ボーイズラブCD「あ」


愛される貴族の花嫁

遠野春日 インターコミュニケーションズ INCDー2132 2004年9月20日
高橋広樹(滋野井奏)×福山潤(高柳一葉)
檜山修之(石坂欣哉)、堀内賢雄(高柳子爵)
秋元羊介(岩重)、西宏子(フユ)、岩村琴美(桃子)
山田智子(貴婦人)、三浦潤也(老紳士)
没落貴族である高柳家。それを再興するために持ち込まれた縁談であったのだが。花嫁となるはずだった妹・桃子が事故で急死してしまう。
ところが、相手の滋野井奏は「桃子ではなく、一葉が死んだことにすれば良い」と持ちかけた。
妹・桃子が見てとった彼の優しさを信じようとする一葉であったが、奏は実家に帰ることすら許してくれず。夜も女性として過ごさなければならない重圧も加わって・・・・
福山さんもフリートークでおっしゃっていますが。一番受けた台詞が実は最後の一言でした。「奏さん・・・(はい。このセリフは実際に聴いてみて下さい)」
聞いていて「どっひゃああ」と思ったくらいインパクトが強かったですねぇ(^-^)。もう、ベタと言いますか。「あら、肩にゴミが・・」レベルのセリフをBLで聴くことが出来ようとは!!いやぁ、照れましたよ。照れたと言うより「これをやっちゃったかぁあああ」で、聴いているこちらがこっぱずかしくなりましたね。やっている声優さんはもっと恥ずかしかったみたいですが(゜゜)\バキッ☆。

そして、このお話はこの人なくては語れません!!と思ってしまったのが欣哉役の檜山さん。
「奥様、あ、あの・・・旦那様は今夜少し遅くなられるそうです。わ、僕でよろしかったら、い、いつでもお話相手になりますので。どうぞ、その・・ご遠慮なくお申し付け下さればお伺いします・・え、えーっとこれからお茶のお時間ですか?」と登場した時などは、思わずのけぞってしまいましたね。え?本当に檜山さん?なんか、凄くおどおどしていて。らしくない!!(゜゜)\バキッ☆いや、いつも自信満々なオレ様キャラが多くて。しかも、喉も裂けよ!血管切れるぞとばかりに登場するような強烈なキャラが多いのに、このいかにも根暗そうな登場シーンは、度肝を抜いてくれましたよ。
しかも。その欣哉さんを苦手な奥様(苦笑)に、ツンケンされて「あ・・・おく・・・さま」と見送るだけなんですもの。

昼メロなどを模した音声に「奥さん!!」と迫るやつがあるでしょう?あれを彷彿とさせるシーンがあるんです。
BLなのに、あのシーンは昼メロよ。まさに昼メロの王道よ!!と感動してしまったくらいです。
前作である「貴族と熱砂の皇子」では、砂漠の格好いい王子さまを熱演されていたのに、いきなり助平な書生さんですか(大笑)。かなりさえない風貌だろうなぁ・・と勝手に頭の中に、鈍くさそうなおたおたしているくせに、デバガメで(大笑)そういう時だけしつこそうな絵が浮かんでしまったくらい。
その、一番気に入った奥様を襲うシーンのセリフの抜き書きです。
「あ・・・奥様にご心配していただくには及びません。あ・・・奥様・・・奥様!僕!」
「旦那様みたいなあんな薄情な方に、い・・いつまでも貴方を任せておけない。僕は、ずっと貴方を救い出す機会を待っていたんです」
「そんなに怖がらないで下さい(ここの「怖がらないで下さい」の言い方って、筆舌に尽くしがたいですね。怖がらないでといいつつ、凄く怖い(大笑)。怖い言い方をしながら、怖がるなとは難しいですよねぇ)」
「なんて良い匂いがするんだ。あ・・あなたをこうして僕の腕に抱く日を夢見ていたんだ。すました顔をしていながら、旦那様は鬼のように酷い方だ。
そうでしょう?貴方が嫌だと言って泣いているのに、毎晩毎晩当然のようにあなたを辱めて」
「奥様、奥様お願いです。僕とここから逃げて下さい。ど、どうせ旦那様には余所に愛人がいらっしゃるんでしょう?
あぁ、お気の毒な奥様。でも、これからは僕が貴方を大事にします。あ・・あなたの事、一目見た時からあ・・愛していたんです」
「馬鹿馬鹿しいですよ、そんなの!奥様は毎日、それは寂しそうな顔で屋敷に閉じこもってばかりじゃないですか。倫理や道徳なんかを気にしてたら、一生このままですよ?」
「いいですって??じゃあ貴方は、貴方を毎日寂しがらせて、自分は外で遊んでばかりの旦那様を愛しているんですか?このままで良いっておっしゃるんですか?」
「ひ・・ふ・う、嘘だぁあああ・・嘘でしょう?嘘ですよね?奥様?貴方みたいに清楚で美しい人でも、毎晩あぁして犯されているうちに籠絡されて!旦那様みたいな男が良くなるんですかぁああ?」
(そんなこと・・と奥様が言いかけたのを受けて)「ありえませんよねぇ?奥様?奥様、愛してます。貴方を幸せに出来るのは、(激しい息づかい)・・・僕だけだああ!奥様」
そこに旦那様が戻ってきて、ここで何をしていた?と怒鳴られ「旦那様・・勘弁して下さい」とフェードアウトする中の泣き声までもが素晴らしかったです。
いやぁ、フリートークでは出番はあまりないとおっしゃっていましたが。その短い出番の中に、主役のお二人よりも強烈過ぎるくらいのインパクトを残しておられます。
男性なのに、女性を演じきった奥様の福山さんや。冷たいながらも不器用な優しさを示す旦那様の高橋さんをもっとプッシュしたいんですけど・・・お二人よりも檜山さんに聞き入ってしまったのでした。
格好の良い砂漠の皇子様よりも、こちらの書生さんの方が印象が強いって、どうよ・・それ(゜゜)\バキッ☆。また、奥様に迫る時の自分の感情しか見えてないストーカーっぽい息づかいと興奮しきってのどもりがね・・・どうして、こういうアブナい役がお上手なんだろう・・・本当にこのCDは、檜山さんに感動してしまいました。

でも・・・この書生さんって・・マゾ??だって、犬が死んだと伝えるシーンで駈けだした奥様(実は男ですから)が、彼を振り切る時にかなりの力を出しているんですね。殴られたか、何かされているわけで・・・。そういう鉄拳をくらっているはずなのに、それからしばらくして襲おうと思うってのは・・・そういう素質あり?力強い女性に惚れちゃったわけ??と思ってしまいました。



愛していると言ってくれ

藍川さとる アニメイトフィルム 2000年12月15日
1.再会   
2.忘れないで   
3.破られた約束   
4.愛していると言ってくれ。   
5.Music track
森久保祥太郎(吉峰静太郎)、千葉進歩(信夫悠二)
石田彰(安西和希)、小松里賀(吉峰多恵子)、三石琴乃(吉峰世津子)
矢島晶子(吉峰真由子)、萩森q子(吉峰サキ)、水原リン(吉峰雅)
高木早苗(吉峰唯)、森川智之(信夫京一)、鈴木勝美(悠二の父)
半場友恵(吉峰静太郎(子供時代))、手塚ちはる(信夫悠二(子供時代))
鳥海浩輔(たもつ)、野島健児(陣内)

I.D.

かんべあきら フィフスアベニュー FACAー0063 2010年2月25日
1.Innocent Dog
2.Impolite Dew
3.Inviting Dead−end
4.Idol Doubtful
5.Igneous Dive!
6.Cast Comment
遊佐浩二(八十島史郎)×寺島拓篤(香原陽也)
楠大典(石川健二)、樋口智透(東郷薫)
高橋研二(平木光彦)、臺奈津樹(北島百合子)
田村睦心(紅葉)、高橋圭一(財田)、箭内仁(客)

間の楔 1 DESTINY

吉原理恵子 meeーMaker MMCDー0705 2007年5月25日
Disk1
1.プロローグ
2.スペース・シップ
3.クルージング
4.レセプション
5.屈辱の夜
6.始まりの夜
7.癒えない疵
8.分岐点 1
9.分岐点 2
10.レッド・バロン
Disk2
1.トラブルメーカー
2.カッツェのため息
3.エオス
4.アレクの憂鬱
5.バイソン
6.カーゴ・シップ
7.喪えないモノ
8.アウロラ・コイン
9.邂逅
10.断ち切られたモノ
11.エピローグ
大川透(イアソン)×伊藤健太郎(リキ)
黒田崇矢(ラウール)、三木眞一郎(カッツェ)、てらそままさき(アレク)
鳥海浩輔(ガイ)、山中真尋(ルーク)、間宮康弘(シド)
青木誠(ノリス)、長門三照(リッチー)、大友龍三郎(ザック)

兄貴上等

鹿乃しうこ ムービック 2003年5月31日 MACYー2204
1:兄貴は・・・キチク    
2:調教中    
3:キング・オブ・ヤリチン
4:血の繋がりが・・・ない?   
5:父さん?     
6:兄貴じゃなきゃだめなんだ
7:兄貴の隠し子!?    
8:サムい勘違い     
9:勝ち目なし
10:めでてー奴      
11:とんだ茶番!     
12:この気持ち・・・愛?
13:倒れた兄貴      
14:バナナ入りコーンフレーク   
15:兄貴のバカヤロウ
16:ホストクラブ一楽    
17:兄貴・・・癒されてる?    
18:おまけ・エキサイティングな風呂
梁田清之(矢井豆一楽)×鈴村健一(矢井豆流生)
中井和哉(矢井豆剛)、緑川光(朝日奈楽)

神崎ちろ(幼い頃の流生)、多緒都(スナック一楽の客)
尾又淑恵(スナック一楽の客)、重松朋(楽のママ)、河本邦弘(楽のパパ)
平川大輔(親戚)、近藤光世(親戚)、東野里加(親戚)
ダイ雅也(流生の友達)、保村真(流生の友達)
10年前に母親に先立たれた矢伊豆3兄弟。
高校生で末っ子の流生が帰宅した時、家の中では長男一楽と次男剛がHの真っ最中。
親代わりの長兄一楽と自分たちは血の繋がりがないと聞き、一楽にマトモ?な反抗期すら与えられなかった流生は反発する。「じゃあ、どうして俺じゃ駄目なんだ??」。
そんな流生に兄は言う。「実は、俺はおまえの父親なんだ」
スナックの客に家庭訪問に来た教師(男)、仕舞いには兄弟ともそういう関係を持ってしまう一楽のキャラクターが凄いです。極度のブラコンだけどね(大笑)。
しかし、普通じゃ「こういうの絶対あり得ない!」と言うキャラ設定?を「ふーん、二人ともすんごいブラコン」・・と聴かせてしまう声優さん達の演技が凄いですよね。
メインカップルの梁田さんと鈴村さんもおいしいキャラだとは思うのですが、一番美味しい所をかっさらって行ったのは、次男坊の剛と一楽の隠し子??として登場する中学生・朝日奈ですね。「猿が一匹」だのトラック終了前の「あおーん」と言う雄叫びなど、各所で笑わせてくれました。


BE×BOY CDコレクション 兄貴上等

秋のリンクスロマンスフェア 2006

全員サービスオリジナルCD LINXー1002 2006年12月到着
1.「騎士と誓いの花」シリーズ 騎士と恋人(原作:六青みつみ)
2.騎士と恋人フリートーク
3.「清澗寺家」シリーズ 駆け引きの行方(原作:和泉桂)
4.駆け引きの行方フリートーク
5.「月と茉莉花」シリーズ 啼鳥(原作:佐倉朱理)
6.啼鳥フリートーク
1&2 遊佐浩二(グリファス・フレイス)×鈴木千尋(リィト)
3&4 遊佐浩二(伏見義康)×野島健児(清澗寺和貴)
5&6 小杉十郎太(煬大牙)×真殿光昭(月心)

秋のリンクスフェア 2007

全員サービスオリジナルドラマCD 2008年2月到着
DISC1
1.fleur d’interdit〜禁じられた花園〜(原作:柊平ハルモ)
2.フリートーク
3.リングレス・エンゲージ(原作:火崎勇)
4.フリートーク
DISC2
1.不可視の領域(原作:霜月かいり)
2.フリートーク
3.恋路小路(原作:みろくことこ)
4.フリートーク
DISC1 1&2 小西克幸(ガブリエル)×平川大輔(椿)
DISC1 3&4 小西克幸(門倉真也)×鳥海浩輔(華原理央)
DISC2 1&2 波多野渉(佐々木槍)×平川大輔(工藤琳)
DISC2 3&4 鳥海浩輔(千秋)×柿原徹也(都)

ANIMAL X

杉本亜未 アニメイトフィルム 1994年3月21日
岩田光央(浅羽湊)×置鮎龍太郎(鮎川裕司)
深見梨加(白川麻耶)、富沢美智恵(柳沢杏子)、峰恵研(田所博士)
森川智之(比嘉)、中原茂(白川辰也)、巴青子(長老)
定岡小百合(ユタ)、梁田清之(高取)、菅原淳一(アナウンサー)
小形満(ヤクザ1)、石井康嗣(ヤクザ2)、三木眞一郎(友人)
ブックレットには三木真一郎になっていたりします。

ANIMAL X 2

杉本亜未 アニメイトフィルム 1994年5月21日
岩田光央(浅羽湊)×置鮎龍太郎(鮎川裕司)
深見梨加(白川麻耶)、富沢美智恵(柳沢杏子)、峰恵研(田所博士)
池田秀一(白川旭)、羽佐間道夫(平塚昭生)、梁田清之(高取)
秋元羊介(遠道ケミカル社長)、堀本等(アナウンサー)、菅原淳一(フロントマン)
小形満(ヤクザ1)、三木眞一郎(ヤクザ2)

アフター5はキスの雨

果桃なばこ ビブロス 2000年12月28日 CEー006−1
森川智之(津田恭一郎)×石田彰(榎本和明)
小杉十郎太(柿生事業部長)、岡村明美(白石優子)、堀越真己(榎本の母)
伊瀬久美子(慶彦)、間宮くるみ(直也)、鈴村健一(川村)
土井隆彦(社員A)、柳沢栄治(主治医)
高校卒業と同時に就職した榎本和明。仕事にミスの多い彼の目標は、上司の津田恭一郎。彼を目指して頑張る毎日だったが、残業で残っていたある日。トイレで一緒になった津田に押し倒されてしまう・・・
笑えるんですよ。この話。出勤の時の挨拶が、何回か出てきますが、まだ津田にあこがれだけを持っていた時・押し倒された後・一緒に過ごそうと思っていた矢先に、女性と歩いていた姿を見て風邪をひいた朝・・・いろんなパターンの朝の表情が、もう絶品です。
おまけのトラックでは、これは絶対にHとは関係ないはず・・と思ってはいても、ひっかかってしまうんですよねぇ(大笑)。でも・・・アフター5とタイトルにあるわりには、アフター5だけではない・・と思ってしまうのですが。いかがなものでしょうか?

アフター5はキスの雨 2

果桃なばこ ビブロス 2001年12月28日 CEー010ー1
森川智之(津田恭一郎)×石田彰(榎本和明)
小杉十郎太(柿生事業部長)、岡村明美(白石優子)、伊藤健太郎(大和一)
堀越真己(榎本の母)、伊瀬久美子(慶彦)、間宮くるみ(直也)
入社して一年。榎本にも後輩が出来た。しかし、大卒の優秀な新人・大和は津田の大学の後輩であったばかりでなく、自分の目標は津田であり、そのための協力を榎本に依頼してくる始末。
そんな時、津田に福岡支社への転勤話が持ち上がり・・・
遠距離恋愛をためされる事になった榎本と津田。。。と言う割には、行き来していろいろしていますよね(大笑)。個人的には、福岡の津田の所に弟二人を連れて遊びに行くお話で、「イルカ」を家に持ち帰りたいとごねる直也に津田部長が優しく諭すシーンが好きです。あと・・・これは絶対に楽しんでいるだろうなぁ・・と思ったのが、小杉さんの「悪戯電話の声」。

あふれそうなプール

石原理 インターコミュニケーションズ 1999年3月25日 INCDー204
伊藤健太郎(木津涼二)×緑川光(入谷鉄央)
古澤徹(春日良太)、置鮎龍太郎(花田智)、千葉一伸(彦根明良)、押田浩幸(館野先生)、
鳥海浩輔(不良)、笹沼晃(生徒)、山田美穂(店員)、河本明子(客)
対人恐怖症をもつ主人公の入谷。彼は自分をかまう花田が進学する学校の受験をしないために、受験当日に事故を起こしてしまう。そうしてまで入った男子校だったのに、変われないでいる自分に気が付く入谷。そのきっかけは、飛車の駒を取っていった木津だった。
「俺の心の中にはプールがある」心の動揺を映すそのプールは水があふれそうに波立っている・・。木津を見ると、心の中のそのプールの波を感じてしまうのだった。
繰り返しモノローグで出てくるプールに関する台詞。これが全てですよね。キャストさん達のトークにありましたが、もっと違う意味でのプールかと思いきや(大笑)、とっても哲学的と言いますか・・凄く意味のある言葉なんです>プール。
一番気に入ったのが、実は「俺の中にはプールがある」と繰り返して言う緑川さんの台詞だったりしました(苦笑)。
キャスト的には、うーん・・・・伊藤さんより緑川さんや他の方のほうが貫禄があると言うか・・迫力があるので、迫力負けしてしまっているんですよね>伊藤さんのキャラ(^_^;。一番迫力がある役のはずなのに(゜゜)\バキッ☆。



あふれそうなプール 2

石原理 インターコミュニケーションズ 2000年3月10日 INCDー206
伊藤健太郎(木津涼二)×緑川光(入谷鉄央)
成田剣(春日良太)、置鮎龍太郎(花田智)、千葉一伸(彦根明良)
鈴木千尋(木津極)、鈴村健一(木津瞬)、小野健一(春日竜矢)
大西健晴(館野先生)、手塚ちはる(リーサ)
岡和男(木津の父)、松倉佐智子(木津の母)、河本明子(女子高生)
飛車の駒を持っていってしまった木津。それを返してもらおうとする入谷。そんな時、昔木津が付き合っていたと言う女・リーサに声をかけられるのだった・・・。
1の直後のシーンから始まっているんですよね。すぐさまに出たCDかと思っていたら、ちょっと発売には時間がかかったのかな?親友・春日役が変わっていますし。
しかし、このCDでは「入谷君、どこが一体対人恐怖症だったの?」と彼の設定を忘れそうになってしまいましたね(゜゜)\バキッ☆だって、いろんな所で、いろんな人に会っているんですもの。個人的には、木津の弟役のお二人が、本当に一卵性双生児と言いたくなるくらい息がぴったりでしたよ。いや、楽しい。
しかし、毎回CDドラマよりも最後の「キャストによるフリートーク」は、時としてドラマ本編よりも楽しみになる事もあるのですが、今回も楽しかったですね。伊藤さんが気になったある台詞とは??全員が、その台詞に回そうとトークを盛り上げていらっしゃいますし。



甘い口づけ

妃川蛍 リーフ出版 LCDー10 2002年12月15日
檜山修之(安曇野紘輝)×宮田幸季(篁藺生)
千葉進歩(花邑史世)、野島健児(新見秀)
山門久美(藺生の母/安曇野茅浪)、小林由美子(幼い藺生)
加藤優子(幼い史世/安曇野茅紘)、武内健(バスケ部主将/演劇部部長)
望月健一(野球部主将/老婆(男子学生))、藤原満(加藤)

甘い罪の果実

藤森ちひろ ムービック 2004年4月24日 MACYー2504
1:戸惑いの再会     
2:突然の疑惑
3:なくした恋       
4:非情な取引
5:取引成立        
6:三笠食品の内情
7:執務室での情事    
8:激しい嫉妬
9:切り裂くナイフ     
10:優しい抱擁
11:最後の賭け     
12:情熱の告白     
13:次回予告
一条和矢(桐堂和臣)×緑川光(栗原智章)
諏訪部順一(結城省吾)、浅野真澄(栗原智佳)
根本圭子(栗原の母)、寺田はるひ(山口)
遠近孝一(梅本)、フルヤミツアキ(捜査員)、団野弘康(アナウンス)
父親が、不正疑惑でいきなり逮捕されてしまった。父親の無罪を信じる栗原智章は、弁護を依頼するために大学時代の友人(恋人)である桐堂の元を訪れる。
二人の別れは、言葉にして意思表示をしてくれない桐堂と身体だけの関係を続ける事が辛かったために、栗原から言い出したものだったのだが。
久しぶりに会った栗原に、桐堂は「弁護を引き受ける代わりに、自分の慰み者になれ」と交換条件をつきつけるのだった。
緑川さんが出演なさったドラマCDは、いろいろ聴かせていただいております。高校生からビジネスマンまで多彩に演じ分け、かつ色っぽい声は今のBL界になくてはならない方ではないかと思っておりますが、一条さんとの絡みって初めてでしたっけ?いや、トラブランスがありましたが、あれはどうなんでしょ。一人で一条さんと絡んでいたわけじゃないし(゜゜)\バキッ☆
さてはて。このドラマでは、トラックタイトルで大体のお話は読めてしまうのですが、一番最初に再会のシーンでの衝撃的な台詞を聴かせておいて、時間軸を少し前に戻す・・・この演出方法がたまりません(^^)v。

しかし、受けのおねだりシーンは駄目だなぁ・・・とつくづく感じました。
小説で読んだりする分には別になんとも思わないんですよ。受けの(攻めに促されての)「破廉恥」と取れる台詞も、読んでいる分には恥ずかしくないのですが。
音と言うか、声優さんが喋るのって、駄目・・。もう恥ずかしくって。「そういう事を言わせるなよ」と思ってしまうんです。
攻め側の鬼畜とも取れる(゜゜)\バキッ☆台詞は、あまり気にならないのですが、「どうなっている?どうして欲しい?」に対する答えの台詞は、もう「うきゃあああ。そんな事、言わないで」状態なんです。
音の世界になると駄目になるって物も、あるんですね(^^;。
このドラマCDでは、再会して初めて「取引」をするシーン。
栗原が桐堂に「おねだり」をする台詞があるのですが、大学卒業から離れて居た年月分、そういう事をしていない人にしては「凄い事、言ってませんか??」で赤面してしまいます(^^;。普通、口が裂けても言えませんって。
こういう台詞を言っていたら、桐堂くんが「俺の他にも身体を重ねたな」とか、栗原の上司の結城を危ない!!と思ってしまうのも無理ないって(゜゜)\バキッ☆。あんな色っぽい声で誘うんですもの。
うきゃああ・・・のタイプに入るドラマCDでしたが、唯一笑いをとったのは、次回予告でした。
仕事で次に出すドラマCDの予告を言っている栗原に「そういうのが良いのか?」と迫る桐堂。「うりゃ」と言うかけ声?がね、最後の最後に壺に入ってしまって、しばらくは笑っておりました(大笑)。


LAQIA CDコレクション 甘い罪の果実

嵐のデスティニィ

高城可奈 データムポリスター 1995年5月25日 DPCXー5048
緑川光(アーウィス)、緒方恵美(速瀬和宏)
井上和彦(フレストル)、根谷美智子(セラスティーア)、野上ゆかな(美弓)
上田祐司(橋本)、江川史生(王)、松下美由紀(王妃)
嶋村薫(えっちゃん)、西村ちなみ(さっちゃん)、増谷康紀(教師)
長澄高士(敵兵)、松市淳(男子生徒)(「私」の間違いかしら?)
速瀬和宏は、最近同じ夢を見る。中世のお城のような場所。あちこちから上がる炎。その中で自分を守って戦う騎士・アーウィス。そして、自分はアーウィスが危険に陥った時、身を挺してかばって死んで行くのだ・・・。
そう。その夢の中では和宏はセラスティーアと呼ばれる姫!!なのだった・・・。
前世の記憶を持って転生して来たのはいいけど、姫君が男になっていた・・と。はい。それでBLのコーナーに来ているわけですが、普通?のドラマCDのコーナーで紹介しても良かったかなぁ・・などと思ってしまいます。何しろ、和宏はセラスティーアの記憶はあるけど、現実では幼馴染みの美弓ちゃんが好きなんですからね(^^;。しかし、姿形は男であってもかまわない!と言い切ってしまうアーウィス君に免じてBLコーナーに入れてしまいました(゜゜)\バキッ☆。
さて。実際に魔法などが使えるまま転生して来たなら・・ちょっとはた迷惑かな・・などと思ってしまいました(^^;。

嵐のデスティニィ 2

高城可奈 データムポリスター 1996年7月25日 DPCXー5080
緑川光(アーウィス(藤木秀人))、緒方恵美(速瀬和宏)
嶋方淳子(エリス)、井上和彦(フレストル)、根谷美智子(セラスティーア)
柳瀬なつみ(アイシャ)、野上ゆかな(美弓)、神谷浩史(竹内由宇)
上田祐司(橋本)、嶋村薫(えっちゃん)、西村ちなみ(さっちゃん)
青野武(竹内祖父)、私市淳(従業員A)、中井和哉(従業員B)
同級生の竹内の祖父が経営するホテルには、珍しい骨董の数々がある。その中には呪われた品もあり、カップルが宿泊するとやきもち?をやいて悪さをすると言う品があった。そこで、男同士のカップルである?!速瀬と藤木なら人身御供には丁度良い?となったのだ。ホテルの従業員やその家族のために、一肌脱ぐことにしたのだが・・・。
骨董品の呪い?を解くべくカップルのふりをしている前半と、アイシャのダンジョンに迷い込んでしまった一同。しかも、和宏とアーウィスの身体が入れ替わってしまった後半の2話構成です。個人的には、後半の身体が入れ替わってしまったお話が好みかな。いや、声は違うけどそのキャラで演じていらっしゃる緒方さんと緑川さんの名演技を聴くことが出来ますから。
私はこの嵐のデスティニィシリーズは、原作を知らないでドラマCDだけ聞いておりますが、原作知らないでも結構楽しむことが出来ました。ただ、この2はドラマCDの1から話が飛びますから、エリスさんが何時の間に担任になったやら、彼女がアーウィスの恋人だったとか・・・和宏が魔法を使っているシーンだとか・・「一体いつからなんだぁ」と言う分からないシーンや設定はちょっとありました(^^;。
ちなみに、この嵐のデスティニィシリーズは、唄も入っておりますがこの2に入っている「Paradise of Love」は好みでしたねぇ。あのデジタライズ化された声も好き(゜゜)\バキッ☆

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