ボーイズラブCD「な」行


内科医のメランコリー

天花寺悠 リーフ出版 2002年10月15日
置鮎龍太郎(小原達哉)×緑川光(天生目高彰)
子安武人(天生目高徳)、高橋広樹(斉藤一馬)、菊池いづみ(片山理恵)
松下美由紀(看護婦1)、富坂晶(看護婦2)、今井麻美(看護婦3)、望月健一(店員)
駅のホームで、天生目高彰はいきなり「自殺するのはやめておけ」・・と言われる。その会いたくもない男・小原達哉が、金柑の種を飲み込んだり急性アルコール中毒で病院にかかった時の主治医となった。
その男に、なんと兄が家庭教師を頼んでしまった・・・。
専門用語の羅列のシーンは置鮎さん、ご苦労様でしたm(_ _)m。
まぁ、一応は研修医時代にいろんな科を回るでしょうが・・・看護婦も連れずに、患者さんのバルンカテーテルを抜きに行くかなぁ・・(^_^;。妙なシーンで突っ込みを入れてしまっておりました。
抜くだけなら看護婦でも抜けますって(゜゜)\バキッ☆
さて。このドラマCDの聞き所は、雷と停電に泣き出す高彰のシーンと、高彰に恋を自覚した達哉の動揺するシーン・・・。
泣くシーンは、「なんか、無茶苦茶可愛い」んですよ。しかも、受けの主人公・緑川さんの「俺」ではなく「僕」の一人称・・・と言うのも新鮮で良かったですね(^-^)。

ナイトはお熱いのがお好き

南原兼 ランティス 2003年4月23日 LACAー5168
1.吹雪の宵の訪問者   
2.不思議な温泉客   
3.危険な雪見風呂はお好き?   
4.天才は添い寝がお好き?
5.助教授は水晶がお好き?   
6.助教授はプロポーズがお上手?   
7.危険なお食事会

番外編 
8.危険な夏休み
ボーナストラック 
9.ボイスキャストロール(オールキャスト)   
10.トークコーナー(オールキャスト)
三木眞一郎(三千院夜人)×緑川光(九条晶)
子安武人(三千院頼人・氷室龍之介)、置鮎龍太郎(相模原敦司)
櫻井孝宏(北代和真)×岸尾大輔(北代和巳・猫のクリスタル)
ひなびた温泉宿。予約で満杯の雪の夜、コートをなびかせてやってきた三千院夜人。予約もしていなかったのに、急なキャンセルが出て泊まれるようになる。一方、この温泉宿で仲居をしながら、学校に行っている天涯孤独の身の上の晶。雪の精霊さんに雪見風呂が出来るようにお願いしよう・・・となどと不思議な事を言う夜人に「占いに出た運命の恋人だ」と言われるのだった。
タイトルのナイトと晶くんのお話が、ずっと最後まで続くと思いきや!「夜人は、驚く事を告げるのだった」と言うナレーションの後が、いきなり場面展開してしまって、話も飛んでしまっていましたねぇ・・(会話形式で、その後のいきさつは語られますけど)。で、いきなり二組の他のカップルが出てきてしまいました(^^;。夜人と晶のカップルが、最後まで行かなかったので(゜゜)\バキッ☆、二人がきっちりと結ばれるシーンがあって、他のカップルも出てきて欲しかったです・・。いや、いろんなカップルが出てくるのは楽しいですし、子安さんの「和巳きゅん(くん)」の「きゅん」がね・・楽しかったのですけど。いきなり双子だの頼人と敦司カップルって・・・他の作品のキャラなのかしらね??あちこちでつながっているみたいですから。
個人的にちょっと映像で見たかったなと思うのが、豆腐の崩れ具合による占いですね(大笑)。で、出た占いのラッキーアイテムがね(大笑)。今時、そんなアイテムあるんかい!とつっこみを入れてしまいそうになりました。

永田町一丁目七番地

芳崎せいむ ラキッシュ 1994年6月1日
1.岸祥史 街頭演説   
2.永田町一丁目七番地〜強さを包む武器を持て〜(歌:堀川亮)
3.突撃インタビュー!!「田山敏記に聞け!」   
4.時代(とき)の人
5.ドラマ「永田町一丁目七番地 Part1」   
6.ALWAYS〜まるで風のように〜(歌:堀川亮)
7.ドラマ「永田町一丁目七番地 Part2」
田中秀幸(岸祥史)、堀川亮(藤倉端己)
鈴置洋孝(田山敏記)、上田祐司(北野秦郎)、石川英郎(黒津晃)
幸野善之(小澤武志)、掛川裕彦(清水長官)
藤倉瑞己は、初めて岸の街頭演説を聴いた時から、彼の事が気になっていた。政治家デビューを果たした後、父に紹介してもらい、仲良くしてもらっているのだが・・・そんな二人の関係は・・・。岸の第一秘書・田山に「岸先生の事」を高校生がインタビューするコーナーや、藤倉役の堀川さんの歌ありのバラエティに富んだ一枚。
今のようにね、政治に対して不信感と言うのか「どうせ、誰に一票投じても同じことだろう」と言うような時代では、彼らのような政治家がいたら・・・と思ってしまいます。
でも、結局は組織力なのかもしれません。個人でいくら頑張っても、政策にどうこう出来るものじゃない・・。国民のための政治と言いながら、本当は誰のための政治なんだか・・。
あぁ、いけない。ドラマCDの感想と言うよりも、政治に対する意見になってしまいそうですね。
実は、私は堀川さんの個人ソロアルバムを2枚とも所持しています。だから、久しぶりに歌声を聞いたなぁ・・と言うのが一番の感想。

あとは、岸と藤倉の二人よりも第一秘書の鈴置さんの方が目立っているように思います。酒を飲んで藤倉に絡む清水長官をなだめるシーンや、3人の高校生とのインタビューなどなど・・。高校生?のインタビューのコーナーでは、「ぼくたち、健全な高校生ですから」と言う「嘘だろうが(大笑)」状態の台詞が繰り返し使われているところが、結構楽しかったです(^-^)。

生意気。

鹿乃しうこ マガジン・マガジン PCDー030801 2003年9月5日
檜山修之(江角匡史)×鈴村健一(酒井一八)
森川智之(茂木昴成)、津久井教生(斉藤正宗)、上村貴子(江角奈津子)

山口隆行(杉本)、飯田利信(哀川)、葛城政典(矢沢)
前川優子(看護婦1)、天神有海(看護婦2・受付)
改築工事の江角家で、そこの娘・奈津子に一目惚れしてしまった中卒の酒井一八。奈津子の兄に、「妹は三高がタイプだ」と聴かされ、生まれて初めてのお受験に挑む事になる。
奈津子の兄匡史が、無料で家庭教師をしてくれる事になったが。その代償として、男同士で何をする事となってしまい・・・。
実は!!このCDは檜山さんが受けだと思って買ったんですよ(大笑)。
檜山さんのBLでの受け作品を探していた時。このタイトルを見つけました。で、あらすじを読んだら、とび職(ガテン)とエリート高校生の歳の差カップル。で、キャストが鈴村さんと檜山さんと書いてあったので。
どちらが、どの役かを確認しないままで買ったら。私が想像していたキャストと逆でした(大笑)。
つまり、私は鈴村さんがエリート高校生の年下の役で。檜山さんがガテンの年上お兄さんだと思っていたんですよ。
・・・だって、檜山さんのガテン系職人、似合いそうだと思いません??
鈴村さんのエリート高校生だけど、偉そうなオレ様、似合いそうじゃありません??

もちろん、今となっては鈴村さんの職人さんのいなせな所やら、性格悪そうな(大笑)高校生の檜山さん。うん、ぴったり(大笑)と思っていますから、声優マジック炸裂ですね(^-^)。
妹の奈津子には、友達も多い。自分の性格の悪さは自覚はしている。そもそも、改築工事に来た時から気になっていた一八も奈津子を気に入ってしまい、奈津子の事を訊いてくる始末。
俺じゃないんだ!と言うほろ苦い自覚。だからこそ、嘘の情報を教えてしまう。素直になるのは、Hの時だけと言う匡史。
そんな匡史に翻弄されつつも、「おまえ、放っておけん」と気になってしまう一八。
CDでは、そんな二人の気持ちの変化を3つのお話にまとめてあります(原作が、おそらくは3つの短編で成り立つお話なんでしょうね)。
先ず一つ目が、一八が奈津子に告白をして。そこに帰ってきた匡史が、一八への気持ちを吐露し。遅まきながら、一八が匡史の気持ちに気が付いて、晴れて恋人同士として結ばれるまでの「I’M NOT YOUR STEPPIN’ STONE」
二つ目が、匡史視点の「恋していると言ってくれ」。自分の気持ちから、逃げていた二人であったが。お互いに好きだと告白するまで。
そして、一八のお受験一週間前からのドタバタを描いた「ラヴリー」。

正直な話・・聴いて「うんうん」「よしよし!」とすぐに感想を書けると思っていたら、これがかなり悪戦苦闘しています・・・。
3つのお話が入っていて、少しずつ少しずつお互いを意識し、告白し。男のけじめと、二人の関係が一段落ついたまで・・・を描くお話で。微妙に視点が違うんですよね。一話と三話が一八メイン視点。そして、二話が匡史がメインの視点で描かれるために。聴く度に、一八の気持ちで聴いていたり、匡史の正直になれない生意気さを聴いていたり・・するもので。

さて。一八から描くとすると、身長はともかく。学歴と言うどうしようもないコンプレックスを刺激され、お受験に燃えたはいいけど。その家庭教師をしてくれる事になった、長身で年下の現役エリート高校生。
ぬるい恋愛ししかして来なかった一八。そこそこHもするけど後腐れなく別れる事が出来る綺麗な関係を保つには、彼が付き合う女の子は、優しい女の子でなくてはならなかった。それなら、ある程度深入りしなくても、くっついたり別れることが出来るから。
しかし、一八を好きになったのが年下の匡史。その素直ではない気持ちをぶつけられる事と、受けてしまうHの立場から、泥沼に入っていく事を恐れた一八だが、男としてのけじめがついた時。やっと匡史と一緒に居ることを選ぶことが出来て・・。
匡史の激情にほだされて、振り回されて。遠心力で投げ飛ばされています?と見える一八ですが。
素直になるのは、Hの時だけか?の匡史の、どうしようもない気持ちを受け止めて。「おまえ、放っとけん」と抱き留めてくれる辺りは、やる時はやるさ!を見せなくても。やれば出来る!ところを見せなくても。あの一言だけで、一八さんてば、おっとこまえぇ〜!と思ってしまうんですよね(^-^)。
あの包み込むような、男(漢)の「おまえ、放っておけん」は、このCDの一八のセリフの中でもダントツ一位の良いセリフだと思います。3トラック目の河原でのやりとりは、シーン的にも秀逸です。

そして、エリート高校生の匡史くん。お勉強が出来て、親からも未来を嘱望されているでしょうに。
この子は、本当に性格がねぇ・・(大笑)。友人、居ないでしょ?みたいな感じの子なんですよね(斉藤くんは、友人になるのかなぁ?)。
自分でも、性格悪いのは自覚しているみたいですが。妹と比較して、その性格の悪さをコンプレックスにしている。だから、まともな恋愛の一つも出来ずにここまで来た・・・と言い切るくらいなんですもの。
下手に頭が良いと、いろんな事考えたりしちゃうんだよねぇ・・と言うところはありそう(苦笑)。
一番、匡史で「おやま」と思ってしまうのは。2話に入ってからの、彼の内心の突っ込みが楽しい!ってところですね。1話では、「いっぱち、一発やらせて」くらいだったのにねぇ(大笑)。
自分は、匡史の良きライバルだと思っている斉藤君に、わざと佐伯とか佐藤だの、違う名字で呼んでみたり(この名字をわざと間違ってます!と言うのが、セリフで分かるんですよね)、付き合っているつもりはないと答えるし。「手を抜くのじゃなく、手で抜く・・・OK?」とつついてみたり。
「すみはつけてねぇ。手は出したけど」・・・と一八の「お墨付きだぜ!」の言葉尻を捕らえて言ってみたり。
ガテン仲間に「まぁしぃー」と呼ばれて、俺の事か?とつぶやいたり(ここのシーンのブルーデーの解説は、流石の匡史くんも知らなかったのかなぁ?って感じですね)。
2話に入ってからの、彼の内心の突っ込みの多さ・・個人的には、こういう呟きが好きなんですよ(^-^)。実は、こういう内心での突っ込みって私が良くやるものですから。凄く親近感(大笑)。
2話では、一八の告白が嬉しいくせに、わざと「ちんこが?」と言ってしまったりする照れ隠しっぽいセリフが、可愛かったですね。

そんな男気あふれる一八を鈴村さんが。複雑で一直線な恋心の持ち主・匡史を檜山さんが好演されています。
そして、第3話のお薦め!は。やはり一八の仲間の森川さんでしょう。一八に戯れてしまったところに、匡史がやってきて。どうしようもないために、寝たふりをしていたり。最後の一八と匡史の、何回出来る会話に「バカップル」と突っ込みを入れているシーン。
この締め!の「バカップルめ」と呟くのは、本当にドラマCDを通しての感想みたいな感じになってきますので。まさに素晴らしい!の一言ですね(^-^)。
でも・・確か、一八のお友達のこの昴成さん・・は、確か別のドラマCDで主役をはっていませんでした?鹿乃しうこさん原作のガテンシリーズで、あったように思うんですけど(レーベルは違うけど。森川さんがちゃんと声を演じていた記憶があるんですよね)。
って事は・・この時点では、昴成さんはノーマルみたいですが。どこから、そっちになっちゃったのかなぁ??

しかし。今回、この感想を書く時にちょっとびっくりしたのが。私がこのCDを買った当時くらいまでは、マガジン・マガジンの商品はJUNEネットでの通販でしか購入が出来なかったのですが。
今は、Amazonさんで購入が出来るようになっているんですね。えぇ?一体、何時の間に??と思ってしまいました。

名も無き鳥の飛ぶ夜明け

如月弘鷹 角川書店 2004年3月31日
中田譲治(鴉)×緑川光(白鷺)
三木眞一郎(蝙蝠)、置鮎龍太郎(大公(辰巳))、諏訪部順一(サリエル)
家弓家正(猿上神父)、河本邦弘(鸚鵡)

倖月美和(ケルビル)、伊藤龍(少年1)、酒井敬幸(セラフィム1)
竹内健(セラフィム3)、根本圭子(ケン)、恒松あゆみ(老婆・デビル)
岡崎雅紘(ザガン)、古賀寛之(悪魔)
この辺りで一番キレイな人は?と尋ねてきた男・鴉。子供が案内した教会に居た神父・白鷺は、実は悪魔であったのだが。神の愛を信じ、人として生きたい!と願っているのだった。そして、彼を追い落としに来た鴉は天使であったが・・。
種族の違う二人が出会った事から、神にまつわる矛盾点によるゆがみが大きくなっていく。
一応、表記的に×でカップリングしていますが。実際にはキスくらいで。直接的なシーンはありませんでした(事後らしき台詞が、しかも他人様から「服を・・」と言うものがあったくらいでした)。が、それが気にならないくらい重いお話でした。
続け様に、中田さんが「神よ・・・」と神への信仰を悩んだり、神は本当におわすのなら、我らの声を聞き届け給え!と葛藤する役を聴いたものですから。
あぁ・・中田さんには、こういうストイックな役が本当に似合うのよねぇ・・とうっとりしておりました。白鷺を抱くシーンでの「私が貴方の神だ!」は、もう最高でした!

神とは?信仰とは?
無宗教の私には、簡単に答えが出せないものですが。
ドラマCDになっている時って、神への信仰を楯にした宗教がらみの組織や人々(この場合は、上級天使様ですが)が存在し、敬虔な気持ちで神を崇めようとしている人に迫害をなす・・・システムや組織系列としての宗教との狭間で、あれこれ起こっている作品が多いようにも思います。
神だけを崇めていれば、他人を愛さなくても良いのか?それは違うでしょう・・・とは思います。
こういった作品では、どうしても分かりやすくするためか?神だけへの忠実な愛を誓って、その分他者を迫害するように命じる者が居たり、神に疑問を抱いたなら「叛逆」の証が現れてしまう・・・となっているように思います。
きっと、無宗教の人にも分かりやすくするために、そういう図式にしているのかもしれません。

さて。このCDでは、一番の「うわお!」は、実は家弓さんでした。
白鷺が悪魔だと知っていて。彼に信仰を教えてくれた人。その包み込みような優しい声は、年老いてなお毅然と振る舞う人徳者を思わせました。声から後光が射すかのようです。
彼こそが、蝙蝠が愛した師の今の姿なのかもしれない・・・とすら思っておりました。
キャストで行くと・・。辰巳と大公の演じ分けの見事だった置鮎さん。上からの命令に逆らえず、かつての友と戦うしかないサリエルの諏訪部さん。この二人が共に果てるシーンでは、成就した想いに対して「良かったね」と言うべきなのか?それとも、それしか方法はなかったのか?と言う思いに囚われておりました。
本編では蝙蝠と名乗っている、三木さんが演じた裏切り者。その過去が露呈するシーンでは「こう来たか!!」と唸っておりました。
望んだ事が果たされないままに2000年を生きた彼・・。その死は、安らかさをもたらすものであれば・・・と思います。
彼の相棒?である鸚鵡の河本さんは、本当にオウムを熱演されていました。

そして。緑川さん演じる白鷺は、本当に美人さんだと思えて。彼が悩むシーンや苦しむシーンでは、なんとか幸せに!!とただそれだけを祈ってしまうほどでした。

鴉と言う名の天使が持つのが白い羽根で。白鷺と名乗る悪魔が、黒い羽根・・・・と、蝙蝠以外は逆のネーミングかな?と思っていましたが。最後に、鴉が白鷺を人間にして、自らを犠牲にした後。
白鷺が、「夜明けに飛び立つ鳥の名前が、分からない。自分は、何か大切な物を失ったと言うのに、それが分からない」と言う慟哭が響き、エンディングの歌に続いてしまいます。
「うわぁ!!これで終わりってのは無し!ちょっと待って!!」と思っていたら。
本編もずっと映画を見ている(と言うよりも聴いて、頭の中に映像を浮かべていたのですが)感覚がしていましたが。
まさに、クレジットが流れた後に結末のあるお話で。おそらくは、聴いている人が皆望んだであろう結末が用意されていました。

映画を見る時のマナーとして、クレジットの途中で席を立ってしまう人の話が出ます。
劇場(映画館)が明るくなる前に席を立つような、制作者に対する気持ちもない人は・・ほらね・・こういうお話の終わりを見ることが出来ないでしょう?と、ドラマCDとは関係のない所で思っておりましたm(_ _)m。

No.1ボイスをめざせ!
間違いだらけの声優学校

魔鬼砂夜花 ジェネオンエンタテインメント GNCAー1054 2005年11月25日
1.Welcome to GUYS PRODUCTION
2.Case of Toshiki Yamane
3.Case of Tomoyuki Tanioka
4.Case of Tsutomu Kinoshita
5.Case of Makoto Tomisato

6.SeiyuーKai no Ohjisama
7.Yuya&Satoshi
8.Lovexxx
9.To be Continued...
遊佐浩二(黒岩賢)×私市淳(東野優也)
森川智之(東野我蘭)、緑川光(富里真)、岡野浩介(笠原正臣)
斉藤恭央(木下努)、宮田幸季(山根俊紀)
松本大(谷丘知之)、深見梨加(黒岩美麗)
ガイズプロダクション・・・それは、現役一流の声優が講師を務める声優学校。しかも、BLCDに出演する技量を身につけるためと言う、かなり特殊な学校であった。
集まった生徒は6人。大阪弁の木下・現役ホストの富里・アナウンサー志望だがやせ浪人?の谷丘・オタクパワー全開の山根・声優界の王子様と言われてはいるが、Hな声が出せない(苦笑)笠原、そして講師である我蘭の可愛い従弟の優也。一癖もふた癖もありそうなメンバーが集い、先ずは自己紹介を兼ねたテストが開始された。
オードリー・ヘップバーンとフレッド・アステア共演のミュージカル「パリの恋人」は、原題が「ファニーフェイス」です。FUNNY・・・滑稽な・面白いなどと言う意味です。あの銀幕の妖精であるオードリーに対して、ファニーとは、凄いなぁ・・と印象に残っているのですが。
このドラマCDを聴いていたら、優也くんの声って「ファニーボイス」かな?と、ふと思ってしまいました。私市さんのお声を、ファニーボイスだと思ったことなどはありませんが。
おどおどとテストの自己紹介を兼ねたナンパをさせられるシーンの棒読みっぽいところや、Hシーンでの「お猿のかごや」や「豚」状態の声は、うん・・・確かに萎える(゜゜)\バキッ☆いえ。奇妙でけったいな声に聞こえるんですよ。作中でも、ゲテモノ専門だとか、声の方は最悪だとかさんざんな言われようをしていますが・・・(^^;。

さて。内容的には、大きく二つに分かれています。前半は、ちょっと普通ではないガイズプロダクションの登場人物紹介を兼ねたテスト風景。後半が、優也と黒岩のHシーン。
最初に通して聴いた時には、後半のシーンってとってつけたようなHだなぁ・・個人的には、後半はなくても良いから。もっと個性あふれるメンバーによるその後の成長ぶりや、レッスン風景希望!と思ってしまったくらいです。つーか、笠原さんの下手さ具合とかも聴きたかった(゜゜)\バキッ☆。あまりしゃべっていないしね。
黒岩が、優也に「どうして、うちに来たんだ?」と問いつめ。その理由を聞いてホテルに連れ込み・・・と言う展開なのですが。「どうして、そうなるかな?唐突だよな・・・」と思ったのです。CDの中に、無理矢理Hシーンを入れたかったの?とすら思ってしまったほど。

そう言えば。私市さんの受けって、好きしょの学ちゃん以来かな?と言うか、私が持っていないだけでしょうが。ありそうで、ないわねぇ・・(^^;。
でも、このナンバーワンボイスのお話の受けは、おそらく私市さん史上特筆すべきものになるのではないかと思います。と言うのも、相手役の遊佐さん演じる師匠が「これから、声を封じる」として私市さんの一人舞台になってしまうからです。喘ぎ声と同時に、今、どうなっているか・・・何をされているのか・・を実況中継?しているんですね。
そう。8トラックの13分過ぎから18分にかけては、喘ぎつつ感想を交え(大笑)それがかなり高音のまま・・。酸欠起こすかもしれないぞ・・状態になっています。酸欠は起こさなくても。脳貧血くらい起こしそうなほど。
「違う、違う。そうじゃなくて。師匠、師匠、それ、ベルトです。外すんですか?マジで?
触る気?触る気みたい・・うわぁ触った、って、うわ、嘘。ダメ。それはダメ。ちょっとそれはダメ」・・・こんな調子で、ずーっと実況中継・・。いやはや、お疲れ様でした。その上に「ぐほ、ぐへへ」とでも書きたいような声は、もう吹き出してしまいましたよ。えぇ。記憶に残る一枚になりそうです。

でもねぇ・・。緑川さんって、凄く色っぽい声だと思うのに。テストの時の「僕と一緒に時間を重ねてみませんか?」や「さあ。試してみますか?」なんて台詞は、どこが悪いんだろう??謎ですよ。
また、オタクパワー全開の宮田さんの一気なしゃべりは、聴いていて楽しかったです(^-^)。いやぁ、彼がどうなるかも楽しみ。

しかし。一番「うんうん」と思わず反応してしまったのが。冒頭です。
「ボーイズCDって、ゲイポルノの音版じゃん。ゲイ雑誌の片隅にこそっと」声優学校の募集を載せればいいのに・・と言う優也に対して
「それに、BLCDのリスナーって、女の子でしょ」「え?そうなの?」ここで、思いっきり「そうなのよぉ!」と言ってしまった(もしくは思ってしまった)のは、私だけではないと思いますが。
あとは、黒岩さんが優也くんに語るシーン「4つ!芝居にしろ、人生にしろ。行き詰まったら逆説的に考えろ。大切なのは、想像力と洞察力だ。何事も常に常に考え続けろ。時に答えは一つだが。常に答えは一つじゃない」
この言葉にジーンとしましたね(^-^)。

新妻刑事

水月真兎 Prime Time AMACー002 2009年5月22日
安元洋貴(三条純一郎)×鳥海浩輔(三条千尋(旧姓・春見))
岡林史泰(安西)、千葉一伸(高村一・ホテルの支配人)
てらそままさき(森山)、鈴木れい子(藤乃)
斉藤次郎(徳田・神父)、前野智昭(田所・チンピラ)
松尾大亮(国分・ホテルのボーイ)、永田依子(スタッフ・メイド)、羽飼まり(女性・メイド)

新妻ふわふわ日記

雪代鞠絵 リーフ出版 LCDー046 2005年11月15日
井上和彦(橘祐一郎)×宮田幸季(小泉真尋)
鳥海浩輔(橘光理)、成田剣(小泉和一)
ヤスヒロ(小泉二誓)、中谷健太郎(小泉末佳)、麻木めぐみ(カミーユ)
小泉真尋は、大学で助教授を務める橘祐一郎と新婚一ヶ月。慣れない家事や夜のお勤め(^^;に奮闘しながら過ごす毎日だったが。
ある日、祐一郎さんのシャツのポケットからピアスが片方出てくる。しかも、女性と電話で話をしていたり・・。まさか、浮気??
ちょうど、遙か四神シリーズ・白虎を聞いていた時でした。友雅さん×鷹通さんと言う構図・・・いや、そもそも遙かのキャストでBLのメインカップルを演じた作品は何枚くらいあったのかな?と言う疑問が湧きました。(ちなみに、天真&泰明、青龍ペア、頼久×永泉、頼久×泰明のカップル作品はすぐに思いつきました。調べたところ、他にも友雅×頼久、アクラム×泰明、アクラム×永泉、詩紋&アクラム、友雅×永泉と言うパターンがありました。結構あるにはあるのね・・・)そういう時にこのタイトルを知ったものですから「あ、友雅さんと詩紋くんではないか(゜゜)\バキッ☆」とキャスト買いしてしまった一枚です(大笑)。
いや・・・不勉強にして、あまり宮田さんの受けの作品は聞いていないのですが。その数少ないBLCDで、Hシーンが艶っぽくて喘ぎがお上手だなぁ・・と思った事はありませんでした。どちらかと言うと、カップル以外で邪魔をする役が似合うとか、逆に攻めの方が良いのではないか?とすら思っているくらいです。そのうち、宮田さんのHシーンで聞き応えがあったぞというBLにお目にかかる日を楽しみにしているところなのですが。
高音なので、キャスト的に見ると受けの声なんでしょうけど(^^;。
宮田さんがお上手な声優さんであると言うのは、もうあの東宮様を例にとって言うまでもありません。最近、遙か2や3のヴォーカルアルバムやセイントビースト絡みで、詩紋君を離れた歌なども聴かせていただく機会が増えました。キャラが変わると歌声まで変わるとは!!絶賛に値する、本当にお上手な方だと最近、私の中では宮田さんの株急上昇中なんですね。
しかし・・けなすわけではなく、作品的に仕方なかったかなぁ・・と思うのですが。このCDでは、Hシーンがちょっと単調(^^;。いや、裸エプロン(大笑)などのシーンもありますし、一日一回だけだと、昼間に困る・・なんて会話があってドキドキしますが(真尋くんが身体が弱いので、一日一回だけと言う約束になっている設定なんです)実際に祐一郎さんとのシーンでは、「真尋をもっと気持ち良くして下さい」と言う台詞が同じだったりするので(まぁ、新婚なのですからそんなにバリエーションはないでしょうが)Hシーンはこの際、どうでも良いかな・・(゜゜)\バキッ☆状態になります。
が。祐一郎さんがどうも浮気をしていたらしい・・と、ショックを受けた真尋が泣くシーン。そちらの方が感動しましたねぇ。BL作品で、お楽しみ・聞き所でもあるHシーンではなく、浮気だと知って泣くシーンが良かったと言うのもなんですが(゜゜)\バキッ☆、本当に涙と鼻水にまみれているのではないか?とすら思えるくらいの迫真の演技なんです。うわぁ・・・泣き(啼きではありません)のシーンがなんてお上手なんでしょう!!と感嘆してしまったほどです。
トークでは、皆さんこのタイトルである「新妻」と言う言葉で戸惑ったようですね(^-^)。おまけに、新妻の後には、はぁとがついていてふわふわですし(大笑)。マネージャーさんがタイトルを言わなかった方などなどのエピソードを聞くことが出来て、楽しかったです。
唯一、この作品で「あう」と思ったのは、真尋を溺愛しているお兄さんが成田さんなのに、あまり出番がなかった事。これは、リーフ出版オンリーのミニディスクの方では(おまけドラマがありますからね)活躍されていたのかしら?本編だけですと、成田さんもご出演と思った割には、ちょっと淋しかったですね。もっと真尋をベタベタに溺愛していて、祐一郎さんと取り合うシーンなどが欲しかったなぁ・・と。

虹の入り江 トラブルスタジオ

染井吉乃 小学館(書籍扱い) 1999年10月20日
中田譲治(黛馨(ニケ))×関智一(入江希和)
三木眞一郎(古井修(レトロ))、松野太紀(松成節)、冬馬由美(入江典子)

他にも今野さん、神田さん、高塚さんetc出演があるそうですが、ブックレットなどには記載がありませんでした。
入江希和は、ラジオ放送局でバイトをしている大学生。恋人はDJのニケさんこと黛さん。そのニケさんが盲腸炎を悪化させて入院。身の回りの世話をする(ニケの)母親が来ていたために恋人としての逢瀬は楽しめない毎日。ところが、そのお母さんが「こんなに仕事漬けだと心配だ」と見合いをさせようとする。そんな時、希和の姉典子が「黛さんに交際を申し込まれた」とやってくる・・・・
BLものでドラマCDですが、書籍扱いです。らしきシーンもないのですが、希和の揺れる心がとても丁寧に描かれていて好感の持てる一枚です。関さん受けを期待して聞くと(゜゜)\バキッ☆、ちょっと失望しますけどね・・・いや、関さんお上手だから、また受けやってくれないかなぁ・・などと思ってしまいますけどね(大笑)。

2乗な恋の駆け引き

みなみ遥 リブレ出版 CELー028 2009年10月28日
1.甘い同棲生活
2.優人の秘密
3.強引な行為
4.真実を知りたい
5.カイトの目的
6.二人分のキス
7.TALK
平川大輔(斉園寺優人/カイト)×水島大宙(一乃瀬瑞紀)
河本邦弘(マスター)

ニュースセンターの恋人

水上ルイ リーフ出版 LCDー021 2003年9月15日
森川智之(神野岳之)×櫻井孝宏(小林鳴海)
高城元気(小島柚希)、一条和矢(沙生正彦)、三木眞一郎(小篠和哉)

花輪英司(狭川/通訳)、平野俊隆(神野是之/村人)
古田信幸(簑面/村人)、堀越省之助(男)、紗川じゅん(女)
新人ディレクターの小林鳴海は、ずっと憧れていたプロデューサーの神野の下で仕事をする事になる。お互いに惹かれあって行く中、神野は、社長で父親でもある神野是之から「ゴールデンタイムに放送するドキュメンタリーで、視聴率を稼げなかった時にはプロデューサーを辞めて父親の仕事を継ぐ」約束をさせられる・・。
実はね、このCD間違って買ってしまったのよ(大笑)。
リーフで櫻井さん受けの作品で、良い作品があると他のレビューサイトさんで褒めてありまして。
アニメイトに行った時、タイトルはうろ覚え状態・リーフさんと言うのと櫻井さん主演で、働く男のドラマCDとしか覚えていなかったので。あ、櫻井さんだ!と棚にあったこのCDを手に取りました。で、聴いて「へ?」となって。私には珍しく最後まで聴くことが出来ずにストップしてしまい、おかしい!とそのサイトさんを訪問したら。褒めていたのは「金のひまわり」でした(^^;。
あはははは・・・

ですので、この作品が好きで好きでたまりません!とおっしゃる方は、回れ右していただく方がよろしいかと思いますm(_ _)m。

とてもオーソドックスな流れのBLだと思います。
最初はお互いが手がけた作品が好きで。そこから、作り手に興味を持ち。この人の作品なら本当に素晴らしい!とのめり込んでいく。そして作品を通して相手を尊敬し、好きになり。この人と一緒に仕事がしたい!と憧れる。
その憧れの当人を目の前にしたら、(容姿を含めて)相手の人としての魅力にも惹かれて好きになる。それが、まぁ・・ものの見事に両思い!!良かったねぇ(大笑)。

いや・・常々「どうして好きになったのか分からない」恋愛BLはいや!と我が儘を書いていますから。管理人の好きな相手に惹かれていく過程が十二分に描かれているのは、好ましいし良いんです。
で、何が不満だったのか?と言うか。何がいやで最初に聴いた時にストップしてしまったのか・・の理由は、二つあります。

一つが。お互いのモノローグが、あまりに乙女と言いますか(大笑)
神野が小林くんの魅力を語った後に、今度は小林くん視点で神野の魅力が描かれる。それが交互に入るんですね。まぁ、お互いが好きになる過程だから、それは一回くらいなら、「へいへい」と聞くのですが。
あまりに続くと「うひゃあああ・・頼むから辞めて!」と、蕁麻疹が出るかもしれないと言うくらいに背中が痒くなりまして。もう、もぞもぞして笑うしかないんですよ。どこの世界の乙女ちゃん達なの?貴方達は!と突っ込みを入れたくて入れたくて堪らない(大笑)。

冒頭。
「初めて、彼の番組を・・・」と櫻井さんのモノローグ
「初めて彼の番組を見たのが・・・」と森川さんのモノローグ。
小林鳴海と(櫻井さん)神野岳之(と森川さん)・・で、ここから二人が声を合わせて
「二人が出会うには、もう少し時を必要とした」と始まるのですが。

この二人が出会うには、とか時を必要とした・・と言うフレーズに先ずは噴き出しました。
何かもの凄い大河ドラマの終盤で出会うような、運命の恋人と言う感じがしません?一大叙事詩のごとき広大さを感じさせてくれるんですもの。まぁ、二人にとってはそのくらいの衝撃的な運命の赤い糸だったんだろうなぁ・・・と思いますが。

4トラックで、実際に出会ってからも凄かった(大笑)。神野の方は、自分が入るフロアに小林くんが居るのを知っていて。冷静に自己紹介しながらも、彼はどこに居るのだろうか?とドキドキしているし。
一方の小林くんは、「憧れていた人と同じ名前だ!同じ経歴だ!」とテンションを上げて、ついに質問を・・。
その時に「どうぞ」と応じた神野の描写が、小林くんのモノローグで神野の容姿に始まって、その眼光に
「猛禽類ににらまれた小動物のような・・」状態になってしまった事が語られ。
一方の神野視点で
「思わず見とれてしまうような美しい青年。私を見つめるきらめく瞳は、目を合わせただけで身体が甘く痺れるようだ・・」と思っていながら、「そうだ・・」と答えた時の声音はクール・・・。
私はこうして彼と出会った・・が、またはもって語られています。このはもりが、照れくさい!!うわぁ・・堪らないっ
そういうやりとりが、ドキュメンタリー制作の島に行くまで、続くんですね・・。

高校の屋上で緑化運動をしているドキュメントが、今ひとつの出来だった事を悩む小林くんに、神野さんがアドバイスするシーンでも。
お互いのマンションに行き、そこで部屋のイメージやシャワーを浴びた相手の描写・・・それが、交代で語られる。この交互と言うのが、一番恥ずかしかったですねぇ・・。うわ、うわ・・・コーヒーの好みが同じと言うので、お互いにうれしくなって喜ぶ。なんて乙女ちゃん。
シャワーを浴びた後に見た時に、お互いに息を呑んで「目を奪われてしまった」と言っているんですもの。
うひゃああ・・となるのが、分かってもらえます?

神野さんは、沙生さんと同じくそちら嗜好で(大笑)。好意を寄せてくる部下の小林くんがどんどん愛しくなってしまいますし。ノーマル?なはずの小林くんは、カメラマンの小篠さん登場で神野さんを意識し始め。
ドキュメント制作で訪れていた島で、火山の爆発があった事からついに二人はお互いの好意を確認出来る。
そして、始まるお楽しみ(゜゜)\バキッ☆
「もう一つ、君の人生観を変えてしまうような事を一緒にしたい。
愛してる。あの晩の約束をまだ果たしていない。
今夜、君を私のものにしたい。良いね?」
あはははは・・ここまで丁寧に良いね?って初めてかもっ!人生観を変えてしまうような事ですかい!!そうだわねぇ・・・相手は一応今までノンケだったんだしねぇ・・。

もう一つのストップの理由は、ブックレットに描かれていたショートストーリーではカップルとして成立しているもう一組。沙生さんと小島くんカップル・・・がね・・・アナウンサーには、ちょ、ちょっと・・と言う抵抗感。
まぁ、沙生さんは声が一条さんですから。思いっきり腰砕けの低音で、こんなしっとりした声がニュースなんか読もうものなら、内容耳に入りません!となるかもしれない・・深夜帯のアナウンサーじゃなかろうか?声が勝負ではあるから、それはOK。抱かれたい声のナンバーワンと言うのが理解出来てしまうくらいには(大笑)。
小島くん・・・ルックスがアイドル並みだと言うのは分かる声だけど。この子は、アナウンサーには向かない。沙生さんとは別の意味で、内容が耳に入らない(苦笑)。はっきり言って、キャピキャピ・キャンキャンし過ぎていて。お子様番組じゃないんだから!とイライラしそうな気がします。おそらく、私だったら彼が出てきたならチャンネル変えると思います。この声が朝からレポーターをするなら、その朝の番組は見たくない。内容が良くても、一日のスタートに聴きたい声じゃないもの(酷)。

まぁ・・散々書きましたが。仕事の出来るクールガイだけど、実は熱い男!の森川さんの攻めに、元気系で可愛い櫻井さんの受け。綺麗系のお邪魔虫(゜゜)\バキッ☆の三木さんと、豪華声優さんを聴くには良い一枚です。
ご存じのように、リーフさんは倒産してしまいましたので。中古で見つけられた時には、まぁ・・・今は貴重な作品かもしれません(^^;。

ニューヨーク・ニューヨーク 1(前編

羅川真里茂 マリン・エンタテインメント MMCMー7003 1999年5月21日
中井和哉(ケイン・ウォーカー)×石川英郎(メル・フレデリクス)
池田勝(ジョージ・ウォーカー)、菅谷政子(エイダ・ウォーカー)
野島健児(ダニエル・ハワード)、西村知道(ブライアン・バーグ)
中博史(ゴーシュ・ストーンマン)、保志総一朗(マシュー・ライアン)
千葉一伸(デイビス・オマッティ)、萩森q子(メルの母)、鈴村健一(警官)

ニューヨーク・ニューヨーク 2(後編

羅川真里茂 マリン・エンタテインメント MMCMー7005 1999年6月21日
中井和哉(ケイン・ウォーカー)×石川英郎(メル・フレデリクス)
折笠愛(ルナ・ピッツバーグ)、古澤徹(ジョーイ・クライン)
菅谷政子(エイダ・ウォーカー)、西村知道(ブライアン・バーグ)
沢木郁也(沢木郁也)、保志総一朗(マシュー・ライアン)
石田彰(エリック・ピッツバーグ)、結城比呂(ブラウン)
菅原淳一(神父)、鈴村健一(警官A)、鳥海浩輔(警官B)
掛川裕彦(検屍官)、水原リン(ピート)

人間倶楽部

寺館和子 アニメイト 1994年4月21日
塩沢兼人(アレックス(李建国・リシュンコウ))×緑川光(四方忍)
田中秀幸(龍(ロン))、山田栄子(エレーン)、小西寛子(潤(ルン))
加藤精三(李承潤(リツェンルン))、鈴木れい子(李志恩(リツウン))
沢木郁也(王黄明(ワンファンミン))、菅原淳一(周(ツォー))
滝沢久美子(有栖川貴子(忍の母))

ネーム・オブ・ラブ

宮本佳野 サイバーフェイズ CPCDー1115 2008年9月10日
1.ずっと好きだった
2.きみはぼくの宝物
3.トライアングル
4.浮気なぼくら
5.ネーム・オブ・ラブ
6.バックステージ・トーク〜FREE TALK〜
小野大輔(沢村康平)×鈴木達央(篠原哲)
梶裕貴(坂本翠)、保村真(矢島伸一)
木川絵里子(ミカ)、坂巻学(体育教師)
遠藤大輔(客の男)、高本めぐみ(女性社員)

眠れる森の王子様

大槻はぢめ リーフ出版 2002年11月15日
川島得愛(ジークフリード)×山口勝平(根本晃司)
関俊彦(エスター)、高城元気(レオン)
山本圭子(ナギ)、松井菜桜子(サガ)、岡本嘉子(晃司の母)
高校の入学式を控え、制服などの注文に出かけた先で、根本晃司は見知らぬ外人に声をかけられる。「私はおまえを愛している」・・・一体誰なんだ??
考えつつ、押入を整理していた晃司は懐かしい童話の本を見つける。「眠れる森のお姫様」。その本が突如光り出し、晃司は見知らぬ土地に招き寄せられてしまうのだった。そこで、彼は声をかけてきた外人にそっくりのジークフリードに出会う。
川島さんって、どなた?(゜゜)\バキッ☆と言うのが、一番の関心でした。いや、あまり聴かないお名前(゜゜)\バキッ☆だったので、どういうお声なのかしら?と言うのが一番でした。しかも、メインカップルだったからね。いや、どうしてもっと出演なさらないのかしら?と好感を持ってしまいましたね。ちょっとストイックな感じが似合いそうな声ですよね。
山口さんの受けと、関俊彦さんの王子様は本当にOKでした。あと、アポクリファでお声を聞いた高城さんもかわいらしい王子様にぴったりでしたわ。キャストはぴったりなのに、このドラマCD続き出ませんよねぇ。原作も面白かったのになぁ・・。
ただ、唯一気になったのが。ジークフリードが晃司に謝るシーン。「ひどい事をしたのだから、どんな罪でも受ける」・・・どんな罰でも受けるなら分かるんですが、罪と言うのはすでに犯してしまった事なんじゃないの?とひっかかってしまいました。

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