鷹宮学園 育生&国立シリーズ
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菜槻さあり | ユーメックス | 1995年12月25日 | TYCYー5467 |
子安武人(国立周一)×岩永哲哉(佐藤育生) | ||||
森川智之(岡野雅延)、石田彰(根本桂)、折笠愛(佐藤藤子) 高乃麗(大貫環)、三石琴乃(但馬なずな)、一条和矢(岩倉俊也) |
抱きしめたい |
のもまりの | アニメイト | 1994年12月25日 |
檜山修之(矢ヶ崎弘行)×緑川光(岡田榛名) | |||
岩永哲哉(谷口)、吉田美保(岡田の母)、荒木香恵(矢ヶ崎日佐子) 熊谷ニーナ(春原)、永堀美穂(女の子)、田仲美夕紀(女の子) 森利也(友達A)、遊佐浩二(友達B)、堀本等(先生(岡田の担任)) |
DARLING |
扇ゆずは | フロンティアワークス | FCCBー0010 | 2007年9月21日 |
1.嵐の予感 2.ドキドキが止まらない 3.心に残ったもの 4.側にいたいから 5.ずっと伝えたかったこと 6.声優さんのスペシャルトーク |
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高橋広樹(三浦朋美)×岸尾だいすけ(橋本理緒) | ||||
千葉一伸(五十嵐ジョー)、浅野まゆみ(鈴木まみ) 平川大輔(小野田/ディアス)、百々麻子(橋本麻衣/山岡) 園部好徳(担任/店員/ダ・ヴィンチ)、真堂圭(美奈子) 今井麻美(女子1)、土谷麻貴(女子2)、水谷ケイコ(祖母) |
DARLING ミニドラマCD
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扇ゆずは | Daria2007年12月号付録 | 2007年10月22日 |
高橋広樹(三浦朋美)×岸尾だいすけ(橋本理緒) |
男子寮でロマンスを |
南原兼 | リーフ出版 | 2000年6月1日 |
三木眞一郎(一条冬彦)×緑川光(稲葉秋人) | |||
成田剣(出雲崎春美)、海老原英人(伊集院千夏)、丸山純路(一条秋人) 大水忠相(稲葉葉月)、川村拓央(香山) |
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とある事情で、全寮制の男子校に編入した稲葉秋人。礼拝堂の鐘を鳴らしている青年に見ほれてしまうが、その礼拝堂の天使が同室者・一条冬彦。お堅い生徒会長様と一緒の毎日で、息が詰まりそうな秋人は、寮を抜け出して遊びに行く。そこで出会ったのは、転校の原因を作った出雲崎春美。「おまえの事が好きだった」と迫る春美。そこに現れたのは・・・。 | |||
お堅い生徒会長様が、実はHも上手な(゜゜)\バキッ☆恋人になる・・と言うのは、お約束の展開。「俺」と「私」で、言葉遣いも雰囲気も変わってしまうのですが、俺にもてあそばれて(大笑)私には捨てられてしまうのではないか・・・と不安になる秋人クンが、微妙です。 しかし・・・どうもね、千夏と組んだ春美。秋人を押し倒す所までいっておいて、冬彦乱入にびびって「じゃあごゆっくり」状態(^^;。なのに、その後に行われた文化祭では、千夏とラブラブになっている展開が急すぎまして・・。そのラブラブ度合いが強いだけに、どうしてこの二人が何時の間にくっついたんだろう・・・??まぁ、原作を読んでおりませんので、ひょっとしたらドラマになっていないだけで、慰め合っているうちに、仲良くなったとかあるのかもしれませんね。 しかし・・本当に成田さんのおじゃま虫キャラは、好きだなぁ(大笑)。報われないのに、本当に「自分が一番!」と言う自意識過剰な「俺様」が、似合ってしまうんですもの(大笑)。 |
探偵青猫 |
本仁戻 | マリン・エンタテインメント | 2004年6月25日 | MMCCー3047 |
壱.マリアの涙 弐.マノ・ア・マノ 参.青の下着 四.アドニスの誘惑 五.キャストより一言 |
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櫻井孝宏(青猫恭二郎)、三木眞一郎(蜂王子刑事) | ||||
朴ろ美(小林虎人)、成田剣(硝子蝙蝠) 麦人(鯉登子爵)、鈴木菜穂子(菖蒲) 斉藤貴美子(リリィ)、P−VASの皆さん(マノ・ア・マノの客) |
旦那さま、お手をどうぞ |
吉田珠姫 | ティーエヌケー | PICAー7049 | 2002年10月25日 | |||
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鈴置洋孝(望月豪志)×宮田幸季(藤野遥) | |||||||
田畑ゆり(西田)、川崎恵理子(莞奈)、川村拓央(村田国広) 高田べん(江崎)、込山順子(遥の家の大家)、河相智哉(訪問客A) |
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社長室に入った瞬間割れたツボ。国宝級だと言うツボの弁償代の代わりに、藤野遥は江崎社長に「スパイとして、望月豪志宅に入るように」と言いつけられる。無事に執事として望月邸に入った遥だが、嫌いだったはずの旦那様が少しずつ気になり始めて・・・ | |||||||
この作品も、鈴置さんの訃報を知った時に求めた1枚です。まだまだお元気だと思っていたから、何時でもいいや・・・と思っていたのもありましたので。購入は発売年月日よりも4年近く後になりました。 まだ、そんなに古いとも思えない鈴置さんご出演の他のBLが、廃盤になっている事などを知り。慌てましたね・・・ そして。届いた時に聞いたのですが。この作品に関しては、感想を書くのが辛くて後回しになっていました。 そう・・。こちらは純粋に鈴置さんのお声を何度も聞くのが当時は辛かったからです。訃報の直後だったこともありますが、可愛らしい受けの宮田さんと、渋い低音の旦那様の鈴置さん。初対決?なのに、絶妙のカップリングで。 この作品は、冒頭のタイトルコールで先ずノックアウトされます。 「お手をどうぞ」と言うタイトルで、考えられるのは「シャルウィダンス?」的なダンスを誘う時に手を差し出す。あの仕草を思いますが、このお手をどうぞは、それとは違うのが分かるトーンとイントネーションなんですね。 例によって(゜゜)\バキッ☆、原作は読んでいなかったので。ブックレットの表紙の可愛い執事姿の少年??と、旦那様の絵に、タキシード?姿って事は、ダンス大いにあり得る!と思っていたのですが。 「あぁ・・違うんだ」と即座に理解しましたもの。それをタイトルコールで分からせてしまう宮田さんに、完敗しましたねぇ。 だから、遥の設定が。まっすぐに相手をじっと見つめてしまい。その可愛らしい容姿の要素もあって、多くの男達に言い寄られてきた。実際に、そういう行為を何度も経験してきた・・・・と言うのが、ちょっと辛かったですね。 純真無垢な少年を求めるのは、女性に処女を求める心理に近いかもしれません。こだわるわけではありませんが。やっぱり、初めてのお相手=好きな人。そういう行為だからこそ、愛する人と・・・と思ってしまうんです。 実際に、BLの世界では。「愛すればこそ」と言うパターンが多い事などから、現代社会では数少なくなったかもしれない純愛ファンタジーであり。ファンが多いのもそれ故かもしれない・・と思うのです。そう、もうちょっと年上のお姉様方が韓国ドラマの、一昔前の赤いシリーズを彷彿とさせる純愛ドラマにはまってしまったような物かもしれないとさえ・・・。 そういう思いで見た時には、遥は旦那様と結ばれる前に、彼自身の述懐で「幾人もの男と」と語られているのがねぇ・・。しかも、宮田さんのハイトーンボイスで、そういう台詞が何回もあると。 「うえぇえん・・・(T^T)」となってしまうのです。 しかし。その設定故に生きたトラック7の遥の懊悩と、11トラックの801シーンでしたね(^-^)。 なので、この作品に関しては。主人公の経験が生きた(゜゜)\バキッ☆(゜゜)\バキッ☆特殊な例として認める!!(って、凄く偉そうですね。私・・何様なんでしょう?) つまりは、心だけの苦しみではなく。身体の問題として「抱かれたい」と思ってしまう遥。実際に、妄想してしまうくらいに旦那様が好きになっている彼の悩みは、経験者ならではだと考えますし。 また、旦那様の設定からして、彼がリードを取らざるをえない状況となった時。初めてだったら、そりゃちょっと無理だものねぇ・・(はい、良い子はこれを読んでいないと思いますけど。一応、念のため。何が無理?・・等の追求は、なしです。大人の方は、実際に原作を読むなりCDを聞いて納得?して下さい)。あぁ・・このシーンのためにあった遥くんの設定なのかもしれないな・・と。 それ以外は。江崎社長さんが、なんともパターン的な悪役で。それにだまされる遥もどうかな?などと思いますが。 一番「えぇ?」と思ったのは、江崎社長の差し金で。遥が旦那様のお屋敷で住み込みにせざるをえなくなった状況。あれは、犯罪でしょ?昔だったら、江戸市中引き回しの上、磔獄門になっちゃうのよぉ!! 遥を一方的に責めた大家さんの台詞と、あの状況で自分の荷物を心配した遥・・・おいおい・・・ 特に、大家さん!普通、そのくらいじゃ納得しないと言うか。とことん責任追及しない?事実関係を追求して、賠償問題に持っていきませんか? 回聞き直しをしていて。とても気になったのが。遥の親友で村田くんが登場するシーン。某魔王陛下のお友達の賢者様で、宮田さんが演じているキャラと同じ名字だったので。関係はないのは分かっていても、思わず吹き出してしまいました。 あと・・・・このCDを持っている他の方に確認したいのですが。 最後のトラック、いきなり切れませんか?鈴置さんの旦那様が、愛する人に捧げる歌を歌っているのですが。そこで余韻も何もなく終わってしまいます。何度聞いても、はい?となってしまうのです。私のCDだけでしょうか?新品を買ったのに、歌っているところで終了してしまうんですよね・・・あの歌の後は、空白タイムかもしくはちょっと甘い音楽くらいあっても良い感じなんですけど? |
長恨歌〜蛇性の淫〜 |
山藍紫姫子 | 日本コロムビア | CORー13202 | 1996年2月21日 | |||
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鈴置洋孝(沙門小次郎)×塩沢兼人(弁天) | |||||||
田仲美夕紀(お澪・瑞穂)、長嶝高士(鉄)、岸野一彦(吉野家宗左衛門) 大島信一(舟前屋太吉)、萩原恵美子(お万)、茂呂田かおる(お絹) 花田光(猪股小平治・木村屋藤十郎)、平井誠一(ナレーション) 松本大(牢人)、山崎優(牢人)、遠近孝一(牢人) |
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油問屋・吉野屋の娘お澪は、悪党どもに拐かされそうになった所を沙門小次郎と名乗る浪人に助けられる。危険な香りのする小次郎に一目惚れしたお澪であったが、訪ねた先の古寺で愛人と抱き合うところを見てしまう。 しかし、その美貌の愛人が男である事を偶然に知ったお澪は・・・ |
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鈴置さんが亡くなった時。鈴置さんの出演作品を検索して探しました。その時に求めた作品となります。 しかも、BLでお相手があの!!あの!!塩沢さんであると知り。到着すぐにプレイヤーに入れたのですが。最後まで聴くことが出来ませんでした。 鈴置さんと塩沢さん。私の声優好きに多大な影響を及ぼしたお二人は、もう居ないんだ!と言う感傷に浸ったから? いえ、違います。 これはBLだとして聞き始めましたが、BLじゃない!と思った事。 つまり、主人公は小次郎と弁天ではないと言うこと。それが一番の理由でしょうか? 一応、分類としては。男同士の絡みがあると言うのでBLに入れていますが。ボーイズラブじゃない(しつこいって)ボーイズではなく、メンズ(苦笑)に近いなどと、どうでも言い話はおいといて。 これは、女視点のドロドロとした横恋慕のお話。しかも、どうしようもない女の性(さが)のお話。いや、情念の話だわ。 好きな男にどうしても抱かれたい!しかし、惚れた男は「女ごときの恨みなぞ・・・」とお澪の恋心など軽んじてしまい、相手にさえしない。彼の目線の先にいるのは、弁天だけ。 それをなんとか振り向かせたい!として、お澪が取った行動の凄まじさ・・。 うひゃあ・・・ちょ、ちょっと待って!!これ、一応BL(自分で違うと言っておいて、なんですが)なのに、男性と女性の絡み(と言えるのか?ほんのちょっとだけど)が入るなんて。ちょ、ちょっと待て。ちょ、ちょっと待って!ちょ・・以下略・・・慌てふためいてしまいましたよ。 おそらくは、一人娘として大事に育てられたお嬢様。その太股などは、日に焼ける事もなく真っ白だと思います。それが男性に絡みつくところを想像すると、タイトルにある蛇性の淫が納得出来てしまうのです。 そう・・一番分かりやすい例えを挙げるなら。道成寺の安珍・清姫の物語ですね。好きな男を追いかけて、自らを蛇にしてしまうほどの執念を見せる女。江戸時代の16歳が、今の16歳と同じ感覚のはずはないですが。お澪の感性はまさに、少女のそれではなく女そのもの。 このお話は、お澪の女としての執念と情念が燃えさかるドラマなのです。 彼女を嫌いだ!と言い放つ事は出来ませんが。でも、好きじゃない。分かるような分からないような・・・いえ、例え理解したとしても。好きとは言いたくない(゜゜)\バキッ☆。なんじゃそりゃ・・・(^^; そんなBLにしては(だから、違うと自分で書いたくせに)女性目線で進むお話だと、嫌われキャラになるだろうお澪(お邪魔キャラだものね)の変貌を見事に!まさに、見事としか言い様がない演技で魅せて下さったのが田仲さんでした。田仲さんは、弁天の許嫁である瑞穂も演じていらっしゃいましたが。やはり、最後のトラックの演技は筆舌に尽くしがたく。背筋が凍ってしまいそうになりました。 お澪の唇が、おそらくは紅く濡れて光っているだろう様が見えるほどで。乙女から女になった凄まじさ!これは、お澪が嫌いだとおっしゃる方も脱帽する事でしょう。 お澪にお株を奪われた形になった、メイン?カップルですが。 鈴置さんの沙門は、凄味がありましたねぇ(^-^)。いやぁ、剣の達人だと言うのがあの気合いで分かるほどですよ。 何故に危険な男と分かっていても、お澪が惹かれずにはいられなかったのか・・。目を引きつけてやまない剣さばき。彼の渾身・裂帛の気合いの凄味の中に、言うに言われぬ色気が漂っているのですもの。あぁ・・・暗黒の魅力と言う奴ですか? それを声だけで表現されている鈴置さんに乾杯です。 そして、武士道とは死ぬことと見つけたり!と言われていますが。武士でありながら、許嫁を奪われお家も断絶の憂き目に遭い、そして剣でも沙門に負けてしまい(小次郎と書くと、某タイガーショットを放った少年を思い出しますので敢えて書きたくないのです)死ぬことすらままならぬ弁天。 彼は、沙門が死ぬところを見たいが為に沙門の側で生きている。女とも見まごう色気と退廃の美。まさに塩沢さん以外のキャストは想像が出来ません。退廃の美学を秘めた山藍作品に欠かせない存在と言えましょう。 また、二癖くらいありそうなお澪の父親の岸野さんや、おぉ!!二役?しかも、かすかに聞こえる役者の台詞も言っているのね?の花田さん。芝居小屋で仕掛けてくるけど、これじゃあ振られてしまうわな・・と思わせてくれた大島さんなど、かゆい所に手が届くキャストに恵まれたCDと言えるでしょう。 後、キャスト欄の補足?ですが。牢人とあるからには、何か牢に繋がれた罪人?と思っていましたが。浪人とイコールのようです。ブックレットに沙門の事が牢人と書いてあって、あぁ!と気が付きました(大笑)。 この作品は、上にしつこく書いた理由で。好き嫌いは別れるかと思いますm(_ _)m。 |
鎮守神楽 |
高原かや | 声魂 | KDMA0009 | 2007年8月31日 |
1.御伽歌 おとぎうた 2.恋衣 こいころも 3.夢路 ゆめじ 4.心恋 うらこい 5.夢合わせ ゆめあわせ 6.面影草 おもかげぐさ 7.残夢 ざんむ 8.忍び音 しのびね 9.夢見鳥 ゆめみどり 10.夢宵の桃 ゆめよいのもも 11.桃懐鬼 とうかいき |
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高橋広樹(伊勢修司)、野島健児(支倉奏) | ||||
神谷浩史(瑞樹)、永田佳代(中村紀子) |
月と砂漠の眠る夜 |
いとう由貴 | インターコミュニケーションズ | 2004年12月20日 | INCDー2218 |
子安武人(ハリール)×菅沼久義(瀬藤直也) | ||||
成田剣(ヤズィード)、鈴木紀子(サラ) 古田信幸(ハムダーン)、花輪英司(特殊警察官)、間宮知子(女の子) |
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友人に女の子を紹介してもらうため、バイトを代わった瀬藤直也。そのバイト会場で、アラビアのロレンスばりの中東の王子に出会う。 彼に「伽を命じる」と言われた直也は、怒ってその場を後にするが。気が付くとオークション会場で競りにかけられていた。 直也を買い取った恩人?は、ハリール王子。バイト先で出会ったアラビアのロレンスであった・・・ |
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インターコミュニケーションズの作品は、あらすじ紹介などがメールで送られてきます。その中で聴きたい商品をピックアップしたりするのですが(ラジオを聴くとどれもこれもが欲しくなってしまいます(苦笑))。あらすじを読んで、やはりツボになるポイントの言葉ってあるんですよね。 その一つが砂漠の王族・・・いや、莫大なお金を持っていそうじゃないですか。だから、結構なんでもありの世界になりそうで、ツボポイントなんですね。 インターコミュニケーションズさんでは、最近貴族シリーズリリースラッシュ?みたいで、砂漠の王子様関係がどんどんドラマになっているわけです。その中で、これを選んだのは、子安さんが砂漠の王子様で成田さんが王子秘書だったから(゜゜)\バキッ☆。 しかし・・・聴き終わった時に「うーん」と唸ってしまいました。いや、最終的には、それなりに二人は純愛だから良いのでしょうが。 直也は実は日本では死んだ事になっている・・・彼の失踪を消すために、工作員がらみでいろいろしていたり、浮かび上がってきた死体の歯の治療痕が一致したから・・と言う下りで「えーっっ」と思ったんですね。そんな都合よく歯の治療痕が一致する人って・・・居る? と言うか、その死体はどこから・・・??考えたら、その死体の人にあんまり可哀相じゃないかと・・。彼の存在はどうなったのだろう??直也は生きていたから良いだろうけど、その身代わりにされた人は・・・良いのか?と思ったら、ちょっとひいてしまいました。 他にも、直也があまりにも簡単に悪い大人に騙されてしまうな・・とハリールが言うシーンで、「あんたが一番悪い大人だろうが」などと突っ込みを入れたくなっておりました。 さて。お話的には文句をつけてしまいましたが。このドラマでは、サラさんが拾い物でしたよ。普通BLCDでの女性って、あまり良い立場に居ない事が多いんですね。お邪魔虫だったり、貴族様関連の召使いだと、そこに居るだけ・・のキャラが多い中。このサラさんは直也の事を心配して、王子に直訴したり・・・最後の直也救出なった後のシーンでのヤズィードとの会話など「あぁ、良いなぁ。こういう人がいてくれて」と思ってしまいました。最後のヤズィードとサラの会話は、かなり笑えるものでこのドラマCDで一番気に入っているかも・・。 寝室から二人の声が聞こえてきて、ヤズィードが咳払いをするシーンは、思わず笑ってしまいましたわ。うん。確かにねぇ・・周囲にこうやって聞こえているわけで、そういう時は周囲の人はこうやって「コホン」としているかもね(゜゜)\バキッ☆。 ハリール王子が直也に(睡眠薬入りの)おかゆを食べさせるシーンで、「どちらが食べたい?」と優しく言っていたのに、「自分で食べるからいいよ」との返事に「直也!!」とびしっと怒り、「おかゆと雑炊、どちらが食べたい?」とまた優しく問いかけるシーン。その変貌ぶりが凄いですねぇ。いや、まさに飴とムチを使い分けている演技でございました。 |
月の砂漠殺人事件 |
久能千明 | ムービック | 2002年5月31日 | MACNー1001 |
森川智之(箕輪夏彦)×石田彰(七瀬瑞貴) | ||||
私市淳(林明)、千葉進歩(川端悠也)、宮田幸季(高梨涼也) 小島めぐみ(高梨真奈)、織田一穂(高梨陶子) 飛田展男(男)、千葉一伸(田村医師・水品) 関通利(救急隊員)、師岡佑子(看護婦) |
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小学校の時に、同じサッカークラブで知り合った箕輪夏彦は、七瀬の事を覚えていなかった。その苛立たしさから、夏彦と関わり合わないようにしていたのに・・。林の足のリハビリを兼ねて訪れた温泉旅行の荷物持ちとして、夏彦も参加してしまう。そして、なんとそこには、七瀬とうり二つの青年・高梨涼也が居た。何時になくすっきりしている夏彦は、涼也の事を何かと気にして・・七瀬は面白くないのだった・・・。 | ||||
殺人事件と言うだけあって、ボーイズラブ物としては珍しく一種の推理ものになっています。原作では表現出来なかった「月の砂漠」が、ドラマCDでは見事に使われております(これは、推理のネタばらしにもなるので敢えて、どう使われているか・・は書きません(って、かなりのヒントだけど))。 これは、ボーイズラブではおなじみの森川さん×石田さんのカップルなのですが、とても新鮮に聞けてしまいます。と言うのも、翌朝の二人のリアクションが絶妙なんですよ。お気に入りは石田さんの「さそっていませんでしたか?」と言う台詞。いや、本当に新鮮でねぇ(大笑)。 |
月は闇夜に隠るが如く |
中村春菊 | マリンエンタテインメント | MMCCー3082 | 2005年11月25日 |
1.月は闇夜に隠るが如く 前編 2.月は闇夜に隠るが如く 後編 3.月は闇夜に隠るが如く 番外編 4.月は闇夜に隠るが如く いつも心に花束を 5.座談会 其の一 神谷浩史・宮田幸季 6.座談会 其の二 森川智之・中原麻衣 7.東山道転堕異聞 予告編 |
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神谷浩史(片桐信乃)、森川智之(服部半十郎)、宮田幸季(テツ) | ||||
中原麻衣(信乃(若年期))、西前忠久(服部父)、堀裕美子(片桐母) 上田陽司(片桐父)、魚建(爺)、平勝伊(テツの父親) 羽田野渉(若)、伊丸岡篤(男衆)、杉崎亮(男1) 東城光志(男2)、原一夫(男3)、西野真人(男4) 予告・・・福山潤(松平修理)、小西克幸(立見郡司) |
鼓ヶ淵 |
三田菱子 | サン出版 | 1988年11月30日 |
鈴置洋孝(洋一郎)×三ツ矢雄二(雅美) | |||
京田尚子(旅館のおばあさん)、小宮和枝(旅館のおばさん)、勝生真沙子(白拍子)、鈴木勝美(運転手) | |||
A面(封印)・・・37分47秒 B面(月光)・・・37分34秒 |
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高校一年の文化祭で、長唄をやっている俺と三味線をやっている雅美は出会った。三味線の腕だけでなく、男にしておくには美しい雅美が好きだと自覚した2年の夏。原因不明の失明で湯治場に行った雅美に誘われて、俺は療養先に向かった。その療養先には、白拍子にまつわる伝説が残っていた。古い祠の封印を破ってしまった俺も、奇妙な感覚にとりつかれて・・・・ | |||
古いですよね。私のBLドラマの初めての作品です。今聞くと、鈴置さんの高校生がものすごく新鮮です。 今のBLドラマの構成と言うと、先ずは聞いている人に舞台状況を分かってもらうために、自分の名前と年齢などを(一人称で)紹介するところから始まりますが、これはそういう自己紹介はなし。なので、主人公二人も名前しか分かりません。洋一郎に至っては、雅美が「洋ちゃん」と呼ぶだけ。 間の楔に比べると、インパクトが大きくなかったのは絡みのシーンはほんのちょっとで、もの凄く普通の(少し神秘的な)ドラマとして聞いたから・・・と言うのがありそうです。あと・・・抱き合うことで、今までの親友と言う関係が崩れてしまい、他のBLのようにラブラブカップルになって幸せに過ごしました・・と言うハッピーエンドにならない予兆が秘められているからかもしれません。 |
爪先にキス |
不破慎理 | ムービック | MACYー2027 | 2006年4月28日 |
1.秘密の恋人 2.年下の男 3.引き抜き 4.跡目相続 5.強く抱いて 6.天秤 7.身代わり 8.傷つけてきたもの 9.最良の手段 10.襲撃 11.一緒に |
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大川透(烏丸冬慈)×遊佐浩二(八曽部炎) | ||||
鈴木達央(倉元恭也) 乃村健次(賀々谷)、青木誠(冬慈の秘書)、長嶝高士(丹野) 間島淳司(ホスト)、松岡大介(ホスト)、赤石広樹(ホスト) ヤスヒロ(ホスト)、大橋佳野人(炎の父) 松浦チエ(店員)、小林美佐(冬慈の見合相手) |
罪作りな君 |
妃川蛍 | リーフ出版 | LCDー023 | 2003年11月15日 |
杉田智和(RYU(琉・スティングラー))×櫻井孝宏(SIN(榊真弥)) | ||||
檜山修之(柘植隆一朗)、福山潤(藍田樹) 渡辺美佐(アイラ・ローズバンク)、花輪英司(カメラマン) 保村真(マネージャー)、松下木聖(編集者) 新田万紀子(SINの母)、岩村琴美(榊魅弥) 堀内賢雄(鬼頭凱) |
罪作りな君〜against LOVE〜 |
妃川蛍 | リーフ出版 | LCDー055 | 2006年8月15日 |
杉田智和(RYU(琉・スティングラー))×櫻井孝宏(SIN(榊真弥)) | ||||
平川大輔(弓槻巳則)、森川智之(高嶺昊) 緑川光(榊龍弥)、羽多野渉(カイト(八木沢櫂人)) 檜山修之(柘植隆一朗)、福山潤(藍田樹) 岩村琴美(榊魅弥/観客2)、花輪英司(カメラマン/司会者) 田島裕也(スタッフ1/審査員1)、田辺篤志(スタッフ2/審査員2) 竹田小春(観客1) 堀内賢雄(鬼頭凱)、斎賀みつき(ダニー・キャスティロッティ) |
ツーリング・エクスプレス
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河惣益巳 | 東芝EMI | 1995年7月19日 | TYCYー5448 |
小杉十郎太(ディーン)×石田彰(シャルル) | ||||
管生隆行(エドアール・ティリエ)、辻谷耕史(リュシオン・フォーレル) 三木眞一郎(セザール・ガブリエル)、山崎たくみ(ヴァン) 成田剣(エスター)、菅原淳一(電話(声)) |
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暗殺者であるディーンの元に、匿名で依頼が届く。その内容とは「エドアール・ティリエを今日・明日中に殺して欲しい」と言うものだった・・その頃、エドアールは美術品絡みで動いていたが、事件の内容についてはシャルル達にも極秘であった・・・ | ||||
この原作は、花とゆめで連載されていたので。結構リアルタイムで目にする機会はあったのですが。苦手だったんですよ(苦笑)。絵がね、私の好みじゃないと言うか・・・睫毛が上も下もばさばさで、しかもなで肩(大笑)。。。今も、睫毛がばさばさってのは、あまり得意じゃないんですm(_
_)m。 しかも。お話的にも、当時はBLと言うジャンルがなかったので。ふぇええ〜となっていました・・・。だって、周囲には可愛い女の子と格好いい青年の恋愛漫画が沢山ある中で、何が悲しくて、少女漫画誌で男性と男性のお話を(大笑)。風と木の詩は知っていたけど。あの・・例のシーンは私はまだ読んでいなかったものですから。 パタリロは、ギャグだったですしねぇ・・パタリロもあまり得意じゃないので、スルーしていましたっけ。 そういう系統のお話では、唯一?摩利と真吾くらい?だったかな?読んでいたのは。 また。シャルルが飛び級で進学したのは分かりますが。仮にもICPOよ?そこに配属されているれっきとした刑事さんが、まるっきりガキで女の子みたい!と言うのは、アウトオブ眼中。周囲に馬鹿にされても、仕方ないじゃない・・・としか思えなくて。 ディーンも、何が嬉しくてこんなガキを相手にします?みたいな(゜゜)\バキッ☆ 多分、声が石田さんでなければこのCDもスルーしてましたな(大笑)。 そうですか・・石田さんは、お姉さんの本棚にあった本で読んでいらしたのですか・・と。ちょっとしみじみ思っていました。 お話的には、エドを守りたい!として、警察権力使って。ディーンの居場所を追跡するものの。ディーンには、エドを殺すつもりは毛頭無く。ディーンの狙い自体が、別のところにありました!と言うお話だったので。シャルルがディーンにくっついて、妨害しようとしたってのは、あまり意味がなかったのかなぁ? エドとディーンと、シャルル。そして、リュシオンがそれぞれの思いで動いていましたね・・。 ドラマCDにするのに、シャルルの境遇とエドとの結びつきを語らせると言う意味では、成功したかな?と思いますが。ちょっと解さないところが・・。 結局、冒頭でエドの命を狙った人物が、ディーンの今回のターゲットだったとなっています。また、盗品を含めて膨大な美術品をため込んだ父親と、それを転売し利益を得ようとした息子・・。 息子が一方的に悪いとは思わないんですよね・・。価値が分からないのだったら、宝の持ち腐れじゃない・・しかも、ありとあらゆる手段でゲットされた品物だったら、持っているだけで犯罪ですもの。 父親の名誉のためにも、表沙汰に出来ないのだったら。闇(裏)ルートで売るしかないんだよねぇ・・。エドを狙おうとした手段は悪かったかもしれないけど、殺されるほど悪い事をしたとも思えなくて。 ちょっと気の毒な気がしていました。 それにしても。一応、BLに入れてはいますが。どうもねぇ・・シャルルが男性には聞こえない(大笑)。石田さんが「もう!!」と言いたくなるくらいに可愛らしい高音で、れっきとした刑事さんで男性のように聞こえない(゜゜)\バキッ☆と言うのもありますが。 ケーキが大好きで。ほとんど女性扱いされているような・・ 石田さんの、無茶苦茶可愛らしい。女性声優不要のハイトーンボイスは、最近ではあまり聴くことが出来ませんので。いやぁ・・それを聴くためだけに聴いてもOKかと思います。 メインは、シャルルの石田さんと。殺し屋さんだけど、ちょっと甘い部分もあるディーンにぴったりの小杉さん。 ちょっと渋めの菅生さんと、賑やかしの辻谷さんがメインです。 そして、ちょっとしか出番はないけど・・・の成田さんと山崎さん。あ・・やっと出たと思ったら!の三木さん・・声も豪華ですので、聴く機会があれば、是非!!と書いておきましょう。 |
ツーリング・エクスプレス
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河惣益巳 | マリン・エンタエンタテイメント | 2000年2月9日 | MMCCー7009 |
小杉十郎太(ディーン)×石田彰(シャルル) | ||||
大林隆之介(エド)、辻谷耕史(リュシオン)、井上喜久子(ファラ) 堀内賢雄(シェリホフ)、中原茂(ウスーリ)、大本眞基子(クリス) 飛田展男(スイス銀行の役員)、山本尚弘(実行部隊員A)、出村貴(実行部隊員B) |
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