ボーイズラブCD「こ」


恋する暴君

高永ひなこ インターコミュニケーションズ 2005年8月20日
鳥海浩輔(森永哲博)×緑川光(巽宗一)
宮田幸季(巽巴)、杉田智和(黒川貢)、平川大輔(ヒロト)

山中真尋(山口)、三浦潤也(三好助教授)
許綾香(巽かなこ)、山田智子(高木)
愛する弟は男と共にアメリカに行ってしまった。そして、自身は助教授に襲われた事で根っからのホモ嫌いになってしまった巽宗一。彼を5年にわたって思い続けてきた森永哲博であったが、ある日友人のヒロトに「呑んだら、その気のない人もトロトロになってしまう」薬をもらってしまう・・。
緑川さん、最近確か宮田さんを溺愛する役で、これもまた怒りっぱなしの役あったよね??と最初に思ってしまいましたが。そうか・・あれはキレパパ。でしたな・・(゜゜)\バキッ☆。
雰囲気はまるで違う作品なのに。最初に聴き始めた時に思ったのが「あ、緑川さんがまた宮田さん絡みで怒ってる!」でした(^^;。共演作品が多く、しかもBL作品で同じメーカーさん作成と来れば、ちょっとした勘違いも起ころうと言うものですよ・・って、責任転嫁している気はしますが。

でも。ふと考えると。似たような役で、似たようなシチュエーションで。しかも声優さんが同じ顔ぶれに近いと言う現象は、結構ありますよね(^^;。だから、またここでも共演。あぁ、また同じメンバーって事は時々あります。ただ、そういう時は安心感があるんですね。緑川さんが受けなら、もう安心!!とか森川さんの攻めなら大船に乗った気分で聴く事が出来るぞ・・と。新鮮味と言う点では、ちょっと減点にはなりますが(゜゜)\バキッ☆。
かと言って。新人さんばかりとか、知らないお名前の方ばかりご出演のCDと言うのも、これまたいろいろ問題も大きいです。買う時にちょっと戸惑いますもの。どうしよう?って。
買った後に聴く時も「チャレンジ!」とか「試しに」だの「どういう感じなのかな?」「これで、お気に入りの方が増えたら儲け物」と言う心境になるんですよね。だから、玉砕した時が辛くってねぇ・・安い買い物じゃないから。そういう時には、他のサイトさんなどの感想を読んでみたりしてからにするのですが。新作を予約で購入する時には、他のサイトさんの感想を読んでから・・とはいかないし(大笑)。
あぁ・・ジレンマですよねぇ・・。安心感とチャレンジ精神との狭間に日々居るように思います。なのに、お馴染みのメンバーだと「あぁ、どこかで聴かなかった?」みたいな気持ちになっちゃったりするし。はい・・自分でもワガママだよなぁ・・と思います(m(_ _)m。
一番良いパターンは、お馴染みのメンバーの中で、少しずつ新しい方がカップルに挑戦して下さって。その中で、「お!この声良いじゃない」とチェックする人が増えてくる・・・と言うパターンかな?などと思います。

あぁ、そうでした。恋する暴君の感想でしたっけ・・。
恋する暴君は、別にキャストに新人さんが居てチャレンジ!した作品ではありません。この作品は、他のタイトルで今まで共演はあったけど。そう言えば、カップルは初めてでしたっけ??え?本当になかった?こういうパターンと言うかシチュエーションは初めてだねぇ!!みたいな発掘を楽しみに聴いたタイトルになります。
恋する暴君は、これはインターさんから送られてきたあらすじ紹介の文章にやられましたねぇ。史上最強の受け!と書いてあったように思います。
普通、受けってどちらかと言うと弱い立場なのに。それが史上最強?どうしたら、そういうパターンになっちゃうんだ?つまりは、攻めがへたれ・・・って事か?で、このあらすじ紹介&メインキャスト紹介だと、緑川さんがその最強の受け・・。と言うことは、南原作品にあるような、純真無垢な可愛い可愛いキャラじゃあない!そんな暴君の受けをどうやって、鳥海さんが押し倒すんだ(いや、別に鳥海さんが押し倒すわけではなく。演じるキャラが押し倒すわけですが(大笑))?と思ったわけです。

受けの名人(゜゜)\バキッ☆緑川さんは、チラッと、宮田さん絡みで怒ってるなぁ・・と思いはしましたが。その怒り方のテンポが、凄かったですよ。
「森永ぁ!!森永、あのニュースは本当か?そうだ!あれだ!アメリカの!!それだぁあああ!!」と叫んで、森永くんの首を絞めてしまうんですもの。
「ホモがこの俺によってたかってワールドワイドな嫌がらせか?うるさい!ホモは連帯責任だ。とりあえず、おまえを殴っとく!」この理不尽なまでの怒り方って、素晴らしい論理の展開ですよね。最初に聴いた時、私は思いっきりこのシーンで笑ってしまいました。キレパパの怒り方も素晴らしかったけど、あちらはどちらかと言うと妄想系の怒り。でも、こちらはちょっと論理的ではあるけれど、八つ当たり気味に手当たり次第に怒っている!と言う感じで。
そして、緑川さんで凄い!と思ったのは、弟・巴くんの所に電話をかけた事で。男と一緒に居る事が判明。怒り狂った巽先輩が、とことん呑む!と森永のアパートでくだを巻くシーン。その飲みっぷり。まさにビールを飲んでいます!!なんですね。ビールって、あの一口目のプシっと開けてグビグビと飲み干す時の美味しさ!!ですよねぇ。その飲みっぷりが、伝わってくるような爽快さ。まさにビール!!だと分かるんですもの。いやぁ、もう絶品でしたね。おかげ?で、ウォーキングから帰った後に喉がからからになっていた私は、思わずビールを飲みたくなったくらいでしたよ。
怒っている時に「どあほ!」と叫ぶのが「だぁほ!」と聞こえるのが、好きでしたし、嫌がって怒っているのに感じてしまう・・(*^^*)と言う絶妙の喘ぎ方は、本当にお疲れ様でした。

一方の情けない攻めの鳥海さんは、「先輩!」と懐いているシーンのセリフが可愛くて。「せぇんぱい!」がとってもリズミカルでしたよね(^-^)。でも、ちゃんとやる時にはやる!と言うか、先輩が「理由が必要みたいだから」と見抜いているし。美人の海賊さんのお兄さんだとか、奥州の藤原さん役などの渋い役も多いのですが。私個人の好みでいくと、こういうトーンのお芝居が好きだな(^-^)。
これ以上は絶対に許せなくなる・・と言われて。ここでやめたって、どうせ許してくれないくせに・・と言うのは、まさに真実をつく発言ですよね。でも、攻めなのに(行方不明になっているシーン以外では)ナレーションと言うか、モノローグも担当していらして。おまけ?にトークの司会まで・・・本当にご苦労様でしたm(_ _)m。

弟役の宮田さんと、その恋人役の杉田さんは・・・。本役と言うよりも、兼ね役と言うかガヤでの印象の方が強いかも(大笑)。保志さんや宮田さんって、ガヤをやっていらしても、すぐに分かるんですよねぇ・・。ガヤもちゃんと会話と言うか、聞き取れる会話があるので、森永くんと(エンジェルくんと呼ばれていますが)ヒロトくんの会話の後ろなどは、耳をダンボにして聴いてみて下さい。
そして。そのヒロトくん!私の中では、最近赤丸急上昇の平川さんなのですが。この関西弁のお友達役、楽しかったなぁ!!
「僕が思うに、んふっ。素直になられへんだけとちゃうんかなぁって」のんふっ・・と言う笑い声と「え・・・んふっ・・いや〜ん、そんな。んもう・・言わさんでぇ。いややわぁ」!!これ、もうこれですよ。このセリフを聴くことが出来ただけでも、このCDはお買い得!と思ってしまったほどです。聴いた瞬間、ずるっとこけそうになりました。

そして。インターさんでは、BGMもかなりOKとあちこちで褒めていますが。あのつくプロデューサーさん言うところの「801シーン」の翌朝。怒り狂った巽が、「そこへなおれ!!」と叫んだものの。腰が抜けていて立つことが出来なかったシーン。そのBGMの使い方!!なんとも絶品です。BGMで笑えた久しぶりのドラマCDとなりました。



恋する暴君2

高永ひなこ インターコミュニケーションズ 2006年12月25日
鳥海浩輔(森永哲博)×緑川光(巽宗一)
平川大輔(ヒロト)、山中真尋(山口)、徳本恭敏(学生)
成田剣(森永国博)
森永が、巽先輩と一線を越えてから2ヶ月。二人の間には、以前となんら変わった事はなく。欲求不満に陥る森永。すったもんだの挙げ句、関係を持つことを約束するものの。二人の仲を恋人とは認めない巽が、「セフレ」の一言に、またまた大激怒。二人の約束は振り出しに戻ってしまう。
そんな時、森永の兄が現れる。自分は、森永の事を何一つ知らない事に、巽は気が付くのだった・・・。
第一声が「なぁんだ!成田さんが、普通の役じゃん」(゜゜)\バキッ☆でした。別にね、成田さんが普通の役を演じてはいけないとか、そういう意味ではないのですが。
成田さんがご出演だと、どういう濃い役なんだろう?とか、今回はどういう変態な(゜゜)\バキッ☆役なんだろう・・って期待してしまう自分が居るんですね。だから、森永くんのノーマルなお兄さん役で。おそらくは、市役所職員のようなお堅い役職で、普通に結婚して弟の性癖には理解を示せない、本当に一般的な常識人のままで終わってしまうと「なぁんだ」と言う感想になっちゃうんですよね(^^;。
いや、折角の成田さんなんだから。きっと本当は何かを隠しているかもしれない!なんて、思ってしまう・・・成田さん、本当にごめんなさいm(_ _)m。最後の電話シーンなどは、凄くきまじめだけど、優しそうなお兄さんで。それはそれで、とっても好きなトーンだし。良かったんだけど。はい・・・。

さて。成田さんのお兄さん以外の感想を書いていく事にしましょう。
この作品は、何しろ受けが怒りまくっての暴君状態。自分たちの関係を、契約・脅し・支払い・・・と表現し、「やりたくない」ときっぱり言ってのけるほど。しかも、立場的に優位な存在なわけで。そんな受けを押し倒す攻めは、これまた「へたれ」。そのへたれが、どう暴君な受けを押し倒して801シーンになだれ込むか・・・ってのが、ポイントの一つになると思うのですが。

いやぁ、今回は2回が2回とも濃かったですねぇ(大笑)。2ヶ月我慢出来たんだから、2ヶ月に一回で良いだろう?と言う巽に、もっとメンタルな部分で先輩と自分との関係を進展させたかった・・・と森永。しかし、聞く耳持っちゃいないよ・・状態の先輩に、ぷっつんした森永が「じゃあ、その分濃くします」と言った前半は、お二人はもっての「本当に朝日が黄色く見える」のセリフに大笑いしました。そういう事をやりすぎてしまうと、朝日が黄色く見える・・・という事があるらしい・・みたいな話は聞いた事はありますが。それを実際に音として会話?として、聴いたのは初めてのような気がします。
後半は、森永の兄に真実を告げて怒った巽。その彼が「セフレ」の単語をずっと引きずっている事。森永の前の彼氏?に分かりにくい嫉妬をしていた事が判明して(本人は、あくまで気が付いてはいませんが)感激した森永が、抱きしめてからのシーンです。いやぁ・・・両方とも本当に、緑川さんの身体をはった(大笑)プロ根性のシーンでございます。

役者は舞台の上で死ねたら本望って言葉を聞くことはありますが、今回の現場で、台本の文字がかすむくらいに意識が遠くなった回数が多かった・・・とトークで語っていらっしゃいまして。
それでなくても、怒ってテンションが高くなっている所にもってきて、怒りながら感じている。感じながら怒っている・・を表現しなくてはいけないわけですから。しかも、あちこちで森川さんが語っていらっしゃるように、男性としての生理ではない呼吸を強いられる受けは、体力消耗しますからねぇ・・。
もう、この恋する暴君の緑川さんは、プロとしての姿勢に頭が下がりまくりです。本当に凄いものを聞かせていただきました。
そんな緑川さんの、今回のお気に入りの台詞は、「や・・や、妬くぅ?って、何を?俺が?何時!?」と、どもりながらも怒るシーン。もう、本当に赤面しつつ否定しているのが分かるほど。

可愛い後輩だけど、やる時はやるさ!の森永役の鳥海さんは、今回もナレーション兼任でお疲れ様でした。
お兄さんが出現し、初めての相手である正木との約束や現在の恋人である巽に挟まれての葛藤、微妙な内面を見事に表現されていました。
特に、巽が指摘する「おまえ、兄貴になじられて泣いていたくせに!」のシーンは、鼻水をすすりあげるわけでもなく、再現された台詞の中では本当に一部が半音くらい上がっているかな?くらいの微妙さなんですよね。
そんな森永の今回の一押し台詞は「鬼です。ここには、鬼がおるとです」・・・この台詞は、聞いた時には大笑いしましたねぇ(^-^)。芸人のヒロシ君のような感じでね、その情けなさがたまりません!そして、冒頭のヒロト君に慰められての「手が届かないから食べられないと諦めていたごちそうと、目の前の好物にお預けくらうのとでは、辛さの度合いが全然違うだろ?」の一気の台詞。
鳥海さんは、あのご本人の決めぜりふが苦手なのですが。この暴君の森永役は、本当に可愛くて好きです(^-^)。

1巻で、その色気と関西弁で魅せて下さったヒロト役の平川さんは、今回はあまり出番がなくて。ちょっと寂しかったです。

コイ茶のお作法

桜城やや ムービック 2004年1月31日 MACYー2306
第一話 コイ茶のお作法
1.茶道部入部     
2.厳しい特訓     
3.茶碗泥棒
4.所詮は器      
5.隠し事        
6.闘茶
7.据膳         
8.助っ人        
9.合格
第二話 甘い生活
10.臆病な恋     
11.ゴミ宣告      
12.心が欲しい

オマケ
13.不幸の遺伝子
成田剣(蓮根一真)×高橋広樹(徳丸円)
津久井教生(志村啓吾)×森川智之(常磐水晶)

倉田雅世(徳丸和)、浅川悠(蓮根琴子)
山脇小径(粧子)、木川絵理子(女性客)
河本邦弘(泥棒)、鈴木千尋(泥棒)、吉野裕行(泥棒)
プロレス好きで、がさつな徳丸円。今日も妹の部屋で、大事にしている品を壊してしまう粗忽ぶり。怒った和は、掛け持ちで入っている茶道部に兄をたたき込んでしまう。茶道の作法を身につければ、多少は円の乱暴癖も直ると思ったからだ。
茶道部の部長は、円の同級生・蓮根であったが。教室で見せる顔と茶道部で見せる蓮根の違い。蓮根のたてるお茶と美しい動きの流れに、いつしか円は心惹かれてしまうのだった。
高橋さんは、この作品を聴くのと同時に「愛される貴族の花嫁」と「おさる★バケーション」を聴きました。その3作品、いずれも違うパターンのBL作品だった事に先ずはびっくり。おさると同じく受け作品だったのですが。大型犬っぽい、男らしい直球の受けなんですよね。
そのお相手役の成田さんは「先ずは、基本から。畳のへりを踏むな!またぐ時は右足からだ!懐紙を使え!コイ茶を一気に飲むな!」とテキパキ注意する蓮根ボイスにやられましたねぇ。家元の息子らしい、ちょっと上品で優雅っぽくまったりしているけど・・・と言うのが、絶妙にミックスされていまして。「(おまえを)型にはめるつもりはない。おまえに似合う器を作ってやる」と言う台詞が、もう良いですよねぇ。
このお二人の会話では、7トラック目のかみ合わない会話が一番気に入っています。
「ろくでもねぇ事とはなんだ?元はといえばてめぇが」
「俺が?」
「俺の事、好きなんだろ?」
「がっ・・何がどうなって今、そういう話になるんだ?」
「この間のちゅうの話だよ」
「ちゅう?」
「いや、皆まで言うな。つまり、おまえはそういう意味で俺の事が好きなんだろ?それは分かった」
「それは良かった」
「で、俺もいろいろ考えたわけよ。ん・・・その、つまりなんつぅか、俺もそんな嫌じゃなかったし。あ、その・・俺も。おまえの事、好き・・なのかなぁ・・とか」
「徳丸・・」
「思ったんだけど、良く分かんなかった。だってよぉ、男同士だぜ?好きっつたって、どうすりゃ良いかわかんねぇし。はっきり言って未知のゾーンなんだよ」
「で?」
「やろう」
「おい、ちょっと待て。一度おまえの頭の中、見せてみろ」
「ん・・・頭で考えて分かんなかったら、身体に聴くのが一番だろ?」
「それで、ダメだった時はどうするんだ」
「んーーーそん時はそん時かな?・・・どうした?」
この二人がHシーンになだれ込むのは、9トラックになってからですが。自分から、誘っていたくせに土壇場であがいてしまう徳丸くんが可愛かったです(*^^*)。
「ちょ・・おい、で、でも。他の部活の奴ら、まだ外に居るし。見られたり聞かれたりしたら・・・つーか、むしろ見ちまった方が不幸っつーか。見たくねぇよなぁ」・・おい、今更だろ?って思ってしまいましたもの。で、終わった後に蓮根くんが「あぁ、疲れた」と言うのが高校生っぽくないですな(大笑)。

また、このドラマCDにはもう一組、大人なカップルが登場します。私は、実は森川さんの受けを「危ない薔薇と・・」で聴いた時に「うーん・・・・」と思いまして。攻めは良いけど、受けの森川さんはちょっと苦手かな?と思っておりましたが。春抱きなどを経て。慣れてきたんでしょうか?今回、津久井さんとのカップルで。しかも年上受けと言う設定だったのですが。何故かすんなり聴くことが出来ました。が、このカップルは、キスの効果音が高校生カップルに比べた時にいやらしいように思います。違うんですよ。キスが!!うーん・・ここは、どう違うのか。聞き比べてみて下さいね。
オマケの「不幸の遺伝子」では、蓮根そっくりの顔を持つニヒルな妹さんが気の毒でしたねぇ。可愛いものが好きなのに、クールぶっちゃって。・・・でも、お兄さんにそっくりと言うのは・・ちょっと想像したくなかったです(゜゜)\バキッ☆。
また、このドラマCDの予告が登場人物の紹介で入っていますが。エロ本ならぬエロCDと言っているのが笑えました(大笑)。


RUBY CDコレクション コイ茶のお作法

コイ茶のお作法2

桜城やや ムービック 2005年2月26日 MACYー2319
1:相変わらずの二人   
2:新学期     
3:おいしい生活
4:ばれちゃった      
5:将来(さき)のこと   
6:次期家元
7:大事なもの      
8:迷いと壁      
9:覚悟
10:相棒      
11:オマケCM
成田剣(蓮根一真)×高橋広樹(徳丸円)
津久井教生(志村啓吾)×森川智之(常磐水晶)

倉田雅世(徳丸和)、志村知幸(舟渡豪)
堀内賢雄(清水直比佐)
奥田啓人(蓮根の父)、多緒都(蓮根の母)
河本邦弘(男子生徒)、野島裕史(男子生徒)
細野雅世(女子生徒)、寺田はるひ(教師)
徳丸の尊敬する先輩・舟渡豪が、海外留学から帰ってきた。ライバル?の出現と茶道の家元としての道が最初から敷かれている自分の将来を考えた時、蓮根の心に波が起こる。
一方、妹から蓮根の事を聴かれた徳丸は、つい口を滑らせて自分たちの関係を暴露してしまう。そんな徳丸も、自分だけが将来を見据えていない事に気が付いて・・。
高校生と言いながら、ちょっとオヤジモード全開になる蓮根さんが素敵でした。いやぁ、もう成田さんのニヤリ系蓮根は、数あるBLでの攻めの中でも似合いじゃないか?と思います。成田さんのBLでの攻めと言えば、どうしてもどうしても、あの変態(大笑)の生徒会長を思い出してしまうのですが。ここでは、変態の要素は影を潜めておりまして。変態と言うよりもオヤジ(大笑)(゜゜)\バキッ☆。
徳丸に対する時の台詞と、若宗匠としての台詞の差も、本当にお見事。徳丸と一緒に日曜を過ごすため?に、それまでは断っていた常磐のアダルト書籍の処分に誘うシーンは、徳丸に餌を与えたくはないものの(大笑)、かと言って豪先輩に徳丸を取られたくはない微妙な間が好きです。
後半、自分の将来に迷った後。茶室で、豪に「かまいませんよ。俺もあなたと一度話してみたかったんでね。何か?」と答えたシーンは、もう迷いがない事が絵などなくとも分かるほどの切れがありました。
「だったら、逢わずにいられないような良い男になってみせる。あんた以上に惚れこまれるようにね」と宣言した時には、蓮根くんって既にえぇ男やなぁ!!と思いましたもの。
また、高橋さんの徳丸くんは「豪先輩にばれてしまった!」後のシーンと、蓮根との事を悩んで豪先輩に「たとえになっていない」たとえ話をするシーンが好きでしたねぇ。頭ぐるぐるして、どうしたら良いのか分からない徳丸が浮かびましたもの。
しかし、一番「おぉ」と思ったのは、ポヤヤンとしている常磐役森川さんの、滅多に聞く事が出来ないだろうゆったりした、脱力系の台詞回しでしょうね。キスしたのを見られて「見苦しいものを見せて、ごめん」や「男心も複雑だな」なんて台詞は、笑えました。そんな常磐と志村のシーンは(息だけで詳しくもないのですが)、若者二人のシーンに比べると、けだるさやアダルトっぽさが満開でした。
その常磐が、蓮根と出逢って「混ぜすぎた絵の具みたい」と言うシーンが好きでした。絵描きさんらしいたとえで、しかもちゃんと相手を見ている大人の余裕で、今回のドラマCDで本編の一番のお気に入りのシーンです。

本編では・・・と断ったのは。実は、おまけCMの徳丸と蓮根の会話。
「茶柱が沈んだ」「茶柱って、抹茶に茶柱があるわけねぇだろ?」
「不吉な影が」「おまえの顔が写ってるんだよ」
「茶筅が折れた」「折るな」
「懐紙にしみが」「いい加減にしろ!」などのポンポンと軽く交わされるやりとりが、一番気に入ってしまったものですから(゜゜)\バキッ☆。
本編よりもおまけCMを気に入るとは、自分でもへそ曲がりだとは思いますが。だって、こちらのボケと突っ込みの方が楽しかったのですもの・・。

ただ。1トラック目の「と言うわけで、今に至る」と現状説明をした後の徳丸くんの喘ぎが、最初は喘ぎに聞こえなくて。くすぐったくて笑っているか何か?かと思ったくらいです。わざとかもしれませんが。最初は触れられているのがくすぐったいのかな?と思ってしまったのでした。


RUBY CDコレクション コイ茶のお作法2

*本当は、雑誌付録のコーナーなんでしょうけどねぇ(^^;。

恋からシリーズ」 ミニドラマCD

Daria創刊10周年記念 特別付録 水戸泉 2006年12月22日
森川智之(西原高敏)×山口勝平(沢木嘉瑞)
嘉瑞が、高敏に「苦手なものは何?」といきなり質問を。それに「キスされるのが苦手」と答える高敏であるが・・。
Daria創刊10周年を記念しての雑誌付録。恋のからさわぎシリーズの二人のとある夜の会話と、二人を演じている森川さん、山口さんのトークを収録。
恋のからさわぎシリーズ自体を聴いたことがなくて、いきなりこの番外っぽい雑誌付録かよ!と言わないで下さい。要る?と言われて「うん。なんでも欲しい」と答えたら、貰っちゃったの(大笑)。
で、なんでも片っ端から聴いておりますが(ジャンル、あまり選んでいないなぁ(^^;)。雑誌によると、芸能人の高敏と、幼馴染みの嘉瑞くん。嘉瑞くんは、いわゆる可愛い系統で「子」がつくクマタイプの少年。両親の転居について行かなかったので、嘉瑞が高敏の所に同居している。宿代代わり?に、キスもセックスもしない!と宣言している嘉瑞を上手に襲っている高敏君・・・というお話だなと。はい。

で、今回のミニドラマでは。普段はあまり高敏の事に興味を示したがらない嘉瑞が、週刊誌の記事を読んで(この辺り。結構嘉瑞くんも高敏くんを気にしているんだろうな・・)苦手な物を質問している・・と。そういう番外編なんですよね。
ツボは、森川さんの「ちょっと語尾が可愛いっぽい」高校生!でした。森川さんが今まで演じられた高校生でも、可愛い部類に入るぞぉ!だって、同じ時期に聴いていた「子供の領分」の武藤と比べたら、その差は歴然。
武藤はもうある程度完成された大人っぽいところがありますが(学ラン着ているのは、詐欺だろうってほど)。この高敏くんなら、まだ可愛いかも(*^^*)。
そして、セリフの中で「ちっとも苦手じゃないだろ?」と見せてくれた「わあ、困った。キスされてしまった」ですよね(^-^)。
一方の山口さんは。やっぱりこういう子とか小が付く小動物系統の似合いそうな受けは、天下一品ですよね。ちょっとかまってやりたくなるような可愛らしさ。宮田さんや保志さんの可愛らしいキャラとはまた、違う可愛らしさがあります。うーん・・どう表現したら良いんだろう??

トークでは。本編よりも長く語っていらしゃったようなのですが(大笑)、カタカナが苦手だったり「です。ます」調が苦手な森川さんのお話など。業界のお話含めて語っていらっしゃいます。途中で、「こんな業界の話ばかりで良いのかな?」とおっしゃっていますが。良いんです。そういう業界のお話とか、滅多に聴くことが出来ない話は好きですよ。だって、食べ物の話などは、他でも聴く機会があるじゃあないですか(^-^)。
食べ物関係では、辛いものが苦手な山口さんのお話を聞くことが出来ました(^^)v。

恋の診察室 1

井村仁美 ケイエスエス 1999年12月17日
大塚明夫(結城昭秀)×緑川光(黒沼芳樹
山寺宏一(黒沼竜一)、石塚運昇(黒沼重雄)、堀内賢雄(帯刀孟)、鷹森淑乃(日下葉子)、
上村典子(三千代)、千葉一伸(組員A)、山本尚弘(医者仲間B)、後藤邑子(看護婦A)、杉原美和(看護婦B)
父親が関東暴力団の組長をしている関係で、黒沼芳樹は兄からも父からも甘やかされて育った。ある日、足のけがをしたものの、組かかりつけの医者が不在だった事から、近所の個人病院を受診する事になってしまった。
自分の事を組の息子だと知っても、態度を変えない病院の院長に芳樹は興味を抱くのだった。
個人病院の院長だと言う割りには、先生が若い(大笑)。いや、どうしても舞台が病院だと「そんな格好良い人居ないって」と思ってしまうんですよ。内情を知ってしまうとね。個人で病院を経営するには、先祖代々病院を経営していて一種の法人化していないと・・ちょっと無理よねぇ・・。しかもこの病院、ICUはあるし・・救急の患者さんを受け入れているし。ま、そんな事を言っていたら、BL関係は「そんなはかなげな女顔の男性が、居てたまるか」って事になるんでしょうし(大笑)。
おやつのプリン・・・と言う辺りに笑ってしまっていたドラマCDでした。

恋の診察室 2 診療時間

井村仁美 ケイエスエス 2000年1月28日
大塚明夫(結城昭秀)×緑川光(黒沼芳樹)
山寺宏一(黒沼竜一)、石塚運昇(黒沼重雄)、堀内賢雄(帯刀孟)、森川智之(結城圭吾)、塩沢兼人(保科草平)、
三木眞一郎(海都 洋)、上村典子(三千代)、千葉一伸(組員Aほか)、山本尚弘(組員Bほか)、杉原美和(看護婦)
医者の結城と恋仲になった芳樹だったが、ある日遊びに行くと彼の息子がいた。しかも、その日から何かと言うとその息子が家に来ているものだから、いちゃいちゃも出来ず。「俺と息子とどっちが大事なんだ?」芳樹のいらだちは募るのだった。
結局は、院長の息子(高校生だと言うのが凄い)は芳樹に惚れてしまって・・・。最後は院長とどちらが芳樹を満足させられるか(若さかテクニックか)・・と言う親子喧嘩になるんですが・・。その喧嘩のシーンに笑ってしまいました。
あと、このシリーズは原作を読んでいないので分かりませんが、塩沢さんが演じた芳樹の護衛の役・・彼は何なんでしょう?続きが出たら解決するかもしれませんが・・・・。続きもので、その途中をドラマCDにした場合。こういう「これはどうなったんだろう?」と言うのが時々ありますね。いや、本当に彼の真意はどこいらにあるのか・・ちょっと原作を探してみようかな・・と思ってしまったくらいです。

恋のためらい愛の罪

高岡ミズミ インターコミュニケーションズ 2004年3月26日
堀内賢雄(神谷脩二)×緑川光(永野麻祐)
高橋広樹(中島奈津彦)、福山潤(慎弥)

池本小百合(野山)、花輪英司(石崎)、相沢正輝(マスター)
岩村琴美(ホステス1)、須藤亜由美(ホステス2)

宝亀克寿(刑事)
歌舞伎町で、男同士の「行為」を迫る相手から逃げてきた麻祐は、美女二人をはべらせた男に助けられる。そして、一番苦手だと思っていたタイプの男・神谷に抱かれてしまう。
神谷を忘れられない麻祐。再会を果たし、神谷の側に居るために彼の弁護士事務所の手伝いをするようになる。が、とある事件の弁護を引き受けた事で、神谷は麻祐を遠ざけようとするのだった・・・。
ファーストインパクトと言いますか、最初の二人の出会った直後のむにゃむにゃが凄かったですよ。天国の入口どころか、天国の裏側まで行っちゃった麻祐役の緑川さんのキス時における鼻に抜ける息が、実に色っぽい(*^^*)。後は、堀内さんの吐息混じりの囁き声がインパクトありすぎで(゜゜)\バキッ☆。「違うか?」と言う台詞にノックアウトされてしまいました(;^_^A 。
だけど、えーっと・・・。なんだか印象に薄いドラマCDでございました。いや、色っぽいシーンが多かったので、その手のシーンを聴く分には良かったのですが。身体から始まった関係とは言え、出会いから惹かれあっているのに。「忘れられないのは身体の方か?」とか、お互いに意地を張り合って素直になれないで居るのがもどかしくて。こういうお互いにちゃんと気持ちを伝え合わないドラマを聴くと、「だ〜か〜らぁ、ちゃんと言ってしまってよ!!」みたいな感想になってしまうんですよね。
何故かフリートークの感想が多くなりますが、本編よりも笑ってしまいましたm(_ _)m。特筆すべきは、福山さんの「がっつり初攻め?」未遂でしょうね(大笑)。後は「BL食物連鎖」がおかしくて。演じていらっしゃる人は「食べられた」とか「ご馳走様でした」と良くおっしゃいますが、食物連鎖と言う言葉にすると、なんとなく弱肉強食だとか焼肉定食、そういう四文字熟語が浮かんでしまってねぇ(大笑)。
フリートークで高橋さんがおっしゃった「本当に先生のためだったのか?」と言うのは、「本気混ざっていたでしょう」と聴いていた私は思ったのですが、このドラマCDを聴かれた方はどう思われたでしょうか??
ちなみに、堀内さんが「受けはやった事がないと思う。記憶がない」とおっしゃっていましたが。「大きなバイブ」を忘れているでしょうが!!と突っ込みを入れてしまっておりました。
また、BLにおけるお楽しみシーンのセンスや才能の話がとても参考になるフリートークでございました。



恋はいつも嵐のように

島崎刻也 ムービック MACYー2113 2004年7月31日
恋はいつも嵐のように
1.通学電車の意外なチカン!?
2.突然の呼び出し、告白、初H…!?
3.好きの理由は…
4.こりないヘンタイ
5.見られまくりの生徒会室H
6.イヤガラセと知恵熱
7.とまらないカラダ
8.好きの自覚
9.変人幼なじみ登場
10.やまない胸の痛み
11.病気の治療法
わがままな恋だけど…

12.家庭内のヒミツ
13.悪魔の目覚め
14.兄弟じゃない関係へ
子安武人(坂口東)×岸尾大輔(長谷川瑞基)
鳥海浩輔(滝沢晶)×笹沼晃(滝沢泉)
檜山修之(宮本誠一)

青木誠(田口)、小尾元政(級友)、野島裕史(チビ)
川島得愛(高橋)、斉藤梨江(泉(小学生))
伊藤亜矢子(晶(小学生))、奥田啓人(泉の父)、河野裕(ファン)
通勤電車の中で、痴漢に遭ってしまった長谷川瑞基。しかし、その痴漢の相手が同じ高校・同学年の生徒会長。男女を問わずに人気の高い坂口東。
好きだと告白されて。あれよあれよ・・・と流されてしまった瑞基だが。東が自分を好きになった理由とは?
他、瑞基の同級生で。同い年の兄命!!の滝沢晶と泉カップルを描く2本立て。
最初に聞いた時。思わず作者さんのお名前を確認してしまいました。
これ・・・南原さんじゃないよね?違う人よね?別のペンネームを使っているって事はないよね(しつこいって)。
・・だって、緑川さんが受けでご出演じゃないし。檜山さん出演だし(そう言えば、檜山さんって南原作品にご出演はないですね)。

でも、この可愛い子ぶりッ子の高校生トーンの子安さんは、結構南原作品で聞いたぞぉ!!
しかも、メインの登場人物がみーんな!!そういう関係で、誰も嫌悪感を持っていません!だし。目撃しても「嫌がっていたなら止めたけど」で終わってしまうし(大笑)。いや、そこで引かないのがおかしいでしょ(^^;。
次から次にカップル出てくるし。兄弟もありだし・・いや、他の作家さんでも登場人物が皆カップルと言うのはありですが。
なんと言うか・・主人公があれよあれよ・・・・と思いっきり流されて。身体から始まって、心がついて行っていません!状態。
ちょっとおバカ(゜゜)\バキッ☆な所と可愛らしさにH回数の多さなどは、へぇ・・違う作家さんでもありなんだ・・・と、妙な褒め言葉ともけなし文句ともつかない事を思ってしまいましたわ(^^;。
いや・・BL界の鬼キュン戦士と似ているね・・ってのは、一種の褒め言葉になるかもしれませんね。

そうですねぇ・・・。突っ込みを入れ始めたら、もう全部がそうなので(大笑)。敢えて突っ込みは入れません。もう笑うしかないかな?と思いますが(おぉ・・・似ていると言うのに、笑ってすませる辺り。どうしたんだ?>自分。許容範囲が広がったのか??)
ストーリーを追い求めないで。単に岸尾さんの可愛い喘ぎや、知恵熱を出して寝込んでしまう瑞基のお子様チックなところを堪能したい方。時々、鬼畜モード入りだけど。高校2年生の可愛らしい子安さんボイスに、クールな参謀と言うところか?の檜山さん。そして、でかくなってやってきたチビ役の野島お兄ちゃん、ぶっきらぼうだけど兄命!の晶役の鳥海さんの我が儘ぶり。
そして、あぁ・・折角なんだから。もうちょっと聞かせて!!の笹沼さんの受けを聞きたい方にはお勧めです。

メインカップルと言うよりも。どちらもがもの凄いブラコンだった滝沢兄弟のカップリングが気に入っていたりします。
だって、メインは「好きになった理由」がね・・・。それを知って追求する瑞基に、「でも、それはきっかけでしょ?」と開き直って?言える坂口くんが怖い(大笑)。ましてや、違うクラスなのに。校舎内の授業をそっちのけで、体育の授業を見ていて。倒れた時に真っ先に駆けつける、一種のストーカーぶりとか・・。同じクラスのメンバーは、一体何をしていたんだ?と言いたい。
体育教師も、違うクラスから駆けつけてきたら。もうちょっと何か言う事があるでしょう?ないの??良いの??
胸がチクチク痛い・・・と、そこまで自分の恋心に気が付かない瑞基。瑞基のお母さんもお母さんで、東くんみたいな息子が出来るなら・・とあっさり認めている所とか・・うーん・・・

あ、いけない。話が逸れました。突っ込みしないって書いているのに、結構突っ込みを入れてますね(大笑)。
そう。滝沢兄弟は、もうちょっと聞かせて!と言うくらいだったから、余計に気になって仕方ないのかもしれません。詳しくないのよ(大笑)。朝チュンとまではいきませんが、BGMで流してしまいました!ですから。
もうちょっと、鳥海さん演じる滝沢弟の独占欲っぷりなども聞いていたかったかな??
まぁ・・・深く考えないで。あっさりとライトに笑って流せるCDではありました。まぁ・・・何回も聞きたくなるほどではありませんが(゜゜)\バキッ☆。

恋はいつも嵐のように+

島崎刻也 ムービック MACYー2121 2005年11月25日
1.通学電車の相変わらずなチカン!
2.今日から3年だっ!
3.アイツと同じクラス
4.屋上で…
5.嵐の春休み(東&瑞基編)
6.いつでもいっしょの毎日
7.アブナイ着替え
8.授業中も…
9.酔っ払いとお花見
10.酔った恋人と…
11.嵐の春休み(生徒会の合宿編)
12.手料理の罠
13.仲直りの…
子安武人(坂口東)×岸尾大輔(長谷川瑞基)
鳥海浩輔(滝沢晶)×笹沼晃(滝沢泉)
檜山修之(宮本誠一)

青木誠(田口勝)、小尾元政(橋詰夕弥)、細野雅世(瑞基の姉)
河野裕(新入生)、波多野渉(新入生)、小野大輔(級友)
浦田優(級友)、田島裕也(級友)、河原木志穂(女子大生)
木下紗華(女子大生)、岩村琴美(女子大生)、阿部幸恵(女子大生)
3年に進級した瑞基は驚いた。クラス編成は成績順のこの学校で、まさかトップクラスの東と真ん中よりちょっと上?の自分が同じクラスになるとは思ってもいなかったのだ。
ま、しょうがないか・・と思ったものの。四六時中一緒の生活に、瑞基は身体も(大笑)心もへとへとに疲れ果てるのだった・・・
前作の感想に、一瞬作者さんは南原さん?と思った・・・と書いていますが。
今回も、似たような事を考えておりました。そっか・・南原さんは文章だけど。これは漫画界(コミック界)のナンバランだぁ!!と(゜゜)\バキッ☆
何しろ、寄ると触るとそれしかないのか?他にする事は無いのか?健全な男子生徒だったら、そうなるのか?つーか、やりすぎだろうが?とまぁ・・途中でうんざりしてしまう。可愛らしい岸尾さんの喘ぎは、悪くはないのだけど(大笑)。
まぁ・・そういうシーンがないと、「無かったのよねぇ」と寂しがるくせに。あればあったで文句言うんだから・・・本当に私って我が儘?(大笑)

さて。今回も、お話に突っ込みを入れようと思ったら、本当に沢山ありますが・・その中で一番は。
これで高校3年生。受験前の大事な一年だと言うのに、自分にとってはトップクラスに居ることよりも。その一年を好きな人と過ごしたいから!と言う理由だけで中級クラスに居る東くんが怖い・・
おそらくは、来たる大学受験は何もしないでも楽勝する自信があるから、そういうお遊び?も出来るとは思うのですが。
内申書は良いのかなぁ?いきなり、3年になった時にレベルダウンって拙くない?・・いや、BLだから純愛の為なら手段?を選ばない姿勢がOKなのかしら??つーか、どうやってクラスレベルを下げたんだ?
でも、こっそりと。いくらこの1年で瑞基と東が同じクラスで四六時中一緒に居る事が出来るにしても。
その次は?大学はどうよ・・・まさか、瑞基くんが東くんレベルの大学に入学するのって、ちょっと無理じゃないのかなぁ?と思ってしまうのですが。え?それは言わないお約束??
マジックが起こって、東くんが瑞基くんをやる気にさせて、春には晴れて二人は同じ大学なんて事もあり得るの??
東くんのご両親は、どう思っていらっしゃるかしらね?別荘まで持っているようなお金持ちだから、ある程度将来を嘱望されているのじゃないかしら?

他にも、このバカップルと体育で一緒に着替えたり。授業を同じ空間で受けなくてはいけないクラスメートに同情してしまいます。所かまわずに瑞基をかまい倒すし、瑞基と仲良くしようものなら冷たい視線でざっくり・・・の東くん。彼は良いにしても、絶対に傍迷惑でしょ?
瑞基を人身御供として、彼の攻撃の前に晒したとしても。東が瑞基に寄せる気持ちやらスキンシップなどの影響は絶対にあるはずですよね・・健全な男子生徒だし(大笑)。
着替えさせてあげる・・と、手取り足取りの東の行動に、何かが始まる!!とダッシュで着替えなくてはいけないし・・
このクラス、そのうち偏差値下がるんじゃない?気が散るって・・絶対に・・

前回は、もっと聴きたかった!と思ったもう一組のカップル。兄弟(義理だけど)のカップリングは、今回きちんと801シーンが入っていて、個人的には満足しています。
いやぁ・・瑞基と東のおまけみたいな描かれ方をしていますが。私としては、東くん達を削ってでも、こちらを一杯入れていて欲しかったかな?あ・・でも、お互いに好き同士で義理とは言え兄弟だと拙いのかしら??

こういうお話に突っ込みを入れまくり!の感想の逃げ道は、そう・・声優さんなのですが(大笑)。
岸尾さんは、ちょっとお猿っぽくて可愛い少年でしたね(^-^)。今回は、801での喘ぎよりも。甘酒呑んで酔っぱらってしまっての絡み具合が素敵でした。呂律が回らないところだとか、変に絡んでしまう会話にならない部分とか・・この子って可愛い!
そのお相手の子安さんは、語尾の「・・ね?」の可愛らしさと言うか、確信犯的な念押しの「・・ね?」は悪魔的で好き。このトーンで、ちょっと鬼畜で確信犯の「ね?」を言わせて、子安さんに並ぶ人は居ない!と思ってしまいます。
鳥海さんと笹沼さんカップルは、騙されていた割には。仲直りがちゃんと出来て良かったねのラブラブっぷり。今回、きちんとラブシーンを聴くことが出来たのが、一番の収穫でした。
そして。流石に東の従兄弟(大笑)。確信的な知能犯・・え?何を企んでいるんだか?の参謀ボイスに檜山さん。
出番は少なかったですが、ラスト3トラックで楽しませていただきましたm(_ _)m。

高潔な貴族は愛を得る

遠野春日 インターコミュニケーションズ INCDー2231 2006年9月20日
三木眞一郎(クレイトン公爵ヴィクター)×宮田幸季(レイモンド・アスキス)
小杉十郎太(ヴァレンタイン公爵ネヴィル)、堀内賢雄(ナレーション)

斧アツシ(ヒュー・カワード卿)、坂口候一(アラン・チョーサー)
井上麻里菜(バルフォア男爵令嬢アデル)
武虎(ヴィクターの父)、植竹香菜(女性)
父の病死により公爵家を継いだヴィクターは、クレイトン家を目の敵にするヴァレンタイン公爵の新たな策士によって、様々な難局に面していた。ヴァレンタイン公爵に加担する、野心家の男はどんな醜悪なヤツなのだろう・・と思っていたヴィクターの目の前に現れたのは、意外にも繊細で類い希なる美貌と気品の持ち主であるレイモンドであった。
はっきりと申し上げて。キャスト買いしてしまいました。正確には、キャスト買いプラスジャケットのイラスト買いってヤツですね(^^;。

え?この金髪美人を宮田さん?で、こっちの黒髪の青年が三木さん?わお!!青龍さんに朱雀さん!でもって、事務所の先輩後輩のこのコンビは、今まで共演はあったけど。対決ってあったっけ?(管理人が持っていないだけで、胸騒ぎシリーズがあるみたいですね)となりまして。
絵も好みでしたので、何も考えずに買ったなら・・。失敗しましたねぇ・・。原作者見てから買うんだった。
実は、ファンの方には申し訳ないのですが。遠野さんは、南原さんに次ぐ苦手作家さんだったのを買ってから思い出した(^^;・・。インターさんから、貴族シリーズとして何枚か私も買いましたけど。
お話的に、ちょっと苦手と言いますか・・。うーんうーんんんんん・・・・となってしまって。突っ込みを入れること無く、最後まで聴けた試しがないと言う状態なものですから。

実は、届いた時にすぐに聴いて。頭を抱えて唸ってしまったのです。でも、いつまでもそうしておくわけにはいきませんから。
今回は、腹をくくって(大笑)「これはね、ファンタジーなのよ?」と自分にかなり言い聞かせて聴きました。

BLとは、何か?と聴かれたなら。実物?としては想像したくない、一種のファンタジー。つまりは、夢の世界と答えています。
いや・・この感想を読んで下さっている方は、ある程度BL大丈夫と言う想定の元で書きますが。
すね毛だの・・・想像します?これは、美少女アニメにも相当するとは思いますが。体毛の事とか、そういう事を想像して読んだり聴いたりしている方は、先ず居ないと思います。マネキンさんとまでは行きませんが、すね毛や胸毛がうじゃうじゃしているなんて、絶対に想像したくない(大笑)。だから、つまりはファンタジー。
感想を書く時に、確かに実生活と比較して、あれこれ文句を書いたりしていますが。
本質的には、SFで宇宙旅行しています!と同じレベルの感じなんですよね・・。

じゃあ、感想にファンタジーだと分かっていながら、あれこれ文句を付けるのは何故?と思う方もいらっしゃるとは思いますが。
それは、全て「愛」なんですよ(大笑)。
嘘くさいかもしれませんが。折角のドラマCDです。キャストも豪華で、お金出して買ったんですもの。もっと良い作品を聴きたいでしょ?だから、文句を言いたくなるんです。
あぁ・・ここが、こうだったらもっと面白かったのに!!あぁ、勿体ない・・。そういう気持ちが、文句だの不平や突っ込みになってしまうのです・・。

このお話に関しては。レイモンドの正体と言うのは、ドラマCDを聴く前にすぐに分かってしまうんですよ。ブックレットを見ないで、いきなりドラマCDだけ聴いたとしても、或る程度の想像はつきます。
しかも、書き下ろしミニストーリーなどが付いていると大抵は後日談で。このお話では、秘密にしておくつもりはないのか?原作ファンしか買わないと思っているのか・・・レイモンド君の正体なんて大ばれ(大笑)。
うーん・・・ブックレットを読まずにドラマCDを聴いている方って、どのくらいいらっしゃるのかなぁ??CDを取り出して。プレイヤーに入れて、聴く時に。全然、ブックレットを開くことなく聴き終える方・・居るかしら?私は、聴く前に見て。聴きながら読んでしまうのですが。

その、正体のすぐにばれるレイモンド君が、小杉さん演じるヴァレンタイン公爵ではなく、その手下に開始早々「一晩中、啼かせろ」と下げ渡し?されていまして。
良いの?絶対に、出生の秘密とかばれるとは思っていないわけ??本当に良いの?そんな、ご無体な事をなさって!!と、聴いているこちらがオロオロしてしまいました。
うわ・・。それって、拙いよねぇ・・。せめて、ヴァレンタイン公爵自らがレイモンド君を陵辱するとかだったら、良かったのに・・。
このお話で、一番引っかかったのが。この開始早々の「下げ渡し」のシーンなんですよね・・。小杉さんと宮田さんの絡みも聴きたかったかなぁ?

で。お話には、いろいろ言いたい事は山積みですが(゜゜)\バキッ☆。そんなお話にも関わらず、声優さんは熱演されていました。
堀内さんのナレーションが入る事によって、シンデレラみたいなお話になったと思うと語っていた宮田さん・・。シンデレラは、言い得て妙だな・・・と思いますが。
絶対に胡散臭いヴァレンタイン公爵の言うことを疑いもせずに、唯々諾々と(と言うよりも、素直すぎるくらい素直に)従っているレイモンドが、時として哀れに見えてきました。自分の勘の方を信じなさいよ!と言う感じですよね。。。
そんなレイモンドに命を狙われてしまう若き公爵。夜中に忍んできたレイモンドに対して、最初は敬語で接していたのに。
昼は臣下として仕えるが、夜は恋人として自分が支配者になる・・と言う事を承諾すると。結構言葉責めみたいな事までしちゃうヴィクターくんは、三木さんです。忠実な部下の顔と、恋人同士での支配者の顔の二つのトーンの違いが、本当にお見事でした。

ナレーションの堀内さんは・・。いやぁ・・お疲れ様でした。真面目なナレーションが、そぐわない場面もあったのに・・。最後まで、真面目に真面目に読んでいらっしゃいました。
そして。最初の一言から、ぜーーーーったいに!!こいつは怪しい!おかしいぞ!とプンプン臭わせてくれたヴァレンタイン公爵の小杉さん。その胡散臭さが、サイコーでした。わざと、こういう狂言回しのような胡散臭い役を演じさせたら天下一品かもしれませんね。

ところで。今回、レイモンドは(恋人のふりをしていた)アデルよりも、お兄様であるヴィクターに興味や気持ちが動いている・・と、彼女が見抜くシーンがあります。
「フジョシの勘ですわ」と言う台詞があるのですが。シナリオの本当は「婦女子」だとは分かっていますけど。
男性から、男性への気持ちを(接していて)気が付いてしまう。これは、絶対に「腐女子」の方の字を当てはめたいと思ってしまいました。えぇ、違うとは分かっていますけど。
この台詞だけは!この台詞だけは、婦女子よりもむしろ腐女子の方が、字は正確ではないか?とね・・。

氷の魔物の物語

杉浦志保 ファーストスマイルエンタテインメント 2003年2月26日
ACT,1 The IceーCold Demon’s Tale〜氷の魔物の物語
ACT,2 宝石のありか(1)
ACT,3 宝石のありか(2)
ACT,4 宝石のありか(3)
ACT,5 傷(キス)の証(1)
ACT,6 傷(キス)の証(2)
成田剣(ブラッド)、緒方恵美(イシュカ)
小西克幸(ヴィルト)、甲斐田ゆき(ラプンツェル)、平川大輔(ケイン)
竹本英史(若い僧侶)、堀尾雅彦(僧侶)、石塚堅(魔物)、原沢勝広(魔物)
寺院の僧侶により、氷の中に閉じこめられた魔物ブラッド。彼は何でも願いを叶えると言う涙の宝石を探している。もちろん、自分の戒めを解くためだ。人間が死の前に流す涙こそがそれだと思っているのだが・・・。そんなある日、死に場所を求めてイシュカがその洞窟に入ってきた。自分は死が怖くないから、ブラッドの求める涙は流せない・・と言うイシュカだった・・・・
カテゴリ的に、最初は普通のドラマCDのコーナーに入れておりました(^^;。キスくらいしかないし・・・どうしようかなぁ・・・と言う気持ちはあるんですが。ま、BLメイン(゜゜)\バキッ☆のHシーンこそはありませんが。心情などがこちらに近いかな?と言うので・・・。はい。
さて。イシュカが何故、封印の洞窟に入ることが出来たのか・・など、ちょっと原作を読んでいない私には分からないところもありましたが、二人がそれぞれを思うシーンなどは、胸に来ますね・・。20巻以上ある原作を、今から揃えて読むのはちょっと厳しいので、是非続編で二人の会話などを聞いてみたいと思ったのは、私だけなんでしょうか?

極・愛

日向唯希 インターコミュニケーションズ 2006年1月30日 INCDー2620
成田剣(鬼塚賢吾)×鈴村健一(関入慧)
山口勝平(難波一騎)、千葉進歩(真木洋平)
青木誠(東宮忠充)、高瀬右光(俵藤寿士)
ヤスヒロ(武藤)、平野俊隆(院長)
松井菜桜子(磐田菫)、大友龍三郎(磐田三朗)
今から10年前、母を失った関入慧。母に恩を受けたと言う人物の援助を受けて高校生活を送っている。
その「足長おじさん」との接点になる面会人・鬼塚に対し、いつしか淡い想いを抱き始める入慧。
しかし、鬼塚は「貴方に会うのはこれが最後だ」と言いだし・・・。入慧は彼にせめて贈り物をしたいと友人のバイトを代わるのだが・・・
これは、格好いい極道の成田さんを堪能して下さい・・と言うのがメインポイントです(大笑)。
冒頭、入慧に面会を終えた後。車の中で独り言を言うシーンは、それまでの優しい口調から一転「まったくどいつもこいつも・・・」と素に戻ってぼやくヤクザ口調への切り替え。また、3トラックの「このまま簀巻きにされて海に放り込まれたくなかったら、少しは黙ってろ!」と(真木のふりをして)入慧を担いで行くシーンなどは、「なんか、良い(*^^*)」と本当にほれぼれとしてしまいます。そんな鬼塚の名台詞?を挙げるなら、キャストトークで鈴村さんもおっしゃっていますが、終盤の説明っぽい長台詞は欠かせません。
「俵藤さん、なんで武藤に斬りつけた俺の長ドスを自分の左腕でなんか受け止めたんですか?利き腕に武藤の銃弾を受けながら、手にした長ドスで武藤の両足をぶった切るなんて。どうして、俵藤さんがそんなことを」
はい。最初聞いた時は「えーっと、なんてややこしくてかつ状況説明的な台詞なんだか」と思ってしまいましたねぇ(大笑)。
でも、個人的な名台詞は1トラックの回想シーンでの「私はまだ19歳。お兄さんですよ」とおじさん呼ばわりを訂正した台詞です。
確かに。19歳でおじさんと呼ばれたくはないわな・・・20過ぎてもおばさん呼ばわりは抵抗があるのに・・・。でも、母親を亡くした直後で泣きじゃくる子供にいちいちそういう事を訂正するか??(大笑)。

しかし、全体的に鬼塚って説明的な台詞が妙に印象に残ります。上に書いた長ドスシーンは、状況説明ですが。
入慧に「やり逃げ」呼ばわりされる保健室(この保健室でいきなりそういう事になっちゃうのって・・・他に先生や案内してきた生徒はどうした?居ないのを確認したのか??と思いっきり突っ込みを入れそうになりました)を去る時の「入慧が鬼塚を真木に重ねて、入慧が別人だと思いながらも真木に抱かれた事がどうにもやるせない」と言うのも心中の複雑な説明シーンですよね。だけど、結局やっちゃったのはあんた一人で、同じ人間なんだから・・・と言いたくなりません??
そんなややこしい台詞を難なくこなしているかと思えば、成田さん・・・面会の1トラックの時には「申し訳ありません」が「もうしわかりません」に聞こえてしまいました。

このCDでは他には、松井さんの「姐さん」台詞が岩下志麻さんを彷彿とさせました。何か(煙草かキセルを)口に銜えているような感じです。意識して演じられました?ガヤで教師をやっていらした時の方が、楽しそうなんですけど・・・。
あとは、台詞は少ないのですが大友さんの存在感って、凄いなぁ・・・。「はい、なんでしょうか?姐さん」と言うところなんて、もう渋い!!渋すぎます!!迫力がありすぎて。他の俵藤さんや武藤さんなんて恐くない・・・そう思ってしまいます。

しかし・・ビッグガンをもつ男では「あ、この作品ってば無敵トリオが揃っているんだ!」と思ったのですが。このCDでもあの無敵トリオが揃っていらしたんですね。山口さんに成田さん、千葉さん・・・。山口さんがフリートークで「成田さんが真面目に演技している!と言うのが一番驚きだった」と言う感想を述べられていた時に「あ?変態でない成田さんで驚いている・・・あ、そっか。あの無敵トリオだったんだ」と初めて気が付きました(大笑)。千葉さんと山口さんが会話をするシーンがなかったので、あまり意識しなかったのかもしれません。
でも・・・原作を知らないのもありますが。関西弁のせいもあるかなぁ?山口さんが演じられた役は背が高くてロン毛の格好いい人には聞こえませんでした。ちょっと愛嬌系の可愛い坊やタイプを想像して聞いていたのですが・・・そうなの??ロン毛で格好いい青年だったの??でも、山口さん・・・鈴村さんの役名を思いっきり間違ってフリートークで紹介していました(^^;。ちゃんと鈴村さんと役で会話があるのに・・。しかも鈴村さん、主人公なのに(^^;・・
千葉さんは、「兄貴、それだけで十分です」と切り込み隊長をする辺り。極道に生きるチンピラの気迫を感じる事が出来ました。かなり満足です(^-^)。



個人教授

秀香穂里 インターコミュニケーションズ INCDー2523 2009年1月25日
鈴木達央(葛原育美)×平川大輔(永江俊一)
鳥海浩輔(葛原祐介)

石川桃子(女生徒1)、杉浦奈保子(女生徒2)、井上悟(ウェイター)

こちらポーラスター旅行社です!!

鳥羽笙子 東芝EMI 1994年9月28日
1.君のいないVACATION   
2「はい、こちらポーラスター旅行社です!!」
3.至上のサイトシーイング   
4.日曜日の朝、朗の家   
5.華山倶楽部??
6.将之の回想ー新幹線の中で   
7.京都ツアーの始まり
8.ミスター・ハートフォードの難問奇問   
9.将之の励まし   
10.素晴らしい先輩
11.天竜寺での昼食   
12.ふたりだけのランチ・タイム
13.嵯峨野路にて
14.朗、雅人との出会い   
15.薪屋の夜T   
16.薪屋の夜U   
17.フィッシュダンス
18.急げ、将之!   
19.薪屋の夜V   
20.朗、危機一髪!   
21.華山倶楽部の晩餐
22.ミスター・ハートフォードとの和解   
23.永遠の一瞬
(1・3・17・23は歌。他はドラマです)
梁田清之(平将之)×緑川光(皆本朗)
塩沢兼人(華山院雅人)、茶風林(藤原部長)、梅津秀行(ライラス・ハートフォード)
中村大樹(津田)、熊谷ニーナ(女将)、山口由里子(ミセス・グラント)
園部啓一(ミスターグラント)、村上はるみ(アリアナ・ミューレス)、嶋村薫(キャスリン・ダーン)

言ノ葉ノ花

砂原糖子 Atis ATISー024 2008年2月28日
小野大輔(長谷部修一)×神谷浩史(余村和明)
塾一久(増岡)、武田華(長谷部果奈)
河原木志穂(結衣子)、奈良徹(小寺健二)
山中真尋(河山亮)、山田智子(原野)、高橋まゆこ(バイト)

こどもの

木原音瀬 Atis collection ATISー032 2008年11月28日
成田剣(榎本仁)×神谷浩史(柏原岬)
吉野裕行(柏原城太郎)

近藤隆(松井)、隈本吉成(おやっさん)
有働正文(難波)、すずき紀子(祖母・看護士)、岩村琴美(柊・受付)

この愛にひざまずけ

早水しほり リーフ出版 LCDー041 2005年6月11日
中井和哉(古峰三虎)×遊佐浩二(諏訪冬紀)
花輪英司(曽我部藤一)、三宅健太(神野要平)
青山穣 (栗木)、新田万紀子、塩原美鈴

この愛に溺れろ

早水しほり リーフ出版 LCDー050 2006年3月15日
中井和哉(古峰三虎)×遊佐浩二(諏訪冬紀)
花輪英司(曽我部藤一)、三宅健太(神野要平)
高瀬右光 (梧桐一孝)、根津貴行(櫻井)
堀越省之助(幹本)、山中真尋(葛西)

こんな上司に騙されて

日向唯稀 リーフ出版 2000年11月15日
堀内賢雄(紫藤司)×伊藤健太郎(蒼山俊也)
結城比呂(翠川要)、鈴置洋孝(黒埼誠一)、百々麻子(灰原千鶴)、中嶋聡彦(百瀬部長)
両親を一度に亡くしてしまった俊也。彼は、葬儀に来てくれた上司の司に恋をしてしまう。
恋人関係になってしまった後、いつまで経っても司は俊也の事を一人前の男扱いしてくれない。一年がかりで大きな契約を結んできたと言うのに・・。
上司と部下のBLものだと、大抵は上司が部下を過保護にしすぎますよね。これもその典型と言いますか。そんな男のどこが良いのよ?と言いたくなります(大笑)。
病気で倒れたのを良いことに、記憶喪失を装ってしまう俊也も凄いですが、その彼が仮病?で記憶喪失のふりをしている事を見抜いている周囲(ほぼ全員)・・が、二人の関係も、彼が記憶喪失を装っていた事を知ってもその全てを受け入れてくれる・・・その展開が凄いと思ってしまいました。ノーマルな会社じゃなかったのかな?こういう会社、そうそうないよねぇ・・・(^_^;。
個人的には、お話は納得はしていませんが(゜゜)\バキッ☆おまけコーナーの部長さんのエールが良かったです。



こんな上司に騙されて2

日向唯稀 リーフ出版 2003年6月15日
堀内賢雄(紫藤司)×伊藤健太郎(蒼山俊也)
井上和彦(白兼恒彦)、結城比呂(翠川要)、鈴置洋孝(黒埼誠一)
百々麻子(灰原千鶴)、中嶋聡彦(百瀬部長)、石井真(木村里志)
朝倉栄介(同僚1)、たかはし智秋(同僚2)、望月健一(同僚3)、原田正夫(同僚4)
俊也が手がける「旬の食材」シリーズ。大口の契約を結びたいと言ってきた会社の出してきた条件は、あまりにも良いものだった。小躍りする課のメンバーをよそに、紫藤だけは渋い顔をしているのだった。
契約に行った俊也の前に現れたその会社の課長とは、なんと学生時代にとても慕っていた(初恋とも言うべき)先輩・白兼だったのだ。
お話に納得しないぞぉ!と叫んだ第一作に比べると、第二作は気楽に聴くことができました。
うーん・・・どう言うのかな?初恋の相手の先輩が現れる。で、その先輩と言うのが、実は彼(主人公)の事が大好きで、「事に及んだ場合、嫌われてしまうのじゃないか。嫌われたくはない。彼にとっては良い人で居たい」と言う思いのあまりに、昔は手を出せなかった。と言う設定が髄膜炎で記憶喪失よりは許せる(何様よ>自分)からかもしれません。
たった一人の接待を催してしまうと言う課のメンバーも相変わらず凄いですが(大笑)。
翠川くんの思いや、黒崎部長さんの健康にがんばれ!と言いたくなったお話でした。
あとは、頭を深々と下げて去っていく白兼氏が良かったですね。



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