んじゃってさ」「いい気なものだよな」の森川さんのシーンは、いやぁ・・・なかなかなのです。
既に廃盤になって、オークションなどでしか入手出来ないCDではありますが。もし、聴く機会があれば。今のHシーンてんこもり(゜゜)\バキッ☆のドラマと聞き比べてみるのも一興かと思います。

ドアをノックするのは誰?

鳩村衣杏 インターコミュニケーションズ INCDー2171 2007年9月25日
成田剣(甲田尚臣)×平川大輔(最首頼久)
野島裕史(富永肇)、寺島拓篤(最首篤志)

大村香奈子(芥川千香)、松本千尋(小橋澄代)
峰岸由香里(小橋美桜)、土谷麻貴(亜由美)

楠大典(根本晃延)
大学助教授の甲田は、社会人向け講座を受講した最首頼久に交際を申し込む。
10歳年下の双子の弟達を無事に育て上げ、次なる目標を持っていなかった頼久は、「次はこの人を幸せにしよう」と受諾する。妻の鑑とも言うべき頼久に、夢中になる甲田。しかし、頼久の心は彼の元にはなく・・・。
肉体関係込みのおつきあいを申し込まれて、「お役に立てるよう、精進します」と答えるような頼久のキャラクターが、もう最高でした。
平川さんのお声が、女性っぽいと想った事はありませんが。某ゲームで出てきた彼の演じた幼馴染みに、主人公が「(キャラの)中にある女性の部分」・・・と言うモノローグを思い出しておりました。
まさに、そんな感じなんですよ。弟妹を育て上げたから・・・と言うわけではなく。本当に、頼久の中に女性が見えるんです。最初の夜に、ローションなどを用意しておくさりげなさと、その乱れっぷり・・。
こんな悪魔にも天使にもなれる女性が居たら、そりゃもう「人、それを天国と言う」状態だと想います。
反応が、「一般的じゃないでしょ?」みたいな会話は多いのですが。
その会話が、また笑えて仕方ない。
やはり、冒頭の料亭でのシーンが一番笑えましたねぇ・・・。

いきなり、「私とおつきあいして下さい。おつきあいにも、いろいろな意味があるけれど。貴方が考えているものとは違う意味です」と言われて「ウィスキーのようなものですね。飲み方がいろいろあるでしょう?」と切り返す頼久。
表面的なセリフで行くと、甲田が感心したように。人付き合いをウィスキーに例えてしまうセンス。これは、おぉ!!と言う感じになりますが。その彼のモノローグ「私は、新しい生き甲斐を見つけなければならないのだ。その相手が、この男であっても良いはずだ。決めた。この人にしよう。この人の幸福のために生きよう。そこに山があるから、人は登る。それ以外の意味も感情もなくて良い」・・・いや、それは違うでしょ??おーいい・・頼久さん・・それって、申し込めば誰でも良いって事にならないかぁ??と、思ってしまうんですよね。で、そんなモノローグは伝わるはずがないから、「お引き受けします。よろしくお願いします」と頭を下げる頼久に甲田の方が、逆に驚いてしまいます。
「え?本当に??」・・と、肉体関係があるよ!とはっきり言葉に出して訊いてしまうほど。
しかし、頼久さんは動じないだけではなく「大人ですから、それは当然ですね」・・・いや・・この場合は男同士なんだから。身体の関係があるって時点で、退くでしょ??と言うか、そこで当然ってあっさりと言えるって・・今までにもそういう経験あった?って思ってしまいますがな・・。
だからこそ、甲田さんもすっかり参ってしまって「普通なら拒否しますよ。或いは悩むか怒るか。だって、僕らは同性なんですよ?貴方は同性愛者?」と訊いてしまうほど。
そこで、100%可能性を否定するのは難しいって答える・・・に至っては。素晴らしいじゃないでしょうが??甲田さんも!!
そこには、嫌悪感とかまるっきりなし?やってみなければ分からないって事だよねぇ・・。
そして、料亭の食事の御礼にと、頼久が甲田を家に招いての会話も、いやぁ・・最高!!。この前半は何度聞き返した事でしょうか??こういう切り口のBLって(ボーイズには、ちょっと年配だと思いますね。だって、頼久が33歳で甲田さんが41歳・・・オヤジじゃん(゜゜)\バキッ☆。オヤジラブってのも、それは嫌だし。こういう年齢のあるBLは、Bに困りますよねぇ・・(苦笑))珍しいもの。

平川さんの「わたし」と言う一人称を含めて、敬語キャラで本当に素敵です。こういう平川さん受けを求めていたのよ!!どこか、ピントが合っていないくせにしっかりしているのかどうなのか・・みたいなキャラ!!
そして、その頼久に夢中になるオヤジキャラ(大笑)の成田さんも、その助平っぷりと情けなさと、決めるところは決めます!キャラが素敵でした。
個人的には、二人が同居を始めたところで乗り込んできた女性に、あたふたと言い訳をしているシーンの情けなさが秀逸でした。一番笑えたのが「人、それを天国と言う」ですけどね(大笑)。

そうですねぇ・・・お話としては、結婚式くらいでお話が終わっていたら、まとまりが良かったようにも想うのですが・・
何しろ、結婚式が終わって。甲田と晴れて相思相愛になったものの。浮気厳禁(いや。。。今までの「浮気OK」がおかしいのでしょうけど)で、独占欲から過去の甲田が付き合った女性達や、甲田の友人に悋気を覚えてしまう。京都から、帰宅出来ないと電話を受けて。帰れないのなら、こっちから行けば良い!と京都まで押しかけてしまうエピソードは、うーん・・あったからこそ、頼久の変貌ぶりも分かりますが。ちょっと後日談?と言う感じが否めませんでした。
嫉妬深くなったのは良い?けど。甲田を問いつめるシーンなどは。貞淑だった新妻が、いつの間にか熟年の小母さん(゜゜)\バキッ☆になってしまったかのようで・・。

甲田の悪友・根本に紹介を迫るシーンの語尾。「私はそんなに弱い男ではありません!」や、根本に君を奪われてしまう事が心配で嫌なだけなんだ!と甲田の必死の説得に(この説得って、私の事を大事に思って下さっているからなんですね。自分だけのモノにしておきたい!と思っているからなんですね?みたいに感動するかと思いきや!!のシーンでもありますね)「ひどい事をおっしゃるんですね」は、モロに女性が拗ねて、ワガママを通そうとしている時の語尾なんですよ。「だって」には「だってぇ!」と小さい「ぇ」と「!」を付けたくなるくらいです。
そして、根本と二人きりで相対すると。言葉が、またきりっと釘を刺すような言い方になっているんですよ。
平川さんってば・・もう、女性の可愛らしい面や淑女の面、嫉妬深い夜叉から、弥勒菩薩・・・本当にありとあらゆる面をこの役に入れています。

キヨショーでお名前を覚えた寺島さんが、凄くノーマルな弟で。あら・・あらら・・でした。
だって、BLって登場する人物が皆そちら関係の嗜好の方ってのが多いでしょ?
だから、普通に女性と結婚します!ってキャラが居ると、おぉ!と思ってしまう自分が居まして(大笑)。珍しいなぁ・・って(゜゜)\バキッ☆。

あの年上の彼女が「あっちゃん」と呼んでいたのが、個人的理由もいろいろ多数あって、むかむかしていました(苦笑)。
「ちゃん」付けはなかろうが!仮にも、あなたのご主人になろうって人に対して。しかも、それをお兄さんの前で言うか??いくら年上とは言っても、お兄さんが来ている時に、そういう呼び方はやめんか!!

野島お兄ちゃんの富永さんは、最後に蹴りをくらっていましたが・・。
一番気の毒なキャラだったように思います。あの結婚式・・滅茶苦茶ですな・・。良いのかなぁ??

フリートークが入っていなかったのが残念でした。
また、平川さん演じるキャラが「頼久」で。
遙かの青龍キャラと同じ名前だったでしょ?最初に「よりひさ」と甲田さんが呼ぶシーンでは、思わず噴き出してしまいました。

同級生

中村明日美子 茜新社 CHSDー0002 2008年4月25日
DISC1
1.夏
2.秋
3.はじめての人
4.ばかと大馬鹿
5.二度目の夏
6.Free Talk
DISC2
Talk1〜4
野島健児(佐条利人)、神谷浩史(草壁光)
石川英郎(原学)

山中真尋(友人A)、亀岡真美(ミキポン)
田内裕一(生徒A)、西川光義(生徒B)
上城龍也(先生A)、田島裕也(先生B)

東京あまとりあ

鈴木あみ オークラ出版 1999年9月1日
井上和彦(吉川夏威)×緑川光(雫)
金丸淳一(吉川炯司)、大滝進也(佐伯実紀)、山川亜弥(森澤鞠子)
三浦智子(美津)、藤本譲(吉川伯爵)
吉川伯爵夫人の死去に伴い、妾腹であった「たまこ」お嬢様が本家に戻る事になった。しかし、たまこは預けられていた佐伯家の下男と心中してしまっていた。たまこお嬢様にそっくりだった雫は、その身代わりをする事になるが・・・
シスコンで(大笑)鬼畜っぽい井上さんの、意地悪な攻めを聞くことが出来ます。また、女性に扮している緑川さんの熱演も必聴!の一枚ですね。
お話としては、途中から大体の想像はつくのですが。それにしても、金丸さん演じる弟さんがね。「この野郎、なんて意地悪な敵役なんだ」と思わせておいて。最後の最後で、良い役だったのはちょっとびっくり。
しかし・・・冒頭で、このスキャンダルがばれたら吉川伯爵家はどうのこうの・・と言っているわけですが。たまこお嬢さんの死去もばれてしまい、なおかつ結婚式でのスキャンダル・・・。二重に恥の上塗りをしてしまって・・・この後、どうなったのかなぁ・・・。この後のお話がちょっと気になります。駆け落ちした二人は、後はどうなろうと知った事ではないのかなぁ・・・良いのか??
まぁ、女性を演じようとしている緑川さんを堪能させていただいたから、良いのです(^-^)。

同細胞生物

夢花李 インターコミュニケーションズ 2002年12月20日
千葉進歩(横田)、伊藤健太郎(中川)、宮田幸季(サカキ)
鳥海浩輔(ユウジ)、檜山修之(カナ)、子安武人(ユキ)
杉田智和(兄天使)、高木礼子(幼いユキ)、今井麻美(少女)
田坂秀樹(生徒1)、中井将貴(生徒2)、滝川博之(生徒3)、太田勝弘(生徒4)
第一楽章:屋根裏郵便物語
カナはハイジャンプの選手。ある日学校の屋根裏で「ユウジ」と知り合った。しかし、夏休みが終わった後ユウジは屋根裏に来なくなり・・・
第二楽章:同細胞生物
違う生命体だけど、おそらく俺たちの細胞は同じなんだ・・・。横田と中川のお話。
第三楽章:存在理由
第四楽章:天使をつくる
一応カップルは存在するのですが、この手のお楽しみシーンはありません(^^;。でも、それでもほんわかと聴いた後に心の中に何かが残るドラマCDだと思います。第一話の終わり方が終わり方だったので、同細胞生物を聴いている時に、ドキドキしてしまったのは私だけでしょうか?
個人的には、中川のつっこみにさりげなく「あぁ」と答えておいて、ダッシュで逃げたりする横田君が可愛くてねぇ。こういう初々しいカップルって、見ていて(聞いていて)楽しい感じで好きでした。あと・・お話などの冒頭に時を刻む音と「もうすぐだよ」と子安さんのナレーション?が入るのですが、途中時々同じシーンを別観点で見せておいて、最後に天使のお話としてまとまった時には、爽快感すら覚えました(^-^)。



東山道転墜異聞

中村春菊 マリン・エンタテインメント MMCCー3081 2005年10月21日
小西克幸(立見郡司)×福山潤(松平修理)
緑川光(立見平九郎)、中井和哉(熊田勝太郎)、千葉進歩(筧才蔵)

平勝伊(藩士/刺客1/町人2)、千々和竜策(藩士/刺客2)
杉崎亮(藩士/刺客3)、伊丸岡篤(藩士/男(スリ))
上田陽司(藩士/店員)、原一夫(藩士/蕎麦屋/町人3)
西前忠久(父親/町人風の男)、よのひかり(義母/飼い主)
木村はるか(女1/町人1)、升望(女2)
鈴木菜穂子(女3)、今川視加(女4)

どうして涙が出るのかな

山田ユギ インターコミュニケーションズ 2005年1月20日
檜山修之(泉谷明雄)×森川智之(早川仁志)
高木渉(小栗)、遊佐浩二(滝口茂雄)
武田華(木戸)、松下こみな(女優)、加藤宏一郎(教師)
三浦潤也(運転手)、河野裕(男子生徒)、田辺篤志(団員)
沢海陽子(泉谷姉)、折笠愛(早川由香)

同棲愛

水城せとな ムービック 97年12月CDブック発売
復活盤は99年5月27日発売
MACAー2008
1.ひとり?   
2.篁チューター   
3.好きにもいろいろあるでしょ   
4.肉じゃが食べない?
5.おじゃまします   
6.どーしたの?   
7.初恋   
8.例えばの話
9.面白がってやってるでしょ   
10.そんなんじゃない
11.爆発   
12.ピュア
13.おかえりなさい   
14.マホリン玉砕   
15.徒歩   
16.帰っちゃダメ
17.五年前の夏   
18.告白   
19.初めての気持ち   
20.新しい僕
金丸淳一(金巻千里)×石田彰(篁光太郎)、三木眞一郎(馬堀貴文)×結城比呂(江端薫)
菊池正美(杉浦椿)、諏訪部順一(トモユキ)、坪井智浩(友人)
笠井律子(女子生徒)、佐藤ゆうこ(女子生徒)、芳野美樹(ウエイトレス)

TURBULENCE(トラブランス)

極楽院櫻子 K.A.Oプロモーション 1994年1月31日
1.ROGUE   
2.ゼロ   
3.TURBULENCE@   
4.TURBULENCEA
5.TURBULENCEB   
6.NO SHANGHOO THE FUTURE
7.TURBULENCEC
一条和矢(蔡楚生)×緑川光(マヤ・ワダツミ)・太田真一郎(マヤ・ワダツミ(二役))
梁田清之(シン・メイファン)、三木眞一郎(ユイ・メイファン)、沼田祐介(セリエ)
榊原博子(リン)、山根剛(セイ)、山本弘二(ヒカリ)、福岡孝治(クリフ)
斎藤佳織(スイ)、雅直利(女)、加藤美和(オトヒメ)、平松博志(局員)
三枝義典(犯人)、出牛力(犯人)
核大戦の後、何らかのウィルスの影響か?!、女性人口が急減した。女性は産むためだけの性となり、知能を落とされて政府機関に保護されている。しかし、知能をコントロールされているために、誘拐などの犯罪に容易く狙われてしまう結果ともなっている。マヤは、そんな女性達を守るための機動部隊に所属している。その相棒は、はかない想いを寄せていたシン博士が作った人工生命体である蔡楚生。強くて自分だけを見つめてくれるサイと恋仲になるマヤ。しかし、そんな時。隊長であるユイから指令が出た。シン博士を殺せと・・・。
このドラマCDは、一つの売り?がマヤ役は二人一役ということではないかと思うのですよ。太田さんと緑川さん、お二人で一役。よーく聴いていると、「あ、ここは緑川さんだな、こっちは太田さんだ」と言うのは分かるのですが、例えば過去の回想シーンは太田さんで、現在が緑川さん・・・と言うようなきっちりとした線引きがないように思います。どちらが演じている??と(私に)はっきり分からなかっただけで、本当は線引きして分けているのかもしれませんが・・・。分けた意味(理由)があるのかなぁ・・・と言うのが、一番最初の感想でした。
声優さんが二人で一つの役となると、人格が分裂しているのか?それとも、過去と現在、10年くらいの月日の流れがあって回想している・・・などのドラマがあるのだろうか?と聴く前にはいろいろ想像していたものですから。そういう要素がなかっただけに「分けた理由は何なんだろう?」と・・・。はい。
意味などなく、単にお二人に演じていただきたかった・・・だけかもしれませんけどね。
お話としては、ちょっと聞きづらかったです(゜゜)\バキッ☆。いや、慣れてしまえば良いのですが、唐突に過去のシーンが挿入されるんですね。既にコンビを組んでいるシーンから始まって、次のトラックではまだコンビを組む段階ではない過去。シン博士を巡るミッションが終わったか?と言うところで、サイとマヤが過去に扱ったシーンのトラック。
あぁ、ブックレットでTURBULENCEではない部分が、この過去のトラックね・・・と後から納得しました。
読書などでもそうだとは思うのですが、一つの世界に入り込むと言うのは、結構神経や精神を集中させます。ドラマCDで、非日常の世界物は(これもそうなのですが)特に世界観に親しむ(慣れる)までに時間を要します。で、そのお話に没入している時に、ふと話がとぎれてしまうと「あら?」と言う感じになっちゃうんですよね。そこまで集中していたのが、ぷっつり途切れてしまうと言いますか・・。今回、聞きづらかったと言うのは、そういう私の側の集中力が(過去のシーンの挿入により)途切れてしまったためだと思います。
このドラマで一押しなのは、サイ役の一条さんの「やだ」。冒頭のシーンでマヤとサイが女性を助け、その女性に上着を貸してやれ・・とマヤが言うシーンでの台詞。「女性は嫌いだから、上着を貸したくない」と答える台詞。もうだだっ子みたいで、無茶苦茶可愛い(*^^*)。クールなドスの効いた声なのに、つんのめるほど可愛かったです。

囚われの恋人

あすま理彩 バナナジュースカンパニー BJCAー0019 2005年10月21日
1.囚われの刻印
2.奪われた純愛
3.切ない口づけ
4.支配者の拘束
5.観覧車の夢
6.すべてで愛してやる
7.愛人から永遠の恋人へ
フリートーク
森川智之(顕上晃)×私市淳(七絵行都)
檜山修之(顕上芳隆)、鈴村健一(森敦志)

桑原敬一(高級ブティック店員/観覧車係員)
原田正夫(係員/ジェットコースターアナウンス)

Don’t Worry Mama
(ドント ウォーリー ママ)

木原音瀬 インターコミュニケーションズ INCDー2163 2006年11月25日
檜山修之(東山裕一)×山口勝平(今蔵隆)
市来光弘(東山修司)
ふくまつ進紗(野鳥研究員A)、三浦潤也(野鳥研究員B)
中村浩太郎(池之端厳造)、矢口アサミ(吉原タエ)

一城みゆ希(今蔵芳江)
東山裕一は、製薬会社に勤めるサラリーマン。新種の薬草を求めて、無人島に上陸するが。いろいろな偶然が重なって、この上なく嫌な上司である今蔵と二人、島に取り残されてしまうのだった・・・・
そうですねぇ・・感想の第一番が、まさか!こんなBLがあるとは思わなかった(大笑)・・・に尽きます。

何しろ、受けの今蔵の体重が100キロ越え。しかも、BLでなくても嫌がられるだろう男性のナンバーワンタイプ(大笑)のマザコン!!
おまけに、お世辞にも良い人だとは言えない性格!!
100キロオーバーの体重と言う時点で、こんなBLは初めてよぉ!と思いましたもの。

お話の内容は知らないで買った時。「お母さん、心配しないで」と言うタイトルからして・・まぁ、山口さんの受けがマザコンである可能性、もしくは母親にばれたBLと言う想像は出来ましたが。
檜山さんと山口さん。うんうん、小児科病棟コンビだし。山口さんの演じる役が、ショタキャラかもしれないから、マザコンはありえても。まさか檜山さんよりも年上で体重過多と言う役は思いもしませんでしたわ(大笑)。
どちらかと言うと、ご本人もスリムですし。子供や小柄な可愛い役が多かっただけに、登場したシーンでぶっ飛びましたもの。
え?この作品ってゲテモノ?とすら思いましたよ。

実は、知り合いが体重100キロ越えていまして・・。彼の体格を考えた時、一瞬ムンクの叫び状態になっちゃいました(大笑)。お腹なんて、気持ちが良いくらいにプヨンプヨン。手を回しても、背中まで届かない・・・
え?と思って、CDジャケットを良く見てみたなら。あはは・・確かに。今蔵の手がふくよかに描かれていますねぇ(大笑)。
ブックレットの内側の絵では、スリムになった絵しか描かれていません。うわぁ・・それは詐欺や(^^;。

それはさておき。おそらく、山口さんにしても。今までに演じたどのキャラクターの中で、最重量キャラだったのではないでしょうか?どうやったらデブいえ太った方の声となるか試行錯誤なさったみたいです。
含み綿ならぬ含みティッシュを口に頬張って、もごもごとした喋り口を表現なさっていました。
(一応、弟の名誉?の為に書いておきますが。弟の喋り方は、お相撲さんのような感じじゃないです。普通ですよ。えぇ。だから、太っている人が、皆もごもごとした「ごっつあんです・・」とした発音ではありません)
この今蔵くんが、また最初の方はとんでもない人なんですよね。コンプレックスの固まりだったとしても、そりゃなかろう?と思ってしまいます。
何しろ、二人取り残された島で。食料がないと分かっていて。自分はリュックの中にお菓子を持ち込んで来ている。だけど、これは僕の物!だから、相手が寝静まってから1人でガツガツと食べる。
それを気づかれたら「どうして、僕が自分のおやつを君に食べさせなきゃならないんだ?今までは、君に気を遣っていたけど。これで、心おきなく目の前でも食べることが出来る!」と開き直ってこれ見よがしに食べる・・・
この時点で、うわぁ・・なんて奴?と思いますが。それだけではなく、今蔵のお菓子がなくなって空腹になった時。裕一が野生化したニンジンを見つけて。それを煮た物を作った時に、食べませんか?と声をかけてくれるのに。その鍋をひっくり返し、食べ物が!と慌てた裕一に「君は、地面に落ちた物を食べると言うのか?犬だね・・犬以下だね」と地面に落ちたニンジンを踏みつける始末。
自分は携帯を持って来ていなかったくせに、相手の携帯の充電が切れたなら、とことん攻めてしまう。責任転嫁をして、自分ではなく相手が悪い!と言いつのる。
例え、この世界に二人しか居ないとしても。絶対に奴だけはごめんだぁ!!
いや・・そういう相手としてだけでなく、こんな人と二人きりと言う時点で悲劇だと思ってしまいますわ(^^;。

この世界に二人っきりだとしても!奴だけは、ごめんだ!おい、相手はあの今蔵だぞ?と裕一が自分に言い聞かせるのは。
実は、裕一は根っからのゲイ。しかも、かなり変わった趣味・嗜好の持ち主で。
ショタコン・・毛が生えていなくて、子供のような甘酸っぱい匂いをさせる相手が好き・・とモノローグで語っているんですね・・・。
うわぁ・・いくら格好良く見えたとしても、十二分に変態じゃない!!
いやぁああ!!この作品はやっぱりゲテモノのBLじゃないか?!!

今蔵が、その体型故に女性とそういう事をした事がない・・・と知った裕一は、手取り足取り彼に教え始め。ついには、なんと!やっちゃうんですよねぇ!!
・・・今蔵さん、君はその時点でおかしいと思わなかった?初めての体験で、気持ちよくて何どころじゃなかったにしても。やり方を教えてやる・・・と言いつつ、そこまで教えてもらうって変でしょう?(大笑)。
もう、その頃には。女性相手にキスをするやり方とか、どこかに行ってしまっているんでしょうけど。

山口さんとの共演も多い檜山さんですが。自らゲイだと宣言?しているキャラは初めてだったと語っていらっしゃいます。
裕一の聞き所は、無人島で今蔵相手に、手を出してはダメだ!と一生懸命自制しようとするシーンでしょうかね・・。ここまでは、まだまともな判断ですもの(大笑)。

そして。裕一の弟役の市来さん。出番はあまり多くはありませんでしたが。爽やかさが印象に残りました。

まぁ、結局は無事に無人島から帰還した後。
今蔵の母親に関係がばれてしまった事で、引き裂かれてしまう二人ですが。偶然にも、今蔵が働いているレストランで再会し。焼けぼっくいに火がついて(大笑)。スリムになった今蔵と、裕一は結ばれる。
今蔵も、「おまえだけよ」と言いつつ再婚してしまった母親の呪縛から逃れ、愛する人を選ぶ・・と言うラストになりますが・・
個人的には、このシーンの後の修羅場が聴きたかったかなぁ?(大笑)。何しろ、電話で一方的に話すお母さんの一城さんの怖さが光っていましたもの。
うわぁ・・聞く耳持ってないぞ・・これ、今から速攻で乗り込んできたとして。刃物とか持ち出しかねないけどなぁ・・・
ブックレットには、恋人としてのその後が描かれているから。何とか収拾つけたのでしょうが・・・気になるわぁ。

オカマバーのお友達も多いと語っていらした一城さん。このCDについての感想・・そのお友達は何と仰っていたでしょうか?
それもものすごく気になって仕方ありません。

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